JP2021017082A - オムニホイール及び移動体 - Google Patents

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剛之 松崎
Takayuki Matsuzaki
剛之 松崎
坪田 龍介
Ryusuke Tsubota
龍介 坪田
陽平 岡
Yohei Oka
陽平 岡
啓 岡本
Hiroshi Okamoto
啓 岡本
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Abstract

【課題】従来のオムニホイールにおいては、段差への引っかかりが生じることがあるという課題があった。【解決手段】オムニホイール10は、ホイールボディ11と、それぞれホイールボディ11に支持されている複数のバレル30とを備える。複数のバレル30は、ホイールボディ11の回転軸7を中心とする周方向に並んでおり、ホイールボディ11の外周部分であってホイールボディ11の回転軸方向においてホイールボディ11の端にある端部外周部20は、その端部外周部20とホイールボディ11の回転軸7とを通る任意の平面22における端部外周部20の外周縁部が、平面22に投影された少なくとも1つのバレル30の外周縁よりも内側にある形状を有する。かかる構成を有することにより、オムニホイール10の段差への引っかかりが生じにくくなる。【選択図】図5

Description

本発明は、オムニホイール及び移動体に関するものである。
従来、オムニホイールは、移動体等に用いられている(例えば、特許文献1参照)。オムニホイールを有する移動体は、複数のオムニホイールのそれぞれを回転させて、様々な移動方向に移動することができる。
この種の移動体においては、移動体が移動する路面上に段差があると、段差進入時の移動体の姿勢によっては、オムニホイールの段差への引っかかりが生じることがある。このような問題点に関し、オムニホイールの外側に段差乗り越え用のガードを設けた構造を有する自走式搬送台車がある(例えば、特許文献2参照)。
なお、下記特許文献3には、全方向走行車輪において、損傷が生じやすい樽型ローラの長さ方向の端部の強度を高めて樽型ローラの寿命を延ばすことが開示されている。
また、下記特許文献4には、オムニホイールにおいて、移動路面の起伏や傾き、滑りによって生じる振動を軽減させるように、バレルフレームの支持脚の谷部に補助輪を追加した構造が開示されている。
特開2017−128187号公報 特許第4577305号公報 特許第3656524号公報 特開2013−189069号公報
ところで、オムニホイールの段差への引っかかりは、以下のような場合において特に生じやすい。
図6は、従来のオムニホイール810の構造を示す正面図である。図7は、従来のオムニホイール810の構造を示す側面図である。
図6においては、オムニホイール810を回転軸方向から見た図が正面図として示されている。図6及び図7に示されるように、オムニホイール810は、ホイールボディ811と、それぞれホイールボディ811に回転可能に支持されている8つのバレル830とを備えている。すなわち、オムニホイール810には、手前側(図7の紙面において左側)の4つのバレル830A,830B,830C,830Dと、奥側(図7の紙面において右側)の4つのバレル830E,830F,830G,830Hとが設けられている(それぞれを区別せずに単にバレル830と呼ぶことがある)。手前側の4つのバレル830と、奥側の4つのバレル830とは、それぞれ、ホイールボディ811の回転軸を中心とする円周上に略均等な間隔で並んでいる。手前側の4つのバレル830と奥側の4つのバレル830とは、周方向において互い違いに並んでいる。通常は、平坦な移動路面M上に、これらの8つのバレル830の少なくとも1つが常に接触する。
周方向に隣り合うバレル830同士の間には、ホイールボディ811の保持部820が設けられている。保持部820には、各バレル830のシャフト(図示せず)が保持されている。
ここで、一のバレル830Fが移動路面Mに接触しており、その手前側の1つの保持部820(周方向においてバレル830Bとバレル830Cとの間にある保持部820)が移動路面Mに近い状態で、ホイールボディ811のオムニホイール810が手前側に移動する場合において、その移動する先に段差Gがある場合を想定する。この場合において、周方向において当該保持部820の両側にあるバレル830B,830Cが段差Gに接触するよりも前に、保持部820が段差Gに接触すると、オムニホイール810が段差Gに引っかかる。このように移動路面M上にある段差Gに対していずれかのバレル830が接触せずにホイールボディ811が接触する状態では、当該オムニホイール810に段差Gを乗り越えさせることが困難になる場合がある。移動体に複数のオムニホイール810が設けられている場合において、他のオムニホイール810により十分な駆動力が得られない場合には、移動体が段差を乗り越えることができない場合がある。
