JP2021013045A - 無線端末およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】SIMカードのような情報カードを用いる無線端末が、適切なローミングをさせることができる無線端末およびその制御方法を提供すること。【解決手段】無線通信を行う上で必要な設定情報が記録されているSIMカードを取り込み、取り出しができる無線端末10において、設定情報には加入している自通信事業者の情報およびユーザ識別情報を有し、設定情報に基づいて基地局3、4と無線通信を行う無線通信部11、21と、情報カードの情報を利用して、無線通信部11、21が検出した通信事業者のネットワークが自地域のネットワークでない場合、または、無線通信部11、21が検出した通信事業者のネットワークのうち、許可された通信事業者が無かった場合、他の通信事業者のサービスを制限する制限状態に設定し、制限状態のとき、無線通信部11、21が検出した通信事業者をユーザが選択できないようにする制御部16と、を備えた構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、SIMカードのような情報カードを用いた無線端末およびその制御方法に関する。
近年、3GPP(3rd Generation Partnership Project)に準拠した無線端末では、通信事業者毎に対応したSIM(Subscriber Identity Module)カードまたはUIM(User Identity Module)カード(これらを以下、単にSIMカードという)と呼ばれるメモリーカードを差し替えて無線端末に装着することが必要になる場合がある。SIMカードは、無線端末の加入者(ユーザ)情報などが記憶されたICカードである。ユーザ情報には、IMSI(International Mobile Subscriber Identity:識別番号)等がある。
一方、ユーザが加入している自エリア(以下、ホームエリアという)の通信事業者のネットワークに接続できない他のエリアにおいて、他の通信事業者のネットワークと接続して、ホームエリアと同様のサービスの提供を受けることができることがある。
このように、ホームエリアの通信事業者のユーザの無線端末が、他の通信事業者のネットワークに接続して無線通信のサービスを受けることをローミングと呼ぶ。なお、特定の通信事業者のSIMカードを用いた無線端末では、ローミングができないこともある。
詳細には、無線端末が他の通信事業者のネットワークに接続する際に、他の通信事業者のネットワーク側で、無線端末のSIMカードからユーザのIMSIなどを確認し、ローミングを許可または不許可とする。
特開2014−011781号公報
本発明は、SIMカードのような情報カードを用いてローミングを行う無線端末が、適切なローミングをさせることができる無線端末およびその制御方法を提供するものである。
本願の無線端末は、無線通信を行う上で必要な設定情報が記録されている情報カードを取り込み、取り出しができる無線端末において、前記設定情報には加入している自通信事業者の情報およびユーザ識別情報を有し、前記設定情報に基づいて基地局と無線通信を行う無線通信部と、前記情報カードの情報を利用して、前記無線通信部が検出した通信事業者のネットワークが自地域のネットワークでない場合、または、前記無線通信部が検出した通信事業者のネットワークのうち、許可された通信事業者が無かった場合、他の通信事業者のサービスを制限する制限状態に設定し、前記制限状態のとき、前記無線通信部が検出した通信事業者をユーザが選択できないようにする制御部と、を備えた構成を有する。
本発明は、SIMカードのような情報カードを用いる無線端末が、適切なローミングをさせることができる無線端末およびその制御方法を提供するものである。
本実施の形態に係る無線通信システムを示す図である。 本実施例に係る無線端末のブロック図である。 本実施例に係る無線端末の動作を示すフローチャートである。 本実施例に係る無線端末の正面図である。 本実施例に係る無線端末において利用可能なネットワークの画面が表示されたときの図である。 本実施例に係る無線端末においてユーザが手動モードを選択することができなくなったときの図である。
以下、本実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成図である。図1に示した無線通信システムは、無線端末10、ネットワーク8A、ネットワーク8B、基地局4A、基地局4B、および基地局3Aを有している。
基地局3A、基地局4A、ネットワーク8Aは、通信事業者Aによって提供されており、基地局4B、ネットワーク8Bは、通信事業者Bによって提供されている。以降、基地局4またはネットワーク8を区別せず説明するときには、単に基地局4またはネットワーク8と記載し、基地局4またはネットワーク8を区別して説明するときには、基地局4A、4B、またはネットワーク8A、8Bと記載する。
本実施の形態では、通信事業者Aは国Aで事業を実施しており、通信事業者Bは国Bで事業を実施しているものとする。無線端末10は、基本的に国Aで使用できるよう設定されている。
