JP2021002776A - 情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機器の適切な設定を決定すること。【解決手段】情報処理装置が、複数の機器からそれぞれ取得されたデータセットであって、各機器が運転された際の状況を示す情報と、前記各機器が運転された際の消費電力の情報との組み合わせを含むデータセットに基づいて、第1機器が運転される際の状況に応じた運転設定が省エネルギーの運転設定であるか否かを判定する基準となる消費電力を推論する処理を実行する。【選択図】図4

Description

本開示は、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
従来、機器の省エネルギーな運転設定をユーザに推奨する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009−259125号公報
しかしながら、従来技術では、機器の適切な運転設定を決定できない場合がある。本開示は、機器の適切な設定を決定できる技術を提供することを目的とする。
本開示の第1の態様による情報処理方法は、情報処理装置が、複数の機器からそれぞれ取得されたデータセットであって、各機器が運転された際の状況を示す情報と、前記各機器が運転された際の消費電力の情報との組み合わせを含むデータセットに基づいて、第1機器が運転される際の状況に応じた運転設定が省エネルギーの運転設定であるか否かを判定する基準となる消費電力を推論する処理を実行する。これにより、機器の適切な設定を決定できる。
また、本開示の第2の態様は、第1の態様に記載の情報処理装置であって、前記各機器が運転された際の状況を示す情報には、外気温、及び前記各機器が設置された室内の人数の少なくとも一つが含まれる。
また、本開示の第3の態様は、第1または2の態様に記載の情報処理装置であって、前記各機器が運転された際の状況を示す情報には、前記各機器が運転された際の日時、及び、前記各機器が設置された室内の照度の少なくとも一つが含まれる。
また、本開示の第4の態様は、第1から3のいずれかの態様に記載の情報処理装置であって、前記各機器が運転された際の状況を示す情報には、外気湿度、日射量、天気の種別、室内温度、室内湿度、熱負荷、室内の床面積、室内の用途の種別の少なくとも一つが含まれる。
また、本開示の第5の態様は、第1から4のいずれかの態様に記載の情報処理装置であって、前記基準となる消費電力を推論する処理では、前記複数の機器からそれぞれ取得されたデータセットに基づいて、線形回帰、または非線形回帰を用いた機械学習を行い、当該機械学習の結果を用いて、前記第1機器が運転される際の状況を入力とし、基準となる消費電力を推論する。
また、本開示の第6の態様は、第1から5のいずれかの態様に記載の情報処理装置であって、前記基準となる消費電力を推論する処理では、前記各機器が運転された際の状況毎に、前記各機器が運転された際の消費電力の代表値を、基準となる消費電力として推論する。
また、本開示の第7の態様は、第1から6のいずれかの態様に記載の情報処理装置であって、前記各機器が運転された際の状況を示す情報と、前記第1機器に対して推論した基準となる消費電力と、機器が運転された際の運転設定との組み合わせを含むデータセットに基づいて、機器が運転される際の状況に応じた運転設定を推論する処理を実行する。
また、本開示の第8の態様は、第7に記載の情報処理装置であって、前記運転設定を推論する処理では、前記第1機器に対して推論した基準となる消費電力を前記第1機器の現在の消費電力に応じて修正し、前記運転設定を推論する。
また、本開示の第9の態様は、第8に記載の情報処理装置であって、機器の現在の消費電力が、当該機器の状況に対して推論した前記基準となる消費電力より大きい場合、推論した運転設定を推奨する情報をユーザに通知する処理を実行する。
また、本開示の第10の態様は、第1から9のいずれかの態様に記載の情報処理装置であって、複数の機器のそれぞれについてのデータセットであって、各機器が運転された際の状況を示す情報の時間推移と、前記各機器が運転された際の消費電力の時間推移の情報との組み合わせを含むデータセットに基づいて機械学習し、機械学習した結果と、機器が運転される際の状況の時間推移とに基づいて、以降の当該機器の消費電力の時間推移を推論し、推論した当該機器の消費電力が以降の所定時間内に閾値以上となる場合、機器の運転に関する所定の設定を推奨する情報を通知する処理を実行する。
また、本開示の第11の態様は、情報処理装置が、複数の機器からそれぞれ取得されたデータセットであって、各機器が運転された際の状況を示す情報と、前記各機器が運転された際の消費電力の情報との組み合わせを含むデータセットに基づいて、第1機器が運転される際の状況に応じた運転設定が省エネルギーの運転設定であるか否かを判定する基準となる消費電力を推論する推論部を有する。
