JP2020533816A5 - - Google Patents
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Description
本願は、2017年9月13日出願中国特許庁、出願番号PCT / CN2017/101585、出願名「ANRの構成方法、端末デバイス、基地局及びコアネットワークデバイス」におけるPCT特許出願の優先権を主張し、その全体は、参照により本出願に組み込まれる。
本願は、通信分野に関し、具体的に、ANRの構成方法、端末デバイス、基地局及びコアネットワークデバイスに関する。
ロングタームエボリューション( Long Term Evolution、LTE )通信システムにおいて、隣接セル最適化のために、自動隣接セル関係( Auto Neighbor Relationship、ANR )が提案され、ANR機能は、ネットワーク側のゲートウェイ( Operation And Management、O&M )と端末デバイスとの関与を必要とし、端末デバイスは、測定によって隣接セル情報を取得し、O&Mは、隣接セル関係テーブル( Neighbor Relation Table、NRT )の追加又は更新を行う。
LTEでは、端末デバイスは、主に隣接セル識別情報(Cell Global Identifier、CGI )を取得し、現段階の端末デバイスの存在するセルの隣接セルは、LTEセル、Evolved LTEセル、およびNew Radioセルであり、CGIだけでは現段階のANR機能の要求を満たすことができない。
本願の実施例は、ANRの構成方法、端末デバイス、基地局、およびコアネットワークデバイスを提供し、5G通信におけるANR機能の要求に適合するように、LTE通信をサポートするセル、eLTE通信をサポートするセル、およびNR通信をサポートするセルなどの隣接セルにおいて、隣接セルのコアネットワークタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のシステム情報ブロック、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、などのパラメータを測定することができる。
第1の態様として、本願の実施例は、自動隣接関係ANRの構成方法を提供し、
基地局により送信された測定構成情報を受信することと、
当該測定構成情報に基づいて、隣接セルの属性と隣接セル識別子CGIを測定することと、
当該基地局に測定レポートを送信することとを含み、当該測定レポートは、当該隣接セルの属性及び当該CGIを示す。
基地局により送信された測定構成情報を受信することと、
当該測定構成情報に基づいて、隣接セルの属性と隣接セル識別子CGIを測定することと、
当該基地局に測定レポートを送信することとを含み、当該測定レポートは、当該隣接セルの属性及び当該CGIを示す。
このように、本願の実施例におけるANRの構成方法では、端末デバイスは、隣接セル識別情報に加えて、隣接セルの属性を測定し、セル測定の過程で新たな属性を追加して、5G通信におけるより多くの種類の隣接セル及びANRの要求を満たす。
任意選択で、第1の態様の実現形態において、当該隣接セルの属性は、隣接セルのコアネットワークCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロックSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
そして、本願の実施例におけるANRの構成方法において、端末デバイスは、隣接セルのコアネットワークCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロックSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを測定して、eLTE通信やNR通信におけるANRの要求を満たす。
任意選択で、第1の態様の実現形態において、前記隣接セルの属性が前記隣接セルのCNタイプを少なくとも含む場合、前記方法は、さらに、
トラッキングエリアコード(Tracking Area Code、TAC)及び/又はセルグローバル識別コード(Cell Global Identity、CGI)とCNタイプとの対応関係、及び隣接セルのTAC及び/又はCGIに基づいて、前記隣接セルのCNタイプを確定することを含み、
前記基地局に測定レポートを送信することは、
前記基地局に前記測定レポートを送信することを含み、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
トラッキングエリアコード(Tracking Area Code、TAC)及び/又はセルグローバル識別コード(Cell Global Identity、CGI)とCNタイプとの対応関係、及び隣接セルのTAC及び/又はCGIに基づいて、前記隣接セルのCNタイプを確定することを含み、
前記基地局に測定レポートを送信することは、
前記基地局に前記測定レポートを送信することを含み、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
そして、端末デバイスは、隣接セルのCNタイプを、隣接セルのTAC及び/又はCGIによって暗黙的に示すことができ、これにより、隣接セルのCNタイプをより柔軟に報告することができる。
任意選択で、第1の態様の実現形態において、前記TAC及び/又はCGIとCNタイプとの対応関係が予め設定されたものであり、且つ異なるCNタイプに対応するTAC及び/又はCGIフォーマットが異なる。
任意選択で、第1の態様の実現形態において、前記隣接セルの属性は、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、第1の態様の実現形態において、当該測定構成情報は、第1の期間を含み、
当該基地局に測定レポートを送信することは、
当該基地局に第1の測定レポートを送信することを含み、当該第1の測定レポートは、当該隣接セルの属性のうちの当該第1の期間に測定された属性を示す。
当該基地局に測定レポートを送信することは、
当該基地局に第1の測定レポートを送信することを含み、当該第1の測定レポートは、当該隣接セルの属性のうちの当該第1の期間に測定された属性を示す。
任意選択で、第1の態様の実現形態において、当該方法は、さらに、
当該基地局に第1の指示情報を送信することを含み、当該第1の指示情報は、当該隣接セルの属性のうちの当該第1の期間に測定された属性を示す。
当該基地局に第1の指示情報を送信することを含み、当該第1の指示情報は、当該隣接セルの属性のうちの当該第1の期間に測定された属性を示す。
任意選択で、第1の態様の実現形態において、当該方法は、さらに、
当該基地局に第2の指示情報を送信することを含み、当該第2の指示情報は、当該基地局がANRリストの項目情報において、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定されなかった属性に対してスペースを保留するように指示し、当該項目情報は、当該隣接セルの属性及び当該CGIを含む。
当該基地局に第2の指示情報を送信することを含み、当該第2の指示情報は、当該基地局がANRリストの項目情報において、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定されなかった属性に対してスペースを保留するように指示し、当該項目情報は、当該隣接セルの属性及び当該CGIを含む。
任意選択で、第1の態様の実現形態において、当該隣接セルは、LTE通信をサポートするセル、eLTE通信をサポートするセル、NR通信をサポートするセルのうちの少なくとも1つのセルである。
そして、本発明の一実施例に係るANRの構成方法では、端末デバイスは、LTE通信をサポートするセル、eLTE通信をサポートするセル、及びNR通信をサポートするセルなどの隣接セルにおける隣接セル情報を測定することができる。
第2の態様、本願の実施例は、ANRの構成方法を提供し、
端末デバイスに測定構成情報を送信することと、
当該端末デバイスにより送信された、当該測定構成情報対する測定レポートを受信することとを含み
当該測定構成情報は、当該端末デバイスが隣接セルの属性と隣接セル識別子CGIを測定するように指示する。
端末デバイスに測定構成情報を送信することと、
当該端末デバイスにより送信された、当該測定構成情報対する測定レポートを受信することとを含み
当該測定構成情報は、当該端末デバイスが隣接セルの属性と隣接セル識別子CGIを測定するように指示する。
そこで、本願の一実施例のANRの設定方法では、測定構成情報を基地局が端末デバイスに送信することで、端末デバイスが隣接セル識別情報を測定するとともに、隣接セルの属性を測定するように指示し、セル測定の過程で新たな属性が追加され、5G通信におけるより多くの種類の隣接セル及びANRを測定する要求を満たす。
