JP2021026673A - 携帯端末装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末装置の背面に設けられたタッチセンサに対するタッチ操作の方向とユーザの意図する方向との“ずれ”の影響を低減する。【解決手段】本携帯端末装置は、表示部と、前記表示部の背面に設けられ、タッチ操作を検出するタッチセンサと、操作方向が所定方向に限定されたインタフェースが前記表示部に表示されたことを検知する検知部と、前記タッチセンサが検出した前記インタフェースに対するタッチ操作の操作方向と前記所定方向とを基に、前記操作方向を前記所定方向に補正する補正値を算出する算出部と、前記タッチ操作の方向を前記補正値を用いて補正した方向に前記インタフェースを移動させる制御部と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、携帯端末装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
指によるタッチ操作を受け付ける携帯端末装置が利用されている(例えば、特許文献1−3参照)。
携帯端末装置を片手で把持し、当該片手の指で携帯端末装置の背面に設けられた背面タッチセンサを操作すると、操作する指はタッチセンサの斜め下方から接触することが多い。また、背面タッチセンサへタッチ操作を行う場合、タッチ操作を行う指をユーザが目視できなくなる。このような状況で背面タッチセンサに対するタッチ操作を行うと、ユーザの意図する方向と実際のタッチ操作の方向(指の移動方向)との間に“ずれ”が生ずることがある。このような“ずれ”の影響により、背面タッチセンサへのタッチ操作によるユーザインタフェースの操作方向がユーザの意図した方向とずれることがある。
開示の技術の1つの側面は、携帯端末装置の背面に設けられたタッチセンサに対するタッチ操作の方向とユーザの意図する方向との“ずれ”の影響を低減する携帯端末装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
開示の技術の1つの側面は、次のような携帯端末装置によって例示される。本携帯端末装置は、表示部と、前記表示部の背面に設けられ、タッチ操作を検出するタッチセンサと、操作方向が所定方向に限定されたインタフェースが前記表示部に表示されたことを検知する検知部と、前記タッチセンサが検出した前記インタフェースに対するタッチ操作の操作方向と前記所定方向とを基に、前記操作方向を前記所定方向に補正する補正値を算出する算出部と、前記タッチ操作の方向を前記補正値を用いて補正した方向に前記インタフェースを移動させる制御部と、を備える。
開示の技術によれば、携帯端末装置の背面に設けられたタッチセンサに対するタッチ操作の方向とユーザの意図する方向との“ずれ”の影響を低減することができる。
<実施形態>
以下、実施形態について説明する。以下に示す実施形態の構成は例示であり、開示の技術は実施形態の構成に限定されない。実施形態に係る携帯端末装置は、例えば、以下の構成を有する。
以下、実施形態について説明する。以下に示す実施形態の構成は例示であり、開示の技術は実施形態の構成に限定されない。実施形態に係る携帯端末装置は、例えば、以下の構成を有する。
表示部と、
前記表示部の背面に設けられ、タッチ操作を検出するタッチセンサと、
移動方向が所定方向に限定されたインタフェースが前記表示部に表示されたことを検知する検知部と、
前記タッチセンサが検出した前記インタフェースに対するタッチ操作の操作方向と前記所定方向とを基に、前記操作方向を前記所定方向に補正する補正値を算出する算出部と、
前記タッチ操作の方向を前記補正値を用いて補正した方向に前記インタフェースを移動させる制御部と、を備える。
前記表示部の背面に設けられ、タッチ操作を検出するタッチセンサと、
移動方向が所定方向に限定されたインタフェースが前記表示部に表示されたことを検知する検知部と、
前記タッチセンサが検出した前記インタフェースに対するタッチ操作の操作方向と前記所定方向とを基に、前記操作方向を前記所定方向に補正する補正値を算出する算出部と、
前記タッチ操作の方向を前記補正値を用いて補正した方向に前記インタフェースを移動させる制御部と、を備える。
表示部は、例えば、ディスプレイである。タッチセンサは、ユーザの指によるタッチ操作を検知するセンサである。タッチセンサがタッチ操作を検知する方式には限定はなく、公知の様々な方式を適用可能である。インタフェースは、タッチセンサに対するタッチ操作によって操作可能なインタフェースであって、表示部に表示されたアイコン、スライダ等のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)に係る部品であってもよく、スクロール可能な画面であってもよい。
検知部は、表示部に表示されたインタフェースの移動可能な方向が所定方向に限定されていることを検知する。所定方向は、例えば、上下方向、左右方向である。検知部は、例えば、オペレーティングシステム(Operating System、OS)が提供するApplication Programming Interface(API)や、表示部に画面表示を行うプログラムが提供するAPI等から、移動可能な方向を取得すればよい。
