JP2021027276A - 光電変換装置および機器 - Google Patents

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Toshihiro Shoyama
敏弘 庄山
芳栄 田中
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Abstract

【課題】 光電変換装置の光学特性を向上するうえで有利な技術を提供する。【解決手段】 第1溝および前記第2溝の中には、誘電体膜が設けられており、第1溝の中には、導電体部材が設けられており、第1溝の中の誘電体膜が第1溝の中の導電体部材と半導体層との間に位置しており、第1溝の底から導電体部材までの距離をHaとして、第2溝の中には、第2溝の底からHaに等しい距離までの範囲に、導電体が存在していない。【選択図】 図2

Description

本発明は、光電変換部の分離に関する。
特許文献1には、画素間分離部や画素間遮光部、素子間分離部を備える固体撮像装置が開示されている。
特開2018−201015号公報
特許文献1の技術では、固体撮像装置の光学特性の向上が十分でないという課題がある。本発明は、光学特性を向上した光電変換装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段のひとつの観点は、複数の光電変換部を有する半導体層を備え、前記半導体層が前記複数の光電変換部の各々の受光面を成す主面を有する光電変換装置であって、
前記半導体層は、前記半導体層に含まれる第1半導体領域と前記半導体層に含まれる第2半導体領域との間に位置する第1溝と、前記第2半導体領域と前記半導体層に含まれる第3半導体領域との間に位置する第2溝と、を有し、前記第1溝および前記第2溝は、前記主面に連続しており、
前記複数の光電変換部のうちの第1光電変換部が前記第2半導体領域を含み、前記複数の光電変換部の第2光電変換部が前記第3半導体領域を含み、
前記第1溝の中には、導電体部材と、前記導電体部材と前記半導体層との間に設けられた誘電体膜と、が設けられており、
前記第1溝および前記第2溝の中には、誘電体膜が設けられており、
前記第1溝の中には、導電体部材が設けられており、前記第1溝の中の前記誘電体膜が前記第1溝の中の前記導電体部材と前記半導体層との間に位置しており、
前記第1溝の底から前記導電体部材までの距離をHaとして、前記第2溝の中には、前記第2溝の底からHaに等しい距離までの範囲に、導電体が存在していないことを特徴とする。
本発明によれば、光電変換装置の光学特性を向上するうえで有利な技術を提供することができる。
光電変換装置を説明するための断面模式図。 光電変換装置を説明するための断面模式図。 光電変換装置を説明するための断面模式図。 光電変換装置の製造方法を説明するための断面模式図。 光電変換装置の製造方法を説明するための断面模式図。 光電変換装置を説明するための断面模式図。 光電変換装置を説明するための断面模式図。 光電変換装置を説明するための断面模式図。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明を実施するための第1の形態を説明する。なお、以下の説明および図面において、複数の図面に渡って共通の構成については共通の符号を付している。そのため、複数の図面を相互に参照して共通する構成を説明し、共通の符号を付した構成については適宜説明を省略する。なお、同様の名称で異なる符号を付した構成については、適宜、第1構成、第2構成、第3構成などと、「第○」をつけて区別してよい。
図1は光電変換装置930の光電変換エリア(撮像エリア)の断面図である。光電変換装置930は、複数の光電変換部101、102、103、104、105、106を有する半導体層100を備える。半導体層100は、例えば1〜10μm、好ましくは2〜5μmの厚さを有する単結晶シリコン層である。半導体層100が複数の光電変換部101、102、103、104、105、106の各々の受光面を成す裏面1001を有する。複数の光電変換部101、102、103、104、105、106の各々はフォトダイオードでありうる。裏面1001は半導体層100の2つの主面の一方であり、半導体層100は、半導体層100の2つの主面の他方である表面1002を有する。表面1002にはゲート電極400を含むトランジスタが設けられており、表面1002の上には複数の配線層410、420と層間絶縁膜430とで構成された配線構造440が設けられている。ゲート電極400を含むトランジスタには、転送トランジスタ、増幅トランジスタ、リセットトランジスタ、選択トランジスタなどが含まれ、これらのトランジスタによって画素回路が構成される。光電変換部101、102、103、104、105、106の各々は半導体領域を含む。光電変換部で生成される信号電荷が電子であれば光電変換部101、102、103、104、105、106の各々はn型の半導体領域である。光電変換部で生成される信号電荷が正孔であれば光電変換部101、102、103、104、105、106の各々はp型の半導体領域である。
複数の光電変換部に含まれる、光電変換部101、光電変換部102、光電変換部103および光電変換部104は、光電変換部101と光電変換部104との間に光電変換部102と光電変換部103とが位置するように並んでいる。
光電変換装置930は、分離部110と、分離部120と、分離部130と、分離部140と、分離部150と、分離部160と、分離部170と、を有する。
分離部110は光電変換部101と光電変換部102との間に位置し、分離部120は光電変換部102と光電変換部103との間に位置する。分離部130は光電変換部103と光電変換部104との間に位置し、分離部140は光電変換部104と光電変換部105との間に位置する。分離部150は光電変換部101と光電変換部106との間に位置する。分離部160は光電変換部106と周辺領域との間に位置し、分離部170は光電変換部105と周辺領域との間に位置する。
図2は図1で示した光電変換装置930のうち、分離部110、分離部120および分離部130を含む部分の拡大図である。以下、図1と図2を相互に参照して説明する。なお、分離部140、150の構成は分離部120と同じであってよく、分離部160、170の構成は分離部110、130の構成と同じであってよいので、これらの説明を省略する。
半導体層100は裏面1001に連続する溝を有し、分離部110、120、130、140、150、160、170の各々はこの溝の中に設けられている。分離部110、120、130、140、150、160、170の各々が設けられた溝の側面と裏面1001が連続する。
図2に示すように、分離部110は溝111の中に設けられており、分離部120は溝121の中に設けられており、分離部130は溝131の中に設けられている。溝111、121、131はそれぞれ、裏面1001から表面1002に向かって延びる。表面1002の上には、トランジスタのゲート絶縁膜や、層間絶縁膜430などである絶縁膜450が設けられている。
光電変換部101と光電変換部102との間に位置する分離部110を構成する溝111は、光電変換部101と光電変換部102との間に位置する。
光電変換部102と光電変換部103との間に位置する分離部120を構成する溝121は、光電変換部102と光電変換部103との間に位置との間に位置する。
光電変換部103と光電変換部104との間に位置する分離部130を構成する溝121は光電変換部103と光電変換部104との間に位置する。