また、本開示の第12の態様は、プログラムが、コンピュータに、複数の機器からそれぞれ取得されたデータセットであって、各機器が運転された際の状況を示す情報と、前記各機器が運転された際の消費電力の情報との組み合わせを含むデータセットに基づいて、第1機器が運転される際の状況に応じた運転設定が省エネルギーの運転設定であるか否かを判定する基準となる消費電力を推論する処理を実行させる。
実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック図の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の学習時の処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る運転状況DBに記憶される運転状況の履歴の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の推論時の処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る推奨する運転設定の通知画面の一例について説明する図である。
以下、各実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
<システム構成>
はじめに、情報処理システム1のシステム構成について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、情報処理装置10、機器20A(「第1機器」の一例。)、機器20B、機器20C(以下で、それぞれを区別する必要がない場合は、単に「機器20」と称する。)、及び端末30A、端末30B、端末30C(以下で、それぞれを区別する必要がない場合は、単に「端末30」と称する。)を有する。情報処理装置10、機器20、及び端末30の数は、図1の例に限定されない。
情報処理装置10と機器20、及び情報処理装置10と端末30は、それぞれ、例えば、インターネット、無線LAN(Local Area Network)、LTE(Long Term Evolution)及び5G等の携帯電話網、LAN、及び信号線等のネットワークNWを介して通信できるように接続されてもよい。機器20は、例えば、住宅、オフィス、及び公共施設等に設置されてもよい。情報処理装置10は、例えば、クラウド上のサーバでもよい。また、情報処理装置10は、例えば、機器20(例えば、空気調和装置の室内機筐体)に収容されてもよい。
情報処理装置10は、複数の機器20からそれぞれ取得されたデータセットであって、機器20が運転された際の状況を示す情報と、当該機器20が運転された際の消費電力の情報との組み合わせを含むデータセットに基づいて、機器20A等が運転される際の状況に応じた機器の運転設定が省エネルギーの運転設定であるか否かを判定する基準となる消費電力(基準消費電力)を推論する。
また、情報処理装置10は、複数の機器20からそれぞれ取得されたデータセットであって、機器20が運転された際の状況を示す情報と、推論した基準消費電力と、機器20が運転された際の運転設定との組み合わせを含むデータセットに基づいて、省エネルギーとなる機器20A等の運転設定を推論する。また、情報処理装置10は、推論した運転設定を、機器20A等のユーザに通知する。
機器20は、例えば、空気調和装置(エアコン)、冷蔵庫、給湯器、及び照明等の各種の機器であり、測定した各種の情報を情報処理装置10に送信するIoT(Internet of Things)デバイスを有してもよい。
端末30は、例えば、機器20のユーザが利用する、スマートフォン、携帯電話、タブレット、及びパーソナルコンピュータ等の端末である。
なお、各機器20のユーザは、予め、自身が利用する機器20及び端末30のID、及び通信アドレス等を、情報処理装置10に登録しており、情報処理装置10は、各機器20に対する推奨の運転設定等の情報を各機器20のユーザの各端末30に通知できるものとする。
<情報処理装置10、機器20、及び端末30のハードウェア構成>
次に、実施形態に係る情報処理システム1の情報処理装置10、機器20、及び端末30のハードウェア構成について説明する。なお、情報処理装置10、機器20、及び端末30は同様のハードウェア構成を有するため、ここでは、情報処理装置10のハードウェア構成についてのみ説明する。
図2は、実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103を有する。CPU101、ROM102、RAM103は、いわゆるコンピュータを形成する。また、情報処理装置10は、補助記憶装置104、表示装置105、操作装置106、I/F(Interface)装置107、ドライブ装置108を有する。情報処理装置10の各ハードウェアは、バス109を介して相互に接続される。
