JP2021015609A - 情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スタートアップ企業等での優秀人材の適切確保支援及び優秀人材に対して就職後に安心して仕事従事できる事を支援する情報処理システムを提供する。【解決手段】情報処理システムにおいて、会社等Cは、ユーザUに将来の貢献対価としてIプランの付与を行うSS1。ユーザUは、ユーザ端末2によりIプランのベスティング期間に権利Pの設定を行いSS2、サービス提供者Gへ権利Pの譲渡依頼の送信SS3及び権利Pの権利情報の送信SS4を行う。サービス提供者Gが、価値評価者Eへ権利Pの価値評価依頼を行うと(ステップSS5)、価値評価者Eは、サービス提供者Gへ価値評価結果送信を行うSS6。サービス提供者Gは、サーバ1より価値評価結果に基づく取引情報をユーザUへ送信しSS7、取引条件に基づき権利Pの譲渡/支払いを行うSS8。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システムに関する。
従来より、スタートアップ企業やベンチャー企業等(例えば特許文献1参照)は、上場等の成功を目指すべく、優秀な人材を確保したいという要望があった。
特開2004−364480号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の技術を含む従来技術のみでは、スタートアップ企業やベンチャー企業等は、十分な対価を支払うことが困難であり、優秀な人材を確保することは困難であった。
換言すると、優秀な人材は、スタートアップ企業やベンチャー企業等に対して将来性や働き甲斐に魅力を感じても、十分な対価の支払いを得られないため、就職することに躊躇したり、就職したとしても不安定な待遇に不安を覚えることもあった。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、スタートアップ企業やベンチャー企業等にとっては、優秀な人材を適切に確保することを支援すると共に、当該優秀な人材にとっては、スタートアップ企業やベンチャー企業等に就職して安心して仕事に従事することを支援することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理システムは、
譲渡可能な時期に譲渡対象を一定価値で譲渡する第1オプションを有するユーザが、
前記第1オプションの譲渡制限期間に、前記第1オプションを原資産とする第2オプションを譲渡する場合に利用される情報処理システムであって、
前記第1オプションの譲渡制限期間に、前記第2オプションの価値を予測評価する価値評価手段と、
予測評価された前記価値に基づいて、前記ユーザとその譲渡相手との間での前記第2オプションの譲渡に関する処理の制御を実行する取引制御手段と、
を備える。
また、前記第1オプションは、権利確定日以降に、株式を一定価格で購入する権利を付与するものである。
本発明によれば、スタートアップ企業やベンチャー企業等にとっては、優秀な人材を適切に確保することを支援すると共に、当該優秀な人材にとっては、スタートアップ企業やベンチャー企業等に就職して安心して仕事に従事することができる。
本発明の情報処理システムの一実施形態の適用対象となる本サービスの概要を示す図である。 本発明の情報処理システムの一実施形態の適用対象となる本サービスの概要を示す図であって、図1の説明を時系列で表した図である。 本発明の情報処理システムの一実施形態に係る構成の一例を示す図である。 図3に示す情報処理システムのうち、サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3に示すサーバ、ユーザ端末、価値評価者端末の機能的構成のうち、価値評価処理の際に機能する機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
まず、本発明の実施形態を説明する前に、図1及び図2を参照して本発明の情報処理システムの一実施形態の適用対象となるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要について説明する。
スタートアップ企業やベンチャー企業等は、従業員等(以下、「ユーザU」と呼ぶ)に対して、給与にて十分な対価を支払うことが困難である。そこで、インセンティブプラン(以下、「Iプラン」と呼ぶ)として、あらかじめ定められた価格でその発行会社の株式を取得できる権利を従業員等に付与するという制度が利用される場合がある。
