JP2020533866A - Hrssi測定方法、ネットワークデバイス及び端末デバイス - Google Patents

Hrssi測定方法、ネットワークデバイス及び端末デバイス Download PDF

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Abstract

RSSI測定方法、ネットワークデバイス及び端末デバイスが開示される。当該方法は、端末デバイスにより、RSSI測定構成メッセージを受信するステップであり、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含む、ステップと、第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定するステップであり、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む、ステップとを含む。対応する装置が更に開示される。同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は他のいくつかのダウンリンクシンボル上の受信信号電力は、同期信号ブロック毎の送信ビームを使用することにより測定され、それにより、RSSI測定の精度を考慮しつつ端末デバイスにより実行される測定の複雑性及び電力オーバーヘッドを低減する。

Description

[関連出願への相互参照]
この出願は、2017年9月8日に中国特許庁に出願された「RSSI MEASUREMENT METHOD, NETWORK DEVICE, AND TERMINAL DEVICE」という名称の中国特許出願第201710807561.6号に対する優先権を主張し、その全内容を参照により援用する。
[技術分野]
この出願は、通信技術の分野に関し、特に受信信号強度インジケータ(received signal strength indicator, RSSI)測定方法、ネットワークデバイス及び端末デバイスに関する。
マルチビーム送信技術は、新無線(new radio, NR)通信システムにおいて使用される。NRのマルチビーム機能をサポートするために、同期信号バーストセット(SS block burst set)がNRにおいて定義されている。同期信号バーストセットは、1つ以上の同期信号ブロック(SS block)を含み、ネットワークデバイスは、異なるビームを使用することによりこれらの同期信号ブロックを別々に送信してもよく、それにより、ビーム走査を実現する。異なる周波数範囲では、同期信号バーストセットに含まれることができる同期信号ブロックの最大数Lが変化する。具体的には、周波数が3GHzを超えないときにはL=4であり、周波数が3GHzと6GHzとの間であるときにはL=8であり、或いは、周波数が6GHzと52.6GHzとの間であるときにはL=64である。
ネットワークデバイスは、同期信号ブロックを周期的に送信し、同期信号バーストセットに含まれる最大でL個の同期信号ブロック(実際に送信される同期信号ブロックの数はL未満でもよい)は、5ミリ秒の時間ウィンドウ内に送信される必要がある。
参照信号受信品質(reference signal received quality, RSRQ)は、端末デバイスの参照信号受信品質を反映する値である。端末デバイスは、RSRQを取得するために、測定を通じて参照信号受信電力(reference signal received power, RSRP)及びRSSIを取得する。したがって、RSSI測定は、RSRQを取得するために非常に重要である。
従来技術では、端末デバイスは、同期信号バーストセットを含む5ミリ秒の時間ウィンドウ内の全てのシンボルを測定することにより、RSSIを取得する。これは、特に同期信号ブロック送信周期が比較的小さいときに、比較的高い測定複雑性及び電力オーバーヘッドを引き起こす。
したがって、RSSI測定の比較的高い複雑性及び電力オーバーヘッドの現在の問題が緊急に解決される必要がある。
この出願は、RSSI測定の精度を確保しつつ、RSSI測定の複雑性及び電力オーバーヘッドを低減するための、RSSI測定方法、ネットワークデバイス及び端末デバイスを提供する。
この出願の一態様によれば、RSSI測定方法が提供される。当該方法は、ネットワークデバイスにより、同期信号ブロックを送信するステップと、ネットワークデバイスにより、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを送信するステップであり、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含み、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む、ステップとを含む。この実現方式では、ネットワークデバイスは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を端末デバイスに通知し、それにより、端末デバイスは、同期信号ブロック毎の送信ビームを使用することにより、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は他のいくつかのダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定し、それにより、RSSI測定の精度を考慮しつつ端末デバイスにより実行される測定の複雑性及び電力オーバーヘッドを低減する。
可能な実現方式では、時間リソースは、実際に送信される同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含む。この実現方式では、ネットワークデバイスは、タイムスロット内の最大数の同期信号ブロックの位置を予め設定するが、ネットワークデバイスにより実際に送信される同期信号ブロックの数は、最大数未満でもよい。
他の可能な実現方式では、時間リソースは、N個の同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含み、Nは1以上の正の整数である。この実現方式では、RSSI測定は、タイムスロットに基づいて構成される。
更に他の可能な実現方式では、時間リソースは、同期信号ブロックが位置する2つのタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含む。この実現方式では、同期信号ブロックは、タイムスロットを横切ってもよい。したがって、RSSI測定のための対応する時間リソースもまた、タイムスロットを横切る必要がある。
更に他の可能な実現方式では、時間リソースは、同期信号ブロックが位置する第1のダウンリンクシンボルと、同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルとを含む。この実現方式では、RSSI測定は、シンボルに基づいて構成される。
更に他の可能な実現方式では、第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルは、同じタイムスロット又は異なるタイムスロットに位置する。
更に他の可能な実現方式では、同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルは、同じであるか或いは異なる。この実現方式では、異なる同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルは、同じでもよく或いは異なってもよい。
更に他の可能な実現方式では、同期信号ブロックの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値以上である場合、端末デバイスは、第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定する。この実現方式では、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力が測定されるとき、同期信号ブロックのRSRPは、予め設定された閾値以上である必要がある。
更に他の可能な実現方式では、測定構成メッセージは、RSSI測定のための周波数リソースの指示情報を更に含み、当該方法は、端末デバイスにより、以下の式、すなわち、
Figure 2020533866
に基づく計算を通じてRSRQを取得するステップを更に含み、
NはRSSI測定のための周波数リソースに含まれるリソースブロックの数であり、aは指定の係数であり、RSRPは参照信号受信電力である。この実現方式では、RSRQは、測定されたRSSI及びRSRPに基づく計算を通じて取得されてもよく、RSRQは、端末デバイスの受信品質を反映する値である。
更に他の可能な実現方式では、測定構成メッセージは、指定の係数aを更に含む。この実現方式では、指定の係数aは、測定構成メッセージで搬送されてもよい。
更に他の可能な実現方式では、第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルは、同期信号バーストセットに位置する。
更に他の可能な実現方式では、周波数リソースの指示情報は、RSSIのために測定される必要がある周波数帯域を示すために使用され、周波数帯域は、1つ以上の連続するリソースブロックを含む。
更に他の可能な実現方式では、周波数リソースの指示情報は、開始リソースブロックのシーケンス番号と、リソースブロックの数とを含む。
更に他の可能な実現方式では、測定される周波数帯域は、同期信号ブロックが位置する少なくとも1つの周波数帯域を含む。
対応して、この出願の他の態様は、上記の通信方法を実現するための通信装置を更に提供する。例えば、通信装置は、チップ(例えば、ベースバンドチップ又は通信チップ)又はデバイス(例えば、ネットワークデバイス又はベースバンド処理基板)でもよい。上記の方法は、ソフトウェア又はハードウェアを使用することにより、或いは対応するソフトウェアを実行するためにハードウェアを使用することにより実現されてもよい。
可能な実現方式では、通信装置の構造は、プロセッサとメモリとを含む。プロセッサは、上記の通信方法における対応する機能を実行するために、当該装置をサポートするように構成される。メモリは、プロセッサに結合するように構成され、メモリは、当該装置の必要なプログラム(命令)及びデータを記憶する。任意選択で、通信装置は、他のネットワークエレメントと通信するために、当該装置をサポートするように構成された通信インタフェースを更に含んでもよい。
他の可能な実現方式では、通信装置は、送信ユニットを含んでもよい。送信ユニットは、上記の方法における送信機能を実現するように構成される。例えば、送信ユニットは、同期信号ブロックを送信するように構成され、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを送信するように構成される。
通信装置がチップであるとき、送信ユニットは、出力回路又は通信インタフェースのような出力ユニットでもよい。通信装置がデバイスであるとき、送信ユニットは、送信機(送信機機械とも呼ばれてもよい)でもよい。
