JP2021015043A - ハイパースペクトル撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小規模化を図れ、且つ安定して高品質に製造できるハイパースペクトル撮像装置を提供する。【解決手段】 スリット部31及び回折格子33は接合している。スリット部31及び回折格子33とは、相互に面で接触している。スリット31aの面31bと、回折格子33の面33aとは、黒色に着色されている。スリット部31と回折格子33の両側には弾性パッキング61,62が設けられている。ホルダ71,72は弾性パッキング61,62によってスリット部31と回折格子33とが相互に押し付けられるように固定されている。【選択図】図7

Description

本発明は、ハイパースペクトル撮像装置に関する。
ハイパースペクトルカメラは、被写体からの光をハイパースペクトルで定義される複数の波長領域に分光して、波長領域ごとの画像を取得する撮像装置である。ハイパースペクトルセンサーは、衛星及び航空機に搭載されて農業分野、環境分野などに使用されている。
ハイパースペクトル技術によれば、従来の色の概念をスペクトル領域に拡張でき、人間の目には見えない現象を可視化することができる。特許文献1では、ハイパースペクトル技術を内視鏡システムに応用した技術が開示されている。
ハイパースペクトルカメラによって取得される画像を使用できる技術分野は、上述した分野に限定されない。例えば、移動する物体や、形状が時間と共に変化する物体などを被写体として撮影し、ハイパースペクトル技術を用いてこれらの物体を計測することで従来にない物体認識や特性解析が可能となる。
特開2011−89895号公報
ところで、従来のハイパースペクトルカメラは、対物レンズから入光した光がスリット及びコリメータレンズを介して回折格子に入光する。
しかしながら、従来のハイパースペクトル撮像装置には、小規模化を図りたいという要請がある。
また、従来のハイパースペクトル撮像装置では、スリット、コリメータレンズ及び回折格子が所定の距離を経だれて設置されているため、製造時の位置決め工程の負担が大きいと共に、位置決めが悪いと低い特性しか得られないという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされ、小規模化を図れるハイパースペクトル撮像装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、安定して高品質に製造できるハイパースペクトル撮像装置を提供することを目的とする。
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明のハイパースペクトル画像生成装置は、被写体からの光をハイパースペクトルで規定された複数の波長領域に分光する光学手段と、前記光学手段によって分光された光を前記複数の波長領域毎に受光して受光結果に応じた電気信号を生成するセンサと、前記センサが生成した電気信号に基づいて、2次元画像を前記波長領域毎に生成する画像生成手段とを有し、前記光学手段は前記被写体からの光の入光側に位置し、前記被写体からの光を線状の光として透過させるスリットを備えたスリット手段と、前記スリットを透過した光を複数の波長領域に分光する回折格子とを有し、前記スリット手段と前記回折格子とが、前記スリットを透過した光が前記回折格子に直接入光するように位置している。
この構成によれば、スリット手段と回折格子とが、スリットを透過した光が回折格子に直接入光するように位置していることで、コリメータレンズを用いることなく、従来に比べて小規模化できる。
また、スリットを透過した光が回折格子に直接入光するように位置していることでコリメータレンズを用いることなく、回折格子に平行光を入光でき、優れた光学特性を発揮でできる。
好適には、前記スリット手段と前記回折格子とは接合している。
好適には、前記スリット手段及び前記回折格子とは面で接触しており、少なくとも一方の面は黒色である。
好適には、前記スリット手段と前記回折格子とを相互に押し付けるホルダを有する。
好適には、前記スリット手段及び前記回折格子と前記ホルダとの間にそれぞれ弾性パッキンが設けられている。
好適には、前記光学手段及び前記センサを吊り下げて固定する吊り下げ手段と、吊り下げ手段の移動を駆動する駆動手段とをさらに有し、前記画像生成手段は、前記吊り下げ手段が前記駆動手段によって移動された複数の位置において前記センサが生成した電気信号に基づいて、前記2次元画像を前記波長領域毎に生成する。
