JP2020534466A - 翼ユニットの組立体 - Google Patents

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Abstract

複数の翼ユニット(1)と接続部品(30)とを備える翼組立体(100)であって、各翼ユニットは、基部であって、基部の反対側の長手方向面の間に位置決めされて延びる貫通孔(12)を有する基部(10)を備え、接続部品は、少なくとも2つの隣接する翼ユニットを翼組立体へと連結するために、貫通孔に挿通可能であるように形成されたレーシングバー(30)を備え、翼組立体において、レーシングバーは、翼ユニットのレーシングバーへの固定が達成されるように、複数の翼ユニットの貫通孔を通して配置される。

Description

本発明は、圧縮機静翼ユニット、および圧縮機のケーシング内に翼ユニットを組み付ける方法に関する。
圧縮機静翼ユニットは、圧縮機ケーシング内の(半円形)スロットと係合するための基部と、圧縮機ロータ上のブレードユニットの翼形(エーロフォイル)と協働するために基部から延びる翼形とを含む。翼ユニットとケーシングスロットとの係合は、従来、スロットの側壁の縦溝と協働する基部の横方向面から延びる突出部によって実現される。圧縮機の段を形成するために、複数の翼ユニットをスロットに滑入させてもよい。翼ユニットとスロットの相対運動、摩耗、チャタリングを最小限に抑えるために、米国特許第7984548号は、(i)止まり穴を、軸線に沿って整列するように基部の長手方向面に設けることと、(ii)段において隣接する翼ユニットの基部内の2つの止まり穴に組み込んで2つの翼ユニットを接続するピンを設けることを教示している(図1参照)。
米国特許第7984548号
段内の全ての翼ユニットは、ピンを介して接続されて翼リングを形成するか、またはリングをケーシングの前半部分において少なくとも二分割されることができる。従来の方法の欠点は、翼リングの堅牢性をさほど制御することができないことである。例えば、翼リング内の隣接する翼ユニット間の取り付けの密着度は変化する可能性があるため、減衰特性が最適以下となり、したがって摩耗およびチャタリングが経時的に生じる。
この技術的問題を克服するために、本発明は、第1の態様によれば、複数の翼ユニットと接続部品(connecting part)とを有する翼組立体を提供し、各翼ユニットは、基部の反対側の長手方向面の間に位置する貫通孔を有する基部を有し、接続部品は、少なくとも2つ、好ましくは少なくとも3つの隣接する翼ユニットを連結して翼組立体とするために、貫通孔に挿通可能であるように形成されたレーシングバー(lacing bar)を有し、翼組立体において、接続部品は、複数の翼ユニットがレーシングバー上に取り付けられるように、複数の翼ユニットの貫通孔を通して配置される。有利には、本発明は、翼ユニットを翼リングに取り付ける際の変動性を克服し、したがって減衰特性が改善されたより堅牢なリングを提供する。より具体的には、本発明は、個々の翼ユニットを、単一の共有接続部品であり組立体の堅牢な支柱として機能するレーシングバー上に固定(clamp)することを可能にする。
一実施形態では、組立体において、隣接する翼ユニットの貫通孔はキャビティを一体に形成し、キャビティおよびレーシングバーは、所定の張力(tension)を翼組立体に提供するために別個の/異なる弓形形状を有する(すなわち、異なる曲率半径を有する)。有利には、貫通孔およびレーシングバーによって形成されるキャビティの異なる弓形形状因子により、翼組立体を所定の再現可能な張力で構築し、翼ユニットをレーシングバーに固定することが可能になる。組立体内の全てのユニットが単一の共有支柱に同様に固定されるので、従来技術の解決策に存在する変動性は大幅に減少する。この変動性の低減により、減衰特性が改善され、したがって翼ユニットの摩耗が最小限に抑えられる。有利には、レーシングバーの断面を、組立ユニットに挿入された場合に所定のばね力を生成するような寸法とすることができる。さらに、従来のピンとは対照的に、レーシングバーは、貫通孔への挿通時の曲げによって弾性的に変形し、したがって組立体内の翼ユニットを再現可能に相互接続する張力を提供する。