算出部は、タッチセンサが検出したタッチ操作の方向と所定方向との差を算出する。算出部は、例えば、タッチ操作の方向と所定方向とのなす角を“差”として算出する。制御
部は、タッチ操作の方向を算出部が算出した補正値を用いて補正した方向にインタフェースを移動させる。
部は、タッチ操作の方向を算出部が算出した補正値を用いて補正した方向にインタフェースを移動させる。
所定方向のみに移動可能なインタフェースに対してタッチ操作を行う場合、ユーザは所定方向へのタッチ操作を意図していると考えられる。しかしながら、背面に設けられたタッチセンサへタッチ操作を行う場合、タッチ操作を行っている指を目視できないことや指の構造上の理由等により、タッチセンサに対してタッチ操作を行う指の移動方向(タッチ操作の方向)が所定方向からずれることがある。所定方向とタッチ操作とのずれを基に補正値を算出したおくことで、任意の方向に移動可能なインタフェースに対する操作であっても、当該補正値によってタッチ操作の方向を補正してユーザの意図する方向にインタフェースを移動させることができる。すなわち、本携帯端末装置は、携帯端末装置の背面に設けられたタッチセンサに対するタッチ操作の方向とユーザの意図する方向との“ずれ”の影響を低減することができる。
実施形態に係る携帯端末装置は、次の特徴を有してもよい。前記タッチセンサは、さらに、タッチ操作を行う指の指紋を検出し、前記算出部は、前記タッチ操作を行う指の指紋と前記補正値とを対応付けて管理し、前記制御部は、前記タッチ操作を行う指の指紋に対応付けられた補正値を用いて、前記タッチ操作の方向を補正する。
このような特徴を有することで、タッチ操作に用いる指それぞれについて、好適な補正値を管理することができる。
実施形態に係る携帯端末装置は、次の特徴を有してもよい。前記制御部は、前記算出部が管理する指紋と、前記タッチセンサへのタッチ操作を行う指の指紋との角度を算出し、前記タッチ操作を行う指の指紋に対応付けられた補正値を前記算出した角度で補正した新たな補正値を用いて、前記タッチ操作の方向を補正する。
タッチ操作を行う指は、常に同じ角度でタッチセンサにタッチするとは限らない。すなわち、タッチ操作を行う指は、補正値を算出したときとは異なる角度でタッチセンサに接触し、タッチ操作を行うことがある。このような特徴を有することで、補正値を算出したときの指の角度とタッチ操作を行う指との角度を用いて補正値を補正することで、タッチセンサに対する指の角度に変動があっても、好適な補正値を適用することができる。
以上説明した技術は、情報処理方法および情報処理プログラムとして把握することも可能である。
以下、実施形態について図面を参照してさらに説明する。以下の説明では、携帯端末装置の一例としてスマートフォンを採用する。図1は、実施形態に係るスマートフォンの外観の一例を示す図である。図1は、スマートフォン1の一方から見た外観(前面側の外観とする)と、他方から見た外観(背面側の外観とする)を例示する。図1では、矢印によって、スマートフォン1の前面側と背面側が入れ替えて配置され、例示される。スマートフォン1は、板状の筐体H1を有する。したがって、図1には描かれていないが、筐体H1の前面と背面との間の距離(厚み)は、前面または背面の外形寸法と比較して短い。図1で紙面に向かって上側が筐体H1の上側であり、紙面に向かって下側が筐体H1の下側であると仮定する。以下、本明細書において、筐体H1の上下方向をY方向、Y方向と直交する筐体H1の幅方向をX方向とも称する。
図1のように、筐体H1の前面には、ディスプレイ108が設けられる。さらに、ディスプレイ108の上側中央の位置にスピーカー106が設けられ、ディスプレイ108の下側中央の位置にはマイクロフォン107が設けられる。
筐体H1の背面には、背面センサ105をカバーする円形状の凹部H11が形成される。凹部H11、すなわち、背面センサ105が設けられる位置は、例えば、筐体H1を片手で把持し、把持した片手の指で背面センサ105を操作するときに、当該指が背面センサ105の斜め下方から背面センサ105に達する位置である。背面センサ105は、筐体H1の背面中央付近に形成された円形状の凹部H11の直下に配置されている。凹部H11をなす筐体H1の外壁が背面センサ105を被覆している。背面センサ105は、凹部H11をなす筐体H1の外壁を介して、指による接触を検出する。そこで、本実施形態では、背面センサ105と凹部H11をなす筐体H1の外壁とを含めて、指による操作を検出するセンサということができる。以下、背面センサ105が凹部H11をなす筐体H1の外壁を介して、指による接触を検出する場合も、単に、「背面センサ105が指による接触を検出する」という。筐体H1の背面が筐体H1外面での背面に相当する。
背面センサ105は、例えば、接触した指の指紋を検出したり、接触した指によるタッチ操作を検知する。タッチパネル109は、ディスプレイ108上に重畳して配置され、ユーザのタッチ操作を検知する。背面センサ105およびタッチパネル109がタッチ操作を検出する方式には限定はない。背面センサ105およびタッチパネル109がタッチ操作を検出する方式としては、例えば、静電容量方式や抵抗膜方式を挙げることができる。