この構成によれば、吊り下げ手段により、前記光学手段及び前記センサを吊り下げて固定するため、これらを下から支持する場合に比べて、重力による位置ずれが生じにくく高精度な撮像が可能になる。また、このような吊り下げ構造にすることで、上方から見やすくなり、容易に手を入れられるため、完成した状態で常に容易に手作業による調整ができる。
好適には、前記光学手段は、前記回折格子から入射した光を前記センサに向けて結像するレンズを有する。
好適には、前記駆動手段は、前記回折格子が前記光を分光する方向に、前記光学手段及び前記センサを移動する。
好適には、前記画像生成手段は、前記センサが生成した前記電気信号に基づいて前記波長領域ごとの光の強度を算出し、前記スリットの移動に応じて一つの2次元画像を前記波長領域ごとに生成する。
好適には、前記吊り下げ手段は、前記駆動手段からの回転駆動力を前記基軸部の上下駆動力に変換する伝達するスクリュー歯車を有する。
本発明によれば、小規模化を図れるハイパースペクトル撮像装置を提供することができる。
また、本発明によれば、安定して高品質に製造できるハイパースペクトル撮像装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係わるハイパースペクトル画像生成装置について説明するための図であり、スリットが中央に位置する場合の図である。 図2は、スリットが中央から上方に位置する場合の図である。 図3は、図1に示すスリット部のスリットを説明するための斜視図である。 図4は、図1に示すスリット部及び回折格子の構造を説明するための斜視図である。 図5は、図4に示すスリット部及び回折格子に弾性パッキングを装着した場合の構造を説明するための斜視図である。 図6は、図5に示す弾性パッキングを両側から押し付けるホルダを装着した場合の構造を説明するための斜視図である。 図7は、図6に示す断線A―Aにおける断面図である。 図8は、スリットの移動を説明するための図である。 図9は、スリットの移動を説明するための図である。 図10は、スリットの移動を説明するための図である。 図11は、スリットの移動を説明するための図である。 図12は、スリットの移動を説明するための図である。 図13は、ハイパースペクトル画像生成装置の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係わるハイパースペクトル画像生成装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係わるハイパースペクトル画像生成装置1について説明するための図であり、スリット31aが中央に位置する場合の図である。
図2は、スリット31aが中央から上方に位置する場合の図である。
図1に示すように、ハイパースペクトル画像生成装置1は、例えば、対物レンズ9、光学系11、センサ13、光学系駆動部15、画像生成部19を有する。
対物レンズ9は、被写体からの光が入射され、入射された光を光学系11に照射する。対物レンズ9は、図示しないフォーカス駆動部によって駆動される。
フォーカス駆動部は、例えばアクチュエータであり、対物レンズ9を駆動させる。フォーカス駆動部は、光学系11によって分光された光のうち0次回折光がセンサ13の撮像素子面上で合焦しているかを判断し、撮像素子上で合焦するように対物レンズ9を駆動させる。なお、対物レンズ9のフォーカス合わせを手動で行ってもよい。
光学系11は、例えば、スリット部31、回折格子33及びレンズ35を有する。
スリット部31は、被写体からの光を図3に示すようにX方向(第1の方向)に延びる線状の光として透過して回折格子33に入射させるスリット31aを備えている。
スリット31aは、微細な幅を有する開口が設けられており、対物レンズ9を通過した光を絞って、回折格子33に絞られた光を照射する。スリット31aは、一の方向(X軸方向)に平行なラインの光を回折格子33に照射させることができる。
回折格子33は、スリット31aを透過した光を複数の波長領域にY方向に分光してレンズ35に入射させる。
回折格子33は、例えば多数の溝が平行に等間隔で形成された基板であり、スリット31aを通過したX軸方向に平行なラインの光を複数の波長領域に分光する。回折格子33は、例えば、透過型回折格子を用いることができる。なお、回折格子は、機械刻線回折格子やホログラフィック回折格子などの反射型回折格子を用いてもよい。
回折格子33は、スリット部31に固定されている。