一実施形態では、組立体内の隣接する翼ユニットの貫通孔は直線状であり、当該貫通孔をそれぞれ通して、レーシングバーが挿入可能な多角形キャビティを一体に形成する。有利には、長方形基部を含む翼ユニットの場合、これは、ケーシングスロットの曲率に対応するように長手方向の基部面に対して角度が付けられた、従来の止まり穴を機械加工する困難を克服する。より高性能な翼ユニットの基部は台形であり、組立体内の隣接するユニットの長手方向の基部面に当接することを可能にし、(任意には)スロットの曲率と合致するように適合された底面を有する。
一実施形態では、レーシングバーは、所定の張力を翼組立体に提供するために所定の弓形形状を備えている。有利には、レーシングバーの所定の弓形形状は、所定の再現可能な張力を提供することを可能にする。さらに、レーシングバーの弓形形状により、スロットに位置決めされた翼ユニットを容易かつ便利に組み立てることが可能になり、レーシングバーを翼組立体に容易かつ便利に組み込むことが可能になる。
一実施形態では、レーシングバーの弓形形状は、貫通孔(例えば、多角形キャビティ)の平均曲率半径から0%〜60%、好ましくは10%〜50%、より好ましくは20%〜40%逸脱した曲率半径を含む。有利には、翼ユニットの貫通孔に組み込まれ、かつ、レーシングバーと多角形キャビティとに曲率半径の差が与えられると、レーシングバーの弾性は、翼ユニットをレーシングバーに固定するために所定の張力を翼組立体に提供する。さらに、これにより、翼組立体内の翼ユニットを、基部突出部とともにスロットの側壁の縦溝へ緊密に押し込むことが可能になる。その結果、翼組立体の減衰特性が改善され、かつ、摩耗が最小限に抑えられる。
一実施形態では、レーシングバーは、圧縮機のケーシング(の半分)におけるスロットの長さに対応する長さを有する。このようなレーシングバーの長さにより、翼リング(の半分)の翼ユニットを単一の組立体に接続することが可能になる。有利には、これにより、翼リングの全てまたは半分の翼ユニットから単一の組立体を形成することが可能になる。単一の組立体は、十分に制御された方法でケーシングスロットに取り付けられ、減衰特性を改善し、したがって摩耗を最小限に抑えることができる。
一実施形態では、レーシングバーは複数のレーシングバー構成要素を備える。有利には、これにより、所望の張力を定義し、圧縮機の仕様の特性に合うように調整するという、進歩した選択肢が可能になる。その結果、翼組立体の圧縮機特有の減衰特性が改善され、かつ、摩耗が最小限に抑えられる。
一実施形態では、レーシングバー構成要素は、第1の翼組立体および第2の翼組立体から一体(結合)翼組立体を形成するために、第2のレーシングバー構成要素との係合を可能にする端部セクションを有する。有利には、複数のレーシングバーを使用して、複数の翼組立体を翼リングに組み込んでもよく、保守担当者による取り付けを容易することが可能になる。
一実施形態では、端部セクションは、(i)スロットおよび舌部(slot&tongue)端部セクション、(ii)穴およびプラグ(hole&plug)端部セクション、(iii)重複(overlapping))端部セクション、(iv)傾斜端部セクション、および(v)平坦端部セクションからなる群から選択される。有利には、端部セクションの形状は、一体化された翼組立体の減衰特性を改善するために、第1のレーシングバー構成要素と第2のレーシングバー構成要素との間の接触を促進するように設計される。相互接続端部セクションは、軸流ガスタービン圧縮機の2つの分割ケーシングの分割線において各分割ケーシングの翼組立体に係合し、かつ連結して、圧縮機の段を構築する単一の一体翼リングを形成するのに特に有利である。