CPU101は、補助記憶装置104にインストールされている各種プログラム(例えば、機械学習プログラム等)を実行する演算デバイスである。ROM102は、不揮発性メモリである。ROM102は、主記憶デバイスとして機能し、補助記憶装置104にインストールされている各種プログラムをCPU101が実行するために必要な各種プログラムやデータ等を格納する。具体的には、ROM102はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する。
RAM103は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM103は、主記憶デバイスとして機能し、補助記憶装置104にインストールされている各種プログラムがCPU101によって実行される際に展開される作業領域を提供する。
補助記憶装置104は、各種プログラムや、各種プログラムが実行される際に用いられる情報を格納する。
表示装置105は、各種の情報を表示する表示デバイスである。操作装置106は、各種操作を受け付けるための操作デバイスである。I/F装置107は、外部の機器と通信する通信デバイスである。
ドライブ装置108は記録媒体110をセットするためのデバイスである。ここでいう記録媒体110には、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記録媒体110には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、補助記憶装置104にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記録媒体110がドライブ装置108にセットされ、該記録媒体110に記録された各種プログラムがドライブ装置108により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置104にインストールされる各種プログラムは、不図示のネットワークよりダウンロードされることで、インストールされてもよい。
<機能構成>
次に、図3を参照し、実施形態に係る情報処理システム1の機能構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置10の機能ブロックの一例を示す図である。
≪情報処理装置10≫
情報処理装置10は、運転状況DB111、取得部11、訓練データ生成部12、学習部13、訓練データ生成部14、学習部15、推論部16、推論部17、及び通知部18を有する。これら各部は、例えば、情報処理装置10にインストールされた1以上のプログラムと、情報処理装置10のCPU101、ROM102、及びRAM103等の協働により実現されてもよい。
取得部11は、複数の機器20のそれぞれの運転状況に関する情報を取得し、運転状況DB111に記録する。
訓練データ生成部12は、取得部11により取得された情報に基づき、機器20が運転される際の状況に応じた基準消費電力を学習(機械学習)するための訓練データを生成する。学習部13は、訓練データ生成部12により生成された訓練データに基づき、機器20が運転される際の状況に応じた基準消費電力を学習する。
訓練データ生成部14は、取得部11により取得された情報に基づき、機器20が運転される際の状況と、基準消費電力とに応じた運転設定を学習するための訓練データを生成する。学習部15、訓練データ生成部14により生成された訓練データに基づき、機器20が運転される際の状況と、基準消費電力とに応じた運転設定を学習する。
推論部16は、取得部11により取得された機器20Aの現在の運転状況に関する情報と、学習部13による学習結果とに基づき、機器20Aの現在の状況に対する基準消費電力を推論する。
推論部17は、機器20Aの現在の状況を示す情報と、学習部15による運転設定の学習結果と、推論部16により推論された機器20Aの現在の状況に対する基準消費電力とに基づいて、当該環境において省エネとなる機器20Aの運転設定を推論する。
通知部18は、推論部17により推論された機器20Aの運転設定を、機器20Aのユーザに通知する。
<処理>
以下では、機器20が空気調和装置(エアコン)である場合を例として説明するが、開示の技術は、例えば、冷蔵庫、給湯器、及び照明等の各種の機器20に対して適用できる。
≪学習時の処理≫
図4及び図5を参照し、実施形態に係る情報処理システム1の学習時の処理の一例について説明する。図4は、実施形態に係る情報処理装置10の学習時の処理の一例を示すフローチャートである。図5は、実施形態に係る運転状況DB111に記憶される運転状況の履歴の一例を示す図である。
(訓練データの取得)