このような問題に関連し、上述の特許文献2に記載されているような構造を用いると、移動体の構成が複雑になるという問題がある。
なお、特許文献3や特許文献4に記載の構造は、上記のような問題に関するものではなく、また、かかる構造は複雑である。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、簡素な構造を有する、段差への引っかかりが生じにくいオムニホイール及び移動体を提供することを目的とする。
本第一の発明のオムニホイールは、ホイールボディと、それぞれホイールボディに支持されている複数のバレルとを備え、複数のバレルは、ホイールボディの回転軸を中心とする周方向に並んでおり、ホイールボディの外周部分であってホイールボディの回転軸方向においてホイールボディの端にある端部外周部は、その端部外周部とホイールボディの回転軸とを通る任意の平面における端部外周部の外周縁部が、平面に投影された少なくとも1つのバレルの外周縁よりも内側にある形状を有する、オムニホイールである。
かかる構成により、簡素な構造を有し、段差への引っかかりが発生しにくいオムニホイールを提供することができる。
また、本第二の発明のオムニホイールは、第一の発明に対して、端部外周部は、回転軸方向においてオムニホイールの端に向かうほどホイールボディの回転軸に近づく形状を有する面を有している、オムニホイールである。
かかる構成により、ホイールボディがより段差に引っかかりにくくなり、オムニホイールの段差への引っかかりをより生じにくくすることができる。
また、本第三の発明のオムニホイールは、第一又は二の発明に対して、周方向に並んだ2つのバレルの間にある端部外周部は、2つのバレルの対称面に対して垂直な平面を有している、オムニホイールである。
かかる構成により、ホイールボディがより段差に引っかかりにくくなり、オムニホイールの段差への引っかかりをより生じにくくすることができる。
また、本第四の発明のオムニホイールは、第一から三のいずれかの発明に対して、複数のバレルのそれぞれは、ホイールボディに保持されているシャフトを中心にホイールボディに対して回転可能であって、周方向に並んだ2つのバレルの間にある端部外周部は、当該2つのバレルのそれぞれのシャフトが通る2つの貫通孔を有しており、端部外周部には、2つの貫通孔をそれぞれ通る2つのシャフトの端部の位置を、各シャフトの長手方向において規制する規制部材が設けられている、オムニホイールである。
かかる構成により、段差に引っかかりにくく、簡素な構造を有するオムニホイールを提供することができる。
また、本第五の発明の移動体は、第一から四のいずれかの発明に係るオムニホイールと、オムニホイールを駆動する駆動部とを備える、移動体である。
かかる構成により、移動体の段差乗り越え性能を向上させることができる。
本発明によれば、簡素な構造を有する、段差への引っかかりが生じにくいオムニホイール及び移動体を提供することができる。
本発明の実施の形態の1つに係る移動体の概略構成を示す平面図 同オムニホイールを示す斜視図 同オムニホイールを示す正面図 同ホイールボディを示す斜視図 図3のAA線における断面図 従来のオムニホイールの構造を示す正面図 従来のオムニホイールの構造を示す側面図
以下、移動体等の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、以下において、オムニホイールのそれぞれについて、オムニホイールの回転軸に沿う方向を「回転軸方向」、回転軸に直交する方向を「径方向」、オムニホイールの回転軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称することがある。また、以下において、回転軸方向の一方を「前」、他方を「後」として、各部の形状や位置関係を説明することがある。ただし、これは、あくまで説明の便宜のために前後を定義したものであって、本発明に係るオムニホイールの使用時における向きや移動体等の他の機器への搭載姿勢などを限定するものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態の1つに係る移動体1の概略構成を示す平面図である。
