JP2020532811A - コンテキストデータを使用した事故検出のための方法およびシステム - Google Patents

コンテキストデータを使用した事故検出のための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

事故データを報告するためのシステムは、複数のセンサを有するモバイル装置と、メモリと、メモリに結合されたプロセッサと、を含む。プロセッサは、複数のセンサを、運転データを収集するよう動作させる動作と、車両内の区間走行中のユーザのモバイル装置内の複数のセンサのうちの少なくとも1つから複数の時間間隔にわたって収集された運転データを受信し、運転データを区間走行に割り当てる動作と、区間走行が事故と関連付けられていることを指示する、事故と関連付けられた追加データを含む入力を受信する動作と、事故と関連付けられた区間走行に割り当てられた運転データを送信する動作と、事故と関連付けられた追加データを送信する動作と、を含む動作を行うように構成される。【選択図】図6B

Description

[0001]関連出願の相互参照
本出願は、2017年8月4日に出願された米国仮出願第62/541615号および2018年3月20日に出願された米国仮出願第62/645653号の優先権を主張し、両出願の開示は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
[0002]ユーザに位置情報を提供するために、スマートフォンを含むモバイル装置が利用されている。モバイル装置は、いくつかの異なる技術を使用して位置データを生成することができる。一例が、現在広く利用可能な、全地球測位システム(Global Positioning System(GPS))チップセットを使用した装置の位置情報の生成である。
[0003]いくつかのシステムが、速度、制動、および回転速度を含む運転行動を追跡するために開発されている。例えば、自動車のコンピュータシステムに接続する外部装置が、運転行動を追跡するために車両と統合されている。外部装置およびモバイル装置を使用した運転者とその運転行動に関連したデータの収集に関する進歩にもかかわらず、車両事件(incident)および保険金請求と関連付けられた特定の区間走行の運転行動データの報告に関連した方法およびシステムの改善が求められている。
[0004]本明細書に記載される実施形態は輸送システムに関する。いくつかの実施形態は、例えば、携帯電話やその他のネットワーク接続されたコンピューティングデバイスを使用した運転データの収集および報告に関する。運転データは、運転行動に関連したデータを含むことができる。運転データと運転行動をサーバに送信し、請求調整者が利用できるようにすることができる。モバイル装置によって収集および送信された運転データと運転行動は、重大事故のコンテキスト情報を請求調整者に提供する。この新しい重大事故のコンテキスト情報により、請求処理の迅速化、不正検出の改善、不正防止の改善などが可能になる。
[0005]本開示の一態様によれば、車両に配置されたモバイル通信装置で車両事故を検出するための方法が提供され得る。いくつかの態様では、本方法は、モバイル通信装置を介して速度および加速度データと、GPSデータと、地図情報とを収集するステップと、モバイル通信装置内のプロセッサを介して収集されたデータを解析するステップと、モバイル通信装置によって収集されたデータの解析結果に基づいて、車両が事故に巻き込まれたかどうかを判断するステップと、を含み得る。
[0006]車両が事故に巻き込まれたかどうかを判断するステップは、速度データが0マイル/時またはその前後の速度を示す間に車両が車道上で停止したと判断した後に、車両が閾値期間を超える時間にわたって車道上で停止したかどうかを判断するステップおよび/または不規則な加速が行われたと判断するステップを含み得る。
[0007]本開示の一態様によれば、車両事故を検出するためのシステムが提供され得る。いくつかの態様では、本システムは、車両に配置された、複数のセンサを有するモバイル通信装置と、メモリと、メモリに結合されたプロセッサとを含み得る。プロセッサは、全地球測位システム(GPS)からデータを受信する動作と、受信されたGPSデータに基づいて、モバイル通信装置が配置されている車両が車道上の位置で停止したと判断する動作と、複数のセンサに含まれる加速度計からの信号のデータに基づいて、モバイル通信装置を所持している乗員が車両から出て、その位置で歩行したと判断する動作と、受信されたGPSデータに基づいて車両が移動を再開したと判断する動作と、受信されたGPSデータおよび加速度計からの信号のデータから導出されたデータパターンに基づいて車両事故を検出する動作と、を含む動作を行うように構成され得る。
[0008]プロセッサは、加速度計からの信号のデータに基づいて、乗員が歩行した時間の長さを決定する動作と、受信されたGPSデータに基づいて、車両が車道上で停止された時間の長さを決定する動作と、モバイル通信装置上で電話がかけられたかまたはテキストメッセージが送信されたと判断する動作と、を含む動作を行うように構成され得る。プロセッサは、車両の位置と車両停止の全般的データパターン、乗員の歩行に基づいて車両事故を検出する動作および/またはモバイル通信装置上で通話またはテキストメッセージ送信が行われたと判断する動作を含む動作を行うようにさらに構成され得る。プロセッサはまた、受信されたGPSデータおよび加速度計からの信号のデータから導出されたデータパターンをサーバに送信する動作、を含む動作を行うようにも構成され得る。
[0009]本開示の一態様によれば、車両に配置されたモバイル通信装置で車両事故を検出するための方法が提供され得る。いくつかの態様では、本モバイル通信装置は、複数のセンサと、メモリと、メモリに結合されたプロセッサとを含み得る。いくつかの態様では、プロセッサは、全地球測位システム(GPS)からデータを受信する動作と、受信されたGPSデータに基づいて、モバイル通信装置が配置されている車両が車道上の位置で停止したと判断する動作と、複数のセンサに含まれる加速度計からの信号のデータに基づいて、モバイル通信装置を所持している乗員が車両から出て、その位置で歩行したと判断する動作と、受信されたGPSデータに基づいて車両が移動を再開したと判断する動作と、受信されたGPSデータおよび加速度計からの信号のデータから導出されたデータパターンに基づいて車両事故を検出する動作と、を含み得る方法の動作を行うように構成され得る。
[0010]プロセッサは、加速度計からの信号のデータに基づいて、乗員が歩行した時間の長さを決定する動作と、受信されたGPSデータに基づいて、車両が車道上で停止された時間の長さを決定する動作と、モバイル通信装置上で電話がかけられたかまたはテキストメッセージが送られたと判断する動作と、を含み得る方法の動作を行うように構成され得る。プロセッサは、車両の位置と車両停止の全般的データパターン、乗員の歩行に基づいて車両事故を検出する動作および/またはモバイル通信装置上で通話またはテキストメッセージ送信が行われたと判断する動作を含む動作を行うようにさらに構成され得る。プロセッサはまた、受信されたGPSデータおよび加速度計からの信号のデータから導出されたデータパターンをサーバに送信する動作、を含む動作を行うようにも構成され得る。
[0011]プロセッサは、車両の位置と車両停止の全般的データパターン、乗員の歩行に基づいて車両事故を検出する動作および/またはモバイル通信装置上で通話またはテキストメッセージ送信が行われたと判断する動作を含み得る方法の動作を行うようにさらに構成され得る。プロセッサはまた、受信されたGPSデータおよび加速度計からの信号のデータから導出されたデータパターンをサーバに送信する動作、を含み得る方法の動作を行うようにさらに構成され得る。
[0012]本開示の一態様によれば、事故データを報告するためのシステムが提供され得る。本システムは、複数のセンサを有するモバイル装置と、メモリと、メモリに結合されたプロセッサと、を含み得る。プロセッサは、複数のセンサを、運転データを収集するよう動作させる動作と、車両内の区間走行中のユーザのモバイル装置内の複数のセンサのうちの少なくとも1つから複数の時間間隔にわたって収集された運転データを受信し、運転データを区間走行に割り当てる動作と、区間走行が事故と関連付けられていることを指示する、事故と関連付けられた追加データを含む入力を受信する動作と、事故と関連付けられた区間走行に割り当てられた運転データを送信する動作と、事故と関連付けられた追加データを送信する動作と、を含む動作を行うように構成される。
[0013]本開示の一態様によれば、事故データを報告するための方法が提供され得る。いくつかの態様では、本方法は、モバイル装置内の複数のセンサを動作させることによって運転データを記録するステップと、モバイル装置内の複数のセンサのうちの少なくとも1つによって記録された、区間走行と関連付けられている運転データを受信するステップと、区間走行と関連付けられた追加データを受信するステップと、区間走行と関連付けられた運転データのサブセットが区間走行と関連付けられた追加データに対応していると判断するステップと、運転データのサブセットまたは追加データの少なくとも一方を使用して運転イベントを決定するステップと、運転イベント、追加データ、および区間走行と関連付けられた追加データに対応している区間走行と関連付けられた運転データのサブセットを表示するステップと、を含み得る。
[0014]本開示の一態様によれば、事故報告を生成するための方法が提供され得る。いくつかの態様では、本方法は、モバイル装置を、モバイル装置内のセンサから運転データを取得するよう動作させるステップと、モバイル装置内のプロセッサが、センサから取得された運転データを解析するステップと、解析に基づき、事故が発生したことを検出するステップと、事故検出に基づき、モバイル装置内のプロセッサが、事故報告を自動的に生成するステップと、事故報告を送信し、事故に巻き込まれた運転者によって提出された事故報告を受信するステップと、運転者によって提出された事故報告内の情報に基づいて、自動的に生成された事故報告内の運転データを再解析するステップと、を含み得る。
