JP2020535721A - ショート物理ダウンリンク制御チャネル(spdcch)のための、ショート制御チャネルエレメント(scce)とショートリソースエレメントグループ(sreg)とのマッピング - Google Patents

ショート物理ダウンリンク制御チャネル(spdcch)のための、ショート制御チャネルエレメント(scce)とショートリソースエレメントグループ(sreg)とのマッピング Download PDF

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Abstract

ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)のためのショート制御チャネルエレメント(SCCE)とショートリソースエレメントグループ(SREG)とのマッピングが提供される。ユーザ機器(UE)が、基地局から通信を受信し、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定し、マッピングに基づいて通信を処理する。基地局が、UEへの通信について、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定し、マッピングに基づいて、UEへの通信を送信する。このようにして、CRSベースのSPDCCHのための局在化および分散型のSCCE対SREGマッピングが規定される。また、2および3OFDMシンボルDMRSベースのSPDCCHのためのSCCE対SREGマッピングが規定される。DMRSベースのSPDCCHのために、SCCEレベルにおける分散型設定が規定される。これにより、レイテンシを改善することができ、通信システムの平均スループットを改善することができる。無線リソース効率は、レイテンシ削減によってプラスの影響を受けることができる。【選択図】図7

Description

関連出願
本出願は、参照によりその全体が本明細書に援用される、2017年9月29日に出願された仮特許出願第62/565,942号の利益を主張する。
本開示は、無線通信、特に、ショート送信時間間隔(STTI)送信のためのシグナリングに関する。
本開示は、ロングタームエボリューション(LTE)、すなわち拡張ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)との関連で記載される。本明細書に記載の課題および解決策は、他のアクセス技術および規格(例えば、5G NR)を実施する無線アクセスネットワークおよびユーザ機器(UE)に等しく適用可能であることが理解されるべきである。LTEは、適切な場合の例示的な技術として用いられ、したがって、LTEを用いた説明は、課題および課題を解決する解決策を理解するのに特に有用である。
パケットデータレイテンシは、ベンダ、オペレータ、および更にはエンドユーザが(速度テストアプリケーションを介して)定期的に測定する、性能メトリクスの1つである。新しいソフトウェアリリースまたはシステムコンポーネントを検証するとき、システムを展開するとき、およびシステムが商用運用中のときに、無線アクセスネットワークシステムの存続期間の全ての段階においてレイテンシ測定が行われる。
前世代の3GPP RATよりも短いレイテンシは、LTEの設計を誘導した1つの性能メトリクスであった。LTEは現在、エンドユーザによって、前世代の移動無線技術よりも高速なインターネットへのアクセスおよびより低いデータレイテンシを提供するシステムであるものとも認識されている。
パケットデータレイテンシは、システムの知覚応答にとって重要なだけではなく、システムのスループットに間接的に影響を及ぼすパラメータでもある。HTTP/TCPは、現在のインターネットで用いられる、主要なアプリケーションおよびトランスポート層プロトコルスイートである。HTTP Archive(http://httparchive.org/trends.php)によれば、インターネットを介するHTTPベーストランザクションの典型的なサイズは、数十キロバイトから1メガバイトまでの範囲である。このサイズ範囲内では、TCPスロースタート期間は、パケットストリームの全トランスポート期間のうちのかなりの部分である。TCPスロースタートの間、性能はレイテンシで制限されている。したがってレイテンシが向上すると、このタイプのTCPベースのデータトランザクションの場合、平均スループットがある程度容易に向上することがわかる。
無線リソース効率は、レイテンシの低減によってプラスの影響を受けることができる。パケットデータレイテンシが下がることで、或る遅延限界内で可能な送信の数を増加させることが可能であり、したがって、無線リソースを解放し、潜在的にシステムの容量を向上させるデータ送信のために、より高いブロック誤り率(BLER)ターゲットを用いることができる。
パケットレイテンシを低減させるときに対処する1つの分野は、送信時間間隔(TTI)の長さに対処することによる、データおよび制御シグナリングのトランスポート時間の削減である。LTEリリース8において、TTIは1ミリ秒(ms)の長さの1サブフレーム(SF)に対応する。こうした1つの1msのTTIは、通常のサイクリックプレフィックスの場合、14の直交周波数分割多重(OFDM)または単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)シンボルを使用すること、および、拡張サイクリックプレフィックスの場合、12個のOFDMまたはSC−FDMAシンボルを使用することによって、構築される。
現在のところ、3GPPにおける研究は、「ショートTTI」または「STTI」動作の標準化に関して進行しており、スケジューリングおよび送信は、より高速の時間スケールで実行可能である。したがって、レガシーLTEサブフレームはいくつかのSTTIに細分化される。STTIについて、2つおよび7つのOFDMシンボルの長さがサポートされることが現在のところ検討されている。DLにおけるデータ送信は、ショート物理ダウンリンク共有チャネル(SPDSCH)を介してSTTIごとに発生し得、制御領域ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)を含み得る。アップリンク(UL)において、データは、SPUSCHを介してSTTIごとに送信され、制御はSPUCCHを介して送信可能である。
UEに対し、ULまたはダウンリンク(DL)におけるSTTIをスケジューリングするために、様々な代替形態が可能である。1つの代替形態において、個々のUEは、無線リソース制御(RRC)設定を介してショートTTIのためのSPDCCH候補に関する情報を受信し、ショートTTIのための制御チャネル、すなわちSPDCCHをどこで探せばよいかをUEに伝える。STTIのためのダウンリンク制御情報(DCI)は、実際には、SPDCCHに直接含まれる。別の代替形態において、STTIのためのDCIは、PDCCHにおいて送信される低速DCIおよびSPDCCHにおいて送信される高速DCIという、2つの部分に分割される。低速グラントは、ショートTTI動作に使用されることになるDLおよびULのショートTTI帯域についての周波数割当てを含むことができ、SPDCCH候補ロケーションに関する改良点も含むことが可能である。
UEに対する、ULまたはDLにおけるSTTIのスケジューリングの改善が必要とされている。
ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)のためのショート制御チャネルエレメント(SCCE)とショートリソースエレメントグループ(SREG)とのマッピングのためのシステムおよび方法が提供される。いくつかの実施形態では、ユーザ機器(UE)において実施される方法は、基地局から通信を受信することと、基地局からの通信について、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することと、基地局からの通信についての、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、基地局からの通信を処理することとを含む。いくつかの実施形態では、基地局において実施される方法は、UEへの通信について、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することと、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、UEへの通信を送信することとを含む。このようにして、1および2OFDMシンボルのセル固有参照信号(CRS)ベースのSPDCCHのための局在化および分散型のSCCE対SREGマッピングが規定される。また、2および3OFDMシンボルのDMRSベースのSPDCCHのためのSCCE対SREGマッピングが規定される。DMRSベースのSPDCCHについて、SCCEレベルにおける分散型設定が規定される。これにより、レイテンシを改善することができ、通信システムの平均スループットを改善することができる。無線リソース効率は、レイテンシ削減によってプラスの影響を受けることができる。パケットデータレイテンシが下がることで、或る遅延限界内で可能な送信の数を増加させることが可能であり、したがって、無線リソースを解放し、潜在的にシステムの容量を向上させるデータ送信のために、より高いブロック誤り率(BLER)ターゲットを用いることができる。
本明細書に開示される実施形態は、STTI動作におけるSCCE対SREGマッピングの規定のための方法に関する。本方法は、SPDCCH、すなわちCRSベースおよびDMRSベースのSPDCCHのための復調方式、ならびにSPDCCHのために設定されたOFDMシンボルの数に基づく。
いくつかの実施形態によれば、
・1および2OFDMシンボルのCRSベースのSPDCCHのための局在化および分散型のSCCE対SREGマッピングを規定し、
・2および3OFDMシンボルのDMRSベースのSPDCCHのためのSCCE対SREGマッピングを規定し、
・DMRSベースのSPDCCHについて、SCCEレベルにおける分散型設定を規定する、
ことが可能である。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を成す添付の図面は、本開示のいくつかの態様を例示し、本明細書と合わせて、本開示の原理を説明する役割を果たす。
LTE時間領域構造を示す。 LTEダウンリンク物理リソースを示す。 ダウンリンクサブフレームを示す。 CCEアグリゲーションレベル8、4、2および1を示す。 いくつかの実施形態による図4の検索空間を示す。 いくつかの実施形態による、12個のREに基づくSREG設定を示す。 いくつかの実施形態による、1os CRSベースのSPDCCHのための分散型および局在化の設定を示す。 いくつかの実施形態による、2os CRSベースのSPDCCHのための分散型および局在化の設定を示す。 いくつかの実施形態による、2osおよび3os DMRSベースのSPDCCHにおけるSCCE対SREGマッピングを示す。 いくつかの実施形態による、1つのUEのための分散型DMRSベースのSPDCCH候補の例を示す。 いくつかの実施形態による、UEを動作させる方法を示す。 いくつかの実施形態による、基地局を動作させる方法を示す。 いくつかの実施形態による無線ネットワークを示す。 いくつかの実施形態によるUEを示す。 いくつかの実施形態による仮想化環境を示す。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された電気通信ネットワークを示す。 いくつかの実施形態による、部分的無線接続を通じてユーザ機器と基地局を介して通信するホストコンピュータを示す。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実施される方法を示す。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実施される方法を示す。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実施される方法を示す。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実施される方法を示す。 いくつかの実施形態による仮想化装置を示す。
以下に説示する実施形態は、これらの実施形態を当業者が実践することを可能にし、これらの実施形態の実践の最良の形態を例示する情報を表す。添付図面の図を踏まえて以下の説明を読めば、当業者は、本開示の概念を理解し、本明細書で具体的には扱われていないこれら概念の応用を認識するであろう。これらの概念および応用は、本開示の範囲内に入るものと理解されるべきである。
ショートTTI動作を用いたレイテンシ削減
パケットデータレイテンシは、ベンダ、オペレータ、および更にはエンドユーザが(速度テストアプリケーションを介して)定期的に測定する、性能メトリクスの1つである。新しいソフトウェアリリースまたはシステムコンポーネントを検証するとき、システムを展開するとき、およびシステムが商用運用中のときに、無線アクセスネットワークシステムの存続期間の全ての段階においてレイテンシ測定が行われる。
前世代の3GPP RATよりも短いレイテンシは、ロングタームエボリューション(LTE)の設計を誘導した1つの性能メトリクスであった。LTEは現在、エンドユーザによって、前世代の移動無線技術よりも高速なインターネットへのアクセスおよびより低いデータレイテンシを提供するシステムであるものとも認識されている。
パケットデータレイテンシは、システムの知覚応答にとって重要なだけではなく、システムのスループットに間接的に影響を及ぼすパラメータでもある。HTTP/TCPは、現在のインターネットで用いられる、主要なアプリケーションおよびトランスポート層プロトコルスイートである。HTTP Archive(http://httparchive.org/trends.php)によれば、インターネットを介するHTTPベーストランザクションの典型的なサイズは、数十キロバイトから1メガバイトまでの範囲である。このサイズ範囲内では、TCPスロースタート期間は、パケットストリームの全トランスポート期間のうちのかなりの部分である。TCPスロースタートの間、性能はレイテンシで制限されている。したがってレイテンシが向上すると、このタイプのTCPベースのデータトランザクションの場合、平均スループットが容易に向上することがわかる。
無線リソース効率は、レイテンシの低減によってプラスの影響を受けることができる。パケットデータレイテンシが下がることで、或る遅延限界内で可能な送信の数を増加させることが可能であり、したがって、無線リソースを解放し、潜在的にシステムの容量を向上させるデータ送信のために、より高いブロック誤り率(BLER)ターゲットを用いることができる。
パケットレイテンシを低減させるときに対処する1つの分野は、送信時間間隔(TTI)の長さに対処することによる、データのトランスポート時間の削減およびシグナリングの制御である。LTEリリース8において、TTIは1ミリ秒の長さの1サブフレーム(SF)に対応する。こうした1つの1msのTTIは、通常のサイクリックプレフィックスの場合、14の直交周波数分割多重(OFDM)または単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)シンボルを使用すること、および、拡張サイクリックプレフィックスの場合、12個のOFDMまたはSC−FDMAシンボルを使用することによって、構築される。
現在のところ、3GPPにおける研究は、「ショートTTI」または「STTI」動作の標準化に関して進行しており、スケジューリングおよび送信は、より高速の時間スケールで実行可能である。したがって、レガシーLTEサブフレームはいくつかのSTTIに細分化される。STTIについて、2つおよび7つのOFDMシンボルの長さがサポートされることが現在のところ検討されている。DLにおけるデータ送信は、SPDSCHを介してSTTIごとに発生し得、制御領域SPDCCHを含み得る。ULにおいて、データは、SPUSCHを介してSTTIごとに送信され、制御はSPUCCHを介して送信可能である。
STTIのスケジューリング
UEに対し、ULまたはDLにおけるSTTIをスケジューリングするために、様々な代替形態が可能である。1つの代替形態において、個々のUEは、RRC設定を介してショートTTIのためのSPDCCH候補に関する情報を受信し、ショートTTIのための制御チャネル、すなわちSPDCCHをどこで探せばよいかをUEに伝える。STTIのためのDCIは、実際には、SPDCCHに直接含まれる。別の代替形態において、STTIのためのDCIは、PDCCHにおいて送信される低速DCIおよびSPDCCHにおいて送信される高速DCIという、2つの部分に分割される。低速グラントは、ショートTTI動作に使用されることになるDLおよびULのショートTTI帯域についての周波数割当てを含むことができ、SPDCCH候補ロケーションに関する改良点も含むことが可能である。
LTEダウンリンク構造
時間領域において、3GPP ロングタームエボリューション(LTE)ダウンリンク送信は、10msの無線フレームに編成され、各無線フレームは、Tsubframe=1ms長さの、10個の等しいサイズのサブフレームからなる。これについては図1に示される。
LTE技術は、モバイルブロードバンド無線通信技術であり、基地局(eNBと呼ばれる)から移動局(ユーザ機器(UE)と呼ばれる)への送信は、直交周波数分割多重(OFDM)を用いて送信される。OFDMは信号を、周波数において複数の平行サブキャリアに分割する。LTEにおける送信の基本単位はリソースブロック(RB)であり、RBは、最も一般的な設定では、通常のサイクリックプレフィックスの場合、12個のサブキャリアおよび7つのOFDMシンボル(1つのスロット)からなる。拡張サイクリックプレフィックスの場合、RBは、時間領域内の6つのOFDMシンボルからなる。物理リソースブロック(PRB)も、物理リソースにおけるRBを示すための一般的な用語である。同じ12個のサブキャリアを使用する同じサブフレーム内の2つのPRBは、PRBペアと示される。これは、LTEにおいてスケジューリング可能な最小リソース単位である。
1つのサブキャリアおよび1つのOFDMシンボルの単位は、リソースエレメント(RE)と呼ばれる。これについては図2を参照されたい。したがって、PRBは84個のREからなる。LTE無線サブフレームは、PRBの数がシステムの帯域幅を決定する、周波数において複数のリソースブロック、および時間において2つのスロットから構成される。これについては図3を参照されたい。
ユーザへの無線リンクを介して送信されるメッセージは、広義には制御メッセージまたはデータメッセージに分類することができる。制御メッセージは、システムの適切な動作、ならびにシステム内の各UEの適切な動作を、容易にするために用いられる。制御メッセージは、UEから送信されるパワー、データがUEによって受信されるかまたはUEから送信されることになるRBのシグナリング等の、機能を制御するためのコマンドを含むことができる。
Rel−8において、サブフレーム内の、設定に応じて最初の1つ〜4つのOFDMシンボルは、こうした制御情報を含むように予約される。これについては図3を参照されたい。更に、Rel−11において、拡張制御チャネルが導入され(EPDCCH)、PRBペアは、排他的にEPDCCH送信を含むように予約されるが、Rel−11より前のリリースのUEへの制御情報を含む可能性のある最初の1つ〜4つの第1のシンボルを、PRBペアから除外している。
したがって、PDSCH送信と時間多重化されるPDCCHと対照的に、EPDCCHはPDSCH送信と周波数多重化される。PDSCH送信のためのリソース割当て(RA)は、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに応じていくつかのRAタイプで存在する。いくつかのRAタイプは、最小スケジューリング粒度のリソースブロックグループ(RBG)を有する。これについてはTS36.211を参照されたい。RBGは(周波数において)近接するリソースブロックのセットであり、UEをスケジューリングするとき、UEには、個別のRBではなくRBGによってリソースが割り当てられる。
UEがEPDCCHからのダウンリンクにおいてスケジューリングされるとき、UEは、DL割り振りを搬送するPRBペアがリソース割当てから除外されること、すなわちレートマッチングが適用されることを想定するものとする。例えば、UEが、サイズ3の近接するPRBペアの或るRBG内でPDSCHをスケジューリングされ、これらのPRBペアのうちの1つがDL割り振りを含む場合、UEは、PDSCHがこのRBG内の残りの2つのPRBペアにおいてのみ送信されることを想定するものとする。PRBペア内のPDSCHおよび任意のEPDCCH送信の多重化は、Rel−11においてサポートされていないことにも留意されたい。
PDCCHおよびEPDCCHは、いくつかのユーザ機器(UE)間で共有される無線リソースを介して送信される。各PDCCHは、(PDCCHが利用しているCCEの数を制御することによって)リンク適合を可能にするために、制御チャネルエレメント(CCE)として知られるより小さな部分からなる。PDCCHについて、UEは、UE固有の検索空間について、4つのアグリゲーションレベルのCCE、すなわち1、2、4、および8、ならびに、共通検索空間について、2つのアグリゲーションレベルのCCE、すなわち4および8を、監視しなければならないことが指定される。
TS36.213の第9.1.1項において、アグリゲーションレベルL∈{1,2,4,8}L∈{1,2,4,8}での検索空間
Figure 2020535721
が、PDCCH候補のセットによって規定される。PDCCHが監視されるサービングセルごとに、検索空間
Figure 2020535721
のPDCCH候補mに対応するCCEが、
Figure 2020535721
によって与えられる。
ここで、i=0,...,L−1である。共通検索空間について、m’=mである。PDCCH UE固有検索空間について、UEがキャリアインジケータフィールドを有して設定される場合、m’=m+M(L)*nCIであり、ここで、nCIは、キャリアインジケータフィールド値であり、そうでない場合、m=0,...,M(L)−1であるとき、m’=mである。M(L)は所与の検索空間内で監視するためのPDCCH候補の数である。各CCEは36のQPSK変調シンボルを含む。M(L)の値は、下記で表1に示すように、36.213における表9.1.1−1によって指定される。
Figure 2020535721
PDCCH処理
制御情報のチャネル符号化、スクランブル、変調、およびインターリーブの後、変調されたシンボルは制御領域内のリソースエレメントにマッピングされる。複数のPDCCHを制御領域へと多重化するために、制御チャネルエレメント(CCE)が規定され、各CCEは36のリソースエレメントにマッピングされる。1つのPDCCHは、情報ペイロードサイズおよびチャネル符号化保護の必要レベルに応じて、1、2、4、または8個のCCEからなることが可能であり、この数は、CCEアグリゲーションレベル(AL)として示される。アグリゲーションレベルを選択することによって、PDCCHのリンク適合が得られる。全体で、サブフレーム内で送信されることになる全てのPDCCHに使用可能なNCCE個のCCEが存在し、数NCCEは、制御シンボルの数nおよび設定されるアンテナポートの数に応じて、サブフレームごとに異なる。
CCEがサブフレームごとに異なるため、端末は、そのPDCCHに用いられるCCEの位置および数をブラインド決定する必要があり、これは計算集約的な復号タスクであり得る。したがって、可能なブラインド復号の数には、端末が受ける必要のある何らかの制約が導入されている。例えば、CCEは番号付けされており、サイズKのCCEアグリゲーションレベルは、Kで均等に割り切れるCCE数でのみ開始可能である。これについては図4を参照されたい。
