相互参照
[0001]本特許出願は、2018年7月30日に出願された、「Uplink Control Channel Resource Definition and Mapping To User Equipment」と題された、Huang他による米国特許出願第16/049,082号、および2017年8月1日に出願された、「Uplink Control Channel Resource Definition and Mapping To User Equipment」と題された、米国仮特許出願第62/539,973号に対する優先権を主張し、その各々がその譲受人に譲渡される。
[0002]以下は、一般にワイヤレス通信に関し、より具体的には、アップリンク制御情報を送信するためのリソースを定義およびマッピングすることに関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト等のような、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。このような多元接続システムの例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システムまたはLTEアドバンスト(LTE−A)システムのような第4世代(4G)システムと、新たな無線(NR)システムと呼ばれ得る第5世代(5G)システムとを含む。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、または離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT−S−OFDM)のような技術を採用し得る。ワイヤレス多元接続通信システムは、いくつかの基地局またはネットワークアクセスノードを含み得、各々が、別名ユーザ機器(UE)として知られ得る複数の通信デバイスのための通信を同時にサポートする。
[0004]いくつかのワイヤレス通信システムでは、UEは、基地局にアップリンク制御情報(UCI)を送信し得る。UCIは、様々な送信リソースを使用して、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を介して基地局に送信され得る。しかしながら、いくつかの5GまたはNRシステムでは、PUCCH持続時間は、変動し得る。実際、UEによって使用されるPUCCHリソースは、スロットツースロット(または送信時間間隔(TTI)ツーTTI)と異なり得る。PUCCHリソースをUEに示すための、またはUEがPUCCHリソースを決定することを可能にするための方法が望まれる。
[0005]説明される技法は、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートする改善された方法、システム、デバイス、または装置に関する。いくつかのワイヤレス通信システムでは、UEは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を介して基地局にアップリンク制御情報(UCI)を送信し得る。UEおよび基地局は、後続のPUCCH送信のためにどの送信リソースをUEが使用することになるか、およびUEがそれらの送信リソースをいつ使用することになるかを決定し得る。方法は、後続のPUCCH送信のためにどの送信リソースをUEが使用すべきか、およびUEがそれらの送信リソースを使用すべき送信時間間隔(TTI)に関する、基地局の決定とUEの決定との間の整合性を容易にするために使用され得る。基地局およびUE各々は、1つまたは複数のPUCCHリソース定義、1つまたは複数のPUCCHリソースマッピングルール、およびTTIマッピングルールを使用して、これらの決定の整合性を保証し得る。PUCCHリソースマッピングルールおよびTTIマッピングルールは、明示的または暗黙的であり得る。
[0006]基地局またはUEのいずれかによって使用されるPUCCHリソースマッピングルールの選択は、後続のPUCCH送信のフォーマットに少なくとも部分的に依存し得る。たとえば、PUCCHリソースマッピングルールの選択は、(たとえば、UEに送信されるダウンリンク制御情報(DCI)中で)基地局によって明示的に示され得るビット数が、PUCCHリソースの対応するセットまたはプール内のPUCCHリソースを一意に識別するのに十分であるかどうかを含む、後続のPUCCH送信のフォーマットを有するPUCCHリソースを含むPUCCHリソースのセットまたはプールに少なくとも部分的に依存し得る。本開示のこれらの態様の使用は、単独でまたは組み合わせて、UEおよび基地局が、このような決定に関する送信シンボルの数を最小限にする一方、UEによる後続のPUCCH送信のために使用されるべき同じPUCCHリソースおよびTTIを一貫して決定することを可能にし得、それによって、電力、周波数、時間、およびスペクトルリソースのようなシステムリソースを節約する。
[0007]ワイヤレス通信の方法が説明される。方法は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することと、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することと、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定することと、アップリンク送信リソースを表す信号を送信することとを含み得る。
[0008]ワイヤレス通信のための装置が説明される。装置は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別するための手段と、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別するための手段と、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定するための手段と、アップリンク送信リソースを表す信号を送信するための手段とを含み得る。
[0009]ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。この装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、プロセッサに、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することと、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することと、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定することと、アップリンク送信リソースを表す信号を送信することとを行わせるように動作可能であり得る。
[0010]ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサに、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することと、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することと、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定することと、アップリンク送信リソースを表す信号を送信することとを行わせるように動作可能な命令を含み得る。
[0011]上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースの明示的インジケーションを、アップリンク送信リソースを表す信号中に含めるためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースの明示的インジケーションは、アップリンク送信リソースを表現するインデックスを備え得る。
[0012]上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量を識別することを備え得る。上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量を下回る場合、暗黙的リソースマッピングルールを識別することを含み得る。上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量以下である場合に暗黙的リソースマッピングルールを識別すること、しきい値量以下であるアップリンク制御データの量に少なくとも部分的に基づいてアップリンク送信リソースの第1のセットを識別すること、ここで、第1のセットは、しきい値量以下であるアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含む、と、第1のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数を識別することと、第1のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値数より大きい場合、暗黙的リソースマッピングを識別することとをさらに含み得る。上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンク送信リソースのしきい値数は、ダウンリンク制御情報(DCI)フィールド中で一意に識別され得るアップリンク送信リソースの最大数を含み得る。
[0013]上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量を上回る場合、明示的リソースマッピングルールを識別することを含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量を上回る場合に明示的リソースマッピングルールを識別することは、しきい値量を上回るアップリンク制御データの量に少なくとも部分的に基づいてアップリンク送信リソースの第2のセットを識別すること、ここで、第2のセットは、しきい値量を上回るアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含む、と、第2のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数を識別することと、第2のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値以下である場合に明示的リソースマッピングルールを識別することとを含み得る。上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンク送信リソースのしきい値数は、ダウンリンク制御情報(DCI)フィールド中で一意に識別され得るアップリンク送信リソースの最大数を含み得る。
[0014]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御情報のタイプを識別することを含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することは、PUCCHフォーマットがショートPUCCHフォーマットであるか、またはロングPUCCHフォーマットであるかを決定することを含み得る。
[0015]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースは、開始シンボル、アップリンク送信時間間隔内のシンボル範囲、1つまたは複数のリソースブロック、サイクリックシフト、または直交カバーコードのうちの1つまたは複数を含み得る。
[0016]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいてTTIマッピングルールを識別することと、アップリンク送信リソースがTTIマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきTTIを決定することと、TTIを表す信号を送信することとを行うためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、TTIの明示的インジケーションをTTIを表す信号中に含むためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、TTIの明示的インジケーションは、現在のPUCCH送信のために使用される現在のTTIに対するオフセットを表すインデックスを含み得る。
[0017]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいてTTIマッピングルールを識別することは、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的PUCCHリソースマッピングルールである場合、暗黙的TTIマッピングルールを識別することを含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、暗黙的TTIマッピングルールは、現在のPUCCH送信のために使用される現在のTTIに対するオフセットを適用することを含み得る。
