JP2021037887A - Dump truck - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば露天の採掘場、鉱山等で採掘した砕石物または土砂等を運搬するのに好適に用いられるダンプトラックに関する。 The present invention relates to a dump truck that is suitably used for transporting, for example, pyroclastic materials or earth and sand mined in an open-air quarry, a mine, or the like.
一般に、露天掘りの採掘場や鉱山等においては、油圧ショベルを用いて鉱物等の砕石物を掘削し、掘削された大量の砕石物をダンプトラックに積載して港等の荷下し場まで運搬する作業が行われる。ダンプトラックは、前輪と後輪とを有する自走可能な車体と、車体の前側に設けられたデッキと、車体の後側を支点として上,下方向に回動可能に取付けられた荷台(ベッセル)とを備えて構成されている。 Generally, in open pit mines and mines, hydraulic excavators are used to excavate crushed stones such as minerals, and a large amount of crushed stones excavated are loaded onto dump trucks and transported to unloading sites such as ports. Work is done. The dump truck is a self-propelled vehicle body having front wheels and rear wheels, a deck provided on the front side of the vehicle body, and a loading platform (vessel) rotatably mounted upward and downward with the rear side of the vehicle body as a fulcrum. ) And is configured.
この種のダンプトラックは、荷台に大量の砕石物を積載した状態で走行するため、車体全体が大型化されている。ダンプトラックのデッキは、直径が数メートルにも及ぶ前輪の上側に配置されているため、地上高さが大きく設定されている。デッキ上には、運転室を画成するキャブ、およびコントロールキャビネット、グリッドボックス等の重量の大きな搭載機器が設けられている。このデッキは、オペレータがキャブ内の運転席に搭乗するときの通路を構成し、また、搭載機器に対するメンテナンスを行うときの足場を構成している。このため、デッキの外周部分には安全柵が設けられ、オペレータ等がデッキ上を歩行するときの安全性が確保されている。 Since this type of dump truck runs with a large amount of pyroclastic material loaded on the loading platform, the entire body is enlarged. The deck of the dump truck is located above the front wheels, which are several meters in diameter, so the ground clearance is set high. On the deck, a cab that defines the driver's cab, and heavy-duty on-board equipment such as a control cabinet and a grid box are provided. This deck constitutes a passage for the operator to board the driver's seat in the cab, and also constitutes a scaffolding for maintenance of the on-board equipment. For this reason, a safety fence is provided on the outer peripheral portion of the deck to ensure safety when an operator or the like walks on the deck.
ここで、デッキ上に設けられた搭載機器の交換作業、あるいはメンテナンスを行う場合には、重量物である搭載機器、あるいは搭載機器に取付けられる交換部品を、クレーンを用いて地上とデッキとの間で運搬する必要がある(特許文献1、2参照)。
Here, when the on-board equipment provided on the deck is to be replaced or maintained, a heavy on-board equipment or a replacement part to be attached to the on-board equipment is placed between the ground and the deck using a crane. (See
しかし、重量物である交換部品を、安全柵が取付けられたデッキと地上との間で運搬するためには、揚程の大きなクレーンを準備する必要があり、このクレーンの準備に要するコストが嵩むという問題がある。この場合、ダンプトラックのデッキは、通常、前,後方向の長さ寸法に比較して左,右方向の長さ寸法が大きく設定されているため、車体の前方からクレーンを用いて搭載機器を運搬するのが合理的である。しかし、トロリー線から電力が供給されるトロリー式のダンプトラックは、トロリー線に接触するパンタグラフが車体の前側に設けられているため、クレーンは、車体の側方から重量物の運搬作業を行う必要がある。このため、クレーンを用いてデッキの中央部に重量物を運搬する場合には、車体の前側から重量物を運搬する場合に比較して、作業半径が大きなクレーンが必要となり、クレーンを準備するためのコストが増大するという問題がある。 However, in order to transport heavy replacement parts between the deck with the safety fence and the ground, it is necessary to prepare a crane with a large lift, and the cost required to prepare this crane will increase. There's a problem. In this case, the deck of the dump truck is usually set to have a larger length dimension in the left and right directions than the length dimension in the front and rear directions, so that the mounted equipment is mounted from the front of the vehicle body using a crane. It is rational to carry. However, since the trolley type dump truck, which is supplied with power from the trolley wire, has a pantograph in contact with the trolley wire on the front side of the vehicle body, the crane needs to carry heavy objects from the side of the vehicle body. There is. For this reason, when transporting a heavy object to the center of the deck using a crane, a crane with a larger working radius is required as compared with the case of transporting a heavy object from the front side of the vehicle body, and the crane is prepared. There is a problem that the cost of the crane increases.
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、大掛かりなクレーンを用いることなく地上とデッキとの間で円滑に重量物の運搬を行うことができるようにしたダンプトラックを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above-mentioned problems of the prior art, and an object of the present invention is to enable smooth transportation of heavy objects between the ground and a deck without using a large-scale crane. To provide a dump truck.
