JP2021516475A - チャネル伝送の方法、端末機器及びネットワーク機器 - Google Patents

チャネル伝送の方法、端末機器及びネットワーク機器 Download PDF

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Abstract

本願の実施例は、チャネル伝送の方法、端末機器及びネットワーク機器に関する。該方法は、ネットワーク機器によって送信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を受信するステップであって、第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるステップと、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置を決定し、該位置に基づいて該スケジューリング対象チャネルを伝送するステップと、を含む。本願の実施例のチャネル伝送の方法、端末機器及びネットワーク機器は、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリングされたチャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができる。【選択図】図1

Description

本願は、通信分野に関し、特にチャネル伝送の方法、端末機器及びネットワーク機器に関する。
LTEシステムにおいて、データチャネル(例えば、物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel、PDSCH))の時間ドメイン位置は時間スロットとサブフレームを単位としている。例えば、PDSCHのスタート位置は、配置されている時間スロット/サブフレームを基準としており、該サブフレームの物理制御フォーマット指示チャネル(physical control format indicator channel、PCFICH)ではPDSCHが該サブフレームの一番目の時間ドメインシンボルから開始するように指示する。
しかしながら、第5世代(5th generation、5G)のニューラジオ(new radio、NR)システムにおいて、リソース配分の柔軟性の向上及び時間遅延の低下のために、チャネルの時間ドメイン位置は柔軟性が大幅に向上し、シンボルを単位として配分するため、チャネルの開始シンボル位置を指示する必要がある。
現在、チャネルの開始シンボル位置を指示する方式について、5Gに対する研究では2種の技術的解決手段の指示が提案された。その1つは、時間スロットの開始位置に基づいてチャネルの開始シンボル位置を指示することであるが、スケジューリングされたチャネルはこのチャネルをスケジューリングしたダウンリンク制御チャネルの後に常にあり、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあるかは事前に知らないため、一般的に時間スロット内に可能な開始シンボル位置をできるだけ均一的に分布するしかできない。ダウンリンク制御チャネルがいくつかの位置にある場合、スケジューリングされたチャネルは一般的にその後の最も近い時間ドメイン位置を選択するが、該位置が該ダウンリンク制御チャネルに密接できない可能性が大きいであり、これにより低遅延のスケジューリングを実現できない。
2つ目の解決手段は、ダウンリンク制御チャネルの位置に基づいてチャネルの開始シンボル位置を指示することである。ダウンリンク制御チャネルが任意の位置にある場合、いずれも該ダウンリンク制御チャネルに密接する位置にてスケジューリングされたチャネルの開始シンボルを配置することができる。しかし、例えば、スケジューリングされたチャネル開始シンボルとダウンリンク制御チャネルとの距離が1つの時間スロットを上回る場合、この解決手段を使用する時の制御オーバーヘッドが劇的に増加するように、この解決手段はダウンリンク制御チャネルと距離の遠いチャネルを有効的にスケジューリングすることができない。
本願は、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリングされたチャネルの開始シンボル位置を効果的に指示できる、チャネル伝送の方法、端末機器及びネットワーク機器を提供する。
第1の態様では、チャネル伝送の方法を提供し、該方法は、ネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信するステップであって、前記リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、前記第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、前記第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるステップと、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップと、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置がターゲット位置であると決定するステップと、前記ターゲット位置に基づき、前記ネットワーク機器と前記スケジューリング対象チャネルを伝送するステップと、を含む。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、端末機器はネットワーク機器によって送信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を受信し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、該位置によってスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
第1の態様に合わせて、第1の態様の1つの実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第1のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、前記長さパラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前に、前記方法は、前記ネットワーク機器によって送信された前記ターゲット制御情報を受信するステップであって、前記ターゲット制御情報が前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するためのものであるステップと、前記ターゲット制御情報に基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するステップと、をさらに含む。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記リソース構成メッセージが前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前記ステップは、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップを含む。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前記ステップは、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを前記第1のタイプとして決定するステップ、又は、前記ターゲット時間スロットレベル位置パラメータが0に等しい場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを前記第2のタイプとして決定するステップ、を含む。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記スケジューリング対象チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)、物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel、PUSCH)やPDSCHのいずれか1つである。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記リソース構成メッセージは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリング又はシステム情報である。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット制御情報は、前記スケジューリング対象チャネルのダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)をスケジューリングするためのものである。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、端末機器はネットワーク機器によって送信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を受信し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、該位置によってスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
第2の態様では、チャネル伝送の方法を提供し、該方法は、端末機器にリソース構成メッセージを送信するステップであって、前記リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報が前記端末機器のスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、前記第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、前記第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるステップと、前記端末機器に前記ターゲット制御情報を送信するステップであって、前記ターゲット制御情報は、前記端末機器が前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するためのものであるステップと、前記ターゲット制御情報によって指示された前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置に基づき、前記端末機器と前記スケジューリング対象チャネルを伝送するステップと、を含む。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、ネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
第2の態様に合わせて、第2の態様の1つの実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第1のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、前記長さパラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記リソース構成メッセージが前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが前記第1のタイプであり、又は、前記時間ドメインオフセットパラメータが前記既定値以下である場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが前記第2のタイプである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット制御情報は、前記スケジューリング対象チャネルのDCIをスケジューリングするためのものである。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、ネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
第3の態様では、端末機器を提供し、上記第1の態様又は第1の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するためのものである。具体的に、該端末機器は上記第1の態様又は第1の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するためのユニットを含む。
第4の態様では、ネットワーク機器を提供し、上記第2の態様又は第2の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するためのものである。具体的に、該ネットワーク機器は上記第2の態様又は第2の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するためのユニットを含む。
第5の態様では、端末機器を提供し、記憶ユニットとプロセッサを含み、該記憶ユニットが命令を記憶するためのものであり、該プロセッサが該メモリに記憶された命令を実行するためのものであり、かつ該プロセッサが該メモリに記憶された命令を実行する時、該実行により該プロセッサに第1の態様又は第1の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行させる。
第6の態様では、ネットワーク機器を提供し、記憶ユニットとプロセッサを含み、該記憶ユニットが命令を記憶するためのものであり、該プロセッサが該メモリに記憶された命令を実行するためのものであり、かつ該プロセッサが該メモリに記憶された命令を実行する時、該実行により該プロセッサに第2の態様又は第2の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行させる。
第7の態様では、コンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、該コンピュータプログラムが第1の態様又は第1の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するための命令を含む。
第8の態様では、コンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、該コンピュータプログラムが第2の態様又は第2の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するための命令を含む。
第9の態様では、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータが前記コンピュータプログラム製品の前記命令を実行する時、前記コンピュータは上記第1の態様又は第1の態様のいずれか可能な実現形態におけるチャネル伝送の方法を実行する。具体的に、該コンピュータプログラム製品は上記第3の態様の端末機器で実行され得る。
第10の態様では、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータが前記コンピュータプログラム製品の前記命令を実行する時、前記コンピュータが上記第2の態様又は第2の態様のいずれか可能な実現形態におけるチャネル伝送の方法を実行する。具体的に、該コンピュータプログラム製品は上記第4の態様のネットワーク機器で実行され得る。
本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法のフローチャートである。 本願の実施例に基づくスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置の概略図である。 本願の実施例に基づくスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置の別の概略図である。 本願の実施例に基づくスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置の別の概略図である。 本願の実施例に基づくスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置の別の概略図である。 本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法の別のフローチャートである。 本願の実施例に基づく端末機器の概略ブロック図である。 本願の実施例に基づくネットワーク機器の概略ブロック図である。 本願の実施例に基づく端末機器の別の概略ブロック図である。 本願の実施例に基づくネットワーク機器の別の概略ブロック図である。
以下、図面に合わせて、本願の実施例における技術的解決手段について説明する。
本願の実施例の技術的解決手段は、グローバルモバイルコミュニケーション(global system of mobile communication、GSMC)システム、コード分割多重アクセス(code division multiple access、CDMA)システム、ワイドバンドコードディビシオンマルチプルアクセス(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE(登録商標))システム、LTE周波数分割デュプレックス(frequency division duplex、FDD)システム、LTE時分割デュプレックス(Time Division Duplex、TDD)、汎用モバイル通信システム(universal mobile telecommunication system、UMTS)、グローバル相互接続マイクロ波アクセス(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)通信システム、未来の第5世代(5th generation、5G)システム、又はニューラジオ(new radio、NR)など様々な通信システムに適用できる。
本願の実施例における端末機器は、ユーザ機器、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザステーション、モバイルステーション、モバイル局、遠方ステーション、リモート端末、モバイル機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント又はユーザ装置のことを指し得る。端末機器はさらに、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、ワイヤレス通信機能付きのハンドヘルド機器、コンピューティング機器又はワイヤレスモデムに接続されたこのほかのプロセッシング機器、車載機器、ウェアラブル機器、未来5Gネットワークでの端末機器または未来の進化型公共陸上モバイルネットワーク(public land mobile network、PLMN)における端末機器などであってもよく、本願の実施例はこれを限定しない。
本願の実施例におけるネットワーク機器は、端末機器と通信するための機器であってもよく、該ネットワーク機器は、GSMCシステム又はCDMAでの基地局(base transceiver station、BTS)であってもよく、またWCDMAシステムでの基地局(NodeB、NB)であってもよく、さらにLTEシステムでの進化型基地局(evolutional NodeB、eNB又はeNodeB)であってもよく、さらにクラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、CRAN)場合での無線コントローラーであってもよく、または該ネットワーク機器は、中継局、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器及び未来5Gネットワークでのネットワーク機器または未来の進化型PLMNネットワークでのネットワーク機器などであってもよく、本願の実施例ではこれを限定しない。
