JP2020537430A - 空間listen−before−talk(lbt)のためのランダムバックオフプロセス - Google Patents

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Abstract

空間listen−before−talk(LBT)手順で複数の空間次元を介するランダムバックオフを行うことに関するワイヤレス通信システムおよび方法が提供される。第1のワイヤレス通信デバイスが、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを決定する(1010)。第1のワイヤレス通信デバイスは、第1の空間サブスペース内のTXOPでの送信を検出する(1020)。第1のワイヤレス通信デバイスは、検出に基づいて、第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介するTXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを決定する(1030)。第2の空間サブスペースは第1の空間サブスペースの部分であり、検出された送信は、第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内にある。【選択図】図10

Description

関連出願の相互参照
[0001] 本願は、その全体が以下に明記されたかのように全ての適用可能な目的で本明細書に参照により組み込まれる、2018年9月12日に出願された米国非仮特許出願第16/129473号、および2017年10月11日に出願された米国仮特許出願62/571,027号の優先権および利益を主張する。
[0002] 本願は、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、空間領域内の媒体共有のためにランダムバックオフを行うことに関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広範に配置されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートできる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム(例えば、Long Term Evolution(LTE(登録商標))システム)を含む。ワイヤレス多元接続通信システムは、ユーザ機器(UE)とも呼ばれることのある複数の通信デバイスについての通信をそれぞれ同時にサポートするいくつかの基地局(BS)を含み得る。
[0004] 拡大するモバイルブロードバンド接続性に対する需要の高まりに応えるために、ワイヤレス通信技術は、LTE技術から次世代新無線(NR)技術に進歩しつつある。NRは、免許スペクトル、共有スペクトル、および/または無免許スペクトル内のネットワークオペレータ間の動的媒体共有のための備えであり得る。例えば、共有スペクトルおよび/または無免許スペクトルは、約3.5ギガヘルツ(GHz)、約6GHz、および約60GHzの周波数帯を含み得る。
[0005] 共有通信媒体または共有チャネル内通信するときにコリジョンを回避するための一手法は、共有チャネル内で信号を送信する前に共有チャネルがクリアであることを保証するためにlisten−before−talk(LBT)手順を使用することである。ノードが複数のアンテナを含むとき、媒体共有は、時間および/または周波数共有に加えて空間次元を含み得る。例えば、ノードは、共有チャネル内の送信機会(TXOP:transmission opportunity)の予約を送信し、予約でのTXOP中に使用されるべき空間次元(例えば、1つまたは複数の空間層または空間方向)を示し得る。従って、他のノードは空間領域内で媒体を共有し得る。例えば、ノードは、特定の空間層または空間方向内の進行中の送信(例えば、予約)を検出し、予約されていない空間層または予約されていない空間方向を使用して、進行中の送信の上に送信を重ね合わせ得る。
[0006] チャネルアクセスを取得する、またはチャネルアクセスを求めて競合するノード間のコンテンションを解決するために、ランダムバックオフが一般的に使用される。例えば、各ノードは、チャネルを求める競合することを試みる前、チャネル内で進行中の送信を検出した後、および/またはまたはチャネル内で送信するためのアクセスを獲得した後、時間期間にわたって待機するランダムバックオフプロセスを行い得る。ランダムバックオフプロセスの構成は、ノード間の共有の媒体共有性能および公平性に影響を及ぼし得る。
[0007] 以下は、論じられる技術の基本的理解を与えるために、本開示のいくつかの態様を要約する。この概要は、本開示の全ての企図される特徴の包括的な概要ではなく、本開示の全ての態様の主な要素または重要な要素を特定することも、本開示の何らかの態様または全て態様の範囲を定めることも意図されない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を概要の形で提示することである。
[0008] 例えば、本開示の一態様では、ワイヤレス通信の方法は、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを決定することと、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペース内のTXOPでの送信を検出することと、検出に基づいて、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介するTXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを決定することとを含む。
[0009] 本開示の追加の態様では、装置は、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを決定するための手段と、第1の空間サブスペース内のTXOPでの送信を検出するための手段と、検出に基づいて、第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介するTXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを決定するための手段とを含む。
[0010] 本開示の追加の態様では、プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体、プログラムコードは、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを第1のワイヤレス通信デバイスに決定させるためのコードと、第1の空間サブスペース内のTXOPでの送信を第1のワイヤレス通信デバイスに検出させるためのコードと、検出に基づいて、第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介するTXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを第1のワイヤレス通信デバイスに決定させるためのコードとを含む。
[0011] 本発明の特定の例示的実施形態の以下の説明を添付の図とともに検討するとき、本発明の他の態様、特徴、および実施形態が当業者には明らかとなるであろう。本発明の特徴が、以下でいくつかの実施形態および図に関して論じられることがあるが、本発明の全ての実施形態は、本明細書で論じられる有利な特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。言い換えれば、1つまたは複数の実施形態が、いくつかの有利な特徴を有するものとして論じられることがあるが、そのような特徴のうちの1つまたは複数はまた、本明細書で論じられる本発明の様々な実施形態に従って使用され得る。同様に、例示的実施形態が、以下でデバイス実施形態、システム実施形態、または方法実施形態として論じられることがあるが、様々なデバイス、システム、および方法で例示的実施形態が実施され得ることを理解されたい。
本開示の実施形態によるワイヤレス通信ネットワークを示す図。 本開示の実施形態による、空間領域内の媒体共有を実施するワイヤレス通信ネットワークを示す図。 本開示の実施形態による媒体共有スキームを示す図。 本開示の実施形態による例示的ユーザ機器(UE)のブロック図。 本開示の実施形態による例示的基地局(BS)のブロック図。 本開示の実施形態による、複数の空間次元について単一のランダムバックオフプロセスを使用するランダムバックオフスキームを示す図。 本開示の実施形態による、複数の空間次元について単一のランダムバックオフプロセスを使用するランダムバックオフスキームを示す図。 本開示の実施形態による、複数の空間次元について複数のランダムバックオフプロセスを使用するランダムバックオフスキームを示す図。 本開示の実施形態による、複数の空間次元について複数のランダムバックオフプロセスを使用するランダムバックオフスキームを示す図。 本開示の実施形態による、空間領域内の媒体共有のためのランダムバックオフ方法の流れ図。
詳細な説明
[0022] 以下で添付の図面とともに説明する詳細な説明は、様々な構成の説明として意図され、本明細書で説明される概念が実施され得る唯一の構成を表すことは意図されない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与えるための特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実施され得ることが、当業者には明らかとなるであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にすることを避けるために、周知の構造および構成要素がブロック図形式で示される。
[0023] 本明細書で説明される技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)、および他のネットワークなどの様々なワイヤレス通信ネットワークについて使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば同義で使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実施し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変異形を含む。cdma2000はIS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実施し得る。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Flash−OFDMAなどの無線技術を実施し得る。UTRAおよびE−UTRAはユニバーサル移動体通信システム(UMTS)の部分である。3GPP(登録商標)Long Term Evolution(LTE)およびLTE Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書で説明されている。CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書で説明されている。本明細書で説明される技法は、前述のワイヤレスネットワークおよび無線技術、並びに次世代(例えば、mmWave帯域内で動作する第5世代(5G))ネットワークなどの他のワイヤレスネットワークおよび無線技術のために使用され得る。
[0024] 本開示は、空間領域内の媒体共有のために複数の空間次元でランダムバックオフを行うための機構について説明する。空間LBT手順を行うために、ノードは、第1の空間サブスペースまたは空間次元を介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを決定し得る。例えば、ノードは、コンテンションウィンドウに基づいて、第1のバックオフカウンタについてのバックオフ値を引き出し得る。第1のバックオフカウンタが完了までカウントしたとき、ノードは、第1の空間サブスペース内の通信媒体で送信し得る。第1の空間サブスペース内で送信した後、ノードは、後続のTXOPを求めて競合するための別のバックオフ値を引き出し得る。しかしながら、第1の空間サブスペース内で進行中の送信(例えば、TXOPの予約)を検出したとき、ノードは、第2の空間サブスペース内で競合することに切り替わり得る。第2の空間サブスペースは第1の空間サブスペースの一部であり得るが、進行中の送信によって使用される空間サブスペースを除外する。ノードは、第2の空間サブスペース内で競合するための第2のバックオフカウンタを決定し得る。コンテンションの成功時に、ノードは、TXOPで進行中の送信の上に送信を空間的に重ね合わせ得る。第2のバックオフカウンタの決定は、ノードが異なる空間次元にわたって単一のランダムバックオフプロセスを使用するか、または複数のランダムバックオフプロセスを使用するかに依存し得る。
[0025] 一実施形態では、ノードは、複数のサブスペースにわたって単一のランダムバックオフプロセスを使用し得る。ノードは、進行中の送信が検出されたときの第1のバックオフカウンタの値を第2のバックオフカウンタに割り当て得る。言い換えれば、ノードは、異なる空間サブスペースに切り替わったとき、同一のバックオフプロセスでのカウントを続行する。後続のTXOPでは、ノードは、第1の空間サブスペース内で競合することに戻り得る。ノードが現TXOP内で首尾よく競合したとき(例えば、任意の空間サブスペース内での送信)、ノードは、後続のTXOPについての新しいバックオフ値を再引出しし得る。しかしながら、ノードが現TXOP内の任意の空間サブスペース内の通信媒体へのアクセスを獲得することに失敗したとき、ノードは、後続のTXOPについてのカウントを続行し得る。