図1に示されるように、本実施の形態において、移動体1は、移動体1が移動する移動路面に接地する3つのオムニホイール10を有している。移動体1は、3つのオムニホイールの1つ以上を回転させながら移動する。なお、オムニホイール10の数は3つに限られず、1又は複数であればよい。また、移動体1は、オムニホイール10を用いて移動するものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、移動体1は、台車であってもよく、ロボットであってもよい。ロボットは、例えば、エンターテイメントロボットであってもよく、監視ロボットであってもよく、搬送ロボットであってもよく、その他のロボットであってもよい。
本実施の形態において、移動体1は、例えば、制御装置2と、センサ4と、3つの駆動部5と、3つの駆動軸7と、3つのオムニホイール10とを備えている。なお、図において、説明の便宜上、移動体1の前面が符号Frで示されている。
駆動部5は、例えば、モータなどで構成されており、オムニホイール10に接続されている駆動軸7を回転させる。駆動部5には駆動軸7を回転させることで、それぞれのオムニホイール10を駆動する。すなわち、駆動軸7はオムニホイール10の回転軸となる。なお、図1では図示していないが、駆動部5の駆動を制御する制御部やドライバ、駆動部5に電力を供給するバッテリー等を移動体1が有していてもよい。また、駆動部5は、オムニホイール10を駆動できるものであれば、どのようなものであってもよい。駆動部5は、減速機を有していてもよいし、減速機を有していなくてもよい。
センサ4は、例えば、周囲の画像を撮影するカメラや、周囲の物体との距離を測定可能なレーダ測距センサや、周囲の装置等と無線通信を行うことにより周囲の状況を検知する無線通信装置や、物体との接触を検知する感圧センサなどであるが、これらに限られない。センサ4は、移動体1の移動方向における周囲の状況を検知して、センサ情報を出力する。センサ情報は、例えば、周囲の物体までの距離の測定結果であってもよいし、周囲の画像の撮影結果であってもよいし、周囲の装置等との無線通信の結果や電波強度などであってもよいが、これらに限られない。センサ4として複数種類のセンサが設けられていてもよい。また、センサ4は、移動体1の進行方向前方に存在する物体を検知するように設けられていてもよい。具体的には、移動体1の進行方向前方に、超音波センサやレーザーセンサ、感圧センサ等が設けられていてもよい。なお、センサ4が設けられていなくてもよい。
本実施の形態において、3つのオムニホイール10は、同一種のものが用いられている。なお、形状や材質等が互いに異なるものが混在していてもよい。
3つのオムニホイール10は、円周R0上に略等間隔に並んでいる。すなわち、オムニホイール10は、平面視(本実施の形態では、移動路面に略垂直な方向(鉛直方向)から見た状態をいう)で、円周R0上に120度間隔で配置されている。また、オムニホイール10の回転面は、円周R0の接線方向となるようにオムニホイール10が配置されている。換言すると、各オムニホイール10は、その駆動軸7の方向が円周R0の半径方向となるように配置されている。
オムニホイール10は、駆動軸7を中心に、駆動部5の駆動力により回転する。移動体1が略水平である移動路面上にあるとき、3つのオムニホイール10のそれぞれが移動路面に接地し、駆動軸7は、移動路面に対して略平行となるように配置されている。
図1で示されるように、3つのオムニホイール10を有する移動体1は、各駆動部5により1つ以上のオムニホイール10を同時に駆動させることで、移動路面に略平行である面内のどの方向(水平方向)にも移動できる。
制御装置2には、センサ4や、3つの駆動部5が接続されている。制御装置2には、センサ4から出力されたセンサ情報が入力される。また、制御装置2は、各駆動部5の動作を制御する。換言すると、制御装置2は、各駆動部5の動作を制御することにより各オムニホイール10を適宜回転させて、移動体1の動作を制御する。
図2は、同オムニホイール10を示す斜視図である。図3は、同オムニホイール10を示す正面図である。
以下の図において、回転軸方向(前後の別)や周方向が便宜上示されている。各図において示されている各方向は、互いに対応している。
図2及び図3に示されるように、本実施の形態において、オムニホイール10は、ホイールボディ11と、8つのバレル30A,30B,30C,30D,30E,30F,30G,30Hと、8つのシャフト40とを有している。なお、バレル30A,30B,30C,30D,30E,30F,30G,30H及びシャフト40の数はこれに限られない。以下、8つのバレル30A,30B,30C,30D,30E,30F,30G,30Hのそれぞれを互いに区別せずに、総称してバレル30ということがある。
