JP2021039691A - 検査装置、検査方法及び検査プログラム - Google Patents

検査装置、検査方法及び検査プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 物品の外観の色に基づく検査において、検査精度を向上させる。【解決手段】 検査装置であって、検査対象の物品を撮影した画像データにおいて、該検査対象の物品の外接矩形領域を特定する特定部と、前記特定部により特定された外接矩形領域に含まれる、前記検査対象の物品の画素及び前記検査対象の物品以外の背景の画素について、各色の画素数を算出する算出部と、複数のモデルの物品を撮影した画像データに基づいて算出した、該複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる、該複数のモデルの物品の画素及び該複数のモデルの物品以外の背景の画素についての各色の画素数から、各色の画素数の許容範囲を決定する決定部と、前記算出部により算出された各色の画素数が、前記決定部により決定された各色の画素数の許容範囲に含まれるか否かに応じて、前記検査対象の物品の合否を判定する判定部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、検査装置、検査方法及び検査プログラムに関する。
従来より、特定の物品(例えば、野菜、果物、花、パン等の商品)を出荷する際の外観検査においては、当該物品の外観の色に着目して、合否の判定が行われている。例えば、下記特許文献では、検査画像(検査対象の物品を撮影した画像)の物品に含まれる各色の画素数と、モデル画像(合格と判定される物品を予め撮影した画像)の物品に含まれる各色の画素数とに基づいて、合否の判定を行っている。
特開2019−86914号公報
ここで、上記判定方法によれば、検査対象の物品の表面の色の変化やサイズの変化を検出して合否を判定することができる。表面の色が変化した場合、モデル画像の物品に含まれる各色の画素数と比較して、検査画像の物品に含まれる特定の色(変色した部分の本来の色)の画素数が減少するからである。また、サイズが変化した場合、モデル画像の物品に含まれる各色の画素数と比較して、検査画像の物品に含まれる各色の画素数が増減するからである。
しかしながら、上記判定方法の場合、例えば、検査対象の物品の形状の変化(表面の色やサイズは正常であるが、形状がいびつなもの等)を検出して合否を判定することは難しい。このため、均一な形状が要求される物品が検査対象の場合、外観検査における検査精度が低下するという問題がある。
一つの側面では、物品の外観の色に基づく検査において、検査精度を向上させることを目的としている。
一態様によれば、検査装置は、
検査対象の物品を撮影した画像データにおいて、該検査対象の物品の外接矩形領域を特定する特定部と、
前記特定部により特定された外接矩形領域に含まれる、前記検査対象の物品の画素及び前記検査対象の物品以外の背景の画素について、各色の画素数を算出する算出部と、
複数のモデルの物品を撮影した画像データに基づいて算出した、該複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる、該複数のモデルの物品の画素及び該複数のモデルの物品以外の背景の画素についての各色の画素数から、各色の画素数の許容範囲を決定する決定部と、
前記算出部により算出された各色の画素数が、前記決定部により決定された各色の画素数の許容範囲に含まれるか否かに応じて、前記検査対象の物品の合否を判定する判定部とを有する。
物品の外観の色に基づく検査において、検査精度を向上させることが可能となる。
物品検査システムのシステム構成の一例を示す図である。 検査装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 許容範囲決定処理の概要を説明するための図である。 許容範囲決定処理の流れを示すフローチャートである。 合否判定処理の概要を説明するための図である。 合否判定処理の流れを示すフローチャートである。 合否判定処理による判定結果の一例を示す図である。 矩形領域特定処理の詳細を示す図である。
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
[第1の実施形態]
<物品検査システムのシステム構成>
はじめに、第1の実施形態に係る検査装置を含む物品検査システムのシステム構成について説明する。図1は、物品検査システムのシステム構成の一例を示す図である。
図1に示すように、物品検査システム100は、撮像装置110と、検査装置120とを有する。撮像装置110と検査装置120とは、有線または無線を介して接続される。