図1は、本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法100のフローチャートを示しており、該方法100は端末機器によって実行され得る。図1に示すように、該方法100は、ネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信するステップS110であって、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報がスケジューリング対象チャネルの開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるステップS110と、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップS120と、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置がターゲット位置であると決定するステップS130と、該ターゲット位置に基づき、該ネットワーク機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送するステップS140と、を含む。
選択的に、本願の実施例におけるスケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つであってもよい。
具体的に、S110において、端末機器はネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信し、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、例えば、該リソース構成メッセージがRRCシグナリング又はシステム情報であってもよく、即ち、端末機器はネットワーク機器によって送信されたRRCシグナリング又はシステム情報を受信し、該RRCシグナリング又はシステム情報が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含む。そのうち、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報において異なる時間ドメインシンボル位置情報が異なる時間ドメイン位置を指示するためのものであり、該異なる時間ドメイン位置がスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの可能な位置を示し、かつ該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報におけるいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報について、該いずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、異なるタイプの時間ドメインシンボル位置情報は異なる方式を通じてスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボル位置を指示する。
具体的に、第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報がスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものである。
本願の実施例におけるターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)であってもよいと理解すべきであり、本願の実施例はこれに限定されない。
本願の実施例において、該方法100は、端末機器が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、かつS120において、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、即ち、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第1のタイプ又は第2のタイプであると決定するステップをさらに含む。
該端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するステップは、端末機器はネットワーク機器によって送信されたターゲット制御情報を受信するステップであって、該ターゲット制御情報が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するためのものであり、これにより端末機器は該ターゲット制御情報に基づき、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するステップを含み得ると理解すべきである。具体的に、該ターゲット制御情報に該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報の識別子が含まれてもよく、例えば該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報の番号が含まれる。該端末機器によって受信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてそれぞれの時間ドメインシンボル位置情報はいずれもその独自の番号があり、該端末機器はターゲット制御情報に含まれた番号に基づき、対応するターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定する。
本願の実施例において、端末機器はターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップは、端末機器はネットワーク機器によって送信されたターゲット制御情報を受信し、該ターゲット制御情報がターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであるステップを含み得る。
選択的に、端末機器はターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップはまた、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、端末機器は該タイプパラメータに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップを含み得る。例えば、端末機器によって受信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてそれぞれの時間ドメインシンボル位置情報がいずれもタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが対応する時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであり、即ち、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報に含まれたタイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、端末機器はターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するのはさらに、既定の規則に基づいて該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップを含み得る。具体的に、端末機器はネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信し、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータをさらに含み、それぞれの時間スロットレベルオフセットパラメータが対応する時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであり、例えば、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報に対応するターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
具体的に、端末機器は既定の規則に基づいてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、既定の規則は、端末機器が該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定することであってもよい。具体的に、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプであり、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しい場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第2のタイプであるが、本願の実施例はこれに限定されない。
本願の実施例において、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定する。具体的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における任意の1つの時間ドメインシンボル位置情報である可能性があり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報に相対的位置パラメータが含まれ、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであってもよく、対応的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータも異なる意味を示す。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報である場合、即ち、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものである場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータは該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すことができる。
具体的に、図2を例として、1つの時間スロットについて、該時間スロットは14つの時間ドメインシンボルを含み、該時間ドメインシンボルが直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボルであってもよく、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあるかは事前に知らないため、一般的に該時間スロット内に可能な開始シンボル位置をできるだけ均一的に分布する。例えば、図2のクロスラインブロックの4つの位置がそれぞれ0、4、8及び12番目の時間ドメインシンボルの位置であり、この4つの位置と該時間スロットの開始時間ドメインシンボル位置との相対的位置がそれぞれ0、4、8及び12であると、4つの第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報によって該4つの位置をスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置とするとそれぞれ指示することができる。例えば、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第1のタイプであり、かつ該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によってスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置が図2における時間ドメインシンボル4であると示された場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータは該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置、即ち、4つの時間ドメインシンボルを示す。
第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報を用いることについて、ダウンリンク制御チャネル(例えばPDCCH)の位置は事前に知らないため、該PDCCHが図2に示すような時間ドメインシンボル5の位置にあると仮定すると、スケジューリング対象チャネルの占用する開始シンボル位置は一般的に該PDCCHに最も近い位置、即ち、時間ドメインシンボル8を選択する。しかし、このような選択であっても、両者の間に依然として2つの時間ドメインシンボルの間隔があり、これはスケジューリング対象チャネルが該PDCCHに密接して伝送されることができなくなるようにさせ、これにより低遅延のスケジューリングを実現できない。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報であり、即ち、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものである場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータは該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すことができる。選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータはまた、スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すことができる。
具体的に、図3を例として、同じように14つの時間ドメインシンボルを含む1つの時間スロットであって、該時間ドメインシンボルはOFDMシンボルであってもよく、ターゲット制御情報が載せられたダウンリンク制御チャネル、例えばPDCCHは、任意の位置にあってもよく、該PDCCH位置を決定した後、該PDCCHの位置の後にある任意の位置にスケジューリング対象チャネルの開始シンボルを設置してもよく、例えば、図3ではPDCCHが時間ドメインシンボル4にあり、その後にある時間ドメインシンボル5、6、7及び12はスケジューリング対象チャネルの開始時間ドメインシンボルの可能な位置として設定されてもよく、この4つの位置とPDCCHが占用する時間ドメインシンボルとの相対的位置がそれぞれ1、2、3及び7であると、4つの第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報によって該4つの位置をそれぞれスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置とするとそれぞれ指示することができる。例えば、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第2のタイプであり、かつ該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によってスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置が図3における時間ドメインシンボル6であると示される場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータは該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報(即ち、PDCCH)の占用する開始時間ドメインシンボルとの相対的位置、即ち、2つの時間ドメインシンボルを示す。
該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第2のタイプである場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータはまた、スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースとの相対的位置を示すことができ、例えば、該制御リソースセット又はサーチスペースの開始又は終了位置を基準とすることができると理解すべきである。
選択的に、図4を例として、スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルが図4におけるクロスラインブロックに示すように、ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースが占用する時間ドメインリソースが図4に示すような点線ブロックである場合、対応的に、図4に示すように、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータはスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すことができる。
選択的に、図5を例として、スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルが図5におけるクロスラインブロックに示すように、ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの占用する時間ドメインリソースが図5に示すような点線ブロックである場合、対応的に、図5に示すように、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータはスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すことができる。
しかし、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報に対して第2のタイプを用いると、PDCCHから遠く離れているチャネルを有効的にスケジューリングすることができず、例えば、スケジューリング対象チャネル開始シンボルとPDCCHとの距離は1つの時間スロットを超える場合、このような方式によって指示すると第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報のオーバーヘッドが急激に増加するため、スケジューリング対象チャネルとPDCCHとの距離が相対的近い場合にこのような方式を使用するのは一般的である。
本願の実施例における少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてそれぞれの時間ドメインシンボル位置情報はまた、長さパラメータを含み得て、例えば、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報に長さパラメータが含まれており、該長さパラメータはスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さ、例えば該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの個数を示すことができ、しかし本願の実施例はこれに限定されないと理解すべきである。
本願の実施例においてスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースは連続的なものであってもよく、即ち、1つの又は複数の連続する時間ドメインシンボルであってもよく、または、該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースはまた、非連続的なものであってもよく、例えば、関連するアルゴリズムによってスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースにおいてそれぞれの時間ドメインシンボルの位置を決定することができ、本願の実施例はこれに限定されないと理解すべきである。
S130において、端末機器は該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置がターゲット位置であると決定し、該ターゲット位置が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置であり、S140において、端末機器は該ターゲット位置に基づき、該ネットワーク機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送する。
