JP2021032474A - 空気調和システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外気温度センサの異常を検知するための技術を提供する。【解決手段】室外熱交換器14と、室外ファン16と、室外熱交換器の温度を測定するための第1の温度センサ21と、外気温度を測定するための第2の温度センサ25と、を含む空気調和機構2と、制御部101とを備える空気調和システム1が提供される。制御部は、除霜運転の開始時の外気温度T1と除霜運転の終了時の外気温度T2の差が第1の所定値未満である場合に警告を出力する。【選択図】図5

Description

本発明は、空気調和機構を有する空気調和システムの技術に関する。
空気調和機の異常を検知するための技術が開示されている。たとえば、国際公開第2016−084139号パンフレット(特許文献1)には、空気調和機が開示されている。特許文献1によると、空気調和機は、室外熱交換器と、この室外熱交換器に送風するための室外ファンと、該室外ファンを駆動する室外ファンモータと、該室外ファンモータを駆動する室外ファンインバータと、前記室外ファンモータの回転数を制御する回転速度指令電圧を生成する制御部とを備える。また、前記制御部は、前記回転速度指令電圧に基づいて前記室外熱交換器の除霜運転を開始する。これにより、電流検知センサを設ける必要がなく、安価に、暖房運転時における熱交換器への着霜を検知して除霜運転が可能になる空気調和機の室外機を得ることができる。
また、特開2011−149646号公報(特許文献2)には、空気調和機が開示されている。特許文献2によると、室内熱交換器および室外熱交換器に空気を流通するファンと、該ファンを駆動するDCファンモータとを備え、DCファンモータをその回転数が目標値となるようにフィードバック制御するモータ制御部を有している空気調和機において、モータ制御部での制御指令に用いられている速度指令値Vspもしくはそれに対応するHEX値に基づいて、室内熱交換器および室外熱交換器に対する通風障害の有無を判定する通風障害判定手段を備えている。
また、特開平1−46530号公報(特許文献3)には、空気調和機が開示されている。特許文献3によると、ファンモータの回転数を電源の直流電圧によりフィードバック制御し、回転数検知手段によって検知されたファンモータの回転数が、回転数判別手段によって目標回転数であると判別され、かつ、電源の直流電圧が、電圧判別手段によって基準電圧より大きいと判別されたとき、着霜判別手段によって熱交換器が着霜したことを表わす信号を出力するようにしたので、熱交換器の雰囲気温度に影響されずに、安定して確実に熱交換器が着霜したことを検出して、除霜運転をすることができる。
国際公開第2016−084139号パンフレット 特開2011−149646号公報 特開平1−46530号公報
本発明の目的は、外気温度センサの異常を検知するための技術を提供することにある。
この発明のある態様に従うと、室外熱交換器と、室外ファンと、室外熱交換器の温度を測定するための第1の温度センサと、外気温度を測定するための第2の温度センサと、を含む空気調和機構と、制御部とを備える空気調和システムが提供される。制御部は、除霜運転の開始時の外気温度と除霜運転の終了時の外気温度の差が第1の所定値未満である場合に警告を出力する。
以上のように、この発明によれば、外気温度センサの異常を検知するための技術が提供される。
第1の実施の形態にかかる空気調和機の概略構成図である。なお、本図では、四路切換弁が冷房運転状態となっている。 第1の実施の形態にかかる空気調和機の概略構成図である。なお、本図では、四路切換弁が暖房運転状態となっている。 第1の実施の形態にかかる空気調和機の機能構成を表わす機能ブロック図である。 第1の実施の形態にかかる閾値データを示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる制御部による判断処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる制御部による検査処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる空気調和システムの全体構成を示すイメージ図である。 第4の実施の形態にかかるサーバの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<空気調和機の全体構成>
まず、本実施の形態にかかる空気調和システムを構成する空気調和機100の全体構成と基本的な動作概要とについて説明する。なお、図1は、第1の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時および除霜運転時の概略構成図である。また、図2は、第1の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時の概略構成図である。
