JP2021029162A - 農業用ハウス管理システム、農業用ハウス管理方法及びプログラム - Google Patents

農業用ハウス管理システム、農業用ハウス管理方法及びプログラム Download PDF

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大介 石原
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Abstract

【課題】農業用ハウスにおける農作業を好適に支援することができる農業用ハウス管理システム等を提供する。
【解決手段】農業用ハウス管理システムは、農業用ハウスに設置された農作業ユニット3と、該農作業ユニット3に通信接続された端末装置2とを有する農業用ハウス管理システムであって、前記農作業ユニットは、前記農業用ハウス内の一方向に沿って敷設された複数のレールと、該レール間に架設され、前記一方向に摺動する農作業装置であって、該農作業装置の下方に位置する前記レール間の農作業区画において農作業を行う農作業装置とを備え、前記農作業ユニット3は、前記端末装置2からの指令に従い、前記農作業装置を前記一方向に摺動させながら農作業を行わせることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、農業用ハウス管理システム、農業用ハウス管理方法及びプログラムに関する。
ビニールハウス等の農業用ハウスを管理する種々のシステムが提案されている。例えば特許文献1では、複数棟の農業用ハウスにおいて、各農業用ハウスに個別に設置された散水装置、ミスト発生装置等の個別装置を制御すると共に、各農業用ハウスに供給する水を一括管理する共用装置を制御する植物育成システム等が開示されている。
特開2015−144598号公報
しかしながら、特許文献1に係る発明は農業用ハウス内の農作物の生育環境を管理(調整)するのみで、農作業自体を行うものではない。
一つの側面では、農業用ハウスにおける農作業を好適に支援することができる農業用ハウス管理システム等を提供することを目的とする。
一つの側面に係る農業用ハウス管理システムは、農業用ハウスに設置された農作業ユニットと、該農作業ユニットに通信接続された端末装置とを有する農業用ハウス管理システムであって、前記農作業ユニットは、前記農業用ハウス内の一方向に沿って敷設された複数のレールと、該レール間に架設され、前記一方向に摺動する農作業装置であって、該農作業装置の下方に位置する前記レール間の農作業区画において農作業を行う農作業装置とを備え、前記農作業ユニットは、前記端末装置からの指令に従い、前記農作業装置を前記一方向に摺動させながら農作業を行わせることを特徴とする。
一つの側面では、農業用ハウスにおける農作業を好適に支援することができる。
ビニールハウス管理システムの構成例を示す模式図である。 サーバの構成例を示すブロック図である。 ハウスDB及び管理者DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 端末の構成例を示すブロック図である。 農作業ユニットの構成例を示す説明図である。 耕運機及び散布機に関する説明図である。 端末の表示画面例を示す説明図である。 端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るビニールハウス管理システムの構成例を示す模式図である。 台車の構成例を示す説明図である。 実施の形態2に係る端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、ビニールハウス管理システムの構成例を示す模式図である。本実施の形態では、ビニールハウス(農業用ハウス)における農作業を遠隔制御することができるビニールハウス管理システムについて説明する。ビニールハウス管理システムは、サーバ1、端末2、及び農作業ユニット3を含む。各装置は、インターネット等のネットワークNを介して通信接続されている。
なお、本システムでは内部で農作物の生育(栽培)を行う農業用ハウスを管理可能であればよく、農業用ハウスはビニールハウスに限定されない。例えば農業用ハウスは、天井及び側壁がガラス製のハウスであってもよい。
農作業ユニット3は、ビニールハウス内に設けられた農作業用のシステムであり、端末2からの指令(遠隔制御)に従って動作する。具体的には後述するように、農作業ユニット3は、ビニールハウス内を移動する耕運機43、散布機44等の農作業装置を備え、端末2からの指令に従ってこれらの農作業装置を動作させる(図5参照)。
端末2は、ビニールハウスの管理者(農家)が操作する端末装置であり、例えばタブレット端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等の情報処理端末である。例えば端末2には、本システムに係る処理を行うためのアプリケーションプログラムがインストールされており、当該アプリケーションプログラムを実行することで後述の処理を行う。端末2は農作業ユニット3に通信接続されており、管理者からの操作入力に従って農作業ユニット3を遠隔制御する。
