JP2021040324A - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
前記動画を構成する動画フレームのうち、前記異常領域が検出された前記動画フレームをディスプレイ装置の第1領域に表示させ、さらに当該動画フレームよりも後に生成された動画フレームが含まれる前記動画を前記ディスプレイ装置の第2領域に表示させる表示制御手段と、
前記動画を構成する複数の動画フレームのうちの1つを指定する入力を受け付け、その指定された動画フレームを前記記憶手段に記憶させる指定受付手段と、を有し、
前記検出手段は、前記異常領域が検出された前記動画フレームと、前記指定受付手段によって前記記憶手段に記憶された前記動画フレームとを区別可能な態様で前記記憶手段に記憶させる。
本発明の第1の制御方法は、体内が撮影された動画から前記体内の異常領域を検出し、前記異常領域が検出された動画フレームを記憶手段に記憶させる検出ステップと、
前記動画を構成する動画フレームのうち、前記異常領域が検出された前記動画フレームをディスプレイ装置の第1領域に表示させ、なおかつその動画フレームよりも後に生成された前記動画フレームが含まれる前記動画を前記ディスプレイ装置の第2領域に表示させる表示制御ステップと、
前記動画を構成する複数の動画フレームのうちの1つを指定する入力を受け付け、その指定された動画フレームを前記記憶手段に記憶させる指定受付ステップと、を有し、
前記検出ステップは、前記異常領域が検出された前記動画フレームと、前記指定受付手段によって前記記憶手段に記憶された前記動画フレームとを区別可能な態様で前記記憶手段に記憶させる。
図1は、実施形態1の情報処理装置2000の動作を概念的に例示する図である。なお、図1は、情報処理装置2000の理解を容易にするためにその動作の一例を示しているにすぎず、情報処理装置2000の機能を何ら限定するものではない。
図2は、情報処理装置2000の機能構成を例示するブロック図である。情報処理装置2000は、検出部2020及び表示制御部2040を有する。検出部2020は、動画データ12から異常領域30を検出する。表示制御部2040は、異常領域30が検出された動画フレーム14を、ディスプレイ装置20の第1領域22に表示させる。さらに表示制御部2040は、第1領域に表示された動画フレーム14よりも後に生成された動画フレーム14を含む動画データ12を、ディスプレイ装置20の第2領域24に表示させる。
情報処理装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、情報処理装置2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
ディスプレイ装置20は、1つの画面を有していてもよいし、複数の画面を有していてもよい。前者の場合、第1領域22と第2領域24は、1つの画面上のそれぞれ異なる領域である。後者の場合、第1領域22と第2領域24は、1つの画面上のそれぞれ異なる領域であってもよいし、それぞれ異なる画面上の領域であってもよい。
図5は、情報処理装置2000の利用環境の具体例を示す図である。例えば情報処理装置2000は、スコープ40及び内視鏡システム50と共に利用される。スコープ40は内視鏡システム50と接続されている。また、スコープ40にはカメラ10が設けられている。このケースでは、動画データ12は、スコープ40に設けられたカメラ10によって生成される複数の動画フレーム14で構成される。内視鏡システム50は、動画データ12を情報処理装置2000へ出力する。例えば動画データ12は、内視鏡システム50に設けられている映像出力用のインタフェース(例えば HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)インタフェース)から、情報処理装置2000が有する映像入力用のインタフェースへ出力される。そして情報処理装置2000は、内視鏡システム50から取得した動画データ12を処理して、ディスプレイ装置20の表示を制御する(図1参照)。
図6は、実施形態1の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。S102からS112は、カメラ10から取得する各動画フレーム14について実行されるループ処理である。S102において、情報処理装置2000は、まだループ処理Aの対象としていない動画フレーム14のうち、最も生成時点が早い動画フレーム14を選択する。ここで選択される動画フレーム14を、動画フレームiと表記する。なお、既に全ての動画フレーム14についてループ処理Aが実行されている場合、例えば情報処理装置2000は、新たな動画フレーム14が生成されるまで待機する。または、図6の処理を終了させてもよい。
