JP2021041041A - Absorbent article - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、生理用ナプキン等の吸収性物品に関する。 The present invention relates to absorbent articles such as sanitary napkins.
生理用ナプキンでは、着用中や交換時や廃棄時などに、経血を吸収した吸収体から外部に不快な臭いが放出されることがある。これに対し、特許文献1〜4には、吸収体からの臭いの放出を抑制可能な生理用ナプキンが開示されている。これらの生理用ナプキンには、吸収体の外側に、消臭剤を含む消臭シートが設けられる。
In sanitary napkins, an unpleasant odor may be released to the outside from an absorber that has absorbed menstrual blood during wearing, replacement, or disposal. On the other hand,
しかしながら、生理用ナプキンでは、吸収体における排泄部と対向する中央領域に経血が集中して吸収されやすい。このため、生理用ナプキンでは、吸収体の中央領域において、経血の量に対して消臭シートに含まれる消臭剤の量が不足することで、消臭シートによる充分な消臭効果が得られない場合がある。 However, in sanitary napkins, menstrual blood tends to be concentrated and absorbed in the central region of the absorber facing the excretory part. For this reason, in sanitary napkins, the amount of deodorant contained in the deodorant sheet is insufficient with respect to the amount of menstrual blood in the central region of the absorber, so that a sufficient deodorizing effect can be obtained by the deodorant sheet. It may not be possible.
本発明の課題は、高い消臭効果が得られ得る吸収性物品に関する。 An object of the present invention relates to an absorbent article capable of obtaining a high deodorizing effect.
本発明の一形態に係る吸収性物品では、長手方向に沿って並ぶ前方領域、中間領域、及び後方領域で構成される吸収体が表面シートと裏面シートとの間に配置されている。
上記吸収性物品は、上記吸収体が上記表面シートと一体として圧搾された高圧搾部及び低圧搾部で構成され、幅方向に対称な形状を有する第1本体溝部及び第2本体溝部と、上記吸収体と上記裏面シートとの間に位置し、上記第1本体溝部及び上記第2本体溝部における上記高圧搾部が占める全領域と厚み方向に対向する消臭シートと、を備える。
上記第1本体溝部及び上記第2本体溝部は、一体としてラウンド状の外形を構成し、上記長手方向の両端部が上記前方領域及び上記後方領域の上記幅方向の中央部に位置する第1ラウンド形成部及び第2ラウンド形成部と、上記第1ラウンド形成部及び上記第2ラウンド形成部の上記両端部の一方を起点とし、上記起点よりも上記長手方向及び上記幅方向の外側に位置する自由端部まで延びる第1延出部及び第2延出部と、を有する。
In the absorbent article according to one embodiment of the present invention, an absorber composed of a front region, an intermediate region, and a rear region arranged along the longitudinal direction is arranged between the front surface sheet and the back surface sheet.
The absorbent article is composed of a high-pressure squeezed portion and a low-pressure squeezed portion in which the absorber is squeezed integrally with the surface sheet, and has a first main body groove portion and a second main body groove portion having a symmetrical shape in the width direction, and the above-mentioned A deodorant sheet located between the absorber and the back surface sheet and facing the entire region occupied by the high-pressure squeezed portion in the first main body groove portion and the second main body groove portion in the thickness direction is provided.
The first main body groove portion and the second main body groove portion integrally form a round outer shape, and both ends in the longitudinal direction are located in the central portion in the width direction of the front region and the rear region. Freedom to be located outside the longitudinal direction and the width direction from the starting point, starting from one of the forming portion and the second round forming portion and the both ends of the first round forming portion and the second round forming portion. It has a first extension and a second extension that extend to the end.
本発明の吸収性物品によれば、高い消臭効果を得ることが可能となる。 According to the absorbent article of the present invention, a high deodorizing effect can be obtained.
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。各図面には、相互に直交するX軸、Y軸、及びZ軸が示されている。X軸、Y軸、及びZ軸は、全ての図面において共通である。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. Each drawing shows an X-axis, a Y-axis, and a Z-axis that are orthogonal to each other. The X-axis, Y-axis, and Z-axis are common to all drawings.