サーバ1は、農作業ユニット3が設置されたビニールハウスの情報を管理するサーバコンピュータである。例えばサーバ1は、ビニールハウスで生育されている農作物、ビニールハウス内の温度(環境情報)等の情報を記憶し、各種情報を端末2に表示させる。
図2は、サーバ1の構成例を示すブロック図である。サーバ1は、制御部11、主記憶部12、通信部13、補助記憶部14を有する。
制御部11は、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置を有し、補助記憶部14に記憶されたプログラムP1を読み出して実行することにより、種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の一時記憶領域であり、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部13は、通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。
補助記憶部14は、ハードディスク、大容量メモリ等の不揮発性記憶領域であり、制御部11が処理を実行するために必要なプログラムP1、その他のデータを記憶している。また、補助記憶部14は、ハウスDB141、管理者DB142を記憶している。ハウスDB141は、農作業ユニット3が設置されたビニールハウスの情報を格納するデータベースである。管理者DB142は、ビニールハウスの管理者の情報を格納するデータベースである。
なお、補助記憶部14はサーバ1に接続された外部記憶装置であってもよい。また、サーバ1は複数のコンピュータからなるマルチコンピュータであっても良く、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシンであってもよい。
また、本実施の形態においてサーバ1は上記の構成に限られず、例えば操作入力を受け付ける入力部、画像を表示する表示部等を含んでもよい。また、サーバ1は、CD(Compact Disk)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM等の可搬型記憶媒体1aを読み取る読取部を備え、可搬型記憶媒体1aからプログラムP1を読み取って実行するようにしても良い。あるいはサーバ1は、半導体メモリ1bからプログラムP1を読み込んでも良い。
図3は、ハウスDB141及び管理者DB142のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
ハウスDB141は、ハウスID列、位置列、面積列、全長列、農作物情報列、温度列、照明列、遮光列、換気列を含む。ハウスID列は、各ビニールハウスを識別するためのハウスIDを記憶している。位置列、面積列、全長列、農作物情報列、温度列、照明列、遮光列、及び換気列はそれぞれ、ハウスIDと対応付けて、ビニールハウスの位置情報(例えば住所)、床面積、全長、生育中の農作物に関する農作物情報、ビニールハウス内の温度、後述する照明装置32のオン又はオフ、遮光装置33のオン又はオフ、及び換気装置34のオン又はオフを記憶している。農作物情報列には、例えば農作物の種類、品種、生育状況(生育時期)等の情報が記憶されている。
管理者DB142は、管理者ID列、氏名列、管理ハウス列、遮光設定温度列、換気設定温度列を含む。管理者ID列は、各管理者を識別するための管理者IDを記憶している。氏名列、管理ハウス列、遮光設定温度列、及び換気設定温度列はそれぞれ、管理者IDと対応付けて、管理者の氏名、管理しているビニールハウスのハウスID、後述する遮光装置33を自動的に稼働させる際の設定温度、換気装置34を自動的に稼働させる際の設定温度等を記憶している。
図4は、端末2の構成例を示すブロック図である。端末2は、制御部21、主記憶部22、通信部23、表示部24、入力部25、補助記憶部26を備える。
制御部21は、一又は複数のCPU、MPU等の演算処理装置を有し、補助記憶部26に記憶されたプログラムP2を読み出して実行することにより、端末2に係る種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部22は、RAM等の一時記憶領域であり、制御部21が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部23は、通信を行うためのアンテナ、処理回路等を含み、外部と情報の送受信を行う。表示部24は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置であり、制御部21から与えられた画像を表示する。入力部25は、タッチパネル、メカニカルキー等の操作インターフェイスであり、操作内容を制御部21に入力する。補助記憶部26はROM(Read Only Memory)等の不揮発性記憶領域であり、制御部21が処理を実行するために必要なプログラムP2、その他のデータを記憶している。