したがって、本願の実施例におけるチャネル伝送の方法であって、端末機器はネットワーク機器によって送信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を受信し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、該位置によってスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
以上は図1〜図5に合わせて、端末機器の観点から本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法を詳細に説明したが、以下は図6にあわせて、ネットワーク機器の観点から本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法を説明する。
図6は、本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法200のフローチャートを示しており、該方法200はネットワーク機器によって実行されることができる。図6に示すように、該方法200は、端末機器にリソース構成メッセージを送信するステップS210であって、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報が該端末機器のスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるステップS210と、該端末機器に該ターゲット制御情報を送信するステップS220であって、該ターゲット制御情報は該端末機器が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するためのものであるステップS220と、該ターゲット制御情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置に基づき、該端末機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送するステップS230と、を含む。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、ネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第1のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、該長さパラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該リソース構成メッセージが該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第1のタイプであり、又は、該時間ドメインオフセットパラメータが該既定値以下である場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第2のタイプである。
選択的に、該スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
選択的に、該リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
選択的に、該ターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのDCIである。
該方法200におけるネットワーク機器は本願の実施例における方法100におけるネットワーク機器に対応してもよく、該方法200における端末機器は本願の実施例における方法100における端末機器に対応してもよく、ここでは繰り返して説明しないと理解すべきである。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、ネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
本願の様々な実施例において、上記各プロセスのシリアルナンバーの大きさは実行される順序と意味しておらず、各プロセスの実行される順序はその機能と内部ロジックによって決定されるべきであり、本願の実施例の実施プロセスを如何なる限定を構成しているべきではないと理解すべきである。
なお、本明細書の「及び/又は」という用語は、関連するオブジェクトを説明する関連関係にすぎず、3つの関係が存在してもよいと示し、例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在する状況、AとBが同時に存在する状況、Bが単独で存在する状況という3つの状況を示すことができる。なお、本明細書では「/」というキャラクターは一般的に、前後の関連するオブジェクトが「又は」という関係であると示す。
以上は図1〜図6に合わせて、本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法を詳細に説明したが、以下は図7〜図10に合わせて、本願の実施例に基づく端末機器及びネットワーク機器を説明する。
図7に示すように、本願の実施例に基づく端末機器300は、トランシーバユニット310と決定ユニット320を含む。具体的に、該トランシーバユニット310は、ネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信するためのものであり、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであり、該決定ユニット320は、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するためのものであり、該決定ユニット320は、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置がターゲット位置であると決定するためのものであり、該トランシーバユニット310は、該ターゲット位置に基づき、該ネットワーク機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送するためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第1のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、該長さパラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
選択的に、該トランシーバユニット310は具体的に、該決定ユニット320が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前に、該ネットワーク機器によって送信された該ターゲット制御情報を受信するために使用され、該ターゲット制御情報が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するためのものであり、該決定ユニット320は具体的に、該ターゲット制御情報に基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するために使用される。
選択的に、該ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該リソース構成メッセージが該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、該決定ユニット320は具体的に、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するために使用される。
選択的に、該決定ユニット320は具体的に、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを該第1のタイプとして決定する、又は、該ターゲット時間スロットレベル位置パラメータが0に等しい場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを該第2のタイプとして決定するために使用される。
選択的に、該スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
選択的に、該リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
選択的に、該ターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報DCIである。
本願の実施例に基づく端末機器300は本願の実施例における方法100を対応的に実行してもよく、かつ端末機器300における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図1〜図6における各方法の端末機器の対応するフローを実現するためのものであると理解すべきであり、簡潔のため、ここでは繰り返して説明しない。
したがって、本願の実施例の端末機器はネットワーク機器によって送信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を受信し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、該位置によってスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
図8に示すように、本願の実施例に基づくネットワーク機器400は、トランシーバユニット410を含む。具体的に、該トランシーバユニット410は、端末機器にリソース構成メッセージを送信することであって、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報が該端末機器のスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであること、該端末機器に該ターゲット制御情報を送信することであって、該ターゲット制御情報は該端末機器が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するためのものであること、及び該ターゲット制御情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置に基づき、該端末機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送すること、に用いられる。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第1のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、該長さパラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該リソース構成メッセージが該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第1のタイプであり、又は、該時間ドメインオフセットパラメータが該既定値以下である場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第2のタイプである。
選択的に、該スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
選択的に、該リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
選択的に、該ターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのDCIである。
本願の実施例に基づくネットワーク機器400は、本願の実施例における方法200を対応的に実行してもよく、かつネットワーク機器400における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図1〜図6における各方法のネットワーク機器の対応するフローを実現するためのものであると理解すべきであり、簡潔のため、ここでは繰り返して説明しない。
したがって、本願の実施例のネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
図9は、本願の実施例に基づく端末機器500の概略ブロック図を示しており、図9に示すように、該端末機器500は、プロセッサ510とトランシーバ520を含み、プロセッサ510がトランシーバ520に接続され、選択的に、該端末機器500はメモリ530をさらに含み、メモリ530がプロセッサ510に接続される。そのうち、プロセッサ510、メモリ530及びトランシーバ520は内部接続通路を介して互いに通信され、データ信号を伝達及び/又は制御し、該メモリ530が命令を記憶するためのものであり、該プロセッサ510が該メモリ530に記憶された命令を実行するためのものであり、これによりトランシーバ520が情報又は信号を送信するように制御し、該トランシーバ520は、ネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信するために使用され、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものである。該プロセッサ510は、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定すること、及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置がターゲット位置であると決定することに用いられる。該トランシーバ520は、該ターゲット位置に基づき、該ネットワーク機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送することに用いられる。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第1のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、該長さパラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
選択的に、1つの実施例として、該トランシーバ520は、該プロセッサ510が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前に、該ネットワーク機器によって送信された該ターゲット制御情報を受信するために使用され、該ターゲット制御情報が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するためのものである。該プロセッサ510は、該ターゲット制御情報に基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するために使用される。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該リソース構成メッセージが該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、該プロセッサ510は、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該プロセッサ510は、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを該第1のタイプとして決定する、又は、該ターゲット時間スロットレベル位置パラメータが0に等しい場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを該第2のタイプとして決定するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
選択的に、1つの実施例として、該リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのDCIである。
本願の実施例に基づく端末機器500は本願の実施例における端末機器300に対応してもよく、且つ本願の実施例に基づく方法100を実行する時の対応する主体に対応してもよく、かつ端末機器500における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図1〜図6における各方法における端末機器の対応するフローを実現するためのものであると理解すべきであり、簡潔のため、ここでは繰り返して説明しない。
したがって、本願の実施例の端末機器はネットワーク機器によって送信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を受信し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、該位置によってスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
図10は、本願の実施例に基づくネットワーク機器600の概略ブロック図を示しており、図10に示すように、該ネットワーク機器600は、プロセッサ610とトランシーバ620を含み、プロセッサ610がトランシーバ620に接続され、選択的に、該ネットワーク機器600はメモリ630をさらに含み、メモリ630がプロセッサ610に接続される。そのうち、プロセッサ610、メモリ630及びトランシーバ620は内部接続通路を介して互いに通信され、データ信号を伝達及び/又は制御し、該メモリ630が命令を記憶するためのものであり、該プロセッサ610が該メモリ630に記憶された命令を実行するためのものであり、これによりトランシーバ620が情報又は信号を送信するように制御し、該トランシーバ620は、端末機器にリソース構成メッセージを送信することであって、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報が該端末機器のスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであること、該端末機器に該ターゲット制御情報を送信することであって、該ターゲット制御情報は該端末機器が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するためのものであること、及び該ターゲット制御情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置に基づき、該端末機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送することに用いられる。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第1のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、該長さパラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該リソース構成メッセージが該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第1のタイプであり、又は、該時間ドメインオフセットパラメータが該既定値以下である場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第2のタイプである。
選択的に、1つの実施例として、該スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
選択的に、1つの実施例として、該リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのDCIである。
本願の実施例に基づくネットワーク機器600は本願の実施例におけるネットワーク機器400に対応してもよく、且つ本願の実施例に基づく方法200を実行する時の対応する主体に対応してもよく、かつネットワーク機器600における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図1〜図6における各方法におけるネットワーク機器の対応するフローを実現するためのものであると理解すべきであり、簡潔のため、ここでは繰り返して説明しない。
