JP2020537436A - セル選択する方法および端末、ならびにプログラムおよびコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

セル選択する方法および端末が提供される。方法は、端末が、音声サービスをサポートしていない第1のネットワークにキャンプオンする場合において、音声サービスが開始されること又は受信されることを必要とするならば、回線交換フォールバックCSFB方式の端末が、音声サービスをサポートしている第2のネットワークにフォールバックする段階と、端末が第2のネットワークを用いて音声サービスを確立することに失敗する場合に、端末が第1のネットワークの位置識別子および第2のネットワークの位置識別子を1記録としてブラックリストに保存する段階と、を備え、ブラックリストは、少なくとも1記録を含み、ブラックリストは、CSFBを再び実行する場合に、端末によって、第2のネットワークのセルにキャンプオンすることを選択するべく用いられる。このように、CSFBを再び実行する場合に、端末は、ブラックリストを用いることで、キャンプオンすべきセルを選択し、これにより、CSFB音声通話の故障確率を下げることができる。

Description

[関連出願]
本出願は、2017年10月13日に中国受理官庁に出願され、「セル選択する方法および端末」と題する、PCT国際出願第PCT/CN2017/106172号の優先権を主張し、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本出願は、無線技術の分野に関し、特に、セル選択する方法および端末に関する。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)ネットワークは、インターネットプロトコル(Internet Protocol, IP)構造を用い、回線交換(Circuit Switched, CS)ドメインを有さず、音声サービス用の十分なサポートを有しない。従って、回線交換フォールバック(Circuit Switched Fallback, CSFB)解決手段が現れる。
CSFBは、シングルスタンバイ動作方式である。端末は、電源をオンにされた後、好ましくは、LTEネットワークにキャンプオンし、音声サービスがある場合、端末は、CSFB技術を用いることによって2G/3G回路ドメインにフォールバックし、音声サービスを実行する。端末は、音声サービスが終了した後、高速リターン(Fast Return, FR)技術を用いることによってLTEネットワークに速やかに戻り、データサービスのためにフォールバックすることを必要としない。端末がCSFB技術を用いることによって2G/3G回路ドメインにフォールバックした後に端末によってアクセスされる第1のコアネットワークエンティティが、端末の音声サービスを受信する第2のコアネットワークエンティティと異なる場合において、2つのコアネットワークエンティティ間の通話情報転送が異常であるならば、端末は、ユーザエクスペリエンスに影響を与える、2G/3G回路ドメインにおける音声通話を問題なくセットアップすることができない。
これに加えて、5Gネットワークにおいて可能な音声解決手段は、以下の通りである。端末が音声サービスを開始することを必要とする場合に、端末は最初にLTEネットワークにフォールバックし、その後、CSFB技術を用いることによって、LTEネットワークから2G/3G回路ドメインにフォールバックし、音声サービスを実行する。従って、音声サービスが問題なくセットアップされることができない問題はまた、5Gネットワークにおいても発生し得る。
更に、通信ネットワークの現在の配備は完全ではなく、2G/3G回路ドメインを有するコアネットワークエンティティはCSFBをサポートしているエンティティにアップグレードされないので、音声通話は、2G/3G回路ドメインにおいて問題なくセットアップされることができない。
上述した理由のため、CSFB音声通話が失敗する可能性は非常に大きく、これは、ネットワークにおいて早急に解決されるべき問題である。
本出願の実施形態は、既存のCSFB音声通話の故障確率を下げる、セル選択する方法および端末を提供する。
第1の態様によれば、セル選択する方法が提供され、セル選択する方法は、端末が、音声サービスをサポートしていない第1のネットワークにキャンプオンする場合において、音声サービスが開始されること又は受信されることを必要とするならば、CSFB方式の端末が、音声サービスをサポートしている第2のネットワークにフォールバックする段階と、端末が第2のネットワークを用いて音声サービスを確立することに失敗する場合に、端末が第1のネットワークの位置識別子および第2のネットワークの位置識別子を1記録としてブラックリストに保存する段階と、を備え、ブラックリストは、少なくとも1記録を含み、ブラックリストは、CSFBを再び実行する場合に、端末によって、第2のネットワークのセルにキャンプオンすることを選択するべく用いられる。上述の方法によれば、ブラックリストは、端末がアクセスすることを禁止されているセルに関する情報を記録するので、CSFBを再び実行する場合に、端末は、ブラックリストを用いることによって第2のネットワークのセルを選択し、これにより、端末の音声通話成功率は向上されることができ、且つ、ユーザエクスペリエンスは向上されることができる。
可能な設計において、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、端末が、第2のネットワークにフォールバックする前に、端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致する場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、又は、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。
この設計において、端末が、音声通話のためにCSFBを再び実行する場合に、端末でクロス位置エリアケースが発生し、且つ、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子、および、検出されたネットワークの第1の位置識別子が、ブラックリストにある記録と問題なく一致するならば、端末は、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンせず、それにより、端末および第2のネットワークの間における音声サービスの確立の失敗を防止することができ、端末の通話失敗率を下げることができる。
可能な設計において、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、端末が、第2のネットワークにフォールバックする前に、端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、ブラックリストが第2の位置識別子および第1の位置識別子と問題なく一致する記録を含まない場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する。
この設計において、ブラックリストは、第2の位置識別子および第1の位置識別子に対応する記録を含まないので、端末は、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択し、これにより、端末の通話成功率は向上されることができる。
可能な設計において、ブラックリストにおける何れかの記録は更に、音声サービス確立を失敗した回数の数量を含み、端末が音声サービスを第2のネットワークで確立することに失敗する場合に、当該方法は更に、端末が、記憶された記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を1増やすことを含む。
可能な設計において、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、端末が、第2のネットワークにフォールバックする前に、端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、又は、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。
この設計において、端末がCSFBを実行してキャンプオンすべきセルを選択する場合に、音声サービス確立を失敗した回数の数量に対する制限が追加され、それにより、音声通話の成功率を更に向上することができ、音声サービス確立を失敗した回数の数量が比較的大きい場合に端末が第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンしないことを保証することができる。
可能な設計において、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、端末が第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する。
この設計において、端末が音声通話のためにCSFBを再び実行する場合、端末上でクロス位置エリアケースが発生しないならば、端末の音声通話が問題なくセットアップされることができることを保証すべく、端末が、第2のネットワークの検出されたセルに直接キャンプオンする。
可能な設計において、端末が第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択した後に、端末が、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報、または、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子はトラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、端末が、問題なく一致した記録をブラックリストから削除する。
この設計において、端末が音声通話のためにCSFBを再び実行する場合、端末上でクロス位置エリアケースが発生しないならば、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンした後に、端末が、ブラックリストを調べ、ブラックリストをリアルタイムに更新する。
可能な設計において、当該方法は更に、端末が、ブラックリストにある記録を削除する段階を更に備え、端末が、ブラックリストにある記録を削除する段階は、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックする段階、端末が第2のネットワークで音声サービスを問題なく確立する場合、端末が、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得する段階、および、第2の位置識別子および第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、端末が、問題なく一致した記録をブラックリストから削除する段階であり、第1の位置識別子は位置エリア識別情報であるか、または、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子はトラッキングエリア識別情報である、段階、または、端末が電源をオフにされた後に、端末が、ブラックリストにおける全ての記録を削除する段階、又は、端末が、ブラックリストにある何れかの記録に対して有効時間を設定し、有効時間が切れた場合に、端末が記録を削除する段階を含む。
この設計において、端末は、ブラックリストの有効性を保証すべく、ブラックリストを調べて、記録を削除することができる。
可能な設計において、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することは、第2の位置識別子がブラックリストにある何れかの記録における第1のネットワークの位置識別子と同じであり、且つ、第1の位置識別子が記録における第2のネットワークの位置識別子と同じであるならば、照合が成功すると判断することを含む。
可能な設計において、端末が、サーバから第1の情報を受信し、または、第1の情報をサーバに報告し、第1の情報は少なくとも1記録を含み、端末が、第1の情報をブラックリストに保存し、1記録は、第1のネットワークの位置識別子および第2のネットワークの位置識別子を含む。
可能な設計において、第1のネットワークの位置識別子は、第1のネットワークのトラッキングエリア識別情報であり、第2のネットワークの位置識別子は、第2のネットワークの位置エリア識別情報であるか、または、第2のネットワークの位置エリア識別情報および第2のネットワークの位置エリア識別情報に対応するセル識別情報の組み合わせである。
この設計において、端末は、端末がアクセスすることを禁止されているセルに関する情報を保持する第1の情報を外部のサーバから取得し、第1の情報をブラックリストに保存し、端末がCSFBを再び実行する場合にブラックリストを用いることによって第2のネットワークのセルを選択することができ、それにより、端末の音声通話失敗率を下げることができる。
第2の態様によれば、本出願の実施形態は、セル選択する端末を提供し、端末は、通信ユニットと処理ユニットとを含む。通信ユニットは、端末が、音声サービスをサポートしていない第1のネットワークにキャンプオンする場合に、音声サービスが開始される又は受信されることを必要とするならば、回線交換フォールバックCSFB方式で、音声サービスをサポートしている第2のネットワークにフォールバックするように構成される。処理ユニットは、端末が第2のネットワークで音声サービスを確立することに失敗する場合に、第1のネットワークの位置識別子、および、第2のネットワークの位置識別子を、1記録としてブラックリストに保存するように構成され、ブラックリストは、少なくとも1記録を含み、ブラックリストは、CSFBを再び実行する場合に、通信ユニットによって、第2のネットワークのセルにキャンプオンすることを選択するべく用いられる。
可能な設計において、通信ユニットは更に、端末が、音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致する場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
可能な設計において、通信ユニットは更に、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、ブラックリストが第2の位置識別子および第1の位置識別子と問題なく一致する記録を含まない場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する、ように構成される。
可能な設計において、ブラックリストにおける何れかの記録は更に、音声サービス確立を失敗した回数の数量を含み、端末が音声サービスを第2のネットワークで確立することに失敗する場合に、処理ユニットは更に、記憶された記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を1増やすように構成される。
可能な設計において、通信ユニットは更に、端末が、音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
可能な設計において、通信ユニットは更に、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する、ように構成される。
可能な設計において、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択した後に、通信ユニットは更に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報、または、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子はトラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、端末が、問題なく一致した記録をブラックリストから削除する、ように構成される。
可能な設計において、処理ユニットは更に、ブラックリストにある記録を削除するように構成され、ブラックリストにある記録を削除することは、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックすること、端末が第2のネットワークで音声サービスを問題なく確立する場合、通信ユニットが、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得すること、および、第2の位置識別子および第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、処理ユニットが、問題なく一致した記録をブラックリストから削除することであって、第1の位置識別子は位置エリア識別情報であるか、または、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子はトラッキングエリア識別情報であり、または、端末が電源をオフにされた後に、処理ユニットが、ブラックリストにおける全ての記録を削除すること、又は、処理ユニットが、ブラックリストにある何れかの記録に対して有効時間を設定し、有効時間が切れた場合に、処理ユニットが記録を削除することを含む。
可能な設計において、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することは、第2の位置識別子がブラックリストにある何れかの記録における第1のネットワークの位置識別子と同じであり、且つ、第1の位置識別子が記録における第2のネットワークの位置識別子と同じであるならば、照合が成功すると判断することを含む。
可能な設計において、通信ユニットは更に、サーバから第1の情報を受信するように構成され、第1の情報は少なくとも1記録を含み、処理ユニットは更に、第1の情報をブラックリストに保存するように構成され、1記録は、第1のネットワークの位置識別子および第2のネットワークの位置識別子を含む。
可能な設計において、第1のネットワークの位置識別子は、第1のネットワークのトラッキングエリア識別情報であり、第2のネットワークの位置識別子は、第2のネットワークの位置エリア識別情報であるか、または、第2のネットワークの位置エリア識別情報および第2のネットワークの位置エリア識別情報に対応するセル識別情報の組み合わせである。
第3の態様によれば、本出願の実施形態は、端末を提供し、端末は、通信コンポーネント、プロセッサおよびメモリを含む。通信コンポーネント、プロセッサおよびメモリは、バスシステムを用いることによって接続されてもよい。メモリは、プログラム、命令またはコードを記憶するように構成され、プロセッサは、メモリにおけるプログラム、命令またはコードを実行し、第1の態様における方法を完了させる又は第1の態様の任意の可能な実装を完了させるように構成される。
第4の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶し、命令がコンピュータ上で動作する場合、コンピュータは、第1の態様における方法を実行することを有効にされる。
第5の態様によれば、本出願の実施形態はコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム製品は、命令を含み、命令がコンピュータ上で動作する場合、コンピュータは、第1の態様における方法を実行することを有効にされる。
第6の態様によれば、本出願の実施形態は、チップシステムを提供し、チップシステムは、第1の態様に要する複数の機能を実装するときに端末をサポートするように構成されるプロセッサを含む。可能な設計において、チップシステムは更に、メモリを含み、メモリは、端末に必要とされるプログラム命令およびデータを記憶するように構成される。チップシステムは、チップを含んでもよく、チップおよび別のディスクリートデバイスを含んでもよい。
既存のLTEネットワークで通話が開始された又は通話が受信された後におけるCSFB処理の概略図である。
本出願の実施形態によるセル選択する方法のフローチャートである。
本出願の実施形態による、LTEネットワークで、通話が開始された又は通話が受信された後のCSFB処理の概略図である。 本出願の実施形態による、LTEネットワークで、通話が開始された又は通話が受信された後のCSFB処理の概略図である。
本出願の実施形態による、セル選択する装置の構造図である。
本出願の実施形態による、セル選択する端末の構造図である。
本出願の実施形態による、LTEネットワークで、通話が開始された又は通話が受信された後のCSFB処理の概略図である。 本出願の実施形態による、LTEネットワークで、通話が開始された又は通話が受信された後のCSFB処理の概略図である。
以下は、本出願の実施形態における添付図面を参照して、本出願の実施形態における技術的な解決手段を明確且つ完全に説明する。
LTEシステムは、例として用いられる。LTEネットワークに接続された後、LTEシングルスタンバイ端末は、LTEネットワークにキャンプオンし、音声通話のようなCSドメインサービスを送信又は受信することができない。端末がLTEネットワークにアクセスする場合に、端末が、音声通話のようなCSドメインサービスを開始し、音声通話を受信することを可能にするべく、CSFB技術が用いられる。具体的には、LTEネットワークの範囲に含まれる端末が音声サービスを処理する場合に、端末は最初にCSドメインネットワークにフォールバックしてCSドメインネットワークで音声サービスを処理し、サービスが終了した後にLTEネットワークに戻る。
図1は、既存のLTEネットワークで通話が開始された又は通話が受信された後におけるCSFB処理の概略図である。具体的には、処理は、以下の手順を含む。