[0026] 一実施形態では、ノードは、複数のランダムバックオフプロセスを使用し得る。進行中の送信の検出時に、ノードは、第1のバックオフカウンタの現在値を記憶し得る。ノードは、第1のバックオフカウンタの現在値を第2のバックオフカウンタに割り当て得る。後続のTXOPでは、ノードは、第1の空間サブスペース内で競合することに戻り得る。ノードは、ノードが現TXOPでの送信を重ね合わせ得るかどうかの如何にかかわらず、ランダムバックオフについての記憶された値を使用し得る。第1の空間サブスペース内で競合するためのランダムバックオフプロセスは、親プロセスと呼ばれることがある。第2の空間サブスペース(例えば、第1の空間サブスペースのサブスペース)内で競合するためのランダムバックオフプロセスは、子プロセスと呼ばれることがある ノードは、異なる空間サブスペースについて異なるランダムバックオフプロセスを維持し得るが、子ランダムバックオフプロセスは、対応する親ランダムバックオフプロセスに依存する。
[0027] 別の実施形態では、ノードは、複数のランダムバックオフプロセスを使用し得るが、コンテンションウィンドウに基づいて、第2のバックオフカウンタについての新しいバックオフ値を引き出し得る。ノードは、進行中の送信が検出された時の第1のバックオフカウンタの現在値を記憶し得る。後続のTXOPでは、ノードは、ノードが現TXOPでの送信を重ね合わせ得るかどうかにかかわらず、ランダムバックオフについての記憶された値を使用して、第1の空間サブスペース内で競合することに戻り得る。言い換えれば、ノードは、異なる空間サブスペースについて異なるランダムバックオフプロセスを維持し得、子ランダムバックオフプロセスは、対応する親バックオフプロセスとは無関係であり得る。
[0028] 開示される実施形態はカウントダウンプロセスを使用するランダムバックオフについて説明するが、代替として、ランダムバックオフは、類似の機能を達成するためにカウントアッププロセスを使用するように構成され得る。開示される実施形態は、空間領域内の送信ビームまたは受信ビームの物理的方向を指すために、空間サブスペース、空間次元、空間方向、および空間層という用語を同義で使用し得る。
[0029] 図1は、本開示の実施形態によるワイヤレス通信ネットワーク100を示す。ネットワーク100は、BS105、UE115、およびコアネットワーク130を含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク100は共有スペクトルを介して動作する。共有スペクトルは、無免許であり得、または1つもしくは複数のネットワークオペレータに対して部分的に認可され得る。スペクトルに対するアクセスが限定され得、別々の調整エンティティによって制御され得る。いくつかの実施形態では、ネットワーク100はLTEまたはLTE−Aネットワークであり得る。さらに別の実施形態では、ネットワーク100はミリメートル波(mmW)ネットワーク、新無線(NR)ネットワーク、5Gネットワーク、またはLTEの任意の他の後継ネットワークであり得る。ネットワーク100は複数のネットワークオペレータによって操作され得る。ワイヤレスリソースは、ネットワーク100を介するネットワークオペレータ間の調整された通信のために、異なるネットワークオペレータ間で区分化され、調停され得る。
[0030] BS105は、1つまたは複数のBSアンテナを介してUE115とワイヤレスに通信し得る。各BS105は、それぞれの地理的カバレッジエリア110についての通信カバレッジを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、用語が使用される文脈に応じて、カバレッジエリアにサービスするBSおよび/またはBSサブシステムのこの特定の地理的カバレッジエリアを指すことがある。この点で、BS105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルについての通信カバレッジを提供し得る。マクロセルは一般には比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは一般には比較的小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルも一般には比較的小さい地理的エリア(例えば、自宅)をカバーし、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連付けを有するUE(例えば、限定加入者グループ(CSG)内のUE、自宅内のユーザ用のUEなど)による制限付きアクセスを提供し得る。マクロセルについてのBSはマクロBSと呼ばれることがある。ピコセルについてのBSはピコBSと呼ばれることがある。フェムトセルについてのBSはフェムトBSまたはホームBSと呼ばれることがある。図1に示される例では、BS105a、105b、および105cは、それぞれカバレッジエリア110a、110b、および110cについてのマクロBSの例である。BS105dは、カバレッジエリア110dについてのピコBSまたはフェムトBSの一例である。理解されるであろうが、BS105は、1つまたは複数の(例えば、2つ、3つ、4つなど)セルをサポートし得る。
[0031] ネットワーク100内に示される通信リンク125は、UE115からBS105へのアップリンク(UL)送信、またはBS105からUE115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。UE115は、ネットワーク100全体にわたって分散され得、各UE115は静止し、またはモバイルであり得る。UE115は、移動局、加入者局、モバイルユニット、サブスクライバユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、移動端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UE115はまた、セルラフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、パーソナル電子デバイス、ハンドヘルドデバイス、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoT)デバイス、インターネットオブエブリシング(IoE)デバイス、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、アプライアンス、自動車などであり得る。
[0032] BS105は、コアネットワーク130と通信し得、互いに通信し得る。コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス許可、追跡、インターネットプロトコル(IP)接続性、および他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能を提供し得る。BS105のうちの少なくともいくつか(例えば、それは進化型NodeB(eNB)、次世代NodeB(gNB)、またはアクセスノードコントローラ(ANC)の一例であり得る)は、バックホールリンク132(例えば、S1、S2など)を通じてコアネットワーク130とインターフェースし得、UE115との通信のために無線構成およびスケジューリングを行い得る。様々な例では、BS105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134(例えば、X1、X2など)を介して、互いに直接的または間接的に(例えば、コアネットワーク130を通じて)通信し得る。
[0033] 各BS105はまた、いくつかの他のBS105を通じて、いくつかのUE115と通信し得、BS105はスマートラジオヘッドの一例であり得る。代替構成では、各BS105の様々な機能が、様々なBS105(例えば、ラジオヘッドおよびアクセスネットワークコントローラ)にわたって分散され、または単一のBS105に統合され得る。
[0034] いくつかの実施では、ネットワーク100は、ダウンリンク上で直交周波数分割多重方式(OFDM)を利用し、UL上でシングルキャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K)の直交副搬送波にシステム帯域幅を区分化する。各副搬送波はデータで変調され得る。一般には、変調シンボルは周波数領域ではOFDMで送られ、時間領域ではSC−FDMで送られる。隣接する副搬送波間の間隔が固定され得、副搬送波の総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分化され得る。
[0035] 一実施形態では、BS105は、ネットワーク100内のDLおよびUL送信のために(例えば、時間−周波数リソースブロックの形の)送信リソースを割り当て、またはスケジューリングし得る。DLは、BS105からUE115への送信方向を指すのに対して、ULは、UE115からBS105への送信方向を指す。通信は無線フレームの形態であり得る。無線フレームは、複数、例えば約10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、例えば約2個のスロットに分割され得る。周波数分割複信(FDD)モードでは、同時ULおよびDL送信が異なる周波数帯で行われ得る。例えば、各サブフレームは、UL周波数帯内のULサブフレームと、DL周波数帯内のDLサブフレームとを含む。時分割複信(TDD)モードでは、ULおよびDL送信が、同一の周波数帯を使用して異なる時間期間で行われる。例えば、無線フレーム内のサブフレーム(例えば、DLサブフレーム)のサブセットがDL送信のために使用され得、無線フレーム内のサブフレーム(例えば、ULサブフレーム)の別のサブセットがUL送信のために使用され得る。
[0036] DLサブフレームおよびULサブフレームは、いくつかの領域に分割され得る。例えば、各DLまたはULサブフレームは、基準信号、制御情報、およびデータの送信のための事前定義された領域を有し得る。基準信号は、BS105とUE115との間の通信を容易にする所定の信号である。例えば、基準信号は、特定のパイロットパターンまたは構造を有し得、パイロットトーンは、動作帯域幅または周波数帯にわたって広がり得、事前定義された時間および事前定義された周波数にそれぞれ配置される。例えば、BS105は、UE115がDLチャネルを推定することを可能にするように、セル特有基準信号(CRS)および/またはチャネル状態情報−基準信号(CSI−RS)を送信し得る。同様に、UE115は、BS105がULチャネルを推定することを可能にするように、サウンディング基準信号(SRS)を送信し得る。制御情報はリソース割当てとプロトコル制御とを含み得る。データはプロトコルデータおよび/または動作データを含み得る。いくつかの実施形態では、BS105およびUE115は自立サブフレームを使用して通信し得る。自立サブフレームは、DL通信のための部分と、UL通信のための部分とを含み得る。自立サブフレームはDL中心またはUL中心であり得る。DL中心サブフレームは、DL通信ザUL通信についてより長い持続時間を含み得る。UL中心サブフレームは、UL通信ザDL通信についてより長い持続時間を含み得る。
[0037] 一実施形態では、ネットワーク100にアクセスすることを試みるUE115は、BS105からの一次同期信号(PSS)を検出することによって初期セル探索を行い得る。PSSは、期間タイミングの同期を可能にし得、物理層識別値を示し得る。次いで、UE115は2次同期信号(SSS)を受信し得る。SSSは、無線フレーム同期を可能にし得、セルを識別するために物理層識別値と組み合わされ得るセル識別値を提供し得る。SSSはまた、複信モードおよび巡回プレフィックス長の検出を可能にし得る。TDDシステムなどのいくつかのシステムはSSSを送信し得るが、PSSを送信し得ない。PSSとSSSの両方は、それぞれ搬送波の中心部分に配置され得る。PSSとSSSとを受信した後、UE115は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)で送信され得るマスタ情報ブロック(MIB)を受信し得る。MIBは、システム帯域幅情報と、システムフレーム番号(SFN)と、Physical Hybrid−ARQ Indicator Channel(PHICH)構成とを含み得る。MIBを復号化した後、UE115は1つまたは複数のシステム情報ブロック(SIB)を受信し得る。例えば、SIB1は、他のSIBについてのセルアクセスパラメータとスケジューリング情報とを含み得る。SIB1を復号化することは、UE115がSIB2を受信することを可能にし得る。SIB2は、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順と、ページングと、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)と、電力制御と、SRSと、セルバーリングとに関する無線リソース構成(RRC)構成情報を含み得る。MIBおよび/またはSIBを取得した後、UE115は、BS105との接続を確立するためにランダムアクセス手順を行い得る。接続を確立した後、UE115およびBS105は、通常の動作段階に入り得、動作データが交換され得る。
[0038] 一実施形態では、ネットワーク100は共有チャネルを介して動作し得、共有チャネルは、免許スペクトル、共有スペクトル、および/または無免許スペクトルを含み得、動的媒体共有をサポートし得る。BS105およびUE115は、共有チャネル内のリソースを共有する複数のネットワーク操作エンティティによって操作され得る。BS105またはUE115は、送信機会(TXOP)でデータを送信する前に、予約要求信号を送信することによって共有チャネル内のTXOPを予約し得る。対応する受信機(例えば、BS105またはUE115)は、予約応答信号を送信することによって応答し得る。コリジョンを回避するために、他のBS105および/または他のUE115がチャネルを聴取し、予約要求信号および/または予約応答信号の検出時に、TXOPの間にチャネルにアクセスすることを控え得る。例えば、共有チャネル内で送信することを意図するノードは、ランダムカウンタを使用してカウントダウンプロセスを開始し得る。カウントダウンが完了したとき、ノードは共有チャネルを聴取し得る。共有チャネルが占有されないとき、ノードはノードの送信を開始し得る。