ステップS101において、情報処理装置10の取得部11は、複数の機器20のそれぞれの運転状況に関する情報を取得する。ここで、情報処理装置10の取得部11は、例えば、所定時間(例えば、1時間)間隔で、各機器20の現在の運転状況に関する情報を各機器20から取得してもよい。または、所定時間間隔(例えば、1日1回)で、各機器20の運転状況に関する情報の履歴を各機器20から取得してもよい。情報処理装置10の取得部11は、例えば、外部サーバに蓄積されている、各機器20の運転状況に関する情報の履歴を取得してもよい。
ここで、運転状況に関する情報には、例えば、機器20のIDである機器ID、機器20が運転された日時、機器20が運転された際(例えば、当該日時)の周囲の環境を示す情報、当該機器が運転された際の消費電力、及び当該機器が運転された際の運転設定の情報が含まれてもよい。
続いて、情報処理装置10の取得部11は、取得した運転状況に関する情報を、運転状況DB111に記録する(ステップS102)。
図5の例では、運転状況DB111には、機器ID及び日時に対応付けて、機器20が運転された際の周囲の環境を示す情報、消費電力、及び運転設定の情報の組(レコード)が記憶されている。また、機器IDに対応付けて、機器種別が記憶されている。
機器20が運転された際の周囲の環境を示す情報には、例えば、外気温、室内の人数、室内の照度、外気湿度、日射量、天気の種別、室内温度、室内湿度、熱負荷、室内の床面積、及び室内の用途の種別等が含まれてもよい。
外気温は、機器20が設置されている建物の外の気温である。外気温は、例えば、機器20のエアコン室外機に設けられた温度センサにより測定されてもよい。
室内の人数は、機器20が設置されている室内の人数である。室内の人数は、例えば、機器20のエアコン室内機に設けられた輻射温度センサ、またはカメラ等で検出された情報に基づいて機器20により測定されてもよい。
室内の照度は、機器20が設置されている室内の照度である。室内の照度は、例えば、機器20のエアコン室内機に設けられた照度センサにより測定されてもよい。
外気湿度は、機器20が設置されている建物の外の湿度である。外気湿度は、例えば、機器20のエアコン室外機に設けられた湿度センサにより測定されてもよい。
日射量は、機器20が設置されている建物の外の日射量である。日射量は、例えば、機器20のエアコン室外機に設けられた日射量センサ(日射計)により測定されてもよい。
天気の種別は、機器20が設置されている地域の天気の種別である。天気の種別には、例えば、晴れ、曇り、雨、雪等の種別が含まれてもよい。天気の種別は、例えば、機器20に予め設定されている、機器20が設置されている地域の情報と、気象庁等のサーバから取得した各日時における各地域の天気の種別の情報とに基づいて判定されてもよい。
室内温度及び室内湿度は、それぞれ、機器20が設置されている室内の温度及び湿度である。室内温度及び室内湿度は、それぞれ、例えば、機器20のエアコン室内機に設けられた温度センサ及び湿度センサにより測定されてもよい。
熱負荷は、例えば、機器20が設置されている室(部屋)に出入りする熱量、及び当該部屋内で発生する熱量である。なお、例えば、機器20が設置されている部屋が、外気の出入りや換気扇により空気の入れ替えが多い場合、天井が高い場合、及び、木造建築の建物など断熱性が低い建物等の場合、熱負荷は大きくなる。熱負荷は、機器20の運転状況に関する情報の履歴に基づいて、機器20等により推定された値でもよい。または、機器20の空調能力(馬力)の値を熱負荷として用いてもよい。
室内の床面積は、機器20が設置されている室内の床面積である。室内の床面積は、例えば、各ユーザの設定操作により予め機器20に記憶されていてもよい。
室内の用途の種別は、機器20が設置されている室内の用途の種別(業種)である。室内の用途の種別には、例えば、家庭用、オフィス用(一般事務所用)、理美容院用、飲食店用、及びサーバルーム用等の種別が含まれてもよい。室内の用途の種別は、例えば、各ユーザの設定操作により予め機器20に記憶されていてもよい。
消費電力は、機器20が運転された際の消費電力である。消費電力は、各日時における、所定時間あたりに消費された電力の合計値(累積値)である。消費電力は、所定時間あたりに実際に消費された電力に基づいて機器20により算出されてもよい。
運転設定は、機器20が運転された際の運転設定である。運転設定には、例えば、機器20のリモコン等の操作でユーザにより設定された、機器20の運転に関する設定が含まれてもよい。運転設定には、例えば、運転モード、設定温度、及び設定風量等が含まれてもよい。運転モードには、例えば、自動運転、冷房運転、暖房運転、除湿運転、及び送風運転等が含まれてもよい。
機器種別は、機器20の種別であり、例えば、空気調和装置、冷蔵庫、給湯器、及び照明等の種別が含まれてもよい。機器種別の項目は、機器20毎に予め設定されていてもよい。
(基準消費電力の学習)
続いて、情報処理装置10の訓練データ生成部12は、運転状況DB111に記録されているデータセットに基づいて、機器20が運転される際の周囲の環境に応じた基準消費電力を学習するための訓練データを生成する(ステップS103)。なお、基準消費電力とは、例えば、機器20が運転される際の周囲の環境に応じた機器20の運転設定が省エネルギーの運転設定であるか否かを判定する基準となる消費電力である。
