JP2021014954A - ガスコンロ - Google Patents

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資正 垣内
Sukemasa Kakiuchi
資正 垣内
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Abstract

【課題】調理容器から五徳爪に対して加わった衝撃が、トッププレートに伝わることを抑制することが可能で、使い勝手の良好なガスコンロを提供する。【解決手段】コンロ本体2と、コンロ本体の上面側の開口を覆うトッププレート4と、バーナヘッド5がトッププレートの上方に位置するように構成されたコンロバーナ6と、五徳リング91と五徳リングに固定される複数の五徳爪92とを有する五徳9とを備え、トッププレートと五徳リングとの間には、弾性材料からなり、平面形状が環状の緩衝部材7が配設されており、緩衝部材はその上面に、上方に突出する複数の凸部8を有し、複数の凸部のそれぞれは、平面視において、複数の五徳爪のうちの隣り合う五徳爪の間に配設された構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、ガスコンロに関し、詳しくは、トッププレート上に五徳が配設された構造を有するガスコンロに関する。
ガスコンロとして、トッププレート上に五徳が配設された構造を有するものが広く用いられている。
そのようなガスコンロとして、特許文献1には、コンロ用のバーナなどが取り付けられるコンロ本体と、コンロ本体の上面を覆うように配設されたトッププレートと、トッププレート上に配設された五徳とを備えたガスコンロが開示されている。
特許文献1のガスコンロにおいて、五徳は、トッププレートに形成されたバーナを通過させるために形成されたバーナ用開口の周縁上面に載置されるように構成されている。
特許文献1に記載されている五徳は、6本の五徳爪のうちの3本がトッププレート上に載り、残りの3本の五徳爪はトッププレートの上面から浮いた状態となるように構成されている。
特許文献1のガスコンロは、このように構成を備えているので、五徳を3本の五徳爪により3点支持して、トッププレート上に五徳を安定して保持することができるという特徴を有している。
特開2017−227405公報
ところで、ガスコンロの使用者は、中華鍋やフライパンなどの調理容器を使用して調理を行う際に、調理容器を振って調理を行う(いわゆる鍋振り調理を行う)ことがある。
その場合、特許文献1に記載されているガスコンロでは、五徳爪に加わった衝撃がそのままトッププレートに加わるため、トッププレートが変形したり、大きな衝撃音が発生して、使用者に不快感を与えたりするおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、調理容器などの加熱対象物から五徳爪に対して加わった衝撃を吸収して、衝撃がトッププレートに伝わって大きな衝撃音が発生することを抑制することが可能で、使い勝手の良好なガスコンロを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のガスコンロは、
上面が開口したコンロ本体と、
前記コンロ本体の前記上面を覆うトッププレートと、
バーナヘッドに形成された炎孔が前記トッププレートの上側に位置するように構成されたコンロバーナと、
前記トッププレート上に、前記炎孔を囲むように配設され、加熱対象物を支持する五徳であって、五徳リングと、前記五徳リングに固定される複数の五徳爪とを有する五徳と、
を備え、
前記トッププレートと前記五徳リングとの間には、弾性材料からなり、平面形状が環状の緩衝部材が配設されており、
前記緩衝部材はその上面に、上方に突出する複数の凸部を有し、
前記複数の凸部のそれぞれは、平面視において、前記複数の五徳爪のうちの隣り合う五徳爪の間に配設されていること
を特徴としている。
本発明のガスコンロにおいては、
前記緩衝部材の上面を覆うバーナリングを備え、かつ、
前記バーナリングは、前記複数の凸部が挿通される凸部挿通孔を有し、前記凸部挿通孔から上方に突出した前記複数の凸部が前記五徳リングの下面と当接するように構成されていること
が好ましい。
また、前記複数の凸部は、第1凸部と、前記第1凸部よりも高さの低い第2凸部とを有し、前記第1凸部として3つの凸部を備えていることが好ましい。