[生理用ナプキン1の全体構成]
本発明の一実施形態に係る生理用ナプキン1は、図1,2に示すように、本体部Mと、一対のウイング部Wと、を備える。生理用ナプキン1では、X軸方向を長手方向とし、Y軸方向を幅方向とし、Z軸方向を厚み方向とする。生理用ナプキン1では、長手方向が着用者の前後方向に対応し、幅方向が着用者の左右方向に対応する。
[Overall configuration of sanitary napkin 1]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
本体部Mは、長手方向に沿って延び、長方形の輪郭を有する。ウイング部Wは、本体部Mの長手方向中央部から幅方向外方に大きく突出している。生理用ナプキン1は、本体部Mが着用者の股と下着との間に挟まれて装着される。ウイング部Wは、着用者の下着から外側に延出し、厚み方向下側から幅方向内方へ折り返される。
The main body M extends along the longitudinal direction and has a rectangular contour. The wing portion W greatly protrudes outward in the width direction from the central portion in the longitudinal direction of the main body portion M. The
図2に示すように、生理用ナプキン1は、吸収体10と、表面シート20と、裏面シート30と、一対のサイドシート40と、消臭シート50と、を備える。生理用ナプキン1は、本体部Mにおいて、吸収体10、表面シート20、裏面シート30、及び消臭シート50が厚み方向に積層された積層構造を有する。
As shown in FIG. 2, the
吸収体10は、表面シート20と裏面シート30との間に配置されている。吸収体10は、吸収性コア11と、コアラップシート12と、を有する。コアラップシート12は、吸収性コア11を被覆している。吸収体10は、経血などの液状物を、コアラップシート12を介して吸収性コア11中に取り込むことができる。
The
吸収性コア11は、液吸収性を有する材料、例えば、パルプ繊維等の親水性繊維で構成された繊維集合体や、繊維集合体に高吸水性ポリマーPを保持させた複合材料などで形成される。コアラップシート12は、液透過性を有する材料、例えば、紙(ティッシュペーパーなど)や不織布などで形成される。
The
吸収体10は、図3に示すように、長手方向に沿って前方から後方に向けて並ぶ前方領域Qf、中間領域Qm、及び後方領域Qrで構成されている。生理用ナプキン1は、吸収体10の中間領域Qmが着用者の排泄部に対向するように構成されている。つまり、吸収体10は、主に中間領域Qmにおいて経血を吸収性コア11中に取り込む。
As shown in FIG. 3, the
表面シート20は、吸収体10の厚み方向上側に配置され、着用者の肌への当接面を構成する。表面シート20は、液透過性を有する材料、例えば、ポリエチレン樹脂(PE)を鞘部とし、ポリプロピレン樹脂(PP)又はポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)を芯部として構成された芯鞘構造の繊維などで形成される。
The
裏面シート30は、吸収体10の厚み方向下側に配置される。裏面シート30は、液漏れ防止のために液難透過性であることが好ましく、湿気を放出可能なように水蒸気透過性を有することが好ましい。裏面シート30は、例えば、熱可塑性樹脂のフィルムや、フィルムと不織布とのラミネートシートなどで形成される。
The
一対のサイドシート40は、表面シート20の幅方向外側に配置される。サイドシート40は、表面シート20よりも親水性が低いことが好ましく、例えば、フィルムや、不織布や、フィルムと不織布とのラミネートシートなどで形成される。サイドシート40は、例えば、接着剤Eによって表面シート20に接合される。
The pair of
消臭シート50は、吸収体10と裏面シート30との間に配置される。消臭シート50は、裏面シート30の厚み方向内側において、吸収体10に吸収された経血由来の臭いを消臭する。これにより、生理用ナプキン1では、吸収体10に吸収された経血の臭いが生理用ナプキン1の外側に放出されにくくなる。特に、裏面シート30として透湿性のものを使用する場合には、裏面シート30を通って経血の臭いが外部へ放出され難くなる。
The
なお、生理用ナプキン1の本体部Mにおける積層構造には、上記以外のシートが含まれていてもよい。例えば、生理用ナプキン1では、吸収体10と表面シート20との間にセカンドシート(サブレイヤーシート)を設けることにより、吸収体10に吸収された経血の表面シート20側への液戻りを防止することができる。
The laminated structure of the main body M of the
[圧搾溝部60]
生理用ナプキン1には、圧搾溝部60が設けられている。圧搾溝部60は、吸収体10が表面シート20と一体として厚み方向に圧搾されることにより厚み方向に窪んだ溝状の圧搾痕として構成される。なお、図3では、説明の便宜上、表面シート20を省略し、吸収体10のみによって圧搾溝部60を示している。
[Pressure groove 60]
The
圧搾溝部60は、高圧搾部60a及び低圧搾部60bで構成されている。高圧搾部60aと低圧搾部60bとでは、圧搾の度合いが相互に異なる。つまり、高圧搾部60aでは、低圧搾部60bよりも強く厚み方向に圧搾されている。これにより、高圧搾部60aは、低圧搾部60bよりも肉薄かつ高密度となっている。
The