したがって、本願の実施例におけるネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
本願の上記方法の実施例はプロセッサに適用され、又はプロセッサによって実現されることができると注意すべきである。プロセッサが、信号の処理能力を持つ集積回路チップである可能性がある。実現過程では、上記方法の実施例の各ステップは、プロセッサにおけるハードウェアの集積ロジック回路、又は、ソフトウェア形の命令によって完了され得る。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)又は他のプログラマブルロジック装置、離散ゲート又はトランジスタロジック装置、離散ハードウェアコンポーネントなどであってもよい。本願の実施例で開示された各方法、ステップ及びロジックブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサが、マイクロプロセッサであってもよく、又は、該プロセッサが、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例に合わせて開示された方法のステップは、ハードウェアデコードプロセッサによる実行完了、又は、デコードプロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせによる実行完了と直接具体化されることができる。ソフトウェアモジュールが、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど本領域の成熟した記憶媒体にあってもよい。該記憶媒体がメモリにあり、プロセッサがメモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアに合わせて上記方法のステップを完了させる。
本願の実施例におけるメモリは揮発性メモリ又は不揮発性メモリ、又は揮発性メモリと不揮発性メモリの両者を含んでもよいと理解できる。そのうち、不揮発性メモリが読み取り専用メモリ(read−only memory、ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(programmable rom、PROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリが外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってもよい。限定的ではなく例示的な説明により、数多くの形のRAM、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、強化された同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)などが利用できる。本明細書で説明したシステムと方法のメモリは、これらのメモリ及び他の任意の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図している。
当業者は、本明細書で開示される実施例に合わせて説明される各例示的なユニット及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、又はコンピューターソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実施できると意識することができる。これらの機能がハードウェアで実行されるか、ソフトウェアで実行されるかは、技術的解決手段の特定のアプリケーションと設計上の制約条件に依存する。プロの技術者は、特定のアプリケーションごとに異なる方法を使用して説明した機能を実現することができるが、このような実現は、本願の範囲を超えると見なされるべきではない。
当業者は、説明の便宜と簡潔のために、上記説明したシステム、装置、及びユニットの具体的作業プロセスは、前述した方法の実施例の対応するプロセスを参照することができると明確に理解することができ、ここでは繰り返して説明しない。
本願に係るいくつかの実施例において、開示したシステム、装置、及び方法は、他の形態で実現できると理解すべきである。例えば、以上説明した装置の実施例は概略的なものにすぎず、例えば、前記ユニットの分割は、ロジック機能上の分割にすぎず、実際に実施する際に別の形態で分割してもよく、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムに組み合わせもしくは集積させたり、又は一部の特徴を反映させず、実行しなかったりしてもよい。また、表示又は検討した互いの結合又は直接的な結合又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを介した間接的結合又は通信接続としてもよく、電気的形態、機械的形態又はその他の形態としてもよい。
前記分離される部品として説明されるユニットは、物理的に分離されるものでもよければ、分離されないものであってもよい。ユニットとして示される部品は、物理的なユニットであってもよいが、物理的なユニットでなくてもよい。即ち、同一の場所に設けられるものであってもよいが、複数のネットワークユニットに配置されるものであってもよい。実際のニーズに応じて、その一部のユニット、又はすべてのユニットを選択して本実施例の解決手段の目的を達成することができる。
なお、本願の各実施例における各機能ユニットが1つの処理ユニットに集積されてもよいが、各ユニットが単独で物理的な部品として存在するか、又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
前記機能がソフトウェア機能ユニットの形で実施され、独立した製品として販売または使用される場合、1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づき、本願の実施例の技術的解決手段は、本質的に、または従来の技術に寄与する部分であるか、当該技術的解決手段の一部が、ソフトウェア製品の形で具現化されることができ、該コンピューターソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、コンピューターデバイス(パーソナルコンピューター、サーバー、又はネットワークデバイスなどであってもよい)に、本願の各実施例で説明した方法のステップのすべて又は一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。前述した記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(read−only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、又はコンパクトディスクなどプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
以上の内容は、本願の具体的な実施形態にすぎず、本願の保護範囲はこれらに限定されず、当業者であれば、本願で開示される技術的範囲内に、容易に想像しうるすべての変更又は置換は、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本願の保護範囲を、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
本願は、通信分野に関し、特にチャネル伝送の方法、端末機器及びネットワーク機器に関する。
LTEシステムにおいて、データチャネル(例えば、物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel、PDSCH))の時間ドメイン位置は時間スロットとサブフレームを単位としている。例えば、PDSCHのスタート位置は、配置されている時間スロット/サブフレームを基準としており、該サブフレームの物理制御フォーマット指示チャネル(physical control format indicator channel、PCFICH)ではPDSCHが該サブフレームの一番目の時間ドメインシンボルから開始するように指示する。
しかしながら、第5世代(5th generation、5G)のニューラジオ(new radio、NR)システムにおいて、リソース配分の柔軟性の向上及び時間遅延の低下のために、チャネルの時間ドメイン位置は柔軟性が大幅に向上し、シンボルを単位として配分するため、チャネルの開始シンボル位置を指示する必要がある。
現在、チャネルの開始シンボル位置を指示する方式について、5Gに対する研究では2種の技術的解決手段の指示が提案された。その1つは、時間スロットの開始位置に基づいてチャネルの開始シンボル位置を指示することであるが、スケジューリングされたチャネルはこのチャネルをスケジューリングしたダウンリンク制御チャネルの後に常にあり、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあるかは事前に知らないため、一般的に時間スロット内に可能な開始シンボル位置をできるだけ均一的に分布するしかできない。ダウンリンク制御チャネルがいくつかの位置にある場合、スケジューリングされたチャネルは一般的にその後の最も近い時間ドメイン位置を選択するが、該位置が該ダウンリンク制御チャネルに密接できない可能性が大きいであり、これにより低遅延のスケジューリングを実現できない。
2つ目の解決手段は、ダウンリンク制御チャネルの位置に基づいてチャネルの開始シンボル位置を指示することである。ダウンリンク制御チャネルが任意の位置にある場合、いずれも該ダウンリンク制御チャネルに密接する位置にてスケジューリングされたチャネルの開始シンボルを配置することができる。しかし、例えば、スケジューリングされたチャネル開始シンボルとダウンリンク制御チャネルとの距離が1つの時間スロットを上回る場合、この解決手段を使用する時の制御オーバーヘッドが劇的に増加するように、この解決手段はダウンリンク制御チャネルと距離の遠いチャネルを有効的にスケジューリングすることができない。
本願は、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリングされたチャネルの開始シンボル位置を効果的に指示できる、チャネル伝送の方法、端末機器及びネットワーク機器を提供する。
第1の態様では、チャネル伝送の方法を提供し、該方法は、ネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信するステップであって、前記リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、前記第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、前記第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるステップと、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップと、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置がターゲット位置であると決定するステップと、前記ターゲット位置に基づき、前記ネットワーク機器と前記スケジューリング対象チャネルを伝送するステップと、を含む。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、端末機器はネットワーク機器によって送信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を受信し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、該位置によってスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
第1の態様に合わせて、第1の態様の1つの実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第1のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、前記長さパラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前に、前記方法は、前記ネットワーク機器によって送信された前記ターゲット制御情報を受信するステップであって、前記ターゲット制御情報が前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するためのものであるステップと、前記ターゲット制御情報に基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するステップと、をさらに含む。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記リソース構成メッセージが前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前記ステップは、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップを含む。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前記ステップは、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを前記第1のタイプとして決定するステップ、又は、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しい場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを前記第2のタイプとして決定するステップ、を含む。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記スケジューリング対象チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)、物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel、PUSCH)やPDSCHのいずれか1つである。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記リソース構成メッセージは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリング又はシステム情報である。
第1の態様及びその上記実現形態に合わせて、第1の態様の別の実現形態において、前記ターゲット制御情報は、前記スケジューリング対象チャネルのダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)をスケジューリングするためのものである。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、端末機器はネットワーク機器によって送信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を受信し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、該位置によってスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
第2の態様では、チャネル伝送の方法を提供し、該方法は、端末機器にリソース構成メッセージを送信するステップであって、前記リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報が前記端末機器のスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、前記第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、前記第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるステップと、前記端末機器に前記ターゲット制御情報を送信するステップであって、前記ターゲット制御情報は、前記端末機器が前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するためのものであるステップと、前記ターゲット制御情報によって指示された前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置に基づき、前記端末機器と前記スケジューリング対象チャネルを伝送するステップと、を含む。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、ネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
第2の態様に合わせて、第2の態様の1つの実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第1のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、前記長さパラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記リソース構成メッセージが前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが前記第1のタイプであり、又は、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが前記既定値以下である場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが前記第2のタイプである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
第2の態様及びその上記実現形態に合わせて、第2の態様の別の実現形態において、前記ターゲット制御情報は、前記スケジューリング対象チャネルのDCIをスケジューリングするためのものである。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、ネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
第3の態様では、端末機器を提供し、上記第1の態様又は第1の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するためのものである。具体的に、該端末機器は上記第1の態様又は第1の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するためのユニットを含む。
第4の態様では、ネットワーク機器を提供し、上記第2の態様又は第2の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するためのものである。具体的に、該ネットワーク機器は上記第2の態様又は第2の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するためのユニットを含む。
第5の態様では、端末機器を提供し、メモリとプロセッサを含み、該メモリが命令を記憶するためのものであり、該プロセッサが該メモリに記憶された命令を実行するためのものであり、かつ該プロセッサが該メモリに記憶された命令を実行する時、該実行により該プロセッサに第1の態様又は第1の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行させる。
第6の態様では、ネットワーク機器を提供し、メモリとプロセッサを含み、該メモリが命令を記憶するためのものであり、該プロセッサが該メモリに記憶された命令を実行するためのものであり、かつ該プロセッサが該メモリに記憶された命令を実行する時、該実行により該プロセッサに第2の態様又は第2の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行させる。
