JP2021023963A - 板金曲げ加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、長尺で重量がある板金に於いて、両端に溝部を形成させる曲げ加工を行う場合、板金を反転させることなく曲げ加工が行え、且つ、腰折れが生じる恐れもなくなると共に、作業員が少なくても安全に曲げ加工が行える板金曲げ加工方法を提供することを目的とする。【解決手段】ワークWの両端に、少なくとも溝部W1が形成されるように、パンチ1とダイ2によって曲げ加工を行う際、途中工程に於いて、パンチ1を下方に、ダイ2を上方に取付けて曲げ加工が行われる板金曲げ加工方法と成す。又、ワークWの両端を略コの字状に形成し、その後、両端が溝部W1になるように、パンチ1を下方に、ダイ2を上方に、取付けて曲げ加工が行われる板金曲げ加工方法と成しても良く、パンチ1を下方に、ダイ2を上方に、取付けた後、上下移動可能な支持機3によって、ワークWの端部を支持しながら曲げ加工が続行される板金曲げ加工方法と成すのが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は長尺で重量がある板金を折り曲げて、配電盤,制御盤,防音ボックス,屋外収納箱等の板状部品を形成する板金曲げ加工方法に関する。
図2に示すケース用の板状部品(長さ4m、重量200Kg)を製作する場合、従来の加工方法は、一方の側面をパンチ(1)とダイ(2)によって、図3(a)のように曲げ、更に図3(b)のように曲げて折返し部(W2)を形成させると共に、溝幅を確保して、図3(c)、図3(d)のように曲げ工程を行って略コの字状に形成しておく。
その後、ワーク(W)を移動させ、そのワーク(W)の他方の側面をパンチ(1)とダイ(2)によって曲げ、上記同様に図3(a)、図3(b)の曲げ工程を行って折返し部(W2)を形成し、図3(c)、図3(d)の曲げ工程を行って両側面が略コの字状に形成されると、図3(e)のような仕掛り品となる。この仕掛り品は吸盤等で移動されて一旦保管される。
その後、仕掛り品は吸盤等で吊上げ、仕掛り品の裏面側が表面になるように、4人以上の作業員の人力で反転し、一方の端部をセットして図3(f)のように曲げ工程を行うと、他方の端部が上方へ持ち上がるので、ワーク(W)が腰折れし易くなるため、複数の作業員がワーク(W)を支持しながら曲げ工程が行われていた。次に他方の端部も上記同様にセットして図3(g)のように曲げ工程を行う。すると、両端に溝部(W1)が形成されて、図3(h)のような板状部品が完成するのである。
しかしながら、前記仕掛り品を反転させる場合、反転機がないため、複数(4人以上)の作業員の人力によって反転作業が行わなければならず、複数の作業員の息が合わないと、ワーク(W)の重量が200Kgあるため、危険な作業であった。
またワーク(W)の次の曲げ工程を行う場合、従来の追従機が使用できないので、クレーン等で吊下させながら曲げ工程を行うことが考えられる。しかしながら、クレーンによる吊下作業は、加工する曲げ角度や位置の変化により、その都度吊下位置を変えて安定させる必要があり、その吊下作業は経験が必要であると共に面倒で且つ多くの時間が掛るものであった。このため、複数の作業員がワーク(W)を人力で支持しながら作業を行うのが現状であった。尚、図3(a)〜図3(d)の工程が行われる際は、ワーク(W)の平らな裏面を追従機によって支持することができるが、図3(f)の工程を行う場合には、ワーク(W)の裏面に突出部があるので、従来の追従機では、腰折れしないように安定した支持ができなかった。このため、複数の作業員の人力が必要であった。
尚、本願の曲げ加工方法と着眼点が異なるものとして、特開平5−309419号が提案されている。これは両端が折り返された側面を有する板金を、所定の折り曲げ部で側面が内側に入る方向に折り曲げるものである。その目的は、板金の曲げ加工方法に於いて、取扱い時の板金の変形を防止するためのものである。
特開平5−309419号公報
本発明は、長尺で重量がある板金に於いて、両端に溝部を形成させる曲げ加工を行う場合、板金を反転させることなく曲げ加工が行え、且つ、腰折れが生じる恐れもなくなる板金曲げ加工方法を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、作業員が少なくても安全に曲げ加工が行える板金曲げ加工方法を提供するにある。
本発明は上記現状に鑑み成されたものであり、つまり、ワークの両端に、少なくとも溝部が形成されるように、パンチとダイによって曲げ加工を行う際、途中工程に於いて、パンチを下方に、ダイを上方に取付けて曲げ加工が行われる板金曲げ加工方法と成す。
又、ワークの両端を略コの字状に形成し、その後、両端が溝部になるように、パンチを下方に、ダイを上方に、取付けて曲げ加工が行われる板金曲げ加工方法と成しても良く、更にパンチを下方に、ダイを上方に、取付けた後、上下移動可能な支持機によって、ワークの端部を支持しながら曲げ加工が続行される板金曲げ加工方法と成すのが好ましい。
請求項1のようにワーク(W)の両端に、少なくとも溝部(W1)が形成されるように、パンチ(1)とダイ(2)によって曲げ加工を行う際、途中工程に於いて、パンチ(1)を下方に、ダイ(2)を上方に取付けて曲げ加工が行われる板金曲げ加工方法とすることにより、従来行われていた曲げ方向が反対な板金のワーク(W)であっても、そのワーク(W)を反転させることなく曲げ加工が安全に行え、且つ、腰折れが生じる恐れもなくなる。
