JP2021014223A - Heat exchange unit - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は熱交換ユニットに関する。 The present disclosure relates to a heat exchange unit.
車両には複数の熱交換器が備えられる。このような熱交換器としては、例えば空調用の凝縮器や、内燃機関等を冷却するためのラジエータ等が挙げられる。下記特許文献1に記載されているように、複数の熱交換器はモジュール化され、全体が一つの熱交換ユニットとして構成されることが多い。熱交換ユニットは、車両のフロントグリルから流入した空気が各熱交換器を通過するように、車両の前方側部分に配置されるのが一般的である。 The vehicle is equipped with multiple heat exchangers. Examples of such a heat exchanger include a condenser for air conditioning, a radiator for cooling an internal combustion engine, and the like. As described in Patent Document 1 below, a plurality of heat exchangers are modularized, and the whole is often configured as one heat exchange unit. The heat exchange unit is generally arranged in the front side portion of the vehicle so that the air flowing from the front grill of the vehicle passes through each heat exchanger.
近年では、車両内部の空間に配置される機器の増加に伴い、熱交換ユニットのうち特に前後方向に沿った寸法を可能な限り小さくすることが求められている。同寸法が大きい場合には、仮に熱交換ユニットを車両に搭載することができたとしても、車両の衝突時における周辺部材の変形等に起因して、熱交換ユニットが破損しやすくなるという問題も生じる。 In recent years, as the number of devices arranged in the space inside the vehicle has increased, it has been required to reduce the size of the heat exchange unit, especially along the front-rear direction, as much as possible. If the same size is large, even if the heat exchange unit can be mounted on the vehicle, there is a problem that the heat exchange unit is easily damaged due to deformation of peripheral members at the time of a vehicle collision. Occurs.
本発明者らは、上記のような熱交換ユニットの一態様として、例えばシャッター装置のような薄型の装置を、一対の熱交換器の間となる位置に配置した構成とすることを検討している。このような熱交換ユニットにおいて、シャッター装置等を保持するための構成としては、シャッター装置等のうち保持される部分を、それぞれの熱交換器が有するタンクの間に介在させて固定することが考えられる。 The present inventors have considered, as one aspect of the heat exchange unit as described above, a configuration in which a thin device such as a shutter device is arranged at a position between a pair of heat exchangers. There is. In such a heat exchange unit, as a configuration for holding the shutter device or the like, it is conceivable that the held portion of the shutter device or the like is interposed between the tanks of the respective heat exchangers and fixed. Be done.
しかしながら、そのような構成においては、シャッター装置等のうち保持される部分の厚さの分、それぞれの熱交換器が有するタンク間の距離を確保しなければならない。その結果、車両の前後方向に沿った熱交換ユニットの寸法が大きくなってしまう。 However, in such a configuration, it is necessary to secure the distance between the tanks of each heat exchanger by the thickness of the held portion of the shutter device or the like. As a result, the size of the heat exchange unit along the front-rear direction of the vehicle becomes large.
本開示は、車両の前後方向に沿った寸法を抑制することのできる熱交換ユニットを提供することを目的とする。 It is an object of the present disclosure to provide a heat exchange unit capable of suppressing dimensions along the front-rear direction of a vehicle.
本開示に係る熱交換ユニット(10)は、第1熱交換器(100)と、所定方向に沿って第1熱交換器と隣り合う位置に配置された第2熱交換器(200)と、第1熱交換器と第2熱交換器との間となる位置において保持される被保持部材(300)と、を備える。第1熱交換器は、流体を一時的に貯えるための容器であって、その長手方向が上下方向に沿っているタンク(110,120)を有する。被保持部材は、タンクの上端から更に上方側に向けて突出するように形成された接続部(111,121)、に対して接続されることで、第1熱交換器によって保持されている。 The heat exchange unit (10) according to the present disclosure includes a first heat exchanger (100), a second heat exchanger (200) arranged adjacent to the first heat exchanger along a predetermined direction, and the second heat exchanger (200). It includes a held member (300) that is held at a position between the first heat exchanger and the second heat exchanger. The first heat exchanger is a container for temporarily storing a fluid, and has tanks (110, 120) whose longitudinal direction is along the vertical direction. The held member is held by the first heat exchanger by being connected to the connecting portions (111, 121) formed so as to project further upward from the upper end of the tank.
