JP2021002944A - 多相電動機駆動装置及び制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、以下の説明では、可変速の多相電動機駆動装置を単に多相電動機駆動装置と呼ぶ。また、同一又は類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それらの構成の重複する説明は省略する場合がある。なお、電気的に接続されることを、単に「接続される」ということがある。以下の説明に示す「単相パルス幅変調」とは、単相交流を出力するパルス幅変調(Pulse Width Modulation)のことであり、単にPWMと呼ぶことがある。「搬送波」とは、キャリア比較PWM方式による制御(PWM制御)に用いられる三角波又は鋸歯状波のことである。「合成搬送波」とは、繰り返し周期が互いに異なる複数種類の搬送波を時分割で合成した信号(合成キャリア信号)のことである。「搬送波周波数」とは、特定の搬送波における三角波又は鋸歯状波の繰り返し周期の逆数のことである。「基本波」とは、特定の搬送波の信号成分の中で、周波数が最も低い成分をいう。また、「高調波成分」とは、基本波の周波数に対する高調波成分であって、特に指定がなければ電流、電圧、電力の中の何れかに含まれる奇数の1又は複数の次数の高調波成分のことである。なお、「同じ波形」の場合には、波形が略等しい場合も含む。
図1は、第1の実施形態の多相電動機駆動装置1の構成図である。
多相電動機駆動装置1は、直流電源2と、多相電動機(M)3と、制御装置10とを備える。
速度位相制御回路160は、例えば、減算器161と、速度制御回路162と、位相制御回路163と、速度検出回路164とを備える。減算器161は、速度指令による速度指令値と、後述する速度検出回路164によって検出された速度検出値との速度偏差を算出する。速度制御回路162は、減算器161によって算出された速度偏差が零になるような電流指令波高値を生成し、生成した電流指令波高値を各単相インバータ10iに出力する。速度検出回路164は、回転角度検出器170によって検出された角度検出値(機械角)を微分して速度検出値を生成する。位相制御回路163は、回転角度検出器170によって検出された角度検出値(機械角)に基づいて位相角θ(電気角)を生成して、位相角θを各単相インバータ10iに出力する。
電流制御回路121は、例えば、正弦値生成器1211(Sin)と、乗算器1212と、減算器1213と、電流制御回路本体1214と、PWM制御回路1215(第1PWMユニット、図中の表記はPWM。)と、位相比較器1216(第1位相比較器)と、キャリア周波数生成回路1217(第1キャリア周波数生成ユニット)と、キャリア周波数切替回路1218(第1キャリア周波数切替ユニット)と、同期位相生成回路1219とを備える。
キャリア制御回路150は、遷移確率選択部151と、同期信号生成部152と、乱数生成部(乱数生成ユニット)155と、遷移判定部156(判定ユニット)と、周波数選択指示部157(選択指示ユニット)とを備える。
(1)搬送波周波数fLの継続
(2)搬送波周波数fHの継続
(3)搬送波周波数fLから搬送波周波数fHへの変移
(4)搬送波周波数fHから搬送波周波数fLへの変移
位相比較器1226は、後述するキャリア周波数切替回路1228から第2合成キャリア信号CS2(第2合成搬送波)の供給を受けて、キャリア同期信号CSS2(第2同期信号)の位相と、第2合成キャリア信号CS2の位相とを比較して、その位相差に応じた値PD2を出力する。
図6は、実施形態の第1の動作モードについて説明するための図である。ここに示す搬送波は、後縁が立ち下がる形の三角波が連続した鋸状波形である。以下、同様である。
図7と図8は、実施形態の動作モードについて説明するための図である。第2の動作モードにおける搬送波周波数の切り替えタイミングには、前述の第1の動作モードの切り替えタイミングに加えて、さらに周期T内の搬送波の切り替えタイミングが含まれる。
