JP2021027937A5 - - Google Patents

Description

従来、表示手段で図柄を変動表示して表示結果が特定の表示結果となった場合に所定の遊技価値を付与する遊技機がある。この種の遊技機には複数の装飾体が設けられ、表示手段の表示に関連して様々な態様で動作するようになっている。このような遊技機においては、複数の発光体を用いてレインボー態様で発光させる遊技機が提案されている（特許文献１）。

しかしながら、例えば、レインボー態様での発光に関与する部材に何らかの不具合がある場合には、その部材がレインボー態様での発光に関与することができず、レインボー態様での発光が不完全な態様で実行され、結果として遊技興趣の低下を招いてしまう虞がある。

上記した目的を達成するために、請求項１に係る発明においては、
始動口への入球に基づいて抽選を行い、該抽選の結果に基づいて利益を付与する遊技機であって、
前記始動口が設けられる遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技盤とは別部品からなる装飾部材と、
当該遊技機に装着される前記遊技盤と前記装飾部材との対応関係を判定する判定手段と、
所定条件の成立に基づいて、前記遊技盤に設けられる盤発光部と、前記装飾部材に設けられる別発光部とを特別態様で発光させて、前記盤発光部および前記別発光部を用いた特別協働発光を現出させる特別協働発光実行手段と、
を備え、
前記判定手段によって当該遊技機に装着される前記遊技盤と前記装飾部材との対応関係が正常でないと判定された場合には、前記所定条件が成立したとしても前記特別協働発光を現出させないようにした
ことを特徴とする。
また、本願発明とは別の発明として以下の発明を参考的に開示する。
始動口への入球に基づいて抽選を行い、該抽選の結果に基づいて利益を付与する遊技機であって、
前記始動口が設けられる遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技盤とは別部品からなる装飾部材と、
当該遊技機に装着される前記遊技盤と前記装飾部材との対応関係を判定する判定手段と、
前記抽選における当り確率を、設定変更操作部に対する操作に応じて予め定められた複数の値のいずれかに設定する確率設定手段と、
所定の実行条件の成立に基づいて、前記確率設定手段によって設定された値の設定状況を示唆する設定示唆演出を実行する設定示唆演出実行手段と、を備え、
前記設定示唆演出実行手段は、少なくとも前記装飾部材を用いて前記設定示唆演出を行うものであって、
前記判定手段によって当該遊技機に装着される前記遊技盤と前記装飾部材との対応関係が正常でないと判定された場合に、前記所定の実行条件が成立したとしても前記設定示唆演出のうちの少なくとも前記装飾部材を用いた演出内容が実行されないようにする設定示唆演出不実行手段をさらに備える
ことを特徴とする。

上記構成では、遊技機に装着される遊技盤と装飾部材との対応関係が正常でないと判定された場合に、所定条件が成立したとしても特別協働発光を現出させないにすることから、対応関係が正常でない部材が装着されているときに、その対応関係が正常でない部材が特別協働発光に関与することを抑制して未完成な特別協働発光における違和感の発生を回避できる。その結果、遊技興趣の低下を抑制することができる（例えば、段落１９８０〜２０３９、図１９５〜２００等の記載を参照）。

Claims (1)

1. 始動口への入球に基づいて抽選を行い、該抽選の結果に基づいて利益を付与する遊技機であって、
   前記始動口が設けられる遊技領域が形成された遊技盤と、
   前記遊技盤とは別部品からなる装飾部材と、
   当該遊技機に装着される前記遊技盤と前記装飾部材との対応関係を判定する判定手段と、
   所定条件の成立に基づいて、前記遊技盤に設けられる盤発光部と、前記装飾部材に設けられる別発光部とを特別態様で発光させて、前記盤発光部および前記別発光部を用いた特別協働発光を現出させる特別協働発光実行手段と、
   を備え、
   前記判定手段によって当該遊技機に装着される前記遊技盤と前記装飾部材との対応関係が正常でないと判定された場合には、前記所定条件が成立したとしても前記特別協働発光を現出させないようにした
   ことを特徴とする遊技機。