[0015]本発明により、従来の技術に優る多くの利益が達成される。例えば、本発明の実施形態は、保険金請求を報告および処理するのに必要な時間量を短縮するシステムを提供する。いくつかの実施形態は、調整者が事故を取り巻くイベントをより正確に解析できるようにする提出された事故報告で追加データおよび情報を提供する。本発明の上記その他の実施形態を、その利点および特徴の多くとともに、以下の本文および添付の図面と併せてより詳細に説明する。
本発明の一実施形態による事故運転データ報告システムのモバイル装置を示すシステム図である。 本発明の一実施形態による事故運転データ報告システムのサーバを示すシステム図である。 本発明の一実施形態による、保険金請求を提出すべき区間走行と関連付けられた運転データの取り込み、解析、および使用を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による事故運転データ報告のためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す字である。 本発明の一実施形態による事故運転データ報告のためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す字である。 本発明の一実施形態による事故運転データ報告のためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す字である。 本発明の一実施形態による事故運転データ報告のためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す字である。 本発明の一実施形態による事故運転データ報告のためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す字である。 本発明の一実施形態による事故運転データ報告のためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す字である。 本発明の一実施形態による事故運転データ報告のためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す字である。 本発明の一実施形態による運転データ報告プロセスを示すフローチャートである。 運転イベント、追加データ、および運転データのサブセットを表示するために使用されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースの実施形態を示す図である。 運転イベント、追加データ、および運転データのサブセットを表示するために使用されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースの実施形態を示す図である。 運転イベント、追加データ、および運転データのサブセットを表示するために使用されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースの実施形態を示す図である。 運転イベント、追加データ、および運転データのサブセットを表示するために使用されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースの実施形態を示す図である。 運転イベント、追加データ、および運転データのサブセットを表示するために使用されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースの実施形態を示す図である。 運転イベント、追加データ、および運転データのサブセットを表示するために使用されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースの実施形態を示す図である。 運転イベント、追加データ、および運転データのサブセットを表示するために使用されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースの実施形態を示す図である。 本開示の様々な態様によるモバイル装置からの信号を介して受信されたデータを示すプロットである。 本開示の様々な態様による図7Aのプロットに対応する地図情報を示す図である。 本開示の様々な態様による、車両に配置されたモバイル通信装置で車両事故を検出するための方法のフローチャートである。 本開示の様々な態様による、検出されたイベントに信頼水準を割り当てるための方法のフローチャートである。
[0026]本明細書に記載される実施形態は、モバイル装置を利用して運転データを提供し、請求処理、不正検出、および不正防止を支援する。例えば、ユーザが携帯するモバイル装置を使用して、保険金請求調整者などの関心対象となり得る、区間走行と関連付けられた運転データを記録することができる。本明細書の説明が与えられれば、当業者には理解されるように、モバイル装置を、GPS受信機、加速度計、ジャイロスコープなどのセンサを使用して運転行動を測定するように構成することができる。区間走行と関連付けられたデータを記録および報告することにより、請求をより迅速に処理することができ、不正検出および不正防止を改善することができる。
[0027]本明細書でさらに論じるように、記載されるいくつかの実施形態は、「METHODS AND SYSTEMS FOR SENSOR−BASED VEHICLE ACCELERATION DETERMINATION」という名称の、2016年5月9日に出願された、米国特許出願第15/149603号、「METHODS AND SYSTEMS FOR SENSOR−BASED DRIVING DATA COLLECTION」という名称の、2016年5月9日に出願された、米国特許出願第15/149613号、「METHODS AND SYSTEMS FOR ALIGNING A MOBILE DEVICE TO A VEHICLE」という名称の、2015年6月24日に出願された、米国特許出願第14/749232号、「METHODS AND SYSTEMS FOR PRESENTING COLLECTED DRIVING DATA」という名称の、2016年8月29日に出願された、米国特許出願第15/249967号、「METHODS AND SYSTEMS FOR SENSOR−BASED DRIVING DATA COLLECTION」という名称の、2018年1月10日に出願された、米国特許出願第15/866949号、「METHODS AND SYSTEMS FOR ORIENTING A MOBILE DEVICE TO A VEHICLE’S REFERENCE FRAME」という名称の、2017年4月12日に出願された、米国特許出願第15/486053号、「SYSTEMS AND METHODS FOR INDIVIDUALIZED DRIVER PREDICTION」という名称の、2017年4月5日に出願された、米国特許出願第15/479991号、「SYSTEMS AND METHODS FOR DETECTING AIRBAG DEPLOYMENT RESULTING FROM A VEHICLE CRASH」という名称の、2018年1月4日に出願された、米国特許出願第15/862507号、および「SYSTEMS AND METHODS FOR DETECTING AND ASSESSING DISTRACTED DRIVERS」という名称の、2016年9月16日に出願された、米国特許出願第14/268049号に記載されている手法と同様の運転データの収集および解析の手法を使用し、これらすべての開示は、参照によりあらゆる目的でその全体が本明細書に組み込まれる(まとめて「組み込まれた出願」と呼ぶ)。組み込まれた出願に開示された様々な実施形態の使用の具体例が本明細書で提供されているが、組み込まれた出願に記載される他の手法が本明細書で提示されるいくつかの実施形態と併せて実施されてもよい。
[0028]図1は、本発明の一実施形態による事故運転データ報告のためのシステム100を示すシステム図である。システム100は、いくつかの異なる構成要素を有するモバイル装置101を含む。モバイル装置101は、センサ・データ・ブロック105と、データ処理ブロック120と、データ送信ブロック130と、通知ブロック140とを含む。センサ・データ・ブロック105は、データ収集センサと、モバイル装置101が利用可能なこれらのセンサから収集されたデータとを含む。これには、Bluetooth(登録商標)、USBケーブルなどで接続された(1つまたは複数の)外部装置119を含むことができる。データ処理ブロック120は、記憶装置126と、プロセッサ122によってセンサ・データ・ブロック105から取得されたデータに対して行われる操作とを含む。これには、解析、分類、特徴付け、サブサンプリング、フィルタリング、再フォーマットなどが含まれるが、これに限定されない。データ送信ブロック130は、センサ・データ・ブロック105から取得されたデータを格納および操作することもできる外部コンピューティングデバイスへの電話からのデータの任意の送信を含む。外部コンピューティングデバイスは、例えば、サーバ150であり得る。サーバ150は、独自のプロセッサ152と記憶装置156を含むことができる。一実施形態では、通知ブロック140は、データ処理ブロック120によって行われたセンサデータの解析結果を、ディスプレイ(図示されない)を介してモバイル装置101のユーザに報告する。通知ブロック140の機能は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、「SYSTEMS AND METHODS FOR DETECTING AND MODIFYING DRIVING BEHAVIORS」という名称の、2016年1月22日に出願された、米国特許出願第15/413005号にさらに記載されている。
