JP2021016266A - プロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て作業時において、プロテクタに対するコネクタの係止不良を容易に確認することができるプロテクタを提供する。【解決手段】プロテクタ1は、配索材Wを収容する収容空間部11を形成する収容部材10と、収容空間部11の一部を開放(開状態)または閉塞(閉状態)するカバー15とを備える。配索材Wは、収容部材10に係止可能に構成され、相手側コネクタ30と嵌合するコネクタ21を有する。収容部材10は、当該収容部材10と閉状態のカバー15とで形成され、相手側コネクタ30が挿入される挿入孔12を有する。カバー15は、閉状態でコネクタ21が収容部材10に係止された係止状態で、挿入方向から視て係止状態のコネクタ21と重なる位置に形成される突起部16を有する。突起部16は、カバー回動時の軌跡が、未挿入状態かつ収容部材10と完全に係止されていない非係止状態のコネクタ21と重なる。【選択図】図4

Description

本発明は、プロテクタに関する。
自動車等の車両には、レール上をスライド自在に移動するスライドシートが搭載されている。スライドシートに電装部品が設けられる場合、車両に搭載されたパッテリ等の電源から電装部品に電力を供給する給電装置が設けられる。給電装置は、電源と電装機器とを電気的に接続するためのワイヤハーネスと、ワイヤハーネスを収容するケースとを備える(例えば、特許文献1参照)。このワイヤハーネスには、例えば、スルーロック(スライドロック)機構によりケースに係止することが可能なコネクタを有するものがある。
特開2016−136811号公報
ところで、プロテクタでは、例えば、ワイヤハーネスのコネクタをケースに係止した後、コネクタを覆うカバーを閉じて当該カバーをケースに係止することで組立てが行われている。この場合、カバーを閉じた状態では、コネクタがケースに対して完全に係止されているかの確認がし難いことから改善の余地がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、組み立て作業時において、プロテクタに対するコネクタの係止不良を容易に確認することができるプロテクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るプロテクタは、配索材を収容する収容空間部と、前記収容空間部の少なくとも一部を形成する収容部材と、前記収容部材に対して、前記収容空間部の一部を開放する開状態と、前記収容空間部の一部を閉塞する閉状態との間で回動可能に支持されたカバーと、を備え、前記配索材は、前記収容空間部に収容された収容状態で前記収容部材に対して係止可能に構成され、かつ相手側コネクタと嵌合するコネクタを有し、前記収容部材は、当該収容部材と閉状態の前記カバーとにより形成され、かつ前記相手側コネクタが挿入される挿入孔を有し、前記収容空間部は、前記挿入孔を介して外部と連通し、前記カバーは、当該カバーが前記閉状態で、かつ前記コネクタが前記収容部材に係止された係止状態において、前記コネクタの挿入方向から視て前記係止状態の前記コネクタと重なる位置に形成される突起部を有し、前記突起部は、前記カバーの回動時における突出方向の先端の軌跡が、前記挿入孔に挿入された挿入状態で、かつ前記収容部材と完全に係止されていない非係止状態の前記コネクタと重なることを特徴とする。
また、上記プロテクタにおいて、前記突起部は、前記突出方向の端部に形成され、かつ、前記非係止状態における前記コネクタと接触し、当該コネクタを前記挿入方向に押圧する押圧面を有するものである。
また、上記プロテクタにおいて、前記突起部は、前記カバーから前記突出方向に沿って延在する板状のリブであり、前記押圧面は、前記突出方向と交差する方向に形成され、かつ前記カバーが閉状態で前記突出方向の先端から前記コネクタ側に向けて傾斜する傾斜面であるものである。