この制度によれば、従業員等は、その付与日から権利確定日までの期間(以下、「ベスティング期間」と呼ぶ)終了後にこの権利を行使すること、即ち上述の「あらかじめ定められた価格(以下、「権利行使価格」と呼ぶ)」で株式を取得することができる。そして、従業員等は、取得した株式をその時点の株価(譲渡価格)で市場にて譲渡すること等ができる。これにより、従業員等は、譲渡を実行するタイミングによっては、その行使価格と譲渡価格から生じた差額による金銭を得ることができる。
換言すると、従来においては、従業員等は、ベスティング期間中には、この権利を行使することはできず、給与としても十分な対価を得られないため、スタートアップ企業やベンチャー企業等に就職することに躊躇したり、就職したとしても不安定な待遇に不安を覚えることもあった。
即ち、スタートアップ企業やベンチャー企業等は、このような制度を単に利用しても、優秀な人材を確保することは困難であった。
そこで、スタートアップ企業やベンチャー企業等にとっては、優秀な人材を適切に確保することを支援すると共に、当該優秀な人材にとっては、スタートアップ企業やベンチャー企業等に就職して安心して仕事に従事することを支援すべく、図1及び図2に示す本サービスが提供される。
図1は、本発明の情報処理システムの一実施形態の適用対象となる本サービスの概要を示す図である。
ステップSS1において、Iプランを導入する企業(以下、「会社等C」と呼ぶ)は、ユーザUに対し自社に対する将来の貢献の対価としてIプランを付与する。
そして会社等Cは、ユーザUによる自社への一定の貢献が見込まれる期間として、ベスティング期間を設ける。
ユーザUは、例えば会社等Cに勤務する従業員等であって、会社等CからIプランの付与を受ける者である。しかしながら上述のように、付与されたIプランにはベスティング期間が設けられるため、例えばユーザUがこのベスティング期間中に金銭が必要になった場合でも、ユーザUはこの期間にはIプランを権利行使したり譲渡することは出来ないという問題がある。
そこでステップSS2において、ユーザUは、ユーザ端末2を操作して、Iプランのベスティング期間に、Iプランを原資産とした新たな権利を設定する。
具体的には、ユーザUは、Iプランを原資産としたコールオプション(以下、「権利P」と呼ぶ)を新たに設定する。即ち、権利Pとは、「Iプランを一定の価格で買うことができる権利」のことをいう。
ステップSS3において、ユーザUは、ユーザ端末2を操作して、サービス提供者Gに対し、権利Pの譲渡依頼を行う。
なお、本例では、ユーザUからサービス提供者Gに対して譲渡依頼が送信されるとして説明するが特にこれに限定されない。即ち例えば、サービス提供者GからユーザUに対して、権利Pの買取に関する依頼が送信されてもよい。
サービス提供者Gは、権利PをユーザUから譲り受け、その対価としてユーザUに金銭を支払う個人又は団体である。
即ちサービス提供者Gは、ステップSS3においてユーザから送信された権利Pの譲渡依頼を受け付ける。そしてサービス提供者GとユーザUとは、権利Pの譲渡に係る価格を決定するための操作を次のステップSS4乃至ステップSS8において実行する。
ステップSS4において、ユーザUは、ユーザ端末2を操作して、サービス提供者Gに対し、権利Pの権利情報を送信する。
即ち、サービス提供者Gは、ユーザUより、権利Pの権利情報を取得する。
ここで権利Pの権利情報には例えば、権利Pの譲渡に係る希望価格、Iプランに関する情報等が含まれる。
ステップSS5において、サービス提供者Gは、価値評価者Eに対し権利Pの価値評価依頼を行う。
ここで価値評価者Eは、サービス提供者Gからの依頼に基づき権利Pの有する価値を評価する個人又は団体であって、サービス提供者Gとは独立するものである。価値評価者Eは、サービス提供者Gとは独立した立場で権利Pの価値を算定するため、価値評価者Eによって算出された権利Pの評価結果の信頼性が確保されるようになる。
価値評価者Eは例えば、ベスティング期間の残存時間、Iプランの権利確定日以降の予測株価、会社等Cの業績、市場動向等の情報に基づき、所定の方法で権利Pの価値評価を行う。
ステップSS6において、権利Pの価値評価が終了すると、価値評価者Eは、その結果(以下、「価値評価結果」と呼ぶ)を、サービス提供者Gへ送信する。
即ち、サービス提供者Gは、サーバ1を介して権利Pの価値評価結果を取得する。
なおここで権利Pの価値はどのような形で示されてもよいものとする。例えば、原資産たるIプランの対象となる株式の「1株あたりの価格」として示されてよいし、あるいは、「Iプランの対象となる株式の将来期待される最高株価に対する今現在の達成割合」で示されてもよいものとする。
ステップSS7において、サービス提供者Gは、サーバ1を介して権利Pの価値評価結果をユーザUに送信する。
