JP2021027624A - 振動型駆動装置、振動型アクチュエータ、および電子機器 - Google Patents

振動型駆動装置、振動型アクチュエータ、および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡素な構成で複数の振動体の個々の個体差に応じた、優れた駆動特性を備えた振動型アクチュエータを実現する。【解決手段】 直列に接続された複数の振動体により構成される振動体群と、センタータップ端子を有するトランス、を有し、振動体群の一端電極は前記トランスの第1の端子と接続され、振動体群の他端電極は前記トランスの第2の端子と接続され、振動体群の振動体同士が接続されている電極は前記センタータップ端子にインピーダンス素子を介して接続されていることを特徴とする振動型駆動装置を提供する。【選択図】 図1

Description

本発明は、振動波を利用する振動型駆動装置、および振動型アクチュエータに関するものである。
振動型モータは、弾性体に結合された圧電素子等の電気−機械エネルギー変換素子に交流電圧を印加することによって、該素子に高周波振動を発生させ、その振動エネルギーを連続的な機械運動として取り出すように構成された、非電磁駆動式のモータである。
振動型モータの駆動装置は、パルス信号を発生するパルス信号発生回路と、振動体が備える圧電素子にコイルやトランスで増幅した交流電圧を印加する共振回路から成る。振動型モータは、圧電素子に印加された交流電圧の周波数、振幅、位相差によって速度を制御する事ができる。
振動型モータは、例えばカメラのオートフォーカス駆動などに用いられている。フォーカスレンズを短時間、且つ高速に駆動するためには振動型モータの高推力化を図ることが必要であり、一つの信号源からの駆動信号に基づき複数の振動体を駆動させる振動型モータが提案されている(図3に例示)。
しかしながら、複数の振動体を用いる場合は個々の振動体の共振周波数などのばらつきが生じるので、単に組合せるだけではモータ性能を損なってしまう課題がある。この課題に対して、例えば駆動信号を昇圧する1つのトランス回路に、振動体を並列に接続して対処するケースと、振動体を直列に接続して対処するケースが考えられる。
図9は、従来における、振動体を並列接続または直列接続した駆動回路を示す図である。以下、従来の駆動回路の構成例を説明し、発生する技術課題を具体的に説明する。図9(a)は、トランス回路に2つの振動体を並列に接続する従来の構成である。シンプルな回路構成で駆動できるメリットがあるが、第1及び第2の圧電素子(103、103’)に流れる電流I1とI2の大きさは、第1及び第2の圧電素子のインピーダンス等に個体差がある場合には揃えることができない。これは、トランス2次側コイルの出力Vo1とVo2は回路の構成上、同じ電圧である為である。
共振回路の電気共振周波数feは式1−1によって算出され、インダクタ701、トランス702、静電容量Cdの各定数によって決まる。
Figure 2021027624
回路定数は、L1は4.7μH、L3は15μH、L4は3.84mH、nは2個、Cdは0.54nFである。トランスの巻線比は16倍、静電容量電源は3Vで、120Vpp前後の交流電圧が出力される。
このように振動体を並列に接続して対処するケースでは、振動体を共振周波数で層別して周波数を揃える対策が考えられる。シンプルな回路構成で駆動できるというメリットがあるが、層別にコストが発生する事や、ある程度の速度性能差は許容しなければならないといったデメリットがある。
他方で、図9(b)は、トランス回路に2つの振動体を直列に接続する従来の構成である。直列に接続された第1及び第2の圧電素子(103、103’)に流れる駆動電流I1及びI2は同じ値をとる。そのため、両者の電流を揃えるようにトランス出力電圧はVo1とVo2に分圧されるため、第1及び第2の圧電素子の個体差による影響を低減することができる。
共振回路の電気共振周波数feは式1−2によって算出され、インダクタ703、トランス704、静電容量Cdの各定数によって決まる。
Figure 2021027624
