JP2021004775A - 超音波探傷装置 - Google Patents

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将史 成重
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佑己 大島
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聡 北澤
将裕 三木
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将裕 三木
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良昭 永島
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健一 大谷
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Abstract

【課題】探傷の精度及び効率を高めることができる超音波探傷装置を提供する。【解決手段】超音波探傷装置は、平坦部105及びこれに連続する曲がり部106を有する被検体100に超音波を送受信する探触子1と、被検体100の表面に沿って探触子1を移動させる走査装置2と、探触子1を制御する超音波探傷器3とを備える。探触子1は、第1振動子25及び第2振動子26を有する。超音波探傷器3は、第1振動子25から平坦部105の表面に超音波が入射するように第1振動子25を制御すると共に、第2振動子26から曲がり部106の表面に超音波が入射するように第2振動子26を制御する。第1振動子25及び第2振動子26は、平坦部105の表面に垂直な方向で超音波が伝播するように構成される。【選択図】図3

Description

本発明は、垂直探傷を行う超音波探傷装置に関する。
探触子から被検体の内部に超音波を送信し、反射された超音波を探触子で受信し、その受信結果に基づいて被検体の欠陥を検知する超音波探傷が知られている。この超音波探傷には、垂直探触子を用いて、被検体の表面に垂直な方向で超音波を伝播させる垂直探傷や、斜角探触子を用いて、被検体の表面に傾斜した方向で超音波を伝播させる斜角探傷がある。垂直探傷の結果又は斜角探傷の結果により、欠陥の有無を評価することが可能である。また、垂直探傷の結果と斜角探傷の結果の組合せにより、欠陥の形状などを評価することが可能である。
近年、複雑な形状を有する被検体に対しても、超音波探傷を実施することが求められている。特許文献1は、探触子と、探触子と被検体の間に取付けられて柔軟性を有するシューとを備えた探触子装置を開示する。シューの柔軟性により、シューと被検体の表面との接触性を高めることが可能である。特許文献2は、被検体の表面情報に基づいて超音波の伝播経路を算出し、これを用いて探傷結果を補正する超音波探傷装置を開示する。超音波の伝播経路を用いて探傷結果を補正することにより、探傷の精度を高めることが可能である。
特開2007−263697号公報 特開2012−021814号公報
平坦部及びこれに連続する曲がり部を有する被検体に対し、垂直探傷を実施する場合を想定する。垂直探触子が平坦部の表面に配置されたときに、垂直探触子から平坦部の表面に超音波が入射する。この超音波は、平坦部の表面に垂直な方向で伝播する。垂直探触子が曲がり部の表面に配置されたときに、垂直探触子から曲がり部の表面に超音波が入射する。この超音波は、曲がり部の表面で屈折された方向、すなわち、平坦部の表面に傾斜した方向で伝播する。そのため、探傷の精度が低下する。
そこで、特許文献2に記載のように、被検体の表面情報に基づいて超音波の伝播経路を算出し、これを用いて探傷結果を補正することが考えられる。しかし、この場合、超音波の伝播経路を算出する処理や探傷結果を補正する処理の負荷が生じるため、効率が低下する。