[0039] 一実施形態では、ネットワーク100は、媒体またはチャネル利用効率をさらに向上させるために、空間領域を介する媒体共有を行い得る。例えば、BS105および/またはUE115は複数のアンテナ(例えば、アンテナアレイ)を備え得、信号送信および受信のために特定の空間方向にビームを形成し得る。空間共有を可能にするために、予約側ノード(例えば、BS105またはUE115)は、TXOPを求める予約で空間層または空間次元情報を示し得る。他のノードはチャネルを聴取し得る。他のノードは、例えば空間領域内の信号エネルギーを測定することによって予約を検出し得、TXOPの間、残りの空間層、次元、または方向を使用し得る。言い換えれば、ネットワーク100内のノードは、空間LBTを行い、進行中の送信の空間サブスペースに直交する空間サブスペースを使用することによって空間領域で進行中の送信の上に送信を重ね合わせ得る。
[0040] ノードは、チャネルを求めて競合する前にランダムバックオフカウントダウンプロセスを行い得る。一実施形態では、ノードは、空間LBTの間の空間サブスペースの変化にかかわらず、全ての空間サブスペースについて単一のランダムバックオフカウントダウンプロセスを使用し得る。別の実施形態では、ノードは、空間LBTの間、異なるサブスペースについて異なるランダムバックオフカウントダウンプロセスを使用し得る。異なるランダムバックオフカウントダウンプロセスは、同一のコンテンションウィンドウまたは異なるコンテンションウィンドウに基づき得、互いに依存し、または無関係であり得る。空間LBTでランダムバックオフを行うための機構は、本明細書でより詳細に説明される。
[0041] 図2は、本開示の実施形態による、空間領域内の媒体共有を実施するワイヤレス通信ネットワーク200を示す。ネットワーク200はネットワーク100の一部に対応する。議論を簡単にするために、図2は2つのBSと2つのUE215とを示すが、本開示の実施形態がより多くのUE215および/またはBS205にスケーリングし得ることを理解されよう。BS205およびUE215は、それぞれBS105およびUE115と同様であり得る。ネットワーク200は、周波数スペクトルを共有する複数のオペレータによって操作され得る。例えば、オペレータAはBS205aとUE215aとを操作し得、オペレータBはBS205bとUE215bとを操作し得る。さらに、議論を簡単にするために、図2は、各BS205が4つの送信アンテナ220を含み、UE215aが2つの受信アンテナ222を含み、UE215bが1つの受信アンテナ222を含むことを示すが、本開示の実施形態がBS205および/またはUE215での任意の適切な数の送信アンテナおよび/または受信アンテナにスケーリングし得ることを理解されよう。例えば、BS205またはUE215は、1〜64個の間のアンテナを含むアンテナアレイを含み得る。
[0042] 4つの送信アンテナ220を有するBS205aは、最大で送信ランク4または4つの空間層をサポートし得る。BS205aは、いくつかの空間層を介してUE215aと通信するために、単入力単出力(SISO)、単入力多出力(SIMO)、多入力単出力(MISO)、または多入力多出力(MIMO)タイププリコーディング技法を採用し得る。BS205aは、送信アンテナ220のサブセットまたは全てを使用してUE215aと通信し得る。例えば、BS205aは、2×2リンクと呼ばれることのあるリンク230によって示されるように、2つのアンテナ220を使用してUE215aと通信し得る。
[0043] 同様に、4つの送信アンテナ220を有するBS205bは、最大で送信ランク4または4つの空間層をサポートし得る。UE215bは1つのアンテナ222を含むので、BSは、1×1リンク(例えば、単入力単出力(SISO))を形成するために1つの送信アンテナ220を使用して、または2×1リンク(例えば、MISO)を形成するために2つの送信アンテナを使用してUE215bと通信し得る。
[0044] 一例として、BS205およびUE215は共有チャネルを介して動作し、BS205aとBS205bの両方は、それぞれUE215aおよびUE215bに送信するためのデータを有する。BS205aとBS205bの両方は、送信前にカウントダウンプロセスを開始し得る。カウントダウンプロセスを行うために、BS205aまたはBS205bは、1から(例えば、時間期間に対応する)コンテンションウィンドウサイズの間の間隔にわたって、例えばユニフォームディストリビュータから整数値を引き出し、選択された値でカウンタまたはタイマを構成し得る。カウンタが完了までカウントしたとき、またはタイマが満了したとき、カウントダウンプロセスが完了する。例えば、BS205bはBS205aの前にカウントダウンプロセスを完了し、従って共有チャネルへのアクセスを獲得し得る。例えば、BS205bは、UE215bと通信するためのTXOPの予約を示すために、予約要求(RRQ)信号を送信し得る。UE215bは、予約応答(RRS)信号(例えば、clear−to−send(CTS)信号)で応答し得る。その後で、リンク232によって示されるように、BS205bは、TXOPの間に、例えば1つの空間層を介して、UE215bとデータを通信し得る。BS205aがUE215bの近くに物理的に配置されるとき、BS205aは、BS205bからUE215bへの進行中の送信を検出し得る。
[0045] 時間および周波数のみにわたって媒体共有を採用するとき、BS205aは、(例えば、クロスリンク234を介して)UE215bでの受信への混信を引き起こすことを回避するために、検出時にUE215aとの通信を控え得る。しかしながら、BS205aが空間LBTを行うとき、BS205aは、UE215bのRRSまたはCTS送信に基づいて、BS205aとUE215bとの間のクロスリンク234の空間方向を検出または識別し得る。いくつかの実施形態では、UE215bは、(例えば、BS205bの送信から推定される)DLプリコーデッドチャネルと、UE215bに関する観測された混信共分散とに基づいて、RRSまたはCTS送信をプリコーディングし得る。クロスリンク234を介する空間方向を識別した後、BS205bは、BS205aからUE215bへのクロスリンク234を介する空間方向に直交または擬似直交する空間層を識別し得る。従って、BS205aは、UE215bで進行中の送信の受信に著しい混信を導入することなく、識別された空間層を使用してUE215aと通信し得る。
[0046] BS205aは、UE215aと通信する前に、識別された空間層を含む空間サブスペース内の第2のカウントダウンプロセスを行い得る。例えば、第2のカウントダウンプロセスの後、図示されるように、BS205aは、リンク230を介してUE215aと通信するために2つの送信アンテナ220を使用し得る。BS205aは、BS205aとUE215bとの間のクロスリンク234を介する空間方向に直交または擬似直交する空間方向に送信を向けるようにビームフォーミングを行い得る。従って、BS205aの送信は、クロスリンク234を介するUE215bへの最小限の混信を引き起こし得る。さらに、UE215aがクロスリンク236を介するBS205bの進行中の送信から最小限の混信を受け得るように、BS205aはUE215aへのDL送信をスケジューリングし得る。本明細書でより詳細に説明されるように、2つのカウントダウンプロセスは、同一のコンテンションウィンドウまたは異なるコンテンションウィンドウに基づいて構成され得、互いに依存し、または無関係であり得る。
[0047] 図3は、本開示の実施形態による媒体共有スキーム300を示す。スキーム300は、BS105および205と、UE115および215とによって採用され得る。スキーム300は空間領域内の媒体共有を示す。例えば、周波数次元302および時間次元304に加えて、スキーム300は空間次元306を含む。議論を簡単にするために、図3は空間サブスペース330内の2つの空間サブスペース310および320を示すが、本開示の実施形態が空間サブスペース330内のより多くの空間サブスペース310および320にスケーリングし得、空間サブスペースが任意の適切な方式で周波数次元302、時間次元304、および空間次元306内に広がり得ることを理解されよう。空間サブスペース310、320、および330は空間チャネルとも呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、空間サブスペース330は全方向次元に対応し得る。図示されるように、空間サブスペース310および320は、相異なる空間次元を有する(例えば、空間次元306内の相異なる空間を占有する)。従って、空間サブスペース310と320との間のクロスチャネル混信は最小限であり、または0であり得る。
[0048] 例えば、BS205aは、空間サブスペース330内で空間LBTを開始し、空間サブスペース310に対応するリンク234を介するBS205aとUE215bとの間のクロスリンクチャネルを検出し得る。検出時に、BS205aは、第2のサブスペース内で空間LBTを行うことに切り替わり得る。第2の空間サブスペースは、空間サブスペース330の一部であり得るが、BS205aとUE215bとの間のクロスリンクによって使用される空間サブスペース310を除外する。BS205aは、UE215aと通信するための第2の空間サブスペース内の空間サブスペースを選択し得る。例えば、BS205aは、空間サブスペース320がクロスリンクチャネル234に直交または擬似直交することを選択し得る。
[0049] 図4は、本開示の実施形態による例示的UE400のブロック図である。上記で論じられたように、UE400はUE115または215であり得る。図示されるように、UE400は、プロセッサ402と、メモリ404と、媒体共有モジュール408と、モデムサブシステム412と無線周波数(RF)ユニット414とを含むトランシーバ410と、1つまたは複数のアンテナ416とを含み得る。これらの要素は、例えば1つまたは複数のバスを介して、互いに直接的または間接的に通信し得る。
[0050] プロセッサ402は、中央演算処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、コントローラ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)デバイス、別のハードウェアデバイス、ファームウェアデバイス、または本明細書で説明される動作を行うように構成されたそれらの任意の組合せを含み得る。プロセッサ402はまた、コンピューティングデバイスの組合せ、例えばDSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数のマイクロプロセッサとDSPコア、または任意の他のそのような構成として実施され得る。
[0051] メモリ404は、キャッシュメモリ(例えば、プロセッサ402のキャッシュメモリ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気抵抗RAM(MRAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、固体メモリデバイス、ハードディスクドライブ、他の形態の揮発性および不揮発性メモリ、または異なるタイプのメモリの組合せを含み得る。一実施形態では、メモリ404は非一時的コンピュータ可読媒体を含む。メモリ404は命令406を記憶し得る。命令406は、プロセッサ402によって実行されるとき、本開示の実施形態とともにUE215を参照して本明細書で説明される動作をプロセッサ402に行わせる命令を含み得る。命令406はコードとも呼ばれることがある。「命令」および「コード」という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読ステートメントを含むように広く解釈されるべきである。例えば、「命令」および「コード」という用語は、1つまたは複数のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、手順などを指すことがある。「命令」および「コード」は、単一のコンピュータ可読ステートメントまたは多くのコンピュータ可読ステートメントを含み得る。
[0052] 媒体共有モジュール408は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを介して実施され得る。例えば、媒体共有モジュール408は、プロセッサ、回路、および/またはメモリ404内に記憶され、プロセッサ402によって実行される命令406として実施され得る。媒体共有モジュール408は本開示の様々な態様のために使用され得る。例えば、本明細書でより詳細に説明されるように、媒体共有モジュール408は、空間LBTを行い、予約信号を送信および/または受信し、複数の空間次元についてのランダムバックオフカウンタを決定し、並びに/あるいは空間LBTについての1つもしくは複数のランダムバックオフプロセスを維持するように構成される。
[0053] 図示されるように、トランシーバ410は、モデムサブシステム412とRFユニット414とを含み得る。トランシーバ410は、BS105および205などの他のデバイスと双方向に通信するように構成され得る。モデムサブシステム412は、変調およびコーディング方式、例えば低密度パリティチェック(LDPC)コーディングスキーム、ターボコーディングスキーム、畳込みコーディングスキーム、デジタルビームフォーミングスキームなどに従って、メモリ404および/または媒体共有モジュール408からのデータを変調および/または符号化するように構成され得る。RFユニット414は、(アウトバウンド送信時の)モデムサブシステム412からの変調/符号化データ、またはUE215またはBS205などの別のソースから発信される送信の変調/符号化データを処理する(例えば、アナログ−デジタル変換またはデジタル−アナログ変換を行うなど)ように構成され得る。RFユニット414は、デジタルビームフォーミングとともにアナログビームフォーミングを行うようにさらに構成され得る。トランシーバ410内にともに一体化されるように示されているが、モデムサブシステム412およびRFユニット414は、UE215が他のデバイスと通信することを可能にするようにUE215で互いに結合される別々のデバイスであり得る。