各バレル30は、樽形のローラである。各バレル30は、以下に説明するように、オムニホイール10の回転軸(ホイールボディ11の回転軸)を中心として周方向に並んでおり、回転軸に垂直な方向から見て各バレル30の外周縁が同一の円を構成するようになっている。オムニホイール10は、回転軸を中心としたどのような回転角度であっても、8つのバレル30のうち少なくとも1つが移動路面Mに接触するように構成されている。これにより、オムニホイール10が回転するときに回転軸と移動路面Mとの距離が略一定となっている。
本実施の形態において、各バレル30は、それぞれ、シャフト40を中心に回転自在になるように、ホイールボディ11に支持されている。ホイールボディ11は、各シャフト40の両端を保持している。本実施の形態において、シャフト40は、バレル30とは異なる部材であるが、これに限られない。例えば、バレル30とシャフト40とが一体的に構成されていてもよい。例えば、バレル30とシャフト40とが同一の部材により一体的に成形されていてもよいし、別々に成形されたバレル30とシャフト40とが一体的に組み合わされていてもよい。例えばバレル30とシャフト40とが一体的に構成されている場合には、ホイールボディ11は、各シャフト40を回転自在に保持していればよい。
図4は、同ホイールボディ11を示す斜視図である。
図4に示されるように、ホイールボディ11は、ハブ部12と、8箇所の保持部(端部外周部の一例)20A,20B,20C,20D,20E,20F,20G,20Hと、8箇所の収容部15とを有している。以下、8箇所の保持部20A,20B,20C,20D,20E,20F,20G,20Hのそれぞれを互いに区別せずに、総称して保持部20ということがある。
ハブ部12は、ホイールボディ11の中央部にある。ハブ部12には、回転軸方向に沿って貫通孔が設けられており、駆動軸7が取り付けられる。なお、ハブ部12に駆動軸7となる軸部が設けられており、当該軸部が直接的に又は間接的に各駆動部5に取り付けられていてもよい。
8箇所の収容部15は、それぞれ、ホイールボディ11の外周部からハブ部12に向けて凹んだ形状を有している。各収容部15には、1つのバレル30が配置されている。8箇所の収容部15は、ホイールボディ11の回転軸を中心として周方向に並んでいる。
8箇所の保持部20は、オムニホイール10の外周部に、ホイールボディ11の回転軸を中心として周方向に並んでいる。保持部20は、周方向に隣接する2つの収容部15の間にある部位である。それぞれの保持部20は、後述するように、周方向において隣り合う一方の収容部15に配置されるバレル30のシャフト40の端部と、周方向において隣り合う他方の収容部15に配置されるバレル30のシャフト40の端部とが保持されている。すなわち、保持部20は、シャフト40を介して、バレル30を保持している。
本実施の形態において、8つのバレル30及び8つのシャフト40は、回転軸方向において2組に分かれている。また、8箇所の保持部20及び8箇所の収容部15は、回転軸方向において2組に分かれている。すなわち、オムニホイール10の前方には、4つのバレル30A,30B,30C,30Dと、それぞれについてのシャフト40と、4箇所の保持部20A,20B,20C,20Dと、4箇所の収容部15とが設けられている。このようなオムニホイール10の前方にあるバレル30、シャフト40、保持部20、及び収容部15をまとめて、前輪部ということがある。他方、オムニホイール10の後方には、4つのバレル30E,30F,30G,30Hと、それぞれについてのシャフト40と、4箇所の保持部20E,20F,20G,20Hと、4箇所の収容部15とが設けられている。このようなオムニホイール10の後方にあるバレル30、シャフト40、保持部20、及び収容部15をまとめて、後輪部ということがある。
このように、本実施の形態において、オムニホイール10は、前輪部と後輪部との2つの車輪部が同軸に重ねられた形状を有しているということができる。前輪部において、4つのバレル30A,30B,30C,30Dと、4箇所の保持部20A,20B,20C,20Dとが、ホイールボディ11の回転軸を中心とする第1の円周上に交互に並んでいる。後輪部においても、ホイールボディ11の回転軸を中心とする、第1の円周よりも後側にある第2の円周上に、4つのバレル30E,30F,30G,30Hと4箇所の保持部20E,20F,20G,20Hとが交互に並んでいる。前輪部と後輪部とのそれぞれにおいて、バレル30は、周方向に略均等な間隔で並んでいる。すなわち、前輪部と後輪部とのそれぞれにおいて、バレル30は、周方向に90度毎に並んでいる。前輪部と後輪部とのそれぞれにおいて、4つのバレル30のそれぞれのシャフト40の中心軸(すなわち、各バレル30の回転軸)は、ホイールボディ11の回転軸に対して垂直な一の平面に含まれる。