上記の方法のものと同じ発明の概念に基づいて、課題を解決するための原理及び装置の有利な効果については、端末デバイスの上記の可能な方法の実現方式及びこれらの有利な効果を参照する。したがって、装置の実現方式については、方法の実現方式を参照し、繰り返しはここでは再び説明しない。
この出願の他の態様によれば、RSSI測定方法が提供される。当該方法は、端末デバイスにより、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを受信するステップであり、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含む、ステップと、端末デバイスにより、同期信号ブロックを受信するステップと、端末デバイスにより、第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定するステップであり、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む、ステップとを含む。この実現方式では、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は他のいくつかのダウンリンクシンボル上の受信信号電力は、同期信号ブロック毎の送信ビームを使用することにより測定され、それにより、RSSI測定の精度を考慮しつつ端末デバイスにより実行される測定の複雑性及び電力オーバーヘッドを低減する。
可能な実現方式では、時間リソースは、実際に送信される同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含む。この実現方式では、ネットワークデバイスは、タイムスロット内の最大数の同期信号ブロックの位置を予め設定するが、ネットワークデバイスにより実際に送信される同期信号ブロックの数は、最大数未満でもよい。
他の可能な実現方式では、時間リソースは、N個の同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含み、Nは1以上の正の整数である。この実現方式では、RSSI測定は、タイムスロットに基づいて構成される。
更に他の可能な実現方式では、時間リソースは、同期信号ブロックが位置する2つのタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含む。この実現方式では、同期信号ブロックは、タイムスロットを横切ってもよい。したがって、RSSI測定のための対応する時間リソースもまた、タイムスロットを横切る必要がある。
更に他の可能な実現方式では、時間リソースは、同期信号ブロックが位置する第1のダウンリンクシンボルと、同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルとを含む。この実現方式では、RSSI測定は、シンボルに基づいて構成される。
更に他の可能な実現方式では、第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルは、同じタイムスロット又は異なるタイムスロットに位置する。
更に他の可能な実現方式では、同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルは、同じであるか或いは異なる。この実現方式では、異なる同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルは、同じでもよく或いは異なってもよい。
更に他の可能な実現方式では、同期信号ブロックの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値以上である場合、端末デバイスは、第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定する。この実現方式では、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力が測定されるとき、同期信号ブロックのRSRPは、予め設定された閾値以上である必要がある。
更に他の可能な実現方式では、測定構成メッセージは、RSSI測定のための周波数リソースの指示情報を更に含み、当該方法は、端末デバイスにより、以下の式、すなわち、
Figure 2020533866
に基づく計算を通じてRSRQを取得するステップを更に含み、
NはRSSI測定のための周波数リソースに含まれるリソースブロックの数であり、aは指定の係数であり、RSRPは参照信号受信電力である。この実現方式では、RSRQは、測定されたRSSI及びRSRPに基づく計算を通じて取得されてもよく、RSRQは、端末デバイスの受信品質を反映する値である。
更に他の可能な実現方式では、測定構成メッセージは、指定の係数aを更に含む。この実現方式では、指定の係数aは、測定構成メッセージで搬送されてもよい。
更に他の可能な実現方式では、第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルは、同期信号バーストセットに位置する。
更に他の可能な実現方式では、周波数リソースの指示情報は、RSSIのために測定される必要がある周波数帯域を示すために使用され、周波数帯域は、1つ以上の連続するリソースブロックを含む。
更に他の可能な実現方式では、周波数リソースの指示情報は、開始リソースブロックのシーケンス番号と、リソースブロックの数とを含む。
更に他の可能な実現方式では、測定される周波数帯域は、同期信号ブロックが位置する少なくとも1つの周波数帯域を含む。
対応して、この出願の他の態様は、上記のRSSI測定方法を実現するための通信装置を更に提供する。例えば、通信装置は、チップ(例えば、ベースバンドチップ又は通信チップ)又はデバイス(例えば、端末デバイス)でもよい。上記の方法は、ソフトウェア又はハードウェアを使用することにより、或いは対応するソフトウェアを実行するためにハードウェアを使用することにより実現されてもよい。
可能な実現方式では、通信装置の構造は、プロセッサとメモリとを含む。プロセッサは、上記の通信方法における対応する機能を実行するために、当該装置をサポートするように構成される。メモリは、プロセッサに結合するように構成され、メモリは、当該装置の必要なプログラム(命令)及びデータを記憶する。任意選択で、通信装置は、他のネットワークエレメントと通信するために、当該装置をサポートするように構成された通信インタフェースを更に含んでもよい。
他の可能な実現方式では、通信装置は、受信ユニットと処理ユニットとを含んでもよい。受信ユニット及び送信ユニットは、上記の方法における受信機能及び処理機能を実現するようにそれぞれ構成される。例えば、受信ユニットは、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを受信し、同期信号ブロックを受信するように構成され、処理ユニットは、第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定するように構成される。
通信装置がチップであるとき、受信ユニットは、入力回路又は通信インタフェースのような入力ユニットでもよい。通信装置がデバイスであるとき、受信ユニットは、受信機(受信機機械とも呼ばれてもよい)でもよい。
上記の方法のものと同じ発明の概念に基づいて、課題を解決するための原理及び装置の有利な効果については、端末デバイスの上記の可能な方法の実現方式及びこれらの有利な効果を参照する。したがって、装置の実現方式については、方法の実現方式を参照し、繰り返しはここでは再び説明しない。
この出願の他の態様によれば、プロセッサが提供される。プロセッサは、同期信号ブロックを送信するように送信機を制御し、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを送信するように送信機を制御するように構成された少なくとも1つの回路を含み、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含み、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む。
この出願の他の態様によれば、プロセッサが提供される。プロセッサは、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを受信するように受信機を制御し、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含み、同期信号ブロックを受信するように受信機を制御する、ように構成された少なくとも1つの回路を含み、少なくとも1つの回路は、第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定するように構成され、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む。
この出願の他の態様によれば、コンピュータ読み取り可能記憶媒体が提供される。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、命令を記憶し、命令がコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、上記の態様による方法を実行することが可能になる。
この出願の他の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトが提供され、コンピュータプログラムプロダクトがコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、上記の態様による方法を実行することが可能になる。
本発明の実施形態又は背景技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下に、本発明の実施形態又は背景技術を説明するために必要な添付の図面について説明する。
本発明の実施形態による通信システムの例の概略図である。 本発明の実施形態によるRSSI測定方法の概略相互作用フローチャートである。 同期信号ブロックの信号の概略構造図である。 異なるサブキャリア間隔における5ミリ秒の時間ウィンドウ内のL個の同期信号ブロックの位置の概略図である。 異なるサブキャリア間隔におけるタイムスロット内の同期信号ブロックの概略マッピング図である。 同期信号ブロックの例の概略マッピング図である。 異なるサブキャリア間隔における同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの例の概略図である。 異なるサブキャリア間隔における同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの例の概略図である。 異なるサブキャリア間隔における同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの例の概略図である。 他の同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの例の概略図である。 異なるサブキャリア間隔における更に他の同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの例の概略図である。 異なるサブキャリア間隔における更に他の同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの例の概略図である。 異なるサブキャリア間隔における更に他の同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの例の概略図である。 異なるサブキャリア間隔における更に他の同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの例の概略図である。 端末デバイスの例の概略構造図である。 ネットワークデバイスの例の概略構造図である。