(1)端末が、LTEネットワークで新しい着信通話を受信する又は通話を開始する。
(2)端末が、CSドメインにフォールバックして音声サービスを実行することを要求すべく、LTEネットワークにCSFB要求を送信する。
(3)LTEネットワークが、無線リソース制御(Radio Resource Control, RRC)接続解除(RRC Connection Release)メッセージを端末に送信し、RRC接続解除メッセージに、端末がCSFBを通じてフォールバックすることを必要としているCSドメイン周波数に関する情報を追加する。
(4)端末が、LTEネットワークによって提供されるCSドメイン周波数をスキャンし、CSドメイン周波数の受信強度を受信する。
(5)端末が、強度に基づいて、LTEネットワークによって提供されるCSドメイン周波数の優先度をソートし、ここでは、より良い強度はより高い優先度を示す。
(6)端末が、優先度順にCSドメイン周波数を選択し、選択されたCSドメイン周波数で同期動作を実行する。
(7)端末が、選択されたCSドメイン周波数と問題なく同期されたならば、端末が、選択されたCSドメイン周波数のシステムメッセージを受信する。
(8)現在同期されている周波数のセルがアクセス条件を満たすならば、端末がセルにキャンプオンし、更に、選択されたCSドメイン周波数の位置エリアが、CSドメインにおける位置エリアであって、端末がLTEネットワークに接続された場合にLTEネットワークによって端末に割り当てられる位置エリアと同じであるかどうかが判断され、それらの位置エリアが同じであるならば、段階(10)が実行され、または、それらの位置エリアが異なるならば、段階(9)が実行される。
(9)端末が、選択されたCSドメイン周波数で、位置エリア更新(location area update, LAU)動作を実行する。
(10)端末が、CSドメインで位置エリア更新動作を実行せず、選択されたCSドメイン周波数で音声通話を直接セットアップし、通話セットアップ(SET UP)メッセージを開始する又は受信する。
(11)端末が選択されたCSドメイン周波数に問題なくフォールバックした後、端末が、音声通話の後続の動作を実行する。
(12)端末が、音声通話が終了した後に、FRを通じてLTEネットワークに戻る。
図1における手順ではネットワークが通常通り動作する場合が説明され、ネットワーク動作で例外が発生する場合に実行される処理方式は提供されないことが認識され得る。例えば、段階(10)でLAU動作を実行する場合に端末によってアクセスされる、コアネットワークエンティティ移動通信交換局(Mobile Switching Center, MSC)サーバ(Server)は、ユーザからの着信通話を受信するコアネットワークエンティティMSCサーバと同じコアネットワークエンティティではなく、2つのコアネットワークエンティティ間における通話情報転送が異常である場合に、音声通話は、CSドメインでセットアップされることに失敗する。代替的に、例えば、段階(10)でLAU動作を実行する場合に端末によってアクセスされるコアネットワークエンティティがCSFB機能をサポートしていない場合に、音声通話はまた、CSドメインでセットアップされることに失敗するかもしれない。
上述の問題を考慮して、本出願の実施形態は、既存のCSFB音声通話の故障確率を下げる、セル選択する方法および端末を提供する。方法および装置は、同じ発明概念に基づく。方法の問題解決原理は、装置の問題解決原理と同様であるので、同様の詳細については、装置の実装および方法の実装を相互に参照されたい。繰り返しの説明は提供されない。
本出願の実施形態は、端末がCSFBを通じてCSドメインにフォールバックし、音声サービスを実行してCSドメインセルを選択するシナリオに適用される。端末が、端末がCSFBを通じてフォールバックするCSドメインネットワークで音声サービスを確立することに失敗する場合、フォールバック前の第1のネットワークの位置識別子と、CSFBおよびキャンプオン後に通信接続が解除される第2のネットワークの位置識別子とが、ブラックリストに1記録として保存される。端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、端末は、CSFBを実行する場合に、ブラックリストを用いることによって第2のネットワークのセルを選択する。このように、端末は、端末が音声サービスを確立することに失敗するCSドメインにおけるセルに再びキャンプオンすることを防止されることができ、それにより、CSFB音声通話の成功可能性を向上することができる。
図2は、本出願の実施形態によるセル選択する方法のフローチャートである。この手順は、具体的には、ハードウェア及びソフトウェアプログラミングによって、または、ソフトウェア及びハードウェアの組み合わせによって、実装され得る。
端末は、図2に示される手順を実行するように構成されてもよく、端末は、これに限定されないが、モバイルフォン、ネットワークアクセス端末デバイス、モノのインターネット、端末デバイスなどを含む。端末における機能モジュールであって、本出願の本実施形態で提供されるセル選択解決手段を実行するように構成される機能モジュールは、具体的には、ハードウェア及びソフトウェアプログラミングと、ソフトウェア及びハードウェアの組み合わせとを用いることによって実装されてもよい。ハードウェアは、1又は複数の信号処理回路および/または特定用途向け集積回路を含んでもよい。
図2に示される通り、手順は、具体的には、以下の処理工程を含む。
段階20:端末が、音声サービスをサポートしていない第1のネットワークにキャンプオンする場合に、音声サービスが開始される又は受信されることを必要とするならば、端末が、回線交換フォールバックCSFB方式で、音声サービスをサポートしている第2のネットワークにフォールバックする。
任意的に、第1のネットワークは、LTEネットワークまたは5Gネットワークであり、第2のネットワークは、第2世代モバイル通信技術(the second generation, 2G)ネットワークまたは第3世代モバイル通信技術(the third generation, 3G)ネットワークである。
段階21:端末が、第2のネットワークで音声サービスを確立することに失敗する場合に、端末が、第1のネットワークの位置識別子、および、第2のネットワークの位置識別子を、1記録としてブラックリストに保存し、ブラックリストは、少なくとも1記録を含み、ブラックリストは、CSFBを再び実行する場合に、端末によって、第2のネットワークのセルにキャンプオンすることを選択するべく用いられる。
実際の適用では、端末が第2のネットワークで音声サービスを確立することに失敗する場合に、端末は、端末および第2のネットワークの間の通信接続が解除されたことを検知することができ、これは、端末が第2のネットワークで音声サービスを確立することに失敗する、ことを示していることに留意すべきである。
任意的に、ブラックリストは、端末のアクセス層(Access Stratum, AS)で記憶され、ブラックリストに記憶された記録は、端末のアクセスを制限するセルである。一般に、端末のシステム性能およびユーザのアクティブエリアを考慮して、ブラックリストに記憶された記録の数量は32より大きくなく、複数の記録は先入れ先出しルールに従って保持される。
第1のネットワークの位置識別子は、第1のネットワークのトラッキングエリア識別情報(Tracking Area Identity, TAI)、または、第1のネットワークによってUEに割り当てられる位置エリア識別情報(location area identity, LAI)である。第2のネットワークの位置識別子は、第2のネットワークの位置エリア識別情報(Location Area Identity, LAI)、または、第2のネットワークの位置エリア識別情報と、第2のネットワークの位置エリア識別情報に対応するセル識別情報との組み合わせである。本出願の本実施形態において、位置エリア識別情報とセル識別情報との組み合わせは、セルグローバル識別情報(Cell Global Identification, CGI)であってもよく、セル識別情報は、絶対無線周波数チャネル番号(Absolute Radio Frequency Channel Number, ARFCN)およびベースステーション識別情報コード(Base Station Identity Code, BSIC)のように、セルを識別するのに用いられる任意の他の識別情報であってもよいことに留意すべきである。
可能な設計において、ブラックリストは複数の記録を含み、各記録は、第1のネットワークの位置識別子および第2のネットワークの位置識別子を含む。この場合において、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、端末が、CSFBを実行するときに第2のネットワークのセルを選択し、これは、以下の工程を用いることによって更に実装されてもよい。
S1:端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、端末が、第2のネットワークにフォールバックする前に、端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報(セルID)の組み合わせであり、または、第1の位置識別子は、第2のネットワークのセルを識別するのに用いられる位置エリア識別情報および別の識別情報の組み合わせであり、第2のネットワークのセルを識別するのに用いられる別の識別情報は、ARFCNおよびBSICの組み合わせであってもよく、第2の位置識別子は、第1のネットワークによってUEに割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である。
実際の適用では、端末が、システム情報を読み取って第2のネットワークのセルの第1の位置識別子を取得してもよく、または、端末が既に、ネットワーク側からシステム情報を取得して、システム情報を端末上でローカルにキャッシュしていてもよく、且つ、端末が第2のネットワークのセルの第1の位置識別子をローカルに取得してもよいことに留意すべきである。
S2:第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致する場合、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。代替的に、第2のネットワークの第1の位置識別子がブラックリストにおける第2のネットワークの位置識別子と一致する場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。
S3:ブラックリストが、第2の位置識別子および第1の位置識別子が問題なく一致することの記録を含まない場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する。代替的に、S2に対応して、ブラックリストが、第2のネットワークの位置識別子が第2のネットワークの第1の位置識別子と一致することの記録を含まない場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する。
第2の位置識別子および第1の位置識別子をブラックリストにおける何れかの記録と照合することは、第2の位置識別子を、ブラックリストにある何れかの記録における第1のネットワークの位置識別子と比較すること、および、第1の位置識別子を、記録における第2のネットワークの位置識別子と比較することと、第2の位置識別子が第1のネットワークの位置識別子と同じであって第1の位置識別子が第2のネットワークの位置識別子と同じであるならば照合が成功すると判断すること、または、第2の位置識別子が第1のネットワークの位置識別子と異なる、または、第1の位置識別子が第2のネットワークの位置識別子と異なるならば、照合が失敗すると判断すること、とを含むことに留意すべきである。
更に、段階S1において、端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックするならば、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、端末が第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する。代替的に、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、端末が更に、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と一致するかどうかを調べ、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と一致するならば、端末が第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択しない、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。
別の可能な設計において、ブラックリストにおける何れかの記録は更に、音声サービス確立を失敗した回数の数量を含み、音声サービス確立を失敗した回数の数量は、第1のネットワークの位置識別子および第2のネットワークの位置識別子のエリアであって当該記録に対応するエリアにおいて音声サービス確立を失敗した回数の数量を示し、音声サービス確立を失敗した回数の数量の初期値は0に設定されてもよい。端末が第2のネットワークで音声サービスを確立することに失敗する場合に、端末が、記憶された記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を1増やす。この場合、ブラックリストは、複数の記録を含み、各記録は、第1のネットワークの位置識別子と、第2のネットワークの位置識別子と、音声サービス確立を失敗した回数の数量とを含む。この場合において、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBを実行するときに第2のネットワークのセルを選択することは、以下の工程を用いることによって実装されてもよい。
P1:端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、端末が、第2のネットワークにフォールバックする前に、端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報(セルID)の組み合わせであり、または、第1の位置識別子は、第2のネットワークのセルを識別するのに用いられる位置エリア識別情報および別の識別情報の組み合わせであり、第2のネットワークのセルを識別するのに用いられる別の識別情報は、ARFCNおよびBSICの組み合わせであってもよく、第2の位置識別子は、第1のネットワークによってUEに割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である。
実際の適用では、端末が、システム情報を読み取って第2のネットワークのセルの第1の位置識別子を取得してもよく、または、端末が既に、ネットワーク側からシステム情報を取得して、システム情報を端末上でローカルにキャッシュしていてもよく、且つ、端末が第2のネットワークのセルの第1の位置識別子をローカルに取得してもよいことに留意すべきである。
P2:第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。代替的に、第2のネットワークの第1の位置識別子がブラックリストにおける第2のネットワークの位置識別子と一致し、且つ、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。
音声サービス確立を失敗した回数の数量は、3に設定されてもよい。音声サービス確立を失敗した回数の数量が3より大きい場合にのみ、端末は、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。
P3:ブラックリストが、第2の位置識別子および第1の位置識別子が問題なく一致することの記録を含まない場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する。代替的に、P2に対応して、ブラックリストが、第2のネットワークの位置識別子が第2のネットワークの第1の位置識別子と一致することの記録を含まない場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する。
更に、段階S1において、端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックするならば、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、端末が第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する。代替的に、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、端末が更に、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と一致するかどうかを調べ、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と一致し、且つ、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きいならば、端末が第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択しない、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。音声サービス確立を失敗した回数の数量は、3に設定されてもよい。音声サービス確立を失敗した回数の数量が3より大きい場合にのみ、端末は、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。
上述の複数の場合において、端末が、全ての周波数を試みた後に、通常はキャンプオンすることができるセルを依然として検知しない場合に、端末が、低優先度を有するセルにキャンプオンすることを再試行してもよいことに留意すべきである。
これに加えて、段階S1からS3または段階P1からP3において、S1およびS2の特定の実行シーケンス、または、P1およびP2の特定の実行シーケンスは、本明細書中で限定されていないことに留意すべきである。具体的には、別の任意選択の実装態様において、端末が、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致することができるかどうかを判断し、照合が成功するならば、端末が更に、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを判断し、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なるならば、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、または、第2のネットワークの検出されたセルの優先度を下げる。別の任意選択の実装態様において、端末が、ブラックリストにおける記録であって第2の位置識別子および第1の位置識別子と一致する記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を調べ、回数の数量が事前設定値より大きい場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、または、第2のネットワークの検出されたセルの優先度を下げる。特定の実装の間、端末が、代替的に、ブラックリストにおける記録であって第2のネットワークの位置識別子が第1の位置識別子と一致する記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を調べ、回数の数量が事前設定値より大きい場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、または、第2のネットワークの検出されたセルの優先度を下げる。
そうでなければ、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるならば、または、ブラックリストにおける記録であって第2の位置識別子および第1の位置識別子と一致する記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、または、第2のネットワークの検出されたセルの優先度を下げ、且つ、回数の数量が事前設定値より少ないならば、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを依然として選択し、または、照合が失敗するならば、端末が、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンする。
上述の2つの可能な設計において、端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択した後、端末が更に、ブラックリストにおける記録を変更することを必要とすることに留意すべきである。特定の実装工程は以下の通りである:端末が、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致する場合に、端末が、問題なく一致した記録をブラックリストから削除する。
更に、端末が、ブラックリストにおける記録を定期的に削除することを必要とする。具体的には、以下の複数の場合が更に含まれる。
ケース1:端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、端末が、第2のネットワークで音声サービスを問題なく確立する場合に、端末が、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致する場合に、端末が、問題なく一致した記録をブラックリストから削除する。
