JP2020530735A - セカンダリ・セルをアクティベートする方法、通信装置、及びネットワーク・デバイス - Google Patents

セカンダリ・セルをアクティベートする方法、通信装置、及びネットワーク・デバイス Download PDF

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Abstract

本願はセカンダリ・セルをアクティベートする方法、通信装置、及びネットワーク・デバイスを提供する。方法は:ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した後に、第1時間ユニットから第1周期を利用して第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ、端末デバイスにより送信するステップ;第2時間ユニットを決定するステップ;第2時間ユニットの後にネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて又は第2周期を利用して第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信するステップであって、第2周期は第1周期より長い、ステップを含む。本願で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、アップリンク信号は比較的短周期で送信されることが可能であり、セカンダリ・セルがアクティベートされた後に、アップリンク信号は比較的長周期において又はスケジューリングに基づいて送信されることが可能であり、それによりネットワーク・リソース消費及びアクティベーション遅延がセカンダリ・セル・アクティベート・プロセスにおいてアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。

Description

本願は通信分野に関連し、より具体的には通信分野におけるセカンダリ・セルをアクティベートする方法、通信装置、及びネットワーク・デバイスに関連する。
無線ネットワーク通信において、ユーザー装置(user equipment,UE)にとって、プライマリ・セル(primary cell,PCell)は、プライマリ周波数バンドで動作するセルである。UEが初期接続確立プロセスを実行するか、又はセル内で接続再確立プロセスを開始する場合、セルはプライマリ・セルとして指定される。セカンダリ・セル(secondary cell,SCell)は、セカンダリ周波数バンドで動作するセルである。初期セキュリティ・アクティベーション手順(initial security activation procedure)の後、セカンダリ・セルは、無線リソース制御(radio resource control,RRC)接続リコンフィギュレーション・メッセージを使用することにより、追加/変更/解放される。RRC接続が確立されると、セカンダリ・セルは、追加の無線リソースを提供するように構成されることが可能である。
現在、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、端末デバイスは、先ず、ネットワーク・デバイスにより送信されたRRC接続リコンフィギュレーション・メッセージを受信し、RRC接続リコンフィギュレーション・メッセージがセカンダリ・セル追加シグナリングを含む場合、端末デバイスは、RRC接続リコンフィギュレーション・メッセージにおけるキャリアをセカンダリ・セルとして追加する。続いて、端末デバイスは、アクティベーション・プロセスが始まることを示す、セカンダリ・セルに対するアクティベーション・コマンドを受信する。ハードウェアの準備作業、具体的にはアクティベーション・プロセスを完了した後、端末デバイスはネットワーク・デバイスにアップリンク(uplink,UL)信号を送信し、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされたことをネットワーク・デバイスに通知する。アップリンク信号を正しく受信した後、ネットワーク・デバイスは、スケジューリング・コマンド(シグナリング又はデータ)を端末デバイスへ送信する。シグナリング又はデータは、データを受信又は送信するように端末デバイスに指示するために使用される。そして、アップリンク信号は、RRC接続リコンフィギュレーション・メッセージの構成情報に基づいて送信され続ける。あるいは、端末デバイスに対してアップリンク信号を送信するためのリソースが設定されていない場合や、設定されたアップリンク信号の送信周期が比較的長い場合、ネットワーク・デバイスもまた、システムで設定されている最大アクティベーション時間が経過した後に、端末デバイスにシグナリング又はデータを送信する。アップリンク信号の送信周期が比較的長い場合、アクティベーション遅延は比較的大きい。アップリンク信号の送信周期が比較的短い場合、アップリンク信号を送信するために多くのネットワーク・リソースが消費される。
本願はセカンダリ・セルをアクティベートする方法、通信装置、及びネットワーク・デバイスを提供し、その結果、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、アップリンク信号は比較的短い周期で送信されることが可能であり、セカンダリ・セルがアクティベートされた後、アップリンク信号は、比較的長い周期で又はスケジューリングに基づいて送信されることが可能であり、それにより、ネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延が、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
第1態様によれば、セカンダリ・セルをアクティベートする方法が提供され、方法は:ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した後に、第1時間ユニットから第1周期を利用して第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ、端末デバイスにより送信するステップ;端末デバイスにより、第2時間ユニットを決定するステップであって、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスにより送信されたシグナリング又はデータが受信される時間ユニットである、ステップ;及び第2時間ユニットの後に第2周期を利用して第2アップリンク信号を端末デバイスにより送信するステップを含む。第2周期は第1周期より長い。代替的に、端末デバイスは、第1時間ユニットの後にネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信する。
第1態様で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、即ち端末デバイスがアクティベーション・コマンドを受信した第1時間ユニットから、端末デバイスがスケジューリング・コマンドを受信した、又は最大アクティベーション時間が経過した時間ユニットまでの期間において、第1アップリンク信号は第1周期でネットワーク・デバイスへ送信され、セカンダリ・セルはアクティベートされていることを通知するために使用される第1アップリンク信号を、ネットワーク・デバイスが受信する確率は増加し、そのため、ネットワーク・デバイスは第1アップリンク信号をより早期に受信し、第1アップリンク信号に基づいて、端末デバイスにスケジューリング・コマンドをより早期に送信することができる。これは、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスによって使用される時間を短縮し、アクティベーション遅延を低減する。スケジューリング・コマンドを受信した後、端末デバイスは、比較的長い第2周期で、又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号を送信し、第2アップリンク信号を送信するために消費されるネットワーク・リソースは削減され、それによって、ネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延が、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
第1形態の可能な実装において、端末デバイスがセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信する前に、方法は更に:ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを、端末デバイスにより受信するステップであって、コンフィギュレーション・メッセージは、第2周期のコンフィギュレーション情報、ネットワーク・デバイスのスケジューリングのコンフィギュレーション情報、及び第1周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つである、ステップを含む。
第1形態の可能な実装において、第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む。
第1形態の可能な実装において、第1時間ユニットは、端末デバイスが第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信することが可能な時間ユニットである。
第1実装の可能な実装において、第1周期は1ms又は1TTI、1スロット、又は1sTTIである。
第2態様によれば、セカンダリ・セルをアクティベートする方法が提供され、方法は:ネットワーク・デバイスがセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信した後に、第1時間ユニットから第1周期を利用して、端末デバイスにより送信された第1アップリンク信号を、ネットワーク・デバイスにより受信するステップ;ネットワーク・デバイスにより、第2時間ユニットを決定するステップであって、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はスケジューリング・コマンドが端末デバイスへ送信される時間ユニットである、ステップ;及び第2時間ユニットの後にネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて又は第2周期を利用して、端末デバイスにより送信された第2アップリンク信号を、ネットワーク・デバイスにより受信するステップであって、第2周期は第1周期より長い、ステップを含む。
第2態様で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、ネットワーク・デバイスがアクティベーション・コマンドを送信した第1時間ユニットから、ネットワーク・デバイスがスケジューリング・コマンドを送信した、又は最大アクティベーション時間が経過した時間ユニットまでの時間期間において、ネットワーク・デバイスは比較的短い第1周期で第1アップリンク信号を受信し、セカンダリ・セルはアクティベートされていることを通知するために使用される第1アップリンク信号を、ネットワーク・デバイスが受信する確率は増加し、そのため、ネットワーク・デバイスは第1アップリンク信号をより早期に受信することができる。これは、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスによって使用される時間を短縮し、アクティベーション遅延を低減する。スケジューリング・コマンドを送信した後、ネットワーク・デバイスは、比較的長い第2周期で、又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号を受信し、第2アップリンク信号のために消費されるネットワーク・リソースは削減され、それによって、ネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延が、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
第2態様の可能な実装において、ネットワーク・デバイスがセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信する前に、方法は更に:ネットワーク・デバイスにより、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを端末デバイスへ送信するステップであって、コンフィギュレーション・メッセージは、第2周期のコンフィギュレーション情報、ネットワーク・デバイスのスケジューリングのコンフィギュレーション情報、及び第1周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップを含む。
第2態様の可能な実装において、第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む。
第2態様の可能な実装において、第1時間ユニットは、端末デバイスが第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信することが可能な時間ユニットである。
第2実装の可能な実装において、第1周期は1ms又は1TTI、1スロット、又は1ショートTTIである。
第3態様によれば、セカンダリ・セルをアクティベートする方法が提供され、方法は:ネットワーク・デバイスにより、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ第3時間ユニットで送信するステップ;第3時間ユニットから第1周期を利用して、第1パイロット信号を端末デバイスへ、ネットワーク・デバイスにより送信するステップ;ネットワーク・デバイスにより、第4時間ユニットを決定するステップであって、第4時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスがスケジューリング・コマンドを端末デバイスへ送信する時間ユニットである、ステップ;及び第4時間ユニットの後に第2周期を利用して、第2パイロット信号を端末デバイスへ、ネットワーク・デバイスにより送信するステップであって、第2周期は第1周期より長い、ステップを含む。
第3態様で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、即ちネットワーク・デバイスがアクティベーション・コマンドを送信し、スケジューリング・コマンドを送信する期間において、ネットワーク・デバイスは、第1パイロット信号を比較的短い周期で端末デバイスへ送信し、端末デバイスがダウンリンク同期に使用される第1パイロット信号を受信する確率は増加し、そのため、端末デバイスはダウンリンク同期をより早期に終了し、更にハードウェア準備作業をより早期に完了することができる。こうして、端末デバイスは、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることを通知するために使用されるアップリンク信号を、ネットワーク・デバイスへより早期に送信することができ、ネットワーク・デバイスはアップリンク信号に基づいてスケジューリング・コマンドをより早期に送信することができる。これは、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスによって使用される時間を短縮し、アクティベーション遅延を低減する。スケジューリング・コマンドを受信した後、ネットワーク・デバイスは、比較的長い第2周期で第2パイロット信号を送信し、そのため、第2パイロット信号のために消費されるネットワーク・リソースは削減され、それにより、ネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延が、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
第3実施形態の可能な実装において、ネットワーク・デバイスがセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを送信する前に、方法は更に:ネットワーク・デバイスにより、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを端末デバイスへ送信するステップであって、コンフィギュレーション・メッセージは、第1周期のコンフィギュレーション情報、及び第2周期のコンフィギュレーション情報を含む、ステップを含む。
第3態様の可能な実装において、第1パイロット信号は第1復調リファレンス信号DMRS及び/又は第1ビーム・パイロット信号を含み、第2パイロット信号は第2DMRS及び/又は第2ビーム・パイロット信号を含む。
第4態様によれば、セカンダリ・セルをアクティベートする方法が提供され、方法は:ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを、第3時間ユニットで端末デバイスにより受信するステップ;第3時間ユニットから第1周期を利用して、ネットワーク・デバイスにより送信された第1パイロット信号を、端末デバイスにより受信するステップ;端末デバイスにより、第4時間ユニットを決定するステップであって、第4時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスにより送信されたスケジューリング・コマンドを端末デバイスが受信する時間ユニットである、ステップ;及び第4時間ユニットの後に第2周期を利用して、ネットワーク・デバイスにより送信された第2パイロット信号を、端末デバイスにより受信するステップであって、第2周期は前記第1周期より長い、ステップを含む。
第4態様で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、端末デバイスは、端末デバイスがアクティベーション・コマンド及びスケジューリング・コマンドを受信する期間において比較的短い第1周期で第1パイロット信号を受信し、端末デバイスがダウンリンク同期に使用される第1パイロット信号を受信する確率は増加し、そのため、端末デバイスはダウンリンク同期をより早期に終了し、更にハードウェア準備作業をより早期に完了することができる。こうして、端末デバイスは、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることを通知するために使用されるアップリンク信号を、ネットワーク・デバイスへより早期に送信することができ、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスによって使用される時間は短縮されることが可能であり、アクティベーション遅延は短縮されることが可能である。スケジューリング・コマンドを受信した後、端末デバイスは、比較的長い第2周期で第2パイロット信号を受信し、第2パイロット信号により消費されるネットワーク・リソースは削減され、それにより、ネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延が、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
第4態様の可能な実装において、端末デバイスが、ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信する前に、方法は:ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを、端末デバイスにより受信するステップであって、コンフィギュレーション・メッセージは、第1周期のコンフィギュレーション情報、及び第2周期のコンフィギュレーション情報を含む、ステップを含む。
第4態様の可能な実装において、第1パイロット信号は第1復調リファレンス信号DMRS及び/又は第1ビーム・パイロット信号を含み、第2パイロット信号は第2DMRS及び/又は第2ビーム・パイロット信号を含む。
第5態様によれば、セカンダリ・セルをアクティベートする方法が提供され、方法は:ネットワーク・デバイスにより送信された指示情報を、端末デバイスにより受信するステップであって、指示情報は、RRMメジャーメント、CSIメジャーメント、ダウンリンク同期、及びハードウェア準備作業のうちの少なくとも1つを開始するように端末デバイスに指示するために使用される、ステップ;RRMメジャーメント、ダウンリンク同期、及び/又はハードウェア準備作業を実行することを、指示情報に基づいて開始するステップ;指示情報を受信した後に、ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを第1時間ユニットで端末デバイスにより受信するステップ;端末デバイスにより、及び第1時間ユニットから第1周期を利用して第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信するステップを含む。
第5態様で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、端末デバイスは、ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信するまで、ハードウェア準備作業を開始することを待機する必要はなく、むしろ、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信する前であって、ネットワーク・デバイスにより送信された指示情報を受信する前に、ハードウェア準備作業を開始する。指示情報は代替的にアクティベーション・コマンドであってもよい。このように、端末デバイスはハードウェア準備作業をより早期に完了することが可能である。セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した後、端末デバイスは、第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ第1周期で送信し、そのため、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることをネットワーク・デバイスはより早期に知ることができ、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスにより使用される時間は短縮され、アクティベーション遅延は短縮され、ネットワーク・デバイスはセカンダリ・セルをより早期にスケジューリングすることができる。