また、前記第1凸部である3つの凸部が、周方向に等間隔に配設されていることが好ましい。
本発明のガスコンロは、上述のように構成されており、トッププレートと五徳リングとの間には、弾性材料からなる環状の緩衝部材が配設されており、緩衝部材はその上面に、上方に突出する複数の凸部を有し、複数の凸部のそれぞれは、平面視において、複数の五徳爪のうちの隣り合う五徳爪の間に配設されているので、例えば、中華鍋やフライパンのような調理容器を操作することで、五徳爪に対して衝撃が加わったときに、上記複数の凸部により、五徳爪に加わった衝撃を効果的に吸収することが可能になる。
つまり、緩衝部材の複数の凸部のそれぞれが、平面視において、複数の五徳爪のうちの隣り合う五徳爪の間に配設されており、各五徳爪から凸部に直接に衝撃が加わらず、五徳リングを経て衝撃が複数の凸部に加わることになるため、五徳爪の直下の、五徳リングの下面側に凸部を位置させるようにした場合に比べて、五徳爪からの衝撃を分散させて複数の凸部で吸収することが可能になるとともに、五徳リングの五徳爪が固定されている部分と上記凸部の間における、五徳リングの撓みによる衝撃の吸収も期待できることから、五徳爪からの衝撃をより確実に吸収することが可能になる。
その結果、五徳からトッププレートに大きな衝撃が加わることを抑制して、トッププレートに変形や損傷が生じたり、大きな衝撃音が発生して使用者に不快感を与えたりすることを抑制することが可能な、使い勝手のよいガスコンロを提供することが可能になる。
また、緩衝部材がトッププレートと五徳リングの間に位置するため、美観が損なわれることを回避することができる。
また、緩衝部材の上面を覆うバーナリングを備え、かつ、バーナリングが、複数の凸部が挿通される凸部挿通孔を有し、凸部挿通孔から上方に突出した複数の凸部が五徳リングの下面と当接するように構成されている場合、緩衝部材の大部分がバーナリングによって覆われるので、緩衝部材の耐久性が向上するとともに、緩衝部材が外部に露出することによる美観の低下が抑制される。
また、複数の凸部は、第1凸部と、第1凸部よりも高さの低い第2凸部とを有し、第1凸部として3つの凸部を備えるようにした場合、第1凸部による3点支持によって五徳リングが支持されるため、五徳のがたつきを効果的に抑制することができる。
また、第1凸部である3つの凸部が、周方向に等間隔に配設されている場合、五徳のがたつきをより確実に抑制することが可能になるとともに、衝撃を効果的に分散して効率よく吸収することが可能になり、本発明をより実効あらしめることができる。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロの斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロのトッププレートおよび五徳の分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロのバーナ周辺の断面図である。 図3のA部分の拡大図である。 図3のB部分の拡大図である。 本発明のガスコンロにおいて用いられている緩衝部材の平面図である。 図6のVII−VII線断面図であって、緩衝部材に形成された第1凸部の断面形状を示す図である。 図6のVIII−VIII線断面図であって、緩衝部材に形成された第2凸部の断面形状を示す図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロ1(図1参照)は、キッチンカウンタに設けた設置用開口に落とし込んで取り付けられる、いわゆるビルトインタイプのガスコンロである。
ただし、本発明において、ガスコンロ1は、ビルトインタイプのものに限られるものではなく、卓上タイプのテーブルコンロであってもよい。
本実施形態にかかるガスコンロ1は、図1に示すように、箱状で上面が開口したコンロ本体2と、コンロ本体2の上面の開口を覆うトッププレート4と、2つのコンロバーナ6(6a、6b)とを備えている。
コンロ本体2の内部には、特に図示しないが、コンロバーナ6(6a、6b)の主要部、コンロバーナ6(6a、6b)への燃料ガスの供給路の開閉弁、制御機器などの他、複数のコンロバーナ6(6a、6b)につながるガス供給用の配管、電気ケーブルなどが収容されている。
コンロバーナ6(6a、6b)は、ブンゼン式のバーナであり、具体的には、コンロ本体2の内部において、燃料ガスおよび一次空気の供給を受けて炎を生成するように構成されている。