端末が有効なPDCCHについてブラインド復号および検索を必要とする、CCEによって形成される候補制御チャネルのセットは、検索空間と呼ばれる。これは、端末が、スケジューリング割り振りまたは他の制御情報を監視すべきである、AL上のCCEのセットである。これについては図5の例を参照されたい。各サブフレーム内、および各AL上で、端末は、その検索空間においてCCEから形成可能な全てのPDCCHを復号するよう試行することになる。CRCがチェックする場合、PDCCHのコンテンツは端末にとって有効であるものと想定され、受信した情報を更に処理する。2つ以上の端末がしばしば重複する検索空間を有し、ネットワークは、それらのうちの1つを制御チャネルのスケジューリングのために選択しなければならない。このことが起こると、スケジューリングされていない端末はブロッキングされたと言える。検索空間は、このブロッキングの可能性を最小限にするために、サブフレームごとに擬似ランダムに変動する。
検索空間は、共通部分と端末固有の部分とに更に分割される。共通検索空間では、端末の全てまたはグループに対する情報を含むPDCCHが送信される(ページング、システム情報等)。キャリアアグリゲーションが用いられる場合、端末は1次コンポーネントキャリア(PCC)上のみに存在する共通検索空間を見つけることになる。共通検索空間は、セル内の全ての端末に対して十分なチャネル符号保護を与えるために(ブロードキャストチャネルであるため、リンク適合は使用できない)、アグリゲーションレベル4および8に制限されている。それぞれ、8または4のALにおける最初のmおよびmのPDCCH(最低CCE数を有する)は、共通検索空間に属する。システム内でのCCEの効率的な使用のために、残りの検索空間は各アグリゲーションレベルにおいて端末固有である。
EPDCCHの詳細
PDCCHの場合と同様に、EPDCCHは、複数のUEによって共有される無線リソースを介して送信され、拡張CCE(eCCE)はPDCCHのためのCCEに対する等価物として導入される。eCCEは固定数のREも有するが、多くのREがCRSおよびCSI−RS等の他の信号によって占有されているため、EPDCCHマッピングに使用可能なREの数は、一般に、この固定数よりも少ない。eCCEに属するREが、CRS、CSI−RS等の他の衝突信号、レガシー制御領域、またはTDDの場合はGPおよびUpPTS36.211を含む場合は必ず、符号チェーンレートマッチングが適用される。
Rel−11において、EPDCCHはUE固有の検索空間のみをサポートするが、同じサブフレーム内のPDCCHにおいて、共通検索空間は引き続き監視される。将来のリリースにおいて、共通検索空間はEPDCCH送信のためにも導入され得る。
UEは、示される制約と共に、eCCEアグリゲーションレベル1、2、4、8、16、および32を監視することが指定される。
分散型送信において、EPDCCHは最大D個までのPRBペアのリソースエレメントにマッピングされ、D=2、4、または8である(3GPPではD=16の値も検討されている)。このようにして、EPDCCHメッセージについて周波数ダイバーシティが達成可能である。局在化送信において、EPDCCHは、スペースが許せば1つのPRBペアのみにマッピングされる(アグリゲーションレベル1および2について、ならびに、通常のサブフレームおよび通常のCP長さの場合、レベル4についても、常に可能である)。EPDCCHのアグリゲーションレベルが大き過ぎる場合、第2のPRBペアも使用され、EPDCCHに属する全てのeCCEがマッピングされるまで、更に多くのPRBペアが使用され、以下同様である。
物理リソースへのeCCEのマッピングを容易にするために、各PRBペアは16個の拡張リソースエレメントグループ(eREG)に分割され、各eCCEは、それぞれ、通常および拡張のサイクリックプレフィックスについて、4つまたは8つのeREGに分割される。その結果、EPDCCHは、アグリゲーションレベルに応じて、4または8の倍数のeREGにマッピングされる。
ePDCCHに属するこれらのeREGは、単一のPRBペア(局在化送信にとって典型的であるように)、または複数のPRBペア(分散型送信にとって典型的であるように)の、いずれかにある。
EPDCCH候補の割り振り
36.213に記載のように、UEは、EPDCCH監視のための1つまたは2つのEPDCCH−PRBセットを用いてより高位層によって設定される。各EPDCCH−PRBセットは、0〜NECCE,p,k−1を番号付けされたECCEのセットからなり、NECCE,p,kは、サブフレームkのEPDCCH−PRBセットpにおけるECCEの数である。
UEは、EPDCCH候補のセットを監視し、すなわち、セット内の異なるアグリゲーションレベルにおける可能なEPDCCHの各々を復号しようと試みる。監視するEPDCCH候補のセットはEPDCCH UE固有検索空間の観点で規定される。
UE固有検索空間のEPDCCH候補mに対応するECCEが以下の式において与えられる。
Figure 2020535721
ここで、Yp,kは、UE RNTIベースのオフセットを指し、Lはアグリゲーションレベルであり、i=0,...,L−1であり、bはキャリアインジケータフィールド値に等しく(UEがこれを用いて設定される場合であり、そうでない場合、b=0である)、
Figure 2020535721
であり、
Figure 2020535721
は、EPDCCH−PRBセットpにおけるアグリゲーションレベルLを監視するためのEPDCCH候補数である。
STTIについてのSPDCCH
ショートTTI上で低レイテンシデータを即時にスケジューリングするために、新しいショートPDCCH(SPDCCH)を規定する必要がある。ショートTTI動作はレガシーTTI動作と共存することが望ましいため、SPDCCHは、レガシーデータのためのリソースを残しながら、PDSCH内の帯域内に配置されるべきである。
レガシー制御チャネルPDCCHおよびEPDCCHは、それぞれ、CRSおよびDMRS復調を使用する。これら両方の環境における動作のために、SPDCCHはCRSおよびDMRSの両方をサポートするべきであり、効率的に維持するために、SPDCCHによって使用されないリソースはSPDSCH(ショートPDSCH)によって使用されるべきである。
リソースエレメントへのSPDCCHのマッピングの規定を容易にするために、特別なエンティティ、すなわち、ショートリソースエレメントグループ(SREG)およびショート制御チャネルエレメント(SCCE)が規定される。これは、以前のセクションで説明したように、PDCCHおよびePDCCHを規定するためにLTE仕様においてこれまで使用された方法論に従う。同じマッピングの規定が、これらの用語を使用せずに、または同等の用語を使用して、実行可能であることも留意されたい。
SREG設定
時間領域におけるSPDCCHの長さは、CRSベースのSPDCCHの場合、2OFDMシンボル(os)STTIおよび1スロットSTTIの双方について、1つまたは2つのOFDMシンボルであると規定される。DMRSベースのSPDCCHの場合、2os STTIについて2つまたは3つのOFDMシンボルが規定され、1スロットSTTIについて2つのOFDMシンボルが規定される。SREGは、DMRSベースのSPDCCHに適用されたCRSおよび/またはDMRSのためのREを含む1つのOFDMシンボル内の1つのRBとして規定される。
そして、SPDCCHについてのSREG設定が、1つのOFDMシンボル内のPRBにおけるREの完全数(すなわち、1つのOFDMシンボルにおけるSREGあたり12個のRE)として規定される。したがって、図6に示されるように、SPDCCHの長さに依拠して、1つまたは複数のSREGがRBに含まれる。図6は、1OFDMシンボルSPDCCH、2OFDMシンボルSPDCCHおよび3OFDMシンボルSPDCCHについて検討してSREG数を示す。各インデックス、すなわち{0,1,2}は、SREGグループを表す。
SCCE設定
所与のSPDCCHについてSCCEを構築するために必要なSREGの数、ならびに、STTI動作に使用される周波数リソースに沿ったそれらの配置方式は、変動可能である。CRSベースのSPDCCHの場合、SCCEは、4つのSREGによって構成されるように規定され、すなわち、1SCCE=4SREGである。DMRSベースのSPDCCHの場合、STTI長に基づくSCCE規定についていくつかのオプションが検討される。2os STTIおよび1スロットSTTIの場合、SCCEは、4つのSREGによって構成されるように規定される、すなわち、1SCCE=4SREGである場合がある。3os STTI長の事例では、SCCEは、6つのSREGによって構成されるように規定される、すなわち、1SCCE=6SREGである場合がある。これは、2つのPRBにわたるDMRSバンドリングがDMRSベースのSPDCCHに常に適用されることを想定している。
良好な周波数ダイバーシティまたはより局在化した配置をサポートするために、同じSCCEを構築するSREGの局在化および分散型の配置方式が、以下のように規定される。
局在化方式:制限された周波数帯域内に限定されるSPDCCHリソース割当てを可能にするために、同じSCCEを構築するSREGを周波数領域内に局在させることが可能である。これにより、DMRSベースSPDCCHのためにビームフォーミングを使用することが容易になる。
分散型方式:周波数ダイバーシティ利得を可能にするために、分散型SREGロケーションを使用することが可能である。この場合、複数のUEは、異なるRE上の同じPRBにマッピングされたそれらのSPDCCHのSREGを有し得る。広い周波数範囲にわたって分散させることにより、SPDCCHを1つの単一のOFDMシンボル内により容易にフィットさせることにもなる。DMRSベース復調を伴うUEの場合、分散型SCCEロケーションを用いるユーザ固有のビームフォーミングは推奨されない。
更に、復調方式に基づいて、これらの方式は以下のように規定される。
− 2つ以上のシンボルを用いて、CRSベースのSPDCCHについて設定されたRBセットの場合、局在化および分散型のSCCE対SREGマッピングは、第1に周波数、第2に時間(frequency−first time−second)のSCCE対SREGマッピングを採用して規定される。これは、SCCEがまず周波数領域において構築され、次に時間領域において構築されることを意味する。
− 2つ以上のシンボルを用いて、DMRSベースのSPDCCHについて設定されたRBセットの場合、局在化および分散型のSCCE対SREGマッピングは、第1に時間、第2に周波数のSCCE対SREGマッピングを採用して規定される。これは、SCCEがまず時間領域において構築され、次に周波数領域において構築されることを意味する。
SPDCCHのために用いることができるPRBの設定
SPDCCHに使用可能なPRBの最大で2つのセットが、ユーザごとに設定される。局在化されたSPDCCHマッピングに従ってPRBの1つのセットを設定し、分散型マッピングを用いて別のセットを設定するように、SPDCCHに使用されるPRBのいくつかのセットの設定をサポートすることが推奨される。UEは両方のセットを監視し、eNBは与えられたSTTIおよびUEから最も好ましい設定/PRBセットを選択することができる。
使用可能なSTTI帯域からの(必ずしも連続していない)PRBを含むSPDCCHに割り振られたPRBのセットを、RRCシグナリングを介して設定可能である。PRBのセットは、必要とされるセット内のDLシステム帯域幅において任意のPRBを割り当てる完全な柔軟性を可能にする組合せインデックス(combinatorial index)を用いてeNBによって設定される。
この際、設定されたPRBセットは、PRBセットを形成するSCCEの総数に基づいて連続して番号付けされたSCCEのセットからなる。更に、複数のSPDCCH候補を同じSPDCCH PRBセット内で設定することができるため、異なるUEが同じPRBセットを共有することができるはずである。このため、eNBは、いくつかのUEのSDCIを多重化するための十分な柔軟性を得る。
既存の解決策に伴う問題
STTI動作におけるSCCE対SREGのマッピングのために、効率的な設計が依然として規定される必要がある。そのために、SPDCCHのための復調方式、すなわちCRSベースまたはDMRSベースのいずれかの復調方式、および局在化設定が必要とされるのか、または分散型設定が必要とされるのかを検討する必要がある。
本明細書に開示される実施形態の多くにおいて、SPDCCHパラメータは、LTEのためのRRC等のより高位層のシグナリングを介して事前に設定されるか、または、例えばLTE仕様において事前に規定されることが想定される。典型的なSPDCCHパラメータは、UEによって監視されるSPDCCH送信に使用される、時間リソース、例えばOFDMシンボルの数、アグリゲーションレベル、およびアグリゲーションレベルごとの公称候補数である。ショートTTI(STTI)動作に関する例として、下記の説明において、SPDCCHのために事前に設定されるかまたは事前に規定されるOFDMシンボル(OS)の数は1、2または3とすることができる。STTI動作に関する例として、アグリゲーションレベルは、最大8まで(すなわち、AL1、2、4および8)検討することができる。更に、UEが、少なくとも、複数のSCCEを含む1つのSPDCCH RBセットにおいて設定される。例として、本開示のいくつかの実施形態では、SPDCCH RBセットは、8つのSCCEおよび4つのSCCEのサイズで検討される。
CRSベースのSPDCCHの場合のSCCE対SREGマッピング
SPDCCH RBセットは、CRSまたはDMRS復調に基づいて設定される。これに基づいて、CRSベースのSPDCCH RBセットは2つ以上のシンボルを用いて設定され、局在化および分散型のマッピングは、第1に周波数、第2に時間のSCCE対SREGマッピングに基づく。更に、上述したように、SCCEは、4つのSREGによって構成されるように規定され、すなわち、1SCCE=4SREGである。
したがって、SCCE対SREGマッピングを規定するために、1つの実施形態として、CRSベースのSPDCCHのためのSREGインデックス付け、すなわち、UEのSPDCCH RBセットにおいて形成することができるSREGをどのように番号付けすることができるかも、1OFDMシンボル(os)および2os CRSベースのSPDCCHの双方について、第1に周波数、第2に時間として規定される。
そのために、SREGは、CRSベースのSPDCCH RBセット内で昇順の第1に周波数、第2に時間の方式で、0から
Figure 2020535721
まで番号付けされる。
Figure 2020535721
は、SPDCCH RBセットにおいて形成することができるSREGの総数である。更に、CRSベースのSPDCCHについて高い周波数ダイバーシティを達成するために、分散型のCRSベースの設定がSREGレベルにおいて行われる。そのために、SCCEに対応するSREGは、SPDCCH RBセットに沿って、かつ、1つのOFDMシンボルのみから、分散される方式で選択される。
図7および図8は、それぞれ1osおよび2os CRSベースのSPDCCH RBセットについての、上述したSREGインデックス付け規定、ならびに分散型および局在化のSCCE対SREGマッピング規定を示す。ここで、4つのSCCEのSPDCCH RBセットサイズの例が示される。
いくつかの実施形態によれば、CRSベースのSPDCCHについて以下が規定される。
I. 1os CRSベースのSPDCCHにおける分散型のSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられる。
Figure 2020535721
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、
Figure 2020535721
は、SPDCCH RBセット内のSREGの総数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEである。
II. 2os CRSベースのSPDCCHにおけるSREGベースの分散型マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられる。
Figure 2020535721
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsCCE/OSはSPDCCH RBセット内のOFDMシンボルあたりのSCCEの数であり、すなわち、
Figure 2020535721
である。NsREG/OSはOFDMシンボルあたりのSREGの数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEである。
III. 1osおよび2os CRSベースのSPDCCH内のSREGベースの局在化マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられる。
k*NsREG/sCCE+i
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEである。
DMRSベースのSPDCCHの場合のSCCE対SREGマッピング
上記で説明したように、UEは、STTIあたり最大で2つのSPDCCH RBセットを監視するように設定することができる。各SPDCCH RBセットは、CRSまたはDMRS復調に基づいて設定される。これに基づいて、DMRSベースのSPDCCH RBセットは2つ以上のシンボルを用いて設定され、局在化および分散型のマッピングは、第1に時間、第2に周波数のマッピングに基づく。更に、上述したように、DMRSベースのSPDCCHの場合、STTI長に基づくSCCE規定についていくつかのオプションが検討される。2os STTIおよび1スロットSTTIの場合、SCCEは、4つのSREGによって構成されるように規定される、すなわち、1SCCE=4SREGである場合がある。3os STTI長の事例では、SCCEは、6つのSREGによって構成されるように規定される、すなわち、1SCCE=6SREGである場合がある。これは、2つのPRBにわたるDMRSバンドリングがDMRSベースのSPDCCHに常に適用されることを推定している。
したがって、SCCE対SREGマッピングを規定するために、1つの実施形態として、DMRSベースのSPDCCHのためのSREGインデックス付け、すなわち、UEのSPDCCH RBセットにおいて形成することができるSREGがどのように番号付けされるかも、1OFDMシンボル(os)および2os CRSベースのSPDCCHの双方について、第1に時間、第2に周波数として規定される。
そのために、SREGは、DMRSベースのSPDCCH RBセット内で昇順の第1に時間、第2に周波数の方式で、0からN_(SREG_tot)−1まで番号付けされる。N_(SREG_tot)は、SPDCCH RBセットにおいて形成することができるSREGの総数である。
更に、2つのPRBにわたるDMRSバンドリングがDMRSベースの場合に常に適用されることを想定して、それぞれ2osおよび3os DMRSベースのSPDCCHについて4SREG/SCCEおよび6SREG/SCCEが検討される。これに基づいて、これらの2つのバンドリングされたPRBによって、すなわち、バンドリングされたPRB内に形成されたSREGによって、SCCEが構築される。それによって、SCCEは常に局在化SREG設定で構築される。
図9は、2osおよび3os DMRSベースのSPDCCH RBセットについて、上述したSPEGインデックス付け規定、ならびにSCCE対SREGマッピング規定を示す。ここで、4SCCEのSPDCCH RBセットサイズの例が示される。2PRBにわたるDMRSバンドリングか想定されるため、したがって、SCCEを構築する物理的なRBは、周波数領域における2つの連続したPRBである。
このため、実施形態として、DMRSベースのSPDCCHについて以下が規定される。
I. 2osおよび3os DMRSベースのSPDCCHにおけるSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられる。
k*NsREG/sCCE+i
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、2os DMRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEであり、3os DMRSベースのSPDCCHの場合、6SREG/SCCEである。
分散型DMRSベースのSPDCCH設定
上述したように、SCCEは常に局在化SREG設定で構築される。したがって、分散型DMRSベースのSPDCCH設定が、SCCEレベルにおいて行われる必要がある。これは、SPDCCH候補に対応するSCCEがSPDCCH RBセットにおいて分散型方式で選択されることを意味する。これに基づいて、分散型DMRSベースの設定が1よりも高いアグリゲーションレベルにおいてのみ規定される、すなわち、アグリゲーションレベルにおけるSPDCCH候補が2つ以上のSCCEを含むことが明らかとなる。
このため、実施形態として、1よりも高いアグリゲーションレベルについて、UEのSPDCCH RBセット内の分散型DMRSベースのSPDCCH候補mに対応するSCCEが以下のように規定される。
Figure 2020535721
ここで、
Figure 2020535721
は、より高位層のシグナリングによって設定されるUEのSCCE開始オフセットであり、i=0,...,L−1である。Lはアグリゲーションレベルであり、1よりも高く、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの総数であり、m=0,...,M−1である。MはアグリゲーションレベルLあたりのSPDCCH候補の数である。
図10は、8SCCEサイズのSPDCCH RBセット、アグリゲーションレベル(AL){2,4}、およびALあたりの候補数M={2,2}を用いて設定されたUEの例を示す。結果として得られるSPDCCH候補{A,B}は、AL2候補を表し、Aは候補m=0に対応し、Bはm=1に対応する。同様に、{C,D}はAL4候補を表す。例えば、以下に示すように、AL2候補Aは、分散される方式でSCCE0およびSCCE4を選択することによって形成される。同じようにして、AL4候補Cは、分散される方式でSCCE0、SCCE2、SCCE4およびSCCE6を選択することによって形成される。
図11は、いくつかの実施形態による、UEを動作させる方法を示す。UEは、基地局から通信を受信する(ステップ1100)。UEは、基地局からの通信について、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングも決定する(ステップ1102)。UEは、基地局からの通信についての、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、基地局からの通信を処理する(ステップ1104)。
図12は、いくつかの実施形態による、基地局を動作させる方法を示す。基地局は、UEへの通信について、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定する(ステップ1200)。基地局は、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、UEへの通信を送信する(ステップ1202)。