回路定数はトランス2次側コイルのインダクタンスと巻線比が並列方式よりも増加し、L1は4.7μH、L3は15μH、L4は15.36mH、nは2個、Cdは0.54nFである。トランスの巻線比は32倍、電源は3Vで、240Vpp前後の交流電圧(Vo1+Vo2)がトランス2次側コイルに出力される。240Vppの電圧は、駆動電流I1及びI2を揃えるように2つの圧電素子に分圧される。
このように、従来は直列に接続する圧電素子の数をnとすると、1個の圧電素子に必要な電圧のn倍の電圧をトランス回路が出力する必要がある。トランス2次側コイルのインダクタンス増加は巻線抵抗の増加につながり、回路損が増加してしまう。
特許文献1の回路には、2相駆動で2つの圧電素子群の正負の電極は独立しており、それぞれが直列に接続される構成が記載されている。特許文献1には昇圧手段の記載はないが、一般的に用いられるトランスを使用した場合は上述した課題が生じる。すなわち、直列に接続する圧電素子の数をnとすると、単体の圧電素子に必要な電圧のn倍の電圧をドライバ回路が出力する必要がある為、トランスの巻数比増加や電源電圧の増加を招いてしまう。巻数比の増加はトランスの大型化や制御性が不安定になる傾向にある。また、電源電圧の増加はDC−DCコンバータを使用する場合は効率低下につながるので、消費電力の増加といった課題が生じる。
上記のように、複数の振動体を並列接続する方式は簡素な回路構成で必要電圧の増加も無いが、個体差に応じた電圧の自動調整機能はない。一方で、直列接続する方式は個体差を補償できる電圧の自動調整機能を有するが、トランスの巻数比増加や電源電圧の増加を招いてしまう課題があった。
特許第4954784号
本発明は前記課題を解決するものであり、簡素な構成で複数の振動体の個々の個体差に応じた、優れた駆動特性を備えた振動型アクチュエータを実現することを目的とする。
上記課題を解決する振動型駆動装置は、
電気−機械エネルギー変換素子と弾性体を備え接触体と接する直列に接続された複数の振動体により構成される振動体群と、
センタータップ端子を有するトランス、
を有し、
前記振動体群の一端電極は前記トランスの第1の端子と接続され、
前記振動体群の他端電極は前記トランスの第2の端子と接続され、
前記振動体群の振動体同士が接続されている電極は前記センタータップ端子にインピーダンス素子を介して接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、簡素な構成で複数の振動体の個々の個体差に応じた、優れた駆動特性を備えた振動型アクチュエータを実現することができる。
また本発明の駆動回路を用いるとトランスのインダクタンスと巻数比を大きくする必要を低減できるため、回路消費電力を下げることができる。
本発明の実施形態に係る駆動回路を示す図である。 リニア駆動の振動型モータの駆動原理を説明する図である。 2個の振動体から構成される振動型モータの斜視図である。 本発明の実施形態に係る振動型駆動装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明のパルス信号発生回路の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動回路の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動回路の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動回路の構成例を示す図であり、直列接続された振動体群をさらに直列に接続するものである。 従来における、振動体を並列接続または直列接続した駆動回路を示す図である。 本発明の実施形態における、発振器から出力されるパルス信号のタイミングチャートを示す図である。 圧電素子に印加される電圧と機械腕電流の周波数特性のシミュレーション結果を示すものであり、従来の並列接続方式の駆動回路と本発明の駆動回路を比較したものである。
[実施例1]
(振動型駆動装置の全体構成)
図4は、本発明の実施形態に係る振動型駆動装置20の概略構成を示すブロック図である。振動型駆動装置20は、振動型モータ23、制御装置21及び位置センサ24を有する。制御装置21は、制御部110と駆動回路120を有する。制御部110は、指令部111、制御演算部112、相対位置検出部113を有する。駆動回路120は、パルス信号発生回路104と共振回路105を有する。振動型モータ23は、第1の振動体1、第2の振動体1’、接触体2を有する。