以下に、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、通信システムの概略図である。通信システムは、少なくとも1つのネットワークデバイス100(1つのネットワークデバイス100のみが図示されている)と、ネットワークデバイス100に接続された1つ以上の端末デバイス200とを含んでもよい。
ネットワークデバイス100は、端末デバイス200と通信可能なデバイスでもよい。ネットワークデバイス100は、無線受信及び送信機能を有するいずれかのデバイスでもよい。ネットワークデバイス100は、基地局(例えば、NodeB、進化型NodeB eNodeB、通信システムにおける第5世代(the fifth generation, 5G)の基地局、将来の通信システムにおける基地局又はネットワークデバイス、WiFiシステムにおけるアクセスノード、無線中継ノード又は無線バックホールノード)を含むが、これらに限定されない。代替として、ネットワークデバイス100は、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network, CRAN)シナリオにおける無線コントローラでもよい。代替として、ネットワークデバイス100は、5Gネットワークにおけるネットワークデバイス又は将来の進化型ネットワークにおけるネットワークデバイスでもよく、或いは、ウェアラブルデバイス、車載デバイス等でもよい。代替として、ネットワークデバイス100は、スモールセル、送信ノード(transmission reference point, TRP)等でもよい。明らかに、この出願は、これらに限定されない。
端末デバイス200は、無線受信及び送信機能を有するデバイスである。当該デバイスは、屋内又は屋外デバイス、ハンドヘルドデバイス、ウェアラブルデバイス又は車載デバイスを含み、陸上に配備されてもよく、或いは、水上(例えば、汽船上)に配備されてもよく、或いは、空中(例えば、航空機、気球又は衛星上)に配備されてもよい。端末デバイスは、移動電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ(Pad)、無線受信及び送信機能を有するコンピュータ、仮想現実(Virtual Reality, VR)端末デバイス、拡張現実(Augmented Reality, AR)端末デバイス、産業用制御(industrial control)における無線端末、自動運転(self driving)における端末デバイス、遠隔医療(remote medical)における無線端末、スマートグリッド(smart grid)における無線端末、輸送安全(transportation safety)における無線端末、スマートシティ(smart city)における無線端末、スマートホーム(smart home)における無線端末等でもよい。適用シナリオは、この出願のこの実施形態では限定されない。端末デバイスはまた、いくつかの場合、ユーザ機器(user equipment, UE)、アクセス端末デバイス、UEユニット、UE局、移動サイト、移動局、遠隔局、遠隔端末デバイス、移動デバイス、UE端末デバイス、端末デバイス、無線通信デバイス、UEエージェント、UE装置等とも呼ばれてもよい。
「システム」及び「ネットワーク」という用語は、本発明の実施形態においては互換的に使用されてもよい点に留意すべきである。「複数」という用語は、2つ以上を意味する。これを考慮して、「複数」という用語は、本発明の実施形態では「少なくとも2つ」と理解されてもよい。「及び/又は」という用語は、関連するオブジェクトを記述するための関連付け関係のみを表し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合、すなわち、Aのみが存在する場合、AとBとの双方が存在する場合、及びBのみが存在する場合を表してもよい。さらに、特に記載のない限り、この明細書における「/」という文字は、通常では、関連するオブジェクトの間の「又は」の関係を示す。
本発明の実施形態は、RSSI測定方法及び装置を提供する。同期信号ブロック(SSブロック又はSS/PBCHブロックとも呼ばれてもよい)が位置するダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は他のいくつかのダウンリンクシンボル上の受信信号電力は、同期信号ブロック毎の送信ビームを使用することにより測定され、それにより、RSSI測定の精度を考慮しつつ端末デバイスにより実行される測定の複雑性及び電力オーバーヘッドを低減する。
図2は、本発明の実施形態によるRSSI測定方法の概略相互作用フローチャートである。当該方法は以下のステップを含んでもよい。
S201.ネットワークデバイスは、同期信号ブロックを送信し、端末デバイスは、同期信号ブロックを受信する。
S202.ネットワークデバイスは、RSSI測定構成メッセージを送信し、端末デバイスは、RSSI測定構成メッセージを受信し、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含み、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む。
S203.端末デバイスは、第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定する。
ネットワークデバイスにより、同期信号ブロックを送信することと、ネットワークデバイスにより、RSSI測定構成メッセージを送信することとの順序は限定されない。すなわち、同期信号ブロックは、RSSI測定構成メッセージが送信される前に送信されてもよく、或いは、RSSI測定構成メッセージは、同期信号ブロックが送信される前に送信されてもよく、或いは、同期信号ブロック及びRSSI測定構成メッセージは同時に送信されてもよい。
図3は、同期信号ブロックの信号の概略構造図である。同期信号ブロックは、プライマリ同期信号(PSS primary synchronization signal, PSS)と、セカンダリ同期信号(secondary synchronization signal, SSS)と、物理ブロードキャストチャネル(physical broadcast channel, PBCH)とを含む。PSS及びSSSの主な機能は、端末デバイスがセルを識別してセルと同期するのを支援することであり、PBCHは、システムフレーム番号及びフレーム内タイミング情報のような最も基本的なシステム情報を含む。端末デバイスは、端末デバイスが同期信号ブロックを正常に受信することを前提として、セルにアクセスする。図3に示す同期信号ブロックの構造では、PSS及びSSSは、1つの直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing, OFDM)シンボルを別々に占有し、PBCHは、2つのOFDMシンボルを占有し、PBCHにより占有される帯域幅は、PSS/SSSにより占有される帯域幅の約2倍である。
図4は、異なるサブキャリア間隔(subcarrier space, SCS)における5ミリ秒の時間ウィンドウ内のL個の同期信号ブロックの位置の概略図である。サブキャリア間隔が異なるとき、同期信号バーストセットが含むことができる同期信号ブロックの最大数Lが変化し得ることが習得できる。さらに、サブキャリア間隔が同じであり、周波数が異なる場合、同期信号バーストセットに含まれる同期信号ブロックの最大数Lもまた変化し得る。例えば、SCS=15kHzであるとき、L=4又はL=8であり、或いは、SCS=30kHzであるとき、L=4又はL=8である。
さらに、タイムスロット内の同期信号ブロックの位置もまた、異なるSCSに対して変化する。図5は、異なるSCSにおけるタイムスロット内の同期信号ブロックの概略マッピング図である。SCS=30kHzであるとき、2つのマッピング方法が存在し、或いは、SCS=240kHzであるとき、同期信号ブロックは、タイムスロットにわたってマッピングされてもよい。
この実施形態では、ネットワークデバイスにより端末デバイスに対して構成されるRSSI測定のための時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含む。第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む。ネットワークデバイスは、ビームを使用することにより同期信号ブロックを送信する。同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は他のいくつかのダウンリンクシンボル上の受信信号電力は、同期信号ブロック毎の送信ビームを使用することにより測定される。端末デバイスは、同期信号バーストセットを含む5ミリ秒の時間ウィンドウ内の全てのシンボルを常に測定することにより、RSSIを取得する必要はない。
通常では、RSSIは、いくつかのシンボル上の合計受信電力を測定し、次いで合計受信電力を平均することにより、端末デバイスにより取得される。この実施形態では、RSSIは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定することにより、端末デバイスにより取得される。ここでの同期信号ブロックは、同期信号バーストセット内の最大でL個の同期信号ブロックを示す点に留意すべきである。RSSIは、全ての同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定することにより、端末デバイスにより取得される。