[0018]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいてTTIマッピングルールを識別することは、PUCCHリソースマッピングルールが明示的PUCCHリソースマッピングルールである場合、明示的TTIマッピングルールを識別することを含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいてTTIマッピングルールを識別することは、PUCCHリソースマッピングルールが明示的PUCCHリソースマッピングルールである場合、暗黙的アップリンク送信時間間隔マッピングルールを識別することを含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいてTTIマッピングルールを識別することは、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的PUCCHリソースマッピングルールである場合、明示的TTIマッピングルールを識別することを含み得る。
[0019]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンク送信リソースは、1つのより多くのTTI内のリソースを備える。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンク送信リソースは、1つのTTI内の1つより多くのリソースのセットを含み得る。
[0020]ワイヤレス通信の方法が説明される。方法は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することと、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することと、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを表す信号を受信することと、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定することと、アップリンク送信リソースを介して後続のPUCCH送信を送信することとを含み得る。
[0021]ワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別するための手段と、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別するための手段と、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを表す信号を受信するための手段と、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定するための手段と、アップリンク送信リソースを介して後続のPUCCH送信を送信するための手段とを含み得る。
[0022]ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。この装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、プロセッサに、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することと、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することと、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを表す信号を受信することと、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定することと、アップリンク送信リソースを介して後続のPUCCH送信を送信することとを行わせるように動作可能であり得る。
[0023]ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサに、後続のPUCCH送信に使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することと、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することと、後続のPUCCH送信に使用されるべきアップリンク送信リソースを表す信号を受信することと、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて後続のPUCCH送信に使用されるべきアップリンク送信リソースを決定することと、アップリンク送信リソースを介して後続のPUCCH送信を送信することとを行わせるように動作可能な命令を含み得る。
[0024]上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースの明示的インジケーションを、アップリンク送信リソースを表す信号中に含めるためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースの明示的インジケーションは、アップリンク送信リソースを表現するインデックスを備え得る。
[0025]上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量を識別することを含み得る。上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量を下回る場合、暗黙的リソースマッピングルールを識別することを含み得る。上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量以下である場合に暗黙的リソースマッピングルールを識別すること、しきい値量以下であるアップリンク制御データの量に少なくとも部分的に基づいてアップリンク送信リソースの第1のセットを識別すること、ここで、第1のセットは、しきい値量以下であるアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含む、と、第1のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数を識別することと、第1のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値数より大きい場合、暗黙的リソースマッピングを識別することとをさらに含み得る。上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンク送信リソースのしきい値数は、ダウンリンク制御情報(DCI)フィールド中で一意に識別され得るアップリンク送信リソースの最大数を含み得る。
[0026]上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量を上回る場合、明示的リソースマッピングルールを識別することを含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量を上回る場合に明示的リソースマッピングルールを識別することは、しきい値量を上回るアップリンク制御データの量に少なくとも部分的に基づいてアップリンク送信リソースの第2のセットを識別すること、ここで、第2のセットは、しきい値量を上回るアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含む、と、第2のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数を識別することと、第2のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値以下である場合に明示的リソースマッピングルールを識別することとを含み得る。上で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンク送信リソースのしきい値数は、ダウンリンク制御情報(DCI)フィールド中で一意に識別され得るアップリンク送信リソースの最大数を含み得る。
[0027]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御情報のタイプを識別することを含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することは、PUCCHフォーマットがショートPUCCHフォーマットであるか、またはロングPUCCHフォーマットであるかを決定することを含み得る。
[0028]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースは、開始シンボル、アップリンク送信時間間隔内のシンボル範囲、1つまたは複数のリソースブロック、サイクリックシフト、または直交カバーコードのうちの1つまたは複数を含み得る。
[0029]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいてTTIマッピングルールを識別することと、TTIマッピングルールに少なくとも部分的に基づいてアップリンク送信リソースが後続のPUCCH送信のために使用されるべきTTIを決定することと、TTI内で後続のPUCCH送信を送信することとを行うためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、TTIの明示的インジケーションを受信するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、TTIの明示的インジケーションは、現在のPUCCH送信のために使用される現在のTTIに対するオフセットを表すインデックスを含み得る。
[0030]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいてTTIマッピングルールを識別することは、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的PUCCHリソースマッピングルールである場合、暗黙的TTIマッピングルールを識別することを含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、暗黙的TTIマッピングルールは、現在のPUCCH送信のために使用される現在のTTIに対するオフセットを適用することを含み得る。
[0031]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいてTTIマッピングルールを識別することは、PUCCHリソースマッピングルールが明示的PUCCHリソースマッピングルールである場合、明示的TTIマッピングルールを識別することを含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいてTTIマッピングルールを識別することは、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的PUCCHリソースマッピングルールである場合、明示的TTIマッピングルールを識別することを含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいてTTIマッピングルールを識別することは、PUCCHリソースマッピングルールが明示的PUCCHリソースマッピングルールである場合、暗黙的TTIマッピングルールを識別することを含み得る。
[0032]上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンク送信リソースは、1つのより多くのTTI内のリソースを含み得る。上記で説明した方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、アップリンク送信リソースは、1つのTTI内の1つより多くのリソースのセットを含み得る。
図1は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするワイヤレス通信のためのシステムの一例を例示する。
図2は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするワイヤレス通信のためのシステムの一例を例示する。
図3は、本開示の態様による、リソース割振りの一例を例示する。
図4は、本開示の態様による、アップリンク制御チャネルリソース定義の一例を例示する。
図5は、本開示の態様による、アップリンク制御チャネルリソース定義およびマッピングをサポートするリソース割振りの一例を例示する。
図6は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のためのプロセスフローの一例を例示する。