前輪部の4つのバレル30と、後輪部の4つのバレル30とは、周方向において、前後互い違いに位置するように配置されている。図3に示されるように、回転軸方向から見て、8つのバレル30は、時計回りに、30A,30E,30B,30F,30C,30G,30D,30Hの順に並んでいる。また、8箇所の保持部20は、時計回りに、20A,20E,20B,20F,20C,20G,20D,20Hの順に並んでいる。なお、保持部20Aは、周方向においてバレル30Aとバレル30Bとの間にあり、後輪部のバレル30Eの前側に位置している。また、保持部20Eは、周方向においてバレル30Eとバレル30Fとの間にあり、前輪部のバレル30Bの後側に位置している。
ホイールボディ11は、例えば一塊の金属で構成されているが、これに限られるものではない。樹脂等の素材で構成されていてもよいし、複数種の素材で構成されていてもよい。また、別々に成形された複数の部材が組み合わされて1つのホイールボディ11が構成されていてもよい。例えば、バレル30A,30B,30C,30Dを保持する前輪部となる部材と、バレル30E,30F,30G,30Hを保持する後輪部となる部材との2つの部材が組み合わされて1つのホイールボディ11が構成されていてもよい。
ここで、本実施の形態において、それぞれの保持部20は、以下のように構成されている。
各保持部20は、ホイールボディ11の外周部分であって、ホイールボディ11の回転軸方向においてホイールボディ11の端にある。すなわち、前輪部の保持部20A,20B,20C,20Dは、ホイールボディ11の外周部分の前側の端部に位置している。他方、後輪部の保持部20E,20F,20G,20Hは、ホイールボディ11の外周部分のうち後側の端部に位置している。
図4に示されるように、本実施の形態において、各保持部20は、平面22と、傾斜面23と、端面24とを有している。
平面22は、ホイールボディ11の最外周面の一部を構成する。本実施の形態において、前輪部及び後輪部のそれぞれにおいて、4つの保持部20のそれぞれの平面22は、それぞれホイールボディ11の回転軸を中心軸とする一の円筒面に接しており、かつ、周方向において等間隔に並んでいる。すなわち、前輪部及び後輪部のそれぞれにおいて、周方向に並んだ2つのバレル30の間にある保持部20は、当該2つのバレル30の対称面(1つの平面に対して2つのバレル30が面対称となる位置及び姿勢となる場合における、その平面をいう)となる平面に対して垂直な平面22であって、ホイールボディ11の回転軸に平行な平面を有している。換言すると、平面22に垂直な平面であって、ホイールボディ11の回転軸を通る平面は、周方向において平面22を挟む位置にある2つのバレル30の対称面となる。
端面24は、回転軸方向において、ホイールボディ11の外周部の端となる面である。すなわち、前輪部において、4つの保持部20のそれぞれの端面24は、ホイールボディ11の前端にある面である。また、後輪部において、4つの保持部20のそれぞれの端面24は、ホイールボディ11の後端にある面である。本実施の形態において、端面24は、ホイールボディ11の回転軸に対して垂直であるが、これに限られない。
傾斜面23は、平面22と端面24との間に設けられている。すなわち、傾斜面23は、ホイールボディ11の外周部のうち、回転軸方向のそれぞれの端部に設けられている。本実施の形態において、傾斜面23は、回転軸方向において、オムニホイール10の端に向かうほどホイールボディ11の回転軸に近づくように傾斜している平面である。すなわち、保持部20は、回転軸方向において、オムニホイール10の端に向かうほどホイールボディ11の回転軸に近づく形状を有する傾斜面23を有している。