第5態様の可能な実装において、方法は更に:端末デバイスにより第2時間ユニットを決定するステップであって、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスにより送信されたスケジューリング・コマンドが受信される時間ユニットである、ステップ;及び第2時間ユニットの後にネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて又は第2周期を利用して第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ、端末デバイスにより送信するステップであって、第2周期は第1周期より長い、ステップを含む。この実装では、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した後に、端末デバイスは、比較的短い第1周期で第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信し、そのため、ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることをより早期に知ることができ、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスにより使用される時間は短縮され、アクティベーション遅延は短縮される。スケジューリング・コマンドを受信した後、又は最大アクティベーション時間が満了した後に、端末デバイスは、比較的長い第2周期で、又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号を送信し、第2アップリンク信号を送信するために消費されるネットワーク・リソースは削減され、それによって、ネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延が、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
第5態様の可能な実装において、指示情報を受信した後に、端末デバイスは、RRMメジャーメント、CSIメジャーメント、ダウンリンク同期、及びハードウェア準備作業のうちの少なくとも1つを開始し;及びハードウェア準備作業は、位相ロック・ループ調整、水晶発振器調整、自動ゲイン制御、及び無線周波数チェーン・アクティベーションのうちの少なくとも1つを含む。
第5態様の可能な実装において、指示情報、及びセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドは、MAC CEの形式で送信され、又は物理レイヤ・シグナリングの形式で送信される。
第5態様の可能な実装において、端末デバイスが指示情報を受信する前に、方法は更に:ネットワーク・デバイスにより送信されるセカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを端末デバイスにより受信するステップであって、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージは、RRMメジャーメントの周期情報、CSIメジャーメントの周期、第1周期のコンフィギュレーション、第2周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む。
第5態様の可能な実施において、第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む。
第6態様によれば、セカンダリ・セルをアクティベートする方法が提供され、方法は:ネットワーク・デバイスにより、指示情報をネットワーク・デバイスへ送信するステップであって、指示情報は、RRMメジャーメント、CSIメジャーメント、ダウンリンク同期、及びハードウェア準備作業のうちの少なくとも1つを開始するように端末デバイスに指示するために使用される、ステップ;指示情報を送信した後に、ネットワーク・デバイスにより、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを第1時間ユニットで端末デバイスへ送信するステップ;第1時間ユニットから第1周期を利用して、端末デバイスにより送信された第1パイロット信号を、ネットワーク・デバイスにより受信するステップを含む。
第6態様で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信する前に、ネットワーク・デバイスは指示情報を端末デバイスへ送信し、指示情報は、ハードウェア準備作業を開始するように端末デバイスを指示するために使用される。端末デバイスは、ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信するまで、ハードウェア準備作業を開始することを待機する必要はなく、むしろ、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信する前に、ハードウェア準備作業を開始する。指示情報は代替的にアクティベーション・コマンドであってもよい。このように、端末デバイスはハードウェア準備作業をより早期に完了することが可能である。ネットワーク・デバイスがセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを送信した後、端末デバイスは、第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ第1周期で送信し、そのため、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることをネットワーク・デバイスはより早期に知ることができ、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスにより使用される時間は短縮され、アクティベーション遅延は短縮され、ネットワーク・デバイスはセカンダリ・セルをより早期にスケジューリングすることができる。
第6態様の可能な実装において、方法は更に:ネットワーク・デバイスにより、第2時間ユニットを決定するステップであって、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又は前記ネットワーク・デバイスにより送信されたスケジューリング・コマンドが受信される時間ユニットである、ステップ;及び第2時間ユニットの後にネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて又は第2周期を利用して、端末デバイスにより送信された第2アップリンク信号を、端末デバイスにより受信するステップであって、第2周期は第1周期より長い、ステップを含む。この実装では、ネットワーク・デバイスはセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを送信するので、ネットワーク・デバイスは、端末デバイスにより送信された第1アップリンク信号を比較的短い第1周期で受信し、そのため、ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることをより早期に知ることができ、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスにより使用される時間は短縮され、アクティベーション遅延は短縮される。ネットワーク・デバイスがスケジューリング・コマンドを送信した後、又は最大アクティベーション時間が満了した後に、ネットワーク・デバイスは、比較的長い第2周期で、又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、端末デバイスにより送信された第2アップリンク信号を受信し、第2アップリンク信号を送信するために消費されるネットワーク・リソースは削減され、それによって、ネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延が、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
第6態様の可能な実装において、ネットワーク・デバイスが指示情報を送信する前に、方法は更に:ネットワーク・デバイスにより、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを端末デバイスへ送信するステップであって、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージは、RRMメジャーメントの周期情報、CSIメジャーメントの周期、第1周期のコンフィギュレーション、第2周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む。
第6態様の可能な実装において、指示情報、及びセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドは、MAC CEの形式で送信され、又は物理レイヤ・シグナリングの形式で送信される。
第6態様の可能な実施において、第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む。
第7態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、上記の方法における対応する機能を実行する際に通信装置をサポートするためにプロセッサ、メモリ、及びトランシーバを含む。プロセッサ、メモリ、及びトランシーバは通信接続を介して接続され、メモリは命令を格納し、トランシーバは、プロセッサによって駆動される場合に、特定の信号を受信及び送信するように構成され、プロセッサは、第1態様、第4態様、又は第5態様、及び第1態様、第4態様、及び第5態様の実装のうちの任意の1つにおいて、セカンダリ・セルをアクティベートする方法を実装するために命令を呼び出すように構成される。
第8態様によれば、通信装置が提供され、通信装置は、第1態様又は第1態様の可能な実装のうちの任意の1つにおける端末デバイスの機能、第4態様又は第4態様の可能な実装のうちの任意の1つにおける端末デバイスの機能、あるいは第5態様又は第5態様の可能な実装のうちの任意の1つにおける通信装置の機能を実行する際に通信装置をサポートするように構成された、処理モジュール、ストレージ・モジュール、及びトランシーバ・モジュールを含む。機能は、ハードウェアにより実装されてもよいし、あるいは対応するソフトウェアを実行することによりハードウェアで実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第9態様によれば、ネットワーク・デバイスが提供される。ネットワーク・デバイスは、上記の方法における対応する機能を実行する際にネットワーク・デバイスをサポートするように構成されたプロセッサ、メモリ、及びトランシーバを含む。プロセッサ、メモリ、及びトランシーバは通信を介して接続され、メモリは命令を格納し、トランシーバは、プロセッサによって駆動される場合に、特定の信号を受信及び送信するように構成され、プロセッサは、第2態様、第3態様、又は第6態様、及び第2態様、第3態様、及び第6態様の実装のうちの任意の1つにおいて、セカンダリ・セルをアクティベートする方法を実装するために命令を呼び出すように構成される。
第10態様によれば、ネットワーク・デバイスが提供され、ネットワーク・デバイスは、第2態様又は第2態様の可能な実装のうちの任意の1つにおけるネットワーク・デバイスの機能、第3態様又は第3態様の可能な実装のうちの任意の1つにおけるネットワーク・デバイスの機能、あるいは第6態様又は第6態様の可能な実装のうちの任意の1つにおける端末デバイスの機能を実行する際にネットワーク・デバイスをサポートするように構成された、処理モジュール、ストレージ・モジュール、及びトランシーバ・モジュールを含む。機能は、ハードウェアにより実装されてもよいし、あるいは対応するソフトウェアを実行することによりハードウェアで実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第11態様によれば、通信システムが提供される。通信システムは、第7態様又は第8態様で提供される通信装置と、第9態様又は第10態様で提供されるネットワーク・デバイスとを含む。通信システムは、第1態様、第2態様、第3態様、第4態様、第5態様、及び第6態様に従って、セカンダリ・セルをアクティベートする方法を完了することができる。
第12態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供され、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はコンピュータ・プログラムを格納するように構成され、コンピュータ・プログラムは、第1態様又は第1態様の可能な実装のうちの任意の1つにおける方法、第4態様又は第4態様の可能な実装のうちの任意の1つにおける方法、及び第5態様又は第5態様の可能な実装のうちの任意の1つにおける方法を実行するために使用される命令を含む。
第13態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供され、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はコンピュータ・プログラムを格納するように構成され、コンピュータ・プログラムは、第2態様又は第2態様の可能な実装のうちの任意の1つにおける方法、第3態様又は第3態様の可能な実装のうちの任意の1つにおける方法、及び第6態様又は第6態様の可能な実装のうちの任意の1つにおける方法を実行するために使用される命令を含む。
様々なキャリア・アグリゲーション・モードの概略図である。
従来技術でセカンダリ・セルをアクティベートする概略フローチャートである。
本発明による典型的なアプリケーション・シナリオの概略図である。
本発明の実施形態によるセカンダリ・セルをアクティベートする方法の概略フローチャートである。
本発明の別の実施形態によるセカンダリ・セルをアクティベートする方法の概略フローチャートである。
本発明の更に別の実施形態によるセカンダリ・セルをアクティベートする方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態による通信装置の概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態による通信装置の概略ブロック図である。
本発明の実施形態によるネットワーク・デバイスの概略ブロック図である。
本発明の実施形態によるネットワーク・デバイスの概略ブロック図である。
本発明の実施形態によるネットワーク・デバイスの概略ブロック図である。
本発明の実施形態によるネットワーク・デバイスの概略ブロック図である。
本発明の実施形態による通信装置の概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態による通信装置の概略ブロック図である。
本発明の実施形態による通信装置の概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態による通信装置の概略ブロック図である。
本発明の実施形態によるネットワーク・デバイスの概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態によるネットワーク・デバイスの概略ブロック図である。
以下、添付の図面に関連して本願の技術的ソリューションを説明する。
本願の実施形態の技術的ソリューションは、移動通信のためのグローバル・システム(global system of mobile communication,GSM)システム、符号分割多元接続(code division multiple access,CDMA)システム、ワイドバンド符号分割多元接続(wideband code division multiple access,WCDMA)システム、ゼネラル・パケット無線サービス(general packet radio service,GPRS)システム、ロング・ターム・エボリューション(long term evolution,LTE)システム、LTE周波数分割複信(frequency division duplex,FDD)システム、LTE時分割複信(time division duplex,TDD)システム、ユニバーサル移動通信システム(universal mobile telecommunication system,UMTS)、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(worldwide interoperability for microwave access, WiMAX)通信システム、将来の第5世代(5th generation,5G)システム、又はニュー・ラジオ(new radio,NR)システム等の様々な通信システムに適用されることが可能である。
本願の実施形態における通信装置は、端末デバイス、ユーザー装置、アクセス端末、加入者装置、加入者局、移動局、リモート局、リモート端末、モバイル・デバイス、ユーザー端末、端末、無線通信装置、通信装置、ユーザー・エージェント、又はユーザー装置であってもよい。端末デバイスは、代替的に、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol,SIP)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(wireless local loop,WLL)ステーション、パーソナル・ディジタル・アシスタント(personal digital assistant,PDA)、無線通信機能を有する携帯デバイス、コンピューティング・デバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブル・デバイス、将来の5Gネットワークにおける端末デバイス、又は将来発展する公共の地上モバイル・ネットワーク(public land mobile network,PLMN)における端末デバイスであってもよい。これは本願の実施態様で限定されない。
本願の実施形態におけるネットワーク・デバイスは、端末デバイスと通信するように構成されるデバイスであってもよい。ネットワーク・デバイスは、移動通信のためのグローバル・システム(global system of mobile communication,GSM)システム又は符号分割多元接続(code division multiple access,CDMA)システムにおけるベース・トランシーバ・ステーション(base transceiver station,BTS)であってもよく、又はワイドバンド符号分割多元接続(wideband code division multiple access,WCDMA)システムにおけるノードB(NodeB,NB)であってもよく、又はLTEシステムにおけるエボルブドNodeB(evolutional NodeB,eNB又はeNodeB)であってもよく、又はクラウド無線アクセス・ネットワーク(cloud radio access network,CRAN)シナリオにおける無線コントローラであってもよい。あるいは、ネットワーク・デバイスは、中継ノード、アクセス・ポイント、車載デバイス、ウェアラブル・デバイス、将来の5Gネットワークにおけるネットワーク・デバイス、将来の進化したPLMNネットワークにおけるネットワーク・デバイス、等々であってもよい。これは本願の実施態様で限定されない。
端末デバイスに関し、プライマリ・セルはプライマリ周波数バンド(プライマリ・キャリア)上で動作するセルであり、セカンダリ・セルはセカンダリ周波数バンド(セカンダリ・キャリア)上で動作するセルである。端末デバイスのサービング・セル(serving cell)はセカンダリ・セルであってもよいし、又はプライマリ・セルであってもよい。キャリア・アグリゲーション(carrier aggregation,CA)が設定されていない端末デバイスでは、唯1つのサービング・セル、即ちプライマリ・セルのみが存在する。CAが設定されている端末デバイスについては、サービング・セルは、プライマリ・セル及びセカンダリ・セルを含むセル・セットである。CAが設定されている端末デバイスは、1つのプライマリ・セルと最大4つのセカンダリ・セルに接続される。図1は様々なキャリア・アグリゲーション・モードの概略図である。図1において、端末デバイスAに関し、CAはサポートされておらず、従って唯1つのセル、即ち1つのアップリンク・キャリア及び1つのダウンリンク・キャリアのみが存在する。端末デバイスBについては、対称的なCAモードが設定されており、2つのキャリアが集められ、2つのアップリンク・キャリアと2つのダウンリンク・キャリアとがサポートされる。端末デバイスCについては、非対称CAモードが設定されており、3つのダウンリンク・キャリアと1つのアップリンク・キャリアとが存在する。キャリア・アグリゲーション・モードでは、端末デバイスによってサポートされるダウンリンク・キャリアの量は、アップリンク・キャリアの量以上である。現在、キャリア・アグリゲーションは最大32キャリアのアグリゲーションをサポートすることができる。将来の5Gネットワークでは、キャリア・アグリゲーションは多くのキャリアをサポートする可能性があり、即ちより多くのセカンダリ・セルが端末デバイスのために追加(アクティベート)されることを必要とする。