指令部111によって相対位置の時間毎の指令値が生成され、相対位置検出部113で検出された振動体1と接触体2との相対位置との差分が位置偏差として制御演算部112で演算される。フィードバック制御を行う制御演算部112で位置偏差に基づいて制御信号が演算結果として駆動回路120に出力される。制御演算部112は、例えばPID演算器などが用いられるが、これに限定されるものではない。また、速度偏差をフィードバック制御する速度制御の構成でも良い。
制御信号は、演算結果を交流電圧の制御パラメータである位相差、周波数、パルス幅に変換したものである。位相差、周波数、パルス幅の各制御量に基づいて、振動型モータの速度、駆動方向が制御される。パルス信号発生回路104では、位相差、周波数、パルス幅の情報に基づいて、位相の異なる2相のパルス信号が生成される。
後述の昇圧用トランスから成る共振回路105によって所望の振幅に昇圧された交流電圧は、第1及び第2の振動体の各圧電素子に印加され、接触体2を駆動する。接触体2に取り付けられた位置センサ24によって、2つの振動体と接触体2の相対位置又は相対速度が検出される。検出された相対位置は制御演算部112にフィードバックされ、時間毎の指令値に追従するように振動型モータは制御される。本発明は後述の如く、複数の振動体を駆動可能な共振回路105に用いるトランス回路の構成に特徴を有する。
図2は、リニア駆動型の振動型モータの駆動原理を説明する図である。図2(a)に示す振動型モータは、弾性体203に圧電素子204が接着された振動体205と、振動体205によって駆動される移動体201から成る。圧電素子204に交流電圧を印加することにより、図2(c)、(d)に示すような2つの振動モードを発生させ、突起部202に加圧接触する移動体201を矢印方向に移動させる。図2(b)は圧電素子204の電極パターンを示す図であり、例えば振動体205の圧電素子204には、長手方向で2等分された電極領域が形成されている。また、各電極領域における分極方向は、同一方向(+)となっている。圧電素子204の2つの電極領域のうち図2(b)の右側に位置する電極領域には交流電圧(VB)が印加され、左側に位置する電極領域には交流電圧(VA)が印加される。VBおよびVAを第1の振動モードの共振周波数付近の周波数で、かつ同位相の交流電圧とすると、圧電素子204の全体(2つの電極領域)がある瞬間には伸び、また別の瞬間には縮むことになる。この結果、振動体205には図2(c)に示す第1の振動モードの振動が発生することになる。また、VBおよびVAを第2の振動モードの共振周波数付近の周波数で、かつ位相が180°ずれた交流電圧とすると、ある瞬間には、圧電素子204の右側の電極領域が縮むとともに、左側の電極領域が伸びる。また、別の瞬間には逆の関係となる。この結果、振動体205には図2(d)に示す第2の振動モードの振動が発生することになる。このように、2つの振動モードを合成することにより、移動体201が図2(a)の矢印方向に駆動される。また、第1の振動モードと第2の振動モードの発生比を2等分された電極へ入力する交流電圧の位相差を変えることにより変更可能とされている。この振動型モータでは発生比を変えることにより移動体の速度を変更させることが可能となる。
尚、本実施形態は、電気−機械エネルギー変換素子である圧電素子を2相に分けて駆動する2相駆動の制御装置を例にとり説明するが、本発明は2相駆動に限定されるものではなく、2相以上の振動型モータにも適用できる。
次に、2つの振動体を有する振動型モータの例について説明する。
図3は、本実施形態に用いる2つの振動体と接触体を有する振動型モータの斜視図である。本振動型モータは、角棒状の接触体301に対して図中Z軸方向に2個の振動体が、X−Y平面に対して対象に配され、接触体301を挟み込む構成となっている。接触体の上下の摩擦面に加圧接触された振動体の駆動部に楕円振動が発生し、この駆動力によって接触体と振動体はX方向に相対的に移動する。尚、2個の振動体の構成と駆動原理は、ここでは、前述の図2で示した振動体と同じものを用いている。