これにより、ユーザUは、自身が設定した権利Pの有する客観的な価値を把握することができるようになる。
ステップSS7において、サービス提供者G及びユーザUの夫々は、この価値評価結果に基づき、サーバ1及びユーザ端末2の夫々を操作することによって権利Pの譲渡に関する取引を行う。
具体的には例えば、サービス提供者Gは、サーバ1を介して、ユーザUより権利Pの譲渡に関する希望条件や、権利Pを譲渡するか否かの決定を受け付ける。また、ユーザUは、ユーザ端末2を介して、サービス提供者Gからの回答や提案を受け付ける。
ここでユーザUとサービス提供者Gとの取引が成立すると、処理はステップSS8へ進む。
ステップSS8において、ユーザUとサービス提供者Gとの間で成立した取引条件に基づいて、権利Pの譲渡が実行される。具体的には例えば、譲渡契約の締結に関する手続や、支払いに関する手続が行われる。
このようなステップSS1乃至SS8の一連の処理の実行により、ユーザUは、Iプランのベスティング期間中であっても、価値評価者Eによって一定の価値評価がなされた権利Pを公正な価格でサービス提供者Gに譲渡することができるようになる。そしてそれによりユーザUは、相応の金銭を受け取ることができるようになる。
次に、図2の例を用いて、本サービスについてさらに詳細に説明する。
図2は、本発明の情報処理システムの一実施形態の適用対象となる本サービスの概要を示す図であって、図1の説明を時系列で表した図である。
図2においては、横軸に時刻を示す。
時刻t1において、ユーザUは、会社等CからIプランを取得する。
なお本例では、Iプランに関して、ベスティング期間として時刻t1からt5の期間が設けられているとする。時刻t5は、ここでは説明の便宜上、会社等Cが設定した任意の権利確定日を想定するが、例えば株式公開の予定日であってもよい。
時刻t2において、Iプランに基づく金銭の獲得を希望するユーザUは、Iプランを原資産とした権利Pを新たに設定する。
そして、時刻t3において、ユーザUは、サービス提供者Gに対し、権利Pについての譲渡の依頼を行う。
ここで権利Pの譲渡に際して、権利Pが有する現在の価値を把握するべく、サービス提供者Gは、価値評価者Eに対して、権利Pの価値評価を依頼する。
価値評価者Eは、権利Pの価値評価を行い、その結果をサービス提供者Gへ送信する。
時刻t4において、サービス提供者GとユーザUとは、権利Pの価値評価結果に基づいて、権利Pの譲渡に係る取引を行う。そして、ユーザUはサービス提供者Gへ権利Pを譲渡する対価としてサービス提供者Gから金銭を受け取る。
時刻t5において、Iプランのベスティング期間が終了すると、ユーザUはIプランの権利行使を実行する。即ち、ユーザUは、権利行使価格で株式を購入し、購入した株式を市場価格で売却する。
サービス提供者Gは、この権利行使によって得られた利益の全部又は一部をユーザUから受け取る。
なお本例において、説明の便宜上、時刻t2乃至t4は異なるタイミングであるように説明したがこれに限定されず、時刻t2乃至t4の夫々における処理は同じタイミングで実行されてもよいものとする。
このように、サービス提供者Gは、時刻t4における権利Pの譲渡の際には、権利Pの価値評価結果に基づく金銭をユーザUへ支払う。そして時刻t5において、Iプランの権利行使によって得られた金銭をユーザUから受け取る。この支払い額と受け取り額の差額を、サービス提供者Gは利益として得ることになる。
しかしながら上述のように、Iプランの権利行使においては、取得された株式はその時点の株価で市場にて譲渡されるため、譲渡が実行されるタイミングによってそのIプランの行使から得られる利益が変動することは避けられない。
そのため、Iプランの権利行使から得られる利益の変動による影響を極力減らし安定した利益を得るため、サービス提供者Gは、ユーザUから権利Pを譲り受けるするにあたっては、権利Pの有する価値を充分に考慮した上で権利Pの価格を決定する必要がある。
またサービス提供者Gは、さらにリスクを低減させるため、より多くのユーザUと取引を行ったり、図示せぬスポンサーから資金の提供を受けてもよい。
ここで権利Pの有する価値を算出するための計算式の一例について説明する。
具体的には例えば、下記の係数(a)乃至係数(g)を用いて係数(Z)を算出することで、権利Pの価値評価を実施することできる。
なお以下の記載はあくまで一例であり、権利Pの価値評価手法はこの方法に限定されないものとする。
係数(a):予想される株価。
係数(b):ユーザUが所有する株式の数。
係数(c):上場ないしはM&Aされる確率。
係数(d):時間の割引。
係数(e):予想される運用利回り。
係数(f):分配率。
係数(g):調整係数。