撮像装置110は、合格と判定される物品を予め撮影したモデル画像を含む画像データを、検査装置120に送信する。また、撮像装置110は、検査対象の物品140を撮影した検査画像を含む画像データを、検査装置120に送信する。撮像装置110にて撮影される画像データは、例えば、R値、G値、B値を含むカラー画像であり、物品140と検査台130とを含む範囲を撮影範囲とする画像データである。
なお、第1の実施形態において、検査対象の物品140は、"野菜または果物"(例えば、トマト、かぼちゃ、いちご、すいか)であり、均一な背景色を提供する検査台130に載置された状態で、撮像装置110により撮影されるものとする。
検査装置120は、撮像装置110より送信される画像データを処理する。検査装置120には、検査プログラムがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、検査装置120は、矩形領域特定部121、画素数算出部122、許容範囲決定部123、合否判定部124として機能する。
矩形領域特定部121は特定部の一例である。矩形領域特定部121は、撮像装置110より送信された画像データ(モデル画像、検査画像)を取得する。また、矩形領域特定部121は、取得した画像データに含まれる物品の外接矩形領域を特定し、特定した外接矩形領域の画像(矩形画像と称す)を抽出する。
画素数算出部122は算出部の一例である。画素数算出部122は、矩形画像に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出する。
許容範囲決定部123は決定部の一例である。許容範囲決定部123は、モデル画像を含む画像データから抽出された矩形画像について、画素数算出部122が算出した各色の画素数及び各色の画素数の合計値を、画素数算出部122から取得する。また、許容範囲決定部123は、取得した各色の画素数及び各色の画素数の合計値を統計処理し、合否を判定するための各色の画素数の許容範囲及び各色の画素数の合計値の許容範囲(画素数の上限閾値、下限閾値)を決定する。
なお、モデル画像は、1種類につき、複数個(例えば、100個)の物品を撮影することで取得されるものとする。そして、許容範囲決定部123では、例えば、100枚のモデル画像を含む画像データそれぞれから抽出された矩形画像に基づいて、当該種類の物品についての許容範囲を決定する。
また、許容範囲決定部123は、各種類の物品について決定した許容範囲を含む許容範囲情報を、許容範囲情報格納部125に格納する。
合否判定部124は判定部の一例である。合否判定部124は、検査対象の物品140を撮影した検査画像を含む画像データから抽出された矩形画像について、画素数算出部122が算出した各色の画素数及び各色の画素数の合計値を、画素数算出部122から取得する。
また、合否判定部124は、検査対象の物品140についての許容範囲情報を、許容範囲情報格納部125から読み出し、取得した各色の画素数及び各色の画素数の合計値と対比することで、検査対象の物品140の合否を判定する。更に、合否判定部124は、検査対象の物品140の検査結果として、合否の判定結果を出力する。
<検査装置のハードウェア構成>
次に、検査装置120のハードウェア構成について説明する。図2は、検査装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、検査装置120は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203を有する。CPU201、ROM202、RAM203は、いわゆるコンピュータを形成する。
また、検査装置120は、補助記憶装置204、操作装置205、表示装置206、I/F(Interface)装置207、ドライブ装置208を有する。なお、検査装置120の各ハードウェアは、バス209を介して相互に接続されている。
CPU201は、補助記憶装置204にインストールされている各種プログラム(例えば、検査プログラム等)を実行する演算デバイスである。
ROM202は、不揮発性メモリである。ROM202は、補助記憶装置204にインストールされている各種プログラムをCPU201が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する、主記憶デバイスとして機能する。具体的には、ROM202はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する。
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM203は、補助記憶装置204にインストールされている各種プログラムがCPU201によって実行される際に展開される作業領域を提供する、主記憶デバイスとして機能する。
