JP2021036640A - プレゼンテーション支援装置及びプレゼンテーション支援プログラム - Google Patents

プレゼンテーション支援装置及びプレゼンテーション支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プレゼンテーションの最中に聞き手の反応に応じた効果的なプレゼンテーションの実施を支援する。【解決手段】本発明に係るプレゼンテーション支援装置は、第1のプレゼン資料によるプレゼンテーションを視聴している視聴者が視聴者端末を操作してプレゼンテーションに対する視聴者の反応を示す情報を入力した場合、視聴者端末から反応を示す情報を受信する手段と、受信した反応を示す情報に基づいて、所定の反応の内容に関する反応数の数を集計する手段と、プレゼンテーションの最中の所定のタイミングにおいて、集計の結果が所定の反応の内容に関する閾値以上か否かを判定する手段と、プレゼンテーションの最中に、集計の結果が前記閾値以上であると判定された場合、視聴者に提示するプレゼン資料を第2のスライド資料に変えて表示部に表示させる手段と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、プレゼンテーション支援装置及びプレゼンテーション支援プログラム
に関する。
従来より、様々な公開・発表の場において、プレゼンテーションが盛んに行われている。特に会場でのプレゼンテーションの場合、話し手(プレゼンター)は聞き手の反応を直接肌で感じることができるため、聞き手の反応具合によっては臨機応変に説明を追加したり、話を変更させたりすることもある。
これに関する技術として、例えば特許文献1には、リスナーの反応がプレゼンターに伝達され易いプレゼンテーション支援システムが記載されている。プレゼンター端末にはメインウィンドウとサブウィンドウとが表示され、リスナー端末にはメインウィンドウと表示がリンクされたリンクウィンドウが表示される。リンクウィンドウには手書きでの書き込みが可能であり、書き込みが行われるとサブウィンドウに表示される詳細分析画面が更新される。詳細分析画面は、資料の各エリアを、書き込み数に応じて色分け表示するとともに、この種類毎の書き込み数を示す数値を各エリアに記載したものである。プレゼンターは、この詳細分析画面を参照することで、リスナーの反応を知ることをできる。
特開2013−77167号公報
しかしながら、通常、プレゼンテーションは、モニターやスクリーン上にプレゼンテーション資料をスライド表示しながら行われることが多く、話し手が聞き手の反応に応じてその場でできることはあくまで口頭上で補足的に説明を追加・変更するに留まっている。
本発明は、上記の点に鑑み提案されたものであり、一つの側面では、プレゼンテーションの最中に聞き手の反応に応じた効果的なプレゼンテーションの実施を支援することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るプレゼンテーション支援装置は、プレゼンテーション用のスライド資料を、該スライド資料を視聴者に見せる媒体として用いられる表示部に表示しながら催されるプレゼンテーションを支援するプレゼンテーション支援装置であって、第1のプレゼン資料によるプレゼンテーションを視聴している視聴者が視聴者端末を操作して前記プレゼンテーションに対する視聴者の反応を示す情報を入力した場合、前記視聴者端末から前記反応を示す情報を受信する手段と、前記受信した反応を示す情報に基づいて、所定の反応の内容に関する反応数の数を集計する手段と、前記プレゼンテーションの最中の所定のタイミングにおいて、前記集計の結果が前記所定の反応の内容に関する閾値以上か否かを判定する手段と、前記プレゼンテーションの最中に、前記集計の結果が前記閾値以上であると判定された場合、前記視聴者に提示するプレゼン資料を前記1のスライド資料とは異なる第2のスライド資料に変えて前記表示部に表示させる手段と、を有する。
本発明の実施の形態によれば、プレゼンテーションの最中に聞き手の反応に応じた効果的なプレゼンテーションの実施を支援することができる。
本実施形態に係るプレゼンテーション支援システムの構成例を示す図である。 本実施形態に係る支援サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態に係る支援サーバのソフトウェア構成例を示す図である。 本実施形態に係るプレゼンテーション管理DBの有するデータ項目の一例を示す図である。 本実施形態に係る視聴者端末30の画面例を示す図である。 本実施形態に係るプレゼンテーション場面の一例を示す図(その1)である。 本実施形態に係るスライド資料の表示制御を説明する図(その1)である。 本実施形態に係るスライド資料の表示制御を説明する図(その2)である。 本実施形態に係るプレゼンテーション場面の一例を示す図(その2)である。 本実施形態に係るスライド資料の表示制御を説明する図(その3)である。 本実施形態に係る支援サーバのプレゼンテーション支援処理を示すフローチャート図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下において、プレゼンテーションを単にプレゼンと略す場合がある。またプレゼンテーション資料を、プレゼンテーション用のスライド資料、もしくは単にスライド又はスライド資料という場合がある。
本実施形態は、所定のプレゼンテーションに用いられるスライド資料を視聴者に見せる媒体として用いられるスライド表示部(プレゼンテーション会場に設けられたモニターやスクリーン、視聴者端末の表示部(タッチパネル等))に上記スライド資料を表示し、上記プレゼンテーションの最中に、それらスライド表示部にて表示されたスライド資料を視聴している視聴者に関する情報(視聴者の反応を示す情報および視聴者の属性を示す情報の少なくとも一方)を集計するものである。