ネットワークデバイスは、RSSI測定構成メッセージを使用することにより、RSSI測定のための時間リソースを端末デバイスに示し、すなわち、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含む。さらに、測定構成メッセージは、RSSI測定のための周波数リソースの指示情報を更に含んでもよい。周波数リソースの指示情報は、RSSIのために測定される必要がある周波数帯域を示すために使用され、周波数帯域は、1つ以上の連続するリソースブロックを含む。具体的には、周波数リソースの指示情報は、開始リソースブロックのシーケンス番号と、リソースブロックの数とを含む。測定される周波数帯域は、同期信号ブロックが位置する少なくとも1つの周波数帯域を含み、同期信号ブロックが位置する周波数帯域は、同じでもよく或いは異なってもよい。測定構成メッセージは、システムメッセージ又はブロードキャストメッセージでもよい。接続状態の端末デバイスについては、測定構成メッセージは、代替として、無線リソース制御(radio resource control, RRC)シグナリングでもよい。
同期信号ブロック送信周期内で、最大でL個の同期信号ブロックが5ミリ秒の時間ウィンドウ内に送信される必要がある点に留意すべきである。さらに、いずれかのSCSに対応して、タイムスロット内のL個の同期信号ブロックの位置が予め設定される。すなわち、RSSI測定のための時間リソースは、実際に送信される同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含む。さらに、第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルは、同期信号バーストセットに位置する。例えば、図6は、同期信号ブロックの例の概略マッピング図である。SCS=15kHz及びL=8であるとき、ネットワークデバイスは、実際には、前の4つの同期信号ブロック(すなわち、太い実線を使用することにより表される同期信号ブロック;最大数の同期信号ブロックの位置が予め設定されており、ネットワークデバイスにより実際に送信される同期信号ブロックの数が最大数よりも少なくてもよいので、他の同期信号ブロックの位置がここで提供される点に留意すべきである)を送信すると仮定する。RSSIを測定するとき、端末デバイスは、前の4つの同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の全てのダウンリンクシンボルのみ(すなわち、タイムスロット1及びタイムスロット2内のダウンリンクシンボル)を測定する必要がある。これは、SCS及びLが他の値である場合にも同様である。
ネットワークデバイスがL1個の同期信号ブロックを実際に送信し、端末デバイスがM個の同期信号ブロックのみを検出した場合(M≦L1)、端末デバイスは、M個の同期信号ブロックに対応するRSSIのみを測定してもよい点に留意すべきである。すなわち、各同期信号ブロックに対応するRSSIは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の全てのダウンリンクシンボルを測定することにより取得される。端末デバイスは、実際に検出された同期信号ブロックのそれぞれが位置するタイムスロット内の全てのダウンリンクシンボルのみを測定してもよい。送信されない同期信号ブロックについては、端末デバイスは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内のダウンリンクシンボルを測定する必要はない。
具体的には、全ての同期信号ブロックのそれぞれに対応するRSSI測定について、実現方式では、タイムスロットに基づくRSSI測定構成が考慮される。具体的には、RSSI測定のための時間リソースは、N個の同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含み、Nは1以上の正の整数である。
例えば、SCS=15kHzであるとき、図7aは、同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの概略図である。同期信号ブロック1又は2については、同期信号ブロック1又は2に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、破線ボックス内のシンボルである(タイムスロット内の最後の2つのシンボルは、アップリンクシンボルであると仮定する)。同期信号ブロック1及び同期信号ブロック2に対応するRSSIは、破線ボックス内のシンボル上の受信信号電力を測定することにより別々に取得される。ここで、同期信号ブロック1及び同期信号ブロック2に対応するRSSIは同じである。同期信号バーストセット内の全ての実際に送信される同期信号ブロック上でRSSI測定を完了したとき、UEは、各同期信号ブロックに対応するRSSI値をネットワークデバイスに別々に送信してもよく、或いは、同期信号ブロックに対応するRSSIの平均値、すなわち、セルに対応するRSSIをネットワークデバイスに送信してもよい。
SCS=30kHzであるとき、図7bは、2つのマッピング方法での同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの概略図である。同期信号ブロック1又は2については、同期信号ブロック1又は2に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、第1の破線ボックス内のシンボルである。同期信号ブロック3又は4については、同期信号ブロック3又は4に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、第2の破線ボックス内のシンボルである(各タイムスロット内の最後の2つのシンボルは、アップリンクシンボルであると仮定する)。詳細については、図7aの説明を参照し、詳細は、ここでは再び説明しない。
SCS=120kHzであるとき、図7cは、他の同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの概略図である。同期信号ブロック1又は2については、同期信号ブロック1又は2に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、第1の破線ボックス内のシンボルである。同期信号ブロック3又は4については、同期信号ブロック3又は4に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、第2の破線ボックス内のシンボルである(各タイムスロット内の最後の2つのシンボルは、アップリンクシンボルであると仮定する)。詳細については、図7aの説明を参照し、詳細は、ここでは再び説明しない。
他の実現方式では、タイムスロットに基づくRSSI測定構成が依然として考慮される。しかし、RSSI測定を実行するための時間リソースは、同期信号ブロックが位置する2つのタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含む。例えば、SCS=240kHzであるとき、図8は、他の同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの概略図である。同期信号ブロック1については、同期信号ブロック1に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、第1の破線ボックス内のシンボルである。同期信号ブロック2については、同期信号ブロック2がタイムスロットを横切るので、対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、第1の破線ボックス及び第2の破線ボックス内のシンボルである。同期信号ブロック3又は4については、同期信号ブロック3又は4に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、第2の破線ボックス内のシンボルである。これは、同期信号ブロック5、6、7及び8も同様である(図面における第2のタイムスロット及び第4のタイムスロット内の最後の2つのシンボルは、アップリンクシンボルであると仮定する)。端末デバイスは、第1の破線ボックス内のシンボル上の受信信号電力を測定することにより同期信号ブロック1に対応するRSSIを取得し、第1の破線ボックス及び第2の破線ボックス内のシンボル上の受信信号電力を測定することにより同期信号ブロック2に対応するRSSIを取得し、第2の破線ボックス内のシンボル上の受信信号電力を測定することにより同期信号ブロック3及び4に対応するRSSIを別々に取得する。ここで、同期信号ブロック3及び4に対応するRSSIは同じであり、残りは類推により推定できる。
さらに他の実現方式では、シンボルに基づくRSSI測定構成が考慮される。具体的には、RSSI測定を実行するための時間リソースは、同期信号ブロックが位置する第1のダウンリンクシンボル及び同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルを含む。具体的には、各同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロックが位置するシンボルだけでなく、同期信号ブロックが位置するシンボル以外の1つ以上のシンボルも含み、各同期信号ブロックは、同期信号ブロックが位置するシンボル以外の1つ以上のシンボルを使用することにより構成されてもよい。
例えば、SCS=15kHzであるとき、図9aは、他の同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの概略図である。同期信号ブロック1については、同期信号ブロック1に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロック1が位置する4つのシンボルだけでなく、第1の破線ボックス内のシンボルも含む。同期信号ブロック2については、同期信号ブロック2に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロック2が位置する4つのシンボルだけでなく、第2の破線ボックス内のシンボルも含む(タイムスロット内の最後の2つのシンボルは、アップリンクシンボルであると仮定する)。端末デバイスは、同期信号ブロック1に対応するシンボル及び第1の破線ボックス内のシンボル上の受信信号電力を測定することにより同期信号ブロック1のRSSIを取得し、同期信号ブロック2に対応するシンボル及び第2の破線ボックス内のシンボル上の受信信号電力を測定することにより同期信号ブロック2のRSSIを取得する。同期信号バーストセット内の全ての実際に送信される同期信号ブロック上でRSSI測定を完了したとき、UEは、各同期信号ブロックに対応するRSSI値をネットワークデバイスに別々に送信してもよく、或いは、同期信号ブロックに対応するRSSIの平均値、すなわち、セルに対応するRSSIをネットワークデバイスに送信してもよい。
SCS=30kHzであるとき、図9bは、他の同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの概略図である。第1のマッピングモードについては、同期信号ブロック1又は2に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロックが位置する4つのシンボルだけでなく、第1の破線ボックス内のシンボルも含み、同期信号ブロック3に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロックが位置する4つのシンボルだけでなく、第2の破線ボックス内のシンボルも含み、同期信号ブロック4に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロックが位置する4つのシンボルだけでなく、第3の破線ボックス内のシンボルも含む。これは、第2のマッピングモードも同様である。(各タイムスロット内の最後の2つのシンボルは、アップリンクシンボルであると仮定する)。詳細については、図9aの説明を参照し、詳細は、ここでは再び説明しない。
