JP2021010864A - ノズル - Google Patents

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yuan-xi Zhang
張世昌
Sesho Cho
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【課題】スポイラーを含むノズルに関し、本体及びスポイラーの寸法精度が高く、本体への装設方向に制限がなく、製造コストが低下するのみならず、空気汚染も引き起こさず、組み立ての密度も密になるノズルを提供する。【解決手段】本体21及びスポイラー22を備える。本体21は流体通路211、流体通路211の対向する両側に位置される流入口212及び噴出口213を有する。スポイラー22は流体通路内211に取り外し可能に設置され、複数の凹部2211を有すると共に流入口212に平行する堰き止め壁221を含み、各凹部2211には貫通孔2212が形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、ノズルに関し、より詳しくは、スポイラーを含むノズルに関する。
ノズルは流体を霧化または分布させる部材であり、食品、機械、農業、鉄鋼、化学、自動車、電子、製紙、印刷、環境保護、発電、水処理等のあらゆる産業分野で応用されている。ノズルは流体の性質によって1流体ノズル、2流体ノズル、及び多流体ノズル等に分けられる。ノズルは噴流形状によって中空コーンノズル、ソリッドコーンノズル、矩形ノズル、楕円形ノズル、扇型ノズル、直線ノズル等に分けられる。ノズルの構造は簡単であるが、実際には流体力学、機械力学、材料学等の専門知識を応用し、精密な加工技術及び厳格な品質管理テストを用いることで始めて精確な噴射角度、噴射量、及び噴射圧を実現し、安定性及び耐用性が産業界の基準を満たすノズルを製造することができる。
スポイラーが装設されるソリッドコーンノズルを例にすると、従来のスポイラーの形状は皿形、X形状、S形状、螺旋形等が存在する。図1は従来のX状スポイラーを有するソリッドコーンノズルを示す断面図である。図1に示されるように、ソリッドコーンノズル1は本体10及びX状スポイラー11を備える。本体10は流入口101と、乱気流区102と、霧化区103と、噴出口104と、を有し、霧化区103は乱気流区102に沿って噴出口104の方向に向くように徐々に収縮されて半球形空間を形成する。噴出口104は半球形空間の中心位置に形成される。X状スポイラー11は乱気流区102に装設され、且つ乱気流構成111及び回転交錯する流路112を有する。
流体は流入口101から乱気流区102内に進入し、乱気流構成111は流体を流路112に沿って分流されて回転し、分流された流体は空間が徐々に小さくなる霧化区103に進入して分散されて体積が小さい水滴となる。回転しながら前進する小さい水滴が噴出口104を通過すると遠心力の作用を受けて分散され、ソリッドコーン状の噴霧が形成される。
スポイラーの製造方法は棒材の旋削加工及び金属粉末混合プラスチックの成形部材の高温焼結に分けられる。棒材の旋削加工は効率が悪く、少数のメーカーしか採用していない。高温焼結は低コストであるが、寸法の精度が低く、且つ焼結過程で空気汚染を引き起こす。従来のソリッドコーンノズルはスポイラーにより噴霧の噴射角度及び噴射量が制御されているが、本体とスポイラーとはそれぞれ異なる部材に属するため、更なる組み立てがないとソリッドコーンノズルを完成することができない。2つの異なる部材の製造過程及び組み立て過程では、精度のばらつきが出やすいのみならず、ノズルの動作パフォーマンスにも影響が及び、更にコストが増加し、損耗しやすく、現在の各産業界におけるノズルに対する要求を満たせなかった。従来のノズルの精度、組み立て、及びコスト等の問題をいかに解決するかが、本発明を発展させた主要な目的である。
そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に到った。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本発明は、ノズルを提供することを主目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のノズルは、本体及びスポイラーを備える。本体は流体通路及び流体通路の対向する両側に位置される流入口並びに噴出口を有する。スポイラーは流体通路内に取り外し可能に設置され、複数の凹部を有すると共に流入口に平行する堰き止め壁を含み、各凹部には貫通孔が形成される。