[0029]本発明のいくつかの実施形態は、運転データがモバイル装置101を使用して収集される例を使用して説明され、これらの例は特定のモバイル装置に限定されない。例として、加速度計112、ジャイロスコープ116、コンパス119、気圧計113などのセンサ、全地球航法衛星システム、例えば全地球測位システム(GPS)受信機110などの位置決定システム、通信能力、磁力計などを含む様々なモバイル装置が本発明の範囲内に含まれる。例示的なモバイル装置には、スマートウォッチ、フィットネスモニター、Bluetooth(登録商標)ヘッドセット、タブレット、ラップトップコンピュータ、スマートフォン、音楽プレーヤ、運動解析装置、および他の適切な装置が含まれる。当業者は、本明細書の説明が与えられれば、実施形態の実施のための多くの変形形態、改変形態、および代替形態を理解するであろう。
[0030]運転データを収集するために、モバイル装置101上の1つまたは複数のセンサ(例えば、センサ・データ・ブロック105のセンサ)が、モバイル装置101が、本明細書では「運転」または「区間走行」とも呼ばれる、車両を操作しているときに運転者によって所持されている期間に時間的に近接して動作する。多くのモバイル装置101では、データを収集するために使用されるセンサはモバイル装置101の構成要素であり、モバイル装置101の構成要素で利用可能な電力リソース、例えばモバイル装置のバッテリー電力および/またはモバイル装置101の外部の電源を使用する。
[0031]いくつかの実施形態は、モバイル装置の設定を使用して、本明細書に記載される様々な機能を使用可能にする。例えば、Apple iOSおよび/またはAndroid OSでは、特定の設定を有効にすると、実施形態の特定の機能を有効にすることができる。いくつかの実施形態では、位置特定サービスを有効にすると、モバイル装置からの(例えば、全地球測位システム(GPS)センサによって収集された)位置情報の収集が可能になり、バックグラウンドアプリのリフレッシュを有効にすると、いくつかの実施形態をバックグラウンドで実行し、アプリケーションが実行されていないときでさえも運転データを収集および解析することができる。いくつかの実施形態では、モバイル装置101のオペレーティングシステムは、モバイル装置101の画面状態(すなわち、特定の時点で画面がオンかオフか)の報告を可能にすることができる。
[0032]図2に、事故運転データ報告のためのシステム200を示す。いくつかの実施形態では、データを保険金請求と関連付けることができる。システム200は、モバイル装置101と通信するサーバ201を含むことができる。いくつかの実施形態では、サーバ201は、ベクトル解析器258、ベクトル決定器259、外部情報受信機212、分類器214、データ収集頻度エンジン252、運転者検出エンジン254、スコアリングエンジン290、および装置使用エンジン256を含むがこれに限定されない構成要素を使用して機能を提供する。これらの構成要素は、メモリ(図示されない)と併せてプロセッサ(図示されない)によって実行される。サーバ201は、データ記憶装置256も含む。図示されていないが、サーバ201内で動作する図示の構成要素のうちの1つまたは複数は、モバイル装置101内で完全にまたは部分的に動作できることに留意することは重要である。
[0033]運転データを収集するために、モバイル装置101上の1つまたは複数のセンサ(例えば、センサ・データ・ブロック105のセンサ)が、モバイル装置101が、本明細書では「運転」または「区間走行」とも呼ばれる、車両を操作しているときに運転者によって所持されている期間に時間的に近接して動作する。モバイル装置のセンサがデータを収集した後に(かつ/またはリアルタイムで)、いくつかの実施形態はデータを解析して、車両の加速度ベクトルと運転の様々な特徴とを決定する。分類器214を使用して運転特徴の検出および分類し、ベクトル解析器258およびベクトル決定器259を使用して加速度ベクトルを決定するプロセスの例。一実施形態では、外部データ(例えば気象)を取得し、収集された運転データと相関させることができる。
[0034]いくつかの実施形態では、運転データは、ユーザが装置と対話するときを含む。いくつかの実施形態では、センサデータを使用して、運転者がいつ装置を使用していたかを推定することができる。そのような機能は、例えば、装置使用エンジン256によって行われ得る。本明細書には、モバイル装置のセンサを使用して運転データを収集する例が記載されている。本明細書には収集された運転データを解析して事故の発生を検出する例も記載されている。一実施形態では、運転イベントの通知を、モバイル装置101の通知ブロック140を介して行うことができる。他の実施形態では、運転データおよび通知がユーザインターフェース292に送信され得る。ユーザインターフェースは、例えば、請求調整者、保険会社、または運転者がアクセスを許可した他の企業によって使用され得る。ユーザインターフェース292を、サーバ201と同じネットワーク上に配置することができる。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、インターネットを使用してサーバ201に接続することができる。
[0035]いくつかの実施形態は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、米国特許出願第15/413005号および「SYSTEMS AND METHODS FOR SCORING DRIVING TRIPS」という名称の、2017年6月6日に出願された、米国特許出願15/615579号でさらに論じられているように、収集された運転データを解析し、様々な基準に基づいてスコアを割り当てる。いくつかの実施形態は、スコアリングエンジン290を使用して、関連するデータおよび規則を解析し、実施形態のスコアを生成する。
[0036]サーバ201内に含まれるものとして図示され、説明されているが、サーバ201の構成要素のいずれかまたは全部が、代わりに、モバイル装置101内、またはユーザインターフェース292で実装され得ることが企図されている。本明細書に記載される機能のいずれかまたは全部が、運転中に、リアルタイムで、または運転後に行われ得ることがさらに企図されている。
[0037]図3は、保険金請求に対応する区間走行と関連付けられた運転データの取り込み、解析、および使用のフローチャートである。図3に記載される方法300は、例えば、組み込まれた出願に記載された手法を使用して、移動車両に対するモバイル装置の動きを検出および測定することができる。各ステップは、図1のモバイル装置101および/もしくはサーバ150、または図2のモバイル装置101および/もしくはサーバ201によって行われ得る。
[0038]組み込まれた出願内で記載されているように、モバイル装置の動きのこの検出、測定、および解析を、モバイル装置から(例えば、センサ・データ・ブロック105内のセンサから)センサデータを収集および格納し、次いでサーバ201で(例えば、ベクトル解析器258、ベクトル決定器259、および/または分類器214を使用して)データを解析することによって遂行することができる。いくつかの実施形態では、この解析を、追加的または代替的に、モバイル装置のリソース(例えば、モバイル装置101内のデータ処理ブロック120)を使用して行うことができる。
[0039]ブロック310で、例えば図1に記載されるようなモバイル装置によって動きが検出、測定、および解析される。動きは、複数の時間間隔にわたって検出、測定、解析される。測定および解析された後、データは、データが車両の動きを特徴付けることを示す運転データとして受信される。異なる例では、測定される動きは、軽微である(例えば、モバイル装置がカップホルダー内で横にスライドする)場合もあり、またはより実質的である(例えば、モバイル装置がカップホルダーから手に取られ、運転者の耳に当てられる)場合もある。いくつかの実施形態では、運転者の注意力に対するデータの関連性のために、運転データに軽微な装置の動きとより実質的な装置の動きとを含むことができる。
[0040]ブロック315で、運転データを区間走行に割り当てることができる。運転者の行動を追跡する場合、運転データを特定の区間走行に割り当てることにより、ユーザが後で解析および管理するための管理可能なフォーマットで運転データが類別される。モバイル装置は区間走行情報を使用して、保険会社に提出するための運転データを類別することができる。例えば、目的地、距離、開始/終了点の識別、日付/時刻グループなどを使用して区間走行を定義することができる。当業者は、多くの変形形態、改変形態、および代替形態を理解するであろう。
[0041]320で、方法は、特定の区間走行が保険金請求と関連付けられていることを指示するユーザ入力を受信するステップを含む。いくつかの実施形態では、ユーザに最近の区間走行の概要を提示することができる。ユーザ入力は、例えば、特定の区間走行が保険金請求と関連付けられていることを示すスワイプまたは他の適切な指示を含むことができる。スワイプした後、ユーザは次いで、区間走行をタップして、保険金請求を提出する意図を確認することができる。当業者は、多くの変形形態、改変形態、および代替形態を理解するであろう。
[0042]325で、ユーザに保険金請求に関連した追加情報の入力を促す。この追加情報は、例えば、保険金請求の種類、損害のカテゴリ、誰が関与したか、免許および保険情報、事故詳細を含むことができる。損害のカテゴリは、例えば、気象、盗難、破壊行為、衝突、損傷を含むことができる。誰が関与したかは、目撃者の経歴詳細および連絡先情報、ユーザの車両の同乗者、ならびに巻き込まれた任意の他の車両についての、運転者および同乗者の経歴詳細および連絡先情報および車両情報を含むことができる。ユーザに免許および保険情報を入力するよう促すプロンプトは、情報を手入力するか、または写真を使用して情報を取り込む選択肢を含むことができる。事故詳細は、事件の日付、場所、事故のテキスト記述、および事故の写真を含むことができる。いくつかの実施形態では、ユーザは、追加情報を入力する前に助けが必要な場合、安全な場所に移動し、医療または警察に連絡するよう指示を提示され得る。いくつかの実施形態では、ユーザは、救急隊員に連絡するためのインターフェースを提示され得る。