前輪部において、4つの保持部20のそれぞれの傾斜面23は、前方に向かうほどホイールボディ11の回転軸に近づくように傾斜している。換言すると、傾斜面23は、回転軸方向において、バレル30A,30B,30C,30Dのシャフト40から離れるにつれハブ部12に近づくように傾斜している。後輪部において、4つの保持部20のそれぞれの傾斜面23は、後方に向かうほどホイールボディ11の回転軸に近づくように傾斜している。換言すると、傾斜面23は、回転軸方向において、バレル30E,30F,30G,30Hのシャフト40から離れるにつれてハブ部12に近づくように傾斜している。傾斜面23の外縁のうち、ホイールボディ11の回転軸から離れている位置にある外縁は平面22に含まれている直線であり、回転軸に近い位置にある外縁は端面24に含まれている直線である。
なお、本実施の形態において、傾斜面23は、例えば、平面22と端面24とのそれぞれを延長させたときに生じる角についていわゆるC面取りを行った場合に生じるC面のように形成されているが、これに限られない。例えば、傾斜面23と平面22とがなす角は適宜設定されていれば選よい。また、傾斜面23に代えて、回転軸方向においてオムニホイール10の端に向かうほどホイールボディ11の回転軸に近づく形状を有する曲面が設けられていてもよい。この場合、例えば、曲面は、平面22と端面24とのそれぞれを延長させたときに生じる角についていわゆるR面取りを行った場合に生じるR面のように形成されていてもよい。
なお、保持部20には、平面22が設けられていなくてもよく、この位置に曲面が設けられていてもよい。回転軸方向においてオムニホイール10の端に向かうほどホイールボディ11の回転軸に近づく形状を有する面は、例えば、回転軸を中心に回転させた直線又は曲線の軌跡が描くような曲面であってもよいし、その他の曲面であってもよい。保持部20のうち、ホイールボディ11の最外周面の一部を構成する面の全体が、回転軸方向においてオムニホイール10の端に向かうほどホイールボディ11の回転軸に近づく形状を有していてもよい。
本実施の形態において、それぞれの保持部20は、シャフト40が配置される貫通孔25を有している。1箇所の保持部20につき、周方向両側に向けて2つの貫通孔25が形成されている。各貫通孔25は、一端部が平面22に開口し、他端部が収容部15に開口している。すなわち、平面22から周方向両側に位置する収容部15にかけて、貫通孔25が設けられている。シャフト40の一方の端部は、一の保持部20に形成された貫通孔25の内部に配置され、他方の端部は、周方向において当該一の保持部20の隣にある保持部20に形成された貫通孔25の内部に配置されている。これにより、シャフト40が、2つの保持部20によって保持されている状態となる。
平面22においては、平面22から内側(ホイールボディ11の回転軸を中心とする径方向において、回転軸に近い側)に凹む座繰部26が形成されている。平面22における貫通孔25が開口する部位は、座繰部26に重なっている。本実施の形態において、平面22における2つの貫通孔が開口する部位の中間部を中心として、座繰部26が形成されている。座繰部26の中央部には、ホイールボディ11の回転軸を中心とする径方向を深さ方向とするねじ穴が形成されている。
それぞれの保持部20の座繰部26には、1つのねじ(規制部材の一例)28と、当該ねじ28とともに用いられるワッシャ(規制部材の一例)29とが固定されている。ねじ28は、その軸線がホイールボディ11の回転軸に直交するように配置されている。ねじ28としては、ねじ頭の高さが比較的低いボルトが用いられるのが好適である。例えば、ねじ28として、一般的な六角穴付き極低頭ボルトを用いることができるが、これに限られるものではない。ねじ28は、本実施の形態において、2つの貫通孔25をそれぞれ通る2つのシャフト40の端部の、各シャフト40の長手方向における位置を規制する。すなわち、シャフト40の端部は、平面22にねじ28とワッシャ29とが配置されていることにより、平面22よりも径方向外側に突出しないように、位置決めされる。これにより、シャフト40がホイールボディ11から抜けたり、オムニホイール10の回転の妨げになったりすることが防止されている。なお、ワッシャ29は必ずしも設けられていなくてもよい。この場合、ねじ28の頭部により直接シャフト40の端部の位置が規制されるようにすればよい。
なお、本実施の形態において、各シャフト40の両端面は、平面22の形状に対応する形状に形成されている。すなわち、シャフト40の一方の端面は、当該シャフト40の中心軸に対する角度が45度となり、他方の端面に対して略垂直な角度となるように成形されている。なお、シャフト40の端面の一部分は、座繰部26に合わせて、シャフト40の長手方向に凹んでいてもよい。このように、シャフト40の両端面が平面22の形状に対応する形状に形成されていることにより、シャフト40が平面22から径方向に突出しないようにしつつ、シャフト40の端部と各保持部20とが接触する面積を比較的大きく確保することができ、オムニホイール10の耐久性や耐荷重性などの性能を高めることができる。