低圧搾部60bは、圧搾溝部60全範囲にわたる線状の溝である。高圧搾部60aは、低圧搾部60b内で窪む穴である。圧搾溝部60では、低圧搾部60bの延在方向に沿って複数の高圧搾部60aが間欠配置されている。より具体的に、中間領域Qmでは円様形状の高圧搾部60aのみが配列され、前方領域Qf及び後方領域Qrでは円様形状の高圧搾部60aと楕円様形状の高圧搾部60aとが交互に配されている。なお、この形態では、第1及び第2延出部61b,62bの自由端部61d、62dに最近接する高圧搾部60aは、円様形状であっても楕円様形状であっても良い。圧搾溝部60では、前方領域Qf、中間領域Qm、及び後方領域Qrのいずれにおいても、その溝幅方向の中心線に沿って、高圧搾部60aと低圧搾部60bとが交互に並んでいる。なお、圧搾溝部60における各高圧搾部60aの形状は、上記に限定されず、例えば、多角形状などであってもよい。
The low-
圧搾溝部60は、圧搾された繊維で構成されるため、毛細管現象の作用によってその延在方向に沿って経血を誘導することができる。これにより、生理用ナプキン1では、圧搾溝部60の配置によって、吸収体10において主に中間領域Qmの幅方向中央部で吸収する経血の拡散挙動を設計することができる。より詳細に、圧搾溝部60では、低圧搾部60bよりも高密度の高圧搾部60aを低圧搾部60b内に間隔をあけて設けることにより、圧搾溝部60における経血の拡散が促進される。また、圧搾溝部60では、各高圧搾部60aの形状や、隣接する高圧搾部60a同士の間隔などによって、経血の拡散速度を変化させることができる。つまり、圧搾溝部60では、低圧搾部60bによって吸収体10における全体的な経血の拡散経路を形成しつつ、高圧搾部60aの作用によって各領域ごとに経血の拡散速度を変化させることができる。このため、吸収体10では、低圧搾部60b及び高圧搾部60aの構成によって、液漏れを抑制可能な経血の拡散挙動の設計が可能となる。
Since the squeezed
上記の作用をより有効に得るために、低圧搾部60bの溝幅は、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、そして好ましくは5mm以下、より好ましくは4mm以下である。また、高圧搾部60aの径は、好ましくは0.8mm以上、より好ましくは1mm以上であり、そして好ましくは3mm以下、より好ましくは2mm以下である。なお、高圧搾部60aが円形状以外の場合における高圧搾部60aの径は、低圧搾部60bの延在方向における高圧搾部60aの寸法とする。
In order to obtain the above action more effectively, the groove width of the low pressure squeezed
圧搾溝部60は、第1本体溝部61と、第2本体溝部62と、を含む。図3には、長手方向に延び、吸収体10の幅方向の中心を通る軸Cが示されている。圧搾溝部60では、第1本体溝部61と第2本体溝部62とが、軸Cを挟んで反対側に位置し、軸Cを対称軸として幅方向に線対称な形状を有する。
The squeezing
第1及び第2本体溝部61,62は、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aと、第1及び第2延出部61b,62bと、を含む。ラウンド形成部61a,62aは、前方領域Qf、中間領域Qm、及び後方領域Qrにわたって設けられている。延出部61b,62bは、前方領域Qf及び後方領域Qrにそれぞれ設けられている。
The first and second main
第1及び第2ラウンド形成部61a,62aは、前方領域Qf及び後方領域Qrにおける幅方向中央部に長手方向の両端部61c,62cを有する。前方領域Qf及び後方領域Qrではそれぞれ、端部61c及び端部62cにおいて、低圧搾部60bが軸C上で接しており、高圧搾部60aが幅方向に離間している。第1及び第2ラウンド形成部61a,62aは、前方領域Qf及び後方領域Qrにおいてそれぞれの端部61c,62c同士が接続することにより、一体としてラウンド状の外形Rを構成している。
The first and second
第1及び第2本体溝部61,62では、第1及び第2延出部61b,62bが第1及び第2ラウンド形成部61a,62aそれぞれの端部61c,62cから連続して長手方向外向きに延びている。第1及び第2延出部61b,62bは、端部61c,62cとは反対の端部である自由端部61d,62dを有する。自由端部61d,62dは、端部61c,62cよりも長手方向及び幅方向の外側に位置する。
In the first and second main
より詳細に、前方領域Qf及び後方領域Qrではそれぞれ、第1及び第2延出部61b,62bが、端部61c,62cを起点として長手方向外向きに進行し、幅方向外方に向けて弧を描きながら自由端部61d,62dまで延びる。これにより、第1及び第2延出部61b,62bは、一体として噴水状の外形を構成している。
More specifically, in the anterior region Qf and the rear region Qr, the first and second extending
吸収体10では、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aの作用によって、中間領域Qmにおいて吸収された経血が、前方領域Qf及び後方領域Qrに向けて長手方向に広く拡散する。これにより、生理用ナプキン1では、吸収体10において経血が中間領域Qmに集中することを防止することができる。より詳細に、吸収体10では、主に中間領域Qmの幅方向中央部で吸収した経血が、幅方向外側への拡散によって第1及び第2ラウンド形成部61a,62aに到達すると、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aに沿った拡散が優勢となる。つまり、吸収体10では、経血の拡散方向が第1及び第2ラウンド形成部61a,62aに沿った前方及び後方に方向付けられる。
In the