係数(Z):ユーザUが得られる金額。
係数(a)について、詳細に説明する。
ここで、予想される株価とは、権利行使が可能な時期につくと予想される株価(時価)からサービス提供者GがユーザUから購入する価格を引いた価格である。ここで、サービス提供者GがユーザUから購入する価格については、特に限定されない。例えば、サービス提供者GがユーザUから購入する価格は、権利行使価格の80%の価格としてもよい。
係数(b)について、詳細に説明する。
ここで、ユーザUが付与されている内容は、Iプランを全て権利行使した場合、1000株相当であるとする。これを前提として、ユーザUが所有する株式の数は、ユーザUが売却を希望する、株式の数である。
即ち例えば、ユーザUが、Iプランを全て権利行使した場合、1000株相当であるとして、そのうち300株分の株式を売却するとする。このときの、300株分の株式を、ユーザUが所有する株式の数とする。
係数(c)について、詳細に説明する。
上場ないしはM&Aされる確率は、会社等Cが未上場の場合、上場して証券取引所で株式が売買されるようになること、又はM&AされることによりユーザUが所有するIプランが消滅する場合の確率である。
この上場ないしはM&Aされる確率についての算出方法は、特に限定されない。例えば、サービス提供者Gが、企業価値評価を行い、この評価に基づいて、会社等Cの上場ないしはM&Aされる確率を算出してもよい。また、サービス提供者Gを含む、第三者の評価機関による独自の算出方法を用いてもよい。
係数(d)について、詳細に説明する。
時間の割引とは、会社等Cが未上場の場合、上場ないしはM&Aされるまでの時間による割引をいう。即ち、本サービスでは、時間によるリスクを考慮することができる。この割引の算出方法として、具体的には例えば、Iプランが付与された時点から半年以内に上場ないしはM&Aされる場合であれば、1(割引なし)として、以後、3カ月ごとに0.1ずつ減少する、とすることができる。即ち、1年後であれば、時間の割引は、0.8となり、1年6カ月であれば、時間の割引は、0.6となる。なお、この時間の割引についての基準は、特に限定されない。即ち、いつの時点からの時間の割引であるかは、特に限定されない。例えば、サービス提供者Gが価値評価を行った時点からでもよく、また、Iプランが付与された時点からでもよい。さらには、上述の時間の割引についても、3カ月ごとに0.1ずつ減少する、と説明したが、これはあくまで例示であり、例えば、2カ月ごとに0.1ずつ減少してもよいし、3カ月ごとに0.05ずつ減少してもよい。
係数(e)について、詳細に説明する。
この係数(e)は、サービス提供者Gが、図示せぬスポンサーからファンドとして投資を受けている場合を想定したものである。
運用利回りとは、スポンサーがサービス提供者Gに対して投資した金額に対する利益の割合を1年当たりの平均したものである。即ち、サービス提供者GがIプランを運用して得た利益を1年当たりの平均することで、スポンサーは、提供した援助資金に基づく運用利回りの利益を得ることができる。
そして、予想される利回りとは、上述したファンドにおける過去の運用実績に基づいて予想される運用利回りのことをいう。
係数(f)について、詳細に説明する。
分配率とは、具体的には例えば、上述のファンドの運用により得られた利益によるスポンサーへの分配額を元本に対する年利回りに換算したものである。
係数(g)について、詳細に説明する。
調整係数とは、その他の事情を勘案して決められる割引率である。
ここで、その他の事情とは、会社等Cの財務状況、市場の状況、法律等のありとあらゆる事情を勘案してもよい。さらには、その他の事情として、いつまでに売却したい等のユーザU個人の事情や、スポンサー、サービス提供者Gの事情も含むことができる。
係数(Z)について、詳細に説明する。
ユーザUが得られる金額とは、上述の係数(a)乃至係数(g)を用いて算出された、ユーザUが、Iプランを売却して得られる金額である。
上述の係数(a)乃至係数(g)を用いて、ファンドが形成されない場合とファンドが形成される場合における価値評価について夫々説明する。
ファンドが形成されない場合の例としては、価値評価としてユーザUが受け取る金額として、係数(Z)は、以下、次の式(1)のとおりである。
係数(Z)=係数(a)×係数(b)×係数(c)×係数(d)×係数(g)
・・・(1)
ファンドが形成される場合の例としては、価値評価としてユーザUが受け取る金額として、係数(Z)は、以下、次の式(1)のとおりである。
係数(Z)=係数(a)×係数(b)×係数(c)×係数(d)×(1+係数(e))×(1−係数(f))×係数(g)
・・・(2)