なお、コンロバーナ6(6a、6b)の燃料ガスの種類に特別の制限はなく、例えば、都市ガス、プロパンガスなどを用いることが可能である。
そして、コンロバーナ6(6a、6b)は、バーナヘッド5(5a、5b)に形成された、燃料ガスを燃焼させて火炎を生じさせる炎孔15が、トッププレート4上に位置し、主要部はコンロ本体2内に収容されるように構成されている。
なお、本実施形態にかかるガスコンロ1は、2つのコンロバーナ6(6a、6b)を備えているが、コンロバーナ6の数に特別の制約はない。
トッププレート4は、コンロ本体2の上部開口を覆うように配設される板状部材である。
本実施形態において、トッププレート4は、図2に示すように、ガラス製のトッププレート本体41と、トッププレート本体41を下面側から支持する金属製の支持プレート42と、上記トッププレート本体41と支持プレート42とを組み合わせて一体に保持する枠体43とを備えている。
また、トッププレート本体41は、バーナヘッド5を貫通させる平面形状が真円形の貫通口51を備えている。また、トッププレート本体41の下側の支持プレート42もバーナヘッド5を貫通させる平面形状が真円形の下側貫通口52を備えている。
なお、トッププレート本体41に形成された上記貫通口51と、支持プレート42に形成された下側貫通口52が、トッププレート4が備える、コンロバーナ6を通過させるためのバーナ用貫通口50を構成している。
トッププレート本体41は、ガラス製のものに限らず、例えば、琺瑯、ステンレス、アルミニウム、フッ素コーティングを施した鋼板などで構成されていてもよい。ここでいう琺瑯には、金属板の表面に釉薬を塗り、焼成して表面をガラス質に変性させた材料のほか、その表面に更にガラスコーティングを施したものも含まれる。
なお、本実施形態においては貫通口51、下側貫通口52の形状は円形(真円形)であるが、これに限られるものではなく、楕円形、長円形、矩形などであってもよい。
また、ガスコンロ1は、トッププレート4上に、バーナヘッド5を囲むように配設され、コンロバーナ6により加熱される調理容器などの加熱対象物を支持する五徳9を備えている。なお、本実施形態にかかるガスコンロ1は、2つのコンロバーナ6(6a、6b)のそれぞれに対応するように、2つの五徳9を備えている。
なお、五徳9は、トッププレート4に対して取り外し可能に取り付けられている。また、本実施形態にかかる五徳9は、特に図示しない位置決め部によって、トッププレート4上の所定の定められた位置に安定して載置されるように構成されている。
なお、本実施形態において、五徳9は金属板を所定形状に加工した部材である円環状の五徳リング91と、五徳爪92とから構成されている。ただし、五徳9は鋳造によって作製することも可能である。
また、五徳9は、例えば、鋼材を琺瑯加工した琺瑯被膜付きスチールや、琺瑯加工されていないステンレスなどから構成される。
五徳9を構成する五徳リング91は、トッププレート4に載る部分である。なお、本実施形態では、五徳リング91は平面視で略円環状に形成されている。ただし、五徳リング91は断面が略円形の線材を用いて作成することも可能である。
五徳リング91は、上述のように、平面視円環状の板状部材であり、厚み方向が、トッププレート本体41の上面に対して略直交している。
本実施形態では、五徳リング91の厚さ寸法が、五徳リング91の幅寸法(円環状の五徳リング91の外径−内径の値)よりも小さい。なお、本実施形態では、五徳リング91の厚さ寸法は、例えば2.8mmとされている。
五徳爪92は、調理容器などの加熱対象物が載置される部分であり、五徳リング91に対して固定されている。五徳リング91と五徳爪92とを固定する方法としては、例えば、溶接、かしめ止めなどの方法が例示される。本実施形態にかかる五徳爪92は、五徳リング91に対して溶接によって固定されている。
各五徳9における複数(本実施形態では6本)の五徳爪92は、上述のように、周方向に等間隔となるように、五徳リング91に取り付けられ、固定されている。
本実施形態では、五徳9を構成する複数の五徳爪92は、平面視において、径方向に沿って延びるように放射状に配設されている。
また、図6に示すように、本実施形態にかかる五徳9を構成する6本の五徳爪92は、高さの高い3本の第1五徳爪92aと、第1五徳爪92aよりも高さの低い3本の第2五徳爪92bから構成されている。