本実施形態において視聴者の反応とは、プレゼンテーションを視聴している視聴者による該プレゼンテーションに対する感想、評価、要望、提案といったフィードバックである。
また、視聴者の属性とは、視聴者の年齢、年代、性別、職種、所属している団体、出身地といった所定の基準でカテゴライズする切り口である。
<システム構成>
(ネットワーク構成)
図1は、本実施形態に係るプレゼンテーション支援システムの構成例を示す図である。図1に示すプレゼンテーション支援システム100においては、プレゼンテーション支援サーバ10と、プレゼンテーション会場20に設けられたモニター21、プレゼンター23のプレゼンター端末22及びカメラ24と、視聴者31の視聴者端末30とがネットワーク50を介して接続されている。
本実施形態では、視聴者に関する情報として、視聴者の反応を示す情報について説明する。プレゼンテーション支援サーバ(以下、単に支援サーバという)10は、プレゼンテーション会場20で行われるプレゼンテーションの様子をリアルタイムで中継し動画配信する。またプレゼンテーションが開始されると、視聴者端末30からプレゼンテーションに対する視聴者の反応を示す情報を受信し、モニター21上、当該反応に応じたスライド資料の表示制御(後述のように、表示するスライド資料を別のスライド資料に、自動で切り替えるか、プレゼンターによりマニュアルで切り替えるか)を適宜実行する。
なお、本実施形態では、支援サーバ10がスライド資料やプレゼンテーションの動画配信を行っているが、該動画配信を別のサーバにて実行しても良い。
スライド表示部としてのモニター21は、プレゼンテーション会場20に設けられており、支援サーバ10もしくはプレゼンター端末22の操作の下、プレゼンテーション用のスライド資料を表示するための表示装置である。本実施形態に係るプレゼンテーションは、モニター上にスライド資料を表示しながら催されるタイプのプレゼンテーションである。モニター21はいわゆるデジタルサイネージ等の大型の表示装置を用いてもよいし、プロジェクタ(非図示)を介して投影されるスクリーンであってもよい。
プレゼンター端末22は、プレゼンター23がプレゼンテーションを行うに際して使用するコンピュータ端末である。画面上にモニター21と同様のスライド資料を表示する。プレゼンター端末22は、例えばノート型パーソナルコンピュータの他、スマートフォンやタブレット端末などを含む。
カメラ24は、プレゼンテーション会場20に設けられており、プレゼンテーション会場20で行われるプレゼンテーションの様子をリアルタイムで撮像する撮像装置である。撮像された動画は支援サーバ10を介して視聴者端末30に動画配信される。
視聴者端末30は、プレゼンテーションに対する反応を入力するため、および視聴者31がプレゼンテーション動画中継を視聴するためのコンピュータ端末である。よって、視聴者端末30の表示部にて上記プレゼンテーション動画が表示されるので、該表示部はスライド表示部となる。視聴者端末30は、例えばスマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータなどを含む。視聴者31は視聴者端末30を用いて、支援サーバ10上でプレゼンテーション毎に設けられた特定のURLにアクセスすることで、プレゼンテーション会場20で行われるプレゼンテーションの様子をリアルタイムで視聴・閲覧すること(第1の機能)、およびその視聴したプレゼンテーションに対する反応をフィードバックすること(第2の機能)が可能である。
なお、本実施形態に係るプレゼンテーションは、インターネット上での公開プレゼンテーションを想定し、視聴者31は視聴者端末30を用いてプレゼンテーションを視聴するものであるが、プレゼンテーション会場20内において、視聴者31がプレゼンテーションを生で視聴していても構わない。あるいは、それらの混合(会場内での視聴、および配信での視聴を同時に行うもの)であってもよいし、プレゼンテーション会場20内で生でプレゼンテーションを視聴する場合のみを想定してもよい。
本発明の本質は、各視聴者が所定のプレゼンテーションを視聴する形態がどんなものであっても(会場内にて直接視聴する形態、および配信により会場とは別の場所にて視聴する形態の少なくとも一方)上記プレゼンテーションを視聴した視聴者に関する情報を該プレゼンテーション中に集計することにある。すなわち、プレゼンテーションに触れる(視聴する)形態はいずれのものでも良く、そのプレゼンテーションを実際に視聴した視聴者による感想、評価、要望、提案といったフィードバックや、視聴者の属性を上記プレゼンテーション中にプレゼンターに認識させることが重要なのである。
なお、配信による視聴する場合と、会場内にて生でプレゼンテーションを視聴する場合とで視聴者端末30に実装する機能を変えてもよい(ユーザインタフェースを変える等)。例えば、配信の場合は視聴者端末30には第1の機能および第2の機能を実装し(例えば、視聴者端末30に、第1の機能および第2の機能を実行するアプリをダウンロードさせるなど)、会場内にて視聴する場合は視聴者端末30には第2の機能を実装(例えば、視聴者端末30に、第2の機能を実行するアプリをダウンロードさせるなど)させればよい。
また、例えば、視聴者が視聴者端末30とは別の装置にて配信された動画を視聴する場合、視聴者端末30にて動画表示をする必要が無いので、視聴者端末30には第2の機能のみを実装させればよい。上述のように、本発明の本質は、視聴者がプレゼンテーションを視聴することではなく、視聴した内容に関する反応(フィードバック)や視聴者の属性を該当するプレゼンテーション中にプレゼンター側に送ることであるので、視聴者端末30に実装させる機能としては、第2の機能は必須となる。
ネットワーク50は、有線、無線を含む通信ネットワークである。ネットワーク50は、例えば、インターネット、公衆回線網、WiFi(登録商標)などを含む。