なお、端末2は、可搬型記憶媒体2aを読み取る読取部を備え、可搬型記憶媒体2aからプログラムP2を読み取って実行するようにしても良い。あるいは端末2は、半導体メモリ2bからプログラムP2を読み込んでも良い。
図5は、農作業ユニット3の構成例を示す説明図である。農作業ユニット3は、制御盤31、照明装置32、遮光装置33、換気装置34、温度センサ35、カメラ36、ゲートウェイ37、耕運機43、散布機44などを備える。
図5左側には、ビニールハウス内部の俯瞰図を概念的に図示してある。なお、点線枠はビニールハウスの側壁を示す。本実施の形態に係るビニールハウスは、俯瞰視で略長方形の形状を有し、長手方向(一方向)に沿って2本の第1レール41が敷設されている。第1レール41、41の間のスペースは農作業区画となっており、当該区画において農作物が育成される。
第1レール41、41の上には、当該第1レール41、41に跨る形で第2レール42が架設されている。例えば第2レール42は、俯瞰視で2つの枠が形成された枠体状のフレームであり、ビニールハウスの短手方向に沿った枠の一辺は、第1レール41、41の間の幅と略同一の長さを有する。
第2レール42の上には、耕運機43、及び散布機44が載置されている。耕運機43は、自装置の下方に位置する第1レール41、41間の農作業区画の土壌を耕運する耕運装置である。散布機44は、農業資材(肥料、農薬等)を散布する散布装置であり、例えばマニアスプレッダである。
図6は、耕運機43及び散布機44に関する説明図である。図6Aでは、図5のI−I線に沿った断面図を図示している。図6Bでは、図5のII−II線に沿った断面図を図示している。図6に基づき、第1レール41、第2レール42を含むビニールハウス内部の構成について説明する。
例えば第1レール41は、農作業区画を挟む形で設けられ、所定の高さを有する側壁である。第1レール41の上端には、第2レール42をビニールハウスの長手方向に摺動させるためのガイド411を有する。例えばガイド411は、図6Aに示すように第1レール41の上端から突出する凸部であり、図6Bに示すように第1レール41の全長に亘って設けられている。
第2レール42は、上述の如く第1レール41、41間に跨って架設されており、各第1レール41、41に対応する位置に車輪421が設けられている。例えば図6A、Bに示すように、各第1レール41、41に対応して2個ずつ、合計4個の車輪421が設けられており、各車輪421は第1レール41上端のガイド411と係合する。第2レール42は、不図示の動力源から動力を得て車輪421を駆動し、ビニールハウスの長手方向に沿って第1レール41、41上を前後に摺動する。
耕運機43及び散布機44は、図6Bに示すように、ビニールハウスの長手方向において互い違いになるように、第2レール42上に載置されている。耕運機43及び散布機44は、上述の如く第2レールに設けられた2つの枠に沿って設けられ、各枠を移動レーンとしてビニールハウスの短手方向に沿って摺動可能に構成されている。なお、本実施の形態では簡潔のため、耕運機43及び散布機44の摺動機構、並びに耕運機43及び散布機44の具体的な内部構造については詳細な説明を省略する。
耕運機43は、第1レール41、41の間の農作業区画における土壌の耕運(撹拌)を行うためのロータリー431を備える。ロータリー431は、通常は耕運機43本体に格納されており、稼働時(農作業時)には、耕運機43本体から下方に突出する形で押動する。ロータリー431には不図示の爪が設けられ、農作業区画の土壌に接触した状態で、ロータリー431が回転することで土壌の耕運を行う。詳細な説明は省略するが、耕運機43にはロータリー431が土壌に接触した際の高さ(深度)を検知するセンサが備えられ、高さを自動調整しながらロータリー431により耕運を行う。
散布機44は、例えば上述の如くマニアスプレッダであり、例えば図6Bに示すように、耕運機43とは反対側の側面から農業資材を投下し、農作業区画に散布する。散布機44には管理者によって農業資材が充填され、制御盤31からの指示に従って農作業資材を散布する。
農作業ユニット3は、第1レール41に沿って第2レール42をビニールハウスの長手方向に摺動させると共に、第2レール42上で耕運機43及び散布機44をビニールハウスの短手方向に摺動させる。耕運機43及び散布機44はそれぞれ、上記の摺動動作に合わせて土壌の耕運及び資材の散布を行い、第1レール41、41の間の農作業区画の全面において必要な農作業を行う。
また、第2レール42は、耕運機43及び散布機44に代えて、又は耕運機43及び散布機44に加えて、定植機45及び表層刈取機46を取付可能に構成されている。定植機45は、農作業区画の土壌に農作物の種苗を移植する移植機である。表層刈取機46は、農作業区画において生育した農作物の刈り取り(収穫)を行う刈取機である。定植機45及び表層刈取機46の具体的な構成について説明は省略するが、例えば管理者はビニールハウスで行う農作業に合わせて耕運機43と定植機45、表層刈取機46とを付け替え、農作業区画上を摺動させながら必要な作業(定植、刈り取り)を行わせる。