補助記憶装置204は、各種プログラムや、各種プログラムが実行されることで生成されるデータ等を格納する補助記憶デバイスである。例えば、許容範囲情報格納部125は、補助記憶装置204において実現される。
操作装置205は、検査装置120の管理者が検査装置120に対して各種指示を入力するための入力デバイスである。表示装置206は、検査装置120による検査結果である合否の判定結果等を表示する表示デバイスである。I/F装置207は、撮像装置110と接続するための接続デバイスである。
ドライブ装置208は、記録媒体210をセットするためのデバイスである。ここでいう記録媒体210には、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記録媒体210には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、ドライブ装置208は、例えば、補助記憶装置204に各種プログラムをインストールする際に用いられる。具体的には、検査装置120の管理者が、配布された記録媒体210をドライブ装置208にセットし、該記録媒体210に記録された各種プログラムをドライブ装置208が読み出すことで、補助記憶装置204に各種プログラムがインストールされる。
<検査装置の各部の処理の詳細>
次に、検査装置120の各部(矩形領域特定部121、画素数算出部122、許容範囲決定部123、合否判定部124)の処理の詳細について説明する。
(1)矩形領域特定部、画素数算出部、許容範囲決定部による許容範囲決定処理の概要
はじめに、矩形領域特定部121、画素数算出部122、許容範囲決定部123による許容範囲決定処理の概要について説明する。図3は、許容範囲決定処理の概要を説明するための図である。
図3において、画像データ310、320、330、・・・は、合格と判定される物品311、321、331、・・・等を撮影したモデル画像を含む画像データである。矩形領域特定部121では、画像データ310、320、330、・・・を取得すると、物品311、321、331、・・・等の外接矩形領域を特定し、矩形画像312、322、332、・・・等を抽出する。
続いて、画素数算出部122は、矩形画像312、322、332、・・・等にそれぞれ含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出する。テーブル313、323、333、・・・等は、矩形画像312、322、332、・・・等に基づいて算出した、各色の画素数及び各色の画素数の合計値を示すテーブルである。
テーブル313、323、333、・・・等は、情報の項目として、"RGB値"と、"画素数"と、"合計"とを含む。"RGB値"は、画像データとして表現可能な全ての色についてのR値、G値、B値の組み合わせが格納される。"画素数"には、矩形画像に含まれる、対応する色の画素数が格納される。"合計"には、各色の画素数の合計値が格納される。
なお、テーブル313、323、333、・・・等の"RGB値"には、物品に含まれる色以外の色(物品の表面には存在しない色(例えば、物品の中身の色や背景色))も含まれる。
続いて、許容範囲決定部123は、画素数算出部122により生成されたテーブル313、323、333、・・・等を統計処理し、合否を判定するための各色の画素数の許容範囲及び各色の画素数の合計値の許容範囲(画素数の上限閾値、下限閾値)を決定する。これにより、許容範囲決定部123は、許容範囲情報300を生成する。
なお、許容範囲決定部123では、矩形画像312、322、332、・・・等に含まれない色(画素数がゼロの色)について、上限閾値及び下限閾値をゼロに決定する。
許容範囲情報300は、許容範囲決定部123が、テーブル313、323、333、・・・等を統計処理することで決定した、許容範囲を示すテーブルである。許容範囲情報300に示すように、許容範囲決定部123では、テーブル313、323、333、・・・等に含まれる各色の画素数について、平均値及びばらつきを算出する。また、許容範囲決定部123では、テーブル313、323、333、・・・等に含まれる各色の画素数の合計値について、平均値及びばらつきを算出する。
また、許容範囲決定部123では、算出した平均値及びばらつきに基づいて、上限閾値と下限閾値とを算出する。例えば、許容範囲決定部123では、RGB値=Rの画素数について、上限閾値Th11=Avg+3σ、下限閾値Th21=Avg−3σを算出する。
このように、上限閾値及び下限閾値を算出する際、第1の実施形態では、(物品に含まれる各色の画素数ではなく)物品の外接矩形領域に含まれる色の画素数を算出対象とする。また、第1の実施形態では、物品に含まれる色以外の色についても、上限閾値及び下限閾値を決定する。