任意選択で、第2の態様の実現形態において、当該隣接セルの属性は、隣接セルのコアネットワークCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロックSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
そして、本願の実施例におけるANRの構成方法において、端末デバイスは、隣接セルのコアネットワークCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロックSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを測定して、eLTE通信やNR通信におけるANRの要求を満たす。
任意選択で、第2の態様の実現形態において、前記隣接セルの属性が前記隣接セルのCNタイプを少なくとも含む場合、
前記端末デバイスにより送信された、前記測定構成情報に対する測定レポートを受信することは、
前記端末デバイスにより送信された前記測定レポートを受信することを含み、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
前記端末デバイスにより送信された、前記測定構成情報に対する測定レポートを受信することは、
前記端末デバイスにより送信された前記測定レポートを受信することを含み、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
そして、基地局は、隣接セルのTAC及び/又はCGIに基づいて隣接セルのCNタイプを確定することができる。
任意選択で、第2の態様の実現形態において、前記隣接セルの属性は、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
そして、本願の実施例におけるANRの構成方法において、端末デバイスは、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを測定して、eLTE通信やNR通信におけるANRの要求を満たす。
任意選択で、第2の態様の実現形態において、当該測定構成情報は、第1の期間を含み、
当該端末デバイスにより送信された、当該測定構成情報に対する測定レポートを受信することは、
当該端末デバイスにより送信された第1の測定レポートを受信することを含み、当該第1の測定レポートは、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定された属性を示す。
当該端末デバイスにより送信された、当該測定構成情報に対する測定レポートを受信することは、
当該端末デバイスにより送信された第1の測定レポートを受信することを含み、当該第1の測定レポートは、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定された属性を示す。
任意選択で、第2の態様の実現形態において、当該方法は、さらに、
当該端末デバイスにより送信された第1の指示情報を受信することを含み、当該第1の指示情報は、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定されなかった属性を示す。
当該端末デバイスにより送信された第1の指示情報を受信することを含み、当該第1の指示情報は、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定されなかった属性を示す。
任意選択で、第2の態様の実現形態において、当該方法は、さらに、
当該端末デバイスにより送信された第2の指示情報を受信することを含み、当該第2の指示情報は、当該基地局がANRリストの項目情報において当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスにより当該第1の期間に測定されなかった属性に対してスペースを保留するように指示し、当該項目情報は、当該隣接セルの属性及び当該CGIを含む。
当該端末デバイスにより送信された第2の指示情報を受信することを含み、当該第2の指示情報は、当該基地局がANRリストの項目情報において当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスにより当該第1の期間に測定されなかった属性に対してスペースを保留するように指示し、当該項目情報は、当該隣接セルの属性及び当該CGIを含む。
任意選択で、第2の態様の実現形態において、当該方法は、さらに、
当該端末デバイスにより送信された当該測定レポートに基づいて、ANRリストを確定することを含み、当該ANRリストは、当該測定レポートに搬送された当該端末デバイスにより測定された隣接セル属性を含む。
当該端末デバイスにより送信された当該測定レポートに基づいて、ANRリストを確定することを含み、当該ANRリストは、当該測定レポートに搬送された当該端末デバイスにより測定された隣接セル属性を含む。
任意選択で、第2の態様の実現形態において、当該測定構成情報を送信する前に、当該方法は、さらに、
コアネットワークデバイスにより送信された項目情報を受信することと、
当該項目情報に基づいて、当該項目情報を含むANRリストを生成することとを含み、 当該項目情報は、当該隣接セルの属性及び当該CGIを含む。
コアネットワークデバイスにより送信された項目情報を受信することと、
当該項目情報に基づいて、当該項目情報を含むANRリストを生成することとを含み、 当該項目情報は、当該隣接セルの属性及び当該CGIを含む。
任意選択で、第2の態様の実現形態において、当該方法は、さらに、
当該項目情報に基づいて、当該測定構成情報を生成することを含む。
当該項目情報に基づいて、当該測定構成情報を生成することを含む。
任意選択で、第2の態様の実現形態において、当該隣接セルは、LTE通信をサポートするセル、eLTE通信をサポートするセル、NR通信をサポートするセルのうちの少なくとも1つのセルである。
そして、本発明の一実施例に係るANR構成方法では、端末デバイスは、LTE通信をサポートするセル、eLTE通信をサポートするセル、及びNR通信をサポートするセルなどの隣接セルにおける隣接セル情報を測定することができる。
第3の態様として、本願の実施例は、ANRの構成方法を提供し、
基地局にANRリストの項目情報を送信することを含み、当該項目情報は、隣接セル識別子CGI、隣接セルのコアネットワークCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロックSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含み、当該ANRリストは、端末デバイスが当該項目情報に基づいて測定した隣接セルの属性を示す。
基地局にANRリストの項目情報を送信することを含み、当該項目情報は、隣接セル識別子CGI、隣接セルのコアネットワークCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロックSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含み、当該ANRリストは、端末デバイスが当該項目情報に基づいて測定した隣接セルの属性を示す。
そして、本願の実施例におけるANRの構成方法において、コアネットワークデバイスが基地局にANRリストの項目情報を送信することで、基地局は、端末デバイスが隣接セルのコアネットワークCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロックSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを測定するように指示し、eLTE通信やNR通信におけるANRの要求を満たす。
第4の態様として、本願の実施例は、第1の態様または第1の態様の任意の実施態様における方法を実行するモジュールまたはユニットを備える端末デバイスを提供する。
第5の態様として、本願の実施例は、第2の態様または第2の態様の任意の実施態様における方法を実行するモジュールまたはユニットを備えるネットワークデバイスを提供する。
第6の態様として、本願の実施例は、第3の態様または第3の態様の任意の実施態様における方法を実行するモジュールまたはユニットを備えるコアネットワークデバイスを提供する。
第7の態様は、プロセッサと、メモリと、通信インターフェースとを備える端末デバイスが提供される。プロセッサは、メモリおよび通信インターフェースに接続される。メモリは、命令を格納するために使用され、プロセッサは、命令を実行するために使用され、通信インターフェースは、プロセッサの制御下で他のセルと通信するために使用される。プロセッサがメモリに記憶された命令を実行すると、プロセッサに、第1の態様または第1の態様の任意の可能な実装形態における方法を実行させる。