図7は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするデバイスのブロック図を示す。
図7は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするデバイスのブロック図を示す。
図9は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートする基地局を含むシステムのブロック図を示す。
図10は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするデバイスのブロック図を示す。
図11は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするデバイスのブロック図を示す。
図12は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするユーザ機器を含むシステムのブロック図を例示する。
図13は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法を例示する。
図14は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法を例示する。
図15は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法を例示する。
図16は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法を例示する。
図17は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法を例示する。
図18は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法を例示する。
発明の詳細な説明
[0044]第5世代(5G)または新規無線(NR)システムのような、いくつかのワイヤレス通信システムでは、ユーザ機器(UE)のようなワイヤレスデバイスは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を介して基地局にアップリンク制御情報(UCI)を送信し得る。UEおよび基地局は、UEが後続のPUCCH送信のためにどの送信リソースを使用することになるか、およびUEがそれらの送信リソースをいつ使用するか(たとえば、スロットとしても知られ得る、どの送信時間間隔(TTI)の間に、UEがPUCCHを介してUCIを送るべきか)を決定し得る。
[0045]方法は、後続のPUCCH送信のためにどの送信リソースをUEが使用すべきか、およびUEがそれらの送信リソースを使用すべきTTIに関する、UEの決定と基地局の決定との間の整合性を容易にするために使用され得る。いくつかの場合では、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定することは、1つまたは複数のアップリンク送信リソースを含む、PUCCHリソースを決定することを含み得る。いくつかの場合では、基地局およびUE各々は、整合性を保証するために、1つまたは複数のPUCCHリソース定義、1つまたは複数のPUCCHリソースマッピングルール、およびTTIマッピングルールを使用し得る。本開示のこれらの態様の使用は、単独でまたは組み合わせて、UEおよび基地局が、このような決定に関する送信シンボルの数を最小限にする一方、UEによる後続のPUCCH送信のために使用されるべき同じPUCCHリソースおよびTTIを一貫して決定することを可能にし得、それによって、電力、周波数、時間、およびスペクトルリソースのようなシステムリソースを節約する。
[0046]PUCCHリソース定義は、各々がリソースブロックインデックスのような送信リソースの所定のセットに関連するインデックス値のセットを含み得る。UEおよび基地局は、PUCCHリソース定義を使用して、後続のPUCCH送信のための送信リソースを効率的に決定し、必要な場合、そのような決定に関する情報を交換し得る。たとえば、基地局は、後続のPUCCH送信のために(インデックス付きPUCCHリソースのセットまたはプールから)選択するUEのためのPUCCHリソースのインデックスを識別するために、DCI中の3ビットDCI値を使用し得る。TTIのフォーマットは、所与のPUCCH送信の最初および最後のPUCCHシンボルが事前定義され得ないようなフレキシブルなものであり得、したがって、PUCCHリソース定義はまた、TTI内のどのシンボルをUEがPUCCH送信のために使用すべきかを指定し得る。
[0047]PUCCHリソースマッピングルールは、明示的または暗黙的であり得る。基地局およびUEが明示的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、基地局は、UEが後続のPUCCH送信のためにどの送信リソースを使用すべきか、および送信リソースがいつ使用されるべきかを決定し、UEに明示的に示し得る。たとえば、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)を上回る場合、明示的リソースマッピングルールが使用され得る。このケースでは、アップリンク送信リソースのプールまたはセットは、しきい値量を上回るアップリンク制御データの量に少なくとも部分的に基づいて識別され得、ここで、セットは、しきい値量を上回るアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含み得る。その後、セット中に含まれるアップリンク送信リソースの数が識別され得、セット中に含まれるアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値数(たとえば、8)以下である場合、明示的リソースマッピングルールが使用され得る。いくつかのケースでは、アップリンク送信リソースのしきい値数は、ダウンリンク制御情報(DCI)フィールド中で一意に識別され得るアップリンク送信リソースの最大数に等しくなり得る。たとえば、DCIにおいて送信される3ビットのPUCCHリソースインジケータフィールドは、UEが後続のPUCCH送信のために使用するように構成される8つのアップリンク送信リソースの最大数のうちの1つを一意に示すことができ得る。いくつかのケースでは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)以下であり、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを有するPUCCHリソースのセット中のアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値数(たとえば、8)以下である場合、明示的リソースマッピングルールが使用され得る。
[0048]後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)以下である場合、暗黙的リソースマッピングルールが使用され得る。このケースでは、アップリンク送信リソースのセットは、しきい値量以下であるアップリンク制御データの量に少なくとも部分的に基づいて識別され、ここで、セットは、しきい値量以下であるアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含む。その後、セット中に含まれるアップリンク送信リソースの数が識別され得、セット中に含まれるアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値数(たとえば、8)よりも大きい場合、暗黙的リソースマッピングルールが使用され得る。たとえば、基地局は、UEが後続のPUCCH送信のために32個のアップリンク送信リソースを使用するように構成されることを示す上位レイヤパラメータを使用して、アップリンク送信リソースの数を送信し得る。このケースでは、UEは、基地局およびUEの両方に知られているマッピングルールまたは式に基づいて、後続のPUCCH送信のための32個のアップリンク送信リソースを識別し得る。したがって、基地局が、明示的インジケータフィールドによって一意に識別されることができるよりも多くのアップリンク送信リソースでUEを構成するとき、暗黙的リソースマッピングルールが使用され得る。基地局およびUEが暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、基地局は、UEが後続のPUCCH送信のためにどの送信リソースを使用すべきかの明示的インジケーションを含まない信号をUEに送信し得、むしろ、UEは、基地局およびUEの両方に知られているルールまたは式に従ってその情報を決定し得る。基地局およびUEが明示的PUCCHリソースマッピングルールを利用するか、または暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを利用するかは、UEによる後続のPUCCH送信のフォーマットに依存し得る。
[0049]TTIマッピングルールはまた、明示的または暗黙的であり得る。明示的TTIマッピングルールを使用するとき、基地局は、UEが後続のPUCCH送信のためにどのTTIを使用すべきかを決定し、UEに明示的に示し得る。別のTTIマッピングルールは、暗黙的マッピングルールであり得る。暗黙的TTIマッピングルールを使用するとき、基地局は、UEが後続のPUCCH送信のためにどのTTIを使用すべきかを決定し得るが、基地局は、その情報をUEに明示的に示さないことがあり、むしろ、基地局は、決定された情報のいかなる明示的インジケーションも含まない信号をUEに送信し得、UEは、基地局によって使用される同じTTIマッピングルールに従ってその情報を決定し得る。基地局およびUEが明示的TTIマッピングルールまたは暗黙的TTIマッピングルールを利用するかどうかは、基地局およびUEが明示的PUCCHリソースマッピングルールまたは暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを利用するかどうかに依存し得る。基地局およびUEが明示的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、基地局およびUEはまた、明示的TTIマッピングルールを使用し得る。同様に、基地局およびUEが暗黙的なPUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、基地局およびUEはまた、暗黙的なTTIマッピングルールを使用し得る。基地局およびUEはまた、明示的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、暗黙的TTIマッピングルールを使用し得る、または暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、明示的TTIマッピングルールを使用し得る。暗黙的TTIマッピングルールを使用するとき、基地局およびUEは、現在のまたは前のPUCCH送信のためにUEによって使用されるTTIに1つまたは複数のオフセットを適用し得る。
[0050]PUCCHリソースを定義し割り振るための本明細書で説明する様々な技法は、単一のTTIのために、または複数のTTIにわたってPUCCHリソースを割り振るために使用され得る。PUCCHリソースを定義し割り振るための上で説明したアプローチはまた、TTIごとにPUCCHリソースの1つのセットまたはTTIごとにPUCCHリソースの複数のセットを割り振るために使用され得る。複数のTTIにわたるPUCCHリソースの割振りは、スロットアグリゲーションと呼ばれ得る。
[0051]本開示の態様は、ワイヤレス通信システムのコンテキストにおいて最初に説明される。PUCCHリソース定義、PUCCHリソースマッピングルール、TTIマッピングルール、およびそれらと同じものの適用の様々な例がその後、説明される。本開示の態様は、アップリンク制御チャネルリソース定義およびユーザ機器へのマッピングに関する装置図、システム図、およびフローチャートによってさらに示され、それらを参照してさらに説明される。
[0052]図1は、本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105、UE115、およびコアネットワーク130を含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、LTEアドバンスト(LTE−A)ネットワーク、5Gネットワーク、またはNRネットワークであり得る。いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、拡張されたブロードバンド通信、高信頼性(たとえば、ミッションクリティカルな)通信、低レイテンシ通信、または低コストおよび低複雑性デバイスとの通信をサポートし得る。