スピーカー106は、スマートフォン1が再生する動画や音楽等の音声を出力する。スピーカー106は、さらに、スマートフォン1を用いた通話相手からの音声を出力する。マイクロフォン107は、音声の入力を受け付ける。スマートフォン1は、マイクロフォン107に入力された音声を、スマートフォン1を用いた通話相手に送信する。スマートフォン1は、スピーカー106とマイクロフォン107とによって、電話による通話を実現できる。
ディスプレイ108は、例えば、文字や画像等を表示する表示装置である。ディスプレイ108は、例えば、Liquid Crystal Display(LCD)、Plasma Display Panel(PDP)、Electroluminescence(EL)パネル、有機ELパネル等である。
図2は、実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。スマートフォン1は、Central Processing Unit(CPU)101、主記憶部102、補助記憶部103、通信部104および接続バスB1を含む。CPU101、主記憶部102、補助記憶部103および通信部104は、接続バスB1によって相互に接続されている。
CPU101は、マイクロプロセッサユニット(MPU)、プロセッサとも呼ばれる。CPU101は、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPU101がマルチコア構成を有していても良い。CPU101が実行する処理のうち少なくとも一部は、CPU101以外のプロセッサ、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、Graphics Processing Unit(GPU)、数値演算プロセッサ、ベクトルプロセッサ、画像処理プロセッサ等の専用プロセッサで行われても良い。また、CPU101が実行する処理のうち少なくとも一部は、集積回路(IC)、その他のディジタル回路によって実行されてもよい。また、CPU101の少なくとも一部にアナログ回路が含まれても良い。集積回路は、Large Scale Integrated circuit(LSI)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PL
D)を含む。PLDは、例えば、Field−Programmable Gate Array(FPGA)を含む。CPU101は、プロセッサと集積回路との組み合わせであっても良い。組み合わせは、例えば、マイクロコントローラユニット(MCU)、System−on−a−chip(SoC)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。スマートフォン1では、CPU101が補助記憶部103に記憶されたプログラムを主記憶部102の作業領域に展開し、プログラムの実行を通じて周辺装置の制御を行う。これにより、スマートフォン1は、所定の目的に合致した処理を実行することができる。主記憶部102および補助記憶部103は、スマートフォン1が読み取り可能な記録媒体である。
D)を含む。PLDは、例えば、Field−Programmable Gate Array(FPGA)を含む。CPU101は、プロセッサと集積回路との組み合わせであっても良い。組み合わせは、例えば、マイクロコントローラユニット(MCU)、System−on−a−chip(SoC)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。スマートフォン1では、CPU101が補助記憶部103に記憶されたプログラムを主記憶部102の作業領域に展開し、プログラムの実行を通じて周辺装置の制御を行う。これにより、スマートフォン1は、所定の目的に合致した処理を実行することができる。主記憶部102および補助記憶部103は、スマートフォン1が読み取り可能な記録媒体である。
主記憶部102は、CPU101から直接アクセスされる記憶部として例示される。主記憶部102は、Random Access Memory(RAM)およびRead
Only Memory(ROM)を含む。
Only Memory(ROM)を含む。
補助記憶部103は、各種のプログラムおよび各種のデータを読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶部103は外部記憶装置とも呼ばれる。補助記憶部103には、OS、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。OSは、通信部104を介して接続される外部装置等とのデータの受け渡しを行う通信インタフェースプログラムを含む。外部装置等には、例えば、コンピュータネットワーク等で接続された、他の情報処理装置および外部記憶装置が含まれる。なお、補助記憶部103は、例えば、ネットワーク上のコンピュータ群であるクラウドシステムの一部であってもよい。
補助記憶部103は、例えば、Erasable Programmable ROM(EPROM)、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive、SSD)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive、HDD)等である。