一実施形態では、断面において、レーシングバーおよび/またはレーシングバー構成要素は、レーシングバー、レーシングバー構成要素をそれぞれ一体に形成する複数の部材を備える。有利には、これらの部材により、所望の張力を定義し、圧縮機の仕様の特性に合うように調整するという、進歩した選択肢が可能になる
一実施形態では、翼ユニットの各基部は、各々の長手方向面の間に位置決めされた複数の貫通孔を備え、翼組立体は複数のレーシングバーを備え、各レーシングバーは、所定の張力を生成するために、複数の貫通孔の対応する貫通孔を通して組立体に配置される。有利には、これにより、各翼ユニットを複数(例えば2つ、3つもしくは4つ以上)のレーシングバーに固定し、翼ユニットを単一の堅牢な組立体に接続する際の変動性をさらに低減することが可能になる。さらに、これにより、翼組立体内の翼ユニットを、基部突出部とともにスロットの側壁の半円状縦溝へ緊密に押し込むことが可能になる。その結果、複数のレーシングバーを組み込むことにより、翼組立体の減衰特性が改善され、かつ、摩耗が最小限に抑えられる。
一実施形態では、翼ユニットの基部の貫通孔は、ブッシングもしくはライニングを備える。有利には、貫通孔内のブッシングおよびライニングは、組立体の減衰および摩耗の特性を改善する。
別の態様によれば、本発明は、翼組立体を組み立てる方法を提供し、当該方法は、各翼ユニットが、基部の対向する長手方向面の間に位置決めされた貫通孔を有する基部を備える、複数の翼ユニットを提供するステップと、2つ、好ましくは少なくとも3つの隣接する翼ユニットを翼組立体に連結するために、レーシングバーを2つの隣接する翼ユニットの貫通孔に挿通するステップとを含む。
さらに別の態様によれば、本発明は、複数の翼ユニットと接続部品とを備える翼組立体を提供し、各翼ユニットは、基部の対向する長手方向面の間に位置決めされた貫通孔を有する基部を備え、翼組立体において、接続部品は複数の翼ユニットの貫通孔を通して配置され、接続部品はレーシングバーを備え、レーシングバーおよび貫通孔は、レーシングバーが貫通孔に挿通された場合に曲げによって弾性的に変形するように配置される。
本発明のこれらの態様および他の態様は、以下に記載する実施形態を参照して明らかになり、解明されるであろう。しかし、これらの実施形態は、本発明の保護範囲を限定するものとして解釈されない場合があることを理解されたい。これらの実施形態は、個別に使用するだけでなく、組み合わせて使用してもよい。本発明は、概略図を参照して以下により詳細に説明される。
本発明は、以下の図1〜図6Eに示される。
従来の翼ユニット組立体の断面図である。 (A)〜(D)は、本発明による翼組立体の異なる実施形態の斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明による翼組立体の実施形態の側面図であり、(C)は、本発明による翼組立体の実施形態の断面図である。 貫通孔によって形成された多角形キャビティに挿入されたレーシングバーの概略図である。 (A)〜(H)は、本発明によるレーシングバーの複数の実施形態である。 (A)〜(E)は、それぞれの端部セクションの係合を示すレーシングバー構成要素の複数の実施形態である。
当業者は、図面中の要素が単純化および明瞭化のために示されており、必ずしも縮尺通りに描かれていないことを理解するであろう。例えば、図面中のいくつかの要素の寸法は、本発明の様々な実施形態の理解を向上させるのに役立つように、他の要素に対して誇張されている場合がある。さらに、本明細書における「第1」、「第2」などの用語は、存在する場合、類似の要素を区別するために特に使用され、必ずしも連続的または時間的な順序を説明するためではない。さらに、本明細書および/または特許請求の範囲における「前」、「後」、「上」、「下」、「上方」、「下方」、「外側」、「内側」、「近位」、「遠位」などの用語は、存在する場合、一般的に便宜上使用され、必ずしも排他的な相対位置を包括的に説明するためではない。また、「係合特徴」という用語は、「係合解除特徴」を構成する場合もある。したがって、当業者は、例えば本明細書に記載の本発明の様々な実施形態が、明示的に例示されたかまたは他の方法で説明されたもの以外の他の構成および/または配向において動作することができるように、このように使用される前述の用語のいずれかが適切な状況下で交換されてもよいことを理解するであろう。