本明細書に記載の主題は、任意の適切なコンポーネントを用いて任意の適切なタイプのシステムにおいて実施することができるが、本明細書において開示される実施形態は、図13に示す例示的な無線ネットワーク等の無線ネットワークとの関連で説明される。簡単にするために、図13の無線ネットワークは、ネットワーク1306、ネットワークノード1360および1360b、ならびにWD 1310、1310b、および1310cのみを示す。実際には、無線ネットワークは、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイス等の、無線デバイス間または無線デバイスと別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに適した任意の追加の要素を更に含むことができる。示されるコンポーネントのうち、ネットワークノード1360および無線デバイス(WD)1310は、更なる詳細を有して示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供し、無線デバイスによる、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスへのアクセスおよび/またはその使用を容易にすることができる。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、セルラおよび/もしくは無線ネットワーク、もしくは他の類似のタイプのシステムを含み、かつ/またはこれらとインターフェースすることができる。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格または他のタイプの所定の規則もしくは手順に従って動作するように設定することができる。このため、無線ネットワークの特定の実施形態は、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、ロングタームエボリューション(LTE)および/もしくは他の適切な2G、3G、4Gもしくは5G規格、IEEE802.11規格等の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/または、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMAX)、Bluetooth、Z−Waveおよび/またはZigBee規格等の任意の他の適切な無線通信規格等の通信規格を実施することができる。
ネットワーク1306は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にする他のネットワークを含むことができる。
ネットワークノード1360およびWD1310は、以下でより詳細に説明される様々なコンポーネントを含む。これらのコンポーネントは、無線ネットワークにおける無線接続の提供等、ネットワークノードおよび/または無線デバイスの機能を提供するために協働する。異なる実施形態において、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/または、有線接続を介したものであっても、もしくは無線接続を介したものであっても、データおよび/もしくは信号の通信を容易にし、もしくはその通信に参加することができる任意の他のコンポーネントもしくはシステムを含むことができる。
本明細書において用いられるとき、ネットワークノードとは、無線デバイスおよび/または無線ネットワークにおける他のネットワークノードもしくは機器と直接または間接的に通信して、無線デバイスへの無線アクセスを可能にしかつ/もしくは提供し、かつ/または無線ネットワークにおける他の機能(例えば管理)を行うことが可能であり、そのように設定され、調整され、かつ/または動作可能な機器ケーブルを指す。ネットワークノードの例は、限定ではないが、アクセスポイント(AP)(例えば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)、およびNRノードB(gNB)を含む。)基地局は、提供するカバレッジの量(または言い換えれば送信電力レベル)に基づいてカテゴライズすることができ、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局またはマクロ基地局と呼ばれる場合もある。基地局は、中継ノード、または中継を制御する中継ドナーノードとすることができる。ネットワークノードは、場合によってはリモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれる集中型デジタルユニットおよび/またはリモート無線ユニット(RRU)等の分散無線基地局の1つまたは複数の(または全ての)部分も含むことができる。そのようなリモート無線ユニットは、アンテナ一体型無線としてアンテナと一体化されている場合も、一体化されていない場合もある。分散無線基地局の一部分は、分散アンテナシステム(DASH)においてノードと呼ばれる場合もある。ネットワークノードのまた更なる例は、マルチスタンダード無線(MSR)BS等のMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)等のネットワークコントローラ、送受信機基地局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(例えば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(例えば、E−SMLC)、および/またはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明するような仮想ネットワークノードとすることができる。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線デバイスに無線ネットワークへのアクセスを可能にし、かつ/もしくは提供するか、または無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能であり、そのように設定され、調整され、かつ/または動作可能な任意の適切なデバイス(またはデバイスのグループ)を表すことができる。
図13において、ネットワークノード1360は、処理回路1370と、デバイス可読媒体1380と、インターフェース1390と、補助機器1384と、電源1386と、電力回路1387と、アンテナ1362とを含む。図13の例示的な無線ネットワークにおいて示されるネットワークノード1360は、ハードウェアコンポーネントの示される組合せを含むデバイスを表す場合があるが、他の実施形態は、コンポーネントの異なる組合せを有するネットワークノードを含んでもよい。ネットワークノードが、本明細書に開示されるタスク、特徴、機能および方法を実行するのに必要なハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せを含むことが理解されよう。更に、ネットワークノード1360のコンポーネントは、大きなボックス内に位置するか、または複数のボックス内に入れ子になった単一のボックスとして示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されるコンポーネントを構成する複数の異なる物理的コンポーネントを含んでもよい(例えば、デバイス可読媒体1380は、複数の別個のハードドライブおよび複数のRAMモジュールを含んでもよい)。
同様に、ネットワークノード1360は、複数の物理的に別個のコンポーネント(例えば、NodeBコンポーネントおよびRNCコンポーネント、またはBTSコンポーネントおよびBSCコンポーネント等)から構成することができ、これらのコンポーネントは各々、独自のそれぞれのコンポーネントを有することができる。ネットワークノード1360が複数の別個のコンポーネント(例えば、BTSおよびBSCコンポーネント)を含む特定のシナリオにおいて、別個のコンポーネントのうちの1つまたは複数をいくつかのネットワークノード間で共有することができる。例えば、単一のRNCが、複数のNodeBを制御することができる。そのようなシナリオでは、各固有のNodeBおよびRNCのペアが、いくつかの例では、単一の別個のネットワークノードとみなされる場合がある。いくつかの実施形態では、ネットワークノード1360は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定することができる。そのような実施形態において、いくつかのコンポーネントを複製することができ(例えば、異なるRATに別個のデバイス可読媒体1380)、いくつかのコンポーネントを再利用することができる(例えば、同じアンテナ1362を複数のRATによって共有することができる)。ネットワークノード1360は、例えば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術等の、ネットワークノード1360に一体化される異なる無線技術のための様々な示されるコンポーネントの複数のセットも含むことができる。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップセット、およびネットワークノード1360内の他のコンポーネントに一体化され得る。
処理回路1370は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書に説明された任意の決定、計算または類似の動作(例えば、特定の取得動作)を行うように設定される。処理回路1370によって実行されるこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換し、取得された情報もしくは変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較し、かつ/または取得された情報もしくは変換された情報に基づいて1つまたは複数の動作を実行し、前記処理の結果として決定を行うことによって、処理回路1370によって取得される処理情報を含むことができる。
処理回路1370は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソース、または、単独でもしくはデバイス可読媒体1380等の他のネットワークノード1360コンポーネントと併せてネットワークノード1360機能を提供するように動作可能なハードウェア、ソフトウェア、および/もしくは符号化されたロジックの組合せのうちの1つまたは複数の組合せを含むことができる。例えば、処理回路1370は、デバイス可読媒体1380にまたは処理回路1370内のメモリに記憶された命令を実行することができる。そのような機能は、本明細書に論考される様々な無線特徴、機能または利点のうちの任意のものを提供することを含むことができる。いくつかの実施形態では、処理回路1370は、システムオンチップ(SOC)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、処理回路1370は、無線周波数(RF)送受信機回路1372およびベースバンド処理回路1374のうちの1つまたは複数を含むことができる。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)送受信機回路1372およびベースバンド処理回路1374は、別個のチップ(またはチップセット)、基板、または無線ユニットおよびデジタルユニット等のユニット上に存在することができる。代替的な実施形態では、RF送受信機回路1372およびベースバンド処理回路1374の一部または全てが同じチップもしくはチップセット、ボード、またはユニット上に存在することができる。
特定の実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書に記載される機能のうちのいくつかまたは全ては、デバイス可読媒体1380、または処理回路1370内のメモリに記憶された命令を実行する処理回路1370によって実行することができる。代替的な実施形態では、有線接続方式等で別個のまたは離散したデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなく、機能のうちのいくつかまたは全てが処理回路1370によって提供されてもよい。これらの実施形態のうちの任意のものにおいて、デバイス可読ストレージ媒体上に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路1370は、説明された機能を実行するように設定することができる。そのような機能によって提供される利点は、処理回路1370単独に、またはネットワークノード1360の他のコンポーネントに限定されるものではなく、ネットワークノード1360によって全体として享受され、ならびに/またはエンドユーザおよび無線ネットワークによって全般に享受される。
デバイス可読媒体1380は、限定ではないが、永続ストレージ、ソリッドステートメモリ、遠隔設置メモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、マスストレージ媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブルストレージ媒体(例えば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/または、処理回路1370によって用いることができる情報、データおよび/もしくは命令を記憶する任意の他の揮発性もしくは不揮発性の非一時的デバイス可読および/もしくはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む、任意の形態の揮発性または不揮発性のコンピュータ可読メモリを含むことができる。デバイス可読媒体1380は、ロジック、ルール、コード、テーブル等のうちの1つまたは複数を含むコンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーションを含む任意の適切な命令、データもしくは情報、および/または処理回路1370によって実行し、ネットワークノード1360によって利用することが可能な他の命令を記憶することができる。デバイス可読媒体1380を用いて、処理回路1370によって行われる任意の計算および/またはインターフェース1390を介して受信される任意のデータを記憶することができる。いくつかの実施形態では、処理回路1370およびデバイス可読媒体1380は、一体化されているとみなすことができる。
インターフェース1390は、ネットワークノード1360、ネットワーク1306、および/またはWD1310間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において用いられる。示されるように、インターフェース1390は、例えば有線接続を通じてネットワーク1306へおよびネットワーク1306からデータを送受信するポート/端子1394を含む。インターフェース1390は、アンテナ1362に、または特定の実施形態ではアンテナ1362の一部に結合することができる無線フロントエンド回路1392も含む。無線フロントエンド回路1392は、フィルタ1398および増幅器1396を含む。無線フロントエンド回路1392は、フィルタ1398および増幅器1396を含む。無線フロントエンド回路1392は、アンテナ1362および処理回路1370に接続することができる。無線フロントエンド回路は、アンテナ1362と処理回路1370との間で通信される信号を調整するように設定することができる。無線フロントエンド回路1392はデジタルデータを受信することができ、このデジタルデータは、他のネットワークノードまたはWDに無線接続を介して送出されることになる。無線フロントエンド回路1392は、フィルタ1398および/または増幅器1396の組合せを用いて、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換することができる。次に、無線信号は、アンテナ1362を介して送信することができる。同様に、データを受信するとき、アンテナ1362は無線信号を収集することができ、次に、これらの無線信号は、無線フロントエンド回路1392によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは処理回路1370に渡すことができる。他の実施形態では、インターフェースは、異なる複数のコンポーネントおよび/またはコンポーネントの異なる組合せを含むことができる。
特定の代替的な実施形態では、ネットワークノード1360は、別個の無線フロントエンド回路1392を含まない場合があり、代わりに、処理回路1370は無線フロントエンド回路を含んでもよく、別個の無線フロントエンド回路1392を有することなくアンテナ1362に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RF送受信機回路1372のうちの全てまたはいくつかは、インターフェース1390の一部とみなすことができる。更に他の実施形態では、インターフェース1390は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端子1394、無線フロントエンド回路1392、およびRF送受信機回路1372を含むことができ、インターフェース1390は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路1374と通信することができる。
アンテナ1362は、無線信号を送信および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含むことができる。アンテナ1362は無線フロントエンド回路1392に結合することができ、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナとすることができる。いくつかの実施形態では、アンテナ1362は、例えば、2GHz〜66GHzの無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の無指向性アンテナ、セクタアンテナまたはパネルアンテナを含むことができる。無指向性アンテナは、任意の方向において無線信号を送信/受信するのに用いることができ、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するのに用いることができ、パネルアンテナは、比較的直線状の線において無線信号を送信/受信するのに用いられる見通し線アンテナとすることができる。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ぶことができる。特定の実施形態では、アンテナ1362は、ネットワークノード1360と別個とすることができ、インターフェースまたはポートを通じてネットワークノード1360に接続可能とすることができる。
アンテナ1362、インターフェース1390および/または処理回路1370は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書に記載される任意の受信動作および/または特定の取得動作を行うように設定することができる。任意の情報、データおよび/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信することができる。同様に、アンテナ1362、インターフェース1390および/または処理回路1370は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書に記載される任意の送信動作を行うように設定することができる。任意の情報、データおよび/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信することができる。
電力回路1387は、電力管理回路を含むかまたはこれに結合することができ、ネットワークノード1360のコンポーネントに、本明細書に記載の機能を実行するための電力を供給するように設定される。電力回路1387は、電源1386から電力を受信することができる。電源1386および/または電力回路1387は、それぞれのコンポーネントに適した形態で(例えば、各それぞれのコンポーネントに必要な電圧および電流レベルで)ネットワークノード1360の様々なコンポーネントに電力を提供するように設定することができる。電源1386は、電力回路1387および/またはネットワークノード1360に含まれてもよく、またはこれらの外部にあってもよい。例えば、ネットワークノード1360は、入力回路、または電気ケーブル等のインターフェースを介して外部電源(例えば、電気アウトレット)に接続可能とすることができ、これによって外部電源は電力回路1387に電源を供給する。更なる例として、電源1386は、電力回路1387に接続されるかまたは一体化されたバッテリまたはバッテリパックの形態の電源を含むことができる。バッテリは、外部電源が故障した場合のバックアップ電力を提供することができる。光起電デバイス等の他のタイプの電源も使用することができる。
ネットワークノード1360の代替的な実施形態は、本明細書に記載の機能のうちの任意のものおよび/または本明細書に記載の主題をサポートするのに必要な任意の機能を含む、ネットワークノードの機能の特定の態様を提供する役割を果たすことができる、図13に示すもの以外の追加のコンポーネントを含んでもよい。例えば、ネットワークノード1360は、ネットワークノード1360への情報の入力を可能にし、ネットワークノード1360からの情報の出力を可能にするユーザインターフェース機器を含むことができる。これは、ユーザが、ネットワークノード1360のための診断、維持、修理および他の管理機能を実行することを可能にすることができる。
本明細書において用いられるとき、無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能であり、そのように設定され、調整され、かつ/または動作可能なデバイスを指す。別段の記載がない限り、WDという用語は、本明細書において、ユーザ機器(UE)と交換可能に用いることができる。無線で通信することは、電磁波、電波、赤外線波、および/または空中で情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を用いて無線信号を送信および/または受信することを含むことができる。いくつかの実施形態では、WDは、直接的な人間の対話を行うことなく情報を送信および/または受信するように設定することができる。例えば、WDは、内部もしくは外部イベントによってトリガされたとき、またはネットワークからの要求に応じて、所定のスケジュールで情報をネットワークに送信するように設計することができる。WDの例は、限定ではないが、スマートフォン、モバイルフォン、携帯電話、ボイスオーバーIP(VoIP)電話、無線ローカルループフォン、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲームコンソールまたはデバイス、音楽ストレージデバイス、再生機器、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ埋込み型機器(LEE)、ラップトップ搭載型機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE)、車両搭載型無線端末デバイス等を含む。WDは、例えば、サイドリンク通信、車両間(V2V)、車両対インフラストラクチャ(V2I)、車両対あらゆるもの(vehicle−to−everything)(V2X)のための3GPP規格を実施することによって、デバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートすることができ、この場合、D2D通信デバイスと呼ぶことができる。更に別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)のシナリオにおいて、WDは、監視および/または測定を行い、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信するマシンまたは他のデバイスを表すことができる。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスである場合があり、3GPPとの関連において、MTCデバイスと呼ばれる場合もある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域のモノのインターネット(NM−IoT)規格を実施するUEとすることができる。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサ、電力メータ等の計量デバイス、産業機械、または家庭用もしくは個人用電気機器(例えば、冷蔵庫、テレビ等)、個人用ウェアラブル(例えば、腕時計、フィットネストラッカ等)である。他のシナリオでは、WDは、その動作ステータス、またはその動作に関連付けられた他の機能に関して監視および/または報告することが可能な車両または他の機器を表すことができる。上記で説明したWDは、無線接続のエンドポイントを表すことができ、この場合、デバイスは無線端末と呼ぶことができる。更に、上記で説明したようなWDはモバイルとすることができ、この場合、モバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれる場合もある。
