JP2021003915A - マルチコプター - Google Patents
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Abstract
Description
また自動操縦でマルチコプターを飛ばす場合もある。例えば制御装置に座標等を入力し、指定された場所にマルチコプターを飛ばす。この場合でも、着陸した場所から離陸することとなる。
マルチコプターの回転翼は、回転翼に対して垂直方向に推進力を発生させるから、マルチコプターは、水平に近い姿勢からでなければ離陸することができない。
そのため遠隔操作でマルチコプターを飛ばし、斜め姿勢で着陸してしまうと、離陸させることができなくなってしまう。
本実施形態のマルチコプター1は、8個の回転翼2を備えたドローンであり、無線によって遠隔操作される。マルチコプター1は、公知のそれと同様に、回転翼2を回転することによって下降気流による揚力を発生させて中空に浮き上がり、各回転翼2の回転数を相違させることによって水平方向に移動する。
また各回転翼2の回転数を相違させることにより、機体を回転させることや、機体の向きを変えつつ斜め上に進むといった多彩な動きをさせることもできる。
本体部3は、支持フレーム10と、機器載置部11と、接地部12を有している。
本実施形態のマルチコプター1では、中央の機器載置部11に、蓄電池及び制御装置(図示せず)が搭載されている。
マルチコプター1には、特徴的な機器として、姿勢検知センサー13が搭載されている。姿勢検知センサー13は、マルチコプター1の姿勢が水平姿勢であるか傾斜姿勢であるかを検知するものである。
そして本実施形態では、図示しない取り付け部材によって、モータ15が支持フレーム10の上部に固定されている。
本実施形態で採用する脚部20は、いずれも先端が着地するものであり、伸縮機能を備えている。
本実施形態で採用する脚部20は、図2の様に固定脚21と移動脚22を有している。移動脚22は、外周にネジ23が形成された棒である。
固定脚21の下端近傍には、雌ねじ部材25が固定されており、前記した移動脚22は雌ねじ部材25と係合している。
また移動脚22の上端には昇降用モータ26の回転軸が取り付けられている。昇降用モータ26の本体部は、図示しないガイドを介して固定脚21に取り付けられている。そのため昇降用モータ26は、固定脚21に沿って上下方向にのみ自由度を持つ。
マルチコプター1では、離陸する前に内蔵する姿勢検知センサー13で自身の姿勢を検知する。
例えば図3(a)の様な傾斜面にマルチコプター1が着陸した場合、内蔵する姿勢検知センサー13が、どの向きに傾斜しているかを判断する。図3(a)の例によると、脚部20b側が下の位置となる様に傾斜している。
図3の例では、図3(b)の様に下方となっている脚部20bの昇降用モータ26を回転し、脚部20bの全長を伸ばして支持フレーム10の傾斜下方側を持ち上げる。
そして図3(b)の様に支持フレーム10が略水平姿勢になると、モータ15を駆動して離陸する。
離陸後は、脚部20bの昇降用モータ26を逆回転し、図3(c)の様に脚部20bの長さを縮めてもとの長さに戻す。
離陸時の姿勢は、水平姿勢であることが望ましいが、完全な水平姿勢に至らせることは必須ではない。
以上説明した実施形態では、4本の脚部20が全て伸縮するが、伸縮しないものが含まれていてもよい。
また通常の着陸時に使用する脚部とは別に伸縮する部材(脚部)を設け、当該部材を伸ばして姿勢を修正してもよい。
例えば図4の様に、ラックアンドピニオンを利用して脚部30を伸縮させてもよい。
図4に示す脚部30は、移動脚31にラック32を設け、固定脚33側にピニオン36が配されている。ピニオン36は昇降用モータ35で回転する。
図4に示す脚部30では、昇降用モータ35を回転することにより、移動脚31が移動し、脚部30を伸縮する。
そしてリンク41a、41bの間に雌ねじ42があり、リンク41c、41dの間からネジ棒43が挿入されてリンク41a、41bの間の雌ねじ42と係合している。
またネジ棒43には昇降用モータ45が接続されている。
図5に示す脚部40は、ネジ棒43を回転することにより、各リンク41a、41b、41c、41dの傾斜角度が変わり、全長が伸縮する。
図6に示す脚部50では、カム52を回転することによって、カム52の接地部位を変更し、全長を伸縮する。
図7に示す脚部60は、固定脚61の先端にシリンダー62が取り付けられている。また固定脚61に小型のボンベ63が取り付けられている。
図7に示す脚部60では、ボンベ63からシリンダー62に圧縮空気を導入し、脚部60の全長を伸縮する。
2 回転翼
12 接地部
13 姿勢検知センサー
20、30、40、50、60 脚部
21、33 固定脚
22、31 移動脚
Claims (2)
- モータによって回転し揚力を発生される回転翼を有し、回転翼を回転させて飛行するマルチコプターにおいて、
着地時に姿勢を水平方向に修正する姿勢修正手段を有することを特徴とするマルチコプター。 - 着地する複数の脚部を有し、当該脚部のいずれか又は全部が伸縮して姿勢を水平方向に修正することを特徴とする請求項1に記載のマルチコプター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019117225A JP2021003915A (ja) | 2019-06-25 | 2019-06-25 | マルチコプター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019117225A JP2021003915A (ja) | 2019-06-25 | 2019-06-25 | マルチコプター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021003915A true JP2021003915A (ja) | 2021-01-14 |
Family
ID=74098056
Family Applications (1)
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JP2019117225A Pending JP2021003915A (ja) | 2019-06-25 | 2019-06-25 | マルチコプター |
Country Status (1)
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CN113086194A (zh) * | 2021-04-17 | 2021-07-09 | 合肥市方升信息科技有限公司 | 一种基于回波机载激光扫描数据的智慧城市数据集合系统及方法 |
JP7246662B1 (ja) | 2022-10-31 | 2023-03-28 | 樹 堀井 | ドローン傾斜着陸装置 |
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2019
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