第7の態様では、コンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、該コンピュータプログラムが第1の態様又は第1の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するための命令を含む。
第8の態様では、コンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、該コンピュータプログラムが第2の態様又は第2の態様のいずれか可能な実現形態における方法を実行するための命令を含む。
第9の態様では、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータが前記コンピュータプログラム製品の前記命令を実行する時、前記コンピュータは上記第1の態様又は第1の態様のいずれか可能な実現形態におけるチャネル伝送の方法を実行する。具体的に、該コンピュータプログラム製品は上記第3の態様の端末機器で実行され得る。
第10の態様では、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータが前記コンピュータプログラム製品の前記命令を実行する時、前記コンピュータが上記第2の態様又は第2の態様のいずれか可能な実現形態におけるチャネル伝送の方法を実行する。具体的に、該コンピュータプログラム製品は上記第4の態様のネットワーク機器で実行され得る。
本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法のフローチャートである。 本願の実施例に基づくスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置の概略図である。 本願の実施例に基づくスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置の別の概略図である。 本願の実施例に基づくスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置の別の概略図である。 本願の実施例に基づくスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置の別の概略図である。 本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法の別のフローチャートである。 本願の実施例に基づく端末機器の概略ブロック図である。 本願の実施例に基づくネットワーク機器の概略ブロック図である。 本願の実施例に基づく端末機器の別の概略ブロック図である。 本願の実施例に基づくネットワーク機器の別の概略ブロック図である。
以下、図面に合わせて、本願の実施例における技術的解決手段について説明する。
本願の実施例の技術的解決手段は、グローバルモバイルコミュニケーション(global system of mobile communication、GSMC)システム、コード分割多重アクセス(code division multiple access、CDMA)システム、ワイドバンドコードディビシオンマルチプルアクセス(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE(登録商標))システム、LTE周波数分割デュプレックス(frequency division duplex、FDD)システム、LTE時分割デュプレックス(Time Division Duplex、TDD)、汎用モバイル通信システム(universal mobile telecommunication system、UMTS)、グローバル相互接続マイクロ波アクセス(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)通信システム、未来の第5世代(5th generation、5G)システム、又はニューラジオ(new radio、NR)など様々な通信システムに適用できる。
本願の実施例における端末機器は、ユーザ機器、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザステーション、モバイルステーション、モバイル局、遠方ステーション、リモート端末、モバイル機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント又はユーザ装置のことを指し得る。端末機器はさらに、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、ワイヤレス通信機能付きのハンドヘルド機器、コンピューティング機器又はワイヤレスモデムに接続されたこのほかのプロセッシング機器、車載機器、ウェアラブル機器、未来5Gネットワークでの端末機器または未来の進化型公共陸上モバイルネットワーク(public land mobile network、PLMN)における端末機器などであってもよく、本願の実施例はこれを限定しない。
本願の実施例におけるネットワーク機器は、端末機器と通信するための機器であってもよく、該ネットワーク機器は、GSMCシステム又はCDMAでの基地局(base transceiver station、BTS)であってもよく、またWCDMAシステムでの基地局(NodeB、NB)であってもよく、さらにLTEシステムでの進化型基地局(evolutional NodeB、eNB又はeNodeB)であってもよく、さらにクラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、CRAN)場合での無線コントローラーであってもよく、または該ネットワーク機器は、中継局、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器及び未来5Gネットワークでのネットワーク機器または未来の進化型PLMNネットワークでのネットワーク機器などであってもよく、本願の実施例ではこれを限定しない。
図1は、本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法100のフローチャートを示しており、該方法100は端末機器によって実行され得る。図1に示すように、該方法100は、ネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信するステップS110であって、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報がスケジューリング対象チャネルの開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるステップS110と、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップS120と、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置がターゲット位置であると決定するステップS130と、該ターゲット位置に基づき、該ネットワーク機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送するステップS140と、を含む。
選択的に、本願の実施例におけるスケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つであってもよい。
具体的に、S110において、端末機器はネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信し、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、例えば、該リソース構成メッセージがRRCシグナリング又はシステム情報であってもよく、即ち、端末機器はネットワーク機器によって送信されたRRCシグナリング又はシステム情報を受信し、該RRCシグナリング又はシステム情報が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含む。そのうち、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報において異なる時間ドメインシンボル位置情報が異なる時間ドメイン位置を指示するためのものであり、該異なる時間ドメイン位置がスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの可能な位置を示し、かつ該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報におけるいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報について、該いずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、異なるタイプの時間ドメインシンボル位置情報は異なる方式を通じてスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボル位置を指示する。
具体的に、第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報がスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものである。
本願の実施例におけるターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)であってもよいと理解すべきであり、本願の実施例はこれに限定されない。
本願の実施例において、該方法100は、端末機器が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、かつS120において、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、即ち、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第1のタイプ又は第2のタイプであると決定するステップをさらに含む。
該端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するステップは、端末機器はネットワーク機器によって送信されたターゲット制御情報を受信するステップであって、該ターゲット制御情報が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するためのものであり、これにより端末機器は該ターゲット制御情報に基づき、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するステップを含み得ると理解すべきである。具体的に、該ターゲット制御情報に該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報の識別子が含まれてもよく、例えば該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報の番号が含まれる。該端末機器によって受信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてそれぞれの時間ドメインシンボル位置情報はいずれもその独自の番号があり、該端末機器はターゲット制御情報に含まれた番号に基づき、対応するターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定する。
本願の実施例において、端末機器はターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップは、端末機器はネットワーク機器によって送信されたターゲット制御情報を受信し、該ターゲット制御情報がターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであるステップを含み得る。
選択的に、端末機器はターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップはまた、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、端末機器は該タイプパラメータに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップを含み得る。例えば、端末機器によって受信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてそれぞれの時間ドメインシンボル位置情報がいずれもタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが対応する時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであり、即ち、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報に含まれたタイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、端末機器はターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するのはさらに、既定の規則に基づいて該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップを含み得る。具体的に、端末機器はネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信し、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータをさらに含み、それぞれの時間スロットレベルオフセットパラメータが対応する時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであり、例えば、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報に対応するターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
具体的に、端末機器は既定の規則に基づいてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、既定の規則は、端末機器が該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定することであってもよい。具体的に、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプであり、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しい場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第2のタイプであるが、本願の実施例はこれに限定されない。
本願の実施例において、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定する。具体的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における任意の1つの時間ドメインシンボル位置情報である可能性があり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報に相対的位置パラメータが含まれ、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであってもよく、対応的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータも異なる意味を示す。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報である場合、即ち、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものである場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータは該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すことができる。
具体的に、図2を例として、1つの時間スロットについて、該時間スロットは14つの時間ドメインシンボルを含み、該時間ドメインシンボルが直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボルであってもよく、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあるかは事前に知らないため、一般的に該時間スロット内に可能な開始シンボル位置をできるだけ均一的に分布する。例えば、図2のクロスラインブロックの4つの位置がそれぞれ0、4、8及び12番目の時間ドメインシンボルの位置であり、この4つの位置と該時間スロットの開始時間ドメインシンボル位置との相対的位置がそれぞれ0、4、8及び12であると、4つの第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報によって該4つの位置をスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置とするとそれぞれ指示することができる。例えば、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第1のタイプであり、かつ該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によってスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置が図2における時間ドメインシンボル4であると示された場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータは該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置、即ち、4つの時間ドメインシンボルを示す。
第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報を用いることについて、ダウンリンク制御チャネル(例えばPDCCH)の位置は事前に知らないため、該PDCCHが図2に示すような時間ドメインシンボル5の位置にあると仮定すると、スケジューリング対象チャネルの占用する開始シンボル位置は一般的に該PDCCHに最も近い位置、即ち、時間ドメインシンボル8を選択する。しかし、このような選択であっても、両者の間に依然として2つの時間ドメインシンボルの間隔があり、これはスケジューリング対象チャネルが該PDCCHに密接して伝送されることができなくなるようにさせ、これにより低遅延のスケジューリングを実現できない。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報であり、即ち、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものである場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータは該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すことができる。選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータはまた、スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すことができる。