これにより、第1の実施形態によれば、従来(物品に含まれる各色の画素数等を用いた場合)の第1の効果に加えて以下に示す第2の効果を奏する。
・従来(物品に含まれる各色の画素数等を用いた場合)の第1の効果
・物品に含まれる各色の画素数が、モデル画像と比較して減少することで、物品の表面の色の変化を検出して合否を判定することができる。
・物品に含まれる各色の画素数が、モデル画像と比較して増減することで、物品のサイズの変化を検出して合否を判定することができる。
・第1の実施形態(物品の外接矩形領域に含まれる各色の画素数を算出対象とし、物品に含まれる色以外の色についても上限閾値及び下限閾値を決定する場合)の効果
・物品に含まれる色以外の色(背景色)の画素数が、モデル画像の背景色の画素数と比較して増加することで、物品の形状の変化(例えば、いびつな形状)を検出して合否を判定することができる。
・物品に含まれる色以外の色(物品の表面には存在しない色(例えば、物品の中身の色))の画素数が、ゼロ以外の値をとることで、物品の形状の変化(例えば、物品が割れて中身が露出しているような状態)を検出して合否を判定することができる。
この結果、第1の実施形態によれば、従来と比較して、均一な形状が要求される物品についての外観の色に基づく検査において、物品の形状の変化を検出することが可能となり、検査精度を向上させることができる。
(2)矩形領域特定部、画素数算出部、許容範囲決定部による許容範囲決定処理の流れ
次に、矩形領域特定部121、画素数算出部122、許容範囲決定部123による許容範囲決定処理の流れについて説明する。図4は、許容範囲決定処理の流れを示すフローチャートである。撮像装置110により、合格と判定される物品の撮影が開始されることで、図4に示す許容範囲決定処理が実行される。
ステップS401において、矩形領域特定部121は、撮影されたモデル画像を取得する。
ステップS402において、矩形領域特定部121は、取得したモデル画像に含まれる物品の外接矩形領域を特定し、矩形画像を抽出する。
ステップS403において、画素数算出部122は、抽出された矩形画像に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出する。
ステップS404において、矩形領域特定部121は、所定数のモデル画像を取得したか否かを判定する。ステップS404において、所定数のモデル画像を取得していないと判定した場合には(ステップS404においてNOの場合には)、ステップS401に戻る。
一方、ステップS404において、所定数のモデル画像を取得したと判定した場合には(ステップS404においてYESの場合には)、ステップS405に進む。
ステップS405において、許容範囲決定部123は、各色の画素数及び各色の画素数の合計値を統計処理する。ステップS406において、許容範囲決定部123は、統計処理の結果に基づいて、合否を判定するための各色の画素数の許容範囲及び各色の画素数の合計値の許容範囲を決定する。また、許容範囲決定部123は、決定した許容範囲を含む許容範囲情報を、許容範囲情報格納部125に格納する。
(3)矩形領域特定部、画素数算出部、合否判定部による合否判定処理の概要
次に、矩形領域特定部121、画素数算出部122、合否判定部124による合否判定処理の概要について説明する。図5は、合否判定処理の概要を説明するための図である。
図5において、画像データ510は、検査対象の物品511を撮影した検査画像を含む画像データである。矩形領域特定部121では、画像データ510を取得すると、物品511の外接矩形領域を特定し、矩形画像512を抽出する。
続いて、画素数算出部122は、矩形画像512に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出する。テーブル513は、矩形画像512に基づいて算出した、各色の画素数及び各色の画素数の合計値を示すテーブルである。
テーブル513は、情報の項目として、"RGB値"と、"画素数"と、"合計"とを含む。"RGB値"は、画像データとして表現可能な全ての色についてのR値、G値、B値の組み合わせが格納される。"画素数"には、矩形画像に含まれる、対応する色の画素数が格納される。"合計"には、各色の画素数の合計値が格納される。
続いて、合否判定部124は、許容範囲情報格納部125より、許容範囲情報300を読み出し、上限閾値及び下限閾値と、テーブル513の各画素数とを対比する。
合否判定部124では、テーブル513のいずれの画素数も、対応する上限閾値及び下限閾値に含まれると判定した場合、物品511が合格であると判定する。一方、合否判定部124では、テーブル513のいずれかの画素数が、対応する上限閾値または下限閾値を超えていると判定した場合、物品511が不合格であると判定する。