ケース2:端末が電源をオフにされた後、端末がブラックリストにおける全ての記録を削除する。
ケース3:端末が、ブラックリストにおける何れかの記録に対して有効時間を設定し、有効時間が切れた場合に、端末が記録を削除する。実際の適用では、音声サービスが最後に第2のネットワークで確立されることに失敗する時間は、記録において設定されてもよく、有効時間は記録に対して設定されてもよい。例えば、有効時間は、24時間に設定されてもよく、記録が24時間記憶されていた場合に、記録がブラックリストに依然として存在するならば、端末が記録を削除する。
ブラックリストが端末上でローカルに記憶され、ブラックリストにおける記録が端末によって生成されることは、上述の工程から認識され得る。もちろん、ブラックリストにおける記録はまた、サーバによって生成されてもよい。サーバが、端末のサービス供給業者であってもよく、または、オペレーターサーバであってもよい。例えば、端末ベンダまたはオペレーターサーバが更に、ブラックリスト情報をユーザ端末に送信してもよく、ユーザ端末へのブラックリスト情報を定期的に更新してもよい。端末ベンダまたはオペレーターサーバが更に、特定された位置で、関連する位置エリアのブラックリスト情報をユーザ端末に送信してもよく、例えば、端末の位置に基づいて、当該位置に関連するブラックリスト情報をユーザ端末に送信してもよく、または、端末が接続されるコアネットワークエンティティが、コアネットワークエンティティによって管理される位置エリアのブラックリスト情報をユーザ端末に送信する。代替的に、端末がCSFBを通じて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックする場合に音声サービスが確立されることに失敗したことを検知する場合に、オペレーターサーバが、第1の情報を端末に送信し、端末がサーバから第1の情報を受信し、第1の情報は、少なくとも1記録を含み、端末が、第1の情報をブラックリストに保存し、何れかの記録の形態は上述の説明における形態と一致しており、何れかの記録は、第1のネットワークの位置識別子および第2のネットワークの位置識別子を少なくとも含む。ブラックリスト用の端末の特定の実装工程は、上述の説明と一致している。
ブラックリストに基づいてCSFBを最適化する上述の工程におけるCSドメインセルを選択する機能は、有効化されてもよく、または無効化されてもよく、例えば、当該機能を有効化する又は無効化するために用いられるスイッチが、インタラクションインターフェースを用いることによって開発者に提供されることに留意すべきである。
図2におけるセル選択する方法は、第1のネットワークがLTEネットワークであって、第2のネットワークがモバイル通信用2Gグローバルシステム(Global System for Mobile Communications, GSM(登録商標))ネットワークまたは3Gユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System, UMTS)ネットワークである例を用いることによって、以下で詳細に説明される。
端末がLTEネットワークで新しい着信通話を受信し又は通話を開始し、且つ、CSFBの間に例外が発生することが原因で音声サービスが確立されることに失敗する場合に、端末のAS層が、CSFB前のLTEネットワークのTAI、および、CSFBおよびキャンプオン後にネットワークによって解除されるCSドメインセルのLAIを記録し、または、CSFB前のLTEネットワークのTAI、および、セル識別情報と、CSFBおよびキャンプオン後にネットワークによって解除されるCSドメインセルのLAIとの組み合わせを記録する。TAIは、端末上の移動管理制御(mobility manage control, MMC)センタから取得されてもよい。記録された情報は、TAI+LAI+Current TICK値を含み、TICK値は、音声サービス確立を失敗した回数の数量を示す。TAI+LAI+Current TICK値は、ブラックリストにおける完全な記録を形成する。もちろん、1記録における情報は、代替的に、TAI+LAIのみを含んでもよい。任意的に、端末は、各記録に対して有効期間を設定してもよい。例えば、各記録の有効期間は24時間であり、記録の有効期間が切れる場合、端末が記録を削除する。端末が、対応するTAI+LAIを備えるセルで音声サービスを問題なく実行する場合、対応する記録は、削除されることを必要とする。これに加えて、端末が電源をオフにされ、再び電源をオンにされる場合、ブラックリストにおける記録はクリアされる。記録は、表1に示される形態の中にあってもよい。
表1
Figure 2020537436
端末が音声サービスを再び開始する場合に、端末が、ブラックリストを用いることによって、CSドメインセルを選択する。特定の手順のため、図3Aおよび図3Bを参照する。
段階31:端末が、LTEネットワークで新しい着信通話を受信する又は通話を開始する。
段階32:端末が、CSドメインにフォールバックして音声サービスを実行することを要求するためのCSFB要求をLTEネットワークに送信する。
段階33:LTEネットワークが、RRC接続解除メッセージを端末に送信し、端末がCSFBを通じてフォールバックすることを必要とするCSドメイン周波数に関する情報をRRC接続解除メッセージに追加する。
段階34:端末が、LTEネットワークによって提供されるCSドメイン周波数をスキャンし、CSドメイン周波数の受信強度を受信する。
段階35:端末が、LTEネットワークによって提供される複数のCSドメイン周波数の優先度を強度に基づいてソートし、より良い強度はより高い優先度を示し、端末が、優先度順にCSドメイン周波数を選択する。
段階36:選択されたCSドメイン周波数で同期動作を実行する。
段階37:端末が選択されたCSドメイン周波数と問題なく同期されるならば、端末が、選択されたCSドメイン周波数のシステムメッセージを受信する。
段階38:端末が、選択されたCSドメイン周波数のセルにキャンプオンする。本実施形態において、以下の工程が実装される。キャンプオン状態が満たされるならば、段階310が実行される。キャンプオン状態が満たされないならば、段階39が実行される。
具体的には、現在選択されているCSドメイン周波数のセルのLAI1が、LTEネットワークによって端末に割り当てられるLAI2と異なるならば、端末が、クロス位置エリアコード(Location Area Code, LAC)シナリオに属し、端末がフォールバックする前のLTEネットワークのTAI、および、選択されたCSドメイン周波数のセルのLAIが、ブラックリストにおける記録と一致するかどうかが更に判断され、または、端末がフォールバックする前のLTEネットワークのTAI、および、選択されたCSドメイン周波数のセルのLAIとセル識別情報との組み合わせがブラックリストにおける記録と一致するかどうかが更に判断される。
(a)照合が成功し、且つ、対応する発生回数の数量がNより大きいならば、キャンプオン状態が満たされないと判断される。この場合、端末が、CSドメイン周波数のセルにキャンプオンするのを選択せず、または、CSドメイン周波数のセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。
発生回数の数量の事前設定値Nは、実際の場合に基づいて端末により柔軟に構成されてもよいことに留意すべきである。具体的には、発生回数の数量が予め構成された事前設定値Nより大きい場合に、CSドメイン周波数のセルは、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定される。
発生回数の数量は段階aで考慮されなくてもよいことに留意すべきである。照合が成功するならば、キャンプオン状態が満たされないと判断される。
(b)ブラックリストと一致する記録がないならば、キャンプオン状態が満たされると判断される。この場合、端末が、好ましくは、通常通りCSドメイン周波数のセルにキャンプオンする。
具体的には、現在選択されているCSドメイン周波数のセルのLAI1が、LTEネットワークによって端末に割り当てられるLAI2と同じならば、端末が、クロスLAIシナリオに属さず、キャンプオン状態が満たされると判断する。この場合、端末が、好ましくは、通常通りCSドメイン周波数のセルにキャンプオンする。端末が更に、LTEネットワークのTAIおよび現在選択されているCSドメイン周波数のセルのLAI1がブラックリストにおける記録内にあるかどうかを調べ、YESならば、ブラックリストから記録を削除してもよい。代替的に、端末が更に、LTEネットワークのTAI、および、現在選択されているCSドメイン周波数のセルのLAI1とセルIDとの組み合わせがブラックリストにおける記録内にあるかどうかを調べ、YESならば、ブラックリストから記録を削除してもよい。
段階39:端末が、CSドメイン周波数の優先度の順序に基づいて次のCSドメイン周波数を選択し続けて、段階36に戻る。
段階310:セルが現在、アクセス条件を満たすならば、セルにキャンプオンし、更に、選択されたCSドメイン周波数の位置エリアが、端末がLTEネットワークで接続される位置エリアと同じであるかどうかを判断し、これらの位置エリアが同じであるならば、段階312を実行し、これらの位置エリアが異なるならば、段階311を実行する。
段階311:端末が、選択されたCSドメイン周波数でLAU動作を実行し、更に、段階312を実行する。
段階312:選択されたCSドメイン周波数で音声サービスを確立する場合に、端末が、音声セットアップメッセージが問題なく送信又は受信されるかどうかを判断し、YESならば、段階314を実行し、そうでなければ、段階313を実行する。
段階313:フォールバック前のLTEネットワークのTAI、および、選択されたCSドメイン周波数のセルのLAI1をブラックリストに追加し、または、フォールバック前のLTEネットワークのTAI、および、選択されたCSドメイン周波数のセルのLAI1と、セル識別情報との組み合わせをブラックリストに追加する。
段階314:CSドメインに問題なくフォールバックした後に、端末が、音声通話の後続の動作を実行する。
段階315:端末が、音声通話が終了した後に、FRを通じてLTEネットワークに戻る。
図4を参照すると、上述の実施形態で提供されるセル選択する方法に基づいて、本出願の実施形態はセル選択する装置400を提供する。装置400は、端末に適用される。図7は、本発明の実施形態による装置400の概略構造図である。図4に示される通り、装置400は、処理ユニット401および通信ユニット402を含む。
通信ユニット402は、端末が、音声サービスをサポートしていない第1のネットワークにキャンプオンする場合に、音声サービスが開始される又は受信されることを必要とするならば、回線交換フォールバックCSFB方式で、音声サービスをサポートしている第2のネットワークにフォールバックするように構成される。
処理ユニット401は、端末が第2のネットワークで音声サービスを確立することに失敗する場合に、第1のネットワークの位置識別子、および、第2のネットワークの位置識別子を、1記録としてブラックリストに保存するように構成され、ブラックリストは、少なくとも1記録を含み、ブラックリストは、CSFBを再び実行する場合に、通信ユニット402によって、第2のネットワークのセルにキャンプオンすることを選択するべく用いられる。
任意的に、通信ユニット402は更に、端末が、音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致する場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
任意的に、通信ユニット402は更に、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、ブラックリストが第2の位置識別子および第1の位置識別子と問題なく一致する記録を含まない場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する、ように構成される。
任意的に、ブラックリストにおける何れかの記録は更に、音声サービス確立を失敗した回数の数量を含む。
端末が音声サービスを第2のネットワークで確立することに失敗する場合に、処理ユニット401は更に、記憶された記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を1増やすように構成される。
任意的に、通信ユニット402は更に、端末が、音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
任意的に、通信ユニット402は更に、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する、ように構成される。
任意的に、通信ユニット402は更に、通信コンポーネントが音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、端末が、第2のネットワークのセルの第1の位置識別子を取得し、第2のネットワークのセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量は、ブラックリストにある複数の記録であって、第2のネットワークの位置識別子が第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より大きい場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略し、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである。
任意的に、通信ユニット402は更に、端末が、音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、第2のネットワークのセルの第1の位置識別子、および、端末が第2のネットワークにフォールバックする前の第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、問題なく一致した記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略し、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、第2の位置識別子は、第1のネットワークによって端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である。
任意的に、通信ユニット402は更に、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と異なる場合、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する、ように構成され、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである。
任意的に、通信ユニット402は更に、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に、第2のネットワークのセルの位置エリア識別情報が、第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、第2のネットワークのセルの位置エリア識別情報が、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なることを検知する場合に、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量は、ブラックリストにある複数の記録であって、第2のネットワークの位置識別子が第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より大きい場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
任意的に、通信ユニット402は更に、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に、第2のネットワークのセルの位置エリア識別情報が、第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、第2のネットワークのセルの位置エリア識別情報が、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであることを検知する場合に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子が、記録における第1のネットワークの位置識別子と同じであるかどうかを検知し、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子が、記録における第1のネットワークの位置識別子と同じであるならば、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を取得し、第2の位置識別子は、第1のネットワークによって端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報であり、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量は、端末によって計算される音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より大きい場合、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
任意的に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択した後に、通信ユニット402は更に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報、または、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子はトラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除する、ように構成される。
任意的に、処理ユニット401は更に、ブラックリストにある記録を削除するように構成され、ブラックリストにある記録を削除することは、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックすること、通信コンポーネント402が第2のネットワークで音声サービスを問題なく確立する場合、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得すること、および、第2の位置識別子および第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、または、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、CSFBの後にセルのハンドオーバを実行し、ハンドオーバしたセルにおいて音声サービスを問題なく確立すること、CSFBの前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、第2のネットワークのセルであってCSFBの後に端末が最初にキャンプオンするセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、および、CSFBの前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、第2のセルのセルであってCSFBおよびハンドオーバの後に端末がキャンプオンするセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、または、端末が電源をオフにされた後、ブラックリストにある全ての記録を削除すること、または、ブラックリストにある何れかの記録に対して有効時間を設定すること、および、有効時間が切れた場合に、記録を削除すること、を含む。
第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、第2の位置識別子は、第1のネットワークによって端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である。
任意的に、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することは、第2の位置識別子がブラックリストにある何れかの記録における第1のネットワークの位置識別子と同じであり、且つ、第1の位置識別子が記録における第2のネットワークの位置識別子と同じであるならば、照合が成功すると判断することを含む。
任意的に、通信ユニット402は更に、サーバから第1の情報を受信し、または、第1の情報をサーバに報告するように構成され、第1の情報は少なくとも1記録を含み、処理ユニット401は更に、第1の情報をブラックリストに保存するように構成され、1記録は、第1のネットワークの位置識別子および第2のネットワークの位置識別子を含む。
任意的に、第1のネットワークの位置識別子は、第1のネットワークのトラッキングエリア識別情報または第1のネットワークの位置エリア識別情報であり、第2のネットワークの位置識別子は、第2のネットワークの位置エリア識別情報であるか、第2のネットワークの位置エリア識別情報および第2のネットワークの位置エリア識別情報に対応するセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである。
