JP2021030756A - 無人飛行体の充電システム、無人飛行体及び充電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】管理者の労力に頼ることなく、バッテリーの充電を速やかに実施することができる無人飛行体の充電システム、無人飛行体及び充電装置を提供する。【解決手段】無人飛行体1は、中心部材から放射状に外側へ延在する複数の腕部と、腕部に配置されるモーターと、モーターに接続されるプロペラと、を有し、無人飛行体1の腕部の自由端側が延在する方向は、上方へ向かう成分を有し、モーターは、自由端側の端部に配置されており、中心部材及び/または腕部の下部に、無人飛行体1のバッテリーと電気的に接続される飛行体側端子が配置されており、充電装置50は、無人飛行体1を載置するための載置部52と、載置部52に向かう傾斜を有する案内部56と、とを有し、載置部52には、飛行体側端子と電気的に接続し、バッテリーを充電するためのポート側端子54A,54Cが配置されている。【選択図】図1
Description
本発明は、無人飛行体の充電システム、無人飛行体及び充電装置に関する。
従来、小型無人飛行体(「ドローン」とも呼ばれる)の利用が提案されている。例えば、特許文献1)。
ドローンは、複数のプロペラをモーターで回転させることによって、飛行のための推力を得る。ドローンは、モーターを駆動するための電力を得るためにバッテリー(電池)を搭載している。しかし、ドローンの飛行性能との関係において、バッテリーの重量は制限される。これにより、ドローンに搭載可能なバッテリーの容量も制限される。このため、従来、ドローンの飛行中において、バッテリーの残量が少なくなると、ドローンを所定の位置に着陸させて、ドローンの操縦者などの管理者がバッテリーの交換または充電を行う必要があった。しかし、管理者の労力に頼ることなく、バッテリーの充電を速やかに行うのが望ましい。
本発明はかかる問題の解決を試みたものであり、管理者の労力に頼ることなく、バッテリーの充電を速やかに実施することができる無人飛行体の充電システム、無人飛行体及び充電装置を提供することを目的とする。
第一の発明は、無人飛行体と充電装置とを有する充電システムであって、前記無人飛行体は、中心部材と、前記中心部材から放射状に外側へ延在する複数の腕部と、前記腕部に配置されるモーターと、前記モーターに接続されるプロペラと、を有し、前記無人飛行体の前記腕部の自由端側が延在する方向は、上方へ向かう成分を有し、前記モーターは、前記自由端側の端部に配置されており、前記中心部材及び/または前記腕部の下部に、前記無人飛行体のバッテリーと電気的に接続される飛行体側端子が配置されており、前記充電装置は、前記無人飛行体を載置するための載置部と、前記載置部から上方に向かって凸の凸形状に構成されており、前記載置部に向かう傾斜を有する案内部と、を有し、前記載置部には、前記飛行体側端子と電気的に接続し、前記バッテリーを充電するためのポート側端子が配置されている、充電システムである。
第一の発明の構成によれば、無人飛行体の中心部材及び/または腕部の下部に飛行体側端子が配置されている。そして、飛行体側端子がポート側端子と接続することによって、バッテリーを有線給電によって迅速に充電することができる。充電装置は、載置部に向かう傾斜を有する案内部を有するから、無人飛行体の降下位置が、案内部が配置されている範囲であれば、無人飛行体は載置部に案内される。例えば、無人飛行体が海上などの水上を飛行して撮影や測定等のミッションを連続的に行い、充電装置が船上に配置されている場合において、充電装置が波によって揺れ動き、無人飛行体が充電装置の中心に降下しない場合であっても、案内部が配置されている範囲に降下すれば、無人飛行体は案内部によって案内されて載置部に着陸することができる。また、無人飛行体のモーターは、中心部材から外側かつ上方に延在する腕部の自由端側に配置されているから、無人飛行体が載置部に着陸する際に、プロペラが案内部と干渉することはない。これにより、管理者の労力に頼ることなく、バッテリーの充電を速やかに実施することができる。
第二の発明は、第一の発明の構成において、前記無人飛行体の前記腕部は、前記中心部材から水平に延在する第一部と、前記第一部から所定の角度で上方に延在する第二部を有し、前記モーターは、前記第二部の自由端側の端部に配置されており、前記飛行体側端子は、前記第一部の下部に配置されている、充電システムである。
第二の発明の構成によれば、無人飛行体の第一部の下部に飛行体側端子が配置されている。そして、飛行体側端子がポート側端子と接することによって、バッテリーを有線給電によって迅速に充電することができる。
第三の発明は、第一の発明または第二の発明の構成において、前記載置部は、前記載置部の平面視における中心に位置し、前記中心部材が配置される位置である中心領域と、前記中心領域から外側へ放射状に配置され、前記腕部を載置するための位置である腕部載置部を有し、前記案内部の前記傾斜は、前記中心領域へ向かう第一傾斜と、前記腕部載置部へ向かう第二傾斜を含む、充電システムである。
第三の発明の構成によれば、無人飛行体は、第一傾斜によって、全体として載置部の中心領域へ案内される。そして、第二傾斜によって、腕部が腕部載置部へ案内され、これにより、無人飛行体の機首方向が所定の方向に導かれる。
第四の発明は、第三の発明の構成において、前記案内部は、前記腕部の数に対応する複数の案内ユニットで構成されており、前記案内ユニットは、平面視において、底辺と、前記底辺の中心から垂直に延びる中心直線上に位置する頂点を有し、前記底辺と前記頂点は直線または曲線で接続される左右対称の形状に構成され、前記第一傾斜は、平面視において、前記底辺の中心位置から前記頂点へ向かう傾斜であり、前記第二傾斜は、平面視において、前記中心直線から側方へ向かう傾斜である、充電システムである。
第四の発明の構成によれば、複数の案内ユニットによって、無人飛行体が載置部に案内される。
第五の発明は、第四の発明の構成において、前記第一傾斜及び前記第二傾斜は、下方に向かうに連れて傾斜が小さくなるように構成されている、充電システムである。
第五の発明の構成によれば、下方に向かうに連れて、第一傾斜及び第二傾斜の傾斜が小さくなるから、無人機が第一傾斜及び第二傾斜を有する案内ユニットの部分に接触しつつ降下する場合において、第一傾斜及び第二傾斜によって、降下速度を徐々に遅くすることができる。
第六の発明は、第四の発明の構成において、前記第一傾斜及び前記第二傾斜は、下方に向かうに連れて傾斜が大きくなるように構成されている、充電システムである。
第六の発明の構成によれば、下方に向かうに連れて、第一傾斜及び第二傾斜の傾斜が大きくなるから、無人機が第一傾斜及び第二傾斜を有する案内ユニットの部分に接触しつつ降下する場合において、上方において下降速度を相対的に大きく低減させることができる。