光電変換部101、102、103、104、105、106の受光面の上には、シリコン酸化物膜、シリコン窒化物膜およびシリコン炭化物膜のいずれかであるシリコン化合物膜300が設けられている。シリコン化合物膜300の組成はSiOxNyCzと表現できる。ここで、x、y、zのうちのいずれかは0よりも大きく、x、y、zのうちの0よりも大きい1つ以外は0でもよいし、0よりも大きくてもよい。シリコン化合物膜はSi(珪素)、O(酸素)、N(窒素)、C(炭素)の他に、H(水素)、B(硼素)、F(弗素)、P(リン)、Cl(塩素)、Ar(アルゴン)などを含むことができる。x>0かつx≧y≧0かつx≧z≧0の場合にシリコン化合物膜300はシリコン酸化物膜である。y>0かつy≧x≧0かつy≧z≧0の場合にシリコン化合物膜300はシリコン窒化物膜である。z>0かつz≧x≧0かつz≧y≧0の場合にシリコン化合物膜300はシリコン炭化物膜である。例えば、SiON膜はOとNの多寡に応じてシリコン酸化物膜またはシリコン窒化物膜に分類できる。
さらに、光電変換部101、102、103、104、105、106の受光面の上には、シリコン化合物膜300と半導体層100との間に位置する金属化合物膜200が設けられている。ここで説明した金属化合物膜200は誘電体膜であり、誘電体膜であれば、金属化合物膜に限らず、シリコン化合物膜や樹脂膜であってもよい。裏面1001の上に設けられた金属化合物膜200は、溝111、131の中の金属化合物膜200および溝121の中の金属化合物膜200から延在し、シリコン化合物膜300と半導体層100との間に位置するする。
図1に示すように、分離部110、120、130、140、150、160、170は、金属化合物膜200およびシリコン化合物膜300の少なくとも一方で構成されている。少なくとも分離部110、130、160,170は、導電体部材705、706、704、707を有する。導電体部材705、706、704、707がシリコン化合物膜300と半導体層100との間に位置する。導電体部材705、706、704、707は、典型的には、タングステン、アルミニウム、銅膜、チタン、タンタル、シリコンの少なくともいずれかで構成される。導電体部材705、706、704、707を構成するシリコンは非晶質(アモルファス)シリコンか多結晶(ポリ)シリコンである。裏面1001の上にはシリコン化合物膜300としてのシリコン酸化物膜が設けられており、導電体部材705、706、704、707がシリコン化合物膜300と半導体層100との間に位置する。
以下、導電体部材705、706、704、707に共通の事項については導電体部材705で代表して説明し、導電体部材706、704、707は、導電体部材705と同様であるものとして、説明を省略する。図2に示すように、溝111の中には、金属化合物膜200が延在して、導電体部材705と金属化合物膜200とが分離部110を構成している。溝121の中には、金属化合物膜200が延在して、金属化合物膜200が分離部120を構成している。溝131の中には、金属化合物膜200が延在して、導電体部材706と金属化合物膜200とが分離部130を構成している。図1において、分離部160、170を金属膜および金属化合物膜200の両方で構成することができるし、分離部140、150を金属化合物膜200のみで構成することもできる。あるいは、分離部160、170と分離部140、150の一方を金属化合物膜200のみで構成することもできる。また、それぞれ分離部の内部に空隙が存在しても構わない。
裏面1001の上には複数のマイクロレンズ871、872、873を含むマイクロレンズアレイが設けられている。複数のマイクロレンズ871、872、873のうちの1つのマイクロレンズ871が、光電変換部101と光電変換部106との上に配されている。複数のマイクロレンズ871、872、873のうちの1つのマイクロレンズ872が、光電変換部102と光電変換部103との上に配されている。複数のマイクロレンズ871、872、873のうちの1つのマイクロレンズ873が、光電変換部104と光電変換部105との上に配されている。複数のマイクロレンズ871、872、873の各々は、例えば樹脂からなる。
マイクロレンズ871、872、873とシリコン化合物膜300との間には酸化シリコン膜などの絶縁体膜810が設けられる。
絶縁体膜810とマイクロレンズ871、872、873との間には、カラーフィルタ861、862、863を含むカラーフィルタアレイが設けられている。例えば、カラーフィルタ861は赤色フィルタ、カラーフィルタ861は緑色フィルタ、カラーフィルタ863は青色フィルタである。カラーフィルタ861、862、863とマイクロレンズ871、872、873との間には、平坦化膜850が設けられる。平坦化膜850は、例えば樹脂からなる。
酸化シリコン膜などの絶縁体膜810とシリコン化合物膜300との間には遮光部材710が設けられている。遮光部材710は分離部110、130、160、170に重なるように配置されうる。つまり、図2に示した溝111、131に重なるように遮光部材710が配置されている。シリコン化合物膜300は、遮光部材710と導電体部材704、705、706、707との間に位置する。遮光部材710は分離部120、140、150に重ならないように配置されうる。遮光部材710の上には遮光壁720が設けられている。遮光壁720は絶縁体膜810を貫通するように設けられうる。
一つの画素の光学的な構造は、主に、マイクロレンズ872とカラーフィルタ862と層内レンズ832と光電変換部102と光電変換部103によって定義される。ただし、マイクロレンズ872とカラーフィルタ862と層内レンズ832のうちのいくつかは省略可能である。このように、1つの画素に複数の光電変換部102、103を設けた画素構造により焦点検出(オートフォーカス)や測距、ダイナミックレンジの拡大、画素信号の符号化などが可能となる。分離部120は画素内の分離を、分離部110と分離部130は画素間の分離を行う。ここでいう分離は光学的な分離と電気的な分離の少なくとも一方である。画素内に位置する分離部120には、必要十分な分離性能の提供と、分離部120の存在による光の損失などに起因する問題の低減と、の両立が求められる。
半導体層100には半導体基板600が積層されている。半導体基板600の表面にはゲート電極500を含むトランジスタが設けられている。半導体基板600の表面の上(半導体基板600と配線構造440との間)には、配線構造540が設けられている。配線構造540は複数の配線層510、520と層間絶縁膜530とで構成されている。ゲート電極500を含むトランジスタは、光電変換部を含む画素回路を駆動するための駆動回路や、光電変換装置930の制御を行う制御回路を構成する。また、ゲート電極500を含むトランジスタは、画素回路から得られたアナログ信号をアナログデジタル(AD)変換するAD変換回路を構成する。また、ゲート電極500を含むトランジスタは、AD変換によって得られたデジタル信号を処理するデジタル信号処理回路を構成する。配線構造440と配線構造540との電気的な接続は、配線層の直接接合による配線や、半導体層100を貫通する貫通ビアによってなされる。配線構造440と配線構造540との電気的な接続は、配線構造440と配線構造540との間のバンプによってなされてもよいし、ワイヤボンディングによってなされてもよい。半導体基板600を単なる支持基板として用いる場合には、ゲート電極500を含むトランジスタや配線構造540を省略することができる。