本発明は、車体と、前記車体の前側に設けられキャブが搭載されたデッキと、前記デッキを上方から覆うように前方に庇状に張出した天板を有し、前記車体の後側を支点として上,下方向に回動可能に取付けられた荷台とを備えてなるダンプトラックに適用される。 The present invention has a vehicle body, a deck provided on the front side of the vehicle body and mounted on a cab, and a top plate protruding forward in an eaves shape so as to cover the deck from above, and the rear side of the vehicle body is a fulcrum. It is applied to dump trucks equipped with a loading platform that is rotatably mounted upward and downward.
本発明の特徴は、前記天板の下面側には、巻上げ機を備えたトロリーを案内するトロリーレールが左,右方向に延びた状態で設けられていることにある。 A feature of the present invention is that a trolley rail for guiding a trolley equipped with a hoist is provided on the lower surface side of the top plate in a state of extending in the left and right directions.
本発明によれば、巻上げ機を備えたトロリーを、荷台の天板に設けられたトロリーレールに沿って移動させることにより、巻上げ機によって巻上げられた重量物を、地上とデッキとの間で円滑に移動させることができる。従って、大掛かりなクレーンを用いることなく、地上とデッキとの間で重量物の運搬作業を行うことができ、その作業性を高めることができる。 According to the present invention, by moving the trolley provided with the hoist along the trolley rail provided on the top plate of the loading platform, the heavy object hoisted by the hoist can be smoothly moved between the ground and the deck. Can be moved to. Therefore, heavy objects can be transported between the ground and the deck without using a large-scale crane, and the workability can be improved.
以下、本発明の実施の形態によるダンプトラックについて、添付図面に従って詳細に説明する。なお、実施の形態では、ダンプトラックの走行方向を前,後方向とし、ダンプトラックの走行方向と直交する方向を左,右方向として説明する。 Hereinafter, the dump truck according to the embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In the embodiment, the traveling directions of the dump truck will be described as the front and rear directions, and the directions orthogonal to the traveling direction of the dump truck will be described as the left and right directions.
図中、ダンプトラック1は、前,後方向に自走可能な車体2と、車体2の後側を支点として車体2上に上,下方向に回動(起伏)可能に取付けられた後述の荷台15とにより大略構成されている。ダンプトラック1の車体2は、後述の車体フレーム3、建屋8、デッキ10、キャブ11等を含んで構成されている。
In the figure, the
車体フレーム3は、車体2のベースとなり、強固な支持構造体を構成している。車体フレーム3は、前,後方向に延びるベースフレーム3Aと、ベースフレーム3Aの前,後方向の中間部に配置され、左,右方向に延びた上部横梁3Bとを含んで構成されている。ベースフレーム3Aの前側には、前方に向けて二又状(V字状ないしU字状)に分岐した左,右の脚部3C(左側のみ図示)が設けられ、左,右の脚部3C間にはエンジン(図示せず)が配置されている。また、上部横梁3Bよりも後側となるベースフレーム3Aの後側には、左,右のシリンダ取付部3D(左側のみ図示)が設けられている。さらに、シリンダ取付部3Dよりも後側となるベースフレーム3Aの後端側には、左,右の荷台取付部3E(左側のみ図示)が設けられている。
The
左,右の前輪4は、車体2の前側に回転可能に設けられている。左,右の前輪4は、例えば2〜4メートルに及ぶ直径を有し、ダンプトラック1の操舵輪を構成している。左,右の前輪4と車体フレーム3との間には、それぞれ前輪側サスペンション5(左側のみ図示)が設けられている。前輪側サスペンション5は、例えば油圧緩衝器等により構成され、車体フレーム3と前輪4との間に伸縮可能に取付けられている。これにより、ダンプトラック1の走行時に前輪4が振動しても、この振動は前輪側サスペンション5によって吸収される。
The left and right
左,右の後輪6は、車体2の後側に回転可能に設けられている。左,右の後輪6は、例えば2〜4メートルに及ぶ直径を有し、ダンプトラック1の駆動輪を構成している。左,右の後輪6と車体フレーム3との間には、例えば油圧緩衝器等からなる後輪側サスペンション7が伸縮可能に設けられている。これにより、ダンプトラック1の走行時に後輪6が振動しても、この振動が後輪側サスペンション7によって吸収される。