第七の発明は、第一の発明乃至第六の発明のいずれかの構成において、前記無人飛行体は、前記ポート側端子と前記飛行体側端子が接触するように、機首方向を制御する機首方向制御手段を有する、充電システムである。
第七の発明の構成によれば、無人飛行体は、機首方向制御手段を有するから、機首方向を制御することによって、飛行体側端子とポート側端子が、充電可能な状態において接触するように、載置部に着陸することができる。
第八の発明は、第一の発明乃至第七の発明のいずれかの構成において、少なくとも4以上の前記腕部載置部に、合計で少なくとも2組の前記ポート側端子が配置されており、いずれの前記ポート側端子に前記飛行体側端子が接触したかを判断する接触検知手段と、前記飛行体側端子の極性を判断する極性判断手段と、前記極性判断手段による前記飛行体側端子の極性に応じて、前記ポート側端子の極性を設定する極性設定手段と、を有する充電システムである。
第八の発明の構成によれば、充電装置において、少なくとも2組のポート側端子部が配置されているから、例えば、充電装置が水上で揺れるなどの事情によって、無人飛行体の機首方向の制御の精度が不十分であっても、飛行体側端子部はポート側端子部と接する可能性が向上する。しかも、充電装置は、ポート側端子と接触した飛行体側端子の極性を判断し、ポート側端子の極性を設定することができるから、一層、充電可能な状態になる可能性が向上する。
第九の発明は、バッテリーを充電するためのポート側端子が配置されている充電装置に載置されることによってバッテリーの充電を行う無人飛行体であって、中心部材と、前記中心部材から放射状に外側へ延在する複数の腕部と、前記腕部に配置されるモーターと、前記モーターに接続されるプロペラと、を有し、前記無人飛行体の前記腕部が延在する方向は、上方へ向かう成分を有し、前記モーターは、前記腕部の自由端側の端部に配置されており、前記中心部材及び/または前記腕部の下部に、前記無人飛行体のバッテリーと電気的に接続された飛行体側端子が配置されている、無人飛行体である。
第十の発明は、無人飛行体のバッテリーを充電するための充電装置であって、前記無人飛行体を載置することができる載置部と、前記載置部から上方に向かって凸の凸形状に構成されており、前記載置部に向かう傾斜を有する案内部と、を有し、前記載置部には、前記飛行体側端子と電気的に接続し、前記バッテリーを充電するためのポート側端子が配置されている、充電装置である。
本発明によれば、管理者の労力に頼ることなく、バッテリーの充電を速やかに実施することができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以下の説明においては、同様の構成には同じ符号を付し、その説明を省略又は簡略する。なお、当業者が適宜実施できる構成については説明を省略し、本発明の基本的な構成についてのみ説明する。
<第一の実施形態>
図1に示すように、本実施形態の充電システム500は、無人飛行体1(以下、「無人機1」という。)とドローンポート50(以下、「ポート50」という。)を有する。充電システム500は充電システムの一例であり、無人機1は無人飛行体の一例であり、ポート50は充電装置の一例である。
図1に示すように、本実施形態の充電システム500は、無人飛行体1(以下、「無人機1」という。)とドローンポート50(以下、「ポート50」という。)を有する。充電システム500は充電システムの一例であり、無人機1は無人飛行体の一例であり、ポート50は充電装置の一例である。
<無人機1の構造について>
図2に示すように、無人機1は、筐体2を有し、筐体2には上部カバー4(以下、「キャノピー4」という。)が配置されている。筐体2は中心部材の一例である。本実施形態において、図1の矢印Z1に示す方向を「下方」と呼び、矢印Z2に示す方向を「上方」と呼ぶ。下方及び上方を総称して「上下方向」と呼ぶ。上下方向は、鉛直方向でもある。上下方向と直行する方向を「水平方向」と呼ぶ。
図2に示すように、無人機1は、筐体2を有し、筐体2には上部カバー4(以下、「キャノピー4」という。)が配置されている。筐体2は中心部材の一例である。本実施形態において、図1の矢印Z1に示す方向を「下方」と呼び、矢印Z2に示す方向を「上方」と呼ぶ。下方及び上方を総称して「上下方向」と呼ぶ。上下方向は、鉛直方向でもある。上下方向と直行する方向を「水平方向」と呼ぶ。
筐体2は、無人機1の機能に必要な各種部品を搭載するための部材であり、部品搭載用部材である。筐体2には、自律飛行装置、モーター駆動モジュール、無線通信装置、GPS(Global Positioning System)などの航法衛星からの測位用電波を利用する測位装置、無線通信装置、及び、バッテリー等が配置されている。自律飛行装置は、電子コンパス、慣性センサー、気圧センサー等の電子部品を含む。
図2に示すように、筐体2には、複数の丸棒状のアーム8A乃至8Dが筐体2から放射状に外側へ延在する態様において接続されている。以下、アーム8A等を総称して、「アーム8」とも呼ぶ。アーム8は、腕部の一例である。
本実施形態において、アーム8は偶数であり、具体的には4本である。アーム8は、アーム根本部6を介して、筐体2に接続されている。
各アーム8の自由端側の端部には、取付部材9を介してモーター10が配置されている。各モーター10にはプロペラ12が接続されている。アーム8は、中空の筒状に構成されており、中空の空間がモーター10にバッテリーの電力を送信するためのケーブルの通路となる。図2に示すように、アーム8が延在する方向は、上方へ向かう成分を有する。
図3(a)は、無人機1を図1の矢印Z1に示す上方から視た概略平面図である。無人機1が前進する方向は、矢印B1に示す方向であるとする。無人機1が前進する方向が、「機首方向」である。図3(b)は、無人機1を図2の矢印A1に示す方向から視た概略側面図である。上述の自律飛行装置に含まれる電子コンパスは、機首方向を示すように構成されている。
図2及び図3(b)に示すように、各アーム8は、第一部8aと第二部8bを有する。第一部8aは筐体2から水平に延在している。図3(b)に示すように、第二部8bは、第一部8aから所定の角度θ10で上方へ延在している。すなわち、アーム8において、第二部8bが、上方へ向かう成分を有する部分である。
モーター10は、第二部8bの自由端側の端部に配置されている。角度θ10は、90度以上180度以下において規定され、望ましくは、110度以上145度以下である。本実施形態において、角度θ10は、例えば、135度である。図3(b)に示すように、筐体2の最下部を基準とすると、プロペラ12の上下方向の位置は、キャノピー4の高さよりも高い。詳細には、プロペラ12の回転面の上下方向の位置は、キャノピー4の高さよりも高い。