(4)矩形領域特定部、画素数算出部、合否判定部による合否判定処理の流れ
次に、矩形領域特定部121、画素数算出部122、合否判定部124による合否判定処理の流れについて説明する。図6は、合否判定処理の流れを示すフローチャートである。撮像装置110により、検査対象の物品の撮影が開始されることで、図6に示す合否判定処理が実行される。
ステップS601において、合否判定部124は、許容範囲情報格納部125より、許容範囲情報300を読み出す。
ステップS602において、矩形領域特定部121は、撮影された検査画像を取得する。
ステップS603において、矩形領域特定部121は、取得した検査画像に含まれる物品の外接矩形領域を特定し、矩形画像を抽出する。
ステップS604において、画素数算出部122は、抽出された矩形画像に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出する。
ステップS605において、矩形領域特定部121は、矩形画像に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値が、許容範囲情報300の、対応する上限閾値及び下限閾値に含まれるか否かを判定する。
ステップS605において、対応する上限閾値及び下限閾値に含まれると判定した場合には(ステップS605においてYESの場合には)、ステップS606に進む。
ステップS606において、合否判定部124は、検査対象の物品が合格であると判定し、判定結果を出力する。
一方、ステップS605において、上限閾値または下限閾値のいずれかを超えていると判定した場合には(ステップS605においてNOの場合には)、ステップS607に進む。
ステップS607において、合否判定部124は、検査対象の物品が不合格であると判定し、判定結果を出力する。
ステップS608において、矩形領域特定部121は、合否判定処理を終了するか否かを判定する。ステップS608において合否判定処理を終了しないと判定した場合には(ステップS608においてNOの場合には)、ステップS602に戻る。
一方、ステップS608において合否判定処理を終了すると判定した場合には(ステップS608においてYESの場合には)、合否判定処理を終了する。
<合否判定処理による判定結果>
次に、合否判定処理(図6)による判定結果の具体例について説明する。図7は、合否判定処理による判定結果の一例を示す図である。
図7(a)は、検査対象の物品がトマトであり、合格であると判定されたトマト711と不合格であると判定されたトマト721の一例を示している。図7(a)において、テーブル713は、画素数算出部122が矩形画像712に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出した結果を示している。また、テーブル723は、画素数算出部122が矩形画像722に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出した結果を示している。
トマト721の場合、全体サイズが小さいため、トマト721に含まれる各色の画素数が下限閾値を下回り(符号724参照)、かつ、合計の画素数も下限閾値を下回る(符号725参照)。これにより、合否判定部124では、トマト721が不合格であると判定する。
図7(b)は、検査対象の物品がかぼちゃであり、合格であると判定されたかぼちゃ731と不合格であると判定されたかぼちゃ741の一例を示している。図7(b)において、テーブル733は、画素数算出部122が矩形画像732に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出した結果を示している。また、テーブル743は、画素数算出部122が矩形画像742に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出した結果を示している。
かぼちゃ741の場合、全体サイズが大きいため、かぼちゃ741に含まれる色の一部の色の画素数が上限閾値を上回り(符号744参照)、また、形状がいびつであるため、背景色の画素数が多く、背景色の画素数が上限閾値を上回る(符号745参照)。これにより、合否判定部124では、かぼちゃ741が不合格であると判定する。
図7(c)は、検査対象の物品がいちごであり、合格であると判定されたいちご751と不合格であると判定されたいちご761の一例を示している。図7(c)において、テーブル753は、画素数算出部122が矩形画像752に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出した結果を示している。また、テーブル763は、画素数算出部122が矩形画像762に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出した結果を示している。