第8の態様、プロセッサと、メモリと、通信インターフェースとを含むネットワークデバイスを提供する。プロセッサは、メモリおよび通信インターフェースに接続される。メモリは、命令を格納するために使用され、プロセッサは、命令を実行するために使用され、通信インターフェースは、プロセッサの制御下で他のセルと通信するために使用される。プロセッサがメモリに記憶された命令を実行すると、プロセッサに、第2の態様または第2の態様の任意の可能な実装における方法を実行させる。
第9の態様は、プロセッサと、メモリと、通信インターフェースとを含むコアネットワークデバイスが提供される。プロセッサは、メモリおよび通信インターフェースに接続される。メモリは、命令を格納するために使用され、プロセッサは、命令を実行するために使用され、通信インターフェースは、プロセッサの制御下で他のセルと通信するために使用される。プロセッサがメモリに記憶された命令を実行すると、プロセッサに、第3の態様における方法を実行させる。
第10の態様は、プログラムコードが記憶されたコンピュータ記憶媒体を提供し、プログラムコードは、コンピュータに、上記の第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか方法の命令を実行して指示する。
第11の態様は、プログラムコードが記憶されたコンピュータ記憶媒体を提供し、プログラムコードは、コンピュータに、上記の第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか方法の命令を実行して指示する。
第12の態様は、プログラムコードが記憶されたコンピュータ記憶媒体を提供し、プログラムコードは、コンピュータに、上記の第3の態様の方法の命令を実行して指示する。
第13の態様は、命令を備えるコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータ上で実行されると、コンピュータに、上記の態様に記載の方法を実行させる。
以下、本願の実施例における技術的解決策を、本願の実施例における添付図面と併せて、明確かつ完全に説明する。
本発明の実施例による技術的解決策は、例えば、ロングタームエボリューション( Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信( Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信( Time Division Duplex、TDD)又は将来の5Gシステム等の様々な通信システムに適用され得る。
図1は、本願の実施例が適用される無線通信システム100を示す。無線通信システム100は、基地局110を含み得る。基地局110は、端末デバイスと通信する装置であってもよい。基地局110は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供し得、カバレッジエリア内に配置されたUEなどの端末デバイスと通信し得る。任意選択で、基地局110は、LTEシステムにおける発展型基地局( Evolutional Node B、eNB、又はeNodeB )、またはクラウド無線アクセスネットワーク( Cloud Radio Access Network,CRAN )における無線コントローラであってもよく、またはネットワークデバイスは、中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブル装置、将来の5Gネットワークにおけるネットワーク側装置、または将来の公衆地上モバイルネットワーク( Public Land Mobile Network、PLMN )におけるネットワークデバイスなどであってもよい。
無線通信システム100は、基地局110のカバレージ内に配置された少なくとも1つの端末デバイス120をさらに含む。端末デバイス120は、移動型であってもよく、固定型であってもよい。任意選択で、端末デバイス120は、アクセス端末、ユーザ機器( User Equipment、UE )、ユーザ装置、ユーザ局、移動局、モバイル、リモート局、リモート端末、モバイル機器、ユーザ端末、無線通信機器、ユーザエージェント、またはユーザ装置を指し得る。アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル( Session Initiation Protocol、SIP )電話、ワイヤレスローカルループ( Wireless Local Loop、WLL )局、パーソナルデジタル処理( Personal Digital Assistant、PDA )、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおける端末デバイス、または将来開発されるPLMNにおける端末デバイスなどであり得る。
無線通信システム100は、基地局と通信するコアネットワークデバイス130をさらに含み、コアネットワークデバイス130は、5Gコアネットワークデバイスであってもよく、パケットコア進化( Evolved Packet Core、EPC )装置であってもよい。
任意選択で、5Gシステム又はネットワークは、新たな無線( New Radio、NR )システム又はネットワークと呼ばれることもある。
図1は、1つの基地局、1つのコアネットワークデバイス、及び2つの端末デバイスを例示的に示しているが、無線通信システム100は、複数の基地局装置を含み、各基地局のカバレージ内に他の数の端末デバイスを含んでもよく、本発明の実施例はこれに限定されない。
任意選択で、無線通信システム100は、ネットワークコントローラ、モビリティ管理エンティティなどの他のネットワークエンティティをさらに含むことができ、本願の実施例はこれに限定されない。
図2は、本願の実施例におけるコアネットワークデバイスにおける基地局とO&MベースのANRとのシーケンスの概略図を示す。
基地局は、O&Mと情報交換を行うことができるANR機能エンティティを含み、このANR機能エンティティは、無線リソース制御( Radio Resource Control、RRC )を介して端末デバイスと情報交換を行うこともできる。
任意選択で、ANR機能エンティティは、隣接セル削除を内部で実現してもよく、隣接セル測定をRRC接続を介して実現してもよく、O&Mとのインタラクションを介して隣接セル関係を追加または更新してもよく、また、隣接セル関係テーブル管理を介してANRリストを維持してもよい。
進化LTE (すなわち、eLTE )は、本願においてLTEベースの拡張行い、5GコアネットワークのLTE基地局へのアクセスをサポートできる。
本明細書において、「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば、本明細書において交換可能に使用されることが理解される。ここで、及び/又はとは、単に関連のある対象を記述するための関連関係の1つであり、A及び/又はBのように3つの関係が存在し得ることを意味し、Aのみ、AとBが同時に存在すること、Bのみが存在することの3つの場合が存在し得ることを意味する。なお、本文中の「/」の文字は、前後の関連オブジェクトが一種の「または」の関係であることを一般的に示す。
図3は、本発明の実施例によるANRの構成方法200の概略的なフローチャートである。図3に示されるように、方法200は、図1に示されるような端末デバイスによって実行され、当該端末デバイスが図2に示されるようなRRC接続を介して基地局におけるANR機能エンティティとインタラクションを行って、隣接セル測定値を報告し、方法200における基地局は、図1に示されるような基地局であってもよく、方法200は、210〜230を含む。
210において、基地局により送信された測定構成情報を受信する。
220において、当該測定構成情報に基づいて、隣接セルの属性とCGIを測定する。
任意選択で、当該隣接セルは、LTE通信をサポートするセル、eLTE通信をサポートするセル、NR通信をサポートするセルのうちの少なくとも1つのセルである
なお、当該測定構成情報は、端末デバイスが隣接セル測定を行うように指示する。
なお、当該測定構成情報は、端末デバイスが隣接セル測定を行うように指示する。
任意選択で、基地局は、発展型基地局( Evolved Node B、eNB )であってもよく、5G通信における基地局( gNB )であってもよい。
任意選択で、基地局は、当該測定構成情報において端末デバイスが隣接セルの属性と隣接セル識別子(Cell Global Identifier、CGI)を測定するように構成される。