本発明の好適例において、上述のスポイラーは上述の堰き止め壁に連接される側壁を備える。
本発明の好適例において、上述の側壁の表面形状は上述の流体通路の形状に対応する。
本発明の好適例において、上述のスポイラーは上述の凹部が上述の流入口に向くように上述の流体通路に設置される。
本発明の好適例において、上述のスポイラーは上述の凹部が上述の噴出口に向くように上述の流体通路に設置される。
本発明の好適例において、上述の凹部は上述の堰き止め壁の中央部から異なる方向に向くように延伸され、上述の凹部の間は等角度間隔に形成されている。
本発明の好適例において、上述の貫通孔は上述の凹部の延伸端の一側に形成される。
本発明の好適例において、上述の貫通孔は上述の堰き止め壁の中央部に形成される。
本発明の好適例において、上述の凹部は互いに連通されない。
本発明の好適例において、各上述の凹部の幅は一端から他端にかけて徐々に増加し、上述の貫通孔は上述の凹部の幅が最も広いまたは最も狭い一端に形成される。
本発明のノズルは、本体が流体通路を有し、流体通路に設置されるスポイラーは複数の凹部を有すると共に流入口に平行する堰き止め壁を備える。各凹部には貫通孔が形成され、凹部及び貫通孔により流体が往復してぶつかることで均一に分散される水滴が形成される。このように特定の形状で特定の効果を発生させる噴霧が形成される。
従来のX状スポイラーを有するソリッドコーンノズルを示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るノズルの分解断面図である。 本発明の一実施形態のスポイラーを示す斜視図である。 本発明の一実施形態のノズルを示す断面図である。 本発明の他の実施形態のノズルを示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るスポイラーの斜視図である。 本発明のさらなる他の実施形態に係るスポイラーの斜視図である。 本発明の又別の実施形態に係るスポイラーの斜視図である。 本発明の又別の実施形態に係るスポイラーの断面図である。 図7に示すノズルのスポイラーを示す斜視図である。 本発明の他の実施形態のスポイラーを示す斜視図である。 本発明のさらなる他の実施形態のスポイラーを示す斜視図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図2は本発明の一実施形態に係るノズルの分解断面図である。図2に示されるように、ノズル2は本体21及びスポイラー22を備える。本体21は流体通路211及び流体通路211の対向する両側に位置される流入口212並びに噴出口213を有する。スポイラー22は流体通路211内に取り外し可能に設置され、流入口212に平行する堰き止め壁221を含む。堰き止め壁221は略片状を呈すると共に複数の凹部2211を有し、凹部2211の数量は2、3、4、5、或いはそれ以上でもよく、隣接する2つの凹部2211は等角度(例えば120°、90°、72°であるが、こららに限定されない)間隔に形成されている。各凹部2211には貫通孔2212が形成される。流体を分散させるため、貫通孔2212は各凹部2211の一端に形成され、貫通孔2212は堰き止め壁221の中央部に更に形成される。貫通孔2212の孔径は凹部2211の深さ(堰き止め壁221の垂直方向)に関係し、各貫通孔2212の孔径は凹部2211の深さよりやや小さく、例えば、凹部2211の深さが2mmである場合、貫通孔2212の孔径は1.8mmとなる。
本体21の流体通路211は乱気流区2111及び霧化区2112を備え、乱気流区2111は円柱形空間であり、霧化区2112は円柱形空間が徐々に収縮する半球形空間を呈する。流入口212は乱気流区2111の一側に位置され、噴出口213は霧化区2112の一側の中央部に位置される。流体の流動方向と垂直になる断面では、噴出口213の断面積が流入口212の断面積より小さく、噴出口213の形状は限定されなく、例えば、円柱形、角柱形、円錐形、或いは角錐形を呈する。1/4PTの雄ねじノズルを例にすると、流入口212の孔径が約8mmであり、噴出口213の孔径が約3.5mmである。
