JP2021004619A - ガスケット - Google Patents

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Abstract

【課題】開口部に対する取付部品の相対位置の移動量が大きな場合でも、安定的にシール性を維持できるガスケットを提供する。【解決手段】シール本体200は、補強環100に一体的に固定される被固定部210と、締め付け部材300により外周面側から締め付けられることにより、取付部品600の外周面に密着した状態で固定される取付部品側シール部220と、被固定部210と取付部品側シール部220との間に設けられ、撓み変形可能に構成されることで被固定部210と取付部品側シール部220との相対的な移動を許容する可撓部230と、を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、ケースに設けられた開口部と、ケース内に取り付けられる取付部品との間の環状隙間を封止するガスケットに関する。
ケースに設けられた開口部と、ケース内に取り付けられる取付部品との間の環状隙間を封止するためのガスケットが広く知られている。ここで、開口部に対する取付部品の相対位置の移動が許容されている場合には、シール性を維持するための対策が必要となる。
しかしながら、開口部に対する取付部品の相対位置の移動量が小さな場合においてシール性を維持できるガスケットは知られているが、当該移動量が大きな場合でも安定的にシール性を維持できるガスケットについては知られていない。
特開平8−159003号公報 特開2007−40533号公報
本発明の目的は、開口部に対する取付部品の相対位置の移動量が大きな場合でも、安定的にシール性を維持できるガスケットを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のガスケットは、
ケースに設けられた開口部と、ケース内に取り付けられ、前記開口部に対して相対位置の移動が許容され、かつ前記開口部からケース外部に一部が飛び出るように構成される取付部品との間の環状隙間を封止するガスケットであって、
補強環と、
前記補強環に一体的に設けられる弾性体製のシール本体と、
を備え、
前記補強環側が前記開口部の内周面に密着した状態で嵌合により固定されることで、前記開口部の内周面との間の隙間を封止させると共に、
前記シール本体は、
前記補強環に一体的に固定される被固定部と、
締め付け部材により外周面側から締め付けられることにより、前記取付部品の外周面に密着した状態で固定される取付部品側シール部と、
前記被固定部と前記取付部品側シール部との間に設けられ、撓み変形可能に構成されることで前記被固定部と前記取付部品側シール部との相対的な移動を許容する可撓部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、補強環側がケースの開口部の内周面に密着した状態で嵌合により固定され、取付部品側シール部が取付部品の外周面に密着した状態で固定されることで、開口部と取付部品との間の環状隙間が封止される。そして、被固定部と取付部品側シール部との間に設けられた可撓部によって、被固定部と取付部品側シール部との相対的な移動が許
容されるため、開口部に対する取付部品の相対位置が移動しても、補強環側の開口部の内周面への密着状態、及び取付部品側シール部による取付部品の外周面への密着状態は維持される。また、取付部品側シール部は締め付け部材により外周面側から締め付けられるので、取付部品側シール部による取付部品の外周面への密着状態は安定的に維持される。従って、開口部に対する取付部品の相対位置の移動量が大きな場合でも、安定的にシール性を維持することができる。
前記可撓部は、
前記被固定部と前記取付部品側シール部にそれぞれ一体に繋がるように設けられた蛇腹状部分により構成されているとよい。
これにより、被固定部と取付部品側シール部が軸線方向に相対的に移動した場合、被固定部と取付部品側シール部が軸線方向に対して垂直方向に相対的に移動した場合、被固定部と取付部品側シール部が軸線方向に対して傾く方向に相対的に移動した場合、または、被固定部と取付部品側シール部が上記3種類の相対的な移動方向のうち2種類以上の移動が複合した場合のいずれに対しても、可撓部は無理なく変形する。
前記補強環は、
前記開口部の内周面の内側の位置に配される筒状部と、
前記筒状部の一端側に設けられ、前記ケースの内部側において、前記開口部よりも外側に飛び出るように設けられる外向きフランジ部と、
を備えるとよい。
このような構成を採用すれば、ケースの内部の圧力が高くなる環境下であっても、ガスケットがケースの外側に外れてしまうことを抑制することができる。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、開口部に対する取付部品の相対位置の移動量が大きな場合でも、安定的にシール性を維持することができる。
図1は本発明の実施例1に係るガスケットの模式的断面図である。 図2は本発明の実施例1に係る密封構造の模式的断面図である。 図3は本発明の実施例2に係るガスケットの模式的断面図である。 図4は本発明の実施例2に係る密封構造の模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1及び図2を参照して、本発明の実施例1に係るガスケットについて説明する。図1は本発明の実施例1に係るガスケットの模式的断面図である。なお、本実施例に係るガスケットは略回転対称形状であり、図1においては、ガスケットの中心軸線を含む面で、ガスケットを切断した断面を模式的に示している。図2は本発明の実施例1に係るガスケットを備える密封構造の模式的断面図である。なお、図2においても、ガスケットの中心軸