The left and right
建屋8は、ベースフレーム3Aの前端側に設けられている。建屋8は、左,右の側面板および上面板によって囲まれた四角形の枠状に形成され、建屋8の内部には、ラジエータ等の熱交換装置9が収容されている。建屋8は、車体フレーム3の上部横梁3Bと共に、デッキ10等を下側から支持する役目も担っている。
The
デッキ10は、荷台15よりも前側に位置して車体フレーム3の上部横梁3Bおよび建屋8の上側に設けられている。デッキ10は、前,後方向の長さ寸法に比較して左,右方向の長さ寸法が大きな長方形の平板状に形成され、車体フレーム3の上部横梁3Bと建屋8とによって下側から支持されている。これにより、デッキ10は、左,右の前輪4よりも上方に配置されて水平方向に延びている。デッキ10上には、キャブ11、コントロールキャビネット12、グリッドボックス13等が搭載され、デッキ10の上面は、オペレータ等が通行する平坦な通路面となっている。
The
ここで、デッキ10の外周は、デッキ10の上面から上方に立上る前手摺り10A、後手摺り10B、左手摺り10C、右手摺り10Dによって取囲まれている。これら各手摺り10A,10B,10C,10Dは、デッキ10の外周を取囲むことにより、オペレータがデッキ10を通ってキャブ11に乗降するときの安全性、作業者がデッキ10上でコントロールキャビネット12等のメンテナンスを行うときの安全性を確保している。
Here, the outer circumference of the
キャブ11は、デッキ10の上部左側に設けられている。キャブ11は、その内部にオペレータが乗込む運転室を画成し、キャブ11内には、運転席、操舵用のハンドル、始動スイッチ、アクセルペダル、ブレーキペダルおよび操作レバー(いずれも図示せず)等が設けられている。
The
コントロールキャビネット12は、キャブ11の右側に並んでデッキ10上に搭載されている。コントロールキャビネット12は、走行用のモータを制御するインバータと、エンジンに設けられた発電機により発生する電流およびエンジン速度を制御する制御盤とによって構成されている。グリッドボックス13は、コントロールキャビネット12の右側に並んでデッキ10上に搭載されている。グリッドボックス13は、車両の減速時に直流電力を消費する抵抗器と、その抵抗器を冷却するブロアからなる装置を構成している。
The
左,右のホイストシリンダ14(左側のみ図示)は、車体フレーム3と荷台15との間に設けられている。左,右のホイストシリンダ14は、車体フレーム3のシリンダ取付部3Dと、後述する左,右のシリンダブラケット27,28との間に設けられている。左,右のホイストシリンダ14は、車体フレーム3に対して荷台15を上,下方向に回動させる。
The left and right hoist cylinders 14 (only the left side is shown) are provided between the
荷台15は、車体2上に設けられている。荷台15は、例えば砕石物等の運搬物を大量に積載するため、全長が10〜14m(メートル)にも及ぶ大型の容器として形成されている。荷台15の後側底部は、ベースフレーム3Aの後端側に設けられた左,右の荷台取付部3E(左側のみ図示)に、連結ピン16を介して回動可能に連結されている。従って、荷台15は、ホイストシリンダ14の伸縮動作により、連結ピン16を支点として図1中に実線で示す走行位置と、図1中に二点鎖線で示す最大上げ位置との間で上,下方向に回動可能となっている。ここで、図4および図5に示すように、荷台15は、後述する底板17と、左側板18および右側板19と、前板20と、天板21とを含んで構成されている。
The
底板17は、荷台15の底面を形成している。この底板17は、例えば鋼板材を用いて前,後方向に延びる平板状の板体によって形成されている。底板17は、荷台15を車体フレーム3上に搭載した状態で、前端部17Aから後端部17Bに向けて斜め上向きに傾斜している。底板17の上面には砕石物等の運搬物が積載され、底板17の下面には、左,右の縦フレーム22,23、左,右のヒンジブラケット24,25、複数の横フレーム26、左,右のシリンダブラケット27,28等が設けられている。
The
左側板18および右側板19は、荷台15の左,右の壁面を形成している。これら左,右の側板18,19は、例えば鋼板材を用いて前,後方向に延びる平板状の板体によって形成されている。左側板18は、底板17の左端部から鉛直上向きに立上り、右側板19は、底板17の右端部から鉛直上向きに立上っている。ここで、左側板18の下端側は、底板17の左端部に溶接により接合され、左側板18の前端側は、前板20の左端部に溶接により接合されている。一方、右側板19の下端側は、底板17の右端部に溶接により接合され、右側板19の前端側は、前板20の右端部に溶接により接合されている。左側板18の前部上側には、天板21に沿って前方に突出する左突出板18Aが設けられ、右側板19の前部上側には、天板21に沿って前方に突出する右突出板19Aが設けられている。
The
前板20は、荷台15の前側の壁面を形成している。前板20は、例えば鋼板材を用いて平板状の板体によって形成されている。前板20の下端部は、底板17の前端部17Aに接合され、前板20は、底板17の前端部17Aから前方に向けて斜め上向きに立上っている。前板20の左端部は、左側板18の前端側に溶接により接合され、前板20の右端側は、右側板19の前端側に溶接により接合されている。これにより、左,右の側板18,19の前側は、前板20によって閉塞されている。
The
天板21は、前板20の上端部に接合されている。天板21は、例えば鋼板材を用いて前,後方向に延びる平板状の板体によって形成され、デッキ10を上方から覆うように、前板20の上端部から前方に庇状に張出している。即ち、天板21の後端部21Aは、前板20の上端部に接合され、天板21の前端部21Bは、デッキ10の前端部に対応する位置まで延びている。天板21の左端部は、左側板18の左突出板18Aに溶接により接合され、天板21の右端部は、右側板19の右突出板19Aに溶接により接合されている。これにより、左側板18の左突出板18Aおよび右側板19の右突出板19Aは、天板21の一部を構成している。
The
