JP2021036556A - 半導体発光素子 - Google Patents

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【課題】光取出し効率を向上させることができる半導体発光素子を提供する。【解決手段】半導体発光素子2は、紫外線に対して透明性を有する透明基板21と、透明基板21上において、nクラッド層23、発光層24、及びpクラッド層25が順次積層された構造を備える半導体層を備え、透明基板21は、前記半導体層側に位置する底面21cと該底面21cと接続する側面21bとを有し、この側面21bは、底面21cと接続する位置において側面21bと接する面と、底面21cとのなす角の外角が鋭角になるように傾斜している。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体発光素子に関する。
近年、指向性を高めた発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)が提供されている(特許文献1参照。)。
特許文献1には、第1導電型の障壁層、発光層となる活性層、及び第2導電型の障壁層を少なくとも備え、光取出し側の表面に一つの平坦面と少なくとも二つの傾斜面によって構成されるリッジ構造を備える発光ダイオードが開示されている。当該発光ダイオードにおいては、リッジ構造の上部平坦面の幅が2λ(λ:発光波長)以下であり、活性層がリッジ構造の上部平坦面の幅より狭いストライプ状に形成され、活性層が結晶成長用の基板の面内方向(結晶成長方向に垂直)においてリッジ構造の上部平坦面に対応する場所に配置されている。また、この発光ダイオードの全体的な外形形状は、略直方体状となっている。
特許第6041265号公報
ところで、紫外線を発光する発光ダイオードは、結晶成長用の基板と反対側の位置にp型のコンタクト層としてp型不純物が添加されたGaNからなるpGaN層を含んでいる。このpGaN層は、紫外線を吸収する性質を有している。そのため、紫外線を発光する発光ダイオードは、結晶成長用の基板を光出射面とし、基板側から光を取り出せるようフリップチップ方式で実装される。
しかしながら、特許文献1に記載された従来の発光ダイオードは、略直方体状の形状を有しているため、基板側から取り出すことができる光が、出射面となる基材の上面を通過できる光に制限されるため、放射束量が低下する虞がある。
また、フリップチップ方式によって発光ダイオードを実装しても、基板と空気との屈折率差や、基板と発光層との屈折率差によって、これらの界面の近傍での全反射やフレネル反射が生じる。これらの反射によって発生した反射光は、pGaN層に吸収されてしまい、光取出し効率が低下する虞がある。
このような全反射及びフレネル反射に関する問題に対しては、例えば、AR(Anti-Reflection)コート等の反射防止膜や、微小突起構造(すなわち、モスアイ構造)を設け、上述した屈折率差を緩和してそれぞれの界面における反射を低減する対策が考えられる。
しかしながら、ARコートやモスアイによる方法は、一方向に進行する光に対する進行方向の最適化には適しているが、フリップチップ方式で実装された発光ダイオード内に存在する光のように、発光層から発光された光と反射光とが混在する基板内のランダムな光に対する進行方向の最適化には適さない場合があり、光取出し効率の低下を十分に抑制することができない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、光取出し効率を向上させることができる半導体発光素子を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、紫外光に対して透光性を備える透明基板と、前記透明基板上において、nクラッド層、発光層、及びpクラッド層が順次積層された構造を備える半導体層を備え、前記透明基板は、前記半導体層側に位置する底面と該底面と接続する側面とを有し、前記側面は、前記底面と接続する位置において前記側面と接する面と、前記底面とのなす角の外角が鋭角になるように傾斜している、半導体発光素子を提供する。
本発明によれば、光取出し効率を向上することができる半導体発光素子を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の構成の一例を示す模式図である。 図1に示す半導体発光素子のシミュレーションモデルの一例を示す模式図であり、(a)は、側面図であり、(b)は、底面図であり、(c)は、俯瞰図である。 半導体発光素子から発光した光の受光範囲の一例を示す図である。 放射束のシミュレーションの結果の一例を示すグラフ図である。 放射束のシミュレーションの結果の一例を示すグラフ図である。 放射束のシミュレーションの結果の一例を示すグラフ図である。 放射束のシミュレーションの結果の一例を示すグラフ図である。 本発明の一変形例に係る半導体発光素子のシミュレーションモデルの一例を示す模式図であり、(a)は、側面図であり、(b)は、底面図であり、(c)は、俯瞰図である。 ダイシングの一例を示す模式図である。 本発明の一変形例に係る半導体発光素子のシミュレーションモデルの一例を示す模式図であり、(a)は、側面図であり、(b)は、底面図であり、(c)は、俯瞰図である。 本発明の一変形例に係る半導体発光素子の構成の一例を模式的に示す正面図である。