(ハードウェア構成)
図2は、本実施形態に係る支援サーバのハードウェア構成例を示す図である。支援サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、及び通信装置15を有する。
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラム(例えば、図11にて後述するプログラム等)などが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする作業エリアである。HDD14は、各種データ及びプログラムを格納する。通信装置15は、ネットワーク50を介して他装置との通信を行う。
(ソフトウェア構成)
図3は、本実施形態に係る支援サーバのソフトウェア構成例を示す図である。支援サーバ10は、主な機能部として、動画配信部101、反応受信部102、集計判定部103、反応通知部104、表示制御部105、及びスライド記憶部106を有する。
動画配信部101は、視聴者端末30に、該視聴者端末30の表示部にスライド資料(プレゼンテーションの開始時に提示される第1のスライド資料や該第1のスライド資料とは異なる第2のスライド資料(プレゼンテーションの視聴者の反応に応じて提示されるかもしれないスライド資料))を表示している表示部を含むプレゼンテーションの場の動画像(カメラ24により撮影された動画像)を配信する機能を有している。
反応受信部102は、視聴者端末30から、プレゼンテーションに対する視聴者の反応(フィードバック)を示す情報を受信する機能を有している。
集計判定部103は、受信された視聴者の反応を取得し、該取得した反応を所定の基準に沿って判定し、集計する機能を有している。例えば集計判定部103は、受信された視聴者の反応を示す情報に基づいて、プレゼンテーションに対する反応の内容を分類し、それら分類された内容の数を計測することができる。すなわち、集計判定部103は、各視聴者より送られた反応を示す情報に基づいて、視聴者の反応の内容およびその数を取得する。
反応通知部104は、プレゼンター端末22に、受信された視聴者の反応の内容及び数を通知する機能を有している。プレゼンター端末22は、通知された内容をプレゼンター端末22の表示部に表示することになるので、反応通知部104は、反応の内容及び数(フィードバックの集計結果)をプレゼンター端末22の表示部に表示させるとも言えるであろう。
表示制御部105は、集計判定部103の判定結果に基づき、視聴者31が視聴する所定の表示部(モニター21や後述する配信動画表示領域30a)に表示されるスライド資料を必要に応じて変える機能(例えば、第1のスライド資料を、該第1のスライド資料とは異なる第2のスライド資料に変える)を有している
スライド記憶部106は、プレゼンテーション管理DB(以下プレゼン管理DBともいう)106aを記憶する。プレゼン管理DB106aは、プレゼンテーションに関する情報をリアルタイムに管理したり、プレゼンテーション用のスライド資料を管理するためのデータベースである。
なお、各機能部は、支援サーバ10を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
(プレゼンテーション管理DB)
図4は、本実施形態に係るプレゼンテーション管理DBの有するデータ項目の一例を示す図である。プレゼン管理DB106aは、プレゼンテーションに関する情報をリアルタイムに管理するためのデータベースである。図4に示すプレゼン管理DB106aは、例えば「Presentation ID」、「開始日時」、「経過時間」、「視聴者数」、「反応数1」、「反応数2」、「反応数1閾値」、「反応数2閾値」、「スライドファイル1」、「スライドファイル2」、「スライドファイル3」などのデータ項目を有する。
「Presentation ID」は、開催・実施されるプレゼンテーション毎に付番される固有の識別子を示す。
「開始日時」は、プレゼンテーションが開始される日時刻を示す。プレゼンテーション開始に先立って予め登録される。
「経過時間」は、プレゼンテーションが開始されてからどれくらい経過しかを示す指標であって、プレゼンテーションが開始されてから経過した時間を示す。プレゼンテーション開始後に自動計時される。上記指標としては、経過時間の他にスライドのページ番号であってもよい。
「視聴者数」は、プレゼンテーションの動画を視聴中の視聴者端末30の数を示す。「視聴者数」は支援サーバ10に視聴者端末30が1台接続される毎に1づつカウントアップされる。
「反応数1」、「反応数2」は、視聴者端末30からプレゼンテーションに対する視聴者の反応を、反応の内容ごとにカウントした数を示す。「反応数1」、「反応数2」というように複数設けられているのは、反応の内容別に複数定義付けると共に、反応の内容別毎(種類別毎)に視聴者の反応をカウントできるようにしたものであり、反応数1は第1の反応をフィードバックした視聴者の数であり、反応数2は第2の反応をフィードバックした視聴者の数である。プレゼンテーション開始後に視聴者端末30からプレゼンテーションに対する視聴者の反応を示す情報が受信されると、集計判定部103は、受信した反応を示す情報が第1の反応か第2の反応かを判定し、受信した反応の内容に応じて「反応数1」又は「反応数2」の何れかが1カウントアップされる。
「反応数1閾値」、「反応数2閾値」は、スライド資料の表示制御を行うための条件を、閾値で定義したものである。例えば「反応数1閾値」が1000である場合に「反応数1」が当該閾値1000に到達すると、第1のスライド資料としての「スライドファイル1」から第2のスライド資料としての「スライドファイル2」に所定のタイミングにて切り替え表示される。また例えば「反応数1閾値」及び「反応数2閾値」が何れも500である場合に「反応数2」が当該閾値500に到達すると、スライド資料「スライドファイル1」から「スライドファイル3」に切り替え表示される。なお、閾値は例えば1000など絶対値であってもよいし、「視聴者数」の例えば50%といったように相対値であってもよい。