SCS=120kHzであるとき、図9cは、他の同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの概略図である。同期信号ブロック1については、同期信号ブロック1に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロック1が位置する4つのシンボルだけでなく、第1の破線ボックス内のシンボルも含む。同期信号ブロック2については、同期信号ブロック2に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロック2が位置する4つのシンボルだけでなく、第1の破線ボックス内のシンボルも含む。すなわち、同期信号ブロック1及び2に対応する第2のダウンリンクシンボルは同じである。同期信号ブロック3については、同期信号ブロック3に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロック3が位置する4つのシンボルだけでなく、第2の破線ボックス内のシンボルも含む。同期信号ブロック4については、同期信号ブロック4に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロック4が位置する4つのシンボルだけでなく、第3の破線ボックス内のシンボルも含む。各タイムスロット内の最後の2つのシンボルは、アップリンクシンボルであると仮定する。同期信号ブロック3及び4に対応する第2のダウンリンクシンボルは異なる。詳細については、図9aの説明を参照し、詳細は、ここでは再び説明しない。
SCS=240kHzであるとき、図9dは、他の同期信号ブロックに対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルの概略図である。第2のタイムスロット及び第4のタイムスロット内の最後の4つのシンボルは、アップリンクシンボルであると仮定する。同様に、同期信号ブロック1、2、3及び4については、同期信号ブロック1、2、3及び4に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロック1、2、3及び4のそれぞれが位置する4つのシンボルだけでなく、第1の破線ボックス内のシンボルも含む。同期信号ブロック5及び6については、同期信号ブロック5及び6に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロック5及び6のそれぞれが位置する4つのシンボルだけでなく、第2の破線ボックス内のシンボルも含む。同期信号ブロック7及び8については、同期信号ブロック7及び8に対応するRSSIのために測定される必要があるシンボルは、同期信号ブロック7及び8のそれぞれが位置する4つのシンボルだけでなく、第3の破線ボックス内のシンボルも含む。詳細については、図9aの説明を参照し、詳細は、ここでは再び説明しない。
図9a〜図9dから、第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルは、同じタイムスロット又は異なるタイムスロットに位置することが習得できる。同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルは同じであるか或いは異なる。具体的には、第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルは、ネットワークデバイスにより予め設定されてもよい。
さらに、RSSIが測定を通じて取得された後に、端末デバイスは、以下の式、すなわち、
Figure 2020533866
に基づく計算を通じて参照信号受信品質(reference signal received quality, RSRQ)を取得してもよく、
NはRSSI測定のための周波数リソースに含まれるリソースブロックの数であり、aは予め設定された係数であるか、或いは、aはRSRP及びRSSIの相対的重みを調整するために使用される値であり、aの値はデフォルトで1でもよく、或いは、ネットワークデバイスにより他の値に設定されてもよく、aは測定構成メッセージで搬送されてもよい。
参照信号受信電力(reference signal received power, RSRP)は、端末デバイスの参照信号受信電力を反映する値である。NRシステムでは、端末デバイスは、同期信号ブロック内のSSSの電力を測定することによりRSRPを取得し、端末デバイスは、PBCH内の復調参照信号(demodulation reference signal, DMRS)に基づいてRSRPを取得するか否かを自分で選択してもよい。
RSRQを計算するための式において、RSRPは、最大でL個の同期信号ブロックが位置する第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルの測定されたRSRPの平均値であり、RSSIは、最大でL個の同期信号ブロックが位置する第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルの測定された受信信号電力の平均値である。同期信号ブロックについては、端末デバイスにより測定されたRSRPが第1の閾値未満である場合、端末デバイスは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内のダウンリンクシンボルを測定することにより取得されたRSSIを除去してもよく、或いは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内のダウンリンクシンボルを直接測定しなくてもよい。すなわち、同期信号ブロックの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値以上である場合、端末デバイスは、第1のダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定し、すなわち、端末デバイスは、RSRPが第1の閾値以上である同期信号ブロックに対応する第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定する。第1の閾値は、デフォルト値でもよく、或いは、ネットワークデバイスにより設定されてもよい。
さらに、他のRSSI測定構成方式が更に存在してもよい。例えば、測定方式は、同期信号ブロックが位置するシンボルのみを測定するものであり、或いは、他の測定構成方式は、5ミリ秒の時間ウィンドウ内の1つ以上のタイムスロットを測定するものである。したがって、RSSI測定構成メッセージは、他のRSSI測定構成方式を更に示してもよい。
ネットワークデバイスは、システムメッセージ又はブロードキャストメッセージを使用することにより、上記のRSSI測定構成方式を端末デバイスに通知してもよい。接続状態の端末デバイスについては、ネットワークデバイスは、RRCシグナリングを使用することにより端末デバイスに通知してもよい。
5ミリ秒の時間ウィンドウ内の1つ以上のタイムスロットを測定する他の測定構成方式については、ネットワークデバイスは、同期信号バーストセットが位置する5ミリ秒の時間ウィンドウ内にRSSI測定時間ウィンドウを構成してもよい。時間ウィンドウの開始点は、第1の実際に送信される同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のシンボル、又は第1の実際に送信される同期信号ブロックの第1のシンボルでもよく、時間ウィンドウの長さは、予め設定されたデフォルト値でもよく、或いは、ネットワークデバイスにより構成されてもよい。或いは、時間ウィンドウの開始点は、同期信号バーストセット内の第1の同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のシンボル、又は第1の実際に送信される同期信号ブロックの第1のシンボルでもよく、時間ウィンドウの長さは、予め設定されたデフォルト値でもよく、或いは、ネットワークデバイスにより構成されてもよい。ネットワークデバイスは、代替として、RSSIのために測定される必要がある5ミリ秒の時間ウィンドウ内の1つ以上のタイムスロットを直接示してもよい。
本発明の実施形態において提供されるRSSI測定方法によれば、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は他のいくつかのダウンリンクシンボル上の受信信号電力は、同期信号ブロック毎の送信ビームを使用することにより測定され、それにより、RSSI測定の精度を考慮しつつ端末デバイスにより実行される測定の複雑性及び電力オーバーヘッドを低減する。
本発明の実施形態における方法について詳細に上述しており、本発明の実施形態における装置が以下に提供される。
この出願の実施形態では、端末デバイス又はネットワークデバイスの機能モジュールは、上記の方法の例に基づいて分割されてもよい。例えば、機能モジュールは、機能に対応して分割されてもよく、2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、或いは、ソフトウェア機能モジュールの形式で実現されてもよい。この出願の実施形態におけるモジュール分割は例であり、単なる論理的な機能分割である点に留意すべきである。実際の実現方式の中で、他の分割方式が存在してもよい。機能モジュールが機能に対応して分割される例を使用することにより、以下の説明が行われる。
図10は、簡略化された端末デバイスの概略構造図である。理解を容易にするため、また、図面の説明の便宜上で、端末デバイスが移動電話である例が図10において使用される。図10に示すように、端末デバイスは、プロセッサと、メモリと、無線周波数回路と、アンテナと、及び入力/出力装置とを含む。プロセッサは、主に、通信プロトコル及び通信データを処理し、端末デバイスを制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理すること等を行うように構成される。メモリは、主に、ソフトウェアプログラム及びデータを記憶するように構成される。無線周波数回路は、主に、ベースバンド信号と無線周波数信号との間の変換を実行し、無線周波数信号を処理するように構成される。アンテナは、主に、電磁波の形式で無線周波数信号を受信及び送信するように構成される。タッチスクリーン、ディスプレイ又はキーボードのような入力/出力装置は、主に、ユーザにより入力されたデータを受信し、ユーザにデータを出力するように構成される。いくつかのタイプの端末デバイスは、入力/出力装置を有さなくてもよい点に留意すべきである。