[0054] RFユニット414は、1つまたは複数の他のデバイスに送信するために、変調および/または処理済みデータ、例えばデータパケット(または、より一般には、1つまたは複数のデータパケットおよび他の情報を含み得るデータメッセージ)をアンテナ416に提供し得る。アンテナ416はアンテナ220および222と同様であり得る。これは、例えば、本開示の実施形態による予約信号、予約応答信号、および/または任意の通信信号の送信を含み得る。アンテナ416は、他のデバイスから送信されたデータメッセージをさらに受信し得る。これは、例えば、本開示の実施形態によるrequest−to−send(RTS)および/またはCTS信号の受信を含み得る。アンテナ416は、トランシーバ410での処理および/または復調のために、受信されたデータメッセージを提供し得る。アンテナ416は、複数の送信リンクを維持するために、同様の、または相異なる設計の複数のアンテナを含み得る。RFユニット414はアンテナ416を構成し得る。
[0055] 図5は、本開示の実施形態による例示的BS500のブロック図である。上記で論じられたように、BS500はBS105または205であり得る。図示されるように、BS500は、プロセッサ502と、メモリ504と、媒体共有モジュール508と、モデムサブシステム512とRFユニット514とを含むトランシーバ510と、1つまたは複数のアンテナ516とを含み得る。これらの要素は、例えば1つまたは複数のバスを介して、互いに直接的または間接的に通信し得る。
[0056] プロセッサ502は特定のタイプのプロセッサとしての様々な特徴を有し得る。例えば、これらは、CPU、DSP、ASIC、コントローラ、FPGAデバイス、別のハードウェアデバイス、ファームウェアデバイス、または本明細書で説明される動作を行うように構成されたそれらの任意の組合せを含み得る。プロセッサ502はまた、コンピューティングデバイスの組合せ、例えばDSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数のマイクロプロセッサとDSPコア、または任意の他のそのような構成として実施され得る。
[0057] メモリ504は、キャッシュメモリ(例えば、プロセッサ502のキャッシュメモリ)、RAM、MRAM、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、固体メモリデバイス、1つもしくは複数のハードディスクドライブ、メモリスタベースのアレイ、他の形態の揮発性および不揮発性メモリ、または異なるタイプのメモリの組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ504は非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。メモリ504は命令506を記憶し得る。命令506は、プロセッサ502によって実行されるとき、本明細書で説明される動作をプロセッサ502に行わせる命令を含み得る。命令506はコードとも呼ばれることがあり、図5に関連して上記で論じられたように、コードは、任意のタイプのコンピュータ可読ステートメントを含むように広く解釈され得る。
[0058] 媒体共有モジュール508は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを介して実施され得る。例えば、媒体共有モジュール508は、プロセッサ、回路、および/またはメモリ404内に記憶され、プロセッサ502によって実行される命令506として実施され得る。媒体共有モジュール508は本開示の様々な態様のために使用され得る。例えば、本明細書でより詳細に説明されるように、媒体共有モジュール508は、空間LBTを行い、予約信号を送信および/および受信し、複数の空間次元についてのランダムバックオフカウンタを決定し、並びに/あるいは空間LBTについての1つもしくは複数のランダムバックオフプロセスを維持するように構成される。
[0059] 図示されるように、トランシーバ510は、モデムサブシステム512とRFユニット514とを含み得る。トランシーバ510は、UE115および215などの他のデバイスおよび/または別のコアネットワーク要素と双方向に通信するように構成され得る。モデムサブシステム512は、MCS、例えばLDPCコーディングスキーム、ターボコーディングスキーム、畳込みコーディングスキーム、デジタルビームフォーミングスキームなどに従って、データを変調および/または符号化するように構成され得る。RFユニット514は、(アウトバウンド送信時の)モデムサブシステム512からの変調/符号化データ、またはUE215などの別のソースから発信される送信の変調/符号化データを処理する(例えば、アナログ−デジタル変換またはデジタル−アナログ変換を行うなど)ように構成され得る。RFユニット514は、デジタルビームフォーミングとともにアナログビームフォーミングを行うようにさらに構成され得る。トランシーバ510内にともに一体化されるように示されているが、モデムサブシステム512およびRFユニット514は、BS205が他のデバイスと通信することを可能にするようにBS205で互いに結合される別々のデバイスであり得る。
[0060] RFユニット514は、1つまたは複数の他のデバイスに送信するために、変調および/または処理済みデータ、例えばデータパケット(または、より一般には、1つまたは複数のデータパケットおよび他の情報を含み得るデータメッセージ)をアンテナ516に提供し得る。アンテナ516はアンテナ220および222と同様であり得る。これは、例えば、本開示の実施形態による、ネットワークへの接続を完了するための情報の送信と、滞在するUE215との通信とを含み得る。アンテナ516はさらに、他のデバイスから送信されたデータメッセージを受信し、受信したデータメッセージをトランシーバ510での処理および/または復調のために提供し得る。アンテナ516は、複数の送信リンクを維持するために、同様の、または相異なる設計の複数のアンテナを含み得る。
[0061] 図6〜図9は、空間LBTでランダムバックオフを行うための様々な機構を示す。図6および図7は、全ての空間サブスペースについての単一のランダムバックオフプロセスの使用を示す。図8および図9は、複数の空間サブスペースについての複数のランダムバックオフプロセスの使用を示す。図6〜図9では、x軸は、何らかの一定の単位の時刻を表す。y軸は、何らかの一定の単位の周波数を表す。空のボックスは、1対の送信−受信ノード、例えばノードAと第1の受信側ノードとの間の通信を表し、ノードは、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内のTXOPへのアクセスを首尾よく獲得する。パターンで埋められたボックスは、対送信−受信機ノードの第2の対、例えばノードBと第2の受信との間の通信を表し、ノードBは、第1の空間サブスペースを介するTXOPへのアクセスを獲得し得ないが、第1の空間サブスペース(例えば、第2の空間サブスペース)の一部へのアクセスを獲得し得る。破線のボックスはノードBによる検出を表す。例えば、ノードA、第1の受信側ノード、ノードB、および第2の受信側ノードは、ネットワーク200内のそれぞれBS205b、UE215b、BS205a、およびUE215aに対応し得る。第1の受信側ノードおよび第2の受信側ノードは、図を簡単にするために図示されていない。
[0062] 図6は、本開示の実施形態による、複数の空間次元について単一のランダムバックオフプロセスを使用するランダムバックオフスキーム600を示す。スキーム600は、BS105、205、および500と、UE115、215、および400とによって採用され得る。スキーム600では、ノードAおよびノードBが、周波数スペクトル601内のTXOP602を求めて競合し得る。ランダムバックオフのために、ノードAはカウンタAを使用し得、ノードBはカウンタBを使用し得る。カウンタAおよびカウンタBは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアカウンタおよび/またはタイマを含み得る。カウンタAおよびBがカウントダウンカウンタの文脈で説明されるが、いくつかの他の実施形態で、代替として、カウンタAおよび/またはBは、類似の機能を達成するためにカウントアップカウンタとなるように構成され得る。
[0063] T0と表される時刻670で、ノードAは、W1と表される空間サブスペース660内で競合するために、Na1と表されるランダムバックオフ値640を選択し、値640でカウンタAを初期化する。同様に、ノードBは、空間サブスペース660内で競合するために、Nb1と表されるランダムバックオフ値650を選択し、値650でカウンタBを初期化する。ノードAおよび/またはノードBは、混信測定値に基づいて空間サブスペース460を選択し得る。いくつかの実施形態では、空間サブスペース660は全方向空間(例えば、空間サブスペース330)に対応し得る。ノードAは、例えば1からコンテンションウィンドウサイズの間の間隔でユニフォームディストリビュータから値を引き出すことによって、コンテンションウィンドウサイズに基づいて値640を選択し得る。ノードBは、値650を選択するために類似の機構を使用し得る。ノードAおよびノードBは、(例えば、RRC構成によって提供され、またはトラフィックのサービス品質(QoS)に適合する)同一の初期コンテンションウィンドウサイズから開始し得るが、本明細書でより詳細に説明されるように、それぞれ独立してコンテンションウィンドウサイズを更新し得る。
[0064] T1と表される時刻672で、カウンタAは完了までカウントする(例えば、0までカウントダウンする)。従って、ノードAは、第1の受信側ノードとの通信のためにTXOP602を予約する予約要求信号610を送信する。予約要求信号610はrequest−to−send(RTS)信号であり得る。予約要求信号610は所定の信号シーケンスおよび/またはスケジューリング情報を含み得る。スケジューリング情報は、通信を求めて要求された空間サブスペース(例えば、空間サブスペース310などのいくつかの空間層または空間次元)を含み得る。それに応答して、ノードAは、第1の受信側ノードから予約応答信号612を受信する。予約応答信号612はclear−to−send(CTS)信号であり得る。予約要求信号610および/または予約応答信号612は、TXOP602での後続の通信(例えば、データ信号614)のために使用される空間サブスペースに従って通信され得る。予約応答信号612を受信した後、ノードAは、要求または予約された空間サブスペース内で第1の受信側ノードにデータ信号614を送信する。
[0065] 空間サブスペース660内の進行中の送信(例えば、予約要求信号610および/または予約応答信号612)を検出したとき、ノードBは、空間サブスペース660、例えばW2として示される空間サブスペース662のサブスペース内で競合することに切り替わり、カウントダウンを続行し得る。図示されるように、ノードBがノードAの進行中の送信を検出したとき(例えば、時刻672)、カウンタBはN1と表される値652に達する。
[0066] T2と表される時刻674で、予約応答信号612を受信した後、ノードBは、空間サブスペース662内のランダムバックオフのために値652からカウントを続行するようにカウンタBを構成する。
[0067] いくつかの実施形態では、ノードBは、予約要求信号610および/または予約応答信号612内の事前決定するシーケンスに基づいて、エネルギー検出および/または信号検出に基づく進行中の送信を検出し得る。ノードBは、進行中の送信の受信に基づいて、進行中の送信によって占有された空間サブスペースを決定し得る。ノードBは、占有された空間サブスペースを空間サブスペース660から除外することによって、空間サブスペース662を決定し得る。
[0068] T3と示される時刻676で、TXOP602の終了前に、カウンタBは完了までカウントする(例えば、値0に達する)。空間サブスペース662内で検出された進行中の送信がないので、ノードBは、第2の受信側ノードとの通信のためにTXOP602内の期間604を予約するために、予約要求信号620を送信することに進み得る。ノードBは、第2の受信側ノードと通信するために空間サブスペース662内の空間サブスペース(例えば、空間チャネル320)を選択し得る。それに応答して、ノードBは、第2の受信側ノードから予約応答信号622を受信する。予約要求信号620および予約応答信号622は、それぞれ予約要求信号610および予約応答信号612と実質的に同様であり得るが、異なる空間サブスペース内で通信され、および/または異なる空間情報を搬送し得る。予約応答信号622を受信した後、ノードBは、決定された空間サブスペースを使用して、第2の受信側ノードにデータ信号624を送信する。スキーム600では、送信−受信または受信−送信切替えがあるとき、時間ギャップ638が存在する。時間ギャップ638は、ノードが受信と送信の間で切り替わるための時間を可能にする。
[0069] TXOP602の終わりに、例えばT4と示される時刻678で、ノードAおよびノードBは、空間サブスペース660内で空間LBTを行うことに戻り得る。ノードAおよびノードBはそれぞれ、空間サブスペース660を介して次のTXOPで競合するための新しいランダム値を選択し得る。例えば、ノードAは、Na2と表されるランダムバックオフ値642を選択し、ノードBは、Nb2と表されるランダムバックオフ値652を選択する。ノードAはカウンタAに値642を割り当て得る。ノードBはカウンタBに値652を割り当て得る。
[0070] いくつかの実施形態では、空間サブスペース切替えがTXOP602内で複数回反復され得る。例えば、ノードBは、TXOP602の間に空間サブスペース662内の進行中の送信を検出し得、従って空間LBTを空間サブスペース662のサブスペースに切り替え得る。いくつかの実施形態では、空間サブスペースが空間次元において縮小するので、ノードBは送信電力レベルを削減し得る。例えば、ノードBは、空間サブスペース662内で、空間サブスペース660よりも低い送信電力レベルで送信し得る。