本発明は、上記事柄に鑑みてなされたものであり、その目的は、探傷の精度及び効率を高めることができる超音波探傷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、平坦部及びこれに連続する曲がり部を有する被検体に超音波を送受信する探触子と、前記被検体の表面に沿って前記探触子を移動させる走査装置と、前記探触子を制御する超音波探傷器と、を備えた超音波探傷装置において、前記探触子は、前記平坦部に超音波を送受信するための第1振動子と、前記曲がり部に超音波を送受信するための第2振動子とを有し、前記超音波探傷器は、前記探触子の位置に応じて、前記第1振動子から前記平坦部の表面に超音波が入射するように前記第1振動子を制御すると共に、前記探触子の位置に応じて、前記第2振動子から前記曲がり部の表面に超音波が入射するように前記第2振動子を制御しており、前記第1振動子は、前記第1振動子から前記平坦部の表面に入射した超音波が前記平坦部の表面に垂直な方向で伝播するように構成され、前記第2振動子は、前記第2振動子から前記曲がり部の表面に入射した超音波が前記平坦部の表面に垂直な方向で伝播するように構成される。
本発明によれば、探傷の精度及び効率を高めることができる。
本発明の第1の実施形態における超音波探傷装置の構成を表すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における被検体及び走査装置の構造を表す図である。 本発明の第1の実施形態における探触子の構造を表す断面図である。 図3中断面IV−IVによる断面図である。 本発明の第1の実施形態における探触子の第1振動子の動作範囲を検査範囲と共に表す図である。 本発明の第1の実施形態における探触子の第2振動子の動作範囲を検査範囲と共に表す図である。 本発明の第1の実施形態における第2振動子の傾斜角を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における第2振動子の構造を表す図である。 本発明の第1の変形例における探触子の構造を表す図である。 本発明の第2の変形例における探触子の構造を表す図である。
本発明の第1の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態における超音波探傷装置の構成を表すブロック図である。図2(a)及び図2(b)は、本実施形態における被検体及び走査装置の構造を表す図である。図2(a)は、ノズルの軸方向から見た図であり、図2(b)は、ノズル及び胴体の軸方向断面と共に、走査装置の構造を表す図である。図3は、本実施形態における探触子の構造を表す断面図であり、図4は、図3中断面IV−IVによる断面図である。図3は、図4中断面III−IIIによる断面図に相当する。図5は、本実施形態における探触子の第1振動子の動作範囲を検査範囲と共に表す図である。図6は、本実施形態における探触子の第2振動子の動作範囲を検査範囲と共に表す図である。
本実施形態の被検体100は、胴体101及びその側面に接合されたノズル102(詳細には、主蒸気ノズル及び給水ノズルなど)を有する原子炉圧力容器である。本実施形態の検査範囲103(図中点線で示す範囲)は、ノズル102と胴体101を接合した円環状の溶接部104の周辺である。この検査範囲103は、平坦部105(詳細には、胴体101の一部及びノズル102の一部)と、境界線Eを介して平坦部105に連続する曲がり部106(詳細には、ノズル102のR部の一部であって、平坦部105より起伏を有する部分)とを含んでいる。
本実施形態の超音波検査装置は、被検体100に超音波を送受信する探触子1と、被検体100の表面に沿って探触子1を移動させる走査装置2と、探触子1を制御する超音波探傷器3と、走査装置2及び超音波探傷器3を制御する制御器4と、探傷結果を記憶する記憶装置5と、探傷結果を表示する表示器6とを備えている。制御器4は、コンピュータ等で構成され、記憶装置5は、メモリ等で構成され、表示器6は、ディスプレイ等で構成されている。
走査装置2は、探触子1をノズル102の周方向、軸方向(図2(b)の上下方向)、及び径方向(図2(b)の左右方向)にそれぞれ移動させるための第1機構、第2機構、及び第3機構で構成されている。第1機構は、例えば、ノズル102の外周側に着脱可能に取付けられ、ノズル102の周方向に延在する軌道11と、軌道11に沿って移動可能に設けられた移動体12と、軌道11に沿って移動体12を移動させるモータ(図示せず)と、移動体12の移動量を検出するエンコーダ(図示せず)とを有している。第2機構は、例えば、移動体12に対してノズル102の軸方向に移動可能に設けられたアーム13と、移動体12に対してアーム13を移動させるモータ(図示せず)と、アーム13の移動量を検出するエンコーダ(図示せず)とを有している。