左縦フレーム22および右縦フレーム23は、底板17の下面に設けられている。これら左,右の縦フレーム22,23は、例えば断面U字状をなす枠体として形成され、底板17の下面に溶接によって接合されることにより、左,右方向で対面しつつ前,後方向に延びている。
The left
左ヒンジブラケット24は、左縦フレーム22の長さ方向の中間部位に設けられ、右ヒンジブラケット25は、右縦フレーム23の長さ方向の中間部位に設けられている。これら左,右のヒンジブラケット24,25は、左,右方向で対面し、車体フレーム3の荷台取付部3Eに連結ピン16を介して回動可能に連結されている。
The
複数(例えば、8本)の横フレーム26は、左,右の縦フレーム22,23と共に底板17の下面に設けられ、左,右の縦フレーム22,23と共に底板17を補強している。複数の横フレーム26は、例えば断面U字状をなす枠体として形成され、底板17の下面に溶接によって接合されることにより、左,右の縦フレーム22,23と直交した状態で左,右方向に延設されている。
A plurality of (for example, eight) horizontal frames 26 are provided on the lower surface of the
左シリンダブラケット27および右シリンダブラケット28は、底板17の下面側に設けられている。左シリンダブラケット27は、左縦フレーム22の左側に配置され、底板17の下面と、天板21側から2番目および3番目の横フレーム26とに接合されている。一方、右シリンダブラケット28は、右縦フレーム23の右側に配置され、底板17の下面と、天板21側から2番目および3番目の横フレーム26とに接合されている。これら左,右のシリンダブラケット27,28には、左,右のホイストシリンダ14(図1中に左側のみ図示)の上端側がピン結合されている。
The
従って、荷台15の左,右のシリンダブラケット27,28と車体フレーム3のシリンダ取付部3Dとの間に設けられたホイストシリンダ14を伸縮させることにより、荷台15は、車体フレーム3との連結部である連結ピン16を支点として、図1中の実線で示す走行位置と、二点鎖線で示す最大上げ位置との間で上,下方向に回動する。これにより、荷台15に積載された運搬物が、底板17の後端部17Bから外部へと排出される構成となっている。
Therefore, by expanding and contracting the hoist
複数(例えば3本)の補強梁29は、天板21の下面21Cに設けられている。この補強梁29は、荷台15の左,右方向の中央部に配置された中間補強梁29Aと、中間補強梁29Aの左側に配置された左補強梁29Bと、中間補強梁29Aの右側に配置された右補強梁29Cとにより構成されている。これら3本の補強梁29A,29B,29Cは、例えば断面U字状をなす枠体として形成され、天板21の下面21Cに溶接によって接合されることにより、天板21の後端部21Aから前端部21Bに亘って前,後方向に延びている。この場合、中間補強梁29Aと左補強梁29Bとの左,右方向の間隔は、中間補強梁29Aと右補強梁29Cとの左,右方向の間隔と等しく設定されている。また、左補強梁29Bと左突出板18Aとの左,右方向の間隔は、右補強梁29Cと右突出板19Aとの左,右方向の間隔と等しく設定されている。
A plurality of (for example, three) reinforcing
さらに、天板21の下面21Cには、左側板18の左突出板18Aと右側板19の右突出板19Aとの間を左,右方向に延びる横梁30が設けられている。この横梁30は、例えば断面U字状をなす枠体として形成され、天板21の下面21Cに溶接によって接合されることにより、3本の補強梁29A,29B,29Cと直交した状態で左,右方向に延設されている。これにより、横梁30は、3本の補強梁29A,29B,29Cと共に天板21を補強している。
Further, the
次に、本実施の形態に用いられる狭幅レール取付部材31,32、および広幅レール取付部材33,34,35について説明する。
Next, the narrow
狭幅レール取付部材31,32は、左突出板18Aの下面、右突出板19Aの下面に、それぞれ1個ずつ設けられている。広幅レール取付部材33,34,35は、中間補強梁29Aの下面、左補強梁29Bの下面、右補強梁29Cの下面に、それぞれ1個ずつ設けられている。これら狭幅レール取付部材31,32および広幅レール取付部材33,34,35は、後述するトロリーレール36が取付けられるものである。
One narrow
左突出板18Aの下面に固定された狭幅レール取付部材31は、図6ないし図8に示すように、L字型またはJ字型に屈曲した一対の板体31A,31Bからなっている。一対の板体31A,31Bの基端は、前,後方向で対面した状態で左突出板18Aの下面に溶接され、これら板体31A,31Bの先端は下方に突出している。板体31Aの先端と板体31Bの先端との間には隙間31Cが形成され、この隙間31C内には、後述するトロリーレール36の縦板36Aが挿入される。また、一対の板体31A,31Bのうち、左突出板18Aの下面と対面する部位には、それぞれ1個のボルト挿通孔31Dが形成されている。
As shown in FIGS. 6 to 8, the narrow
右突出板19Aの下面に固定された狭幅レール取付部材32も、狭幅レール取付部材31と同等に、右突出板19Aの下面に溶接された一対の板体32A,32Bからなっている。板体32Aの先端と板体32Bの先端との間には隙間32Cが形成され、板体32A,32Bのうち、右突出板19Aの下面と対面する部位には、それぞれ1個のボルト挿通孔32Dが形成されている。
The narrow
中間補強梁29Aの下面に固定された広幅レール取付部材33は、狭幅レール取付部材31,32よりも大きな幅寸法(左,右方向の長さ寸法)を有している以外は、狭幅レール取付部材31,32と同様な構造を有している。即ち、広幅レール取付部材33は、L字型またはJ字型に屈曲した一対の板体33A,33Bからなっている。一対の板体33A,33Bの基端は、前,後方向で対面した状態で中間補強梁29Aの下面に溶接され、これら板体33A,33Bの先端は下方に突出している。板体33Aの先端と板体33Bの先端との間には隙間33Cが形成され、この隙間33C内には、トロリーレール36の縦板36Aが挿入される。また、一対の板体33A,33Bのうち、中間補強梁29Aの下面と対面する部位には、それぞれ1個のボルト挿通孔33Dが形成されている。