[0071] 図7は、本開示の実施形態による、複数の空間次元について単一のランダムバックオフプロセスを使用するランダムバックオフスキーム700を示す。スキーム700は、BS105、205、および500と、UE115、215、および400とによって採用され得る。スキーム700はスキーム600と同様であるが、TXOP602の終わりにカウンタBが完了までカウントしていないときのシナリオを示す。図示されるように、時刻678で、カウンタBは、N2と表される非ゼロ値756を有する。ノードBは現TXOP602の間にどんな空間サブスペースへのアクセスも獲得しなかったので、ノードBは、後続のTXOPを求めて競合する前に、ランダムバックオフについて値756からカウントすることを続行するようにカウンタBを構成し得る。
[0072] スキーム600および700からわかるように、ノードが空間サブスペースのいずれか1つを介して現TXOPでチャネルアクセスを獲得したとき、ノードは、後続のTXOPを競合するための新しいランダムバックオフ値を選択し、または再引出しし得る。逆に、ノードがどんな空間サブスペースを介しても現TXOPでチャネルアクセスを獲得できないとき、ノードは、後続のTXOPを競合するためにカウントすることを続行または再開し得る。
[0073] 図8は、本開示の実施形態による、複数の空間次元について複数のランダムバックオフプロセスを使用するランダムバックオフスキーム800を示す。スキーム800は、BS105、205、および500と、UE115、215、および400とによって採用され得る。スキーム800はスキーム600と類似のシナリオを示す。しかしながら、スキーム800は、異なる空間サブスペース内で競合することに切り替わるとき、別々のランダムバックオフプロセスを使用する。図示されるように、時刻674で、空間サブスペース660内の進行中の送信を検出したとき、ノードBは、空間サブスペース662内で競合することに切り替わる。ノードBは、空間サブスペース660について使用されたカウンタBのカウンタ値に基づいてカウンタBを構成する。例えば、ノードBは、値652からカウントすることを続行するようにカウンタBを構成する。ノードBは、空間サブスペース660内のカウントからのカウンタ値652を次のTXOPのために保存し得る。空間サブスペース660内のランダムバックオフカウントは親バックオフプロセスと呼ばれることがあり、空間サブスペース662(例えば、空間サブスペース660のサブスペース)内のランダムバックオフカウントは子バックオフプロセスと呼ばれることがある。
[0074] スキームと同様に、時刻676で、TXOP602の終わり前にカウンタBが完了までカウントし、または値0に達したとき、ノードBは、TXOP602内の期間604で第2の受信側ノードと通信し得る。
[0075] 時刻678で、ノードAおよびノードBは、空間サブスペース660内で空間LBTを行うことに戻り得る。ノードAは、後続のTXOPで競合するために新しいランダム値(例えば、値642)を選択し得る。ノードBは、親バックオフプロセスからのカウンタBの最後の値652を復元し、後続のTXOPを求める競合するために値652からカウントするようにカウンタBを構成し得る。
[0076] スキーム800では、ノードが、進行中の送信の上に重ね合わせることなく現TXOPでチャネルアクセスを獲得するとき、ノードは、後続のTXOPを競合するための新しいランダムバックオフ値を選択し、または再引出しし得る。逆に、ノードが、進行中の送信の上に重ね合わせることなく現TXOPでチャネルアクセスを獲得できないとき、ノードは、後続のTXOPを競合するために親バックオフプロセスからのカウントを再開し得る。
[0077] 図9は、本開示の実施形態による、複数の空間次元について複数のランダムバックオフプロセスを使用するランダムバックオフスキーム900を示す。スキーム900は、BS105、205、および500と、UE115、215、および400とによって採用され得る。スキーム900はスキーム800と実質的に同様である。例えば、スキーム900は、異なる空間サブスペース内で競合することに切り替わるとき、別々のランダムバックオフプロセスを使用する。しかしながら、スキーム900では、ノードが空間サブスペースに切り替わったとき、例えば空間サブスペース660から空間サブスペース662に切り替わったとき、ノードは、新しいランダムバックオフ値を選択し、または再引出しし得る。
[0078] スキーム900では、ノードBは、空間サブスペース660内のランダムバックオフ(例えば、親バックオフプロセス)のためのカウンタBと、空間サブスペース662内のランダムバックオフ(例えば、子バックオフプロセス)のためのカウンタBBという2つのカウンタを使用し得る。ノードBは、スキーム700と類似の機構を使用して、親バックオフプロセスのためのカウンタBを構成し得る。
[0079] 空間サブスペース662内の子バックオフプロセスについて、ノードBは、例えばコンテンションウィンドウに基づいて、N3と示される新しいランダムバックオフ値954を選択し、カウンタBBを値854に初期化する。TXOP602の終了前に、カウンタBBが完了までカウントし、または値0に達したとき、ノードBは、スキーム800と類似のTXOP602内の期間604で第2の受信側ノードと通信し得る。
[0080] 議論を簡単にするために、スキーム800および900は1つの親バックオフプロセスと1つの子バックオフプロセスとを示すが、スキーム800および900は、複数のレベルの子バックオフプロセスを含み得る。例えば、ノードBが空間サブスペース662内の進行中の送信を検出したとき、ノードBは、空間LBTを空間サブスペース662のサブスペースに切り替え得る。
[0081] いくつかの実施形態では、コンテンションウィンドウサイズは、RRC構成によって最初に構成され得、またはトラフィックのQoSに基づいて最初に設定され得、その後で、送信誤り率に基づいて更新され得る。一実施形態では、ノード(例えば、ノードAまたはノードB)が、1つまたは複数の空間サブスペース(例えば、空間サブスペース660および662)内の送信誤り率に基づいて、コンテンションウィンドウサイズを更新し得る。
[0082] 一実施形態では、ノードがスキーム900を採用するとき、ノードは、全ての空間サブスペースについて同一のコンテンションウィンドウサイズを使用し、空間サブスペースのうちの1つまたは複数の中の送信誤り率に基づいてコンテンションウィンドウサイズを更新し得る。別の実施形態では、ノードがスキーム900を採用するとき、ノードは、異なる空間サブスペースについて異なるコンテンションウィンドウサイズを使用し、対応する空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて各コンテンションウィンドウサイズを更新し得る。例えば、ノードBは、空間サブスペース660および662について、それぞれ第1のコンテンションウィンドウサイズと第2のコンテンションウィンドウサイズとを使用し得る。ノードBは、空間サブスペース660および662内の送信誤り率に基づいて、それぞれ第1のコンテンションウィンドウサイズと第2のコンテンションウィンドウサイズとを更新し得る。
[0083] いくつかの実施形態では、ノードが現空間サブスペース内の進行中の送信(例えば、予約要求信号610および/または予約応答信号612)を検出したとき、またはノードによって維持されるネットワーク割振りベクトル(NAV)が満了したとき、ノードは、空間LBTを異なる空間サブスペースに切り替え得る。NAVは、現在の進行中の送信がチャネルを占有し得る時間量を示し得る。
[0084] 図10は、本開示の実施形態による、空間領域内の媒体共有のためのランダムバックオフ方法の流れ図である。方法1000のステップは、BS105、205、および500、並びにUE115、215、および400などのワイヤレス通信デバイスのコンピューティングデバイス(例えば、プロセッサ、処理回路、および/または他の適切な構成要素)によって実行され得る。方法1000は、それぞれ図6、図7、図8、および図9に関連して説明されたスキーム600、700、800、および900と類似の機構を採用し得る。図示されるように、方法1000は、いくつかの列挙されるステップを含むが、方法1000の実施形態は、列挙されるステップの前、後、および列挙されるステップの間に追加のステップを含み得る。いくつかの実施形態では、列挙されるステップのうちの1つもしくは複数が省略され、または異なる順序で行われ得る。一実施形態では、ワイヤレス通信デバイスはノードBに対応し得る。
[0085] ステップ1010で、方法1000は、第1の空間サブスペース(例えば、空間サブスペース310、320、および330)を介する通信媒体(例えば、周波数スペクトル601)内のTXOP(例えば、TXOP602)を求める競合するための第1のバックオフカウンタ(例えば、値650)を決定することを含む。
[0086] ステップ1020で、方法1000は、第1の空間サブスペース内のTXOPでの送信(例えば、予約要求信号610および/または予約応答信号612)を検出することを含む。
[0087] ステップ1030で、方法1000は、検出に基づいて、第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介するTXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタ(例えば、値652および954)を決定することを含む。第2の空間サブスペースは第1の空間サブスペースの一部であり得る。検出された送信は、第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内であり得る。例えば、第1の空間サブスペースが空間サブスペース330に対応し、送信が空間サブスペース310内で検出されたとき、第2の空間サブスペースは、空間サブスペース310を除外する空間サブスペース330に対応し得る。
[0088] 一実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、送信が検出されたときの第1のバックオフカウンタの値(例えば、値652)を第2のバックオフカウンタに割り当て得る。第2のバックオフカウンタがTXOP内で完了までカウントするとき、ワイヤレス通信デバイスは、第2の空間サブスペース内の通信信号を第2のワイヤレス通信デバイスに送信し得る。ワイヤレス通信デバイスは、スキーム600で示されたようなコンテンションウィンドウに基づいて、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタ(例えば、値654)を決定し得る。代替として、第2のバックオフカウンタがTXOPの終わりに完了までカウントしていないとき、ワイヤレス通信デバイスは、スキーム700で示されたような第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、第2のバックオフカウンタの値(例えば、値656)を割り当て得る。
[0089] 一実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、第1のコンテンションウィンドウに基づいて第1のバックオフカウンタを決定し、第1の空間サブスペース内の送信誤り率または第2の空間サブスペース内の送信誤り率のうちの少なくとも一方に基づいて、第1のコンテンションウィンドウを更新し得る。
[0090] 一実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、第1のコンテンションウィンドウに基づいて第1のバックオフカウンタを決定し、第2のコンテンションウィンドウに基づいて第2のバックオフカウンタを決定し得る。第1のコンテンションウィンドウおよび第2のコンテンションウィンドウは、同一のウィンドウサイズまたは異なるウィンドウサイズを有し得る。ワイヤレス通信デバイスは、第1の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて第1のコンテンションウィンドウを更新し、第2の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて第2のコンテンションウィンドウを更新し得る。
[0091] 情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表現され得る。例えば、上記の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは粒子、光場もしくは粒子、またはそれらの任意の組合せによって表現され得る。
[0092] 本明細書の開示とともに説明される様々な例示的ブロックおよびモジュールは、本明細書で説明される機能を行うように設計された、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、もしくは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せで実施または行われ得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来型プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数のマイクロプロセッサとDSPコア、または任意の他のそのような構成)として実施され得る。
[0093] 本明細書で説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実施される場合、機能は、1つまたは複数の命令もしくはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶され、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実施は本開示および添付の特許請求の範囲内にある。例えば、ソフトウェアの性質のために、前述の機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらの任意の組合せを使用して実施され得る。機能を実施する特徴はまた、機能の部分が様々な物理的位置で実施されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。さらに、本明細書では、特許請求の範囲を含めて、項目のリスト(例えば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの語句が後に続く項目のリスト)内で使用される「または」は包含的リストを示し、従って、例えば、リスト[A、B、またはCのうちの少なくとも1つ]は、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味する。