図4は、図1に示すスリット部31及び回折格子33の構造を説明するための斜視図である。
図5は、図4に示すスリット部31及び回折格子33に弾性パッキング61,62を装着した場合の構造を説明するための斜視図である。
図6は、図5に示す弾性パッキング61,62を両側から押し付けるホルダ71,72を装着した場合の構造を説明するための斜視図である。
図7は、図6に示す断線A―Aにおける断面図である。
図4〜図7に示すように、スリット部31及び回折格子33は、スリット部31のスリット31aを透過した光が回折格子33に直接入光するように構成されている。
また、スリット部31及び回折格子33は接合している。スリット部31及び回折格子33とは、相互に面で接触している。
具体的には、スリット31aの面31bと、回折格子33の面33aとが接触している。
スリット31aの面31bと、回折格子33の面33aとは、黒色に着色されている。
スリット部31と回折格子33の両側には弾性パッキング61,62が設けられ、その外側にホルダ71,72が設けられている。
ホルダ71,72は弾性パッキング61,62によってスリット部31と回折格子33とが相互に押し付けられるように固定されている。
図4〜図7に示すように、ハイパースペクトル画像生成装置1では、コリメータレンズを用いることなく、スリット部31と回折格子33とを接合して構成している。そのため、従来に比べて小規模化できる。
また、スリット部31と回折格子33とを接合したことで、コリメータレンズを用いることなく、回折格子33に平行光を入光でき、優れた光学特性を発揮でできる。
また、ハイパースペクトル画像生成装置1によれば、弾性パッキング61,62及びホルダ71,72によってスリット部31及び回折格子33を予め一体化して製造し、これを筐体内に位置決めするため、従来のように、スリット部、コリメータレンズ及び回折格子をそれぞれ個別に位置決めする場合に比べて、製造時の位置決め工程の負担を軽減できると共に、位置決めを高め、優れた光学特性を得ることができる。
レンズ35は、回折格子33で分光された光が入射される。レンズ35は、分光された光をセンサ13に照射し、センサ13の撮像面に被写体からの分光された光を結像させる。
センサ13は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOSのイメージセンサであり、レンズ35を通過し撮像面に結像された光を光電変換によって電気信号に変換する。センサ13は、生成された電気信号を画像生成部19に出力する。
光学系駆動部15は、基軸部41、上下移動部43a,43b及びスクリュー歯車45を有する。
基軸部41は、スリット部31、レンズ35、センサ13を吊り下げている。具体的には、基軸部41の下方にスリット部31、レンズ35、センサ13を固定されている。
上下移動部43a,43bは、基軸部41上下移動可能に保持している。
スクリュー歯車45は、モータ47からの回転駆動力を上下移動部43a,43bの上下移動駆動力として伝達する。スクリュー歯車45を用いることで、モータ47の振動とY方向の移動誤差を滑らかすることができる。
ドライバ49は、モータ47の駆動を制御する。
ドライバ49からの駆動により、光学系11及びセンサ13は、対物レンズ9からの光の入射方向に対して垂直方向、かつスリット31aの開口方向であるX軸方向に対して垂直方向(Y軸方向:分光方向)に移動される光学系11及びセンサ13を移動させ、X軸に平行なラインをY軸方向に移動させることで被写体を2次元的に走査することができる。
図8〜図12は、光学系駆動部15による光学系11の移動を説明するための図である。
図8〜図12に示すように、光学系駆動部15は、モータ47からの駆動力によって基軸部41をY方向(上下方向)に移動し、これによりスリット31aの位置をY方向に移動する。例えば、図2に示すようにY方向の上方に移動する
本実施形態では、図1及び図2に示すように、光学系11及びセンサ13を基軸部41に固定して吊り下げ、これらをモータ47からの駆動力によって一体となって上下移動しながら撮像を行う。
このように光学系11及びセンサ13を上から吊り下げて保持することで、下から支持する場合に比べて、重力による位置ずれが生じにくく高精度な撮像が可能になる。
また、光学系及びセンサを下から支持する構造だと、裏返して組立・調整したり最終調整のときには下に隠れて手が入らないので勘でやる必要がある。本実施形態のように吊り下げ構造にすることで、上方から見やすくなり、容易に手を入れられるため、完成した状態で常に容易に手作業による調整ができる。