通信部104は、例えば、通信事業者が提供する電話通信網とのインタフェースである。通信部104は、携帯電話の電話通信網を介して外部の装置と通信を行う。また、通信部104は、Local Area Network(LAN)等のコンピュータネットワークとのインタフェースを含んでもよい。
<スマートフォン1の処理ブロック>
図3は、実施形態に係るスマートフォンの処理ブロックの一例を示す図である。スマートフォン1は、受付部11、制御部12および検知部13を備える。スマートフォン1は、主記憶部102に実行可能に展開されたコンピュータプログラムをCPU101が実行することで、上記スマートフォン1の、受付部11、制御部12および検知部13等の各部としての処理を実行する。
図3は、実施形態に係るスマートフォンの処理ブロックの一例を示す図である。スマートフォン1は、受付部11、制御部12および検知部13を備える。スマートフォン1は、主記憶部102に実行可能に展開されたコンピュータプログラムをCPU101が実行することで、上記スマートフォン1の、受付部11、制御部12および検知部13等の各部としての処理を実行する。
受付部11は、背面センサ105へのタッチ操作を検知する。受付部11は、例えば、ユーザの指が背面センサ105に接触(タッチ)してから背面センサ105から離れるまでの間における、背面センサ105上を指が移動する方向と移動量とを検知し、検知したタッチ操作の軌跡を補助記憶部103に記憶させる。受付部11は、補助記憶部103に記憶させたタッチ操作の軌跡の長さ(タッチ操作の移動量)が所定値以上である場合に当該タッチ操作はスライド操作であると判定する。受付部11は、スライド操作の軌跡に対して線形近似を行うことで、スライド操作の移動方向と移動量とを算出する。
制御部12は、受付部11が受け付けたスライド操作の移動方向と移動量とに応じて、ディスプレイ108に表示された画面のスクロールを行う。制御部12は、例えば、通知されたスライド操作の方向が上方向である場合には、ディスプレイ108に表示されてい
る画面を上方向にスクロールさせる。制御部12は、通知されたスライド操作の方向が下方向である場合には、ディスプレイ108に表示されている画面を下方向にスクロールさせる。
る画面を上方向にスクロールさせる。制御部12は、通知されたスライド操作の方向が下方向である場合には、ディスプレイ108に表示されている画面を下方向にスクロールさせる。
検知部13は、ディスプレイ108に上下方向のみにスクロール可能な画面が表示されていることを検知し、検知したことを算出部14に通知する。図4は、上下方向のみにスクロール可能な画面の一例を示す図である。図4では、スマートフォン1で稼働するウェブブラウザ上にウェブサイトW1が表示されている。ウェブサイトW1は、例えば、上下方向にニュース記事の見出しが一列に並んでいる。ウェブサイトW1は、上下方向にスクロール可能な一方で左右方向にはスクロールできないようになっている。図5は、任意の方向にスクロール可能な画面の一例を示す図である。図5では、スマートフォン1で地図アプリケーションが起動されており、ディスプレイ108には地図が表示されている。ディスプレイ108に表示された地図は、スライド操作によって、上下左右の任意の方向にスクロール可能である。検知部13は、例えば、ディスプレイ108に表示されている画面のスクロール可能な方向をOSが提供するAPIや画面表示を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)が提供するAPI等を介して取得すればよい。
算出部14は、背面センサ108に対するスライド操作の移動方向と、ユーザが意図したスクロール方向との差を算出する。例えば、ディスプレイ108に表示された画面が上下方向のみにスクロール可能である場合、ユーザによる背面センサ105へのスライド操作は上方向または下方向になると考えられる。そこで、算出部108は、検知部13が上下方向のみにスクロール可能な画面がディスプレイ108に表示されていることを検知すると、背面センサ105における上下方向と受付部11が受け付けたスライド操作の移動方向との角度を算出する。算出部14は、算出した角度を補正値として補助記憶部103に記憶させる。
算出部14は、背面センサ105の上下方向とスライド操作の移動方向との角度の算出を、上下方向のみにスクロール可能な画面がディスプレイ108に表示されている間において、スライド操作が行われるたびに実行してもよい。算出部14は、このように算出した複数の角度のうち、異常値(他の角度と大幅に異なる角度)を除いて平均値を算出し、算出した平均値を補正値として補助記憶部103に記憶させてもよい。
背面センサ105の上下方向とスライド操作の移動方向とのずれについて、図6を参照してさらに説明する。図6は、背面センサにおける上下方向とスライド操作の移動方向との差(ずれ)を例示する図である。図6において、起点1050は、ユーザが背面センサ105へのスライド操作を開始した位置を例示する。矢印1051は、背面センサ105の上方向、すなわちユーザが意図する方向を例示する。矢印1052は、ユーザによるスライド操作の移動方向を例示する。図6において、矢印1051と矢印1052とは、角度θのずれが生じている。このような“ずれ”は、背面センサ105に対してユーザの指は斜め下方から接触するため、指の構造上、ユーザが真上にスライド操作を行おうとしても実際のスライド操作の移動方向は斜め上方向となってしなうために生じる。算出部14は、矢印1051と矢印1052との角度θを算出し、算出した角度θを補正値として補助記憶部103に記憶させる。