[0043]330で、方法は、保険金請求に関連した追加情報をサーバに送信するステップを含む。いくつかの実施形態では、サーバは、追加データを処理するように構成された図2に関連して説明されたサーバと同様とすることができる。他の実施形態では、保険会社がサーバを運用することができる。いくつかの実施形態では、追加データを、別のモバイル装置、例えば、別の運転者のモバイル装置に送信することができる。
[0044]335で、方法は、運転データをサーバに送信するステップも含む。いくつかの実施形態では、サーバは、図2に関連して説明されたサーバと同様とすることができ、ユーザインターフェースを使用して、追加データおよび運転データにアクセスすることができる。他の実施形態では、保険会社がサーバを運用することができる。保険会社によって運用されるサーバを、ユーザのモバイル装置または図2に記載されているサーバと同様のサーバから運転データを受信するように構成することができる。いくつかの実施形態では、運転データを、別のモバイル装置、例えば、別の運転者のモバイル装置に送信することができる。したがって、保険会社に保険金請求に関連した追加情報を提供するだけの従来のシステムとは対照的に、本発明の実施形態は保険会社に運転データを提供する。本明細書に記載されるように、運転データの提供により、追加データの解析と併せて運転データの解析が可能になる。当業者は、多くの変形形態、改変形態、および代替形態を理解するであろう。
[0045]いくつかの実施形態では、図1のモバイル装置101および/もしくはサーバ150、または図2のモバイル装置101および/もしくはサーバ201は、運転情報を連続して、または所定の間隔で送信することができる。これらの実施形態では、データを受信するサーバを、追加情報を受信すると、追加情報内のデータに対応している以前に送信された運転データを決定するように構成することができる。
[0046]図3に示される特定のステップは、本発明の一実施形態によれば、運転データを受信し、区間走行ごとに、データをサーバに提出する特定の方法を提供することを理解されたい。代替の実施形態によれば、ステップの他の順序も行われ得る。さらに、図3に示される個々のステップは、個々のステップに適する様々な順序で行われ得る複数のサブステップを含み得る。さらに、特定の用途に応じて、追加ステップが追加されてもよく、または既存のステップが取り除かれてもよい。当業者は、多くの変形形態、改変形態、および代替形態を理解するであろう。
[0047]図4A〜図4Gは、本発明の一実施形態による事故運転データ報告のためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースのスクリーンショットである。いくつかの実施形態では、グラフィカル・ユーザ・インターフェースは、図4Aに示されるような概要画面を含み得る。概要画面402は、モバイル装置またはリモートサーバにより収集された運転データの解析に対応する運転者スコア表示要素404を含むことができる。概要画面402は、運転行動表示要素406を含むことができる。運転行動表示要素406は、運転者スコア表示要素404の数を決定するために使用される個々の基準を含むことができる。
[0048]概要画面402は、区間走行区間表示要素408をさらに含むことができる。区間走行区間表示要素408は、2つの選択肢(「運転者区間走行/全区間走行」)を含む区間走行運転者選択要素410を含むことができる。区間走行運転者選択要素410は、ユーザが運転者ではなかった区間走行をフィルタリングする機能を提供する。いくつかの実施形態では、ユーザが車両の同乗者である場合に運転データが収集され得る。区間走行区間表示要素408は、個別区間走行要素416を含むことができる。個別区間走行要素416を、日付418ごとにグループ化することができる。各個別区間走行要素416は、記述420、例えば、都市名、距離422、時刻424、起こり得るイベントインジケータ426などを含むことができる。起こり得るイベントインジケータを、運転データで識別された運転イベントに関連付けることができる。運転イベントは、例えば、制動行動、加速行動、および閾値を超えるモバイル装置使用行動に関連したデータを含むことができる。
[0049]いくつかの区間走行中に事故が発生する場合がある。これらの区間走行について、ユーザは保険会社に事故に関連した請求を提出したい場合がある。通常、そのような請求データの提出には、運転者によって提出される事故に関連した情報、例えば、事故の日時、運転者の詳細、車両情報(および写真)、事故の場所が含まれる。この情報は、モバイル装置上のアプリを介して提出でき、通常はユーザによって手入力される。多くの場合、請求手続きは長引くことがあり、最初の損害発生通知から始まり、調査、評価、交渉、解決を経て、運転者に過失がなかった場合には損害回復まで続く。
[0050]本発明の実施形態は、運転者によって提供される事故に関連した情報に加えて、運転データ(例えば、事故が発生した区間走行に関連した運転データ)を請求調整者に、例えば、請求調整者または保険システムのサーバもしくはアルゴリズムに直接送信する。一般には、事故が発生した区間走行中に収集された運転データ、例えば速度や注意力を請求調整者が利用できるようにはなっておらず、被保険者が(例えば即時に)送ることもできなかった。運転データを、請求手続きの1つまたは複数のステップで(例えばステップごとに)使用することができる。最初の損害発生通知段階では、運転データは位置情報、運転性、および救急サービスの決定を支援することができる。調査段階では、運転データを、不正検出、賠償責任の判断、および影響の少ない傷害の評価に使用することができる。評価/査定段階では、運転データは、例えば、提出された写真の衝撃のエリアへの総損失および損害を評価するために追加情報を提供する。交渉/解決段階では、追加の運転データを使用して、一部の請求の処理を自動化し、他の請求のより迅速なモバイル決済を促進することができる。最後に、複数当事者の事故では、運転データは事故のモデル化を強化し、賠償責任評価を支援し、法的証拠能力のある事故現場データを提供することができる。
[0051]図4Bに、ユーザによって個別区間走行要素416が選択された後の概要画面402のスクリーンショットを示す。ユーザは、スワイプ、タップ、または他の適切な入力動作、それらの組み合わせなどにより、個別区間走行要素416(すなわち、その間に事故が発生した)を選択することができる。最初の選択後、概要画面402は、特定の実施形態では、区間走行と、保険金請求のためのその区間走行についての関連付けられた運転データとを提出するユーザの意図を確認するためにユーザに請求提出表示要素428を提供する。当業者は、本明細書の説明が与えられれば、実施形態の実施のための多くの変形形態、改変形態、および代替形態を理解するであろう。
[0052]図4Cに、警告画面430を示す。警告画面430は、いくつかの実施形態では、ユーザが請求を提出する意図を確認した後に表示される。警告画面430は、典型的には、例えば「あなたの車が安全な場所にあることを確認してください」や「医療または警察の助けが必要な場合は911に電話してください」という指示でユーザを促す。いくつかの実施形態では、警告画面430から直接医療または警察に電話する機能をユーザに提供する表示要素を含むことができる。ユーザを保険金請求手続きの次のステップに移動させるための確認表示要素432を含むことができる。
[0053]図4Dに、損害のカテゴリ画面434を示す。損害のカテゴリ画面434は、例えば、気象、盗難、破壊行為、衝突、損傷についての表示要素を含むことができる。選択インジケータ表示要素436は、ユーザの損害のカテゴリの選択を指示する。ユーザを保険金請求手続きの次のステップに移動させるための確認表示要素432を含むことができる。
[0054]図4Eに、誰が関与したか画面438を示す。誰が関与したか画面438は、目撃者の経歴詳細および連絡先情報、ユーザの車両の同乗者、ならびに巻き込まれた任意の他の車両についての、運転者および同乗者の経歴詳細および連絡先情報および車両情報の入力のための表示要素を含むことができる。ユーザを保険金請求手続きの次のステップに移動させるための確認表示要素432を含むことができる。
[0055]図4Fに、免許および保険情報画面440を示す。ユーザに免許および保険情報を入力するよう促すプロンプトは、情報を手入力するか、または写真を使用して情報を取り込む選択肢を含むことができる。図4Gに、事故詳細画面442を示す。事故詳細画面442は、事件の日付、場所、事故のテキスト記述、および事故の写真を追加できるかどうかを含むことができる。
[0056]図5は、運転データ報告プロセスのフローチャートである。図5に記載される方法500を、請求処理を迅速化し、不正検出を改善するために使用することができる。このプロセスを、図2に関連して説明されたサーバと同様のサーバ上で実行することができる。いくつかの実施形態では、このプロセスを、保険金請求を処理するために使用されるサーバ上で実行することができる。510で、方法は、区間走行と関連付けられた運転データを受信するステップを含む。いくつかの実施形態では、ステップ510は、モバイル装置が保険金請求のためのデータを送信したことに応答してのものであり得る。他の実施形態では、装置が本明細書で説明されるように運転データを連続して提出し得る。