ここで、情報処理装置10の訓練データ生成部12は、例えば、運転状況DB111に記録されている、機器20が運転された際の周囲の環境を示す情報に含まれる少なくとも一の項目(第1項目)の情報と、消費電力との組み合わせを含むデータセットを、基準消費電力の学習用の訓練データとしてもよい。この場合、情報処理装置10の訓練データ生成部12は、例えば、機器20が運転された際の周囲の環境を示す情報に含まれる少なくとも一の項目の情報を入力とし、消費電力を正解データとして、当該入力と当該正解データとの組み合わせ(セット)を、基準消費電力の学習用の訓練データとしてもよい。
続いて、情報処理装置10の学習部13は、生成した当該訓練データに基づいて、機器20が運転される際の周囲の環境に応じた機器20の運転設定が省エネルギーの運転設定であるか否かを判定するための基準消費電力を機械学習する(ステップS104)。
ここで、情報処理装置10の学習部13は、例えば、教師有り学習により、入力に基づいて消費電力を推論する回帰問題を機械学習してもよい。なお、回帰問題とは、例えば、連続値を予測する問題である。これにより、各ユーザに利用される各機器20の各周囲環境と各運転設定における平均的な各消費電力を、機器20Aの各周囲環境において省エネルギーとなる運転設定であるか否かを判定する基準消費電力とすることができる。そのため、例えば、ユーザにとって快適性が一定程度以上損なわれるような無理な省エネを要求することが低減される。また、例えば、世間の省エネ意識が高まっている場合には世間の感覚に沿った省エネを要求することができる。
この場合、情報処理装置10の学習部13は、例えば、線形回帰(linear regression)を用いた機械学習を行ってもよい。この場合、情報処理装置10の学習部13は、例えば、消費電力を目的変数(応答変数、従属変数)とし、機器20が運転された際の周囲の環境を示す情報に含まれる少なくとも一の項目の情報を説明変数(入力変数、独立変数)とし、最小二乗法等を用いて、機械学習を行ってもよい。
また、情報処理装置10の学習部13は、例えば、非線形回帰(nonlinear regression)を用いた機械学習を行ってもよい。この場合、情報処理装置10の学習部13は、例えば、回帰型(再帰型)ニューラルネットワーク(Recurrent neural network, RNN)、一般回帰ニューラルネットワーク(General Regression Neural Network)、ランダムフォレスト(Random Forest)、またはサポートベクターマシン(support vector machine, SVM)等を用いた機械学習を行ってもよい。
また、情報処理装置10の学習部13は、例えば、機器20が運転された際の周囲の環境毎に、機器20が運転された際の消費電力の代表値をそれぞれ算出し、算出した各代表値を、機器20が運転された際の周囲の環境毎の基準消費電力であると機械学習してもよい。なお、情報処理装置10の学習部13は、例えば、平均値、中央値、または最繁値等を、当該代表値として算出してもよい。また、情報処理装置10の学習部13は、例えば、平均値、中央値、及び最繁値等の平均値を、当該代表値として算出してもよい。
(運転設定の学習)
続いて、情報処理装置10の訓練データ生成部14は、運転状況DB111に記録されているデータセットに基づいて、機器20が運転される際の周囲の環境と、基準消費電力とに応じた運転設定を学習するための訓練データを生成する(ステップS105)。
ここで、情報処理装置10の訓練データ生成部14は、例えば、運転状況DB111に記録されている、機器20が運転された際の周囲の環境を示す情報に含まれる少なくとも一の項目(第2項目)の情報と、消費電力と、機器20の運転設定との組み合わせを含むデータセットを、運転設定の学習用の訓練データとしてもよい。なお、上述した第1項目と、第2項目とは、同一でもよいし、異なってもよい。
この場合、情報処理装置10の訓練データ生成部14は、例えば、機器20が運転された際の周囲の環境を示す情報に含まれる少なくとも一の項目の情報と、消費電力とを入力とし、機器20の運転設定を正解データとして、当該入力と当該正解データとの組み合わせ(セット)を、運転設定の学習用の訓練データとしてもよい。