図2は、従来技術でセカンダリ・セルをアクティベーションするための概略フローチャートである。端末デバイスは、先ずRRCリコンフィギュレーション・メッセージを受信し、RRCリコンフィギュレーション・メッセージを受信した後、RRCリコンフィギュレーション・メッセージがSCell追加シグナリングを含む場合、UEは、セカンダリ・セルが位置するキャリアとしてリコンフィギュレーション・メッセージにキャリアを追加する。しかしながら、セカンダリ・セルはインアクティブ状態にあり、インアクティブ状態では、端末デバイスは、セカンダリ・セルでサウンディング・リファレンス信号(sounding reference signal,SRS)のようなアップリンク信号を送信せず;セカンダリ・セルでULデータを送信せず;セカンダリ・セルのチャネル品質インジケータ(channel quality indicator,CQI)/プリコーディング・マトリクス・インジケータ(precoding matrix indicator,PMI)/ランク・インジケータ(rank indication,RI)を送信せず;セカンダリ・セルで実行されるスケジューリング、及びセカンダリ・セルの制御チャネルのスケジューリングを含む、セカンダリ・セルの物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel,PDCCH)をリスニングせず;ランダム・アクセス・プロセスを実行せず;物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel,PUCCH)が設定されている場合、物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel,PUCCH)上で送信を実行しない。端末デバイスは、セカンダリ・セルのアップリンク共有チャネル(uplink shared channel)でデータを送信しない。図2に示すように、端末デバイスは、T番目の時間ユニットでセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信し、その後の4msでアクティベーション・コマンドの受信及び関連する復号化等の処理を完了する。(T+8)番目の時間ユニットの後、有効なチャネル状態情報(channel state information,CSI)がネットワーク・デバイスへ送信され、現在のセルのチャネル状態をネットワーク・デバイスに報告する。(T+8)番目の時間ユニットと(T+k)番目の時間ユニットとの間において、端末デバイスがハードウェア準備作業、例えば、位相ロック・ループ調整、水晶発振器調整、自動利得制御、及び高周波チェーン・アクティベーションを完了した場合、即ち、セカンダリ・セルがアクティベートされた後、端末デバイスは定期的にアップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信し、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることをネットワーク・デバイスに通知する。例えば、アップリンク信号はCSI及び/又はSRSを含む。ネットワーク・デバイスがアップリンク信号を受信する時間は、(T+k)番目の時間ユニットより早くてもよいし、あるいは(T+k)番目の時間ユニットより遅くてもよい。kの値は24又は34である。kの値が24である場合、それは、アクティベートされるべきセカンダリ・セルは有効なメジャーメント・レポートを報告したことを示す。kの値が34である場合、それは、アクティベートされるべきセカンダリ・セルは有効なメジャーメント・レポートを過去に報告していないことを示す。kの値は、システムによって設定された最大のアクティベーション時間であり、即ち、(T+k)番目の時間ユニットが満了した場合、たとえネットワーク・デバイスがアップリンク信号を正しく受信していなくても、ネットワーク・デバイスは、データを受信又は送信するように端末デバイスをスケジューリングするために、スケジューリング・コマンド(シグナリング又はデータ)を端末デバイスへ送信する。最大アクティベーション時間は、プロトコルで規定又は事前に定義されており、端末デバイスによるアクティベーション・コマンドの受信から、端末デバイスによるセカンダリ・セルのアクティベーションまでにかかる最大時間、例えば、3GPP 36.133で定義されているようにn+24ミリ秒又はn+34ミリ秒である。
従って、ネットワーク・デバイスがアップリンク信号を受信するか、又は(T+k)番目の時間ユニットが満了するかの2つの条件のうちの何れかが充足されたと仮定し、ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのセカンダリ・セルはアクティブにされていると考え、データ・スケジューリングがセカンダリ・セルで実行され始める。端末デバイスがスケジューリング・コマンドを受信した後、端末デバイスは、設定された周期でアップリンク信号を送信し続け、セカンダリ・セルのCQI/PMI/RI/をネットワーク・デバイスへ送信し、セカンダリ・セルのPDCCHをリスニングし、及び/又はPUCCHでデータを送信し、他のセカンダリ・セルのデアクティベーション・タイマをイネーブルにし、セカンダリ・セルの電力ヘッドルームを報告する等のアクションをトリガする。
既存のセカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスでは、設定されたアップリンク信号の送信周期が比較的長い場合や、アップリンク信号を送信するリソースが設定されていない場合、ネットワーク・デバイスは、設定された最大アクティベーション時間が経過した後に(即ち、(T+k)時間ユニットが満了した後))に、端末デバイスのセカンダリ・セルをスケジューリングすることを待機することしかできない。これは、スケジューリング遅延の原因となる。しかしながら、アップリンク信号の設定された送信周期が比較的短い場合、セカンダリ・セルがアクティブになった後、アップリンク信号は依然としてオリジナル周期で送信されるので、ネットワーク・リソースの比較的厳しい消費が引き起こされる。
上記の問題点に基づき、本発明の実施形態は、セカンダリ・セルをアクティベートする方法を提供し、セカンダリ・セルのアクティベーション・プロセスにおいてネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延がアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
5G又はニュー・ラジオ・アクセスネットワーク(new radio access network,NR)システムでは、1つのNR NodeB(NR−NB)に1つ以上の送受信ポイント(transmission reception point,TRP)が存在してもよく、全てのTRPが同一セルに属することが理解されるべきである。各TRP及び各端末デバイスは、本願の実施形態において、セカンダリ・セルをアクティベートするための方法を使用することができる。別のシナリオでは、ネットワーク・デバイスは、制御ユニット(control unit,CU)及びデータ・ユニット(data unit,DU)に更に分割されてもよい。1つのCUに複数のDUが存在してもよい。各DU及び各端末デバイスは、本願の実施形態で説明されるセカンダリ・セルをアクティベートするための方法を使用することができる。CU−DU分離シナリオとマルチ−TRPシナリオとの間の相違は、TRPは単に1つの無線周波数ユニット又は1つのアンテナ・デバイスであり、DUはプロトコル・スタック機能を実装することができ、例えば、DUは物理レイヤ機能を実装することができるという点にある。
図3は、本発明の一実施形態による典型的なアプリケーション・シナリオの概略図である。図3に示すように、本願の技術的ソリューションは、ネットワーク・デバイスと端末デバイスとの間で実行されるセカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスに適用されることが可能である。端末デバイス1及び端末デバイス2のサービング・セルは、同一のネットワーク・デバイスによって応対される。端末デバイス1及び端末デバイス2は、ネットワーク・デバイスの複数のキャリアに別々に接続されている。端末デバイス2のサービング・セルは、プライマリ・セルと2つのセカンダリ・セル(セカンダリ・セル1及びセカンダリ・セル2)とを含み、端末デバイス1のサービング・セルは、プライマリ・セルとセカンダリ・セル1とを含む。複数のセル(キャリア)のうちの少なくとも一部は、端末デバイス1及び端末デバイス2のサービング・セルを別々に形成する。
本発明のこの実施形態は、単に図3に示すアプリケーション・シナリオを具体例として使用して説明しているにすぎないが、本発明のこの実施形態はこれに限定されないことが、理解されるべきである。例えば、システムは、より多くの端末デバイス及びキャリアを含むことができる。
以下、図4に関連して本願によるセカンダリ・セルをアクティベートする方法を詳細に説明する。図4は本発明の実施形態によるセカンダリ・セルをアクティベートする方法100の概略フローチャートである。この方法100は、図3に示すシナリオに適用されてもよいし、確かに他の通信シナリオに適用されてもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
図4に示すように、方法100は以下のステップを含む:
S110.ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した後に、端末デバイスは、第1時間ユニットから第1周期を利用して、第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信する。
S120.ネットワーク・デバイスは、第1時間ユニットから第1周期で第1アップリンク信号を受信する。
S130.端末デバイスは第2時間ユニットを決定し、ここで、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスにより送信されたスケジューリング・コマンドが受信される時間ユニットである。
S140.端末デバイスは、第2周期を使用して、又は第2時間ユニットの後のネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信し、第2周期は第1周期よりも長い。
S150.ネットワーク・デバイスは、第2周期において、又は第2時間ユニットからのネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号を受信する。
本発明のこの実施形態で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、アクティベーション・プロセスにおいて、即ち端末デバイスがアクティベーション・コマンドを受信した第1時間ユニットから、端末デバイスがスケジューリング・コマンドを受信する、又は最大アクティベーション時間が経過した時間ユニットまでの時間期間において、第1アップリンク信号は比較的短い第1周期でネットワーク・デバイスへ送信され、ネットワーク・デバイスが、セカンダリ・セルはアクティベーションされていることを通知するために使用される第1アップリンク信号を受信する確率が増加し、そのため、ネットワーク・デバイスは、第1アップリンク信号をより早期に受信し、第1アップリンク信号に基づいて、スケジューリング・コマンドを端末デバイスへより早期に送信することができる。これは、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベーションされていることを知るためにネットワーク・デバイスによって使われる時間を短縮し、アクティベーション遅延を低減し、その結果、ネットワーク・デバイスはセカンダリ・セルをより早期にスケジューリングすることができる。スケジューリング・コマンド(シグナリング又はデータ)を受信した後、又は、最大アクティベーション時間が経過した後、端末デバイスは、比較的長い第2周期で、又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号を送信し、第2アップリンク信号のために消費されるネットワーク・リソースが削減され、それによって、ネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延が、セカンダリ・セルのアクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
具体的には、S110において、ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信する。相応して、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した後、端末デバイスは、第1時間ユニットから第1周期で第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信する。端末デバイスがセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した時間ユニットから、第1時間ユニットまでの時間期間において、端末デバイスは、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドの受信を完了する、即ち、復調及び復号化等の処理を実行する。
第1時間ユニットは、端末デバイスが第1アップリンク信号を送信することが可能な時間ユニット、即ち、端末デバイスが第1アップリンク信号を送信することができ、かつ、第1アップリンク信号を送信する能力を有する時間ユニットであることが、理解されるべきである。第1時間ユニットにおいて、端末デバイスは第1アップリンク信号の送信を開始する能力のみを有し、端末デバイスは、代替的に第1時間ユニットの後の時間ユニットで第1アップリンク・リファレンス信号の送信を開始してもよいことが理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。アクティベーション・コマンドを受信した後に、端末デバイスは、有効なCSIレポートをネットワーク・デバイスへ送信する。第1アップリンク信号は、有効なCSIレポートを含んでもよい。オプションとして、第1時間ユニットは、有効なCSIレポートが送信される時間ユニットであってもよい。有効なCSIレポートは、セカンダリ・セルが位置するキャリアのチャネル状態をネットワーク・デバイスに通知するために使用される。アクティベーション・コマンドを受信した後に、端末デバイスは、位相ロック・ループ調整、水晶発振器調整、自動利得制御、無線周波数チェーン・アクティベーション等のハードウェア準備作業を実行し始める。端末デバイスは、ハードウェア準備作業を完了し、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベーションされていることを通知する。
第1時間ユニットは、端末デバイスがハードウェア準備を完了する時間ユニットであってもよいこと、第1時間ユニットは、端末デバイスがハードウェア準備を完了する前の時間ユニットであってもよいこと、あるいは第1時間ユニットは、端末デバイスが第1アップリンク信号を送信することができ、SRSを送信し、PDCCH検出を実行し、電力ヘッドルームを報告する能力を有する時間ユニットであってもよいことが、理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
本願においては、時間ユニットと瞬間が同じ意味を表してもよく、両方が時間ノードを表すために使用されてもよく、互いに置き換えられてもよいことが、更に理解されるべきである。例えば、第1時間ユニットは第1時点であってもよく、第1時間ユニットは、サブフレーム、スロット(slot)、ミニ・スロット(mini−slot)、又はショート送信時間間隔(short transmission time interval,sTTI)であってもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドは、媒体アクセス制御チャネル・エレメント(media access control channel element,MAC CE)で送信してもよいし、PDCCHで送信されてもよいことが、更に理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
更に、セカンダリ・セルがセル形式におけるものであり、プライマリ同期信号、セカンダリ同期信号、及びブロードキャスト・メッセージを送信するために使用されてもよいし、あるいはセカンダリ・セルは、ビーム形式におけるものであり、ビーム・パイロット信号を送信するために使用されてもよいことが、更に理解されるべきである。ビーム・パイロット信号は特定の周期で送信され、あるいはセカンダリ・セルは、分散ユニット(distribute unit)の形式におけるものであってもよい。分散ユニットはユーザー・プレーンのみを含む。分散ユニットは中央ユニット(central unit)に接続され、中央ユニットは制御プレーン情報を提供する。
更に、セカンダリ・セルに対するアクティベーション・コマンドにおけるセカンダリ・セルの追加又は変更シグナリングは、セカンダリ・セル・グループのインデックスの形式で送信されてもよいし、あるいは単独のセカンダリ・セルのインデックスの形式で送信されてもよいことが、更に理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
端末デバイスは、第1時間ユニットで第1アップリンク信号を送信する機能を既に有し、即ち、端末デバイスは第1アップリンク信号を送信することが可能(伝送することが可能)であるので、端末デバイスは、第1時間ユニットから第1周期で第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信し、ネットワーク・デバイスに、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることを通知する。相応して、S120において、ネットワーク・デバイスも、第1時間ユニットから第1周期で端末デバイスにより送信された第1アップリンク信号を受信する。
オプションとして、第1時間ユニットは、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドが受信された時間ユニットの後、8番目の時間ユニットであってもよく、これは、端末デバイスが、有効なCSIレポートを8番目のサブフレームと同程度に早期に送信する(有効なCSIレポートを伝送する)ことを示す。代替的に、第1時間ユニットの値は別の値であってもよい。異なるリソースに関し、パラメータ設定は異なる。パラメータ設定は「数」として言及されてもよい。例えば、異なるサービスに対して設定される、サイクリック・プレフィックス(cyclic prefix,CP)の長さ、送信時間間隔(transmission time interval,TTI)、サブキャリア間隔、シンボル(symbol)の量、リソース・ブロック(resource block,RB)の位置、スロット長、フレームフォーマットは異なる。従って、セカンダリ・セルに対するアクティベーション・コマンドが受信される時間ユニットと第1時間ユニットとの間の継続時間はまた、異なる数に対応する値であってもよい。例えば、2シンボルのTTI長の場合、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドにおける時間ユニットと第1時間ユニットとの間の持続時間は16TTIであってもよく、1msのTTI長の場合、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドにおける時間ユニットと第1時間ユニットとの間の持続時間は、1msのサブフレーム8つであってもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
端末デバイスは、代替的に、第1時間ユニットの後の時間ユニットにおいて、第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信してもよいことが、理解されるべきである。例えば、第1アップリンク信号は、端末デバイスがハードウェア準備を完了する時間ユニットからネットワーク・デバイスへ送信されてもよい。あるいは、第1時間ユニットは、端末デバイスがハードウェア準備を完了する前の時間ユニットであってもよいし、端末デバイスがハードウェア準備を完了した後の時間ユニットであってもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
S130において、端末デバイスは第2時間ユニットを決定し、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又は、ネットワーク・デバイスにより送信されたスケジューリング・コマンドが受信された時間ユニットであり、第2時間ユニット第1時間ユニットより後である。
具体的には、第1アップリンク信号を首尾よく受信した後、ネットワーク・デバイスは、データを受信又は送信するように端末デバイスをスケジュールするために、スケジューリング・コマンドを端末デバイスへ送信する。第2時間ユニットは、端末デバイスがスケジューリング・コマンドを受信する時間ユニットであってもよい。スケジューリング・コマンドは、シグナリング又はデータであってもよい。あるいは、第2時間ユニットは、ネットワーク・デバイスが第1アップリンク信号を正しく受信する時間ユニットであってもよい。あるいは、最大アクティベーション持続時間は、システムのコンフィギュレーション情報で設定され、最大アクティベーション時間は、プロトコルで規定又は予め定義され、かつ、端末デバイスがアクティベーション・コマンドを受信した時点から、端末デバイスがセカンダリ・セルをアクティベートする時点までの最大時間、例えば3GPP 36.133で定義されているようなn+24ミリ秒又はn+34ミリ秒である。セカンダリ・セルをアクティベートするための最も遅い時間は、(遅くとも)最大アクティベーション時間より遅くないものとすることができる。
最大アクティベーション時間(最も遅いアクティベーション時間)の時間ユニットが経過すると、ネットワーク・デバイスが第1アップリンク信号を正しく受信しているかどうかにかかわらず、ネットワーク・デバイスはスケジューリング・コマンドを端末デバイスへ送信する。従って、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニットであってもよい。例えば、最大アクティベーション時間の値は、24ms又は34msであってもよいし、24sTTI又は34sTTIであってもよいし、24スロット又は34スロットであってもよい、等々である。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
S140において、端末デバイスは、第2時間ユニットの後に、第1周期より長い第2周期で第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信するか、又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信する。これは本願で限定されない。
S150において、ネットワーク・デバイスは、第2時間ユニットから第2周期で第1アップリンク信号を受信する。