具体的に、図3を例として、同じように14つの時間ドメインシンボルを含む1つの時間スロットであって、該時間ドメインシンボルはOFDMシンボルであってもよく、ターゲット制御情報が載せられたダウンリンク制御チャネル、例えばPDCCHは、任意の位置にあってもよく、該PDCCH位置を決定した後、該PDCCHの位置の後にある任意の位置にスケジューリング対象チャネルの開始シンボルを設置してもよく、例えば、図3ではPDCCHが時間ドメインシンボル4にあり、その後にある時間ドメインシンボル5、6、7及び12はスケジューリング対象チャネルの開始時間ドメインシンボルの可能な位置として設定されてもよく、この4つの位置とPDCCHが占用する時間ドメインシンボルとの相対的位置がそれぞれ1、2、3及び7であると、4つの第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報によって該4つの位置をそれぞれスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置とするとそれぞれ指示することができる。例えば、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第2のタイプであり、かつ該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によってスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置が図3における時間ドメインシンボル6であると示される場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータは該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報(即ち、PDCCH)の占用する開始時間ドメインシンボルとの相対的位置、即ち、2つの時間ドメインシンボルを示す。
該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が第2のタイプである場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータはまた、スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースとの相対的位置を示すことができ、例えば、該制御リソースセット又はサーチスペースの開始又は終了位置を基準とすることができると理解すべきである。
選択的に、図4を例として、スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルが図4におけるクロスラインブロックに示すように、ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースが占用する時間ドメインリソースが図4に示すような点線ブロックである場合、対応的に、図4に示すように、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータはスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すことができる。
選択的に、図5を例として、スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルが図5におけるクロスラインブロックに示すように、ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの占用する時間ドメインリソースが図5に示すような点線ブロックである場合、対応的に、図5に示すように、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報における相対的位置パラメータはスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すことができる。
しかし、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報に対して第2のタイプを用いると、PDCCHから遠く離れているチャネルを有効的にスケジューリングすることができず、例えば、スケジューリング対象チャネル開始シンボルとPDCCHとの距離は1つの時間スロットを超える場合、このような方式によって指示すると第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報のオーバーヘッドが急激に増加するため、スケジューリング対象チャネルとPDCCHとの距離が相対的近い場合にこのような方式を使用するのは一般的である。
本願の実施例における少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてそれぞれの時間ドメインシンボル位置情報はまた、長さパラメータを含み得て、例えば、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報に長さパラメータが含まれており、該長さパラメータはスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さ、例えば該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの個数を示すことができ、しかし本願の実施例はこれに限定されないと理解すべきである。
本願の実施例においてスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースは連続的なものであってもよく、即ち、1つの又は複数の連続する時間ドメインシンボルであってもよく、または、該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースはまた、非連続的なものであってもよく、例えば、関連するアルゴリズムによってスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースにおいてそれぞれの時間ドメインシンボルの位置を決定することができ、本願の実施例はこれに限定されないと理解すべきである。
S130において、端末機器は該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置がターゲット位置であると決定し、該ターゲット位置が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置であり、S140において、端末機器は該ターゲット位置に基づき、該ネットワーク機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送する。
したがって、本願の実施例におけるチャネル伝送の方法であって、端末機器はネットワーク機器によって送信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を受信し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、該位置によってスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
以上は図1〜図5に合わせて、端末機器の観点から本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法を詳細に説明したが、以下は図6にあわせて、ネットワーク機器の観点から本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法を説明する。
図6は、本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法200のフローチャートを示しており、該方法200はネットワーク機器によって実行されることができる。図6に示すように、該方法200は、端末機器にリソース構成メッセージを送信するステップS210であって、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報が該端末機器のスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるステップS210と、該端末機器に該ターゲット制御情報を送信するステップS220であって、該ターゲット制御情報は該端末機器が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するためのものであるステップS220と、該ターゲット制御情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置に基づき、該端末機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送するステップS230と、を含む。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、ネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第1のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、該長さパラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該リソース構成メッセージが該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第1のタイプであり、又は、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが該既定値以下である場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第2のタイプである。
選択的に、該スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
選択的に、該リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
選択的に、該ターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのDCIである。
該方法200におけるネットワーク機器は本願の実施例における方法100におけるネットワーク機器に対応してもよく、該方法200における端末機器は本願の実施例における方法100における端末機器に対応してもよく、ここでは繰り返して説明しないと理解すべきである。
したがって、本願の実施例のチャネル伝送の方法であって、ネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
本願の様々な実施例において、上記各プロセスのシリアルナンバーの大きさは実行される順序と意味しておらず、各プロセスの実行される順序はその機能と内部ロジックによって決定されるべきであり、本願の実施例の実施プロセスを如何なる限定を構成しているべきではないと理解すべきである。
なお、本明細書の「及び/又は」という用語は、関連するオブジェクトを説明する関連関係にすぎず、3つの関係が存在してもよいと示し、例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在する状況、AとBが同時に存在する状況、Bが単独で存在する状況という3つの状況を示すことができる。なお、本明細書では「/」というキャラクターは一般的に、前後の関連するオブジェクトが「又は」という関係であると示す。
以上は図1〜図6に合わせて、本願の実施例に基づくチャネル伝送の方法を詳細に説明したが、以下は図7〜図10に合わせて、本願の実施例に基づく端末機器及びネットワーク機器を説明する。
図7に示すように、本願の実施例に基づく端末機器300は、トランシーバユニット310と決定ユニット320を含む。具体的に、該トランシーバユニット310は、ネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信するためのものであり、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであり、該決定ユニット320は、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するためのものであり、該決定ユニット320は、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置がターゲット位置であると決定するためのものであり、該トランシーバユニット310は、該ターゲット位置に基づき、該ネットワーク機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送するためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第1のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、該長さパラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
選択的に、該トランシーバユニット310は具体的に、該決定ユニット320が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前に、該ネットワーク機器によって送信された該ターゲット制御情報を受信するために使用され、該ターゲット制御情報が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するためのものであり、該決定ユニット320は具体的に、該ターゲット制御情報に基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するために使用される。
選択的に、該ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該リソース構成メッセージが該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、該決定ユニット320は具体的に、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するために使用される。
選択的に、該決定ユニット320は具体的に、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを該第1のタイプとして決定する、又は、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しい場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを該第2のタイプとして決定するために使用される。
選択的に、該スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
選択的に、該リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
選択的に、該ターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報DCIである。
本願の実施例に基づく端末機器300は本願の実施例における方法100を対応的に実行してもよく、かつ端末機器300における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図1〜図6における各方法の端末機器の対応するフローを実現するためのものであると理解すべきであり、簡潔のため、ここでは繰り返して説明しない。
したがって、本願の実施例の端末機器はネットワーク機器によって送信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を受信し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、該位置によってスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
図8に示すように、本願の実施例に基づくネットワーク機器400は、トランシーバユニット410を含む。具体的に、該トランシーバユニット410は、端末機器にリソース構成メッセージを送信することであって、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報が該端末機器のスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであること、該端末機器に該ターゲット制御情報を送信することであって、該ターゲット制御情報は該端末機器が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するためのものであること、及び該ターゲット制御情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置に基づき、該端末機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送すること、に用いられる。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第1のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、該長さパラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
選択的に、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該リソース構成メッセージが該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第1のタイプであり、又は、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが該既定値以下である場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第2のタイプである。
選択的に、該スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
選択的に、該リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
選択的に、該ターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのDCIである。
本願の実施例に基づくネットワーク機器400は、本願の実施例における方法200を対応的に実行してもよく、かつネットワーク機器400における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図1〜図6における各方法のネットワーク機器の対応するフローを実現するためのものであると理解すべきであり、簡潔のため、ここでは繰り返して説明しない。
したがって、本願の実施例のネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
図9は、本願の実施例に基づく端末機器500の概略ブロック図を示しており、図9に示すように、該端末機器500は、プロセッサ510とトランシーバ520を含み、プロセッサ510がトランシーバ520に接続され、選択的に、該端末機器500はメモリ530をさらに含み、メモリ530がプロセッサ510に接続される。そのうち、プロセッサ510、メモリ530及びトランシーバ520は内部接続通路を介して互いに通信され、データ信号を伝達及び/又は制御し、該メモリ530が命令を記憶するためのものであり、該プロセッサ510が該メモリ530に記憶された命令を実行するためのものであり、これによりトランシーバ520が情報又は信号を送信するように制御し、該トランシーバ520は、ネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信するために使用され、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものである。該プロセッサ510は、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定すること、及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置がターゲット位置であると決定することに用いられる。該トランシーバ520は、該ターゲット位置に基づき、該ネットワーク機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送することに用いられる。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第1のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、該長さパラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