以下、分離部110、120、130の構成を、図2を用いて詳細に説明する。図2には溝111、131の底の位置を位置Ba、Bcで示し、溝121の底の位置を位置Bbで示している。裏面1001から位置Baまでの距離が溝111の深さDaであり、裏面1001から位置Bbまでの距離が溝121の深さDbであり、裏面1001から位置Bcまでの距離が溝131の深さDcである。本例では溝121は溝111、131よりも浅く、Db<Da、Db<Dcを満たしており、これが形態に好適であるが、Da≦Db、Da≦Dbでも構わない。深さDa、Dcは、例えば、1〜5μmである。深さDbは、例えば、1〜3μmである。なお、溝111、121、131のいずれかは半導体層100を貫通してもよい。その場合には、半導体層100を貫通する溝111、121、131の深さDa、Db,Dcは半導体層100の厚さに一致する。また、溝111、121、131の底の位置Ba、Bb、Bcは表面1002の位置に一致する。
図2には、溝121の底(位置Bb)からシリコン化合物膜300までの距離Hb、裏面1001からシリコン化合物膜300までの距離Hdを示している。また、図2には、溝111の底(位置Ba)から導電体部材705までの距離Ha、溝131の底(位置Bc)から導電体部材706までの距離Hcを示している。
分離部110、130の中に金属などで構成される導電体部材を設けると異なる画素間の分離特性は向上する。また電位が印可可能な導電体部材を分離部110、120内に設けることで、分離部110、120の近傍の電位を制御することも可能となる。
本発明者の検討によると、分離部120の中に占めるに金属などで構成される導電体の体積を極力小さくする方が、光電変換部102、103の感度が向上することが分かっている。特に主面である裏面1001に対して垂直に近い角度で入射する光に対する感度の向上が顕著である。また、分離部120に金属などの導電体を設けると、光電変換部102、103への熱拡散による白傷を抑制するために、光電変換部と分離部120の間の距離を広げる必要がある。そのため、分離部120の中に金属を導入しない方が、感度を向上させるには有利な構造が可能となる。
この点、分離部110、130と分離部120との比較において、溝111、121、131の中の金属化合物膜200の体積に対する導電体部材の体積の割合は、分離部110、130が分離部120よりも大きくなる。本例では、溝121の中に導電体部材705のような導電体が位置しないので、この割合は分離部120ではゼロになりうる。
分離部120の導電体の体積を小さくすることは次の様に説明できる。すなわち、溝111の底から導電体部材705までの距離をHaとする。溝121の中には、溝121の底から距離Haに等しい距離までの範囲に、導電体が存在していない。図2に示す様に、溝121の中に導電体が存在しなければ、溝121の底から距離Dbに等しい距離までの範囲に、導電体が存在ないことになる。さらに、溝121の底からシリコン化合物膜300までの距離をHb、裏面1001からシリコン化合物膜300までの距離をHdとして、Hd<Hbを満たしうる。この場合、シリコン化合物膜300は溝121の中には存在しなくてよい。溝121を金属化合物膜200のみで埋め尽くすことで、溝121の中に導電体が存在しないようにできる。距離Hbを大きくするほど、光電変換部102、103の感度が向上しうる。距離Hbは距離Hdよりも大きいこと(Hd<Hb)が特徴的である。本例では、距離Ha、Hcが距離Hdと等しい(Ha=Hd、Hc=Hd)が、距離Ha、Hcが距離Hdよりも大きくてもよい(Hd<Ha、Hd<Hc)。さらに、距離Hbが距離Ha、Hcよりも大きいこと(Ha<Hb,Hc<Hb)も好ましい。
本例では、導電体部材705のような導電体が溝121の中に位置しない。つまり、距離Hbが溝121の深さDbより大きい(Db<Hb)。このように、Db<Hbを満たすことが好ましい。これは、導電体部材の下地となる膜(下地膜)が溝121を埋め尽くすように下地膜を形成することで可能である。導電体部材が溝121の中に位置する場合であっても、導電体部材は溝121の下半分には位置しないことが好ましく、Db/2<Hbを満たすことが好ましい。
分離部110、130の分離性能を高める観点では、距離Haや距離Hcは大きくし過ぎないことが好ましい。Ha<Hb,Hc<Hbを満たしうることは上述した通りである。本例ではDb<Da、Db<Dcを満たしており、溝111、131の中では、溝121の底の位置Bbよりも深い位置まで、導電体部材が延在していることが好ましい。Ha=Hd、Hc=Hdで近似すると、溝111、131の中での導電体部材の先端の深さはDa−Hd、Dc−Hdであり、これよりも溝121の深さDbが小さいこと(Db<Da−Hd、Db<Dc−Hd)が好ましい。この関係から、Da−Db>Hd、Da−Db>Hdを満たすことが好ましいことが分かる。
また、図2には、溝111と溝121との間の距離Pa、溝121と溝131との間の距離Pbを示している。また、図2には、溝111の幅Wa、溝121の幅Wb、溝131の幅Wcを示す。幅Wa、Wcは、例えば、200〜800nmである。幅Wbは、例えば、50〜200nmである。
なお、ここでは溝111、121、131の幅Wa、Wb、Wcは溝111、121、131の深さ方向において一定である例を示している。しかし、幅Wa、Wb、Wcは溝111、121、131の深さ方向において一定でなく、例えば底に向かって徐々に幅Wa、Wb、Wcが小さくなるにしてもよい。あるいは、幅Wa、Wb、Wcは、溝111、121、131の入り口にあたる裏面1001内において、他の部分における幅よりも小さくてもよい。溝の幅が深さ方向で一定でない場合、幅Wa、Wb、Wcを定義するための深さ方向における位置(基準位置)は、幅Wa、Wb、Wcで共通であることが好ましい。基準位置の裏面1001からの距離をDsとする。例えば、基準位置を裏面1001と一致するように定めること(Ds=0)ができる。あるいは、基準位置は、例えば、幅Wa、Wb、Wcは、裏面1001からの深さがDb/2となる位置(Ds=Db/2)において定義されることが好ましい。つまり、例えば深さDbが2μmであれば、裏面1001からの深さが1μm(Ds=Db/2=1μm)に相当する基準位置において、溝111、121、131の幅Wa、Wb、Wcを定義することができる。基準位置において、溝111、131の中には111、131の両側面上に金属化合物膜200が存在し、両側面上の金属化合物膜200に挟まれるように、導電体部材705、706が存在することが望ましい。換言すれば、このように、溝111、131の中に金属化合物膜200と導電体部材705、706が共存するような位置を基準位置に設定することが好ましい。このような金属化合物膜200と導電体部材705、706が共存するような位置としての基準位置の裏面1001からの距離Dsは、典型的には0≦Ds≦Db/2の範囲の中で設定することができる。また、溝の幅が深さ方向で一定でない場合の、幅Wa、Wb、Wcの定義の他の例としては、溝111、121、131の深さ方向における幅の最大幅を、幅Wa、Wb、Wcとすることができる。基準位置および最大幅以外の定義による幅Wa、Wb、Wcの定義は不適切である。例えば、溝111、131の最大幅を幅Wa、Wcに設定し、溝121の最小幅を幅Wbに設定することは、幅Wa、Wb、Wcの適切な関係を損なってしまう可能性がある。
分離部110、130の分離特性を十分に高めるためには、導電体部材705,706は、溝111、131の深さDa、Dcの半分(Da/2、Dc/2)よりも深い位置まで延在していることが望ましい。これを実現するうえでは次の条件を満たすことが好ましい。すなわち、溝111、131の中で、導電体部材705,706と半導体層100との間の中間膜(例えば金属化合物膜200)が占める幅は、距離Hdと等しいとみなした厚さの中間膜が、溝111、131の両側面に形成されるとすると、2×Hdである。よって、溝111、131のうちの中間膜以外の部分の幅はWa−2×Hd、Wc−2×Hdである。2×Hd<Waとすることができるが、Waと2×Hdとの差がわずかである場合は、導電体部材705,706が適切に溝111、131の中に配置されず、分離部110、130の分離特性が十分でなくなる。
