JP2021018593A - 車両用情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両内で、推論モデルを使用した推論を行って画像から人物や行動などの検出処理を行う際の判定精度を向上させる。【解決手段】車両に設置されたカメラから画像を取得する画像取得部101と、画像取得部101で取得した画像を保存する画像記憶部151と、特性の異なる複数の推論モデルの中から、車両の周囲環境に最適な推論モデルを選択するモデル選択部130と、モデル選択部130で選択された推論モデルによる推論の精度を算出する精度算出制御部111とを備える。モデル選択部130は精度算出制御部111で出力された推論の精度に応じて、画像の推論処理に使用する推論モデルを切替えるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用情報処理装置に関する。
近年のAI(Artificial Intelligence)画像認識技術、特にディープラーニングの技術の進歩により、予め学習させた推論モデルを使用して推論させることで、カメラが撮影した画像から、特定の物体や人物を検出したり、特定の行動を検出することを、高精度に行うことが可能になっている。
推論モデルを使用して推論を行う際には、検出する用途に応じた教師データを準備し、推論モデルを構築することで様々な推論が可能になる。例えば、車両(電車やバス等)のような周囲環境が随時変動する環境においては、単一の推論モデルを使用し続けた場合、推論モデルと適合しない場面において推論結果の精度が低下してしまう。
ここで、推論の精度低下とは、取得した画像の周囲環境と教師データの周囲環境が異なることにより、特定の対象の検出有無を示す確率が期待する値を出せていないことをいう。推論の精度が低下している状態では、誤判定を行う可能性が高くなってしまう。通常、推論の精度は、常に一定水準以上を維持することが望ましい。
特許文献1には、正常・異常の判定に使用する正常データの集合の選択を、画像取得時の時間帯(朝・昼・夜)に合わせて実施することで、誤判定が少ない識別を行う技術が記載されている。
特開2016−103245号公報
特許文献1に記載の技術では、時間帯(朝・昼・夜)の属性に応じて判定に用いるデータ集合を切替えているが、屋外で使用するケースにおいては、時間帯に応じた日照状況は一年通して変化するため、時間帯だけでの判別では誤判定に繋がる可能性がある。例えば、同じ18時であっても、夏と冬では日照状況が異なるため、時間帯だけの判別では周囲環境に適さないデータが選択され、誤判定の可能性が高くなる。また、天候などの条件によっても、適していない正常データが選択されてしまう可能性があり、このような場合でも誤判定の可能性が高くなってしまう。
本発明は、車両内で、推論モデルを使用した推論を行って画像から検出処理を行う際の判定精度を向上させることができる車両用情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、車両に設置されたカメラから取得した画像を保存する画像記憶部と、特性の異なる複数の推論モデルの中から、車両の周囲環境に最適な推論モデルを選択するモデル選択部と、モデル選択部で選択された推論モデルによる推論の精度を算出する精度算出制御部とを備え、モデル選択部は精度算出制御部で出力された推論の精度に応じて、画像の推論に使用する推論モデルを切替えるようにした車両用情報処理装置としたものである。
本発明によれば、刻々と周囲環境が変動する車両の環境において、周囲環境に合わせた最適な推論モデルに逐次自動で切替えることにより、推論の精度低下を防ぎ、適用するシステムの信頼性向上や誤判定の防止が可能となる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施の形態例による車両用情報処理装置の構成図である。 本発明の第1の実施の形態例による車両用情報処理装置を車内表示器に適用した場合の設置例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態例による車両用情報処理装置のハードウェアの例を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態例による動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態例による推論モデル選択例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態例による車両用情報処理装置の構成図である。 本発明の第2の実施の形態例による動作例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態例による車両用情報処理装置の構成図である。 混雑度状態の変動を判定するために用いる周囲環境判定用テーブルの一例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態例による車両用情報処理装置のハードウェアの例を示す構成図である。