「スライドファイル1」は、初期のプレゼンテーション用スライド資料のデータファイルを示す。プレゼンテーション開始時にはまずこのスライド資料が表示される。
「スライドファイル2」及び「スライドファイル3」は、視聴者の反応の内容に応じて表示されるプレゼンテーション用スライド資料のデータファイルを示す。スライドファイルはプレゼンテーション開始に先立って複数のスライドファイルが予め登録(アップロード)される。
ここで、本実施形態に係るプレゼンテーション用のスライド資料(プレゼンテーション資料)は1ページのスライド又は複数ページのスライドの束からなり、各スライドはプレゼンテーションの流れに応じた順番に並べられる。また各スライド上には、プレゼンターが聞き手に伝えたいコンテンツ(例えばタイトル、説明及びセリフなどのテキスト、絵図や画像などのグラフィック又はビデオ、もしくは音声等)が配置される。
(視聴者端末)
図5は、本実施形態に係る視聴者端末の画面例(フィードバック時のユーザインタフェース例)を示す図である。上述したように視聴者31は視聴者端末30を用いて、支援サーバ10上でプレゼンテーション毎に設けられた特定のURLにアクセスすることで、プレゼンテーション会場20で行われるプレゼンテーションの様子をリアルタイムで視聴・閲覧する。
図5に示されるように視聴者端末30の画面は、配信動画表示領域30a、スライド資料表示領域30b、「いいね!」押下ボタン30c、「難しい!」押下ボタン30d、「易しい!」押下ボタン30e、メッセージ入力欄30f、送信ボタン30gを含む。
配信動画表示領域30aは、プレゼンテーション会場20で行われるプレゼンテーション中継動画をリアルタイムで表示する。
スライド資料表示領域30bは、視聴者31が見易いよう、プレゼンテーション会場20のモニター21に表示されたスライド資料をスライドファイルとして表示する。任意にサイズの拡大・縮小も可能である。
「いいね!」押下ボタン30c、「難しい!」押下ボタン30d、「易しい!」押下ボタン30eは、プレゼンテーションの最中にプレゼンテーションに対する視聴者の反応及び反応の内容を表明するために視聴者31が押下可能なボタンである。視聴者31が予め所定の反応内容として設けられた「いいね!」「難しい!」「易しい!」以外の反応内容を表明したい場合、メッセージ入力欄30fに任意の反応内容を記入の上、送信ボタン30gを押下する。
なお、視聴者端末30には汎用のウェブブラウザアプリケーション又は所定の専用アプリケーションが予めインストールされており、当該アプリケーションを用いて支援サーバ10にアクセスし、プレゼンテーション会場20で行われるプレゼンテーションの様子をリアルタイムで視聴・閲覧、さらには反応のフィードバックをする。
また、上述したように、視聴者31の視聴する場所に応じて、視聴者端末30におけるフィードバック時のユーザインタフェース(すなわち、使える機能)を変えてもよい。例えば、会場20にて生でプレゼンテーションを視聴する視聴者31と、会場20とは別の場所(例えば、オフィスや自宅等)で視聴する視聴者31とで、上記ユーザインタフェースを変えてもよい。会場20に居る視聴者にとってはプレゼンテーションに直接触れることができるので、図5の画面例のうち、配信動画表示領域30a、スライド資料表示領域30bは必ずしも必要ではない。よって、会場にいる視聴者31の携帯端末30には、視聴者31の応答入力領域である押下ボタン30c、30d、30e、メッセージ入力欄30f、送信ボタン30gのみを設けるようにしてもよい。あるいは、会場20以外の場所で視聴する場合、視聴者端末30以外の装置(例えば、パーソナルコンピュータ)にて配信されたプレゼンテーションを視聴し、フィードバックを視聴者端末30にて行う場合もあるかもしれない。この場合も、携帯端末30には、視聴者31の応答決定領域である押下ボタン30c、30d、30e、メッセージ入力欄30f、送信ボタン30gのみを設けるようにしてもよい。
<具体例1>
次に、本実施形態に係るプレゼンテーション支援システム100について、実際のプレゼンテーションの具体例を挙げながら詳しく説明する。
図6は、本実施形態に係るプレゼンテーション場面の一例を示す図(その1)である。図6(a)に示されるように、プレゼンテーション会場20においては、モニター21にスライド資料21a(例えばプレゼン管理DB106aの「スライドファイル1」)が表示されると共に、プレゼンター23が登壇してプレゼンテーションが開始される。またプレゼンテーションの様子は会場外の視聴者31に視聴者端末30を介してリアルタイム中継で動画配信される。
なお、本例では、図4に示すプレゼンテーション管理DB106aのID“P0001”のプレゼンテーションを行うものとし、視聴者から「いいね!」押下ボタン30cが押下されると、反応数1がカウントされる。また、スライドファイル1は、20ページのスライドであり、スライドファイル2は、スライドファイル1の11ページ目以降に該当するスライドであって、スライドファイル1の11ページ目〜20ページ目とは異なる内容のスライドである。
プレゼンター23によるプレゼンテーションが進行するにつれ、プレゼンテーションを視聴する視聴者31の視聴者端末30から、プレゼンテーションに対する視聴者の反応を示す情報の一例として「いいね!」のメッセージが送られてくる。
支援サーバ10は、「いいね!」のメッセージ数を集計する(プレゼン管理DB106aの「反応数1」)。また、「いいね!」のメッセージ数は視聴者数と共にプレゼンター端末22に対してリアルタイムに通知されており、プレゼンター23はプレゼンテーションの最中でも視聴者の反応状況を把握できるようになっている。言うまでもなく「いいね!」のメッセージ数が多いほど視聴者の反応は良好である。視聴者の関心が高いともいえる。