第1及び第2ラウンド形成部61a,62aには、幅方向外側に膨出した形状の第1膨出部61e,62e及び第2膨出部61f,62fが設けられている。第1及び第2ラウンド形成部61a,62aでは、第1膨出部61e,62eが中間領域Qmの全範囲にわたって設けられ、第2膨出部61f,62fが前方領域Qf及び後方領域Qrにそれぞれ設けられている。
The first and second
第1及び第2ラウンド形成部61a,62aでは、第1膨出部61eの長手方向の前後に第2膨出部61f,62fが接続されている。これにより、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aの外形Rは、中間領域Qmと前方領域Qfとの境界部Bf、及び中間領域Qmと後方領域Qrとの境界部Brにおいて、幅方向に括れた形状となる。つまり、第1膨出部61e,62eは、長手方向内側から斜め内向きに境界部Bf,Brと接続する。これに対し、第2膨出部61f,62fは、境界部Bf,Brから長手方向外側へ斜め外向きに延びる。したがって、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aに沿った経血の拡散路は、境界部Bf,Brにおいて幅方向外向きに大きく屈曲している。
In the first and second
このため、境界部Bf,Brから前方領域Qf及び後方領域Qrに斜め内向きに進入する経血の一部は、その慣性に従って第2膨出部61f,62fよりも幅方向内側の領域に拡散し易くなっている。つまり、吸収体10では、経血を第1及び第2ラウンド形成部61a,62aよりも内側に留めながら、前方領域Qf及び後方領域Qrにおける長手方向外側への経血の拡散量を抑制することができる。これにより、生理用ナプキン1では、吸収体10における長手方向及び幅方向外側への液漏れを抑制することができる。
Therefore, a part of menstrual blood that enters the anterior region Qf and the posterior region Qr diagonally inward from the boundary portions Bf and Br diffuses into the region inside the second bulging
また、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aでは、前方領域Qf及び後方領域Qrの第2膨出部61f,62fにおいて、中間領域Qmの第1膨出部61e,62eよりも、最も曲率が大きい部分の曲率(最大曲率)が大きい。つまり、第2膨出部61f,62fは、第1膨出部61e,62eよりも急峻に湾曲した形状を有する。これにより、境界部Bf,Brにおける第1及び第2ラウンド形成部61a,62aの屈曲が大きくなるため、経血が第1及び第2ラウンド形成部61a,62aよりも内側に更に留まりやすくなる。また、生理用ナプキン1では、前方領域Qf及び後方領域Qrの第2膨出部61f,62fにおける経血の拡散速度が抑制されるため、液漏れを更に抑制することができる。
Further, in the first and second
また、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aは、経血を広く拡散させるために、最も幅方向に離間した最大幅部を中間領域Qmに有することが好ましい。第1及び第2ラウンド形成部61a,62aの最大幅部の寸法は、好ましくは40mm以上、より好ましくは42mm以上であり、そして好ましくは60mm以下、より好ましくは55mm以下である。
Further, the first and second
第1及び第2本体溝部61,62は、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aの端部61c,62cまで拡散した経血を、第1及び第2延出部61b,62bに沿って更に拡散させる。つまり、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aの端部61c,62cに到達した経血は、第1及び第2延出部61b,62bに沿って自由端部61d,62dに向けて拡散する。
The first and second
第1及び第2延出部61b,62bは、幅方向中央部から外向きに延びるため、吸収体10の前方領域Qf及び後方領域Qrにおける長手方向外側への経血の拡散量が抑制される。これにより、生理用ナプキン1では、前方領域Qf及び後方領域Qrまで到達した経血が、吸収体10の長手方向外側に漏れにくくなる。
Since the first and second extending
また、上記のとおり、第1及び第2延出部61b,62bは、幅方向外向きに弧を描いている。このため、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aの端部61c,62cから長手方向外向きに延出部61b,62bに進入した経血は、弧状の延出部61b,62bに沿って拡散する過程において拡散方向を少しずつ幅方向外向き変更させられる。
Further, as described above, the first and second extending
これにより、第1及び第2延出部61b,62bでは、経血の拡散速度を抑制しながら、経血の拡散方向を確実に幅方向外側に向けることができる。これにより、生理用ナプキン1では、第1及び第2延出部61b,62bまで拡散した経血が第1及び第2延出部61b,62bの近傍に留まりやすくなるため、液漏れを更に抑制することができる。
As a result, in the first and second extending
また、第1及び第2延出部61b,62bでは、図3に示すように、自由端部61d,62dが中間領域Qm側を向いていることが好ましい。これにより、生理用ナプキン1では、第1及び第2延出部61b,62bの自由端部61d,62dまで到達した経血が、自由端部61d,62dの内側に戻されるため、長手方向外側への液漏れを効果的に抑制可能である。