このような構成の熱交換ユニットでは、第1熱交換器と第2熱交換器との間となる位置に、例えばシャッター装置のような被保持部材が保持されている。第1熱交換器のタンクの上端には、当該上端から更に上方側に向けて突出するように、接続部が形成されている。被保持部材は、この接続部に接続されることによって保持されている。このような構成においては、被保持部材のうち保持されるための部分を、第1熱交換器及び第2熱交換器がそれぞれ有するタンクの間に介在させる必要が無い。このため、車両の前後方向に沿った寸法を抑制することができる。 In the heat exchange unit having such a configuration, a held member such as a shutter device is held at a position between the first heat exchanger and the second heat exchanger. At the upper end of the tank of the first heat exchanger, a connecting portion is formed so as to project further upward from the upper end. The held member is held by being connected to this connecting portion. In such a configuration, it is not necessary to interpose a portion of the members to be held to be held between the tanks of the first heat exchanger and the second heat exchanger. Therefore, the dimensions along the front-rear direction of the vehicle can be suppressed.
本開示によれば、車両の前後方向に沿った寸法を抑制することのできる熱交換ユニットが提供される。 According to the present disclosure, there is provided a heat exchange unit capable of suppressing the dimensions of the vehicle along the front-rear direction.
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。 Hereinafter, the present embodiment will be described with reference to the accompanying drawings. In order to facilitate understanding of the description, the same components are designated by the same reference numerals as much as possible in each drawing, and duplicate description is omitted.
本実施形態に係る熱交換ユニット10は、車両MVに搭載される装置であって、後述のラジエータ100や凝縮器200等を組み合わせてモジュール化したものとして構成されている。図1に示されるように、熱交換ユニット10は、車両MVのうち前方側部分、具体的には、車両MVのフロントグリルに設けられた開口OPの後方側となる位置に搭載される。尚、車両MVは、不図示の内燃機関の駆動力によって走行する車両なのであるが、例えば電動車両のような、内燃機関以外の駆動力によって走行する車両であってもよい。
The
熱交換ユニット10は、ラジエータ100と、凝縮器200と、シャッター装置300を備えている。上記のようにこれらはモジュール化され、全体が一つの熱交換ユニット10として構成されている。
The
ラジエータ100は、空気と冷却水との間で熱交換を行うための熱交換器である。ラジエータ100と不図示の内燃機関との間では冷却水が循環している。内燃機関を通り高温となった冷却水は、ラジエータ100を通る際に空気との熱交換によって冷却され、その温度を低下させる。低温となった冷却水は、再び内燃機関に供給され、内燃機関の冷却に供される。尚、ラジエータ100を通る冷却水によって冷却されるのは、本実施形態のように内燃機関であってもよいが、例えばインバータのような、内燃機関以外の装置であってもよい。ラジエータ100は、本実施形態における「第1熱交換器」に該当する。
The
凝縮器200は、空気と冷媒との間で熱交換を行うための熱交換器である。凝縮器200は、不図示の空調装置を構成する冷凍サイクルの一部として構成されている。凝縮器200では冷媒から空気への放熱が行われる。凝縮器200は、車両MVの前後方向に沿ってラジエータ100と隣り合う位置に配置されている。具体的には、凝縮器200は、空気の流れる方向、すなわち開口OPから後方側へと向かう方向に沿って、ラジエータ100よりも上流側となる位置に配置されている。凝縮器200は、本実施形態における「第2熱交換器」に該当する。開口OPから車両MVの内部に流入した空気は、凝縮器200及びラジエータ100を順に通って、それぞれの熱交換器において熱交換に供される。
The