例えば、基地局4は、第4世代移動通信システムに対応した基地局であり、基地局3は、第3世代移動通信システムに対応した基地局である。
無線端末10は、例えば、スマートフォン、タブレット、または携帯電話機等である。無線端末10は、通信モジュールのような無線通信機器でもよい。
図2は、本実施例に係る無線端末のブロック図である。無線端末10は、無線通信部11、操作入力部15A、表示部15B、音声入出力部15C、制御部16、OS(Operating System)17、メモリ18、バッテリ19、カード駆動部20、および、無線通信部21を有している。本実施の形態では、無線端末10をスマートフォンまたは携帯電話機のような構成として説明しているが、特にそのようなものに限定することはない。無線端末10は、通信モジュールのような無線通信機器でもよい。
無線端末10は、図2で示した無線端末10のブロックは、実製品を簡易的に示したものであり、GPS通信、無線LAN、近距離通信、センサ通信等を実現するモジュール、または加速度センサなど多種多様な電子部品も実装される場合もあるが、本実施例では省略している。
無線通信部11および無線通信部21は、無線広域エリアネットワーク(WWAN:Wireless Wide Area Network)と無線通信を行うようになっている。例えば、無線通信部11は、第4世代移動通信システムに対応したものであり、無線通信部21は、第3世代移動通信システムに対応したものである。ここでは図示をしていないが、さらに第2世代または第5世代のWWANのための無線通信部を無線端末10に搭載するようにしてもよい。
無線通信部11は、送信部12、受信部13、および通信処理部14によって構成され、基地局4と通信するためのアンテナ(図2では図示していない)から無線信号を送受信するものである。例えば、無線通信部11は、LTE方式の無線通信を行うようになっている。無線通信部11は、通信事業者のネットワークの基地局を介して通信事業者のネットワークを検出するようになっている。
送信部12は、制御部16から出力されたデータを符号化・変調し、変調されたものを無線信号として基地局4に送信するようになっている。受信部13は、基地局4から無線信号を受信した場合、その信号を復調・復号したものをデータとして制御部16に出力するものである。
通信処理部14は、無線通信部11を制御することで、基地局との接続、および、種々のサービスに必要な処理を実行するようになっている。
無線通信部21においても、無線通信部11と同様な構成をとるが、無線通信部21は、CDMA方式の無線通信を行うようになっている。CDMA方式には複数種類の通信方式があるが、無線通信部21は、如何なる方式の無線通信を行ってもよい。
操作入力部15Aは、タッチスクリーンなどから構成され、ユーザによって操作された命令を入力するものである。表示部15Bは、タッチスクリーンなどのディスプレイである。音声入出力部15Cは、主に通話で必要となる音声を収音するマイクロフォンおよび音声を出力するスピーカである。
制御部16は、無線端末10に実装される電子部品を制御するコントローラであり、例えばプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、バックアップRAM、I/O(Input / Output)等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成される。
OS17は、コンピュータの基本的な機能などを実装したソフトウェアであり、そのソフトウェアは、制御部16によって実行される。OS17は、無線端末10に実装される電子部品の基本的な管理や制御のための機能、および、多くのソフトウェアが共通して利用でき、システム全体を管理するソフトウェアである。
メモリ18は、無線端末10を制御する上で必要なプログラムおよび情報を記憶している。例えば、メモリ18は、不揮発性メモリ、フラッシュメモリ、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などによって構成される。メモリ18は、簡易的に1つのブロックで図示しているが、上述のような複数の記憶媒体によって構成されてもよい。
メモリ18には、無線通信を行う上で必要な設定情報が記憶されている。例えば、設定情報には、通信事業者に対応した基地局と接続を行うための情報がある。また、メモリ18には、電話またはデータ通信のサービスを受けるため、位置情報を登録する際の情報、電話番号に関する情報など様々な設定情報が記憶されていてもよい。例えば、無線通信部11、21は、メモリ18に記憶されている設定情報に基づいて無線通信を行う。例えば、無線通信部11、21は、基地局と接続を行い、電話またはデータ通信などのサービスを受ける処理を実行する。
バッテリ19は、例えば充電池であり、無線端末10に実装される各電子部品に電力を供給するものである。
カード駆動部20は、SIMカード(またはUIMカード)と呼ばれるICカード、すなわち情報カードを駆動するようになっている。カード駆動部20は、SIMカードを取り込み、取り出しができる。カード駆動部20は、通信処理部14またはOS17から設定情報の読み出しや書き込みを受けた場合、SIMカードに記録された設定情報の読み出し、SIMカードへの書き込みを行うようになっている。