<1.第1の実施の形態例>
以下、本発明の第1の実施の形態例を、図1〜図5を参照して説明する。
[1−1.情報処理装置の構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態例の車両用情報処理装置100の構成例である。
車両用情報処理装置100は、電車やバスなどの車両に設置され、車両に搭載されたカメラから取得した画像についての情報処理を行うものである。なお、車両用情報処理装置100の設置例については後述する(図2)。
図1に示す構成について説明すると、車両用情報処理装置100は、推論部110と演算部140と記憶部150とを備える。記憶部150は、画像記憶部151と、比較用精度記憶部152と、推論結果記憶部153と、指定モデル向け精度記憶部154とを備える。
記憶部150の画像記憶部151には、画像入力制御部102が画像取得部101を介して取得した画像が記憶される。画像入力制御部102は、画像取得部101が画像を出力する形式に対応したコントローラで構成される。画像取得部101が取得する画像は、車両に搭載された防犯カメラ101a(図2)から取得した画像である。画像入力制御部102は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルやLAN(Local Area Network)ケーブルにより、画像取得部101から画像データを取得する。
推論部110には、画像記憶部151が記憶した画像から予め設定された事象(物体、人物、行動など)を検出するための特性が異なる複数の推論用のモデルが用意され、状況に応じた適切な推論モデルが選択される。
演算部140では、推論部110で選択された推論モデルを使った推論の演算処理が実行され、演算処理の実行結果が、記憶部150の推論結果記憶部153に記憶される。
推論結果記憶部153に記憶された推論結果は、推論結果判定部103で読み出され、推論結果判定部103で推論結果の判定処理が行われる。推論結果判定部103で得られた判定結果は、出力制御部104の制御により外部出力部105に出力される。出力制御部104は、例えば出力用のインタフェースに対応したコントローラで構成される。
推論部110は、精度算出制御部111と、演算処理制御部112と、精度判定部113と、モデル集合部120と、モデル選択部130とを備える。
モデル集合部120には、複数の推論モデルが用意されている。図1の例では、第1推論モデル121と、第2推論モデル122と、第3推論モデル123とが用意されている。第1推論モデル121は、天候が晴れの状況で撮像された画像に適した推論モデルである。第2推論モデル122は、天候が曇りの状況で撮像された画像に適した推論モデルである。第3推論モデル123は、天候が雨の状況で撮像された画像に適した推論モデルである。図1の例では、推論に使用するために指定された指定モデル129として、第1推論モデル121が選択された状況を示す。
推論部110での指定モデル129の選択は、モデル選択部130のモデル判定部131からの指示で行われる。モデル選択部130は、モデル判定部131と精度比較部132とを備える。精度比較部132は、記憶部150の比較用精度記憶部152の記憶データから、各推論モデルの精度を比較する。そして、精度比較部132での比較結果に基づいて、モデル判定部131が、指定モデル129を選択する。
演算部140は、第1AIモデル演算部141と第2AIモデル演算部142とを備える。演算部140としては、GPU(Graphic Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、推論処理に特化したAIアクセラレータ等が使用される。また、負荷の少ないCPU(Central Processing Unit)コアがある場合は、演算部140に対して使用可能なCPUコアを割り当ててもよい。
第1AIモデル演算部141は、推論部110の演算処理制御部112の制御で指定された推論モデル(指定モデル129)を使って、画像記憶部151に記憶された画像についての推論を実行する。第1AIモデル演算部141での推論結果は、記憶部150内の推論結果記憶部153及び指定モデル向け精度記憶部154に記憶される。
第2AIモデル演算部142は、推論部110の精度算出制御部111の制御で指定された推論モデルを使って、画像記憶部151に記憶された画像についての推論を実行する。第2AIモデル演算部142での推論結果は、記憶部150内の比較用精度記憶部152に記憶される。