示すように、無線デバイス1310は、アンテナ1311と、インターフェース1314と、処理回路1320と、デバイス可読媒体1330と、ユーザインターフェース機器1332と、補助機器1334と、電源1336と、電力回路1337とを含むことができる。WD1310は、いくつか例を挙げると、例えば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAXまたはBluetooth無線技術等の、WD1310によってサポートされる様々な無線技術について、示されるコンポーネントのうちの1つまたは複数の、複数のセットを含むことができる。これらの無線技術は、WD1310内のコンポーネントと同じまたは異なるチップまたはチップセットに一体化することができる。
アンテナ1311は、無線信号を送信および/または受信するように設定され、インターフェース1314に接続された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含むことができる。特定の代替的な実施形態において、アンテナ1311は、WD1310と別個にすることができ、インターフェースまたはポートを通じてWD1310に接続可能とすることができる。アンテナ1311、インターフェース1314および/または処理回路1320は、本明細書においてWDによって実行されるものとして説明される任意の受信または送信動作を行うように設定することができる。任意の情報、データおよび/または信号を、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信することができる。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ1311はインターフェースとみなすことができる。
示されるように、インターフェース1314は、無線フロントエンド回路1312およびアンテナ1311を含む。無線フロントエンド回路1312は、1つまたは複数のフィルタ1318および増幅器1316を含む。無線フロントエンド回路1312は、アンテナ1311および処理回路1320に接続され、アンテナ1311と処理回路1320との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路1312は、アンテナ1311に結合されてもよく、またはアンテナ1311の一部であってもよい。いくつかの実施形態では、WD1310は、別個の無線フロントエンド回路1312を含まない場合があり、むしろ、処理回路1320が無線フロントエンド回路を含む場合があり、アンテナ1311に接続される場合がある。同様に、いくつかの実施形態では、RF送受信機回路1322のうちのいくつかまたは全てをインターフェース1314の一部とみなすことができる。無線フロントエンド回路1312は、デジタルデータを受信することができ、このデジタルデータは、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されることになる。無線フロントエンド回路1312は、フィルタ1318および/または増幅器1316の組合せを用いて、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換することができる。次に、無線信号は、アンテナ1311を介して送信することができる。同様に、データを受信するとき、アンテナ1311は無線信号を収集することができ、次に、これらの無線信号は、無線フロントエンド回路1312によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは処理回路1320に渡すことができる。他の実施形態では、インターフェースは、異なるコンポーネントおよび/またはコンポーネントの異なる組合せを含むことができる。
処理回路1320は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、もしくは任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、または、単独でもしくはデバイス可読媒体1330等の他のWD1310コンポーネントと併せてWD1310機能を提供するように動作可能な、ハードウェア、ソフトウェアおよび/もしくは符号化ロジックの組合せを含むことができる。そのような機能は、本明細書に論考される様々な無線特徴または利点のうちの任意のものを提供することを含むことができる。例えば、処理回路1320は、本明細書に開示される機能を提供するためにデバイス可読媒体1330にまたは処理回路1320内のメモリに記憶された命令を実行することができる。
示されるように、処理回路1320は、RF送受信機回路1322、ベースバンド処理回路1324およびアプリケーション処理回路1326のうちの1つまたは複数を含むことができる。他の実施形態では、処理回路は、異なる複数のコンポーネントおよび/またはコンポーネントの異なる組合せを含むことができる。特定の実施形態では、WD1310の処理回路1320は、SOCを含むことができる。いくつかの実施形態では、RF送受信機回路1322、ベースバンド処理回路1324およびアプリケーション処理回路1326は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。代替的な実施形態では、ベースバンド処理回路1324およびアプリケーション処理回路1326の一部または全てを組み合わせて1つのチップまたはチップセットにしてもよく、RF送受信機回路1322は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。更に代替的な実施形態では、RF送受信機回路1322およびベースバンド処理回路1324の一部または全てが同じチップまたはチップセット上にあってもよく、アプリケーション処理回路1326は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。更に他の代替的な実施形態では、RF送受信機回路1322、ベースバンド処理回路1324およびアプリケーション処理回路1326の一部または全てが、同じチップまたはチップセットにおいて組み合わされていてもよい。いくつかの実施形態では、RF送受信機回路1322は、インターフェース1314の一部分とすることができる。RF送受信機回路1322は、処理回路1320のためのRF信号を調整することができる。
特定の実施形態において、WDによって実行されるものとして本明細書において記載されている機能のうちのいくつかまたは全ては、デバイス可読媒体1330上に記憶された命令を実行する処理回路1320によって提供することができ、このデバイス可読媒体1330は、特定の実施形態では、コンピュータ可読ストレージ媒体とすることができる。代替的な実施形態では、有線方式等で別個のまたは離散したデバイス可読ストレージ媒体上に記憶された命令を実行することなく、機能のうちのいくつかまたは全てが処理回路1320によって提供されてもよい。これらの特定の実施形態のうちの任意のものにおいて、デバイス可読ストレージ媒体上に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路1320は、説明された機能を実行するように設定することができる。そのような機能によって提供される利点は、処理回路1320単独に、またはWD1310の他のコンポーネントに限定されるものではなく、WD1310によって全体として享受され、ならびに/またはエンドユーザおよび無線ネットワークによって全般に享受される。
処理回路1320は、本明細書においてWDによって実行されるものとして記載された任意の決定、計算または類似の動作(例えば、特定の取得動作)を行うように設定することができる。処理回路1320によって実行されるときのこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換し、取得された情報または変換された情報をWD1310によって記憶された情報と比較し、かつ/または取得された情報もしくは変換された情報に基づいて1つまたは複数の動作を実行し、前記処理の結果として決定を行うことによって、処理回路1320によって取得される処理情報を含むことができる。
デバイス可読媒体1330は、ロジック、ルール、コード、テーブル等のうちの1つまたは複数を含むコンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーション、および/または処理回路1320によって実行することが可能な他の命令を記憶するように動作可能とことができる。デバイス可読媒体1330は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)またはリードオンリーメモリ(ROM))、マスストレージ媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブルストレージ媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/または、処理回路1320によって用いることができる情報、データおよび/もしくは命令を記憶する任意の他の揮発性もしくは不揮発性の非一時的デバイス可読および/もしくはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含むことができる。いくつかの実施形態では、処理回路1320およびデバイス可読媒体1330は、一体化されているとみなすことができる。
ユーザインターフェース機器1332は、人間のユーザがWD1310とインタラクトすることを可能にするコンポーネントを提供することができる。そのようなインタラクションは、視覚、聴覚、触覚等の多くの形態をとることができる。ユーザインターフェース機器1332は、ユーザへの出力を生成し、ユーザがWD1310に入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。インタラクションのタイプは、WD1310に設置されたユーザインターフェース機器1332のタイプに依拠して変動する場合がある。例えば、WD1310がスマートフォンである場合、インタラクションはタッチスクリーンを介したものであり得、WD1310がスマートメータである場合、インタラクションは、使用量(例えば使用ガロン数)を提供するスクリーン、または可聴アラート(例えば煙が検出される場合)を提供するスピーカを通じたものであり得る。ユーザインターフェース機器1332は、入力インターフェース、デバイスおよび回路と、出力インターフェース、デバイスおよび回路とを含むことができる。ユーザインターフェース機器1332は、WD1310への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路1320が入力情報を処理することを可能にするために処理回路1320に接続される。ユーザインターフェース機器1332は、例えば、マイクロフォン、近接性または他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポートまたは他の入力回路を含むことができる。ユーザインターフェース機器1332は、WD1310からの情報の出力を可能にし、処理回路1320がWD1310からの情報を出力することを可能にするようにも設定される。ユーザインターフェース機器1332は、例えば、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェースまたは他の出力回路を含むことができる。ユーザインターフェース機器1332の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイスおよび回路を用いて、WD1310は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、これらが本明細書に記載の機能から利益を受けることを可能にすることができる。
補助機器1334は、通常、WDによって実行されない場合がある、より特殊な機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的で測定を行うための専用センサ、有線通信等の更なるタイプの通信のためのインターフェース等を含むことができる。補助機器1334のコンポーネントを含めることおよびこのコンポーネントのタイプは、実施形態および/またはシナリオに依拠して変動し得る。
電源1336は、いくつかの実施形態では、バッテリまたはバッテリパックの形態をとる場合がある。外部電源(例えば、電気アウトレット)、光起電デバイス、または電池等の他のタイプの電源も用いることができる。WD1310は、本明細書に記載されるかまたは示される任意の機能を実行するために電源1336からの電力を必要とするWD1310の様々な部分に、電源1336から電力を送達するための電力回路1337も更に備えることができる。特定の実施形態では、電力回路1337は、電力管理回路を含むことができる。電力回路1337は、更にまたは代替的に、外部電源から電力を受け取るように動作可能とすることができ、その場合、WD1310は、入力回路、または電力ケーブル等のインターフェースを介して外部電源(電気アウトレット等)に接続可能とすることができる。電力回路1337は、特定の実施形態では、外部電源から電源1336に電力を送達するように動作可能でもあり得る。これは、例えば、電源1336の充電のためであり得る。電力回路1337は、電源1336からの電力に対し任意のフォーマット設定、変換または他の変更を行い、電力が供給されるWD1310のそれぞれのコンポーネントに適した電力を生成することができる。
図14は、本明細書に記載の様々な態様によるUEの1つの実施形態を示す。本明細書において用いられるとき、ユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連デバイスを所有および/または操作する人間のユーザの意味でのユーザを有しない場合がある。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売または人間のユーザによる動作が意図されているが、特定の人間のユーザに関連付けられていない場合があるか、または最初は関連付けられていないデバイス(例えば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表す場合がある。代替的に、UEは、エンドユーザへの販売またはエンドユーザによる動作が意図されていないが、ユーザの利益に関連し得るかまたはそのために動作し得るデバイス(例えば、スマートパワーメータ)を表す場合がある。UE14200は、NB−IoT UE、マシンタイプ通信(MTC)UE、および/または拡張型MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEとすることができる。UE1400は、図14に示されているように、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTEおよび/または5G規格等の、3GPPによって公布された1つまたは複数の通信規格に従う通信のために設定されたWDの1つの例である。上述したように、WDおよびUEという用語は、交換可能に用いることができる。したがって、図14はUEであるが、本明細書において論考されるコンポーネントはWDに等しく適用可能であり、逆もまた同様である。
図14において、UE1400は、入出力インターフェース1405、無線周波数(RF)インターフェース1409、ネットワーク接続インターフェース1411、ランダムアクセスメモリ(RAM)1417、リードオンリーメモリ(ROM)1419およびストレージ媒体1421等を含むメモリ1415、通信サブシステム1431、電源1413および/もしくは任意の他のコンポーネント、またはこれらの任意の組合せに作動的に連結される処理回路1401を含む。ストレージ媒体1421は、オペレーティングシステム1423、アプリケーションプログラム1425およびデータ1427を含む。他の実施形態において、ストレージ媒体1421は、他の類似のタイプの情報を含むことができる。特定のUEは、図14に示すコンポーネントの全て、またはコンポーネントのサブセットのみを利用することができる。コンポーネント間の統合レベルは、UE間で変動する場合がある。更に、特定のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、送受信機、送信機、受信機等のコンポーネントの複数のインスタンスを含むことができる。
図14において、処理回路1401は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定することができる。処理回路1401は、(例えば、ディスクリートロジック、FPGA、ASIC等における)1つまたは複数のハードウェア実施状態マシン等の、メモリ内のマシン可読コンピュータプログラムとして記憶されたマシン命令を実行するように動作可能な任意の連続状態マシン;適切なファームウェアと共にプログラマブルロジック;適切なソフトウェアと共に、マイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)等の1つまたは複数のプログラム内蔵方式汎用プロセッサ;または上記の任意の組合せを実施するように設定することができる。例えば、処理回路1401は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含むことができる。データは、コンピュータによる使用に適した形態の情報とすることができる。
示される実施形態において、入出力インターフェース1405は、入力デバイス、出力デバイス、または入力および出力デバイスへの通信インターフェースを提供するように設定することができる。UE1400は、入出力インターフェース1405を介して出力デバイスを用いるように設定することができる。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを用いることができる。例えば、USBポートを用いて、UE1400への入力およびUE1400への出力を提供することができる。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはこれらの任意の組合せとすることができる。UE1400は、入力デバイスを用いて、入出力インターフェース1405を介してユーザがUE1400内に情報を捕捉することを可能にするように設定することができる。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ等)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカード等を含むことができる。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知する容量性または抵抗性タッチセンサを含むことができる。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾きセンサ、力センサ、磁力計、光センサ、近接センサ、別の類似のセンサ、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。例えば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォンおよび光センサを含むことができる。
図14において、RFインターフェース1409は、送信機、受信機およびアンテナ等のRFコンポーネントへの通信インターフェースを提供するように設定することができる。ネットワーク接続インターフェース1411は、ネットワーク1443aへの通信インターフェースを提供するように設定することができる。ネットワーク1443aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、別の類似のネットワークまたはこれらの任意の組合せ等の有線および/または無線ネットワークを包含することができる。例えば、ネットワーク1443aはWi−Fiネットワークを含むことができる。ネットワーク接続インターフェース1411は、Ethernet、TCP/IP、SONET、ATM等の1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワークを介して1つまたは複数の他のデバイスと通信するのに用いられる受信機および送信機インターフェースを含むように設定することができる。ネットワーク接続インターフェース1411は、通信ネットワークリンク(例えば、光、電気等)に適切な受信機および送信機機能を実施することができる。送信機および受信機機能は、回路コンポーネント、ソフトウェアもしくはファームウェアを共有することができるか、または代替的に別個に実施されてもよい。
RAM1417は、バス1402を介して処理回路1401とインターフェースし、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムおよびデバイスドライバ等のソフトウェアプログラムの実行中にデータまたはコンピュータ命令のストレージまたはキャッシュを提供するように設定することができる。ROM1419は、コンピュータ命令またはデータを処理回路1401に提供するように設定することができる。例えば、ROM1419は、基本入力および出力(I/O)、スタートアップ、または不揮発性メモリに記憶されたキーボードからのキーストロークの受信等の基本システム機能のための不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定することができる。ストレージ媒体1421は、RAM、ROM、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジまたはフラッシュドライブ等のメモリを含むように設定することができる。1つの例では、ストレージ媒体1421は、オペレーティングシステム1423、ウェブブラウザアプリケーション等のアプリケーションプログラム1425、ウィジェットもしくはガジェットエンジンまたは別のアプリケーション、およびデータファイル1427を含むように設定することができる。ストレージ媒体1421は、UE1400による使用のために、多岐にわたる様々なオペレーティングシステム、またはオペレーティングシステムの組合せのうちの任意のものを記憶することができる。