いちご761の場合、形状がいびつであるため、背景色の画素数が多く、背景色の画素数が上限閾値を上回る(符号764参照)。これにより、合否判定部124では、いちご761が不合格であると判定する。
図7(d)は、検査対象の物品がすいかであり、合格であると判定されたすいか771と不合格であると判定されたすいか781の一例を示している。図7(d)において、テーブル773は、画素数算出部122が矩形画像772に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出した結果を示している。また、テーブル783は、画素数算出部122が矩形画像782に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出した結果を示している。
すいか781の場合、割れているため、全体サイズが大きくなっており、合計の画素数が上限閾値を上回る(符号784参照)。また、中身が露出しているため、合格であると判定されるすいか771においては算出されない色について、画素数が算出されており、当該色の画素数が上限閾値を上回る(符号785)。これにより、合否判定部124では、すいか781が不合格であると判定する。
以上の説明から明らかなように、第1の実施形態に係る検査装置120は、検査対象の物品を撮影した検査画像において、検査対象の物品の外接矩形領域を特定し、矩形画像を抽出する。
また、第1の実施形態に係る検査装置120は、物品の画素及び物品以外の背景の画素を含む矩形画像について、各色の画素数及び各色の画素数の合計値を算出する。
また、第1の実施形態に係る検査装置120は、合格と判定される複数の物品(複数のモデルの物品)を撮影したモデル画像において、物品の外接矩形領域に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値を統計処理することで、上限閾値及び下限閾値を算出する。
更に、第1の実施形態に係る検査装置120は、検査画像より抽出した矩形画像に含まれる各色の画素数及び各色の画素数の合計値が、対応する上限閾値及び下限閾値に含まれるか否かを判定することで、検査対象の物品の合否を判定する。
このように、
・物品の外接矩形領域に含まれる各色の画素数を算出対象とし、
・物品に含まれる色以外の色(背景色、物品の中身の色)についても、画素数の上限閾値及び下限閾値を算出する、
ことで、検査対象の物品の形状の変化(いびつな形状や、割れて中身が露出しているような状態)を検出することが可能となる。この結果、第1の実施形態に係る検査装置120によれば、均一な形状が要求される物品についての外観の色に基づく検査において、物品の形状の変化を検出することが可能となり、検査精度を向上させることができる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、矩形領域特定部121が、取得した画像データに含まれる物品の外接矩形領域を特定する際、検査対象の物品の向きが適切であるものとして説明した。しかしながら、検査対象の物品が、検査台130において、撮像装置110に対して適切な向きに載置されているとは限られない。このため、物品の向きによっては、矩形領域特定部121が適切な外接矩形領域を特定できない場合もある。
そこで、第2の実施形態では、矩形領域特定部121が、画像データにおいて、物品の向きを適切な向きに修正してから外接矩形領域を特定する。
図8は、矩形領域特定処理の詳細を示す図である。図8において、画像データ810は、検査対象の物品811が検査台130上において斜めに載置された状態で撮影された検査画像を含む画像データである。
仮に、画像データ810に基づいて、物品811の外接矩形領域を特定すると、矩形画像812が抽出されることになる。ここで、第2の実施形態における矩形領域特定部121では、物品811の主軸の角度を算出し、算出した角度が90°となるように物品811を回転してから(物品811'参照)、外接矩形領域を特定する。
このように、検査対象の物品811の向きを適切な向きに修正してから外接矩形領域を特定することで、検査装置120によれば、検査対象の物品が検査台130に載置された向きに関わらず、当該物品について適切に合否を判定することが可能となる。この結果、第2の実施形態に係る検査装置120によれば、物品の外観の色に基づく検査において、検査精度を向上させることができる。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、撮像装置110を検査台130の上方に1台のみ配置するものとして説明した。しかしながら、撮像装置110の配置数及び配置位置はこれに限定されず、例えば、上下、左右、前後の6方向に撮像装置を配置してもよい。
