JP2021031803A - ヘルメット - Google Patents

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愛仁 二戸
Aihito Nito
愛仁 二戸
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp
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Abstract

【課題】使用者の安全性を向上させ、かつ、衝突物への影響を抑制することができるヘルメットを提供することを目的とする。【解決手段】本実施形態によるヘルメットは、使用者の頭部を保護するヘルメットであって、帽体と、外面衝撃吸収部と、を備える。帽体は、頭部を覆う。外面衝撃吸収部は、頭部とは反対側である帽体の外面に設けられ、帽体よりも軟らかく、ヘルメットと衝突する衝突物への衝撃を吸収する。【選択図】図2

Description

本発明による実施形態は、ヘルメットに関する。
ヘルメットは、バイクや自転車、工事現場等の頭部に衝撃が与えられ得る業務に従事する人の頭部を保護するための安全装具の一つである。また、それぞれの用途に適した様々な形状のヘルメットが開発されてきた。ヘルメットは、主な構成として、「帽体」と「内装体」とを有する。帽体は、硬い合成樹脂等を含む。内装体は、着用者の頭周サイズに合わせるための「ヘッドバンド」等を含む。また、帽体と内装体との間には、衝撃吸収材(発泡スチロール等)が設けられる。
しかし、一般的なヘルメットは、頭部を保護するために表面が硬い。従って、ヘルメットが工事現場等の実装機器にぶつかった場合、機器を破壊してしまう可能性がある。
特開2001−303353号公報 特開2003−147623号公報
使用者の安全性を向上させ、かつ、衝突物への影響を抑制することができるヘルメットを提供することを目的とする。
本実施形態によるヘルメットは、使用者の頭部を保護するヘルメットであって、帽体と、外面衝撃吸収部と、を備える。帽体は、頭部を覆う。外面衝撃吸収部は、頭部とは反対側である帽体の外面に設けられ、帽体よりも軟らかく、ヘルメットと衝突する衝突物への衝撃を吸収する。
第1実施形態によるヘルメットの構成の一例を示す斜視図。 図1に示すヘルメットの断面図。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態によるヘルメット100の構成の一例を示す斜視図である。図2は、図1に示すヘルメット100の断面図である。ヘルメット100は、作業対象や周辺機器等との衝突または接触に対して使用者の頭部を保護する。ヘルメット100は、帽体1と、外面衝撃吸収ゲル2と、内面衝撃吸収ゲル3と、保護シート4と、冷却マット5と、を備える。
帽体1は、使用者の頭部を覆う。図1および図2に示すように、帽体1は、例えば、略半球形状であり、頭部を収容する。また、帽体1は、硬く、耐衝撃性を有し、周辺機器等の突起物との衝突に対して頭部を保護することができる。帽体1は、例えば、電気工事で用いられる場合、PC(Polycarbonate)樹脂やABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂を含む。また、焼却炉付近で用いられる場合等の、高い耐熱性が必要な場合、帽体1は、FRP(Fiber Reinforced Plastics)樹脂を含んでもよい。
外面衝撃吸収部としての外面衝撃吸収ゲル2は、頭部とは反対側である帽体1の外面に設けられ、帽体1よりも軟らかく、ヘルメット100と衝突する衝突物への衝撃を吸収する。衝突物は、例えば、作業対象や周辺機器等である。例えば、ヘルメット100と衝突物との衝突時、外面衝撃吸収ゲル2が変形し、衝突物への衝撃が緩和される。これにより、衝突物の破損を抑制し、衝突物を保護することができる。また、衝突物の誤操作等を抑制することができる。この結果、衝突物への影響を抑制することができる。外面衝撃吸収ゲル2は、両面テープや接着剤等により、帽体1の外面に接着される。また、外面衝撃吸収ゲル2は、硬い帽体1と衝突物とが直接接触しないように、つばも含め帽体1の外面のほぼ全面を覆うように設けられることが好ましい。
外面衝撃吸収ゲル2の材料は、例えば、ゲルである。より詳細には、外面衝撃吸収ゲル2は、絶縁性および耐熱性を有する。これにより、感電や熱に対する保護性能を向上させることができる。例えば、高い絶縁性により、感電の可能性のある電気工事等において、使用者の安全性を向上させることができる。また、高い耐熱性により、廃棄物処理施設等の高温となる場所において、使用者の安全性を向上させることができる。また、絶縁性および耐熱性の両立により、用途に応じてヘルメットを使い分ける必要が無く、コストを抑制することができる。外面衝撃吸収ゲル2は、例えば、シリコーン製のゲルを含む。シリコーン製のゲルは、高い絶縁性および高い耐熱性の両方を有する。