検出部2020が動画データ12を取得する方法は任意である。例えば検出部2020は、動画データ12が記憶されている記憶装置にアクセスすることで、動画データ12を取得する。動画データ12が記憶されている記憶装置は、カメラ10の内部に設けられていてもよいし、カメラ10の外部に設けられていてもよい。また例えば、検出部2020は、カメラ10から送信される動画データ12を受信することで、動画データ12を取得してもよい。さらに検出部2020は、カメラ10に接続されている他の装置(例えば前述した内視鏡システム50)から動画データ12を取得してもよい。
検出部2020は、動画データ12を構成する各動画フレーム14から異常領域30を検出する。ここで、体内が撮像されている画像を解析して異常な部位を検出する技術には、既存の技術を利用することができる。例えば、特徴量マッチングやテンプレートマッチングなどの手法が利用できる。例えば特徴量マッチングで腫瘍を検出する場合、腫瘍の外観(色、模様、又は形状など)の特徴を表す値(特徴量)を予め1つ以上定義しておく。検出部2020は、動画フレーム14の画像領域の中から、予め定めておいた腫瘍の特徴量との類似度が高い画像領域を、動画フレーム14から検出する。そして、検出部2020は、検出された画像領域を、異常領域30を表す画像領域として扱う。傷や異物を検出するケースについても同様の方法を採用できる。
前述したように、第1領域22には、異常領域30が含まれる動画フレーム14が表示される。また、第2領域24には動画データ12が表示される。第1領域22と第2領域24は、互いに異なる任意の領域とすることができる。ディスプレイ装置20における第1領域22と第2領域24の位置や大きさは、固定であってもよいし、固定でなくてもよい。後者の場合、例えば表示制御部2040は、第1領域22や第2領域24の位置や大きさを変更するユーザ操作を受け付ける。そして、表示制御部2040は、受け付けたユーザ操作に応じて、第1領域22や第2領域24の位置や大きさを変更する。
表示制御部2040は、異常領域30が検出された動画フレーム14をディスプレイ装置20の第1領域22に表示させる。ここで、ディスプレイ装置20上の領域に画像を表示させる技術には、既存の技術を利用することができる。
表示制御部2040は、動画データ12をディスプレイ装置20の第2領域24に表示させる。動画データをディスプレイ装置に表示させる技術には、既存の技術を利用することができる。
表示制御部2040は、第1領域22に表示する動画フレーム14について、その動画フレーム14に含まれる異常領域30を表す表示を行ってもよい。こうすることで、ユーザが動画フレーム14に含まれる異常領域30を容易に把握することができるようになる。以下、この表示を第1表示と呼ぶ。
検出部2020は、異常領域30が検出された動画フレーム14を記憶装置に記憶させてもよい。以下、動画フレーム14を記憶させる記憶装置を画像記憶部80と呼ぶ。図9は、画像記憶部80と接続されている情報処理装置2000を例示する図である。なお、画像記憶部80は、情報処理装置2000の内部に設けられていてもよい。
図10は、実施形態2の情報処理装置2000を例示するブロック図である。以下で説明する事項を除き、実施形態2の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様である。
判定部2060は、各動画フレーム14から検出された異常領域30を比較することで、動画フレーム14から検出された異常領域30が同一であるか否かを判定する。例えば判定部2060は、或る動画フレーム14に含まれる異常領域30を表す画像領域と他の動画フレーム14に含まれる異常領域30を表す画像領域との類似度を算出する。そして、その類似度が所定値以上である場合に、判定部2060は上記2つの動画フレーム14に含まれる異常領域30が互いに同一であると判定する。一方、その類似度が所定値以上である場合に、判定部2060は上記2つの動画フレーム14に含まれる異常領域30が互いに異なると判定する。ここで、画像領域同士を比較して類似度を算出する技術には、既存の技術を利用することができる。