任意選択で、当該隣接セルの属性は、隣接セルのコアネットワーク(Core Network、CN)タイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロック(System Information Block、SIB)、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
例えば、CNタイプは、EPCであってもよく、5Gコアネットワーク( 5G Core、5GC )であってもよく、EPCと5GCとを同時にサポートするものであってもよい。
例えば、隣接セルのセルタイプは、LTE通信をサポートするセルであってもよく、eLTE通信をサポートするセルであってもよく、NR通信をサポートするセルであってもよい。
例えば、隣接セルによってサポートされる特定のサービスは、車間装置( Vehicle to Everything、V2X )サービスであってもよく、装置間装置( Device to Device、D2D ) サービス又は他のサービスであってもよい。
任意選択で、端末デバイスは、TAC及び/又はCGIとCNタイプとの対応関係、及び隣接セルのTAC及び/又はCGIに基づいて、前記隣接セルのCNタイプを確定することができる。
なお、基地局は、TAC及び/又はCGIをブロードキャストでブロードキャストしてもよい。例えば、基地局Aは隣接セル1に、基地局Bは隣接セル2にそれぞれサービスし、基地局Aは隣接セル1のTAC及び/又はCGIを端末デバイスにブロードキャストで送信し、基地局Bは隣接セル2のTAC及び/又はCGIを端末デバイスにブロードキャストで送信することができる。これにより、端末デバイスは、隣接セルのTAC及び/又はCGIを取得することができる。
なお、1つの基地局が少なくとも1つのTAC及びCGIをブロードキャストしてもよく、異なるコアネットワークが接続されている場合には、異なるコアネットワークタイプに対して同じ又は異なるフォーマットのTAC及びCGIをブロードキャストしてもよい。
任意選択で、前記TAC及び/又はCGIとCNタイプとの対応関係が予め設定されたものであり、且つ異なるCNタイプに対応するTAC及び/又はCGIフォーマットが異なる。
例えば、5GC対応のTACフォーマットは3バイトであり、EPC対応のTACフォーマットは2バイトである。
また、例えば、EPC対応のCGIフォーマットは、5GC対応のCGIフォーマットよりも短い。
EPC対応のCGIフォーマットは、5GC対応のCGIフォーマットよりも短く、5GC対応のCGIフォーマットの方が、より多くのビット数があり得ることが理解される。
具体的には、例えば、eLTE基地局がEPCに接続する場合、TACフォーマット1のTACをブロードキャストすることができ、及び/又は、CGIフォーマット1のCGIをブロードキャストすることができ、eLTE基地局は5GC接続時にTACフォーマット2のTACをブロードキャストし、および/またはCGIフォーマット2のCGIをブロードキャストすることができ、TACフォーマット1は2バイト、TACフォーマット2は3バイトであり、CGIフォーマット1はCGIフォーマット2より短い。これにより、端末デバイスは、隣接セルのTAC及び/又はCGIに応じて、隣接セルのCNタイプを決定することができる。
任意選択で、前記隣接セルの属性は、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン(Standalone、SA)アクセスをサポートするか否かの少なくとも1つを含む。
なお、隣接セルは、グラント帯域であってもよく、非グラント帯域であってもよい。隣接セルは、スタンドアローン方式( Standalone、SA )アクセスをサポートしてもよく、非スタンドアローン方式( NSA )アクセスをサポートしてもよい。
任意選択で、前記隣接セルの属性は、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
230において、当該基地局に測定レポートを送信し、当該測定レポートは、当該隣接セルの属性と当該CGIを示す。
任意選択で、前記隣接セルの属性が前記隣接セルのCNタイプを少なくとも含む場合、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
すなわち、基地局が端末デバイスに隣接セルのCNタイプの測定を指示する場合、端末デバイスは、隣接セルのCNタイプをTAC及び/又はCGIによって暗黙的に指示することができる。
任意選択で、基地局が測定レポートのトリガ条件を設定し、端末デバイスが測定レポートのトリガ条件を満たしたときに測定レポートを報告し、全ての測定結果が取得されることを待たずに報告してもよい。
例えば、基地局は、測定レポートを報告する時間を設定し、例えば、5msの測定の後に測定結果を報告することができる。
また、例えば、基地局は、CGI、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプを測定した後に、測定レポートの情報を構成して報告する。
任意選択で、基地局が測定レポートの報告時間を構成し、この時、当該測定構成情報が第1の期間を含む。
任意選択で、端末デバイスが当該基地局に第1の測定レポートを送信送信し、当該第1の測定レポートは、当該隣接セルの属性のうちの当該第1の期間に測定された属性を示す。
任意選択で、端末デバイスが当該基地局に第1の指示情報を送信し、当該第1の指示情報は、当該隣接セルの属性のうちの当該第1の期間に測定されなかった属性を示す。任意選択で、基地局は、第1の期間に端末デバイスによって測定されなかった属性を知った後、引き続き端末デバイスによって測定された隣接セル情報を取得するために、待機し続けることができる。任意選択で、基地局は、第1の期間にわたって端末デバイスによって測定されなかった属性を知った後、待機をキャンセルし、端末デバイスのためのANRリストを直接維持することができる。
任意選択で、端末デバイスが当該基地局に第2の指示情報を送信し、当該第2の指示情報は、当該基地局がANRリストの項目情報において、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間内に測定されなかった属性に対してスペースを保留するように指示し、当該項目情報は、当該隣接セルの属性と当該CGIを含む。任意選択で、端末デバイスが当該第2の指示情報に基づいて、当該端末デバイスが当該第1の期間に測定されなかった属性に対してスペースを保留することで、端末デバイスが以降に情報を報告した後、情報を補足する。
そこで、本願の一実施例のANR構成方法では、端末デバイスに、隣接セル識別情報の測定に加えて、隣接セルの属性を測定するように指示する測定構成情報を基地局が端末デバイスに送信することで、5G通信において、隣接セルとANRの種類をより多く測定するという要件を満たす新たな属性をセル測定の過程で追加する。
さらに、端末デバイスは隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロックSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを測定して、eLTE通信やNR通信におけるANRの要求を満たす。
図4は、本願の実施例に従った、ANRを構成する方法300の概略的なフローチャートである。図4に示すように、方法300は、図1に示す基地局であり得る基地局によって実行され、基地局内のANR機能エンティティは、図2に示すコアネットワークデバイス内のO&Mインタラクションを通じて、コアネットワークデバイスからANRリストの項目情報を取得し、方法300内の端末デバイス及びコアネットワークデバイスは、図1に示す端末デバイス及びコアネットワークデバイスであり得、方法300は、310〜320を含む。
310において、端末デバイスに測定構成情報を送信し、当該測定構成情報は、当該端末デバイスが隣接セルの属性と隣接セル識別子を測定するように指示する。
任意選択で、当該隣接セルの属性は、以下のケースを満たす。
ケース1として、当該隣接セルの属性は、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
ケース2として、前記隣接セルの属性は、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
ケース3として、前記隣接セルの属性は、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、隣接セルは、LTE通信をサポートするセル、eLTE通信をサポートするセル、NR通信をサポートするセルのうちの少なくとも1つである。
320において、当該端末デバイスにより送信された、当該測定構成情報に対する測定レポートを受信する。
任意選択で、前記隣接セルの属性が前記隣接セルのCNタイプを少なくとも含む場合、 前記端末デバイスにより送信された、前記測定構成情報に対する測定レポートを受信することは、