同じ発明概念に基づき、図5を参照すると、本発明の実施形態はセル選択する端末500を提供する。図5は、本出願の実施形態による端末500の概略構造図である。図5に示される通り、端末500は、プロセッサ501と、メモリ502と、通信コンポーネント503とを含む。本出願における解決手段を実行するのに用いられるプログラムコードは、メモリ502に記憶され、プログラムコードの実行は、プロセッサ501によって制御される。
通信コンポーネント503は、音声サービスを開始する又は受信するように構成される。
プロセッサ501は、端末が、音声サービスをサポートしていない第1のネットワークにキャンプオンする場合において、通信コンポーネント503が音声サービスを開始する又は受信するならば、回線交換フォールバックCSFB方式で、音声サービスをサポートしている第2のネットワークにフォールバックし、通信コンポーネント503が、第2のネットワークで音声サービスを確立することに失敗する場合に、第1のネットワークの位置識別子、および、第2のネットワークの位置識別子を、1記録としてブラックリストに保存するように構成され、ブラックリストは、少なくとも1記録を含み、ブラックリストは、CSFBを再び実行する場合に、プロセッサによって、第2のネットワークのセルにキャンプオンすることを選択するべく用いられる。
プロセッサ501は更に、通信コンポーネント503が、音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致する場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
任意的に、プロセッサ501は更に、通信コンポーネント503が、音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、ブラックリストが第2の位置識別子および第1の位置識別子と問題なく一致する記録を含まない場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する、ように構成される。
任意的に、ブラックリストにおける何れかの記録は更に、音声サービス確立を失敗した回数の数量を含む。
通信コンポーネント503が音声サービスを第2のネットワークで確立することに失敗する場合に、プロセッサ501は更に、記憶された記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を1増やすように構成される。
任意的に、プロセッサ501は更に、通信コンポーネント503が、音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
任意的に、プロセッサ501は更に、通信コンポーネント503が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する、ように構成される。
任意的に、プロセッサ501は更に、通信コンポーネント503が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、端末が、第2のネットワークのセルの第1の位置識別子を取得し、第2のネットワークのセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量は、ブラックリストにある複数の記録であって、第2のネットワークの位置識別子が第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より大きい場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略し、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである。
任意的に、プロセッサ501は更に、通信コンポーネント503が、音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、第2のネットワークのセルの第1の位置識別子、および、端末が第2のネットワークにフォールバックする前の第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、問題なく一致した記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略し、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、第2の位置識別子は、第1のネットワークによって端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である。
任意的に、プロセッサ501は更に、通信コンポーネント503が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と異なる場合、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する、ように構成され、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである。
任意的に、プロセッサ501は更に、通信コンポーネント503が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に、第2のネットワークのセルの位置エリア識別情報が、第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、第2のネットワークのセルの位置エリア識別情報が、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なることを検知する場合に、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量は、ブラックリストにある複数の記録であって、第2のネットワークの位置識別子が第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より大きい場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
任意的に、プロセッサ501は更に、通信コンポーネント503が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に、第2のネットワークのセルの位置エリア識別情報が、第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、第2のネットワークのセルの位置エリア識別情報が、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであることを検知する場合に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子が、記録における第1のネットワークの位置識別子と同じであるかどうかを検知し、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子が、記録における第1のネットワークの位置識別子と同じであるならば、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を取得し、第2の位置識別子は、第1のネットワークによって端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報であり、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量は、端末によって計算される音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より大きい場合、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
任意的に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択した後に、プロセッサ501は更に、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得し、第1の位置識別子は、位置エリア識別情報、または、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、第2の位置識別子はトラッキングエリア識別情報であり、第2の位置識別子および第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除する、ように構成される。
任意的に、プロセッサ501は更に、ブラックリストにある記録を削除するように構成され、ブラックリストにある記録を削除することは、通信コンポーネント503が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックすること、通信コンポーネント503が第2のネットワークで音声サービスを問題なく確立する場合、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得すること、および、第2の位置識別子および第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、または、通信コンポーネント503が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、CSFBの後にセルのハンドオーバを実行し、ハンドオーバしたセルにおいて音声サービスを問題なく確立すること、CSFBの前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、第2のネットワークのセルであってCSFBの後に端末が最初にキャンプオンするセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、および、CSFBの前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、第2のセルのセルであってCSFBおよびハンドオーバの後に端末がキャンプオンするセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、または、端末が電源をオフにされた後、ブラックリストにある全ての記録を削除すること、または、ブラックリストにある何れかの記録に対して有効時間を設定すること、および、有効時間が切れた場合に、記録を削除すること、を含む。
第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、第2の位置識別子は、第1のネットワークによって端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である。
任意的に、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することは、第2の位置識別子がブラックリストにある何れかの記録における第1のネットワークの位置識別子と同じであり、且つ、第1の位置識別子が記録における第2のネットワークの位置識別子と同じであるならば、照合が成功すると判断することを含む。
任意的に、通信コンポーネント503は更に、サーバから第1の情報を受信し、または、第1の情報をサーバに報告するように構成され、第1の情報は少なくとも1記録を含み、プロセッサ501は更に、第1の情報をブラックリストに保存するように構成され、1記録は、第1のネットワークの位置識別子および第2のネットワークの位置識別子を含む。
任意的に、第1のネットワークの位置識別子は、第1のネットワークのトラッキングエリア識別情報または第1のネットワークの位置エリア識別情報であり、第2のネットワークの位置識別子は、第2のネットワークの位置エリア識別情報であるか、第2のネットワークの位置エリア識別情報および第2のネットワークの位置エリア識別情報に対応するセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである。
本出願の本実施形態において、プロセッサ501は、様々なインターフェースおよびラインを用いることによって、端末全体の各部に接続され、ストレージユニットに記憶されているソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを走らせ又は実行し、メモリ502に記憶されたデータを呼び出すことによって、図2に示される方法を実行する。プロセッサ501は、集積回路(Integrated Circuit, IC)を含んでもよく、例えば、単一のパッケージICを含んでもよく、または、同じ機能若しくは異なる機能を有する複数のパッケージICを接続することにより形成されてもよい。例えば、プロセッサ501は、中央処理装置(Central Processing Unit, CPU)のみを含んでもよく、CPUと、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor, DSP)と、通信コンポーネント503におけるベースバンドチップのような制御チップとの組み合わせであってもよい。本出願の本実装において、CPUは、単一のコンピューティングコアを含んでもよく、複数のコンピューティングコアを含んでもよい。
本発明の本実施形態における通信コンポーネント503は、音声通信チャネルを確立するように構成され、これにより、端末は、通信チャネルを用いることによってリモートサーバに接続し、リモートサーバから音声データを受信する。
図2におけるセル選択する方法は、第1のネットワークがLTEネットワークであって第2のネットワークが2G又は3Gネットワークである例を用いることによって、以下で詳細に説明される。
端末が、LTEネットワークで新しい着信通話を受信し又は通話を開始し、CSFB方式で、UTRAN/GERANのCSドメインネットワークまたはGSM(登録商標)ネットワークにフォールバックし、CSドメインで例外が発生することが原因で音声サービスが確立されることに失敗する場合に、端末のAS層は、CSFB前にLTEネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、CSFB後に音声サービスが確立されることに失敗するCSドメインセルの第1の位置識別子を記録する。第2の位置識別子は、第1のネットワークの位置識別子として用いられ、第1の位置識別子は、第2のネットワークの位置識別子として用いられ、第1の位置識別子および第2の位置識別子は、ブラックリストにおける1記録を形成し、当該記録は、端末がCSドメインに再びフォールバックした後にセル選択を実行する場合に、端末によって用いられる。
本出願において、第2の位置識別子は、LTEネットワークによって端末に割り当てられるTAIであってもよく、または、LTEネットワークによって端末に割り当てられるLAIであってもよく、第1の位置識別子は、CSドメインセルのLAIであってもよく、または、第1の位置識別子は、CSドメインセルを識別するのに用いられる識別子であってもよい。具体的には、CSドメインセルを識別するのに用いられる識別子は、CSドメインセルのLAIおよびセル識別情報の組み合わせであってもよく、または、CSドメインセルのLAI、および、セルを識別するのに用いられる別の識別子の組み合わせであってもよい。セルを識別するのに用いられる別の識別子は、ARFCNおよびBSICの組み合わせであってもよい。LAIは、公用地モバイルネットワーク識別情報PLMN ID(Public Land Mobile Network identity)、および、位置エリアコードLAC(location area code)の組み合わせである。
本出願において、第2の位置識別子の形態およびコンテンツは、第1のネットワークの位置識別子の形態およびコンテンツに対応し、第1の位置識別子の形態およびコンテンツは、第2のネットワークの位置識別子の形態およびコンテンツに対応する。
これに加えて、ブラックリストにおける何れかの記録は更に、音声サービス確立を失敗した回数の数量を含む。具体的には、CSFB後に音声サービスが確立されるのに失敗する場合に、CSFB前の第2の位置識別子およびCSFB後の第1の位置識別子が、ブラックリストに記録され、第2の位置識別子および第1の位置識別子と同じ記録がブラックリストに存在するならば、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量は1増やされ、または、ブラックリストが、第2の位置識別子および第1の位置識別子と同じ記録を含まないならば、第1の位置識別子および第2の位置識別子を含む記録が新たに生成され、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量は1として表示される。
任意的に、端末は、各記録に対して有効期間を設定してもよい。例えば、各記録の有効期間は24時間であり、記録の有効期間が切れる場合、端末が記録を削除または維持してもよい。
端末がブラックリストにおける対応する記録の位置で音声サービスを問題なく実行した後に、対応する記録が削除されることを必要とすることに留意すべきである。具体的には、音声サービスがCSFB後に問題なく確立され、端末が、CSFB前にLTEネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、CSFB後のCSドメインセルの第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と一致するかどうかを調べ、照合が成功するならば当該記録を削除する。特に、端末がCSFB後にセルのハンドオーバを実行し、ハンドオーバしたセルにおいて音声サービスが問題なく確立されるならば、端末が、CSFB前にLTEネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、CSFB後に端末が最初にキャンプオンするCSドメインセルの第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と一致するかどうかを調べること、および、照合が成功するならば当該記録を削除すること、を必要とする。これに加えて、端末が更に、CSFB前にLTEネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、CSFBおよびハンドオーバ後に端末がキャンプオンするCSドメインセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにおける何れかの記録と一致するかどうかを調べること、および、照合が成功するならば当該記録を削除することを必要とする。これに加えて、端末が電源をオフにされる場合に、ブラックリストにおける記録はクリアされる。
本出願において、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と一致するかどうかを判断することは、第2の位置識別子を、ブラックリストにある何れかの記録における第1のネットワークの位置識別子と比較すること、および、第1の位置識別子を、記録における第2のネットワークの位置識別子と比較することと、第2の位置識別子が第1のネットワークの位置識別子と同じであって第1の位置識別子が第2のネットワークの位置識別子と同じであるならば照合が成功すると判断すること、または、第2の位置識別子が第1のネットワークの位置識別子と異なる、または、第1の位置識別子が第2のネットワークの位置識別子と異なるならば、照合が失敗すると判断すること、とを含むことに留意すべきである。
具体的には、ブラックリストにおける記録は、表2において示される形態内にあってもよい。
表2
Figure 2020537436
更に、表2におけるUMTS/GERAN/GSM(登録商標)の第1の位置識別子は、表3、表4および表5に示されてもよい。
表3
Figure 2020537436
表4
Figure 2020537436
表5
Figure 2020537436
端末がCSFBを検知した後、音声サービスにおいて例外が発生することが原因で音声サービスが確立されるのに失敗する複数の方式がある。例えば、CSFB後、端末が、端末のCSドメイン接続が通常通り解除されることを検知することによって、音声サービスが確立されるのに失敗すると判断する。
端末が音声サービスをCSFB方式で再び確立する場合に、端末が、ブラックリストを用いることによって、CSドメインセルを選択する。特定の手順のため、図6Aおよび図6Bを参照する。
段階61:端末が、LTEネットワークで新しい着信通話を受信する又は通話を開始する。
段階62:端末が、CSドメインにフォールバックして音声サービスを実行することを要求すべく、CSFB要求をLTEネットワークに送信する。
段階63:LTEネットワークが、RRC接続解除メッセージを端末に送信し、端末がCSFBを通じてフォールバックすることを必要とするCSドメイン周波数に関する情報をRRC接続解除メッセージに追加する。
段階64:端末が、LTEネットワークによって提供されるCSドメイン周波数をスキャンし、CSドメイン周波数の受信強度を受信する。
段階65:端末が、LTEネットワークによって提供される複数のCSドメイン周波数の優先度を強度に基づいてソートし、より良い強度はより高い優先度を示し、端末が、優先度順にCSドメイン周波数を選択する。
段階66:選択されたCSドメイン周波数で同期動作を実行する。
段階67:端末が選択されたCSドメイン周波数と問題なく同期されるならば、端末が、選択されたCSドメイン周波数のシステムメッセージを受信する。
段階68:端末が、選択されたCSドメイン周波数のセルにキャンプオンし、キャンプオン状態が満たされるならば段階610を実行し、または、キャンプオン状態が満たされないならば段階69を実行する。
本実施形態において、セル選択工程は、以下の複数の段階に基づいて実行される。