Further, in the first and second extending
第1及び第2延出部61b,62bでは、前方領域Qf及び後方領域Qrにおいて経血をより均一に拡散させるために、自由端部61d,62d間の幅方向の距離が、好ましくは15mm以上、より好ましくは20mm以上であり、そして好ましくは35mm以下、より好ましくは30mm以下である。
In the first and second extending
圧搾溝部60は、第1及び第2本体溝部61,62以外に、内側溝部63を更に含む。内側溝部63は、図3に示すように、前方領域Qf及び後方領域Qrにそれぞれ設けられている。内側溝部63は、第1及び第2本体溝部61,62における第2膨出部61f,62f間の領域において幅方向に延び、長手方向外向きに突出する湾曲形状を有する。
The squeezing
内側溝部63は、境界部Bf,Brから第2膨出部61f,62fより内側に拡散する経血を取り込み、幅方向の中央に向けて拡散させることができる。つまり、内側溝部63は、長手方向外側への経血の拡散を妨げる作用を有する。これにより、生理用ナプキン1では、長手方向外側への液漏れを更に抑制することができる。
The
なお、第1及び第2本体溝部61,62の第1及び第2ラウンド形成部61a,62aで構成される外形Rは、全体としてラウンド状に認識可能であればよく、部分的に途切れていてもよい。例えば、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aでは、端部61c,62cが幅方向に離間していてもよく、境界部Bf,Brにおいて隙間が形成されていてもよい。
The outer shape R composed of the first and second
また、第1及び第2本体溝部61,62の第1及び第2ラウンド形成部61a,62aでは、前方領域Qf及び後方領域Qrの少なくとも一方において端部61c,62cが重なっていてもよい。この場合、第1及び第2本体溝部61,62では、第1及び第2延出部61b,62bが、端部61c,62cが重なる共通の位置を起点として、それぞれの自由端部61d,62dまで延びる。
Further, in the first and second
更に、第1及び第2本体溝部61,62の第1及び第2ラウンド形成部61a,62aは、厳密に幅方向に対称な形状でなくてもよい。つまり、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aは、吸収体10における軸Cを挟んだ両側の領域において経血の拡散挙動に明確な差が生じない程度の対称性を有する形状であればよい。
Further, the first and second
加えて、第1及び第2本体溝部61,62では、設計上の都合などにより、前方領域Qf及び後方領域Qrの一方において第1及び第2延出部61b,62bを省略してもよい。この場合にも、第1及び第2本体溝部61,62では、第1及び第2延出部61b,62bが設けられた前方領域Qf及び後方領域Qrの一方において、上記と同様の効果が得られる。
In addition, in the first and second main
また、第1及び第2本体溝部61,62の第1及び第2ラウンド形成部61a,62aでは、前方領域Qf及び後方領域Qrの少なくとも一方において第2膨出部61f,62fを省略してもよい。つまり、第1及び第2ラウンド形成部61a,62aで構成されるラウンド状の外形Rは、境界部Bf,Brの少なくとも一方において括れていなくてもよい。
Further, in the first and second
更に、圧搾溝部60では、必要に応じて、前方領域Qf及び後方領域Qrの少なくとも一方において、複数の内側溝部63を設けてもよく、また内側溝部63を省略してもよい。更に、生理用ナプキン1では、必要に応じて、圧搾溝部60が第1及び第2本体溝部61,62及び内側溝部63以外の溝部を含んでいてもよい。
Further, in the squeezing
[消臭シート50]
消臭シート50は、図4に示すように、消臭領域50aと、マージン領域50bと、を含む。消臭シート50では、その大部分を構成する消臭領域50aの幅方向両側にマージン領域50bが設けられている。消臭領域50a及びマージン領域50bは、消臭シート50の長手方向の全範囲にわたって延びる。
[Deodorant sheet 50]
As shown in FIG. 4, the
消臭シート50は、図5に示すように、消臭剤含有シート51と、消臭剤含有シート51を厚み方向上下からそれぞれ被覆する2枚の被覆シート52と、を有する。消臭剤含有シート51は、その全体にわたって消臭剤を含有し、消臭機能を発現させる。この一方で、被覆シート52は、消臭剤を含有していない。
As shown in FIG. 5, the
消臭剤含有シート51は、消臭領域50aに配置され、マージン領域50bにおいて被覆シート52で閉塞されている。これにより、消臭シート50では、消臭剤含有シート51に含まれる消臭剤が幅方向外側に離脱することを防止可能である。これにより、着衣への消臭剤の付着や、消臭剤による製造ラインの汚染を抑制することができる。
The deodorant-containing
消臭シート50は、消臭剤含有シート51に含まれる消臭剤の作用によって、吸収体10に吸収された経血の臭いを消臭することができる。特に、吸収体10では、第1及び第2本体溝部61,62の作用によって、経血が局所的に集中することなく広く拡散されるため、消臭シート50による消臭効果が良好に得られる。
The
図3には、消臭シート50の位置が破線で示されている。消臭シート50は、圧搾溝部60における少なくとも高圧搾部60aが占める全領域と厚み方向に対向している。これにより、生理用ナプキン1では、経血の拡散が促進され、臭いが放出されやすい高圧搾部60aを効果的に消臭することができる。
In FIG. 3, the position of the