具体的には、S140において、第2時間ユニット後に、第2アップリンク信号は、セカンダリ・セルをアクティベートするために以前に行われた場合と同様にネットワーク・デバイスへ頻繁に送信される必要はない。従って、端末デバイスは、第2周期で又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信する。第2周期は第1周期より長い。「ネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて」とは、ネットワーク・デバイスが端末デバイスに関する情報を必要とする場合に、ネットワーク・デバイスがスケジューリング情報を端末デバイスへ送信すること、及びスケジューリング情報を受信した場合に、端末デバイスが第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ報告するものとして、理解されることが可能である。「ネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて」とは、ネットワーク・デバイスがPDCCH/又はMAC CEに基づいてスケジューリングを実行することを意味する。第2アップリンク信号は、後続のデータ伝送を容易にするために、コヒーレント復調及び検出を実行し、チャネル品質等を測定するために、ネットワーク・デバイスによって使用される。これはネットワーク・リソースの消費を削減する。相応して、S150において、ネットワーク・デバイスは、第2周期で又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号を受信する。
第2時間ユニットの後、端末デバイスが例えば静止状態やデータを送信しない状態にある等の場合に、代替的に、端末デバイスは第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信することを停止してもよいことが、理解されるべきである。あるいは、第2アップリンク信号は、ネットワーク・リソースの消費が削減され得る別の方法、例えば非周期的な方法でネットワーク・デバイスに報告されてもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
端末デバイスがセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した時間から、あるいは、端末デバイスがセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した時間の後に、端末デバイスは、ネットワーク・デバイスにより送信されたパイロット信号を周期的に受信することが、更に理解されるべきである。パイロット信号は、端末デバイスに、セカンダリ・セルの関連情報を通知するために使用され、そのため、端末デバイスは、セカンダリ・セルとのダウンリンク同期を迅速に実現し、ハードウェア準備作業をより早期に完了させ、第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへより早期に送ることができる。端末デバイスがパイロット信号をより早期に受信する場合、端末デバイスはより早期にダウンリンク同期を完了することができ、ハードウェア準備作業をより早期に完了すること、即ちセカンダリ・セルのアクティベーションをより早期に完了させることができることを理解することができる。このように、端末デバイスは、第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへより早期に送信することができる。具体的には、アクティベーション・プロセスにおいて、ネットワーク・デバイスは比較的短い周期でパイロット信号を送信し、端末デバイスは比較的短い第1周期で第1アップリンク信号を送信する。これは、セカンダリ・セルがアクティブにされていることをネットワーク・デバイスに通知するために使用される時間をより効果的に短縮することができ、その結果、ネットワークデバイスは、セカンダリセルがアクティブにされていることをより早期に知ることができる。第2時間ユニットの後、ネットワーク・デバイスは比較的長い周期でパイロット信号を送信し、端末デバイスは比較的長い第2周期で又はスケジューリングに基づいて第2アップリンク信号を送信し、そのため、ネットワーク・リソースはより効果的に節約されることが可能である。
第1周期はシステムで指定された周期であってもよく、例えば1ms又は1TTIであってもよく、又は別の値であってもよいことが更に理解されるべきである。オプションとして、より短い第1周期は、より短いアクティベーション時間を示す。例えば、第1周期は、1スロット、1sTTI等である。これは本発明のこの実施形態で限定されない。第2周期は第1周期より長い。オプションとして、より長い第2周期はネットワーク・リソースのより少ない消費を示す。
本発明の実施形態で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、セカンダリ・セルをアクティベートするプロセスにおいて、端末デバイスは、第1周期で第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信し、セカンダリ・セルはアクティベートされていることをネットワーク・デバイスに通知するために使用される第1アップリンク・リファレンス信号を端末デバイスが送信する動作が追加される。従って、ネットワーク・デバイスは、第1アップリンク信号に基づいてスケジューリング・コマンドをより早期に送信することができ、それによってアクティベーション遅延を低減する。スケジューリング・コマンドを受信した後に、端末デバイスは、比較的長い第2周期で又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて第2アップリンク信号を送信し、第2アップリンク信号を送信するために消費されるネットワーク・リソースが削減される。リソース消費が低減されると、ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルはアクティベートされていることを迅速に通知されることが可能であり、アクティベーション遅延が低減され、それにより、セカンダリ・セルのアクティベーション中に、ネットワーク・リソースの消費とアクティベーション遅延とがアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率とユーザー体験を向上させる。
オプションとして、実施形態では、S110の前に方法は以下を更に含む:
S109.ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを端末デバイスへ送信し、コンフィギュレーション・メッセージは、第2周期のコンフィギュレーション情報、ネットワーク・デバイスのスケジューリングのコンフィギュレーション情報、及び第1周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む。
具体的には、ネットワーク・デバイスが端末デバイスへアクティベーション・コマンドを送信する前に、ネットワーク・デバイスはセカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを端末デバイスへ送信する。セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージは、RRCリコンフィギュレーション・メッセージであってもよい。コンフィギュレーション・メッセージには、セカンダリ・セルの追加又は変更シグナリングを含む。例えば、端末デバイスは、セカンダリ・セル追加シグナリングに基づいて、コンフィギュレーション・メッセージにおけるキャリアを、セカンダリ・セルが配置されるキャリアとして追加し、次いで、セカンダリ・セルはインアクティブ状態になる。コンフィギュレーション・メッセージは、第2周期のコンフィギュレーション情報、ネットワーク・デバイスのスケジューリングのコンフィギュレーション情報、及び第1周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む。端末デバイスは、コンフィギュレーション情報を取得した後、プロトコル仕様に従って、第1周期及び第2周期で第1アップリンク信号及び第2アップリンク信号を送信するように端末デバイスに指示するために使用されるコンフィギュレーション・メッセージ又は他の指示情報に基づいて、及びネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第1アップリンク信号及び第2アップリンク信号を送信する。例えば、指示情報は、端末デバイスに対して、異なる時間セグメントにおいて異なる方法で第1アップリンク信号を送信するように指示することができる。端末デバイスは、コンフィギュレーション情報に基づいて、第1アップリンク信号及び第2アップリンク信号を異なる時間セグメントで異なる方法で送信する。ネットワーク・デバイスはまた、プロトコル仕様やコンフィギュレーション情報に応じて、第1アップリンク信号及び第2アップリンク信号を異なる時間セグメントで異なる方法で受信する。
第1周期及び第2周期などの情報、ネットワーク・デバイスのスケジューリング情報、第2アップリンク信号の送信を停止することに関する情報などは、コンフィギュレーション・メッセージを用いることにより端末デバイスに指示されてもよいし、あるいはネットワーク・デバイスと端末デバイスとの間で事前に交渉してもよく、具体的にはシステムにより予め設定されてもよいことが、理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
コンフィギュレーション・メッセージは、端末デバイスが異なる時間セグメントにおいて異なる周期で第1アップリンク信号及び第2アップリンク信号を送信する必要があるかどうかを指示するために使用される指示情報をさらに含んでもよいことが、更に理解されるべきである。例えば、指示情報は、端末デバイスに対して、第1アップリンク信号及び第2アップリンク信号を常に同じ方法で又は同じ周期で送信するように、あるいは第1アップリンク信号及び第2アップリンク信号を、コンフィギュレーション・メッセージに含まれる異なる周期で異なる時間セグメントで送信するように指示することができる。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
第1周期及び第2周期などのコンフィギュレーション情報、ネットワーク・デバイスのスケジューリングに関する情報、第2アップリンク信号の送信を停止することに関する情報は、代替的に、ブロードキャスト・メッセージを用いて端末デバイスや、端末デバイスと同じネットワーク・デバイスのカバレッジに在圏する他の端末デバイスに指示されてもよいことが、更に理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
コンフィギュレーション・メッセージは、第2周期のコンフィギュレーション情報、ネットワーク・デバイスのスケジューリングのコンフィギュレーション情報、第2アップリンク信号の送信を停止することに関するコンフィギュレーション情報のうちの何れか1つを含んでもよいことが、更に理解されるべきである。更に、コンフィギュレーション・メッセージは、前述の3種類のコンフィギュレーション情報の任意の組み合わせを含んでもよく、端末デバイスは、他の情報や条件に基づいてコンフィギュレーション情報の1つのタイプを選択し、あるいは異なる時間セグメントで異なる方法を実行する。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
オプションとして、実施形態において、第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む。
具体的には、端末デバイスがハードウェアの準備作業を完了した後に、端末デバイスによりネットワーク・デバイスへ送信される第1アップリンク信号は、第1CSI及び/又は第1SRSを含むことができる。第1CSIは、端末デバイスのプライマリ・セルのチャネル状態及びセカンダリ・セルのチャネル状態をネットワーク・デバイスに通知するために使用され、ネットワーク・デバイスによって実行されるアップリンク・チャネル品質測定を促進する。第1SRSは、ネットワーク・デバイスのスケジューリングのためにリファレンスを提供し、リファレンス内容は、プライマリ・セルのチャネル品質、及びセカンダリ・セルのチャネル品質であってもよい。ネットワーク・デバイスは、第1CSI及び/又は第1SRSに基づいて、セカンダリ・セルをスケジューリングするためのスケジューリング・コマンドを端末デバイスへ送信する。
第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含み、セカンダリ・セルがアクティベートされた後にプライマリ・セル及びセカンダリ・セルのチャネル状態情報をネットワーク・デバイスに報告するために使用され、ネットワーク・デバイスにより実行されるコヒーレント復調及び検出のために使用され、その結果、ネットワーク・デバイス及び端末デバイスは効果的にデータを送信する。
第2CSI及び第1CSIは同じであってもよいし、異なっていてもよいことは理解されるべきである。第2SRS及び第1SRSは同じであってもよいし、異なっていてもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
第1CSI及び第2CSIは別のセル又はセカンダリ・セルで送信されてもよいことが、更に理解されるべきである。第1SRS及び第2SRSは、セカンダリ・セルで送信されることを必要とする。
更に、第1アップリンク信号及び第2アップリンク信号は、別のアップリンク信号、例えばアップリンク復調リファレンス信号を更に含んでもよいことが理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
本発明の実施形態は、更に、セカンダリ・セルをアクティベートするための別の方法200を更に提供する。方法200は、図3に示すシナリオに適用されてもよく、確かに、別の通信シナリオにも適用することができる。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
図5に示されるように、方法200は以下のステップを含む:
S210.ネットワーク・デバイスは、第3時間ユニットでセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信し、相応して、端末デバイスは、第3時間ユニットでセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信する。
S220.ネットワーク・デバイスは、第3時間ユニットから第1周期を利用して第1パイロット信号を端末デバイスへ送信する。
S230.端末デバイスは、ネットワーク・デバイスにより送信された第1パイロット信号を、第3時間ユニットから第1周期で受信する。
S240.ネットワーク・デバイスは、第4時間ユニットを決定し、第4時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスがスケジューリング・コマンドを端末デバイスへ送信する時間ユニットである。
S250.ネットワーク・デバイスは、第4時間ユニットの後に第2周期を利用して、第2パイロット信号を端末デバイスへ送信し、ここで、第2周期は第1周期よりも長い。
S260.端末デバイスは、ネットワーク・デバイスにより送信された第2パイロット信号を、第4時間ユニットの後に第2周期で受信する
本発明のこの実施形態で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、即ち、端末デバイスがアクティベーション・コマンド及びスケジューリング・コマンドを受信する時間期間において、ネットワーク・デバイスは比較的短い第1周期で第1パイロット信号を端末デバイスへ送信し、端末デバイスがダウンリンク同期に使用される第1パイロット信号を受信する確率が増加し、その結果、端末デバイスがダウンリンク同期をより早期に完了し、ハードウェア準備作業を完了すること、即ちセカンダリ・セルのアクティベーションをより早期に完了させることが可能である。このように、端末デバイスは、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることを通知するために使用されるアップリンク信号を、ネットワーク・デバイスへより早期に送信することができ、ネットワーク・デバイスは、アップリンク信号に基づいてスケジューリング・コマンドをより早期に送信することができる。スケジューリング・コマンドは、データを受信又は送信するように端末デバイスをスケジューリングするために使用される。これは、セカンダリ・セルは首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスによって使用される時間を短縮し、アクティベーション遅延を減少させることができる。スケジューリング・コマンドを送信した後、ネットワーク・デバイスは、比較的長い第2周期で第2パイロット信号を送信し、その結果、第2パイロット信号を送信するために消費されるネットワーク・リソースは削減され、それにより、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後に、ネットワーク・リソースの消費とアクティベーション遅延とがアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
具体的には、S210において、ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを第3時間ユニットで端末デバイスへ送信し、セカンダリ・セルをアクティベートし始めることを端末デバイスに通知する。相応して、端末デバイスは、第3時間ユニットでセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信する。本願においては、時間ユニット及び瞬間は同じ意味を表してもよく、互いに置き換えられてもよいことが理解されるべきである。例えば、第3時間ユニットは第3時点であってもよく、第3時間ユニットはサブフレーム、スロット、ミニ・スロット、又はsTTIであってもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドは、MAC CEで送信されてもよいし、あるいはPDCCHで送信されてもよいことが、更に理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
更に、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドにおけるセカンダリ・セルの追加又は変更シグナリングは、セカンダリ・セル・グループのインデックスの形式で送信されてもよいし、単一のセカンダリ・セルのインデックスの形式で送信されてもよいことが、更に理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
220において、ネットワーク・デバイスは、第3時間ユニットから第1周期で第1パイロット信号を端末デバイスへ送信し、第1パイロット信号は、第1パイロット信号に基づくダウンリンク同期及び有効なチャネル状態情報測定を完了し、最後的に、位相ロック・ループ調整、水晶発振器調整、自動利得制御、無線周波数チェーン・アクティベーション等のハードウェア準備作業を完了するために、端末デバイスにより使用される。端末デバイスは、ハードウェア準備作業を完了した後、例えばCSI及び/又はSRSであってもよいアップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信し、ハードウェア準備作業が完了したことを端末デバイスに通知する。ネットワーク・デバイスは、アップリンク信号を受信した後、データを受信又は送信するように端末デバイスをスケジューリングするために、スケジューリング・コマンドを端末デバイスへ送信する。相応して、S230において、端末デバイスは、第3時間ユニットから第1周期で、ネットワーク・デバイスによって送信された第1パイロット信号を受信する。
S240において、ネットワーク・デバイスは第4時間ユニットを決定し、第4時間ユニットは、最大アクティベーション時間が経過する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスが端末デバイスへスケジューリング・コマンドを送信する時間ユニットである。
アップリンク信号を首尾よく受信した後、ネットワーク・デバイスは、データを受信又は送信するように端末デバイスをスケジューリングするために、スケジューリング・コマンドを端末デバイスへ送信する。第4時間ユニットは、ネットワーク・デバイスがスケジューリング・コマンドを端末デバイスへ送信する時間ユニットであってもよい。代替的に第4時間ユニットはまた、ネットワーク・デバイスがアップリンク信号を正しく受信する時間ユニットであってもよい。代替的に、最大アクティベーション持続時間は、システムのコンフィギュレーション情報で設定され、最大アクティベーション時間は、プロトコルで規定又は予め定義され、端末デバイスがアクティベーション・コマンドを受信した時点から、端末デバイスがセカンダリ・セルをアクティベートする時点までの最大時間であり、例えば3GPP 36.133で定義されているようにn+24ミリ秒又はn+34ミリ秒である。セカンダリ・セルをアクティベートする最も遅い時間は、(遅くとも)最大アクティベーション時間が満了する時間ユニットより遅くないものとすることができる。ネットワーク・デバイスは、最大アクティベーション時間(最も遅いアクティベーション時間)の時間ユニットが経過すると、ネットワーク・デバイスが第1アップリンク信号を正しく受信しているか否かによらず、スケジューリング・コマンドを端末デバイスへ送信する。従って、第4時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニットであってもよい。例えば、最大アクティベーション時間の値は、24ms又は34msであってもよいし、24sTTI又は34sTTIであってもよいし、24スロット又は34スロットであってもよい、等々である。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
S250において、ネットワーク・デバイスは、第4時間ユニットの後に第2周期で、第2パイロット信号を端末デバイスへ送信し、第2周期は第1周期よりも長い。
具体的には、第4時間ユニットの後、第2パイロット信号は、以前にスケジューリング・コマンドが送信される場合に行われていたのと同様に端末デバイスへ頻繁に送信される必要はない。従って、ネットワーク・デバイスは、第2周期で第2パイロット信号を端末デバイスへ送信し、第2周期は第1周期よりも長い。第2パイロット信号は、後続のデータ伝送を促進するために、ネットワーク・デバイスと端末デバイスとの間で実行される後続のコヒーレント復調及び検出、チャネル品質測定などのために使用される。相応して、端末デバイスは、S260において、ネットワーク・デバイスにより送信された第2パイロット信号を、第4時間ユニットの後に第2周期で受信する。
ネットワーク・デバイスは、第4時間ユニットの後に、ネットワーク・リソースの消費が削減され得る別の方法で、例えば非周期的な方法で、第2パイロット信号を端末デバイスへ代替的に送信してもよいことが、理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