線を含む面で、ガスケット等を切断した断面を模式的に示している。以下、ガスケットの中心軸線が伸びる方向を「軸線方向」と称する。
<密封構造>
本発明の実施例1に係るガスケット10を備える密封構造について、特に、図2を参照して説明する。本実施例に係る密封構造は、ケース500と、ケース500内に取り付けられる取付部品600と、ケース500に設けられた開口部510と取付部品600との間の環状隙間を封止するガスケット10とを備えている。なお、図2中、下方がケース500の内部側(I)であり、上方がケース500の外部側(O)である。本実施例に係る取付部品600は、開口部510に対して相対位置の移動が許容され、かつ開口部510からケース外部に一部が飛び出るように構成されている。なお、本実施例に係る取付部品600は、開口部510に対して、軸線方向への相対的な移動と、軸線方向に対して垂直方向への相対的な移動と、軸線方向に対して傾く方向への相対的な移動と、これら3種類の相対的な移動のうち2種類以上の複合的な移動のいずれも可能に構成されている。
取付部品600の具体的としては、電気的な接続を行うためのコネクタを挙げることができる。この場合、取付部品600であるオスコネクタ(またはメスコネクタ)と、不図示の外部装置(例えば電源)に設けられたメスコネクタ(またはオスコネクタ)とを接続することによって、電気的な接続を行うことができる。また、取付部品600の他の例として、配管を挙げることができる。この場合、取付部品600としての配管と、不図示の外部の配管とを接続することで、例えば、ケース500の内部に流体を導入したり、ケース500の外部に流体を排出したりすることができる。
<ガスケット>
本発明の実施例1に係るガスケット10について、より詳細に説明する。本実施例に係るガスケット10は、金属などにより構成される補強環100と、補強環100に一体的に設けられる弾性体(例えば、ゴム)製のシール本体200とから構成される。補強環100は、筒状部である円筒部110と、円筒部110の端部に設けられる内向きフランジ部120とから構成される。
シール本体200は、補強環100に一体的に固定される被固定部210と、取付部品側シール部220と、被固定部210と取付部品側シール部220との間に設けられる可撓部230とから構成される。例えば、補強環100をインサート部品として、インサート成形によって、シール本体200を成形することにより、補強環100に対して被固定部210を一体的に固定させることができる。なお、本実施例においては、被固定部210は、補強環100の円筒部110の外周面を覆う部分を有している。また、本実施例においては、被固定部210の外周面は円柱面で構成され、取付部品側シール部220の内周面は円柱面で構成されている。前者の外径の方が、後者の内径よりも大きく構成されている。
本実施例に係るガスケット10は、補強環100側が、ケース500の開口部510の内周面511に密着した状態で嵌合により固定されることで、開口部510の内周面511との間の隙間が封止される。より具体的には、本実施例においては、被固定部210のうち、補強環100の円筒部110の外周面を覆う部分が、ケース500の開口部510の内周面511に密着した状態で嵌合により固定されるように構成されている。なお、本実施例においては、開口部510の内周面511が円柱面で構成されることに伴って、補強環100の筒状部は円筒部110により構成されている。しかしながら、本発明においては、開口部の形状は限定されることはない。つまり、開口部の平面形状は、円形に限らず、オーバル形状など各種の形状が採用され得る。従って、本発明における補強環における筒状部については、開口部の形状に適合するように各種の形状が採用され得る。
なお、本実施例においては、開口部510の内周面511が単に円柱面で構成される場合を示した。しかしながら、開口部510に、図2中、点線で示すように、内向きフランジ部512を設ける構成を採用することもできる。このように、内向きフランジ部512を設ければ、補強環100の円筒部110の端部が、内向きフランジ部512の端面512aに突き当たる位置まで、ガスケット10を装着することで簡単にガスケット10の位置決めを行うことができる。
また、本実施例においては、被固定部210のうち、補強環100の円筒部110の外周面を覆う部分が、ケース500の開口部510の内周面511に密着した状態で嵌合により固定される場合を示した。しかしながら、図中、丸で囲んだX部分に示すように、ケース500の開口部510の内周面511に対して、補強環100の円筒部110が直接密着する構成を採用することもできる。また、図中、丸で囲んだY部分に示すように、ケース500の開口部510の内周面511に対して、補強環100の円筒部110が直接密着し、かつ、弾性体からなる被固定部210の一部も密着する構成を採用することもできる。