本実施の形態において、回転軸方向においてホイールボディ11の端にある保持部20は、その保持部20とホイールボディ11の回転軸とを通る任意の平面における当該保持部20の外周縁部が、当該平面に投影された少なくとも1つのバレル30の外周縁よりも内側にある形状を有する。すなわち、保持部20とホイールボディ11の回転軸とを通る一の平面(以下、このような平面を注目平面と呼ぶことがある)において、保持部20の外周縁部は、注目平面に投影された少なくとも1つのバレル30の外周縁よりも、径方向においてハブ部12に近い位置にある。
ここで、上記注目平面における保持部20の外周縁部は、ホイールボディ11の外周部のうち、径方向に露出している部位であると理解すればよい。本実施の形態において、具体的には、例えば、平面22と傾斜面23とが表れる部位を外周縁部として把握することができる。
図5は、図3のAA線断面図である。
注目平面を、図5において示される前輪部の保持部20Bの平面22に垂直な断面とした場合において、上記について説明する。すなわち、図5において、注目平面に投影される少なくとも1つのバレル30の外周縁として、バレル30Cの外周縁が示されている。そして、保持部20Bの外周縁部の前端部分(すなわち平面22の前端部分及び傾斜面23)は、バレル30Cの外周縁よりも内側、すなわち、径方向においてハブ部12に近い位置にある。バレル30の外周縁は膨らみをもった曲線状に湾曲しているので、回転軸方向においても、バレル30Cの外周縁は、保持部20Bの外周縁部よりも前方に張り出している。
本実施の形態においては、ホイールボディ11の前端及び後端にある保持部20とバレル30とがこのような位置関係を有していることにより、オムニホイール10自体が回転しないような姿勢で移動体1が段差Gを乗り越える場合においても、オムニホイール10が段差Gに引っかかりにくくなる。
例えば、図5に示されるように、オムニホイール10の後輪部のバレル30Fのみが移動路面Mに接地している状態において、オムニホイール10が前方に移動する場合を想定する。この場合において、オムニホイール10自体は回転せず、バレル30Fのみがホイールボディ11に対して回転することで、オムニホイール10が前方に移動することになる。ここで、オムニホイール10の前方に、移動路面Mから所定の高さを有する段差Gがある場合、前輪部にあり段差Gに直面する保持部20Bが段差Gに接触するよりも前に、周方向においてその保持部20Bの両側にあるバレル30B,30Cが段差Gに接触する。段差Gにはホイールボディ11が接触せずに、回転自在なバレル30が接触するので、オムニホイール10は比較的容易に段差Gを乗り越えることができる。したがって、ガイド等の部材を別途設けることなく、簡易な構造のオムニホイール10により、オムニホイール10の段差Gへの引っかかりが発生するのを防止して、移動体1の段差乗り越え性能を向上させることができる。
各保持部20には、バレル30の外周縁よりもハブ部12に近い地位にある平面22が形成されている。したがって、オムニホイール10自体の回転を要しない方向にオムニホイール10が移動する場合において、ホイールボディ11が段差G等に接触しにくくなる。したがって、スムーズに移動体1を移動させることができる。
それぞれの保持部20において、1組のねじ28及びワッシャ29により2つのシャフト40の端部の位置決めを行うことができる。したがって、オムニホイール10を構成する部品の点数を少なくすることができ、オムニホイール10の構造を簡素化することができる。
なお、このような移動体1が有する段差の乗り越え性能は、例えば、移動体1の給電場所や作業場所に段差がある場合において、そのような給電場所や作業場所に移動体1が進入するときにおいて特に効果的に発揮される。また、例えば、移動路面Mの一部がエレベータ等の昇降機のフロアで構成されている場合において、そのような昇降機のフロアに移動体1が進入するときにおいて効果的に発揮される。なお、これらは一例であり、移動体1のユースケースはこれに限られるものではない。
(その他)
オムニホイールの用途は、移動体に限られない。例えば、オムニホイールは、貨物等のコンベヤ等に用いられてもよい。
保持部に設けられた止めねじ等の規制部材によって、バレルのシャフトの位置決めが行われるようにしてもよい。バレルのシャフトは、締まり嵌めや接着等によりホイールボディに固定されていてもよい。
