JP2020537853A - スケジューリングリクエストを伝送する方法及び端末装置 - Google Patents
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Abstract
本願の実施例は、スケジューリングリクエストを伝送する方法及び端末装置に関する。該方法は、目標時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、複数のPUCCHリソースが存在することを決定するステップと、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、該複数のPUCCHリソースのうち目標PUCCHリソースを決定するステップと、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信するステップと、を含む。本願の実施例のスケジューリングリクエストを伝送する方法及び端末装置は、当該任意の時刻に異なる論理チャネルに対応する複数のPUCCHリソースの衝突を回避でき、伝送効率を向上させる。【選択図】図1
Description
本願は、通信分野に関し、特に、スケジューリングリクエストを伝送する方法及び端末装置に関する。
新無線(new radio、NR)システムにおいて、スケジューリングリクエスト(scheduling request、SR)配置(configuration)は、一連の物理上りリンク制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)リソースの集合に対応し、異なるPUCCHリソース集合は、異なるオブジェクトに対応し、帯域幅部分(bandwidth part、BWP)と、セル(cell)とを含み、例えば、1つのセル(またはキャリア)上にn個のBWPが配置される場合、SR配置に含まれるPUCCHリソース集合の数は、nと、PUCCHをサポートするセルの数との積であり得る。同時に、各セル上で各論理チャネルに対して任意の時刻に対応して利用可能なPUCCHリソース集合は1つだけであり、これは、物理層において1つのセルに対して同時に1つだけのBWPがアクティブ化されることにも対応する。
また、論理チャネルとSR配置とのマッピング関係は、1つの論理チャネルが0個または多くとも1つのSR配置にマッピングできることである。したがって、対応する異なるPUCCHリソースが同一の時点で衝突する異なるSR配置に2つ以上の論理チャネルがマッピングされることもあり得る。
本願は、SRの伝送衝突を回避できるSRを伝送する方法及び端末装置を提供する。
第1の態様によれば、目標時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、複数のPUCCHリソースが存在することを決定するステップと、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、該複数のPUCCHリソースのうちから目標PUCCHリソースを決定するステップと、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信するステップと、を含むSRを伝送する方法を提供する。
したがって、本願の実施例のSRを伝送する方法は、任意の時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、選択に備える複数のPUCCHリソースが存在する場合、端末装置は、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、優先度の比較的高い論理チャネルに対応するSR配置を選択し、且つ複数のPUCCHリソースのうち該SR配置に対応するPUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信でき、該複数のPUCCHリソースの衝突を回避し、伝送効率を向上させる。
第1の態様によれば、第1の態様の一実現形態では、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、該複数のPUCCHリソースのうちから目標PUCCHリソースを決定する該ステップは、該異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルを目標論理チャネルとして決定するステップと、該目標論理チャネルに対応するSR配置を目標SR配置として決定するステップと、該複数のPUCCHリソースのうち該目標SR配置に対応するPUCCHリソースを該目標PUCCHリソースとして決定するステップと、を含む。
第1の態様及びその上記実現形態によれば、第1の態様の別の実現形態では、該異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルは、少なくとも2つの論理チャネルであり、該異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルを目標論理チャネルとして決定する該ステップは、該少なくとも2つの論理チャネルのうちから該目標論理チャネルをランダムに決定するステップを含む。
選択可能なものとして、予め設定された規則に従って、該少なくとも2つの論理チャネルのうちから該目標論理チャネルこともできる。
第1の態様及びその上記実現形態によれば、第1の態様の別の実現形態では、該方法は、該ネットワーク装置から送信された無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージを受信するステップと、該RRCメッセージに応じて、該異なる論理チャネルの優先度を決定するステップと、をさらに含む。
第1の態様及びその上記実現形態によれば、第1の態様の別の実現形態では、該目標PUCCHリソースは、少なくとも2つのPUCCHリソースを含む。
第1の態様及びその上記実現形態によれば、第1の態様の別の実現形態では、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信する該ステップは、該目標時刻に、該少なくとも2つのPUCCHリソースを用いてネットワーク装置に同じSRを送信するステップを含む。