The wide
左補強梁29Bの下面に固定された広幅レール取付部材34も、広幅レール取付部材33と同等に、左補強梁29Bの下面に溶接された一対の板体34A,34Bからなっている。板体34Aの先端と板体34Bの先端との間には隙間34Cが形成され、板体34A,34Bのうち、左補強梁29Bの下面と対面する部位には、それぞれ1個のボルト挿通孔34Dが形成されている。
The wide
右補強梁29Cの下面に固定された広幅レール取付部材35も、広幅レール取付部材33と同等に、右補強梁29Cの下面に溶接された一対の板体35A,35Bからなっている。板体35Aの先端と板体35Bの先端との間には隙間35Cが形成され、板体35A,35Bのうち、右補強梁29Cの下面と対面する部位には、それぞれ1個のボルト挿通孔35Dが形成されている。
The wide
次に、本実施の形態に用いられるトロリーレール36について説明する。
Next, the
トロリーレール36は、荷台15を構成する天板21の下面21C側に左,右方向に延びた状態で取付けられている。トロリーレール36は、後述するチェーンブロック40を備えたトロリー39を案内するものである。ここで、トロリーレール36は、図7および図11に示すように、3個の広幅レール取付部材33,34,35に取付けられた格納位置と、図10および図12に示すように、3個の広幅レール取付部材33,34,35および狭幅レール取付部材32に取付けられた作業位置とに移動可能に支持される。トロリーレール36は、図11に示す格納位置では、荷台15の左,右方向の長さ寸法内に収まり、図12に示す作業位置では、荷台15の右側板19から右側方に張出す。
The
図6および図9に示すように、トロリーレール36は、例えば断面I型の鋼材(I型鋼)を用いて形成され、縦板36Aと、縦板36Aを挟んで対面する平板状の取付面36B、および平板状のトロリー走行面36Cとを有している。ここで、取付面36Bは、各レール取付部材31〜35に着脱可能に取付けられる面を形成し、トロリー走行面36Cは、トロリー39が走行する面を形成している。トロリーレール36の縦板36Aが、各レール取付部材31〜35の隙間31C〜35C内に挿入されることにより、トロリーレール36の取付面36Bは、各レール取付部材31〜35に移動可能に支持される。これにより、トロリーレール36のトロリー走行面36Cは、各レール取付部材31〜35から下方に突出する。
As shown in FIGS. 6 and 9, the
トロリーレール36の取付面36Bには、各レール取付部材31,32,33,34,35のボルト挿通孔31D,32D,33D,34D,35Dに対応する複数のボルト孔(雌ねじ孔)37が形成されている。図9に示すように、ボルト孔37は、トロリーレール36を格納位置(図11の位置)に固定するための複数(例えば6個)の格納位置固定用ボルト孔37Aと、トロリーレール36を作業位置(図12の位置)に固定するための複数(例えば8個)の作業位置固定用ボルト孔37Bとに区別されている。
On the mounting
従って、トロリーレール36を格納位置に固定する場合には、広幅レール取付部材33,34,35のボルト挿通孔33D,34D,35Dに、締結具としてのボルト38をそれぞれ挿通し、これら6本のボルト38を、トロリーレール36の格納位置固定用ボルト孔37Aに螺着する。これにより、トロリーレール36は、荷台15の左側板18と右側板19との間(荷台15の左,右方向の長さ寸法内)に格納される。
Therefore, when fixing the
一方、トロリーレール36を作業位置に固定する場合には、広幅レール取付部材33,34,35のボルト挿通孔33D,34D,35D、および狭幅レール取付部材32のボルト挿通孔32Dに、締結具としてのボルト38をそれぞれ挿通し、これら8本のボルト38を、トロリーレール36の作業位置固定用ボルト孔37Bに螺着する。これにより、トロリーレール36は、右端部36Dが荷台15の右側板19から右側方に突出した作業位置に固定される。トロリレール36の右端部36Dには、平板状のストッパ36Fが固定され、トロリーレール36に沿って移動するトロリー39がトロリーレール36から離脱するのを、ストッパ36Fによって防止できる構成となっている。
On the other hand, when the
そして、トロリーレール36が、狭幅レール取付部材32、広幅レール取付部材33,34,35に固定された状態で、図6に示すように、トロリーレール36の縦板36Aの延長線と天板21とが交わる角度は、天板21の前端部21B側の角度θ1に比較して天板21の後端部21A側の角度θ2が小さく設定されている(θ2<θ1)。これにより、トロリーレール36は、荷台15が連結ピン16を支点として回動し、図3および図13に示すように、天板21の前端部21Bがデッキ10の上面から所定の高さ寸法Hとなる位置まで上昇したときに、トロリー走行面36Cが水平となるように構成されている。ここで、天板21の前端部21Bとデッキ10の上面との間の高さ寸法Hとは、後述のチェーンブロック40を用いて重量物(吊荷)Wを吊上げたときに、この重量物Wがデッキ10の右手摺り10Dに引っ掛かることがない寸法として設定されている。
Then, with the
トロリー39は、チェーンブロック40を用いて重量物Wを吊り上げるときに、作業位置に固定されたトロリーレール36に移動可能に取付けられる。トロリー39は、後述するチェーンブロック40(巻上げ機)を備え、トロリーレール36によって形成された軌道上を走行することにより、チェーンブロック40によって巻上げられた重量物Wを、デッキ10上の所望の位置まで運搬する。
The
図12ないし図15に示すように、トロリー39は、例えばトロリーレール36の縦板36Aおよびトロリー走行面36Cを挟んで対面する一対の基板39Aと、トロリー走行面36Cの下側に位置して一対の基板39A間を連結する連結部材39Bと、一対の基板39Aに2個ずつ回転可能に設けられ、トロリー走行面36C上を転動する合計4個のローラ39Cと、一方の基板39Aに設けられ、4個のローラ39Cのうち少なくとも1個のローラ39Cを駆動する駆動モータ39Dとを含んで構成されている。