図1および図2を参照して、本実施の形態にかかる空気調和機100は、セパレート式の空気調和機であって、主に、室外機10、室内機30およびリモートコントローラ50から構成されている。なお、空気調和機100は、室内機30と室外機10とが冷媒配管17および18を介して接続されることによって構成されている。以下、室外機10、室内機30、リモートコントローラ50、冷媒配管17および18について詳述する。
(1)室外機
室外機10は、主に、筐体11、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14、膨張弁15、室外ファン16、冷媒配管17、冷媒配管18、二方弁19、三方弁20、室外熱交換器温度センサ21、吐出温度センサ22、吸入温度センサ23、出口温度センサ24、外気温度センサ25および室外制御部29から構成されている。なお、この室外機10は、屋外に設置されている。
筐体11には、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14、膨張弁15、室外ファン16、冷媒配管17、冷媒配管18、二方弁19、三方弁20、温度センサ21〜25および室外制御部29等が収納されている。
圧縮機12は、吐出管12aおよび吸入管12bを有している。吐出管12aおよび吸入管12bは、それぞれ、四路切換弁13の異なる接続口に接続されている。また、圧縮機12は、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。圧縮機12は、運転時、吸入管12bから低圧の冷媒ガスを吸入し、その冷媒ガスを圧縮して高圧の冷媒ガスを生成した後、その高圧の冷媒ガスを吐出管12aから吐出する。なお、本実施の形態において、この圧縮機12の制御形式は、特に限定されず、定速式の圧縮機であってもよいし、インバータ式の圧縮機であってもよい。
四路切換弁13は、冷媒配管を介して圧縮機12の吐出管12aおよび吸入管12b、室外熱交換器14ならびに室内熱交換器32に接続されている。そして、この四路切換弁13は、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。これによって、四路切換弁13は、運転時、室外制御部29から送信される制御信号に従って、圧縮機12の吐出管12aを室外熱交換器14に連結させると共に圧縮機12の吸入管12bを室内熱交換器32に連結させる冷房運転状態(図1参照)と、圧縮機12の吐出管12aを室内熱交換器32に連結させると共に圧縮機12の吸入管12bを室外熱交換器14に連結させる暖房運転状態(図2参照)とを切り換える。
室外熱交換器14は、左右両端で複数回折り返された伝熱管(図示せず)に多数の放熱フィン(図示せず)が取り付けられたもの(フィン&チューブ型)であって、冷房運転時(図1参照)には凝縮器として機能し、暖房運転時(図2参照)には蒸発器として機能する。なお、熱交換器としてパラレルフロー型熱交換器やサーペン型熱交換器を用いてもよい。
膨張弁15は、ステッピングモータを介して開度制御が可能な電子膨張弁であって、一方が冷媒配管17を介して二方弁19に接続されると共に、他方が室外熱交換器14に接続されている。また、この膨張弁15のステッピングモータは、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。膨張弁15は、運転時において、凝縮器(冷房時は室外熱交換器14であり、暖房時は室内熱交換器32である)から流出する高温高圧の液冷媒を蒸発しやすい状態に減圧すると共に、蒸発器(冷房時は室内熱交換器32であり、暖房時は室外熱交換器14である)への冷媒供給量を調節する役目を担っている。
室外ファン16は、主に、後述するように、プロペラファンおよびモータから構成されている。プロペラファンは、モータによって回転駆動され、屋外の外気を室外熱交換器14に供給する。モータは、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。
二方弁19は、冷媒配管17に配設されている。なお、二方弁19は、室外機10から冷媒配管17が取り外されるときに閉じられ、冷媒が室外機10から外部に漏れることを防ぐ。
三方弁20は、冷媒配管18に配設されている。なお、三方弁20は、室外機10から冷媒配管18が取り外されるときに閉じられ、冷媒が室外機10から外部に漏れることを防ぐ。また、室外機10から、あるいは室内機30を含めた冷凍サイクル全体から、冷媒を回収する必要があるときは、三方弁20を通じて冷媒の回収が行われる。
室外熱交換器温度センサ21は室外熱交換器14に配置されており、吐出温度センサ22は圧縮機12の吐出管12aに配置されており、吸入温度センサ23は圧縮機12の吸入管12bに配置されており、出口温度センサ24は室外熱交換器14の出口付近の冷媒配管17に配置されており、外気温度センサ25は外気温度測定用であって筐体11の内部の所定箇所に配置されている。これらの温度センサ21〜25は、全て、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、計測された温度に関する情報を室外制御部29に送信している。