データを送信する必要があるとき、送信対象のデータに対してベースバンド処理を実行した後に、プロセッサは、ベースバンド信号を無線周波数回路に出力し、無線周波数回路は、ベースバンド信号に対して無線周波数処理を実行し、アンテナを使用することにより電磁波の形式で無線周波数信号を外部に送信する。データが端末デバイスに送信されたとき、無線周波数回路は、アンテナを使用することにより無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、ベースバンド信号をプロセッサに出力する。プロセッサは、ベースバンド信号をデータに変換し、データを処理する。説明を容易にするために、図10は、1つのメモリ及びプロセッサのみを示す。実際の端末デバイスのプロダクトでは、1つ以上のプロセッサ及び1つ以上のメモリが存在してもよい。メモリはまた、記憶媒体、記憶デバイス等とも呼ばれてもよい。メモリは、プロセッサと独立して配置されてもよく、或いは、プロセッサと統合されてもよい。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
この出願のこの実施形態では、受信及び送信機能を有するアンテナ及び無線周波数回路は、端末デバイスの受信ユニット及び送信ユニット(或いは、併せてトランシーバユニットと呼ばれてもよい)と考えられてもよく、処理機能を有するプロセッサは、端末デバイスの処理ユニットと考えられてもよい。図10に示すように、端末デバイスは、受信ユニット1001と、処理ユニット1002と、送信ユニット1003とを含む。受信ユニット1001はまた、受信機機械、受信機、受信機回路等とも呼ばれてもよい。送信ユニット1003はまた、送信機械、送信機機械、送信機、送信機回路等とも呼ばれてもよい。処理ユニットはまた、プロセッサ、処理基板、処理モジュール、処理装置等とも呼ばれてもよい。
例えば、実施形態では、受信ユニット1001は、図2に示す実施形態におけるステップS201及びステップS202を実行するように構成され、処理ユニット1002は、図2に示す実施形態におけるステップS203を実行するように構成される。
他の実施形態では、処理ユニット1002は、RSRQを計算するステップを実行するように更に構成される。
図11は、簡略化されたネットワークデバイスの概略構造図である。ネットワークデバイスは、無線周波数信号受信及び送信並びに変換部と、1102部とを含み、無線周波数信号受信及び送信並びに変換部は、受信ユニット1101部及び送信ユニット1103部(併せてトランシーバユニットとも呼ばれる)を更に含む。無線周波数信号受信及び送信並びに変換部は、主に、無線周波数信号の受信及び送信を実行し、無線周波数信号とベースバンド信号との間の変換を実行するように構成される。1102部は、主に、ベースバンド処理を実行し、ネットワークデバイスを制御すること等を行うように構成される。受信ユニット1101はまた、受信機械、受信機、受信機回路等とも呼ばれてもよい。送信ユニット1103はまた、送信機械、送信機機械、送信機、送信機回路等とも呼ばれてもよい。1102部は、通常では、ネットワークデバイスの制御センタであるか、或いは、通常では、処理ユニットと呼ばれ、図5又は図9における第2の通信装置により実行されるステップを実行するようにネットワークデバイスを制御するように構成される。詳細については、関連部分の上記の説明を参照する。
1102部は、1つ以上の基板を含んでもよい。各基板は、1つ以上のプロセッサ及び1つ以上のメモリを含んでもよく、プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って実行し、ベースバンド処理機能を実現し、ネットワークデバイスを制御するように構成される。複数の基板が存在する場合、基板は、処理能力を向上させるために相互接続されてもよい。任意選択の実現方式では、代替として、複数の基板は、1つ以上のプロセッサを共有してもよく、或いは、複数の基板は、1つ以上のメモリを共有してもよく、或いは、複数の基板は、1つ以上のプロセッサを同時に共有してもよい。
例えば、実施形態では、送信ユニット1103は、図2におけるステップS201及びステップS202を実行するように構成される。
他の任意選択の実現方式では、システムオンチップ(英語:System-on-chip, 略称SoC)技術の開発によって、1102部及び1101部の機能の一部又は全部は、基地局機能チップのようにSoC技術を使用することにより実現されてもよい。基地局機能チップは、プロセッサ、メモリ及びアンテナインタフェースのようなデバイスと統合され、基地局関連の機能のプログラムがメモリに記憶され、プログラムが基地局関連の機能を実現するために実行される。任意選択で、基地局機能チップは、基地局関連の機能を実現するために、チップの外部のメモリを更に読み取ることができる。
本発明の実施形態は、プロセッサを更に提供する。プロセッサは、同期信号ブロックを送信するように送信機を制御し、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを送信するように送信機を制御するように構成された少なくとも1つの回路を含み、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含み、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む。
本発明の実施形態は、プロセッサを更に提供する。プロセッサは、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを受信するように受信機を制御し、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含み、同期信号ブロックを受信するように受信機を制御する、ように構成された少なくとも1つの回路を含み、少なくとも1つの回路は、第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定するように構成され、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む。
本発明の実施形態は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体を更に提供する。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、命令を記憶し、命令がコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、上記の態様による方法を実行することが可能になる。
本発明の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを更に提供し、コンピュータプログラムプロダクトがコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、上記の態様による方法を実行することが可能になる。
上記の提供される通信装置のいずれかにおける関連する内容の説明及び有利な効果については、上記に提供される対応する方法の実施形態を参照し、詳細は、ここでは再び説明しない。当業者は、この明細書に開示された実施形態に記載の例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムステップが電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせを使用することにより実現されてもよいことを認識し得る。機能がハードウェアを使用することにより実行されるかソフトウェアを使用することにより実行されるかは、技術的解決策の特定の用途及び設計制約条件に依存する。当業者は、特定の用途毎に、記載の機能を実現するために異なる方法を使用し得るが、実現方式がこの出願の範囲を超えるものであると考えられるべきではない。
便宜的且つ簡潔な説明の目的で、上記のシステム、装置及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法の実施形態における対応するプロセスに参照が行われてもよく、詳細は、ここでは再び説明しないことが当業者により明らかに理解され得る。
この出願において提供されるいくつかの実施形態では、開示のシステム、装置及び方法は、他の方式で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、記載の装置の実施形態は、単なる例である。例えば、ユニット分割は、単なる論理的な機能分割であり、実際の実現方式の中で他の分割でもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、他のシステムに結合又は統合されてもよく、或いは、いくつかの機能は無視されてもよく或いは実行されなくてもよい。さらに、表示又は議論された相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することにより実現されてもよい。装置又はユニットの間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的或いは他の形式で実現されてもよい。
別々の部分として記載されるユニットは、物理的に分離されてもよく或いは分離されなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、物理的なユニットでもよく或いは物理的なユニットでなくてもよく、すなわち、1つの場所に位置してもよく或いは複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の要件に基づいて選択されてもよい。
さらに、この出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、或いは、各ユニットは、物理的に単独で存在してもよく或いは2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