図2を参照して、軸流ガスタービン圧縮機において使用するための本発明による翼組立体100の斜視図が示されている。図2(A)は、レーシングバー30に接続された3つの翼ユニット1を備える翼組立体を示している。各翼ユニット1は、基部10と、圧縮機ロータ上のブレードユニットの翼形と協働するために基部10から延びる翼形20とを有する。翼ユニットの基部は、ケーシングスロットに係合するための底面を有する。突出部11は、翼ユニット1が位置決めされるケーシングスロット(図示せず)の側壁の協働溝と係合するために、基部1の横方向面から延びている。基部1の長手方向面の間には、レーシングバー30と係合するために、貫通孔12が機械加工されるかもしくは鋳造されていてもよい。図2(B)および図2(C)に示すように、レーシングバー30は基部10の貫通孔12に挿通されてもよい。翼組立体100は、レーシングバー30をそれぞれの貫通孔に挿通して、複数の、例えば2つ、3つ、4つもしくはそれ以上の翼ユニット10を一体に組み合わせることによって形成されてもよい。図2(D)は、翼ユニット1を翼組立体100に接続するために、翼ユニットの基部10に複数(本明細書では2つ)の貫通孔12を設ける可能性を示している。複数の貫通孔の各々は、基部10の2つの対向する長手方向面の間に位置決めされる。この実施形態では、例えば2つ、3つもしくは4つなどの、複数のレーシングバー30をそれぞれの貫通孔に挿入してもよい。有利には、レーシングバー30を使用して翼ユニット1を組立体100内へ一体に組み合わせることにより、翼ユニットを翼リングに取り付ける際の変動性が克服され、したがって減衰特性が改善されたより堅牢なリングが得られる。
図3は、横方向(図3(A))および縦方向(図3(B))から見た組立体100の側面図を提供している。図3(C)は、図3(B)の線A−Aに沿った断面図を提供している。ガスタービンの圧縮機ケーシングは通常、ロータを取り囲むように組み合わせられる2つの半円形部分を備え、静翼ユニットは、圧縮機の段を形成するために翼リング部分に組み込まれる。2つのケーシング部分の半円形スロットは、翼形20が圧縮機ロータのシャフトに向かって径方向内側に延びるように、翼の基部10と係合するために配置される。したがって、翼ユニットは、翼組立体100において曲率がわずかである基部10とともに、図3に示されるように半円上に位置決めされる。レーシングバー30もまた、組立体100内の複数の翼ユニット1の貫通孔に容易に組み込むことができるように弓形形状を有する。
翼ユニットの基部10は、長方形形状に機械加工されるかもしくは鋳造されてもよい。しかし、この結果として、隣接する翼ユニット1の合致性、および翼ユニットとケーシングスロットとの合致性が劣ることになる。したがって、翼ユニット1は、好ましくは隣接する翼ユニット1の長手方向面に合わせて台形に形成されてもよい。さらに、ユニットは、スロットの曲率と合致するように適合された底面を有してもよい。