[0053]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレスに通信し得る。本明細書で説明する基地局105は、トランシーバ基地局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、(いずれもgNBと呼ばれることがある)次世代ノードBまたはギガノードB、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の適切な専門用語で当業者によて呼ばれ得るか、あるいはそれらを含み得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(例えば、マクロまたはスモールセル基地局)を含み得る。本明細書で説明されたUE115は、マクロeNB、スモールセルeNB、gNB、中継基地局、および同様のものを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
[0054]各基地局105は、様々なUE115との通信がサポートされる特定の地理的カバレージエリア110に関連付けられ得る。各基地局105は、通信リンク125を介してそれぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供し得、基地局105とUE115との間の通信リンク125は、1つまたは複数のキャリアを利用し得る。ワイヤレス通信システム100中に示される通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含み得る。ダウンリンク送信はまた、順方向リンク送信と呼ばれ得る一方、アップリンク送信はまた、逆方向リンク送信と呼ばれ得る。
[0055]基地局105のための地理的カバレージエリア110は、地理的カバレージエリア110の一部分のみを構成するセクタに分割され得、各セクタはセルに関連付けられ得る。たとえば、各基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポット、もしくは他のタイプのセル、あるいはそれらの様々な組合せに通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、基地局105は、移動可能であり、したがって、移動する地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、異なる技術に関連付けられた異なる地理的カバレージエリア110は、重複し得、異なる技術に関連付けられた重複する地理的カバレージエリア110は、同じ基地局105によってまたは異なる基地局105によってサポートされ得る。ワイヤレス通信システム100は、たとえば、異なるタイプの基地局105が様々な地理的カバレージエリア110にカバレージを提供する異種のLTE/LTE−AまたはNRネットワークを含み得る。
[0056]用語「セル」は、(たとえば、キャリアにわたって)基地局105との通信のために使用される論理通信エンティティを指し、同じまたは異なるキャリアを介して動作する隣接セルを区別するための識別子(たとえば、物理セル識別子(PCID)、仮想セル識別子(VCID))に関連付けられ得る。いくつかの例では、キャリアは、複数のセルをサポートし得、異なるセルは、異なるタイプのデバイスにアクセスを提供し得る異なるプロトコルタイプ(たとえば、マシンタイプ通信(MTC)、狭帯域モノのインターネット(NB−IoT)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、またはその他)に従って構成され得る。いくつかのケースでは、用語「セル」は、論理エンティティが動作する地理的カバレージエリア110の一部(たとえば、セクタ)を指し得る。
[0057]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は、固定またはモバイルであり得る。UE115はまた、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、または加入者デバイス、あるいは何らかの他の適切な用語で呼ばれ得、「デバイス」はまた、ユニット、局、端末、またはクライアントと呼ばれ得る。UE115はまた、セルラフォン、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはパーソナルコンピュータのようなパーソナル電子デバイスであり得る。いくつかの例では、UE115はまた、電化製品、乗り物、計測器のような様々な物品においてインプリメントされ得る、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoT)デバイス、あらゆるモノのインターネット(IoE)デバイス、またはMTCデバイスなどを指し得る。
[0058]MTCまたはIoTデバイスのような、いくつかのUE115は、低コストまたは低複雑度のデバイスであり得、マシン間の(例えば、マシーンツーマシン(M2M)通信を介した)自動化された通信を提供し得る。M2M通信またはMTCは、デバイスが、人間の介在なしに互いまたは基地局105と通信することを可能にするデータ通信技術を指し得る。いくつかの例では、M2M通信またはMTCは、情報を測定またはキャプチャするセンサまたは計測器を統合し、情報を利用するか、またはプログラムもしくはアプリケーションとインタラクトする人間に情報を提示することができる中央サーバまたはアプリケーションプログラムに、その情報を中継するデバイスからの通信を含み得る。いくつかのUE115は、情報を収集するか、または機械の自動化された挙動を可能にするように設計され得る。MTCデバイスのためのアプリケーションの例は、スマート計測、在庫(inventory)モニタリング、水位モニタリング、機器モニタリング、ヘルスケアモニタリング、野生生物モニタリング、天候および地質学的イベントモニタリング、保有車両(fleet)管理および追跡、リモートセキュリティ感知、物理アクセス制御、および取引ベースのビジネス課金(transaction-based business charging)を含む。
[0059]いくつかのUE115は、半二重通信(たとえば、送信または受信を介した一方向通信をサポートするが、送信と受信とを同時にサポートしないモード)のような、電力消費を低減する動作モードを採用するように構成され得る。いくつかの例では、半二重通信は、低減されたピークレートで実行され得る。UE115のための他の電力節約技法は、アクティブ通信に従事していないとき、または制限された帯域幅にわたって(たとえば、狭帯域通信に従って)動作しているとき、省電力「ディープスリープ」モードに入ることを含む。いくつかのケースでは、UE115は、クリティカルな機能(たとえば、ミッションクリティカル機能)をサポートするように設計され得、ワイヤレス通信システム100は、これらの機能のための超高信頼性通信を提供するように構成され得る。
[0060]いくつかのケースでは、UE115はまた、(例えば、ピアツーピア(P2P)またはデバイスツーデバイス(D2D)プロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することも可能であり得る。D2D通信を利用するUE115のグループのうちの1つまたは複数は、基地局105の地理的カバレージエリア110内にあり得る。このグループ中の他のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110の外側にあり得るか、またはそうでない場合は、基地局105からの送信を受信することができない。いくつかのケースでは、D2D通信を介して通信するUE115の複数のグループは、各UE115がグループにおけるその他全ての(every other)UE115に送信する、一対多(one-to-many)(1:M)システムを利用し得る。いくつかのケースでは、基地局105は、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを容易にする。他の場合では、D2D通信は、基地局105の関与なしにUE115間で実行される。
[0061]基地局105は、コアネットワーク130と、および互いに通信し得る。たとえば、基地局105は、バックホールリンク132を通して(たとえば、S1または他のインターフェースを介して)コアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、直接的に(たとえば、基地局105間で直接的に)または間接的に(たとえば、コアネットワーク130を介して)のいずれかで、バックホールリンク134にわたって(たとえば、X2または他のインターフェースを介して)互いに通信し得る。
[0062]コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス許可、トラッキング、インターネットプロトコル(IP)接続性、および他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能を提供し得る。コアネットワーク130は、発展型パケットコア(EPC)であり得、これは、少なくとも1つのモビリティ管理エンティティ(MME)、少なくとも1つのサービングゲートウェイ(S−GW)、および少なくとも1つのパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P−GW)を含み得る。MMEは、EPCに関連付けられた基地局105によってサービスされるUE115のためのモビリティ、認証、およびベアラ管理のような、非アクセス層(たとえば、制御プレーン)機能を管理し得る。ユーザIPパケットは、S−GWを通じて転送され得、それ自体は、P−GWに接続され得る。P−GWは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供し得る。P−GWは、ネットワークオペレータIPサービスに接続され得る。オペレータIPサービスは、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、またはパケット交換(PS)ストリーミングサービスへのアクセスを含み得る。
[0063]基地局105のようなネットワークデバイスのうちの少なくともいくつかは、アクセスネットワークエンティティなどのサブコンポーネントを含み得、これは、アクセスノードコントローラ(ANC)の例であり得る。各アクセスネットワークエンティティは、無線ヘッド、スマート無線ヘッド、または送信/受信ポイント(TRP)と呼ばれ得る、いくつかの他のアクセスネットワーク送信エンティティを通じてUE115と通信し得る。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティまたは基地局105の様々な機能は、様々なネットワークデバイス(例えば、無線ヘッドおよびアクセスネットワークコントローラ)にわたって分散され得るか、または単一のネットワークデバイス(例えば、基地局105)へと統合され得る。
[0064]ワイヤレス通信システム100は、典型的には300MHz〜300GHzの範囲内の1つまたは複数の周波数帯域を使用して動作し得る。一般に、300MHz〜3GHzの領域は、波長が約1デシメートル〜1メートルの長さに及ぶので、極超短波(UHF)領域またはデシメートル帯域として知られている。UHF波は、建物および環境的特徴によってブロックまたはリダイレクトされ得る。しかしながら、波は、屋内にロケートされたUE115にサービスを提供するマクロセルのために十分に構造を貫通し得る。UHF波の送信は、300MHz未満のスペクトルの高周波(HF)または超高周波(VHF)部分のより小さい周波数およびより長い波を使用する送信と比較して、より小さいアンテナおよびより短い距離(たとえば、100km未満)に関連付けられ得る。
[0065]ワイヤレス通信システム100はまた、センチメートル帯域としても知られる、3GHzから30GHzまでの周波数帯域を使用する超高周波(SHF)領域において動作し得る。SHF領域は、他のユーザからの干渉を許容することができるデバイスによって日和見的に使用され得る、5GHz産業用、科学用、および医療用(ISM)帯域のような帯域を含む。
[0066]ワイヤレス通信システム100はまた、ミリメートル帯域としても知られる、スペクトルの極高周波(EHF)領域(たとえば、30GHz〜300GHz)において動作し得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、UE115と基地局105との間のミリメートル波(mmW)通信をサポートし得、それぞれのデバイスのEHFアンテナは、UHFアンテナよりもさらに小さく、より密集され得る。いくつかのケースでは、これは、UE115内のアンテナアレイの使用を容易にし得る。しかしながら、EHF送信の伝搬は、SHFまたはUHF送信よりもさらに大きい大気減衰の影響を受け得、およびより短い範囲であり得る。本明細書で開示する技法は、1つまたは複数の異なる周波数領域を使用する送信にわたって採用され得、これらの周波数領域にわたる帯域の指定された使用は、国または規制機関によって異なり得る。