アーム8A及び8Cの第一部8aの下部には、それぞれ、飛行体側端子14A及び14Cが配置されている。飛行体側端子14A及び14Cを総称して「飛行体側端子14」と呼ぶ。飛行体側端子14は、無人機1のバッテリーと電気的に接続される。
キャノピー4は、樹脂で形成されている。筐体2、アーム8及びプロペラ12は、例えば、炭素繊維強化プラスチックで形成されており、強度を保ちつつ、軽量に構成されている。
無人機1が水平状態を維持している場合において、キャノピー4が存在する方向が上述の上方であり、筐体2が存在する方向が上述の下方である。本実施形態においては、無人機1は水平状態を維持するものとして、説明する。
筐体2には、キャノピー4から突き出す態様において、カメラ16が配置されている。カメラ16は、撮影方向の調整が可能であり、例えば、進行方向及び下方の画像を撮影することができる。
<ポート50の構造について>
以下、ポート50の構造について説明する。図1に示すように、ポート50は、載置部52と案内部56を有する。載置部52は載置部の一例であり、案内部56は案内部の一例である。
以下、ポート50の構造について説明する。図1に示すように、ポート50は、載置部52と案内部56を有する。載置部52は載置部の一例であり、案内部56は案内部の一例である。
案内部56は、複数の案内ユニット56A乃至56Dで構成される。各案内ユニット56A等は、案内ユニットの一例である。案内ユニット56A等の数は、アーム8A等の数に対応している。本実施形態において、アーム8A等の数と案内ユニット56A等の数は等しい。なお、本実施形態とは異なり、案内ユニット56A等の数は、アーム8A等の数よりも多くてもよい。すなわち、案内ユニット56A等の数は、アーム8の数以上であればよい。
案内ユニット56A等は、載置部52から上方に向かって凸の凸形状に構成されている。載置部52の形状は、無人機1の平面視における輪郭に対応して規定される。無人機1の平面視における輪郭は、筐体部2の形状に対応して、中心部に多角形の形状が存在し、中心部から外側に延在するアーム8によって、多角形の中心から外側に延在する複数の細長い長方形の形状を有する。なお、本実施形態とは異なり、例えば、筐体部2の平面視における形状は、多角形ではなく、円形であってもよいし、楕円形であってもよい。
載置部52は、無人機1を載置するための構成であるから、その輪郭は、無人機1の輪郭よりも所定の割合だけ大きい。所定の割合は、例えば、5%である。なお、載置部52の輪郭は、厳密に無人機1の平面視における輪郭と相似形である必要はない。
載置部52に、無人機1が載置され、無人機1のバッテリーの充電が実施される。載置部52は、平面視における中心に位置し、筐体部2が配置される位置である中心領域52S5と、中心領域52S5から外側へ放射状に配置され、アームを載置するための位置である枝部52S1乃至52S4を有する。中心領域52S5に無人機1の筐体2が載置され、枝部52S1乃至52S4にアーム8の第一部8aが載置される。
図1及び図4に示すように、枝部52S1及び52S3には、それぞれ、ポート側端子54A及び54Cが配置されている。ポート側端子54A及び54Cは、後述の充電用電源部350(図12参照)と電気的に接続される。ポート側端子54A及び54Cは、ポート側端子の一例である。
図4に示すように、枝部52S4には、圧力センサー58が配置されている。圧力センサー58によって、無人機1のアーム8が載置部52に接触したか否かを検知することができる。なお、本実施形態とは異なり、無人機1のアーム8が載置部52に接触したか否かを検知するためのセンサーは圧力センサーに限らず、例えば、接触センサーでもよいし、赤外線センサーであってもよい。
図1に示すように、中心領域52S5は、下方に凸の窪んだ形状に構成されている。図4に示すように、中心領域52S5には、電子コンパス60が配置されている。電子コンパス60によって、地磁気を検出し、ポート50における所定の構成の方位を計測することができる。所定の構成は、例えば、案内ユニット56Bと56Dの中心軸X2及びX1である。電子コンパス60によって、所定の基準方向の方位を測定する。すなわち、電子コンパス60の出力値は、所定の基準方向である。所定の基準方向は、例えば、案内ユニット56Bの中心線X2が中心領域52S5から外側に向かう方向である。基準方向の絶対方位は、ポート50が回転することによって変化する。例えば、基準方向の方位は、北である場合もあるし、東である場合もある。
また、図4に示すように、中心領域52S5には、航法衛星からの測位用電波を使用して現在位置を測位する測位装置62が配置されている。測位装置62は、基本的に、4つ以上の航法衛星からの測位用電波を受信して中心領域52S5の位置を測定する。航法衛星からの測位用電波を利用する測位は周知であるから、説明を省略する。本実施形態において、中心領域52S5の位置を「基準位置」と呼ぶ。基準位置は、無人機1がポート50に着陸するときの目標となる位置である。上述の基準方向は、無人機1がポート50に着陸するときの、機首方向の目標となる方向である。
図4に示すように、例えば、案内ユニット56Aは、平面視における略三角形において、底辺54dと、底辺54dの中心から垂直に延びる直線である中心直線Y1上に位置する頂点54eを有し、底辺54dの両端と頂点54eは、ほぼ直線の線分で接続されており、頂点54eの近傍は曲線となっている。案内ユニット56Aは中心直線Y1に対して左右対称の形状に構成されている。他の案内ユニット56B等の構造も同様である。
案内部56は、上方から下方に載置部52に向かう傾斜を有している。例えば、案内ユニット56Aについては、傾斜は、載置部52の平面視における中心領域52S5へ向かう第一傾斜と、中心直線Y1から平面視における側方へ向かう第二傾斜で構成される。
図5(a)は、案内ユニット56Aを図4の矢印D1方向から視た概略側面図である。図6(a)は、案内ユニット56Aを図4の矢印D2方向から視た概略正面図である。図5(a)及び図6(a)に示すように、案内ユニット56Aは、中心部56CEと左部56L及び右部56Rから構成される。図5(a)に示すように、中心部56CEは、上方から下方に向けて傾斜している。傾斜の角度は、水平線との関係において規定される。直線56Yは、底面の長手方向を規定する線であり、水平線である。図5(b)に示すように、中心部56CEにおいて、上端近傍部56aの近傍位置Q1における接線L1の傾斜θ1は、下方の位置Q2における接線L2の傾斜θ2よりも大きい。すなわち、案内ユニット56Aは、側面視において、上端近傍部56aから下方の部分において、下方に向かうほど、傾斜が小さくなるように構成されている。