[0057]515で、方法は、区間走行と関連付けられた追加データを受信するステップも含む。追加データは、保険金請求と、図4A〜図4Gに関連して論じられたデータとを含むことができる。追加データは、保険会社によって受信された最初の損害発生通知とすることができる。いくつかの実施形態では、例えば、気象情報、交通情報、道路状況情報、および他の装置からの追加の請求情報などの追加データを第三者から受信することができる。図4Dを参照すると、区間走行と関連付けられた運転データと追加データとの組み合わせにより、請求調整者または適切な請求調整アルゴリズムが請求調整手続きを強化することが可能になる。例として、損害のカテゴリが衝突として入力されているが、運転データが区間走行中に実質的な加速が測定されなかったことを指示している場合、区間走行中に衝突が実際に発生した可能性は低く、潜在的な詐欺の兆候を提供する。
[0058]520で、方法は、運転データのサブセットが追加データに対応していると判断するステップを含む。運転データが連続して受信されるにせよ区間走行ごとに受信されるにせよ、保険金請求を決定する際の関心対象の運転データは受信されたデータのサブセットになる。いくつかの実施形態では、520で、保険金請求に対応する区間走行と関連付けられていない部分を廃棄するために運転データを切り分けることができる。他の実施形態では、以前の区間走行からの運転データを使用して、特定の場所または特定の状況下での運転者の傾向が特定され得る。追加データに関連する運転データは、保険金請求における損害のカテゴリを指示する運転行動について判断および解析される。
[0059]525で、方法は、運転データおよび追加データを使用して運転イベントを決定するステップをさらに含む。運転イベントは、公称値または平均値から逸脱する運転行動とすることができる。運転行動は、制動行動、加速行動、スピード違反行動などといった、任意の運転行動を含むことができる。例えば、急減速(例えば、閾値よりも大きい大きさの減速)を指示する加速度計からのデータは、制動行動を指示する急制動イベントと相関し得る。別の例では、急加速(例えば、閾値よりも大きい大きさの加速)を指示する加速度計からのデータは、加速行動を指示する急加速イベントと相関し得る。
[0060]加えて、本明細書では「不注意運転行動」とも呼ばれるモバイル装置使用行動(例えば、組み込まれた出願14/268049を参照)も判断され得る。いくつかの実施形態では、モバイル装置の移動測定値を解析して、それらが特定の種類のイベント(例えば、運転者の不注意)を指示しているかどうかが判断され得る。特定の種類のイベント、例えば、これに限定されないが、モバイル装置を耳に当てたり、目で見える位置に保持したり、モバイル装置と対話したりすることなどは、車両の運転者が潜在的に運転タスクに注意を払っていない(例えば、運転者がモバイル装置によって運転タスクから注意をそらされる)ような運転者によるモバイル装置の使用と関連付けられ得る。別の例として、運転中の車両内のユーザによるモバイル装置の移動、対話、または操作を指示する加速度計からのデータが、モバイル装置使用行動を指示するモバイル装置の使用割合(例えば、その間ユーザが装置と対話している車両内での区間走行の割合)を計算するために使用され得る。
[0061]運転行動に加えて、運転イベントは、例えば、事故インジケータや区間走行開始/終了インジケータを含むことができる。事故インジケータは、例えば、加速度計が激しい破壊(hard breaking)イベント中に見られる値さえも超える急減速を指示する場合にデータに表示され得る。当業者は、本明細書の説明が与えられれば、実施形態の実施のための多くの変形形態、改変形態、および代替形態を理解するであろう。
[0062]例として、追加データと運転データの両方を利用することにより、従来の技術では利用できない解析を行うことができる。例えば、運転データを解析して、事故の発生に先行する時間において運転者がテキストメッセージを送信していたかどうかを判断することができる。加えて、運転者は別の車両が譲らなかったことが原因で事故が発生したと報告したが、事故と関連付けられた加速が高速道路上でオンランプまたはオフランプからかなりの距離で発生した場合、これは運転者の報告と運転データとの不一致を指示し得る。別の例として、運転データが低速の衝撃を指示する場合、運転者の重傷の報告が疑問視され得る。
[0063]530で、方法は、運転イベント、追加データ、および運転データのサブセットを表示するステップ530を含む。ディスプレイには、ユーザまたは保険会社がアクセスすることができる。例えば、請求調整者は、図2で特定されたユーザインターフェース292を使用して、運転データおよび追加データにアクセスし得る。図5に示される特定のステップは、運転データを受信し、運転イベントを判断し、運転イベント、運転データ、および追加情報を表示する特定の方法を提供することを理解されたい。代替の実施形態によれば、ステップの他の順序も行われ得る。さらに、図5に示される個々のステップは、個々のステップに適する様々な順序で行われ得る複数のサブステップを含み得る。さらに、特定の用途に応じて、追加ステップが追加されてもよく、または既存のステップが取り除かれてもよい。当業者は、多くの変形形態、改変形態、および代替形態を理解するであろう。
[0064]図6A〜図6Gに、受信できる運転データの量への管理可能なアクセスを提供する、運転イベント、追加データ、および運転データのサブセットを表示するために使用される請求調整者のためのグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)の実施形態を示す。請求調整者は、損害賠償請求を受け取り、調査を開始し得る。運転データへのアクセスにより、請求調整者は、請求の場所の正確さを検証し、運転データから特定された運転行動と運転イベントとに基づいて予備的な賠償責任判断を行うことができる。運転データはまた、調整者が第三者の請求を判断できるようにする衝突事故状況も提供する。利用可能な運転データに基づいてユーザインターフェースに提示された情報を使用して、以下で詳述されるように、請求調整者はより正確かつ迅速に請求を支払い、不正を検出することができるようになる。
[0065]いくつかの実施形態では、システムは運転データに基づいて賠償責任勧告を決定し、調整者に勧告を提供し得る。他の実施形態では、システムは運転データを使用して、運転者スコアの決定と同様に事件のスコアを決定し、スコアと閾値との関係に基づいて請求を自動的に処理し、請求の支払いを実行し得る。
[0066]図6Aを参照すると、GUIに表示された衝突事故概要ページ600は、保険金請求に関連した状況の概観を提供し得る。衝突事故概要ページ600は、関連する事故データを強調表示する表示要素、例えば、事件の時間表示要素602や、エアバッグ展開表示要素(例えば、高周波気圧計(high frequency barometer)を用いて電話で検出できる)を含む事件重大度表示要素604を含み得る。衝突事故概要ページ600はまた、環境および車道情報612、ならびに車両速度および運転者の行動に関連した情報614も表示し得る。
[0067]地図データ605は、衝突事故概要ページ600に図で表示され得る。請求に関連した事故が発生したエリア608は、地図上で強調して示され得る。事故の時点の前後のセンサデータ、例えば、車両速度、加速度などを示す注釈付きグラフ610も表示され得る。注釈には、例えば、車両速度、平均交通速度、制限速度などが含まれ得るが、これに限定されない。当業者は、図示のセンサデータおよび注釈が例示であり、本開示の範囲から逸脱することなく、異なるまたは追加のセンサデータおよび/または注釈が表示され得ることを理解するであろう。
[0068]当業者は、衝突事故概要ページ600に表示された情報が例示にすぎず、本開示の範囲から逸脱することなく、より多いかまたは少ない情報および/または異なる情報が表示され得ることを理解するであろう。衝突事故概要ページ600から処理のために請求が提出され得る。
[0069]図6Bに、本開示の様々な態様によるGUI上に表示された区間走行概観ページ620を示す。GUIを使用して、調整者は、モバイル装置によって記録された特定の区間走行を検索して、記録された運転データに基づいて請求のさらなる解析を行い得る。システムによって識別される運転イベントは、ユーザインターフェースを実行し、運転データを受信する任意のシステム、ユーザのモバイル装置とインターフェースするサーバ、およびユーザのモバイル装置によって決定され得る。システムが特定し得る運転イベントには、例えば、起こり得る衝突事故、エアバッグ展開、制動イベント、加速イベント、モバイル装置使用イベント、スピード違反イベントなどが含まれ得るが、これに限定されない。当業者は、本開示の範囲から逸脱することなく他の運転イベントが特定され得ることを理解するであろう。
[0070]図6Bを参照すると、区間走行概観ページ620は、概観地図630と、データグラフ640と、凡例625とを含み得る。凡例625は、概観地図630およびデータグラフ640上に表示される様々なインジケータおよび/またはイベントの識別を提供し、様々なイベントおよび/またはインジケータの表示を有効または無効にする手段を提供し得る。区間走行概観ページ620は、例えば、強調表示により、表示されている区間走行情報の区間走行識別子622を指示し得る。
[0071]概観地図630は、区間走行識別子622に対応する区間走行中に取られた経路の概観を表示し得る。概観地図630は、区間走行の始点632および終点634を指示し得る。概観地図630は、経路に沿ってモバイル装置によって感知された様々なイベント、例えば、これに限定されないが、能動的な携帯電話使用の期間636a〜636dや、急または極端な制動イベント636を指示し得る。急または極端な制動イベント636は、事故として検出および解釈され得る。当業者は、これらのイベントインジケータが例示にすぎず、本開示の範囲から逸脱することなくより多いかまたは少ないイベントインジケータおよび/または異なるイベントインジケータが概観地図630上に表示され得ることを理解するであろう。