例えば表示制御部2040は、互いに同一であると判定された異常領域30を含む複数の動画フレーム14のうち、ユーザにとって異常領域30が最も把握しやすい1つの動画フレーム14を特定し、特定した動画フレーム14をディスプレイ装置20に表示させる。上記の特定には、様々な方法を採用することができる。以下、上記特定の方法について、具体例を説明する。
表示制御部2040は、互いに同一であると判定された異常領域30を含む複数の動画フレーム14のうち、異常領域30を表す画像領域が体内の異常を表す確度を特定する。例えば特徴量マッチングやテンプレートマッチングで動画フレーム14から異常領域30を検出する場合、異常領域30を表す画像領域が体内の異常を表す確度は、その画像領域と、予め定義しておいた特徴量やテンプレートとの類似度の高さで表される。表示制御部2040は、この確度が最も高い動画フレーム14を、ディスプレイ装置20に表示させる動画フレーム14として特定する。
そこで表示制御部2040は、互いに同一であると判定された異常領域30を含む複数の動画フレーム14の中から、異常領域30の位置が動画フレーム14の中心位置に最も近いものを特定し、特定された動画フレーム14を、ディスプレイ装置20に表示させる動画フレーム14とする。具体的には、表示制御部2040は、各動画フレーム14について、動画フレーム14に含まれる異常領域30と動画フレーム14の中心座標との距離を算出する。そして、表示制御部2040は、その距離が最も小さい動画フレーム14を、ディスプレイ装置20に表示させる動画フレーム14として特定する。
表示制御部2040は、互いに同一であると判定された異常領域30を含む複数の動画フレーム14のうち、動画フレーム14全体のコントラストが最も大きいものを、ディスプレイ装置20に表示させる動画フレーム14として特定する。具体的には、表示制御部2040は、各動画フレーム14について、動画フレーム14全体のコントラストを表す指標値を算出する。そして表示制御部2040は、算出した指標値を比較することにより、コントラストが最も大きい動画フレーム14を特定し、特定された動画フレーム14を、ディスプレイ装置20に表示させる動画フレーム14とする。なお、コントラストを表す指標値には、例えば Michelson コントラストなどを利用することができる。
表示制御部2040は、動画フレーム14全体のコントラストではなく、異常領域30を表す画像領域のコントラストを利用してもよい。つまり、表示制御部2040は、互いに同一であると判定された異常領域30を含む複数の動画フレーム14それぞれについて、異常領域30を表す画像領域のコントラストの指標値を算出する。そして、表示制御部2040は、算出された指標値を比較することにより、異常領域30を表す画像領域のコントラストが最も大きい動画フレーム14を特定し、この特定した動画フレーム14をディスプレイ装置20に表示させる。
前述したように、異常領域30が検出された動画フレーム14をディスプレイ装置20に表示させるタイミングは任意である。例えば表示制御部2040は、動画フレーム14から異常領域30が検出されたタイミングで、その動画フレーム14をディスプレイ装置20に表示させる。この場合、例えば表示制御部2040は、既にディスプレイ装置20に表示されている動画フレーム14と、その動画フレーム14に含まれる異常領域30と同一の異常領域30が検出された新たな動画フレーム14とを比較して、どちらをディスプレイ装置20に表示させるかを決定する。新たな動画フレーム14をディスプレイ装置20に表示させると決定した場合、ディスプレイ装置20に表示を更新する。一方、既に動画フレーム14に表示されている動画フレーム14をディスプレイ装置20に表示させると決定した場合、表示制御部2040は、新たな動画フレーム14をディスプレイ装置20に表示させない。
実施形態2の検出部2020は、同一の異常領域30が検出された動画フレーム14のうち、一部の動画フレーム14のみを画像記憶部80に記憶させてもよい。例えば検出部2020は、同一の異常領域30が検出された動画フレーム14のうち、検出部2020が第1領域22に表示させる動画フレーム14(前述の各方法で特定された動画フレーム14)のみを画像記憶部80に記憶させる。こうすることで、異常領域30をよく表す動画フレーム14を保存しつつ、画像記憶部80の記憶領域を節約することができる。
前述したように、表示制御部2040は、異常領域30を表す第1表示をディスプレイ装置20に表示させてもよい。この場合、互いに同一の異常領域30に対しては互いに同一の第1表示を利用し、互いに異なる異常領域30に対しては互いに異なる異常領域30を利用することが好ましい。こうすることで、ディスプレイ装置20に表示されている複数の動画フレーム14それぞれに含まれる異常領域30が同一であるか否かを容易に判別することができる。よって、情報処理装置2000を利用した検査をよりスムーズに行うことができるようになる。
