JP2021015609A - 情報処理システム - Google Patents
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Abstract
Description
換言すると、優秀な人材は、スタートアップ企業やベンチャー企業等に対して将来性や働き甲斐に魅力を感じても、十分な対価の支払いを得られないため、就職することに躊躇したり、就職したとしても不安定な待遇に不安を覚えることもあった。
譲渡可能な時期に譲渡対象を一定価値で譲渡する第1オプションを有するユーザが、
前記第1オプションの譲渡制限期間に、前記第1オプションを原資産とする第2オプションを譲渡する場合に利用される情報処理システムであって、
前記第1オプションの譲渡制限期間に、前記第2オプションの価値を予測評価する価値評価手段と、
予測評価された前記価値に基づいて、前記ユーザとその譲渡相手との間での前記第2オプションの譲渡に関する処理の制御を実行する取引制御手段と、
を備える。
この制度によれば、従業員等は、その付与日から権利確定日までの期間(以下、「ベスティング期間」と呼ぶ)終了後にこの権利を行使すること、即ち上述の「あらかじめ定められた価格(以下、「権利行使価格」と呼ぶ)」で株式を取得することができる。そして、従業員等は、取得した株式をその時点の株価(譲渡価格)で市場にて譲渡すること等ができる。これにより、従業員等は、譲渡を実行するタイミングによっては、その行使価格と譲渡価格から生じた差額による金銭を得ることができる。
即ち、スタートアップ企業やベンチャー企業等は、このような制度を単に利用しても、優秀な人材を確保することは困難であった。
そして会社等Cは、ユーザUによる自社への一定の貢献が見込まれる期間として、ベスティング期間を設ける。
具体的には、ユーザUは、Iプランを原資産としたコールオプション(以下、「権利P」と呼ぶ)を新たに設定する。即ち、権利Pとは、「Iプランを一定の価格で買うことができる権利」のことをいう。
なお、本例では、ユーザUからサービス提供者Gに対して譲渡依頼が送信されるとして説明するが特にこれに限定されない。即ち例えば、サービス提供者GからユーザUに対して、権利Pの買取に関する依頼が送信されてもよい。
即ちサービス提供者Gは、ステップSS3においてユーザから送信された権利Pの譲渡依頼を受け付ける。そしてサービス提供者GとユーザUとは、権利Pの譲渡に係る価格を決定するための操作を次のステップSS4乃至ステップSS8において実行する。
即ち、サービス提供者Gは、ユーザUより、権利Pの権利情報を取得する。
ここで権利Pの権利情報には例えば、権利Pの譲渡に係る希望価格、Iプランに関する情報等が含まれる。
価値評価者Eは例えば、ベスティング期間の残存時間、Iプランの権利確定日以降の予測株価、会社等Cの業績、市場動向等の情報に基づき、所定の方法で権利Pの価値評価を行う。
即ち、サービス提供者Gは、サーバ1を介して権利Pの価値評価結果を取得する。
これにより、ユーザUは、自身が設定した権利Pの有する客観的な価値を把握することができるようになる。
ステップSS7において、サービス提供者G及びユーザUの夫々は、この価値評価結果に基づき、サーバ1及びユーザ端末2の夫々を操作することによって権利Pの譲渡に関する取引を行う。
具体的には例えば、サービス提供者Gは、サーバ1を介して、ユーザUより権利Pの譲渡に関する希望条件や、権利Pを譲渡するか否かの決定を受け付ける。また、ユーザUは、ユーザ端末2を介して、サービス提供者Gからの回答や提案を受け付ける。
ここでユーザUとサービス提供者Gとの取引が成立すると、処理はステップSS8へ進む。
図2は、本発明の情報処理システムの一実施形態の適用対象となる本サービスの概要を示す図であって、図1の説明を時系列で表した図である。
時刻t1において、ユーザUは、会社等CからIプランを取得する。
なお本例では、Iプランに関して、ベスティング期間として時刻t1からt5の期間が設けられているとする。時刻t5は、ここでは説明の便宜上、会社等Cが設定した任意の権利確定日を想定するが、例えば株式公開の予定日であってもよい。
ここで権利Pの譲渡に際して、権利Pが有する現在の価値を把握するべく、サービス提供者Gは、価値評価者Eに対して、権利Pの価値評価を依頼する。
価値評価者Eは、権利Pの価値評価を行い、その結果をサービス提供者Gへ送信する。
サービス提供者Gは、この権利行使によって得られた利益の全部又は一部をユーザUから受け取る。
なお本例において、説明の便宜上、時刻t2乃至t4は異なるタイミングであるように説明したがこれに限定されず、時刻t2乃至t4の夫々における処理は同じタイミングで実行されてもよいものとする。
しかしながら上述のように、Iプランの権利行使においては、取得された株式はその時点の株価で市場にて譲渡されるため、譲渡が実行されるタイミングによってそのIプランの行使から得られる利益が変動することは避けられない。
そのため、Iプランの権利行使から得られる利益の変動による影響を極力減らし安定した利益を得るため、サービス提供者Gは、ユーザUから権利Pを譲り受けるするにあたっては、権利Pの有する価値を充分に考慮した上で権利Pの価格を決定する必要がある。