翼の基部10内の貫通孔12は、翼ユニット1が半円形スロット内の組立体100内で互いに隣接して位置決めされる場合に、キャビティを一体に形成する。その結果、キャビティは弓形形状となる。好ましくは、キャビティは、レーシングバー30の形状とは別個の弓形形状を有する。したがって、レーシングバー30の弓形形状の曲率半径は、(弓形形状が明確に異なる限り)複数の隣接する翼ユニット1の貫通孔によって形成されるキャビティの(平均)曲率半径と比較して大きいか、等しいか、もしくは小さくてもよい。したがって、レーシングバー30の弓形形状は、貫通孔の曲率から0%〜60%、好ましくは20%〜50%、より好ましくは30%〜40%逸脱した曲率半径を含んでもよい。好ましくは、レーシングバー30の弓形形状の曲率半径はより小さい。好ましくは、貫通孔は、機械加工および/または鋳造を容易にするために直線状である。機械加工および/または鋳造される場合、図4に見られるように、隣接する翼ユニットの貫通孔12は、レーシングバー30が挿入可能な多角形キャビティを構築してもよい。レーシングバー30の弓形形状の曲率半径と多角形キャビティの平均曲率半径の差により、図4の力FおよびFで示されるように、レーシングバー30の弾性曲げ変形が生じる。弾性的に曲がったレーシングバー30は、翼組立体の減衰特性を改善する。したがって、翼の基部10およびケーシングスロットの摩耗が低減される。有利には、貫通孔に挿通された場合にレーシングバーが弾性的に変形してそれぞれ曲がるように、レーシングバーおよび貫通孔をそれぞれの基部に配置することにより、個々の翼ユニットがレーシングバーに固定される。
力FおよびFは、圧縮機の仕様に応じて選択してもよい。レーシングバー30が提供する張力は、とりわけ、レーシングバー30の曲率半径、材料、断面寸法および形状因子、および/または構成の適切な差を選択することによって寸法決めされてもよい。したがって、好ましくは、翼組立体100およびその構成要素(すなわち、翼ユニット1、基部10、貫通孔12、レーシングバー30)の全ての部品および特徴は、翼組立体内の一体化した翼ユニットの底面の曲率が、圧縮機ケーシングの取付スロットの曲率に厳密に合致するように寸法決めされる。そこで、有利には、組立体とケーシングとの間に弾性応力が加わることなく、翼組立体をスロットに取り付けることができる。その結果、レーシングバー30への内部応力は変化せず、明確に定義されたままであり、したがって、レーシングバーの支柱に固定された翼ユニットは強く固定されたままである。さらに、翼組立体をスロットに挿入することは、作業者にとってより便利である。
図5は、レーシングバー30の異なる実施形態を示している。一例として、レーシングバー30は円筒形(図5(A))であってもよく、正方形などの長方形(図5(B))、または、六角形もしくは十字形などの多角形(図5(C)および図5(F))の断面を有してもよい。さらに、レーシングバー30は、レーシングバーの弾性特性を調整するための複数の部材33を備えてもよい。一例として、円筒形のレーシングバーは、2つの二分割部(図5(D))、4つの四分割部(図5(E))、または任意の数のパイ形状部材によって形成されてもよい。別の例として、十字形状のレーシングバー30は、複数の長方形部材(図5(F))を備えてもよい。レーシングバー30の特性、ひいては組立体100において達成される張力および減衰をさらに調整するために、レーシングバー部材33は異なる材料を含んでもよい。好ましくは、レーシングバー30および/またはレーシングバー部材33の材料は、フェライトーマルテンサイト系ステンレス鋼の群から選択され、翼ユニット1が製造される材料の組成に近い。あるいは、オーステナイト系ステンレス鋼、二相鋼、または他の材料、およびそれらの組合せを使用して、異なる熱膨張特性から恩恵を受けてもよい。
翼組立体100は、翼リング(の半分)の翼ユニット(1)を単一の組立体(100)へ接続するために、圧縮機のケーシング内のスロットの長さに対応する長さを有するレーシングバー(30)を使用して組み立てられてもよい。あるいは、レーシングバー30は、縦方向の組合せでレーシングバー30を形成するレーシングバー構成要素31を備えてもよい。レーシングバー構成要素は、特に組立体が「現場」で組み立てられる場合に、貫通孔への挿入を容易にする。翼組立体100の減衰特性の完全性を維持するために、レーシングバー構成要素31は、単一の組立体100を第1の組立体および第2の組立体から形成するために2つの隣接する構成要素が係合可能な端部セクション32を備える。