端末が、CSFB後に端末がキャンプオンするセルのLAIが、CSFB前にLTEネットワークによって端末に割り当てられるLAIと同じであるかどうかを判断する。
これらのLAIが同じであるならば、端末が、CSFB前にLTEネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、CSFB後のCSドメインセルの第1の位置識別子と問題なく一致する記録が、ブラックリストに存在するかどうかを判断し、問題なく一致した記録があるならば、端末が問題なく一致した記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、端末が、CSドメインセルの優先度を下げ、例えば、優先度をFORBIDDENに設定し、段階69を実行し、利用可能なセルがない場合にのみ、CSドメインセルにキャンプオンしようと試み、または、問題なく一致した記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より少ない又は等しいならば、端末が段階610を実行する。第2の位置識別子および第1の位置識別子をブラックリストにおける記録と問題なく照合することの意味については、本出願における関連する説明を参照されたい。詳細は本明細書において再び説明されない。
これらのLAIが異なるならば、端末が、第2のネットワークの位置識別子がCSFB後のCSドメインセルの第1の位置識別子と同じである何れかの記録をブラックリストが含むかどうかを判断し、第2のネットワークの位置識別子がCSFB後のCSドメインセルの第1の位置識別子と同じである記録があるならば、端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量は、第2のネットワークの位置識別子がCSFB後のCSドメインセルの第1の位置識別子と同じである全ての記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より大きい場合に、端末が、CSドメインセルの優先度を下げ、例えば、優先度をFORBIDDENに設定し、段階69を実行し、利用可能なセルがない場合にのみ、CSドメインセルにキャンプオンしようと試み、または、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より少ない又は等しい場合、端末が段階610を実行する。
特定の実装の間、以下の実装が実行のために用いられてもよく、以下の工程が含まれる。
Q1:端末が、CSFB後のCSドメインセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と同じであるかどうかを判断する。
第1の位置識別子、および、第2のネットワークの位置識別子の定義に基づき、これは、具体的には以下の通りであってもよい:CSFB後のCSドメインセルのLAIが、ブラックリストにある何れかの記録におけるLAIであって、CSFB後に音声サービスが確立されるのに失敗するCSドメインセルのLAIと同じであるかどうかを判断すること、または、CSFB後に端末がキャンプオンするCSドメインセルの識別情報が、ブラックリストにある何れかの記録における識別情報であって、CSFB後に音声サービスが確立されるのに失敗するセルの識別情報と同じであるかどうかを判断すること。対応するCSドメインセルの識別情報のフォーマットについては、上述の説明を参照されたい。詳細は本明細書において再び説明されない。
Q2:CSFB後に端末がキャンプオンするCSドメインセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある記録における第2のネットワークの位置識別子と同じであるならば、端末が更に、CSFB後に端末がキャンプオンするセルのLAIが、CSFB前にLTEネットワークによって端末に割り当てられるLAIと同じであるかどうかを判断する。
Q21:これらのLAIが同じであるならば、端末が、CSFB前にLTEネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子が、記録における第1のネットワークの位置識別子と同じであるかどうかを調べ、CSFB前にLTEネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子が記録における第1のネットワークの位置識別子と同じであるならば、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量に追加される。音声サービス確立を失敗した回数の合計数量の初期値が0であることに留意すべきである。ブラックリストにおける複数の記録をトラバースするべく、端末が、段階Q1に戻って上述の工程を繰り返し実行する。音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より大きいならば、端末が、CSドメインセルの優先度を下げ、例えば、優先度をFORBIDDENに設定し、段階69を実行し、利用可能なセルがない場合にのみ、CSドメインセルにキャンプオンしようと試み、または、一致した記録における音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より少ないならば、端末が段階610を実行する。
Q22:これらのLAIが異なるならば、端末が、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を音声サービス確立を失敗した回数の合計数量に追加する。ブラックリストにおける複数の記録をトラバースするべく、端末が、段階Q1に戻って上述の工程を繰り返し実行する。音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より大きいならば、端末が、CSドメインセルの優先度を下げ、例えば、優先度をFORBIDDENに設定し、段階69を実行し、利用可能なセルがない場合にのみ、CSドメインセルにキャンプオンしようと試み、または、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より少ないならば、端末が段階610を実行する。例えば、ブラックリストは、第2のネットワークの位置識別子が第1の位置識別子と同じである3つの記録を含み、この場合、3つの記録に対応する音声サービス確立を失敗した回数の数量の和が計算され、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和が事前設定値より大きいならば、CSドメインセルの優先度が下げられる。
Q3:CSFB後に端末がキャンプオンするCSドメインセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と異なるならば、端末が段階610を直接実行する。
端末が各記録に対して有効期間を設定してもよく、有効期間が切れる場合に、端末が記録を削除しなくてもよいことに留意すべきである。従って、段階68で説明された工程において、ブラックリストにおける記録を点検する場合に、端末が、記録が有効期間にあるかどうかを調べることを必要とし、記録が有効期間にないならば、端末が、記録における回数の数量をカウントしない。
事前設定値は、実際の場合に基づいて端末により柔軟に構成されてもよいことに留意すべきである。具体的には、発生回数の数量が予め構成された事前設定値より大きい場合に、CSドメイン周波数のセルは、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定される。
段階69:端末が、CSドメイン周波数の優先度の順序に基づいて次のCSドメイン周波数を選択し続けて、段階66に戻る。
段階610:セルが現在、アクセス条件を満たすならば、セルにキャンプオンし、更に、選択されたCSドメイン周波数の位置エリアが、端末がLTEネットワークで接続される位置エリアと同じであるかどうかを判断し、これらの位置エリアが同じであるならば、段階612を実行し、これらの位置エリアが異なるならば、段階611を実行する。
段階611:端末が、選択されたCSドメイン周波数でLAU動作を実行し、更に、段階612を実行する。
段階612:選択されたCSドメイン周波数で音声サービスを確立する場合に、端末が、音声セットアップメッセージが問題なく送信又は受信されるかどうかを判断し、YESならば、段階614を実行し、そうでなければ、段階613を実行する。
段階613:フォールバック前のLTEネットワークの第2の位置識別子、および、選択されたCSドメイン周波数のセルの第1の位置識別子をブラックリストに追加する。
具体的には、ブラックリストにおける1記録を形態するのに、第2の位置識別子は第1のネットワークの位置識別子として用いられ、第1の位置識別子は第2のネットワークの位置識別子として用いられる。
段階614:CSドメインに問題なくフォールバックした後に、端末が、音声通話の後続の動作を実行する。
段階615:端末が、音声通話が終了した後に、FRを通じてLTEネットワークに戻る。
実際の適用では、本出願の上述の実施形態において、端末が、システム情報を読み取って、CSドメインセルの第1の位置識別子、および、LTEネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子を取得してもよく、または、端末が、既に、ネットワーク側からシステム情報を取得して、システム情報を端末上でローカルにキャッシュしていてもよく、且つ、端末が、CSドメインセルの第1の位置識別子、および、LTEネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子をローカルに取得してもよいことに留意すべきである。
当業者であれば、本出願の実施形態が、方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として提供されてよいことを理解するはずである。従って、本出願の実施形態は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、または、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせの実施形態の形式を用いてもよい。更に、本出願の実施形態は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1又は複数のコンピュータ使用可能記憶媒体(ディスクメモリ、CD―ROM、光学メモリなどを含むがこれらに限定されない)上に実装されるコンピュータプログラム製品の形式を用いてもよい。
本出願の実施形態は、本出願の実施形態に係る方法、デバイス(システム)およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明されている。フローチャートおよび/またはブロック図の各工程および/または各ブロックと、フローチャートおよび/またはブロック図の工程および/またはブロックの組み合わせとを実装するのにコンピュータプログラム命令が用いられてもよいことを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、マシンを生成すべく、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、または任意の他のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサに提供されてもよく、これにより、コンピュータまたは任意の他のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサにより実行される命令が、フローチャートの1又は複数の工程および/またはブロック図の1又は複数のブロックにおける特定の機能を実装するための装置を生成する。
これらのコンピュータプログラム命令はコンピュータ可読メモリに記憶されてよく、当該命令は、特定の方式で動作するようコンピュータまたは任意の他のプログラマブルデータ処理デバイスに命令することができ、これにより、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、命令装置を含むアーチファクトを生成する。命令装置は、フローチャートの1又は複数の工程、および/または、ブロック図の1又は複数のブロックにおける特定の機能を実装する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイス上にロードされてもよく、これにより、コンピュータ実装処理を生成すべく、コンピュータまたは別のプログラマブルデバイス上で一連の動作および段階が実行される。従って、コンピュータまたは別のプログラマブルデバイス上で実行される命令は、フローチャートの1又は複数の工程、および/または、ブロック図の1又は複数のブロックにおける特定の機能を実装するための段階を提供する。
言うまでもなく、当業者であれば、本出願の主旨および範囲から逸脱することなく、本出願の実施形態に様々な修正および変形を作ることができる。このように、本出願は、これらの修正および変形が、以下の特許請求の範囲およびその等価技術によって定められる保護範囲内に含まれる限り、これらの修正および変形をカバーすることを意図される。
更に、段階P1において、端末が、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックするならば、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、端末が第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択する。代替的に、第2のネットワークのセルであって端末によって検出されるセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、端末が更に、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と一致するかどうかを調べ、第2の位置識別子および第1の位置識別子がブラックリストにおける何れかの記録と一致し、且つ、記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きいならば、端末が第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択しない、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。音声サービス確立を失敗した回数の数量は、3に設定されてもよい。音声サービス確立を失敗した回数の数量が3より大きい場合にのみ、端末は、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択せず、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する。
端末がLTEネットワークで新しい着信通話を受信し又は通話を開始し、且つ、CSFBの間に例外が発生することが原因で音声サービスが確立されることに失敗する場合に、端末のASが、CSFB前のLTEネットワークのTAI、および、CSFBおよびキャンプオン後にネットワークによって解除されるCSドメインセルのLAIを記録し、または、CSFB前のLTEネットワークのTAI、および、セル識別情報と、CSFBおよびキャンプオン後にネットワークによって解除されるCSドメインセルのLAIとの組み合わせを記録する。TAIは、端末上の移動管理制御(mobility manage control, MMC)センタから取得されてもよい。記録された情報は、TAI+LAI+Current TICK値を含み、TICK値は、音声サービス確立を失敗した回数の数量を示す。TAI+LAI+Current TICK値は、ブラックリストにおける完全な記録を形成する。もちろん、1記録における情報は、代替的に、TAI+LAIのみを含んでもよい。任意的に、端末は、各記録に対して有効期間を設定してもよい。例えば、各記録の有効期間は24時間であり、記録の有効期間が切れる場合、端末が記録を削除する。端末が、対応するTAI+LAIを備えるセルで音声サービスを問題なく実行する場合、対応する記録は、削除されることを必要とする。これに加えて、端末が電源をオフにされ、再び電源をオンにされる場合、ブラックリストにおける記録はクリアされる。記録は、表1に示される形態の中にあってもよい。
表1
Figure 2020537436
図4を参照すると、上述の実施形態で提供されるセル選択する方法に基づいて、本出願の実施形態はセル選択する装置400を提供する。装置400は、端末に適用される。図は、本発明の実施形態による装置400の概略構造図である。図4に示される通り、装置400は、処理ユニット401および通信ユニット402を含む。
任意的に、通信ユニット402は更に、通信コンポーネントが音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に第2のネットワークのセルの第1の位置識別子を取得し、第2のネットワークのセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量は、ブラックリストにある複数の記録であって、第2のネットワークの位置識別子が第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より大きい場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略し、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
任意的に、処理ユニット401は更に、ブラックリストにある記録を削除するように構成され、ブラックリストにある記録を削除することは、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックすること、通信コンポーネント402が第2のネットワークで音声サービスを問題なく確立する場合、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得すること、および、第2の位置識別子および第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、または、端末が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、CSFBの後にセルのハンドオーバを実行し、ハンドオーバしたセルにおいて音声サービスを問題なく確立すること、CSFBの前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、第2のネットワークのセルであってCSFBの後に端末が最初にキャンプオンするセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、および、CSFBの前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、第2のネットワークのセルであってCSFBおよびハンドオーバの後に端末がキャンプオンするセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、または、端末が電源をオフにされた後、ブラックリストにある全ての記録を削除すること、または、ブラックリストにある何れかの記録に対して有効時間を設定すること、および、有効時間が切れた場合に、記録を削除すること、を含む。
任意的に、プロセッサ501は更に、通信コンポーネント503が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、第2のネットワークの検出されたセルの位置エリア識別情報が、第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、端末が第2のネットワークにフォールバックする前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に第2のネットワークのセルの第1の位置識別子を取得し、第2のネットワークのセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録における第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量は、ブラックリストにある複数の記録であって、第2のネットワークの位置識別子が第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量が事前設定値より大きい場合に、第2のネットワークの検出されたセルにキャンプオンするのを選択することを省略し、または、第2のネットワークの検出されたセルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、ように構成される。