本発明に係るプロテクタは、組み立て作業時において、プロテクタに対するコネクタの係止不良を容易に確認することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態におけるプロテクタの概略構成を示す平面図である。 図2は、実施形態におけるプロテクタの概略構成を示す斜視図である。 図3は、プロテクタにおける要部の概略構成を示す斜視図である。 図4は、プロテクタにおける要部の概略構成を示す斜視図である。 図5は、プロテクタの概略構成を示す垂直断面図である。 図6は、プロテクタの概略構成を示す水平断面図である。 図7は、プロテクタの概略構成を示す側断面図である。 図8は、プロテクタにおけるカバーの軌跡とコネクタとの位置関係を示す模式図である。
以下に、本発明に係るプロテクタの実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1は、実施形態におけるプロテクタの概略構成を示す平面図である。図2は、実施形態におけるプロテクタの概略構成を示す斜視図である。図3は、プロテクタにおける要部の概略構成を示す斜視図である。図4は、プロテクタにおける要部の概略構成を示す斜視図である。図5は、プロテクタの概略構成を示す垂直断面図である。図6は、プロテクタの概略構成を示す水平断面図である。図7は、プロテクタの概略構成を示す側断面図である。図8は、プロテクタにおけるカバーの軌跡とコネクタとの位置関係を示す模式図である。なお、図1に示すプロテクタは、車両(不図示)に搭載された状態を示す。図2〜図5、図7、図8は、プロテクタの上下を逆にした状態を示す。図5は、図2に示すA−A部分断面図に相当する。図5では、コネクタが収容部材に係止される直前の状態を示す。図6は、図2に示すB−B部分断面図である。図7は、プロテクタの延在方向から視た側面図に相当し、収容部材の一部が省略されている。
本実施形態では、図示のX方向は、プロテクタの延在方向とする。Y方向は、プロテクタの幅方向とし、延在方向と直交する方向とする。Z方向は、プロテクタの上下方向とし、延在方向および幅方向と直交する方向とする。なお、便宜的に、Z方向のうち、Z1方向を上方向、Z2方向を下方向とする。Z方向は、例えば、プロテクタが車両に搭載された状態で、鉛直方向に沿う。
本実施形態におけるプロテクタ1は、図1に示すように、例えば、車両(不図示)のフロアに配置され、内部に配索材Wを収容するものである。プロテクタ1は、車両のフロアに配置されたシートレール2に連結される。プロテクタ1は、例えば、車両の車体におけるR側に配置されるR用プロテクタと、車体におけるL側に配置されるL用プロテクタとが存在するが、代表してL用プロテクタについて説明する。
シートレール2は、スライドシート3のスライド方向(図示例ではX方向)に沿ったスライド移動を案内するためのガイドレールである。シートレール2は、プロテクタ1の延在方向の両端のうち、一方から他方に折り返すように形成された端部に連結され、当該プロテクタ1に近接し、かつ延在方向に沿って配置される。シートレール2は、幅方向に沿って間隔をあけて一対で設けられる。なお、図示例では、一対のシートレール2のうち、一方のみが記載されており、他方のシートレール2については省略されている。
スライドシート3は、車両の乗員(不図示)が着座するものであり、車両のフロアに対してスライド方向に沿ってスライド移動可能に設置される。スライドシート3は、一対のシートレール2に支持される。
配索材Wは、スライドシート3に設けられた電装品(不図示)に対して電力を供給するための電線または電線束(ワイヤハーネスWH)である(図4)。配索材Wは、少なくとも一部が収容空間部11に収容される。配索材Wは、例えば、一方の端部が収容空間部11から外部に導出され、シートレール2を通ってスライドシート3の電装品に電気的に接続され、他方の端部が外部に導出され、車両の電源等(不図示)に電気的に接続される。配索材Wは、収容空間部11に収容された収容状態で収容部材10に対して係止可能に構成され、かつ相手側コネクタ30と嵌合するコネクタ21を有する。
コネクタ21は、例えば、メスコネクタである。相手側コネクタ30は、例えば、オスコネクタである(図3)。相手側コネクタ30は、ワイヤハーネスWHの延在方向の一方の端末に接続されている。配索材Wは、他方の端部が、互いに嵌合状態にあるコネクタ21と相手側コネクタ30とを介して外部に導出される。コネクタ21は、収容部材10に係止する係止機構を有する。コネクタ21は、外周面において対向する一対の面の一方に、挿入方向に延在する雄側スルーロック23(係止部)が形成されている(図5)。雄側スルーロック23は、コネクタ21が収容部材10に係止された係止状態で、コネクタ21の外周面と対向する収容部材10の外側面に設けられ、挿入方向と反対方向に延在する雌側スルーロック41(係止受け部)に係止される。