指定モデル向け精度記憶部154が記憶した推論結果のデータは、推論部110の精度判定部113により読み出され、推論結果の精度が判定される。精度判定部113で判定された精度のデータは、精度算出制御部111に供給される。
[1−2.車両用情報処理装置の設置例]
図2は、車両用情報処理装置100の設置例を示す。
図2の例では、鉄道用の車両200のドア201の上部に設置された車内表示装置210が、図1に示す車両用情報処理装置100を内蔵する。
車内表示装置210には、ディスプレイパネル105aが配置され、車内の乗客への各種案内を行うことができる。例えば、ディスプレイパネル105aには、列車の運行情報、乗り換え案内、広告等が表示される。
また、車両用情報処理装置100には、防犯カメラ101aが取り付けられている。図1に示す画像取得部101は、この防犯カメラ101aが撮像した画像を取得する。
そして、車両用情報処理装置100の演算部140では、防犯カメラ101aが撮像した画像を使った演算処理を実行し、車内で特定の事象(特定の状況や特定の物体又は人物)が検出されたか否かを判定する。例えば、車内の乗客が転倒しているか否かを判定し、その判定結果に基づいて、ディスプレイパネル105aでの表示を制御する。あるいは、判定結果を、車両用情報処理装置100から車内の他の箇所(乗務員用端末)に伝送する。さらに、車両外の特定箇所(運行管理センタなど)に通知するようにしてもよい。
[1−3.車両用情報処理装置のハードウェア構成例]
図3は、車内表示装置210が車両用情報処理装置100を内蔵した場合のハードウェア構成例を示す。
車内表示装置210は、CPU(central processing unit)11、主記憶装置12、演算部13、補助記憶装置14、バス15、画像入力制御部102、及び表示部211を備える。
補助記憶装置14は、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)、その他半導体メモリ等のストレージデバイスで構成される。補助記憶装置14には、図1に示す記憶部150が含まれる。また、図1に示す推論部110や推論結果判定部103の機能が、プログラムとして補助記憶装置14に記憶される。このプログラムは、主記憶装置12に読込まれた後、CPU11により処理が実行される。
演算部13は、先に説明したように、GPU、FPGA、推論処理に特化したAIアクセラレータ等で構成される。あるいは、CPU11が演算部13における演算を行うようにしてもよい。
画像入力制御部102が取得した画像データは、バス15を経由して、補助記憶装置14に取り込まれる。
また、表示部211のディスプレイパネル105aの表示は、CPU11の制御に基づいて、出力制御部104から出力されたデータにより行われる。また、補助記憶装置14での推論結果判定部103の判定に基づいた処理結果も、ディスプレイパネル105aに表示される。
[1−4.車両用情報処理装置による処理]
図4及び図5は、本実施の形態例の車両用情報処理装置100が行う処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図4のフローチャートに基づいて、画像取得時の処理の流れを説明する。
車両用情報処理装置100は、画像取得部101を経由して、防犯カメラ101aが撮像した画像を取得する(ステップS1)。このとき、車両用情報処理装置100の第1AIモデル演算部141が、指定モデル129を使って、画像に対する推論を実施する(ステップS2)。
ここで、例えばデフォルトで指定モデル129として第1推論モデル121が設定されている場合、ステップS2では、この第1推論モデル121(晴れ用の推論モデル)を使って、第1AIモデル演算部141で演算処理が実行される。
第1AIモデル演算部141での推論結果は、推論結果記憶部153に記憶され、その推論結果が出力制御部104から出力される。同時に、そのときの推論の精度が指定モデル向け精度記憶部154に出力され記憶される(ステップS3)。
ここでの推論の精度には、推論時に算出する確率が用いられる。例えば、特定の状態を検出する推論モデルを使用するケースでは、その状態であるかどうかの確率を算出し、算出した確率が閾値を上回った場合に、特定の状態を検出したと判定する。このときに算出する確率を推論の精度の指標として用いる。精度判定部113は、例えば、過去に特定の状態を検出した際の推論の精度の平均値(例えば過去5回分)を算出しておき、推論の精度が平均値から一定の数値以上(例えば20%以上)乖離していた場合に推論の精度が低下したと判定する。