図6(a)に示すように、左部56L及び右部56Rは、中心部56CEから側方に向けて傾斜している。傾斜の角度は、水平線との関係において規定される。直線56Xは、底面の長手方向と直行する方向を規定する線であり、水平線である。図6(b)に示すように、右部56Rの稜線において、上端近傍部56aの近傍位置P1における接線L3の傾斜θ3は、下方の位置P2における接線L4の傾斜θ4よりも大きい。すなわち、案内ユニット56Aは、正面視において、上端近傍部56aから下方の部分において、下方に向かうほど、傾斜が小さくなるように構成されている。
図5(a)に示す傾斜θ1及びθ2は第一傾斜の一例であり、図6(b)に示す傾斜θ3及びθ4は第二傾斜の一例である。
案内ユニット56Aは、その側面視及び正面視において、全体として、内側に凸の曲面で構成されるが、上端近傍部56aは、外側に凸の曲面として構成される。これにより、無人機1の下降の際に、案内ユニット56Aの上端近傍部56aに接触した場合において、無人機1が受ける力を分散し、破損することを防止している。そして、上端近傍部56a以外の部分は、内側に凸の曲面であることによって、上下方向の接線と水平線との角度は、下方に向かうにつれて小さくなるから、無人機1が案内ユニット56Aと接触しつつ、下降する場合において、下方に向かうほど、下降速度は遅くなり、より低速度における着陸が可能になる。なお、本明細書において、無人機1が載置部52に接触することを「着陸」という。
<ポート50への無人機1の着陸について>
図7(a)は、無人機1が載置部52に載置された状態を示す。この状態において、無人機1の飛行体側端子14Aがポート側端子54Aと接し、飛行体側端子14Cがポート側端子54Cと接しており、無人機1のバッテリーの充電が実施される。
図7(a)は、無人機1が載置部52に載置された状態を示す。この状態において、無人機1の飛行体側端子14Aがポート側端子54Aと接し、飛行体側端子14Cがポート側端子54Cと接しており、無人機1のバッテリーの充電が実施される。
図7(a)の状態に至る前に、無人機1は上方からポート50に接近する。無人機1がポート50に降下するときに、現在位置を測位し、筐体2の位置と基準位置(載置部52の中心領域52S5の位置)が一致し、かつ、機首方向B1(図3参照)が基準方向(図4の矢印B2に示す方向)と一致するように位置及び機種方向B1を調整する。筐体2の位置が基準位置と一致し、機首方向が基準方向と一致することによって、飛行体側端子14A及び14Cが、それぞれ、ポート側端子54A及び54Cと接触し、無人機1のバッテリーが充電可能な状態となる。
ポート50が、例えば、海上などの水上に配置されている場合など、揺れ動く場合においては、無人機1が位置及び機種方向を調整しても、基準位置及び基準方向と一致しない場合がある。例えば、図7(b)に示すように、無人機1の位置及び方向が基準位置及び基準方向とずれた状態において、無人機1が案内部56と接したとする。そうすると、図8(a)及び図8(b)に示すように、案内部56の第一傾斜によって、無人機1は全体として中心領域52S5に近づくように位置が調整され、第二傾斜によって、アーム8は枝部52S1乃至52S4のいずれかに配置されるように機首方向が調整され、最終的に図7(a)に示す状態において、無人機1は載置部52に載置され、充電可能な状態となる。
図9は、無人機1の概略側面図、及び、ポート50の図4のCC線概略断面図を示す。
無人機1は、図9(a)に示すように、上方からポート50に接近する。そして、図9(b)に示す態様において、ポート50の載置部52に載置される。プロペラ12の回転面は、案内部56の上端部よりも高い位置にあるから、無人機1の降下時において、プロペラ12が案内部56と干渉することはない。すなわち、上下方向の位置において、枝部52S1等の上面を基準とすると、案内ユニット56A等までの高さH1よりも、プロペラ12の回転面の下面までの高さH2が大きい。
無人機1は、図9(a)に示すように、上方からポート50に接近する。そして、図9(b)に示す態様において、ポート50の載置部52に載置される。プロペラ12の回転面は、案内部56の上端部よりも高い位置にあるから、無人機1の降下時において、プロペラ12が案内部56と干渉することはない。すなわち、上下方向の位置において、枝部52S1等の上面を基準とすると、案内ユニット56A等までの高さH1よりも、プロペラ12の回転面の下面までの高さH2が大きい。
中心領域52S5は、凹部となっており、筐体2は、載置部52と接しない。これにより、筐体2に格納された電子部品に対する着陸時の衝撃が緩和される。すなわち、中心領域52S5の窪んだ形状により、中心領域52S5は、衝撃緩和部として機能する。
<無人機1の機能構成について>
図10は、無人機1の機能構成の一例を示す概略図である。図10に示すように、無人機1の制御部100は、CPU(Central Processing Unit)102、記憶部104、無線通信部106、衛星測位部108、自律制御部110、画像処理部112、制御電源部114を有する。制御部100は、主電源部200と電気的に接続されている。
図10は、無人機1の機能構成の一例を示す概略図である。図10に示すように、無人機1の制御部100は、CPU(Central Processing Unit)102、記憶部104、無線通信部106、衛星測位部108、自律制御部110、画像処理部112、制御電源部114を有する。制御部100は、主電源部200と電気的に接続されている。
無人機1は、無線通信部106によって、外部と通信可能になっている。無人機1は、無線通信部104によって、ユーザーが操作する操縦装置(図示せず)から、発進等の指示を受信し、ポート50との間において、各種情報を送受信する。
無人機1は、衛星測位部108によって、無人機1自体の位置を測定することができる。衛星測位部108は、基本的に、4つ以上の航法衛星からの測位用電波を受信して無人機1の位置を測定する。
無人機1は、自律制御部110によって、モーター10の回転を制御し、無人機1の飛行速度、飛行方向、機首方向を調整する。自律制御部110は、ジャイロセンサー、加速度センサー及び電子コンパスからの出力を利用する。
無人機1は、画像処理部112によって、カメラ16(図2参照)を作動させて外部の画像を取得し、取得した撮影データを処理する。
無人機1は、制御電源部114からの電力によって、CPU100等の制御用の部品を駆動する。これに対して、無人機1は、主電源部200からの電力によって、モーター10やカメラ16の動作を実施する。制御電源部114は、適宜のタイミングで、主電源部200によって充電される。