距離Hbを大きくするためには、Da>Db、Dc>Dbを満たすことが好ましい。また、Wa>Wb、Wc>Wbを満たすことも好ましい。溝121の幅を小さくすることで、溝121の中に配置される導電体部材を少なくする(あるいは、無くする)ことができる。溝121の幅Wbが、溝111、131の幅Wa、Wcの半分未満であること(Wa/2>Wb、Wc/2>Wb)ことが好ましい。言い換えれば、溝111、131の幅Wa、Wcが溝121の幅Wbの2倍より大きいこと(Wa>2×Wb、Wc>2×Wb)が好ましい。溝111、131の幅Wa、Wcが溝121の幅Wbの3倍より大きいこと(Wa>3×Wb、Wc>3×Wb)も好ましい。これほどまでに溝121の幅Wbと、溝111、131の幅Wa、Wcに差をつけることで、距離Hbを大きくすることによる感度向上の効果がより顕著になる。
分離部110、130と分離部120のそれぞれの特性を考慮すると、溝121と溝111、131のアスペクト比が異なることが好ましい。溝121の幅に対する深さのアスペクト比(Db/Wb)は、溝111、131の幅に対する深さのアスペクト比(Da/Wa、Dc/Wc)よりも大きいこと(Da/Wa<Db/Wb、Dc/Wc<Db/Wb)が好ましい。溝121のアスペクト比Db/Wbは10以上であってもよい。
また、図2には、裏面1001上における金属化合物膜200の厚さTm、裏面1001上におけるシリコン化合物膜の厚さTsを示している。厚さTmは、例えば、5〜150nmである。厚さTsは、例えば、50〜200nmである。本例では、シリコン化合物膜300と半導体層100との間には金属化合物膜200のみが位置するため、距離Hdは厚さTmに一致する。しかし、シリコン化合物膜300と金属化合物膜200との間や、金属化合物膜200と半導体層100との間に別の層が存在する場合には、距離Hdは厚さTmと異なる。
溝111、131の中に金属化合物膜200を適切に配置するために、金属化合物膜200の厚さTmは、溝111、131の幅Wa,Wcよりも小さいこと(Tm<Wa、Tm<Wc)が好ましい。シリコン化合物膜300の厚さTsは、溝111、131の幅Wa,Wcよりも小さいこと(Ts<Wa、Ts<Wc)ができる。さらに、金属化合物膜200の厚さTmは、シリコン化合物膜300の厚さTsよりも小さいこと(Tm<Ts)が好ましい。金属化合物膜200は溝111、131の両側面上に設けられ、側面上における金属化合物膜200を厚さTmで近似できる。そうすると、幅Wa、Wcの溝111、131の中に金属化合物膜200と導電体部材705、706が適切に配置されうる条件は、2×Tm<Waである。一方、幅Wbの溝121の中に金属化合物膜200が配置され、金属膜が適切に配置されうる条件は、Wb≦2×Tmである。このように、Wb≦2×Tm<Waを満たすことが好ましい。また、2×Tm<Wa−Wbを満たすことも好ましい。これは、上述した2×Hd<Wa−Wbにおいて、Tm=Hdとすることで導き出された式である。なお、溝111、131の幅Wa、Wcは、溝111、131の両側面に、厚さTmの金属化合物膜200と、導電体部材705、706を形成するための厚さTsの導電体膜とが形成された場合に必要な溝の幅よりも、大きくてもよい。つまり、2×Tm+2×Ts<Wa、2×Tm+2×Ts<Wcを満たしてもよい。このように、幅Wa、Wcの幅を十分大きくすることで、溝111、131に空隙が生じることを抑制できる。
典型的な関係を示すと、Tm=Hd<Ts<Wb<Wa=Wc<<P1=P2<Db<Hd<Da=Dcとなる。
誘電体膜である金属化合物膜200は、金属化合物層の単層膜あるいは複層膜である。金属化合物膜200を構成する金属化合物層は、金属酸化物層、金属窒化物層および金属炭化物層のいずれかである。金属化合物層は、同一の金属に関して金属窒化物層および金属炭化物層に比べて光透過率が高い点から金属酸化物層であることが好ましい。本例の金属化合物膜200は、金属化合物層220と、金属化合物層220と半導体層100との間に位置する金属化合物層210との複層膜である。金属化合物膜200の厚さTmは、金属化合物層220の厚さと金属化合物層210の厚さとの和である。金属化合物層220は、例えば、酸化タンタル層、酸化チタン層または酸化ジルコニウム層、酸化ニオブ層、酸化バナジウム層である。金属化合物層210は、例えば、酸化アルミニウム層または酸化ハフニウム層である。金属化合物層210の厚さは金属化合物層220の厚さよりも小さいことが好ましい。金属化合物層210は半導体層100の非信号電荷を固定するための電荷固定層として機能しうる。金属化合物層220は半導体層100へ入射する光の反射防止層として機能しうる。
酸化アルミニウム(Al)の屈折率は1.7〜1.9、典型的には1.77であり、酸化ハフニウム(Hf0)の屈折率は1.8〜2.0、典型的には1.91である。酸化タンタル(Ta)の屈折率は2.0〜2.2、典型的には2.14であり、酸化ジルコニウム(Zr0)の屈折率は2.1〜2.3、典型的には2.21である。酸化バナジウム(V)の屈折率は2.2〜2.4、典型的には2.30である。酸化ニオブ(Nb)の屈折率は2.2〜2.4、典型的には2.33であり、酸化チタン(TiO)の屈折率は2.3〜2.5、典型的には2.39である。
半導体層100がシリコン層であり可視光を光電変換する場合に、金属化合物膜200は次のような構成が好適である。すなわち、金属化合物層210は、例えば、厚さ5〜20nmの酸化アルミニウム(Al)であり、金属化合物層220は、例えば、厚さ25〜100nmの酸化タンタル(Ta)である。
溝121の入り口に反射材料となりうる導電体部材を配置しないことが好ましい。さらに、溝121の入り口において溝121の中心(両側面の中間)に位置する層の屈折率を極力高くすることでも、光電変換部102、103の感度が向上しうる。溝121の入り口は主面である裏面1001を含む平面で規定される。裏面1001を含む平面において溝121の中心(両側面の中間)に位置する層の屈折率は1.41よりも高いことが好ましく、1.6以上であることが好ましい。さらに、裏面1001を含む平面において溝121の中心(両側面の中間)に位置する層の屈折率は1.91よりも高いことが好ましく、2.0以上であることが好ましい。裏面1001を含む平面において溝121の中心(両側面の中間)に位置する層をこの条件を満たすようにすればよい。溝121の中心に位置する層の屈折率が1.6以上となるのは、溝121の中心に位置する層が、シリコン窒化物膜、あるいは、シリコン炭化物膜の場合である。また、溝121の中心に位置する層の屈折率が1.6以上となるのは、溝121の中心に位置する層が、シリコン窒化物膜、あるいは、シリコン炭化物膜の場合である。あるいは、溝121の中心に位置する層が、酸化タンタル層、酸化ジルコニウム層、酸化バナジウム層、酸化ニオブ層、酸化チタン層である。
本実施形態では、裏面1001が受光面を成す、裏面照射型の光電変換装置を説明したが、本発明は表面1002が受光面を成す、表面照射型の光電変換装置にも適用可能である。その場合には、トランジスタが形成された表面1002から溝を形成し、表面1002側の溝の中に金属化合物膜および/またはシリコン化合物膜を配置すればよい。