プロテクタ1は、配索材Wを収容する収容空間部11と、収容空間部11の少なくとも一部を形成する収容部材10と、収容部材10に開閉可能に形成されたカバー15とを含んで構成される。収容部材10およびカバー15は、例えば、合成樹脂等により構成される。
収容部材10は、図2に示すように、プロテクタ1において、アッパーケース13と、ロアケース14とで構成される。アッパーケース13は、ロアケース14に対して係止構造により係止される。アッパーケース13およびロアケース14は、係止構造により係止された状態で、収容空間部11の少なくとも一部を形成する。収容部材10は、収容部材10と閉状態のカバー15とにより形成され、かつ相手側コネクタ30が挿入される挿入孔12を有する(図2、図3)。収容空間部11は、コネクタ21が収容部材10に係止さていない非係止状態において、挿入孔12を介して外部と連通する。挿入孔12は、カバー15が閉状態、かつコネクタ21が収容部材10に係止された係止状態において、コネクタ21の存在により閉塞される。挿入孔12は、内周面を構成する収容部材10に雌側スルーロック41が形成される。雌側スルーロック41は、コネクタ21の外周側に設けられている。
カバー15は、収容部材10に対して、収容空間部11の一部を開放する開状態と、収容空間部11の一部を閉塞する閉状態との間で回動可能に支持された部分である。カバー15は、収容部材10に対して、ヒンジ部15aを回動軸として開閉可能に支持されている。ヒンジ部15aは、収容部材10の延在方向の一方の端部でかつ幅方向の一方の端部に設けられている。ヒンジ部15aは、収容部材10の延在方向に回動軸を有する。ヒンジ部15aは、収容部材10を構成するロアケース14に設けられている。ヒンジ部15aは、カバー15の開閉に応じて変形する。カバー15は、収容部材10に対して係止構造により係止される。
カバー15は、当該カバー15が閉状態で、かつコネクタ21が収容部材10に係止された係止状態において、コネクタ21の挿入方向から視て係止状態のコネクタ21と重なる位置に形成される突起部16を有する(図3、図6)。また、突起部16は、カバー15が閉状態で、かつコネクタ21が収容部材10に係止された係止状態において、コネクタ21の挿入方向から視て係止状態のコネクタ21における相手側コネクタ30の挿入口と重ならないように形成される。また、突起部16は、カバー15の回動時における突出方向の先端の軌跡(移動軌跡)MLが、挿入孔12に挿入された挿入状態で、かつ収容部材10と完全に係止されていない非係止状態のコネクタ21と重なる(図8)。突起部16は、例えば、カバー15の閉塞面15bから突出方向に沿って延在する板状のリブである(図6)。突起部16は、カバーが閉状態において、挿入孔12の内周面の一部および開口の一部を構成する。突起部16は、カバーが閉状態において、雌側スルーロック41が形成された外側面と連続する外側面に延在方向に対向して形成される。突起部16は、突出方向の端部に形成され、かつ、非係止状態におけるコネクタ21と接触し、当該コネクタ21を挿入方向に押圧する押圧面16aを有する。押圧面16aは、例えば、突出方向と交差する方向に形成され、かつカバー15が閉状態で突出方向の先端からコネクタ21側に向けて傾斜する傾斜面である。突起部16は、カバー15が閉状態において、コネクタ21の挿入方向から視てコネクタ21と収容部材10とを互いに係止する係止機構と重なる位置に形成される。この係止機構は、例えば、上述したコネクタ21の雄側スルーロック23と収容部材10の雌側スルーロック41とで構成されるものである。突起部16は、カバー15において、ヒンジ部15aからより離れた位置に配置されることが好ましい。