図6(b)に示されるように、支援サーバ10は、「いいね!」のメッセージ数が所定数(閾値)以上になった場合、モニター21にスライド資料21b(プレゼン管理DB106aの「スライドファイル2」)が表示される。スライド資料21bは、プレゼンテーションに対する視聴者の良好な反応を受けて、スライド資料21aと比べて特別なコンテンツが盛り込まれたスライド資料である。プレゼンター23はスライド資料21bの特別なコンテンツスライドを用いてプレゼンターションを継続する。
一方、図6(c)に示されるように、所定のタイミング又は経過時間迄に「いいね!」のメッセージ数が所定数(例えばプレゼン管理DB106aの「反応数1閾値」)以上に到達しなかった場合、モニター21にスライド資料21bは表示されない。スライド資料21aのままである。
なお、モニター21上、スライド資料21aからスライド資料21bへの切り替え表示は、プレゼンター23がプレゼンター端末22から切り替え表示操作を行ったタイミング、所定の経過時間のタイミング、スライド資料上の所定のスライド箇所又は頁など、プレゼンテーションの都合に応じて適切な任意タイミングとすることができる。
図7は、本実施形態に係るスライド資料の表示制御を説明する図(その1)である。プレゼンテーション開始直後t0より、スライドファイル1「data1.ppt」が表示されてプレゼンテーションが進行する。
タイミングt1の時点において、「いいね!」のメッセージ数が所定数以上に到達したか否かが判定される。本例では、プレゼンター端末22に「いいね!」の集計結果がリアルタイムで表示されており、プレゼンター21は、タイミングt1の時点で反応数1閾値に達したか否かを確認する。反応数1閾値以上に到達しない場合、プレゼンター21は、引き続きスライド資料「data1.ppt」を表示することを選択し、プレゼンテーションはスライド資料「data1.ppt」のスライドコンテンツに沿ってそのまま進行する。なお、例えばタイミングt1は、プレゼンター21のスライドファイル1の通常のプレゼンテーションにおいて7〜8ページ目に差し掛かる程度の時間に設定する。すなわち、スライドファイル1のうちプレゼンテーションの進行がスライドを変える可能性のある部分(ここでは10ページ目)に差し掛かる前に視聴者の反応に応じてスライドを変えるべきか否かの決定を可能とするべく、タイミングt1をページ数が10ページ目に差し掛かる前に設定する。
一方、タイミングt1の時点で反応数1閾値以上に到達した場合、即ち視聴者からプレゼンテーションに対して一定以上の反応を得られた場合、プレゼンター21はプレゼンテーションに用いるスライドをスライドファイル2に変更することを決定する。次いで、プレゼンター21は、スライドファイル1の10ページ目の説明が終わった後に、用いるスライド資料をスライドファイル1からスライドファイル2に変更するようにプレゼンター端末22を操作する。このようにすることで、モニター21にはスライドファイル1とは異なるスライドファイル2「data1−2.ppt」が表示されるので、プレゼンテーションはスライド資料「data1−2.ppt」のスライドコンテンツに沿って進行する。
図8は、本実施形態に係るスライド資料の表示制御を説明する図(その2)である。プレゼンテーション開始直後t0より、スライドファイル1「data1.ppt」が表示されてプレゼンテーションが進行する。
なお、本例では、図4に示すプレゼンテーション管理DB106aのID“P0001”のプレゼンテーションを行うものとし、視聴者から「いいね!」押下ボタン30cが押下されると、反応数1がカウントされる。また、スライドファイル1は、20ページのスライドであり、スライドファイル2は、追加コンテンツであって、視聴者31の反応が良好な場合に特別に見せるためのスライドである。また例えばタイミングt1’は、プレゼンター21のスライドファイル1の通常のプレゼンテーションにおいて17〜18ページ目に差し掛かる程度の時間に設定する。すなわち、スライドファイル1のうちプレゼンテーションの進行が最終ページに差し掛かる前に視聴者の反応に応じてスライドを変えるべきか否かの決定を可能とするべく、タイミングt1’をページ数が20ページ目に差し掛かる前に設定する。
スライドファイル「data1.ppt」のスライドコンテンツに対するプレゼンテーションが全て終了したタイミングt1の時点において、「いいね!」のメッセージ数が所定数以上に到達したか否かが判定される。所定数以上に到達しない場合、プレゼンテーションは終了する。
一方、所定数以上に到達した場合、即ち視聴者からプレゼンテーションに対して一定以上の反応を得られた場合、スライド資料「data2.ppt」が表示されるので、プレゼンテーションはスライド資料「data2.ppt」のスライドコンテンツに沿って追加進行する。
<具体例2>
図9は、本実施形態に係るプレゼンテーション場面の一例を示す図(その2)である。
なお、本例では、図4に示すプレゼンテーション管理DB106aのID“P0002”のプレゼンテーションを行うものとし、視聴者から「難しい!」押下ボタン30dが押下されると反応数1がカウントされ、「易しい!」押下ボタン30eが押下されると反応数2がカウントされる。スライドファイル1は、20ページのスライドであり、スライドファイル2は、スライドファイル1の11ページ目以降に該当するスライドであって、スライドファイル1の11ページ目〜20ページ目の内容の平易バージョンのスライドであり、スライドファイル3は、スライドファイル1の11ページ目以降に該当するスライドであって、スライドファイル1の11ページ目〜20ページ目の内容の高度バージョンのスライドである。