またサービス提供者Gは、さらにリスクを低減させるため、より多くのユーザUと取引を行ったり、図示せぬスポンサーから資金の提供を受けてもよい。
具体的には例えば、下記の係数(a)乃至係数(g)を用いて係数(Z)を算出することで、権利Pの価値評価を実施することできる。
なお以下の記載はあくまで一例であり、権利Pの価値評価手法はこの方法に限定されないものとする。
係数(a):予想される株価。
係数(b):ユーザUが所有する株式の数。
係数(c):上場ないしはM&Aされる確率。
係数(d):時間の割引。
係数(e):予想される運用利回り。
係数(f):分配率。
係数(g):調整係数。
係数(Z):ユーザUが得られる金額。
ここで、予想される株価とは、権利行使が可能な時期につくと予想される株価(時価)からサービス提供者GがユーザUから購入する価格を引いた価格である。ここで、サービス提供者GがユーザUから購入する価格については、特に限定されない。例えば、サービス提供者GがユーザUから購入する価格は、権利行使価格の80%の価格としてもよい。
ここで、ユーザUが付与されている内容は、Iプランを全て権利行使した場合、1000株相当であるとする。これを前提として、ユーザUが所有する株式の数は、ユーザUが売却を希望する、株式の数である。
即ち例えば、ユーザUが、Iプランを全て権利行使した場合、1000株相当であるとして、そのうち300株分の株式を売却するとする。このときの、300株分の株式を、ユーザUが所有する株式の数とする。
上場ないしはM&Aされる確率は、会社等Cが未上場の場合、上場して証券取引所で株式が売買されるようになること、又はM&AされることによりユーザUが所有するIプランが消滅する場合の確率である。
この上場ないしはM&Aされる確率についての算出方法は、特に限定されない。例えば、サービス提供者Gが、企業価値評価を行い、この評価に基づいて、会社等Cの上場ないしはM&Aされる確率を算出してもよい。また、サービス提供者Gを含む、第三者の評価機関による独自の算出方法を用いてもよい。
時間の割引とは、会社等Cが未上場の場合、上場ないしはM&Aされるまでの時間による割引をいう。即ち、本サービスでは、時間によるリスクを考慮することができる。この割引の算出方法として、具体的には例えば、Iプランが付与された時点から半年以内に上場ないしはM&Aされる場合であれば、1(割引なし)として、以後、3カ月ごとに0.1ずつ減少する、とすることができる。即ち、1年後であれば、時間の割引は、0.8となり、1年6カ月であれば、時間の割引は、0.6となる。なお、この時間の割引についての基準は、特に限定されない。即ち、いつの時点からの時間の割引であるかは、特に限定されない。例えば、サービス提供者Gが価値評価を行った時点からでもよく、また、Iプランが付与された時点からでもよい。さらには、上述の時間の割引についても、3カ月ごとに0.1ずつ減少する、と説明したが、これはあくまで例示であり、例えば、2カ月ごとに0.1ずつ減少してもよいし、3カ月ごとに0.05ずつ減少してもよい。
この係数(e)は、サービス提供者Gが、図示せぬスポンサーからファンドとして投資を受けている場合を想定したものである。
運用利回りとは、スポンサーがサービス提供者Gに対して投資した金額に対する利益の割合を1年当たりの平均したものである。即ち、サービス提供者GがIプランを運用して得た利益を1年当たりの平均することで、スポンサーは、提供した援助資金に基づく運用利回りの利益を得ることができる。
そして、予想される利回りとは、上述したファンドにおける過去の運用実績に基づいて予想される運用利回りのことをいう。
分配率とは、具体的には例えば、上述のファンドの運用により得られた利益によるスポンサーへの分配額を元本に対する年利回りに換算したものである。
調整係数とは、その他の事情を勘案して決められる割引率である。
ここで、その他の事情とは、会社等Cの財務状況、市場の状況、法律等のありとあらゆる事情を勘案してもよい。さらには、その他の事情として、いつまでに売却したい等のユーザU個人の事情や、スポンサー、サービス提供者Gの事情も含むことができる。
ユーザUが得られる金額とは、上述の係数(a)乃至係数(g)を用いて算出された、ユーザUが、Iプランを売却して得られる金額である。
係数(Z)=係数(a)×係数(b)×係数(c)×係数(d)×係数(g)
・・・(1)
係数(Z)=係数(a)×係数(b)×係数(c)×係数(d)×(1+係数(e))×(1−係数(f))×係数(g)
・・・(2)
具体的には例えば、予想される株価が100円である場合、係数(a)は、100となる。ユーザUが所有する株式の数が200万株である場合、係数(b)は、2000000となる。上場ないしはM&Aされる確率が40%である場合、係数(c)は、0.4となる。時間の割引として、上場ないしはM&Aされるまでの時間が2年後である場合、係数(d)は、0.4となる。予想される運用利回りが6%である場合、係数(e)は、1.06となる。スポンサーFへの分配率が0.4の場合、係数(f)は、0.96となる。調整係数が0.9の場合、係数(g)は、0.9となる。