[0094] 本開示の別の実施形態は、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを決定することと、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペース内のTXOPでの送信を検出することと、検出に基づいて、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介するTXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを決定することとを備えるワイヤレス通信の方法を含む。
[0095] いくつかの実施形態では、第2の空間サブスペースは第1の空間サブスペースの部分であり、検出された送信は、第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内にある。いくつかの実施形態では、方法は、第2のバックオフカウンタがTXOP内で完了までカウントしたとき、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第2の空間サブスペース内の通信信号を第2のワイヤレス通信デバイスに送信することと、第1のワイヤレス通信デバイスによって、コンテンションウィンドウに基づいて、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタを決定することとをさらに備える。いくつかの実施形態では、第2のバックオフカウンタを決定することは、送信が検出されたときの第1のバックオフカウンタの値を第2のバックオフカウンタに割り当てることを含む。いくつかの実施形態では、第2のバックオフカウンタはTXOPの終わりに完了までカウントしておらず、方法は、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに第2のバックオフカウンタの値を割り当てることをさらに備える。いくつかの実施形態では、第1のバックオフカウンタを決定することは、第1のコンテンションウィンドウに基づく。いくつかの実施形態では、方法は、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペース内の送信誤り率と第2の空間サブスペース内の送信誤り率のうちの少なくとも一方に基づいて、第1のコンテンションウィンドウを更新することをさらに備える。いくつかの実施形態では、第2のバックオフカウンタを決定することは、第2のコンテンションウィンドウに基づく。いくつかの実施形態では、第1のコンテンションウィンドウと第2のコンテンションウィンドウとは異なる。いくつかの実施形態では、方法は、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、第1のコンテンションウィンドウを更新することと、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第2の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、第2のコンテンションウィンドウを更新することとをさらに備える。いくつかの実施形態では、方法は、第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の次のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、送信が検出されたときの第1のバックオフカウンタの値を割り当てることをさらに備える。
[0096] 本開示の別の実施形態は、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを決定し、第1の空間サブスペース内のTXOPでの送信を検出し、検出に基づいて、第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介するTXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを決定するように構成されたプロセッサを備える装置を含む。
[0097] いくつかの実施形態では、第2の空間サブスペースは第1の空間サブスペースの部分であり、検出された送信は、第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内にある。いくつかの実施形態では、装置は、第2のバックオフカウンタがTXOP内で完了までカウントしたとき、第2の空間サブスペース内の通信信号を第2のワイヤレス通信デバイスに送信するように構成されたトランシーバをさらに備え、プロセッサが、コンテンションウィンドウに基づいて、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサが、送信が検出されたときの第1のバックオフカウンタの値を第2のバックオフカウンタに割り当てることによって、第2のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、第2のバックオフカウンタはTXOPの終わりに完了までカウントしておらず、プロセッサが、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、第2のバックオフカウンタの値を割り当てるようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサが、第1のバックオフカウンタが第1のコンテンションウィンドウに基づくことを決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサが、第1の空間サブスペース内の送信誤り率と第2の空間サブスペース内の送信誤り率のうちの少なくとも一方に基づいて、第1のコンテンションウィンドウを更新するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサが、第2のコンテンションウィンドウに基づいて第2のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、第1のコンテンションウィンドウと第2のコンテンションウィンドウとは異なる。いくつかの実施形態では、プロセッサが、第1の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、第1のコンテンションウィンドウを更新し、第2の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、第2のコンテンションウィンドウを更新するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサが、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の次のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、送信が検出されたときの第1のバックオフカウンタの値を割り当てるようにさらに構成される。
[0098] 本開示の別の実施形態は、プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体を含み、プログラムコードは、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを第1のワイヤレス通信デバイスに決定させるためのコードと、第1の空間サブスペース内のTXOPでの送信を第1のワイヤレス通信デバイスに検出させるためのコードと、検出に基づいて、第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介するTXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを第1のワイヤレス通信デバイスに決定させるためのコードとを備える。
[0099] いくつかの実施形態では、第2の空間サブスペースは第1の空間サブスペースの部分であり、検出された送信は、第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内にある。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読媒体は、第2のバックオフカウンタがTXOP内で完了までカウントしたとき、第1のワイヤレス通信デバイスに、第2の空間サブスペース内の通信信号を第2のワイヤレス通信デバイスに送信させるためのコードと、コンテンションウィンドウに基づいて、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタを第1のワイヤレス通信デバイスに決定させるコードとをさらに備える。いくつかの実施形態では、第1のワイヤレス通信デバイスに第2のバックオフカウンタを決定させるためのコードが、送信が検出されたときの第1のバックオフカウンタの値を第2のバックオフカウンタに割り当てるようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、第2のバックオフカウンタはTXOPの終わりに完了までカウントしておらず、コンピュータ可読媒体は、第1のワイヤレス通信デバイスに、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに第2のバックオフカウンタの値を割り当てさせるコードをさらに備える。いくつかの実施形態では、第1のワイヤレス通信デバイスに第1のバックオフカウンタを決定させるためのコードが、第1のコンテンションウィンドウに基づいて第1のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読媒体は、第1のワイヤレス通信デバイスに、第1の空間サブスペース内の送信誤り率と第2の空間サブスペース内の送信誤り率のうちの少なくとも一方に基づいて、第1のコンテンションウィンドウを更新させるためのコードをさらに備える。いくつかの実施形態では、第1のワイヤレス通信デバイスに第2のバックオフカウンタを決定させるためのコードが、第2のコンテンションウィンドウに基づいて第2のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、第1のコンテンションウィンドウと第2のコンテンションウィンドウとは異なる。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読媒体は、第1のワイヤレス通信デバイスに、第1の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、第1のコンテンションウィンドウを更新させるためのコードと、第1のワイヤレス通信デバイスに、第2の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、第2のコンテンションウィンドウを更新させるためのコードとをさらに備える。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読媒体は、第1のワイヤレス通信デバイスに、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の次のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに送信が検出されたときの第1のバックオフカウンタの値を割り当てさせるためのコードをさらに備える。
[0100] 本開示の別の実施形態は、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを決定するための手段と、第1の空間サブスペース内のTXOPでの送信を検出するための手段と、検出に基づいて、第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介するTXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを決定するための手段とを備える装置を含む。
[0101] いくつかの実施形態では、第2の空間サブスペースは第1の空間サブスペースの部分であり、検出された送信は、第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内にある。いくつかの実施形態では、装置は、第2のバックオフカウンタがTXOP内で完了までカウントしたとき、第2の空間サブスペース内の通信信号を第2のワイヤレス通信デバイスに送信するための手段と、コンテンションウィンドウに基づいて、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタを決定するための手段とをさらに備える。いくつかの実施形態では、第2のバックオフカウンタを決定するための手段が、送信が検出されたときの第1のバックオフカウンタの値を第2のバックオフカウンタに割り当てるようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、第2のバックオフカウンタはTXOPの終わりに完了までカウントしておらず、装置は、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、第2のバックオフカウンタの値を割り当てるための手段をさらに備える。いくつかの実施形態では、第1のバックオフカウンタを決定するための手段が、第1のコンテンションウィンドウに基づいて第1のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、装置は、第1の空間サブスペース内の送信誤り率と第2の空間サブスペース内の送信誤り率のうちの少なくとも一方に基づいて、第1のコンテンションウィンドウを更新するための手段をさらに備える。いくつかの実施形態では、第2のバックオフカウンタを決定するための手段が、第2のコンテンションウィンドウに基づいて第2のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、第1のコンテンションウィンドウと第2のコンテンションウィンドウとは異なる。いくつかの実施形態では、装置は、第1の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、第1のコンテンションウィンドウを更新するための手段と、第2の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、第2のコンテンションウィンドウを更新するための手段とをさらに備える。いくつかの実施形態では、装置は、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の次のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、送信が検出されたときの第1のバックオフカウンタの値を割り当てるための手段をさらに備える。