[0067]いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、認可および無認可無線周波数スペクトル帯域の両方を利用し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、5GHz ISM帯域のような無認可帯域において、認可支援アクセス(LAA)、LTE−無認可(LTE−U)無線アクセス技術、またはNR技術を採用し得る。無認可無線周波数帯域で動作しているとき、基地局105およびUE115のようなワイヤレスデバイスは、データを送信する前に周波数チャネルがクリアであることを保証するために、リッスンビフォアトーク(LBT)プロシージャを利用し得る。いくつかのケースでは、無認可帯域での動作は、認可帯域(例えば、LAA)中で動作するコンポーネントキャリア(CC)とともに、キャリアアグリゲーション(CA)に基づき得る。無認可スペクトルにおける動作は、ダウンリンク送信、アップリンク送信、ピアツーピア送信、またはこれらの組合せを含み得る。無認可スペクトルでの複信は、周波数分割複信(FDD)、時分割複信(FDD)、または両方の組み合わせに基づき得る。
[0068]いくつかの例では、基地局105またはUE115は、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(MIMO)通信、またはビームフォーミングのような技法を採用するために使用され得る、複数のアンテナを装備し得る。たとえば、ワイヤレス通信システムは、送信デバイス(たとえば、基地局105)と受信デバイス(たとえば、UE115)との間の送信スキームを使用し得、ここで、送信デバイスは、複数のアンテナを装備し、受信デバイスは1つまたは複数のアンテナを装備し得る。MIMO通信は、空間多重化と呼ばれ得る、異なる空間レイヤを介して複数の信号を送信または受信することによってスペクトル効率を高めるために、マルチパス信号伝搬を採用し得る。複数の信号は、たとえば、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して送信デバイスによって送信され得る。同様に、複数の信号は、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して受信デバイスによって受信され得る。複数の信号の各々は、別個の空間ストリームと呼ばれ得、同じデータストリーム(たとえば、同じコードワード)または異なるデータストリームに関連付けられたビットを搬送し得る。異なる空間レイヤは、チャネル測定および報告のために使用される異なるアンテナポートに関連付けられ得る。MIMO技法は、単一ユーザMIMO(SU−MIMO)、ここで、複数の空間レイヤは、同じ受信デバイスに送信される、と、マルチユーザMIO(MU−MIMO)、ここで、複数の空間レイヤは、複数のデバイスに送信される、とを含む。
[0069]空間フィルタリング、指向性送信、または指向性受信とも呼ばれ得るビームフォーミングは、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間経路に沿ってアンテナビーム(たとえば、送信ビームまたは受信ビーム)を形作るまたはステアリングするために、送信デバイスまたは受信デバイス(たとえば、基地局105またはUE115)において使用され得る信号処理技法である。ビームフォーミングは、アンテナアレイに関する特定の向きで伝搬する信号が強めあう干渉を経験する一方、他の信号が弱めあう干渉を経験するような、アンテナアレイのアンテナ素子を介して通信される信号を組み合わせることによって達成され得る。アンテナ素子を介して通信される信号の調整は、デバイスに関連付けられたアンテナ素子の各々を介して搬送される信号に特定の振幅および位相オフセットを適用する送信デバイスまたは受信デバイスを含み得る。アンテナ素子の各々に関連付けられた調整は、(たとえば、送信デバイスまたは受信デバイスのアンテナアレイに関して、または何らかの他の方向に関して)特定の方向に関連付けられたビームフォーミング重みセットによって定義され得る。
[0070]一例では、基地局105は、UE115との指向性通信のためのビームフォーミング動作を行うために、複数のアンテナまたはアンテナアレイを使用し得る。たとえば、いくつかの信号(たとえば、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号)は、基地局105によって異なる方向に複数回送信され得、それは、送信の異なる方向に関連付けられた異なるビームフォーミング重みセットに従って送信される信号を含み得る。異なるビーム方向における送信は、基地局105による後続の送信および/または受信のためのビーム方向を(たとえば、基地局105またはUE115のような受信デバイスによって)識別するために使用され得る。特定の受信デバイスに関連付けられたデータ信号のようないくつかの信号は、単一のビーム方向(たとえば、UE115のような受信デバイスに関連付けられた方向)で基地局105によって送信され得る。いくつかの例では、単一のビーム方向に沿った送信に関連付けられたビーム方向は、異なるビーム方向において送信された信号に少なくとも部分的に基づいて決定され得る。たとえば、UE115は、異なる方向において基地局105によって送信された信号のうちの1つまたは複数を受信し得、UE115は、最高の信号品質またはさもなければ許容可能な信号品質で受信した信号のインジケーションを基地局105に報告し得る。これらの技法が基地局105によって1つまたは複数の方向に送信される信号に関して説明されるが、UE115は、(たとえば、UE115による後続の送信または受信のためのビーム方向を識別するために)異なる方向において複数回信号を送信するための、または(たとえば、受信デバイスにデータを送信するために)単一の方向において1つの信号を送信するための同様の技法を採用し得る。
[0071]受信デバイス(たとえば、mmW受信デバイスの一例であり得るUE115)は、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号のような、基地局105から様々な信号を受信するとき、複数の受信ビームを試行し得る。たとえば、受信デバイスは、異なるアンテナサブアレイを介して受信することによって、異なるアンテナサブアレイに従って受信信号を処理することによって、アンテナアレイの複数のアンテナ素子において受信された信号に適用された異なる受信ビームフォーミング重みセットに従って受信することによって、またはアンテナアレイの複数のアンテナ素子において受信された信号に適用された異なる受信ビームフォーミング重みセットに従って受信信号を処理することによって、複数の受信方向を試みることができ、それらのうちのいずれかは、異なる受信ビームまたは受信方向に従って「リスニング」と呼ばれ得る。いくつかの例では、受信デバイスは、(たとえば、データ信号を受信するとき)単一のビーム方向に沿って受信するために単一の受信ビームを使用し得る。単一の受信ビームは、異なる受信ビーム方向に従ってリッスンすることに少なくとも部分的に基づいて決定されたビーム方向(たとえば、複数のビーム方向に従ってリッスンすることに少なくとも部分的に基づいて、最高の信号強度、最高の信号対雑音比、または場合によっては許容可能な信号品質を有すると決定されたビーム方向)にアラインされ得る。
[0072]いくつかの場合には、基地局105またはUE115のアンテナは、MIMO動作をサポートするか、またはビームフォーミングを送信もしくは受信し得る、1つまたは複数のアンテナアレイ内にロケートされ得る。たとえば、1つまたは複数の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナタワーのような、アンテナアセンブリにコロケートされ得る。いくつかのケースでは、基地局105に関連付けられたアンテナまたはアンテナアレイは、異なる地理的ロケーションにロケートされ得る。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビームフォーミングをサポートするために使用し得るアンテナポートのいくつかの行および列を有するアンテナアレイを有し得る。同様に、UE115は、様々なMIMOまたはビームフォーミング動作をサポートし得る1つまたは複数のアンテナアレイを有し得る。
[0073]いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、レイヤ化されたプロトコルスタックに従って動作するパケットベースのネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであり得る。無線リンク制御(RLC)レイヤは、いくつかのケースでは、論理チャネル上で通信するために、パケットセグメンテーションおよびリアセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先処理(priority handling)、およびトランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化を実行し得る。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するため、MACレイヤにおける再送信を提供するために、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤは、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105またはコアネットワーク130との間のRRC接続の確立、構成、および維持を提供し得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルは、物理チャネルにマッピングされ得る。
[0074]いくつかのケースでは、UE115および基地局105は、データが成功裏に受信される可能性を高めるために、データの再送信をサポートし得る。HARQフィードバックは、データが通信リンク125にわたって正しく受信される可能性を高める1つの技法である。HARQは、誤り検出(たとえば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)、順方向誤り訂正(FEC)、および再送信(たとえば、自動再送要求(ARQ))の組合せを含み得る。HARQは、貧弱な無線条件(たとえば、信号対雑音条件)でのMACレイヤにおけるスループットを改善し得る。いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイスは、同一スロットHARQフィードバックをサポートし得、ここで、デバイスは、スロット中の前のシンボル中で受信されたデータのために、特定のスロットにおけるHARQフィードバックを提供し得る。他のケースでは、デバイスは、後続のスロットにおいて、または何らかの他の時間間隔に従って、HARQフィードバックを提供し得る。
[0075]LTEまたはNRにおける時間間隔は、基本時間単位の倍数で表され得、それは、たとえば、Ts=1/30,720,000秒のサンプリング期間を指し得る。通信リソースの時間間隔は、各々が10ミリ秒(ms)の持続時間を有する無線フレームに従って編成され得、ここで、フレーム期間は、Tf=307,200Tsとして表され得る。無線フレームは、0〜1023の範囲のシステムフレーム番号(SFN)によって識別され得る。各フレームは、0から9まで番号付けされた10個のサブフレームを含み得、各サブフレームは、1msの持続時間を有し得る。サブフレームは、各々が0.5msの持続時間を有する2つのスロットにさらに分割され得、各スロットは、(たとえば、各シンボル期間の先頭に追加されたサイクリックプレフィックスの長さに応じて)6または7変調シンボル期間を包含し得る。別の例として、サブフレームは、1msの持続時間を有する単一のスロットのみを含み得、各スロットは、(たとえば、各シンボル期間の先頭に追加されたサイクリックプレフィックスの長さに応じて)12または14変調シンボル期間を含み得る。サイクリックプレフィックスを除いて、各シンボル期間は、2048個のサンプリング期間を含み得る。いくつかのケースでは、サブフレームは、ワイヤレス通信システム100の最小スケジューリング単位であり得、TTIまたはスロットと呼ばれ得る。他のケースでは、ワイヤレス通信システム100の最小スケジューリング単位は、サブフレームよりも短いことがあり、または(たとえば、短縮されたTTI(sTTI)のバーストにおいて、またはsTTIを使用する選択されたコンポーネントキャリアにおいて)動的に選択され得る。