そして、精度判定部113は推論の精度の判定を行い、推論の精度低下を検知した場合に精度低下を示すフラグをセットし、推論の精度低下が発生していない場合には精度低下を示すフラグをクリアする(ステップS4)。
このステップS1〜S4の処理が、新たに画像を取得するごとに繰り返される。
次に、図5のフローチャートに基づいて、推論の精度低下時の推論モデル切替えの処理を説明する。
この推論の精度低下時の推論モデル切替えの処理タスクは、図4のフローチャートに示す画像取得時の推論処理タスクと並行して実施される。
まず、精度算出制御部111は、精度判定部113が保持する推論の精度低下のフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS5)。
このステップS5で、推論の精度低下のフラグがセットされていないと確認された場合(ステップS5のNO)、精度算出制御部111でのステップS5の確認を繰り返す。
そして、ステップS5で、推論の精度低下のフラグがセットされていることが確認された場合には(ステップS5のYES)、精度算出制御部111は、指定モデル129以外の全ての推論モデルを使用して、取得画像に対する推論を第2AIモデル演算部142に実行させる(ステップS6)。
そして、第2AIモデル演算部142は、指定モデル129以外の推論モデルの推論の精度を、比較用精度記憶部152に出力する(ステップS7)。
比較用精度記憶部152に推論の精度が記憶されると、精度比較部132が比較用精度記憶部152から推論の精度を取得して比較する。そして、モデル判定部131が、精度比較部132から取得した情報を元に、最も精度が高い推論モデルを選択する(ステップS8)。
このステップS8で選択した推論モデルが、新たな指定モデル129になる。
以上説明したように、本実施の形態例の車両用情報処理装置100によると、入力した画像を使った推論モデルによる推論が、自動的に最適な推論モデルに切り替わり、周囲環境が変化した場合でも、推論の精度低下による誤判定を防ぐことができる。
ここで、本実施の形態例の場合には、車両用情報処理装置100の演算部140は、2つのAIモデル演算部141,142を備えて、図5のフローチャートに示す精度低下のフラグセット時の処理が、図4に示す推論処理と並行して行われる。
したがって、例えばモデル集合部120に用意された推論モデルの数が多い場合であっても、図5のフローチャートに示す処理に要する時間の影響を、図4のフローチャートに示す推論処理が受けない。このため、推論モデル切り替えのための比較処理が車両用情報処理装置100で行われていても、入力画像に基づいた推論処理が遅れることがなく、入力画像に基づいた推論処理は常に最適な状態で実施される。
<2.第2の実施の形態例>
次に、本発明の第2の実施の形態例を、図6及び図7を参照して説明する。この図6及び図7において、第1の実施の形態例で説明した図1〜図5と同一箇所には同一符号を付している。
[2−1.情報処理装置の構成]
図6は、本発明の第2の実施の形態例の車両用情報処理装置100aの構成を示す。
車両用情報処理装置100aは、第1の実施の形態例の車両用情報処理装置100と同様に、電車やバスなどの車両に設置され、車両に搭載されたカメラから取得した画像についての情報処理を行うものである。
第2の実施の形態例の車両用情報処理装置100aは、状態入力制御部107と周囲環境判定部108とを備える点で、第1の実施の形態例の車両用情報処理装置100と相違する。第2の実施の形態例の車両用情報処理装置100aのその他の構成は、第1の実施の形態例の車両用情報処理装置100と同じである。
状態入力制御部107は、状態取得部106から車両の周囲環境の情報を取得する。状態取得部106は、例えばインターネットを経由して、所定のウェブサイトから天候などの情報を取得する。あるいは、車両などに設置されたセンサ(明るさセンサ、雨センサ、気圧センサなど)の検出出力に基づいて、状態取得部106が周囲環境の情報を取得してもよい。
状態入力制御部107が取得した周囲環境の情報は、周囲環境判定部108に通知される。周囲環境判定部108には、推論結果判定部103での推論結果の判定情報も通知される。そして、周囲環境判定部108で取得した周囲環境の情報と推論結果の判定情報とが、推論部110の精度算出制御部111に通知される。
[2−2.車両用情報処理装置による処理]
次に、本実施の形態例の車両用情報処理装置100aで行われる処理について説明する。
画像取得部101から取得した画像に対して行われる推論処理は、先に第1の実施の形態例で図4のフローチャートで説明した処理と同じである。
そして、本実施の形態例の車両用情報処理装置100aでは、入力画像に対して行われる推論処理と並行して、図7のフローチャートに示す推論モデル切替え処理が実行される。