この場合、許容範囲決定部123では、それぞれの撮影方向について、各色の画素数の許容範囲及び各色の画素数の合計値の許容範囲を決定し、それぞれの撮影方向についての許容範囲情報を、許容範囲情報格納部125に格納する。
また、上記第1及び第2の実施形態では、検査対象の物品が野菜(トマト、かぼちゃ、すいか)、果物(いちご)の場合について説明した。しかしながら、検査対象の物品はこれらに限定されず、他の農産物や魚介類、パン、花等のように、外観の色に基づいて、合否の判定が行われる物品であれば、他の物品であってもよい。
なお、開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
検査対象の物品を撮影した画像データにおいて、該検査対象の物品の外接矩形領域を特定する特定部と、
前記特定部により特定された外接矩形領域に含まれる、前記検査対象の物品の画素及び前記検査対象の物品以外の背景の画素について、各色の画素数を算出する算出部と、
複数のモデルの物品を撮影した画像データに基づいて算出した、該複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる、該複数のモデルの物品の画素及び該複数のモデルの物品以外の背景の画素についての各色の画素数から、各色の画素数の許容範囲を決定する決定部と、
前記算出部により算出された各色の画素数が、前記決定部により決定された各色の画素数の許容範囲に含まれるか否かに応じて、前記検査対象の物品の合否を判定する判定部と
を有する検査装置。
(付記2)
前記決定部は、前記複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる各色の画素数の合計値の許容範囲を決定し、
前記判定部は、前記算出部により算出された各色の画素数の合計値が、前記決定部により決定された各色の画素数の合計値の許容範囲に含まれるか否かに応じて、前記検査対象の物品の合否を判定する、付記1に記載の検査装置。
(付記3)
前記決定部は、前記複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる各色の画素数を統計処理し、各色の画素数の上限閾値及び下限閾値を算出することで、前記許容範囲を決定する、付記1に記載の検査装置。
(付記4)
前記決定部は、前記複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれない色について、上限閾値及び下限閾値をゼロにすることで、前記許容範囲を決定する、付記3に記載の検査装置。
(付記5)
前記特定部は、前記画像データにおいて、前記検査対象の物品の向きを変更してから、前記外接矩形領域を特定する、付記1に記載の検査装置。
(付記6)
前記決定部は、複数のモデルの物品を、異なる方向から撮影することでそれぞれの画像データに基づいて算出した、該複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる該複数のモデルの物品の画素及び該複数のモデルの物品以外の背景の画素についての各色の画素数から、各色の画素数の許容範囲を、撮影方向ごとに決定する、付記1に記載の検査装置。
(付記7)
検査対象の物品を撮影した画像データにおいて、該検査対象の物品の外接矩形領域を特定し、
前記特定された外接矩形領域に含まれる、前記検査対象の物品の画素及び前記検査対象の物品以外の背景の画素について、各色の画素数を算出し、
複数のモデルの物品を撮影した画像データに基づいて算出した、該複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる、該複数のモデルの物品の画素及び該複数のモデルの物品以外の背景の画素についての各色の画素数から、各色の画素数の許容範囲を決定し、
前記算出された各色の画素数が、前記決定された各色の画素数の許容範囲に含まれるか否かに応じて、前記検査対象の物品の合否を判定する、
処理をコンピュータが実行する検査方法。
(付記8)
検査対象の物品を撮影した画像データにおいて、該検査対象の物品の外接矩形領域を特定し、
前記特定された外接矩形領域に含まれる、前記検査対象の物品の画素及び前記検査対象の物品以外の背景の画素について、各色の画素数を算出し、
複数のモデルの物品を撮影した画像データに基づいて算出した、該複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる、該複数のモデルの物品の画素及び該複数のモデルの物品以外の背景の画素についての各色の画素数から、各色の画素数の許容範囲を決定し、