次に、図4を参照して、コネクタ21が収容部材10に対して非係止状態であるか否かを確認する方法について説明する。作業者は、プロテクタ1の組み立て作業において、カバー15が開いた状態のまま、収容空間部11に一部が収容された配索材Wのコネクタ21を挿入孔12に挿入する。このとき、挿入孔12の一部を構成する収容部材10の凹状部分における挿入方向と反対方向の端部にコネクタ21を上部から差し入れる。次に、作業者は、コネクタ21が突き当たるまで挿入方向に押し込む。このとき、コネクタ21の雄側スルーロック23が、収容部材10の雌側スルーロック41に対して挿入方向にスライドしながら係止される。次に、作業者は、カバー15を閉じることで当該カバー15を開状態から閉状態に移行させる。このとき、カバー15が十分に閉じない場合、作業者は、コネクタ21が収容部材10と係止されていない非係止状態であることを認識する。つまり、コネクタ21が挿入孔12に挿入された挿入状態で、かつ収容部材10と完全に係止されていない非係止状態である場合、作業者がカバー15を閉じても突起部16がコネクタ21に当接するので、コネクタ21が収容部材10に係止されていないことに気づくことができる。コネクタ21が係止不良の場合、プロテクタ1のカバー15を閉じる際に突起部16がコネクタ21に当接して当該カバー15が閉じなくなるので、作業者がプロテクタ1に対するコネクタ21の非係止を容易に確認することができる。
次に、図8を参照して、突起部16により半係止状態のコネクタ21を係止状態に移行させる方法について説明する。コネクタ21が挿入孔12に挿入された挿入状態で、かつ収容部材10と完全に係止されていない半係止状態である場合、作業者がカバー15を閉じると、突起部16の押圧面16aがコネクタ21に当接する。押圧面16aは、突起部16の突出方向と交差する方向に形成され、かつカバー15が閉状態で突出方向の先端からコネクタ21側に向けて傾斜している。そのため、作業者がカバー15が閉じる方向に押圧していくと、コネクタ21が押圧面16aを摺動しながら挿入方向に移動し、コネクタ21の雄側スルーロック23が挿入方向に摺動しながら収容部材10の雌側スルーロック41に係止される。これにより、作業者は、半係止状態のコネクタ21を容易に係止状態に移行させることができる。
以上のように、本実施形態におけるプロテクタ1は、配索材Wを収容する収容空間部11と、収容空間部11の少なくとも一部を形成する収容部材10と、収容部材10に対して、収容空間部11の一部を開放する開状態と、収容空間部11の一部を閉塞する閉状態との間で回動可能に支持されたカバー15とを備える。配索材Wは、収容空間部11に収容された収容状態で収容部材10に対して係止可能に構成され、かつ相手側コネクタ30と嵌合するコネクタ21を有する。収容部材10は、当該収容部材10と閉状態のカバー15とにより形成され、かつ相手側コネクタ30が挿入される挿入孔12を有する。収容空間部11は、挿入孔12を介して外部と連通する。カバー15は、当該カバー15が閉状態で、かつコネクタ21が収容部材10に係止された係止状態において、コネクタ21の挿入方向から視て係止状態のコネクタ21と重なる位置に形成される突起部16を有する。突起部16は、カバー15の回動時における突出方向の先端の軌跡MLが、挿入孔12に挿入された挿入状態で、かつ収容部材10と完全に係止されていない非係止状態のコネクタ21と重なる。
上記構成により、コネクタ21が挿入孔12に挿入された挿入状態で、かつ収容部材10と非係止状態である場合、作業者がカバー15を閉じても突起部16がコネクタ21に当接するので、コネクタ21が収容部材10に係止されていないことに気づくことができる。コネクタ21が係止不良の場合、プロテクタ1のカバー15を閉じる際に突起部16がコネクタ21に接触して当該カバー15が閉じなくなるので、作業者がプロテクタに対するコネクタの係止不良を容易に認識することができる。
また、本実施形態におけるプロテクタ1は、突起部16が、突出方向の端部に形成され、かつ、非係止状態におけるコネクタ21と接触し、当該コネクタ21を挿入方向に押圧する押圧面16aを有する。これにより、例えば、コネクタ21が収容部材10に対して半係止状態である場合、カバー15を閉じる際に突起部16の押圧面16aがコネクタ21に当接すると、カバー15を閉じる力が押圧面16aを介してコネクタ21を挿入方向に押し込む力になり、半係止状態から係止状態に移行することができる。