SIMカードは、加入者を特定するためのユーザ識別情報(例えば、IMSIなど)、加入している通信事業者(自通信事業者:ホーム通信事業者)を特定するための事業者特定情報、および加入者が契約している利用可能なサービスに関する情報などが記録されたICカードである。
SIMカードは、主に、加入している通信事業者から支給される。無線端末10のユーザは、通信事業者AのSIMカードから、通信事業者BのSIMカードを使用してもよい。その際に、ユーザは、通信事業者AのSIMカードから通信事業者BのSIMカードに差し替えて無線端末10に装着する。
また、ユーザは、通信事業者Aから提供されるサービスの一部を変更し、変更したサービスを利用する場合、そのサービスに対応したSIMカードに差し替えることもある。サービスは、追加、削除、または変更されてもよい。
SIMカードは、サービスを受ける上で必要な設定情報が記録されている。例えば、電話またはデータ通信のサービスを受けるためには、位置情報を登録する際の情報、電話番号に関する情報など様々な設定情報がある。
SIMカードの挿入(取り込み)時、無線端末10の起動時、または通信再開時(例えば、機内モードのOFFからONに設定したとき)などに、通信処理部14は、SIMカードに記録されている設定情報を読み出してメモリ18に書きこみを行ってもよい。
図3は、本実施例に係る無線端末の処理を表すフローチャートである。図4は、本実施例に係る無線端末10の正面図である。図3についての説明の前に、図4について説明する。
無線端末10は、タッチスクリーン100および操作部110を有している。今、タッチスクリーン100には、セルラーのネットワーク設定の画面が表示されている。
この画面のネットワークタイプ101をタッチすることにより、第2世代無線ネットワーク、第3世代無線ネットワーク、または、第4世代無線ネットワークのネットワークタイプ101をユーザが選択できるようになっている。
さらに、この画面のネットワークオペレータ102をタッチすることにより、選択したネットワークタイプに対応して、検出された1つ以上の通信事業者から、ユーザが手動で1つの通信事業者のネットワークに接続できる手動モード、または、無線端末10が自動で1つの通信事業者に接続する自動モードをユーザが選択できるようになっている。ユーザがネットワークオペレータ102をタッチした場合、図5に示すように、利用可能なネットワークの画面が表示され、「ネットワークを検索」103(手動モードに対応する)または「自動的に選択」104(自動モードに対応する)の何れかをユーザが選択可能である。
図3に示すように、無線端末10が無線通信を開始する際に、制御部16は、無線端末10に装着されているSIMカードの情報を読み出するなどを行い、このSIMカードが自地域(ホームエリア)で用いられるものなのかを判定する(ステップS1)。
具体例としては、制御部16は、メモリ18に記録されている自地域を示すコードとSIMカードに書き込まれている自地域のコードとが一致するか否か判定する。例えば、地域のコードは、3GPPに準拠した国コード(MCC:Mobile Country Code)でもよい。より、具体的には、制御部16は、メモリ18に記録されている許可された国コードとSIMカードに書き込まれているIMSI(ユーザの識別情報)の国コードとが一致するか否かを判定してもよい。一致した場合はステップS2に進む。
無線端末10が通信事業者のネットワークの基地局から報知された無線信号を受信したとき、制御部16は、この通信事業者のネットワーク(検出した通信事業者のネットワーク)が自地域のネットワークか否か判定する(ステップS2)。
具体例としては、制御部16は、SIMカードに書き込まれている国コードと、基地局から報知された信号から得られるPLMN(Public land mobile network)の国コードとが一致するか否か判定する。なお、SIMカードに書き込まれている国コードは複数あってもよい。
本実施例では、無線端末10(国A)がネットワーク8A(国A)の基地局から報知された無線信号を受信したときには、ステップS7に進む。無線端末10がネットワーク8B(国B)の基地局から報知された無線信号を受信したときには、ステップS3に進む。
なお、上述のように、基地局から報知された無線信号を受信することができない場合もある。例えば、無線端末10の電源投入時または機内モードを解除したときに通信圏外の場合である。この場合では、無線端末10が国Aにいるのかいないのか判定することができないため、制御部16は、GPS(Global Positioning System)等の位置情報を参照することで無線端末10が在圏している国を判定するようにしてもよい。
無線端末10が通信事業者のネットワークの基地局から報知された無線信号を受信したとき、この通信事業者のネットワークが自地域のネットワークでない場合(ステップS2:no)、制御部16は、他の通信事業者のサービスを制限する制限状態に設定する(ステップS3)。