従来のノズルのスポイラーの装設方向には制限があるが、本発明のスポイラーには装設方向の制限はなく、凹部2211が流入口212または噴出口213のどちらに向くかを選択可能なようにスポイラー22が流体通路211内に設置される。流体(図示省略)が本体21の流入口212から乱気流区2111に流入すると、堰き止め壁221により阻まれ、凹部2211により流体が案内されて流れる方向が異なる複数の分流が形成され、各分流は孔径が狭い貫通孔2212を通過すると分散される小さい水滴が形成され、小さい水滴は霧化区2112で回転及び線性運動を行う。噴出口213を通過した小さい水滴は遠心力の作用により特定の形状で噴霧される。噴霧の形状は、限定されなく、例えば、中空コーンまたはソリッドコーンを呈し、噴霧角度は50°乃至120°の間の範囲である。
図3Aは本発明の一実施形態のスポイラーを示す斜視図である。図3Aに示されるように、スポイラー32は堰き止め壁321及び堰き止め壁321に連接される側壁322を備え、側壁322の形状は流体通路211の形状に対応し、例えば、角柱形や円柱形を呈するが、これらに限定されない。本実施形態において、堰き止め壁321は側壁322に向く方向には陥没するように4つの凹部3211が形成され、凹部3211は堰き止め壁321の中心部からそれぞれ異なる方向に延伸されて十字形状が形成され、貫通孔3212は各凹部3211の延伸端の一側に形成される。
図3Bは本発明の一実施形態のノズルを示す断面図である。図3Bに示されるように、スポイラー32は凹部3211が本体21の噴出口213に向くように流体通路211の乱気流区2111に設置される。流体(図示省略)が本体21の流入口212から乱気流区2111に流入すると、堰き止め壁321によって阻まれ、凹部3211の対向側の凸面により流体が案内されて流れる方向が異なる複数の分流が形成される。各分流が孔径の狭い貫通孔3212を通過して凹部3211に流入すると、分流の一部が凹部3211に衝突して分散された小さい水滴が形成され、分流の一部が各凹部3211に沿って堰き止め壁321の中央部に流されて互いに衝突すると分散された小さい水滴が形成される。小さい水滴は霧化区2112で回転及び線性運動を行い、噴出口213を通過した小さい水滴は遠心力の作用によって特定の形状で噴霧される。
図3Cは本発明の他の実施形態のノズルを示す断面図である。図3Cに示されるように、スポイラー32は凹部3211が本体21の流入口212に向くように流体通路211の乱気流区2111に設置される。流体(図示省略)が本体21の流入口212から乱気流区2111に流入すると、堰き止め壁321によって阻まれ、凹部3211により流体が案内されて流れる方向が異なる複数の分流が形成される。各分流が孔径の小さい貫通孔3212を通過して異なる方向に向いて流体通路211の内側表面に衝突すると分散される小さい水滴が形成され、小さい水滴は霧化区2112で回転及び線性運動を行い、噴出口213を通過した小さい水滴は遠心力の作用により特定の形状で特定の効果を発生させるように噴霧される。
図4は本発明の他の実施形態に係るスポイラーの斜視図である。図4に示されるように、本実施例では、ノズルの本体の形状及び構造は図2、図3B、または図3Cに示されるように、スポイラー42は堰き止め壁421及び堰き止め壁421に連接される円柱形の側壁422を備える。堰き止め壁421には側壁422に対向する方向に突出するように4つの凹部4211が形成される。各凹部4211が堰き止め壁421の中央部から異なる方向に延伸されて十字形状が形成され、貫通孔4212は各凹部4211の延伸端の一側に形成される。
図5は本発明のさらなる他の実施形態に係るスポイラーの斜視図である。図5に示されるように、本実施例では、ノズルの本体の形状及び構造は図2、図3B、または図3Cに示されるように、スポイラー52が堰き止め壁521及び堰き止め壁521に連接される円柱形の側壁522を備える。堰き止め壁521には側壁522に向く方向に陥没するように4つの凹部5211が形成され、各凹部5211が堰き止め壁521の中央部から異なる方向に延伸されて螺旋形状が形成され、貫通孔5212は各凹部5211の延伸端の一側に形成される。
図6は本発明の又別の実施形態に係るスポイラーの斜視図である。図6に示されるように、本実施例では、ノズルの本体の形状及び構造は図2、図3B、または図3Cに示されるように、スポイラー62が堰き止め壁621及び堰き止め壁621に連接される円柱形の側壁6212を備える。堰き止め壁621には側壁622に対向する方向に突出するように4つの凹部6211が形成され、各凹部6211が堰き止め壁621の中央部から異なる方向に延伸されて螺旋形状が形成され、貫通孔6212は各凹部6211の延伸端の一側に形成される。