第1周期は、システムで指定された周期であってもよく、例えば1msであってもよいし、別の値であってもよいことが、更に理解されるべきである。オプションとして、より短い第1周期は、より短いアクティベーション時間を示す。例えば、第1周期は1ms、1sTTI、等々であってもよい。第2周期は第1周期より長い。オプションとして、より長い周期は、ネットワーク・リソースのより少ない消費を示す。
第1パイロット信号を端末デバイスへ送信した後、ネットワーク・デバイスは端末デバイスにより送信されたアップリンク信号を周期的に受信することが、更に理解されるべきである。ネットワーク・デバイスがより早期にアップリンク信号を受信する場合、ネットワーク・デバイスもまた、セカンダリ・セルのアクティベーションが完了したことをより早期に知ることを、理解することができる。即ち、ネットワーク・デバイスは、比較的短い第1周期で第1パイロット信号を送信し、端末デバイスは、第1パイロット信号に基づいて、ダウンリンク同期及びハードウェア準備作業をより早期に完了し、即ちより早期にセカンダリ・セルのアクティベーションを完了する。そして端末デバイスは比較的短い周期でアップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信する。セカンダリ・セルがアクティベートされていることをネットワーク・デバイスに通知するために使用される時間は、短縮されることが可能である。アクティベーション遅延は更に効果的に短縮されることが可能である。セカンダリ・セルがアクティベートされた後、ネットワーク・デバイスは、比較的長い第2周期で第2パイロット信号を送信し、端末デバイスは、比較的長い第2周期で又はスケジューリングに基づいて第2アップリンク信号を送信し、そのため、ネットワーク・リソースはより効果的に節約されることが可能である。
本発明の実施形態で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、アクティベーション・プロセスにおいて、ネットワーク・デバイスは、比較的短い第1周期で第1パイロット信号を端末デバイスへ送信し、そのため、端末デバイスはより早期にセカンダリ・セルのアクティベーションを完了することができる。このように、端末デバイスは、セカンダリ・セルのアクティベーションが完了していることを通知するために使用されるアップリンク信号を、より早期にネットワーク・デバイスへ送信することができる。従って、ネットワーク・デバイスは、アップリンク信号に基づいてスケジューリング・コマンドをより早期に送信することができ、それによってアクティベーション遅延を低減する。活性化が完了した後、ネットワーク・デバイスは、比較的長い第2周期で第2パイロット信号を送信し、第2パイロット信号を送信するために消費されるネットワーク・リソースは削減され、それによって、ネットワーク・リソースの消費とアクティベーション遅延とが、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
オプションとして、実施形態においてS210の前に方法は更に以下のステップを含む。
S209.ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを送信し、コンフィギュレーション・メッセージは第1周期のコンフィギュレーション情報と第2周期のコンフィギュレーション情報とを含む。
具体的には、ネットワーク・デバイスが端末デバイスへアクティベーション・コマンドを送信する前に、ネットワーク・デバイスがセカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを端末デバイスへ送信する。セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージは、RRCリコンフィギュレーション・メッセージであってもよい。コンフィギュレーション・メッセージは、セカンダリ・セル追加又は修正シグナリングを含む。例えば、端末デバイスは、セカンダリ・セル追加シグナリングに基づいて、コンフィギュレーション・メッセージにおけるキャリアを、セカンダリ・セルが配置されるキャリアとして追加し、次いでセカンダリ・セルはインアクティブ状態になる。コンフィギュレーション・メッセージは第1周期のコンフィギュレーション情報と第2周期のコンフィギュレーション情報とを更に含む。ネットワーク・デバイスは、プロトコル仕様に従って、及び、第1周期及び第2周期で第1パイロット信号及び第2パイロット信号を送信するようにネットワーク・デバイスに指示するために使用されるコンフィギュレーション・メッセージ又は他の指示情報に基づいて、第1パイロット信号及び第2パイロット信号を送信する。例えば、指示情報は、第1アップリンク信号及び第2パイロット信号を異なる時間セグメントで異なる方法で送信するようにネットワーク・デバイスに指示するために使用されることができる。ネットワーク・デバイスは、情報に従って、第1パイロット信号及び第2パイロット信号を、異なる時間セグメントで異なる周期で送信する。端末もまた、リコンフィギュレーション情報及び指示情報に基づいて、異なる時間セグメントで異なる周期で第1パイロット信号及び第2パイロット信号を受信する。
第1周期、第2周期等の情報は、コンフィギュレーション・メッセージを用いて端末デバイスに通知されてもよいし、あるいはネットワーク・デバイスと端末デバイスとにより事前に交渉してもよいし、言い換えれば、システムによって事前に設定されていてもよいことが、理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
コンフィギュレーション・メッセージはネットワーク・デバイスが異なる時間セグメントにおいて異なる周期で第1パイロット信号を送信する必要があるかどうかを示すために使用される指示情報を更に含んでもよいことが理解されるべきである。例えば、指示情報は、第1パイロット信号及び第2パイロット信号を常に同じ周期で送信するようにネットワーク・デバイスに指示してもよいし、あるいはコンフィギュレーション・メッセージに含まれる異なる周期で異なる時間セグメントにおいて第1アップリンク信号及び第2パイロット信号を送信してもよい。即ち、ネットワーク・デバイスは、第1パイロット信号がセカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて第1周期で送信されることを必要とするかどうか、及び第2パイロット信号がセカンダリ・セルがアクティベートされた後に第2周期で送信されることを必要とするかどうかを、指示情報に基づいて決定することができる。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
第1周期、第2周期等の情報は、ブロードキャスト・メッセージ又はRRC専用シグナリングを用いて他の端末デバイスへ更に通知されてもよく、他の端末デバイスは、第1パイロット信号の周期情報に基づいてデータを受信し、ダウンリンク同期プロセスをより早期に完了し得ることが、更に理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
オプションとして、実施形態において、第1パイロット信号は、第1復調リファレンス信号DMRS及び/又は第1ビーム・パイロット信号を含み、第2パイロット信号は第2DMRS及び/又は第2ビーム・パイロット信号を含む。
具体的には、ネットワーク・デバイスがアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信した後、端末デバイスへ送信される第1パイロット信号は、第1復調リファレンス信号(demodulation reference signal,DMRS)及び/又は第1ビーム・パイロット信号を含む。第1DMRS及び/又は第1ビーム・パイロット信号は、関連する検出及びデータ復調のために端末デバイスによって使用される。端末デバイスは、ダウンリンク同期及び有効なチャネル状態情報測定を完了し、第1DMRS及び/又は第1ビーム・パイロット信号に基づいてハードウェア準備作業を完了する。ハードウェア準備作業が完了した後に、アップリンク信号がネットワーク・デバイスへ送信される。
セカンダリ・セルがアクティベートされた後、第2DMRS及び/又は第2ビーム・パイロット信号は、ネットワーク・デバイスと端末デバイスとの間の有効なデータ伝送を促進するために、ネットワーク・デバイスと端末デバイスとの間で実行される以後のコヒーレント復調及び検出、チャネル品質測定などのために使用される。
第2ビーム・パイロット信号及び第1ビーム・パイロット信号は、同一であってもよいし、異なっていてもよいことが理解されるべきである。第2DMRS及び第1DMRSは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
第1パイロット信号及び第2パイロット信号は、別のダウンリンク信号、例えばビーム・リファレンス信号、セル固有リファレンス信号(cell−specific reference signals,CRS)、プライマリ同期信号(primary synchronization signal,SSS)、セカンダリ同期信号(secondary synchronization signal,PSS)、同期信号(synchronization signal,SS)ブロック、復調リファレンス信号、ロケーション・リファレンス信号、及びチャンネル状態情報リファレンス信号を更に含んでもよいことが、更に理解されるべきである。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
本発明の実施形態は、更に、セカンダリ・セルをアクティベートする方法300を提供する。方法300は、図3に示されるシナリオに適用されることができ、確かに、別の通信シナリオにも適用され得る。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
図6に示されるように、方法300は以下のステップを含む:
S310.ネットワーク・デバイスは指示情報を端末デバイスへ送信し、その指示情報は、ハードウェア準備作業を開始するように端末デバイスに指示するために使用される。
S320.端末デバイスは指示情報を受信し、指示情報に基づいて無線リソース管理RRMメジャーメント、CSIメジャーメント、ダウンリンク同期、及びハードウェア準備作業のうちの少なくとも1つを開始する。
S330.ネットワーク・デバイスが指示情報を送信した後、ネットワーク・デバイスは、第1時間ユニットでセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信する。
S340.端末デバイスは、第1時間ユニットでセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信し、第1時間ユニットから第1周期を利用して第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信する。相応して、ネットワーク・デバイスは、端末デバイスによって送信された第1アップリンク信号を第1周期で受信する。
本発明の実施形態で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、端末デバイスは、ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信するまで、ハードウェア準備作業を開始することを待機する必要はなく、むしろセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信する前であって、ネットワーク・デバイスにより送信された指示情報を受信した後に、ハードウェア準備作業を開始する。指示情報は、代替的に、アクティベーション・コマンドであってもよい。こうして、ハードウェア準備作業はより早期に完了することが可能である。セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した後、端末デバイスは、第1周期で第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信し、その結果、ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることをより早期に知ることができ、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスにより使用される時間は短縮され、アクティベーション遅延が低減され、ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルをより早期にスケジューリングすることができる。
オプションとして、実施形態において方法300は更に以下のステップを含む。
S350.端末デバイスは第2時間ユニットを決定し、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスによって送信されたスケジューリング・コマンドが受信される時間ユニットである。
S360.端末デバイスは、第2周期を利用して、又は第2時間ユニットの後のネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信し、第2周期は第1周期より長い。相応して、ネットワーク・デバイスは、端末デバイスによって送信された第2アップリンク信号を第2周期で受信するか、又は、ネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、端末デバイスによって送信された第2アップリンク信号を受信する。
本発明の実施形態で提供されるセカンダリ・セルをアクティベートする方法によれば、端末デバイスは、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信するので、端末デバイスは、比較的短い第1周期で第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信し、そのため、ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることをより早期に知ることができ、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスにより使用される時間は短縮され、アクティベーション遅延は短縮される。スケジューリング・コマンドを受信した後、あるいは、最大アクティベーション時間が経過した後、端末デバイスは、比較的長い第2周期で又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号を送信し、第2アップリンク信号を送信するために消費されるネットワーク・リソースが削減され、それによって、ネットワーク・リソースの消費とアクティベーション遅延が、セカンダリ・セルのアクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルのアクティベーション後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率とユーザ体験を向上させる。
オプションとして、実施形態において、端末デバイスは、指示情報を受信した後に、無線リソース管理(radio resource management,RRM)メジャーメント、CSIメジャーメント、ダウンリンク同期、ハードウェア準備作業のうちの少なくとも1つを実行し、ハードウェア準備作業は、位相ロック・ループ調整、水晶発振器調整、自動利得制御、及び無線周波数チェーン・アクティベーションのうちの少なくとも1つを含む。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
オプションとして、実施形態において、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンド及び指示情報は、MAC CEの形式で送信されてもよいし、あるいは物理レイヤ・シグナリングの形式で送信されてもよい。これは本発明のこの実施形態で限定されない。
オプションとして、実施形態において、端末デバイスが指示情報を受信する前に、方法は更に:ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを、端末デバイスにより受信するステップを含み、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージは、RRMメジャーメントの周期情報、CSIメジャーメントの周期、第1周期のコンフィギュレーション、及び第2周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む。
オプションとして、実施形態において、第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む。
上述の様々な実施形態は、方法100及び方法200における対応するステップに類似していることが理解されるべきである。簡潔性のため、詳細はここでは再び説明されない。
プロセス及びステップのシーケンス番号は、本発明の様々な実施形態における実行シーケンスを意味しないことが、更に理解されるべきである。プロセスの実行シーケンスは、プロセスの機能及び内部論理に依存するはずであり、本発明の実施形態の実装プロセスに対する如何なる制限としても解釈されるべきではない。
図1ないし図6に関し、上記は本発明の実施形態によるセカンダリ・セルをアクティベートする方法を詳細に述べている。図7ないし図18に関し、以下、本発明の実施形態による通信装置及びネットワーク・デバイスを詳細に説明する。
図7は、本発明の実施形態による通信装置400の概略ブロック図である。通信装置は、上記の端末デバイスであってもよく、通信装置の実施形態及び方法の実施形態は互いに対応していることが、理解されるべきである。類似する説明については、方法の実施形態を参照されたい。図7に示される通信装置400は、図4で端末デバイスによって実行される対応するステップを実行するように構成されることが可能である。通信装置400は:プロセッサ410、メモリ420、及びトランシーバ430を含む。プロセッサ410、メモリ420、及びトランシーバ430は、通信を通じて接続される。メモリ420は命令を格納する。プロセッサ410は、メモリ420に格納された命令を実行するように構成される。プロセッサ410によって駆動されるトランシーバ430は、特定の信号を送信又は受信するように構成される。
トランシーバ430は、ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した後、第1時間ユニットから第1周期を利用して第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信するように構成される。
プロセッサ410は第2時間ユニットを決定するように構成されており、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスによって送信されるスケジューリング・コマンドが受信される時間ユニットである。
トランシーバ430は、第2周期を利用して、又は第2時間ユニットの後のネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信するように更に構成され、第2周期は第1周期よりも長い。
本発明のこの実施形態で提供される通信装置によれば、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、即ち通信装置がアクティベーション・コマンドを受信した第1時間ユニットから、通信装置がスケジューリング・コマンドを受信した時間ユニット、又は最大アクティベーション時間が経過した時間ユニットまでの間において、第1アップリンク信号は比較的短い第1周期でネットワーク・デバイスへ送信され、ネットワーク・デバイスが、セカンダリ・セルがアクティベートされていることを通知するために使用される第1アップリンク信号を受信する確率が増加し、そのため、ネットワーク・デバイスは第1アップリンク信号をより早期に受信し、第1アップリンク信号に基づいてスケジューリング・コマンドを通信装置へより早期に送信することができる。これは、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスによって使用される時間を短縮し、アクティベーション遅延を短縮する。スケジューリング・コマンドを受信した後、通信装置は、比較的長い第2周期で、又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号を送信し、そのため、第2アップリンク信号を送信するために消費されるネットワーク・リソースが削減され、それによりネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延が、セカンダリ・セルアクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