画像生成部19は、光学系駆動部15による図4〜図8に示すスリット31aのY方向の移動に応じたY方向の複数の位置において、センサ13が生成した電気信号に基づいて、2次元画像を前記波長領域毎に生成する
画像生成部19は、センサ13が出力した電気信号に基づいて、被写体からの光の成分分析、光の強度などの物理量の2次元平面における分布の算出などを行う。
画像生成部19は、センサ13で生成された電気信号を受信し、ハイパースペクトルデータ(HSD)としてHSD記録部に被写体のスペクトルデータを記録させる。
HSD記録部は、被写体のスペクトルデータをHSDとして記録する。HSDは、例えば、640×800ピクセルの画像領域を有しており、それぞれのピクセルごとに複数のバンド(波長領域)のスペクトル情報が含まれている。即ち、各ピクセルは(x,y,λ)の3次元のデータセットを有する。ここで、x、yは画像平面の位置を表し、λは波長を表す。そして、ピクセルごとのスペクトル情報は、個々に読み出しが可能である。
画像生成部19は、センサ13から出力された電気信号に基づいて各ピクセルの画像平面の位置(x,y)を算出する。また、画像生成部19は、ピクセルの画像平面の位置(x,y)と、波長λとの対応付けを行う。
画像生成部19は、各ピクセルの(x,y,λ)の3次元のデータセットに基づいて、複数の波長領域ごとに画像平面上の物理量の分布を算出する。
画像生成部19は、上記算出された結果を視覚的に表示することができる。画像生成部19は、複数の波長領域ごとに画像平面上の物理量(光の強度)の分布などを表示することができる。
図13は、ハイパースペクトル画像生成装置1の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップST1:
特定の撮影対象の映像が、対物レンズ9から取り込まれ、スリット部31に照射される。
ステップST2:
ドライバ49からの制御により、上下移動部43a,43bが駆動され、基軸部41が図8〜図12に示すように、最下位置から最上位置までY方向に移動を開始する。
このとき、基軸部41と一体となってスリット部31、回折格子33、レンズ35及びセンサ13が移動する。
ステップST3:
Y方向における各位置において、スリット31aを透過したライン(X軸方向)の光が回折格子33において波長方向に分光され、レンズ35を透過してセンサ13に入光する。撮像素子120は。Y方向の所定の位置のラインの分光された光を受光し、その光から生成された電気信号を画像生成部19に出力する。
ステップST4:
画像生成部19は、スリット31aのY方向の所定の各位置でのX軸方向位置xと波長領域の値λとを対応付けて記録する。当該記録が、各位置において繰り返される。スリットの所定位置がY=y1〜ynまでのX軸方向位置xと波長領域の値をデータセットとして蓄積していく。
画像生成部19は、蓄積されたハイパースペクトルデータを用いることで、各λに対応する(x,y)画像を再構成することができる。
以上説明したように、ハイパースペクトル画像生成装置1によれば、図4〜図7に示すように、ハイパースペクトル画像生成装置1では、コリメータレンズを用いることなく、スリット部31と回折格子33とを接合して構成している。そのため、従来に比べて小規模化できる。
また、ハイパースペクトル画像生成装置1によれば、スリット部31と回折格子33とを接合したことで、コリメータレンズを用いることなく、回折格子33に平行光を入光でき、優れた光学特性を発揮でできる。
また、ハイパースペクトル画像生成装置1によれば、弾性パッキング61,62及びホルダ71,72によってスリット部31及び回折格子33を予め一体化して製造し、これを筐体内に位置決めするため、従来のように、スリット部、コリメータレンズ及び回折格子をそれぞれ個別に位置決めする場合に比べて、製造時の位置決め工程の負担を軽減できると共に、位置決めを高め、優れた光学特性を得ることができる。
また、ハイパースペクトル画像生成装置1によれば、光学系11及びセンサ13が一体となってY方向(分光方向)に移動するため、スリット31aから回折格子33を透過した光をレンズ35の中心に入光させることができ、センサ13への結像が歪むことはない。そのため、歪みがない高精度な画像を得ることができる。
また、ハイパースペクトル画像生成装置1では、図1及び図2に示すように、光学系11及びセンサ13を基軸部41に固定して吊り下げ、これらをモータ47からの駆動力によって一体となって上下移動しながら撮像を行う。