プレゼンター23によるプレゼンテーションが進行するにつれ、プレゼンテーションを視聴する視聴者31の視聴者端末30から、プレゼンテーションに対する視聴者の反応を示す情報の一例として「難しい!」「易しい!」のメッセージが送られてくる。「難しい!」「易しい!」のメッセージは、プレゼンテーションに対する視聴者の反応の内容を具体に示している。
支援サーバ10は、「難しい!」「易しい!」のメッセージ数を別々にそれぞれ集計する(例えばプレゼン管理DB106aのそれぞれ「反応数1」、「反応数2」)。また、「難しい!」「易しい!」のメッセージ数は視聴者数と共にプレゼンター端末22に対してリアルタイムに通知されており、プレゼンター23はプレゼンテーションの最中でも視聴者の反応状況を把握できるようになっている。「難しい!」「易しい!」のメッセージ数が多いほど、スライド資料及びプレゼンテーションの難易度・レベルが視聴者にマッチしていないという意味で、視聴者の反応は良好なものではない。
図9(b)に示されるように、支援サーバ10は、「難しい!」のメッセージ数が所定数(例えばプレゼン管理DB106aの「反応数1閾値」)以上になった場合、モニター21にスライド資料21b(例えばプレゼン管理DB106aの「スライドファイル2」)が表示される。スライド資料21bは、プレゼンテーションに対する視聴者の「難しい!」との反応を受けて、スライド資料21aと比べて平易なコンテンツでの説明が盛り込まれて作成されている。プレゼンター23はスライド資料21bの平易なコンテンツスライドを用いてプレゼンターションを継続する。
一方、図9(c)に示されるように、支援サーバ10は、「易しい!」のメッセージ数が所定数(例えばプレゼン管理DB106aの「反応数2閾値」)以上になった場合、モニター21にスライド資料21c(例えばプレゼン管理DB106aの「スライドファイル2」)が表示される。スライド資料21cは、プレゼンテーションに対する視聴者の「易しい!」との反応を受けて、スライド資料21aと比べて高度なコンテンツでの説明が盛り込まれて作成されている。プレゼンター23はスライド資料21cの高度なコンテンツスライドを用いてプレゼンターションを継続する。
また一方、所定のタイミング又は経過時間迄に「難しい!」及び「易しい!」のメッセージ数が所定数以上に到達しなかった場合、スライド資料及びプレゼンテーションの難易度・レベルが視聴者にマッチしていることを意味し、モニター21にはスライド資料21aが表示されたままである。
なお、「難しい!」及び「易しい!」のメッセージ数がそれぞれ所定数以上になった場合、例えばメッセージ数が多い方の反応を有効としたり、又は時間的に先に所定数以上になった方の反応を有効とすることができる。
図10は、本実施形態に係るスライド資料の表示制御を説明する図(その3)である。プレゼンテーション開始直後t0より、スライド資料「data1.ppt」が表示されてプレゼンテーションが進行する。
タイミングt1の時点において、「難しい!」及び「易しい!」のメッセージ数が所定数以上に到達したか否かが判定される。すなわち、プレゼンター21は、プレゼンター端末22の表示部に表示された「難しい!」、「易しい!」の反応をした数を確認し、所定数以上に到達しない場合、プレゼン資料の変更を行わないので、引き続きスライドファイル「data1.ppt」が表示されるので、プレゼンテーションはスライド資料「data1.ppt」のスライドコンテンツに沿ってそのまま進行する。
一方、プレゼンター21は、プレゼンター端末22の表示部に表示された「難しい!」のメッセージ数が所定数以上に到達したと判断した場合、即ち視聴者からプレゼンテーションが難しいとする一定以上の反応を得られた場合、プレゼンテーションに用いるスライドをスライドファイル2に変更することを決定する。次いで、プレゼンター21は、スライドファイル1の10ページ目の説明が終わった後に、用いるスライド資料をスライドファイル1からスライドファイル2に変更するようにプレゼンター端末22を操作する。このようにすることで、モニター21にはスライド資料「data1−2.ppt」が表示されるので、プレゼンテーションはスライド資料「data1−2.ppt」のスライドコンテンツに沿って進行する。
また一方、プレゼンター21は、プレゼンター端末22の表示部に表示された「易しい!」のメッセージ数が所定数以上に到達したと判断した場合、即ち視聴者からプレゼンテーションが難しいとする一定以上の反応を得られた場合、プレゼンテーションに用いるスライドをスライドファイル3に変更することを決定する。次いで、プレゼンター21は、スライドファイル1の10ページ目の説明が終わった後に、用いるスライド資料をスライドファイル1からスライドファイル3に変更するようにプレゼンター端末22を操作する。このようにすることで、モニター21にはスライド資料「data1−3.ppt」が表示されるので、プレゼンテーションはスライド資料「data1−3.ppt」のスライドコンテンツに沿って進行する。
以上、本実施形態に係るプレゼンテーション支援システム100によれば、プレゼンテーションの最中に、該プレゼンターを視聴している視聴者31より該プレゼンテーションに対する反応(フィードバック)を視聴者端末30より入力させて集計しているので、初期(第1)のスライド資料を用いてプレゼンテーションが進行するにつれ、視聴者(聞き手)の反応が次第に得られてくる。そして視聴者からの反応数が一定以上得られた場合、視聴者(聞き手)の反応に対応したスライド資料に変更される。これにより、プレゼンテーションの最中に、初期(第1)のスライド資料よりも視聴者の反応にマッチしたスライド資料を切り替え表示することができるので、視聴者目線・立場・温度感に寄り添ったよりよいプレゼンテーションを実施することが可能となる。逆にプレゼンターからの一方的なプレゼンテーションになってしまうことを回避することができる。