制御部12は、算出部14によって算出された補正値が補助記憶部103に記憶されている場合、ユーザによるスライド操作の方向と移動量を補正値を用いて補正する。ユーザのスライド操作によるスライド方向と移動量とは、例えば、以下の(式1)のように、補正値θを用いた回転行列によって補正することができる。
(式1)において、θは算出部14が補助記憶部103に記憶させた補正値(角度)であり、dxはスライド操作のX方向への移動量、dyはスライド操作のY方向への移動量である。dx1は、(式1)による補正後のX方向への移動量であり、dy1は、(式1)による補正後のY方向への移動量である。すなわち、制御部12は、ユーザのスライド操作を示すベクトル(式1)で補正することで、ユーザの意図する方向と移動量を示す補正後ベクトルを算出することができる。
制御部12は、スライド操作の方向と移動量とを補正した補正後ベクトル(dx1、dy1)にしたがって、ディスプレイ108に表示された画面のスクロールを行う。なお、ユーザがスマートフォン1を持ち直したり、右手から左手に持ち替えたりすると、スライド操作の補正に好ましい補正値が変動することがある。そこで、制御部12は、背面センサ105に対する指の接触が所定時間以上無い場合には、補助記憶部103に記憶させた補正値を消去してもよい。
<処理フロー>
図7は、実施形態における処理フローの一例を示す図である。以下、図7を参照して、実施形態における処理フローの一例について説明する。
図7は、実施形態における処理フローの一例を示す図である。以下、図7を参照して、実施形態における処理フローの一例について説明する。
T1では、受付部11は、背面センサ105に対するユーザのスライド操作を検知すると、スライド操作の移動方向と移動量とを算出する。
T2では、検知部13は、ディスプレイ108に上下方向にのみスクロール可能な画面が表示されているか否かを判定する。表示されている場合(T2でYES)、処理はT3に進められる。表示されていない場合(T2でNO)、処理はT6に進められる。
T3では、算出部14は、補正値を算出する。算出部14は、例えば、背面センサ105の上下方向と、ユーザが行ったスライド操作の方向との間の角度を補正値として算出する。算出部14は、算出した補正値を補助記憶部103に記憶させる。
T4では、制御部12は、T3で記憶された補正値を基に、背面センサ105に対してユーザが行ったスライド操作の方向と移動量の補正して補正後ベクトルを算出する。この補正は、例えば、上記(式1)によって行うことができる。
T5では、制御部12は、T4の補正で算出した補正後ベクトルにしたがって、画面のスクロールを行う。
T6では、制御部12は、補助記憶部103に補正値が記憶されているか否かを判定する。補正値が記憶されている場合(T6でYES)、処理はT4に進められる。補正値が記憶されていない場合(T6でNO)、処理はT7に進められる。
T7では、制御部12は、T1で受付部11が受け付けたスライド操作の移動方向と移動量とにしたがって、画面のスクロールを行う。
<実施形態の作用効果>
実施形態では、ディスプレイ108に、図4に例示する画面のような上下方向のみにスクロール可能な画面が表示されているときに、背面センサ105の上下方向とユーザによるスライド操作の移動方向とのなす角を補正値として算出し、算出した補正値を基に、スライド操作の移動方向と移動量とを補正する。このような補正により、図5に例示する画面のような任意の方向にスクロール可能な画面がディスプレイ108に表示されている場合であっても、ユーザの意図通りの方向と移動量で画面をスクロールさせることができる。
実施形態では、ディスプレイ108に、図4に例示する画面のような上下方向のみにスクロール可能な画面が表示されているときに、背面センサ105の上下方向とユーザによるスライド操作の移動方向とのなす角を補正値として算出し、算出した補正値を基に、スライド操作の移動方向と移動量とを補正する。このような補正により、図5に例示する画面のような任意の方向にスクロール可能な画面がディスプレイ108に表示されている場合であっても、ユーザの意図通りの方向と移動量で画面をスクロールさせることができる。
<第1変形例>
背面センサ105に対する指の進入角度が指ごとに異なることで、スライド操作の移動方向と移動量の補正に好適な補正値が異なると考えられる。そこで、第1変形例では、補正値を指と対応付けて管理し、スライド操作を行う指に対応する補正値を用いて補正を行う構成について説明する。以下の説明において、実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