なお、耕運機43、散布機44、定植機45、表層刈取機46はいずれも農作業装置の一例であって、本システムでは、第1レール41、41の間に架設された農作業装置をビニールハウスの長手方向に沿って摺動させ、必要な農作業を行わせることが可能であればよい。
また、上記では第1レール41、41の間に第2レール42を架設し、さらに耕運機43等を第2レール42上に載置するものとしたが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えば第1レール41、41の間の距離と略同一の幅を有する横長の耕運機43等を架設し、第1レール41、41の間の農作業区画で一斉に耕運等が行えるようにしてもよい。すなわち、第2レール42は必須の構成ではなく、第1レール41、41の間に農作業装置を架設し、農作業装置を長手方向(一方向)に摺動させて農作業を行わせることが可能であればよい。
また、本実施の形態では一のビニールハウスに2本の第1レール41、41を敷設し、耕運機43等を移動させるレーンを一つ形成してあるものとするが、例えば一のビニールハウスに4本の第1レール41を敷設し、二つの移動レーンを形成してもよい。すなわち、ビニールハウスに敷設された第1レール41は2本に限定されない。
図5に戻って説明を続ける。制御盤31は、耕運機43等のビニールハウス内の各主装置を制御する制御装置であり、例えばビニールハウス内部に設置されている。なお、制御盤31はビニールハウス外部に設置されていてもよい。また、一の制御盤31で複数のビニールハウスの装置を一括制御可能としてもよい。
照明装置32は、LED(Light Emitting Diode)、蛍光灯などの照明装置であり、例えばビニールハウス天井に一又は複数台吊持されている。遮光装置33は、例えばビニールハウスの屋根(及び/又は側面)を覆う不図示のカーテンを開閉させる開閉装置であり、当該カーテンによって、ビニールハウス内部に入射する自然光を遮光又は減光する。換気装置34はいわゆる換気ファンであり、ビニールハウス内部の空気を換気する。
なお、照明装置32、遮光装置33、換気装置34は、ビニールハウス内の農作物の生育環境を調整するための環境制御装置の一例であって、照明装置32等以外に、例えば空調装置、散水装置、送風ファンなどを含めてもよい。
温度センサ35はビニールハウス内部の温度を計測するセンサである。なお、温度センサ35は、ビニールハウス内の環境に関する値(環境情報)を計測する環境センサの一例であって、例えば温度センサ35以外に、湿度センサ、照度センサ等を設けてもよい。
カメラ36は、ビニールハウス内部を撮像する撮像装置である。カメラ36の設置箇所及び撮像範囲は特に限定されないが、例えばカメラ36は農作業区画上を移動する耕運機43(あるいは散布機44、第2レール42等)に設置され、耕運機43が耕運する農作業区画を撮像する。後述するように、カメラ36は作業中の農作業区画を撮像した画像をリアルタイムで端末2に配信し、表示させる。
ゲートウェイ37は、農作業ユニット3と外部の装置との間の通信を中継する中継機であり、不図示の通信回線を通じてネットワークNに接続されている。制御盤31は、ゲートウェイ37を介して端末2からの制御操作に関する指令を受け付けると共に、温度センサ35で計測した温度等、農作業ユニット3が設けられたビニールハウスに関する情報を送信する。
図7は、端末2の表示画面例を示す説明図である。図7Aでは、耕運機43等を遠隔制御する際の表示画面例を図示している。図7Bでは、ビニールハウスの温度管理を行う表示画面例を図示している。
端末2は管理者からの操作入力に応じて、図7A、図7Bに例示する画面を表示する。例えば端末2は、画面左側にメニューバーを表示し、当該メニューバーへの操作入力に応じて各画面を遷移する。メニューバーは、例えば耕運機43及び散布機44の制御画面を呼び出すための耕運ボタン71、定植機45の制御画面を呼び出すための定植ボタン72、表層刈取機46の制御画面を呼び出すための収穫ボタン73、及び温度管理画面を呼び出すためのハウス管理ボタン74を含む。端末2は、各ボタンへの操作入力に応じて画面を遷移する。
耕運ボタン71への操作入力を受け付けた場合、端末2は図7Aの画面を表示する。この場合、例えば端末2は、カメラ36が撮像した現在のビニールハウス内部の画像を表示する。具体的には、端末2は、耕運機43に設置されたカメラ36から、耕運機43の移動(摺動)方向に向かって撮像した画像を表示する。すなわち、端末2は、これから農作業を行う農作業区画を映した画像を表示する。