内面衝撃吸収部としての内面衝撃吸収ゲル3は、頭部と対向する帽体1の内面に設けられ、帽体1よりも軟らかく、頭部への衝撃を吸収する。例えば、ヘルメット100と衝突物との衝突時、内面衝撃吸収ゲル3が変形し、頭部への衝撃が緩和される。これにより、使用者の安全性をより向上させることができる。内面衝撃吸収ゲル3は、例えば、両面テープや接着剤等により、帽体1の内面に接着される。また、内面衝撃吸収ゲル3の材料は、例えば、外面衝撃吸収ゲル2の材料と同じである。従って、内面衝撃吸収ゲル3は、例えば、絶縁性および耐熱性を有し、また、シリコーン製のゲルを含む。この場合、感電や熱に対する保護性能をさらに向上させることができる。
外面衝撃吸収ゲル2および内面衝撃吸収ゲル3の厚さは、例えば、所定の衝撃吸収性や絶縁性、耐熱性を得ることができるように設定されればよい。
被覆部としての保護シート4は、衝突物と対向する外面衝撃吸収ゲル2の表面を覆うように設けられ、外面衝撃吸収ゲル2の表面と衝突物との引っ掛かりを抑制する。より詳細には、保護シート4は、外面衝撃吸収ゲル2の表面よりも摩擦係数が低い表面を有する。また、保護シート4は、外面衝撃吸収ゲル2の表面よりも粘着性が低い表面を有していてもよい。外面衝撃吸収ゲル2はゲルであるため、表面の摩擦が大きく滑りが悪い。さらに、ゲルは粘着性を有する場合もある。従って、外面衝撃吸収ゲル2が衝突物と直接接触すると、例えば、外面衝撃吸収ゲル2と衝突物との引っ掛かりが発生する場合がある。この場合、衝突物が破損または誤操作してしまう可能性がある。そこで、摩擦係数や粘着性の低い保護シートで外面衝撃吸収ゲル2を覆うことにより、接触(衝突)時の引っ掛かりによる衝突物の破損や誤操作を抑制することができる。また、図1および図2に示すように、保護シート4は、外面衝撃吸収ゲル2と衝突物とが直接接触しないように、外面衝撃吸収ゲル2の外面のほぼ全面を覆うように設けられることが好ましい。
また、保護シート4は、汚れや損傷等から外面衝撃吸収ゲル2を保護し、外面衝撃吸収ゲル2、すなわち、ヘルメット100の寿命を延ばすこともできる。保護シート4は、両面テープや接着剤等により、外面衝撃吸収ゲル2の表面に接着される。保護シート4は、丸みを帯びたヘルメット100に万遍なく張り付けるため、柔軟性を有する。保護シート4は、例えば、軟質PVC(Polyvinyl Chloride)やアクリル等を含む。
また、衝突物と対向する外面衝撃吸収ゲル2の表面は、平滑形状であることが好ましい。すなわち、外面衝撃吸収ゲル2の表面は、凹凸が少ない。これにより、外面衝撃吸収ゲル2への保護シート4の設置が容易になる。また、凹凸による衝突物との引っ掛かりを抑制することができる。従って、衝突物への影響をさらに抑制することができる。
冷却マット5は、頭部と内面衝撃吸収ゲル3との間に設けられ、頭部を冷却する。例えば、内面衝撃吸収ゲル3は、軟らかいため、頭部と密着しやすい。従って、頭部の熱が逃げづらくなる場合がある。そこで、冷却マット5は、例えば、頭部と接触して頭部の熱を吸熱する。これにより、冷却マット5は、熱の逃げづらい頭部を冷却することができる。冷却マット5は、両面テープや接着剤等により、内面衝撃吸収ゲル3の内面に接着される。
より詳細には、冷却マット5は、頭部との接触面の一部に隙間Gを有する。隙間Gは、例えば、頭部との接触面から内面衝撃吸収ゲル3との接触面まで設けられる。また、複数の冷却マット5が、内面衝撃吸収ゲル3の内面に沿って、間隔を開けて配置されていてもよい。また、隙間Gは、外気と通じている。これにより、ヘルメット100の通気性を向上させることができる。この結果、冷却マット5は、吸熱した熱を放熱しやすくなり、頭部をより冷却することができる。また、隙間Gにより冷却マット5は変形しやすくなる。従って、頭部への衝撃に対する衝撃吸収性を向上させることができる。冷却マット5は、例えば、ゼリー状の液体や吸水ポリマー等、衝撃吸収性および熱伝導性を有する材料を含む。冷却マット5には、上記の材料が封入されている。
以上のように、第1実施形態によれば、外面衝撃吸収ゲル2は、帽体1よりも軟らかく、衝突物への衝撃を吸収する。これにより、硬い帽体は頭部を保護し、かつ、軟らかい外面衝撃吸収ゲル2は衝突物への衝撃を吸収することができる。この結果、使用者の安全性を向上させ、かつ、作業対象や周辺機器等の衝突物に対して損傷や誤操作等の影響を抑制することができる。
また、外面衝撃吸収ゲル2は、絶縁性および耐熱性を有する。これにより、感電や熱に対する保護性能を向上させ、使用者の安全性をさらに向上させることができる。また、絶縁性および耐熱性の両立により、電気工事や高温環境等の用途に応じてヘルメットを使い分ける必要が無く、コストを抑制することができる。
尚、内面衝撃吸収部の材料と外面衝撃吸収部の材料とは、異なっていてもよい。この場合、外面衝撃吸収部および内面衝撃吸収部の少なくとも一方が、絶縁性および耐熱性を有していればよい。また、内面衝撃吸収部および外面衝撃吸収部の少なくとも一方が、シリコーン製のゲルを含んでいればよい。例えば、外面衝撃吸収部および内面衝撃吸収部の一方がシリコーン製のゲルであれば、他方がシリコーン製以外のゲルや弾性体、発泡スチロール等の他の衝撃吸収材であってもよい。すなわち、所定の絶縁性および耐熱性を得ることができれば、安価で扱いやすい衝撃吸収材が組み合わせて用いられてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 ヘルメット、1 帽体、2 外面衝撃吸収ゲル、3 内面衝撃吸収ゲル、4 保護シート、5 冷却マット、G 隙間