ストレージ媒体1421は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスク、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD−DVD)光ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者アイデンティティモジュールまたはリムーバブルユーザアイデンティティ(SIM/RU)モジュール等のスマートカードメモリ、他のメモリ、またはこれらの任意の組合せ等の複数の物理ドライブユニットを含むように設定することができる。ストレージ媒体1421は、データをオフロードまたはアップロードするために、UE1400が、一時的メモリ媒体または非一時的メモリ媒体に記憶された、コンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラム等にアクセスすることを許可することができる。通信システムを利用するもの等の製造品を、ストレージ媒体1421に有形に埋め込むことができる。ストレージ媒体は、デバイス可読媒体を含むことができる。
図14において、処理回路1401は、通信サブシステム1431を用いてネットワーク1443bと通信するように設定することができる。ネットワーク1443aおよびネットワーク1443bは、1つまたは複数の同じネットワークまたは異なるネットワークとすることができる。通信サブシステム1431は、ネットワーク1443bと通信するのに用いられる1つまたは複数の送受信機を含むように設定することができる。例えば、通信サブシステム1431は、IEEE802.14、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMax等のような1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UEまたは基地局等の、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモート送受信機と通信するのに用いられる1つまたは複数の送受信機を含むように設定することができる。各送受信機は、それぞれ、RANリンクに適した送信機機能または受信機機能(例えば周波数割当て等)を実施するための送信機1433および/または受信機1435を含むことができる。更に、各送受信機の送信機1433および受信機1435は、回路コンポーネント、ソフトウェアもしくはファームウェアを共有してもよく、または代替的に、別個に実施されてもよい。
示される実施形態では、通信サブシステム1431の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetooth等の短距離通信、近距離通信、位置を特定するためのグローバルポジショニングシステム(GPS)の使用等の位置ベースの通信、別の同様の通信機能、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。例えば、通信サブシステム1431は、セルラ通信、Wi−Fi通信、Bluetooth通信およびGPS通信を含むことができる。ネットワーク1443bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、別の同様のネットワーク、またはこれらの任意の組合せ等の有線および/または無線ネットワークを包含することができる。例えば、ネットワーク1443bは、セルラネットワーク、Wi−Fiネットワークおよび/または近距離場ネットワークとすることができる。電源1413は、UE1400のコンポーネントに交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定することができる。
本明細書に記載の特徴、利点および/または機能は、UE1400のコンポーネントのうちの1つにおいて実施されてもよく、またはUE1400の複数のコンポーネントにわたって分割されてもよい。更に、本明細書に記載の特徴、利点および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実施することができる。1つの例では、通信サブシステム1431は、本明細書に記載のコンポーネントのうちの任意のものを含むように設定することができる。更に、処理回路1401は、バス1402を通じて、そのようなコンポーネントのうちの任意のものと通信するように設定することができる。別の例では、そのようなコンポーネントのうちの任意のものは、処理回路1401によって実行されると、本明細書に記載の対応する機能を実行するメモリに記憶されたプログラム命令によって表すことができる。別の例では、そのようなコンポーネントのうちの任意のものの機能は、処理回路1401と通信サブシステム1431との間で分割することができる。別の例では、そのようなコンポーネントのうちの任意のものの計算集約的でない機能をソフトウェアまたはファームウェアで実施し、計算集約的機能をハードウェアで実施することができる。
図15は、いくつかの実施形態によって実施される機能を仮想化することができる仮想化環境1500を示す概略ブロック図である。この関連において、仮想化とは、ハードウェアプラットフォーム、ストレージデバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含むことができる装置またはデバイスの仮想バージョンの作成を意味する。本明細書において用いられるとき、仮想化は、ノード(例えば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)、またはデバイス(例えば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)もしくはそのコンポーネントに適用することができ、機能のうちの少なくとも一部分が1つまたは複数の仮想コンポーネントとして(例えば、1つもしくは複数のネットワークにおいて1つもしくは複数の物理的処理ノード上で実行される、1つまたは複数のアプリケーション、コンポーネント、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)実施される実施態様に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の機能のうちのいくつかまたは全ては、ハードウェアノード1530のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境1500において実施される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実施することができる。更に、仮想ノードが無線アクセスノードでないか、または無線接続性(例えばコアネットワークノード)を必要としない実施形態では、このとき、ネットワークノードは完全に仮想化することができる。
機能は、本明細書に開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能および/または利点のうちのいくつかを実施するように動作可能な1つまたは複数のアプリケーション1520(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想機器、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能等と呼ばれ得る)によって実施することができる。アプリケーション1520は、処理回路1560およびメモリ1590を含むハードウェア1530を提供する仮想化環境1500において実行される。メモリ1590は、処理回路1560によって実行可能な命令1595を含み、これによって、アプリケーション1520は、本明細書に開示される特徴、利点および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境1500は、民生(COTS)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、またはデジタルもしくはアナログハードウェアコンポーネントもしくは専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路とすることができる、1つまたは複数のプロセッサまたは処理回路1560のセットを含む汎用または専用ネットワークハードウェアデバイス1530を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路1560によって実行される命令1595またはソフトウェアを一時的に記憶するための非持続性メモリとすることができるメモリ1590−1を含むことができる。各ハードウェアデバイスは、物理的ネットワークインターフェース1580を含む、ネットワークインターフェースカードとしても知られる1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1570を含むことができる。各ハードウェアデバイスは、処理回路1560によって実行可能なソフトウェア1595および/または命令が記憶された非一時的持続性マシン可読ストレージ媒体1590−2も含むことができる。ソフトウェア1595は、1つまたは複数の仮想化層1550(ハイパーバイザとも呼ばれる)をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン1540を実行するためのソフトウェア、および本明細書に記載のいくつかの実施形態に関係して説明した機能、特徴および/または利点を実行することを可能にするソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含むことができる。
仮想マシン1540は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想ストレージを含み、対応する仮想化層1550またはハイパーバイザによって実行することができる。仮想機器1520のインスタンスの異なる実施形態は、仮想マシン1540のうちの1つまたは複数において実施することができ、実施は、様々な方式で行うことができる。
動作中、処理回路1560は、ハイパーバイザまたは仮想化層1550をインスタンス化するためのソフトウェア1595を実行し、これは場合によっては、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれる場合がある。仮想化層1550は、仮想マシン1540に対しネットワーキングハードウェアのように見える仮想オペレーティングプラットフォームを提示することができる。
図15に示すように、ハードウェア1530は、汎用または専用コンポーネントを有するスタンドアロンネットワークノードとすることができる。ハードウェア1530は、アンテナ15225を含むことができ、仮想化を介していくつかの機能を実施することができる。代替的に、ハードウェア1530は、(例えば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)におけるような)ハードウェアのより大きなクラスタの一部とすることができ、ここで、多くのハードウェアノードは協働し、管理およびオーケストレーション(MANO)15100を介して管理される。MANOは、中でも、アプリケーション1520のライフサイクル管理を監督する。
ハードウェアの仮想化は、いくつかの状況では、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVを用いて、多くのネットワーク機器タイプを、業界標準の高容量サーバハードウェア、物理的スイッチおよび物理的ストレージに統合することができる。これは、データセンタおよび顧客構内機器内に配置することができる。
NFVとの関連において、仮想マシン1540は、プログラムを、これらが物理的非仮想化マシン上で実行されているかのように実行する、物理的マシンのソフトウェア実施とすることができる。仮想マシン1540の各々、およびその仮想マシンを実行するハードウェア1530の一部は、その仮想マシンに専用のハードウェアであれ、かつ/またはこの仮想マシンによって、複数の仮想マシン1540のうちの他のものと共有されるハードウェアであれ、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
更に、NFVとの関連において、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ1530の上位にある1つまたは複数の仮想マシン1540において実行される特定のネットワーク機能を扱う役割を果たし、図15におけるアプリケーション1520に対応する。
いくつかの実施形態では、各々が1つまたは複数の送信機15220および1つまたは複数の受信機15210を含む1つまたは複数の無線ユニット15200を、1つまたは複数のアンテナ15225に結合することができる。無線ユニット15200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード1530と直接通信することができ、これを仮想コンポーネントと組み合わせて用いて、仮想ノードに、無線アクセスノードまたは基地局等の無線機能を提供することができる。
いくつかの実施形態では、いくつかのシグナリングは、ハードウェアノード1530と無線ユニット15200との間の通信に代替的に用いられ得る制御システム15230の使用により行うことができる。
図16は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続される例示的な電気通信ネットワークの図である。図16を参照すると、一実施形態によれば、通信システムは、3GPPタイプのセルラネットワーク等の電気通信ネットワーク1610を含み、これは、無線アクセスネットワーク等のアクセスネットワーク1611と、コアネットワーク1614とを含む。アクセスネットワーク1611は、各々が対応するカバレッジエリア1613a、1613b、1613cを定義する、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイント等の複数の基地局1612a、1612b、1612cを含む。各基地局1612a、1612b、1612cは、有線または無線接続1615を通じてコアネットワーク1614に接続可能である。カバレッジエリア1613c内に位置する第1のUE1691は、対応する基地局1612cに無線で接続されるか、またはこの基地局によってページングされるように設定される。カバレッジエリア1613a内の第2のUE1692は、対応する基地局1612aに無線で接続可能である。この例には複数のUE1691、1692が示されているが、開示される実施形態は、単一のUEがカバレッジエリア内にある状況、または単一のUEが対応する基地局1612に接続している状況にも等しく適用可能である。
電気通信ネットワーク1610自体がホストコンピュータ1630に接続される。これは、スタンドアロンサーバのハードウェアおよび/もしくはソフトウェア、クラウド実施サーバ、分散サーバにおいて、またはサーバファーム内の処理リソースとして具現化することができる。ホストコンピュータ1630は、サービスプロバイダの所有もしくは制御下にあってもよく、またはサービスプロバイダによってもしくはサービスプロバイダの代わりに動作してもよい。電気通信ネットワーク1610とホストコンピュータ1630との間の接続1621および1622は、コアネットワーク1614からホストコンピュータ1630に直接延びてもよく、またはオプションの中間ネットワーク1620を介してもよい。中間ネットワーク1620は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、または2つ以上の組合せとすることができ、中間ネットワーク1620は、存在する場合、バックボーンネットワークまたはインターネットとすることができ、特に、中間ネットワーク1620は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含むことができる。
図16の通信システムは、全体として、接続されたUE1691、1692とホストコンピュータ1630との間の接続性を可能にする。接続性は、オーバーザトップ(OTT)接続1650として記載することができる。ホストコンピュータ1630および接続されたUE1691、1692は、アクセスネットワーク1611、コアネットワーク1614、任意の中間ネットワーク1620、および可能な更なるインフラストラクチャ(図示せず)を仲介として用いて、OTT接続1650を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続1650は、OTT接続1650が通過する、参加している通信デバイスが、アップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティングに気づかないという意味で、トランスペアレントであり得る。例えば、基地局1612は、ホストコンピュータ1630から発信されたデータが、接続されたUE1691に転送される(例えば、ハンドオーバーされる)、到来するダウンリンク通信の過去のルーティングに関して通知されないか、または通知される必要がない場合がある。同様に、基地局1612は、UE1691からホストコンピュータ1630に向けて発信される出力アップリンク通信の未来のルーティングを知る必要がない。
ここで、実施形態による、前の段落で検討された、UE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実施態様が図17を参照して説明される。通信システム1700において、ホストコンピュータ1710は、通信システム1700の異なる通信のインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップし維持するように設定された通信インターフェース1716を含むハードウェア1715を備える。ホストコンピュータ1710は、記憶および/または処理機能を有することができる処理回路1718を更に含む。特に、処理回路1718は、命令を実行するように適合された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組合せ(図示せず)を含むことができる。ホストコンピュータ1710は、ホストコンピュータ1710に記憶されるかまたはホストコンピュータ1710によってアクセス可能であり、処理回路1718によって実行可能なソフトウェア1711を更に含む。ソフトウェア1711は、ホストアプリケーション1712を含む。ホストアプリケーション1712は、UE1730およびホストコンピュータ1710において終端するOTT接続1750を介して接続するUE1730等のリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際、ホストアプリケーション1712は、OTT接続1750を用いて送信されるユーザデータを提供することができる。
通信システム1700は、電気通信システムにおいて提供される基地局1720を更に含み、基地局1720は、この基地局がホストコンピュータ1710およびUE1730と通信することを可能にするハードウェア1725を備える。ハードウェア1725は、通信システム1700の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続をセットアップし、維持するための通信インターフェース1726と、基地局1720によってサービングされているカバレッジエリア(図17に示さず)内に位置するUE1730との少なくとも無線接続1770をセットアップし、維持するための無線インターフェース1727とを含むことができる。通信インターフェース1726は、ホストコンピュータ1710への接続1760を容易にするように設定することができる。接続1760は、直接であってもよく、または、電気通信システムのコアネットワーク(図17に示さず)および/もしくは電気通信システム外の1つもしくは複数の中間ネットワークを通過してもよい。示される実施形態では、基地局1720のハードウェア1725は、処理回路1728を更に含み、処理回路1728は、命令を実行するように適合された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組合せ(図示せず)を含むことができる。基地局1720は、内部に記憶されるか、または外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1721を更に有する。
通信システム1700は、既に参照したUE1730を更に含む。そのハードウェア1735は、UE1730が現在位置しているカバレッジエリアをサービングする基地局との無線接続1770をセットアップし、維持するように設定された無線インターフェース1737を含むことができる。UE1730のハードウェア1735は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組合せ(図示せず)を含むことができる処理回路1738更に含む。UE1730は、UE1730に記憶されるかまたはUE1730によってアクセス可能であり、処理回路1738によって実行可能なソフトウェア1731を更に含む。ソフトウェア1731は、クライアントアプリケーション1732を含む。クライアントアプリケーション1732は、ホストコンピュータ1710のサポートにより、UE1730を介して人間または非人間ユーザにサービスを提供するように動作可能とすることができる。ホストコンピュータ1710において、実行中のホストアプリケーション1712は、UE1730およびホストコンピュータ1710において終端するOTT接続1750を介して実行中のクライアントアプリケーション1732と通信することができる。サービスをユーザに提供する際、クライアントアプリケーション1732は、ホストアプリケーション1712からの要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供することができる。OTT接続1750は、要求データおよびユーザデータの双方を転送することができる。クライアントアプリケーション1732は、ユーザとインタラクトして、提供するユーザデータを生成することができる。
図17に示すホストコンピュータ1710、基地局1720およびUE1730は、それぞれ、図16のホストコンピュータ1630、基地局1612a、1612b、1612cのうちの1つ、およびUE1691、1692のうちの1つと類似しているかまたは同一である場合があることに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部の機能は、図17に示すとおりとすることができ、これと独立して、周囲のネットワークトポロジは図16に示すものとすることができる。
図17において、OTT接続1750は、任意の中間デバイスおよびこれらのデバイスを介したメッセージの厳密なルーティングへの明確な言及をすることなく、基地局1720を介したホストコンピュータ1710とUE1730との間の通信を示すように抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャはルーティングを決定することができ、このルーティングは、UE1730から、もしくはホストコンピュータ1710を運用しているサービスプロバイダから、または双方から隠れるように設定することができる。OTT接続1750がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、(例えば、負荷平衡の検討またはネットワークの再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判定を更に行うことができる。