[0076]いくつかのワイヤレス通信システムでは、スロットは、1つまたは複数のシンボルを包含する複数のミニスロットにさらに分割され得る。いくつかの事例では、ミニスロットのシンボルまたはミニスロットは、スケジューリングの最小単位であり得る。各シンボルは、たとえば、動作のサブキャリア間隔または周波数帯域に応じて持続時間が変化し得る。さらに、いくつかのワイヤレス通信システムは、複数のスロットまたはミニスロットが一緒にアグリゲートされ、UE115と基地局105との間の通信のために使用されるスロットアグリゲーションをインプリメントし得る。本明細書で使用されるように、TTIは、TTI、sTTI、スロット、またはミニスロットのうちの任意の1つを指す。
[0077]用語「キャリア」は、通信リンク125にわたる通信をサポートするための定義された物理レイヤ構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指す。たとえば、通信リンク125のキャリアは、所与の無線アクセス技法のための物理レイヤチャネルに従って動作される無線周波数スペクトル帯域の一部を含み得る。各物理レイヤチャネルは、ユーザデータ、制御情報、または他のシグナリングを搬送し得る。キャリアは、所定の周波数チャネル(たとえば、E−UTRA絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN))に関連付けられ得、UE115による発見のためのチャネルラスタに従って位置決めされ得る。キャリアは、(たとえば、FDDモードでは)ダウンリンクまたはアップリンクであり得るか、または(たとえば、TDDモードでは)ダウンリンクおよびアップリンク通信を搬送するように構成され得る。いくつかの例では、キャリアにわたって送信される信号波形は、(たとえば、OFDMまたはDFT−s−OFDMのようなマルチキャリア変調(MCM)技法を使用して)複数のサブキャリアで構成され得る。
[0078]キャリアの編成構造は、異なる無線アクセス技法(たとえば、LTE、LTE−A、NRなど)のために異なり得る。たとえば、キャリアにわたる通信は、TTIまたはスロットに従って編成され得、TTIまたはスロットの各々は、ユーザデータならびにユーザデータの復号をサポートするための制御情報またはシグナリングを含み得る。キャリアはまた、専用捕捉シグナリング(たとえば、同期信号またはシステム情報など)と、キャリアのための動作を調整する制御シグナリングとを含み得る。いくつかの例では(たとえば、キャリアアグリゲーション構成では)、キャリアはまた、他のキャリアのための動作を調整する捕捉シグナリングまたは制御シグナリングを有し得る。
[0079]物理チャネルは、様々な技法に従ってキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルおよび物理データチャネルは、たとえば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、またはハイブリッドTDM−FDM技法を使用して、ダウンリンクキャリア上で多重化され得る。いくつかの例では、物理制御チャネル中で送信される制御情報は、カスケード方式で異なる制御領域間(たとえば、共通制御領域または共通探索空間と、1つまたは複数のUE固有制御領域またはUE固有探索空間との間)に分散され得る。
[0080]キャリアは、無線周波数スペクトルの特定の帯域幅に関連付けられ得、いくつかの例では、キャリア帯域幅は、キャリアまたはワイヤレス通信システム100の「システム帯域幅」と呼ばれ得る。たとえば、キャリア帯域幅は、特定の無線アクセス技法のキャリアのためのいくつかの所定の帯域幅(たとえば、1.4、3、5、10、15、20、40、または80MHz)のうちの1つであり得る。いくつかの例では、各サービスを受けるUE115は、キャリア帯域幅の一部または全部にわたって動作するように構成され得る。他の例では、いくつかのUE115は、キャリア内の所定の部分または範囲(たとえば、RBまたはサブキャリアのセット)に関連付けられる狭帯域プロトコルタイプ(たとえば、狭帯域プロトコルタイプの「インバンド」展開)を使用する動作のために構成され得る。
[0081]MCM技法を採用するシステムでは、リソース要素は、1つのシンボル期間(たとえば、1つの変調シンボルの持続時間)と、1つのサブキャリアとから成り得、ここで、シンボル期間とサブキャリア間隔とは反比例する。各リソース要素によって搬送されるビットの数は、変調スキーム(たとえば、変調スキームの次数)に依存し得る。したがって、UE115が受信するリソース要素が多いほど、および変調スキームの次数が高いほど、UE115のデータレートは高くなり得る。MIMOシステムでは、ワイヤレス通信リソースは、無線周波数スペクトルリソースと、時間リソースと、空間リソース(たとえば、空間レイヤ)との組合せを指し得、複数の空間レイヤの使用は、UE115との通信のためのデータレートをさらに増加させ得る。
[0082]ワイヤレス通信システム100のデバイス(たとえば、基地局105またはUE115)は、特定のキャリア帯域幅を介した通信をサポートするハードウェア構成を有し得る、またはキャリア帯域幅のセットのうちの1つにわたる通信をサポートするように構成可能であり得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、1つより多くの異なるキャリア帯域幅に関連付けられたキャリアを介した同時通信をサポートすることができる基地局105および/またはUEを含み得る。
[0083]ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたはキャリア上でのUE115との通信、すなわち、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作と呼ばれ得る特徴をサポートし得る。UE115は、キャリアアグリゲーション構成に従って、複数のダウンリンクCCおよび1つまたは複数のアップリンクCCで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、FDDコンポーネントキャリアとTDDコンポーネントキャリアとの両方で使用され得る。
[0084]いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、拡張コンポーネントキャリア(eCC)を利用し得る。eCCは、より広いキャリアまたは周波数チャネル帯域幅、より短いシンボル持続時間、より短いTTI持続時間、または修正された制御チャネル構成を含む、1つまたは複数の特徴によって特徴付けられ得る。いくつかのケースでは、eCCは、(例えば、複数のサービングセルが準最適のまたは理想的でないバックホールリンクを有するとき)デュアルコネクティビティ構成またはキャリアアグリゲーション構成に関連付けられ得る。eCCはまた、(例えば、1つより多くのオペレータがそのスペクトルを使用することを許可されているところである)共有スペクトルまたは無認可スペクトルで使用するために構成され得る。より広いキャリア帯域幅によって特徴付けられるeCCは、キャリア帯域幅全体をモニタすることができないか、またはさもなければ(たとえば、電力を節約するために)限定されたキャリア帯域幅を使用するように構成されたUE115によって利用され得る1つまたは複数のセグメントを含み得る。
[0085]いくつかのケースでは、eCCは、他のCCとは異なるシンボル持続期間を利用し得、それは、他のCCのシンボル持続期間と比較すると、低減されたシンボル持続期間の使用を含み得る。より短いシンボル持続時間は、隣接するサブキャリア間の間隔の増加に関連付けられ得る。eCCを利用するUE115または基地局105のようなデバイスは、低減されたシンボル持続時間(たとえば、16.67マイクロ秒)で(たとえば、20、40、60、80MHzなどの周波数チャネルまたはキャリア帯域幅に従って)広帯域信号を送信し得る。eCCにおけるTTIは、1つまたは複数のシンボル期間から成り得る。いくつかのケースでは、TTI持続時間(つまり、TTIにおけるシンボル期間の数)は、変わり得る。
[0086]NRシステムのようなワイヤレス通信システムは、中でもとりわけ、認可、共有、および無認可スペクトル帯域の任意の組合せを利用し得る。eCCシンボル持続時間およびサブキャリア間隔のフレキシビリティは、複数のスペクトルにわたるeCCの使用を可能にし得る。いくつかの例では、特に、リソースの動的垂直(例えば、周波数にわたる)共有および水平(例えば、時間にわたる)共有を通して、NR共有スペクトルは、スペクトル利用及びスペクトル効率を増加させ得る。
[0087]本明細書で説明するように、いくつかのケースでは、基地局105のようなネットワークエンティティ、およびUE115のようなワイヤレスデバイスは、UE115が後続のPUCCH送信のために使用すべき送信リソースおよびTTIを決定するために、1つまたは複数のPUCCHリソース定義、PUCCHリソースマッピングルール、およびTTIマッピングルールを使用し得る。PUCCHリソースマッピングルールおよびTTIマッピングルールは、明示的または暗黙的であり得、決定されたPUCCHリソースおよびTTIを効率的に定義または示すために1つまたは複数のインデックスに依拠し得る。PUCCHリソースマッピングルールおよびTTIマッピングルールならびにインデックスは、単独でまたは組み合わせて、基地局105およびUE115が、UE115による後続のPUCCH送信のために使用されるべき同じPUCCHリソースおよびTTIを一貫して決定することを可能にし得る一方、それによって、電力、周波数、時間、およびスペクトルリソースを節約する、この決定に関係して送信されるシンボルの数を最小限に抑え得る。
[0088]PUCCHは、チャネル品質インジケータ(CQI)、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答(ACK)/否定ACK(NACK)(ACK/NACK)、およびアップリンクスケジューリング要求を含む、UCIを搬送するアップリンク物理チャネルであり得る。3GPP(登録商標) TS36.211セクション5.4を参照。したがって、PUCCHは、アップリンク(UL)肯定応答(ACK)、スケジューリング要求(SR)およびCQIならびに他のUL制御情報のために使用され得る。PUCCHは、コードおよび2つの連続するリソースブロックによって定義される制御チャネルにマッピングされ得る。UL制御シグナリングは、セルのためのタイミング同期の存在に依存し得る。SRおよびCQI報告のためのPUCCHリソースは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを通じて割り当てられ(および取り消され)得る。いくつかのケースでは、SRのためのリソースは、ランダムアクセスチャネル(RACH)プロシージャを通じて同期を捕捉した後に割り当てられ得る。他のケースでは、SRは、RACHを通じてユーザ機器(UE)115に割り当てられないことがあり得る(たとえば、同期したUEは、専用SRチャネルを有し得る、または有し得ない)。SRおよびCQIのためのPUCCHリソースは、UE115がもはや同期されないときに失われ得る。
[0089]図2は、本開示の様々な態様に従う、NRシステムにおけるPUCCHリソース定義およびマッピングをサポートするワイヤレス通信システム200の一例を示す。ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100に関して説明した基地局105およびUE115の例であり得る、基地局105−aとUE115−aとを含む。基地局105−aは、カバレージエリア110−aに通信カバレージを提供し得る。基地局105−aは、TDDおよび/またはFDDを使用して、1つまたは複数のキャリア205のリソース上でUE115−aと通信し得る。いくつかのケースでは、キャリア205は、持続時間10msのフレームを含むように編成され得、フレームは、持続時間1msの10個のサブフレームを含み得る。サブフレームは、スロットとしても知られ得る、1つまたは複数のTTI210(たとえば、自己完結型TTI)を含むようにさらに編成され得、基地局105−aおよびUE115−aは、1つまたは複数のTTI210の間に通信し得る。
[0090]TTI210は、7個のシンボルまたは14個のシンボルのような、複数のシンボルを含み得る。シンボルは、2進数または非2進数であり得る。たとえば、シンボルは、2位相偏移変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、または直交振幅変調(QAM)シンボル(たとえば、16QAMまたは64QAMシンボル)のような、各々がデータの1ビットよりも多くを表すOFDMシンボルであり得る。TTI210は、ダウンリンクシンボル215、アップリンクシンボル220、ならびにダウンリンクシンボル215とアップリンクシンボル220とを分離するガード期間225のために割り振られたシンボル期間を含み得る。TTI210−aは、NRシステムにおけるダウンリンク中心TTIの一例であり得、TTI210−bは、NRシステムにおけるアップリンク中心TTIの一例であり得る。