「接触体」とは、振動体と接触し、振動体に発生した振動によって、振動体に対して相対移動する部材のことをいう。接触体と振動体の接触は、接触体と振動体の間に他の部材が介在しない直接接触に限られない。接触体と振動体の接触は、振動体に発生した振動によって、接触体が振動体に対して相対移動するならば、接触体と振動体の間に他の部材が介在する間接接触であってもよい。「他の部材」は、接触体及び振動体とは独立した部材(例えば焼結体よりなる高摩擦材)に限られない。「他の部材」は、接触体又は振動体に、メッキや窒化処理などによって形成された表面処理部分であってもよい。
図3において、接触体301に対して、−Z側に第1の振動体302が配される。振動体302は前述の図2で示した突起部202が接触体301と当接するように向きが決められている。第1の振動体302は振動体固定部材304に固定される。接触体301の図3における+Z側に第2の振動体303が配される。振動体303も、前述の突起部202が接触体301と当接するように向きが決められている。第2の振動体303は振動体固定部材305に固定される。伝達部材306は、前記振動体固定部材304と305を保持すると共に、振動型モータの発生する出力を外部へ伝達する。さらに、振動型駆動装置は、振動体固定部材304と305とに保持される、2つの弾性部材307を有する。本実施形態においては弾性部材307としてコイルばねを用いている。ただし弾性部材307としては、板バネ等の他の形態の弾性部材を用いても良い。第1の振動体302と第2の振動体303には不図示の圧電素子板と外部との電気的な接続を行うフレキシブル基板が備えられている。2個の振動体は、不図示の駆動回路に対して直列に接続されており、共通化された駆動回路を用いて交番電圧が印加される。
(駆動回路の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る駆動回路120を示す図である。
駆動回路120は、パルス信号を発生するパルス信号発生回路104と、2つの振動体が備える各圧電素子に増幅した2相の交流電圧を印加する共振回路105、で構成される。説明の便宜上、ここでは1相分の交流電圧を出力する駆動部について説明する。パルス信号発生回路104は、不図示の制御信号に応じて動作するパルス信号A+と、位相が180度異なるA−を出力する発振器を有する。加えて、パルス信号によってスイッチング素子がオン・オフ制御されて交流電圧を出力するスイッチング回路(Hブリッジ回路)を有する。
図10は、本発明の実施形態における、発振器から出力されるパルス信号のタイミングチャートを示す図である。図10(a)は、発振器から出力される2相の交流パルス信号を示す。発振器は、制御演算部112から出力された位相差、周波数、パルス幅の情報に応じて、A相パルス信号及びA相反転パルス信号、B相パルス信号及びB相反転パルス信号を生成する。図10(b)は、パルス幅50%の場合のA相、B相パルス信号の時間変化を示すものである。t0〜t4までが、振動型アクチュエータを駆動する周波数の1周期である。各相のパルスは周期の50%に相当する時間がHiレベルで出力される。また、位相差の設定を+90度の場合、各相のパルスの立ち上がりをt0とt1でずらすように出力する。
図5は、本発明のパルス信号発生回路の構成を示す図である。尚、これ以外に例えばハーフブリッジ駆動によるスイッチング回路を用いても良い。スイッチング回路には、直流電源を供給する不図示のDC−DCコンバータ回路などが接続され、オン・オフ動作によって矩形の交流電圧パルスを発生する。尚、矩形のパルス信号は、PWM(パルス幅変調)制御によってパルス幅(パルス・デューティ)が所望の交流電圧振幅が得られるように調整される。パルス幅は、制御信号に応じて設定される。