このように光学系11及びセンサ13を上から吊り下げて保持することで、下から支持する場合に比べて、重力による位置ずれが生じにくく高精度な撮像が可能になる。また、このような吊り下げ構造にすることで、上方から見やすくなり、容易に手を入れられるため、完成した状態で常に容易に手作業による調整ができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、スリット部31と回折格子33とを図6に示す構造で接合した場合を例示したが、図4〜図7の構造で接合する場合を例示したが、これ以外の構造で接合するようにしてもよい。
上述した実施形態では、上下移動部43a,43b及びスクリュー歯車45により、光学系11及びセンサ13を上下移動する場合を例示したが、それ以外の機構で上下移動するようにしてもよい。
また、画像生成部19による画像生成方法は前述したものに限定されない。
また、上述した実施形態では、スリット部31、レンズ35及びセンサ13を同じあ41に固定した場合を例示したが、異なる部材に固定して吊り下げてもよい。
本発明は、ハイパースペクトル撮像システムに適用可能である。
1…ハイパースペクトル画像生成装置
9…対物レンズ
11…光学系
13…センサ
19…画像生成部
31…スリット部
31a…スリット
31b…接合面
33…回折格子
33a…接合面
35…レンズ
43a,43b…上下移動部
45…スクリュー歯車
47…モータ
49…ドライバ
61,62…弾性パッキング
71,72…ホルダ

上述した従来技術の問題を解決し、上述した目的を達成するために、本発明のハイパースペクトル画像生成装置は、被写体からの光をハイパースペクトルで規定された複数の波長領域に分光する光学手段と、前記光学手段によって分光された光を前記複数の波長領域毎に受光して受光結果に応じた電気信号を生成するセンサと、前記センサが生成した電気信号に基づいて、2次元画像を前記複数の波長領域毎に生成する画像生成手段とを有し、前記光学手段は前記被写体からの光の入光側に位置し、前記被写体からの光を線状の光として透過させるスリットを備えたスリット手段と、前記スリットを透過した光を前記複数の波長領域に分光する回折格子と、前記光学手段及び前記センサを吊り下げて固定する吊り下げ手段と、前記吊り下げ手段の移動を駆動する駆動手段とを有し、前記スリット手段と前記回折格子とが、前記スリットを透過した光が前記回折格子に直接入光するように位置しており、前記スリット手段及び前記回折格子とは面で接触しており、少なくとも一方の面は黒色であり、前記画像生成手段は、前記吊り下げ手段が前記駆動手段によって移動された複数の位置において前記センサが生成した電気信号に基づいて、前記2次元画像を前記複数の波長領域毎に生成する
好適には、前記吊り下げ手段は、前記光学手段及び前記センサを吊り下げてる基軸部と、
前記駆動手段からの回転駆動力を前記基軸部の上下駆動力に変換する伝達するスクリュー歯車とを有する。
上述した従来技術の問題を解決し、上述した目的を達成するために、本発明のハイパースペクトル画像生成装置は、被写体からの光をハイパースペクトルで規定された複数の波長領域に分光する光学手段と、前記光学手段によって分光された光を前記複数の波長領域毎に受光して受光結果に応じた電気信号を生成するセンサと、前記センサが生成した電気信号に基づいて、2次元画像を前記複数の波長領域毎に生成する画像生成手段とを有し、前記光学手段は、前記被写体からの光の入光側に位置し、前記被写体からの光を線状の光として透過させるスリットを備えたスリット手段と、前記スリットを透過した光を前記複数の波長領域に分光する回折格子と、前記光学手段及び前記センサを吊り下げて固定する吊り下げ手段と、前記被写体からの光の入射方向に対して垂直方向かつ前記スリットの開口方向であるX軸方向に対して垂直方向であるY軸方向に前記吊り下げ手段が移動して前記被写体を2次元的に走査するように、前記吊り下げ手段の移動を駆動する駆動手段とを有し、前記スリット手段と前記回折格子とが、前記スリットを透過した光が前記回折格子に直接入光するように位置しており、前記スリット手段及び前記回折格子とは面で接触しており、前記スリット手段及び前記回折格子の少なくとも一方の面は黒色であり、前記画像生成手段は、前記吊り下げ手段が前記駆動手段によって移動された複数の位置において前記センサが生成した電気信号に基づいて、前記2次元画像を前記複数の波長領域毎に生成する。