前記算出された各色の画素数が、前記決定された各色の画素数の許容範囲に含まれるか否かに応じて、前記検査対象の物品の合否を判定する、
処理をコンピュータに実行させるための検査プログラム。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :物品検査システム
110 :撮像装置
120 :検査装置
121 :矩形領域特定部
122 :画素数算出部
123 :許容範囲決定部
124 :合否判定部
130 :検査台
140 :物品
300 :許容範囲情報
310、320、330 :画像データ
311、321、331 :物品
312、322、332 :矩形画像
510 :画像データ
511 :物品
512 :矩形画像

Claims (6)

  1. 検査対象の物品を撮影した画像データにおいて、該検査対象の物品の外接矩形領域を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された外接矩形領域に含まれる、前記検査対象の物品の画素及び前記検査対象の物品以外の背景の画素について、各色の画素数を算出する算出部と、
    複数のモデルの物品を撮影した画像データに基づいて算出した、該複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる、該複数のモデルの物品の画素及び該複数のモデルの物品以外の背景の画素についての各色の画素数から、各色の画素数の許容範囲を決定する決定部と、
    前記算出部により算出された各色の画素数が、前記決定部により決定された各色の画素数の許容範囲に含まれるか否かに応じて、前記検査対象の物品の合否を判定する判定部と
    を有する検査装置。
  2. 前記決定部は、前記複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる各色の画素数の合計値の許容範囲を決定し、
    前記判定部は、前記算出部により算出された各色の画素数の合計値が、前記決定部により決定された各色の画素数の合計値の許容範囲に含まれるか否かに応じて、前記検査対象の物品の合否を判定する、請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記決定部は、前記複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる各色の画素数を統計処理し、各色の画素数の上限閾値及び下限閾値を算出することで、前記許容範囲を決定する、請求項1に記載の検査装置。
  4. 前記決定部は、前記複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれない色について、上限閾値及び下限閾値をゼロにすることで、前記許容範囲を決定する、請求項3に記載の検査装置。
  5. 検査対象の物品を撮影した画像データにおいて、該検査対象の物品の外接矩形領域を特定し、
    前記特定された外接矩形領域に含まれる、前記検査対象の物品の画素及び前記検査対象の物品以外の背景の画素について、各色の画素数を算出し、
    複数のモデルの物品を撮影した画像データに基づいて算出した、該複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる、該複数のモデルの物品の画素及び該複数のモデルの物品以外の背景の画素についての各色の画素数から、各色の画素数の許容範囲を決定し、
    前記算出された各色の画素数が、前記決定された各色の画素数の許容範囲に含まれるか否かに応じて、前記検査対象の物品の合否を判定する、
    処理をコンピュータが実行する検査方法。
  6. 検査対象の物品を撮影した画像データにおいて、該検査対象の物品の外接矩形領域を特定し、
    前記特定された外接矩形領域に含まれる、前記検査対象の物品の画素及び前記検査対象の物品以外の背景の画素について、各色の画素数を算出し、
    複数のモデルの物品を撮影した画像データに基づいて算出した、該複数のモデルの物品の外接矩形領域に含まれる、該複数のモデルの物品の画素及び該複数のモデルの物品以外の背景の画素についての各色の画素数から、各色の画素数の許容範囲を決定し、
    前記算出された各色の画素数が、前記決定された各色の画素数の許容範囲に含まれるか否かに応じて、前記検査対象の物品の合否を判定する、
    処理をコンピュータに実行させるための検査プログラム。
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