図7のフローチャートに基づいて説明すると、精度算出制御部111は、精度判定部113が保持する推論の精度低下のフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS5)。
このステップS5で、推論の精度低下のフラグがセットされていないと確認された場合(ステップS5のNO)、推論結果判定部103は推論の対象となる推論結果の情報を検出したか否かを判断する(ステップS9)。このステップS9で、推論の対象となる推論結果の情報を検出しないと判定された場合は(ステップS9のNO)、ステップS5の精度算出制御部111での判断に戻る。
そして、ステップS9で、推論の対象となる推論結果の情報を検出したと判定された場合には(ステップS9のYES)、推論結果判定部103は該当する推論結果の情報を、周囲環境判定部108に通知する。
ここで、周囲環境判定部108は、状態入力制御部107が取得した周囲環境の情報を参照して、周囲環境に変化があるか否かを判定する(ステップS10)。ここでは、周囲環境として、天候情報の状態を扱うケースでは、状態取得部106が外部ネットワーク等から取得する天候状態に基づいて、曇りから晴れに変化したような状況を判定する。
ステップS10で、周囲状態の変化がないと周囲環境判定部108が判定した場合(ステップS10のNO)、ステップS5の精度算出制御部111での判断に戻る。
そして、ステップS10で、周囲状態の変化があると周囲環境判定部108が判定した場合(ステップS10のYES)、周囲環境判定部108は、周囲状態に変化があることの情報を精度算出制御部111に通知する。この通知を受信した精度算出制御部111は、指定モデル129以外の全推論モデルと、画像記憶部151から取得した画像を入力パラメータとして、第2AIモデル演算部142に推論を実行させる(ステップS6)。
そして、第2AIモデル演算部142は、指定モデル129以外の推論モデルの推論の精度を、比較用精度記憶部152に出力する(ステップS7)。
比較用精度記憶部152に推論の精度が記憶されると、精度比較部132が比較用精度記憶部152から推論の精度を取得して比較する。そして、モデル判定部131が、精度比較部132から取得した情報を元に、最も精度が高い推論モデルを選択する(ステップS8)。
このステップS8で選択した推論モデルが、新たな指定モデル129になる。
以上説明したように、本実施の形態例の場合にも、車両用情報処理装置100aによると、入力した画像を使った推論モデルによる推論が、自動的に最適な推論モデルに切り替わり、周囲環境が変化した場合でも、推論の精度低下による誤判定を防ぐことができる。
特に、本実施の形態例の車両用情報処理装置100aの場合には、推論精度の低下を検出しない状況でも、周囲環境の検出で切り替わるため、迅速に推論モデルが切り替わるようになり、推論の精度低下による誤判定をより効果的に防ぐことができる。
<3.第3の実施の形態例>
次に、本発明の第3の実施の形態例を、図8〜図10を参照して説明する。この図8〜図10においても、第1及び第2の実施の形態例で説明した図1〜図7と同一箇所には同一符号を付している。
[3−1.情報処理装置の構成]
図8は、本発明の第3の実施の形態例の車両用情報処理装置100bの構成を示す。
車両用情報処理装置100bは、第1及び第2の実施の形態例の車両用情報処理装置100,100aと同様に、電車やバスなどの車両に設置され、車両に搭載されたカメラから取得した画像についての情報処理を行うものである。
第3の実施の形態例の車両用情報処理装置100bは、第2の実施の形態例の車両用情報処理装置100bの構成に加えて、さらに記憶部150が周囲環境判定用テーブル155を備える。また、状態取得部106が取得する環境情報の一つとして、車両に搭載された重量センサ106aの情報が含まれる。重量センサ106aは、車内の乗客及び荷物の重量を検出する。
第3の実施の形態例の車両用情報処理装置100bのその他の構成は、第2の実施の形態例の車両用情報処理装置100aと同じである。
また、本実施の形態例の車両用情報処理装置100bは、モデル集合部120が持つ3つの推論モデル121,122,123として、混雑度が異なる推論モデルを持つ。すなわち、第1推論モデル121は、車内の混雑度が低い状態(混雑度:低)の画像を教師データとして構築した推論モデルである。また、第2推論モデル122は、車内の混雑度が中程度の状態(混雑度:中)の画像を教師データとして構築した推論モデルである。さらに、第3推論モデル123は、車内の混雑度が高い状態(混雑度:高)の画像を教師データとして構築した推論モデルである。
周囲環境判定用テーブル155は、周囲環境の変化を判定するためのテーブルである。
図9は、周囲環境判定用テーブル155が持つ情報の例を示す。