シャッター装置300は、凝縮器200及びラジエータ100を通過する空気の流量を調整するための装置である。シャッター装置300は、上記のように空気の流れる方向に沿って、ラジエータ100と凝縮器200との間となる位置において保持されている。シャッター装置300は、本実施形態における「被保持部材」に該当する。シャッター装置300を保持するための具体的な構成については後に説明する。
The
図2を参照しながら、ラジエータ100の構成について説明する。図2には、熱交換ユニットから凝縮器200を取り外した状態、すなわちラジエータ100とシャッター装置300のみとした後の状態が、斜視図によって示されている。
The configuration of the
ラジエータ100は、タンク110と、タンク120と、を備えている。タンク110は、冷却水を一時的に貯えるための容器であって、ラジエータ100のうち車両MVの右側部分に配置されている。タンク110は、その長手方向を上下方向に沿わせた状態で配置されている。タンク120は、タンク110と同様に冷却水を一時的に貯えるための容器であって、ラジエータ100のうち車両MVの左側部分に配置されている。タンク120も、その長手方向を上下方向に沿わせた状態で配置されている。タンク110及びタンク120はいずれも樹脂により形成されている。
The
尚、タンク110の上方側部分には、車両MVの前方側に向かって突出する突出部113が形成されている。同様に、タンク120の上方側部分には、車両MVの前方側に向かって突出する突出部123が形成されている。これらはいずれも、凝縮器200を取り付けて固定するためのものである。
A protruding
タンク110とタンク120との間は、左右方向に沿って伸びる複数のチューブ130(図2では不図示、図6を参照)によって接続されている。それぞれのチューブ130は上下方向に沿って積層されている。互いに隣り合うチューブ130の間には、不図示のフィンが配置されている。チューブ130及びフィンが上下方向に沿って積層されている部分のうち、最も上方側及び最も下方側には、これらを補強するための補強プレート150が配置されている。尚、複数のチューブ130やフィンとしては公知のものを採用することができるので、その詳細な説明については省略する。
The
それぞれのチューブ130のうち、その長手方向に沿ったタンク110側の端部は、コアプレート141に接続されている。コアプレート141は、上下方向に沿って伸びる概ね平板状の金属部材である。コアプレート141には不図示の貫通穴が複数形成されており、それぞれのチューブ130は当該貫通穴に挿通されろう接されている。タンク110は、コアプレート141を車両MVの右側から覆っており、コアプレート141に対して加締めにより固定されている。タンク110とコアプレート141との間の空間が、冷却水を貯えるための空間となっている。このため、コアプレート141は、冷却水を貯えるための容器の一部、すなわちタンク110の一部ということもできる。
The end of each
それぞれのチューブ130のうち、その長手方向に沿ったタンク120側の端部は、コアプレート142に接続されている。コアプレート142は、上下方向に沿って伸びる概ね平板状の金属部材である。コアプレート142には不図示の貫通穴が複数形成されており、それぞれのチューブ130は当該貫通穴に挿通されろう接されている。タンク120は、コアプレート142を車両MVの左側から覆っており、コアプレート142に対して加締めにより固定されている。タンク120とコアプレート142との間の空間が、冷却水を貯えるための空間となっている。このため、コアプレート142は、冷却水を貯えるための容器の一部、すなわちタンク120の一部ということもできる。
The end of each
外部からラジエータ100へと供給された冷却水は、チューブ130を通ってタンク110とタンク120との間を移動する。その際、チューブ130の内側を通る冷却水と、チューブ130の外側を通る空気との間で熱交換が行われる。空気は、フロントグリルの開口OPから導入されたものであり、不図示のファンによって車両MVの前方側から後方側に向かって流れている。当該空気は、凝縮器200及びシャッター装置300を通過した後の空気である。冷却水は、空気によって冷却されその温度を低下させる。
The cooling water supplied from the outside to the
凝縮器200の構成について説明する。凝縮器200は、タンク210(不図示)と、タンク220(図6を参照)と、を備えている。タンク210は、空調用の冷媒を一時的に貯えるための容器であって、凝縮器200のうち車両MVの右側部分に配置されている。タンク210は、その長手方向を上下方向に沿わせた状態で配置されている。タンク220は、タンク210と同様に冷媒を一時的に貯えるための容器であって、凝縮器200のうち車両MVの左側部分に配置されている。タンク220も、その長手方向を上下方向に沿わせた状態で配置されている。
The configuration of the
タンク210とタンク220との間は、左右方向に沿って伸びる複数のチューブ230(図6を参照)によって接続されている。それぞれのチューブ230は上下方向に沿って積層されている。互いに隣り合うチューブ230の間には、不図示のフィンが配置されている。尚、複数のチューブ230やフィンとしては公知のものを採用することができるので、その詳細な説明については省略する。
The tank 210 and the
外部から凝縮器200へと供給された冷媒は、チューブ230を通ってタンク210とタンク220との間を移動する。その際、チューブ230の内側を通る冷媒と、チューブ230の外側を通る空気との間で熱交換が行われる。空気は、フロントグリルの開口OPから導入されたものであり、不図示のファンによって車両MVの前方側から後方側に向かって流れている。冷媒は、空気によって熱を奪われて凝縮し、気相から液相へと変化する。