図1に戻り、説明を続ける。スイッチング回路から出力された交流電圧Viは、インダクタ101と昇圧用トランス102によって所望のSIN波の交流電圧Voに昇圧される。振動型モータは、交流電圧Voの周波数、振幅、位相差などによって速度を制御する事ができる。本実施例の振動型モータは2つの振動体が直列に接続された振動体群から成る。本発明で用いるトランス102は、2次側コイルに第1の端子、第2の端子、第1と第2の端子の間にセンタータップ端子を有する。振動体群の始端電極はトランスの第1の端子と接続され、振動体群の終端電極はトランスの第2の端子と接続され、振動体群の振動体同士が接続されている電極はセンタータップ端子に接続されている。本発明の特徴として、センタータップ端子と2つの圧電素子が接続される電極との間にはインピーダンス素子が設けられている。具体的には抵抗素子としての抵抗121が設けられている。抵抗121は高いインピーダンスを有する1kΩ以上1MΩ以下の抵抗であり、センタータップ端子から圧電素子同士を接続する電極に流れる電流を制限し、センタータップ端子は所定の電位に固定される。駆動中の抵抗121に流れる電流はほぼゼロであり、少なくとも電流I1及びI2よりも小さい電流値となる抵抗である事が望ましい。本発明は抵抗121を入れることにより、駆動電流の主経路をトランス2次側コイルと振動体群で形成されるループ状の直列回路として働かせる事ができる。すなわち、第1の振動体が備える第1の圧電素子(103)と、第2の振動体が備える第2の圧電素子(103’)とは実質的に直列に接続されている。
第1の圧電素子には交流電圧Vo1が、第2の圧電素子には交流電圧Vo2がそれぞれ印加される。ここで、第1の圧電素子に流れる電流I1と第2の圧電素子に流れる電流I2は、直列接続のためほぼ等しい電流値となる。従って、個体差によって2つの圧電素子のインピーダンスが異なっていても、トランスは等しい電流値が流れるようにVo1とVo2の電圧があたかも自動で調整されるように機能する。これは、前述の抵抗121を入れることによって駆動電流の主経路をトランス2次側コイルと複数の圧電素子で形成される直列回路として働かせる事ができる為である。第1の圧電素子と第2の圧電素子には同じ大きさの値の電流が流れるため、第1の圧電素子及び第2の圧電素子のそれぞれのインピーダンスの値に応じてそれぞれに電圧が印加されるためである。
一方で、トランスの共振回路としては、センタータップ端子の電位が2つの圧電素子を接続する電極に固定されているので並列回路として回路定数を設計でき、並列接続時と等価な条件でトランス2次側コイルのインダクタンスを設計することができる。尚、抵抗121の抵抗値をゼロにした場合は単純な並列回路として機能する為、Vo1とVo2は同じ電圧になり、2つの振動体の駆動電流を揃えることはできなくなる。
尚、本実施例において、2つの圧電素子を接続する電極を図6(a)に示すようにグランド電位に落としても良い。また、図6(b)に示すように、振動体群の終端(始端)電極をグランド電位に落としても良い。
次に、第1及び第2の圧電素子(103、103’)の等価回路を図1(b)で説明する。圧電素子103の等価回路は、振動体の機械的振動部分のRLC直列回路(自己インダクタンスLmの等価コイル107、静電容量Cmの等価コンデンサ108、抵抗値Rmの等価抵抗109)を備えている。加えて、このRLC直列回路に並列に接続された圧電素子103の静電容量106を示すCdを備えている。振動体の共振周波数fmは、LmとCmによって決まる。静電容量106に流れる電気腕電流Ieと、機械的振動部分に流れる機械腕電流Imの合計値が圧電素子103に流れる電流I1及びI2であり、本発明はI1とI2の電流値が自動的に揃うように作用する。具体的には、振動体の共振周波数差によって生じる機械腕電流Imの差を補償するように、センタータップ端子を挟むトランス2次側コイルの電圧(Vo1、Vo2)が自動的に変化する。例えば、第1の振動体より第2の振動体の共振周波数が1kHz低い場合、回路は同一の周波数で駆動するので通常は第2の振動体の方が共振から離れるのでImは小さくなる。それに対して、本実施例は第2の振動体に印加する電圧が自動的に大きくなるので、2つの振動体のImが揃うように作用する。
次に、共振回路105の電気共振周波数feについて説明する。feの設定は、出力される交流電圧のSIN波形の高調波歪みに関わるので、回路効率を上げるには重要である。一般的には、駆動周波数よりも高く、2倍又は3倍周波数より低い周波数に設定すると効果的に高調波歪みを低減できる。ここでポイントになるのが、複数の振動体を並列接続、あるいは直列接続するかで上記のfeに設定する際のトランスのコイル定数が変化する点である。トランスの設計としては、コイルのインダクタンス乃至巻線比(昇圧率)が大きくなり過ぎると素子の大型化や熱抵抗の増加を招いてしまう事が課題となる。