第2五徳爪92bよりも高さの高い複数の第1五徳爪92aは、いずれも同じ高さに構成されており、トッププレート本体41の上面から、複数の第1五徳爪92aの上端面までの距離はすべて同じとなるように構成されている。これによって、調理容器などの加熱対象物を三点支持することが可能になり、五徳9上に支持される調理容器などの加熱対象物のがたつきを抑制、防止することが可能になる。
第2五徳爪92bは、上述のように第1五徳爪92aよりも高さが低くなるように構成されている。第2五徳爪92bと第1五徳爪92aとの高さの差は、0.3mm以上1mmであることが好ましく、より好ましくは、0.4mm以上0.6mm以下である。
なお、本実施形態では、複数の第2五徳爪92bは、いずれも同じ高さとなるように構成されているが、必ずしも、すべての第2五徳爪92bの高さが同じでなくてもよい。
また、本実施形態では、図6に示すように、各第2五徳爪92bは、隣り合う第1五徳爪92aの間に位置するように構成されている。言い換えると、各第1五徳爪92aは、隣り合う第2五徳爪92bの間に位置するように構成されている。
すなわち、複数の第1五徳爪92aおよび複数の第2五徳爪92bは、本実施形態では、周方向に交互に、等間隔をおいて形成されている。
なお、本発明において、五徳9を構成する五徳爪92の数は6本に限られるものではなく、また、第1五徳爪92aおよび第2五徳爪92bの数もそれぞれ3本に限られるものではない。ただし、第1五徳爪92aの数が3本であることが調理容器などの加熱対象物を三点支持できる点で好ましいのは上述の通りである。
本発明のガスコンロ1において、五徳9に載置される加熱対象物は、通常は調理容器であるが、調理物が載った調理プレートや調理網、さらには調理物そのものなどであってもよい。
また、本実施形態にかかるガスコンロ1は、トッププレート本体41に対し、貫通口51の内周面とコンロバーナ6との間の隙間を覆うように配設されるバーナリング16を備えている。
バーナリング16は、中央にバーナヘッド5を通過させるための貫通口16aを備えた円盤状の部材である。
なお、本実施形態では、バーナリング16は、絞り成形によって成形されている(図2参照)。
このバーナリング16を設けることにより、例えば、五徳9に載置された調理容器(図示せず)から吹きこぼれが生じた場合にも、吹きこぼれた液体が貫通口51から下方に流入することを抑制することができる。なお、本実施形態では、バーナリング16は、トッププレート本体41に対して取り外し可能に取り付けられている。
さらに、トッププレート本体41の下側には、支持プレート42との間に挟み込まれるように配設される下側リング26を備えている。
なお、下側リング26は支持プレート42に対し、下側貫通口52の内周面とコンロバーナ6との間の隙間を覆うように配設されている。
また、トッププレート4上には、2つコンロバーナ6(6a、6b)用の点火や消火、炎調節のための2つの操作部25(25a、25b)が配置されている(図1参照)。
そして、本実施形態にかかるガスコンロ1においては、図2、図3、図4、図5に示すように、バーナリング16と、トッププレート4との間に、緩衝部材7が配設されている。
緩衝部材7は、弾性材料からなる平面形状が円環状の部材で、貫通口51を囲むような寸法となるように形成されているとともに、バーナリング16により覆われるように配設されている。
詳しくは、本実施形態では、トッププレート4の上面側に配設される緩衝部材7が、バーナリング16を介して、トッププレート4の上面と、五徳リング91の下面の間に挟み込まれるように配設されている。
緩衝部材7を構成する弾性材料としては、例えばシリコーンゴム、フッ素ゴムなどの耐熱ゴムを用いることが可能であるが、これらに限られるものではなく、他の材料を用いることも可能である。
なお、本実施形態における緩衝部材7は、所定の幅W(図6参照)を有する円環状の部材であるが、幅Wの具体的な寸法については特に制約はない。
また、緩衝部材7の上面には、上方に突出する複数(本実施形態では6つ)の凸部8が、円環状の緩衝部材7の中心C(図6参照)を中心とする円の円周上に、周方向に等間隔をおいて形成されており、複数の凸部8のそれぞれは、平面視において、五徳9を構成する複数の五徳爪92のうち、隣り合う五徳爪92の間に位置するように構成されている。