また、沢山の良好な反応(例えば「いいね!」)が視聴者から得られた場合に、切り替え表示するスライド資料を情報価値の高い資料とすることで、視聴者からの積極的な参加をより一層促すことができる。
なお、上記具体例1、2においては、スライド資料の切替をプレゼンター21が行っているが、視聴者31からの反応の集計結果に応じて自動で行ってもよい。この場合は、例えば図4のプレゼンテーション管理DB106aにおいて、切替タイミングも管理すればよい。「切替タイミング」は、視聴者の反応(視聴からのフィードバック)に基づいてスライドの内容を変える場合(例えば、第1のスライド資料から第2のスライド資料へ)、そのタイミングであって、例えば時間である。よって、プレゼンテーション開始からの経過時間が切替タイミングになった時点で所定の反応がその閾値(反応数1閾値、反応数2閾値等)に達している場合、表示制御部105は、スライドを対応するものに変える制御を行う。
「切替タイミング」の別の例としては、スライドのページ番号でもよい。この場合は、例えばプレゼンテーション支援サーバ10は、プレゼンテーション開始から視聴者30に提示したスライドのページ番号をカウントし、所定のページ番号になった時点で上記反応がその閾値に達している場合、表示制御部105は、スライドを対応するものに変える制御を行う。
<情報処理>
図11は、本実施形態に係る支援サーバのプレゼンテーション支援処理を示すフローチャート図である。なお、図11の例では、スライド資料の切替をプレゼンター21が行うものとする。
S1:支援サーバ10は、プレゼンテーションが開始されたか否かを判定する。判定方法は、例えばプレゼンター端末22からの開始操作があった場合にプレゼンテーションが開始されたと判定する他、プレゼンテーション会場20の画像や音声に基づいて支援サーバ10がプレゼンテーションの開始を自動的に判定してもよい。
S2:支援サーバ10(動画配信部101)は、視聴者端末30に、プレゼンテーションの場の動画配信を開始する。なお、動画配信は必ずしもプレゼンテーション開始後のみならず、事前準備的にプレゼンテーションが開始される所定時間前から開始されていてもよい。
S3:支援サーバ10(反応受信部102)は、視聴者端末30から、視聴者の反応を示す情報を受信したか否かを判定する。
S4:支援サーバ10(集計判定部103)は、視聴者の反応を示す情報を受信した場合、反応の内容を集計する。また、反応通知部104は、上記反応の内容おおよびその数をプレゼンター端末22に送信し、該反応の内容およびその数をプレゼンター端末22の表示部に表示させる。これにより、プレゼンター21はプレゼンテーションの進行中に、視聴者の反応をリアルタイムに確認することができる。
S5:支援サーバ10(集計判定部103)は、視聴者からの反応数が所定数以上に到達したか否かを判定する。所定数以上とは、所定の閾値(例えばプレゼン管理DB106aの「反応数1閾値」や「反応数2閾値」)に到達したか否かを判定する。
S6:支援サーバ10は、視聴者からの反応数が所定数以上に到達した場合、プレゼンター端末22からスライド資料を切替える表示操作があったか否かを判定する。上述のように、プレゼンター21は、プレゼンター端末22の表示部にて視聴者31の反応の集計結果をリアルタイムに確認しており、視聴者の反応に基づいて今後のプレゼン資料を切替えるかを検討することができる。反応数が閾値以上の場合においてプレゼンター21がプレゼン資料を切替えると決断した場合は、プレゼンター21はプレゼンター端末22を操作してプレゼン資料を切替える表示操作を行う。これにより、プレゼンター端末22は、上記切替える表示操作があった旨を示す情報を支援サーバ10に送信する。
S7:支援サーバ10(表示制御部105)は、プレゼンター端末22から表示操作があった旨を示す情報を受信して表示操作があったと判定した場合、視聴者からの反応数が所定数以上に到達した反応の内容に対応したスライド資料をスライド記憶部106から取得し、プレゼンテーション会場20のモニター21及び配信動画表示領域30bに切り替え表示させる。
S8:支援サーバ10は、プレゼンテーションが終了されたか否かを判定する。判定方法は、例えばプレゼンター端末22からの終了操作があった場合にプレゼンテーションが終了されたと判定する他、プレゼンテーション会場20の画像や音声に基づいて支援サーバ10がプレゼンテーションの終了を自動的に判定してもよい。支援サーバ10は、プレゼンテーションが終了されたと判定した場合、プレゼンテーション支援処理を終了し、プレゼンテーションが終了されたと判定しない場合、再びS2へ進む。
なお、プレゼンター端末22から表示操作がなくとも、視聴者からの反応数が所定数以上に到達したことを条件として(S5:Yes)、視聴者からの反応数が所定数以上に到達した反応の内容に対応したスライド資料を自動的に切り替え表示させるようにしてもよい。
また、スライド資料をプレゼンター端末22の記憶部(HDD等)に格納してもよい。この場合は、プレゼンター端末22がモニター21へのスライド資料の投影制御を行う。また、この場合において自動でスライド資料の切替を行う場合は、支援サーバ10は、例えばS7において、プレゼンター端末22に対して視聴者に提示するスライド資料を所定のスライド資料に変更するコマンドを送信すればよい。
<総括>
以上のように本実施形態に係るプレゼンテーション支援システム100によれば、プレゼンテーションが進行するにつれ、視聴者からの反応数が一定以上得られた場合、視聴者(聞き手)の反応に対応したスライド資料に変更することができる。これにより、プレゼンテーションの最中に、初期(第1)のスライド資料よりも視聴者の反応にマッチしたスライド資料を切り替え表示することができるので、視聴者目線・立場・温度感に寄り添ったよりよいプレゼンテーションを実施することが可能となる。