記憶部104には、予定経路を自律移動するための移動計画を示すデータ等の自律移動に必要な各種データ及びプログラムのほか、機首方向制御プログラムが格納されている。CPU50と機首方向制御プログラムは、機首方向制御手段の一例である。無人機1は、機首方向制御プログラムによって、ポート側端子54A及び54Cが載置されている枝部
52S1及び52S3に、飛行体側端子14A及び14Cが配置されているアーム8A及び8Cの第一部8aが接するように、機首方向を調整する。すなわち、無人機1は、機首方向が基準方向と一致するように、機首方向を調整する。
52S1及び52S3に、飛行体側端子14A及び14Cが配置されているアーム8A及び8Cの第一部8aが接するように、機首方向を調整する。すなわち、無人機1は、機首方向が基準方向と一致するように、機首方向を調整する。
機首方向の調整のためのデータとして、例えば、ポート50の電子コンパス60の出力値と無人機1の電子コンパスの出力値を利用する。例えば、ポート50から、基準方向を示すデータを受信し、その方向と機首方向が一致するように、機首方向を調整する。すなわち、無人機1は、ポート50の電子コンパス60の出力値と無人機1の電子コンパスの出力値が一致するように、機首方向を調整する。なお、本実施形態とは異なり、機首方向の調整として、カメラ16による画像を利用してもよい。例えば、案内ユニット56A乃至56Dに異なる色を着色するなどによって、案内ユニット56A等を識別可能な状態にしておけば、カメラ16によって下方を撮影して取得した画像によって、機首方向を判断し、機首方向を調整することができる。
<無人機1のバッテリーに関連する構成について>
図11に示すように、主電源部200において、電源本体204は、端子206A及び206Bを有する。端子206A及び206Bは、電気的な極性が異なり、例えば、端子206Aが正極であり、端子206Bが負極である。端子206A及び206Bは、切替装置202を介して、制御部100、または、飛行体側端子14A及び14Cと電気的に接続される。電源本体204は、充電可能な二次電池であり、例えば、リチウムバッテリー、あるいは、リチウムポリマーバッテリーである。電源本体204が制御部100と接続されると、電源本体204の電力は無人機1の飛行に利用される。これに対して、電源本体204が飛行体側端子14A及び14Cと接続されると、ポート50のポート側端子54A等と接触することによって、電源本体204が充電可能な状態となる。
図11に示すように、主電源部200において、電源本体204は、端子206A及び206Bを有する。端子206A及び206Bは、電気的な極性が異なり、例えば、端子206Aが正極であり、端子206Bが負極である。端子206A及び206Bは、切替装置202を介して、制御部100、または、飛行体側端子14A及び14Cと電気的に接続される。電源本体204は、充電可能な二次電池であり、例えば、リチウムバッテリー、あるいは、リチウムポリマーバッテリーである。電源本体204が制御部100と接続されると、電源本体204の電力は無人機1の飛行に利用される。これに対して、電源本体204が飛行体側端子14A及び14Cと接続されると、ポート50のポート側端子54A等と接触することによって、電源本体204が充電可能な状態となる。
<ポート50の機能構成について>
図12は、ポート50の機能構成の一例を示す概略図である。図12に示すように、ポート50は、制御部300と充電用電源部350を有する。制御部300は、CPU302、記憶部304、無線通信部306、測位部308、方位測定部310、接触検知部312、及び、充電制御部314を有する。
図12は、ポート50の機能構成の一例を示す概略図である。図12に示すように、ポート50は、制御部300と充電用電源部350を有する。制御部300は、CPU302、記憶部304、無線通信部306、測位部308、方位測定部310、接触検知部312、及び、充電制御部314を有する。
測位部308は、測位装置62(図4参照)に対応し、航法衛星からの測位用電波を使用して現在位置を測位する。
方位測定部310は、電子コンパス60(図4参照)に対応し、ポート50の基準方向を計測する。
接触検知部312は、圧力センサー58(図4参照)に対応し、載置部52に無人機1のアーム8が接触したか否かを検知する。
ポート50は、充電制御部314によって、無人機1のバッテリーの充電を制御し、また、充電状態を判断する。充電制御部314は、充電制御手段の一例である。充電状態の判断は、充電用電源部350と無人機1の電源本体204が電気的に接続された状態において、電源本体204の電圧を計測し、その電圧によって判断する。なお、本実施形態と異なり、無人機1の電源本体204の充電を開始するときの電源本体204の電池残量と充電時間の関係を示すデータを参照し、電池残量を計測し、所定の充電時間の経過によって、充電が完了したことを判断する構成としてもよい。
ポート50は、無線通信部306によって、測位部308によって計測した基準位置、方位測定部310によって測定した基準方向、充電制御部314によって判断した充電状態を無人機1に送信する。
<ポート50の充電用電源部350に関連する構成について>
図13に示すように、充電用電源部300において、電源本体350は、端子352A及び352Bを有する。端子352A及び352Bは、電気的な極性が異なり、例えば、端子352Aが正極であり、端子352Bが負極である。端子352A及び352Bは、制御部300を介してポート側端子54A及び54Bと電気的に接続されている。
図13に示すように、充電用電源部300において、電源本体350は、端子352A及び352Bを有する。端子352A及び352Bは、電気的な極性が異なり、例えば、端子352Aが正極であり、端子352Bが負極である。端子352A及び352Bは、制御部300を介してポート側端子54A及び54Bと電気的に接続されている。
<充電システム500の動作について>
以下、図14及び図15を参照して、充電システム500の動作の概略を説明する。無人機1がバッテリーの充電が必要であると判断すると(図14のステップST1)、無人機1は充電位置であるポート50へ向かって移動し(ステップST2)、充電位置の上空に到達したと判断すると(ステップST3)、機首方向を調整しつつ下降する(ステップST4)。無人機1は、載置部52に接触したと判断すると(ステップST5)、モーターを停止し(ステップST6)、電源本体204を飛行体側端子14A及び14Cに接続する(ステップST7)。無人機1は、例えば、加速度センサーの出力によって、載置部52に接触したか否かを判断する。無人機1は、加速度センサーの出力値が、下方への速度が急に消滅したことを示し、かつ、その状態が所定時間継続していれば、載置部52に接触したと判断することができる。上述のステップST4とステップST5との間において、無人機1が、案内部56と接触する場合には、降下速度を低下させつつ筐体2が中心領域52S5に向かうように下降し、かつ、案内部56によって機首方向が基準方向に調整される。