通信装置400内のコンポーネントは通信を通じて接続され、即ちプロセッサ410、メモリ420、送受信機430は、制御及び/又はデータ信号を転送するために、内部接続経路を使用することにより互いに通信する。本願の前述の方法の実施形態は、プロセッサに適用されてもよいし、あるいはプロセッサは前述の方法の実施形態のステップを実行してもよい。プロセッサは、集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有する。実装プロセスにおいて、前述の方法の実施形態におけるステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、又はソフトウェアの形式で命令を使用することによって完了することができる。プロセッサは、中央処理装置(central processing unit,CPU)、ネットワーク・プロセッサ(network processor,NP)、CPUとNPの組み合わせ、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processor,DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit,ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array,FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート又はトランジスタ論理デバイス、又は個別ハードウェア・コンポーネントであってもよい。本願において開示される方法、ステップ、及び論理ブロック図は実装又は実行されることが可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、又はプロセッサは任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本願で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサを使用することによって直接的に実行及び完了されてもよいし、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェア・モジュールの組み合わせを使用することによって実行及び完了されてもよい。ソフトウェア・モジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュ・メモリ、リード・オンリ・メモリ、プログラマブル・リード・オンリ・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブル・メモリ、又はレジスタのような、当該技術分野で成熟している記憶媒体に配置されることが可能である。記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み込み、プロセッサのハードウェアとの組み合わせで前述の方法のステップを完了する。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信する前に、トランシーバ430は、更に、ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを受信するように構成され、通信装置は、ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを受信し、コンフィギュレーション・メッセージは、第2周期のコンフィギュレーション情報、ネットワーク・デバイスのスケジューリングのコンフィギュレーション情報、及び第1周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、トランシーバ430によって送信される第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、トランシーバ430によって送信される第2アップリンク信号は第2CSI及び/又は第2SRSを含む。
本発明の別の実施形態では、第1時間ユニットは、通信装置が第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信することが可能な時間ユニットである。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ410は処理モジュールによって実装されてもよく、メモリ420は記憶モジュールによって実装されてもよく、トランシーバ430はトランシーバ・モジュールによって実装されてもよいことに留意すべきである。図8に示すように、通信装置500は、処理モジュール510、記憶モジュール520、及びトランシーバ・モジュール530を含んでもよい。
図7に示される通信装置400又は図8に示される通信装置500は、図4において端末デバイスによって実行されるステップを実装することが可能である。繰り返しを避けるために、詳細はここで再び説明されない。
図9は、本発明の実施形態によるネットワーク・デバイス600の概略ブロック図である。ネットワーク・デバイスの実施形態及び方法の実施形態は、互いに対応していることが理解されるべきである。類似する説明については、方法の実施形態を参照されたい。図9に示すように、ネットワーク・デバイス600は、プロセッサ610、メモリ620、及びトランシーバ630を含む。プロセッサ610、メモリ620、及びトランシーバ630は通信を通じて接続される。メモリ620は命令を格納する。プロセッサ610は、メモリ620に格納された命令を実行するように構成される。プロセッサ610によって駆動されるトランシーバ630は、特定の信号を送信又は受信するように構成される。
トランシーバ630は:セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信した後に、ネットワーク・デバイスによって送信された第1アップリンク信号を、第1時間ユニットから第1周期を利用して、端末デバイスによって受信するように構成される。
プロセッサ610は第2時間ユニットを決定するように構成され、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はスケジューリング・コマンドが端末デバイスへ送信される時間ユニットである。
トランシーバ630は、更に、第2周期を利用して、又は第2時間ユニットの後のネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、端末デバイスによって送信される第2アップリンク信号を受信するように構成され、第2周期は第1周期よりも長い。
本発明のこの実施形態で提供されるネットワーク・デバイスによれば、セカンダリ・セルアクティベーション・プロセスにおいて、即ちアクティベーション・コマンドが送信された第1時間ユニットから、スケジューリング・コマンドが送信された時間ユニット、又は最大アクティベーション時間が経過した時間ユニットまでの時間期間において、第1アップリンク信号が比較的短い第1周期で受信され、セカンダリ・セルがアクティベートされていることを通知するために使用される第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスが受信する確率が増加し、そのため、ネットワーク・デバイスが第1アップリンク信号をより早期に受信し、第1アップリンク信号に基づいてスケジューリング・コマンドを端末デバイスへより早期に送信することができる。これは、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスによって使用される時間を短縮し、アクティベーション遅延が短縮される。スケジューリング・コマンドを送信した後、ネットワーク・デバイスは、比較的長い第2周期で、又はネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号を受信し、第2アップリンク信号に消費されるネットワーク・リソースが削減され、それによって、ネットワーク・リソースの消費とアクティベーション遅延が、セカンダリ・セルアクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
ネットワーク・デバイス600内のコンポーネントは通信を通じて接続され、即ち、プロセッサ610、メモリ620、及びトランシーバ630は、制御及び/又はデータ信号を転送するために、内部接続経路を使用することにより互いに通信する。本願の前述の方法の実施形態はプロセッサに適用されてもよく、又はプロセッサは前述の方法の実施形態のステップを実行してもよい。プロセッサは、集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有する。実装プロセスにおいて、前述の方法の実施形態のステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、又はソフトウェアの形式で命令を使用することによって完了することが可能である。プロセッサは、CPU、ネットワーク・プロセッサNP、CPUとNPの組み合わせ、DSP、ASIC、FPGA又は他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート又はトランジスタ論理デバイス、又は個別ハードウェア・コンポーネントであってもよい。本願において開示される方法、ステップ、及び論理ブロック図は、実装又は実行されることが可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又はプロセッサは任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本願で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサを使用することによって直接的に実行及び完了されてもよいし、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェア・モジュールの組み合わせを使用することによって実行及び完了されてもよい。ソフトウェア・モジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュ・メモリ、リード・オンリ・メモリ、プログラマブル・リード・オンリ・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブル・メモリ、又はレジスタのような、当該技術分野で成熟している記憶媒体に配置されることが可能である。記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み込み、プロセッサのハードウェアとの組み合わせで前述の方法のステップを完了する。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを送信する前に、トランシーバ630は、更に、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを端末デバイスへ送信するように構成され、端末デバイスは、ネットワーク・デバイスにより送信されるセカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを受信し、コンフィギュレーション・メッセージは、第2周期のコンフィギュレーション情報、ネットワーク・デバイスのスケジューリングのコンフィギュレーション情報、及び第1周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、トランシーバ630によって受信される第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、トランシーバによって受信される第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む。
本発明の別の実施形態では、第1時間ユニットは、端末デバイスが第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信することができる時間ユニットである。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ610は処理モジュールによって実装されてもよいし、メモリ620は記憶モジュールによって実装されてもよいし、トランシーバ630はトランシーバ・モジュールによって実装されてもよいことに留意すべきである。図10に示されるように、ネットワーク・デバイス700は、処理モジュール710、記憶モジュール720、及びトランシーバ・モジュール730を含んでもよい。
図9に示されるネットワーク・デバイス600又は図10に示されるネットワーク・デバイス700は、図4においてネットワーク・デバイスによって実行されるステップを実行することができる。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再び説明されない。
図11は、本発明の実施形態によるネットワーク・デバイスの概略ブロック図である。ネットワーク・デバイスの実施形態及び方法の実施形態は互いに対応していることが理解されるべきである。類似する説明については方法の実施形態を参照されたい。図11に示すネットワーク・デバイス800は、図5のネットワーク・デバイスによって実行される対応するステップを実行するように構成されることが可能である。ネットワーク・デバイス800は:プロセッサ810、メモリ820、及びトランシーバ830を含む。プロセッサ810、メモリ820、及びトランシーバ830は、通信を通じて接続される。メモリ820は命令を格納する。プロセッサ810は、メモリ820に格納された命令を実行するように構成される。プロセッサ810によって駆動されるトランシーバ830は、特定の信号を送信又は受信するように構成される。
トランシーバ830は、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ、第3時間ユニットで送信するように構成される。
トランシーバ830は、更に、第3時間ユニットから第1周期を利用して、第1パイロット信号を端末デバイスへ送信するように構成される。
プロセッサ810は第4時間ユニットを決定するように構成され、第4時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスがスケジューリング・コマンドを端末デバイスへ送信する時間ユニットである。
トランシーバ830は、更に、第4時間ユニットの後に第2周期を使用して、第2パイロット信号を端末デバイスへ送信するように構成され、第2周期は第1周期よりも長い。
本発明のこの実施形態で提供されるネットワーク・デバイスによれば、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、即ち、ネットワーク・デバイスがアクティベーション・コマンドを送信し、スケジューリング・コマンドを送信する時間期間において、ネットワーク・デバイスは、比較的短い第1周期で第1パイロット信号を端末デバイスへ送信し、端末デバイスがダウンリンク同期に使用される第1パイロット信号を受信する確率が増加し、そのため、端末デバイスはダウンリンク同期をより早期に完了し、ハードウェア準備作業を完了することができ、即ち、セカンダリ・セルのアクティベーションをより早期に完了することができる。こうして、端末デバイスは、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを通知するために使用されるアップリンク信号を、より早期にネットワーク・デバイスへ送信することができ、ネットワーク・デバイスは、アップリンク信号に基づいて、スケジューリング・コマンドをより早期に送信することができる。これは、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスによって使用される時間を短縮し、アクティベーション遅延を短縮することができる。スケジューリング・コマンドを送信した後、ネットワーク・デバイスは、比較的長い第2周期で第2パイロット信号を送信し、そのため、第2パイロット信号を送信するために消費されるネットワーク・リソースは削減され、それにより、セカンダリ・セル・アクティベーションプロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後に、ネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延がアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
ネットワーク・デバイス800内のコンポーネントは、通信によって接続され、即ち、プロセッサ810、メモリ820、及びトランシーバ830は、制御及び/又はデータ信号を転送するために、内部接続経路を使用することにより互いに通信する。本願の前述の方法の実施形態はプロセッサに適用されてもよく、又はプロセッサは前述の方法の実施形態のステップを実行する。プロセッサは、集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有する。実装プロセスにおいて、前述の方法の実施形態のステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、又はソフトウェアの形式で命令を使用することによって完了することができる。プロセッサは、CPU、ネットワーク・プロセッサNP、CPUとNPの組み合わせ、DSP、ASIC、FPGA又は他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート又はトランジスタ論理デバイス、又は個別ハードウェア・コンポーネントであってもよい。本願において開示される方法、ステップ、及び論理ブロック図は、実装又は実行されることが可能である。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又はプロセッサは任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本願で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサを使用することによって直接的に実行及び完了されてもよいし、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェア・モジュールの組み合わせを使用することによって実行及び完了されることが可能である。ソフトウェア・モジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュ・メモリ、リード・オンリ・メモリ、プログラマブル・リード・オンリ・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブル・メモリ、又はレジスタのような、当該技術分野で成熟している記憶媒体に配置することができる。記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み込み、プロセッサのハードウェアとの組み合わせで前述の方法のステップを完了する。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを送信する前に、トランシーバ830は、更に、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを端末デバイスへ送信するように構成され、コンフィギュレーション・メッセージは、第1周期のコンフィギュレーション情報及び第2周期のコンフィギュレーション情報を含む。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、トランシーバ830によって送信される第1パイロット信号は、第1セル固有のリファレンス信号CRS及び/又は第1復調リファレンス信号DMRSを含み、トランシーバ830によって送信される第2パイロット信号は、第2CRS及び/又は第2DMRSを含む。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ810は処理モジュールによって実装されてもよく、メモリ820は記憶モジュールによって実装されてもよく、トランシーバ830はトランシーバ・モジュールによって実装されてもよいことに留意すべきである。図12に示されるように、ネットワーク・デバイス900は、処理モジュール910、記憶モジュール920、及びトランシーバ・モジュール930を含んでもよい。
図11に示されるネットワーク・デバイス800又は図12に示されるネットワーク・デバイス900は、図5においてネットワーク・デバイスによって実行されるステップを実施することができる。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再び説明されない。
図13は、本発明の実施形態による通信装置1100の概略ブロック図である。通信装置は、上記の端末デバイスであってもよく、通信装置の実施形態と方法の実施形態は互いに対応していることが理解されるべきである。類似する説明については、方法の実施形態を参照されたい。図13に示されるように、通信装置1100は、プロセッサ1110、メモリ1120、及びトランシーバ1130を含む。プロセッサ1110、メモリ1120、及びトランシーバ1130は、通信を通じて接続される。メモリ1120は、命令を格納する。プロセッサ1110は、メモリ1120に記憶されている命令を実行するように構成される。プロセッサ1110によって駆動されるトランシーバ1130は、特定の信号を送信又は受信するように構成される。
トランシーバ1130は、ネットワーク・デバイスによって送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを、第3時間ユニットで受信するように構成される。
トランシーバ1130は、更に、ネットワーク・デバイスによって送信された第1パイロット信号を、第3時間ユニットから第1周期を利用して受信するように構成される。
プロセッサ1110は、第4時間ユニットを決定するように構成され、第4時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又は通信装置がネットワーク・デバイスにより送信されたスケジューリング・コマンドを受信する時間ユニットである。
トランシーバ1130は、更に、第4時間ユニットの後に第2周期を利用して、ネットワーク・デバイスによって送信される第2パイロット信号を受信するように構成され、第2周期は第1周期よりも長い。
本発明の本実施形態で提供される通信装置によれば、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、即ち、通信装置がアクティベーション・コマンド及びスケジューリング・コマンドを受信する時間期間において、通信装置は、比較的短い第1周期で第1パイロット信号を受信し、通信装置がダウンリンク同期に使用される第1パイロット信号を受信する確率が増加し、そのため、通信装置は、ダウンリンク同期をより早期に完了させ、ハードウェア準備作業を完了させることができ、即ちセカンダリ・セルのアクティベーションをより早期に完了させることができる。こうして、通信装置は、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを通知するために使用されるアップリンク信号を、ネットワーク・デバイスへより早期に送信することができ、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスにより使用される時間は短縮されることが可能であり、アクティベーション遅延は短縮されることが可能である。スケジューリング・コマンドを受信した後、通信装置は、比較的長い第2周期で第2パイロット信号を受信し、そのため、第2パイロット信号によって消費されるネットワーク・リソースは削減され、ネットワーク・リソースの消費及びアクティベーション遅延が、セカンダリ・セル・アクティベーション・プロセスにおいて、又はセカンダリ・セルがアクティベートされた後にアンバランスであるという問題を解決し、データ伝送効率及びユーザー体験を向上させる。