本実施例の共振回路105の電気共振周波数feは、インダクタ101、トランス102、静電容量Cdの各定数によって決まり、前述の式1−1によって算出される。
Figure 2021027624
ここで、L1はインダクタ101、L3はトランス102の1次側コイル、L4はトランス102の2次側コイル(センタータップ端子を挟む片方のコイル)、の各インダクタンスである。Mはトランス102の相互インダクタンスである。また、nは直列接続する振動体の数である(nは自然数)。本実施例では、L1は4.7μH、L3は15μH、L4は3.84mH、nは2、Cdは0.54nFである。トランスの巻線比は16倍、電源は3Vで、120Vpp前後の交流電圧が出力される。本実施例の回路はトランスのインダクタンスと巻数比を大きくする必要がなく、結果的に回路消費電力を下げることができる。また、トランス2次側コイルと圧電素子の静電容量とのLC共振周波数fr(fr=1/(2π√(LC)))を駆動周波数付近にて周波数マッチングを取ることでトランス1次側の電流を下げることができ、回路効率を上げることができる。
尚、駆動周波数は89〜95kHzの間の帯域で操作される。この場合たとえば駆動周波数fdの帯域の下限fdminの70%以上であり、上限fdmaxの120%以下であるような範囲、すなわち0.7×fdmin≦fr≦1.2×fdmaxとなるよう調整するとよい。
ここで、2つの振動体の共振周波数fmは88kHzと87kHzであり、1kHzの共振周波数差を有する。上述の算出式より、電気共振周波数feは160kHzとなる。
(本実施形態の効果)
図11は2つの圧電素子に印加される電圧と機械腕電流の周波数特性のシミュレーション結果を示すものであり、従来の並列接続方式と本発明の駆動回路を比較したものである。横軸は周波数(80〜100kHz)、縦軸は電圧(0〜250V)又は機械腕電流(0〜150mA)を示す。図11(a)は、従来の並列接続方式(図9(a))におけるトランス出力電圧の周波数特性を示すものである。第1、第2の圧電素子に印加される電圧Vo1とVo2は同じ電圧であり、振動体の共振周波数である87〜88kHz付近で電圧が最も落ち込むように変化する。尚、駆動周波数は89〜95kHzの間で操作される。図11(b)は、従来の並列接続方式における機械腕電流の周波数特性を示すものである。ここで、2つの振動体の共振周波数fmは87kHzと88kHzであり、1kHzの周波数差を有する。第1の振動体の共振周波数は1kHz高いので、機械腕電流Im1もそれに応じてピーク周波数が高くなっている。一方で、第2の振動体の共振周波数は87kHzであり、機械腕電流Im2は低域側でピークを生じる。このように、機械腕電流のピークがふた山に分かれてしまうことで2つの圧電素子に励起される振動が揃わず、振動体と接触体との摩擦接触面で滑りが生じてしまう。滑りによって本来のモータ性能を引き出すことができず、摺動損失による電力増加や速度低下を招いてしまう。
対して、図11(c)は、本発明の駆動回路におけるトランス出力電圧の周波数特性を示すものである。第1、第2の圧電素子に印加される電圧Vo1とVo2のバランスは周波数に応じて変化している様子が分かる。例えば90kHz付近では、Vo1よりもVo2の電圧が大きくなっている。これは、共振周波数の低い第2の振動体に出力される電圧は大きくなるように作用し、逆に共振周波数の高い第1の振動体に出力される電圧は小さくなるように作用する事を示す。図11(d)は、本発明の駆動回路における機械腕電流の周波数特性を示すものである。第1の振動体と第2の振動体の共振周波数差が1kHzあるにも関わらず、機械腕電流Im1とIm2のピーク周波数は揃っている。従って、2つの圧電素子に励起される振動を揃えることができ、速度の低下なく良好なモータ性能を得ることができる。
これまで本実施例の図1のように2つの振動体を接続する回路構成を説明してきたが、3つ以上の振動体を接続する回路構成においても同様の効果を得ることができる。