さらに詳しくは、複数の五徳爪92のそれぞれは、平面視において、緩衝部材7の複数の凸部8のうち、隣り合う凸部8の間の中央に位置するように構成されている。言い換えると、緩衝部材7の複数の凸部8のそれぞれは、平面視において、複数の五徳爪92のうち、隣り合う五徳爪92の間の中央に位置するように構成されている(図6参照)。
緩衝部材7の上面を覆うように配設されるバーナリング16には、緩衝部材7が備える複数の凸部8を挿通させるための複数の凸部挿通孔161が形成されている。
なお、本実施形態では、緩衝部材7に形成された6つの凸部8に対応して、バーナリングには6つの凸部挿通孔161が周方向に等間隔をおいて配設されている。
また、本実施形態においては、緩衝部材7が備える複数(本実施形態では6つ)の凸部8は、複数(本実施形態では3つ)の第1凸部8aと、第1凸部8aよりも高さの低い複数(本実施形態では3つ)の第2凸部8bから構成されている(図2参照)。
第1凸部8aと、第2凸部8bとは、上述のバーナリング16の凸部挿通孔161からバーナリング16の上面より上方に突出するだけの高さを有している。
また、第1凸部8aと、第2凸部8bとは、高さは異なるが、いずれも円柱状で、同じ直径となるように構成されている。
また、本実施形態では、各第2凸部8bは、隣り合う第1凸部8aの間の中央に位置するように構成されている。
すなわち、複数の第1凸部8aおよび複数の第2凸部8bは、本実施形態では、周方向に交互に、等間隔をおいて配設されている。
また、第1凸部8aは、第2凸部8bの凸部より高さが高くなるように構成されているが、第2凸部8bと第1凸部8aとの高さの差は、0.3mm以上1mm以下であることが好ましく、より好ましくは、0.4mm以上0.6mm以下である。
本実施形態では、図7、図8に示すように、緩衝部材7の厚さTを1.8mmとし、第1凸部8aの高さH1を1.4mm、第2凸部8bの高さH2を0.9mmとしている。
すなわち、本実施形態では、第1凸部8aと第2凸部8bとの高さの差が0.5mmとなるように構成している。
なお、本実施形態では、バーナリング16の厚みは、0.6mmとされており、第1凸部8aはバーナリング16の上面より上方に0.8mm突出し、第2凸部8bはバーナリング16の上面の上方に0.3mm突出するように構成されている。
なお、複数(3つ)の第1凸部8aのそれぞれは、高さが第2凸部8bよりも0.5mm高く、かつ、それぞれが同じ高さとなるように構成されている。
また、複数(3つ)の第2凸部8bについても、本実施形態では、それぞれの高さが、第1凸部8aよりも0.5mm低く、かつ、それぞれが同じ高さとなるように構成されている。ただし、本発明においては、第2凸部8bの高さはすべて同じでなくてもよい。
本実施形態にかかるガスコンロ1においては、緩衝部材7およびバーナリング16が上述のように構成されているので、図3、図4、図5に示すように、第1凸部8aおよび第2凸部8bは、いずれもバーナリング16の凸部挿通孔161を経てバーナリング16の上面よりも上方に突出する。
ここで、第1凸部8aの方が第2凸部8bよりも高さが高いので、第1凸部8aの上端は、五徳リング91の下面と当接するが、第1凸部8aより高さの低い第2凸部8bの上端は、特に重い荷重が五徳9にかかっていない状態、例えば、それほど大きくなく重くない調理容器が五徳9上に載置されている状態では、五徳リング91の下面と当接することがない。
したがって、五徳リング91が、周方向に等間隔をおいて配設された第1凸部8aによって三点支持されることになり、五徳9のがたつきを確実に抑制することができる。
また、本実施形態にかかるガスコンロ1においては、五徳リング91が緩衝部材7の凸部8により支持されるので、調理容器などの加熱対象物から五徳9を構成する五徳爪92に対して衝撃が加わったときに、五徳爪92に加わった衝撃を、弾性材料からなる緩衝部材7の凸部8により効果的に吸収することができる。
なお、調理容器などの加熱対象物から五徳爪92に対して通常の範囲の荷重や衝撃が加わったとき(特に大きな荷重や衝撃が加わらなかったとき)には、五徳リング91の下面と当接する緩衝部材7の第1凸部8aにより衝撃が吸収される。
一方、調理容器などの加熱対象物から五徳爪92に対して特に大きな荷重や衝撃が加わったときには、第1凸部8aが大きく変形して、第2凸部8bも五徳リング91の下面と当接することになり、第1凸部8aと第2凸部8bの両方により、衝撃が確実に吸収されることになる。