また、消臭シート50は、圧搾溝部60における低圧搾部60bが占める領域も含む全領域と厚み方向に対向していることが好ましい。更に、消臭シート50では、消臭領域50aが、圧搾溝部60の全領域と対向していることが更に好ましい。これらにより、生理用ナプキン1では、消臭シート50による消臭効果を更に良好に得られる。
Further, it is preferable that the
また、消臭シート50では、消臭領域50aが有色であることが好ましい。これにより、生理用ナプキン1では、吸収体10に吸収された経血が、有色の消臭領域50aによって遮られて、裏面シート30側から視認しにくくなる。消臭シート50では、有色の消臭剤を用いることにより、有色の消臭領域50aを実現可能である。
Further, in the
消臭シート50に用いる消臭剤としては、有色であれば特定の消臭剤に限定されないが、経血の赤色の視認性を効果的に低下させる観点から、活性炭などの黒色の消臭剤を用いることが好ましい。なお、本明細書では、有色とは無色透明及び白色を除く視覚的概念であり、また85以上の明度L*を白色と定義する。
The deodorant used for the
このように、生理用ナプキン1では、消臭シート50の作用によって、吸収体10に吸収された経血について、外部への臭いの放出を抑制するとともに、外部からの視認性を低下させることができる。これにより、生理用ナプキン1では、交換時や廃棄時などにおける嗅覚的及び視覚的な不快感を和らげることができる。
As described above, in the
なお、消臭シート50は、消臭機能を有する機能性シートであればよく、必要に応じて、上記とは異なる構成であってもよい。例えば、消臭シート50は、消臭領域50aのみで構成されていてもよい。また、消臭シート50は、消臭機能以外に、例えば、抗菌機能などの他の機能を併せ持つ機能性シートであってもよい。
The
[独立圧搾部70]
生理用ナプキン1には、独立圧搾部70が設けられている。独立圧搾部70は、吸収体10が表面シート20と一体として圧搾された圧搾部で構成されている。独立圧搾部70を構成する圧搾部は、例えば、圧搾の度合いが相互に異なる圧搾部を含んでもよく、圧搾の度合いが一定の圧搾部のみであってもよい。なお、独立圧搾部70を構成する圧搾部における圧搾の度合いは、圧搾溝部60の高圧搾部60a及び低圧搾部60bの少なくとも一方と同等であっても、いずれとも異なっていてもよい。
[Independent squeezing section 70]
The
独立圧搾部70は、図3に示すように、前方領域Qf及び後方領域Qrにおける第1及び第2本体溝部61,62の第1及び第2延出部61b,62bの周囲に設けられる。独立圧搾部70は、圧搾溝部60から独立した構成であり、つまり第1及び第2本体溝部61,62の延出部61b,62bから離間して設けられている。
As shown in FIG. 3, the independent pressing
生理用ナプキン1では、第1及び第2本体溝部61,62において第1及び第2ラウンド形成部61a,62aの端部61c,62cから第1及び第2延出部61b,62bに進入し、第1及び第2延出部61b,62bの周囲に拡散する経血が、毛細管現象の作用によって独立圧搾部70に取り込まれる。これにより、生理用ナプキン1では、液漏れを更に抑制することができる。
In the
生理用ナプキン1では、上記の効果がより有効に得られるように、独立圧搾部70と第1及び第2延出部61b,62bとの間隔を調整することが好ましい。独立圧搾部70と延出部61b,62bとの間隔は、好ましくは7mm以上、より好ましくは10mm以上であり、そして好ましくは25mm以下、より好ましくは20mm以下である。
In the
独立圧搾部70は、少なくとも一部が消臭シート50と厚み方向に対向しないことが好ましい。これにより、独立圧搾部70に取り込まれた少量の経血が、消臭シート50によって消臭されずに臭いを放出する。したがって、生理用ナプキン1は、長手方向外側に液漏れが生じる前に、臭いによって交換時期を着用者に報知することができる。
It is preferable that at least a part of the independent pressing
独立圧搾部70は、図3に示すように、その一部が消臭シート50と厚み方向に対向していることが好ましい。つまり、独立圧搾部70は、消臭シート50の縁部を跨いで配置されていることが好ましい。これにより、生理用ナプキン1では、消臭シート50と独立圧搾部70との間に、厚み方向の変形の起点となる隙間が生じない。
As shown in FIG. 3, it is preferable that a part of the independent pressing
独立圧搾部70は、様々な平面形状とすることができ、単一の圧搾部で構成されていても、複数の圧搾部を組み合わせて構成されていてもよい。独立圧搾部70は、例えば、滴状、円形状、楕円形状、多角形状、曲線状、直線状、その他の形状から選ばれる1種又は2種以上の圧搾部で構成することができる。
The independent squeezing
図3に示す例では、前方領域Qfの独立圧搾部70が、4つの滴状の圧搾部と2つのドット状の圧搾部とを組み合わせることにより、一体として1つの意匠として視認される模様として構成されている。また、後方領域Qrの独立圧搾部70は、4つの滴状の圧搾部を組み合わせた花柄の模様として構成されている。
In the example shown in FIG. 3, the independent squeezing
また、独立圧搾部70の位置は、吸収体10に求められる経血の拡散挙動などの様々な観点から、様々に変更可能である。また、独立圧搾部70は、複数設けられていてもよい。更に、生理用ナプキン1では、求められる性能や製造コストなどの観点から、独立圧搾部70を省略してもよい。