情報処理装置2000のユーザは、被検者の体内でカメラ10を動かしながら検査を行う。そのため、一度カメラ10の撮像範囲から外れた異常領域30が、再度カメラ10の撮像範囲に入ることがある。例えば医師が、第1領域22に表示された動画フレーム14を見て、その動画フレーム14に含まれる異常領域30を見逃してしまった(その異常領域30が動画として第2領域24に表示されていたときに、その異常領域30を見ていなかった)ことを把握したとする。この場合、医師は、その異常領域30を動画で見てその詳細を把握するために、再度その異常領域30がカメラ10の撮像範囲に入るようにカメラ10を操作する(例えばスコープ40を操作する)ことが考えられる。その結果として、第1領域22と第2領域24に同一の異常領域30が表示されるようになる。言い換えれば、過去の様子を表す動画フレームと、リアルタイムの様子を表す動画に、同じ異常領域30が表示されるようになる。
実施形態2の情報処理装置2000を実現する計算機のハードウエア構成は、実施形態1と同様に、例えば図3によって表される。ただし、本実施形態の情報処理装置2000を実現する計算機1000のストレージデバイス1080には、本実施形態の情報処理装置2000の機能を実現するプログラムモジュールがさらに記憶される。
図16は、実施形態3の情報処理装置2000を例示するブロック図である。以下で説明する事項を除き、実施形態3の情報処理装置2000は、実施形態1又は実施形態2の情報処理装置2000と同様である。
指定保存フレームと自動保存フレームを識別可能に画像記憶部80に記憶させる方法は任意である。例えば、情報処理装置2000は、動画フレーム14と対応づけて、その動画フレーム14が指定保存フレームと自動保存フレームのどちらであるかを表すフラグを画像記憶部80に記憶させる。図17は、画像記憶部80に記憶される情報のフォーマットをテーブル形式で例示する図である。図17に示されるテーブルをテーブル200と表記する。テーブル200は、動画フレーム202及び種別フラグ204という2つの列を有する。動画フレーム202は、動画フレーム14自体を表す。種別フラグ204は、動画フレーム202に示される動画フレーム14が指定保存フレームと自動保存フレームのどちらであるかを表す。
表示制御部2040は、第1領域22に表示される動画フレーム14の中に、指定保存フレームに含まれる異常領域30と同じ異常領域30を含む動画フレーム14がある場合、その動画フレーム14を他の動画フレーム14と識別可能にする。例えば表示制御部2040は、指定保存フレームに含まれる異常領域30と同じ異常領域30を含む動画フレーム14又はその周辺に対して所定の表示を行う。この所定の表示を第2表示と表記する。例えば第2表示は、指定保存フレームに含まれる異常領域30と同じ異常領域30を含む動画フレーム14を強調する表示である。なお、特定の動画フレーム14を強調する方法には、実施形態2で説明した方法を利用することができる。
実施形態3の情報処理装置2000を実現する計算機のハードウエア構成は、実施形態1と同様に、例えば図3によって表される。ただし、本実施形態の情報処理装置2000を実現する計算機1000のストレージデバイス1080には、本実施形態の情報処理装置2000の機能を実現するプログラムモジュールがさらに記憶される。
図18は、実施形態4の情報処理装置2000を例示するブロック図である。以下で説明する事項を除き、実施形態4の情報処理装置2000は、実施形態1、実施形態2、又は実施形態3の情報処理装置2000と同様である。
前述した各種のユーザの所定行為は、ユーザが内視鏡システムなどに対して所定の入力操作を行うことによって行われる。例えば一般の内視鏡システムでは、カメラが設けられているスコープに、光を照射する機構(光源など)、色素や染色液を噴射する機構、水や薬を投与する機構、及び組織を採取するための機構などが設けられている。そして、これらの機構はユーザが内視鏡視システムに対して行う所定の入力操作に応じて動作する。言い換えれば、前述した各種の所定行為が行われる際には、その所定行為を実現する機構を動作させるための入力操作が行われる。