室外制御部29は、通信線を介して圧縮機12、四路切換弁13、膨張弁15、室外ファン16および温度センサ21〜25に通信接続されている。たとえば、室外制御部29のプロセッサは、随時、温度センサ21〜25の出力情報や、メモリに記憶される種々の制御パラメータ等を演算処理して適切な制御パラメータを導出し、その制御パラメータを、圧縮機12や、四路切換弁13、膨張弁15、室外ファン16に送信する。また、プロセッサは、必要に応じて、制御パラメータ等を室内制御部35に送信したり、受信したりする。
(2)室内機
室内機30は、主に、筐体31、室内熱交換器32、室内ファン33、縦ルーバー36、後述する横ルーバー、室内熱交換器温度センサ34、室内温度センサ38、室内制御部35、赤外線受光部39、吸い込み口フィルタ49などから構成されている。なお、この室内機30は、一般的に室内の壁面に設置されている。
筐体31には、室内熱交換器32、室内ファン33、室内熱交換器温度センサ34、室内温度センサ38および室内制御部35等が収納されている。縦ルーバー36は、筐体31の一部を構成している。
室内熱交換器32は、3個の熱交換器32A、32B、32Cを、室内ファン33を覆う屋根のように組み合わせたものである。なお、各熱交換器32A、32B、32Cは、左右両端で複数回折り返された伝熱管(図示せず)に多数の放熱フィン(図示せず)が取り付けられたものであって、冷房運転時(図1参照)には蒸発器として機能し、暖房運転時(図2参照)には凝縮器として機能する。
室内ファン33は、主に、後述するように、クロスフローファンおよびモータから構成されている。クロスフローファンは、モータによって回転駆動され、室内の空気を吸い込み口から筐体31内に吸い込んで室内熱交換器32に供給すると共に、室内熱交換器32で熱交換された空気を室内に送出する。モータは、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、室内制御部35から送信される制御信号に従って動作する。
なお、本実施の形態においては、吸い込み口にはフィルタ49が取り付けられており、ごみやホコリが筐体31に入る可能性や、室内熱交換器32に接触する可能性を低減している。
縦ルーバー36は、後述するように、縦風向き変更板およびステッピングモータから構成されている。縦風向き変更板はステッピングモータによって回動され、クロスフローファンによって室内に送出される空気の上下の送出方向を調節する。ステッピングモータは、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、室内制御部35から送信される制御信号に従って動作する。
本実施の形態にかかる空気調和機100は、後述するように、横ルーバーも有する。横ルーバーは、横風向き変更板およびステッピングモータから構成されている。横風向き変更板はステッピングモータによって回動され、クロスフローファンによって室内に送出される空気の左右の送出方向を調節する。ステッピングモータは、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、室内制御部35から送信される制御信号に従って動作する。
室内熱交換器温度センサ34は室内熱交換器32に配置されており、室内温度センサ38は、室内温度を測定するものであって筐体31内の吸込口付近に配置されている。温度センサ34,38は、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、計測された温度に関する情報を室内制御部35に送信している。
室内制御部35は、通信線を介して室内ファン33、縦ルーバー36、横ルーバーおよび温度センサ34,38に通信接続されている。室内制御部35のプロセッサは、随時、リモートコントローラ50からの制御信号や、温度センサ34,38の出力情報等を演算処理して適切な制御パラメータを導出し、その制御パラメータ等を、室内ファン33や、縦ルーバー36や、横ルーバーに送信する。また、プロセッサは、必要に応じて、制御パラメータ等を室外制御部29に送信したり、制御パラメータ等を室外制御部29から受信したりする。
赤外線受光部39は、リモートコントローラ50から発生される点滅赤外線を受光するものである。この赤外線受光部39は、点滅赤外線を信号化処理し、生成した信号を室内制御部35に受け渡す。
なお、室外機10の圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14および膨張弁15、ならびに室内機30の室内熱交換器32は、冷媒配管17,18によって順次接続され、冷媒回路を構成している。本実施の形態において、この冷媒回路上の各ユニット、室外ファン16、室内ファン33、縦ルーバー36、横ルーバー37などを併せて空気調和機構と称し、図1および図2中において符号2で示す。
(3)リモートコントローラ