The refrigerant supplied from the outside to the
図2を再び参照しながら、シャッター装置300の構成について説明する。シャッター装置300は、フレーム310と、ブレード320とを備えている。
The configuration of the
フレーム310は、樹脂により形成された矩形の枠体である。車両MVの前方側から見た場合におけるフレーム310の外形は、ラジエータ100のうち空気が通過する部分の外形と概ね等しい。フレーム310の内側には、複数のブレード320が保持されている。
The
ブレード320は、上下方向に沿って伸びる細長い板状の部材であって、シャッター装置300において複数設けられている。尚、各ブレード320の形状は図3に示されているとおりであるが、図2においてはその図示が簡略化されている。
The
それぞれのブレード320は、車両MVの左右方向に沿って並ぶように配置されている。それぞれのブレード320は、上下方向に沿った回転軸の周りにおいて回転自在な状態で支持されている。ブレード320は上記のように回転することにより、それぞれのブレード320の間に隙間が形成されている開状態と、それぞれのブレード320の端部同士が当接し、間に隙間が形成されていない閉状態と、を切り替えることができる。
The
このようなブレード320の動作は、フレーム310の上部に設けられた駆動装置400と、不図示の動力伝達機構によって実現される。上記の開状態においては、熱交換ユニット10を空気が通過して流れる。これにより、ラジエータ100及び凝縮器200のそれぞれにおいて熱交換が行われる。一方、上記の閉状態においては、熱交換ユニット10を通過する空気の流れがシャッター装置300のブレード320によって遮断される。このため、ラジエータ100及び凝縮器200のそれぞれにおいて熱交換は殆ど行われなくなる。
Such an operation of the
シャッター装置300を保持するための構成について説明する。本実施形態では、シャッター装置300は、ラジエータ100が備える一対のタンク110、120の上端部分に対して接続され保持されている。図3には、熱交換ユニット10のうち、タンク120の上端部分の構成が拡大して示されている。図4には、熱交換ユニット10のうち図3に示される部分から、シャッター装置300を取り外してラジエータ100のみとした状態が示されている。図5には、熱交換ユニット10のうち図3に示される部分から、ラジエータ100を取り外してシャッター装置300のみとした状態が示されている。尚、図4においては、複数のチューブ130及びフィンが簡略化して描かれている。
The configuration for holding the
図3及び図4に示されるように、ラジエータ100のタンク120には接続部121が形成されている。接続部121は、タンク120の上端から、更に上方側に向けて突出するように形成されている。接続部121は樹脂により形成されており、タンク120と一体となっている。接続部121には、これを車両MVの前後方向に沿って貫くように貫通穴122が形成されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, a connecting
図3及び図5に示されるように、シャッター装置300のフレーム310には、腕部311と突出部312とが形成されている。腕部311は、フレーム310の上方側端部から、車両MVの左側に向かって直線状に伸びるように形成されている。突出部312は、腕部311の先端から、車両MVの後方側に向かって突出するように形成されている。突出部312は複数本形成されており、その一部には抜け止め用のフック313が形成されている。腕部311及び突出部312が設けられている位置の高さは、貫通穴122が形成されている位置の高さと同じである。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
図3に示されるように、突出部312は、貫通穴122に対して車両MVの前方側から挿通されている。挿通の際、突出部312に形成されたフック313が、貫通穴122の内側に設けられた支柱に引っ掛かって嵌合した状態となる。これにより、突出部312が接続部121に対して接続され固定される。その結果、被保持部材であるシャッター装置300は、ラジエータ100のタンク120に対して固定される。
As shown in FIG. 3, the
尚、フレーム310のうち車両MVの右側の部分は、上記と同様の構成によりタンク110に接続され固定されている。つまり、タンク110の上端部分には、接続部121と同様の接続部111が形成されており、フレーム310の右側部分には、左側部分と同様の腕部311及び突出部312が形成されている。接続部111に形成された不図示の貫通穴に、右側の腕部311に形成された突出部312が接続され固定されている。
The portion of the
熱交換ユニット10を上記のような構成としたことの効果を説明するために、図8に示される比較例について説明する。
In order to explain the effect of having the
この比較例に係る熱交換ユニット10Aは、本実施形態と同様に、ラジエータ100と、凝縮器200と、シャッター装置300と、を備えている。この比較例では、これら3つの構造体を組み合わせて一体とするための構成において本実施形態と異なっている。
The