第1の態様及びその上記実現形態によれば、第1の態様の別の実現形態では、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信する該ステップは、該少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから1つのPUCCHリソースを決定するステップと、該目標時刻に、該1つのPUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信するステップと、を含む。
第1の態様及びその上記実現形態によれば、第1の態様の別の実現形態では、該少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから1つのPUCCHリソースを決定する該ステップは、話す前に聞くLBT方式を用いて、該少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから該1つのPUCCHリソースを決定するステップを含む。
第1の態様及びその上記実現形態によれば、第1の態様の別の実現形態では、該複数のPUCCHリソースは、異なるSRに対応し、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信する該ステップは、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いて該ネットワーク装置に該目標PUCCHリソースに対応するSRを送信するステップを含む。
第1の態様及びその上記実現形態によれば、第1の態様の別の実現形態では、該複数のPUCCHリソースは、異なるセル及び/または異なる帯域幅部分BWPに対応する。
第1の態様及びその上記実現形態によれば、第1の態様の別の実現形態では、該異なる論理チャネルにおける各論理チャネルは、多くとも1つのSR配置に対応する。
第1の態様及びその上記実現形態によれば、第1の態様の別の実現形態では、該異なるSR配置における各SR配置は、少なくとも1つのPUCCHリソース集合を含み、該少なくとも1つのPUCCHリソース集合における各PUCCHリソース集合は配置周期を有するPUCCHリソースであり、該各PUCCHリソース集合は予め設定されたBWP上に位置する。
したがって、本願の実施例のSRを伝送する方法は、任意の時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、選択に備える複数のPUCCHリソースが存在する場合、端末装置は、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、優先度の比較的高い論理チャネルに対応するSR配置を選択し、且つ複数のPUCCHリソースのうち該SR配置に対応するPUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信でき、該複数のPUCCHリソースの衝突を回避し、伝送効率を向上させる。
第2の態様によれば、上記第1の態様または第1の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するために用いられる端末装置を提供する。具体的には、該端末装置は、上記第1の態様または第1の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するために用いられるユニットを含む。
第3の態様によれば、命令を記憶するために用いられる記憶ユニットと、該記憶ユニットに記憶された命令を実行するために用いられるプロセッサと、を含む端末装置を提供し、該プロセッサが該メモリに記憶された命令実行するとき、該実行によって該プロセッサは第1の態様または第1の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行する。
第4の態様によれば、第1の態様または第1の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するための命令を含むコンピュータプログラムを記憶するために用いられるコンピュータ可読媒体を提供する。
第5の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータが前記コンピュータプログラム製品の前記命令を実行すると、前記コンピュータが上記第1の態様または第1の態様の任意の可能な実現形態におけるSRを伝送する方法を実行する。具体的には、該コンピュータプログラム製品は上記第3の態様の端末装置で実行され得る。
以下、図面を参照しながら本願の実施例における技術案を説明する。
本願の実施例の技術案は、例えば、グローバル移動通信(global system of mobile communication、GSMC)システム、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE(登録商標))システム、LTE周波数分割複信(frequency division duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)、ユニバーサル移動体通信システム(universal mobile telecommunication system、UMTS)、ワイマックス(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)通信システム、将来の第5世代(5th generation、5G)システムまたはNRなど、様々な通信システムに適用できる。
本願の実施例における端末装置は、ユーザー機器、アクセス端末、ユーザーユニット、加入者ステーション、移動局、モバイルステーション、遠隔局、遠隔端末、移動装置、ユーザー端末、端末、無線通信装置、ユーザーエージェントまたはユーザー装置であってもよい。端末装置は、携帯電話、無線電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)ステーション、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルド装置、計算装置または無線モデムに接続された他の処理装置、車載装置、ウェアラブル装置、将来の5Gネットワークにおける端末装置または将来の進化型公衆陸上移動体ネットワーク(public land mobile network、PLMN)における端末装置などであってもよいが、本願の実施例はこれらに対して限定するものではない。