[0091]UE115−aは、1つまたは複数のTTI210内でUCIデータを表す1つまたは複数のPUCCHシンボルを送信することによって、基地局105−aにUCIを送信し得る。UE115−aによるPUCCHシンボルの送信は、PUCCH送信として知られ得る。本明細書で説明するように、ワイヤレス通信システム200は、PUCCHリソースを定義し、UE115−aが後続のPUCCH送信のために使用すべきTTI210内の送信リソースを決定するための効率的な技法をサポートし得る。また、本明細書で説明するように、ワイヤレス通信システム200は、TTI210を定義し、UE115−aが後続のPUCCH送信のために使用すべきTTI210を決定するための効率的な技法をサポートし得る。
[0092]図3は、本開示の様々な態様によるリソース割振り300の一例を例示する。TTI210は、特定のリンク方向における通信のために、またはアップリンク構成とダウンリンク構成との間で遷移するために各々割り振られたいくつかのシンボルを含み得る。各TTI210の構造は、TTI内のシンボルのための公称シンボル期間持続時間、TTI内の1つまたは複数のシンボルに関連付けられたヌメロロジ、TTI内の制御シンボルの数、またはキャリア内もしくは2以上のキャリアにわたるTTI内の特定のリンク方向のシンボルの量に基づき得る。図3の例では、各TTI210は、14個のシンボルを含み得る。しかしながら、他の例では、TTIは、異なる数のシンボル(たとえば、12個のシンボル)を含み得る。
[0093]簡略化のために、図3は、各々が14個のシンボル持続時間の持続時間を有する2つのTTI210−c、210−dを例示すが、当業者は、任意の数のシンボル持続時間の持続時間を有する任意の数のTTI210が本明細書の技法に従って使用され得ることを諒解されよう。同様に、図3は、4つのサブキャリアまたはリソースブロック(RB)を有するものとしてTTI210−cおよび210−dを例示するが、当業者は、任意の数のRBが本明細書の技法に従って使用され得ることを諒解されよう。TTI210−cは、時間領域においてTTI210−dに隣接し得、各TTI210は自己完結型であり得る。すなわち、各TTIは、ダウンリンクシンボル215、ならびにPUCCHシンボル320のようなアップリンクシンボルを、ガード期間225とともに含み得る。
[0094]UE115は、PUCCH送信のために1つより多くのPUCCHフォーマットを使用し得る。たとえば、UE115は、ショートPUCCHフォーマット305またはロングPUCCHフォーマット310を使用し得る。ショートPUCCHフォーマット305は、1つまたは2つのPUCCHシンボル320のような、いくつかの最大シンボルカウントまでのいくつかのPUCCHシンボル320を含み得る。UE115は、ACK/NACKシグナリングのような短い(brief)またはタイムクリティカルなシグナリングのためにショートPUCCHフォーマット305を使用し得る。たとえば、基地局105は、TTI210−c中にダウンリンクシンボル215を含み得、UE115は、同じTTI210−c中にACK/NACK応答を含むPUCCH送信を後で送るためにショートPUCCHフォーマット305を使用し得る。いくつかの例では、ショートPUCCHフォーマット305の開始シンボルおよび/または終了シンボルは、動的に構成され得る。たとえば、2つのシンボルを含むショートPUCCHフォーマット305は、TTIの第1のOFDMシンボルで、ダウンリンク制御情報(たとえば、PDCCH)の後のTTIの第4のOFDMシンボルで、またはTTIの12番目のOFDMシンボルで開始し得る。したがって、UE115が、ショートPUCCHフォーマット305の開始シンボルおよび/または終了シンボルが構成され得るTTIのシンボル番号を識別できることが有用であり得る。このケースでは、構成されるべきショートPUCCHフォーマット305の開始および/または終了シンボルのシンボル番号を含むPUCCHリソース定義は、ショートPUCCHフォーマット305中に含まれるいくつかのシンボルとともに、UE115と基地局105の両方にとって有用であり得る。
[0095]ロングPUCCHフォーマット310は、ショートPUCCHフォーマット305のための最大値よりも大きいいくつかのPUCCHシンボル320を含み得る。たとえば、ロングPUCCHフォーマットは、TTI210中に、シンボルの総数(たとえば、4−14個のOFDMシンボル)までのいくつかのPUCCHシンボル320を含み得る。UE115は、たとえば、スケジューリング要求、チャネル品質インジケータ、および他のUCIなど、より時間クリティカルでないシグナリングのためにロングPUCCHフォーマット310を使用し得る。UE115はまた、UE115がセル110の端にあるとき、またはUE115もしくは基地局105が、チャネル品質が何らかのしきい値品質を下回ると決定するときのような、雑音および干渉に対するロバスト性が懸念されるとき、ロングPUCCHフォーマット310を使用し得る。いくつかの例では、ロングPUCCHフォーマット310の開始シンボルおよび/または終了シンボルは、動的に構成され得る。たとえば、7つのシンボルを含むロングPUCCHフォーマット310は、TTIアップリンクTTIをレンダリングすることによって、TTIの第1のOFDMシンボルで、ダウンリンク制御情報(たとえば、PDCCH)の後のTTIの4番目のOFDMシンボルで、またはTTIの8番目のOFDMシンボルで開始し得る。したがって、UE115が、ロングPUCCHフォーマット310の開始シンボルおよび/または終了シンボルが構成され得るTTIのシンボル番号を識別できることが有用であり得る。このケースでは、構成されるべきロングPUCCHフォーマット310の開始および/または終了シンボルのシンボル番号を含むPUCCHリソース定義は、ロングPUCCHフォーマット310中に含まれるいくつかのシンボルとともに、UE115と基地局105の両方にとって有用であり得る。
[0096]単一のTTI210は、時々、1つより多くのPUCCHフォーマットのPUCCH送信を含む、1つより多くのPUCCH送信を含み得る。たとえば、単一のTTI210は、ロングPUCCHフォーマット310送信(たとえば、TTI210のシンボル4−13)と、それに続くショートPUCCHフォーマット305送信(たとえば、TTI210のシンボル12−13)とを含み得る。
[0097]図3に例示されるように、ショートPUCCHフォーマット305またはロングPUCCHフォーマット310のいずれかを使用して送られたPUCCHシンボル320は、ガード期間225によってダウンリンクシンボル215から分離され得る。また、ショートPUCCHフォーマット305またはロングPUCCHフォーマット310のいずれかを使用して送られるPUCCHシンボル320は、同じRBを使用して、または同じTTI210内の異なるRBを使用して送られ得る。このようにして、周波数ホッピングは、(たとえば、TTI210−d中に示すように)単一のPUCCH送信のコンテキスト内で使用され、したがって、マルチパス干渉などの雑音および干渉に対するPUCCH送信のロバスト性を増加させ得る。
[0098]図4は、本開示の様々な態様による、PUCCHリソース定義400の一例を例示する。いくつかの例では、PUCCHリソース定義400は、ワイヤレス通信システム100または200の態様によってインプリメントされ得る。
[0099]PUCCHリソース405は各々、1つまたは複数のアップリンク送信リソース410の集合に対応するものとして定義される。TTI210のフォーマットは、所与のPUCCH送信の最初および最後のPUCCHシンボル320が、ショートPUCCHフォーマット305またはロングPUCCHフォーマット310のいずれのために事前定義され得ないように、フレキシブルであり得る。したがって、PUCCHリソース405の定義はまた、UE115がPUCCH送信のために使用すべきTTI210内のシンボル範囲(場合によっては、1つのシンボルの範囲)に関する情報を含み得る。たとえば、PUCCHリソースの定義は、TTI210内の開始シンボルインデックスと終了シンボルインデックスとを含み得る。代替として、PUCCHリソースの定義は、PUCCHシンボル320の総数とともに、TTI210内の開始シンボルインデックスまたは終了シンボルインデックスを含み得る。
[0100]PUCCHリソース0(たとえば、405−a)は、開始シンボル、終了シンボル、RBインデックス、サイクリックシフトインデックス、および時間領域直交カバーコード(TD−OCC)インデックスの組合せを含む、送信リソース410−aの集合として定義される。開始シンボルおよび/または終了シンボルは、OFDMヌメロロジ(たとえば、CCにおけるサブキャリア間隔)および帯域幅部分(BWP)(たとえば、UE115がサポートすることが不可能であるそのような大きいシステム帯域幅を基地局105がサポートするときのUE115がサポートし得る帯域幅部分)に依存し得る。サイクリックシフトインデックスは、復調基準信号(DMRS)シーケンスサイクリックシフトインデックスであり得る。同様に、PUCCHリソース1(たとえば、405−b)は、開始シンボル、終了シンボル、RBインデックス、サイクリックシフトインデックス、およびOCCインデックスの別個の組合せを含む、送信リソース410−bの集合として定義される。送信リソース410は、PUCCHリソース定義およびマッピングが利用される通信システムのタイプに応じて、より少ない、より多い、または異なるタイプの送信を含み得る。
[0101]いくつかのケースでは、PUCCHリソースの第1のセット405は、ロングPUCCHフォーマット310送信のために利用可能であり得、PUCCHリソースの第2のセット405は、ショートPUCCHフォーマット305送信のために利用可能であり得る。PUCCHリソース定義400では、たとえば、PUCCHリソース0〜M(たとえば、405−a、405−b、405−c、405−d)は、ロングPUCCHフォーマット310送信のために利用可能であり得る一方、PUCCHリソースM+1〜N(たとえば、405−e〜405−f)は、ショートPUCCHフォーマット305送信のために利用可能であり得る。当業者は、MおよびN各々が任意の整数値であり得ることを認識するであろう。
[0102]基地局105は、1つまたは複数のPUCCHリソース405のインデックス番号をUE115に送信することによって、UE115が後続のPUCCH送信のために使用すべきアップリンク送信リソースをUE115に明示的に示し得る。例えば、基地局105は、PDCCH送信におけるDCI中にアップリンク送信リソースを明示的にシグナリングし得る。このケースでは、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)を上回る場合、明示的リソースマッピングルールが使用され得る。たとえば、しきい値量を上回るアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含むセットは、アップリンク送信リソースのしきい値数(たとえば、8)以下のアップリンク送信リソースの数を含み得る。いくつかのケースでは、アップリンク送信リソースのしきい値数は、ダウンリンク制御情報(DCI)フィールド中で一意に識別され得るアップリンク送信リソースの最大数に等しくなり得る。たとえば、DCI中で送信される3ビットのPUCCHリソースインジケータフィールドは、UEが後続のPUCCH送信のために使用するように構成される8つのアップリンク送信リソースの最大数を示し得る。いくつかのケースでは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)以下であり、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを有するPUCCHリソースのセット中のアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値数(たとえば、8)以下である場合、明示的リソースマッピングルールが使用され得る。