ここで、ユーザUが、自身が所有する200万株相当分に値する権利Pをサービス提供者Gに売却したい場合について、具体例を用いて説明する。
具体的には例えば、予想される株価が100円である場合、係数(a)は、100となる。ユーザUが所有する株式の数が200万株である場合、係数(b)は、2000000となる。上場ないしはM&Aされる確率が40%である場合、係数(c)は、0.4となる。時間の割引として、上場ないしはM&Aされるまでの時間が2年後である場合、係数(d)は、0.4となる。予想される運用利回りが6%である場合、係数(e)は、1.06となる。スポンサーFへの分配率が0.4の場合、係数(f)は、0.96となる。調整係数が0.9の場合、係数(g)は、0.9となる。
ファンドが形成されない場合の例としては、本サービスでは、係数(Z)を、式(1)を用いて算出する。
すると、係数(Z)=100×2000000×0.4×0.4×0.9となり、ユーザUが受け取ることができる金額は、2880万円となる。
ファンドが形成される場合の例として、本サービスでは、係数(Z)を、式(2)を用いて算出する。
すると、係数(Z)=100×2000000×0.4×0.4×1.06×0.96×0.9となり、ユーザUが受け取ることができる金額は、2930万6880円となる。
上述した手法を一例として、価値評価者Eは権利Pの価値評価を行う。これにより、権利Pの価値が正確に判断できるため、ユーザUは、安心して権利Pをサービス提供者Gに譲渡することができる。またこれによりサービス提供者Gも、損害リスクを低減することができ、安定した利益を得ることができるようになる。
次に、図1及び図2を用いて上述した本サービスの提供を実現化させる情報処理システム、即ち、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバ1を含む情報処理システムの構成について説明する。
図3は、図1の本サービスの適用対象となる情報処理システム、即ち、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを含む情報処理システムの構成を示す図である。
図3に示す情報処理システムは、サーバ1、ユーザ端末2、及び価値評価者端末3を含むように構成されている。
また、サーバ1、ユーザ端末2、及び価値評価者端末3の夫々は、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
サーバ1は、サービス提供者Gにより管理され、本サービスを実現するための権利Pの価値評価や、ユーザUとの取引を含む各種処理を実行する。このように、本実施形態では、サーバ1は、ユーザ端末2及び価値評価者端末3の夫々と各種情報を授受する。
ユーザ端末2は、ユーザUにより操作され、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
ユーザ端末2は、例えば、権利Pの設定や、サービス提供者Gに対する権利Pの譲渡の依頼の送信を実行する。また、権利Pの価値評価の際には、ユーザ端末2においては、権利に関する情報をサーバ1に送信するための操作が実行される。
価値評価者端末3は、価値評価者Eにより管理され、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
次に、図4を用いて上述した情報処理システムを構成するサーバ1のハードウェア構成の一例について説明する。
図4は、図3に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、出力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
入力部16は、例えばキーボード等により構成され、各種情報が入力される。
出力部17は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成される。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば図3のユーザ端末2及び価値評価者端末3)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア30が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア30から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア30は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図3のユーザ端末2も、価値評価者端末3も図4に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有することができる。従って、ユーザ端末2及び価値評価者端末3の構成の説明については省略する。