リモートコントローラ50は、点滅赤外線を利用してユーザの様々な指令を赤外線受光部39を介して室内機30の室内制御部35に伝達するためのものであって、主に、赤外線発光部、表示パネル、運転停止ボタン、モード切換ボタン、温度上昇ボタン、温度下降ボタン、風量上昇ボタン、風量下降ボタン、風向調節ボタン、自動運転ボタン等から構成されている。
(4)冷媒配管
冷媒配管17は、冷媒配管18よりも細い管であって、冷房運転時および除霜運転時に液冷媒が流れる。冷媒配管18は、冷媒配管17よりも太い管であって、冷房運転時にガス冷媒が流れる。なお、冷媒としては、例えば、HFC系のR410AやR32等が用いられる。
<空気調和機の基本的な動作>
以下、本実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転機構、暖房運転機構、および除霜運転機構について詳述する。
(1)冷房運転機構
冷房運転では、四路切換弁13が図1に示される状態、すなわち、圧縮機12の吐出管12aが室外熱交換器14に接続され、かつ、圧縮機12の吸入管12bが室内熱交換器32に接続された状態となる。また、このとき、二方弁19および三方弁20は開状態とされている。この状態で、圧縮機12が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機12に吸入され、圧縮された後、四路切換弁13を経由して室外熱交換器14に送られ、室外熱交換器14において冷却され、液冷媒となる。その後、この液冷媒は、膨張弁15に送られ、減圧されて気液二相状態となる。気液二相状態の冷媒は、二方弁19を経由して室内熱交換器32に供給され、室内空気を冷却するとともに蒸発されてガス冷媒となる。最後に、そのガス冷媒は、三方弁20および四路切換弁13を経由して、再び、圧縮機12に吸入される。このようにして、本実施の形態にかかる空気調和機100は、冷房運転機構すなわち冷房運転サイクルを有する。
(2)暖房運転機構
暖房運転では、四路切換弁13が図2に示される状態、すなわち、圧縮機12の吐出管12aが室内熱交換器32に接続され、かつ、圧縮機12の吸入管12bが室外熱交換器14に接続された状態となる。また、このとき、二方弁19および三方弁20は開状態とされている。この状態で、圧縮機12が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機12に吸入され、圧縮された後、四路切換弁13および三方弁20を経由して室内熱交換器32に供給され、室内空気を加熱すると共に凝縮されて液冷媒となる。その後、この液冷媒は、二方弁19を経由して膨張弁15に送られ、減圧されて気液二相状態となる。気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器14に送られて、室外熱交換器14において蒸発させられてガス冷媒となる。最後に、そのガス冷媒は、四路切換弁13を経由して、再び、圧縮機12に吸入される。このようにして、本実施の形態にかかる空気調和機100は、暖房運転機構すなわち暖房運転サイクルを有する。
(3)除霜運転機構
暖房運転時には、室外熱交換器14に霜が付き熱交換能力が落ちる場合がある。そこで、室外制御部29が、室外熱交換器用の温度センサ21からの温度に基づいて、室外熱交換器14に霜が付いたか否かを判定する。室外制御部29は、霜が付いたと判断した場合に、四路切換弁13を切り換えて上述の冷房運転を行なうことによって除霜する(リバース除霜)。なお、室外制御部29は、室外熱交換器用の温度センサ21からの温度に基づいて、適切に室外熱交換器14の霜が除かれたか否かを判定する。
<空気調和機100の機能構成>
次に、図3を参照しながら、本実施の形態にかかる空気調和機100の機能構成について説明する。なお、図3は、第1の実施の形態にかかる空気調和機100の機能構成を表わす機能ブロック図である。
まず、上述したように、空気調和機100は、室外制御部29と室内制御部35とを含む。以下では、説明のために、室外制御部29と室内制御部35とを合わせて制御部101という。なお、室外制御部29と室内制御部35とは、配線によって通信可能である。そして、制御部101が実行する処理は、基本的に、室内制御部35によって実行されてもよいし、室外制御部29によって実行されてもよい。
また、空気調和機100が室内制御部35を有さずに、制御部101のほとんど全ての機能が室外制御部29に搭載されてもよい。あるいは、空気調和機100が室外制御部29を有さずに、制御部101のほとんど全ての機能が室内制御部35に搭載されてもよい。
制御部101は、例えば、各種演算処理を行なうためのプロセッサ110と、各種プログラムやデータを記憶するためのメモリ120と、時計130などを含む。プロセッサ110は、例えばCPU(Central Processing Unit)により構成される。プロセッサ110は、メモリ120内に格納されたプログラムに従って、空気調和機100の各部に対する各種の処理を実行する。
また、本実施の形態においては、室外ファン16は、上述した通り、主に、プロペラファン161およびファンモータ162から構成されている。プロペラファン161は、ファンモータ162によって回転駆動され、屋外の外気を室外熱交換器14に供給する。