この第2の動作モードの場合には、上記のm1とn1の値は、1以上の整数(自然数)であり、m1とn1の値の上限は、第1搬送波の周期TLと第2搬送波の周期THの何れかが周期Tに収まる最大値よりも小さな値になる。このように上限値が定められる。
第3の動作モードの場合は、前述の第2の動作モードと同様の周波数選択の手法で決定された切替順を切替パターンとして規定する。例えば、第1搬送波と第2搬送波が並ぶ順が互いに異なる切替パターンを1又は複数個規定して、規定した切替パターンを、切替パターンの識別情報に関連付けて各電流制御回路12iの記憶領域に予め格納させておく。例えば、第1切替パターンと第2切替パターンにおける第1搬送波が占める時間と第2搬送波が占める時間の時間比率が所望の確率を満たすものとする。なお、各電流制御回路12iは、図示されない記憶領域を備えてもよく、図示されない外部の記憶媒体に上記の記憶領域を設けてもよい。
第4の動作モードの場合は、疑似乱数Aと疑似乱数Bとが用いられる。
疑似乱数Aは、切替パターンの決定に利用される。例えば、第3の動作モードと同様に、キャリア制御回路150は、搬送波周波数を切り替える順序が互いに異なる切替パターンを、疑似乱数Aを用いて規定して、各電流制御回路12iの記憶領域に上記の切替パターンを予め格納させておく。
図を参照して、第2の実施形態について説明する。
図9は、第2の実施形態の多相電動機駆動装置の構成図である。
多相電動機駆動装置1Aは、直流電源2と、多相電動機3と、制御装置10Aとを備える。
図13に示すタイミングチャートには、リセット信号と、キャリア同期信号CSSと、疑似乱数の種の識別番号と、疑似乱数と、合成キャリア信号位相値が示される。初期状態は、リセット信号がLレベルにあり活性化されていない。キャリア同期信号CSSは所定の周期Tで繰り返されており、合成キャリア信号位相値が逐次積算され単調に増加している。
なお、合成キャリア信号位相値は、例えば、合成キャリア信号CS1に基づいて同期位相生成回路1219によって生成され、位相比較器1216による位相差の検出に利用される。合成キャリア信号位相値は、合成キャリア信号CS1の位相(同期位相生成回路1219から出力される積算値の波形の位相)の値に相当する。なお、上記の同期位相生成回路1219と位相比較器1216は機能を分離した事例であるが、これに制限されず、同期位相生成回路1219と位相比較器1216は一体化されていてもよい。
疑似乱数の種は、周期Tに併せて所定の更新規則に従い更新されており、このとき疑似乱数の種の識別番号が#0ではない#kであるとする。例えば、疑似乱数の種の識別番号を、周期Tごとに単調に増加させる。
上記の疑似乱数の種の初期化は、電流制御回路122Aと、電流制御回路12NAにおいても同じタイミングに実施される。これにより、電流制御回路121Aと、電流制御回路122Aと、電流制御回路12NAにおける疑似乱数を揃えることができる。
図14と図15とを参照して、第3の実施形態について説明する。
図14は、実施形態のキャリア同期信号CSSの周期Tを単調に変化させる制御について説明するための図である。
図16を参照して、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態の変形例について説明する。第4の実施形態では、第2の動作モードによる制御について説明したが、これに代えて本変形例では、第3の動作モードによる制御を適用する場合について説明する。
図17を参照して、実施形態の高調波成分の分散について説明する。図17は、実施形態の高調波成分の分散の状況について説明するための図である。多相電動機駆動装置1の出力をシミュレーションによって生成し、その際の出力に含まれる周波数成分を図17に示す。
多相電動機駆動装置1は、複数の搬送波周波数を用いたPWM制御を実施する。これにより、単独の搬送波周波数fcを用いたPWM制御に比べて、複数の搬送波周波数における下限の搬送波周波数と上限の搬送波周波数の間の周波数帯にスペクトルが分散する。