本願の実施例におけるネットワーク装置は、端末装置と通信するための装置であってもよく、該ネットワーク装置は、GSMCシステムまたはCDMAにおける基地局(base transceiver station、BTS)であってもよく、WCDMAシステムにおける基地局(NodeB、NB)であってもよく、LTEシステムにおける進化型基地局(evolutional NodeB、eNBまたはeNodeB)であってもよく、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、CRAN)シーンにおける無線コントローラであってもよく、または該ネットワーク装置は、中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブル装置、及び将来の5Gネットワークにおけるネットワーク装置または将来の進化型PLMNネットワークにおけるネットワーク装置などであってもよいが、本願の実施例は限定するものではない。
図1は、本願の実施例によるSRを伝送する方法100の概略フローチャートを示し、該方法100は、端末装置により実行されてもよい。図1に示すように、該方法100は、目標時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、複数のPUCCHリソースが存在することを決定するS110を含む。
本願の実施例におけるSRは、ネットワーク装置に上りリソースを要求するために使用され得る。例えば、端末装置側に送信待ち上りデータがある場合に、ネットワーク装置が該SRに従って該端末装置に上りリソースを割り当てるように、該SRを介してネットワーク装置に上りリソースの割り当てを要求してもよい。
本願の実施例におけるSRは、対応するSR配置を有し、任意のSR配置に対して、該SR配置は、1つのSRカウンタ(Counter)及びタイマ(Timer)を維持することができる。SR Counterは、該SR配置に対応するSRの伝送回数を記録するためのものであり、SR Timerは、SRの過剰な再送を防止するためのものであり、例えば、該SR配置に対応して、Timerが作用する時間内に既に1つのSRが伝送され、次の周期のSR時刻も到来した場合には、該Timerによって伝送が禁止される。
本願の実施例では、該任意の時刻に、端末装置のメディアアクセス制御(Media Access Control、MAC)エンティティにおいて1つまたは複数のSRが送信待ち(pending)状態にあることがあり得、該pending状態は、従来(regular)のバッファ状態レポート(Buffer Status Report、BSR)のトリガ条件に従ってSRの伝送がトリガされたが、SRの伝送時刻がまだ到来していない場合、MACエンティティによってトリガされた該SRがpending状態にあるようにすることを意味する。
理解されるように、目標時刻に、端末装置MACエンティティにおいて選択に備えるPUCCHリソースが複数存在し、該複数のPUCCHリソースが複数のSRに対応し、すなわち該複数のPUCCHリソースにおける各PUCCHリソースが1つのSRに対応し、ただし、該複数のPUCCHのうち少なくとも2つのPUCCHリソースが異なるSRに対応するか、または、場合によっては、2つ以上のPUCCHリソースが同じSRに対応し、該目標時刻が任意の時刻であり得る。該複数のSRは異なるSR配置を有し、すなわち該複数のPUCCHリソースは異なるSR配置に対応するが、当該異なるSR配置は異なる論理チャネルとマッピング関係を有する。ただし、複数のSRが異なるSR配置を有することは、該SRにおける各SRが1つのSR配置に対応し、該複数のSRのうち同一のSRに対応するSRが2つ以上存在し得るとともに、異なるSRに対応するSRが少なくとも2つ存在し、これに対応して、複数のPUCCHリソースのうち同一のSR配置に対応するPUCCHリソースが複数存在し得るとともに、異なるSR配置に対応するPUCCHリソースが少なくとも2つ存在することを含む。
本願の実施例における複数のPUCCHリソースは、配置された異なる帯域幅部分にあってもよく、または異なるセルにあってもよく、または異なる帯域幅部分及びセルにあってもよいが、本願の実施例はこれに限定されるものではない。
複数のPUCCHリソースは、異なるSR配置に対応し、当該異なるSR配置における各SR配置が1つまたは複数のPUCCHリソース集合を含み、各PUCCHリソース集合は、時間領域及び周波数領域を含む、特定の配置周期を有するPUCCHリソースを指すことが理解されるべきである。また、任意の1つのPUCCHリソース集合に対して、該PUCCHリソース集合は、配置されたあるBWP上に位置してもよい。
本願の実施例における該SR配置は、論理チャネルとマッピング関係を有する。各論理チャネルは、多くとも1つのSR配置にマッピングされ、各SR配置は、1つまたは複数の論理チャネルにマッピングできる。
該方法100は、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、該複数のPUCCHリソースのうちから目標PUCCHリソースを決定するS120をさらに含む。
本願では、複数のPUCCHリソースに対応する異なるSR配置がマッピングされている異なる論理チャネルに対して、該異なる論理チャネルのそれぞれの優先度を決定し、該論理チャネルのそれぞれの優先度に応じて、該複数の異なる論理チャネルのうちから目標論理チャネルを決定し、該目標論理チャネルに対応するSR配置を目標SR配置として決定し、かつ複数のPUCCHリソースのうち該目標SR配置に対応するPUCCHリソースを目標PUCCHリソースとして決定することができる。