[0072]データグラフ640は、モバイル装置のセンサからのセンサデータを示している。タイムライン642は、感知された車両速度644を特定された区間走行の時刻に関連付ける。またデータグラフ640には、概観地図630上の能動的な携帯電話使用の期間636a〜636dに対応する能動的な携帯電話使用の期間646a〜666dも示されている。またデータグラフ640には、概観地図630に表示された急または極端な制動イベント638に対応する急または極端な制動イベント648も示されている。加えて、データグラフ640は、事故が発生した可能性がある別の兆候を提供する、モバイル装置を保持しているユーザが急または極端な制動イベント648の発生後に歩き回ったことを指示し得るセンサデータ、例えば加速度センサデータ649も示している。事件が検出された後の歩き回るなどの非運転行動は、請求調整者の賠償責任評価を支援し得る。当業者は、データグラフ640に示されているセンサデータおよびイベントが例示にすぎず、本開示の範囲から逸脱することなくより多いかまたは少ないセンサ・データ・プロットおよび/またはイベントインジケータおよび/または異なるイベントインジケータがデータグラフ640上に示され得ることを理解するであろう。
[0073]図6Cに、区間走行概観ページ620の拡大図650を示す。拡大図650は、調整者によって選択された運転データのサブセットに関連した概観地図630の拡大部分655を含み得る。地図の拡大部分655は、モバイル装置のセンサによって検出されたイベントの注釈657、659、およびイベントが発生した時刻を表示し得る。例えば、図6Cに示されるように、概観地図630に表示された能動的な電話使用636aに対応する能動的な電話使用を指示する第1の注釈657と、概観地図630に表示された極端な制動イベント638に対応する極端な制動イベントを指示する第2の注釈659とが表示され得る。地図の拡大部分がイベントを含む場合、様々なイベントの注釈がシステムによって自動的に生成され得る。あるいは、注釈は、GUI上の経路上の点を選択することによって生成されてもよく、または拡大部分655上の注釈が手入力されてもよい。
[0074]調整者が概観地図630の一部分を拡大すると、データグラフ640の対応する部分も拡大され得る。図6Cに示されるように、地図の拡大部分655に対応するデータグラフ640の拡大図660が表示され得る。データグラフ640の拡大図660は、対応するタイムライン662および車両速度664、ならびにデータグラフ640の拡大図660のタイムライン662上に指示された時間中に発生した感知されたイベント(すなわち、能動的な携帯電話使用666および極端な制動イベント668)を表示し得る。地図の拡大部分がイベントを含む場合、様々なイベントのデータグラフ640の拡大図660上の注釈(図示されない)がシステムによって自動的に生成され得る。あるいは、注釈は、GUI上の経路上の点を選択することによって生成されてもよく、または拡大図660上の注釈が手入力されてもよい。
[0075]運転中に発生し得る様々なイベントが、運転データの構成要素に基づいて定義され得る。例えば、運転者がテキストメッセージを送信していたり、電話で話していたり、電話でビデオを再生していたりする期間が、アルゴリズムまたは請求調整者が見直すために、例えば、これに限定されないが、速度、加速度、などを含むその他の時間的な運転データに重ね合わされ得る。
[0076]当業者は、データグラフ640の拡大図660に示されているセンサデータおよびイベントが例示にすぎず、本開示の範囲から逸脱することなくより多いかまたは少ないセンサ・データ・プロットおよび/またはイベントインジケータおよび/または異なるイベントインジケータがデータグラフ640上に示され得ることを理解するであろう。
[0077]図6Dに、指示されたイベントに対応する運転データのサブセットを含む区間走行概観ページ620の拡大図670を示す。拡大図670は、イベントをさらに解析するために調整者によって選択された運転データのサブセットに関連した概観地図630の拡大部分675を含み得る。図6Dに示されるように、拡大部分675は指示、例えば、イベントが発生した地図上のエリアを指示する強調表示された区間677を含み得る。イベントに対応する拡大部分675上の注釈(図示されない)が自動的に生成されてもよく、かつ/または地図の拡大部分675上の点を選択することによって、かつ/または注釈を手入力することによって生成されてもよい。
[0078]調整者が概観地図630の一部分を拡大すると、データグラフ640の対応する部分も拡大され得る。図6Dに示されるように、地図の拡大部分675に対応するデータグラフ640の拡大図680が表示され得る。データグラフ640の拡大図680は、対応する拡大されたタイムライン682およびタイムラインに対応する車両速度681のプロットを表示し得る。イベントに対応する注釈683は自動的に生成されてもよく、かつ/または拡大図680上の点を選択することによって、かつ/または注釈を手入力することによって生成されてもよい。データグラフ640の拡大図680は、検出されたイベントの指示を提供し得る。例えば、データグラフ640の拡大図680は、イベントが発生した地図上のエリアの強調表示された区間677に対応するインジケータ684を提供し得る。図6Dの例は、イベントインジケータ684内の極端な制動イベント686のセンサデータを示しており、インジケータ688は、モバイル装置を保持しているユーザが急または極端な制動イベント686の発生後に歩き回ったという、受信できる運転データの量への管理可能なアクセスを提供する。
[0079]図6Eに、事件報告表示要素690を示す。事件報告表示要素690は、関連する事故データを強調表示する表示要素、例えば、損害のカテゴリ表示要素693、報告時刻表示要素694、事件のユーザ記述表示要素695、関係者表示要素696、報告された位置要素697、事件の写真要素698を含み得る。
[0080]本開示の様々な態様によれば、モバイル装置は、事故の時点で運転者に損害の写真を撮影するようリマインダまたはプロンプトを提供し得る。モバイル装置は写真を、写真が撮影された時間と場所を特定するタイムスタンプとGPSデータとともに送信し得る。事故の現場で撮影された場合、タイムスタンプとGPSデータは、事故の時点で受けた損害の追加の確証を提供し得る。
[0081]図6Fに、運転者およびポリシー表示要素6000を示す。運転者およびポリシー表示要素6000は、請求調整者の請求の評価、査定、交渉、および解決を支援する追加情報を表示する。いくつかの実施形態では、請求が提出されるとき、その請求に、不注意運転スコアおよび/または運転者およびポリシー表示要素6000からの他の情報が添付され得る。
[0082]図6Gに、タイムライン表示要素6010を示す。タイムライン表示要素6010は、最初の損害発生通知、調査、評価、交渉、解決、および損害回復と関連付けられたイベントを追跡し得る。
[0083]本開示の様々な態様によれば、センサによって取得された測定データを送信することに加えて、モバイル装置は、処理済みデータ(すなわち、取得された測定データを処理することによって生成されたデータ)、例えば、これに限定されないが、不注意運転データ、およびコンテキストデータ(すなわち、1つまたは複数の第三者データベースから取得されたデータ)、例えば、これに限定されないが、気象データ、交通データなども、保険調整者がアクセスするためのサーバに送信し得る。
[0084]車両の乗員とともに移動しているモバイル通信装置(例えば、モバイル装置101)の1つまたは複数のセンサによって提供されるコンテキストデータが、モバイル装置101によって受信されたGPSデータおよび/または地図情報(例えば、第三者によって提供される地図情報)と組み合わせて、車両事故の尤度を判断するために使用され得る。例えば、異常な場所(例えば高速道路)で車両を停止させるおよび/または歩き回る、停止中に電話をかけるおよび/または道路の脇を歩く、車道上で長期間(例えば10分以上)にわたって停止してから運転を続行する、などのインジケータが検出され得る。他のインジケータ、例えば、これに限定されないが、異常なイベント後の病院や自動車修理工場への区間走行が検出され得る。加えて、他のイベント、例えば、これに限定されないが、制御不能の回転(すなわち、複数の360°回転)および/または車道上で停止中の大きな衝撃も検出され得る。よって、たとえ急制動イベントを検出しなくても、例えば、これに限定されないが、急激な減速や急激な速度低下を検出しなくても、センサデータ、GPSデータ、および/または地図情報によって提供されるコンテキストデータおよび情報を使用して、事故が発生したと判断され得る。
[0085]事故後に運転者によって提出される事故報告は、多くの場合、事故の時間と場所の概算を含む。これらの概算により、調整者が事故の調査中に位置や交通情報などの追加情報を求めて第三者データベースを調べることが非現実的になる。本開示の態様によれば、コンテキストデータは、イベントが発生した時刻を指示するタイムスタンプとともにサーバに送信され得る。タイムスタンプをコンテキストデータとともに提供することにより、調整者が、事故調査時に、事故を取り巻く状況を事故の正確な時間および場所と関連付けることが可能になり得る。
[0086]図6A〜図6Eに示されるような運転データの図式的な提示に加えて、本開示の態様は、運転データのテキストによる概要も提供し得る。モバイル装置またはサーバによる、処理済みデータやコンテキストデータを含む運転データの解析と解釈に基づき、事故の検出または報告の時点の前後のイベントの記述式のタイムラインが生成され得る。いくつかの実施形態では、例えば、衝突事故が自動的に検出される5分前から5分後までの時間枠内、または別の時間枠内のイベントおよび状況を記述するテキスト記述が自動的に生成され得る。いくつかの実施形態では、記述を生成するための時間枠が、受信された運転データを見直す調整者によって指定され得る。本開示の様々な態様によれば、イベントの図式的なタイムライン表現が生成され得る。
[0087]図7Aは、モバイル装置(例えば、モバイル装置101)からの信号を介して受信されたデータを示すプロット700である。図7Bに、対応する地図情報750(例えば、第三者によって提供される地図情報)を示す。プロット700および地図情報750は、モバイル装置101のディスプレイ上に表示され、かつ/またはサーバのグラフィカルインターフェース(例えば、サーバ201のグラフィカル・ユーザ・インターフェース292)に送信され、表示され得る。