端末2はさらに、開始ボタン75、停止ボタン76を画面上部に表示する。開始ボタン75は、農作業ユニット3による農作業動作を開始させるためのボタンである。停止ボタン76は、農作業ユニット3の動作を一時停止させるためのボタンである。その他にも端末2は、ビニールハウス内部における耕運機43の現在位置(座標)を示す座標バー77、78を表示する。端末2は、農作業ユニット3のカメラ36からリアルタイムで画像を取得して表示すると共に、第1レール41及び第2レール42上を摺動する耕運機43の現在位置(座標値)をリアルタイムで取得し、座標バー77、78に表示する。
開始ボタン75への操作入力を受け付けた場合、端末2は、農作業に係る動作を開始すべき旨の指令(制御信号)を農作業ユニット3に送信する。当該指令を受信した場合、農作業ユニット3の制御盤31は、耕運機43及び散布機44の動作を開始させる。すなわち、制御盤31は、ビニールハウスの長手方向に沿って第2レール42を第1レール41上で摺動させると共に、短手方向に沿って耕運機43及び散布機44を第2レール42上で摺動させる。そして、耕運機43は下方の農作業区画の土壌をロータリー431によって耕運すると共に、散布機44は農業資材を散布する。
なお、耕運機43及び散布機44は同時に動作を行ってもよく、あるいは何れか一方の装置による作業が区画全面で完了後、他方の装置による作業を行うようにしてもよい。
停止ボタン76への操作入力を受け付けた場合、端末2は、上記の耕運機43及び散布機44の動作を停止すべき旨の指令を農作業ユニット3に送信し、動作を停止させる。これにより、管理者は農作業区画の画像を確認しながらリアルタイムでの遠隔操作を行うことができる。
なお、上記では単純に動作の開始及び停止の手動制御のみを行ったが、本実施の形態はこれに限定されるものではなく、例えば農作業を行う区画内の位置等を管理者が指定するなど、より詳細な手動制御を可能としてもよい。
定植機45、表層刈取機46を動作させる際の表示画面は図7Aと略同一であるため、本実施の形態では図示及び説明を省略する。
ハウス管理ボタン74への操作入力を受け付けた場合、端末2は、図7Bの画面を表示する。この場合、端末2は、農作業ユニット3が設置されたビニールハウスに関連する管理情報を表示する。管理情報は、例えば例えばビニールハウスで生育されている農作物に関する農作物情報、ビニールハウス内の環境を計測した環境情報などを含む。
例えば端末2は、農作物情報として、生育(栽培)している農作物の種類、品種、生育段階等の情報を表示する。なお、端末2はこれらの農作物情報以外に、例えばビニールハウスで生育されている農作物の数量などの情報を表示してもよい。また、端末2は環境情報として、温度センサ35で計測された温度の時系列推移を示すグラフ(例えば過去1日の温度)などを表示する。なお、端末2はこれらの環境情報以外に、例えば湿度、日照量等の情報を表示してもよい。例えば農作業ユニット3に通信接続されたサーバ1が上記の各種情報をハウスDB141に格納しておき、端末2は、サーバ1から管理情報を取得して図7Bの画面に表示する。
端末2はさらに、図7Bの画面において、ビニールハウス内の環境を調整する照明装置32等の環境制御装置を遠隔制御する操作入力を受け付け、各種装置を動作させる。例えば端末2は、照明操作欄79、遮光操作欄80、換気操作欄81、遮光設定欄82、及び換気設定欄83を表示し、各種オブジェクトへの操作入力に応じて遠隔制御を行う。
照明操作欄79、遮光操作欄80、及び換気操作欄81はそれぞれ、照明装置32、遮光装置33、及び換気装置34のオン又はオフを手動制御するためのオブジェクトである。端末2は、各種オブジェクトへの操作入力に応じて、農作業ユニット3に照明装置32等のオン又はオフを切り換える。なお、単にオン又はオフを切り換えるだけでなく、例えば照明装置32であれば照明の強度(照度)等を切り換え可能としてもよい。端末2は、照明装置32、遮光装置33、及び換気装置34への操作入力に基づき、各種装置をオン又はオフすべき旨の指令を農作業ユニット3に送信し、各種装置をオン又はオフさせる。
遮光設定欄82及び換気設定欄83はそれぞれ、遮光装置33及び換気装置34を自動的に動作させる設定を行うためのオブジェクトである。例えば遮光設定欄82及び換気設定欄83では、各装置の起動条件として、ビニールハウス内の温度の設定入力を受け付ける。端末2は、遮光設定欄82及び換気設定欄83で設定された温度をサーバ1に通知して管理者DB142に記憶させておく。サーバ1は、農作業ユニット3から温度センサ35における計測温度を逐次取得し、計測温度が設定温度以上となった場合、各装置を起動させて遮光又は換気を行わせる。
以上より、本実施の形態によれば、管理者(農家)自身が農作業を行うことなく、農作業ユニット3を遠隔制御して農作業を行わせることができる。また、ビニールハウス内の環境管理も行うことができ、ビニールハウス(農業用ハウス)における農作業を好適に支援することができる。
図8は、端末2が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図8に基づき、端末2が実行する処理内容について説明する。