上記において平行、垂直、等間隔である等として説明された部分について、特記する場合を除き、厳密に平行、垂直、等間隔であることなどは要求されない。オムニホイールが上述のように機能する程度に、平行、垂直、等間隔である等といえればよい。
前輪部のバレルの数や後輪部のバレルは、4つに限られず、3つであってもよいし、5つよりも多くてもよい。また、1つのオムニホイールにおいて、バレル、シャフト、及び保持部が組み合わされて構成される車輪部は、2つ(前輪部と後輪部)に限られず、3つより多くてもよい。例えば、回転軸方向において、前輪部と後輪部との間にさらに1以上の車輪部が設けられていてもよい。この場合においても、回転軸方向において前端にある前輪部の保持部とバレルとが上述のような位置関係を有し、かつ、回転軸方向において後端にある後輪部の保持部とバレルとが上述のような位置関係を有するようにすることにより、オムニホイールの段差への引っかかりを生じにくくすることができる。また、1つのオムニホイールにおいて、回転軸方向の一方の端にある車輪部においてのみ、保持部とバレルとが上述のような位置関係を有するようにしてもよい。例えば、上述の実施の形態のように、オムニホイールに前輪部と後輪部との2つの車輪部が設けられている場合において、例えば前輪部においてのみ、保持部とバレルとが上述のような位置関係を有するようにしてもよい。このような場合においても、回転軸方向の一方にオムニホイールが移動する場合において、オムニホイールの段差への引っかかりが発生することを防止することができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである。
例えば、上述の実施の形態の構成そのものに限られず、上述の実施の形態のそれぞれの構成要素が、適宜、他種の構成要素と置換されたり組み合わせられたりしてもよい。また、上述の実施の形態のうち、一部の構成要素や機能が省略されていてもよい。
以上のように、本発明にかかるオムニホイールは、簡素な構造を有し、段差への引っかかりが生じにくいという効果を有し、オムニホイール等として有用である。
1 移動体、5 駆動部、10 オムニホイール、11 ホイールボディ、20 保持部(端部外周部の一例)、22 平面、23 傾斜面、25 貫通孔、28 ねじ(規制部材の一例)、29 ワッシャ、30 バレル、40 シャフト

Claims (5)

  1. ホイールボディと、
    それぞれ前記ホイールボディに支持されている複数のバレルとを備え、
    前記複数のバレルは、前記ホイールボディの回転軸を中心とする周方向に並んでおり、
    前記ホイールボディの外周部分であって前記ホイールボディの回転軸方向において前記ホイールボディの端にある端部外周部は、その端部外周部と前記ホイールボディの回転軸とを通る任意の平面における当該端部外周部の外周縁部が、当該平面に投影された少なくとも1つのバレルの外周縁よりも内側にある形状を有する、オムニホイール。
  2. 前記端部外周部は、前記回転軸方向において前記オムニホイールの端に向かうほど前記ホイールボディの回転軸に近づく形状を有する面を有している、請求項1に記載のオムニホイール。
  3. 前記周方向に並んだ2つのバレルの間にある前記端部外周部は、当該2つのバレルの対称面に対して垂直な平面を有している、請求項1又は2に記載のオムニホイール。
  4. 前記複数のバレルのそれぞれは、前記ホイールボディに保持されているシャフトを中心に前記ホイールボディに対して回転可能であって、
    前記周方向に並んだ2つのバレルの間にある前記端部外周部は、当該2つのバレルのそれぞれのシャフトが通る2つの貫通孔を有しており、
    前記端部外周部には、前記2つの貫通孔をそれぞれ通る前記2つのシャフトの端部の位置を、各シャフトの長手方向において規制する規制部材が設けられている、請求項1から3のいずれかに記載のオムニホイール。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載のオムニホイールと、
    前記オムニホイールを駆動する駆動部とを備える、移動体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023079898A1 (ja) * 2021-11-08 2023-05-11 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント ローラおよび車輪

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