第3機構は、例えば、アーム13の先端側に接続された支持体14Aと、一端側が支持体14Aに接続され、ノズル102の径方向に延在すると共に探触子1の貫通穴21に挿通するガイド15と、一端側が支持体14Aに接続され、ノズル102の径方向に延在すると共に探触子1のねじ穴22に螺合するボールねじ16と、ガイド15の他端側とボールねじ16の他端側に接合された支持体14Bと、支持体14Bに設けられ、胴体101の表面に接触するタイヤ17と、ボールねじ16を回転させて探触子1を移動させるモータ(図示せず)と、ボールねじ16の回転量を検出するエンコーダ(図示せず)とを有している。
制御器4は、上述したエンコーダで検出された移動体12の移動量、アーム13の移動量、及びボールねじ16の回転量を入力し、それらに基づいて探触子1の位置を算出する。また、制御器4は、上述したモータを制御して、探触子1の位置を制御するようになっている。
ローラ型の探触子1は、上述した貫通穴21及びねじ穴22を有するアルミ製のシャフト23と、シャフト23に固定された樹脂製の固定遅延材24と、固定遅延材24の内側に取付けられた第1振動子25及び第2振動子26と、シャフト23に回転可能に設けられ、固定遅延材24の外側に隣接する樹脂製の回転遅延材27と、回転遅延材27の外周側に取付けられ、柔軟性を有するシリコンゴム製のリング28と有している。固定遅延材24の上側には油溜め29が形成されており、油溜め29の油が固定遅延材24と回転遅延材27の間の隙間に供給されるようになっている。
探触子1のリング28は、被検体100の曲がり部106の表面の曲率半径R(後述の図7参照)より小さい曲率半径Rを有する。これにより、平坦部105及び曲がり部106の表面に沿って探触子1が移動可能である。そして、探触子1が曲がり部106の表面に沿って移動する場合に、走査装置2によって押付け力が生じ、リング28が変形する。これにより、探触子1と曲がり部106の表面との接触性を高めるようになっている。
第1振動子25は、固定遅延材24、回転遅延材27、及びリング28を介し、平坦部105に超音波を送受信するためのものである。第1振動子25は、第1振動子25から平坦部105の表面に入射した超音波が平坦部105の表面に垂直な方向で伝播するように構成されている。具体的には、第1振動子25は、平板形状であって、平坦部105の表面に対し平行に配置されている。
第2振動子26は、固定遅延材24、回転遅延材27、及びリング28を介し、曲がり部106に超音波を送受信するためのものである。第2振動子26は、第2振動子26から曲がり部106の表面に入射した超音波が平坦部105の表面に垂直な方向(すなわち、第1振動子25と同じ方向)で伝播するように構成されている。具体的には、第2振動子26は、平板形状であって、平坦部105の表面に対し傾斜して配置されている(詳細は後述)。
超音波探傷器3は、制御器4からの探傷指令と共に、探触子1の位置を入力する。そして、探触子1の位置に応じて、第1振動子25から平坦部105の表面に超音波が入射するように第1振動子25を制御する。すなわち、図5(a)及び図5(b)で示すように、第1振動子25からの超音波の入射点Iが平坦部105の表面に位置する範囲では、第1振動子25にパルス信号(パルス電圧)を出力する。
第1振動子25は、超音波探傷器3からのパルス信号によって振動し、平坦部105の内部に超音波を送信する。平坦部105の内部に欠陥が存在する場合、欠陥で反射された超音波を受信し、受信した超音波を波形信号(電気信号)に変換して超音波探傷器3に出力する。超音波探傷器3は、第1振動子25からの波形信号に対し所定の処理(詳細には、アナログ信号からデジタル信号への変換処理等)を行い、超音波の入射点Iの位置と共に記憶装置5に出力して記憶させる。
また、超音波探傷器3は、探触子1の位置に応じて、第2振動子26から曲がり部106の表面に超音波が入射するように第2振動子26を制御する。すなわち、図6(a)及び図6(b)で示すように、第2振動子26からの超音波の入射点Iが曲がり部106に位置する範囲では、第2振動子26にパルス信号を出力する。
第2振動子26は、超音波探傷器3からのパルス信号によって振動し、曲がり部106の内部に超音波を送信する。曲がり部106の内部に欠陥が存在する場合、欠陥で反射された超音波を受信し、受信した超音波を波形信号に変換して超音波探傷器3に出力する。超音波探傷器3は、第2振動子26からの波形信号に対し所定の処理を行い、超音波の入射点Iの位置と共に記憶装置5に出力して記憶させる。