[実施の形態]
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
[第1の実施の形態]
〔半導体発光素子の構成〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の構成の一例を示す模式図である。本実施の形態では、半導体発光素子2として、紫外領域の波長の光(例えば、中心波長が300nm以下の深紫外光)を発光する発光ダイオードを例に挙げて説明する。なお、半導体発光素子2は、発光ダイオードに限られず、例えば、レーザダイオード(Laser Diode:LD)でもよい。
半導体発光素子2は、透明基板21、AlNからなるバッファ層22、n型AlGaNからなるnクラッド層23、AlGaNを含む発光層24、p型AlGaNからなるpクラッド層25、及びp型GaNからなるコンタクト層26を順次形成して構成されている。nクラッド層23、発光層24、pクラッド層25及びコンタクト層26は、半導体層である。
また、半導体発光素子2は、コンタクト層26上に形成されたアノード側電極部(p電極)27と、nクラッド層23上に形成されたカソード側電極部(n電極)28と、を有している。透明基板21は、半導体発光素子2の高さ方向(図1の縦方向をいう。)において、バッファ層22側から外方に向かって拡径する外周を有する円錐台形の形状を有している。
半導体発光素子2は、パッケージ(不図示)に形成されたパッケージ電極(不図示)上に、アノード側電極部27及びカソード側電極部28側がパッケージ電極側を向くように、透明基板21を上向きにして実装されている(すなわち、フリップチップ実装)。かかる構成では、発光層24で発光した紫外光は、透明基板21を通って半導体発光素子2の外方へと導かれる。そのため、透明基板21としては、発光した紫外光の透過率がなるべく高いものを用いることが望ましい。本実施の形態では、半導体発光素子2は、透明基板21として、サファイアガラス(Al)により形成されたサファイア基板を用いてもよい。
〔シミュレーションモデル〕
図2は、半導体発光素子2のシミュレーションモデルの一例を示す模式図であり、(a)は、側面図であり、(b)は、底面図であり、(c)は、俯瞰図である。図3は、半導体発光素子2から発光した光の受光範囲の一例を示す図である。このシミュレーションでは、図2に示す半導体発光素子2から出射した光が放射状に広がって空気中を伝搬したときに、略半球状の形状を有する受光範囲3で受光する放射束を見積る数値計算を実行する。
シミュレーションモデルとして、図1に示す半導体発光素子2のうちの特に透明基板21について詳細な条件を設定した。具体的には、図2に示すように、透明基板21の上面21aを、光を取り出す出射面とする。側面21bは、底面21c側から上面21a側に向かって外側に傾斜しているものとする。つまり、透明基板21は、図2(a)に示す側面視において、底面21c側から上面21a側に向かって、末広がり状に広がる形状を有しているものとする。また、底面21cを発光層24において発光した光が透明基板21に入射する入射面とする。本実施の形態では、側面bは、平面状の形状を有している。
以下、側面21bと底面21cとのなす角の外角(以下、「側面角度」ともいう。)をθ(以下、単位は「deg」とする。)とする。また、底面21cの図2(a)に示す側面視における幅をLとし、上面21aの図2(a)に示す側面視における幅をLとし、透明基板21の高さをhとする。
側面角度θは、底面21cの側面視における幅L、上面21aの側面視における幅L、及び透明基板21の高さhを用いて以下の式(1)
で与えられる。ここで、底面21cの形状が円形の場合、底面21cの側面視における幅Lは、底面21cの直径に相当し、上面21aの形状が円形の場合、上面21aの側面視における幅Lは、上面21aの直径に相当する。
なお、側面21bは、必ずしも平面でなくてもよく、湾曲していてもよい。側面21bは、例えば、所定の曲率を有する曲面状の形状を有しているものでもよい。この場合、側面角度θは、底面21aと接続する位置において側面21bに接する平面(仮想面)と、底面21aとのなす角(外角)としてよい。
〔シミュレーション〕
発明者らは、上述したシミュレーションモデルを用いて、放射束を計算するシミュレーションを実施した。また、光の波長には、260nm、280nm及び300nmの3種類を用いた。
なお、観測の方位による配光の差異の影響を小さくするために、光源は、円形状の形状を有するものを用いた。また、シミュレーションには、光学設計ソフトウェア(Optic Studio(登録商標))を用いた。このシミュレーションに用いた半導体発光素子2の条件を以下の表1にまとめる。
(1)結果1A
図4は、シミュレーションの結果の一例を示すグラフ図である。図4に示すグラフの横軸は、側面角度θ(deg)を示し、縦軸は、放射束比を示す。なお、縦軸の放射束比とは、比較例における放射束に対する比率である。