端末2の制御部21は、管理者から、対象とするビニールハウスを指定する指定入力を受け付ける(ステップS11)。制御部21は、管理者からの操作入力に応じて、農作業装置(耕運機43等)による農作業を行うか否かを判定する(ステップS12)。
農作業を行うと判定した場合(S12:YES)、制御部21は、管理者からの操作入力に応じて、農作業を開始すべき旨の指令を農作業ユニット3に送信する(ステップS13)。当該指令を受信した農作業ユニット3は、第1レール41及び第2レール42上での摺動動作を開始すると共に、農作業装置による農作業動作を開始する。
制御部21は、カメラ36からビニールハウス内部を撮像した画像を取得し、表示部24に表示する(ステップS14)。具体的には上述の如く、制御部21は、農作業区画の上を移動(摺動)する農作業装置から、移動方向に向いて農作業区画を撮像した画像を表示する。制御部21は、管理者からの操作入力に応じて、農作業ユニット3の動作を停止させるか否かを判定する(ステップS15)。
動作を停止させないと判定した場合(S15:NO)、制御部21は処理を待機する。動作を停止すると判定した場合(S15:YES)、制御部21は、動作を停止すべき旨の指令を農作業ユニット3に送信する(ステップS16)。
制御部21は農作業ユニット3との間で通信を行い、農作業動作を完了したか否かを判定する(ステップS17)。完了していないと判定した場合(S17:NO)、処理をステップS15に戻す。
農作業を行わないと判定した場合(S12:NO)、制御部21は、ビニールハウス内の環境管理を行うか否かを判定する(ステップS18)。環境管理を行うと判定した場合(S18:YES)、制御部21は、対象のビニールハウスに関連する管理情報を表示する(ステップS19)。管理情報は、例えばビニールハウスで生育されている農作物に関する農作物情報、ビニールハウス内の環境を計測した環境情報などを含む。
制御部21は管理者から、ビニールハウス内の農作物の生育環境を調整する環境制御装置(照明装置32等)を動作させるための、所定の設定入力を受け付ける(ステップS20)。ステップS20で受け付ける設定は、例えば環境制御装置を手動で遠隔操作させるためのオン又はオフの設定、又は環境制御装置を自動的に動作させるための設定(例えば温度設定)などである。制御部21は、入力された設定内容に従って環境制御装置を動作すべき旨の指令を農作業ユニット3(又はサーバ1)に送信する(ステップS21)。
ステップS17でYESと判定した場合、又はステップS21の処理を実行後、又はステップS18でNOと判定した場合、制御部21は、管理者からの所定の操作入力(例えばアプリケーションの終了操作)に応じて、処理を終了するか否かを判定する(ステップS22)。終了しないと判定した場合(S22:NO)、制御部21は処理をステップS12に戻す。終了すると判定した場合(S22:YES)、制御部21は一連の処理を終了する。
なお、上記ではクラウド上のサーバ1においてビニールハウスの情報を管理するものとしたが、ローカルのストレージ(例えば端末2の補助記憶部26)においてビニールハウスの情報を管理してもよい。
以上より、本実施の形態1によれば、農作業ユニット3により農作業装置を摺動させながら農作業を行わせることで、ビニールハウス(農業用ハウス)における農作業を好適に支援することができる
また、本実施の形態1によれば、第2レール42上に農作業装置を載置し、農作業装置をビニールハウスの短手方向(第2方向)に沿って摺動させながら農作業を行わせる。これにより、第1レール41、41間を跨ぐ大規模な農作業装置を用意する必要がなく、管理者をより好適に支援することができる。
また、本実施の形態1によれば、複数の農作業装置(例えば耕運機43と散布機44)により異なる農作業を並行して行わせることができる。
また、本実施の形態1によれば、ビニールハウス内の環境管理(調整)も行うことができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、複数のビニールハウスにおいて、耕運機43等の農作業装置を併用する形態について述べる。なお、実施の形態1と重複する内容については同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、実施の形態2に係るビニールハウス管理システムの構成例を示す模式図である。図9では図5と同様に、ビニールハウスを俯瞰した俯瞰図を概念的に図示している。
ここで、本実施の形態では複数のビニールハウスが隣接する形で併設されており、各ビニールハウスに第1レール41、41が敷設されているものとする。これにより、各ビニールハウスで耕運機43等が摺動可能に構成されている。ここで、各ビニールハウスに一つずつ耕運機43、散布機44等を設置してもよいが、本実施の形態では、全てのビニールハウスで耕運機43等を併用する。