選択可能なものとして、端末装置は、該異なる論理チャネルのうちから優先度の最も高い論理チャネルを目標論理チャネルとして決定してもよい。具体的には、該異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルが1つ存在する場合、該優先度の最も高い論理チャネルが目標論理チャネルである。該異なる論理チャネルのうち優先度が最も高く、かつ等しい論理チャネルが少なくとも2つ存在する場合、該少なくとも2つの論理チャネルをいずれも目標論理チャネルとして決定してもよい。あるいは、該少なくとも2つの論理チャネルのうちから1つの論理チャネルを目標論理チャネルとしてランダムに選択するかまたは他の規則で選択してもよい。または、該少なくとも2つの論理チャネルに対応する少なくとも1つのSR配置を決定し、かつ該少なくとも1つのSR配置に対応する少なくとも1つのPUCCHリソースを決定し、該少なくとも1つのPUCCHリソースが複数の異なるPUCCHリソースであるとき、該異なるPUCCHリソースのうちから目標PUCCHリソースをランダムに選択するかまたは予め設定された規則に従って選択してもよいが、本願の実施例はこれに限定されるものではない。
選択可能なものとして、端末装置は、ネットワーク装置から送信された、端末装置の論理チャネルの優先度を示すためのRRCメッセージを受信でき、端末装置は、該RRCメッセージに応じて、複数のPUCCHリソースに対応する異なるSR配置とマッピングされている異なる論理チャネルの優先度を決定することができる。
該方法100は、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信するS130をさらに含む。
具体的には、端末装置は、該目標PUCCHリソースに対応するSRを決定し、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置に該対応するSRを送信し、該SRは該目標PUCCHリソースに対応する目標SR配置を有し、該目標SR配置は目標論理チャネルに対応する。
選択可能なものとして、端末装置により決定された該目標PUCCHリソースは、1つのPUCCHリソースだけを含むことも、少なくとも2つのPUCCHリソースを含むこともできる。該PUCCHリソースが1つのPUCCHリソースである場合、端末装置は、該目標時刻に、該1つの目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置に該対応するSRを送信する。該PUCCHリソースが少なくとも2つのPUCCHリソースを含む場合、端末装置は、該少なくとも2つのPUCCHリソースを用いて同じSRを送信でき、あるいは、端末装置は、該少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから1つのPUCCHを決定してSRを送信する。
具体的には、該PUCCHリソースが少なくとも2つのPUCCHリソースを含む場合、端末装置は、該少なくとも2つのPUCCHリソースを用いて同じSRを送信してもよく、あるいは、該少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから1つまたは複数のPUCCHリソースをランダムに選択するかまたは一定の規則に従って選択して該SRを送信してもよいが、本願の実施例はこれに限定されるものではない。
選択可能なものとして、該PUCCHリソースが少なくとも2つのPUCCHリソースを含む場合、端末装置は、該少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから話す前に聞く(Listen Before Talk、LBT)の方式によって1つまたは複数のリソースを選択してSRを送信できる。具体的には、端末装置は、免許不要の周波数帯で、PUCCHリソースに対してLBTを実行し、該LBT結果に基づいて、目標PUCCHリソースに含まれた少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから占有されていない1つのPUCCHリソースを選択し、該1つのPUCCHリソースを用いてSRを送信し、あるいは、LBT結果に基づいて、目標PUCCHリソースに含まれた少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから占有されていない複数のPUCCHリソースを選択して同じSRを送信するが、本願の実施例はこれに限定されるものではない。
したがって、本願の実施例のSRを伝送する方法は、任意の時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、選択に備える複数のPUCCHリソースが存在する場合、端末装置は、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、優先度の比較的高い論理チャネルに対応するSR配置を選択し、かつ複数のPUCCHリソースのうち該SR配置に対応するPUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信でき、該複数のPUCCHリソースの衝突を回避し、伝送効率を向上させる。
本願の各実施例では、上記各プロセスの番号は実行順序の先後を意味するものではなく、各プロセスの実行順序はその機能及び内部論理で決定され、本願の実施例の実施過程を何ら限定するものではないと理解すべきである。
また、本明細書において用語「及び/または」は、関連対象の関連関係を説明するだけであり、3つの関係の存在可能性を表し、例えば、A及び/またはBは、Aが単独に存在し、A及びBが同時に存在し、Bが単独に存在するという3種類を表すことができる。また、本明細書において符号「/」は、一般的に前後の関連対象が「または」関係であることを示す。
以上は図1を参照しながら、本願の実施例によるSRを伝送する方法を詳細に説明したが、以下は図2〜図3を参照しながら、本願の実施例による端末装置を説明する。
図2に示すように、本願の実施例による端末装置200は、決定ユニット210と、送信ユニット220とを備え、選択可能なものとして、該端末装置200は、受信ユニット230をさらに備えることができる。