ここでは、周囲環境判定用テーブル155は、重量センサ106aが検出した乗客の総重量と、推定乗客人数と、混雑度状態との情報を持つ。
例えば、重量センサ106aが検出した重量が0トン〜3トンのとき、推定乗客数が0人〜50人であり、混雑度状態が混雑度1になる。
また、重量センサ106aが検出した重量が3トン〜6トンのとき、推定乗客数が50人〜100人であり、混雑度状態が混雑度2になる。以下、同様にして、重量センサ106aが検出した重量が増えるごとに、推定乗客数が増え、混雑度のランクが高くなる。
[3−2.車両用情報処理装置のハードウェア構成例]
図10は、車内表示装置210が本実施の形態例の車両用情報処理装置100bを内蔵した場合のハードウェア構成例を示す。
図10に示す車内表示装置210の場合には、周囲環境判定部108の機能が、補助記憶装置14にプログラムとして記憶される。
そして、状態入力制御部107で、重量センサ106a(図8)を含む状態取得部106の出力が取得され、その状態入力制御部107が取得した情報から、状態入力制御部107で混雑度などの状態が判断される。
車内表示装置210のその他の構成は、第1の実施の形態例で図3に示す車内表示装置210と同じである。
[3−3.車両用情報処理装置による処理]
次に、本実施の形態例の車両用情報処理装置100bで行われる処理について説明する。
画像取得部101から取得した画像に対して行われる推論処理は、先に第1の実施の形態例で図4のフローチャートで説明した処理が実行される。
そして、本実施の形態例の車両用情報処理装置100bで行われる推論モデル切替え処理は、先に第2の実施の形態例で図7のフローチャートで説明した処理が実行される。
但し、本実施の形態例の場合には、周囲環境として混雑度の情報を取得し、取得した混雑度のレベルに応じて、推論モデルを切り替える処理が実行される点が、第1及び第2の実施の形態例と異なる。
すなわち、周囲環境判定部108は、周囲環境判定用テーブル155を参照することで、車内の混雑度変化の有無を検知する。
例えば、最初の状態が混雑度1であり、状態取得部106から取得した値が3トンを超えた場合、混雑度状態が混雑度1から混雑度2に変化しているため、周囲環境判定部108は、混雑度が変化したと判定する。
このように混雑度が変化したと判定された場合には、図7のフローチャートのステップS10で周囲環境変化ありと判断される場合(ステップS10のYES)に相当し、ステップS6以降の処理が実施され、推論の精度が高い推論モデルが選択される。
したがって、本実施の形態例の車両用情報処理装置100bによると、車内の混雑度に変化が発生した場合、推論の精度が高い推論モデルへの切替えが実施されるようになり、自動的に推論の精度が高い推論モデルが選択され、推論の精度低下による誤判定を防ぐことができる。
<4.変形例>
なお、本発明は、上述した各実施の形態例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施の形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上述した第1,第2の実施の形態例では、天候の相違に応じた複数種類の推論モデルを用意し、第3の実施の形態例では、混雑度の相違に応じた複数種類の推論モデルを用意し、推論の精度によって切り替えるようにした。これに対して、その他の条件に応じて、複数種類の推論モデルを用意して切り替えるようにしてもよい。例えば、時間帯ごとの推論モデル(日中の時間帯用の推論モデル、朝夕の時間帯用の推論モデル、夜間の時間帯用の推論モデルなど)を用意して、その時間帯ごとの推論モデルを、推論の精度に応じて切り替えるようにしてもよい。この場合、季節によってそれぞれの時間帯となる時間が変化するが、本発明によると季節変動を考慮することなく、常に最適な時間帯の推論モデルが設定されるようになる。
また、上述した各実施の形態例では、演算部140は、第1AIモデル演算部141と第2AIモデル演算部142とを備えて、特定事象検出用の推論モデルを使った演算と並行して、精度比較用の演算を行うようにした。これに対して、1つのAIモデル演算部だけを備えて、切り替えて演算を行うようにして、ハードウェア構成を簡易化してもよい。
例えば、上述した各実施の形態例では、鉄道用の車両の車内表示装置が内蔵する車両用情報処理装置としたが、車内表示装置以外の箇所に、車両用情報処理装置を設置してもよい。また、鉄道用の車両以外の車両(バスなど)に搭載した車両用情報処理装置としてもよい。
また、推論結果として、乗客の転倒の検出を行う点についても一例であり、その他の事象の検出(特定の物体や人物の検出、特定の行動の検出など)を行うようにしてもよい。さらに、乗客の転倒などの事象を検出した推論結果の出力先として、表示部とした点についても一例であり、乗務員が所持した端末や、運行管理センタ側に推論結果を出力してもよい。