この目的のために、端部セクション32は、2つの隣接する構成要素が貫通孔12によって形成されたキャビティ内で連結するように形成されてもよい。適切に形成された端部セクション32のいくつかの例は、図5(G)および図5(H)、ならびに図6に示されている。図6は、(i)スロットおよび舌部の端部セクション(図6(A))、(ii)穴およびプラグもしくはピンの端部セクション(図6(B))、(iii)重複端部セクション(図6(C))、(iv)傾斜端部セクション(図6(D))、および(v)平坦または突合せ端部セクション(図6(E))の種類から選択される端部セクション32を示している。
実際の状況下では、レーシングバー30は、好ましくは3〜6個の翼ユニット1を翼組立体100内に接続する。翼ユニットの長さは、一般的に30mm〜90 mmである。したがって、レーシングバー30(またはレーシングバー構成要素31)の長さは、90mm〜540mmの範囲にわたる。あるいは、レーシングバー30は、ケーシングスロットの長さまで延びることができ、実用ガスタービンのケーシング直径が600mm〜2500mmの範囲であるのに対し、圧縮機の仕様に応じて約1000mm〜約4000mm(半円形)の範囲にわたる。レーシングバー30の一般的な直径は、4〜14mm、好ましくは6〜10mmの範囲にわたる。この寸法は、翼ユニットの基部10の実際の形状に関連して選択してもよい。
好ましくは、貫通孔12は円形断面を有してもよく、翼組立体100の翼ユニット1内に周方向多角形キャビティを形成する。あるいは、貫通孔12は、多角形断面などの異なる形状の断面を有してもよい。好ましくは、レーシングバー30は、貫通孔12の断面と合致する断面を有する。したがって、レーシングバー30は、好ましくは円形断面を有する。しかし、例えば正方形、長方形、六角形などの多角形など、他の断面を有してもよい。任意には、レーシングバー30もしくはレーシングバー構成要素31は、レーシングバーもしくはレーシングバー構成要素の所望の断面に応じた1つ以上の部材33、例えば複数のパイ形状の部材で構成されてもよい。
好ましくは、レーシングバー30の翼組立体100への組込みによって生成される張力は、500N〜5000Nの範囲に及ぶ。設計張力は、
(i)翼組立体の(多角形)キャビティの平均曲率半径からのレーシングバーの弓形形状の曲率半径の偏差、
(ii)レーシングバーの材料の選択、
(iii)貫通孔の断面形状に対する断面および断面形状などのレーシングバーの形状因子、
(iv)レーシングバーの直径と貫通孔の直径との比率、
(v)レーシングバーの構成における部材の数および形状
を含むがこれらに限定されない多くの要因によって実現されてもよい。
本発明を、上述の実施形態を参照して説明したが、代替の実施形態を使用して同じ目的を達成してもよいことは明らかであろう。したがって、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。
一例として、貫通孔12は、例えばブッシング、または他の適切なライニング構成要素もしくはライニング塗料で補強されてもよい。有利には、ライニングは、翼組立体100の減衰特性および摩耗特性を改善し、したがって、本発明が実施されるガスタービン圧縮機の有効運転寿命を改善する。
さらに別の実施形態として、翼組立体(100)は翼ユニット(1)とレーシングバー(30)とを備え、翼ユニットは、基部の対向する長手方向面の間に位置決めされた貫通孔(12)を有する基部(10)を備え、レーシングバーは貫通孔を通して配置され、レーシングバーおよび貫通孔は、翼ユニットをレーシングバーに固定するための貫通孔に挿通された場合に、レーシングバーが弾性的に変形してそれぞれ曲がり、弓形形状となるように配置される。

Claims (12)

  1. 複数の翼ユニット(1)と、接続部品(30)とを有する翼組立体(100)であって、
