JP2021021380A - エアインテークホース - Google Patents

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弘記 吉野
Hiroki Yoshino
弘記 吉野
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Abstract

【課題】車両のエンジンに空気を送るためのエアインテークホースにおいて、蛇腹部の蛇腹の数を減らしても柔軟性を確保できるようにする。【解決手段】車両のエンジンに空気を送るためのエアインテークホース1は、流入口20側がエアクリーナに連結され、送出口30側がターボチャージャーに連結される。エアインテークホース1には、柔軟性を確保するため蛇腹部10が設けられている。蛇腹部10は、山部14と谷部12とを繰り返す蛇腹状に形成されている。蛇腹部10は、谷部12の肉厚が山部の肉厚よりも薄く形成されている。谷部12の肉厚が山部の肉厚よりも薄くされることで、蛇腹部10の蛇腹の数を減らしても柔軟性が確保される。【選択図】 図1

Description

本開示は、トラック等の車両においてエンジンに空気を送るためのエアインテークホースに関する。
車両のエンジンに空気を送るためのエアインテークホースには、柔軟性を持たせるため蛇腹部が設けられている(例えば下記特許文献1を参照)。蛇腹部を設けることで、エアインテークホースがエンジンロールなどエンジンの動き(変位)に追従できるようになっている。蛇腹部では、一般的に、蛇腹の数が多いほど、柔軟性が大きくなる。
特開2012−180800号公報
エアインテークホースに他の部品(例えばエアサクションラインのニップル,湿度センサー,温度センサー,エアフローセンサーなど)を取り付けることがある。一方、蛇腹部はエンジンの変位に追従する部位である。したがって、エアインテークホースに他の部品をレイアウトする際には蛇腹部により制約を受ける。最近、他の部品をエアインテークホースに取り付ける位置の見直しがあり、エアインテークホースの開発が求められている。しかし、蛇腹部はエアダクト側の部品(例えばエアクリーナ)とエンジン側の部品(例えばターボチャージャー)とを繋ぐ必要があるため、必要な長さが決まっている。また、蛇腹部の蛇腹の数を減らせば他の部品のレイアウトに関する自由度は上がるが、単に蛇腹の数を減らすだけでは柔軟性が確保出来なくなってしまう場合がある。
本発明は、このような課題に鑑み案出されたもので、蛇腹の数を減らしても柔軟性を確保できるエアインテークホースを開示することを目的とする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)本発明のエアインテークホースは、車両のエンジンに空気を送るためのエアインテークホースであって、山部と谷部とを繰り返す蛇腹状に形成された蛇腹部を備えており、前記谷部の肉厚を前記山部の肉厚よりも薄く形成させたことを特徴とする。
本発明のエアインテークホースでは、谷部の肉厚を山部の肉厚よりも薄くすることで柔軟性を確保できる。このため、蛇腹部の蛇腹の数を減らしても柔軟性は維持される。
本発明によれば、蛇腹の数を減らしても柔軟性を確保できる。このため、柔軟性を維持しつつ他の物品のレイアウトの自由度を向上させることができる。
実施形態に係るエアインテークホースを示す側面図である。 図1のA部分における拡大断面図である。
図面を参照して、実施形態としてのエアインテークホースについて説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.装置構成]
図1は、本実施形態のエアインテークホース1を示す側面図であり、一部を切り欠いた断面図で示している。図2はエアインテークホース1の一部(図1の一点鎖線で囲む部分A)の拡大断面図である。なお、図2では、エアインテークホース1の蛇腹部10の一部のみを抽出して示し、他の部分を省略している。
エアインテークホース1は、例えばトラックなど大型の車両に搭載されたエンジン(図示せず)に空気を供給するために設けられている。トラックでは、キャブの上部や後部に取り付けられた吸気ダクトを介して大気中の空気が吸入され、吸入された空気が図示しないエアクリーナで浄化されてエアインテークホース1を通じて図示しないターボチャージャーに送り込まれる。そして、空気がエンジンに供給されるようになっている。