Further, the position of the independent pressing
[吸収性コア11]
吸収体10を構成する吸収性コア11は、図3に示すように、ベース部111と、突出部112と、高密度部113と、を有する。ベース部111は、吸収性コア11の前方領域Qf、中間領域Qm、及び後方領域Qrにわたって延びる。突出部112及び高密度部113は、ベース部111の長手方向及び幅方向の中央部に設けられている。
[Absorbent core 11]
As shown in FIG. 3, the
突出部112は、中間領域Qmの幅方向中央部に位置する、着用者の排泄部に対向する排泄部対向部に設けられている。突出部112は、図2に示すように、ベース部111から厚み方向上方に突出している。突出部112は、ベース部111と同等の密度を有し、つまりベース部111よりも高い坪量を有する。
The protruding
高密度部113は、突出部112の幅方向両側に設けられている。高密度部113は、図2に示すように、ベース部111と同等の厚みに形成され、ベース部111とともに一連の平坦部を構成している。高密度部113は、突出部112よりも高い坪量を有し、つまりベース部111及び突出部112よりも高い密度を有する。
The high-
ベース部111の坪量は、好ましくは90g/m2以上、より好ましくは100g/m2以上であり、そして好ましくは350g/m2以下、より好ましくは300g/m2以下である。また、突出部112及び高密度部113の坪量は、好ましくは250g/m2以上、より好ましくは300g/m2以上であり、そして好ましくは700g/m2以下、より好ましくは650g/m2以下である。
The basis weight of the
このような構成により、吸収体10では、吸収性コア11における排泄部対向部に設けられた突出部112に吸収された経血が、毛細管現象の作用によって、その幅方向外側に設けられた高密度部113に誘導される。これにより、吸収体10では、突出部112に吸収された経血が、高密度部113で前後方向へ拡散されるため、突出部112に集中しすぎることを防止することができる。
With such a configuration, in the
生理用ナプキン1では、吸収性コア11における少なくとも高密度部113が消臭シート50と厚み方向に対向していることが好ましい。これにより、生理用ナプキン1では、経血の拡散が促進され、臭いが放出されやすくなり、吸収性コア11の高密度部113を効果的に消臭することができる。
In the
また、吸収性コア11の突出部112は、高密度部113よりも密度が低く、経血を取り込むことができる空隙を多く内包している。また、突出部112及び高密度部113では、坪量が高い分、更に多くの経血を取り込むことができる。このため、吸収体10では、突出部112及び高密度部113において多量の経血を迅速に吸収可能となるため、液漏れが発生しにくい。
Further, the protruding
なお、吸収性コア11では、排泄部対向部における経血の吸収性を確保可能な場合には、突出部112が設けられていなくてもよい。つまり、吸収性コア11では、排泄部対向部の坪量及び密度を、ベース部111と同等とすることができる。この場合、吸収性コア11は、その全体として厚みが均等な平坦形状となる。
The
また、吸収性コア11には、高密度部113が設けられていなくてもよい。この場合、生理用ナプキン1では、例えば、吸収性コア11の高密度部113に代えて、吸収性コア11の排泄部対向部に吸収された経血をその周囲に誘導するための圧搾溝部60などの他の構成を設けることができる。
Further, the
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
[Other Embodiments]
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and it goes without saying that various modifications can be made without departing from the gist of the present invention.
例えば、本発明に係る生理用ナプキン1は、上記の効果が得られる範囲内において、上記の構成に変更を加えることができる。一例として、生理用ナプキン1には、ウイング部Wが設けられていなくてもよい。また、生理用ナプキン1には、着用者の臀部に沿って広く延びる後方フラップ部が設けられていてもよい。
For example, the
更に、本発明に係る吸収性物品は、上記実施形態で説明した生理用ナプキンに限定されない。本発明は、経血以外の液状物を吸収する吸収性物品にも広く適用可能である。本発明を適用可能な吸収性物品としては、生理用ナプキン以外に、例えば、尿取りパットやおりものシートや使い捨ておむつなどが挙げられる。 Furthermore, the absorbent articles according to the present invention are not limited to the sanitary napkins described in the above embodiments. The present invention is also widely applicable to absorbent articles that absorb liquids other than menstrual blood. Examples of the absorbent article to which the present invention can be applied include, for example, a urine collecting pad, a vaginal discharge sheet, and a disposable diaper, in addition to the sanitary napkin.