As shown in FIGS. 12 to 15, for example, the
駆動モータ39Dには、ケーブルを介して起動スイッチ(いずれも図示せず)が接続され、起動スイッチを操作することにより、駆動モータ39Dによってローラ39Cが回転駆動される。これにより、トロリー39は、トロリーレール36の縦板36Aに案内されつつトロリー走行面36C上を走行し、トロリーレール36の右端部36Dと左端部36Eとの間を左,右方向に移動する。
A start switch (neither is shown) is connected to the
巻上げ機としての手動式のチェーンブロック40は、トロリー39に取付けられ、地上とデッキ10との間で重量物Wを巻上げるものである。チェーンブロック40は、吊具40Aを介してトロリー39の連結部材39Bに取付けられたブロック本体40Bと、ブロック本体40B内に回転可能に設けられたロードシーブおよび手鎖車(いずれも図示せず)と、ロードシーブに巻回されブロック本体40Bから下方に延びたロードチェーン40Cと、ロードチェーン40Cの下端に取付けられたフック40Dと、手鎖車に巻回されブロック本体40Bから下方に延びた手鎖40Eとを含んで構成されている。
The
そして、チェーンブロック40は、フック40Dを重量物Wに掛止めした状態で、手鎖40Eによって手鎖車を回転させることにより、ロードシーブによってロードチェーン40Cを巻上げる。このように、チェーンブロック40は、手動操作によって重量物Wを吊上げ、この重量物Wを地上とデッキ10との間で上,下方向に運搬する。従って、チェーンブロック40によって、デッキ10の右手摺り10Dを超える高さまで重量物Wを吊上げた状態で、トロリー39をトロリーレール36に沿って移動させることにより、重量物Wをデッキ10上の所望の位置まで運搬することができる構成となっている。
Then, the
実施の形態によるダンプトラック1は、上述の如き構成を有するもので、以下、その動作について説明する。
The
ダンプトラック1は、荷台15を走行位置(図1中の実線で示す位置)に保持した状態で、荷受け場所まで走行する。荷受け場所では、例えば大型の油圧ショベル(図示せず)を用いて、荷台15に砕石物等が積載される。荷台15に砕石物等が積載された後、ダンプトラック1は荷下ろし場に向けて走行する。
The
ダンプトラック1が荷下し場に到着すると、キャブ11内のオペレータは、荷台15を回動させるための操作機器(図示せず)を操作し、ホイストシリンダ14を伸長させる。これにより、荷台15は、連結ピン16を支点として上向きに回動し、例えば図1中の二点鎖線で示す最大上げ位置に達する。これにより、荷台15に積載された砕石物等は、底板17の後端部17Bから所望の荷下ろし場所へと排出される。
When the
ここで、ダンプトラック1が、砕石物等の運搬作業を行うときには、荷台15の天板21に取付けられたトロリーレール36は、図11に示す格納位置に固定されている。即ち、図7に示すように、トロリーレール36の縦板36Aが、広幅レール取付部材33,34,35の隙間33C,34C,35Cに挿入された状態で、広幅レール取付部材33,34,35のボルト挿通孔33D,34D,35Dに挿通された6本のボルト38は、トロリーレール36の格納位置固定用ボルト孔37Aに螺着される。これにより、トロリーレール36は、荷台15の左側板18と右側板19との間に格納されるので、ダンプトラック1の走行動作や荷台15の回動動作がトロリーレール36によって妨げられることはない。
Here, when the
次に、ダンプトラック1のデッキ10に搭載されたコントロールキャビネット12、グリッドボックス13等に対するメンテナンスを行う場合に、地上とデッキ10との間で交換部品等の重量物Wを運搬する作業について説明する。
Next, when performing maintenance on the
重量物Wの運搬作業を行う場合には、まず、トロリーレール36を格納位置(図11の位置)から作業位置(図12の位置)へと移動させる。即ち、トロリーレール36の格納位置固定用ボルト孔37Aに螺着された6本のボルト38を取外した状態で、広幅レール取付部材33,34,35に支持されたトロリーレール36を、右方向に移動させる。そして、図10に示すように、広幅レール取付部材33,34,35のボルト挿通孔33D,34D,35D、および狭幅レール取付部材32のボルト挿通孔32Dにボルト38をそれぞれ挿通し、これら8本のボルト38を、トロリーレール36の作業位置固定用ボルト孔37Bに螺着する。これにより、トロリーレール36を、右端部36Dが荷台15の右側板19から右側方に突出した作業位置に固定することができる。
When carrying the heavy object W, first, the
次に、トロリーレール36に対し、左端部36E側からトロリー39を取付ける。即ち、図15に示すように、トロリーレール36の縦板36Aを、トロリー39の一対の基板39Aによって挟んだ状態で、トロリーレール36のトロリー走行面36C上に、トロリー39の各ローラ39Cを配置する。このようにして、トロリーレール36にトロリー39を取付けた状態で、トロリー39の連結部材39Bに、チェーンブロック40の吊具40Aを取付ける。これにより、チェーンブロック40を備えたトロリー39を、トロリーレール36に取付けることができる。
Next, the
次に、ホイストシリンダ14を僅かに伸長させることにより、荷台15を車体フレーム3に対して上向きに回動させ、図3および図13に示すように、天板21の前端部21Bを、デッキ10の上面から所定の高さ寸法Hとなる位置まで上昇させる。これにより、トロリーレール36のトロリー走行面36Cを水平に配置することができる。この状態で、トロリー39の起動スイッチ(図示せず)を操作し、駆動モータ39Dによってローラ39Cを回転駆動させる。これにより、トロリー39は、トロリーレール36の右端部36Dの近くまで走行し、トロリー39に支持されたチェーンブロック40は、デッキ10の右側方へと移動する。
Next, by slightly extending the hoist