第3の実施形態と第4の実施形態について、図1と図3を例示して説明したが、これに制限されることなく、図8と図9に適用してもよい。
上記の説明の多相電動機3の相数は、実施形態に制限されない。
Claims (18)
- 少なくとも第1巻線と第2巻線とが含まれる複数の巻線を備え、各巻線相互間は電気的に絶縁され、かつ磁気的に結合される多相電動機と、
前記第1巻線に接続され、単相パルス幅変調(以下、PWMという。)方式により変調された第1PWM信号に基づいて前記第1巻線に交流電力を供給する第1主回路と、
前記第2巻線に接続され、PWM方式により変調された第2PWM信号に基づいて前記第2巻線に交流電力を供給する第2主回路と、
前記第1主回路に対応付けて設けられ、第1同期信号に同期するように生成された第1の搬送波周波数の第1搬送波と前記第1同期信号に同期するように生成された第2の搬送波周波数の第2搬送波とを時分割で合成した第1合成搬送波を用いて前記多相電動機の第1相の基準信号を変調することによって得られた前記第1PWM信号を前記第1主回路に供給する第1制御部と、
前記第2主回路に対応付けて設けられ、第2同期信号に同期するように生成された第1の搬送波周波数の第3搬送波と前記第2同期信号に同期するように生成された第2の搬送波周波数の第4搬送波とを時分割で合成した第2合成搬送波を用いて前記多相電動機の第2相の基準信号を変調することによって得られた前記第2PWM信号を前記第2主回路に供給する第2制御部と、
前記第1同期信号を前記第1制御部に供給し、前記第1同期信号に同期する前記第2同期信号を前記第2制御部に供給し、前記第1合成搬送波と前記第2合成搬送波が同じ波形になるように前記第1制御部と前記第2制御部とを制御する共通制御部と、
を備える多相電動機駆動装置。 - 前記第1制御部は、
前記供給された第1同期信号の位相と前記第1合成搬送波の位相とを比較して第1比較結果を出力する第1位相比較器を備え、
前記位相の第1比較結果に基づいて、前記供給された第1同期信号の位相に整合するように、前記第1合成搬送波の位相を調整し、
前記第2制御部は、
前記供給された第2同期信号の位相と前記第2合成搬送波の位相とを比較して第2比較結果を出力する第2位相比較器を備え、
前記位相の第2比較結果に基づいて、前記供給された第2同期信号の位相に整合するように、前記第2合成搬送波の位相を調整する、
請求項1記載の多相電動機駆動装置。 - 前記第1制御部は、
前記第1比較結果に基づいて前記第1の搬送波周波数を第1所定量調整し、前記第2の搬送波周波数を第2所定量調整する第1キャリア周波数生成ユニットと、
前記第1所定量調整された前記第1の搬送波周波数の第1搬送波と、前記第2所定量調整された前記第2の搬送波周波数の第2搬送波の何れかに、前記共通制御部の制御に応じて切り替えて前記第1合成搬送波を出力する第1キャリア周波数切替ユニットと、
前記第1合成搬送波を用いて、前記多相電動機の第1相の基準信号を変調する第1PWMユニットと、
を備える請求項2記載の多相電動機駆動装置。 - 前記第2制御部は、
前記第2比較結果に基づいて前記第1の搬送波周波数を第3所定量調整し、前記第2の搬送波周波数を第4所定量調整する第2キャリア周波数生成ユニットと、
前記第3所定量調整された前記第1の搬送波周波数の第3搬送波と、前記第4所定量調整された前記第2の搬送波周波数の第4搬送波の何れかに、前記共通制御部の制御に応じて切り替えて前記第2合成搬送波を出力する第2キャリア周波数切替ユニットと、
前記第2合成搬送波を用いて、前記多相電動機の第2相の基準信号を変調する第2PWMユニットと、
を備える請求項2又は請求項3記載の多相電動機駆動装置。 - 前記共通制御部は、
疑似乱数を生成する乱数生成ユニットと、
所定の確率で前記第1搬送波と前記第2搬送波が遷移するように、前記生成された疑似乱数を用いて前記第1搬送波と前記第2搬送波とを切り替える順序を決定する判定ユニットと、