上記の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はこれらのいずれかの組み合わせを使用することにより実現されてもよい。ソフトウェアが実施形態を実現するために使用されるとき、実施形態の全部又は一部は、コンピュータプログラムプロダクトの形式で実現されてもよい。コンピュータプログラムプロダクトは、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされて実行されたとき、本発明の実施形態による手順又は機能の全部又は一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク又は他のプログラム可能装置でもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよく、コンピュータ読取可能記憶媒体を使用することにより送信されてもよい。コンピュータ命令は、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ又はデジタル加入者線(digital subscriber line, DSL)を使用することにより)又は無線(例えば、赤外線、無線又はマイクロ波)方式で、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタから、他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタに送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能ないずれかの使用可能媒体、又は1つ以上の使用可能媒体を統合するサーバ又はデータセンタのようなデータ記憶デバイスでもよい。使用可能媒体は、磁気媒体(例えば、ソフトディスク、ハードディスク又は磁気テープ)、光媒体(例えば、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc, DVD))、半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(solid state disk, SSD))等でもよい。
当業者は、実施形態における方法の手順の全部又は一部が、関連するハードウェアに命令するコンピュータプログラムを使用することにより実現されてもよいことを理解し得る。プログラムは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。プログラムが実行したとき、上記の方法の実施形態における手順が実行されてもよい。上記の記憶媒体は、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)、磁気ディスク又は光ディスクのようなプログラムコードを記憶できるいずれかの媒体を含む。
この出願の一態様によれば、RSSI測定方法が提供される。当該方法は、ネットワークデバイスにより、同期信号ブロックを送信するステップと、ネットワークデバイスにより、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを送信するステップであり、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含み、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む、ステップとを含む。この実現方式では、ネットワークデバイスは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を端末デバイスに通知し、それにより、端末デバイスは、同期信号ブロック毎の送信ビームを使用することにより、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は他のいくつかのダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定し、それにより、RSSI測定の精度を考慮しつつ端末デバイスにより実行される測定の複雑性及び電力オーバーヘッドを低減する。
更に他の可能な実現方式では、同期信号ブロックの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値以上である場合、端末デバイスは、第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定する。この実現方式では、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力が測定されるとき、同期信号ブロックのRSRPは、予め設定された閾値以上である必要がある。
対応して、この出願の他の態様は、上記のRSSI測定方法を実現するための通信装置を更に提供する。例えば、通信装置は、チップ(例えば、ベースバンドチップ又は通信チップ)又はデバイス(例えば、ネットワークデバイス又はベースバンド処理基板)でもよい。上記の方法は、ソフトウェア又はハードウェアを使用することにより、或いは対応するソフトウェアを実行するためにハードウェアを使用することにより実現されてもよい。
可能な実現方式では、通信装置の構造は、プロセッサとメモリとを含む。プロセッサは、上記のRSSI測定方法における対応する機能を実行するために、当該装置をサポートするように構成される。メモリは、プロセッサに結合するように構成され、メモリは、当該装置の必要なプログラム(命令)及びデータを記憶する。任意選択で、通信装置は、他のネットワークエレメントと通信するために、当該装置をサポートするように構成された通信インタフェースを更に含んでもよい。
この出願の他の態様によれば、RSSI測定方法が提供される。当該方法は、端末デバイスにより、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを受信するステップであり、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含む、ステップと、端末デバイスにより、同期信号ブロックを受信するステップと、端末デバイスにより、第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定するステップであり、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む、ステップとを含む。この実現方式では、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボル上の受信信号電力及び/又は他のいくつかのダウンリンクシンボル上の受信信号電力は、同期信号ブロック毎の送信ビームを使用することにより測定され、それにより、RSSI測定の精度を考慮しつつ端末デバイスにより実行される測定の複雑性及び電力オーバーヘッドを低減する。
可能な実現方式では、通信装置の構造は、プロセッサとメモリとを含む。プロセッサは、上記のRSSI測定方法における対応する機能を実行するために、当該装置をサポートするように構成される。メモリは、プロセッサに結合するように構成され、メモリは、当該装置の必要なプログラム(命令)及びデータを記憶する。任意選択で、通信装置は、他のネットワークエレメントと通信するために、当該装置をサポートするように構成された通信インタフェースを更に含んでもよい。
他の可能な実現方式では、通信装置は、受信ユニットと処理ユニットとを含んでもよい。受信ユニット及び処理ユニットは、上記の方法における受信機能及び処理機能を実現するようにそれぞれ構成される。例えば、受信ユニットは、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを受信し、同期信号ブロックを受信するように構成され、処理ユニットは、第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定するように構成される。
この出願の他の態様によれば、プロセッサが提供される。プロセッサは、同期信号ブロックを送信するように送信機を制御し、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを送信するように送信機を制御するように構成された少なくとも1つの回路を含み、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含み、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む。
この出願の他の態様によれば、プロセッサが提供される。プロセッサは、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを受信するように受信機を制御し、測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含み、同期信号ブロックを受信するように受信機を制御する、ように構成された少なくとも1つの回路を含み、少なくとも1つの回路は、第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定するように構成され、第1のダウンリンクシンボルは、同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、第2のダウンリンクシンボルは、第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む。
ネットワークデバイス100は、端末デバイス200と通信可能なデバイスでもよい。ネットワークデバイス100は、無線受信及び送信機能を有するいずれかのデバイスでもよい。ネットワークデバイス100は、基地局(例えば、NodeB、進化型NodeB(eNodeB)、通信システムにおける第5世代(fifth generation, 5G)の基地局、将来の通信システムにおける基地局又はネットワークデバイス、WiFiシステムにおけるアクセスノード、無線中継ノード又は無線バックホールノード)を含むが、これらに限定されない。代替として、ネットワークデバイス100は、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network, CRAN)シナリオにおける無線コントローラでもよい。代替として、ネットワークデバイス100は、5Gネットワークにおけるネットワークデバイス又は将来の進化型ネットワークにおけるネットワークデバイスでもよく、或いは、ウェアラブルデバイス、車載デバイス等でもよい。代替として、ネットワークデバイス100は、スモールセル、送信/受信ポイント(transmission/reception point, TRP)等でもよい。明らかに、この出願は、これらに限定されない。

Claims (31)

  1. RSSI測定方法であって、
    ネットワークデバイスにより、同期信号ブロックを送信するステップと、
    前記ネットワークデバイスにより、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを送信するステップであり、前記測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、前記時間リソースは、前記同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含み、前記第1のダウンリンクシンボルは、前記同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、前記第2のダウンリンクシンボルは、前記第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む、ステップと
    を含む方法。
  2. RSSI測定方法であって、