[0102] 本開示の精神および範囲から逸脱することなく、手元の特定の適用分野に応じて、本開示のデバイスの材料、装置、構成、および使用の方法において、並びにそれに対して、多くの修正、置換、および変形が行われ得ることを当業者は今や理解されよう。これに照らして、本明細書で図示され、説明された特定の実施形態は本開示のいくつかの例に過ぎないので、本開示の範囲は、それらに限定されるべきではなく、むしろ、以下に添付される特許請求の範囲およびその機能的均等物に完全に対応すべきである。
[0102] 本開示の精神および範囲から逸脱することなく、手元の特定の適用分野に応じて、本開示のデバイスの材料、装置、構成、および使用の方法において、並びにそれに対して、多くの修正、置換、および変形が行われ得ることを当業者は今や理解されよう。これに照らして、本明細書で図示され、説明された特定の実施形態は本開示のいくつかの例に過ぎないので、本開示の範囲は、それらに限定されるべきではなく、むしろ、以下に添付される特許請求の範囲およびその機能的均等物に完全に対応すべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ワイヤレス通信の方法であって、
第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを決定することと、
前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペース内の前記TXOPでの送信を検出することと、
前記検出に基づいて、前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介する前記TXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを決定することとを備える方法。
[C2] 前記第2の空間サブスペースが前記第1の空間サブスペースの部分であり、前記検出された送信が、前記第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内にある、C1に記載の方法。
[C3] 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOP内で完了までカウントしたとき、前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第2の空間サブスペース内の通信信号を第2のワイヤレス通信デバイスに送信することと、
前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、コンテンションウィンドウに基づいて、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタを決定することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4] 前記第2のバックオフカウンタを決定することが、前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を前記第2のバックオフカウンタに割り当てることを含む、C1に記載の方法。
[C5] 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOPの終わりに完了までカウントしておらず、前記方法が、前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、前記第2のバックオフカウンタの値を割り当てることをさらに備える、C1に記載の方法。
[C6] 前記第1のバックオフカウンタを決定することが、第1のコンテンションウィンドウに基づく、C1に記載の方法。
[C7] 前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率と前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率のうちの少なくとも一方に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新することをさらに備える、C6に記載の方法。
[C8] 前記第2のバックオフカウンタを決定することが、第2のコンテンションウィンドウに基づく、C6に記載の方法。
[C9] 前記第1のコンテンションウィンドウと前記第2のコンテンションウィンドウとが異なる、C8に記載の方法。
[C10] 前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新することと、
前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第2のコンテンションウィンドウを更新することとをさらに備える、C8に記載の方法。
[C11] 前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を割り当てることをさらに備える、C1に記載の方法。
[C12] 第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを決定するための手段と、
前記第1の空間サブスペース内の前記TXOPでの送信を検出するための手段と、
前記検出に基づいて、前記第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介する前記TXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを決定するための手段とを備える装置。
[C13] 前記第2の空間サブスペースが前記第1の空間サブスペースの部分であり、前記検出された送信が、前記第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内にある、C12に記載の装置。
[C14] 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOP内で完了までカウントしたとき、前記第2の空間サブスペース内の通信信号を第2のワイヤレス通信デバイスに送信するための手段と、
コンテンションウィンドウに基づいて、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタを決定するための手段とをさらに備える、C12に記載の装置。
[C15] 前記第2のバックオフカウンタを決定するための前記手段が、前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を第2のバックオフカウンタに割り当てるようにさらに構成される、C12に記載の装置。
[C16] 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOPの終わりに完了までカウントしておらず、前記プロセッサが、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、前記第2のバックオフカウンタの値を割り当てるようにさらに構成される、C12に記載の装置。
[C17] 前記第1のバックオフカウンタを決定するための前記手段が、第1のコンテンションウィンドウに基づいて前記第1のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される、C12に記載の装置。
[C18] 前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率と前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率のうちの少なくとも一方に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新するための手段をさらに備える、C17に記載の装置。
[C19] 前記第2のバックオフカウンタを決定するための前記手段が、第2のコンテンションウィンドウに基づいて前記第2のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される、C17に記載の装置。
[C20] 前記第1のコンテンションウィンドウと前記第2のコンテンションウィンドウとが異なる、C19に記載の装置。
[C21] 前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新するための手段と、
前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第2のコンテンションウィンドウを更新するための手段とをさらに備える、C19に記載の装置。
[C22] 前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を割り当てるための手段をさらに備える、C12に記載の装置。
[C23] プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体であって、
第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを第1のワイヤレス通信デバイスに決定させるためのコードと、
前記第1の空間サブスペース内の前記TXOPでの送信を前記第1のワイヤレス通信デバイスに検出させるためのコードと、
前記検出に基づいて、前記第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介する前記TXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを前記第1のワイヤレス通信デバイスに決定させるためのコードとを備えるプログラムコードを有するコンピュータ可読媒体。
[C24] 前記第2の空間サブスペースが前記第1の空間サブスペースの部分であり、前記検出された送信が、前記第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内にある、C23に記載のコンピュータ可読媒体。
[C25] 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOP内で完了までカウントしたとき、前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第2の空間サブスペース内の通信信号を第2のワイヤレス通信デバイスに送信させるためのコードと、
コンテンションウィンドウに基づいて、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタを前記第1のワイヤレス通信デバイスに決定させるためのコードとをさらに備える、C23に記載のコンピュータ可読媒体。
[C26] 前記第1のワイヤレス通信デバイスに前記第2のバックオフカウンタを決定させるための前記コードが、前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を前記第2のバックオフカウンタに割り当てるようにさらに構成される、C23に記載のコンピュータ可読媒体。
[C27] 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOPの終わりに完了までカウントしておらず、前記コンピュータ可読媒体が、前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに前記第2のバックオフカウンタの値を割り当てさせるためのコードをさらに備える、C23に記載のコンピュータ可読媒体。
[C28] 前記第1のワイヤレス通信デバイスに前記第1のバックオフカウンタを決定させるための前記コードが、第1のコンテンションウィンドウに基づいて前記第1のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される、C23に記載のコンピュータ可読媒体。
[C29] 前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率と前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率のうちの少なくとも一方に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新させるためのコードをさらに備える、C28に記載のコンピュータ可読媒体。
[C30] 前記第1のワイヤレス通信デバイスに前記第2のバックオフカウンタを決定させるための前記コードが、第2のコンテンションウィンドウに基づいて前記第2のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される、C28に記載のコンピュータ可読媒体。
[C31] 前記第1のコンテンションウィンドウと前記第2のコンテンションウィンドウとが異なる、C30に記載のコンピュータ可読媒体。