また、図1、図3などのブロック図では、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものだけを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。また、図4、図5などに示すフローチャートにおいて、処理結果に影響を及ぼさない範囲で、複数の処理を同時に実行したり、処理順序を変更してもよい。
また、各実施の形態例で説明した車両用情報処理装置100,100a,100bは、図3で説明したように、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、光ディスク等の記録媒体に置くことができる。
さらに、各実施の形態例では、演算部140としてGPU、FPGA、推論処理に特化したAIアクセラレータ等が適用可能と述べたが、車両用情報処理装置100,100a,100bのその他の一部または全ての構成についても、FPGAなどでハードウェア化してもよい。
11…CPU、12…主記憶装置、13…演算部、14…補助記憶装置、15…バス、100,100a,100b…情報処理装置、101…画像取得部、101a…防犯カメラ、102…画像入力制御部、103…推論結果判定部、104…出力制御部、105…外部出力部、105a…ディスプレイパネル、106…状態取得部、106a…重量センサ、107…状態入力制御部、108…周囲環境判定部、110…推論部、111…精度算出制御部、112…演算処理制御部、113…精度判定部、121…第1推論モデル、122…第2推論モデル、123…第3推論モデル、129…指定モデル、130…モデル選択部、131…モデル判定部、132…精度比較部、140…演算部、141…第1AIモデル演算部、142…第2AIモデル演算部、150…記憶部、151…画像記憶部、152…比較用精度記憶部、153…推論結果記憶部、154…指定モデル向け精度記憶部、155…周囲環境判定用テーブル、200…車両、201…ドア、210…車内表示装置、211…表示部

Claims (6)

  1. 車両に設置されたカメラから取得した画像を保存する画像記憶部と、
    特性の異なる複数の推論モデルの中から、前記車両の周囲環境に最適な推論モデルを選択するモデル選択部と、
    前記モデル選択部で選択された推論モデルによる推論の精度を算出する精度算出制御部と、を備え、
    前記モデル選択部は前記精度算出制御部で出力された推論の精度に応じて、画像の推論に使用する推論モデルを切替えるようにした
    車両用情報処理装置。
  2. 前記周囲環境には時間情報が含まれ、
    前記モデル選択部が選択する複数の推論モデルには、適用される時間に応じた複数の推論モデルを有し、
    前記モデル選択部は、複数の前記推論モデルの中から最も推論の精度が高い推論モデルを選択する
    請求項1に記載の車両用情報処理装置。
  3. 前記周囲環境には、前記車両の周辺の天候情報を含み、
    前記モデル選択部が選択する複数の推論モデルには、天候に応じた複数の推論モデルを有し、
    前記モデル選択部は、複数の前記推論モデルの中から最も推論の精度が高い推論モデルを選択する
    請求項1に記載の車両用情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置において、前記周囲環境は、車両内の乗客による混雑度情報を含み、
    前記モデル選択部が選択する複数の推論モデルには、混雑度に応じた複数の推論モデルを有し、
    前記モデル選択部は、複数の前記推論モデルの中から最も推論の精度が高い推論モデルを自動で選択する
    請求項1に記載の車両用情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置において、
    前記周囲環境の状態を取得する状態取得部を備え、
    前記モデル選択部は、前記状態取得部から取得する情報に応じて推論モデルを切替える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置において、
    前記モデル選択部で選択された推論モデルによる演算を実行して前記画像から特定の事象を検出する第1の演算部と、
    前記精度算出制御部で精度を算出するために、複数の推論モデルの演算を実行する第2の演算部と、を備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用情報処理装置。
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