通信装置1100内のコンポーネントは通信によって接続され、即ち、プロセッサ1110、メモリ1120、トランシーバ1130は、制御信号及び/又はデータ信号を転送するために、内部接続経路を使用して互いに通信する。本願の前述の方法の実施形態はプロセッサに適用されてもよく、又はプロセッサは前述の方法の実施形態のステップを実行してもよい。プロセッサは、集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有する。実装プロセスにおいて、前述の方法の実施形態のステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、又はソフトウェアの形式で命令を使用することによって完了することができる。プロセッサは、CPU、ネットワーク・プロセッサNP、CPUとNPの組み合わせ、DSP、ASIC、FPGA又は他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート又はトランジスタ論理デバイス、又は個別ハードウェア・コンポーネントであってもよい。本願において開示される方法、ステップ、及び論理ブロック図は、実装又は実行されることが可能である。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又はプロセッサは任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本願で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサを使用することによって直接的に実行及び完了されてもよいし、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェア・モジュールの組み合わせを使用することによって実行及び完了されてもよい。ソフトウェア・モジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュ・メモリ、リード・オンリ・メモリ、プログラマブル・リード・オンリ・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブル・メモリ、又はレジスタのような、当該技術分野で成熟している記憶媒体に配置することができる。記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み込み、プロセッサのハードウェアとの組み合わせで前述の方法のステップを完了する。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信する前に、トランシーバ1130は、ネットワーク・デバイスによって送信されるセカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを受信するように更に構成され、コンフィギュレーション・メッセージは、第1周期のコンフィギュレーション情報及び第2周期のコンフィギュレーション情報を含む。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、トランシーバ1130によって受信される第1パイロット信号は、第1復調リファレンス信号DMRS及び/又は第1ビーム・パイロット信号を含み、トランシーバ1130によって受信される第2パイロット信号は、第2DMRS及び/又は第2ビーム・パイロット信号を含む。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1100は処理モジュールによって実装されてもよいし、メモリ1120は記憶モジュールによって実装されてもよいし、トランシーバ1130はトランシーバ・モジュールによって実装されてもよいことに留意すべきである。図14に示されるように、通信装置1200は、処理モジュール1210、記憶モジュール1220、及びトランシーバ・モジュール1230を含んでもよい。
図13に示される通信装置1100又は図14に示される通信装置1200は、図5において端末デバイスによって実行されるステップを実行することができる。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再び説明されない。
図15は、本発明の実施形態による通信装置1300の概略ブロック図である。通信装置は、上記の端末デバイスであってもよく、通信装置の実施形態と方法の実施形態は互いに対応していることが理解されるべきである。類似する説明については、方法の実施形態を参照されたい。図15に示されるように、通信装置1300は、プロセッサ1310、メモリ1320、及びトランシーバ1330を含む。プロセッサ1310、メモリ1320、及びトランシーバ1330は、通信を通じて接続される。メモリ1320は、命令を格納する。プロセッサ1310は、メモリ1320に記憶されている命令を実行するように構成される。プロセッサ1310によって駆動されるトランシーバ1330は、特定の信号を送信又は受信するように構成される。
トランシーバ1330は、ネットワーク・デバイスにより送信される指示情報を受信するように構成され、この指示情報は、ハードウェア準備作業を開始するように通信装置に指示するために使用される。
プロセッサ1310は、指示情報に基づいて、RRMメジャーメント、CSIメジャーメント、ダウンリンク同期、及びハードウェア準備作業のうちの少なくとも1つを開始するように構成される。
トランシーバ1330は、更に、指示情報を受信した後に、ネットワーク・デバイスによって送信されるセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを、第1時間ユニットで受信するように構成される。
トランシーバ1330は、更に、第1時間ユニットから第1周期を利用して、第1パイロット信号をネットワーク・デバイスへ送信するように構成される。
本発明のこの実施形態で提供される通信装置によれば、通信装置は、ネットワーク・デバイスにより送信されるセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信するまで、ハードウェアの準備作業を開始することを待機する必要はなく、むしろセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信する前であって、ネットワーク・デバイスにより送信された指示情報を受信した後に、ハードウェア準備作業を開始する。指示情報は代替的にアクティベーション・コマンドであってもよい。こうして、通信装置は、ハードウェア準備作業をより早期に完了することができる。セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した後、通信装置は、第1周期で第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信し、その結果、ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることをより早期に知ることができ、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスにより使用される時間は短縮され、アクティベーション遅延が短縮され、及びネットワーク・デバイスはセカンダリ・セルをより早期にスケジューリングすることができる。
通信装置1300におけるコンポーネントは、通信によって接続されており、即ちプロセッサ1310、メモリ1320、送受信機1330は、制御及び/又はデータ信号を転送するために、内部接続経路を使用することにより互いに通信する。本願の前述の方法の実施形態はプロセッサに適用されてもよく、又はプロセッサは前述の方法の実施形態のステップを実行する。プロセッサは集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有する。実装プロセスにおいて、前述の方法の実施形態のステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、又はソフトウェアの形式で命令を使用することによって完了することができる。プロセッサは、CPU、ネットワーク・プロセッサNP、CPUとNPの組み合わせ、DSP、ASIC、FPGA又は他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート又はトランジスタ論理デバイス、又は個別ハードウェア・コンポーネントであってもよい。本願において開示される方法、ステップ、及び論理ブロック図は、実装又は実行されることが可能である。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又はプロセッサは任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本願で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサを使用することによって直接的に実行及び完了されてもよいし、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェア・モジュールの組み合わせを使用することによって実行及び完了されてもよい。ソフトウェア・モジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュ・メモリ、リード・オンリ・メモリ、プログラマブル・リード・オンリ・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブル・メモリ、又はレジスタのような、当該技術分野で成熟している記憶媒体に配置することができる。記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み込み、プロセッサのハードウェアとの組み合わせで前述の方法のステップを完了する。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、プロセッサ1310は第2時間ユニットを決定するように更に構成され、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスによって送信されるスケジューリング・コマンドが受信される時間ユニットである。トランシーバ1330は、更に、第2周期を利用して、又は第2時間ユニットの後のネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、第2アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信するように構成され、第2周期は第1周期よりも長い。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、プロセッサ1310は、指示情報を受信した後に、RRMメジャーメント、CSIメジャーメント、ダウンリンク同期、及びハードウェア準備作業のうちの少なくとも1つを開始し、ハードウェア準備作業は、位相ロック・ループ調整、水晶発振器調整、自動利得制御、及び無線周波数チェーン・アクティベーションのうちの少なくとも1つを含むように、具体的に構成される。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、指示情報及びセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドは、MAC CEの形式で送信されてもよいし、物理レイヤ・シグナリングの形式で送信されてもよい。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、指示情報を受信する前に、トランシーバ1330は、ネットワーク・デバイスにより送信されるセカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを受信するように更に構成され、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージは、RRMメジャーメントの周期情報、CSIメジャーメントの周期、第1周期のコンフィギュレーション、及び第2周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1300は処理モジュールによって実装されてもよいし、メモリ1320は記憶モジュールによって実装されてもよいし、トランシーバ1330はトランシーバ・モジュールによって実装されてもよいことに留意すべきである。図16に示されるように、通信装置1400は、処理モジュール1410、記憶モジュール1420、及びトランシーバ・モジュール1430を含んでもよい。
図15に示される通信装置1300又は図16に示される通信装置1400は、図6において端末デバイスによって実行されるステップを実行することができる。繰り返しを避けるために、詳細はここで再び説明されない。
図17は、本発明の実施形態によるネットワーク・デバイスの概略ブロック図である。ネットワーク・デバイスの実施形態と方法の実施形態は互いに対応していることが理解されるべきである。類似する説明については、方法の実施形態を参照されたい。図17に示されるネットワーク・デバイスは、図6においてネットワーク・デバイスにより実行される対応するステップを実行するように構成されることが可能である。ネットワーク・デバイス1500は:プロセッサ1510、メモリ1520、及びトランシーバ1530を含む。プロセッサ1510、メモリ1520、及びトランシーバ1530は、通信を通じて接続される。メモリ1520は、命令を格納する。プロセッサ1510は、メモリ1520に記憶されている命令を実行するように構成される。プロセッサ1510によって駆動されるトランシーバ1530は、特定の信号を送信又は受信するように構成される。
トランシーバ1530は、指示情報を端末デバイスへ送信するように構成され、指示情報は、ハードウェア準備作業を開始するように端末デバイスに指示するために使用される。
トランシーバ1530は、指示情報を送信した後に、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ、第1時間ユニットで送信するように更に構成される。
トランシーバ1530は、更に、第1時間ユニットから第1周期を利用して、端末デバイスにより送信される第1パイロット信号を受信するように構成される。
本発明のこの実施形態で提供されるネットワーク・デバイスによれば、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信する前に、ネットワーク・デバイスは指示情報を端末デバイスへ送信し、指示情報は、ハードウェア準備作業を開始するために端末デバイスによって使用される。端末デバイスは、ネットワーク・デバイスにより送信されるセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信するまで、ハードウェア準備作業を開始することを待機する必要はなく、むしろセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信する前に、ハードウェア準備作業を開始する。指示情報は、代替的に、アクティベーション・コマンドであってもよい。こうして、端末デバイスはハードウェア準備作業をより早期に完了することができる。ネットワーク・デバイスがセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを送信した後に、端末デバイスは、第1周期で第1アップリンク信号をネットワーク・デバイスへ送信し、その結果、ネットワーク・デバイスは、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることをより早期に知ることができ、セカンダリ・セルが首尾よくアクティベートされていることを知るためにネットワーク・デバイスにより使用される時間は短縮され、アクティベーション遅延が短縮され、及びネットワーク・デバイスはセカンダリ・セルをより早期にスケジューリングすることができる。
ネットワーク・デバイス1500内のコンポーネントは、通信によって接続され、即ち、プロセッサ1510、メモリ1520、及びトランシーバ1530は、制御及び/又はデータ信号を転送するために、内部接続経路を使用することにより互いに通信する。本願の前述の方法の実施形態はプロセッサに適用されてもよく、又はプロセッサは前述の方法の実施形態のステップを実行する。プロセッサは、集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有する。実装プロセスにおいて、前述の方法の実施形態のステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、又はソフトウェアの形式で命令を使用することによって完了することができる。プロセッサは、CPU、ネットワーク・プロセッサNP、CPUとNPの組み合わせ、DSP、ASIC、FPGA又は他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート又はトランジスタ論理デバイス、又は個別ハードウェア・コンポーネントであってもよい。本願において開示される方法、ステップ、及び論理ブロック図は、実装又は実行されることが可能である。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又はプロセッサは任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本願で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサを使用することによって直接的に実行及び完了されてもよく、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェア・モジュールの組み合わせを使用することによって実行及び完了されてもよい。ソフトウェア・モジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュ・メモリ、リード・オンリ・メモリ、プログラマブル・リード・オンリ・メモリ、電気的に消去可能なプログラマブル・メモリ、又はレジスタのような、当該技術分野で成熟している記憶媒体に配置することができる。記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み込み、プロセッサのハードウェアとの組み合わせで前述の方法のステップを完了する。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、プロセッサ1510は第2時間ユニットを決定するように構成され、第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はネットワーク・デバイスによって送信されたスケジューリング・コマンドが受信される時間ユニットである。トランシーバ1530は、更に、第2周期を利用して、又は第2時間ユニットの後のネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて、端末デバイスによって送信された第2アップリンク信号を受信するように構成され、第2周期は第1周期よりも長い。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、指示情報を送信する前に、トランシーバ1530は、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを端末デバイスへ送信するように更に構成され、セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージは、RRMメジャーメントの周期情報、CSIメジャーメントの周期、第1周期のコンフィギュレーション、及び第2周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、指示情報及びセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドは、MAC CEの形式で送信されてもよいし、又は物理レイヤ・シグナリングの形式で送信されてもよい。
オプションとして、本発明の別の実施形態では、第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1510は処理モジュールによって実装されてもよいし、メモリ1520は記憶モジュールによって実装されてもよいし、トランシーバ1530はトランシーバ・モジュールによって実装されてもよいことに留意すべきである。図18に示されるように、ネットワーク・デバイス1600は、処理モジュール1610、記憶モジュール1620、及びトランシーバ・モジュール1630を含んでもよい。
図17に示されるネットワーク・デバイス1500又は図18に示されるネットワーク・デバイス1600は、図6においてネットワーク・デバイスによって実行されるステップを実行することができる。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再び説明されない。
本発明の実施形態は、更に、コンピュータ・プログラム・コードを格納するように構成されたコンピュータ読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータ・プログラムは、図4、図5、及び図6の本発明の実施形態においてセカンダリ・セルをアクティベートする方法を実行するために使用される命令を含む。読み取り可能な媒体は、リード・オンリ・メモリ(read−only memory,ROM)又はランダム・アクセス・メモリ(random access memory,RAM)であってもよい。これは本願のこの実施態様で限定されない。
本発明の実施形態は通信システムを更に提供する。通信システムは、本発明の前述の実施形態で提供される端末デバイスと、本発明の前述の実施形態で提供されるネットワーク・デバイスとを含む。通信システムは、本発明の実施形態のうちの何れか1つに従って、セカンダリ・セルをアクティベートする方法を完了することができる。
本明細書における「及び/又は」及び「A又はBのうちの少なくとも1つ」という用語は、関連付けられる対象物に対する関連関係のみを描写しているに過ぎず、3つの関係が存在し得ることを表すことが、理解されるべきである。例えば、A及び/又はBは以下の3つのケース:Aのみが存在する、A及びBの両方が存在する、そしてBのみが存在することを表す。更に、本明細書における文字「/」は、一般的に、関連付けられている対象物の間で「又は」の関係を示す。