前記切り替えの順序に従い、前記第1搬送波と前記第2搬送波との切り替えを指示する選択信号を出力する選択指示ユニットと、
を備える請求項1から請求項4の何れか1項記載の多相電動機駆動装置。 - 前記共通制御部は、
前記第1合成搬送波に含まれる前記第1搬送波と前記第2搬送波とを切り替える順序と前記第2合成搬送波に含まれる前記第3搬送波と前記第4搬送波とを切り替える順序とを整合させて前記第1合成搬送波と前記第2合成搬送波を同じ波形にするための周波数選択信号を、前記第1制御部と前記第2制御部とに供給する、
前記第1制御部は、
前記供給された周波数選択信号に基づいて、前記第1同期信号を用いて生成された前記第1搬送波と前記第2搬送波とを切り替えて前記第1合成搬送波を得て、
前記第2制御部は、
前記供給された周波数選択信号に基づいて、前記第2同期信号を用いて生成された前記第3搬送波と前記第4搬送波とを切り替えて前記第2合成搬送波を得る、
請求項1から請求項5の何れか1項記載の多相電動機駆動装置。 - 前記共通制御部は、
前記第1合成搬送波と前記第2合成搬送波を揃える際にリセット信号を活性化して、前記第1制御部と前記第2制御部とに供給するリセット信号生成ユニット
を備え、
前記第1制御部は、
前記供給されたリセット信号に基づいて疑似乱数の種を初期化した第1疑似乱数を用いて、前記第1搬送波と前記第2搬送波とを切り替え、
前記第2制御部は、
前記供給されたリセット信号に基づいて疑似乱数の種を初期化した第2疑似乱数を用いて、前記第3搬送波と前記第4搬送波とを切り替える、
請求項1から請求項4の何れか1項記載の多相電動機駆動装置。 - 前記第1制御部は、
前記第1疑似乱数を生成する第1乱数生成ユニットと、
所定の確率で前記第1搬送波と前記第2搬送波が遷移するように、前記第1疑似乱数を用いて前記第1搬送波と前記第2搬送波の第1切替順を決定する第1判定ユニットと、
前記第1切替順に従い、前記第1搬送波と前記第2搬送波との切り替えを指示する第1選択信号を出力する第1選択指示ユニットと、
を備える請求項7記載の多相電動機駆動装置。 - 前記第2制御部は、
前記第2疑似乱数を生成する第2乱数生成ユニットと、
所定の確率で前記第3搬送波と前記第4搬送波が遷移するように、前記第2疑似乱数を用いて前記第3搬送波と前記第4搬送波の第2切替順を決定する第2判定ユニットと、
前記第2切替順に従い、前記第3搬送波と前記第4搬送波との切り替えを指示する第2選択信号を出力する第2選択指示ユニットと、
を備える請求項7又は請求項8記載の多相電動機駆動装置。 - 前記共通制御部は、
前記第1合成搬送波と前記第2合成搬送波を揃えるための同期信号を生成し、前記生成した同期信号を前記第1同期信号と前記第2同期信号として出力する、
請求項1から請求項9の何れか1項記載の多相電動機駆動装置。 - 前記第1同期信号と前記第2同期信号は、互いの周期が等しく、互いの位相が揃っている、
請求項1から請求項10の何れか1項記載の多相電動機駆動装置。 - 前記第1制御部は、
前記第1合成搬送波に含まれる前記第1搬送波と前記第2搬送波を、前記第1同期信号の位相に整合させるように生成し、
前記第2制御部は、
前記第2合成搬送波に含まれる前記第3搬送波と前記第4搬送波を、前記第2同期信号の位相に整合させるように生成する、
請求項1から請求項11の何れか1項記載の多相電動機駆動装置。 - 前記第1合成搬送波として出力する搬送波が前記第1搬送波と前記第2搬送波の何れかに確定し、前記出力することが確定した搬送波の次に出力する搬送波が未確定である場合に、前記次に出力する搬送波を選択する条件が予め規定され、
前記第1制御部は、
前記規定された条件に従い、前記次に出力する搬送波を前記第1搬送波と前記第2搬送波の中から選択する、
請求項1から請求項12の何れか1項記載の多相電動機駆動装置。 - 前記共通制御部は、
前記第1同期信号の周期に含まれる前記第1搬送波の第1波数と前記第2搬送波の第2波数とが所望の確率によって規定される波数になるように、前記第1搬送波と前記第2搬送波を切り替え、
