JP2021004602A - 動力停止装置 - Google Patents

Abstract

【課題】カメラやセンサーなどの情報入手装置から得られた標識や信号機、距離などの情報を分析し、危険であると判断された緊急時には動力の電源を停止させ、事故被害を減少するための動力自動停止装置を提供する。【解決手段】車体の前後にカメラやセンサーなどの情報入手装置３を配置し、その装置から得られた情報を情報分析装置８が判断し、現状が危険な緊急時であると判断した場合に動力の電源を遮断することを特徴とする。【選択図】図１

Description

本発明は、カメラやセンサーなどの情報入手装置からの情報を分析し、危険な緊急時と判断された場合、動力の電源を遮断し動力を停止する装置である。

従来はカメラやセンサーなどの情報入手装置からの情報を分析し、危険な緊急時と判断された場合、自動にブレーキを作動させたり警報で危険を知らせたりする装置であり、動力自体は継続されていた。また手動で動力を停止する手段はあったが、情報入手装置や情報を分析する情報分析装置と連動して自動に動力を停止する装置はなかった。

そのために次のような問題点があった。
（イ） アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いや前後の誤発進、追突などによる事故が起きた場合、動力が継続してしまったために被害が拡大してしまった。
（ロ） 運転者の体調不良やペダルなどの不具合等によって運転に支障が出た時にも動力が継続されたため、事故が拡大してしまった。
（ハ） 逆走運転が継続してしまい、事故が起こりやすかった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。

カメラやセンサーなどの情報入手装置を設置し、それらの情報を分析する情報分析装置と動力の電源とを接続し、情報分析装置が危険な緊急時であると判断した場合、動力の電源を断つことにより動力を停止することができる緊急時動力自動停止装置を用意する。
本発明は危険な緊急時に動力の電源を断つことで動力を停止し、事故被害を減少するための装置である。

（イ） 動力の電源を断つことにより動力が停止し、事故の被害や誤動作、逆走等の継続を減少することができる。
（ロ） この装置の設置方法は情報入手装置や情報分析装置の設置と電源確保、それから動力の電源に接続するだけの簡易設置になるので、既存の自動車に対して容易に取り付けることができる。
（ハ） 動力停止は最終被害回避手段であるので、各自動車メーカーの自動ブレーキ等の危険防止システム等を妨げることなく併用して実施することができる。

以下、本発明の実施形態について説明する。
カメラやセンサーなどの情報入手装置（３）をバックミラー下や車体後方など情報収集できる位置に設置する。
情報入手装置電源線（５）や情報を伝えるための信号伝達線（４）を情報分析装置（８）と接続する。
情報分析装置電源線を（６）を車両電源に繋ぎ、情報分析装置マイナス線（７）を車体に接続し、邪魔にならない場所に設置する。
情報分析装置（８）を動力の電源に割り込むように繋ぐ。情報分析装置（８）と動力電源入力線（９）を繋ぎ、情報分析装置（８）と動力電源出力線（１０）を繋ぐ。
本発明は以上のような構造である。

構成図

１ カメラ
２ センサー
３ 情報入手装置
４ 信号伝達線
５ 情報入手装置電源線（マイナス線も含む）
６ 情報分析装置電力線
７ 情報分析装置マイナス線
８ 情報分析装置
９ 動力電源入力線
１０ 動力電源出力線

Claims (1)

1. カメラやセンサーなどの情報入手装置から情報を入手し、得られた情報を分析する装置によって、危険な状態になったと判断された場合に動力の電源を遮断することで動力を停止することができる動力自動停止装置。

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