続いて、情報処理装置10の学習部15は、生成した当該訓練データに基づいて、機器20が運転される際の周囲の環境と、基準消費電力とに応じた運転設定を機械学習する(ステップS106)。ここで、情報処理装置10の学習部15は、例えば、教師有り学習により、入力に基づいて運転設定を推論する分類問題を機械学習してもよい。なお、分類問題とは、例えば、離散値を予測する問題である。この場合、情報処理装置10の学習部15は、例えば、ロジスティック回帰、ランダムフォレスト(Random Forest)、ブースティング(Boosting)、サポートベクターマシン(support vector machine, SVM)、または、ニューラルネットワーク(Neural Network)等を用いた機械学習を行ってもよい。これにより、機器20の周囲の環境と、基準消費電力とに応じて、機器20の最適な運転設定を推論することができる。
≪推論時の処理≫
次に、図6及び図7を参照し、実施形態に係る情報処理装置10の推論時の処理の一例について説明する。図6は、実施形態に係る情報処理装置10の推論時の処理の一例を示すフローチャートである。図7は、実施形態に係る推奨する運転設定の通知画面の一例について説明する図である。以下では、機器20Aに対する推論を行う例について説明する。
ステップS201において、情報処理装置10の取得部11は、機器20Aの現在の運転状況に関する情報を取得する。ここで、情報処理装置10の取得部11は、例えば、所定時間(例えば、1時間)間隔で、機器20Aの現在の運転状況に関する情報を機器20Aから取得してもよい。
続いて、情報処理装置10の推論部16は、取得した機器20Aの現在の運転状況に関する情報と、図4のステップS104の処理による基準消費電力の学習結果とに基づいて、機器20Aの現在の周囲の環境に対する基準消費電力を推論する(ステップS202)。ここで、情報処理装置10の推論部16は、機器20Aの現在の周囲の環境を示す情報に含まれる項目のうち、基準消費電力を学習した際に用いた上記第1項目の情報を入力とし、基準消費電力の学習結果を用いて、機器20Aの現在の基準消費電力を推論する。
また、情報処理装置10の推論部16は、例えば、上述した各手法によりそれぞれ学習した各結果に基づいて、機器20Aの現在の基準消費電力を推論してもよい。この場合、情報処理装置10の推論部16は、例えば、図4のステップS104の処理で説明した各手法によりそれぞれ学習した各結果に基づいて、機器20Aの現在の基準消費電力をそれぞれ推論する。そして、情報処理装置10の推論部16は、それぞれ推論した値の平均値等を、機器20Aの現在の基準消費電力として推論してもよい。
続いて、情報処理装置10の推論部17は、機器20AのユーザAに省エネとなる運転設定を推奨するか否かを判定する(ステップS203)。ここで、情報処理装置10の推論部17は、例えば、機器20Aの現在の消費電力と、機器20Aの現在の周囲の環境に対して推論した基準消費電力とに基づいて、省エネとなる運転設定を推奨するか否かを判定してもよい。この場合、情報処理装置10の推論部17は、例えば、機器20Aの現在の消費電力が、推論した基準消費電力よりも所定の閾値以上大きい場合、省エネとなる運転設定を推奨すると判定し、当該所定の閾値以上大きくない場合、推奨しないと判定してもよい。
推奨しないと判定した場合(ステップS203でNO)、情報処理装置10の推論部17は、処理を終了し、以下の処理を実行しない。
推奨すると判定した場合(ステップS203でYES)、情報処理装置10の推論部17は、機器20Aの現在の周囲の環境を示す情報と、図4のステップS106の処理による運転設定の学習結果と、ステップS202の処理で推論した、機器20Aの現在の周囲の環境に対する基準消費電力とに基づいて、当該環境において省エネとなる運転設定を推論する(ステップS204)。ここで、情報処理装置10の推論部17は、機器20Aの現在の周囲の環境を示す情報に含まれる項目のうち、運転設定を学習した際に用いた上記第2項目の情報と、当該基準消費電力とを入力とし、運転設定の学習結果を用いて、運転設定を推論する。これにより、機器20Aの現在の周囲の環境における消費電力の値が、当該環境における基準消費電力の値に概ね一致するような運転設定を推論することができる。
ステップS204の処理において、情報処理装置10の推論部17は、ステップS202の処理で推論した、機器20Aの現在の周囲の環境に対する基準消費電力の値を修正し、修正した値を基準消費電力として用いてもよい。この場合、情報処理装置10の推論部17は、例えば、推論した基準消費電力の値を所定程度(例えば、5%)低下させた値を入力とし、運転設定を推論してもよい。これにより、機器20Aの現在の周囲の環境における消費電力の値が、当該環境における基準消費電力の値よりも所定程度低下するような運転設定を推論することができる。