ここで、「比較例」には、側面角度θ=90degの構成、すなわち、側面21bと上面21a及び底面21cとがそれぞれ直交する略直方体の形状を有する発光素子を用いた。実線は、260nmの波長を有する紫外線における結果を示し、一点鎖線は、280nmの波長を有する紫外線における結果を示し、二点鎖線は、300nmの波長を有する紫外線における結果を示す。以下、同様の説明は省略する。
図4のグラフに示されているように、3つのいずれの波長においても、放射束比は、側面角度θ=48〜81degの範囲で1.10以上となり、側面角度θ=60〜70degの範囲で1.40以上となり、側面角度θ=63〜65degの範囲で1.45以上となっている。
換言すれば、比較例の構成(すなわち、側面角度θ=90deg)と比較して1.10倍以上の光取出し効率を得るために、側面角度θを48deg≦θ≦81degの範囲にすることが好ましく、1.40倍以上の光取出し効率を得るために、側面角度θを60deg≦θ≦70degの範囲にすることがより好ましく、最も放射束が大きく効率よく出射させるために、側面角度63deg≦θ≦65degの範囲にすることが最適である。
なお、図示はしないが、発明者らは、光源の形状を正方形とした場合でも、上記の結果と同様に、側面角度θ=63〜65degの範囲で最も高い光取出し効率が得られることを確認している。したがって、光源の形状は、側面角度θの範囲と比較して、光取出し効率を最適化することに対する依存性が小さいものと考えられる。また、上述の結果に示すように、3つのいずれの波長においても、放射束について略同一のプロファイルが得られていることから、光源の波長は、側面角度θの範囲と比較して、光取出し効率を最適化することに対する依存性が小さいものと考えられる。
(2)結果1B
図5は、シミュレーションの結果の一例を示すグラフ図である。この結果は、透明基板21の高さhについて最適化することを目的とし、図4に示す結果1Aで最も光取出し効率が高かった条件において、透明基板21の高さhをパラメータとして変化させて実行したシミュレーションの結果である。このシミュレーションは、側面角度θを63.4degに固定して実施した。図5に示すグラフの横軸は、透明基板21の高さh(mm)を示し、縦軸は、放射束比を示している。
図5のグラフに示されているように、3つのいずれの波長においても、0.2mm≦h≦0.6mmの範囲でhとともに放射束比が上昇し、h≧0.5mmの範囲で、放射束比が1.0以上となるとともに、h≧0.6mmの範囲で、放射束比が1.1以上で安定となっている。
以上を換言すれば、放射束比を比較例の構成よりも向上するために、h>0.5×Lとすることが好ましく、放射束比を安定させるために、h>0.6×Lとすることがより好ましい。すなわち、透明基板21の高さhは、底面21cの側面視における幅Lの半分よりも大きいことが好ましい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、透明基板21として、サファイア基板に代えてAlN基板を備えている点で第1の実施の形態と相違する。以下、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
第2の実施の形態に係る半導体発光素子2は、透明基板21として、窒化アルミニウム(AlN)により形成されたAlN基板を備えている。その他の構成については、図2(a)に示す構成と同様であるため詳細な説明は省略する。
次に、上述の第1の実施の形態と同様に、シミュレーションモデルを用いて放射束を見積もるシミュレーションを実施した。なお、光の波長は、260nm及び280nmの2種類とした。このシミュレーションに用いた半導体発光素子2の条件について、第1の実施の形態で実施したシミュレーションの条件と異なるものを以下の表2にまとめる。
(1)結果2A
図6は、シミュレーションの結果の一例を示すグラフ図である。上述した図4と同様に、縦軸の放射束は、略直方体状の形状を有する比較例の発光素子の構成に相当するθ=90degでの放射束の値を基準値(すなわち、放射束比=1)として示す。図6に示されているように、θ=53〜68degの範囲で放射束比が1.7〜1.8となっており、AlN基板を備える場合、θ=53〜68degの範囲で最も放射束が大きく効率よく出射することがわかる。
また、図6に示す結果2Aと上述した図4に示す結果1Aとを比較すると、少なくとも45deg≦θ≦80degの範囲の全体に亘って、結果2Aにおける放射束比が結果1Aにおける放射束比よりも大きくなっている。この比較結果により、透明基板21として、AlNにより形成されたAlN基板を備える構成の方が、Alにより形成されたサファイア基板を備える構成よりも、光取出し効率効果が高いことがわかる。
(2)結果2B
図7は、シミュレーションの結果の一例を示すグラフ図である。このシミュレーションは、図5に示す結果1Bと同様に、透明基板21の高さhを最適化するために、側面角度θを63.4degに固定して実施した数値計算である。図7のグラフに示されているように、0.6mm<h<0.8mmの範囲で、放射束比が1.0よりも大きくなっている。すなわち、透明基板21の高さhが0.6mmよりも大きく0.8mm未満の範囲で放射束の向上が見込めることがわかる。
<変形例1>
図8は、本発明の一変形例に係る半導体発光素子2のシミュレーションモデルの一例を示す模式図であり、(a)は、側面図であり、(b)は、底面図であり、(c)は、俯瞰図である。図9は、ダイシングイメージを示す図である。図8各図及び図9に示すように、加工性を向上させるため、ダイシング用の形状を残してもよい。