請求項2のようにワーク(W)の両端を略コの字状に形成し[図1(e)、図3(e)参照]、その後、両端が溝部(W1)になるように、パンチ(1)を下方に、ダイ(2)を上方に、取付けて曲げ加工が行われる板金曲げ加工方法と成すことにより、請求項1と同様な効果が得られる。
請求項3に示すようにパンチ(1)を下方に、ダイ(2)を上方に、取付けた後、上下移動可能にワーク(W)を支持できる支持機(3)によって、ワーク(W)の端部が支持されながら曲げ加工を続行させることにより、作業員が少なくても安全な曲げ加工が行える。
本発明方法の加工工程を示す説明図である。 本実施形態で形成した板状部品を示す斜視図である。 従来方法の加工工程を示す説明図である。
本発明方法の実施形態を図1に基づいて説明する。先ず始めに図中の番号について説明すると、(W)は長尺で重量のある鉄板やステンレス板などの板金であるワークであり、該ワーク(W)としては、長さが4m前後で、重量が200Kg前後のものであり、これは図1(h)の板状部品(図2参照)を製作するためのものである。(W1)は両端に形成された溝部であり、(W2)は折返し部である。尚、本発明で言う「長尺」とは、2m以上のものを指し、本発明で言う「重量のある」とは、20Kg以上のものを指すものとする。
(1)は長尺で重量のある鉄板を曲げ加工するためのパンチであり、該パンチ(1)は上方に取付けられている。(2)はパンチ(1)と対向させて下方に取付けられたダイである。(3)はワーク(W)を支持するための支持機であり、該支持機(3)には、上下移動する支持台がある。
次に本発明方法の曲げ工程を図1に基づいて説明する。先ず始めに、一方の側面をパンチ(1)とダイ(2)によって、図1(a)のように曲げ、更に図1(b)のように曲げて折返し部(W2)を形成させると共に、溝幅を確保して、図1(c)、図1(d)のように曲げ工程を行って略コの字状に形成させる。その後、ワーク(W)を移動させ、そのワーク(W)の他方の側面をパンチ(1)とダイ(2)によって曲げ、上記同様に図1(a)、図1(b)の曲げ工程を行って折返し部(W2)を形成し、図1(c)、図1(d)の曲げ工程を行って両側面が略コの字状に形成されると、図1(e)のような仕掛り品となる。この仕掛り品は吸盤等で移動されて、近くの場所で一旦保管される。ここ迄の曲げ工程は、従来の曲げ工程と同一である。
次にパンチ(1)とダイ(2)を交換する。つまり、新たなパンチ(1)を下側に、新たなダイ(2)を上側に取付ける。そして、支持機(3)を配置した後、仕掛り品を吸盤等で吊上げて、その一方の端部をセットして図1(f)のように曲げ工程を行って溝部(W1)を形成させる。この時、ワーク(W)の他方の端部は、支持機(3)の支持台によって支持される。この支持台は曲げ角度に対応して図中の矢印のように下降する。
図1(f)の曲げ工程が終了すると、前記支持台が元の位置に上昇され、ワーク(W)が水平状態になる。
その後、ワーク(W)が水平状態であるため、吸盤等でワーク(W)を吊下させて、他方の端部を、上記同様にセットして図1(g)のように曲げ工程を行って溝部(W1)を形成させる。すると、前記支持台が元の位置に上昇され、ワーク(W)が水平状態になる。
その後、ワーク(W)を吸盤等で所定の場所へ移動させて、保管すれば図1(h)のように板状部品が完成され、この完成品を積重して保管し、次の工程へ繋げる。
次に本発明方法の作用について説明する。先ず図1(h)に示す板状部品を製作する場合、図1(e)の仕掛り品から曲げ工程を行うに当り、従来の如き仕掛り品の表裏を反転させることが不要となり、多くの作業員を集めなくても良くなると共に危険な作業がなくなるため、コストダウンが可能となり、且つ安全で作業効率が向上する曲げ加工が可能となる。
又、図1(f)や図1(g)のように支持機(3)を用いて曲げ工程を行うと、ワーク(W)の端部が下降するので、ワーク(W)の腰折れの心配がなくなるため、複数の作業員が不要となり、且つ、従来の如きワーク(W)を人力で支持する危険な作業がなくなる。
更に支持機(3)を用いて曲げ工程を行うと、ワーク(W)の水平状態が確保し易くなるため、吸盤等によるワーク(W)の移動が多く行えるので、板状部品の生産性が向上する。
1 パンチ
2 ダイ
3 支持機
W ワーク
W1 溝部

Claims (3)

  1. ワーク(W)の両端に、少なくとも溝部(W1)が形成されるように、パンチ(1)とダイ(2)によって曲げ加工を行う際、途中工程に於いて、パンチ(1)を下方に、ダイ(2)を上方に取付けて曲げ加工が行われることを特徴とする板金曲げ加工方法。
  2. ワーク(W)の両端を略コの字状に形成し、その後、両端が溝部(W1)になるように、パンチ(1)を下方に、ダイ(2)を上方に、取付けて曲げ加工が行われることを特徴とする板金曲げ加工方法。
  3. 前記パンチ(1)を下方に、前記ダイ(2)を上方に、取付けた後、上下移動可能な支持機(3)によって、前記ワーク(W)の端部を支持しながら曲げ加工が続行される請求項1又は2記載の板金曲げ加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021045767A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 株式会社たつみ電機製作所 板金曲げ加工に於けるワーク支持機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61172610U (ja) * 1985-04-13 1986-10-27

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