前記端末デバイスにより送信された前記測定レポートを受信することを含み、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
前記端末デバイスにより送信された前記測定レポートを受信することを含み、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
任意選択で、当該測定構成情報は、第1の期間を含み、
ステップ320において、当該端末デバイスにより送信された、当該測定構成情報に対する測定レポートを受信することは、
当該端末デバイスにより送信された第1の測定レポートを受信することを含み、当該第1の測定レポートは、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定された属性を示す。
ステップ320において、当該端末デバイスにより送信された、当該測定構成情報に対する測定レポートを受信することは、
当該端末デバイスにより送信された第1の測定レポートを受信することを含み、当該第1の測定レポートは、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定された属性を示す。
任意選択で、当該方法300は、さらに、当該端末デバイスにより送信された第1の指示情報を受信することを含み、当該第1の指示情報は、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定されなかった属性を示す。
任意選択で、当該方法300は、さらに、当該端末デバイスにより送信された第2の指示情報を受信することを含み、当該第2の指示情報は、当該基地局がANRリストの項目情報において、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間内に測定されなかった属性に対してスペースを保留するように指示し、当該項目情報は、当該隣接セルの属性と当該CGIを含む。
任意選択で、当該方法300は、さらに、当該端末デバイスにより送信された当該測定レポートに基づいてANRリストを確定することを含み、当該ANRリストは、当該測定レポートに搬送された、当該端末デバイスが測定した隣接セル属性を含む。
任意選択で、当該測定構成情報を送信する前に、当該方法300は、さらに、
コアネットワークデバイスにより送信された項目情報を受信することと、当該項目情報は、当該隣接セルの属性と当該CGIを含み、
当該項目情報に基づいて、当該項目情報を含むANRリストを生成することとを含む。
コアネットワークデバイスにより送信された項目情報を受信することと、当該項目情報は、当該隣接セルの属性と当該CGIを含み、
当該項目情報に基づいて、当該項目情報を含むANRリストを生成することとを含む。
任意選択で、コアネットワークデバイスは、要求に応じて、当該端末デバイスに対するANRリストの項目情報を構成する。
任意選択で、当該方法300は、さらに、当該項目情報に基づいて、当該測定構成情報を生成することを含む。
ANRの構成方法300におけるステップは、ANRの構成方法200における対応するステップの説明を参照してもよく、簡潔のためにここでは繰り返し説明しないことを理解されたい。
そこで、本願の一実施例のANRの構成方法では、端末デバイスに、隣接セル識別情報の測定に加えて、隣接セルの属性を測定するように指示する測定構成情報を基地局が端末デバイスに送信することで、5G通信において、隣接セルとANRの種類をより多く測定するという要件を満たす新たな属性をセル測定の過程で追加する。
さらに、端末デバイスは、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを測定して、eLTE通信やNR通信におけるANRの要求を満たす。
図5は、本願の実施例に従った、ANRを構成する方法400の概略的なフローチャートである。図5に示すように、方法400は、図1に示すコアネットワークデバイスにより実行され、コアネットワークデバイスが図1のコアネットワークデバイスであってもよく、コアネットワークデバイスのO&Mは、図2に示すように、基地局のANR機能エンティティとインタラクションを行い、それによって、ANRリストの項目情報を基地局に送信し、方法400の基地局は、図1に示すように、基地局であってもよく、方法400は、410を含む。
410において、基地局にANRリストの項目情報を送信し、当該項目情報は、CGI、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含み、当該ANRリストは、端末デバイスが当該項目情報に基づいて測定した隣接セルの属性を示す。
そして、本願の実施例におけるANRの構成方法において、コアネットワークデバイスが基地局にANRリストの項目情報を送信して、基地局は、端末デバイスが隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを測定するように指示し、eLTE通信やNR通信におけるANRの要求を満たす。
一実施例として、図6に示すように、端末デバイス(例えば、UE )、基地局(例えば、eNB / gNB )及びコアネットワークデバイス(例えば、5GC / EPCにおけるO&M )の間で情報相互作用を通じてANRを構成することができる。
510において、コアネットワークデバイスは、ANRリストの項目情報を構成する。
任意選択で、当該項目情報は、CGI、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、当該ANRリストは、端末デバイスが当該項目情報に基づいて測定した隣接セルの属性を示す。
520において、基地局はANRリストの項目情報を維持する。
任意選択で、基地局は、端末デバイスに対する空きANRリスト(項目情報のみを含むテーブル)を保持しており、又は、必要に応じて端末デバイスに対する空きANRリストを生成する。
任意選択で、基地局は、コアネットワークデバイスにより設定されたANRリストの項目情報に応じて、ANRリスト内の項目情報を追加、変更、削除し、例えば、新たにCN type、slice availability、supported service、specific S1B、Xnインタフェースなどの新たな属性情報を追加する。
530において、基地局は測定構成情報を生成する。
任意選択で、当該測定構成情報は、CGI、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定のサービスをサポートするかどうか(YES or NO)、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、ステップ540において、基地局は、測定レポートのトリガ条件を構成する。
任意選択で、端末デバイスが測定レポートのトリガ条件を満たしたときに測定レポートを報告し、全ての測定結果が取得されることを待たずに報告してもよい。
例えば、基地局は、測定レポートを報告する時間を設定し、例えば、10msの測定の後に測定結果を報告することができる。
なお、基地局が具体的な報告の時間を実際のニーズに応じて柔軟に設定する。
任意選択で、例えば、基地局は、CGI、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプを測定した後に、測定レポートの情報を構成して報告する。
なお、基地局が具体的にどの情報を報告するかは、実際のニーズに応じて柔軟に設定する。
550において、基地局が端末デバイスに測定構成情報を送信する。
当該測定構成情報は、当該端末デバイスが隣接セルの属性と隣接セル識別子を測定するように指示する。
任意選択で、当該隣接セルの属性は、以下のケースを満たす。
ケース1として、当該隣接セルの属性は、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
ケース2として、前記隣接セルの属性は、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
ケース3として、前記隣接セルの属性は、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
560において、端末デバイスが基地局により構成された測定情報に基づいて、隣接セル情報を測定する。
任意選択で、当該隣接セルは、LTE通信をサポートするセル、eLTE通信をサポートするセル、NR通信をサポートするセルのうちの少なくとも1つである。
任意選択で、端末デバイスは、TAC及び/又はCGIとCNタイプとの対応関係、及び隣接セルのTAC及び/又はCGIに基づいて、前記隣接セルのCNタイプを確定することができる。