図3は、光電変換装置930を備える機器9191の模式図である。機器9191は、光電変換装置930に加えて、光学系940、制御装置950、処理装置960、記憶装置970、表示装置980、および、機械装置990の少なくともいずれかを更に備える。光学系940は光電変換装置930に対応付けられて、光電変換装置に結像する。制御装置950は光電変換装置930を制御する。処理装置960は光電変換装置930から出力された信号を処理する。記憶装置970は光電変換装置930で得られた情報を記憶する。表示装置980は光電変換装置930で得られた情報を表示する。機械装置990は光電変換装置930で得られた情報に基づいて動作する。機械装置990は光電変換装置930を機器9191の中で、あるいは機器9191ごと移動させる移動装置であってもよい。機器9191の中で光電変換装置930を移動させることで防振(イメージスタビライザー)機能を実現できる。
光電変換装置930は、電子デバイス910と実装部材920とを含みうるが、実装部材920は無くてもよい。電子デバイス910は半導体層を有する半導体デバイスである。電子デバイス910は、光電変換部が配列された光電変換エリア901と、周辺回路(不図示)が配列された周辺回路エリア902を含む。機器9191における光電変換エリア901に、本実施形態における分離部110、120、130の構成を適用することができる。周辺回路には、上述の駆動回路やAD変換回路、デジタル信号処理回路や制御回路などが含まれる。光電変換エリア901と周辺回路エリア902は、同一の半導体層に配されてもよいが、本例では、互いに積層された別々の半導体層(半導体基板)に配されてもよい。
実装部材920は、セラミックパッケージやプラスチックパッケージ、プリント配線板、フレキシブルケーブル、半田、ワイヤボンディングなどを含む。光学系940は、例えばレンズやシャッター、フィルター、ミラーである。制御装置950、例えばASICなどの半導体デバイスである。処理装置960は、例えばAFE(アナログフロントエンド)あるいはDFE(デジタルフロントエンド)を構成する、例えばCPU(中央処理装置)やASIC(特定用途向け集積回路)などの半導体デバイスである。表示装置980は、例えばEL表示装置や液晶表示装置である。記憶装置970は、SRAMやDRAMなどの揮発性メモリ、あるいは、フラッシュメモリやハードディスクドライブなどの不揮発性メモリであり、例えば磁気デバイスや半導体デバイスである。機械装置MCHNはモーターやエンジン等の可動部あるいは推進部を有する。
図3に示した機器9191は、撮影機能を有する情報端末(例えばスマートフォンやウエアラブル端末)やカメラ(例えばレンズ交換式カメラ、コンパクトカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ)などの電子機器でありうる。カメラにおける機械装置990はズーミングや合焦、シャッター動作のために光学系940の部品を駆動することができる。また、機器9191は、車両や船舶、飛行体、人工衛星などの輸送機器(移動体)でありうる。輸送機器における機械装置990は移動装置として用いられうる。輸送機器としての機器9191は、光電変換装置930を輸送するものや、撮影機能により運転(操縦)の補助および/または自動化を行うものに好適である。運転(操縦)の補助および/または自動化のための処理装置960は、光電変換装置930で得られた情報に基づいて移動装置としての機械装置990を操作するための処理を行うことができる。また、機器9191は、分析機器や、医療機器でありうる。
本実施形態による光電変換装置930は、その設計者、製造者、販売者、購入者および/または使用者に、高い価値を提供することができる。そのため、光電変換装置930を機器9191に搭載すれば、機器9191のも高めることができる。よって、機器9191の製造、販売を行う上で、本実施形態の光電変換装置930の機器9191への搭載を決定することは、光電変換装置930の価値を高める上で有利である。
図4、5を用いて光電変換装置の製造方法を説明する。
図4(a)に示すとおり、光電変換部やゲート電極400を含むトランジスタ、配線構造(不図示)が形成された半導体基板1000を反転させて、半導体基板1000を支持基板(不図示)に接合する。支持基板は半導体基板600であってよい。半導体基板1000には表面1002側にSTI構造を有する素子分離部201が設けられている。また、半導体基板1000には表面1002側に、素子分離部201よりも深い溝に絶縁体が埋められた絶縁領域216が設けられている。
次に図4(b)に示すとおり、半導体基板1000を絶縁領域216が貫通する数十〜数μm程度の厚さになるまで表面1002とは反対側から薄化して、表面1002と裏面1001を有する半導体層100を形成する。薄化の方法としては、バックグラインド、化学機械研磨、エッチング等がある。
次に図4(c)に示すとおり、半導体層100に画素間を分離するための溝111、131と、画素内を分離するための溝121と、をエッチングにより裏面1001側から形成する。溝111、121、131をドライエッチングで形成する場合、マイクロローティング効果が得られるエッチング条件を採用することで、細くて浅い溝121と、太くて深い溝111、131とを同時に形成することができる。図4(c)では、溝111、131が素子分離部201に重なるように、溝111、131を形成している。溝111、131が素子分離部201に達するように溝111、131を形成してもよい。
次に図4(d)に示すとおり、金属化合物層210、金属化合物層220を形成する。
次に図4(e)に示す通り、導電体膜700を形成する。ここで、導電体部材705、706となる導電体膜700の一部は、溝111、131の中に配置される。一方、溝121は金属化合物層210、金属化合物層220で埋め尽くされているために、導電体膜700は溝121の中には配置されない。
次に図4(f)に示す通り、化学機械研磨やエッチバック等により裏面1001上の導電体膜700を除去する。これにより、図4(d)に示すとおり、導電体部材705、706を形成する。導電体膜700を除去するときの選択性を確保するために、金属化合物層220と導電体膜700の間に、シリコン化合物膜などを形成しても構わない。
次に図4(g)に示すようにシリコン化合物膜300を形成する。金属化合物層210の成膜方法は、例えばALD(Atmic Layer Deposition)法等を用いる。ALD法を用いると、アスペクト比が大きい溝に均一な厚さの金属化合物層210が形成可能である。金属化合物層210は、例えば、酸化ハフニウム層、酸化アルミニウム層、酸化ジルコニウム層、酸化ニオブ層、酸化チタニウム層、酸化バナジウム層等である。
金属化合物層220の成膜方法は、例えば、ALD法、PVD法、CVD法を用いる。金属化合物層220は、例えば、酸化タンタル層、酸化チタニウム層等である。
導電体部材705、706となる導電体膜700の成膜方法は、例えば、ALD法、PVD法、CVD法を用いる。導電体膜700は、例えば、タングステン膜やアルミニウム膜、銅膜、多結晶シリコン膜等である。導電体膜700は単層膜でもよいし複層膜でもよい。
シリコン化合物膜300は、半導体装置において一般的に使用されている材質の中から任意に選択しうる。例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、炭素含有シリコン酸化膜、フッ素含有シリコン酸化膜等である。またシリコン化合物膜300の層構成としては、1種類の材質からなる単層構成であってもよいし、複数の材質からなる積層構成であってもよい。
溝111、131および溝121に埋め込まれる膜は、溝111、131および溝121の幅と、金属化合物膜200(金属化合物層210、金属化合物層220)、導電体膜700の膜厚によって決まる。