任意的に、プロセッサ501は更に、ブラックリストにある記録を削除するように構成され、ブラックリストにある記録を削除することは、通信コンポーネント503が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第2のネットワークにフォールバックすること、通信コンポーネント503が第2のネットワークで音声サービスを問題なく確立する場合、第2のネットワークにフォールバックする前に端末がキャンプオンする第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、第2のネットワークの検出されたセルの第1の位置識別子を取得すること、および、第2の位置識別子および第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、または、通信コンポーネント503が音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて第1のネットワークから第2のネットワークにフォールバックし、CSFBの後にセルのハンドオーバを実行し、ハンドオーバしたセルにおいて音声サービスを問題なく確立すること、CSFBの前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、第2のネットワークのセルであってCSFBの後に端末が最初にキャンプオンするセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、および、CSFBの前に第1のネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、第2のネットワークのセルであってCSFBおよびハンドオーバの後に端末がキャンプオンするセルの第1の位置識別子が、ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した記録をブラックリストから削除すること、または、端末が電源をオフにされた後、ブラックリストにある全ての記録を削除すること、または、ブラックリストにある何れかの記録に対して有効時間を設定すること、および、有効時間が切れた場合に、記録を削除すること、を含む。
端末が、LTEネットワークで新しい着信通話を受信し又は通話を開始し、CSFB方式で、UTRAN/GERANのCSドメインネットワークまたはGSM(登録商標)ネットワークにフォールバックし、CSドメインで例外が発生することが原因で音声サービスが確立されることに失敗する場合に、端末のASは、CSFB前にLTEネットワークによって端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、CSFB後に音声サービスが確立されることに失敗するCSドメインセルの第1の位置識別子を記録する。第2の位置識別子は、第1のネットワークの位置識別子として用いられ、第1の位置識別子は、第2のネットワークの位置識別子として用いられ、第1の位置識別子および第2の位置識別子は、ブラックリストにおける1記録を形成し、当該記録は、端末がCSドメインに再びフォールバックした後にセル選択を実行する場合に、端末によって用いられる。
言うまでもなく、当業者であれば、本出願の主旨および範囲から逸脱することなく、本出願の実施形態に様々な修正および変形を作ることができる。このように、本出願は、これらの修正および変形が、以下の特許請求の範囲およびその等価技術によって定められる保護範囲内に含まれる限り、これらの修正および変形をカバーすることを意図される。
[項目1]
セル選択する方法であって、
端末が、音声サービスをサポートしていない第1のネットワークにキャンプオンする場合において、前記音声サービスが開始されること又は受信されることを必要とするならば、回線交換フォールバックCSFB方式の前記端末が、前記音声サービスをサポートしている第2のネットワークにフォールバックする段階と、
前記端末が前記第2のネットワークを用いて前記音声サービスを確立することに失敗する場合に、前記端末が前記第1のネットワークの位置識別子および前記第2のネットワークの位置識別子を1記録としてブラックリストに保存する段階と、
を備え、
前記ブラックリストは、少なくとも1記録を含み、前記ブラックリストは、CSFBを再び実行する場合に、前記端末によって、前記第2のネットワークのセルにキャンプオンすることを選択するべく用いられる、
方法。
[項目2]
前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なる場合に、前記端末が、前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得する段階と、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報である、段階と、
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致する場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、段階と
を更に備える、項目1に記載の方法。
[項目3]
前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なる場合に、前記端末が、前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得する段階と、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、段階と、
前記ブラックリストが前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子と問題なく一致する記録を含まない場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する段階と
更に備える、項目1に記載の方法。
[項目4]
前記ブラックリストにおける何れかの記録は更に、音声サービス確立を失敗した回数の数量を含み、
前記端末が前記音声サービスを前記第2のネットワークで確立することに失敗する場合に、前記端末が、記憶された前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の前記数量を1増やす段階を更に備える、項目1に記載の方法。
[項目5]
前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なる場合に、前記端末が、前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得する段階と、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、段階と、
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、段階と
を更に備える、項目4に記載の方法。
[項目6]
前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する段階と
更に備える、項目1に記載の方法。
[項目7]
前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なる場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの前記セルの第1の位置識別子を取得する段階と、
前記第2のネットワークの前記セルの前記第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じ場合に、前記端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得する段階であって、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記ブラックリストにある複数の記録であって、前記第2のネットワークの位置識別子が前記第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和である、段階と、
音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する段階、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する段階と
を更に備え、
前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
項目4に記載の方法。
[項目8]
前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記端末が、前記第2のネットワークの前記セルの第1の位置識別子および前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得する段階と、
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、問題なく一致した前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、段階と
を更に備え、
前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、
項目4に記載の方法。
[項目9]
前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と異なる場合、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する段階と
を更に備え、
前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
項目1に記載の方法。
[項目10]
前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記第2のネットワークの前記セルの位置エリア識別情報が、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、段階と、
前記第2のネットワークの前記セルの前記位置エリア識別情報が、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なることを検知する場合に、前記端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得する段階であって、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記ブラックリストにある複数の記録であって、前記第2のネットワークの位置識別子が前記第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和である、段階と、
音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する段階と
を更に備える、項目4に記載の方法。
[項目11]
前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記第2のネットワークの前記セルの位置エリア識別情報が、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、段階と、
前記第2のネットワークの前記セルの前記位置エリア識別情報が、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と同じであることを検知する場合に、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子が、前記記録における前記第1のネットワークの位置識別子と同じであるかどうかを、前記端末が検知する段階と、
前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの前記第2の位置識別子が、前記記録における前記第1のネットワークの前記位置識別子と同じであるならば、前記端末が、前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を取得する段階であって、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、段階と、
前記端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得する段階であって、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記端末によって計算される音声サービス確立を失敗した回数の数量の和である、段階と、
音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、段階と
を更に備える、項目4に記載の方法。
[項目12]
前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する段階の後において、前記方法は更に、
前記端末が、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの前記第2の位置識別子を取得し、前記第2のネットワークの検出された前記セルの前記第1の位置識別子を取得する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、段階と、
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、前記端末が、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除する段階と
を備える、項目3、6または9に記載の方法。
[項目13]
前記端末が、前記ブラックリストにある記録を削除する段階を更に備え、
前記端末が、前記ブラックリストにある記録を削除する段階は、
前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックする段階、
前記端末が前記第2のネットワークで前記音声サービスを問題なく確立する場合、前記端末が、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得する段階、および、
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、前記端末が、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除する段階、
または、
前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末がCSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、CSFBの後にセルのハンドオーバを実行し、ハンドオーバしたセルにおいて前記音声サービスを問題なく確立する段階、
CSFBの前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、前記第2のネットワークの前記セルであってCSFBの後に前記端末が最初にキャンプオンする前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを前記端末が検知する場合に、前記端末が、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除する段階、および、
CSFBの前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記第2の位置識別子、および、前記第2のセルのセルであってCSFBおよびハンドオーバの後に前記端末がキャンプオンする前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを前記端末が検知する場合に、前記端末が、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除する段階、
または、
前記端末が電源をオフにされた後、前記端末が、前記ブラックリストにある全ての記録を削除する段階、
または、
前記端末が、前記ブラックリストにある何れかの記録に対して有効時間を設定する段階、および、
前記有効時間が切れた場合に、前記端末が前記記録を削除する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、段階
を有する、項目1に記載の方法。
[項目14]
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することは、
前記第2の位置識別子が前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第1のネットワークの位置識別子と同じであり、且つ、前記第1の位置識別子が前記記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じであるならば、照合が成功すると判断することを含む、
項目2、3、5、8、12または13に記載の方法。
[項目15]
前記端末が、サーバから第1の情報を受信する、または、第1の情報をサーバに報告する段階であって、前記第1の情報は少なくとも1記録を含む、段階と、
前記端末が、前記第1の情報を前記ブラックリストに保存する段階であって、1記録は、前記第1のネットワークの前記位置識別子および前記第2のネットワークの前記位置識別子を含む、段階と
を更に備える、項目1から14のいずれか一項に記載の方法。
[項目16]
前記第1のネットワークの前記位置識別子は、前記第1のネットワークのトラッキングエリア識別情報または前記第1のネットワークの位置エリア識別情報であり、前記第2のネットワークの前記位置識別子は、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であるか、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報および前記第2のネットワークの前記位置エリア識別情報に対応するセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
項目1から14のいずれか一項に記載の方法。
[項目17]
セル選択する端末であって、
音声サービスを開始する又は受信するように構成された通信コンポーネントと、
前記端末が、音声サービスをサポートしていない第1のネットワークにキャンプオンする場合において、前記通信コンポーネントが前記音声サービスを開始する又は受信するならば、回線交換フォールバックCSFB方式で、前記音声サービスをサポートしている第2のネットワークにフォールバックし、前記通信コンポーネントが、前記第2のネットワークで前記音声サービスを確立することに失敗する場合に、前記第1のネットワークの位置識別子、および、前記第2のネットワークの位置識別子を、1記録としてブラックリストに保存するように構成されたプロセッサと
を備え、
前記ブラックリストは、少なくとも1記録を含み、前記ブラックリストは、CSFBを再び実行する場合に、前記プロセッサによって、前記第2のネットワークのセルにキャンプオンすることを選択するべく用いられる、
端末。
[項目18]
前記プロセッサは更に、
前記通信コンポーネントが、前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックし、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致する場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
ように構成される、
項目17に記載の端末。
[項目19]
前記プロセッサは更に、
前記通信コンポーネントが、前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックし、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、
前記ブラックリストが前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子と問題なく一致する記録を含まない場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する、
ように構成される、
項目17に記載の端末。
[項目20]
前記ブラックリストにおける何れかの記録は更に、音声サービス確立を失敗した回数の数量を含み、
前記通信コンポーネントが前記音声サービスを前記第2のネットワークで確立することに失敗する場合に、前記プロセッサは更に、記憶された前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の前記数量を1増やすように構成される、
項目17に記載の端末。
[項目21]
前記プロセッサは更に、
前記通信コンポーネントが、前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックし、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
ように構成される、
項目20に記載の端末。
[項目22]
前記プロセッサは更に、
前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックし、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する、
ように構成される、
項目17に記載の端末。
[項目23]
前記プロセッサは更に、
前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なる場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの前記セルの第1の位置識別子を取得し、
前記第2のネットワークの前記セルの前記第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、前記端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記ブラックリストにある複数の記録であって、前記第2のネットワークの位置識別子が前記第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、
音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略し、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