その結果、五徳9を構成する五徳爪92からトッププレート4に大きな衝撃が加わることを抑制して、トッププレート4に変形や損傷が生じたり、大きな衝撃音が発生して使用者に不快感を与えたりすることを抑制することが可能な、使い勝手のよいガスコンロを提供することができる。
また、上記実施形態では、緩衝部材7の上面を覆うバーナリング16を備えており、かつ、バーナリング16が、緩衝部材7の複数の凸部8が挿通される凸部挿通孔161を有し、凸部挿通孔161から上方に突出した複数の凸部8が五徳リング91の下面と当接するように構成されているので、緩衝部材7の大部分がバーナリング16によって覆われることになる。したがって、緩衝部材7の耐久性を向上させることが可能になるとともに、緩衝部材7が外部に露出することによる美観の低下を抑制することができる。
また、本発明のガスコンロ1のように緩衝部材7が配設されている場合、例えば、トッププレート4の上面に付着した液体やごみなどの異物が、トッププレート本体41とバーナリング16との間から貫通口51を経てコンロ本体2内に入り込むことを抑制することができる。
なお、上記実施形態では、凸部挿通孔161を有するバーナリング16を備えているとともに、緩衝部材7がトッププレート4とバーナリング16の間に配設されている場合について説明したが、バーナリング16を備えていない構成とした場合にも、基本的に、他の構成を特に変更することなく、上記実施形態にかかるガスコンロ1の場合と同様の効果を得ることができる。
ただし、バーナリング16を備えていない構成の場合、緩衝部材7の凸部8の高さや形状は、必要に応じて調整した方が望ましい場合がある。
また、上記実施形態において、緩衝部材7は、バーナリング16に覆われるように円環状に形成されているが、本発明においては、バーナリングを備えていない構成とすることも可能なので、緩衝部材7の形状は、必ずしも円環状の形状に限定されるものではなく、五徳リング91の下面側に位置することが可能な他の形状とすることも可能である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1 ガスコンロ
2 コンロ本体
4 トッププレート
5(5a、5b) バーナヘッド
6(6a、6b) コンロバーナ
7 緩衝部材
8 凸部
8a 第1凸部
8b 第2凸部
9 五徳
15 炎孔
16 バーナリング
16a バーナリングの貫通口
26 下側リング
25(25a、25b) 操作部
41 トッププレート本体
42 支持プレート
43 枠体
50 トッププレートのバーナ用貫通口
51 トッププレート本体に形成された貫通口
52 支持プレートに形成された下側貫通口
91 五徳リング
92 五徳爪
92a 第1五徳爪
92b 第2五徳爪
161 凸部挿通孔

Claims (4)

  1. 上面が開口したコンロ本体と、
    前記コンロ本体の前記上面を覆うトッププレートと、
    バーナヘッドに形成された炎孔が前記トッププレートの上側に位置するように構成されたコンロバーナと、
    前記トッププレート上に、前記炎孔を囲むように配設され、加熱対象物を支持する五徳であって、五徳リングと、前記五徳リングに固定される複数の五徳爪とを有する五徳と、
    を備え、
    前記トッププレートと前記五徳リングとの間には、弾性材料からなり、平面形状が環状の緩衝部材が配設されており、
    前記緩衝部材はその上面に、上方に突出する複数の凸部を有し、
    前記複数の凸部のそれぞれは、平面視において、前記複数の五徳爪のうちの隣り合う五徳爪の間に配設されていること
    を特徴とするガスコンロ。
  2. 前記緩衝部材の上面を覆うバーナリングを備え、かつ、
    前記バーナリングは、前記複数の凸部が挿通される凸部挿通孔を有し、前記凸部挿通孔から上方に突出した前記複数の凸部が前記五徳リングの下面と当接するように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載のガスコンロ。
  3. 前記複数の凸部は、第1凸部と、前記第1凸部よりも高さの低い第2凸部とを有し、前記第1凸部として3つの凸部を備えていることを特徴とする請求項1または2記載のガスコンロ。
  4. 前記第1凸部である3つの凸部が、周方向に等間隔に配設されていることを特徴とする請求項3記載のガスコンロ。
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