具体的には、該決定ユニット210は、目標時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、複数のPUCCHリソースが存在することを決定するために用いられ、該決定ユニット210は、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、該複数のPUCCHリソースのうちから目標PUCCHリソースを決定するためにさらに用いられ、該送信ユニット220は、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信するために用いられる。
したがって、本願の実施例の端末装置は、任意の時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、選択に備える複数のPUCCHリソースが存在する場合、端末装置は、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、優先度の比較的高い論理チャネルに対応するSR配置を選択し、かつ複数のPUCCHリソースのうち該SR配置に対応するPUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信でき、該複数のPUCCHリソースの衝突を回避し、伝送効率を向上させる。
選択可能なものとして、該決定ユニット210は、具体的には、該異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルを目標論理チャネルとして決定し、該目標論理チャネルに対応するSR配置を目標SR配置として決定し、該複数のPUCCHリソースのうち該目標SR配置に対応するPUCCHリソースを該目標PUCCHリソースとして決定するために用いられる。
選択可能なものとして、該異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルは、少なくとも2つの論理チャネルであり、該決定ユニット210は、具体的には、該少なくとも2つの論理チャネルのうち、該目標論理チャネルをランダムに決定するために用いられる。
選択可能なものとして、受信ユニット230は、該ネットワーク装置から送信されたRRCメッセージを受信するために用いられ、該決定ユニット210は、該RRCメッセージに応じて、該異なる論理チャネルの優先度を決定するためにさらに用いられる。
選択可能なものとして、該複数のPUCCHリソースは、異なるSRに対応し、該送信ユニット220は、具体的には、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いて該ネットワーク装置に該目標PUCCHリソースに対応するSRを送信するために用いられる。
選択可能なものとして、該複数のPUCCHリソースは、異なるセル及び/または異なる帯域幅部分BWPに対応する。
選択可能なものとして、該異なる論理チャネルにおける各論理チャネルは、多くとも1つのSR配置に対応する。
本願の実施例による端末装置200は本願の実施例における方法100を対応して実行でき、且つ端末装置200における各ユニットの上記及び他の操作及び/または機能はそれぞれ図1における各方法の端末装置の対応するフローを実現するために用いられると理解すべきであり、簡潔化のために、ここでは説明を省略する。
したがって、本願の実施例の端末装置は、任意の時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、選択に備える複数のPUCCHリソースが存在する場合、端末装置は、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、優先度の比較的高い論理チャネルに対応するSR配置を選択し、且つ複数のPUCCHリソースのうち該SR配置に対応するPUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信でき、該複数のPUCCHリソースの衝突を回避し、伝送効率を向上させる。
図3は、本願の実施例による端末装置300の概略ブロック図を示し、図3に示すように、該端末装置300は、プロセッサ310と、トランシーバ320とを備え、プロセッサ310とトランシーバ320とが接続され、選択可能なものとして、該端末装置300は、メモリ330をさらに備え、メモリ330はプロセッサ310と接続される。ただし、プロセッサ310、メモリ330及びトランシーバ320の間は、内部接続通路を介して相互に通信し、データ信号を伝達及び/または制御し、該メモリ330は、命令を記憶するために用いられてもよく、該プロセッサ310は、トランシーバ320が情報または信号を送信するように制御するように、該メモリ330に記憶された命令を実行するために用いられ、該プロセッサ310は、目標時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、複数のPUCCHリソースが存在することを決定し、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、該複数のPUCCHリソースのうちから目標PUCCHリソースを決定するために用いられ、該トランシーバ320は、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信するために用いられる。
したがって、本願の実施例の端末装置は、任意の時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、選択に備える複数のPUCCHリソースが存在する場合、端末装置は、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、優先度の比較的高い論理チャネルに対応するSR配置を選択し、且つ複数のPUCCHリソースのうち該SR配置に対応するPUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信でき、該複数のPUCCHリソースの衝突を回避し、伝送効率を向上させる。
選択可能なものとして、1つの実施例として、該プロセッサ310は、該異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルを目標論理チャネルとして決定し、該目標論理チャネルに対応する目標SR配置を決定し、該複数のPUCCHリソースのうち該目標SR配置に対応するPUCCHリソースを該目標PUCCHリソースとして決定するために用いられる。