選択的に、1つの実施例として、該トランシーバ520は、該プロセッサ510が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前に、該ネットワーク機器によって送信された該ターゲット制御情報を受信するために使用され、該ターゲット制御情報が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するためのものである。該プロセッサ510は、該ターゲット制御情報に基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するために使用される。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該リソース構成メッセージが該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、該プロセッサ510は、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該プロセッサ510は、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを該第1のタイプとして決定する、又は、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しい場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを該第2のタイプとして決定するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
選択的に、1つの実施例として、該リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのDCIである。
本願の実施例に基づく端末機器500は本願の実施例における端末機器300に対応してもよく、且つ本願の実施例に基づく方法100を実行する時の対応する主体に対応してもよく、かつ端末機器500における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図1〜図6における各方法における端末機器の対応するフローを実現するためのものであると理解すべきであり、簡潔のため、ここでは繰り返して説明しない。
したがって、本願の実施例の端末機器はネットワーク機器によって送信された少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を受信し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器は該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報及び該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、該位置によってスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
図10は、本願の実施例に基づくネットワーク機器600の概略ブロック図を示しており、図10に示すように、該ネットワーク機器600は、プロセッサ610とトランシーバ620を含み、プロセッサ610がトランシーバ620に接続され、選択的に、該ネットワーク機器600はメモリ630をさらに含み、メモリ630がプロセッサ610に接続される。そのうち、プロセッサ610、メモリ630及びトランシーバ620は内部接続通路を介して互いに通信され、データ信号を伝達及び/又は制御し、該メモリ630が命令を記憶するためのものであり、該プロセッサ610が該メモリ630に記憶された命令を実行するためのものであり、これによりトランシーバ620が情報又は信号を送信するように制御し、該トランシーバ620は、端末機器にリソース構成メッセージを送信することであって、該リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報が該端末機器のスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、該第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、該第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであること、該端末機器に該ターゲット制御情報を送信することであって、該ターゲット制御情報は該端末機器が該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するためのものであること、及び該ターゲット制御情報によって指示された該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置に基づき、該端末機器と該スケジューリング対象チャネルを伝送することに用いられる。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第1のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が該第2のタイプである場合、該相対的位置パラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと該ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、該長さパラメータが該スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示す。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、該タイプパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該リソース構成メッセージが該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものである。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第1のタイプであり、又は、該ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが該既定値以下である場合、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが該第2のタイプである。
選択的に、1つの実施例として、該スケジューリング対象チャネルは、PUCCH、PDCCH、PUSCHやPDSCHのいずれか1つである。
選択的に、1つの実施例として、該リソース構成メッセージは、RRCシグナリング又はシステム情報である。
選択的に、1つの実施例として、該ターゲット制御情報は、該スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのDCIである。
本願の実施例に基づくネットワーク機器600は本願の実施例におけるネットワーク機器400に対応してもよく、且つ本願の実施例に基づく方法200を実行する時の対応する主体に対応してもよく、かつネットワーク機器600における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能はそれぞれ図1〜図6における各方法におけるネットワーク機器の対応するフローを実現するためのものであると理解すべきであり、簡潔のため、ここでは繰り返して説明しない。
したがって、本願の実施例におけるネットワーク機器は端末機器に少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を構成し、異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、端末機器に該少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するための情報を送信することによって、端末機器が該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定し、これにより、さらに該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定し、該ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された位置を決定し、これにより該位置によってネットワーク機器とスケジューリング対象チャネルを伝送し、ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが異なるため、時間ドメインシンボル位置を指示する方式も異なり、これにより時間ドメインシンボル位置情報に対する2つのタイプの柔軟な指示を実現し、例えば、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルに近い場合、相対的ダウンリンク制御チャネルを用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示し、スケジューリング対象チャネルがダウンリンク制御チャネルから遠い場合、相対的スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロット開始位置を用いてスケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を指示することができる。
このように、ダウンリンク制御チャネルが時間スロットのどの位置にあっても、限られた制御シグナリングオーバーヘッドを最大限に利用し、スケジューリング対象チャネルの開始シンボル位置を有効的に指示することができるようになり、これにより、より柔軟で、より効率の高く、より時間遅延の低いデータチャネルリソース配分を実現する。
本願の上記方法の実施例はプロセッサに適用され、又はプロセッサによって実現されることができると注意すべきである。プロセッサが、信号の処理能力を持つ集積回路チップである可能性がある。実現過程では、上記方法の実施例の各ステップは、プロセッサにおけるハードウェアの集積ロジック回路、又は、ソフトウェア形の命令によって完了され得る。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)又は他のプログラマブルロジック装置、離散ゲート又はトランジスタロジック装置、離散ハードウェアコンポーネントなどであってもよい。本願の実施例で開示された各方法、ステップ及びロジックブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサが、マイクロプロセッサであってもよく、又は、該プロセッサが、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例に合わせて開示された方法のステップは、ハードウェアデコードプロセッサによる実行完了、又は、デコードプロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせによる実行完了と直接具体化されることができる。ソフトウェアモジュールが、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど本領域の成熟した記憶媒体にあってもよい。該記憶媒体がメモリにあり、プロセッサがメモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアに合わせて上記方法のステップを完了させる。
本願の実施例におけるメモリは揮発性メモリ又は不揮発性メモリ、又は揮発性メモリと不揮発性メモリの両者を含んでもよいと理解できる。そのうち、不揮発性メモリが読み取り専用メモリ(read−only memory、ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(programmable rom、PROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリが外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってもよい。限定的ではなく例示的な説明により、数多くの形のRAM、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、強化された同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)などが利用できる。本明細書で説明したシステムと方法のメモリは、これらのメモリ及び他の任意の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図している。
当業者は、本明細書で開示される実施例に合わせて説明される各例示的なユニット及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、又はコンピューターソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実施できると意識することができる。これらの機能がハードウェアで実行されるか、ソフトウェアで実行されるかは、技術的解決手段の特定のアプリケーションと設計上の制約条件に依存する。プロの技術者は、特定のアプリケーションごとに異なる方法を使用して説明した機能を実現することができるが、このような実現は、本願の範囲を超えると見なされるべきではない。
当業者は、説明の便宜と簡潔のために、上記説明したシステム、装置、及びユニットの具体的作業プロセスは、前述した方法の実施例の対応するプロセスを参照することができると明確に理解することができ、ここでは繰り返して説明しない。
本願に係るいくつかの実施例において、開示したシステム、装置、及び方法は、他の形態で実現できると理解すべきである。例えば、以上説明した装置の実施例は概略的なものにすぎず、例えば、前記ユニットの分割は、ロジック機能上の分割にすぎず、実際に実施する際に別の形態で分割してもよく、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムに組み合わせもしくは集積させたり、又は一部の特徴を反映させず、実行しなかったりしてもよい。また、表示又は検討した互いの結合又は直接的な結合又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを介した間接的結合又は通信接続としてもよく、電気的形態、機械的形態又はその他の形態としてもよい。
前記分離される部品として説明されるユニットは、物理的に分離されるものでもよければ、分離されないものであってもよい。ユニットとして示される部品は、物理的なユニットであってもよいが、物理的なユニットでなくてもよい。即ち、同一の場所に設けられるものであってもよいが、複数のネットワークユニットに配置されるものであってもよい。実際のニーズに応じて、その一部のユニット、又はすべてのユニットを選択して本実施例の解決手段の目的を達成することができる。
なお、本願の各実施例における各機能ユニットが1つの処理ユニットに集積されてもよいが、各ユニットが単独で物理的な部品として存在するか、又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
前記機能がソフトウェア機能ユニットの形で実施され、独立した製品として販売または使用される場合、1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づき、本願の実施例の技術的解決手段は、本質的に、または従来の技術に寄与する部分であるか、当該技術的解決手段の一部が、ソフトウェア製品の形で具現化されることができ、該コンピューターソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、コンピューターデバイス(パーソナルコンピューター、サーバー、又はネットワークデバイスなどであってもよい)に、本願の各実施例で説明した方法のステップのすべて又は一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。前述した記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(read−only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、又はコンパクトディスクなどプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
以上の内容は、本願の具体的な実施形態にすぎず、本願の保護範囲はこれらに限定されず、当業者であれば、本願で開示される技術的範囲内に、容易に想像しうるすべての変更又は置換は、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本願の保護範囲を、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

Claims (46)

  1. チャネル伝送の方法であって、
    ネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信するステップであって、前記リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、前記第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、前記第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるステップと、
    前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップと、
    前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置がターゲット位置であると決定するステップと、
    前記ターゲット位置に基づき、前記ネットワーク機器と前記スケジューリング対象チャネルを伝送するステップと、を含むことを特徴とするチャネル伝送の方法。
  2. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、
    前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第1のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、
    前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、
    前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、前記長さパラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示すことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前に、前記方法は、
    前記ネットワーク機器によって送信された前記ターゲット制御情報を受信するステップであって、前記ターゲット制御情報が前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するためのものであるステップと、
    前記ターゲット制御情報に基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記リソース構成メッセージが前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、