エアインテークホース1は、例えばゴムなど弾性材料からなる中空管状体で形成されており、屈曲部15にて略L字型に屈曲成形されている。エアインテークホース1の空気流入側には、図示しないエアクリーナが連結される流入口20が設けられており、エンジン側(空気流出側)には、図示しないターボチャージャーが連結される送出口30が設けられている。流入口20(空気流入側)から取り込まれた空気は、エアインテークホース1の中空の空間を通って送出口30からエンジン側(空気流出側)へ送給される。図1の黒塗り矢印は空気の流れる方向を示している。
エアインテークホース1には、流入口20と屈曲部15との間に蛇腹部10が設けられている。蛇腹部10は、エンジンロールなどエンジンの動きに起因する変位に対する柔軟性(追従性)を確保するために設けられている。蛇腹部10は、エアインテークホース1の軸方向に沿って山部14と谷部12とが繰り返し設けられた蛇腹状に形成されており、この蛇腹状の形状により軸方向および径方向に変位できるようになっている。なお、エアインテークホース1の軸方向はエアインテークホース1の径に直交する方向である。
山部14と谷部12とは、蛇腹部10(エアインテークホース1)の壁部である。山部14は周方向に沿って谷部12よりも径方向外側へ突出して円環状に形成されている。谷部12は周方向に沿って山部14よりも径方向内側へ凹んで円環状に形成されている。
エアインテークホース1は、流入口20側が図示しないエアクリーナに連結され、送出口30側が図示しないターボチャージャーに連結されているが、蛇腹部10を有することでエンジンロールなどエンジンの動きに追従できるようになっている。
また、屈曲部15には複数の突状リブ17が形成されており、屈曲部15の耐負圧性(強度)を高めている。
図2に示すように、蛇腹部10では、谷部12の肉厚T1が山部14の肉厚T2よりも薄く形成されている。谷部12の肉厚T1を山部14の肉厚T2よりも薄くすることで、蛇腹部10の柔軟性を確保している。谷部12の肉厚T1は、所望の柔軟性が得られるようにシミュレーションや実験などにより設定される。
山部14の肉厚T2は、谷部12の肉厚T1よりも厚く設定される。蛇腹部10(エアインテークホース1)には、空気の吸入時の負圧に対する耐負圧性や外力に対する強度も要求されるので、山部14の肉厚T2は、所望の耐負圧性や強度を確保し得る厚さに設定されるとよい。
また、谷部12と山部14との間の連設部13の肉厚は、山部14から谷部12へ向かって漸次減少させており、肉厚の異なる谷部12と山部14とをスムースにつなげている。
[2.作用]
上述のエアインテークホース1によれば、谷部12の肉厚T1が山部14の肉厚T2よりも薄いことで蛇腹部10の柔軟性が確保されている。また、谷部12の肉厚T1のみを薄くして柔軟性を維持する構成であり、山部14の肉厚T1は薄くしないので、山部14により耐負圧性や強度を確保できる。
このため、例えば、谷部12と山部14の肉厚が均一な五山の蛇腹部を有する従来の構成と比較して同等の柔軟性(追従性),耐負圧性,強度を確保しつつ、蛇腹の数を減らすことが可能となる。その結果、蛇腹の数を減らせることにより、他の部品の取り付けスペースが増大し、他の部品のレイアウトに関する自由度が向上する。
なお、蛇腹の数とは山部14(または谷部12)の個数であり、図1では蛇腹の数が四山の蛇腹部10が示されている。
[3.効果]
(1)上述したエアインテークホース1では、谷部12の肉厚T1を山部14よりも薄く形成されることで、蛇腹の数を減らしても柔軟性を確保できる。このため、柔軟性を維持しつつ他の物品のレイアウトの自由度を向上させることができる。
[4.その他]
上述したエアインテークホース1は一例であって、上述したものに限られない。
例えば、エアインテークホース1は、上述したエアクリーナとターボチャージャーとの間に配設されたホースに限らず、車両に搭載されたエンジン(図示せず)に空気,水,オイル等を供給するための供給系の何れの箇所に配設されたホース若しくはプラスチックダクトであってもよい。
また、谷部12の肉厚T1が山部14の肉厚T2よりも薄く形成されてさえいれば、エアインテークホース1の管の長さや太さ、蛇腹の数、谷部12と山部14との肉厚の寸法など具体的な構成は特に限定されない。
エアインテークホース1を適用する車両はトラックに限らず、どのような種類の車両であってもよい。
1 エアインテークホース
10 蛇腹部
12 谷部
13 連設部
14 山部
15 屈曲部
17 突状リブ
20 流入口
30 送出口
T1 谷部の肉厚
T2 山部の肉厚

Claims (1)

  1. 車両のエンジンに空気を送るためのエアインテークホースであって、山部と谷部とを繰り返す蛇腹状に形成された蛇腹部を備えており、
    前記谷部の肉厚を前記山部の肉厚よりも薄く形成させたことを特徴とするエアインテークホース。
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