当業者は、本明細書で開示される実施形態に記載された具体例との組み合わせにおいて、ユニット及びアルゴリズム・ステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータ・ソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせによって実装されてもよいことを認識するであろう。機能がハードウェア又はソフトウェアによって実行されるかどうかは、特定のアプリケーション及び技術的ソリューションの設計制約条件に依存する。当業者は、特定のアプリケーションそれぞれについて、説明された機能を実装するために様々な方法を利用することが可能であるが、その実装が本願の範囲を超えるものであると考えるべきではない。
便宜的かつ簡潔な説明のために、前述のシステム、装置、及びユニットの詳細な作業プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたい、ということは当業者に明らかに理解されるであろうし、詳細はここでは再び説明されない。
本願で提供される幾つかの実施形態において、開示されたシステム、装置、及び方法は、他の方法で実装されてもよいことが理解されるべきである。例えば、説明された装置の実施形態は単なる具体例に過ぎない。例えば、ユニットの区分は、単なる論理的な機能の区分であり、実際の実装では他の区分であってもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは別のシステムに結合又は統合されてもよく、あるいは幾つかの特徴は無視され又は実行されなくてもよい。更に、図示又は議論された相互結合、直接的な結合、又は通信接続は、幾つかのインタフェースを使用することによって実装されてもよい。装置又はユニット間の間接的な結合又は通信接続は、電気的、機械的、又は他の形態で実装されてもよい。
別個のパーツとして描写されているユニットは、物理的に分離されていてもいなくてもよく、ユニットとして図示されるパーツは、物理的なユニットであってもなくてもよく、一カ所に配置されてもよく、あるいは複数のネットワーク・ユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又は全ては、実施形態のソリューションの目的を達成するために、実際の要件に基づいて選択されることが可能である。
更に、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、あるいは各ユニットが物理的に単独で存在してもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
機能は、ソフトウェア機能ユニットの形式で実装され、独立した製品として販売又は使用される場合、その機能はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づいて、本願の技術的ソリューションは本質的に、又は従来技術に貢献する部分は、又は技術的ソリューションの一部分は、ソフトウェア製品の形式で実装されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本願の実施形態で説明される方法のステップの全部又は一部を実行するようにコンピュータ装置(パーソナル・コンピュータ、サーバ、ネットワーク・デバイス等であってもよい)に指示するための幾つかの命令を含む。前述の記憶媒体は:USBフラッシュ・ドライブ、リムーバブル・ハード・ディスク、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスク等のプログラム・コードを格納することが可能な任意の媒体を含む。
前述の説明は、本願の単なる具体的な実装に過ぎず、本願の保護範囲を限定するようには意図されていない。本願で開示された技術的範囲内で当業者により容易に理解される如何なる変形又は置換も、本願の保護範囲内に該当する。従って本願の保護範囲は特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

トランシーバ630は:セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信した後に、ネットワーク・デバイスによって送信された第1アップリンク信号を、第1時間ユニットから第1周期を利用して受信するように構成される。

Claims (30)

  1. セカンダリ・セルをアクティベートする方法であって:
    ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した後に、第1時間ユニットから第1周期を利用して第1アップリンク信号を前記ネットワーク・デバイスへ、端末デバイスにより送信するステップ;
    前記端末デバイスにより、第2時間ユニットを決定するステップであって、前記第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又は前記ネットワーク・デバイスにより送信されたスケジューリング・コマンドが受信される時間ユニットである、ステップ;及び
    前記第2時間ユニットの後に前記ネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて又は第2周期を利用して第2アップリンク信号を前記ネットワーク・デバイスへ、前記端末デバイスにより送信するステップであって、前記第2周期は前記第1周期より長い、ステップ;
    を含む方法。
  2. 前記端末デバイスが前記セカンダリ・セルの前記アクティベーション・コマンドを受信する前に、前記方法は:
    前記ネットワーク・デバイスにより送信された前記セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを、前記端末デバイスにより受信するステップであって、前記コンフィギュレーション・メッセージは、前記第2周期のコンフィギュレーション情報、前記ネットワーク・デバイスの前記スケジューリングのコンフィギュレーション情報、及び前記第1周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップ;
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、前記第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1時間ユニットは、前記端末デバイスが前記第1アップリンク信号を前記ネットワーク・デバイスへ送信することが可能な時間ユニットである、請求項1−3のうちの何れか1項に記載の方法。
  5. セカンダリ・セルをアクティベートする方法であって:
    ネットワーク・デバイスがセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信した後に、第1時間ユニットから第1周期を利用して、前記端末デバイスにより送信された第1アップリンク信号を、前記ネットワーク・デバイスにより受信するステップ;
    前記ネットワーク・デバイスにより、第2時間ユニットを決定するステップであって、前記第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はスケジューリング・コマンドが前記端末デバイスへ送信される時間ユニットである、ステップ;及び
    前記第2時間ユニットの後に前記ネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて又は第2周期を利用して、前記端末デバイスにより送信された第2アップリンク信号を、前記ネットワーク・デバイスにより受信するステップであって、前記第2周期は前記第1周期より長い、ステップ;
    を含む方法。
  6. 前記ネットワーク・デバイスが前記セカンダリ・セルの前記アクティベーション・コマンドを前記端末デバイスへ送信する前に、前記方法は:
    前記ネットワーク・デバイスにより、前記セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを前記端末デバイスへ送信するステップであって、前記コンフィギュレーション・メッセージは、前記第2周期のコンフィギュレーション情報、前記ネットワーク・デバイスの前記スケジューリングのコンフィギュレーション情報、及び前記第1周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップ;
    を更に含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、前記第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記第1時間ユニットは、前記端末デバイスが前記第1アップリンク信号を前記ネットワーク・デバイスへ送信することが可能な時間ユニットである、請求項5−7のうちの何れか1項に記載の方法。
  9. セカンダリ・セルをアクティベートする方法であって:
    ネットワーク・デバイスにより、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ第3時間ユニットで送信するステップ;
    前記第3時間ユニットから第1周期を利用して、第1パイロット信号を前記端末デバイスへ、前記ネットワーク・デバイスにより送信するステップ;
    前記ネットワーク・デバイスにより、第4時間ユニットを決定するステップであって、前記第4時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又は前記ネットワーク・デバイスがスケジューリング・コマンドを前記端末デバイスへ送信する時間ユニットである、ステップ;及び
    前記第4時間ユニットの後に第2周期を利用して、第2パイロット信号を前記端末デバイスへ、前記ネットワーク・デバイスにより送信するステップであって、前記第2周期は前記第1周期より長い、ステップ;
    を含む方法。
  10. 前記ネットワーク・デバイスが前記セカンダリ・セルの前記アクティベーション・コマンドを送信する前に、前記方法は:
    前記ネットワーク・デバイスにより、前記セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを前記端末デバイスへ送信するステップであって、前記コンフィギュレーション・メッセージは、前記第1周期のコンフィギュレーション情報、及び前記第2周期のコンフィギュレーション情報を含む、ステップ;
    を更に含む請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1パイロット信号は第1復調リファレンス信号DMRS及び/又は第1ビーム・パイロット信号を含み、前記第2パイロット信号は第2DMRS及び/又は第2ビーム・パイロット信号を含む、請求項9又は10に記載の方法。
  12. セカンダリ・セルをアクティベートする方法であって:
    ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを、第3時間ユニットで端末デバイスにより受信するステップ;
    前記第3時間ユニットから第1周期を利用して、前記ネットワーク・デバイスにより送信された第1パイロット信号を、前記端末デバイスにより受信するステップ;
    前記端末デバイスにより、第4時間ユニットを決定するステップであって、前記第4時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又は前記ネットワーク・デバイスにより送信されたスケジューリング・コマンドを前記端末デバイスが受信する時間ユニットである、ステップ;及び
    前記第4時間ユニットの後に第2周期を利用して、前記ネットワーク・デバイスにより送信された第2パイロット信号を、前記端末デバイスにより受信するステップであって、前記第2周期は前記第1周期より長い、ステップ;
    を含む方法。
  13. 前記端末デバイスが、前記ネットワーク・デバイスにより送信された前記セカンダリ・セルの前記アクティベーション・コマンドを受信する前に、前記方法は:
    前記ネットワーク・デバイスにより送信された前記セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを、前記端末デバイスにより受信するステップであって、前記コンフィギュレーション・メッセージは、前記第1周期のコンフィギュレーション情報、及び前記第2周期のコンフィギュレーション情報を含む、ステップ;
    を更に含む請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1パイロット信号は第1復調リファレンス信号DMRS及び/又は第1ビーム・パイロット信号を含み、前記第2パイロット信号は第2DMRS及び/又は第2ビーム・パイロット信号を含む、請求項12又は13に記載の方法。
  15. プロセッサと、トランシーバと、メモリとを含む通信装置であって、前記メモリは命令を格納するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記命令を実行し、信号を受信又は送信するように前記トランシーバを制御するように構成され;
    前記トランシーバは、ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを受信した後に、第1時間ユニットから第1周期を利用して第1アップリンク信号を前記ネットワーク・デバイスへ送信するように構成され;
    前記プロセッサは、第2時間ユニットを決定するように構成され、前記第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又は前記ネットワーク・デバイスにより送信されたスケジューリング・コマンドが受信される時間ユニットであり;及び
    前記トランシーバは、前記第2時間ユニットの後に前記ネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて又は第2周期を利用して第2アップリンク信号を前記ネットワーク・デバイスへ送信するように更に構成され、前記第2周期は前記第1周期より長い、通信装置。
  16. 前記セカンダリ・セルの前記アクティベーション・コマンドを受信する前に、前記トランシーバは、前記ネットワーク・デバイスにより送信された前記セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを受信するように更に構成され、前記コンフィギュレーション・メッセージは、前記第2周期のコンフィギュレーション情報、前記ネットワーク・デバイスの前記スケジューリングのコンフィギュレーション情報、及び前記第1周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項15に記載の通信装置。
  17. 前記トランシーバにより送信される前記第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、前記トランシーバにより送信される前記第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む、請求項15又は16に記載の通信装置。
  18. 前記第1時間ユニットは、前記通信装置が前記第1アップリンク信号を前記ネットワーク・デバイスへ送信することが可能な時間ユニットである、請求項15−17のうちの何れか1項に記載の通信装置。
  19. プロセッサと、トランシーバと、メモリとを含むネットワーク・デバイスであって、前記メモリは命令を格納するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記命令を実行し、信号を受信又は送信するように前記トランシーバを制御するように構成され;
    前記トランシーバは、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ送信した後に、第1時間ユニットから第1周期を利用して、前記端末デバイスにより送信された第1アップリンク信号を受信するように構成され;
    前記プロセッサは、第2時間ユニットを決定するように構成され、前記第2時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又はスケジューリング・コマンドが前記端末デバイスへ送信される時間ユニットであり;及び
    前記トランシーバは、前記第2時間ユニットの後に前記ネットワーク・デバイスのスケジューリングに基づいて又は第2周期を利用して、前記端末デバイスにより送信された第2アップリンク信号を受信するように更に構成され、前記第2周期は前記第1周期より長い、ネットワーク・デバイス。
  20. 前記セカンダリ・セルの前記アクティベーション・コマンドを送信する前に、前記トランシーバは、前記セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを前記端末デバイスへ送信するように更に構成され、前記コンフィギュレーション・メッセージは、前記第2周期のコンフィギュレーション情報、前記ネットワーク・デバイスの前記スケジューリングのコンフィギュレーション情報、及び前記第1周期のコンフィギュレーション情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項19に記載のネットワーク・デバイス。
  21. 前記トランシーバにより受信される前記第1アップリンク信号は、第1チャネル状態情報CSI及び/又は第1サウンディング・リファレンス信号SRSを含み、前記トランシーバにより受信される前記第2アップリンク信号は、第2CSI及び/又は第2SRSを含む、請求項19又は20に記載のネットワーク・デバイス。
  22. 前記第1時間ユニットは、前記端末デバイスが前記第1アップリンク信号を前記ネットワーク・デバイスへ送信することが可能な時間ユニットである、請求項19−21うちの何れか1項に記載のネットワーク・デバイス。
  23. プロセッサと、トランシーバと、メモリとを含むネットワーク・デバイスであって、前記メモリは命令を格納するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記命令を実行し、信号を受信又は送信するように前記トランシーバを制御するように構成され;
    前記トランシーバは、セカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを端末デバイスへ第3時間ユニットで送信するように構成され;
    前記トランシーバは、前記第3時間ユニットから第1周期を利用して、第1パイロット信号を前記端末デバイスへ送信するように更に構成され;
    前記プロセッサは、第4時間ユニットを決定するように構成され、前記第4時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又は前記ネットワーク・デバイスがスケジューリング・コマンドを前記端末デバイスへ送信する時間ユニットであり;及び
    前記トランシーバは、前記第4時間ユニットの後に第2周期を利用して、第2パイロット信号を前記端末デバイスへ送信するように更に構成され、前記第2周期は前記第1周期より長い、ネットワーク・デバイス。
  24. 前記セカンダリ・セルの前記アクティベーション・コマンドを送信する前に、前記トランシーバは、前記セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを前記端末デバイスへ送信するように更に構成され、前記コンフィギュレーション・メッセージは、前記第1周期のコンフィギュレーション情報、及び前記第2周期のコンフィギュレーション情報を含む、請求項23に記載のネットワーク・デバイス。
  25. 前記トランシーバにより送信される前記第1パイロット信号は第1復調リファレンス信号DMRS及び/又は第1ビーム・パイロット信号を含み、前記トランシーバにより送信される前記第2パイロット信号は第2DMRS及び/又は第2ビーム・パイロット信号を含む、請求項23又は24に記載のネットワーク・デバイス。
  26. プロセッサと、トランシーバと、メモリとを含む通信装置であって、前記メモリは命令を格納するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記命令を実行し、信号を受信又は送信するように前記トランシーバを制御するように構成され;
    前記トランシーバは、ネットワーク・デバイスにより送信されたセカンダリ・セルのアクティベーション・コマンドを、第3時間ユニットで受信するように構成され;
    前記トランシーバは、前記第3時間ユニットから第1周期を利用して、前記ネットワーク・デバイスにより送信された第1パイロット信号を受信するように更に構成され;
    前記プロセッサは、第4時間ユニットを決定するように構成され、前記第4時間ユニットは、最大アクティベーション時間が満了する時間ユニット、又は前記ネットワーク・デバイスにより送信されたスケジューリング・コマンドを前記通信装置が受信する時間ユニットであり;及び
    前記トランシーバは、前記第4時間ユニットの後に第2周期を利用して、前記ネットワーク・デバイスにより送信された第2パイロット信号を受信するように更に構成され、前記第2周期は前記第1周期より長い、通信装置。
  27. 前記セカンダリ・セルの前記アクティベーション・コマンドを受信する前に、前記トランシーバは、前記ネットワーク・デバイスにより送信された前記セカンダリ・セルのコンフィギュレーション・メッセージを受信するように更に構成され、前記コンフィギュレーション・メッセージは、前記第1周期のコンフィギュレーション情報、及び前記第2周期のコンフィギュレーション情報を含む、請求項26に記載の通信装置。
  28. 前記トランシーバにより送信される前記第1パイロット信号は第1復調リファレンス信号DMRS及び/又は第1ビーム・パイロット信号を含み、前記トランシーバにより送信される前記第2パイロット信号は第2DMRS及び/又は第2ビーム・パイロット信号を含む、請求項26又は27に記載の通信装置。
  29. コンピュータ・プログラムを格納するように構成されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ・プログラムは、請求項1−14のうちの何れか1項に記載のセカンダリ・セルをアクティベートする方法の命令を実行するために使用される、記憶媒体。
  30. 少なくとも1つのプロセッサ及びメモリを含む通信装置であって、前記メモリはコンピュータ・プログラムを格納し、前記少なくとも1つのプロセッサは、請求項1−14のうちの何れか1項に記載の方法を実現するように前記コンピュータ・プログラムを実行する、通信装置。
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