図7は、2次側コイルに複数のセンタータップ端子を有するトランスに3つ乃至4つの振動体を接続する駆動回路の構成例を示す図である。図7(a)は、3つの振動体を接続する構成例である。また、図7(b)は、4つの振動体を接続する構成例である。振動体の圧電素子同士を直列に接続する電極とセンタータップ端子は高インピーダンスを有する抵抗を介して接続されており、電流の主経路はトランス2次側コイルと直列接続された圧電素子群で形成されるループ回路となる。従って、複数の圧電素子群に流れる電流を揃えることができ、個体差があっても自動的に電圧Vo1〜Vo4は個別に調整される。また、振動体の個数を増やしてもトランスの昇圧率を変える必要はなく、トランス2次側コイルのインダクタンスを増加する必要はない。
このように、本発明によれば、簡素な構成で必要電圧の増加も無く、個体差に応じた電圧の自動調整機能を有する回路を実現することができる。
本実施例の振動型モータの制御装置は、撮像装置のオートフォーカス用のレンズ駆動に用いる例を説明したが、本発明の適用例はこれに限定されない。例えば、ズーム用レンズの移動のためのレンズホルダ(レンズ保持部材)の駆動に用いることもできる。したがって、本願発明の制御装置は、レンズ駆動用に、撮像装置に加えて、交換用レンズにも搭載することができる。また、撮像素子の駆動に用いることもでき、手ぶれ補正時のレンズや撮像素子の駆動に用いることもできる。
また部材とその部材を駆動する上述の振動型アクチュエータを備えた電子機器を提供することで、優れた駆動性能を有する電子機器を構成することも可能である。
[実施例2]
本発明の振動型モータの駆動装置として、その他のトランス回路の構成例を示す。
一般的には前記振動体群をnセット有し、1つ又は複数のセンタータップ端子を有するトランスをn個有する振動型駆動装置を構成する。この振動型駆動装置のn番目の振動体群の一端電極はn番目のトランスの第1の端子と接続され、前記n番目の振動体群の他端電極はn番目のトランスの第2の端子と接続される。加えて、前記n番目の振動体群の振動体同士が接続されている電極はn番目のトランスのセンタータップ端子に接続され、前記n個のトランスの1次側コイル同士が直列に接続されているよう構成するとよい。(nは2以上の自然数)
図8は、本発明の実施形態に係る駆動回路の構成例を示す図であり、2セットの振動体群を2個のトランスで駆動する回路である。2つの振動体が直列接続された振動体群1は、トランスの1次側コイルを通じて別の振動体群2に接続される。つまり、1番目のトランス1次側コイルと2番目のトランス1次側コイルとは直列に接続されるので、同じ電流が流れることを利用する。従って、振動体群1と振動体群2は同じ電流が流れるように作用する。図の中心より左側がA相用の駆動回路、右側がB相用の駆動回路であり、各圧電素子の共通電極はグランドに接続されている。本実施例の構成を用いれば、A相とB相の圧電素子の電極の一方が共通電極となる振動体を4つ以上駆動する場合においても、A相とB相の電極がつながることなく振動体を直列に接続することができる。
共振回路の設計は振動体群1と振動体群2で個別に考えれば良く、電気共振周波数feは図1で説明した算出式と同じである。本実施例では、コイル801は10μH、トランス802の1次側コイルは15μH、トランス802の2次側コイルは3.84mH、トランス802の巻線比は16倍、圧電素子の静電容量Cdは0.54nFである。また、振動体群2に接続されるトランスの回路定数も同様である。電源は6Vで、Vo1〜Vo4は各々120Vpp前後の交流電圧が出力され、個体差に応じて電圧が変化する。
尚、駆動周波数は89〜95kHzの間で操作される。電気共振周波数feは160kHzとなる。
本実施例は2つの振動体を直列接続した振動体群を説明したが、例えば3つ以上の振動体を直列接続した振動体群としても良い。また、トランス1次側コイルを介して2セットの振動体群を接続したが、3セット以上の振動体群を接続しても良い。
以上、本発明によれば、振動型モータを効率良く駆動できる共振回路を実現することができる。
監視カメラ用レンズや交換用レンズなどのリニア駆動、回転駆動などに適用できる振動型モータの駆動装置に好適に適用できる。
1 振動体
2 接触体
20 振動型駆動装置
21 制御装置
23 振動型モータ
24 位置センサ