図9に示すウエハ4は、透明基板21の一部である。一例として、透明基板21を下降して図9に示されている形状とし、その後に図9に付した切削線40(破線参照)の位置でウエハ4をダイシングすることにより個片化する。発明者らは、斜面である側面21bの表面積が変わらない場合、上述した第1の実施の形態に係る半導体発光素子2と同程度の放射束を向上する効果が得られることを確認した。
<変形例2>
図10は、本発明の一変形例に係る半導体発光素子2のシミュレーションモデルの一例を示す模式図であり、(a)は、側面図であり、(b)は、底面図であり、(c)は、俯瞰図である。半導体発光素子2の発光面の形状は、必ずしも円形状のものに限定されるものではなく、例えば、図10各図に示すように、四角形状のものであってもよい。
四角形は、4つ辺で囲まれる形状であればよく、例えば、正方形、長方形、ひし形、又は台形等でもよい。また、図示はしないが、半導体発光素子2の発光面の形状は、上述した円形や四角形に限定されるものではなく、例えば、三角形や多角形、楕円形、あるいは星形等の特殊な形状でもよい。
<変形例3>
図11は、本発明の一変形例に係る半導体発光素子2の一例を模式的に示す正面図である。例えば、図11に示すように、正面視において、サファイア基板が円形の形状を有し、当該サファイア基板上に形成された半導体層(すなわち、バッファ層22、nクラッド層23、発光層24、pクラッド層25、コンタクト層26)が円形の形状を有していてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲
に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
(実施形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]紫外光に対して透光性を備える透明基板(21)と、前記透明基板(21)上において、nクラッド層(23)、発光層(24)、及びpクラッド層(25)が順次積層された構造を備える半導体層と、を備え、前記透明基板(21)は、前記半導体層側に位置する底面(21c)と該底面(21c)と接続する側面(21b)とを有し、前記側面(21b)は、前記底面(21c)と接続する位置において前記側面(21b)と接する面と、前記底面(21c)とのなす角の外角が鋭角になるように傾斜している、半導体発光素子(1)。
[2]前記側面は、平面上の形状を有している、請求項1に記載の半導体発光素子。
[3]前記外角の大きさは、48deg以上81deg以内の範囲である、前記[2]に記載の半導体発光素子(1)。
[4]前記半導体発光素子(1)の高さは、前記底面(21c)の側面視における幅の半分よりも大きい、前記[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の半導体発光素子(1)。
[5]前記透明基板(21)は、サファイア(Al)により形成されている、前記[1]から[4]のいずれか1つに記載の半導体発光素子(1)。
[6]前記透明基板(21)は、窒化アルミニウム(AlN)により形成されている、前記[1]から[4]のいずれか1つに記載の半導体発光素子(1)。
2 半導体発光素子(LED)
21a 上面
21b 側面
21c 底面
21 透明基板
22 バッファ層
23 nクラッド層
24 発光層
25 pクラッド層
26 コンタクト層
27 アノード側電極部
28 カソード側電極部
3 受光範囲
4 ウエハ

Claims (6)

  1. 紫外光に対して透光性を備える透明基板と、
    前記透明基板上において、nクラッド層、発光層、及びpクラッド層が順次積層された構造を備える半導体層と、を備え、
    前記透明基板は、前記半導体層側に位置する底面と該底面と接続する側面とを有し、
    前記側面は、前記底面と接続する位置において前記側面と接する面と、前記底面とのなす角の外角が鋭角になるように傾斜している、
    半導体発光素子。
  2. 前記側面は、平面上の形状を有している、
    請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 前記外角の大きさは、48deg以上81deg以内の範囲である、
    請求項2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記半導体発光素子の高さは、前記底面の側面視における幅の半分よりも大きい、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  5. 前記透明基板は、サファイア(Al)により形成されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  6. 前記透明基板は、窒化アルミニウム(AlN)により形成されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
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