また、本発明の1つの実施形態では、上述のように、プレゼンテーション中に視聴者の反応を集計し、プレゼンテーション中に集計結果(反応数等)をプレゼンター端末22に表示してプレゼンター21に認識させているので、上述したようにそれを見たプレゼンター21はスライド資料を適宜変えることもできる他、スライド資料を変えなかったとしても、プレゼンテーションにて話す内容を視聴者からのフィードバックに応じて変えることができる。よって、より視聴者のレベル、求めるものなどに応じたプレゼンテーションを提供することができる。
即ち、本実施形態によれば、プレゼンテーションの最中に聞き手の反応に応じた効果的なプレゼンテーションの実施を支援することが可能である。
本発明の好適な実施の形態により、特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
なお、本実施形態において以下の形態についても言及する。
・「いいね!」のメッセージ数の他、メッセージ入力欄30fに記入された反応内容のメッセージについては、反応内容の意味解析を実行し、好意的な反応内容であれば、「いいね!」のメッセージ数にカウントすることができる。
・視聴者からの反応数が所定数以上に到達した場合、スライド資料は必ずしも切り替え表示させずに、併せて表示してもよい。
10 プレゼンテーション支援サーバ
20 プレゼンテーション会場
21 モニター
24 カメラ
30 視聴者端末
50 ネットワーク
100 プレゼンテーション支援システム
101 動画配信部
102 反応受信部
103 集計判定部
104 反応通知部
105 表示制御部
106 スライド記憶部

Claims (4)

  1. プレゼンテーション用のスライド資料を、該スライド資料を視聴者に見せる媒体として用いられる表示部に表示しながら催されるプレゼンテーションを支援するプレゼンテーション支援装置であって、
    第1のプレゼン資料によるプレゼンテーションを視聴している視聴者が視聴者端末を操作して前記プレゼンテーションに対する視聴者の反応を示す情報を入力した場合、前記視聴者端末から前記反応を示す情報を受信する手段と、
    前記受信した反応を示す情報に基づいて、所定の反応の内容に関する反応数の数を集計する手段と、
    前記プレゼンテーションの最中の所定のタイミングにおいて、前記集計の結果が前記所定の反応の内容に関する閾値以上か否かを判定する手段と、
    前記プレゼンテーションの最中に、前記集計の結果が前記閾値以上であると判定された場合、前記視聴者に提示するプレゼン資料を前記1のスライド資料とは異なる第2のスライド資料に変えて前記表示部に表示させる手段と、
    を有することを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
  2. プレゼンテーション用のスライド資料を、該スライド資料を視聴者に見せる媒体として用いられる表示部に表示しながら催されるプレゼンテーションを支援するプレゼンテーション支援装置であって、
    所定のプレゼン資料によるプレゼンテーションを視聴している視聴者が視聴者端末を操作して前記プレゼンテーションに対する視聴者の反応を示す情報を入力した場合、前記視聴者端末から前記反応を示す情報を受信する手段と、
    前記プレゼンテーションの最中において、前記受信した反応を示す情報に基づいて、所定の反応の内容に関する反応の数を集計する手段と、
    前記プレゼンテーションの最中において、前記反応の内容および前記集計された反応の数を前記プレゼンテーションのプレゼンターが操作している端末に送信する手段とを備え、
    前記プレゼンターが操作している端末の表示部には、前記プレゼンテーションの最中において、少なくとも前記反応の数が表示されること、
    を特徴とするプレゼンテーション支援装置。
  3. プレゼンテーション用のスライド資料を、該スライド資料を視聴者に見せる媒体として用いられる表示しながら催されるプレゼンテーションを支援するコンピュータを、
    第1のプレゼン資料によるプレゼンテーションを視聴している視聴者が視聴者端末を操作して前記プレゼンテーションに対する視聴者の反応を示す情報を入力した場合、前記視聴者端末から前記反応を示す情報を受信する手段と、
    前記受信した反応を示す情報に基づいて、所定の反応の内容に関する反応数の数を集計する手段と、
    前記プレゼンテーションの最中の所定のタイミングにおいて、前記集計の結果が前記所定の反応の内容に関する閾値以上か否かを判定する手段と、
    前記プレゼンテーションの最中に、前記集計の結果が前記閾値以上であると判定された場合、前記視聴者に提示するプレゼン資料を前記1のスライド資料とは異なる第2のスライド資料に変えて前記表示部に表示させる手段と、
    して機能させるためのプレゼンテーション支援プログラム。
  4. プレゼンテーション用のスライド資料を、該スライド資料を視聴者に見せる媒体として用いられる表示部に表示しながら催されるプレゼンテーションを支援するコンピュータを、
    所定のプレゼン資料によるプレゼンテーションを視聴している視聴者が視聴者端末を操作して前記プレゼンテーションに対する視聴者の反応を示す情報を入力した場合、前記視聴者端末から前記反応を示す情報を受信する手段と、
    前記プレゼンテーションの最中において、前記受信した反応を示す情報に基づいて、所定の反応の内容に関する反応の数を集計する手段と、
    前記プレゼンテーションの最中において、前記反応の内容および前記集計された反応の数を前記プレゼンテーションのプレゼンターが操作している端末に送信して、該端末の表示部に少なくとも前記反応の数を表示させる手段と、
    して機能させるためのプレゼンテーション支援プログラム。

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