ように構成され、
前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
項目20に記載の端末。
[項目24]
前記プロセッサは更に、
前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記第2のネットワークの前記セルの第1の位置識別子および前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、問題なく一致した前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
ように構成され、
前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、
項目20に記載の端末。
[項目25]
前記プロセッサは更に、
前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と異なる場合、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する、
ように構成され、
前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
項目17に記載の端末。
[項目26]
前記プロセッサは更に、
前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記第2のネットワークの前記セルの位置エリア識別情報が、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、
前記第2のネットワークの前記セルの前記位置エリア識別情報が、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なることを検知する場合に、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記ブラックリストにある複数の記録であって、前記第2のネットワークの位置識別子が前記第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、
音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
ように構成される、
項目20に記載の端末。
[項目27]
前記プロセッサは更に、
前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、
前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記第2のネットワークの前記セルの位置エリア識別情報が、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、
前記第2のネットワークの前記セルの前記位置エリア識別情報が、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と同じであることを検知する場合に、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子が、前記記録における前記第1のネットワークの位置識別子と同じであるかどうかを検知し、
前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの前記第2の位置識別子が、前記記録における前記第1のネットワークの前記位置識別子と同じであるならば、前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を取得する段階であって、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、段階と、
前記端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記端末によって計算される音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、
音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
ように構成される、
項目20に記載の端末。
[項目28]
前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択した後に、前記プロセッサは更に、
前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの前記第2の位置識別子を取得し、前記第2のネットワークの検出された前記セルの前記第1の位置識別子を取得し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報、または、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子はトラッキングエリア識別情報であり、
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、問題なく一致した記録を前記ブラックリストから削除する、
ように構成される、
項目19、22または25に記載の端末。
[項目29]
前記プロセッサは更に、前記ブラックリストにある記録を削除するように構成され、
前記ブラックリストにある記録を削除することは、
前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックすること、
前記通信コンポーネントが前記第2のネットワークで前記音声サービスを問題なく確立する場合、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得すること、および、
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除すること、
または、
前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、CSFBの後にセルのハンドオーバを実行し、ハンドオーバしたセルにおいて前記音声サービスを問題なく確立すること、
CSFBの前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、前記第2のネットワークの前記セルであってCSFBの後に前記端末が最初にキャンプオンする前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除すること、および、
CSFBの前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記第2の位置識別子、および、前記第2のセルのセルであってCSFBおよびハンドオーバの後に前記端末がキャンプオンする前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除すること、
または、
前記端末が電源をオフにされた後、前記ブラックリストにある全ての記録を削除すること、
または、
前記ブラックリストにある何れかの記録に対して有効時間を設定すること、および、
前記有効時間が切れた場合に、前記記録を削除すること、
を含み、
前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、
項目17に記載の端末。
[項目30]
前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することは、
前記第2の位置識別子が前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第1のネットワークの位置識別子と同じであり、且つ、前記第1の位置識別子が前記記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じであるならば、照合が成功すると判断することを含む、
項目18、19、21、24、28または29に記載の端末。
[項目31]
前記通信コンポーネントは更に、
サーバから第1の情報を受信する、または、第1の情報をサーバに報告するように構成され、
前記第1の情報は、少なくとも1記録を含み、
前記プロセッサは更に、前記第1の情報を前記ブラックリストに保存するように構成され、1記録は、前記第1のネットワークの前記位置識別子および前記第2のネットワークの前記位置識別子を含む、
項目17から30のいずれか一項に記載の端末。
[項目32]
前記第1のネットワークの前記位置識別子は、前記第1のネットワークのトラッキングエリア識別情報または前記第1のネットワークの位置エリア識別情報であり、前記第2のネットワークの前記位置識別子は、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であるか、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報および前記第2のネットワークの前記位置エリア識別情報に対応するセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
項目17から30のいずれか一項に記載の端末。
[項目33]
命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が電子デバイス上で動作する場合に、前記電子デバイスが、項目1から16のいずれか一項に記載の方法を実行することを有効にされる、コンピュータプログラム製品。
[項目34]
命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が電子デバイス上で動作する場合に、前記電子デバイスが、項目1から16のいずれか一項に記載の方法を実行することを有効にされる、コンピュータ可読記憶媒体。

Claims (34)

  1. セル選択する方法であって、
    端末が、音声サービスをサポートしていない第1のネットワークにキャンプオンする場合において、前記音声サービスが開始されること又は受信されることを必要とするならば、回線交換フォールバックCSFB方式の前記端末が、前記音声サービスをサポートしている第2のネットワークにフォールバックする段階と、
    前記端末が前記第2のネットワークを用いて前記音声サービスを確立することに失敗する場合に、前記端末が前記第1のネットワークの位置識別子および前記第2のネットワークの位置識別子を1記録としてブラックリストに保存する段階と、
    を備え、
    前記ブラックリストは、少なくとも1記録を含み、前記ブラックリストは、CSFBを再び実行する場合に、前記端末によって、前記第2のネットワークのセルにキャンプオンすることを選択するべく用いられる、
    方法。
  2. 前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なる場合に、前記端末が、前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得する段階と、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報である、段階と、
    前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致する場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、段階と
    を更に備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なる場合に、前記端末が、前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得する段階と、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、段階と、
    前記ブラックリストが前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子と問題なく一致する記録を含まない場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する段階と
    更に備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ブラックリストにおける何れかの記録は更に、音声サービス確立を失敗した回数の数量を含み、
    前記端末が前記音声サービスを前記第2のネットワークで確立することに失敗する場合に、前記端末が、記憶された前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の前記数量を1増やす段階を更に備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なる場合に、前記端末が、前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得する段階と、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、段階と、
    前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、段階と
    を更に備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する段階と
    更に備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なる場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの前記セルの第1の位置識別子を取得する段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルの前記第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じ場合に、前記端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得する段階であって、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記ブラックリストにある複数の記録であって、前記第2のネットワークの位置識別子が前記第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和である、段階と、
    音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する段階、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する段階と
    を更に備え、
    前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
    請求項4に記載の方法。
  8. 前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記端末が、前記第2のネットワークの前記セルの第1の位置識別子および前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得する段階と、
    前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、問題なく一致した前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、段階と
    を更に備え、
    前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、
    請求項4に記載の方法。
  9. 前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と異なる場合、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する段階と
    を更に備え、
    前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記第2のネットワークの前記セルの位置エリア識別情報が、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルの前記位置エリア識別情報が、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なることを検知する場合に、前記端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得する段階であって、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記ブラックリストにある複数の記録であって、前記第2のネットワークの位置識別子が前記第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和である、段階と、
    音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する段階と
    を更に備える、請求項4に記載の方法。
  11. 前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックする段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルであって前記端末によって検出される前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記第2のネットワークの前記セルの位置エリア識別情報が、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、段階と、
    前記第2のネットワークの前記セルの前記位置エリア識別情報が、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と同じであることを検知する場合に、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子が、前記記録における前記第1のネットワークの位置識別子と同じであるかどうかを、前記端末が検知する段階と、
    前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの前記第2の位置識別子が、前記記録における前記第1のネットワークの前記位置識別子と同じであるならば、前記端末が、前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を取得する段階であって、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、段階と、
    前記端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得する段階であって、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記端末によって計算される音声サービス確立を失敗した回数の数量の和である、段階と、
    音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合、前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、段階と
    を更に備える、請求項4に記載の方法。
  12. 前記端末が、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する段階の後において、前記方法は更に、
    前記端末が、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの前記第2の位置識別子を取得し、前記第2のネットワークの検出された前記セルの前記第1の位置識別子を取得する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、段階と、
    前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、前記端末が、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除する段階と
    を備える、請求項3、6または9に記載の方法。
  13. 前記端末が、前記ブラックリストにある記録を削除する段階を更に備え、
    前記端末が、前記ブラックリストにある記録を削除する段階は、
    前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末が、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックする段階、
    前記端末が前記第2のネットワークで前記音声サービスを問題なく確立する場合、前記端末が、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得する段階、および、
    前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、前記端末が、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除する段階、
    または、