室内ファン33は、上述した通り、主に、クロスフローファン331およびファンモータ332から構成されている。クロスフローファン331は、ファンモータ332によって回転駆動され、室内の空気を筐体31に吸い込んで室内熱交換器32に供給すると共に、室内熱交換器32で熱交換された空気を室内に送出する。
空気調和機100は、室内機30の吹き出し口から吹き出す空気の向きを調節するために風向き変更機構を有する。本実施の形態においては、風向き変更機構は、縦ルーバー36と横ルーバー37とを含む。縦ルーバー36は、縦風向き変更板361と、当該縦風向き変更板361を回動するためのステッピングモータ362とを含む。横ルーバー37は、横風向き変更板371と、当該横風向き変更板371を回動するためのステッピングモータ372とを含む。
そして、本実施の形態においては、プロセッサ110は、メモリ120に記憶される制御プログラムに従って、圧縮機12のモータの回転数を制御したり、膨張弁15の開度を調節したり、室外機10のプロペラファン161のファンモータ162の回転数を制御したり、室内機30のクロスフローファン331のファンモータ332の回転数を制御したり、縦風向き変更板361の角度を変更するためのステッピングモータ362の回動量を制御したり、横風向き変更板371の角度を変更するためのステッピングモータ372の回動量を制御したりする。
本実施の形態においては、プロセッサ110は、ファンモータ162,332をPWM制御する。より詳細には、プロセッサ110は、プロペラファン161のファンモータ162からの回転数を取得しながら、所望の回転数となるように、duty値に対応する信号をファンモータ162に入力する。プロセッサ110は、クロスフローファン331のファンモータ332からの回転数を取得しながら、所望の回転数となるように、duty値に対応する信号をファンモータ332に入力する。
また、プロセッサ110は、縦ルーバー36の角度を変更するためのステッピングモータ362に回動角度を指定するための信号を入力したり、横ルーバー37の角度を変更するためのステッピングモータ372に回動角度を指定するための信号を入力したりする。
そして、本実施の形態においては、制御部101のプロセッサ110は、PWM制御のduty値などを利用することによって空気調和機100の各部の異常を検知する。しかしながら、空気調和機100の各部の異常を検知する場合、電源電圧が異なる条件下でのduty値を比較しても正確な判断はできない。そこで、本実施の形態にかかるプロセッサ110は、様々なタイミングで取得したduty値を、取得時の電源電圧と、上記の対応関係とに基づいて、電源電圧が100Vであった場合のduty値に変換してから、各種の判断を行うものである。
特に本実施の形態においては、制御部101は、除霜運転の前後における外気温度センサ25の測定値の変化に基づいて、外気温度センサ25が正常に機能しているか否かを判断する。たとえば、制御部101のメモリ120には、図4に示すような、閾値データ121を記憶する。閾値データ121は、外気温度帯毎に、外気温度の変化の閾値を格納する。なお、閾値は、外気温度帯毎に段階的に定めるものに限らず、外気温度が低くなるほど変化の閾値が大きくなればよい。
制御部101のプロセッサ110は、このような対応関係を利用することによって、現在の外気温度に対応する閾値よりも、除霜運転の前後における外気温度の変化の方が小さい場合に、外気温度センサ25が正常に動作できていないと判断することができる。
図3に戻って、本実施の形態にかかる空気調和機100は、ルータやインターネットを介して、サーバなどの他の装置とデータをやり取りするための通信インターフェイス40を搭載する。
また、空気調和機100は、制御部101からの信号に基づいて各種の画像やテキストを表示するためのディスプレイ43や、制御部101からの信号に基づいて各種の音声を出力するためのスピーカ47を搭載する。
<制御部101による外気温度センサの異常検知処理>
次に、本実施の形態にかかる制御部101による外気温度センサ25の異常検知処理について説明する。たとえば、制御部101のプロセッサ110は、図2に示すような暖房運転を行っている場合に、図1に示すような除霜運転に切り替えるたびに、メモリ120のプログラムに従って以下の処理を実行する。
図5を参照して、まず、制御部101は、除霜運転を開始するか否かを判断する(ステップS102)。たとえば、制御部101は、室外ファンモータ162のduty値が第2の所定値以上であって、かつ室外熱交換器の温度センサ21の測定温度と外気温度センサ25の測定温度との差が第3の所定値以上である場合に、除霜運転の開始を決定する(ステップS102にてYESである場合)。
より詳細には、第2の所定値には、通常のduty値の10%増の数値などが設定される。なお、第2の所定値は、予め所定の数値がメモリ120に格納されてもよいし、暖房運転時にduty値を蓄積していき、その平均値を通常のduty値として利用してもよい。