背面センサ105に対する指の進入角度が指ごとに異なることで、スライド操作の移動方向と移動量の補正に好適な補正値が異なると考えられる。そこで、第1変形例では、補正値を指と対応付けて管理し、スライド操作を行う指に対応する補正値を用いて補正を行う構成について説明する。以下の説明において、実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8は、第1変形例に係るスマートフォンの処理ブロックの一例を示す図である。第1変形例に係るスマートフォン1aは、受付部11、制御部12および算出部14に代えて受付部11a、制御部12aおよび算出部14aを備えるとともに、管理テーブル15をさらに備える点で、実施形態に係るスマートフォン1とは異なる。
受付部11aは、受付部11の処理に加えて、背面センサ105にタッチした指の指紋を検出する。受付部11aは、検出した指紋と、算出したスライド操作の移動方向および移動量とを対応付けて、補助記憶部103に記憶させる。
算出部14aは、算出部14の処理に加えて、算出した補正値を受付部11aが検出した指紋と対応付けて、管理テーブル15に記憶させる。
管理テーブル15は、指紋と補正値とを対応付けて管理するテーブルである。図9は、第1変形例に係る管理テーブルの一例を示す図である。図9に例示される管理テーブル15は、「指紋」および「補正値」の各項目を含む。「指紋」には、背面センサ105にタッチした指の受付部11aが受け付けた指紋を示す情報が格納される。指紋を示す情報は、背面センサ105によって読み取った指紋のイメージデータであってもよいし、指紋の特徴量であってもよい。また、指紋のイメージデータや特徴量に対応付けたIDであってもよい。「補正値」には、算出部14aが算出した補正値が格納される。
制御部12aは、スライド操作を行う指の指紋に対応する補正値を管理テーブル15から読み出し、読み出した補正値を用いて補正後ベクトルを算出する点で、制御部12とは異なる。
図10は、第1変形例に係るスマートフォンの処理フローの一例を示す図である。以下、図10を参照して、第1変形例に係るスマートフォン1aの処理フローの一例について説明する。
T1aでは、受付部11aは、背面センサ105に対するユーザのスライド操作を検知すると、スライド操作の移動方向と移動量とを算出する。受付部11aは、さらに、背面センサ105に対するスライド操作を行った指の指紋を検知する。
T3aでは、算出部14aは、補正値を算出するとともに、算出した補正値をT1aで受付部11aが検知した指紋と対応付けて管理テーブル15に記憶させる。
T6aでは、制御部12aは、T1aで受付部11aが検知した指紋に対応する補正値が管理テーブル15に記憶されているか否かを判定する。補正値が記憶されている場合(T6aでYES)、処理はT4に進められる。補正値が記憶されていない場合(T6aでNO)、処理はT7に進められる。
第1変形例では、指紋と補正値とを対応付けて管理テーブル15に記憶させる。そのため、第1変形例によれば、スライド操作を行う指ごとに好適な補正値を適用することができる。
<第2変形例>
第1変形例では、指紋と補正値とを管理テーブル15に記憶させることで、スライド操作を行う指ごとに好適な補正値を適用する。ここで、背面センサ105へのスライド操作を行う指が同じであっても、背面センサ105に向かう指の角度が変動することで、好適な補正値が変わることが考えられる。第2変形例では、指の角度が変動した場合に補正値を補正する処理について説明する。以下の説明では、実施形態や第1変形例と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1変形例では、指紋と補正値とを管理テーブル15に記憶させることで、スライド操作を行う指ごとに好適な補正値を適用する。ここで、背面センサ105へのスライド操作を行う指が同じであっても、背面センサ105に向かう指の角度が変動することで、好適な補正値が変わることが考えられる。第2変形例では、指の角度が変動した場合に補正値を補正する処理について説明する。以下の説明では、実施形態や第1変形例と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図11は、第2変形例に係るスマートフォンの処理ブロックの一例を示す図である。図11に例示されるスマートフォン1bは、制御部11aおよび管理テーブル15に代えて、制御部11bおよび管理テーブル15aを備える点で、第1変形例に係るスマートフォン1aとは異なる。
管理テーブル15aは、図9に例示される管理テーブル15と同様に、「指紋」および「補正値」の各項目を含む。ここで、管理テーブル15aは、管理テーブル15とは異なり、「指紋」には受付部11aが検知した指紋のイメージデータまたは当該イメージデータを示す情報を少なくとも格納する点で、管理テーブル15とは異なる。
制御部11bは、例えば、受付部11aが検知した指紋と特徴量が一致する指紋を管理テーブル15aから抽出し、抽出した指紋と、受付部11aが検知した指紋とのずれ(角度)を基に補正値の補正を行う点で、制御部11aとは異なる。
図12は、第2変形例において、管理テーブルに記憶された指紋と背面センサにスライド操作を行った指の指紋のずれを例示する図である。図12において、点線で示した指紋F1が管理テーブル15aから抽出した指紋、実線で示した指紋F2が受付部11aが検知した指紋であるものとする。図12において、指紋F1と指紋F2の角度のずれはΔθとなる。そのため、制御部11bは、管理テーブル15aに記憶された補正値がθであるとすると、補正値θにΔθを加算して、補正後の補正値とする。制御部11bは、補正後の補正値を(式1)に代入することで、スライド操作の移動方向と移動量の補正を行う。