選択可能なものとして、1つの実施例として、該異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルは、少なくとも2つの論理チャネルであり、該プロセッサ310は、該少なくとも2つの論理チャネルのうちから、該目標論理チャネルをランダムに決定するために用いられる。
選択可能なものとして、1つの実施例として、該トランシーバ320は、該ネットワーク装置から送信されたRRCメッセージを受信するために用いられ、該プロセッサ310は、該RRCメッセージに応じて、該異なる論理チャネルの優先度を決定するために用いられる。
選択可能なものとして、1つの実施例として、該複数のPUCCHリソースは、異なるSRに対応し、該トランシーバ320は、該目標時刻に、該目標PUCCHリソースを用いて該ネットワーク装置に該目標PUCCHリソースに対応するSRを送信するために用いられる。
選択可能なものとして、1つの実施例として、該複数のPUCCHリソースは、異なるセル及び/または異なる帯域幅部分BWPに対応する。
選択可能なものとして、1つの実施例として、該異なる論理チャネルにおける各論理チャネルは、多くとも1つのSR配置に対応する。
本願の実施例による端末装置300は本願の実施例における端末装置200に対応でき、本願の実施例による方法100を実行する対応する本体に対応でき、且つ端末装置300における各ユニットの上記及び他の操作及び/または機能はそれぞれ図1における各方法の端末装置の対応するフローを実現するために用いられると理解すべきであり、簡潔化のために、ここでは説明を省略する。
したがって、本願の実施例の端末装置は、任意の時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、選択に備える複数のPUCCHリソースが存在する場合、端末装置は、該異なる論理チャネルの優先度に応じて、優先度の比較的高い論理チャネルに対応するSR配置を選択し、且つ複数のPUCCHリソースのうち該SR配置に対応するPUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信でき、該複数のPUCCHリソースの衝突を回避し、伝送効率を向上させる。
なお、本願の上記方法実施例はプロセッサに適用でき、またはプロセッサにより実現できる。プロセッサは信号の処理能力を有する集積回路チップであり得る。実現過程において、上記方法実施例の各ステップはプロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路またはソフトウェア形態の命令により完了することができる。上記プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。本願の実施例に開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現または実行できる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、または該プロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例に関連して開示された方法のステップは、ハードウェアデコーディングプロセッサの実行により直接完了し、またはデコーディングプロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせの実行により完了できる。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリまたは電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ、レジスタなどの当該技術分野の成熟した記憶媒体に位置することができる。該記憶媒体は、メモリに位置し、プロセッサは、メモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完了する。
本願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、あるいは揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解される。ここで、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(read−only memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(programmable rom、PROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM)またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってもよい。限定ではなく、例示として、静的ランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(dynamic RAM、DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、データ倍速同期動的ランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、補強型同期動的ランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期接続動的ランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)など、多くの形態のRAMが利用可能である。なお、本明細書に記載されるシステム及び方法のメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むことが意図されるが、これらに限定されない。