なお、1つの基地局が少なくとも1つのTAC及びCGIをブロードキャストしてもよく、異なるコアネットワークが接続されている場合には、異なるコアネットワークタイプに対して同じ又は異なるフォーマットのTAC及びCGIをブロードキャストしてもよい。
570において、端末デバイスは測定レポートを報告する。
任意選択で、ステップ540がない場合、端末デバイスは、基地局構成された測定すべき情報を全て測定し終えた時点で測定レポートに測定結果を報告する。
任意選択で、ステップ540がある場合、端末デバイスは、トリガ条件が満たされたとき、すなわち測定レポートに測定結果を報告する。
任意選択で、前記隣接セルの属性が前記隣接セルのCNタイプを少なくとも含む場合、 前記端末デバイスにより送信された、前記測定構成情報に対する測定レポートを受信することは、
前記端末デバイスにより送信された前記測定レポートを受信することを含み、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
前記端末デバイスにより送信された前記測定レポートを受信することを含み、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
任意選択で、前記基地局は、前記端末デバイスに前記第1の時間内の測定結果を報告する際に、前記基地局が測定を必要とする隣接セル情報のうち前記第1の時間内に未測定の隣接セル情報を示す第1の表示情報を前記基地局に送信する。
任意選択で、基地局が、第1の期間内の測定結果を報告するように端末デバイスを構成する場合、端末デバイスは、基地局がANRリストの項目情報のうちの第1の期間内に測定されなかった隣接セルの情報を空き状態とすることを示す第2の表示情報を基地局に送信する。
580において、基地局はANRリストを維持する。
任意選択で、基地局は、端末デバイスに対する空きANRリストに、端末デバイスから報告された測定レポートに含まれる情報を追加する。
例えば、表1に示す。
上記の表1の内容は、本願の実施例のいくつかによって新たに追加されたANRテーブルの拡張属性であり、実際には、LTEにおいて測定される必要があるいくつかの属性、例えば、端末制御インターフェース( Terminal Control Interface、TCI )もANRリスト属性に含まれることを理解されたい。
そして、本願の実施例におけるANRの構成方法において、コアネットワークがデバイス基地局にANRリストの項目情報を送信して、基地局は、端末デバイスが隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを測定するように指示し、eLTE通信やNR通信におけるANRの要求を満たす。
図7は本願の実施例における端末デバイス600のブロック図である。図7に示すように、当該端末デバイス600は、受信ユニット610、処理ユニット620、送信ユニット630を含む
受信ユニット610は、基地局により送信された測定構成情報を受信するように構成される。
受信ユニット610は、基地局により送信された測定構成情報を受信するように構成される。
処理ユニット620は、当該測定構成情報に基づいて、隣接セルの属性と隣接セル識別子CGIを測定するように構成される。
送信ユニット630は、当該基地局に測定レポートを送信するように構成され、当該測定レポートは、当該隣接セルの属性と当該CGIを示す。
任意選択で、当該隣接セルの属性は、隣接セルのコアネットワークCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロックSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、前記隣接セルの属性が前記隣接セルのCNタイプを少なくとも含む場合、前記処理ユニットは、さらに、
TAC及び/又はCGIとCNタイプとの対応関係、及び隣接セルのTAC及び/又はCGIに基づいて、前記隣接セルのCNタイプを確定するように構成される。
TAC及び/又はCGIとCNタイプとの対応関係、及び隣接セルのTAC及び/又はCGIに基づいて、前記隣接セルのCNタイプを確定するように構成される。
前記送信ユニット630は、さらに、
前記基地局に前記測定レポートを送信するように構成され、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
前記基地局に前記測定レポートを送信するように構成され、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
任意選択で、前記TAC及び/又はCGIとCNタイプとの対応関係が予め設定されたものであり、且つ異なるCNタイプに対応するTAC及び/又はCGIフォーマットが異なる。
任意選択で、前記隣接セルの属性は、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、当該測定構成情報は第1の期間を含み、
当該送信ユニット630は、さらに、当該基地局に第1の測定レポートを送信するように構成され、当該第1の測定レポートは、当該隣接セルの属性のうちの当該第1の期間に測定された属性を示す。
当該送信ユニット630は、さらに、当該基地局に第1の測定レポートを送信するように構成され、当該第1の測定レポートは、当該隣接セルの属性のうちの当該第1の期間に測定された属性を示す。
任意選択で、当該送信ユニット630は、さらに、当該基地局に第1の指示情報を送信するように構成され、当該第1の指示情報は、当該隣接セルの属性のうちの当該第1の期間に測定されなかった属性を示す。
任意選択で、当該送信ユニット630は、さらに、当該基地局に第2の指示情報を送信するように構成され、当該第2の指示情報は、当該基地局がANRリストの項目情報において、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間内に測定されなかった属性に対してスペースを保留するように指示し、当該項目情報は、当該隣接セルの属性と当該CGIを含む。
任意選択で、当該隣接セルは、LTE通信をサポートするセル、eLTE通信をサポートするセル、NR通信をサポートするセルのうちの少なくとも1つのセルである。
本発明の実施例による端末デバイス600は、本願の方法200における端末デバイスに対応することができ、端末デバイス600における上記及び他の動作及び/又は機能は、それぞれ、図3に示す方法200における端末デバイスの対応するフローを実施するために、簡潔のために、ここでは繰り返し説明しない。
図8は本願の実施例における基地局700のブロック図である。図8に示すように、当該基地局700は、送信ユニット710及び受信ユニット720を含む。
送信ユニット710は、端末デバイスに測定構成情報を送信するように構成され、当該測定構成情報は、当該端末デバイスが隣接セルの属性を隣接セル識別子CGIを測定するように指示する。
受信ユニット720は、当該端末デバイスにより送信された、当該測定構成情報に対する測定レポートを受信するように構成される。
任意選択で、当該隣接セルの属性は、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、前記隣接セルの属性が前記隣接セルのCNタイプを少なくとも含む場合、 前記受信ユニット720は、
前記端末デバイスにより送信された前記測定レポートを受信するように構成され、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
前記端末デバイスにより送信された前記測定レポートを受信するように構成され、前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す。
任意選択で、前記隣接セルの属性は、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、当該測定構成情報は第1の期間を含み、
当該受信ユニット720は、さらに、当該端末デバイスにより送信された第1の測定レポートを受信するように構成され、当該第1の測定レポートは、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定された属性を示す。
当該受信ユニット720は、さらに、当該端末デバイスにより送信された第1の測定レポートを受信するように構成され、当該第1の測定レポートは、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定された属性を示す。
任意選択で、当該受信ユニット720は、当該端末デバイスにより送信された第1の指示情報を受信するように構成され、当該第1の指示情報は、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間に測定されなかった属性を示す。