次に図5を参照して、図4に示すハードウェア構成を有するサーバ1、ユーザ端末2、及び価値評価者端末3の機能的構成について説明する。
図5は、図4の情報処理システムのサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
サーバ1のCPU11においては、譲渡依頼受付部51と、権利情報取得部52と、価値評価依頼部53と、評価結果取得部54と、取引部55と、確定条件送信制御部56とが機能する。
記憶部18の一領域には、権利情報DB100が設けられている。
ユーザ端末2のCPU21においては、コールオプション設定部61と、譲渡依頼送信制御部62とが機能する。
価値評価者端末3のCPU31においては、価値評価受付部71と、価値評価部72と、評価結果送信制御部73とが機能する。
価値評価部72は、価格算出部81と、時間算出部82と、確率算出部83と、運用利回り算出部84と、分配率算出部85、調整係数算出部86とを備える。
ユーザ端末2のコールオプション設定部61は、Iプランに基づく権利Pを設定する。
なお本例では、コールオプション設定部61はユーザ端末2に設けられているものとして説明したがこれに限定されない。コールオプション設定部61は、サーバ1に設けられていてもよく、サーバ1において権利Pの設定に係る処理が実行されてもよい。
ユーザ端末2の譲渡依頼送信制御部62は、サーバ1に対して権利Pの譲渡依頼に関する情報を送信する制御を実行する。
即ち サーバ1の譲渡依頼受付部51は、ユーザ端末2を介して、権利Pの譲渡依頼を受け付ける。
そしてサーバ1の権利情報取得部52は、ユーザ端末2を介して、権利Pの権利情報を取得する。具体的には例えば、権利情報取得部52は、権利Pの権利情報として、ユーザUの希望する対価、権利Pの原資産たるIプランに関する情報、Iプランの権利行使によって得られる金銭の取り扱い、等に関する情報が含まれてもよい。
またこの時、権利Pの権利情報は、譲渡依頼と同じタイミングでサーバ1に送信されてもよいし、譲渡依頼と異なるタイミングで送信されてもよい。
権利情報取得部52は、権利Pの権利情報を、権利情報DB100に格納する。
サーバ1の価値評価依頼部53は、価値評価者端末3に対し、価値評価依頼を行う。
即ち、価値評価者端末3の価値評価受付部71は、通信部39を介して、サーバ1より価値評価依頼を受け付ける。
このようにサービス提供者Gとは独立した第三者である価値評価者Eによって権利Pの価値評価がなされるため、権利Pの譲渡を希望するユーザU、及びサービス提供者Gは、安心して権利Pの価値評価を価値評価者Eに任せることができる。
価値評価者端末3の価値評価部72は、上述して説明した所定の方法により、権利Pの価値評価を行う。
具体的には例えば、価値評価部72は、価値評価部72が備える価格算出部81乃至調整係数算出部86において、係数(a)乃至係数(g)を用いたIプランの価値評価を実施する。
価格算出部81は、係数(a)の予想される株価と、係数(b)のユーザUが所有する株式の数を用いて、予想される株価にユーザUが所有する株式の数を乗じた価格を算出する。
具体的には例えば、取得された権利情報から、Iプランの権利行使価格に関する情報、ユーザUが所有するIプランの数を抽出して、上述の価格を算出する。
確率算出部83は、係数(c)の上場ないしはM&Aされる確率を算出する。
具体的には例えば、確率算出部83は、取得された権利情報から、例えば、上場ないしはM&Aされる確率を算出するために必要な情報を取得する。そして、確率算出部83は、会社等Cの企業価値評価を行い、この評価に基づいて、上場ないしはM&Aされる確率を算出する。
時間算出部82は、係数(d)の時間の割引を算出する。
具体的には例えば、時間算出部82は、取得された権利情報から、Iプランが付与された時に関する情報等、上場ないしはM&Aされるまでの時間による割引を算出するために必要な情報を取得する。そして、時間算出部82は、Iプランが付与された時を起点(1)に、3カ月(0.1)ごとに時間の割引を行うことで、時間の割引を算出する。
運用利回り算出部84は、係数(e)の予想される運用利回りを算出する。
具体的には例えば、運用利回り算出部84は、取得された権利情報から、例えば、予想される運用利回りを算出するために必要な情報を取得する。
即ち、運用利回り算出部84は、取得された権利情報から、権利行使価格や、Iプランの数等の、運用利回りを算出するために必要な情報を抽出して、運用利回りを算出する。