実施形態4の情報処理装置2000を実現する計算機のハードウエア構成は、実施形態1と同様に、例えば図3によって表される。ただし、本実施形態の情報処理装置2000を実現する計算機1000のストレージデバイス1080には、本実施形態の情報処理装置2000の機能を実現するプログラムモジュールがさらに記憶される。
1. 体内が撮影された動画から前記体内の異常領域を検出する検出手段と、
前記動画を構成する動画フレームのうち、前記異常領域が検出された前記動画フレームをディスプレイ装置の第1領域に表示させ、なおかつその動画フレームよりも後に生成された前記動画フレームが含まれる前記動画を前記ディスプレイ装置の第2領域に表示させる表示制御手段と、を有する情報処理装置。
2. 前記表示制御手段は、前記ディスプレイ装置に表示される前記異常領域が検出された前記動画フレームにおいて、その異常領域の位置を示す第1表示を表示させる、1.に記載の情報処理装置。
3. 前記表示制御手段は、前記異常領域が検出された複数の前記動画フレームを共に前記第1領域に表示させる、2.に記載の情報処理装置。
4. 複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一の異常を表しているか否かを判定する判定手段を有し、
前記表示制御手段は、
複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一であると判定された場合、これらの異常領域に対して同一の前記第1表示を表示させ、
複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに異なると判定された場合、これらの異常領域に対して互いに異なる前記第1表示を表示させる、3.に記載の情報処理装置。
5. 複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一であるか否かを判定する判定手段を有し、
前記検出手段は、複数の前記動画フレームから検出された前記異常領域が互いに同一であると判定された場合、それら複数の前記動画フレームのうちの一部の動画フレームを前記第1領域に表示させる、1.乃至4.いずれか一つに記載の情報処理装置。
6. 前記検出手段は、互いに同一の前記異常領域が検出された複数の前記動画フレームのうち、前記異常領域が異常を表す確度が最も高い前記動画フレーム、前記異常領域と動画フレームの中心位置との距離が最も短い動画フレーム、画像領域全体のコントラストが最も大きい前記動画フレーム、又は前記異常領域のコントラストが最も大きい前記動画フレームを前記第1領域に表示させる、5.に記載の情報処理装置。
7. 前記検出手段は、前記異常領域が検出された前記動画フレームを記憶手段に記憶させる、1.乃至6.いずれか一つに記載の情報処理装置。
8. 前記動画を構成する複数の動画フレームのうちの1つを指定する入力を受け付け、その指定された動画フレームを前記記憶手段に記憶させる指定受付手段を有し、
前記検出手段は、前記異常領域が検出された前記動画フレームを、前記指定受付手段によって前記記憶手段に記憶された前記動画フレームと識別可能な態様で前記記憶手段に記憶させる、7.に記載の情報処理装置。
9. 複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一であるか否かを判定する判定手段を有し、
前記表示制御手段は、第1の前記動画フレームから検出された前記異常領域と同一の前記異常領域を含むと判定された第2の前記動画フレームが、前記指定受付手段に対する入力で指定された場合に、前記第1領域に表示される第1の前記動画フレーム又はその周辺に所定の表示を表示させる、8.に記載の情報処理装置。
10. 複数の動画フレームそれぞれから検出された前記異常領域が互いに同一であるか否かを判定する判定手段を有し、
前記表示制御手段は、第1の前記動画フレームから検出された前記異常領域と同一の前記異常領域を含むと判定された第2の前記動画フレームが、前記指定受付手段に対する入力で指定された場合、第1の前記動画フレームを前記第1領域に表示しない、8.に記載の情報処理装置。
11. 前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為を検出する第2検出手段を有し、
前記表示制御手段は、前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為が検出された場合、その異常領域を含んでおりなおかつ前記第1領域に表示される前記動画フレーム又はその周辺に所定の表示を表示させる、1.乃至10.いずれか一つに記載の情報処理装置。