図8では、熱交換ユニット10Aのうちタンク120及びその近傍の構成が、上面視で模式的に示されている。比較例においては、シャッター装置300のフレーム310から伸びる腕部311が、本実施形態よりも低い位置に設けられている。腕部311は、車両MVの左側に向かって伸びており、タンク120とタンク220との間となる位置に介在している。腕部311は、当該位置において、不図示の接続機構によってタンク120に対し接続され固定されている。
In FIG. 8, the configuration of the
このような構成においては、シャッター装置300のうち保持されるための部分である腕部311と、他の部材との干渉を避けるため、タンク120とタンク220との間を広く空けておく必要がある。特に、タンク120においてはコアプレート142が前方側に突出しているので、コアプレート142のうち前方側端部と、タンク220の後方側端部との間隔を広く確保する必要がある。図8においては、このように広く確保すべき間隔が符号「L2」で示されている。この比較例では、L2の間隔を広く確保した結果として、車両MVの前後方向に沿った熱交換ユニット10Aの寸法が、比較的大きくなってしまっている。近年は、車両内部の空間に配置される機器の増加に伴って寸法の制約が厳しくなっていく傾向があるため、このような比較例の構成は好ましくない。
In such a configuration, it is necessary to leave a wide space between the
図6は、本実施形態に係る熱交換ユニット10の構成の一部を、図8と同様の視点で模式的に描いたものである。また、図7は、熱交換ユニット10のうち図6に示される部分を、側方側、具体的には車両MVの左側から見て模式的に描いたものである。これらにおいては、チューブ130の上方側に配置された補強プレート150(図4を参照)の図示が省略されている。
FIG. 6 schematically shows a part of the configuration of the
図6及び図7に示されるように、本実施形態では、シャッター装置300のうち保持されるための部分、すなわち腕部311や突出部312が、タンク120とタンク220との間には介在しておらず、タンク120やコアプレート142の上端よりも更に上方側となる位置に配置されている。タンク120とタンク220との間隔、具体的には、コアプレート142のうち前方側端部と、タンク220の後方側端部との間隔を、シャッター装置300を保持することを目的として広げる必要が無いので、当該間隔を最低限まで小さくすることが可能となっている。図6では、本実施形態における当該間隔が「L1」として示されている。L1は、図8の比較例におけるL2よりも小さい。
As shown in FIGS. 6 and 7, in the present embodiment, a portion of the
以上に説明したように、本実施形態に係る熱交換ユニット10では、被保持部材であるシャッター装置300が、タンク120の上端から更に上方側に向けて突出するように形成された接続部121、に対して接続されることで、第1熱交換器であるラジエータ100によって保持されている。同様に、シャッター装置300は、タンク110の上端から更に上方側に向けて突出するように形成された接続部111、に対して接続されることでも、第1熱交換器であるラジエータ100によって保持されている。このような構成とすることにより、図8の比較例に比べて、車両MVの前後方向に沿った熱交換ユニット10の寸法を抑制することが可能となっている。
As described above, in the
尚、熱交換ユニット10が備える第1熱交換器及び第2熱交換器は、本実施形態のようにラジエータ100及び凝縮器200であってもよいが、それぞれ他の熱交換器であってもよい。例えば、いずれかの熱交換器が、ヒートポンプシステムの室外熱交換器であってもよく、比較的低温の機器を冷却するための低水温ラジエータであってもよい。
The first heat exchanger and the second heat exchanger included in the
本実施形態では、第1熱交換器と第2熱交換器との間となる位置において保持される被保持部材が、空気の流れを調整するためのシャッター装置300となっている。このような態様に替えて、被保持部材はシャッター装置300以外の部材であってもよい。被保持部材は、第1熱交換器と第2熱交換器との間に保持される薄型の部材であればよい。
In the present embodiment, the held member held at a position between the first heat exchanger and the second heat exchanger is the
本実施形態におけるタンク110、120は、いずれも、接続部111、121を含む部分が樹脂により形成されている。このため、比較的複雑な接続部121等を、樹脂成型より容易に形成することができる。
In each of the
本実施形態では、第1熱交換器として、空気との熱交換によって冷却水を冷却するためのラジエータ100が設けられている。ラジエータ100では、タンク110、120の内部における圧力が比較的低い。このため、上記のようにタンク120等を樹脂によって形成した場合でも、その強度が問題となることは無い。
In the present embodiment, as the first heat exchanger, a
被保持部材であるシャッター装置300は、ボルト等の締結部材を用いることなく、抜け止め用のフック313(図5を参照)の嵌合のみによって接続部111、121に対して固定されている。このため、部品点数が低減され、熱交換ユニット10の組み立ての工数も低減される。