表示器6は、記憶装置5で記憶された波形信号を、超音波の入射点I又はIの位置と共に表示する。
以上のように本実施形態では、第1振動子25から平坦部105の表面に入射した超音波だけでなく、第2振動子26から曲がり部106の表面に入射した超音波も、平坦部105の表面に垂直な方向で伝播する。そのため、従来技術のように被検体の表面情報に基づいて超音波の伝播経路を算出し、これを用いて探傷結果を補正する処理を行わなくとも、探傷の精度を高めることができる。また、前述した処理を行わないため、探傷の効率を高めることができる。
本実施形態の第2振動子26の傾斜角の設定方法について、図7を用いて補足説明する。図7で示すように、第2振動子26からの超音波が曲がり部106の表面に入射する入射点Iが、検査範囲103のうち、例えば境界線Eより最も離れた位置にある場合を想定する。このとき、超音波の入射点Iにおける超音波の入射角及φ及び屈折角γは、スネル則により、下記の式(1)で示す関係となる。式中のCは樹脂材の音速、Cは被検体の音速である。
Figure 2021004775
超音波の入射点Iを通る曲がり部106の曲率半径線Fと境界線Eとの間の角度をαと定義し、平坦部105の表面に対する第2振動子26の傾斜角をβと定義すれば、幾何学的関係により、φ=α−βである。また、平坦部105の表面に垂直な方向で超音波が伝播するために、γ=αとなる必要がある。そのため、式(1)を変形して下記の式(2)を導出し、更に変形して下記の式(3)を導出する。この式(3)を用いて、傾斜角βを算出して設定する。
Figure 2021004775
Figure 2021004775
本発明の第2の実施形態を、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態における第2振動子の構造を表す図である。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同等の部分は同一の符号を付し、適宜、説明を省略する。
本実施形態の第2振動子26は、曲げ板形状であって、平坦部105の表面に対する傾斜角(詳細には、例えば図8で示すβ〜β)が互いに異なる複数の部分で構成されている。すなわち、超音波の入射点Iの位置の変化に対応するように、第2振動子26の傾斜角が変化している。そのため、超音波の入射点Iの位置によらず、超音波の伝播方向の精度を高めることができる。したがって、探傷の精度を更に高めることができる。
なお、第1及び第2の実施形態において、探触子1は、平坦部105に超音波を送受信する単体の第1振動子25と、曲がり部106に超音波を送受信する単体の第2振動子26とを備えた場合を例にとって説明したが、これに限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で変形が可能である。すなわち、例えば図9で示す変形例のように、探触子1は、平坦部105に超音波を送信する第1振動子25Aと、第1振動子25Aに対しシャフト23の軸方向に離間して配置され、平坦部105からの超音波を受信する第1振動子25Bと、曲がり部106に超音波を送信する第2振動子26Aと、第2振動子26Aに対しシャフト23の軸方向に離間して配置され、曲がり部106からの超音波を受信する第2振動子26Bと、第1振動子25Aと第1振動子25Bの間に介在し且つ第2振動子26Aと第2振動子26Bの間に介在するように、シャフト23の軸方向で分割された固定遅延材24の間に配置された音響分離板30とを備えてもよい。第1振動子25A,25Bは、上記第1振動子25と同様、平坦部105の表面に垂直な方向で超音波が伝播するように構成されている。第2振動子26A,26Bは、上記第2振動子26と同様、平坦部105の表面に垂直な方向で超音波が伝播するように構成されている。このような変形例においても、上記同様の効果を得ることができる。