具体的には、本実施の形態では台車5(運搬装置)を用いて、ビニールハウス間における耕運機43等の運搬を行い、各ビニールハウスに移動させる。より詳細には、ビニールハウスが並ぶ方向(短手方向)に沿って2本の第3レール6、6を敷設し、第3レール6上で台車5を摺動させ、各ビニールハウスに耕運機43等を運搬する。
なお、図9では複数のビニールハウスが同じ向きに並んでいるため、第3レール6は直線状に敷設されているが、複数のビニールハウスの向きが異なる場合も考えられる。この場合、第3レール6をその向きに応じて歪曲させれば良い。このように、第3レール6は各ビニールハウスに対応する位置に台車5をガイド可能であればよく、その形状は直線状に限定されない。
また、本実施の形態では、ビニールハウス外部に敷設された第3レール6上を移動(摺動)させることで台車5による耕運機43等の運搬を行うものとするが、台車5は、各ビニールハウスに耕運機43等を運搬可能であればよく、第3レール6は必須の構成ではない。例えば台車5の車輪521を路面タイヤとして、第3レール6を用いずにビニールハウス間を移動可能としてもよい。
図10は、台車5の構成例を示す説明図である。図10Aでは、図9のIII−III線に沿った断面図を図示している。図10Bでは、図9のIV−IV線に沿った断面図を図示している。図10A、図10Bに基づき、台車5の構成について説明する。
例えば台車5は、俯瞰視で矩形状の基台51(図9参照)を備え、基台51の四隅から上方に延在する4本の脚部52を備える。さらに各脚部52の下端には、第3レール6の上面に断面視凸状に設けられたガイド61と係合する車輪521を備える。台車5は、不図示の動力源からの動力を得て車輪521を駆動させ、第3レール6上を摺動する。
また、2本の第3レール6、6に跨る形で、対応する2本の脚部52、52の間にフレーム53が架設されている。フレーム53は、台車5の進行方向(ビニールハウスの短手方向)に沿って前後に1本ずつ設けられている。2本のフレーム53、53の間の距離は、耕運機43等の摺動方向(ビニールハウスの短手方向)における第2レール42の幅と略同一となっている。
フレーム53の上面には、第2レール42の車輪421と係合するガイド531が形成され、第2レール42を載置可能となっている。ビニールハウス内から台車5上に第2レール42を移動させる場合、図10Bに示すように、フレーム53を第1レール41に接続し、第1レール41上からフレーム53上へ第2レール42を摺動させる。
他のビニールハウスへ運搬する場合、台車5は第3レール6上を摺動し、対応するビニールハウスの第1レール41に接続される。第2レール42は、フレーム53上から第1レール41上へと摺動し、ビニールハウス内に格納される。これにより、耕運機43を含む各ユニットの運搬が完了し、当該ビニールハウスにおける農作業が可能となる。
例えば端末2は、農作業を行うビニールハウスの指定入力を管理者から受け付け、指定されたビニールハウスで農作業を行うべき旨の指令を農作業ユニット3に送信する。当該指令を受信した場合、農作業ユニット3は、台車5により、耕運機43等を指定されたビニールハウスに運搬し、実施の形態1と同様に動作させる。以上より、複数のビニールハウスで耕運機43等を併用することができ、一連のシステムをより好適に構築することができる。
図11は、実施の形態2に係る端末2が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
対象のビニールハウスの指定入力を受け付け(ステップS11)、当該ビニールハウスでの農作業を行うと判定した場合(S12:YES)、端末2の制御部21は、以下の処理を実行する。具体的には、制御部21は、ステップS11で指定されたビニールハウスに農作業装置(耕運機43等)を移動させるべき旨の指令を農作業ユニット3に送信する(ステップS201)。
当該指令を受信した場合、農作業ユニット3は、台車5により農作業装置を指定されたビニールハウスに移動させる。具体的には、農作業ユニット3は、農作業装置が現在格納されているビニールハウスへ台車5を移動(摺動)させ、当該ビニールハウスに敷設されている第1レール41とフレーム53を接続する。そして、第1レール41上から台車5のフレーム53上に、農作業装置を載置した第2レール42を移動(摺動)させる。
次に、指定されたビニールハウスに台車5を移動させ、当該ビニールハウスの第1レール41に接続する。そして、台車5のフレーム53上から第1レール41上に第2レール42を移動させる。
端末2の制御部21は農作業ユニット3との間で通信を行い、農作業装置の移動が完了したか否かを判定する(ステップS202)。移動が完了していないと判定した場合(S202:NO)、制御部21は処理を待機する。移動が完了したと判定した場合(S202:YES)、制御部21は処理をステップS13に移行する。
以上より、本実施の形態2によれば、複数のビニールハウスで耕運機43等の農作業装置を併用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 サーバ
11 制御部
12 主記憶部
13 通信部
14 補助記憶部