The
本実施形態においては、シャッター装置300は、その上方側にある腕部311及び突出部213においてのみラジエータ100によって保持されている。このような態様に替えて、シャッター装置300が、その下方側部分においても、ラジエータ100によって保持されているような態様としてもよい。例えば、下方側に配置された補強プレート150の一部が、車両MVの前方側に向けて突出しており、このように突出している部分が、シャッター装置300を下方側から支持しているような構成としてもよい。
In the present embodiment, the
以上においては、被保持部材であるシャッター装置300が、その後方側にあるラジエータ100のタンク120等に対し接続されている例について説明したが、シャッター装置300が、その前方側にある凝縮器200のタンク220等に対し接続されているような態様であってもよい。つまり、凝縮器200が第1熱交換器に該当し、ラジエータ100が第2熱交換器に該当するような態様であってもよい。
In the above, an example in which the
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。 The present embodiment has been described above with reference to specific examples. However, the present disclosure is not limited to these specific examples. Those skilled in the art with appropriate design changes to these specific examples are also included in the scope of the present disclosure as long as they have the features of the present disclosure. Each element included in each of the above-mentioned specific examples, its arrangement, conditions, shape, etc. is not limited to the illustrated one, and can be appropriately changed. The combinations of the elements included in each of the above-mentioned specific examples can be appropriately changed as long as there is no technical contradiction.
10:熱交換ユニット
100:ラジエータ
110,120:タンク
111,121:接続部
200:凝縮器
300:シャッター装置
10: Heat exchange unit 100:
Claims (5)
第1熱交換器(100)と、
所定方向に沿って前記第1熱交換器と隣り合う位置に配置された第2熱交換器(200)と、
前記第1熱交換器と前記第2熱交換器との間となる位置において保持される被保持部材(300)と、を備え、
前記第1熱交換器は、流体を一時的に貯えるための容器であって、その長手方向が上下方向に沿っているタンク(110,120)を有し、
前記被保持部材は、
前記タンクの上端から更に上方側に向けて突出するように形成された接続部(111,121)、に対して接続されることで、前記第1熱交換器によって保持されている熱交換ユニット。 The heat exchange unit (10)
With the first heat exchanger (100)
A second heat exchanger (200) arranged at a position adjacent to the first heat exchanger along a predetermined direction,
A held member (300) held at a position between the first heat exchanger and the second heat exchanger is provided.
The first heat exchanger is a container for temporarily storing a fluid, and has tanks (110, 120) whose longitudinal direction is along the vertical direction.
The held member is
A heat exchange unit held by the first heat exchanger by being connected to connecting portions (111, 121) formed so as to project further upward from the upper end of the tank.
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- 2019-07-16 JP JP2019130871A patent/JP2021014223A/en active Pending
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