12. 前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為を検出する第2検出手段を有し、
前記表示制御手段は、前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為が検出された場合、その異常領域を含む前記動画フレームを前記第1領域に表示しない、1.乃至10.いずれか一つに記載の情報処理装置。
13. 前記ユーザの所定行為は、前記検出された異常領域若しくはその周辺対して照射される光の色若しくは強度を変更する行為、前記検出された異常領域若しくはその周辺へ色素散布若しくは染色をする行為、前記検出された異常領域若しくはその周辺に対して水若しくは薬を投与する行為、又は前記検出された異常領域若しくはその周辺の組織を採取する行為である、11.又は12.に記載の情報処理装置。
14. コンピュータによって実行される制御方法であって、
体内が撮影された動画から前記体内の異常領域を検出する検出ステップと、
前記動画を構成する動画フレームのうち、前記異常領域が検出された前記動画フレームをディスプレイ装置の第1領域に表示させ、なおかつその動画フレームよりも後に生成された前記動画フレームが含まれる前記動画を前記ディスプレイ装置の第2領域に表示させる表示制御ステップと、を有する制御方法。
15. 前記表示制御ステップにおいて、前記ディスプレイ装置に表示される前記異常領域が検出された前記動画フレームにおいて、その異常領域の位置を示す第1表示を表示させる、14.に記載の制御方法。
16. 前記表示制御ステップにおいて、前記異常領域が検出された複数の前記動画フレームを共に前記第1領域に表示させる、15.に記載の制御方法。
17. 複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一の異常を表しているか否かを判定する判定ステップを有し、
前記表示制御ステップにおいて、
複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一であると判定された場合、これらの異常領域に対して同一の前記第1表示を表示させ、
複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに異なると判定された場合、これらの異常領域に対して互いに異なる前記第1表示を表示させる、16.に記載の制御方法。
18. 複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一であるか否かを判定する判定ステップを有し、
前記検出ステップにおいて、複数の前記動画フレームから検出された前記異常領域が互いに同一であると判定された場合、それら複数の前記動画フレームのうちの一部の動画フレームを前記第1領域に表示させる、14.乃至17.いずれか一つに記載の制御方法。
19. 前記検出ステップにおいて、互いに同一の前記異常領域が検出された複数の前記動画フレームのうち、前記異常領域が異常を表す確度が最も高い前記動画フレーム、前記異常領域と動画フレームの中心位置との距離が最も短い動画フレーム、画像領域全体のコントラストが最も大きい前記動画フレーム、又は前記異常領域のコントラストが最も大きい前記動画フレームを前記第1領域に表示させる、18.に記載の制御方法。
20. 前記検出ステップは、前記異常領域が検出された前記動画フレームを記憶手段に記憶させる、14.乃至19.いずれか一つに記載の制御方法。
21. 前記動画を構成する複数の動画フレームのうちの1つを指定する入力を受け付け、その指定された動画フレームを前記記憶手段に記憶させる指定受付ステップを有し、
前記検出ステップにおいて、前記異常領域が検出された前記動画フレームを、前記指定受付ステップによって前記記憶手段に記憶された前記動画フレームと識別可能な態様で前記記憶手段に記憶させる、20.に記載の制御方法。
22. 複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一であるか否かを判定する判定ステップを有し、
前記表示制御ステップにおいて、第1の前記動画フレームから検出された前記異常領域と同一の前記異常領域を含むと判定された第2の前記動画フレームが、前記指定受付ステップに対する入力で指定された場合に、前記第1領域に表示される第1の前記動画フレーム又はその周辺に所定の表示を表示させる、21.に記載の制御方法。
23. 複数の動画フレームそれぞれから検出された前記異常領域が互いに同一であるか否かを判定する判定ステップを有し、