UE1730と基地局1720との間の無線接続1770は、本開示全体を通じて説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数が、OTT接続1750を用いてUE1730に提供されるOTTサービスの性能を改善する。OTT接続1750において、無線接続1770は最後のセグメントを形成する。より詳細には、これらの実施形態の教示は、レイテンシを改善することができ、通信システムの平均スループットを改善することができる。無線リソース効率は、レイテンシ削減によってプラスの影響を受けることができる。パケットデータレイテンシが下がることで、或る遅延限界内で可能な送信の数を増加させることが可能であり、したがって、無線リソースを解放し、潜在的にシステムの容量を向上させるデータ送信のために、より高いブロック誤り率(BLER)ターゲットを用いることができる。
1つまたは複数の実施形態が改善するデータレート、レイテンシおよび他の要素を監視する目的で、測定手順が提供され得る。更に、測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1710とUE1730との間のOTT接続1750を再設定するためのオプションのネットワーク機能が存在してもよい。OTT接続1750を再設定するための測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ1710のソフトウェア1711およびハードウェア1715において、もしくはUE1730のソフトウェア1731およびハードウェア1735において、または双方において実施することができる。実施形態において、センサ(図示せず)は、OTT接続1750が通過する通信デバイスにおいて、またはこの通信デバイスと関連付けて展開することができ、センサは、上記で例示した監視量の値を供給することによって、またはソフトウェア1711、1731が監視量を計算もしくは推定することができる他の物理的量の値を供給することによって、測定手順に参加することができる。OTT接続1750の再設定は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティング等を含むことができ、再設定は基地局1720に影響を与える必要がなく、基地局1720にとって未知または知覚不可能なものであってもよい。そのような手順および機能性は、当該技術分野において、既知であり得、実施することができる。特定の実施形態において、測定は、ホストコンピュータ1710による、スループット、伝播時間、レイテンシ等の測定を容易にする専有UEシグナリングを含むことができる。測定は、ソフトウェア1711および1731が、伝播時間、エラー等を監視しながら、OTT接続1750を用いて、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されるようにすることで実施することができる。
図18は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図16および図17を参照して説明したものとすることができる、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示を単純にするために、このセクションには、図18への図面参照のみが含まれる。ステップ1810において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1810のサブステップ1811(オプションとすることができる)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1820において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。ステップ1830(オプションとすることができる)において、基地局は、本開示全体を通じて説明される実施形態に教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。ステップ1840(これもオプションとすることができる)において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに従ってクライアントアプリケーションを実行する。
図19は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図16および図17を参照して説明したものであり得るホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示を単純にするために、図19への図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップ1910において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1920において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。送信は、本開示全体を通じて説明される実施形態に教示に従って、基地局を通過することができる。ステップ1930(オプションとすることができる)において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図20は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図16および図17を参照して説明したものであり得るホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示を単純にするために、図20への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ2010(オプションとすることができる)において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。更にまたは代替的に、ステップ2020において、UEはユーザデータを提供する。ステップ2020のサブステップ2021(オプションとすることができる)において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ2010のサブステップ2011(オプションとすることができる)において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信した入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されるユーザ入力を更に検討することができる。ユーザデータが提供された特定の方式と無関係に、UEは、サブステップ2030(オプションとすることができる)において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法のステップ2040において、ホストコンピュータは、本開示全体を通じて説明された実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図21は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図16および図17を参照して説明したものであり得るホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示を単純にするために、図21への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ2110(オプションとすることができる)において、本開示全体を通じて説明された実施形態の教示に従って、基地局はUEからユーザデータを受信する。ステップ2120(オプションとすることができる)において、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ2130(オプションとすることができる)において、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信において搬送されるユーザデータを受信する。
図22は、無線ネットワーク(例えば、図13に示す無線ネットワーク)における装置2200の概略ブロック図を示す。装置は、無線デバイスまたはネットワークノード(例えば、図13に示す無線デバイス1310またはネットワークノード1360)において実施することができる。装置2200は、図11および/または図12を参照して説明した例示的な方法を実行するように動作可能である。本方法の少なくともいくつかの動作は、1つまたは複数の他のエンティティによって実行され得る。
仮想装置2200は、1つまたは複数のプロセッサまたはマイクロコントローラ、およびデジタル信号プロセッサ(DSP)、デディケーテッドデジタルロジック等を含むことができる他のデジタルハードウェアを含むことができる処理回路部を備えることができる。処理回路部は、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定することができ、メモリは、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光ストレージデバイス等のような1つまたはいくつかのタイプのメモリを含むことができる。いくつかの実施形態では、メモリに記憶されるプログラムコードは、1つまたは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコル、ならびに本明細書に記載の技法のうちの1つまたは複数を実行するためのプログラム命令を含む。いくつかの実施態様では、処理回路部を用いて、マッピング決定ユニット2202、処理ユニット2204、および装置2200の任意の他の適切なユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による対応する機能を実行させることができる。
図22に示すように、装置2200は、マッピング決定ユニット2202および処理ユニット2204を含む。マッピング決定ユニット2202は、基地局からUEへの通信について、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定するように設定される。処理ユニット2204は、基地局からの通信についての、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、基地局からの通信を処理するように設定される。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイスおよび/または電子デバイスの分野における従来の意味を有することができ、例えば、本明細書に記載されるような、電気および/または電子回路部、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、ソリッドステートロジックおよび/またはディスクリートデバイス、それぞれのタスク、プロシージャ、計算、出力および/または表示機能等を実行するためのコンピュータプログラムまたは命令、等を含むことができる。
番号付けされた実施形態
限定ではないが、本開示のいくつかの例示的な実施形態が以下に与えられる。
1.ユーザ機器(UE)において実施される方法であって、
基地局から通信を受信することと、
基地局からの通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定することと、
基地局からの通信についての、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、基地局からの通信を処理することと、
を含む、方法。
2.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを、基地局からの通信のために用いられる復調方式に基づいて決定することを含む、実施形態1に記載の方法。
3.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
基地局からの通信のために用いられる復調方式が、CRSであると決定することと、
これに応じて、高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することとを含む、実施形態2に記載の方法。
4.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、SPDCCH RBセットに沿って、かつ、1つのOFDMシンボルのみから、分散される方式で選択されるように、SCCEに対応するSREGを決定することを含む、実施形態3に記載の方法。
5.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
1os CRSベースのSPDCCHにおける分散型のSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
Figure 2020535721
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、
Figure 2020535721
は、SPDCCH RBセット内のSREGの総数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、実施形態3に記載の方法。
6.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
2os CRSベースのSPDCCHにおけるSREGベースの分散型マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
Figure 2020535721
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsCCE/OSはSPDCCH RBセット内のOFDMシンボルあたりのSCCEの数であり、すなわち、
Figure 2020535721
であり、NsREG/OSはOFDMシンボルあたりのSREGの数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEである、実施形態3に記載の方法。
7.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
1osおよび2os CRSベースのSPDCCH内のSREGベースの局在化マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
k*NsREG/sCCE+i
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEである、実施形態3に記載の方法。
8.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
基地局からの通信のために用いられる復調方式が、DMRSであると決定することと、
これに応じて、その事実に基づき、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することと、
を含む、実施形態2に記載の方法。
9.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
2osおよび3os DMRSベースのSPDCCHにおけるSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
k*NsREG/sCCE+i
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、2os DMRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEであり、3os DMRSベースのSPDCCHの場合、6SREG/SCCEである、実施形態8に記載の方法。
10. 1よりも高いアグリゲーションレベルについて、UEのSPDCCH RBセット内の分散型DMRSベースのSPDCCH候補mに対応するSCCEが以下のように規定されることを更に含み、
Figure 2020535721
ここで、
Figure 2020535721
は、より高位層のシグナリングによって設定されるUEのSCCE開始オフセットであり、i=0,...,L−1であり、Lはアグリゲーションレベルであり、1よりも高く、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの総数であり、m=0,...,M−1であり、MはアグリゲーションレベルLあたりのSPDCCH候補の数である、実施形態1から9のいずれかに記載の方法。
11.基地局から通信を受信することは、ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)上で基地局から通信を受信することを含む、実施形態1から10のいずれかに記載の方法。
12.基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEは、無線インターフェースと、処理回路部であって、
基地局から通信を受信し、
基地局からの通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定し、
基地局からの通信についての、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、基地局からの通信を処理する、
ように設定された処理回路部とを備える、UE。
13.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを、基地局からの通信のために用いられる復調方式に基づいて決定することを含む、実施形態12に記載のUE。
14.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、UEが、
基地局からの通信のために用いられる復調方式が、CRSであると決定し、
これに応じて、高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定する、
ように更に設定されることを含む、実施形態13に記載のUE。
15.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、SPDCCH RBセットに沿って、かつ、1つのOFDMシンボルのみから、分散される方式で選択されるように、SCCEに対応するSREGを決定することを含む、実施形態14に記載のUE。
16.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、UEが、
1os CRSベースのSPDCCHにおける分散型のSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
Figure 2020535721
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、
Figure 2020535721
は、SPDCCH RBセット内のSREGの総数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であるように更に設定される、実施形態14に記載のUE。
17. 高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、UEが、
2os CRSベースのSPDCCHにおけるSREGベースの分散型マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
Figure 2020535721
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsCCE/OSはSPDCCH RBセット内のOFDMシンボルあたりのSCCEの数であり、すなわち、
Figure 2020535721
であり、NsREG/OSはOFDMシンボルあたりのSREGの数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEであるように更に設定される、実施形態14に記載のUE。
18.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、UEが、
1osおよび2os CRSベースのSPDCCH内のSREGベースの局在化マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
k*NsREG/sCCE+i
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEであるように更に設定される、実施形態14に記載のUE。
19.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、UEが、
基地局からの通信のために用いられる復調方式が、DMRSであると決定し、
これに応じて、その事実に基づき、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定する、
ように更に設定されることを含む、実施形態13に記載のUE。
20.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、UEが、
2osおよび3os DMRSベースのSPDCCHにおけるSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
k*NsREG/sCCE+i
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、2os DMRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEであり、3os DMRSベースのSPDCCHの場合、6SREG/SCCEであるように更に設定される、実施形態19に記載のUE。
21.UEが、
1よりも高いアグリゲーションレベルについて、UEのSPDCCH RBセット内の分散型DMRSベースのSPDCCH候補mに対応するSCCEが以下のように規定されることを更に含み、
Figure 2020535721
ここで、
Figure 2020535721
は、より高位層のシグナリングによって設定されるUEのSCCE開始オフセットであり、i=0,...,L−1であり、Lはアグリゲーションレベルであり、1よりも高く、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの総数であり、m=0,...,M−1であり、MはアグリゲーションレベルLあたりのSPDCCH候補の数であるように更に設定される、実施形態12から20のいずれかに記載のUE。
22.基地局から通信を受信することは、ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)上で基地局から通信を受信することを含む、実施形態12から21のいずれかに記載のUE。
23.基地局において実施される方法であって、
ユーザ機器(UE)への通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定することと、
1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、UEへの通信を送信することと、
を含む、方法。
24.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを、基地局からの通信のために用いられる復調方式に基づいて決定することを含む、実施形態23に記載の方法。
25.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
基地局からの通信のために用いられる復調方式が、CRSであると決定することと、
これに応じて、高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することと、
を含む、実施形態24に記載の方法。
26.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、SPDCCH RBセットに沿って、かつ、1つのOFDMシンボルのみから、分散される方式で選択されるように、SCCEに対応するSREGを決定することを含む、実施形態25に記載の方法。