例えば、溝121の幅を溝111、131の幅よりも小さくし、金属化合物層210と、金属化合物層220と、導電体膜700を形成する。そうすると、溝121には、金属化合物層210および金属化合物層220のみ埋め込まれ、溝111、131には、金属化合物層210と、金属化合物層220と、導電体膜700が埋め込まれる。あるいは、溝121には、金属化合物層210のみ埋め込まれ、溝111、131には、金属化合物層210と金属化合物層220と導電体膜700が埋め込まれる。そうすると、金属化合物層210および金属化合物層220のみ、あるいは、金属化合物層210のみが埋め込まれた溝121には導電膜が埋め込まれないので、分離部120による光の損失を低減できる。
シリコン化合物膜300を形成するとき、溝111、112、113がシリコン化合物膜300によって埋め込まれたり、シリコン化合物膜300が溝111、112、113の中の空隙を閉塞したりしても構わない。平坦性を確保するために、化学機械研磨を実施しても構わない。
次に、金属構造体を埋め込むための溝をシリコン化合物膜300に形成する。次に図5(h)に示すとおり、導電体膜700をシリコン化合物膜300の上の全面にわたって形成する。その際、シリコン化合物膜300の溝は導電体膜700で埋め込まれる。導電体膜700は、例えばタングステン膜やアルミニウム膜、銅膜である。
次に図5(i)に示すとおり、導電体膜700をパターニングする。パターニングはフォトリソグラフィとエッチングによりおこなう。パターニングによって、導電体膜700の一部は遮光部材710、711となり、また一部はガードリング714となる。遮光部材711はオプティカルブラック画素や周辺回路に対する遮光体となる。なお、遮光部材710とガードリング714の形成と同時に遮光部材710およびガードリング714を半導体層100と接続するビア713およびガードリング712をシリコン化合物膜300の溝の中に形成する。ガードリング712、714は、裏面1001に対する平面視において絶縁領域216の外側を取り囲むように配置する。
さらに図5(i)に示すとおり、絶縁体膜810を形成する。絶縁体膜810は半導体装置において一般的に使用されている材質の中から任意に選択しうる。例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、炭素含有シリコン酸化膜、フッ素含有シリコン酸化膜等である。また膜の層構成としては、1種類の材質からなる単層構成であってもよいし、複数の材質からなる積層構成であってもよい。
次に絶縁体膜810の表面からエッチングにより溝を形成して、次にPVD法やCVD法により導電体を形成して溝を導電体で埋め込み、化学機械研磨やエッチバック等により基板表面の導電体を除去する。これにより、図5(j)に示すとおり、絶縁体膜810に遮光壁721を形成する。また金属膜の層数は任意に選択可能である。
次に図5(k)に示すとおり、平坦化膜850、カラーフィルタ862、863、マイクロレンズ872を形成する。青色のカラーフィルタ863は遮光部材711を覆う。平坦化膜850は半導体装置において一般的に使用されている材質の中から任意に選択しうる。例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、炭素含有シリコン酸化膜、フッ素含有シリコン酸化膜、あるいは樹脂膜である。また膜の層構成としては、1種類の材質からなる単層構成であってもよいし、複数の材質からなる積層構成であってもよい。
次に図5(l)に示すとおり、半導体層100に開口888をドライエッチングで形成する。開口888の底には図1に示した配線構造440あるいは配線構造540に予め設けられたアルミニウムからなる不図示のパッドが露出する。その後、半導体層100を含むウエハをダイシングしてチップ化し、開口888を介したパッドにワイヤボンディングチップを接続するようにパッケージングして光電変換装置が得られる。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について図面を用いて説明する。前記第1の実施形態と異なるのは光電変換部101、102で発生し、光電変換部101、102から転送された電荷を保持する電荷保持部108、109を有することである。図6は光電変換装置930の光電変換エリア(撮像エリア)の断面図である。光電変換装置930は、複数の光電変換部101、102、103、104を有し、電荷保持部108、109を有する半導体層100を備える。電荷保持部108、109の各々は半導体領域を含む。光電変換部101、102で生成される信号電荷が電子であれば電荷保持部108、109の各々はn型の半導体領域である。光電変換部で生成される信号電荷が正孔であれば電荷保持部108、109の各々はp型の半導体領域である。電荷保持部108、109および半導体領域118、119は、裏面1001の上に電荷保持部108、109および半導体領域118、119を覆うように配置された遮光部材710(遮光膜)によって遮光されている。
半導体層100は、例えば1〜10μm、好ましくは2〜5μmの厚さを有する単結晶シリコン層である。半導体層100が複数の光電変換部101、102、103、104の各々の受光面を成す裏面1001を有する。複数の光電変換部101、102、103、104の各々はフォトダイオードでありうる。裏面1001は半導体層100の2つの主面の一方であり、半導体層100は、半導体層100の2つの主面の他方である表面1002を有する。表面1002にはゲート電極400を含むトランジスタが設けられており、表面1002の上には複数の配線層410、420と層間絶縁膜430とで構成された配線構造440が設けられている。ゲート電極400を含むトランジスタには、転送トランジスタ、増幅トランジスタ、リセットトランジスタ、選択トランジスタなどが含まれ、これらのトランジスタによって画素回路が構成される。光電変換部101、102の電荷を電荷保持部108、109で保持することにより、グローバル電子シャッター動作を実現することができる。
複数の光電変換部に含まれる、光電変換部101、光電変換部102、電荷保持部108は、光電変換部102と電荷保持部108との間に光電変換部101が位置するように並んでいる。
光電変換装置930は、分離部110と、分離部120と、分離部130と、分離部140と、分離部150と、分離部160と、分離部170と、を有する。
分離部110は光電変換部101と電荷保持部108との間に位置し、分離部120は光電変換部101と光電変換部102との間に位置する。分離部130は光電変換部102と電荷保持部109との間に位置し、分離部140は光電変換部103と電荷保持部109との間に位置する。分離部150は光電変換部103と光電変換部104との間に位置する。分離部160は電荷保持部108と周辺領域との間に位置し、分離部170は光電変換部104と周辺領域との間に位置する。
電荷保持部108、109と裏面1001との間には、電荷保持部108、109を構成する半導体領域とは反対導電型の半導体領域118、119があってもよい。分離部110は光電変換部101と半導体領域118との間に位置し、分離部130は光電変換部102と半導体領域119との間に位置する。
本例では、分離部110、130の深さは、分離部120、150より深く、分離部160、140よりも浅くなっている。分離部110、130の深さが、分離部160、140の深さと同じであってもよい。
分離部の構造、分離部の製造の製造方法は第1の実施形態と同様の製造方法で作成が可能である。
<第3の実施形態>
図7を用いて、図4の形態の変形例を説明する。
図7(a)の工程では、半導体基板1000に、信号電荷が少数キャリアとなるような不純物領域810を形成する。
図7(b)の工程では、半導体基板1000に、信号電荷が少数キャリアとなるような不純物領域820を形成する。