前記表示制御ステップにおいて、第1の前記動画フレームから検出された前記異常領域と同一の前記異常領域を含むと判定された第2の前記動画フレームが、前記指定受付ステップに対する入力で指定された場合、第1の前記動画フレームを前記第1領域に表示しない、21.に記載の制御方法。
24. 前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為を検出する第2検出ステップを有し、
前記表示制御ステップにおいて、前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為が検出された場合、その異常領域を含んでおりなおかつ前記第1領域に表示される前記動画フレーム又はその周辺に所定の表示を表示させる、14.乃至23.いずれか一つに記載の制御方法。
25. 前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為を検出する第2検出ステップを有し、
前記表示制御ステップにおいて、前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為が検出された場合、その異常領域を含む前記動画フレームを前記第1領域に表示しない、14.乃至23.いずれか一つに記載の制御方法。
26. 前記ユーザの所定行為は、前記検出された異常領域若しくはその周辺対して照射される光の色若しくは強度を変更する行為、前記検出された異常領域若しくはその周辺に色素散布若しくは染色をする行為、前記検出された異常領域若しくはその周辺に対して水若しくは薬を投与する行為、又は前記検出された異常領域若しくはその周辺の組織を採取する行為である、24.又は25.に記載の制御方法。
27. 14.乃至26.いずれか一つに記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
Claims (13)
- 体内が撮影された動画から前記体内の異常領域を検出し、前記異常領域が検出された動画フレームを記憶手段に記憶させる検出手段と、
前記動画を構成する動画フレームのうち、前記異常領域が検出された前記動画フレームをディスプレイ装置の第1領域に表示させ、さらに当該動画フレームよりも後に生成された動画フレームが含まれる前記動画を前記ディスプレイ装置の第2領域に表示させる表示制御手段と、
前記動画を構成する複数の動画フレームのうちの1つを指定する入力を受け付け、その指定された動画フレームを前記記憶手段に記憶させる指定受付手段を有し、
前記検出手段は、前記異常領域が検出された前記動画フレームと、前記指定受付手段によって前記記憶手段に記憶された前記動画フレームとを区別可能な態様で前記記憶手段に記憶させる、
情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記ディスプレイ装置に表示される前記異常領域が検出された前記動画フレームにおいて、その異常領域の位置を示す第1表示を表示させる、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記異常領域が検出された複数の前記動画フレームを共に前記第1領域に表示させる、請求項2に記載の情報処理装置。
- 複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一の異常を表しているか否かを判定する判定手段を有し、
前記表示制御手段は、
複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一であると判定された場合、これらの異常領域に対して同一の前記第1表示を表示させ、
複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに異なると判定された場合、これらの異常領域に対して互いに異なる前記第1表示を表示させる、請求項3に記載の情報処理装置。 - 複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一であるか否かを判定する判定手段を有し、