    前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前記ステップは、
    前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するステップを含むことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前記ステップは、
    前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを前記第1のタイプとして決定するステップ、又は
    前記ターゲット時間スロットレベル位置パラメータが0に等しい場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを前記第2のタイプとして決定するステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記スケジューリング対象チャネルは、物理アップリンク制御チャネルPUCCH、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、物理アップリンク共有チャネルPUSCH及び物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHのいずれか1つであることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記リソース構成メッセージは、無線リソース制御RRCシグナリング又はシステム情報であることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記ターゲット制御情報は、前記スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報DCIであることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の方法。
  13. チャネル伝送の方法であって、
    端末機器にリソース構成メッセージを送信するステップであって、前記リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報が前記端末機器のスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、前記第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、前記第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるステップと、
    前記端末機器に前記ターゲット制御情報を送信するステップであって、前記ターゲット制御情報は、前記端末機器が前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するためのものであるステップと、
    前記ターゲット制御情報によって指示された前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置に基づき、前記端末機器と前記スケジューリング対象チャネルを伝送するステップと、を含むことを特徴とするチャネル伝送の方法。
  14. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、
    前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第1のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、
    前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものであることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、
    前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、前記長さパラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示すことを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の方法。
  17. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであることを特徴とする請求項13〜請求項16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであることを特徴とする請求項13〜請求項16のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記リソース構成メッセージが前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであることを特徴とする請求項14〜請求項16のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが前記第1のタイプであり、又は
    前記時間ドメインオフセットパラメータが前記既定値以下である場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが前記第2のタイプであることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記スケジューリング対象チャネルは、物理アップリンク制御チャネルPUCCH、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、物理アップリンク共有チャネルPUSCH及び物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHのいずれか1つであることを特徴とする請求項13〜請求項20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記リソース構成メッセージは、無線リソース制御RRCシグナリング又はシステム情報であることを特徴とする請求項13〜請求項21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記ターゲット制御情報は、前記スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報DCIであることを特徴とする請求項13〜請求項22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 端末機器であって、
    ネットワーク機器によって送信されたリソース構成メッセージを受信するためのトランシーバユニットであって、前記リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報はスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、前記第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、前記第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるトランシーバユニットと、
    前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するための決定ユニットと、を含み、
    前記決定ユニットは、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプに基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報によって指示された前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置がターゲット位置であると決定するためのものであり、
    前記トランシーバユニットは、前記ターゲット位置に基づき、前記ネットワーク機器と前記スケジューリング対象チャネルを伝送するためのものであることを特徴とする端末機器。
  25. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、
    前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第1のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、
    前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものであることを特徴とする請求項24に記載の端末機器。
  26. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、
    前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであることを特徴とする請求項25に記載の端末機器。
  27. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、前記長さパラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示すことを特徴とする請求項25又は請求項26に記載の端末機器。
  28. 前記トランシーバユニットは、具体的に、
    前記決定ユニットが前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定する前に、前記ネットワーク機器によって送信された前記ターゲット制御情報を受信するためのものであり、前記ターゲット制御情報が前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を指示するためのものであり、
    前記決定ユニットは、具体的に、
    前記ターゲット制御情報に基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するためのものであることを特徴とする請求項24〜請求項27のいずれか1項に記載の端末機器。
  29. 前記ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであることを特徴とする請求項28に記載の端末機器。
  30. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであることを特徴とする請求項24〜請求項28のいずれか1項に記載の端末機器。
  31. 前記リソース構成メッセージが前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、
    前記決定ユニットは、具体的に、
    前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに基づき、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを決定するためのものであることを特徴とする請求項25〜請求項28のいずれか1項に記載の端末機器。
  32. 前記決定ユニットは、具体的に、
    前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを前記第1のタイプとして決定する、又は
    前記ターゲット時間スロットレベル位置パラメータが0に等しい場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを前記第2のタイプとして決定するためのものであることを特徴とする請求項31に記載の端末機器。
  33. 前記スケジューリング対象チャネルは、物理アップリンク制御チャネルPUCCH、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、物理アップリンク共有チャネルPUSCH及び物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHのいずれか1つであることを特徴とする請求項24〜請求項32のいずれか1項に記載の端末機器。
  34. 前記リソース構成メッセージは、無線リソース制御RRCシグナリング又はシステム情報であることを特徴とする請求項24〜請求項33のいずれか1項に記載の端末機器。
  35. 前記ターゲット制御情報は、前記スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報DCIであることを特徴とする請求項24〜請求項34のいずれか1項に記載の端末機器。
  36. ネットワーク機器であって、
    端末機器にリソース構成メッセージを送信するトランシーバユニットであって、前記リソース構成メッセージが少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報を含み、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報における異なる時間ドメインシンボル位置情報が前記端末機器のスケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの異なる位置を指示するためのものであり、前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報のいずれか1つの時間ドメインシンボル位置情報のタイプが第1のタイプ又は第2のタイプであり、前記第1のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットとの相対的位置を指示するためのものであり、前記第2のタイプの時間ドメインシンボル位置情報が前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルとターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を指示するためのものであるトランシーバユニットを含み、
    前記トランシーバユニットはさらに、前記端末機器に前記ターゲット制御情報を送信するためのものであり、前記ターゲット制御情報は、前記端末機器が前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報においてターゲット時間ドメインシンボル位置情報を決定するためのものであり、
    前記トランシーバユニットはさらに、前記ターゲット制御情報によって指示された前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルの位置に基づき、前記端末機器と前記スケジューリング対象チャネルを伝送するためのものであることを特徴とするネットワーク機器。
  37. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が相対的位置パラメータを含み、
    前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第1のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記スケジューリング対象チャネルが配置されている時間スロットの開始時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであり、
    前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている時間ドメインリソースとの相対的位置を示すためのものであることを特徴とする請求項36に記載のネットワーク機器。
  38. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が前記第2のタイプである場合、
    前記相対的位置パラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する開始時間ドメインシンボルと前記ターゲット制御情報が配置されている制御リソースセット又はサーチスペースの開始時間ドメインシンボル又は終了時間ドメインシンボルとの相対的位置を示すためのものであることを特徴とする請求項37に記載のネットワーク機器。
  39. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報が長さパラメータを含み、前記長さパラメータが前記スケジューリング対象チャネルの占用する時間ドメインリソースの長さを示すことを特徴とする請求項37又は請求項38に記載のネットワーク機器。
  40. 前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであることを特徴とする請求項36〜請求項39のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
  41. 前記ターゲット制御情報がタイプパラメータを含み、前記タイプパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであることを特徴とする請求項36〜請求項39のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
  42. 前記リソース構成メッセージが前記少なくとも1つの時間ドメインシンボル位置情報に対応する少なくとも1つの時間スロットレベルオフセットパラメータを含み、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報がターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータに対応し、前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプを指示するためのものであることを特徴とする請求項37〜請求項39のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
  43. 前記ターゲット時間スロットレベルオフセットパラメータが0に等しくない場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが前記第1のタイプであり、又は
    前記時間ドメインオフセットパラメータが前記既定値以下である場合、前記ターゲット時間ドメインシンボル位置情報のタイプが前記第2のタイプであることを特徴とする請求項42に記載のネットワーク機器。
  44. 前記スケジューリング対象チャネルは、物理アップリンク制御チャネルPUCCH、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、物理アップリンク共有チャネルPUSCH及び物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHのいずれか1つであることを特徴とする請求項36〜請求項43のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
  45. 前記リソース構成メッセージは、無線リソース制御RRCシグナリング又はシステム情報であることを特徴とする請求項36〜請求項44のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
  46. 前記ターゲット制御情報は、前記スケジューリング対象チャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報DCIであることを特徴とする請求項36〜請求項45のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
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