任意選択で、当該受信ユニット720は、さらに、当該端末デバイスにより送信された第2の指示情報を受信するように構成され、当該第2の指示情報は、当該基地局がANRリストの項目情報において、当該隣接セルの属性のうちの当該端末デバイスが当該第1の期間内に測定されなかった属性に対してスペースを保留するように指示し、当該項目情報は、当該隣接セルの属性と当該CGIを含む。
任意選択で、当該基地局は、さらに、処理ユニット730を含み、
処理ユニット730は、当該端末デバイスにより送信された当該測定レポートに基づいてANRリストを確定するように構成され、当該ANRリストは、当該測定レポートに搬送された、当該端末デバイスが測定した隣接セル属性を含む。
処理ユニット730は、当該端末デバイスにより送信された当該測定レポートに基づいてANRリストを確定するように構成され、当該ANRリストは、当該測定レポートに搬送された、当該端末デバイスが測定した隣接セル属性を含む。
任意選択で、当該送信ユニット710が当該測定構成情報を送信する前に、当該基地局は、さらに、処理ユニット730を含み、
当該受信ユニット720は、さらに、コアネットワークデバイスにより送信された項目情報を受信するように構成され、当該項目情報は、当該隣接セルの属性と当該CGIを含む。
当該受信ユニット720は、さらに、コアネットワークデバイスにより送信された項目情報を受信するように構成され、当該項目情報は、当該隣接セルの属性と当該CGIを含む。
処理ユニット730は、当該項目情報に基づいて、当該項目情報を含むANRリストを生成するように構成される。
任意選択で、当該処理ユニット730は、さらに、当該項目情報に基づいて当該測定構成情報を生成するように構成される。
任意選択で、当該隣接セルLTE通信をサポートするセル、eLTE通信をサポートするセル、NR通信をサポートするセルのうちの少なくとも1つのセルである。
本発明の実施例による基地局700は、本発明の方法300における基地局に対応してもよく、基地局600における様々なユニットの上記及び他の動作及び/又は機能は、それぞれ、図4に示す方法300における基地局の対応するフローを実施するために、簡潔のために、ここでは繰り返し説明しないことを理解されたい。
図9は本願の実施例におけるコアネットワークデバイス800のブロック図である。図9に示すように、当該コアネットワークデバイス800は送信ユニット810を含み、
送信ユニット810は、基地局にANRリストの項目情報を送信するように構成され、当該項目情報は、隣接セル識別子CGI、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含み、当該ANRリストは、端末デバイスが当該項目情報に基づいて測定した隣接セルの属性を示す。
送信ユニット810は、基地局にANRリストの項目情報を送信するように構成され、当該項目情報は、隣接セル識別子CGI、隣接セルのCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定のSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうか、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含み、当該ANRリストは、端末デバイスが当該項目情報に基づいて測定した隣接セルの属性を示す。
本発明の実施例によるコアネットワークデバイス800は、本発明の方法400におけるコアネットワークデバイスに対応することができ、コアネットワークデバイス800における上記の及び他の動作及び/又は機能は、図5に示す方法400におけるコアネットワークデバイスの対応するフローをそれぞれ実現するために、簡潔のためにここでは説明を省略する。
図10は本願の実施例におけるANR構成デバイス900のブロック図である。当該デバイス900は、
コードを含むプログラムを記憶するためのメモリ910と、
他の装置と通信するための送受信機920と、
メモリ910内のプログラムコードを実行するプロセッサ930とを含む。
コードを含むプログラムを記憶するためのメモリ910と、
他の装置と通信するための送受信機920と、
メモリ910内のプログラムコードを実行するプロセッサ930とを含む。
任意選択で、コードが実行されると、プロセッサ930は、図3の方法200において端末デバイスによって実行される様々な動作を実施してもよく、簡潔のためにここでは詳しい説明を省略する。このとき、装置900は、端末デバイス(例えば、携帯電話)であってもよい。トランシーバ920は、プロセッサ930の駆動の下で特定の信号の送受信を実行するために使用される。
任意選択で、コードが実行されると、プロセッサ930は、図4の方法300において基地局によって実行される様々な動作を実装することもでき、簡潔にするために、ここでは詳しい説明を省略する。このとき、装置900は、基地局(例えば、アクセスネットワークデバイス)であり得る。
任意選択で、コードが実行されると、プロセッサ930は、図5の方法400においてコアネットワークデバイスによって実行される様々な動作を実装することもでき、簡潔のためにここでは詳しい説明を省略する。このとき、装置900は、コアネットワークデバイス(例えば、5GC、EPC )であってもよい。
プロセッサ930は、本願の実施例において、中央処理装置( Central Processing Unit、CPU )であってもよく、他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ( DSP )、特定用途向け集積回路( ASIC )、既製プログラマブルゲートアレイ( FPGA )又は他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート又はトランジスタ論理デバイス、個別ハードウェア構成要素等であってもよいことが理解されるべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、プロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ910は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ930に命令およびデータを提供し得る。メモリ910の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。例えば、メモリ910は、デバイスタイプの情報をさらに記憶してもよい。
トランシーバ920は、周波数変調および復調機能、または、アップコンバートおよびダウンコンバート機能などの信号送信および受信機能を実装するために使用され得る。
実装プロセスにおいて、方法の少なくとも1つのステップは、プロセッサ930内のハードウェアの集積論理回路によって達成されてもよく、または、集積論理回路は、ソフトウェアの形態の命令駆動下で少なくとも1つのステップを実施してもよい。したがって、ANRを構成する装置900は、チップまたはチップセットであり得る。本願の実施例に関連して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによる実行として直接的に、またはプロセッサ内のハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによる実行として具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ、または電気的に消去可能なプログラム可能メモリ、レジスタなどの当技術分野で熟練した記憶媒体内に配置され得る。この記憶媒体はメモリに存在し、プロセッサ930は、メモリ内の情報を読み出し、ハードウェアとともに上述した方法のステップを実行する。重複を避けるため、ここでは詳細な説明は省略する。
図11は、本発明の実施例に係るシステムチップ1000の概略構成図である。図11のシステムチップ1000は、入力インターフェース1001、出力インターフェース1002、メモリ1004内のコードを実行するプロセッサ1003、及びメモリ1004を、内部通信接続線を介して接続することができる。
あるいは、コードが実行されると、プロセッサ1003は、方法の実施例において端末デバイスによって実行される方法を実施する。簡潔にするために、ここでは繰り返し説明しない。
任意選択で、コードが実行されると、プロセッサ1003は、方法の実施例においてネットワークデバイスによって実行される方法を実施する。簡潔にするために、ここでは繰り返し説明しない。
当業者は、本明細書に開示される実施例に関連して説明される様々な例のユニットおよびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組合せで実装され得ることを認識するであろう。これらの機能は、技術案の特定の適用例および設計制約に応じて、ハードウェアまたはソフトウェアのいずれで実行されるかに依存する。当業者は、説明された機能を実施するために、特定のアプリケーションごとに異なる方法を使用し得るが、そのような実施は、本開示の範囲から逸脱するものと考えられるべきではない。