すると、係数(Z)=100×2000000×0.4×0.4×0.9となり、ユーザUが受け取ることができる金額は、2880万円となる。
すると、係数(Z)=100×2000000×0.4×0.4×1.06×0.96×0.9となり、ユーザUが受け取ることができる金額は、2930万6880円となる。
図3は、図1の本サービスの適用対象となる情報処理システム、即ち、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを含む情報処理システムの構成を示す図である。
また、サーバ1、ユーザ端末2、及び価値評価者端末3の夫々は、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
ユーザ端末2は、例えば、権利Pの設定や、サービス提供者Gに対する権利Pの譲渡の依頼の送信を実行する。また、権利Pの価値評価の際には、ユーザ端末2においては、権利に関する情報をサーバ1に送信するための操作が実行される。
図4は、図3に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
出力部17は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成される。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば図3のユーザ端末2及び価値評価者端末3)との間で通信を行う。
また、リムーバブルメディア30は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
図5は、図4の情報処理システムのサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
サーバ1のCPU11においては、譲渡依頼受付部51と、権利情報取得部52と、価値評価依頼部53と、評価結果取得部54と、取引部55と、確定条件送信制御部56とが機能する。
記憶部18の一領域には、権利情報DB100が設けられている。
ユーザ端末2のCPU21においては、コールオプション設定部61と、譲渡依頼送信制御部62とが機能する。
価値評価者端末3のCPU31においては、価値評価受付部71と、価値評価部72と、評価結果送信制御部73とが機能する。
価値評価部72は、価格算出部81と、時間算出部82と、確率算出部83と、運用利回り算出部84と、分配率算出部85、調整係数算出部86とを備える。
なお本例では、コールオプション設定部61はユーザ端末2に設けられているものとして説明したがこれに限定されない。コールオプション設定部61は、サーバ1に設けられていてもよく、サーバ1において権利Pの設定に係る処理が実行されてもよい。
即ち サーバ1の譲渡依頼受付部51は、ユーザ端末2を介して、権利Pの譲渡依頼を受け付ける。
またこの時、権利Pの権利情報は、譲渡依頼と同じタイミングでサーバ1に送信されてもよいし、譲渡依頼と異なるタイミングで送信されてもよい。
権利情報取得部52は、権利Pの権利情報を、権利情報DB100に格納する。
即ち、価値評価者端末3の価値評価受付部71は、通信部39を介して、サーバ1より価値評価依頼を受け付ける。
このようにサービス提供者Gとは独立した第三者である価値評価者Eによって権利Pの価値評価がなされるため、権利Pの譲渡を希望するユーザU、及びサービス提供者Gは、安心して権利Pの価値評価を価値評価者Eに任せることができる。
具体的には例えば、価値評価部72は、価値評価部72が備える価格算出部81乃至調整係数算出部86において、係数(a)乃至係数(g)を用いたIプランの価値評価を実施する。
具体的には例えば、取得された権利情報から、Iプランの権利行使価格に関する情報、ユーザUが所有するIプランの数を抽出して、上述の価格を算出する。
具体的には例えば、確率算出部83は、取得された権利情報から、例えば、上場ないしはM&Aされる確率を算出するために必要な情報を取得する。そして、確率算出部83は、会社等Cの企業価値評価を行い、この評価に基づいて、上場ないしはM&Aされる確率を算出する。
具体的には例えば、時間算出部82は、取得された権利情報から、Iプランが付与された時に関する情報等、上場ないしはM&Aされるまでの時間による割引を算出するために必要な情報を取得する。そして、時間算出部82は、Iプランが付与された時を起点(1)に、3カ月(0.1)ごとに時間の割引を行うことで、時間の割引を算出する。
具体的には例えば、運用利回り算出部84は、取得された権利情報から、例えば、予想される運用利回りを算出するために必要な情報を取得する。
即ち、運用利回り算出部84は、取得された権利情報から、権利行使価格や、Iプランの数等の、運用利回りを算出するために必要な情報を抽出して、運用利回りを算出する。
具体的には例えば、分配率算出部85は、ファンドの運用により得た利益によるスポンサーFへの分配額を元本に対する年利回りに換算することで、分配率を算出する。