取付部品側シール部220は、締め付け部材300により外周面側から締め付けられることにより、取付部品600の外周面に密着した状態で固定されるように構成されている。なお、本実施例に係る取付部品側シール部220の外周面には、締め付け部材300の位置決めを容易にするために環状溝221が設けられている。締め付け部材300については、クリップや締め付けバンドなどの各種公知技術を採用し得る。また、本実施例においては、取付部品600の外周面が円柱面により構成されることに伴って、取付部品側シール部220の内周面も円柱面により構成される。しかしながら、本発明においては、そのような形状に限定されることはない。つまり、取付部品側シール部の内周面の形状は、取付部品の外周面の形状に応じた形状を採用すればよい。
可撓部230は、撓み変形可能に構成されることで被固定部210と取付部品側シール部220との相対的な移動を許容するように構成されている。より具体的には、本実施例に係る可撓部230は、被固定部210と取付部品側シール部220にそれぞれ一体に繋がるように設けられた蛇腹状部分により構成されている。
<本実施例に係るガスケットの優れた点>
本実施例に係るガスケット10によれば、補強環100側がケース500の開口部510の内周面511に密着した状態で嵌合により固定され、取付部品側シール部220が取付部品600の外周面に密着した状態で固定される。これにより、開口部510と取付部品600との間の環状隙間が封止される。
そして、被固定部210と取付部品側シール部220との間に設けられた可撓部230によって、被固定部210と取付部品側シール部220との相対的な移動が許容される。そのため、開口部510に対する取付部品600の相対位置が移動しても、補強環100側の開口部510の内周面への密着状態、及び取付部品側シール部220による取付部品600の外周面への密着状態は維持される。また、取付部品側シール部220は締め付け部材300により外周面側から締め付けられるので、取付部品側シール部220による取付部品600の外周面への密着状態は安定的に維持される。従って、開口部510に対する取付部品600の相対位置の移動量が大きな場合でも、安定的にシール性を維持することができる。
また、本実施例に係る可撓部230は、被固定部210と取付部品側シール部220にそれぞれ一体に繋がるように設けられた蛇腹状部分により構成されている。これにより、
被固定部210と取付部品側シール部220が軸線方向に相対的に移動した場合、被固定部210と取付部品側シール部220が軸線方向に対して垂直方向に相対的に移動した場合、被固定部210と取付部品側シール部220が軸線方向に対して傾く方向に相対的に移動した場合、または、被固定部210と取付部品側シール部220が上記3種類の相対的な移動方向のうち2種類以上の移動が複合した場合のいずれに対しても、可撓部230は無理なく変形する。
(実施例2)
図3及び図4には、本発明の実施例2が示されている。本実施例においては、補強環に関する構成が、上記実施例1とは異なる場合の構成を示す。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。図3は本発明の実施例2に係るガスケットの模式的断面図である。なお、本実施例に係るガスケットは略回転対称形状であり、図3においては、ガスケットの中心軸線を含む面で、ガスケットを切断した断面を模式的に示している。図4は本発明の実施例2に係るガスケットを備える密封構造の模式的断面図である。なお、図4においても、ガスケットの中心軸線を含む面で、ガスケット等を切断した断面を模式的に示している。以下、ガスケットの中心軸線が伸びる方向を「軸線方向」と称する。
<密封構造>
本発明の実施例2に係るガスケット10Xを備える密封構造についても、上記実施例1の場合と同様に、ケース500Xと、ケース500X内に取り付けられる取付部品600と、ケース500Xに設けられた開口部510Xと取付部品600との間の環状隙間を封止するガスケット10Xとを備えている。取付部品600に関する構成、及び具体例については、上記実施例1で説明した通りであるので、その説明は省略する。
<ガスケット>
本発明の実施例2に係るガスケット10Xについて、より詳細に説明する。本実施例に係るガスケット10Xにおいても、上記実施例1の場合と同様に、金属などにより構成される補強環100Xと、補強環100Xに一体的に設けられる弾性体(例えば、ゴム)製のシール本体200とから構成される。シール本体200及び締め付け部材300の構成については、一部の形状が異なる程度で、基本的な構成は、上記実施例1の場合と同様であるので、その説明は省略する。
本実施例に係る補強環100Xは、筒状部としての円筒部110Xと、円筒部110Xの一端側に設けられる外向きフランジ部120Xとから構成される。円筒部110Xは、ケース500Xに設けられた開口部510Xの内周面511Xの内側の位置に配されるように構成されている。そして、本実施例に係るガスケット10Xおいても、上記実施例1の場合と同様に、補強環100X側が、ケース500Xの開口部510Xの内周面511Xに密着した状態で嵌合により固定されることで、開口部510Xの内周面511Xとの間の隙間が封止される。なお、本実施例においては、開口部510Xの内周面511Xが円柱面で構成されることに伴って、補強環100Xの筒状部は円筒部110Xにより構成されている。しかしながら、本発明においては、開口部の形状は限定されることはない。つまり、開口部の平面形状は円形に限らず、オーバル形状など各種の形状が採用され得る。従って、本発明における補強環における筒状部については、開口部の形状に適合するように各種の形状が採用され得る。