当業者であれば、説明の便宜及び簡潔にするために、上記に説明されたシステム、装置及びユニットの特定の動作プロセスが、前述の方法の実施例における対応するプロセスを参照してよく、ここでその説明が省略されることを理解するであろう。
本明細書で提供されるいくつかの実施例では、開示されるシステム、装置、および方法は、他の方法で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、上記の装置の実施例は、単に例示的なものであり、例えば、ユニットの分割は、1つの論理的機能の分割にすぎず、実際の実装では、別の分割方法があり得、例えば、複数のユニット又はコンポーネントが、組み合わされてもよく、別のシステムに統合されてもよく、又はいくつかの特徴が省略されてもよく、又は実行されなくてもよい。別の点では、表示または議論される相互間の結合または直接的な結合または通信接続は、何らかのインターフェース、デバイスまたはユニットを介した間接的な結合または通信接続であってもよく、電気的、機械的、または他の形態であってもよい。
上記分離手段として説明したユニットは、物理的に分離していてもいなくてもよく、ユニットとして表示する手段は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1箇所にあってもよく、あるいは複数のネットワークユニットに分散していてもよい。また、本実施例の目的は、必要に応じて各部の一部又は全部を選択して実施することができる。
また、本発明の各実施例における各機能部は、1つの処理部に集積されてもよく、各部は、物理的に別個に存在してもよく、2つ以上の部が1つの部に集積されてもよい。
また、ソフトウェア的な機能単位で実現され、独立した製品として販売又は使用される場合には、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。このような理解に基づいて、本発明の技術的解決策の本質または従来技術に寄与する部分、または本発明の技術的解決策の部分は、1つのコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスなどであり得る)に本発明の様々な実施例に記載された方法のステップの全てまたは一部を実行させるための複数の命令を含む1つの記憶媒体に記憶されたソフトウェア製品の形態で具現化され得る。なお、前記記憶媒体としては、U-ディスク、リムーバブルハードディスク、リードオンリーメモリ( ROM,Read−Only Memory )、ランダムアクセスメモリ( RAM,Random Access Memory )、磁気ディスク、光ディスク等のプログラムコードを記憶できる種々の媒体を包含する。
以上、本発明の具体的な実施例を説明したが、本発明の技術的範囲はこれに限定されるものではなく、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的範囲内で容易に変更や置換をなし得ることは勿論である。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲によって定義されるべきである。
Claims (15)
- 基地局により送信された測定構成情報を受信することと、
前記測定構成情報に基づいて、隣接セルの属性と隣接セル識別子CGIを測定することと、
前記基地局に測定レポートを送信することとを含み、前記測定レポートは、前記隣接セルの属性と前記CGIを示す
ことを特徴とする自動隣接関係ANRの構成方法。 - 前記隣接セルの属性は、隣接セルのコアネットワークCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロックSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の自動隣接関係ANRの構成方法。 - 隣接セルがサポートする特定サービスは、
V2Xサービス、D2Dサービスのうちの少なくとも1つを含み、
前記CNタイプは、
EPCと5GCのうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の自動隣接関係ANRの構成方法。 - 前記隣接セルの属性が前記隣接セルのCNタイプを少なくとも含む場合、前記方法は、さらに、
トラッキングエリアコードTAC及び/又はセルグローバル識別コードCGIとCNタイプとの対応関係、及び隣接セルのTAC及び/又はCGIに基づいて、前記隣接セルのCNタイプを確定することを含み、
前記基地局に測定レポートを送信することは、
前記基地局に前記測定レポートを送信することを含み、
前記測定レポートは、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIを少なくとも含み、且つ前記隣接セルのCNタイプが含まなく、前記隣接セルのTAC及び/又はCGIは、前記隣接セルのCNタイプを暗黙的に示す
ことを特徴とする請求項2に記載の自動隣接関係ANRの構成方法。 - 前記TAC及び/又はCGIとCNタイプとの対応関係が予め設定されたものであり、且つ異なるCNタイプに対応するTAC及び/又はCGIフォーマットが異なる
ことを特徴とする請求項4に記載の自動隣接関係ANRの構成方法。 - 5GCに対応するTACフォーマットのビット数は、EPCに対応するTACフォーマットのビット数よりも多く、
又は、
5GCに対応するCGIフォーマットのビット数は、EPCに対応するCGIフォーマットのビット数よりも多い
ことを特徴とする請求項5に記載の自動隣接関係ANRの構成方法。 - 前記隣接セルの属性は、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動隣接関係ANRの構成方法。 - 前記測定構成情報が第1の期間を含み、
前記基地局に測定レポートを送信することは、
前記基地局に第1の測定レポートを送信することを含み、
前記第1の測定レポートは、前記隣接セルの属性のうちの前記第1の期間に測定された属性を示す
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動隣接関係ANRの構成方法。 - 前記方法は、さらに、
前記基地局に第1の指示情報を送信することを含み、
前記第1の指示情報は、前記隣接セルの属性のうちの前記第1の期間に検定されなかった属性を示す
ことを特徴とする請求項8に記載の自動隣接関係ANRの構成方法。 - 前記基地局は、Node B又は5G通信の基地局である
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の自動隣接関係ANRの構成方法。 - 基地局により送信された測定構成情報を受信するように構成される受信ユニットと、
前記測定構成情報に基づいて、隣接セルの属性と隣接セル識別子CGIを測定するように構成される処理ユニットと、
前記基地局に測定レポートを送信するように構成される送信ユニットとを含み、
前記測定レポートは、前記隣接セルの属性と前記CGIを示す
ことを特徴とする端末デバイス。 - 前記隣接セルの属性は、隣接セルのコアネットワークCNタイプ、隣接セルのセルタイプ、隣接セルが特定サービスをサポートするかどうか、隣接セルに利用可能なネットワークスライスが存在するかどうか、隣接セルの特定システム情報ブロックSIB、隣接セルがXnインターフェースをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項11に記載の端末デバイス。 - 隣接セルがサポートする特定サービスは、
V2Xサービス、D2Dサービスのうちの少なくとも1つを含み、
前記CNタイプは、
EPCと5GCのうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項12に記載の端末デバイス。 - 前記隣接セルの属性は、隣接セルがグラント帯域であるかどうか、隣接セルがスタンドアロン方式アクセスをサポートするかどうかのうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の端末デバイス。 - 前記測定構成情報が第1の期間を含み、
前記送信ユニットは、さらに、前記基地局に第1の測定レポートを送信するように構成され、前記第1の測定レポートは、前記隣接セルの属性のうちの前記第1の期間に測定された属性を示す
ことを特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載の端末デバイス。
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