第2変形例によれば、補正値を算出したときと指の角度が異なる場合でも、好適な補正値を算出することができる。
<第3変形例>
実施形態では、算出部14は、上下方向のみにスクロール可能な画面に対する操作が行われたときに補正値を算出する。第3変形例では、算出部14が、上下方向のみに操作方向が限定されるインタフェースに対する操作が行われるときに補正値を算出する構成について説明する。
実施形態では、算出部14は、上下方向のみにスクロール可能な画面に対する操作が行われたときに補正値を算出する。第3変形例では、算出部14が、上下方向のみに操作方向が限定されるインタフェースに対する操作が行われるときに補正値を算出する構成について説明する。
図13は、上下方向のみに操作方向が限定されたインタフェースの一例を示す図である。図13では、音量を調節するインタフェースC1が例示されており、インタフェースC1では、スライダC11を上下方向にスライドさせることで、スピーカー106が出力する音の音量を調節することができる。スライダC11に対する操作をユーザが行う場合、ユーザの意図する操作方向は上下方向であると考えられる。そのため、算出部14は、実施形態と同様に、スライダC11に対して操作を行うスライド操作の方向と、背面センサ105の上下方向との角度を算出し、算出した角度を補正値として補助記憶部103に記憶させればよい。
<第4変形例>
実施形態では、算出部14は、上下方向のみにスクロール可能な画面に対する操作が行われたときに補正値を算出する。第4変形例では、算出部14が、上下方向以外の所定方向のみに操作方向が限定される画面やインタフェースに対する操作が行われるときに補正値を算出する構成について説明する。
実施形態では、算出部14は、上下方向のみにスクロール可能な画面に対する操作が行われたときに補正値を算出する。第4変形例では、算出部14が、上下方向以外の所定方向のみに操作方向が限定される画面やインタフェースに対する操作が行われるときに補正値を算出する構成について説明する。
図14は、左右方向にのみスクロール可能な画面の一例を示す図である。図14では、スマートフォン1において、複数のアイコンを配置したホーム画面が例示される。図14では、スマートフォン1の左右方向にスクロール可能なホーム画面C2のうち、左にスクロールした画面と右にスクロールした画面とが、矢印によって入れ替えて配置される。このようなホーム画面C2に対する操作をユーザが行う場合、ユーザの意図する操作方向は左右方向であると考えられる。そのため、算出部14は、ホーム画面C2に対して操作を行うスライド操作の方向と、背面センサ105の左右方向との角度を算出し、算出した角度を補正値として補助記憶部103に記憶させればよい。
図15は、左右方向のみに操作方向が限定されたインタフェースの一例を示す図である。図15では、ディスプレイ108の輝度を調節するインタフェースC3が例示されており、インタフェースC3では、スライダC31を左右方向にスライドさせることで、ディスプレイ108の輝度を調節することができる。スライダC31に対する操作をユーザが行う場合、ユーザの意図する操作方向は左右方向であると考えられる。そのため、算出部14は、スライダC31に対して操作を行うスライド操作の方向と、背面センサ105の左右方向との角度を算出し、算出した角度を補正値として補助記憶部103に記憶させればよい。
以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ組み合わせることができる。
<<コンピュータが読み取り可能な記録媒体>>
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させる情報処理プログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させる情報処理プログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等か
ら取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、Compact Disc Read Only Memory(CD−ROM)、Compact Disc−Recordable(CD−R)、Compact Disc−ReWriterable(CD−RW)、Digital Versatile Disc(DVD)、ブルーレイディスク(BD)、Digital Audio Tape(DAT)、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。
ら取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、Compact Disc Read Only Memory(CD−ROM)、Compact Disc−Recordable(CD−R)、Compact Disc−ReWriterable(CD−RW)、Digital Versatile Disc(DVD)、ブルーレイディスク(BD)、Digital Audio Tape(DAT)、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。