そして、本実施例に係る外向きフランジ部120Xは、ケース500Xの内部側(I)において、開口部510Xよりも外側に飛び出るように設けられている。そして、この外向きフランジ部120Xと、外向きフランジ部120Xを覆う弾性体の一部は、ケース500Xの端面520Xのうち開口部510Xの周囲の部分に接するように配される。なお
、本実施例においては、被固定部210のうち、補強環100Xの円筒部110Xの外周面を覆う部分が、ケース500Xの開口部510Xの内周面511Xに密着した状態で嵌合により固定され、かつ外向きフランジ部120Xを覆う弾性体の一部が、ケース500Xの端面520Xのうち開口部510Xの周囲の部分に接する場合を示した。しかしながら、図中、丸で囲んだZ部分に示すように、ケース500Xの開口部510の内周面511X、及び端面520Aに対して、補強環100Xの円筒部110Xと外向きフランジ部120Xがそれぞれ直接密着し、かつ、弾性体からなる被固定部210の一部も密着する構成を採用することもできる。また、特に図示はしないが、ケース500Xの開口部510の内周面511X、及び端面520Aに対して、補強環100Xの円筒部110Xと外向きフランジ部120Xのみがそれぞれ直接密着する構成を採用することもできる。
<本実施例に係るガスケットの優れた点>
本実施例に係るガスケット10Xにおいても、上記実施例1の場合と同様の効果を得ることができる。また、本実施例の場合には、外向きフランジ部120Xと、外向きフランジ部120Xを覆う弾性体の一部は、ケース500Xの端面520Xのうち開口部510Xの周囲の部分に接するように配される。従って、ケース500Xの内部の圧力が高くなる環境下であっても、ガスケット10Xがケース500Xの外側に外れてしまうことを抑制することができる。つまり、ガスケット10Xがケース500Xの外側に移動しようとしても、外向きフランジ部120Xの付近が端面520Xに引っ掛かるため、ガスケット10Xがケース500Xから外れてしまうことが抑制される。
また、本実施例においては、外向きフランジ部120Xを有する補強環100Xを採用しているため、実施例1の場合のように、内向きフランジ部120を有する補強環100を採用する場合に比べて、被固定部210と取付部品側シール部220との間の軸線方向に対して垂直方向の距離を短くすることができる利点もある。
なお、図示の例においては、被固定部210のうち、補強環100Xの円筒部110Xの外周面を覆う部分が、ケース500Xの開口部510Xの内周面511Xに密着した状態で嵌合により固定される場合を示している。しかしながら、上記実施例1において説明した通り、ケース500Xの開口部510Xの内周面511Xに対して、補強環100Xの円筒部110Xが直接密着する構成を採用することもできる。また、ケース500Xの開口部510Xの内周面511Xに対して、補強環100Xの円筒部110Xが直接密着し、かつ、弾性体からなる被固定部210の一部も密着する構成を採用することもできる。
10,10X ガスケット
100,100X 補強環
110,110X 円筒部
120 内向きフランジ部
120X 外向きフランジ部
200 シール本体
210 被固定部
220 取付部品側シール部
221 環状溝
230 可撓部
300 締め付け部材
500,500X ケース
510,510X 開口部
511,511X 内周面
512 内向きフランジ部
512a 端面
520X 端面
600 取付部品

Claims (3)

  1. ケースに設けられた開口部と、ケース内に取り付けられ、前記開口部に対して相対位置の移動が許容され、かつ前記開口部からケース外部に一部が飛び出るように構成される取付部品との間の環状隙間を封止するガスケットであって、
    補強環と、
    前記補強環に一体的に設けられる弾性体製のシール本体と、
    を備え、
    前記補強環側が前記開口部の内周面に密着した状態で嵌合により固定されることで、前記開口部の内周面との間の隙間を封止させると共に、
    前記シール本体は、
    前記補強環に一体的に固定される被固定部と、
    締め付け部材により外周面側から締め付けられることにより、前記取付部品の外周面に密着した状態で固定される取付部品側シール部と、
    前記被固定部と前記取付部品側シール部との間に設けられ、撓み変形可能に構成されることで前記被固定部と前記取付部品側シール部との相対的な移動を許容する可撓部と、
    を備えることを特徴とするガスケット。
  2. 前記可撓部は、
    前記被固定部と前記取付部品側シール部にそれぞれ一体に繋がるように設けられた蛇腹状部分により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  3. 前記補強環は、
    前記開口部の内周面の内側の位置に配される筒状部と、
    前記筒状部の一端側に設けられ、前記ケースの内部側において、前記開口部よりも外側に飛び出るように設けられる外向きフランジ部と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のガスケット。
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