当業者が分かるように、本明細書に開示された実施例を参照しながら説明した各例示的ユニット及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせで実現することができる。これらの機能がハードウェアまたはソフトウェアで実行されるかは、技術案の特定のアプリケーション及び設計制約条件に依存する。当業者は各特定のアプリケーションに対して異なる方法を用いて説明された機能を実現することができるが、このような実現は本願の範囲を超えると考えられるべきではない。
当業者に自明なように、説明の利便さ及び簡素化から、上記説明されたシステム、装置及びユニットの具体的な作動過程については、前述の方法例における対応過程を参照すればよいため、ここでは説明を省略する。
本願に係るいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置及び方法は、他の形態により実現することもできると理解すべきである。例えば、以上に説明された装置の実施例は例示的なものにすぎない。例えば、前記ユニットの分割は、論理機能上の分割にすぎず、実施する際に別の形態で分割することもでき、例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを別のシステムに組み合わせもしくは集積させたり、または一部の特徴を省略するか、実行しなくてもよい。また、示されるまたは記載される相互の結合または直接的な結合または通信接続は、いくつかのインタフェース、装置またはユニットを用いる間接的接続または通信接続であることもでき、電気的、機械的またはその他の形態であることもできる。
前記分離部材として説明されるユニットは、物理的に分離されているものであってもよければ、分離されていないものであってもよい。ユニットとして示される部材は、物理的なユニットであってもよいが、物理的なユニットでなくてもよい。すなわち、同一の場所に設けられるものであってもよいが、複数のネットワークユニットに配置されるものであってもよい。実際の必要に応じて、その一部のユニットだけを選択するか、または全てのユニットを選択して本実施例の解決手段の目的を達成することができる。
また、本願の各実施例において、各機能ユニットが1つの処理ユニットに集積されてもよいが、各ユニットが単独で物理的な部材として存在するか、または2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
前記機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、かつ独立した製品として販売または使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような知見に基づいて、本願の技術案の本質的に、または従来技術に寄与する部分または該技術案の部分はソフトウェア製品の形態で表現することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、1台のコンピュータ機器(パソコン、サーバ、またはネットワーク装置など)に本願の各実施例に記載の方法の全部または一部のステップを実行させるのに用いる若干の命令を含む。前述の記憶媒体は、Uディスク、モバイルディスク、読み出し専用メモリ(read−only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスクまたは光ディスクなどのプロクラムコードを記憶可能な種々の媒体を含む。
以上に記載される内容は、本願の具体的な実施形態にすぎず、本願の保護範囲はこれに限定されない。当業者が本願に開示された技術的範囲内で容易に想到し得る変更や置換は、いずれも本願の保護範囲内に含まれる。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲に記載の内容に準拠する。
Claims (22)
- スケジューリングリクエストSRを伝送する方法であって、
目標時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるSR配置に対応する、複数の物理上りリンク制御チャネルPUCCHリソースが存在することを決定するステップと、
前記異なる論理チャネルの優先度に応じて、前記複数のPUCCHリソースのうちから目標PUCCHリソースを決定するステップと、
前記目標時刻に、前記目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信するステップと、を含む、
ことを特徴とするスケジューリングリクエストSRを伝送する方法。 - 前記異なる論理チャネルの優先度に応じて、前記複数のPUCCHリソースのうちから目標PUCCHリソースを決定する前記ステップは、
前記異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルを目標論理チャネルとして決定するステップと、
前記目標論理チャネルに対応するSR配置を目標SR配置として決定するステップと、
前記複数のPUCCHリソースのうち前記目標SR配置に対応するPUCCHリソースを前記目標PUCCHリソースとして決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルは、少なくとも2つの論理チャネルであり、
前記異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルを目標論理チャネルとして決定する前記ステップは、
前記少なくとも2つの論理チャネルのうちから、前記目標論理チャネルをランダムに決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 前記ネットワーク装置から送信された無線リソース制御RRCメッセージを受信するステップと、
前記RRCメッセージに応じて、前記異なる論理チャネルの優先度を決定するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 - 前記目標PUCCHリソースは、少なくとも2つのPUCCHリソースを含む、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。 - 前記目標時刻に、前記目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信する前記ステップは、