チェーンブロック40をデッキ10の右側方へと移動させた後には、作業者がチェーンブロック40の手鎖40Eを操作し、ロードチェーン40Cに取付けられたフック40Dを地上付近まで下降させる。地上には、デッキ10に搭載されたコントロールキャビネット12、グリッドボックス13等に関わる交換部品等の重量物Wが用意されている。この重量物Wに対し、ロードチェーン40Cに取付けられたフック40Dを掛止めする。
After moving the
次に、作業者は、チェーンブロック40の手鎖40Eを操作してロードチェーン40Cを巻上げることにより、フック40Dに掛止めされた重量物Wを吊上げていく。この場合、天板21の前端部21Bは、デッキ10の上面から高さ寸法Hとなる位置まで上昇しているので、チェーンブロック40による重量物Wの揚程を大きく確保することができ、重量物Wを、デッキ10に立設された右手摺り10Dを超える十分な高さ位置まで上昇させることができる。
Next, the operator operates the
このようにして、チェーンブロック40によって重量物Wを十分な高さ位置まで上昇させた状態で、トロリー39のローラ39Cを回転駆動させることにより、トロリー39を、チェーンブロック40および重量物Wと一緒に、トロリーレール36の左端部36E側へと走行させることができる。これにより、クレーン等の大掛かりな装置を用いることなく、交換部品等の重量物Wを地上とデッキ10との間で容易に運搬することができ、この運搬作業の作業性を高めることができる。また、クレーン等の大掛かりな装置を不要とすることにより、運搬作業のコストを削減することができる。
In this way, the
かくして、実施の形態によるダンプトラック1は、車体2と、車体2の前側に設けられキャブ11が搭載されたデッキ10と、デッキ10を上方から覆うように前方に庇状に張出した天板21を有し、車体2の後側を支点として上,下方向に回動可能に取付けられた荷台15とを備えている。そして、天板21の下面21C側には、チェーンブロック40を備えたトロリー39を案内するトロリーレール36が左,右方向に延びた状態で設けられていることを特徴としている。
Thus, the
この構成によれば、トロリー39をトロリーレール36に沿って移動させることにより、チェーンブロック40によって巻上げられた重量物Wを、地上とデッキ10との間で円滑に移動させることができる。従って、クレーン等の大掛かりな装置を用いることなく、地上とデッキ10との間で重量物Wの運搬作業を行うことができ、その作業性を高めることができる。
According to this configuration, by moving the
実施の形態では、トロリーレール36の左,右方向の長さ寸法は、荷台15の左,右方向の長さ寸法よりも小さく設定され、トロリーレール36は、荷台15の左,右方向の長さ寸法内に収まる格納位置と、荷台15から左,右方向に張出しチェーンブロック40を使用する作業位置とに移動可能に支持されている。この構成によれば、トロリーレール36を格納位置に固定することにより、ダンプトラック1の走行動作や荷台15の回動動作がトロリーレール36によって妨げられるのを回避することができる。一方、トロリーレール36を作業位置に固定することにより、チェーンブロック40を備えたトロリー39をトロリーレール36に沿って移動させることができ、重量物Wの運搬作業を容易に行うことができる。
In the embodiment, the left and right length dimensions of the
実施の形態では、トロリーレール36は、トロリー39が走行するトロリー走行面36Cを有し、トロリーレール36は、荷台15が回動して天板21がデッキ10から所定の高さ寸法Hとなる位置に達したときに、トロリー走行面36Cが水平となるように天板21に支持されている。この構成によれば、チェーンブロック40による重量物Wの揚程を大きく確保することができ、重量物Wを、デッキ10に立設された右手摺り10Dを超える十分な高さ位置まで上昇させることができる。しかも、天板21の前端部21Bを、デッキ10から所定の高さ寸法Hまで上昇させることにより、天板21の下方に大きな作業スペースを確保することができ、運搬作業の作業性を高めることができる。
In the embodiment, the
実施の形態では、天板21の下面21C側には狭幅レール取付部材31,32、および広幅レール取付部材33,34,35が固定して設けられ、トロリーレール36は、これらレール取付部材31〜35にボルト38を介して移動可能に取付けられている。この構成によれば、トロリーレール36からボルト38を取外した状態で、トロリーレール36を格納位置と作業位置との間で移動させた後、ボルト38を用いて格納位置または作業位置に固定することができる。
In the embodiment, narrow
なお、実施の形態では、トロリーレール36を作業位置に移動させたときに、トロリーレール36の右端部36Dが、荷台15の右側板19から右側方に突出する構成を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばトロリーレール36の左端部36Eが、荷台15の左側板18から左側方に突出する構成としてもよい。即ち、トロリーレール36の左,右方向を反転させ、広幅レール取付部材33,34,35のボルト挿通孔33D,34D,35D、および狭幅レール取付部材31のボルト挿通孔31Dにボルト38を挿通し、これら8本のボルト38を、反転させたトロリーレール36の作業位置固定用ボルト孔37Bに螺着してもよい。
In the embodiment, when the
実施の形態では、トロリーレール36に取付けられるトロリーとして、電動式のトロリー39を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば手動式のトロリーを用いる構成としてもよい。また、実施の形態では、トロリー39に取付けられる巻上げ機として、手動式のチェーンブロック40を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば電動式のチェーンブロックを用いる構成としてもよい。
In the embodiment, the
1 ダンプトラック
2 車体
10 デッキ
11 キャブ