[C32] 前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新させるためのコードと、
前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第2のコンテンションウィンドウを更新させるためのコードとをさらに備える、C30に記載のコンピュータ可読媒体。
[C33] 前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を割り当てさせるためのコードをさらに備える、C23に記載のコンピュータ可読媒体。

Claims (33)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    第1のワイヤレス通信デバイスによって、第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを決定することと、
    前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペース内の前記TXOPでの送信を検出することと、
    前記検出に基づいて、前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介する前記TXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを決定することと
    を備える方法。
  2. 前記第2の空間サブスペースが前記第1の空間サブスペースの部分であり、前記検出された送信が、前記第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内にある、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOP内で完了までカウントしたとき、前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第2の空間サブスペース内の通信信号を第2のワイヤレス通信デバイスに送信することと、
    前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、コンテンションウィンドウに基づいて、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタを決定することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のバックオフカウンタを決定することが、前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を前記第2のバックオフカウンタに割り当てることを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOPの終わりに完了までカウントしておらず、前記方法が、前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、前記第2のバックオフカウンタの値を割り当てることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のバックオフカウンタを決定することが、第1のコンテンションウィンドウに基づく、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率と前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率のうちの少なくとも一方に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新すること
    をさらに備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第2のバックオフカウンタを決定することが、第2のコンテンションウィンドウに基づく、請求項6に記載の方法。
  9. 前記第1のコンテンションウィンドウと前記第2のコンテンションウィンドウとが異なる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新することと、
    前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第2のコンテンションウィンドウを更新することと
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  11. 前記第1のワイヤレス通信デバイスによって、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を割り当てること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. 第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを決定するための手段と、
    前記第1の空間サブスペース内の前記TXOPでの送信を検出するための手段と、
    前記検出に基づいて、前記第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介する前記TXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを決定するための手段と
    を備える装置。
  13. 前記第2の空間サブスペースが前記第1の空間サブスペースの部分であり、前記検出された送信が、前記第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内にある、請求項12に記載の装置。
  14. 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOP内で完了までカウントしたとき、前記第2の空間サブスペース内の通信信号を第2のワイヤレス通信デバイスに送信するための手段と、
    コンテンションウィンドウに基づいて、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタを決定するための手段と
    をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  15. 前記第2のバックオフカウンタを決定するための前記手段が、前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を第2のバックオフカウンタに割り当てるようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  16. 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOPの終わりに完了までカウントしておらず、前記プロセッサが、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、前記第2のバックオフカウンタの値を割り当てるようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  17. 前記第1のバックオフカウンタを決定するための前記手段が、第1のコンテンションウィンドウに基づいて前記第1のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  18. 前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率と前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率のうちの少なくとも一方に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新するための手段をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記第2のバックオフカウンタを決定するための前記手段が、第2のコンテンションウィンドウに基づいて前記第2のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される、請求項17に記載の装置。
  20. 前記第1のコンテンションウィンドウと前記第2のコンテンションウィンドウとが異なる、請求項19に記載の装置。
  21. 前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新するための手段と、
    前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第2のコンテンションウィンドウを更新するための手段と
    をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  22. 前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに、前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を割り当てるための手段をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  23. プログラムコードを記録したコンピュータ可読媒体であって、
    第1の空間サブスペースを介する通信媒体内の送信機会(TXOP)を求めて競合するための第1のバックオフカウンタを第1のワイヤレス通信デバイスに決定させるためのコードと、
    前記第1の空間サブスペース内の前記TXOPでの送信を前記第1のワイヤレス通信デバイスに検出させるためのコードと、
    前記検出に基づいて、前記第1の空間サブスペースとは異なる第2の空間サブスペースを介する前記TXOPを求めて競合するための第2のバックオフカウンタを前記第1のワイヤレス通信デバイスに決定させるためのコードと
    を備えるプログラムコード
    を有するコンピュータ可読媒体。
  24. 前記第2の空間サブスペースが前記第1の空間サブスペースの部分であり、前記検出された送信が、前記第2の空間サブスペースとは異なる空間サブスペース内にある、請求項23に記載のコンピュータ可読媒体。
  25. 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOP内で完了までカウントしたとき、前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第2の空間サブスペース内の通信信号を第2のワイヤレス通信デバイスに送信させるためのコードと、
    コンテンションウィンドウに基づいて、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタを前記第1のワイヤレス通信デバイスに決定させるためのコードと
    をさらに備える、請求項23に記載のコンピュータ可読媒体。
  26. 前記第1のワイヤレス通信デバイスに前記第2のバックオフカウンタを決定させるための前記コードが、前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を前記第2のバックオフカウンタに割り当てるようにさらに構成される、請求項23に記載のコンピュータ可読媒体。
  27. 前記第2のバックオフカウンタが前記TXOPの終わりに完了までカウントしておらず、前記コンピュータ可読媒体が、前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに前記第2のバックオフカウンタの値を割り当てさせるためのコードをさらに備える、請求項23に記載のコンピュータ可読媒体。
  28. 前記第1のワイヤレス通信デバイスに前記第1のバックオフカウンタを決定させるための前記コードが、第1のコンテンションウィンドウに基づいて前記第1のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される、請求項23に記載のコンピュータ可読媒体。
  29. 前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率と前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率のうちの少なくとも一方に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新させるためのコード
    をさらに備える、請求項28に記載のコンピュータ可読媒体。
  30. 前記第1のワイヤレス通信デバイスに前記第2のバックオフカウンタを決定させるための前記コードが、第2のコンテンションウィンドウに基づいて前記第2のバックオフカウンタを決定するようにさらに構成される、請求項28に記載のコンピュータ可読媒体。
  31. 前記第1のコンテンションウィンドウと前記第2のコンテンションウィンドウとが異なる、請求項30に記載のコンピュータ可読媒体。
  32. 前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第1の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第1のコンテンションウィンドウを更新させるためのコードと、
    前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第2の空間サブスペース内の送信誤り率に基づいて、前記第2のコンテンションウィンドウを更新させるためのコードと
    をさらに備える、請求項30に記載のコンピュータ可読媒体。
  33. 前記第1のワイヤレス通信デバイスに、前記第1の空間サブスペースを介する前記通信媒体内の後続のTXOPを求めて競合するための第3のバックオフカウンタに前記送信が検出されたときの前記第1のバックオフカウンタの値を割り当てさせるためのコード
    をさらに備える、請求項23に記載のコンピュータ可読媒体。
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