27.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
1os CRSベースのSPDCCHにおける分散型のSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
Figure 2020535721
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、
Figure 2020535721
は、SPDCCH RBセット内のSREGの総数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、実施形態25に記載の方法。
28.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
2os CRSベースのSPDCCHにおけるSREGベースの分散型マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
Figure 2020535721
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsCCE/OSはSPDCCH RBセット内のOFDMシンボルあたりのSCCEの数であり、すなわち、
Figure 2020535721
であり、NsREG/OSはOFDMシンボルあたりのSREGの数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEである、実施形態25に記載の方法。
29.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
1osおよび2os CRSベースのSPDCCH内のSREGベースの局在化マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
k*NsREG/sCCE+i
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEである、実施形態25に記載の方法。
30.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
基地局からの通信のために用いられる復調方式が、DMRSであると決定することと、
これに応じて、その事実に基づき、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することと、
を含む、実施形態24に記載の方法。
31.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、
2osおよび3os DMRSベースのSPDCCHにおけるSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
k*NsREG/sCCE+i
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、2os DMRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEであり、3os DMRSベースのSPDCCHの場合、6SREG/SCCEである、実施形態30に記載の方法。
32.1よりも高いアグリゲーションレベルについて、UEのSPDCCH RBセット内の分散型DMRSベースのSPDCCH候補mに対応するSCCEが以下のように規定されることを更に含み、
Figure 2020535721
ここで、
Figure 2020535721
は、より高位層のシグナリングによって設定されるUEのSCCE開始オフセットであり、i=0,...,L−1であり、Lはアグリゲーションレベルであり、1よりも高く、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの総数であり、m=0,...,M−1であり、MはアグリゲーションレベルLあたりのSPDCCH候補の数である、実施形態23から31のいずれかに記載の方法。
33.基地局から通信を受信することは、ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)上で基地局から通信を受信することを含む、実施形態23から32のいずれかに記載の方法。
34.ユーザ機器(UE)と通信するように設定された基地局であって、基地局は、無線インターフェースと、処理回路部であって、
ユーザ機器(UE)への通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定し、
1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、UEへの通信を送信する、
ように設定された処理回路部とを備える、基地局。
35.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを、基地局からの通信のために用いられる復調方式に基づいて決定することを含む、実施形態34に記載の基地局。
36.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、基地局が、
基地局からの通信のために用いられる復調方式が、CRSであると決定し、
これに応じて、高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定する、
ように更に設定されることを含む、実施形態35に記載の基地局。
37.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、SPDCCH RBセットに沿って、かつ、1つのOFDMシンボルのみから、分散される方式で選択されるように、SCCEに対応するSREGを決定することを含む、実施形態36に記載の基地局。
38.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、基地局が、
1os CRSベースのSPDCCHにおける分散型のSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
Figure 2020535721
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、
Figure 2020535721
は、SPDCCH RBセット内のSREGの総数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であるように更に設定される、実施形態36に記載の基地局。
39.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、基地局が、
2os CRSベースのSPDCCHにおけるSREGベースの分散型マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
Figure 2020535721
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsCCE/OSはSPDCCH RBセット内のOFDMシンボルあたりのSCCEの数であり、すなわち、
Figure 2020535721
であり、NsREG/OSはOFDMシンボルあたりのSREGの数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEであるように更に設定される、実施形態36に記載の基地局。
40.高い周波数ダイバーシティを達成するための、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、基地局が、
1osおよび2os CRSベースのSPDCCH内のSREGベースの局在化マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
k*NsREG/sCCE+i
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEであるように更に設定される、実施形態36に記載の基地局。
41.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、基地局が、
基地局からの通信のために用いられる復調方式が、DMRSであると決定し、
これに応じて、その事実に基づき、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定する、
ように更に設定されることを含む、実施形態35に記載の基地局。
42.1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングを決定することは、基地局が、
2osおよび3os DMRSベースのSPDCCHにおけるSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
k*NsREG/sCCE+i
ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、2os DMRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEであり、3os DMRSベースのSPDCCHの場合、6SREG/SCCEであるように更に設定される、実施形態41に記載の基地局。
43.基地局が、
1よりも高いアグリゲーションレベルについて、UEのSPDCCH RBセット内の分散型DMRSベースのSPDCCH候補mに対応するSCCEが以下のように規定されることを更に含み、
Figure 2020535721
ここで、
Figure 2020535721
は、より高位層のシグナリングによって設定されるUEのSCCE開始オフセットであり、i=0,...,L−1であり、Lはアグリゲーションレベルであり、1よりも高く、NsCCEはSPDCCH RBセット内のSCCEの総数であり、m=0,...,M−1であり、MはアグリゲーションレベルLあたりのSPDCCH候補の数であるように更に設定される、実施形態34から42のいずれかに記載の基地局。
44.基地局から通信を受信することは、ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)上で基地局から通信を受信することを含む、実施形態34から43のいずれかに記載の基地局。
45.ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ユーザデータを提供するように設定された処理回路部と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークに転送するように設定された通信インターフェースと、
を備え、
セルラネットワークは、無線インターフェースと、処理回路部とを有する基地局を備え、基地局の処理回路部は、
ユーザ機器(UE)への通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定し、
1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、UEへの通信を送信する、
ように設定される、通信システム。
46.基地局を更に備える、実施形態45に記載の通信システム。
47.UEを更に備え、UEは基地局と通信するように設定される、実施形態46に記載の通信システム。
48.ホストコンピュータの処理回路部は、ホストアプリケーションを実行し、それによってユーザデータを提供するように設定され、
UEは、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路部を備える、実施形態47に記載の通信システム。
49.ホストコンピュータ、基地局およびユーザ機器(UE)を備える通信システムにおいて実施される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいてユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、基地局を含むセルラネットワークを介してUEへのユーザデータを搬送する送信を開始することと、
を含み、基地局は、
基地局から通信を受信し、
基地局からの通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定し、
基地局からの通信についての、1つまたは複数のSCCEと対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、基地局からの通信を処理する、方法。
50.基地局において、ユーザデータを送信することを更に含む、実施形態49に記載の方法。
51.ユーザデータは、ホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供され、方法は、
UEにおいて、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することを更に含む、実施形態50に記載の方法。
以下の略記のうちの少なくともいくつかが本開示において用いられる場合がある。略記間に不一致がある場合、上記で用いられたものが優先されるべきである。以下に複数回列挙されている場合、最初のリスト化が任意の後続のリスト化に優先されるべきである。
・3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
・AL アグリゲーションレベル
・BLER ブロック誤り率
・CCE 制御チャネルエレメント
・CRS セル固有参照信号
・DCI ダウンリンク制御情報
・DL ダウンリンク
・DMRS 復調参照信号
・EPDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
・E−UTRAN エボルブドユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
・eNB 拡張またはエボルブドNodeB
・gNB 新無線基地局
・LTE ロングタームエボリューション
・ms ミリ秒
・NB NodeB
・NR 新無線
・OFDM 直交周波数分割多重
・RAN 無線アクセスノード
・RB リソースブロック
・RBG リソースブロックグループ
・RNTI 無線ネットワーク一時識別子
・RRC 無線リソース制御
・SCCE ショート制御チャネルエレメント
・SC−FDMA 単一キャリア周波数分割多元接続
・SF サブフレーム
・SPDCCH ショート物理ダウンリンク制御チャネル
・SPDSCH ショート物理ダウンリンク共有チャネル
・SREG ショートリソースエレメントグループ
・STTI ショート送信時間間隔
・TTI 送信時間間隔
・UE ユーザ機器
・UL アップリンク
当業者は、本開示の実施形態に対する改善および変更を認識するであろう。全てのそのような改善および変更は、本明細書に開示される概念の範囲内にあるとみなされる。

Claims (67)

  1. ユーザ機器(UE)において実施される方法であって、
    基地局から通信を受信すること(1100)と、
    前記基地局からの前記通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定すること(1102)と、
    前記基地局からの前記通信についての、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングに基づいて、前記基地局からの前記通信を処理すること(1104)と、
    を含む、方法。
  2. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを、前記基地局からの前記通信のために用いられる復調方式に基づいて決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    前記基地局からの前記通信のために用いられる前記復調方式が、セル固有参照信号(CRS)であると決定することと、
    これに応じて、高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することと、
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)リソースブロック(RB)セットに沿って、かつ、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルのみから、分散される方式で選択されるように、前記SCCEに対応する前記SREGを決定することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    1os CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)における前記分散型のSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
    Figure 2020535721
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、
    Figure 2020535721
    は、前記SPDCCH RBセット内のSREGの総数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    2os CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)におけるSREGベースの分散型マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
    Figure 2020535721
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEは前記SPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsCCE/OSは前記SPDCCH RBセット内の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルあたりのSCCEの数であり、すなわち、
    Figure 2020535721
    であり、NsREG/OSはOFDMシンボルあたりのSREGの数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項4に記載の方法。
  7. sREG/sCCEは、CRSベースのSPDCCHの場合、4であり、ここでNsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項3に記載の方法。
  8. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    1osおよび2os CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)内のSREGベースの局在化マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
    k*NsREG/sCCE+i
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEは前記SPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項3に記載の方法。
  9. CRSベースのSPDCCHの場合、NsREG/sCCEは4である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    前記基地局からの前記通信のために用いられる復調方式が、復調参照信号(DMRS)であると決定することと、
    これに応じて、その事実に基づき、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することと、
    を含む、請求項2に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    2osおよび3os DMRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)における前記SCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
    k*NsREG/sCCE+i
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記2os DMRSベースのSPDCCHの場合、NsREG/sCCEは4である、請求項11に記載の方法。
  13. 前記3os DMRSベースのSPDCCHの場合、NsREG/sCCEは6である、請求項11に記載の方法。
  14. 1よりも高いアグリゲーションレベルについて、前記UEの前記SPDCCH RBセット内の分散型DMRSベースのSPDCCH候補mに対応する前記SCCEが以下のように規定されることを更に含み、
    Figure 2020535721
    ここで、
    Figure 2020535721
    は、より高位層のシグナリングによって設定される前記UEのSCCE開始オフセットであり、i=0,...,L−1であり、Lはアグリゲーションレベルであり、1よりも高く、NsCCEは前記SPDCCH RBセット内のSCCEの総数であり、m=0,...,M−1であり、MはアグリゲーションレベルLあたりのSPDCCH候補の数である、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記基地局から前記通信を受信することは、SPDCCH上で前記基地局から前記通信を受信することを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 基地局(1720)と通信するように設定されたユーザ機器(UE)(1730)であって、前記UEは、無線インターフェース(1737)と、処理回路部(1738)であって、
    前記基地局から通信を受信し、
    前記基地局からの前記通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定し、
    前記基地局からの前記通信についての、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングに基づいて、前記基地局からの前記通信を処理する、
    ように設定された処理回路部(1738)とを備える、UE(1730)。
  17. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを、前記基地局からの前記通信のために用いられる復調方式に基づいて決定することを含む、請求項16に記載のUE。
  18. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記UEが、
    前記基地局からの前記通信のために用いられる前記復調方式が、セル固有参照信号(CRS)であると決定し、
    これに応じて、高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定する、
    ように更に設定されることを含む、請求項17に記載のUE。
  19. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)リソースブロック(RB)セットに沿って、かつ、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルのみから、分散される方式で選択されるように、前記SCCEに対応する前記SREGを決定することを含む、請求項18に記載のUE。