他の通信事業者のサービスが制限されるとは、例えば、無線端末10がローミングした後に、利用できるサービスが緊急発信だけになること、または、緊急発信および地震速報情報の受信だけになることなどを意味する。
次に、制御部16は、ユーザの選択動作とは関係なく、図5で説明した自動モードに設定する(ステップS4)。自動モードに設定されると、無線端末10は、自動でネットワークを選択することになるが、ユーザは、手動モードを使用して通信事業者(ネットワークオペレータ)を選択することはできなくなる。すなわち、ネットワークオペレータの選択が不能(Disable)となる。
図6は、ユーザが手動モードを選択することができなくなったときの図である。図6で示したようにグレイアウトを用いて、ユーザが手動モードを選択することができなくなったことが表示されてもよい。ユーザがタッチスクリーン100のグレイアウトされた領域にタッチしても無線端末10は、図5の画面に移行することはない。
次に、制御部16は、定期的にネットワークをサーチする(ステップS5)。このときには、無線端末10は、次のように動作してもよい。なお、無線端末10が圏外エリアにいる場合も次のように動作してもよい。
(i)自地域(国内)の通信事業者のネットワークを検出した場合には、上述した手動モードに設定する。(図5で説明した「ネットワークを検索」103が設定できるようになる)
(ii)自地域でない(国外)の通信事業者のネットワークを検出した場合には、上述した自動モードの設定ままとなる。(図6で説明したネットワークオペレータの選択ができない)
(iii)自地域(国内)及び自地域でない(国外)の通信事業者のネットワークを短い時間間隔で検出した場合(国境付近)には、上述した手動モードに設定する。(図5で説明した「ネットワークを検索」103が設定できるようになる)
(i)〜(iii)では、自地域の通信事業者のネットワーク、自地域でない通信事業者のネットワークとして説明したが、許可されたPLMN、許可されていないPLMNに替えてもよい。
なお、自地域(国内)および自地域でない(国外)としたが、自地域は国内に限定されるものではない。
このように手動モードが設定された場合、制限状態が解除され、制御部16は、SIMカードに書き込まれているPLMNに接続してもよい。または、制御部16は、ユーザが選択した通信事業者のネットワークに接続してもよい。
一方、ステップS1で制御部16は、SIMカードが自地域(ホームエリア)で用いられるものでない場合(ステップS1:no)、所定処理を行う(ステップS6)。具体例としては、制御部16は、メモリ18に記録されている許可された国コードとSIMカードに書き込まれているIMSIの国コードとが一致するか否かを判定してもよい。
許可された国コードは、無線端末10のユーザインタフェース(例えばタッチスクリーン100など)より設定できるようにしてもよい。また、ユーザが許可された国コードを設定できないようにし、通信事業者などが設定できるようにしてもよい。
所定処理の具体例としては、制御部16は、無線通信を無線LANだけに使用可能とし、無線WANは使用不可とすること、または、無線LANおよび無線WANの双方を使用不可とすること等、無線通信を制限することである。
一方、無線端末10が通信事業者のネットワークの基地局から報知された無線信号を受信したとき、この通信事業者のネットワークが自地域のネットワークである場合(ステップS2:yes)、制御部16は、他の通信事業者のサービスを制限する制限状態に設定されているのか否かを判定する(ステップS7)。
制限状態が設定されている場合(ステップS7:yes)、制御部16は、制限状態を解除する(ステップS8)。この場合、制御部16は、通信事業者のネットワークに接続するが(ステップS9)、SIMカードに書き込まれているPLMNに接続してもよい。または、制御部16は、ユーザが選択した通信事業者のネットワークに接続してもよい。制限状態が設定されていない場合(ステップS7:no)、ステップS9に進む。
ところで、ステップS2では、「無線端末10が通信事業者のネットワークの基地局から報知された無線信号を受信したとき、この通信事業者のネットワークが自地域のネットワークでない場合」に、ステップS3に進んだが、これを替えて「無線端末10に装着されているSIMカードが通信事業者Aのものであり、無線端末10が検出した通信事業者のネットワークのうち、通信事業者A(SIMカードに書き込まれた通信事業者)が許可したものが無かった場合」に、ステップS3に進んでもよい。
一例としては、制御部16は、許可されたPLMNと、基地局から報知された信号から得られるPLMNとを比較する。なお、許可されたPLMNは複数あってもよい。
さらなる一例としては、なお、SIMカードに書き込まれている国コードと許可されたPLMNとの組み合わせでもよい。具体的に、許可されたものとしては、通信事業者を問わず国A、国Cは許可、かつ、国Bの通信事業者Xのみ許可などである。
許可されたPLMN(通信事業者:ネットワークオペレータ)は、無線端末10のユーザインタフェース(例えばタッチスクリーン100など)より設定できるようにしてもよい。許可されたPLMNは、メモリ18に記憶されていてもよく、SIMカードに書き込まれていてもよい。また、ユーザが許可されたPLMNを設定できないようにし、通信事業者などが設定できるようにしてもよい。