第3の所定値としては、室外熱交換器の温度センサ21の測定温度の方が、外気温度センサ25の測定温度よりも低いものとして、たとえば、3℃程度に設定される。
制御部101は、外気温度センサ25の測定温度T1をメモリ120に格納する(ステップS104)。
制御部101は、四路切換弁13を切り替えて、図2の暖房運転から図1の除霜運転に移行する(ステップS106)。
制御部101は、除霜運転を終了してもよいか否かを判断する(ステップS108)。たとえば、制御部101は、室外ファンモータ162のduty値が第2の所定値未満、または室外熱交換器の温度センサ21の測定温度と外気温度センサ25の測定温度との差が第3の所定値未満である場合に、除霜運転の終了を決定する(ステップS108にてYESである場合)。なお、制御部101は、単に、除霜運転時間が所定時間を経過すると、除霜運転を停止してもよい。
制御部101は、外気温度センサ25の測定温度T2をメモリ120に格納する(ステップS110)。
制御部101は、閾値データ121を参照して、測定温度T2に対応する閾値を決定する(ステップS112)。
制御部101は、除霜運転開始時の外気温度T1と、除霜運転終了時の外気温度T2と、の差が閾値よりも大きいか否かを判断する(ステップS114)。
除霜運転開始時の外気温度T1と、除霜運転終了時の外気温度T2と、の差が閾値未満である場合(ステップS114にてNOである場合)、制御部101は、四路切換弁13を切り替えることによって除霜運転を終了する(ステップS120)。
一方、除霜運転開始時の外気温度T1と、除霜運転終了時の外気温度T2と、の差が閾値よりも大きい場合(ステップS114にてYESである場合)、制御部101は、ディスプレイ43に外気温度センサ25の異常を通知するためのメッセージを表示させたり、スピーカ47に外気温度センサ25の異常を通知するための音声を出力させたり、通信インターフェイス40を介して外部のサーバやユーザの通信端末などに外気温度センサ25の異常を通知するための情報を送信したりする(ステップS116)。そして、制御部101は、除霜運転をさらに所定時間、たとえば5分間、だけ延長運転させてから(ステップS118)、四路切換弁13を切り替えることによって除霜運転を終了する(ステップS120)。
<第2の実施の形態>
上記の実施の形態においては、外気温度センサ25に異常が検知されたときだけ除霜運転を延長するものであった。しかしながら、制御部101は、外気温度センサ25に異常を検知すると(ステップS114にてYESである場合)、その後、除霜運転を所定回数、たとえば5回など、完了するまで毎回除霜運転の終了時間に達しても延長して除霜運転するように制御してもよい。
あるいは、制御部101は、外気温度センサ25に異常が検知された場合(ステップS114にてYESである場合)、冷房運転をしたり、圧縮機12の回転数を制限したりしてもよい。
<第3の実施の形態>
除霜運転を開始するか否かの判断や、除霜運転を終了するか否かの判断に関しても、上記の実施の形態のものには限られない。
たとえば、制御部101は、室外ファンモータ162のduty値が第4の所定値以上である場合に除霜運転を開始すると決定してもよい(ステップS102)。第4の所定値には、通常のduty値の20%増の数値などが設定される。
あるいは、制御部101は、室外熱交換器の温度センサ21の測定温度と外気温度センサ25の測定温度との差が第5の所定値以上である場合に、除霜運転の開始を決定してもよい(ステップS102)。なお、第5の所定値としては、室外熱交換器の温度センサ21の測定温度の方が、外気温度センサ25の測定温度よりも低いものとして、5℃程度に設定される。
あるいは、制御部101は、これらの条件のいずれかが満たされた場合に、除霜運転を開始すると決定して、これらの条件の全てが満たされない場合は、除霜運転を終了したり、暖房運転を続けたりしてもよい。
具体的には、図6に示すように、制御部101は、除霜を開始するか否かの判断として、まず、制御部101は、第1の条件として、室外ファンモータ162のduty値が第2の所定値以上であって、かつ室外熱交換器の温度センサ21の測定温度と外気温度センサ25の測定温度との差が第3の所定値以上である場合に、除霜運転の開始を決定する(ステップS202にてYESである場合)。
そうでない場合(ステップS202にてNOである場合)、制御部101は、第2の条件として、室外ファンモータ162のduty値が第4の所定値以上である場合に除霜運転を開始すると決定する(ステップS204)。
そうでない場合(ステップS204にてNOである場合)、制御部101は、第3の条件として、室外熱交換器の温度センサ21の測定温度と外気温度センサ25の測定温度との差が第5の所定値以上である場合に、除霜運転の開始を決定する(ステップS206)。
この場合は、ステップS108において、制御部101は、全ての条件が満たされなくなった場合に除霜運転を終了したり、除霜運転期間が所定の長さに達すると除霜運転を終了したりする。