図4〜図6に示されるスポイラー42、52、62は凹部4211、5211、6211が本体21の流入口212または噴出口213のどちらに向くか選択可能なように流体通路211の乱気流区2111に設置される。流体(図示省略)が本体21の流入口212から乱気流区2111に流入すると、凹部4211、5211、6211、または対向側の凸面及び貫通孔4212、5212、6212により流体が案内されて流れる方向が異なる複数の分流が形成され、各分流が往復して衝突することで分散される小さい水滴が形成される。小さい水滴は霧化区2112で回転及び線性運動を行い、噴出口213を通過した小さい水滴は遠心力の作用により特定の形状で特定の効果を発生させるように噴霧される。
図7は本発明の又別の実施形態に係るスポイラーの断面図である。図7に示されるように、ノズル7は本体71及びスポイラー72を備える。本体71は流体通路711及び流体通路711の対向する両側に位置される流入口712並びに噴出口713を有する。流体通路711は乱気流区7111及び霧化区7112を備える。スポイラー72は流入口712に平行する堰き止め壁721及び堰き止め壁721に連接される側壁722を含み、堰き止め壁721は複数の凹部7211を有し、凹部7211の数量は3、4、5、或いはそれ以上でもよく、各凹部7211には貫通孔7212が形成される。側壁722の外径は霧化区7112の内径に対応し、スポイラー72は凹部が流入口712に向くように霧化区7112の乱気流区7111に連通される一側に取り外し可能に設置される。
乱気流区7111は円柱形空間であり、霧化区7112は円柱形空間から徐々に収縮して半球形空間を呈する。流入口712は乱気流区7111の一側に位置し、噴出口713は霧化区7112の一側の中央部に位置する。流体通路711の径方向の断面では、乱気流区7111の内径の幅が霧化区7112の内径の幅より大きい。
図8は図7に示すノズルのスポイラーを示す斜視図である。図8に示されるように、スポイラー72は堰き止め壁721及び堰き止め壁721に連接される円柱形の側壁722を備える。3つの凹部7211は環状に配列されると共に互いに連通されない。各凹部7211はほぼ錐形を呈し、その深さ及び幅は一端から他端にかけて徐々に増加し、貫通孔7212は各凹部7211の幅が最も広い一端に形成される。
流体(図示省略)が本体71の流入口712から乱気流区7111に流入すると、堰き止め壁721によって阻まれ、凹部7211によって流体が案内されて異なる方向に流れる3つの渦流が形成される。各渦流が貫通孔7212を通過して凹部7211の対向側の凸面及び霧化区7112の内壁に衝突すると小さい水滴が形成され、小さい水滴は霧化区7112で回転及び線性運動を行い、噴出口713を通過した小さい水滴が遠心力の作用によって特定の形状で噴霧される。噴霧の形状は制限されなく、例えば、中空コーンまたはソリッドコーンを呈し、噴霧角度は50°乃至120°の間の範囲である。
図9は本発明の他の実施形態のスポイラーを示す斜視図である。図9に示されるように、本実施例では、ノズルの本体の形状及び構造は図7に示されるように、スポイラー82は堰き止め壁821及び堰き止め壁821に連接される円柱形の側壁822を備え、2つの凹部8211は交錯して配列されると共に互いに連通されない。各凹部8211はほぼ錐形を呈し、その深さ及び幅は一端から他端にかけて徐々に増加し、貫通孔8212は各凹部8211の幅が最も広い一端に形成される。
流体(図示省略)が本体71の流入口712から乱気流区7111に流入すると、堰き止め壁821によって阻まれ、凹部8211によって流体が案内されて流れる方向が反対する2つの渦流が形成される。各渦流が貫通孔8212を通過して霧化区7112の内壁に衝突すると小さい水滴が形成され、小さい水滴は霧化区7112で回転及び線性運動を行い、噴出口713を通過した小さい水滴は遠心力の作用によって特定の形状で噴霧される。噴霧の形状は制限されなく、例えば、中空コーンまたはソリッドコーンを呈し、噴霧角度は50°乃至120°の間の範囲である。
図10は本発明のさらなる他の実施形態のスポイラーを示す斜視図である。図10に示されるように、ノズルの本体の形状及び構造は図7に示されるように、スポイラー92は堰き止め壁921及び堰き止め壁921に連接される円柱形の側壁922を備え、3つの凹部9211は環状に配列されると共に互いに連通されない。各凹部9211はほぼ扇型を呈し、その深さ及び幅は一端から他端にかけて徐々に増加し、貫通孔9212は各凹部9211の幅が最も狭い一端に形成される。