図7(c)の工程では、半導体基板1000に、信号電荷が少数キャリアとなるような不純物領域830を形成する。
不純物領域820と不純物領域830との間に必要に応じて、光電変換部や電荷蓄積部、電荷保持部となる、信号電荷が多数キャリアとなる半導体領域を形成する。不純物領域820、830を形成する前に、信号電荷が多数キャリアとなる半導体領域を形成してもよい。不純物領域820および不純物領域830の導電型は、光電変換部や電荷蓄積部、電荷保持部となる、信号電荷が多数キャリアとなる半導体領域の導電型と異なっている。信号電荷が電子であれば信号電荷が少数キャリアとなるような不純物領域810、820、830はp型の半導体領域である。不純物領域810、820、830が形成される半導体基板1000の半導体層(エピタキシャル層)はn型である。信号電荷が正孔であれば、各半導体領域の導電型は逆になる。不純物領域830のp型の不純物濃度は、不純物領域820の不純物濃度よりも低くすることがニー特性を適切化する上で好ましい。不純物領域810のp型の不純物濃度は、不純物領域820の不純物濃度よりも高くすることができるが、不純物領域810のp型の不純物濃度は、不純物領域820の不純物濃度よりも低くすることが好ましい。不純物領域820は電荷の分離の機能を果たすために不純物濃度は高い方がよいが、不純物領域810はポテンシャルを制御できればよいので不純物濃度は低くてもよい。不純物領域810のp型の不純物濃度は不純物領域830のp型の不純物濃と同じであってもよいし異なっていてもよい。
図7(d)の工程では、図4(b)の工程と同様にして半導体基板1000を薄化し、半導体層100を形成する。この時、裏面1001が不純物領域810で構成されるようにする。
図7(e)の工程では、不純物領域810、820の一部を除去して溝111、131を形成する。また、不純物領域830の一部を除去して溝121を形成する。これにより、半導体層100は、溝111、131と表面1002との間の不純物領域820と、溝121と表面1002との間の不純物領域830と、を含む構成となる。上述したように、不純物領域830の不純物濃度は不純物領域820の不純物濃度よりも低い。
図7(f)の工程では、溝111、121、131の中に金属化合物層210を形成する。
図7(g)の工程では、溝111、121、131の中に金属化合物層220を形成する。
図7(h)の工程では、導電体層701を形成する。導電体層701は溝111、121、131の入り口を閉塞もしくは狭くするように形成される。
図7(i)の工程では、導電体層702を形成する。導電体層702は溝111、131の中に入り込む。一方、導電体層701が溝111、121、131の入り口を閉塞もしくは狭くしているため、導電体層702は溝121の中にはほとんど入りこまない。
導電体層701と導電体層702を合わせた導電体膜が、図4(e)における導電体膜700に相当する。導電体層701と導電体層702は互いに異なる材料で構成されてもよい。導電体層702はアルミニウムやタングステン、銅のような金属層であってよい。導電体層701は、チタンやタンタルのような金属層であってもよいし、窒化チタンや窒化タンタルのような金属化合物層であってもよい。溝121の入り口を導電体層701で塞ぐために、導電体層701をスパッタ法などの異方性の高い成膜方法を採用することが好ましい。溝111、131の中に導電体層702を埋め込むために、導電体層702をCVD法やALD法などの等方性の高い成膜方法で形成することが好ましい。
図7(j)の工程では、導電体膜700をフォトリソグラフィとエッチングを用いてパターニングする。具体的には、導電体膜700のうち、光電変換部上の部分を除去し、導電体膜700に開口を設ける。導電体膜700のうち、溝111、131の中に残った部分が導電体部材705、706となる。導電体部材705、706は上述した導電体層701、702の一部によって構成される。本例では、導電体膜700のうちの一部である導電体部707が溝121の上に位置する。導電体部707は溝121の入り口の近傍であって、溝121の中および/または外に位置する。導電体部707は導電体層701と導電体層702とのうちの導電体層701のみを含み、導電体層702を含まなくてもよい。導電体部707は溝121の底から十分に離れて配置されている。そのため、導電体部707が存在しても光学特性が大きく低下することを抑制できる。溝121の入り口が導電体部707で塞がれていることにより、溝121の中には導電体部707と溝121の底との間に空隙708が存在している。金属化合物膜200や半導体層100に比べて屈折率の低い空隙708を設けることで、分離部120の光学的な分離性能を向上することができる。
<第4の実施形態>
図8を用いて平面レイアウトについて説明する。図8の各々で示した範囲の周囲には、各々で示した範囲と同様の構造を有する他の画素が位置するものとする。そのため、図8の各図における分離部110、130、140、160は光電変換部102、103、104、105あるいは電荷保持部108、109と、他の画素の光電変換部あるいは電荷保持部との間に位置することになる。
図8(a)に示す様に、分離部120は分離部110、130から離れていてもよい。すなわち、分離部120を構成する溝121は分離部110、130を構成する溝111、131から不連続でありうる。分離部120と分離部110、130との間の距離は、分離部110、130の幅よりも小さいことが好ましい。分離部120と分離部110、130との間の距離は、分離部120の幅よりも大きくても小さくてもよい。しかし、分離部120を可能な限り細く形成する点において、分離部120と分離部110、130との間の距離は、分離部120の幅よりも大きいことが好ましい。
図8(b)に示す様に、分離部120、150、140は分離部110、130に連続していてもよい。分離部120、150、140同士は互いに不連続であってもよい。図8(b)に示す様に、画素の中央付近に分離部120、150、140同士を隔てる半導体領域が存在しうる。この半導体領域下には浮遊拡散部となる半導体領域が存在しうる。浮遊拡散部の上に分離部を形成しないことで、浮遊拡散部に混入するノイズを抑制できる。
図8(c)に示す様に、光電変換部102が光電変換部103を囲んでいてもよい。あるいは光電変換部103の両側に位置する光電変換部102および光電変換部102とは別の他の光電変換部が、光電変換部103を挟んでいてもよい。光電変換部102と光電変換部103の感度や電荷飽和量を互いに異ならせ、光電変換部102の電荷に基づく信号と光電変換部103の電荷に基づく信号を合成することで、高ダイナミックレンジの信号を得ることができる。光電変換部102と光電変換部103が1つの画素を構成するため、光電変換部102と光電変換部103との間には導電体を極力含まない分離部120を配置することで、当該画素における光の損失を低減できる。
図8(d)は図6に示した形態に対応しうる平面図である。ここでは2つの画素を記載している。左の画素は光電変換部101と電荷保持部108を含み、右の画素は光電変換部102と電荷保持部109を含む。2つの画素間において、光電変換部101と光電変換部102との間には分離部120が配置され、電荷保持部108と電荷保持部109との間には分離部150が配置されている。一方、1つの画素内において、光電変換部101と電荷保持部108との間には分離部110、130が配置されている。図8(d)に示した画素の上下の画素との間には分離部140、160が配置されている。図8(d)に示した画素の左右の画素との間にも分離部120、150が配置されている。図8(d)に示す様に、分離部110、130と分離部140、160は幅が異なっていてもよい。分離部110、130の幅を分離部140、160の幅よりも小さくすることで、光電変換部101、102のサイズを大きくし、感度や飽和電荷量を増加できる。分離部140、160の幅を分離部110、130の幅よりも大きくすることで、他の画素から光電変換部101と光電変換部102あるいは電荷保持部108と電荷保持部109への光や電荷の漏れ込みを抑制できる。分離部140、160の幅を大きくすれば、分離部140、160の深さを大きくすることも容易である。従って、図6に示したように、分離部140、160の深さを分離部110、130の深さよりも大きくすることができる。