  20. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記UEが、
    1os CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)における前記分散型のSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられるように更に設定されることを含み、
    Figure 2020535721
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、
    Figure 2020535721
    は、前記SPDCCH RBセット内のSREGの総数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項19に記載のUE。
  21. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記UEが、
    2os CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)におけるSREGベースの分散型マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられるように更に設定されることを含み、
    Figure 2020535721
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEは前記SPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsCCE/OSは前記SPDCCH RBセット内のOFDMシンボルあたりのSCCEの数であり、すなわち、
    Figure 2020535721
    であり、NsREG/OSは直交周波数分割多重(OFDM)シンボルあたりのSREGの数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項18に記載のUE。
  22. sREG/sCCEは、CRSベースのSPDCCHの場合、4であり、ここでNsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項17に記載のUE。
  23. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記UEが、
    1osおよび2os CRSベースのSPDCCH内のSREGベースの局在化マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられるように更に設定されることを含み、
    k*NsREG/sCCE+i
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEは前記ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)リソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項18に記載のUE。
  24. CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)の場合、NsREG/sCCEは4である、請求項23に記載のUE。
  25. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記UEが、
    前記基地局からの前記通信のために用いられる復調方式が、復調参照信号(DMRS)であると決定し、
    これに応じて、その事実に基づき、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定する、
    ように更に設定されることを含む、請求項17に記載のUE。
  26. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記UEが、
    2osおよび3os DMRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)における前記SCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられるように更に設定されることを含み、
    k*NsREG/sCCE+i
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、前記2os DMRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEであり、前記3os DMRSベースのSPDCCHの場合、6SREG/SCCEである、請求項25に記載のUE。
  27. 前記2os DMRSベースのSPDCCHの場合、NsREG/sCCEは4である、請求項26に記載のUE。
  28. 前記3os DMRSベースのSPDCCHの場合、NsREG/sCCEは6である、請求項26に記載のUE。
  29. 前記UEが、
    1よりも高いアグリゲーションレベルについて、前記UEの前記SPDCCH RBセット内の分散型DMRSベースのSPDCCH候補mに対応する前記SCCEが以下のように規定されるように更に設定されることを更に含み、
    Figure 2020535721
    ここで、
    Figure 2020535721
    は、より高位層のシグナリングによって設定される前記UEのSCCE開始オフセットであり、i=0,...,L−1であり、Lはアグリゲーションレベルであり、1よりも高く、NsCCEは前記SPDCCH RBセット内のSCCEの総数であり、m=0,...,M−1であり、MはアグリゲーションレベルLあたりのSPDCCH候補の数である、請求項16から28のいずれか一項に記載のUE。
  30. 前記基地局から前記通信を受信することは、SPDCCH上で前記基地局から前記通信を受信することを含む、請求項16から29のいずれか一項に記載のUE。
  31. 基地局において実施される方法であって、
    ユーザ機器(UE)への通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定すること(1200)と、
    前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、前記UEへの前記通信を送信すること(1202)と、
    を含む、方法。
  32. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを、前記基地局からの前記通信のために用いられる復調方式に基づいて決定することを含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    前記基地局からの前記通信のために用いられる前記復調方式が、セル固有参照信号(CRS)であると決定することと、
    これに応じて、高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することと、
    を含む、請求項32に記載の方法。
  34. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)リソースブロック(RB)セットに沿って、かつ、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルのみから、分散される方式で選択されるように、前記SCCEに対応するSREGを決定することを含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    1os CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)における前記分散型のSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
    Figure 2020535721
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、
    Figure 2020535721
    は、前記SPDCCH RBセット内のSREGの総数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項33に記載の方法。
  36. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    2os CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)におけるSREGベースの分散型マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
    Figure 2020535721
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsCCE/OSは前記SPDCCH RBセット内の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルあたりのSCCEの数であり、すなわち、
    Figure 2020535721
    であり、NsREG/OSはOFDMシンボルあたりのSREGの数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数であり、すなわち、CRSベースのSPDCCHの場合、4SREG/SCCEである、請求項33に記載の方法。
  37. sREG/sCCEは、CRSベースのSPDCCHの場合、4であり、ここでNsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項33に記載の方法。
  38. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    1osおよび2os CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)内のSREGベースの局在化マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
    k*NsREG/sCCE+i
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEは前記SPDCCH RBセット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項33に記載の方法。
  39. CRSベースのSPDCCHの場合、NsREG/sCCEは4である、請求項38に記載の方法。
  40. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    前記基地局からの前記通信のために用いられる復調方式が、復調参照信号(DMRS)であると決定することと、
    これに応じて、その事実に基づき、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することと、
    を含む、請求項32に記載の方法。
  41. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、
    2osおよび3os DMRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)における前記SCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられることを含み、
    k*NsREG/sCCE+i
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項40に記載の方法。
  42. 前記2os DMRSベースのSPDCCHの場合、NsREG/sCCEは4である、請求項41に記載の方法。
  43. 前記3os DMRSベースのSPDCCHの場合、NsREG/sCCEは6である、請求項41に記載の方法。
  44. 1よりも高いアグリゲーションレベルについて、前記UEの前記SPDCCH RBセット内の分散型DMRSベースのSPDCCH候補mに対応する前記SCCEが以下のように規定されることを更に含み、
    Figure 2020535721
    ここで、
    Figure 2020535721
    は、より高位層のシグナリングによって設定される前記UEのSCCE開始オフセットであり、i=0,...,L−1であり、Lはアグリゲーションレベルであり、1よりも高く、NsCCEは前記SPDCCH RBセット内のSCCEの総数であり、m=0,...,M−1であり、MはアグリゲーションレベルLあたりのSPDCCH候補の数である、請求項31から41のいずれか一項に記載の方法。
  45. 前記基地局から前記通信を受信することは、SPDCCH上で前記基地局から前記通信を受信することを含む、請求項31から44のいずれか一項に記載の方法。
  46. ユーザ機器(UE)(1730)と通信するように設定された基地局(1720)であって、前記基地局は、無線インターフェース(1727)と、処理回路部(1728)であって、
    前記UEへの通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定し、
    前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間のマッピングに基づいて、前記UEへの前記通信を送信する、
    ように設定された処理回路部(1728)とを備える、基地局(1720)。
  47. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを、前記基地局からの前記通信のために用いられる復調方式に基づいて決定することを含む、請求項46に記載の基地局。
  48. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記基地局が、
    前記基地局からの前記通信のために用いられる前記復調方式が、セル固有参照信号(CRS)であると決定し、
    これに応じて、高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定する、
    ように更に設定されることを含む、請求項47に記載の基地局。
  49. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、ショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)リソースブロック(RB)セットに沿って、かつ、1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルのみから分散される方式で選択されるように、前記SCCEに対応するSREGを決定することを含む、請求項48に記載の基地局。
  50. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記基地局が、
    1os CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)における前記分散型のSCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられるように更に設定されることを含み、
    Figure 2020535721
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、
    Figure 2020535721
    は、前記SPDCCH RBセット内のSREGの総数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項48に記載の基地局。
  51. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記基地局が、
    2os CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)におけるSREGベースの分散型マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられるように更に設定されることを含み、
    Figure 2020535721
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsCCE/OSは前記SPDCCH RBセット内のOFDMシンボルあたりのSCCEの数であり、すなわち、
    Figure 2020535721
    であり、NsREG/OSは直交周波数分割多重(OFDM)シンボルあたりのSREGの数であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項48に記載の基地局。
  52. sREG/sCCEは、CRSベースのSPDCCHの場合、4であり、ここでNsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項48に記載の基地局。
  53. 前記高い周波数ダイバーシティを達成するための、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記基地局が、
    1osおよび2os CRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)内のSREGベースの局在化マッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられるように更に設定されることを含み、
    k*NsREG/sCCE+i
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEは前記SPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項48に記載の基地局。
  54. CRSベースのSPDCCHの場合、NsREG/sCCEは4である、請求項53に記載の基地局。
  55. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記基地局が、
    前記基地局からの前記通信のために用いられる復調方式が、復調参照信号(DMRS)であると決定し、
    これに応じて、その事実に基づき、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定する、
    ように更に設定されることを含む、請求項47に記載の基地局。
  56. 前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングを決定することは、前記基地局が、
    2osおよび3os DMRSベースのショート物理ダウンリンク制御チャネル(SPDCCH)における前記SCCE対SREGマッピングについて、SCCEインデックスkに対応するSREGが以下の規定によって与えられるように更に設定されることを含み、
    k*NsREG/sCCE+i
    ここで、k=0,...,NsCCE−1であり、NsCCEはSPDCCHリソースブロック(RB)セット内のSCCEの数であり、i=0,...,NsREG/sCCE−1であり、NsREG/sCCEはSCCEあたりのSREGの数である、請求項55に記載の基地局。
  57. 2os DMRSベースのSPDCCHの場合、NsREG/sCCEは4である、請求項56に記載の基地局。
  58. 3os DMRSベースのSPDCCHの場合、NsREG/sCCEは6である、請求項56に記載の基地局。
  59. 前記基地局が、
    1よりも高いアグリゲーションレベルについて、前記UEの前記SPDCCH RBセット内の分散型DMRSベースのSPDCCH候補mに対応する前記SCCEが以下のように規定されるように更に設定されることを更に含み、
    Figure 2020535721
    ここで、
    Figure 2020535721
    は、より高位層のシグナリングによって設定される前記UEのSCCE開始オフセットであり、i=0,...,L−1であり、Lはアグリゲーションレベルであり、1よりも高く、NsCCEは前記SPDCCH RBセット内のSCCEの総数であり、m=0,...,M−1であり、MはアグリゲーションレベルLあたりのSPDCCH候補の数である、請求項46から56のいずれか一項に記載の基地局。
  60. 前記基地局から前記通信を受信することは、SPDCCH上で前記基地局から前記通信を受信することを含む、請求項46から59のいずれか一項に記載の基地局。
  61. ホストコンピュータ(1710)を含む通信システム(1700)であって、
    ユーザデータを提供するように設定された処理回路部(1718)と、
    ユーザ機器(UE)(1730)への送信のために前記ユーザデータをセルラネットワークに転送するように設定された通信インターフェース(1716)と、
    を備え、
    前記セルラネットワークは、無線インターフェース(1727)と、処理回路部(1728)とを有する基地局(1720)を備え、前記基地局の処理回路部は、
    前記UEへの通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定し、
    前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングに基づいて、前記UEへの前記通信を送信する、
    ように設定される、通信システム(1700)。
  62. 前記基地局を更に備える、請求項61に記載の通信システム。
  63. 前記UEを更に備え、前記UEは前記基地局と通信するように設定される、請求項62に記載の通信システム。
  64. 前記ホストコンピュータの前記処理回路部は、ホストアプリケーションを実行し、それによって前記ユーザデータを提供するように設定され、
    前記UEは、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路部を備える、請求項63に記載の通信システム。
  65. ホストコンピュータ、基地局およびユーザ機器(UE)を含む通信システムにおいて実施される方法であって、前記方法は、
    前記ホストコンピュータにおいてユーザデータを提供することと、
    前記ホストコンピュータにおいて、前記基地局を含むセルラネットワークを介して前記UEへの前記ユーザデータを搬送する送信を開始することと、
    を含み、前記基地局は、
    基地局から通信を受信し、
    前記基地局からの前記通信について、1つまたは複数のショート制御チャネルエレメント(SCCE)と対応するショートリソースエレメントグループ(SREG)との間のマッピングを決定し、
    前記基地局からの前記通信についての、前記1つまたは複数のSCCEと前記対応するSREGとの間の前記マッピングに基づいて、前記基地局からの前記通信を処理する、方法。
  66. 前記基地局において、前記ユーザデータを送信することを更に含む、請求項65に記載の方法。
  67. 前記ユーザデータは、ホストアプリケーションを実行することによって前記ホストコンピュータにおいて提供され、前記方法は、
    前記UEにおいて、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することを更に含む、請求項66に記載の方法。
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