前記目標時刻に、前記少なくとも2つのPUCCHリソースを用いてネットワーク装置に同じSRを送信するステップを含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 前記目標時刻に、前記目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信する前記ステップは、
前記少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから1つのPUCCHリソースを決定するステップと、
前記目標時刻に、前記1つのPUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 前記少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから1つのPUCCHリソースを決定する前記ステップは、
話す前に聞くLBT方式を用いて、前記少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから前記1つのPUCCHリソースを決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 前記複数のPUCCHリソースは、異なるSRに対応し、
前記目標時刻に、前記目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信する前記ステップは、
前記目標時刻に、前記目標PUCCHリソースを用いて前記ネットワーク装置に前記目標PUCCHリソースに対応するSRを送信するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。 - 前記複数のPUCCHリソースは、異なるセル及び/または異なる帯域幅部分BWPに対応する、
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。 - 前記異なる論理チャネルにおける各論理チャネルは、多くとも1つのSR配置に対応する、
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。 - 端末装置であって、
目標時刻に、異なる論理チャネルに対応する異なるスケジューリングリクエストSR配置に対応する、複数の物理上りリンク制御チャネルPUCCHリソースが存在することを決定するために用いられ、
前記異なる論理チャネルの優先度に応じて、前記複数のPUCCHリソースのうちから目標PUCCHリソースを決定するためにさらに用いられる決定ユニットと、
前記目標時刻に、前記目標PUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信するために用いられる送信ユニットと、を備える、
ことを特徴とする端末装置。 - 前記決定ユニットは、具体的には、
前記異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルを目標論理チャネルとして決定し、
前記目標論理チャネルに対応するSR配置を目標SR配置として決定し、
前記複数のPUCCHリソースのうち前記目標SR配置に対応するPUCCHリソースを前記目標PUCCHリソースとして決定するために用いられる、
ことを特徴とする請求項12に記載の端末装置。 - 前記異なる論理チャネルのうち優先度の最も高い論理チャネルは、少なくとも2つの論理チャネルであり、
前記決定ユニットは、具体的には、前記少なくとも2つの論理チャネルのうちから前記目標論理チャネルをランダムに決定するために用いられる、
ことを特徴とする請求項13に記載の端末装置。 - 前記ネットワーク装置から送信された無線リソース制御RRCメッセージを受信するために用いられる受信ユニットをさらに備え、
前記決定ユニットは、前記RRCメッセージに応じて、前記異なる論理チャネルの優先度を決定するためにさらに用いられる、
ことを特徴とする請求項12〜14のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記目標PUCCHリソースは、少なくとも2つのPUCCHリソースを含む、
ことを特徴とする請求項12〜15のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記送信ユニットは、前記目標時刻に、前記少なくとも2つのPUCCHリソースを用いてネットワーク装置に同じSRを送信するためにさらに用いられる、
ことを特徴とする請求項16に記載の端末装置。 - 前記決定ユニットは、前記少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから1つのPUCCHリソースを決定するためにさらに用いられ、
前記送信ユニットは、前記目標時刻に、前記1つのPUCCHリソースを用いてネットワーク装置にSRを送信するためにさらに用いられる、
ことを特徴とする請求項16に記載の端末装置。 - 前記決定ユニットは、話す前に聞くLBT方式を用いて、前記少なくとも2つのPUCCHリソースのうちから前記1つのPUCCHリソースを決定するためにさらに用いられる、
ことを特徴とする請求項18に記載の端末装置。 - 前記複数のPUCCHリソースは、異なるSRに対応し、
前記送信ユニットは、具体的には、前記目標時刻に、前記目標PUCCHリソースを用いて前記ネットワーク装置に前記目標PUCCHリソースに対応するSRを送信するために用いられる、
ことを特徴とする請求項12〜19のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記複数のPUCCHリソースは、異なるセル及び/または異なる帯域幅部分BWPに対応する、
ことを特徴とする請求項12〜20のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記異なる論理チャネルにおける各論理チャネルは、多くとも1つのSR配置に対応する、
ことを特徴とする請求項12〜21のいずれか一項に記載の端末装置。
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