流体(図示省略)が本体71の流入口712から乱気流区7111に流入すると、堰き止め壁921によって阻まれ、凹部9211によって流体が案内されて3つの異なる方向に流れる渦流が形成される。各渦流が貫通孔9212を通過して霧化区7112の内壁に衝突すると小さい水滴が形成され、小さい水滴は霧化区7112で回転及び線性運動を行い、噴出口713を通過した小さい水滴は遠心力の作用によって特定の形状で噴霧される。噴霧の形状は制限されなく、例えば、中空コーンまたはソリッドコーンを呈し、噴霧角度は50°乃至120°の間の範囲である。
本発明のノズルは、本体に設置されるスポイラーが複数の凹部を有する堰き止め壁を備え、各凹部には貫通孔が形成され、凹部及び貫通孔により流体が往復して衝突して均一に分散される水滴が形成される。これにより特定の形状で特定の効果を発生させる噴霧が形成される。ちなみに、本発明のスポイラーは従来のインパクト成形設備によりインパクト成形され、毎分1000個以上のペースで製造される。スポイラーの寸法精度が高く、本体への装設方向には制限がなく、製造コストが低下するのみならず、空気汚染も引き起こさず、本体及びスポイラーの寸法精度も高まり、組み立ての密度も密になる。これにより、ノズル設計の弾力性が高まり、製品の歩留まりも向上し、本発明の目的を達成させる。
従って、本明細書に開示された実施例は、説明するためのものであり、本発明を限定するものではなく、このような実施例によって本発明の思想と範囲が限定されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲により解釈すべきであり、それと均等の範囲内にある全ての技術は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈すべきである。
1 ソリッドコーンノズル
10 本体
21 本体
71 本体
11 X状スポイラー
101 流入口
212 流入口
712 流入口
102 乱気流区
2111 乱気流区
7111 乱気流区
103 霧化区
2112 霧化区
7112 霧化区
104 噴出口
213 噴出口
713 噴出口
111 乱気流構成
112 流路
2 ノズル
7 ノズル
22 スポイラー
32 スポイラー
42 スポイラー
52 スポイラー
62 スポイラー
72 スポイラー
82 スポイラー
92 スポイラー
211 流体通路
711 流体通路
221 堰き止め壁
321 堰き止め壁
421 堰き止め壁
521 堰き止め壁
621 堰き止め壁
721 堰き止め壁
821 堰き止め壁
921 堰き止め壁
322 側壁
422 側壁
522 側壁
622 側壁
722 側壁
822 側壁
922 側壁
2211 凹部
3211 凹部
4211 凹部
5211 凹部
6211 凹部
7211 凹部
8211 凹部
9211 凹部
2212 貫通孔
3212 貫通孔
4212 貫通孔
5212 貫通孔
6212 貫通孔
7212 貫通孔
8212 貫通孔
9212 貫通孔

Claims (10)

  1. 流体通路及び前記流体通路の対向する両側に位置する流入口並びに噴出口を有する本体と、
    前記流体通路内に取り外し可能に設置され、複数の凹部を有すると共に前記流入口に平行する堰き止め壁を含むスポイラーと、を備え、
    各前記凹部には貫通孔が形成されることを特徴とするノズル。
  2. 前記スポイラーは前記堰き止め壁に連接される側壁を備えることを特徴とする請求項1に記載のノズル。
  3. 前記側壁の表面形状は前記流体通路の形状に対応することを特徴とする請求項2に記載のノズル。
  4. 前記スポイラーは前記凹部が前記流入口に向くように前記流体通路に設置されることを特徴とする請求項1に記載のノズル。
  5. 前記スポイラーは前記凹部が前記噴出口に向くように前記流体通路に設置されることを特徴とする請求項1に記載のノズル。
  6. 前記凹部は前記堰き止め壁の中央から異なる方向に向くように延伸され、前記凹部の間は等角度間隔に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のノズル。
  7. 前記貫通孔は前記凹部の延伸端の一側に形成されることを特徴とする請求項6に記載のノズル。
  8. 前記貫通孔は前記堰き止め壁の中央部に形成されることを特徴とする請求項6に記載のノズル。
  9. 前記凹部は互いに連通されないことを特徴とする請求項1に記載のノズル。
  10. 各前記凹部の幅は一端から他端にかけて徐々に増加し、前記貫通孔は前記凹部の幅が最も広いまたは最も狭い一端に形成されることを特徴とする請求項1に記載のノズル。
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