21 天板
21C 下面
29 補強梁
31,32 狭幅レール取付部材(レール取付部材)
33,34,35 広幅レール取付部材(レール取付部材)
36 トロリーレール
36C トロリー走行面
38 ボルト(締結具)
39 トロリー
40 チェーンブロック(巻上げ機)
1
33, 34, 35 Wide rail mounting member (rail mounting member)
36
39
Claims (4)
前記車体の前側に設けられキャブが搭載されたデッキと、
前記デッキを上方から覆うように前方に庇状に張出した天板を有し、前記車体の後側を支点として上,下方向に回動可能に取付けられた荷台とを備えてなるダンプトラックにおいて、
前記天板の下面側には、巻上げ機を備えたトロリーを案内するトロリーレールが左,右方向に延びた状態で設けられていることを特徴とするダンプトラック。 With the car body
A deck provided on the front side of the vehicle body and equipped with a cab,
In a dump truck having a top plate protruding forward in an eaves shape so as to cover the deck from above, and a loading platform rotatably mounted upward and downward with the rear side of the vehicle body as a fulcrum. ,
A dump truck characterized in that a trolley rail for guiding a trolley equipped with a hoist is provided on the lower surface side of the top plate in a state of extending in the left and right directions.
前記トロリーレールは、前記荷台の左,右方向の長さ寸法内に収まる格納位置と、前記荷台から左,右方向に張出し前記巻き上げ機を使用する作業位置とに移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のダンプトラック。 The left and right length dimensions of the trolley rail are set to be smaller than the left and right length dimensions of the loading platform.
The trolley rail is movably supported at a storage position that fits within the length dimension in the left and right directions of the loading platform and a working position that extends from the loading platform in the left and right directions and uses the hoisting machine. The dump truck according to claim 1.
前記トロリーレールは、前記荷台が回動して前記天板が前記デッキから所定の高さ位置に達したときに前記トロリー走行面が水平となるように前記天板に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のダンプトラック。 The trolley rail has a tram traveling surface on which the trolley travels.
The trolley rail is characterized in that the trolley rail is supported by the top plate so that the traveling surface of the trolley becomes horizontal when the loading platform rotates and the top plate reaches a predetermined height position from the deck. The dump truck according to claim 1.
前記トロリーレールは、前記レール取付部材に締結具を介して移動可能に取付けられることを特徴とする請求項1に記載のダンプトラック。 A rail mounting member is fixedly provided on the lower surface side of the top plate.
The dump truck according to claim 1, wherein the trolley rail is movably attached to the rail attachment member via a fastener.
Priority Applications (1)
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JP2019161372A JP2021037887A (en) | 2019-09-04 | 2019-09-04 | Dump truck |
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JP2019161372A Pending JP2021037887A (en) | 2019-09-04 | 2019-09-04 | Dump truck |
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2019
- 2019-09-04 JP JP2019161372A patent/JP2021037887A/en active Pending
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