1、1a、1b・・・スマートフォン
11、11a・・・受付部
12、12a、12b・・・制御部
13・・・検知部
14、14a・・・算出部
15、15a・・・管理テーブル
101・・・CPU
102・・・主記憶部
103・・・補助記憶部
104・・・通信部
105・・・背面センサ
106・・・スピーカー
107・・・マイクロフォン
108・・・ディスプレイ
109・・・タッチパネル
B1・・・接続バス
C1、C3・・・インタフェース
C11、C31・・・スライダ
C2・・・ホーム画面
H1・・・筐体
H11・・・凹部
11、11a・・・受付部
12、12a、12b・・・制御部
13・・・検知部
14、14a・・・算出部
15、15a・・・管理テーブル
101・・・CPU
102・・・主記憶部
103・・・補助記憶部
104・・・通信部
105・・・背面センサ
106・・・スピーカー
107・・・マイクロフォン
108・・・ディスプレイ
109・・・タッチパネル
B1・・・接続バス
C1、C3・・・インタフェース
C11、C31・・・スライダ
C2・・・ホーム画面
H1・・・筐体
H11・・・凹部
Claims (5)
- 表示部と、
前記表示部の背面に設けられ、タッチ操作を検出するタッチセンサと、
操作方向が所定方向に限定されたインタフェースが前記表示部に表示されたことを検知する検知部と、
前記タッチセンサが検出した前記インタフェースに対するタッチ操作の操作方向と前記所定方向とを基に、前記操作方向を前記所定方向に補正する補正値を算出する算出部と、
前記タッチ操作の方向を前記補正値を用いて補正した方向に前記インタフェースを移動させる制御部と、を備える、
携帯端末装置。 - 前記タッチセンサは、さらに、タッチ操作を行う指の指紋を検出し、
前記算出部は、前記タッチ操作を行う指の指紋と前記補正値とを対応付けて管理し、
前記制御部は、前記タッチ操作を行う指の指紋に対応付けられた補正値を用いて、前記タッチ操作の方向を補正する、
請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記制御部は、前記算出部が管理する指紋と、前記タッチセンサへのタッチ操作を行う指の指紋との角度を算出し、前記タッチ操作を行う指の指紋に対応付けられた補正値を前記算出した角度で補正した新たな補正値を用いて、前記タッチ操作の方向を補正する、
請求項2に記載の携帯端末装置。 - 表示部と、前記表示部の背面に設けられ、タッチ操作を検出するタッチセンサとを備える情報処理装置が、
操作方向が所定方向に限定されたインタフェースが前記表示部に表示されたことを検知し、
前記タッチセンサが検出した前記インタフェースに対するタッチ操作の操作方向と前記所定方向とを基に、前記操作方向を前記所定方向に補正する補正値を算出し、
前記タッチ操作の方向を前記補正値を用いて補正した方向に前記インタフェースを移動する、
情報処理方法。 - 表示部と、前記表示部の背面に設けられ、タッチ操作を検出するタッチセンサとを備える情報処理装置に、
操作方向が所定方向に限定されたインタフェースが前記表示部に表示されたことを検知させ、
前記タッチセンサが検出した前記インタフェースに対するタッチ操作の操作方向と前記所定方向とを基に、前記操作方向を前記所定方向に補正する補正値を算出させ、
前記タッチ操作の方向を前記補正値を用いて補正した方向に前記インタフェースを移動させる、
情報処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019146422A JP2021026673A (ja) | 2019-08-08 | 2019-08-08 | 携帯端末装置、情報処理方法および情報処理プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2021026673A true JP2021026673A (ja) | 2021-02-22 |
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ID=74663096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019146422A Pending JP2021026673A (ja) | 2019-08-08 | 2019-08-08 | 携帯端末装置、情報処理方法および情報処理プログラム |
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JP (1) | JP2021026673A (ja) |
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- 2019-08-08 JP JP2019146422A patent/JP2021026673A/ja active Pending
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