分配率算出部85は、係数(f)の分配率を算出する。
具体的には例えば、分配率算出部85は、ファンドの運用により得た利益によるスポンサーFへの分配額を元本に対する年利回りに換算することで、分配率を算出する。
調整係数算出部86は、係数(g)の調整係数を算出する。
具体的には例えば、調整係数算出部86は、取得された権利情報から、調整係数を算出するために必要な情報を取得する。そして、調整係数算出部86は、必要な情報から、調整係数を算出する。
ここで、必要な情報とは、調整係数を算出するのに必要な情報であり、例えば、会社等Cの財務状況、経営状態、さらには、市場、法律、世界情勢等、様々な情報を含むことができる。
評価結果送信制御部73は、算出された評価結果を価値評価結果として、通信部39を介してサーバ1へ送信する制御を実行する。
ここで、価値評価結果とは、権利Pの価値評価を実施した結果に関する情報である。また、価値評価結果には、権利Pの評価の際に用いた評価手法に関する情報を含むことができる。
価値評価結果を提示されたユーザUは、どのような基準で権利Pの評価がなされたのか、そして権利Pが今現在どのぐらいの価値を有しているかを確認することができる。そのためユーザUは、その価値評価結果に基づき、権利Pを適正な価格で譲渡することができるようになる。
サーバ1の評価結果取得部54は、価値評価者端末3から、通信部19を介して権利Pの価値評価結果を取得する。
これにより、サービス提供者Gは、権利Pの有する価値を把握することができる。
サーバ1の取引部55は、権利Pの価値評価結果をユーザUに提示し、ユーザUと、サービス提供者Gとの間の権利Pの譲渡に関する手続を支援する処理を実行する。
具体的には、取引部55は、権利Pの有する価値、譲渡割合、譲渡日、契約内容等に関する情報に基づいて各種取引を実行する。これにより、ユーザUと、サービス提供者Gとは、権利Pに関する譲渡交渉を効率よく進めることができるようになる。
サーバ1の確定条件送信制御部56は、取引部55で実行されたユーザUとサービス提供者Gとの取引が所定の条件に達した場合には、取引条件を確定し、その結果をユーザUに送信する制御を実行する。
以上をまとめると、Iプランを付与されたユーザUは、その譲渡制限期間(べスティング期間)中に、Iプランを原資産とする権利Pを新たに設定する。そして価値評価者Eによってなされた権利Pの有する価値評価結果に基づき、サービス提供者Gと譲渡に係る取引を実行する。これにより、ユーザUは権利Pの譲渡による金銭を獲得することができるようになる。
このようにユーザUは、Iプランのベスティング期間(譲渡制限期間)であっても金銭を獲得することができるようになるため、会社等Cにおいて安心して職務に励むことができるようになる。
また、ユーザUを雇用する会社等Cにとっても、ユーザUに安心して働いてもらうことができるようになるため、優秀な人材を適切に確保することができるようになる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態において、本サービスは、譲渡制限付きの新株予約権対を想定して説明したが、特にこれに限定されない。即ち、本サービスはあらゆるIプランに適用されてもよい。
また例えば、上述の実施形態において、権利Pの価値評価手法の一例について説明したが、特にこれに限定されない。上述の評価方法は、あくまで一例であり、記載の方法以外で権利Pの価値評価が行われてもよい。
また例えば、上述の実施形態において、サービス提供者Gは、権利Pの価値評価を価値評価者Eへ依頼する、と説明したが、特にこれに限定されない。即ち、サービス提供者G自身が、権利Pの価値評価を実施してもよい。
また例えば、上述の実施形態において、サービス提供者Gが、権利Pの価値評価を価値評価者Eへ依頼する、と説明したが、特にこれに限定されない。即ち、ユーザUが直接価値評価者Eに対して権利Pの価値評価を依頼してもよい。ユーザUは、サービス提供者Gを介さず、価値評価者Eと直接やりとりを行うことができるため、権利Pの譲渡を行うか否かについてより慎重に検討を行うことができる。
また例えば情報処理装置は、1以上のユーザUの権利情報の夫々とその価値評価結果の夫々とに基づき、サービス提供者Gと、サービス提供者Gが希望する条件に合致する権利Pを有するユーザUとのマッチングを行ってもよい。