前記検出手段は、複数の前記動画フレームから検出された前記異常領域が互いに同一であると判定された場合、それら複数の前記動画フレームのうちの一部の動画フレームを前記第1領域に表示させる、請求項1乃至4いずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記検出手段は、互いに同一の前記異常領域が検出された複数の前記動画フレームのうち、前記異常領域が異常を表す確度が最も高い前記動画フレーム、前記異常領域と動画フレームの中心位置との距離が最も短い動画フレーム、画像領域全体のコントラストが最も大きい前記動画フレーム、又は前記異常領域のコントラストが最も大きい前記動画フレームを前記第1領域に表示させる、請求項5に記載の情報処理装置。
- 複数の動画フレームそれぞれから検出された異常領域が互いに同一であるか否かを判定する判定手段を有し、
前記表示制御手段は、第1の前記動画フレームから検出された前記異常領域と同一の前記異常領域を含むと判定された第2の前記動画フレームが、前記指定受付手段に対する入力で指定された場合に、前記第1領域に表示される第1の前記動画フレーム又はその周辺に所定の表示を表示させる、請求項1乃至6いずれか一項に記載の情報処理装置。 - 複数の動画フレームそれぞれから検出された前記異常領域が互いに同一であるか否かを判定する判定手段を有し、
前記表示制御手段は、第1の前記動画フレームから検出された前記異常領域と同一の前記異常領域を含むと判定された第2の前記動画フレームが、前記指定受付手段に対する入力で指定された場合、第1の前記動画フレームを前記第1領域に表示しない、請求項1乃至7いずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為を検出する第2検出手段を有し、
前記表示制御手段は、前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為が検出された場合、その異常領域を含んでおりなおかつ前記第1領域に表示される前記動画フレーム又はその周辺に所定の表示を表示させる、請求項1乃至8いずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為を検出する第2検出手段を有し、
前記表示制御手段は、前記検出された異常領域又はその周辺に対するユーザの所定行為が検出された場合、その異常領域を含む前記動画フレームを前記第1領域に表示しない、請求項1乃至9いずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記ユーザの所定行為は、前記検出された異常領域若しくはその周辺対して照射される光の色若しくは強度を変更する行為、前記検出された異常領域若しくはその周辺へ色素散布若しくは染色をする行為、前記検出された異常領域若しくはその周辺に対して水若しくは薬を投与する行為、又は前記検出された異常領域若しくはその周辺の組織を採取する行為である、請求項9又は10に記載の情報処理装置。
- コンピュータによって実行される制御方法であって、
体内が撮影された動画から前記体内の異常領域を検出し、前記異常領域が検出された動画フレームを記憶手段に記憶させる検出ステップと、
前記動画を構成する動画フレームのうち、前記異常領域が検出された前記動画フレームをディスプレイ装置の第1領域に表示させ、なおかつその動画フレームよりも後に生成された前記動画フレームが含まれる前記動画を前記ディスプレイ装置の第2領域に表示させる表示制御ステップと、
前記動画を構成する複数の動画フレームのうちの1つを指定する入力を受け付け、その指定された動画フレームを前記記憶手段に記憶させる指定受付ステップと、を有し、
前記検出ステップは、前記異常領域が検出された前記動画フレームと、前記指定受付ステップによって前記記憶手段に記憶された前記動画フレームとを区別可能な態様で前記記憶手段に記憶させる、
制御方法。 - 体内が撮影された動画から前記体内の異常領域を検出し、前記異常領域が検出された動画フレームを記憶手段に記憶させる検出ステップと、
前記動画を構成する動画フレームのうち、前記異常領域が検出された前記動画フレームをディスプレイ装置の第1領域に表示させ、なおかつその動画フレームよりも後に生成された前記動画フレームが含まれる前記動画を前記ディスプレイ装置の第2領域に表示させる表示制御ステップと、
前記動画を構成する複数の動画フレームのうちの1つを指定する入力を受け付け、その指定された動画フレームを前記記憶手段に記憶させる指定受付ステップと、をコンピュータに実行させ、
前記検出ステップは、前記異常領域が検出された前記動画フレームと、前記指定受付ステップによって前記記憶手段に記憶された前記動画フレームとを区別可能な態様で前記記憶手段に記憶させる、
制御プログラム。
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