また、本実施形態におけるプロテクタ1は、突起部16が、カバー15から突出方向に沿って延在する板状のリブである。押圧面16aは、突出方向と交差する方向に形成され、かつカバー15が閉状態で突出方向の先端からコネクタ21側に向けて傾斜する傾斜面である。押圧面16aが傾斜することで、カバー15を閉じる力がコネクタ21に伝わる際に、挿入方向に押し込む力に容易に変換されるので、作業者が少ない力でカバー15を閉じることが可能となる。この結果、作業者の負担を軽減することができる。
また、本実施形態におけるプロテクタ1は、コネクタ21が外周側に雄側スルーロック23を有し、収容部材10が、コネクタ21が挿入孔12に挿入された挿入状態でコネクタ21の外周面と対向する面に雌側スルーロック41を有する。突起部16が、カバー15が閉状態において、コネクタ21の挿入方向から視て雄側スルーロック23および雌側スルーロック41と重なる位置に形成される。これにより、突起部16がコネクタ21を押し込んだ際に、押し込む力のベクトルが、雄側スルーロック23を雌側スルーロック41に係止する方向から逃げなくなるので、容易に係止することが可能となる。
なお、上記実施形態では、ヒンジ部15aは、収容部材10の延在方向に回動軸を有しているがこれに限定されるものではない。ヒンジ部15aは、延在方向と直交する方向に回動軸を有するものであってもよい。すなわち、カバー15は、開閉方向が幅方向から延在方向に変更されても、上述した本発明と同様の効果が得られる。
上実施形態では、突起部16は、カバー15が閉じた状態で、挿入孔12の開口の両端の一方に配置されているが、これに限定されるものではない。例えば、突起部16は、カバー15が閉じた状態で、挿入孔12の開口の両端の他方に配置されていてもよい。
1 プロテクタ
10 収容部材
11 収容空間部
12 挿入孔
13 アッパーケース
14 ロアケース
15 カバー
16 突起部
16a 押圧面
21 コネクタ
23 雄側スルーロック
30 相手側コネクタ
41 雌側スルーロック
W 配索材
WH ワイヤハーネス
ML 軌跡(移動軌跡)

Claims (3)

  1. 配索材を収容する収容空間部と、
    前記収容空間部の少なくとも一部を形成する収容部材と、
    前記収容部材に対して、前記収容空間部の一部を開放する開状態と、前記収容空間部の一部を閉塞する閉状態との間で回動可能に支持されたカバーと、
    を備え、
    前記配索材は、
    前記収容空間部に収容された収容状態で前記収容部材に対して係止可能に構成され、かつ相手側コネクタと嵌合するコネクタを有し、
    前記収容部材は、
    当該収容部材と閉状態の前記カバーとにより形成され、かつ前記相手側コネクタが挿入される挿入孔を有し、
    前記収容空間部は、
    前記挿入孔を介して外部と連通し、
    前記カバーは、
    当該カバーが前記閉状態で、かつ前記コネクタが前記収容部材に係止された係止状態において、前記コネクタの挿入方向から視て前記係止状態の前記コネクタと重なる位置に形成される突起部を有し、
    前記突起部は、
    前記カバーの回動時における突出方向の先端の軌跡が、前記挿入孔に挿入された挿入状態で、かつ前記収容部材と完全に係止されていない非係止状態の前記コネクタと重なる
    ことを特徴とするプロテクタ。
  2. 前記突起部は、
    前記突出方向の端部に形成され、かつ、前記非係止状態における前記コネクタと接触し、当該コネクタを前記挿入方向に押圧する押圧面を有する
    請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記突起部は、
    前記カバーから前記突出方向に沿って延在する板状のリブであり、
    前記押圧面は、
    前記突出方向と交差する方向に形成され、かつ前記カバーが閉状態で前記突出方向の先端から前記コネクタ側に向けて傾斜する傾斜面である
    請求項2に記載のプロテクタ。
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