また、第1及び第2の実施形態において、探触子1は、ローラ型である場合を例にとって説明したが、これに限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で変形が可能である。このような変形例を図10(a)及び図10(b)を用い説明する。図10(a)は、本変形例における探触子の構造を表す断面図であり、図10(b)は、図10(a)中矢印Xb方向から見た側面図である。本変形例の探触子1は、遅延材31と、遅延材31の内側に取付けられた第1振動子25(又は25A,25B)及び第2振動子26(又は26A,26B)と、遅延材31の外側に取付けられ、柔軟性を有するシリコンゴム製のシュー32とを備えている。シュー32の先端部の外面は、被検体100の曲がり部106の表面の曲率半径Rより小さい曲率半径Rを有している。このような変形例においても、上記同様の効果を得ることができる。
なお、以上においては、被検体100は、胴体101及びノズル102を有する原子炉圧力容器であり、検査範囲は、胴体101とノズル102を接合した円環状の溶接部104の周辺である場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、被検体は、平坦部及びこれに連続する曲がり部を有していればよく、検査範囲は、平坦部及び曲がり部を含んでいればよい。
1 探触子
2 走査装置
3 超音波探傷器
23 シャフト
24 固定遅延材
25,25A,25B 第1振動子
26,26A,26B 第2振動子
27 回転遅延材
28 リング
31 遅延材
32 シュー
100 被検体
105 平坦部
106 曲がり部

Claims (5)

  1. 平坦部及びこれに連続する曲がり部を有する被検体に超音波を送受信する探触子と、
    前記被検体の表面に沿って前記探触子を移動させる走査装置と、
    前記探触子を制御する超音波探傷器と、を備えた超音波探傷装置において、
    前記探触子は、前記平坦部に超音波を送受信するための第1振動子と、前記曲がり部に超音波を送受信するための第2振動子とを有し、
    前記超音波探傷器は、前記探触子の位置に応じて、前記第1振動子から前記平坦部の表面に超音波が入射するように前記第1振動子を制御すると共に、前記探触子の位置に応じて、前記第2振動子から前記曲がり部の表面に超音波が入射するように前記第2振動子を制御しており、
    前記第1振動子は、前記第1振動子から前記平坦部の表面に入射した超音波が前記平坦部の表面に垂直な方向で伝播するように構成され、
    前記第2振動子は、前記第2振動子から前記曲がり部の表面に入射した超音波が前記平坦部の表面に垂直な方向で伝播するように構成されたことを特徴とする超音波探傷装置。
  2. 請求項1に記載の超音波探傷装置において、
    前記第1振動子は、平板形状であって、前記平坦部の表面に対し平行に配置され、
    前記第2振動子は、平板形状であって、前記平坦部の表面に対し傾斜して配置されたことを特徴とする超音波探傷装置。
  3. 請求項1に記載の超音波探傷装置において、
    前記第1振動子は、平板形状であって、前記平坦部の表面に対し平行に配置され、
    前記第2振動子は、曲げ板形状であって、前記平坦部の表面に対する傾斜角が異なる複数の部分で構成されたことを特徴とする超音波探傷装置。
  4. 請求項1記載の超音波探傷装置において、
    前記探触子は、シャフトと、前記シャフトに固定された固定遅延材と、前記シャフトに回転可能に設けられ、前記固定遅延材の外側に隣接する回転遅延材と、前記回転遅延材の外周側に取付けられ、柔軟性を有するリングとを更に有し、
    前記第1振動子及び前記第2振動子は、前記固定遅延材の内側に取付けられており、
    前記リングは、前記曲がり部の表面より小さい曲率半径を有することを特徴とする超音波探傷装置。
  5. 請求項1記載の超音波探傷装置において、
    前記探触子は、遅延材と、前記遅延材の外側に取付けられ、柔軟性を有するシューとを更に有し、
    前記第1振動子及び前記第2振動子は、前記遅延材の内側に取付けられており、
    前記シューの先端部の外面は、前記曲がり部の表面より小さい曲率半径を有することを特徴とする超音波探傷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113406206A (zh) * 2021-06-25 2021-09-17 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 内置的管道损伤检测系统及其检测方法

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