    前記端末が前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、前記端末がCSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、CSFBの後にセルのハンドオーバを実行し、ハンドオーバしたセルにおいて前記音声サービスを問題なく確立する段階、
    CSFBの前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、前記第2のネットワークの前記セルであってCSFBの後に前記端末が最初にキャンプオンする前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを前記端末が検知する場合に、前記端末が、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除する段階、および、
    CSFBの前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記第2の位置識別子、および、前記第2のセルのセルであってCSFBおよびハンドオーバの後に前記端末がキャンプオンする前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを前記端末が検知する場合に、前記端末が、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除する段階、
    または、
    前記端末が電源をオフにされた後、前記端末が、前記ブラックリストにある全ての記録を削除する段階、
    または、
    前記端末が、前記ブラックリストにある何れかの記録に対して有効時間を設定する段階、および、
    前記有効時間が切れた場合に、前記端末が前記記録を削除する段階であって、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、段階
    を有する、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することは、
    前記第2の位置識別子が前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第1のネットワークの位置識別子と同じであり、且つ、前記第1の位置識別子が前記記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じであるならば、照合が成功すると判断することを含む、
    請求項2、3、5、8、12または13に記載の方法。
  15. 前記端末が、サーバから第1の情報を受信する、または、第1の情報をサーバに報告する段階であって、前記第1の情報は少なくとも1記録を含む、段階と、
    前記端末が、前記第1の情報を前記ブラックリストに保存する段階であって、1記録は、前記第1のネットワークの前記位置識別子および前記第2のネットワークの前記位置識別子を含む、段階と
    を更に備える、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第1のネットワークの前記位置識別子は、前記第1のネットワークのトラッキングエリア識別情報または前記第1のネットワークの位置エリア識別情報であり、前記第2のネットワークの前記位置識別子は、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であるか、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報および前記第2のネットワークの前記位置エリア識別情報に対応するセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
    請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  17. セル選択する端末であって、
    音声サービスを開始する又は受信するように構成された通信コンポーネントと、
    前記端末が、音声サービスをサポートしていない第1のネットワークにキャンプオンする場合において、前記通信コンポーネントが前記音声サービスを開始する又は受信するならば、回線交換フォールバックCSFB方式で、前記音声サービスをサポートしている第2のネットワークにフォールバックし、前記通信コンポーネントが、前記第2のネットワークで前記音声サービスを確立することに失敗する場合に、前記第1のネットワークの位置識別子、および、前記第2のネットワークの位置識別子を、1記録としてブラックリストに保存するように構成されたプロセッサと
    を備え、
    前記ブラックリストは、少なくとも1記録を含み、前記ブラックリストは、CSFBを再び実行する場合に、前記プロセッサによって、前記第2のネットワークのセルにキャンプオンすることを選択するべく用いられる、
    端末。
  18. 前記プロセッサは更に、
    前記通信コンポーネントが、前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックし、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、
    前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致する場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
    ように構成される、
    請求項17に記載の端末。
  19. 前記プロセッサは更に、
    前記通信コンポーネントが、前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックし、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、
    前記ブラックリストが前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子と問題なく一致する記録を含まない場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する、
    ように構成される、
    請求項17に記載の端末。
  20. 前記ブラックリストにおける何れかの記録は更に、音声サービス確立を失敗した回数の数量を含み、
    前記通信コンポーネントが前記音声サービスを前記第2のネットワークで確立することに失敗する場合に、前記プロセッサは更に、記憶された前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の前記数量を1増やすように構成される、
    請求項17に記載の端末。
  21. 前記プロセッサは更に、
    前記通信コンポーネントが、前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックし、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と異なる場合に、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、且つ、前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報または位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、トラッキングエリア識別情報であり、
    前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、又は、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
    ように構成される、
    請求項20に記載の端末。
  22. 前記プロセッサは更に、
    前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックし、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じである場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する、
    ように構成される、
    請求項17に記載の端末。
  23. 前記プロセッサは更に、
    前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なる場合に、前記端末が、前記第2のネットワークの前記セルの第1の位置識別子を取得し、
    前記第2のネットワークの前記セルの前記第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、前記端末が、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記ブラックリストにある複数の記録であって、前記第2のネットワークの位置識別子が前記第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、
    音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略し、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
    ように構成され、
    前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
    請求項20に記載の端末。
  24. 前記プロセッサは更に、
    前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの位置エリア識別情報が、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であって、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記第2のネットワークの前記セルの第1の位置識別子および前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、
    前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにおける何れかの記録と問題なく一致し、且つ、問題なく一致した前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量が事前設定値より大きい場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
    ように構成され、
    前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、
    請求項20に記載の端末。
  25. 前記プロセッサは更に、
    前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と異なる場合、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択する、
    ように構成され、
    前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
    請求項17に記載の端末。
  26. 前記プロセッサは更に、
    前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記第2のネットワークの前記セルの位置エリア識別情報が、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、
    前記第2のネットワークの前記セルの前記位置エリア識別情報が、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と異なることを検知する場合に、音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記ブラックリストにある複数の記録であって、前記第2のネットワークの位置識別子が前記第1の位置識別子と同じである複数の記録における、音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、
    音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合に、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
    ように構成される、
    請求項20に記載の端末。
  27. 前記プロセッサは更に、
    前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、
    前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じである場合に、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に、前記第2のネットワークの前記セルの位置エリア識別情報が、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる位置エリア識別情報と同じであるかどうかを更に検知し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、
    前記第2のネットワークの前記セルの前記位置エリア識別情報が、前記端末が前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記位置エリア識別情報と同じであることを検知する場合に、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子が、前記記録における前記第1のネットワークの位置識別子と同じであるかどうかを検知し、
    前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの前記第2の位置識別子が、前記記録における前記第1のネットワークの前記位置識別子と同じであるならば、前記記録における音声サービス確立を失敗した回数の数量を取得し、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報であり、
    音声サービス確立を失敗した回数の合計数量を取得し、音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量は、前記端末によって計算される音声サービス確立を失敗した回数の数量の和であり、
    音声サービス確立を失敗した回数の前記合計数量が事前設定値より大きい場合、前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択することを省略する、または、前記第2のネットワークの検出された前記セルを、低優先度を有するキャンプオンすべきセルとして設定する、
    ように構成される、
    請求項20に記載の端末。
  28. 前記第2のネットワークの検出された前記セルにキャンプオンするのを選択した後に、前記プロセッサは更に、
    前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの前記第2の位置識別子を取得し、前記第2のネットワークの検出された前記セルの前記第1の位置識別子を取得し、前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報、または、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであり、前記第2の位置識別子はトラッキングエリア識別情報であり、
    前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、問題なく一致した記録を前記ブラックリストから削除する、
    ように構成される、
    請求項19、22または25に記載の端末。
  29. 前記プロセッサは更に、前記ブラックリストにある記録を削除するように構成され、
    前記ブラックリストにある記録を削除することは、
    前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第2のネットワークにフォールバックすること、
    前記通信コンポーネントが前記第2のネットワークで前記音声サービスを問題なく確立する場合、前記第2のネットワークにフォールバックする前に前記端末がキャンプオンする前記第1のネットワークの第2の位置識別子を取得し、前記第2のネットワークの検出された前記セルの第1の位置識別子を取得すること、および、
    前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致する場合に、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除すること、
    または、
    前記通信コンポーネントが前記音声サービスを再び開始する又は受信する場合に、CSFBに基づいて前記第1のネットワークから前記第2のネットワークにフォールバックし、CSFBの後にセルのハンドオーバを実行し、ハンドオーバしたセルにおいて前記音声サービスを問題なく確立すること、
    CSFBの前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる第2の位置識別子、および、前記第2のネットワークの前記セルであってCSFBの後に前記端末が最初にキャンプオンする前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除すること、および、
    CSFBの前に前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられる前記第2の位置識別子、および、前記第2のセルのセルであってCSFBおよびハンドオーバの後に前記端末がキャンプオンする前記セルの第1の位置識別子が、前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することを検知する場合に、問題なく一致した前記記録を前記ブラックリストから削除すること、
    または、
    前記端末が電源をオフにされた後、前記ブラックリストにある全ての記録を削除すること、
    または、
    前記ブラックリストにある何れかの記録に対して有効時間を設定すること、および、
    前記有効時間が切れた場合に、前記記録を削除すること、
    を含み、
    前記第1の位置識別子は、位置エリア識別情報であるか、位置エリア識別情報およびセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせであり、前記第2の位置識別子は、前記第1のネットワークによって前記端末に割り当てられるトラッキングエリア識別情報または位置エリア識別情報である、
    請求項17に記載の端末。
  30. 前記第2の位置識別子および前記第1の位置識別子が前記ブラックリストにある何れかの記録と問題なく一致することは、
    前記第2の位置識別子が前記ブラックリストにある何れかの記録における前記第1のネットワークの位置識別子と同じであり、且つ、前記第1の位置識別子が前記記録における前記第2のネットワークの位置識別子と同じであるならば、照合が成功すると判断することを含む、
    請求項18、19、21、24、28または29に記載の端末。
  31. 前記通信コンポーネントは更に、
    サーバから第1の情報を受信する、または、第1の情報をサーバに報告するように構成され、
    前記第1の情報は、少なくとも1記録を含み、
    前記プロセッサは更に、前記第1の情報を前記ブラックリストに保存するように構成され、1記録は、前記第1のネットワークの前記位置識別子および前記第2のネットワークの前記位置識別子を含む、
    請求項17から30のいずれか一項に記載の端末。
  32. 前記第1のネットワークの前記位置識別子は、前記第1のネットワークのトラッキングエリア識別情報または前記第1のネットワークの位置エリア識別情報であり、前記第2のネットワークの前記位置識別子は、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報であるか、前記第2のネットワークの位置エリア識別情報および前記第2のネットワークの前記位置エリア識別情報に対応するセル識別情報の組み合わせであるか、または、位置エリア識別情報、絶対無線周波数チャネル番号およびベースステーション識別情報コードの組み合わせである、
    請求項17から30のいずれか一項に記載の端末。
  33. 命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が電子デバイス上で動作する場合に、前記電子デバイスが、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法を実行することを有効にされる、コンピュータプログラム製品。
  34. 命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が電子デバイス上で動作する場合に、前記電子デバイスが、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法を実行することを有効にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
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