また例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図5の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図5の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図5に特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバ1の機能ブロックをユーザ端末2や、価値評価者端末3等に移譲させてもよい。逆にユーザ端末2や価値評価者端末3等の機能ブロックをサーバ1等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザU等にプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザU等に提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上を換言すると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
即ち、
譲渡可能な時期(例えば、図2の時刻t5)に譲渡対象(例えば、株式)を一定価値(例えば、権利行使価格)で譲渡する第1オプション(例えば、Iプラン)を有するユーザが(例えば、図1のユーザU)、
前記第1オプションの譲渡制限期間(例えば、図2の時刻t1からt5の間)に、前記第1オプションを原資産とする第2オプション(例えば、権利P)を譲渡する場合に利用される情報処理システムであって、
前記第1オプションの譲渡制限期間に、前記第2オプションの価値を予測評価する価値評価手段(例えば、図5の価値評価部72)と、
予測評価された前記価値に基づいて、前記ユーザとその譲渡相手(例えば、図1のサービス提供者G)との間での前記第2オプションの譲渡に関する処理の制御を実行する取引制御手段(例えば、図5の取引部55)と、
を備える。
また、前記第1オプション(例えば、Iプラン)は、前記譲渡可能な時期(例えば、図2の時刻t5)に、株式を一定価格で購入する権利を付与するものである。
これにより、ユーザUは、Iプランの譲渡制限期間中であっても、Iプランを原資産とした権利Pを譲渡することによって、金銭を獲得することができるようになる。またその譲渡に係る対価の額は、その時点における権利Pの価値に基づいて適正に決定することができるため、ユーザUは安心して権利Pを譲渡することができる。
このように本発明によれば、ユーザUは、付与されたIプランに基づいて必要な時に相応の金銭を得ることができるようになるため、安心してそのIプランを導入する会社等Cに就職して仕事に従事することができるようになる。そしてその結果として、会社等Cにとっても優秀な人材を適切に確保することができるようになる。
1・・・サーバ、2・・・ユーザ端末、3・・・価値評価者端末、11、31・・・CPU、18・・・記憶部、19、39・・・通信部、51・・・譲渡依頼受付部、52・・・権利情報取得部、53・・・価値評価依頼部、54・・・評価結果取得部、55・・・取引部、56・・・確定条件送信制御部、61・・・コールオプション設定部、62・・・譲渡依頼送信制御部、71・・・価値評価受付部、72・・・価値評価部、73・・・評価結果送信制御部、81・・・価格算出部、82・・・時間算出部、83・・・確率算出部、84・・・運用利回り算出部、85・・・分配率算出部、86・・・調整係数算出部、100・・・権利情報DB

Claims (2)

  1. 権利確定日以降に譲渡対象を一定価値で譲渡する第1オプションを有するユーザが、前記第1オプションの権利確定日以降に、前記第1オプションを原資産とする第2オプションを譲渡する場合に利用される情報処理システムであって、
    前記第1オプションの譲渡制限期間に、前記第2オプションの価値を予測評価する価値評価手段と、
    予測評価された前記価値に基づいて、前記ユーザとその譲渡相手との間での前記第2オプションの譲渡に関する処理の制御を実行する取引制御手段と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記第1オプションは、権利確定日以降に、株式を一定価格で購入する権利を付与するものである、
    請求項1に記載の情報処理システム。



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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022136447A (ja) * 2021-03-08 2022-09-21 三井住友信託銀行株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

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