上述した従来技術の問題を解決し、上述した目的を達成するために、本発明のハイパースペクトル画像生成装置は、被写体からの光をハイパースペクトルで規定された複数の波長領域に分光する光学手段と、前記光学手段によって分光された光を前記複数の波長領域毎に受光して受光結果に応じた電気信号を生成するセンサと、前記センサが生成した電気信号に基づいて、2次元画像を前記複数の波長領域毎に生成する画像生成手段とを有し、前記光学手段は、前記被写体からの光の入光側に位置し、前記被写体からの光を線状の光として透過させるスリットを備えたスリット手段と、前記スリットを透過した光を前記複数の波長領域に分光する回折格子と、前記光学手段及び前記センサを吊り下げて固定する吊り下げ手段と、前記被写体からの光の入射方向に対して垂直方向かつ前記スリットの開口方向であるX軸方向に対して垂直方向であるY軸方向に前記吊り下げ手段が移動して前記被写体を2次元的に走査するように、前記吊り下げ手段の移動を駆動する駆動手段とを有し、前記スリット手段と前記回折格子とが、前記スリットを透過した光が前記回折格子に直接入光するように位置しており、前記スリット手段及び前記回折格子とは面で接触しており、前記スリット手段及び前記回折格子の前記接触する面の少なくとも一方の面は黒色であり、前記画像生成手段は、前記吊り下げ手段が前記駆動手段によって移動された複数の位置において前記センサが生成した電気信号に基づいて、前記2次元画像を前記複数の波長領域毎に生成する。

Claims (10)

  1. 被写体からの光をハイパースペクトルで規定された複数の波長領域に分光する光学手段と、
    前記光学手段によって分光された光を前記複数の波長領域毎に受光して受光結果に応じた電気信号を生成するセンサと、
    前記センサが生成した電気信号に基づいて、2次元画像を前記波長領域毎に生成する画像生成手段とを有し、
    前記光学手段は
    前記被写体からの光の入光側に位置し、前記被写体からの光を線状の光として透過させるスリットを備えたスリット手段と、
    前記スリットを透過した光を複数の波長領域に分光する回折格子と
    を有し、
    前記スリット手段と前記回折格子とが、前記スリットを透過した光が前記回折格子に直接入光するように位置している
    ハイパースペクトル画像生成装置。
  2. 前記スリット手段と前記回折格子とは接合している
    請求項1に記載のハイパースペクトル画像生成装置。
  3. 前記スリット手段及び前記回折格子とは面で接触しており、少なくとも一方の面は黒色である
    請求項2に記載のハイパースペクトル画像生成装置。
  4. 前記スリット手段と前記回折格子とを相互に押し付けるホルダ
    を有する
    請求項2又は請求項3に記載のハイパースペクトル画像生成装置。
  5. 前記スリット手段及び前記回折格子と前記ホルダとの間にそれぞれ弾性パッキンが設けられている
    請求項4に記載のハイパースペクトル画像生成装置。
  6. 前記光学手段及び前記センサを吊り下げて固定する吊り下げ手段と、
    吊り下げ手段の移動を駆動する駆動手段と
    をさらに有し、
    前記画像生成手段は、前記吊り下げ手段が前記駆動手段によって移動された複数の位置において前記センサが生成した電気信号に基づいて、前記2次元画像を前記波長領域毎に生成する
    請求項1〜5のいずれかに記載のハイパースペクトル画像生成装置。
  7. 前記光学手段は、
    前記回折格子から入射した光を前記センサに向けて結像するレンズ
    を有する請求項6に記載のハイパースペクトル画像生成装置。
  8. 前記駆動手段は、前記回折格子が前記光を分光する方向に、前記光学手段及び前記センサを移動する
    請求項6又は請求項7に記載のハイパースペクトル画像生成装置。
  9. 前記画像生成手段は、前記センサが生成した前記電気信号に基づいて前記波長領域ごとの光の強度を算出し、前記スリットの移動に応じて一つの2次元画像を前記波長領域ごとに生成する
    請求項1〜8のいずれかに記載のハイパースペクトル画像生成装置。
  10. 前記吊り下げ手段は、前記駆動手段からの回転駆動力を前記基軸部の上下駆動力に変換する伝達するスクリュー歯車
    を有する請求項6に記載のハイパースペクトル画像生成装置。
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