以上説明したように、無線端末10が検出した通信事業者のネットワークが自地域のネットワークでない場合、または、無線端末10が検出した通信事業者のネットワークのうち、許可されたPLMNが無かった場合、無線端末10がローミングを行うことで提供される他の通信事業者のサービスを制限することで、ユーザが意図しない他の通信事業者のサービスを使用することを抑止することができる。
また、無線端末10がローミングを行うことで提供される他の通信事業者のサービスを制限することで、ローミングによる課金(例えば国際ローミング課金等)の発生を抑止することができる。特に、ユーザが従来の無線端末を自地域(国内)で使用する場合は問題ないが、自地域のネットワークでない(海外のネットワーク)で従来の無線端末を使用する場合は高額な課金が発生することがある。しかしながら、無線端末10は、高額課金の発生を抑止することができる。なお、SIMカードに書き込まれた許可されたPLMNが無かった場合においても同様である。
従来の無線端末では、他の通信事業者のネットワークにローミングした場合、ローミング先のサービスが制限されると、ユーザは従来の無線端末を手動で操作して別な通信事業者のネットワークに接続することがある。無線端末10は、手動で操作して別な通信事業者のネットワークに接続することができないため、適切なローミングをさせることができ、高額課金の発生を抑止することができる。
他の通信事業者のネットワーク側で他の通信事業者のサービスが使用できるか否かを判定する場合において、無線端末10で他の通信事業者のサービスが使用できるか否かを判定するため、ネットワーク側での判定を不要とし、ネットワーク側の処理の負担を低減できる。
3、4 基地局
8 ネットワーク
9、10 無線端末
11、21 無線通信部
12 送信部
13 受信部
14 通信処理部
15A 操作入力部
15B 表示部
15C 音声入出力部
16 制御部
17 OS
18 メモリ
19 バッテリ
20 カード駆動部

Claims (7)

  1. 無線通信を行う上で必要な設定情報が記録されている情報カードを取り込み、取り出しができる無線端末において、
    前記設定情報には加入している自通信事業者の情報およびユーザ識別情報を有し、
    前記設定情報に基づいて基地局と無線通信を行う無線通信部と、
    前記情報カードの情報を利用して、前記無線通信部が検出した通信事業者のネットワークが自地域のネットワークでない場合、または、前記無線通信部が検出した通信事業者のネットワークのうち、許可された通信事業者が無かった場合、他の通信事業者のサービスを制限する制限状態に設定し、
    前記制限状態のとき、前記無線通信部が検出した通信事業者をユーザが選択できないようにする制御部と、を備えた無線端末。
  2. 請求項1に記載の無線端末において、
    検出された1つ以上の通信事業者からユーザが手動で1つの通信事業者のネットワークに接続できる手動モード、または、前記無線端末が自動で1つの通信事業者に接続する自動モードが設定でき、前記制限状態のとき、前記制御部は、前記自動モードに設定する無線端末。
  3. 請求項2に記載の無線端末において、
    前記設定を行うための画面を有し、
    前記制限状態のとき、前記制御部は、前記画面上に前記手動モードに設定できないようにする無線端末。
  4. 請求項1に記載の無線端末において、
    前記制限状態のとき、前記制御部は、前記自地域の通信事業者のネットワークを検出した場合には、前記無線通信部が検出した通信事業者をユーザが選択できるようにする無線端末。
  5. 請求項1に記載の無線端末において、
    前記制限状態のとき、前記制御部は、自地域及び自地域でない通信事業者のネットワークを短い時間間隔で検出した場合には、前記無線通信部が検出した通信事業者をユーザが選択できるようにする無線端末。
  6. 請求項1に記載の無線端末において、
    前記設定情報に設定されている自地域が許可された地域でない場合、前記制御部は、無線通信を制限する無線端末。
  7. 無線通信を行う上で必要な設定情報が記録されている情報カードを取り込み、取り出しができ、前記設定情報に基づいて基地局と無線通信を行う無線通信部を有する無線端末の制御方法において、
    前記設定情報には加入している自通信事業者の情報およびユーザ識別情報を有し、
    前記情報カードの情報を利用して、前記無線通信部が検出した通信事業者のネットワークが自地域のネットワークでない場合、または、前記無線通信部が検出した通信事業者のネットワークのうち、許可された通信事業者が無かった場合、他の通信事業者のサービスを制限する制限状態に設定するステップと、
    前記制限状態のとき、前記無線通信部が検出した通信事業者をユーザが選択できないようにするステップと、
    を有する無線端末の制御方法。
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