    端末デバイスにより、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを受信するステップであり、前記測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、前記時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含む、ステップと、
    前記端末デバイスにより、前記同期信号ブロックを受信するステップと、
    前記端末デバイスにより、前記第1のダウンリンクシンボル及び/又は前記第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定するステップであり、前記第1のダウンリンクシンボルは、前記同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、前記第2のダウンリンクシンボルは、前記第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む、ステップと
    を含む方法。
  3. 前記時間リソースは、実際に送信される同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記時間リソースは、N個の同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含み、Nは1以上の正の整数である、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記時間リソースは、同期信号ブロックが位置する2つのタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含む、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記時間リソースは、同期信号ブロックが位置する第1のダウンリンクシンボルと、前記同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルとを含む、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第1のダウンリンクシンボル及び前記第2のダウンリンクシンボルは、同じタイムスロット又は異なるタイムスロットに位置する、請求項1、2、3、5又は6のうちいずれか1項に記載の方法。
  8. 同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルは、同じであるか或いは異なる、請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記同期信号ブロックの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値以上である場合、前記端末デバイスは、前記第1のダウンリンクシンボル及び/又は前記第2のダウンリンクシンボル上の前記受信信号電力を測定する、請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記測定構成メッセージは、前記RSSI測定のための周波数リソースの指示情報を更に含み、当該方法は、
    前記端末デバイスにより、以下の式、すなわち、
    Figure 2020533866
    に基づく計算を通じてRSRQを取得するステップを更に含み、
    Nは前記RSSI測定のための前記周波数リソースに含まれるリソースブロックの数であり、aは指定の係数であり、RSRPは前記参照信号受信電力である、請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記測定構成メッセージは、前記指定の係数aを更に含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のダウンリンクシンボル及び前記第2のダウンリンクシンボルは、同期信号バーストセットに位置する、請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載の方法。
  13. ネットワークデバイスであって、
    同期信号ブロックを送信するように構成された送信ユニットを含み、
    前記送信ユニットは、受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを送信するように更に構成され、前記測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、前記時間リソースは、前記同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含み、前記第1のダウンリンクシンボルは、前記同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、前記第2のダウンリンクシンボルは、前記第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む、ネットワークデバイス。
  14. 前記時間リソースは、実際に送信される同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含む、請求項13に記載のネットワークデバイス。
  15. 前記時間リソースは、N個の同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含み、Nは1以上の正の整数である、請求項13又は14に記載のネットワークデバイス。
  16. 前記時間リソースは、同期信号ブロックが位置する2つのタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含む、請求項13又は14に記載のネットワークデバイス。
  17. 前記時間リソースは、同期信号ブロックが位置する第1のダウンリンクシンボルと、前記同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルとを含む、請求項13又は14に記載のネットワークデバイス。
  18. 前記第1のダウンリンクシンボル及び前記第2のダウンリンクシンボルは、同じタイムスロット又は異なるタイムスロットに位置する、請求項13、14、16又は17のうちいずれか1項に記載のネットワークデバイス。
  19. 同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルは、同じであるか或いは異なる、請求項13乃至18のうちいずれか1項に記載のネットワークデバイス。
  20. 端末デバイスであって、
    受信信号強度インジケータRSSI測定構成メッセージを受信するように構成された受信ユニットであり、前記測定構成メッセージは、RSSI測定のための時間リソースの指示情報を含み、前記時間リソースは、同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び/又は第2のダウンリンクシンボルを含み、前記受信ユニットは、前記同期信号ブロックを受信するように更に構成される、受信ユニットと、
    前記第1のダウンリンクシンボル及び/又は前記第2のダウンリンクシンボル上の受信信号電力を測定するように構成された処理ユニットであり、前記第1のダウンリンクシンボルは、前記同期信号ブロックが位置するダウンリンクシンボルを含み、前記第2のダウンリンクシンボルは、前記第1のダウンリンクシンボル以外の少なくとも1つのダウンリンクシンボルを含む、処理ユニットと
    を含む端末デバイス。
  21. 前記時間リソースは、N個の同期信号ブロックが位置するタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含み、Nは1以上の正の整数である、請求項20に記載の端末デバイス。
  22. 前記時間リソースは、同期信号ブロックが位置する2つのタイムスロット内の第1のダウンリンクシンボル及び第2のダウンリンクシンボルを含む、請求項20に記載の端末デバイス。
  23. 前記時間リソースは、同期信号ブロックが位置する第1のダウンリンクシンボルと、前記同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルとを含む、請求項20に記載の端末デバイス。
  24. 前記第1のダウンリンクシンボル及び前記第2のダウンリンクシンボルは、同じタイムスロット又は異なるタイムスロットに位置する、請求項20、22又は23のうちいずれか1項に記載の端末デバイス。
  25. 同期信号ブロックに対応する第2のダウンリンクシンボルは、同じであるか或いは異なる、請求項10乃至24のうちいずれか1項に記載の端末デバイス。
  26. 前記同期信号ブロックの参照信号受信電力RSRPが第1の閾値以上である場合、前記端末デバイスは、前記第1のダウンリンクシンボル及び/又は前記第2のダウンリンクシンボル上の前記受信信号電力を測定する、請求項20乃至25のうちいずれか1項に記載の端末デバイス。
  27. 前記測定構成メッセージは、前記RSSI測定のための周波数リソースの指示情報を更に含み、前記処理ユニットは、
    以下の式、すなわち、
    Figure 2020533866
    に基づく計算を通じてRSRQを取得するように更に構成され、
    Nは前記RSSI測定のための前記周波数リソースに含まれるリソースブロックの数であり、aは指定の係数であり、RSRPは前記参照信号受信電力である、請求項20乃至26のうちいずれか1項に記載の端末デバイス。
  28. 前記測定構成メッセージは、前記指定の係数aを更に含む、請求項27に記載の端末デバイス。
  29. 前記第1のダウンリンクシンボル及び前記第2のダウンリンクシンボルは、同期信号バーストセットに位置する、請求項20乃至28のうちいずれか1項に記載の端末デバイス。
  30. コンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
    当該コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、命令を記憶し、前記命令がコンピュータ上で実行されたとき、前記コンピュータは、請求項1、請求項3乃至8又は請求項12のうちいずれか1項に記載の方法を実行することが可能になる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
  31. コンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
    当該コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、命令を記憶し、前記命令がコンピュータ上で実行されたとき、前記コンピュータは、請求項2乃至12のうちいずれか1項に記載の方法を実行することが可能になる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
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