以下、図14及び図15を参照して、充電システム500の動作の概略を説明する。無人機1がバッテリーの充電が必要であると判断すると(図14のステップST1)、無人機1は充電位置であるポート50へ向かって移動し(ステップST2)、充電位置の上空に到達したと判断すると(ステップST3)、機首方向を調整しつつ下降する(ステップST4)。無人機1は、載置部52に接触したと判断すると(ステップST5)、モーターを停止し(ステップST6)、電源本体204を飛行体側端子14A及び14Cに接続する(ステップST7)。無人機1は、例えば、加速度センサーの出力によって、載置部52に接触したか否かを判断する。無人機1は、加速度センサーの出力値が、下方への速度が急に消滅したことを示し、かつ、その状態が所定時間継続していれば、載置部52に接触したと判断することができる。上述のステップST4とステップST5との間において、無人機1が、案内部56と接触する場合には、降下速度を低下させつつ筐体2が中心領域52S5に向かうように下降し、かつ、案内部56によって機首方向が基準方向に調整される。
ポート50は、無人機1が載置部52に接触したと判断すると、(図15のステップST101)、充電を開始し(ステップST102)、充電が完了したと判断すると(ステップST103)、充電を停止し、完了信号を無人機1に送信する(ステップST104)。
無人機1は、完了信号を受信すると、主電源部200を制御部100に接続し、飛行を再開する。
<第二の実施形態>
図16乃至図24を参照して、第二の実施形態について説明する。第一の実施形態と共通する事項は説明を省略し、第一の実施形態と異なる事項についてのみ説明する。
図16乃至図24を参照して、第二の実施形態について説明する。第一の実施形態と共通する事項は説明を省略し、第一の実施形態と異なる事項についてのみ説明する。
図16に示すように、第二の実施形態の無人機1Aにおいては、筐体2の下部にフロート18が接続されている。フロート18は、水よりも比重が小さく、水上に浮く材料で形成されている。そのような材料は、例えば、発泡スチロールである。これにより、無人機1Aが、水上に着水した場合において、無人機1Aは水中に沈むことなく浮遊し、再度、空中に上昇することができる。
図17に示すように、ドローンポート50Aにおいては、すべての枝部52S1等において、ポート側端子54A等が配置されている。ポート側端子54Aと54Cは一組のポート側端子の一例であり、いずれか一方が負極であり、他方が正極であり、かつ、極性の切り替えが可能である。また、ポート側端子54Bと54Dも一組のポート側端子の一例であり、いずれか一方が負極であり、他方が正極であり、かつ、極性の切り替えが可能である。第二実施形態においては、ポート側端子54A等の極性を自在に設定可能になっている。例えば、ポート側端子54Aが正極であり、ポート側端子54Cを負極とすることができ、逆に、ポート側端子54Aが負極であり、ポート側端子54Cを正極とすることもできる。
図18に示すように、無人機1Aが載置部52に載置されると、飛行体側端子14A及び14Cは、ポート側端子54A及び54C、または、ポート側端子54B及び54Dと接触する。このように、無人機1Aの機首方向がいずれの方向であっても、飛行体側端子14A及び14Cは、必ず、ポート側端子54A等で構成されるいずれかの一組と接触する。
図19に示すように、充電用電源部300において、電源本体部350は、端子352A及び352Bを有する。端子352A及び352Bは、制御部300によって、ポート側端子54A及び54C、または、ポート側端子54B及び54Dと電気的に接続される。
図20に示すように、充電用電源部300において、回路を形成または切断するためのスイッチ54S1乃至54S5が配置されている。図20乃至図22において、図20に示す中心線MCを基準として、矢印M1に示す方向を右側、矢印M2に示す方向を左側と呼ぶ。スイッチ54S1の上流には、コイル54COが配置され、コイル54COの近傍には、磁気センサー54Mが配置されている。コイル54COに電流が流れると、電流の方向に応じた磁束が発生する。磁気センサー54Mは、その磁束を検知し、さらに、磁束の方向を検知する。
図21(a)に示すように、スイッチ54S1等のうち、左右の端部近傍のスイッチ54S1だけが接続されている状態において、図21(b)に示すように、ポート側端子54Aと飛行体側端子14Aが接触し、ポート側端子54Cと飛行体側端子14Cが接続し、無人機1のバッテリーを含む回路を形成する場合を想定する。この場合、図21(b)における右側のコイル54COに電流が流れ、磁束が発生し、磁気センサー54Mによって検知される(以下、「パターン1」と呼ぶ)。図21(b)の状態とは異なり、ポート側端子54Aと飛行体側端子14Cが接触し、ポート側端子54Cと飛行体側端子14Aが接続し、無人機1のバッテリーを含む回路を形成すると、コイル54COに電流が流れ、磁束が発生し、磁気センサー54Mに検知されるが、パターン1とは逆方向に電流が流れ、磁束の方向はパターン1と逆方向になる(以下、「パターン2」と呼ぶ)。飛行体側端子14A及び14Cは、ポート側端子54A及び54C(以下、「第一組」と呼ぶ。)、または、ポート側端子54B及び54D(以下、「第二組」と呼ぶ。)のいずれかと接続する。
ポート50は、左右いずれの磁気センサー54Mが磁束を検知したかによって、飛行体側端子14A等が第一組と第二組のいずれと接触したかを判断することができる。さらに、磁束の方向によって、第一組または第二組を構成するポート側端子54A等が接触した飛行体側端子14A等の極性を判断することができる。すなわち、コイル54CO、スイッチ54S1を含む回路は、飛行体側端子14A等と接続したポート側端子54A等を判断し、さらに、飛行体側端子14A等の極性を判断するための回路である(以下、「初期判断回路」と呼ぶ)。
初期判断回路による判断が完了すると、初期判断回路を切断し、充電のための回路(以下、「充電用回路」と呼ぶ。)を形成する。第一組が飛行体側端子14と接触したことを検知し、さらに、磁束の方向を検知し、パターン1であるとすると、ポート50は、図22(a)に示すように、第一組側のスイッチ54S1の接続を解除し、すなわち、開状態にする。そして、右側のスイッチ54S2及び54S3を接続状態、すなわち、閉状態にする。そして、スイッチ54S4を端子352Aaと接続し、スイッチ54S5を端子352Bbと接続し、充電用回路を形成する。