具体的には例えば、調整係数算出部86は、取得された権利情報から、調整係数を算出するために必要な情報を取得する。そして、調整係数算出部86は、必要な情報から、調整係数を算出する。
ここで、必要な情報とは、調整係数を算出するのに必要な情報であり、例えば、会社等Cの財務状況、経営状態、さらには、市場、法律、世界情勢等、様々な情報を含むことができる。
ここで、価値評価結果とは、権利Pの価値評価を実施した結果に関する情報である。また、価値評価結果には、権利Pの評価の際に用いた評価手法に関する情報を含むことができる。
価値評価結果を提示されたユーザUは、どのような基準で権利Pの評価がなされたのか、そして権利Pが今現在どのぐらいの価値を有しているかを確認することができる。そのためユーザUは、その価値評価結果に基づき、権利Pを適正な価格で譲渡することができるようになる。
これにより、サービス提供者Gは、権利Pの有する価値を把握することができる。
具体的には、取引部55は、権利Pの有する価値、譲渡割合、譲渡日、契約内容等に関する情報に基づいて各種取引を実行する。これにより、ユーザUと、サービス提供者Gとは、権利Pに関する譲渡交渉を効率よく進めることができるようになる。
このようにユーザUは、Iプランのベスティング期間(譲渡制限期間)であっても金銭を獲得することができるようになるため、会社等Cにおいて安心して職務に励むことができるようになる。
また、ユーザUを雇用する会社等Cにとっても、ユーザUに安心して働いてもらうことができるようになるため、優秀な人材を適切に確保することができるようになる。
換言すると、図5の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図5の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図5に特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバ1の機能ブロックをユーザ端末2や、価値評価者端末3等に移譲させてもよい。逆にユーザ端末2や価値評価者端末3等の機能ブロックをサーバ1等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
即ち、
譲渡可能な時期(例えば、図2の時刻t5)に譲渡対象(例えば、株式)を一定価値(例えば、権利行使価格)で譲渡する第1オプション(例えば、Iプラン)を有するユーザが(例えば、図1のユーザU)、
前記第1オプションの譲渡制限期間(例えば、図2の時刻t1からt5の間)に、前記第1オプションを原資産とする第2オプション(例えば、権利P)を譲渡する場合に利用される情報処理システムであって、
前記第1オプションの譲渡制限期間に、前記第2オプションの価値を予測評価する価値評価手段(例えば、図5の価値評価部72)と、
予測評価された前記価値に基づいて、前記ユーザとその譲渡相手(例えば、図1のサービス提供者G)との間での前記第2オプションの譲渡に関する処理の制御を実行する取引制御手段(例えば、図5の取引部55)と、
を備える。
このように本発明によれば、ユーザUは、付与されたIプランに基づいて必要な時に相応の金銭を得ることができるようになるため、安心してそのIプランを導入する会社等Cに就職して仕事に従事することができるようになる。そしてその結果として、会社等Cにとっても優秀な人材を適切に確保することができるようになる。
Claims (2)
- 権利確定日以降に譲渡対象を一定価値で譲渡する第1オプションを有するユーザが、前記第1オプションの権利確定日以降に、前記第1オプションを原資産とする第2オプションを譲渡する場合に利用される情報処理システムであって、
前記第1オプションの譲渡制限期間に、前記第2オプションの価値を予測評価する価値評価手段と、
予測評価された前記価値に基づいて、前記ユーザとその譲渡相手との間での前記第2オプションの譲渡に関する処理の制御を実行する取引制御手段と、
を備える情報処理システム。 - 前記第1オプションは、権利確定日以降に、株式を一定価格で購入する権利を付与するものである、
請求項1に記載の情報処理システム。
Applications Claiming Priority (2)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022136447A (ja) * | 2021-03-08 | 2022-09-21 | 三井住友信託銀行株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
-
2020
- 2020-07-13 JP JP2020119870A patent/JP2021015609A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022136447A (ja) * | 2021-03-08 | 2022-09-21 | 三井住友信託銀行株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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