前記第2同期信号の周期に含まれる前記第3搬送波の第3波数と前記第4搬送波の第4波数とが前記所望の確率によって規定される波数になるように、前記第3搬送波と前記第4搬送波を切り替える、
請求項1から請求項13の何れか1項記載の多相電動機駆動装置。 - 前記共通制御部は、
前記第1搬送波の1周期分を単位にし、前記第2搬送波の1周期分を単位にして、前記第1同期信号の周期内に少なくとも前記第1搬送波と前記第2搬送波とを並べた第1切替パターンと、前記第1同期信号の周期内に前記第1搬送波が配置される位置が前記第1切替パターンとは異なる第2切替パターンとに関する切替パターンを記憶領域に格納し、前記切替パターンに関連する識別情報を用いて前記第1切替パターンと前記第2切替パターンとの切り替えを指示し、
前記第1切替パターンと前記第2切替パターンは、前記第1同期信号の周期に対して前記第1搬送波が含まれる比率が所望の値を満たすものであり、
前記第1同期信号の周期と前記第2同期信号の周期は同一である、
請求項5又は請求項6記載の多相電動機駆動装置。 - 前記共通制御部は、
前記第1搬送波の1周期分と前記第2搬送波の1周期分とを単位にして、前記第1同期信号の周期内に前記第1搬送波と前記第2搬送波を並べた第1切替パターンと第2切替パターンとに関するパターン識別情報を記憶領域に格納し、前記パターン識別情報を用いて前記第1切替パターンと前記第2切替パターンとを切り替えを指示し、
前記第1同期信号の周期と前記第2同期信号の周期は同一であり、
前記第1切替パターンと前記第2切替パターンは、前記第1同期信号の1周期に含まれる前記第1搬送波の第1波数と前記第2搬送波の第2波数とに基づき定まる前記第1搬送波が占める時間と前記第2搬送波の占める時間の時間比率が所望の確率を満たし、
前記第1切替パターンにおける前記第1搬送波と前記第2搬送波が並ぶ順と、前記第2切替パターンにおける前記第1搬送波と前記第2搬送波が並ぶ順は、互いに異なる、
請求項5又は請求項6記載の多相電動機駆動装置。 - 前記第1制御部は、
前記第1合成搬送波に代えて、前記第1同期信号を用いて生成された前記第1搬送波と前記第2搬送波と第3の搬送波周波数の第3搬送波とを切り替えて第3合成搬送波を得る、
前記第2制御部は、
前記第2合成搬送波に代えて、前記第2同期信号を用いて生成された前記第1搬送波と前記第2搬送波と第3の搬送波周波数の第3搬送波とを切り替えて第4合成搬送波を得る、
請求項1から請求項16の何れか1項記載の多相電動機駆動装置。 - 少なくとも第1巻線と第2巻線とが含まれる複数の巻線を備える多相電動機において、各巻線相互間は電気的に絶縁され、かつ磁気的に結合される多相電動機の制御装置であって、
前記第1巻線に接続される第1主回路に対応付けて設けられ、第1同期信号に同期するように生成された第1の搬送波周波数の第1搬送波と前記第1同期信号に同期するように生成された第2の搬送波周波数の第2搬送波とを時分割で合成した第1合成搬送波を用いて前記多相電動機の第1相の基準信号を変調することによって得られた第1PWM信号を前記第1主回路に供給する第1制御部と、
前記第2巻線に接続される第2主回路に対応付けて設けられ、第2同期信号に同期するように生成された第1の搬送波周波数の第3搬送波と前記第2同期信号に同期するように生成された第2の搬送波周波数の第4搬送波とを時分割で合成した第2合成搬送波を用いて前記多相電動機の第2相の基準信号を変調することによって得られた第2PWM信号を前記第2主回路に供給する第2制御部と、
前記第1同期信号を前記第1制御部に供給し、前記第1同期信号に同期する前記第2同期信号を前記第2制御部に供給し、前記第1合成搬送波と前記第2合成搬送波が同じ波形になるように前記第1制御部と前記第2制御部とを制御する共通制御部と、
を備える制御装置。
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