1…生理用ナプキン
10…吸収体
11…吸収性コア
111…ベース部
112…突出部
113…高密度部
20…表面シート
30…裏面シート
50…消臭シート
50a…消臭領域
50b…マージン領域
60…圧搾溝部
61,62…本体溝部
61a,62a…ラウンド形成部
61b,62b…延出部
61c,62c…端部
61d,62d…自由端部
61e,62e,61f,62f…膨出部
70…独立圧搾部
1 ...
Claims (9)
前記吸収体が前記表面シートと一体として圧搾された高圧搾部及び低圧搾部で構成され、幅方向に対称な形状を有する第1本体溝部及び第2本体溝部と、前記吸収体と前記裏面シートとの間に位置し、前記第1本体溝部及び前記第2本体溝部における前記高圧搾部が占める全領域と厚み方向に対向する消臭シートと、を備え、
前記第1本体溝部及び前記第2本体溝部は、
一体としてラウンド状の外形を構成し、前記長手方向の両端部が前記前方領域及び前記後方領域の前記幅方向の中央部に位置する第1ラウンド形成部及び第2ラウンド形成部と、
前記第1ラウンド形成部及び前記第2ラウンド形成部の前記両端部の一方を起点とし、前記起点よりも前記長手方向及び前記幅方向の外側に位置する自由端部まで延びる第1延出部及び第2延出部と、を有する
吸収性物品。 An absorbent article in which an absorber composed of a front region, an intermediate region, and a rear region arranged along the longitudinal direction is arranged between a front surface sheet and a back surface sheet.
The absorber is composed of a high-pressure squeezed portion and a low-pressure squeezed portion that are squeezed integrally with the front surface sheet, and has a first main body groove portion and a second main body groove portion that have symmetrical shapes in the width direction, and the absorber and the back surface sheet. A deodorant sheet located between the first main body groove portion and the second main body groove portion and facing the entire area occupied by the high-pressure squeezing portion in the thickness direction is provided.
The first main body groove and the second main body groove are
A first round forming portion and a second round forming portion, which integrally form a round outer shape and whose both ends in the longitudinal direction are located in the central portion in the width direction of the front region and the rear region.
The first extending portion and the first extending portion extending from one of the both ends of the first round forming portion and the second round forming portion to the free ends located outside the longitudinal direction and the width direction from the starting point. An absorbent article having a second extension.
請求項1に記載の吸収性物品。 The absorbent article according to claim 1, wherein the first extension portion and the free end portion of the second extension portion face the intermediate region side.
請求項1又は2に記載の吸収性物品。 The absorbent article according to claim 1 or 2, wherein the first extending portion and the second extending portion are provided in the front region and the rear region, respectively.
請求項1から3のいずれか1項に記載の吸収性物品。 The absorber is composed of a squeezed portion that is squeezed integrally with the surface sheet, is located around the first extension portion and the second extension portion, and at least a part thereof is in the thickness direction with the deodorant sheet. The absorbent article according to any one of claims 1 to 3, further comprising an independent pressing portion that does not face each other.
請求項4に記載の吸収性物品。 The absorbent article according to claim 4, wherein a part of the independent pressing portion faces the deodorant sheet in the thickness direction.
前記第1膨出部は、前記中間領域に設けられ、
前記第2膨出部は、前記前方領域及び前記後方領域の少なくとも一方に、前記第1膨出部と隣接して設けられ、前記第1膨出部よりも大きい最大曲率を有する
請求項1から5のいずれか1項に記載の吸収性物品。 Each of the first main body groove portion and the second main body groove portion includes a first bulging portion and a second bulging portion having a shape of bulging outward in the width direction.
The first bulging portion is provided in the intermediate region and is provided.
From claim 1, the second bulging portion is provided adjacent to the first bulging portion in at least one of the front region and the rear region, and has a maximum curvature larger than that of the first bulging portion. The absorbent article according to any one of 5.
請求項1から6のいずれか1項に記載の吸収性物品。 The absorbent article according to any one of claims 1 to 6, wherein the deodorant sheet includes a deodorant region in which a colored deodorant is arranged.
請求項7に記載の吸収性物品。 The absorbent article according to claim 7, wherein the deodorant sheet is located on both sides of the deodorant region in the width direction and further includes a margin region in which the deodorant is not arranged.
請求項1から8のいずれか1項に記載の吸収性物品。 The absorber is provided on both sides of the base portion, the excretion portion facing portion provided at the center of the base portion in the longitudinal direction and the width direction, and the excretion portion facing portion in the width direction, and the base. The absorbent article according to any one of claims 1 to 8, which has an absorbent core including a portion and a high-density portion having a density higher than that of the excretory portion facing portion.
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