本開示に含まれる実施形態には、文章として記載したことだけでなく、文章から読み取れるすべての事項および添付した図面から読み取れるすべての事項を含む。本実施形態は、発明の思想を逸脱しない範囲で構成要素の追加、削除あるいは置換が可能である。
100 半導体層
1001 裏面
101、102、103、104 光電変換部
111、121、131 溝
200 シリコン化合物膜
300 金属化合物膜

Claims (20)

  1. 複数の光電変換部を有する半導体層を備え、前記半導体層が前記複数の光電変換部の各々の受光面を成す主面を有する光電変換装置であって、
    前記半導体層は、前記半導体層に含まれる第1半導体領域と前記半導体層に含まれる第2半導体領域との間に位置する第1溝と、前記第2半導体領域と前記半導体層に含まれる第3半導体領域との間に位置する第2溝と、を有し、前記第1溝および前記第2溝は、前記主面に連続しており、
    前記複数の光電変換部のうちの第1光電変換部が前記第2半導体領域を含み、前記複数の光電変換部の第2光電変換部が前記第3半導体領域を含み、
    前記第1溝の中には、導電体部材と、前記導電体部材と前記半導体層との間に設けられた誘電体膜と、が設けられており、
    前記第1溝および前記第2溝の中には、誘電体膜が設けられており、
    前記第1溝の中には、導電体部材が設けられており、前記第1溝の中の前記誘電体膜が前記第1溝の中の前記導電体部材と前記半導体層との間に位置しており、
    前記第1溝の底から前記導電体部材までの距離をHaとして、前記第2溝の中には、前記第2溝の底からHaに等しい距離までの範囲に、導電体が存在していないことを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記第2溝の中には、導電体が存在していない、請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記主面の上にはシリコン酸化物膜、シリコン窒化物膜およびシリコン炭化物膜のいずれかであるシリコン化合物膜が設けられており、前記導電体部材が前記シリコン化合物膜と前記半導体層との間に位置する、請求項1または2に記載の光電変換装置。
  4. 前記第2溝の底から前記シリコン化合物膜までの距離をHb、前記主面から前記シリコン化合物膜までの距離をHdとして、Hd<Hbを満たす、請求項3に記載の光電変換装置。
  5. 前記第2溝の底と前記シリコン化合物膜の間には、導電体が存在していない、請求項3または4に記載の光電変換装置。
  6. 前記第1溝の幅をWa、前記第2溝の幅をWb、前記第1溝の深さをDa、前記第2溝の深さをDbとして、Da>WaおよびDb>Wbを満たし、かつ、Db<Daおよび/またはWb<Waを満たす、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  7. Da/Wa<Db/Wbを満たす、請求項6に記載の光電変換装置。
  8. Wa>2×Wbを満たす、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  9. 前記複数の光電変換部のうちの第3光電変換部が前記第1半導体領域を含む、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  10. 前記第1半導体領域は、前記主面の上に前記第1半導体領域を覆うように配置された遮光膜によって遮光されている、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  11. 前記半導体層は、前記第1光電変換部で発生した電荷を保持する電荷保持部を有し、
    前記第1半導体領域は前記電荷保持部と前記主面との間に位置する、または、前記第1半導体領域が前記電荷保持部に含まれる、請求項1乃至8のいずれか1項または請求項10に記載の光電変換装置。
  12. 前記主面の上には、前記第1溝の中の前記誘電体膜および前記第2溝の中の前記誘電体膜から延在し、前記シリコン化合物膜と前記半導体層との間に位置する誘電体膜が設けられており、前記導電体部材が前記シリコン化合物膜と前記半導体層との間に位置する、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  13. 前記第2溝に重なるように遮光部材が配置されており、前記遮光部材と前記導電体部材との間に、前記シリコン化合物膜が位置する、請求項3乃至5のいずれか1項または請求項12に記載の光電変換装置。
  14. 前記誘電体膜は、第1金属酸化物層と、前記第1金属酸化物層と前記半導体層との間に位置する第2金属酸化物層との複層膜である、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  15. 前記第1金属酸化物層は酸化タンタル層、酸化チタン層または酸化ジルコニウム層であり、前記第2金属酸化物層は酸化アルミニウム層または酸化ハフニウム層である、請求項14に記載の光電変換装置。
  16. 前記導電体部材は、銅、アルミニウム、タングステン、チタン、タンタル、シリコンの少なくともいずれかを含有する、請求項14または15に記載の光電変換装置。
  17. 前記第1溝と第2溝とが互いに不連続である、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  18. 前記主面の上には複数のレンズを含むレンズアレイが設けられており、前記複数のレンズのうちの1つのレンズが、前記第2光電変換部と前記第3光電変換部との上に配されている、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  19. 前記半導体層は、前記主面を裏面として、前記裏面とは反対側の表面を有し、前記半導体層は、前記第1溝と前記表面との間の第1不純物領域と、前記第2溝と前記表面との間の第2不純物領域と、を含み、
    前記第1不純物領域および前記第2不純物領域の導電型は、前記第1半導体領域および前記第2半導体領域および前記第3半導体領域の導電型と異なっており、
    前記第2不純物領域の不純物濃度は前記第1不純物領域の不純物濃度よりも低い、請求項1乃至18のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  20. 請求項1乃至19のいずれか1項に記載の光電変換装置を備える機器であって、
    前記光電変換装置に対応付けられた光学系、
    前記光電変換装置を制御する制御装置、
    前記光電変換装置から出力された信号を処理する処理装置、
    前記光電変換装置で得られた情報を表示する表示装置、
    前記光電変換装置で得られた情報を記憶する記憶装置、および、
    前記光電変換装置で得られた情報に基づいて前記光電変換装置を移動させる機械装置、
    の少なくともいずれかを更に備えることを特徴とする機器。
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