[0088]図7Aを参照すると、プロット700は、モバイル装置101の加速度計からの加速度データ705、処理済みの加速度データ710、例えば、これに限定されないが、モバイル装置101の加速度計112からの加速度データ705のローリング平均、GPS受信機110によって受信されたGPS速度データ715、およびGPS速度データ715からの導出加速度720を表示する。当業者は、図示されていないが、本開示の範囲から逸脱することなく他のデータプロットが提供され得ることを理解するであろう。図7Aはまた、モバイル装置101の画面がロック解除されたときの時間部分745a、745b、745cも示している。本開示の様々な態様は、モバイル装置101の受動的な使用(例えば、音楽再生)、モバイル装置の能動的な使用(例えば、テキストメッセージ送信)、および/またはモバイル装置を手に持っているかまたはハンズフリーモードでの通話の検出を含み得る。
[0089]図7Aには、0とラベル付けされた時点から約90秒まで、GPS速度データ715のプロットは、モバイル装置101(およびその中でモバイル装置が移動していた車両)が移動していないことを指示するおおよそ0マイル/時を記録していることを示している。約90秒から約320秒まで、GPS速度データ715のプロットは0マイル/時またはその前後に留まり、モバイル装置101の加速度計からの加速度データ705および処理済みの加速度データ710は、加速度の不規則な変化を指示している。加速度の不規則な変化は、例えば、車両への損害を調査したり、別の運転者と情報を交換したりするために、乗員が車両を出て歩き回っていることを指示している。約320秒から、GPS速度データ715は着実に増加し始め、モバイル装置101の加速度計からの加速度データ705および処理済みの加速度データ710は、車両が再び動き始めたことを指示する比較的一定の加速度を示している。
[0090]本開示の様々な態様によれば、データ収集は、運転が終了後約5分で、すなわちプロット700上の点730で停止し得る。GPS速度データ715が0マイル/時またはその前後まで下がると、運転が終了したと判断され得る。車両が停止した場所の周囲の所定のジオフェンスから車両が出ると、データ収集が再開し得る。したがって、プロット700上の点730から始まるデータ収集は、実際には、運転終了後の5分間に続く数分間または数時間を開始し得る。
[0091]図7Bに、速度および加速度データのプロット700に対応する地図情報750を示す。図7Bに示されるように、その後に車両が車道上で停止770することになるイベント(例えば、事故)765が発生するときに、車両は経路760上を走行している可能性がある。車両が停止している間、約0秒から約320秒までの期間中に図7Aを参照して説明された速度および加速度データが収集され得る。例えば、停止位置770にいる間に、モバイル装置101を所持している乗員は、車両を出て歩き回り725、電話をかける745bことができる。収集されたデータは、モバイル装置101上に表示されてもよく、かつ/またはグラフィカル・ユーザ・インターフェース292上に表示するためにサーバ201に送信されてもよい。車両はその後、引き続き経路775上を進み得る。よって、たとえ急なイベント、例えば突然の減速や衝撃などの兆候がなくても、通常は予期されないはずの場所で(例えば車道上で)イベントが発生したという地図データ指示と組み合わされたコンテキスト速度と加速度データパターンから事故イベントが特定され得る。
[0092]モバイル装置101のプロセッサ122は、例えば、これに限定されないが、車両が車道上で停止した時間の長さ、車道上の車両の位置、モバイル装置101を所持している乗員が歩行した時間の長さ、乗員が通話またはテキストメッセージ送信を行ったかどうかなど、様々な判断を行い得る。プロセッサ122はまた、全般的なデータパターンおよび地図情報を解析して、収集されたデータのパターンと地図情報とに基づき、事故が発生したかどうかを判断してもよい。代替的または追加的に、モバイル装置101は、収集されたデータおよび地図情報を、データ送信ブロック130を介して、同様の解析および判断を行うためにサーバ150に伝達してもよい。
[0093]図8は、車両に配置されたモバイル通信装置を用いて車両事故を検出するための方法800のフローチャートである。ブロック810で、モバイル装置101は、車両が運転されている間にデータを収集し得る。例えば、モバイル装置101は、モバイル装置101の加速度計から加速度データ705、GPS受信機110によって受信されたGPS速度データ715、GPS位置データ、および、例えば、これに限定されないが、Open Street Map(OSM)、Google Map APIなどの地図情報750を収集し得る。モバイル通信装置はまた、ジャイロスコープ116および/または磁力計114からデータを収集してもよい。ブロック815で、モバイル装置101は、追加データを(例えば、プロセッサ122を介して)計算し得る。例えば、プロセッサは、モバイル装置101の加速度計112からの加速度データ705のローリング平均などの処理済みの加速度データ710や、GPS速度データ715からの導出加速度720を計算し得る。ジャイロスコープ116および/または磁力計114からのデータは、車両が回転していたかどうかを判断するために使用され得る。当業者は、本開示の範囲から逸脱することなく収集されたデータおよび情報から他のデータが導出され得ることを理解するであろう。
[0094]ブロック820で、モバイル装置101のプロセッサ122は、車両が所定の期間にわたって停止しているかどうかを判断し得る。例えば、プロセッサ122は、GPS速度データ715が閾値期間(例えば、10分または別の期間)を超える時間にわたって0マイル/時またはほぼ0マイル/時であると判断し得る。車両が閾値期間を超える時間にわたって停止していない(820−N)と判断したことに応答して、プロセスはブロック810に戻ってデータを収集する。
[0095]車両が閾値期間を超える時間にわたって停止している(820−Y)と判断したことに応答して、ブロック825でプロセッサ122は、地図情報が、車両が車道上にあることを指示しているかどうかを判断し得る。例えば、第三者情報源から取得された地図情報は、車両が車道上にあるかそれとも駐車場内にあるかを指示し得る。車両が車道上にない(825−N)と判断したことに応答して、プロセスはブロック810に戻ってデータを収集する。
[0096]車両が車道上にある(825−Y)と判断したことに応答して、ブロック830でプロセッサ122は、加速度の不規則な変化が検出されるかどうかを判断し得る。プロセッサ122は、(例えば、処理済みの加速度データ710を取得するために)モバイル装置101の加速度計から受信された加速度データ705を処理し、加速度データ705および/または処理済みの加速度データ710に基づいて、乗員が車両の場所である期間にわたって歩き回っていると判断し得る。加速度の不規則な変化が検出されていない(825−N)と判断したことに応答して、プロセスはブロック810に戻ってデータを収集する。
[0097]加速度の不規則な変化が検出された(830−Y)判断したことに応答して、ブロック835でプロセッサ122は、全般的なデータパターンと地図情報を解析して、事故が発生したかどうかを判断し得る。例えば、図7Aに示されるようなデータパターン(すなわち、閾値期間を超える時間にわたる0マイル/時またはその前後のGPS速度データおよび乗員の歩行を指示する同じ場所での不規則な加速度データ)と、(図7Bに示されるような)車両が車道上で停止していることを指示する地図情報との結合が、事故が発生したことを指示し得る。車両が停止した後、不規則な加速が検出される直前、検出中、もしくは検出の直後に通話もしくはテキストメッセージ送信が行われたかどうか、またはその後の病院や自動車修理工場への運転などの他の収集データが、事故が発生したさらなる兆候を提供し得る。
[0098]本開示の様々な態様によれば、モバイル装置またはサーバによる運転データの解析および/または解釈に基づき、事故予測を行われ得る。さらに、事故予測の信頼水準が生成され得る。
[0099]図9は、本開示の様々な態様による、検出されたイベントに信頼水準を割り当てるための方法のフローチャートである。図9を参照すると、ブロック910で、運転中に運転データが収集され得る。例えば、モバイル装置内のセンサからのデータ、およびコンテキストデータ、例えば、これらに限定されないが、GPSデータ、気象データ、交通データなどが収集され得る。ブロック920で、運転データが解析され得る。いくつかの実施形態では、運転データは、モバイル装置によって(例えば、モバイル装置101のプロセッサ122によって)解析され得る。あるいは、運転データは、サーバに送信され、サーバで(例えば、サーバ150のプロセッサによって)解析されてもよい。モバイル装置および/またはサーバは、センサデータおよびコンテキストデータを解析および/または解釈して、運転中に衝突事故が発生したかどうかを判断し得る。
[0100]ブロック930で、運転中に衝突事故が発生したかどうかに関して予測が行われ得る。運転データの解析および/または解釈に基づき、モバイル装置またはサーバは、衝突事故が発生したかどうかを予測し得る。予測は信頼水準を含み得る。例えば、GPSおよび加速度計のデータは、車両が中程度の速度で走行していて、特定の時刻に突然減速し、車道上で完全に停止したことを指示し得る。モバイル装置またはサーバは、運転データを解析し、運転データを解釈して、特定の時間および場所において衝突事故が発生したことを高信頼水準で予測し得る。別の例では、運転データは、特定の時刻に、道路に沿って走行中に車両が数回回転し(例えば、路面凍結部分に遭遇し)、おそらく突然ではないが急に減速し、道路の脇で停止したことを指示し得る。モバイル装置またはサーバは、運転データを解析し、運転データを解釈して、特定の時間および場所において衝突事故が発生したことを、しかし突然の減速および停止が検出されなかったので、低信頼水準で予測し得る。モバイル装置またはサーバは、運転データの解析および解釈に基づいて報告を生成し得る。報告は、事故予測の信頼水準を含み得る。