P1 プログラム
141 ハウスDB
142 管理者DB
2 端末
21 制御部
22 主記憶部
23 通信部
24 表示部
25 入力部
26 補助記憶部
P2 プログラム
3 農作業ユニット
31 制御盤
32 照明装置
33 遮光装置
34 換気装置
35 温度センサ
36 カメラ
37 ゲートウェイ
41 第1レール
411 ガイド
42 第2レール
421 車輪
43 耕運機
431 ロータリー
44 散布機
45 定植機
46 表層刈取機
5 台車
51 基台
52 脚部
521 車輪
53 フレーム
531 ガイド
6 第3レール
61 ガイド

Claims (8)

  1. 農業用ハウスに設置された農作業ユニットと、該農作業ユニットに通信接続された端末装置とを有する農業用ハウス管理システムであって、
    前記農作業ユニットは、
    前記農業用ハウス内の一方向に沿って敷設された複数のレールと、
    該レール間に架設され、前記一方向に摺動する農作業装置であって、該農作業装置の下方に位置する前記レール間の農作業区画において農作業を行う農作業装置と
    を備え、
    前記農作業ユニットは、前記端末装置からの指令に従い、前記農作業装置を前記一方向に摺動させながら農作業を行わせる
    ことを特徴とする農業用ハウス管理システム。
  2. 前記農作業ユニットは、前記レール間に、前記一方向と直交する第2方向に架設された第2のレールを備え、
    前記農作業装置は、前記第2のレール上に、前記第2方向に沿って摺動可能に載置され、
    前記農作業ユニットは、前記第2のレールを前記一方向に摺動させると共に、前記農作業装置を前記第2方向に摺動させながら農作業を行わせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の農業用ハウス管理システム。
  3. 前記農作業ユニットは、同一の前記レール間に、異なる農作業を行う複数の前記農作業装置が架設されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の農業用ハウス管理システム。
  4. 前記農作業ユニットは、前記農業用ハウス内を撮像する撮像装置を備え、
    前記端末装置は、前記農作業装置を稼働中の撮像画像を取得して表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の農業用ハウス管理システム。
  5. 前記農作業ユニットは、
    前記農業用ハウス内の環境情報を計測する環境センサと、
    前記農業用ハウス内の農作物の生育環境を調整する環境制御装置と
    を備え、
    前記端末装置は、前記環境センサが計測した前記環境情報を取得して表示し、
    前記農作業ユニットは、前記端末装置からの指令に従い、前記環境制御装置により前記農業用ハウス内の生育環境を調整する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の農業用ハウス管理システム。
  6. 前記農作業ユニットは、
    隣接する複数の前記農業用ハウス夫々に複数敷設された前記レールと、
    前記農業用ハウス間を移動し、前記農作業装置を運搬する運搬装置と
    を備え、
    前記農作業ユニットは、
    前記運搬装置により前記農作業装置を一の前記農業用ハウスへ運搬し、
    前記運搬装置から前記農業用ハウスに敷設された前記レール上に前記農作業装置を移動させる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の農業用ハウス管理システム。
  7. 農業用ハウス内の一方向に沿って敷設された複数のレールと、該レール間に架設され、前記一方向に摺動する農作業装置とを有する農作業ユニットと、該農作業ユニットに通信接続された端末装置とを用いた農業用ハウス管理方法であって、
    前記端末装置が、農作業の実行を指示する操作入力を受け付け、
    前記農作業ユニットが、前記端末装置における操作入力に従い、前記農作業装置を前記一方向に摺動させながら、前記農作業装置の下方に位置する前記レール間の農作業区画における農作業を行わせる
    ことを特徴とする農業用ハウス管理方法。
  8. 農業用ハウス内の一方向に沿って敷設された複数のレールと、該レール間に架設され、前記一方向に摺動する農作業装置とを有する農作業ユニットに通信接続された端末装置に、
    農作業の実行を指示する操作入力を受け付け、
    該操作入力に従い、前記農作業装置を前記一方向に摺動させながら、前記農作業装置の下方に位置する前記レール間の農作業区画における農作業を行わせる指令を前記農作業ユニットに送信する
    処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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