Claims (9)

  1. 使用者の頭部を保護するヘルメットであって、
    前記頭部を覆う帽体と、
    前記頭部とは反対側である前記帽体の外面に設けられ、前記帽体よりも軟らかく、前記ヘルメットと衝突する衝突物への衝撃を吸収する外面衝撃吸収部と、を備える、ヘルメット。
  2. 前記外面衝撃吸収部は、絶縁性および耐熱性を有する、請求項1に記載のヘルメット。
  3. 前記外面衝撃吸収部は、シリコーン製のゲルを含む、請求項1または請求項2に記載のヘルメット。
  4. 前記衝突物と対向する前記外面衝撃吸収部の表面は、平滑形状である、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のヘルメット。
  5. 前記衝突物と対向する前記外面衝撃吸収部の表面を覆うように設けられ、前記外面衝撃吸収部の表面と前記衝突物との引っ掛かりを抑制する被覆部をさらに備える、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のヘルメット。
  6. 前記衝突物と対向する前記外面衝撃吸収部の表面を覆うように設けられ、前記外面衝撃吸収部の表面よりも摩擦係数が低い表面を有する被覆部をさらに備える、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のヘルメット。
  7. 前記衝突物と対向する前記外面衝撃吸収部の表面を覆うように設けられ、前記外面衝撃吸収部の表面よりも粘着性が低い表面を有する被覆部をさらに備える、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のヘルメット。
  8. 前記頭部と対向する前記帽体の内面に設けられ、前記帽体よりも軟らかく、前記頭部への衝撃を吸収する内面衝撃吸収部と、
    前記頭部と前記内面衝撃吸収部との間に設けられ、前記頭部を冷却する冷却部と、をさらに備える、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のヘルメット。
  9. 前記冷却部は、前記頭部との接触面の一部に隙間を有する、請求項8に記載のヘルメット。
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