これに対し、パターン2の場合には、ポート50は、例えば、図22(b)に示すように、第一組側のスイッチ54S1の接続を解除し、すなわち、開状態にする。そして、スイッチ54S2及び54S3を接続状態、すなわち、閉状態にする。そして、スイッチ54S4を端子352Baと接続し、スイッチ54S5を端子352Aaと接続し、充電用回路を形成する。
図23に示すように、ポート50は、極性判断部316及び極性設定部318を有する。極性判断部316によって、ポート側端子54A等に接した飛行体側端子14A及び14Cの極性を判断することができる。そして、極性設定部318によって、ポート側端子54A等の極性を負極または正極に設定することができる。これにより、飛行体側端子14A及び14Cの極性に応じて、ポート側端子54A等の極性を切り替え、充電可能な状態にすることができる。これにより、無人機1の機首方向が異なる状態において載置部52に着陸した場合であっても、無人機1のバッテリーを充電することができる。
上述のポート50によるスイッチ54S1等の切り替えの処理は、記憶部304(図23参照)に記憶された充電制御プログラムによって実施される。充電制御プログラムとCPU302は充電制御手段の一例である。
図24に示すように、ポート50は、無人機1Aが載置部に接触したと判断すると(ステップST101)、接触したポート側端子を判断し(ステップST201)、飛行体側端子の極性を判断し(ステップST202)、ポート側端子の極性を飛行体側端子の極性に応じて設定し(ステップST203)、充電を開始する(ステップST102)。
<第三の実施形態>
図25を参照して、第三の実施形態について説明する。第一の実施形態と共通する事項は説明を省略し、第一の実施形態と異なる事項についてのみ説明する。
図25を参照して、第三の実施形態について説明する。第一の実施形態と共通する事項は説明を省略し、第一の実施形態と異なる事項についてのみ説明する。
図25(a)に示すように、第三の実施形態の無人機1Bのアーム8AA等は、筐体2の根元から湾曲して上方へ延在している。そして、飛行体側端子14A及び14Cは、筐体2の下部に配置されている。
また、図25(a)に示すように、ポート50Bの載置部52Bにおいて、中心領域52S55は枝部52S1及び52S3と同様に平坦であり、中心領域52S55にポート側端子54A及び54Cが配置されている。
図25(b)に示すように、無人機1Bが載置部52Bに着陸すると、筐体2の下部に配置された飛行体側端子14A及び14Cと、中心領域52S55に配置されたポート側端子54A及び54Cとが接触し、無人機1Bのバッテリーが有線充電可能な状態となる。
<第四の実施形態>
図26及び図27を参照して、第四の実施形態について説明する。第一の実施形態と共通する事項は説明を省略し、第一の実施形態と異なる事項についてのみ説明する。
図26及び図27を参照して、第四の実施形態について説明する。第一の実施形態と共通する事項は説明を省略し、第一の実施形態と異なる事項についてのみ説明する。
図26(a)は、案内ユニット56AAの概略側面図である。図27(a)は、案内ユニット56AAの概略正面図である。第一の実施形態の案内ユニット56Aが、第四の実施形態においては案内ユニット56AAに置き換わる。同様に、第一の実施形態の案内ユニット56B等が、案内ユニット56AAと同一の構成に置き換わる。
図26(a)及び図27(a)に示すように、案内ユニット56AAは、中心部56CCと左部56L及び右部56Rから構成される。図26(a)に示すように、中心部56CCは、上方から下方に向けて傾斜している。傾斜の角度は、水平線との関係において規定される。直線56Yは、底面の長手方向を規定する線であり、水平線である。図26(b)に示すように、中心部56CCにおいて、上端近傍部56aの近傍位置Q1における接線L5の傾斜θ5は、下方の位置Q2における接線L6の傾斜θ6よりも小さい。すなわち、案内ユニット56AAは、側面視において、上端近傍部56aから下方の部分において、下方に向かうほど、傾斜が大きくなるように構成されている。
図27(a)に示すように、左部56L及び右部56Rは、中心部56CCから側方に向けて傾斜している。傾斜の角度は、水平線との関係において規定される。直線56Xは、底面の長手方向と直行する方向を規定する線であり、水平線である。図27(b)に示すように、右部56Rの稜線において、上端近傍部56aの近傍位置P1における接線L7の傾斜θ7は、下方の位置P2における接線L8の傾斜θ8よりも小さい。すなわち、案内ユニット56AAは、正面視において、上端近傍部56aから下方の部分において、下方に向かうほど、傾斜が大きくなるように構成されている。
図26(a)に示す傾斜θ5及びθ6は第一傾斜の一例であり、図27(b)に示す傾斜θ7及びθ8は第二傾斜の一例である。
案内ユニット56AAの側面視及び正面視において、全体として、外側に凸の曲面で構成される。これにより、無人機1の下降の際に、案内ユニット56AAの上端近傍部に接触した場合において、無人機1が受ける力を分散し、破損することを防止している。そして、無人機1が案内ユニット56AAと接触しつつ、下降する場合において、上方において下降速度を低下させることができる。
なお、本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、アーム8全体または第一部8aを導電材料で形成し、飛行体側端子として機能するように構成してもよい。
1,1A,1B 無人飛行体
2 筐体
4 上部カバー(キャノピー)
6 アーム根本部
8A,8B,8C,8D アーム
8a 第一部
8b 第二部
10 モーター
12 プロペラ
14A,14C 飛行体側端子
50,50A,50B ドローンポート
52 載置部
52S1,52S2,52S3,52S4 腕部載置部
52S5,52S55 中心領域
54A,54B,54C,54D ポート側端子
200 主電源部
350 充電用電源部
2 筐体
4 上部カバー(キャノピー)
6 アーム根本部
8A,8B,8C,8D アーム
8a 第一部
8b 第二部
10 モーター
12 プロペラ
14A,14C 飛行体側端子
50,50A,50B ドローンポート
52 載置部
52S1,52S2,52S3,52S4 腕部載置部
52S5,52S55 中心領域
54A,54B,54C,54D ポート側端子
200 主電源部
350 充電用電源部
Claims (10)
- 無人飛行体と充電装置とを有する充電システムであって、
前記無人飛行体は、
中心部材と、
前記中心部材から放射状に外側へ延在する複数の腕部と、