また、情報処理装置10の推論部17は、例えば、機器20Aの現在の消費電力の値と、推論した基準消費電力の値とに基づいて、基準消費電力の値を修正し、修正した値を基準消費電力として用いてもよい。この場合、情報処理装置10の推論部17は、例えば、機器20Aの現在の消費電力の値と、推論した基準消費電力の値との比の値が大きい程、推論した基準消費電力の値を所定程度増加させた値を入力とし、運転設定を推論してもよい。この場合、情報処理装置10の推論部17は、例えば、機器20Aの現在の消費電力の値が、推論した基準消費電力の値の1.2倍の場合、基準消費電力の値を、両方の値の平均値である1.1倍の値に修正して用いてもよい。これにより、例えば、機器20AのユーザAが、設定温度を比較的低くして冷房を行うことを好む場合や、設定風量を比較的低くして運転を行うことを好む場合等により、比較的省エネとならない運転設定を好む場合でも、当該ユーザAにとって快適感の低下が比較的軽減されるような省エネの運転設定を推論することができる。
続いて、情報処理装置10の通知部18は、推論した運転設定を推奨する情報を、機器20AのユーザAに通知する(ステップS205)。ここで、情報処理装置10の通知部18は、例えば、予め登録されているユーザAに対する通知先である端末30Aに、推論した運転設定の情報を送信する。
図7の例では、情報処理装置10の通知部18は、通知内容の表示画面701において、機器20Aの現在の周囲の環境に対して推論した基準消費電力702、機器20Aの現在の周囲の環境を示す情報703、機器20Aの現在の消費電力704を端末30Aに表示させている。また、ステップS204の処理において修正した基準消費電力705、推論した運転設定の情報706、及び「AI一括設定」ボタン707を端末30Aに表示させている。
「AI一括設定」ボタン707が押下されると、端末30Aは、例えば、無線LAN等の無線通信により制御信号(リモコンコマンド)を送信し、推論された運転設定に含まれる各種の設定を機器20Aに反映してもよい。
なお、情報処理装置10の通知部18は、例えば、ユーザAの設定操作により、AI(Artificial Intelligence)による自動運転が許可されている場合、機器20Aの運転設定を、推論した運転設定に変更する制御を行うようにしてもよい。この場合、情報処理装置10の通知部18は、端末30Aを介して制御信号を機器20Aに送信してもよいし、端末30Aを介さずに制御信号を機器20Aに送信してもよい。
<変形例1>
情報処理装置10は、機器20Aから取得した外気温等の時系列データに基づいて、今後の消費電力の推移を予測し、所定の条件を満たす場合は、予め省エネとなる運転設定をユーザAに推奨するようにしてもよい。これにより、例えば、真夏で昼過ぎ等の時間に電力のひっ迫が予想される場合に、午前中等の時点で、省エネを推奨することができる。
この場合、情報処理装置10の訓練データ生成部12は、複数の機器20のそれぞれについてのデータセットであって、各機器20が運転された際の周囲の環境を示す情報の時間推移(各時点の値、時系列データ)と、各機器20が運転された際の消費電力の時間推移の情報との組み合わせを含むデータセットを、基準消費電力の時間推移を学習用の訓練データとしてもよい。この場合、情報処理装置10の訓練データ生成部12は、例えば、機器20が運転された際の周囲の環境を示す情報に含まれる少なくとも一の項目の情報の時間推移を入力とし、消費電力の時間推移を正解データとして、当該入力と当該正解データとの組み合わせを、基準消費電力の学習用の訓練データとしてもよい。
そして、情報処理装置10の学習部13は、当該訓練データに基づいて、基準消費電力の時間推移を機械学習しておく。この場合、情報処理装置10の学習部13は、例えば、回帰型(再帰型)ニューラルネットワーク(Recurrent neural network, RNN)を用いて、機械学習を行ってもよい。
そして、図7のステップS203の処理で、情報処理装置10の推論部17は、当該機械学習した結果と、機器20Aの現在までの各時点での周囲の環境の時系列データとに基づいて、機器20Aの消費電力の今後(以降)の推移を推論し、推論した推移に基づいて機器20Aの今後の所定時間内(例えば、3時間内)の消費電力の合計値を算出し、算出した値が閾値以上の場合、機器20AのユーザAに省エネとなる運転設定を推奨すると判定する。
そして、図7のステップS204の処理において、情報処理装置10の推論部17は、ステップS202の処理で推論した、機器20Aの現在の周囲の環境に対する基準消費電力の値を、算出した今後の所定時間内の消費電力の合計値に基づいて修正し、修正した値を基準消費電力として用いる。この場合、情報処理装置10の推論部17は、当該合計値が大きくなる程、推論した基準消費電力の値の減少量が大きくなるように、基準消費電力の値を修正してもよい。
<変形例2>
情報処理装置10の各機能部は、例えば1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。また、上述した情報処理装置10の各機能部の処理の少なくとも一部は、機器20にて実行されてもよい。この場合、例えば、推論部16、推論部17を機器20に設け、学習部13、学習部15で生成した各学習済みモデルを各機器20の推論部16、推論部17にそれぞれ配信するようにしてもよい。また、情報処理装置10と機器20とを一体の装置として構成してもよい。