110 制御部
120 駆動回路
104 パルス信号発生回路
105 共振回路
103 圧電素子
106 圧電素子の静電容量Cd
107 自己インダクタンスLmの等価コイル
108 静電容量Cmの等価コンデンサ
109 抵抗値Rmの等価抵抗

Claims (13)

  1. 電気−機械エネルギー変換素子と弾性体を備え接触体と接する直列に接続された複数の振動体により構成される振動体群と、
    センタータップ端子を有するトランス、
    を有し、
    前記振動体群の一端電極は前記トランスの第1の端子と接続され、
    前記振動体群の他端電極は前記トランスの第2の端子と接続され、
    前記振動体群の振動体同士が接続されている電極は前記センタータップ端子にインピーダンス素子を介して接続されていることを特徴とする振動型駆動装置。
  2. 前記振動型駆動装置が駆動する際に、前記センタータップ端子と前記振動体群の振動体同士が接続されている電極との間で流れる電流は、
    前記振動体群における前記一端電極から前記他端電極を流れる電流よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の振動型駆動装置。
  3. 前記トランスの2次側コイルと振動体の静電容量とによるLC共振周波数frを下記式1の範囲となるよう構成された請求項1又は2記載の振動型駆動装置。
    (式1)0.7×fdmin≦fr≦1.2×fdmax
    但し、前記電気−機械エネルギー変換素子に印加される電圧の駆動周波数fdの帯域の下限がfdminであり、上限がfdmaxである。
  4. 前記インピーダンス素子は抵抗素子である請求項1乃至3のいずれか1項記載の振動型駆動装置。
  5. 1kΩ以上1MΩ以下の抵抗素子である請求項4記載の振動型駆動装置。
  6. 前記振動体群は共振周波数に差があることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の振動型駆動装置。
  7. 前記振動体同士が接続されている電極がグランド電位にあることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の振動型駆動装置。
  8. 前記一端電極または前記他端電極がグランド電位にあることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の振動型駆動装置。
  9. 3つ以上の前記振動体によって前記振動体群が構成され、前記トランスは複数の前記センタータップ端子を有し、
    前記振動体群の振動体同士が接続されている電極は前記複数のセンタータップ端子のそれぞれにインピーダンス素子を介して接続されている請求項1乃至8のいずれか1項記載の振動型駆動装置。
  10. nを2以上の自然数とし、前記振動体群をnセット有し、
    1つ又は複数のセンタータップ端子を有するトランスをn個有し、
    n番目の振動体群の一端電極はn番目のトランスの第1の端子と接続され、
    前記n番目の振動体群の他端電極はn番目のトランスの第2の端子と接続され、
    前記n番目の振動体群の振動体同士が接続されている電極はn番目のトランスのセンタータップ端子に接続され、前記n個のトランスの1次側コイル同士が直列に接続されている
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項記載の振動型駆動装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項記載の振動型駆動装置と、
    前記振動体群に接する共通の接触体とを有する振動型アクチュエータ。
  12. レンズと、前記接触体を駆動することで前記レンズを保持するレンズ保持部材を駆動する請求項11に記載の振動型アクチュエータと、前記レンズあるいは前記レンズ保持部材の位置を検出する位置センサと、を備えた交換用レンズ。
  13. 部材と、
    前記部材を駆動する請求項11に記載の振動型アクチュエータを備えた電子機器。
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