前記腕部に配置されるモーターと、
前記モーターに接続されるプロペラと、
を有し、
前記無人飛行体の前記腕部の自由端側が延在する方向は、上方へ向かう成分を有し、
前記モーターは、前記自由端側の端部に配置されており、
前記中心部材及び/または前記腕部の下部に、前記無人飛行体のバッテリーと電気的に接続される飛行体側端子が配置されており、
前記充電装置は、
前記無人飛行体を載置するための載置部と、
前記載置部から上方に向かって凸の凸形状に構成されており、前記載置部に向かう傾斜を有する案内部と、
を有し、
前記載置部には、前記飛行体側端子と電気的に接続し、前記バッテリーを充電するためのポート側端子が配置されている、
充電システム。 - 前記無人飛行体の前記腕部は、前記中心部材から水平に延在する第一部と、前記第一部から所定の角度で上方に延在する第二部を有し、
前記モーターは、前記第二部の自由端側の端部に配置されており、
前記飛行体側端子は、前記第一部の下部に配置されている、
請求項1に記載の充電システム。 - 前記載置部は、前記載置部の平面視における中心に位置し、前記中心部材が配置される位置である中心領域と、前記中心領域から外側へ放射状に配置され、前記腕部を載置するための位置である腕部載置部を有し、
前記案内部の前記傾斜は、前記中心領域へ向かう第一傾斜と、前記腕部載置部へ向かう第二傾斜を含む、
請求項1または請求項2に記載の充電システム。 - 前記案内部は、前記腕部の数に対応する複数の案内ユニットで構成されており、
前記案内ユニットは、平面視において、底辺と、前記底辺の中心から垂直に延びる中心直線上に位置する頂点を有し、前記底辺と前記頂点は直線または曲線で接続される左右対称の形状に構成され、
前記第一傾斜は、平面視において、前記底辺の中心位置から前記頂点へ向かう傾斜であり、
前記第二傾斜は、平面視において、前記中心直線から側方へ向かう傾斜である、
請求項3に記載の充電システム。 - 前記第一傾斜及び前記第二傾斜は、下方に向かうに連れて傾斜が小さくなるように構成されている、請求項4に記載の充電システム。
- 前記第一傾斜及び前記第二傾斜は、下方に向かうに連れて傾斜が大きくなるように構成されている、請求項4に記載の充電システム。
- 前記無人飛行体は、前記ポート側端子と前記飛行体側端子が接触するように、機首方向を制御する機首方向制御手段を有する、
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の充電システム。 - 少なくとも4以上の前記腕部載置部に、合計で少なくとも2組の前記ポート側端子が配置されており、
いずれの前記ポート側端子に前記飛行体側端子が接触したかを判断する接触検知手段と、
前記飛行体側端子の極性を判断する極性判断手段と、
前記極性判断手段による前記飛行体側端子の極性に応じて、前記ポート側端子の極性を設定する極性設定手段と、
を有する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の充電システム。 - バッテリーを充電するためのポート側端子が配置されている充電装置に載置されることによってバッテリーの充電を行う無人飛行体であって、
中心部材と、
前記中心部材から放射状に外側へ延在する複数の腕部と、
前記腕部に配置されるモーターと、
前記モーターに接続されるプロペラと、
を有し、
前記無人飛行体の前記腕部が延在する方向は、上方へ向かう成分を有し、
前記モーターは、前記腕部の自由端側の端部に配置されており、
前記中心部材及び/または前記腕部の下部に、前記無人飛行体のバッテリーと電気的に接続された飛行体側端子が配置されている、
無人飛行体。 - 無人飛行体のバッテリーを充電するための充電装置であって、
前記無人飛行体を載置することができる載置部と、
前記載置部から上方に向かって凸の凸形状に構成されており、前記載置部に向かう傾斜を有する案内部と、
を有し、
前記載置部には、前記飛行体側端子と電気的に接続し、前記バッテリーを充電するためのポート側端子が配置されている、
充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019149458A JP2021030756A (ja) | 2019-08-16 | 2019-08-16 | 無人飛行体の充電システム、無人飛行体及び充電装置 |
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JP2019149458A JP2021030756A (ja) | 2019-08-16 | 2019-08-16 | 無人飛行体の充電システム、無人飛行体及び充電装置 |
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JP2021030756A true JP2021030756A (ja) | 2021-03-01 |
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Family Applications (1)
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JP2019149458A Pending JP2021030756A (ja) | 2019-08-16 | 2019-08-16 | 無人飛行体の充電システム、無人飛行体及び充電装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7123459B1 (ja) | 2022-03-30 | 2022-08-23 | 株式会社石川エナジーリサーチ | 飛行装置 |
WO2022191515A1 (ko) * | 2021-03-11 | 2022-09-15 | 주식회사 이스온 | 드론 충전시스템 |
-
2019
- 2019-08-16 JP JP2019149458A patent/JP2021030756A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022191515A1 (ko) * | 2021-03-11 | 2022-09-15 | 주식회사 이스온 | 드론 충전시스템 |
JP7123459B1 (ja) | 2022-03-30 | 2022-08-23 | 株式会社石川エナジーリサーチ | 飛行装置 |
JP2023152244A (ja) * | 2022-03-30 | 2023-10-16 | 株式会社石川エナジーリサーチ | 飛行装置 |
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