    各翼ユニットが基部(10)を有し、前記基部は、該基部の反対側の長手方向面の間に位置する貫通孔(12)を有し、
    前記接続部品は、少なくとも2つの隣接する翼ユニット(1)を連結して前記翼組立体(100)とするために、前記貫通孔(12)に挿通可能であるように形成されたレーシングバー(30)を有し、
    前記翼組立体において、前記接続部品は前記複数の翼ユニットの前記貫通孔を通して配置され、それにより前記翼ユニットは前記レーシングバー上に取り付けられる、翼組立体(100)。
  2. 前記組立体において、隣接する翼ユニットの前記貫通孔(12)が一体となってキャビティを形成し、前記キャビティおよび前記レーシングバー(30)が異なる弓形形状を有している、請求項1に記載の翼組立体。
  3. 隣接する翼ユニット内の前記貫通孔(12)が直線状であり、かつレーシングバー(30)を挿入可能な多角形キャビティを一体となって形成している、請求項2に記載の翼組立体。
  4. 前記レーシングバー(30)の前記弓形形状が、前記貫通孔(12)によって形成される前記キャビティの平均曲率半径から0%〜60%、好ましくは10%〜50%、より好ましくは20%〜40%逸脱した曲率半径を有する、請求項2または3に記載の翼組立体。
  5. 前記レーシングバー(30)は、圧縮機の翼リングの前記翼ユニット(1)連結して単一の組立体(100)とするために、前記圧縮機のケーシング内のスロットの長さに相当する長さを有する、請求項2に記載の翼組立体。
  6. 前記レーシングバー(30)は、複数のレーシングバー構成要素(31)を有する、請求項2に記載の翼組立体。
  7. 前記レーシングバー構成要素は、第1の翼組立体(100)および第2の翼組立体(100)から結合翼組立体(100)を形成するために、第2のレーシングバー構成要素(31)との係合を可能にする端部セクション(32)を有している、請求項6に記載の翼組立体。
  8. 前記端部セクション(32)は、(i)スロットおよび舌部の端部セクション(32a)、(ii)穴およびプラグの端部セクション(32b)、(iii)重複端部セクション(32c)、(iv)傾斜端部セクション(32d)、および(v)平坦端部セクション(32e)からなる群から選択される、請求項7に記載の翼組立体。
  9. 断面において、前記レーシングバー(30)および/または前記レーシングバー構成要素(31)が複数の部材(33)を有している、請求項7または8に記載の翼組立体。
  10. 各翼ユニット基部が、その長手方向面の間に位置する複数の貫通孔を有し、前記翼組立体(100)は複数のレーシングバー(30)を有し、各レーシングバーが、前記複数の貫通孔の、対応する貫通孔を通して前記組立体内に配置される、請求項2に記載の翼組立体。
  11. 翼組立体(100)を組み立てる方法であって、
    (i)複数の翼ユニット(1)を提供するステップであって、各翼ユニットが基部(10)を有し、前記基部は、該基部の反対を向いた長手方向面の間に位置する貫通孔(12)を有している、ステップと、
    (ii)2つの隣接する翼ユニットを連結して前記翼組立体(100)とするために、前記2つの隣接する翼ユニットの前記貫通孔にレーシングバー(30)を挿通するステップと
    を含む、方法。
  12. 複数の翼ユニット(1)と、接続部品(30)とを有する翼組立体(100)であって、各翼ユニットが基部(10)を有し、前記基部は、該基部の反対側の長手方向面の間に位置する貫通孔(12)を有し、前記翼組立体において、前記接続部品は前記複数の翼ユニットの前記貫通孔を通して配置され、前記接続部品はレーシングバー(30)を有し、前記レーシングバーおよび前記貫通孔は、前記レーシングバーが前記貫通孔に挿通されたとき弾性的に曲げられるように配置されている、翼組立体(100)。
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