<第4の実施の形態>
上記の実施の形態おいては、各種の処理を空気調和機100の制御部101が実行するものであったが、他の装置が上記の処理を実行してもよい。たとえば、図7に示すクラウド上のサーバ300が、空気調和機100やその他の機器から必要な情報を取得して、空気調和機100それぞれの外気温度センサ25に関する異常などを検知してもよい。つまり、空気調和機100やサーバ300やルータ400などによって空気調和システム1が構成される。
より詳細には、図8に示すように、サーバ300は、主たる構成要素として、CPUなどのプロセッサ310と、メモリ320と、操作部340と、通信インターフェイス360とを含む。
プロセッサ310は、メモリ320に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ300の各部を制御する。
メモリ320は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、サーバ300に内包されているものであってもよいし、サーバ300の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ300からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ320は、プロセッサ310によって実行されるプログラムや、プロセッサ310によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、複数の空気調和機100毎のduty値テーブルや、閾値データ121などを記憶する。
操作部340は、サービスの管理者などの命令を受け付けて、当該命令をプロセッサ310に入力する。
通信インターフェイス360は、プロセッサ310からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータ400などを介して、空気調和機100や電気機器200や他のサーバなどの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス360は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して他の装置からのデータを受信して、プロセッサ310に受け渡す。
次に、異常検知の例として、本実施の形態にかかるプロセッサ310による空気調和機100の温度センサの異常検知処理について説明する。
図4を参照して、プロセッサ310は、通信インターフェイス360を介して、空気調和機100からのデータに基づいて除霜運転を開始するか否かを判断する(ステップS102)。たとえば、制御部101は、室外ファンモータのduty値が第2の所定値以上であって、かつ室外熱交換器の温度センサの測定温度と外気温度センサの測定温度との差が第3の所定値以上である場合に、除霜運転の開始を決定する(ステップS102にてYESである場合)。
プロセッサ310は、通信インターフェイス360を介して、空気調和機100から外気温度T1を取得してメモリ120に格納する(ステップS104)。
プロセッサ310は、通信インターフェイス360を介して、空気調和機100に除霜運転を開始させる(ステップS106)。
プロセッサ310は、通信インターフェイス360を介して空気調和機100からのデータを取得することによって、除霜運転を終了してもよいか否かを判断する(ステップS108)。プロセッサ310は、室外ファンモータのduty値が第2の所定値未満、または室外熱交換器の温度センサの測定温度と外気温度センサの測定温度との差が第3の所定値未満である場合に、除霜運転の終了を決定する(ステップS108にてYESである場合)。なお、制御部101は、単に、除霜運転時間が所定時間を経過すると、除霜運転を停止してもよい。
プロセッサ310は、通信インターフェイス160を介して空気調和機100から外気温度T2を取得してメモリ120に格納する(ステップS110)。
プロセッサ310は、閾値データ121を参照して、測定温度T2に対応する閾値を決定する(ステップS112)。
プロセッサ310は、除霜運転開始時の外気温度T1と、除霜運転終了時の外気温度T2と、の差が閾値よりも大きいか否かを判断する(ステップS114)。
除霜運転開始時の外気温度T1と、除霜運転終了時の外気温度T2と、の差が閾値未満である場合(ステップS114にてNOである場合)、プロセッサ310は、通信インターフェイス360を介して、空気調和機100に除霜運転を終了させる(ステップS120)。
一方、除霜運転開始時の外気温度T1と、除霜運転終了時の外気温度T2と、の差が閾値よりも大きい場合(ステップS114にてYESである場合)、プロセッサ310は、通信インターフェイス360を介して、空気調和機100に、外気温度センサの異常を通知するためのメッセージを表示させたり、外気温度センサの異常を通知するための音声を出力させたり、空気調和機100のユーザの通信端末などに外気温度センサの異常を通知するための情報を送信したりする(ステップS116)。そして、プロセッサ310は、通信インターフェイス360を介して、空気調和機100に、除霜運転をさらに所定時間、たとえば5分間、だけ延長させてから(ステップS118)、除霜運転を終了させる(ステップS120)。