以上、実施形態を説明したが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
111 運転状況DB
11 取得部
12 訓練データ生成部
13 学習部
14 訓練データ生成部
15 学習部
16 推論部
17 推論部
18 通知部

Claims (12)

  1. 情報処理装置が、
    複数の機器からそれぞれ取得されたデータセットであって、各機器が運転された際の状況を示す情報と、前記各機器が運転された際の消費電力の情報との組み合わせを含むデータセットに基づいて、第1機器が運転される際の状況に応じた運転設定が省エネルギーの運転設定であるか否かを判定する基準となる消費電力を推論する処理を実行する、情報処理方法。
  2. 前記各機器が運転された際の状況を示す情報には、外気温、及び前記各機器が設置された室内の人数の少なくとも一つが含まれる、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記各機器が運転された際の状況を示す情報には、前記各機器が運転された際の日時、及び、前記各機器が設置された室内の照度の少なくとも一つが含まれる、
    請求項1または2に記載の情報処理方法。
  4. 前記各機器が運転された際の状況を示す情報には、外気湿度、日射量、天気の種別、室内温度、室内湿度、熱負荷、室内の床面積、室内の用途の種別、及び機器種別の少なくとも一つが含まれる、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  5. 前記基準となる消費電力を推論する処理では、
    前記複数の機器からそれぞれ取得されたデータセットに基づいて、線形回帰、または非線形回帰を用いた機械学習を行い、当該機械学習の結果を用いて、前記第1機器が運転される際の状況を入力とし、基準となる消費電力を推論する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  6. 前記基準となる消費電力を推論する処理では、
    前記各機器が運転された際の状況毎に、前記各機器が運転された際の消費電力の代表値を、基準となる消費電力として推論する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  7. 前記各機器が運転された際の状況を示す情報と、前記第1機器に対して推論した基準となる消費電力と、機器が運転された際の運転設定との組み合わせを含むデータセットに基づいて、機器が運転される際の状況に応じた運転設定を推論する処理を実行する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  8. 前記運転設定を推論する処理では、前記第1機器に対して推論した基準となる消費電力を前記第1機器の現在の消費電力に応じて修正し、前記運転設定を推論する、
    請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 機器の現在の消費電力が、当該機器の状況に対して推論した前記基準となる消費電力より大きい場合、推論した運転設定を推奨する情報をユーザに通知する処理を実行する、
    請求項7または8に記載の情報処理方法。
  10. 複数の機器のそれぞれについてのデータセットであって、各機器が運転された際の状況を示す情報の時間推移と、前記各機器が運転された際の消費電力の時間推移の情報との組み合わせを含むデータセットに基づいて機械学習し、
    機械学習した結果と、機器が運転される際の状況を示す情報の時間推移とに基づいて、以降の当該機器の消費電力の時間推移を推論し、推論した当該機器の消費電力が以降の所定時間内に閾値以上となる場合、機器の運転に関する所定の設定を推奨する情報を通知する処理を実行する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  11. 複数の機器からそれぞれ取得されたデータセットであって、各機器が運転された際の状況を示す情報と、前記各機器が運転された際の消費電力の情報との組み合わせを含むデータセットに基づいて、第1機器が運転される際の状況に応じた運転設定が省エネルギーの運転設定であるか否かを判定する基準となる消費電力を推論する推論部を有する情報処理装置。
  12. コンピュータに、
    複数の機器からそれぞれ取得されたデータセットであって、各機器が運転された際の状況を示す情報と、前記各機器が運転された際の消費電力の情報との組み合わせを含むデータセットに基づいて、第1機器が運転される際の状況に応じた運転設定が省エネルギーの運転設定であるか否かを判定する基準となる消費電力を推論する処理を実行させるプログラム。
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