[0101]ブロック940で、事故報告が受信され得る。例えば、保険会社は、事故を報告する運転者からの電話を受け、報告データをシステムに入力し得る。あるいは、運転者がモバイル装置のアプリを介して報告を提出してもよく、または報告は、衝突事故が発生したことの検出もしくは予測に基づいてモバイル装置によって自動的に生成および提出され得る。
[0102]ブロック950では、事故報告の報告時刻に基づいて運転データが再解析され得る。例えば、事故報告が保険会社への通話に基づいて提出されるか、またはモバイル装置上のアプリを介して運転者によって提出された場合、事故を取り巻く状況をより正確に判断するために、事故の報告時刻の前後に収集された運転データが再解析され得る。モバイル装置またはサーバは、事故の報告時刻の5分前から5分後までの時間範囲内の運転データを再解析および/または再解釈し得る。当業者は、本開示の範囲から逸脱することなく別の時間範囲が使用され得ることを理解するであろう。
[0103]ブロック960で、事故予測の信頼水準が修正され得る。事故報告の追加入力による運転データの再解析に基づき、モバイル装置またはサーバは、運転データを再解釈して、事故のより正確な時間と場所をより高い信頼水準で予測し得る。
[0104]本開示の様々な態様によれば、事故の種類および/または重大度に基づいて請求が自動的に「トリアージ(triage)」され得る。様々なタイプの保険調整者が様々なタイプの請求の処理を専門とし得る。例えば、ある調整者は重症の傷害/入院請求の処理を専門とし、ある調整者は物的損害請求の処理を専門とし得る。当業者は、これが区別され得る請求のタイプの網羅的なリストではないことを理解するであろう。事故報告が生成されると、モバイル装置またはサーバは事故報告を解析し、事故報告を送信すべき調整者のタイプを決定する。いくつかの実施形態では、モバイル装置またはサーバは、事故の初期検出時に事故報告を送信すべき調整者のタイプを決定し得る。
[0105]いくつかの実施形態では、事故報告がモバイル装置によって高信頼水準で自動的に生成されるか、または運転者がモバイル装置上のアプリを介して高信頼水準を有する事故報告を提出すると、サーバは事故報告を特定のタイプの請求を即座に解決するための特定の調整者に自動的に転送し得る。例えば、影響の少ない衝突事故の検出に関連した請求は、請求の即時の解決および支払いのために、モバイル装置またはサーバによる運転データの解析および解釈に基づいてある調整者グループに送信される。
[0106]本開示の様々な態様によれば、運転行動に関する以前の情報、例えば、これに限定されないが、以前の運転データ、以前に提出された請求などが事故報告に含まれ得る。以前の情報を含めると、現在の運転行動と過去の運転行動の一貫性または不一致に基づいて事故報告を解析して、運転行動の改善または低下を示す助けとなり得る。
[0107]本明細書に記載された例および実施形態は、例示のためのものにすぎない。これらを考慮すれば当業者には様々な改変形態または変更形態が明らかになるであろう。これらは、本出願の趣旨および範囲内、ならびに添付の特許請求の範囲内に含まれるものとする。

Claims (19)

  1. 事故データを報告するためのシステムであって、
    複数のセンサを含むモバイル装置と、
    メモリと、
    前記メモリに結合されたプロセッサであって、
    前記複数のセンサを、運転データを収集するよう動作させる動作と、
    車両内の区間走行中のユーザの前記モバイル装置内の前記複数のセンサのうちの少なくとも1つから複数の時間間隔にわたって収集された前記運転データを受信する動作と、
    前記運転データを前記区間走行に割り当てる動作と、
    前記区間走行が事故と関連付けられていることを指示する入力であって、前記事故と関連付けられた追加データを含む入力を受信する動作と、
    前記事故と関連付けられた前記区間走行に割り当てられた前記運転データを送信する動作と、
    前記事故と関連付けられた前記追加データを送信する動作と
    を含む動作を行うように構成される、プロセッサと
    を含む、システム。
  2. 前記複数のセンサが、加速度計、気圧計、ジャイロスコープ、コンパス、磁力計、または全地球航法衛星システム受信機のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記運転データが、全地球航法衛星システム座標データ、衝突事故検出データ、回転データ、ブレーキデータ、加速度データ、または不注意運転者データのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記運転データが、前記運転データと相関する前記区間走行のタイムスタンプを含む、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記追加データが、損害情報、気象情報、盗難情報、衝突情報、損傷情報、道路種別情報、道路状況情報、または交通情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記プロセッサが、
    前記モバイル装置のディスプレイを、前記ユーザに前記事故に関連した情報を提供するよう求める命令を表示するよう動作させる動作と、
    前記命令に応答してユーザデータを受信する動作と、
    前記命令に応答して受信した前記ユーザデータを送信する動作と
    を含む動作を行うようにさらに構成される、請求項1に記載のシステム。
  7. 事故データを報告するための方法であって、
    モバイル装置内の複数のセンサを動作させることによって運転データを記録するステップと、
    前記モバイル装置内の前記複数のセンサのうちの少なくとも1つによって記録された前記運転データであって、区間走行と関連付けられている前記運転データを受信するステップと、
    前記区間走行と関連付けられた追加データを受信するステップと、
    前記区間走行と関連付けられた前記運転データのサブセットが前記区間走行と関連付けられた前記追加データに対応していると判断するステップと、
    前記運転データの前記サブセットまたは前記追加データの少なくとも一方を使用して運転イベントを決定するステップと、
    前記運転イベント、前記追加データ、および前記区間走行と関連付けられた前記追加データに対応している前記区間走行と関連付けられた前記運転データの前記サブセットを表示するステップと
    を含む、方法。
  8. 前記複数のセンサが、加速度計、気圧計、ジャイロスコープ、コンパス、磁力計、または全地球航法衛星システム受信機のうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記運転データが、全地球航法衛星システム座標データ、衝突事故検出データ、回転データ、ブレーキデータ、加速度データ、または不注意運転者データのうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記運転データが、前記運転データと相関する前記区間走行のタイムスタンプを含む、請求項7に記載の方法。
  11. 前記追加データが、損害情報、気象情報、盗難情報、衝突情報、損傷情報、または保険金請求のうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
  12. 前記運転イベントが、衝突事故、急ブレーキ、不注意イベント、またはユーザの動きのうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
  13. 事故報告を生成するための方法であって、
    モバイル装置を、前記モバイル装置内のセンサから運転データを取得するよう動作させるステップと、
    前記モバイル装置内のプロセッサが、前記センサから取得された前記運転データを解析するステップと、
    前記解析に基づき、事故が発生したことを検出するステップと、
    前記事故検出に基づき、前記モバイル装置内の前記プロセッサが、事故報告を自動的に生成し、前記事故報告を送信するステップと、
    前記事故に巻き込まれた運転者によって提出された事故報告を受信するステップと、
    前記運転者によって提出された前記事故報告内の情報に基づいて、前記自動的に生成された事故報告内の前記運転データを再解析するステップと
    を含む、方法。
  14. 前記運転データが、前記運転データと相関するタイムスタンプを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記事故検出に信頼水準を割り当てるステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記運転データの前記再解析に基づいて衝突事故予測の前記信頼水準を修正するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記自動的に生成された事故報告が、前記運転データの前記解析に基づく前記事故を取り巻くイベントのテキスト記述を含む、請求項13に記載の方法。
  18. 前記事故報告が、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)上に表示された前記事故の場所を示す地図データを含む、請求項13に記載の方法。
  19. 前記GUI上に表示された前記地図データに運転データを重ね合わせるステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
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