<まとめ>
上記の実施の形態おいては、室外熱交換器と、室外ファンと、室外熱交換器の温度を測定するための第1の温度センサと、外気温度を測定するための第2の温度センサと、を含む空気調和機構と、制御部とを備える空気調和システムが提供される。制御部は、除霜運転の開始時の外気温度と除霜運転の終了時の外気温度の差が第1の所定値未満である場合に警告を出力する。
好ましくは、制御部は、除霜運転の開始時の外気温度と除霜運転の終了時の外気温度の差が所定値未満である場合に、そうでない場合よりも除霜運転を長めに実行する。
好ましくは、制御部は、外気温度が低いほど、第1の所定値を大きく設定する。
好ましくは、制御部は、室外ファンのduty値が第2の所定値以上であって、かつ室外熱交換器の温度と外気温度との差が第3の所定値以上である場合に、除霜運転を開始する。
好ましくは、制御部は、室外ファンのduty値が第2の所定値よりも第4の所定値以上である場合にも除霜運転を開始する。
好ましくは、制御部は、室外熱交換器の温度と外気温度との差が第3の所定値よりも大きな第5の所定値以上である場合にも除霜運転を開始する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :空気調和システム
10 :室外機
11 :筐体
12 :圧縮機
12a :吐出管
12b :吸入管
13 :四路切換弁
14 :室外熱交換器
15 :膨張弁
16 :室外ファン
17 :冷媒配管
18 :冷媒配管
19 :二方弁
20 :三方弁
21 :室外熱交換器温度センサ
22 :吐出温度センサ
23 :吸入温度センサ
24 :出口温度センサ
25 :外気温度センサ
29 :室外制御部
30 :室内機
31 :筐体
32 :室内熱交換器
32A :熱交換器
32B :熱交換器
32C :熱交換器
33 :室内ファン
34 :室内熱交換器温度センサ
35 :室内制御部
36 :縦ルーバー
37 :横ルーバー
38 :室内温度センサ
39 :赤外線受光部
40 :通信インターフェイス
43 :ディスプレイ
47 :スピーカ
49 :吸い込み口フィルタ
50 :リモートコントローラ
100 :空気調和機
101 :制御部
110 :プロセッサ
120 :メモリ
121 :閾値データ
130 :時計
160 :通信インターフェイス
161 :プロペラファン
162 :室外ファンモータ
200 :電気機器
300 :サーバ
310 :プロセッサ
320 :メモリ
331 :クロスフローファン
332 :ファンモータ
340 :操作部
360 :通信インターフェイス
361 :縦風向き変更板
362 :ステッピングモータ
371 :横風向き変更板
372 :ステッピングモータ
400 :ルータ
S102 :ステップ
S104 :ステップ
S106 :ステップ
S108 :ステップ
S110 :ステップ
S112 :ステップ
S114 :ステップ
S116 :ステップ
S118 :ステップ
S120 :ステップ
S202 :ステップ
S204 :ステップ
S206 :ステップ

Claims (6)

  1. 室外熱交換器と、室外ファンと、前記室外熱交換器の温度を測定するための第1の温度センサと、外気温度を測定するための第2の温度センサと、を含む空気調和機構と、
    制御部とを備える空気調和システムであって、
    前記制御部は、除霜運転の開始時の外気温度と除霜運転の終了時の外気温度の差が第1の所定値未満である場合に警告を出力する、空気調和システム。
  2. 前記制御部は、除霜運転の開始時の外気温度と除霜運転の終了時の外気温度の差が所定値未満である場合に、そうでない場合よりも除霜運転を長めに実行する、請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 前記制御部は、外気温度が低いほど、前記第1の所定値を大きく設定する、請求項1または2に記載の空気調和システム。
  4. 前記制御部は、前記室外ファンのduty値が第2の所定値以上であって、かつ前記室外熱交換器の温度と外気温度との差が第3の所定値以上である場合に、除霜運転を開始する、請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和システム。
  5. 前記制御部は、前記室外ファンのduty値が前記第2の所定値よりも第4の所定値以上である場合にも除霜運転を開始する、請求項4に記載の空気調和システム。
  6. 前記制御部は、前記室外熱交換器の温度と外気温度との差が前記第3の所定値よりも大きな第5の所定値以上である場合にも除霜運転を開始する、請求項4または5に記載の空気調和システム。
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