[0103]代替的に、UE115は、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールに基づいて、UE115が後続のPUCCH送信のためにどのアップリンク送信リソースを使用すべきかを導出し得る。たとえば、UE115は、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)以下である場合、どのアップリンク送信リソースを使用すべきかを導出し得る。このケースでは、アップリンク送信リソースのセットは、しきい値量以下であるアップリンク制御データの量に少なくとも部分的に基づいて識別され、ここで、セットは、しきい値量以下であるアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含む。その後、セット中に含まれるアップリンク送信リソースの数が識別され得、セット中に含まれるアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値数(たとえば、8)を上回る場合、暗黙的リソースマッピングルールが使用され得る。たとえば、基地局は、UEが後続のPUCCH送信のために32個のアップリンク送信リソースを使用するように構成されることを示す上位レイヤパラメータを使用して、アップリンク送信リソースの数を送信し得る。このケースでは、UEは、基地局およびUEの両方に知られているマッピングルールまたは式に基づいて、後続のPUCCH送信のための32個のアップリンク送信リソースを識別し得る。したがって、基地局が、明示的インジケータフィールドによって一意に識別されることができるよりも多くのアップリンク送信リソースでUEを構成するとき、暗黙的リソースマッピングルールが使用され得る。別の例では、UE115は、ダウンリンク送信(たとえば、ダウンリンク制御情報(DCI)送信)のために基地局105によって使用される送信リソースを識別し得る。
[0104]いくつかのケースでは、UE115は、PDSCHデータのスケジューリングを許可するPDCCHのための、たとえば、ACK/NACKを送信するためのアップリンクリソースの割振りを、PDCCHのために使用される最低の制御チャネル要素(CCE)インデックスから導出し、UE115および基地局105の両方に知られている所定のマッピングルールに基づいてアップリンクリソースをマッピングするために最低のCCEインデックスを使用し得る。そのため、UE115および基地局105の両方は、UE115および基地局105の両方に知られている暗黙的PUCCHリソースマッピングルールに従って、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含むセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量、またはダウンリンク送信リソースのうちの少なくとも1つに部分的に基づいて、UE115が後続のPUCCH送信のためにどのアップリンク送信リソースを使用すべきかを決定し得る。別の例として、UE115は、UE115および基地局105の両方に知られている暗黙的PUCCHリソースマッピングルールに従って、現在のまたは前のPUCCH送信のためにUE115によって使用されたPUCCHリソース405に部分的に基づいて、UE115が後続のPUCCH送信のためにどのアップリンク送信リソースを使用すべきかを導出し得る。暗黙的なPUCCHリソースマッピングルールの一例として、UE115および基地局105の両方は、特定のオフセットに従って現在のまたは前のPUCCH送信のために使用されるPUCCHリソース405のインデックス番号をインクリメントまたはデクリメントすることによって、後続のPUCCH送信のためのPUCCHリソース405のインデックス番号を決定し得る。オフセットは、0を含む任意の整数値であり得る。
[0105]PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的であるか明示的であるかは、後続のPUCCH送信のフォーマットに依存し得る。たとえば、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的であるか明示的であるかは、後続のPUCCH送信のフォーマットがショートPUCCHフォーマット305であるかロングPUCCHフォーマット310であるかに依存し得る。PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的であるか明示的であるかはまた、後続のPUCCH送信に含まれるべきUCIデータのタイプに依存し得る。たとえば、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールは、ACK/NACKのみのPUCCH送信のために使用され得、明示的PUCCHリソースマッピングルールは、任意の非ACK/NACKデータ(たとえば、SRまたはCQIデータ)を含むPUCCH送信のために使用され得る。別の例として、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールは、ACK/NACKのみのPUCCH送信ならびに、ACK/NACKデータおよびSRデータの同時送信のために使用され得るが、後続のPUCCH送信がSRデータを含むことになる場合、異なるリソースセットが使用される。PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的であるか明示的であるかはまた、後続のPUCCH送信に含まれるべきUCIデータの量がしきい値量を超えるか否かのような、その量に依存し得る。たとえば、基地局105およびUE115は、後続のPUCCH送信がショートPUCCHフォーマット305を有するときはいつでも暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを識別し、後続のPUCCH送信がロングPUCCHフォーマット310を有するときはいつでも明示的PUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。代替として、基地局105およびUE115は、後続のPUCCH送信がしきい値量以下の量のUCIデータを含むときはいつでも暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを識別し、後続のPUCCH送信がしきい値量を上回る量のUCIデータを含むときはいつでも明示的PUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。しきい値量は、1または2ビットのUCIデータであり得る。後続のPUCCH送信がショートPUCCHフォーマット305である、および/または比較的少ない量のUCIデータを含むことになるときはいつでも、暗黙的なPUCCHリソースマッピングルールを使用することは、少なくともいくつかの状況においてUE115が後続のPUCCH送信のためにどの送信リソースを使用すべきかを基地局105がUE115に明示的にシグナリングする必要性を回避する。
[0106]各々が特定の送信リソース410に対応するインデックス値としてPUCCHリソース405を定義することは、基地局105およびUE115が、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを効率的に決定および識別することを可能にし、それによって、電力および時間リソースのようなシステムリソースを節約する。そのようなアプローチはまた、そのような決定に関係する送信シンボルの量を最小化し、それによって、電力、時間、周波数、およびスペクトルリソースなどのシステムリソースを節約する。いくつかのケースでは、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを使用することはまた、そのような決定に関係する送信シンボルの量をさらに最小化し、それによって、電力、時間、周波数、およびスペクトルリソースのようなシステムリソースを節約する。
[0107]図5は、本開示の様々な態様によるリソース割振り500の一例を例示する。いくつかの例では、ワイヤレスデバイスおよびネットワークエンティティは、図1〜図2を参照して通信システム100および200において示されたもののような、UE115および基地局105の例であり得、リソース割振り500によって例示される原理に従って通信し得る。
[0108]図5の例では、PUCCH送信は、複数のTTI210に広がるものとして例示され、概念は、TTIアグリゲーションまたはスロットアグリゲーションとして知られ得る。たとえば、UE115は、複数のPUCCHリソース405を使用してPUCCH送信を送信し得、それは、単一のTTI210における複数のPUCCHリソース405の使用を含み得、異なるTTI210におけるPUCCHリソース405の使用も含み得る。たとえば、リソース割振り500は、第1のTTI210−eにおける第1のPUCCHリソース405−g、第2のTTI210−fにおける第2のPUCCHリソース405−h、第2のTTI210−fにおける第3のPUCCHリソース405−i、第3のTTI210−gにおけるPUCCHリソースなし、および第4のTTI210−hにおける第4のPUCCHリソース405−jを介したPUCCH送信を示す。任意の数のTTI210内のPUCCHリソース405の任意の組合せが、PUCCH送信のためにUE115によって利用され得ることを、当業者は諒解されよう。
[0109]リソース割振り500は、基地局105によって決定され、明示的に示され得る。たとえば、基地局105は、UE115が後続のPUCCH送信のためにどのPUCCHリソース405を使用すべきかの明示的インジケーションと、同じ信号の一部としてまたは別個の信号として、UE115がそれらのアップリンク送信リソースを使用すべきTTI210の明示的インジケーションとを有する信号をUE115に送信し得る。各PUCCHリソース405とTTI210との組合せについて、基地局105によって送られた明示的インジケーションは、PUCCHリソース405に対応するインデックス番号ならびにTTI210に対応するインデックス番号であり得る。TTI210は、現在のTTI210に対してインデックス付けされ得る。たとえば、TTI210−eは、現在のTTIであり、したがってTTIインデックス0であり得、したがってTTI210−f〜210−hはそれぞれ、TTIインデックス1〜3である。基地局105およびUE115は、明示的PUCCHリソースマッピングルールまたは暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、明示的TTIマッピングルールを使用し得る。
[0110]リソース割振り500はまた、基地局105とUE115との両方によって暗黙的に決定され得る。たとえば、暗黙的TTIマッピングルールは、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールによって決定されるような初期PUCCHリソース405のためのインデックスに対する、および現在またはすぐに来るTTI210に対するオフセットの所定のパターンを含み得る。たとえば、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールが、インデックス番号1を有するPUCCHリソース405が使用されるべきであることを示す場合、暗黙的TTIマッピングルールは、(i)インデックス番号1を有するPUCCHリソース405が第1のTTI210のために使用されるべきであり、(ii)インデックス番号2を有するPUCCHリソース405が第2のTTI210のために使用されるべきであり、(iii)インデックス番号3を有するPUCCHリソース405が第3のTTI210のために使用されるべきであることを示し得る。そのため、(暗黙的TTIマッピングルールまたは明示的TTIマッピングルールのいずれかの下で)アグリゲートされたTTIまたはスロットは、互いに連続していないことがあり(たとえば、TTI210−fおよびTTI210−h)、複数のPUCCHリソースが1つのTTI(たとえば、TTI201−f)中に構成され得る。PUCCHリソース405インデックスおよびTTI210インデックスを等しく調整しないオフセットパターン、または一方のインデックスを他方のインデックスを調整することなく調整するオフセットパターン、または同様のバリエーションを含む、より複雑なオフセットパターンも可能であることを当業者は諒解されよう。基地局105およびUE115は、それらが暗黙的PUCCHリソースマッピングルールまたは明示的PUCCHリソースマッピングルールを使用するときはいつでも、暗黙的TTIマッピングルールを使用し得る。
[0111]図6は、本開示の様々な態様による、アップリンク制御チャネルリソース定義およびユーザ機器へのマッピングをサポートするプロセスフロー600の一例を例示する。いくつかの例では、通信システム100または200内の基地局105およびUE115は、プロセスフロー600の態様をインプリメントし得る。
[0112]基地局105−bおよびUE115−bは、ワイヤレス通信システムのための確立された接続確立技法に従って通信605を確立し得る。
[0113]ブロック610で、基地局105−bは、UE115−bによる後続のPUCCH送信685のためのPUCCHフォーマットを識別し得る。基地局105−bは、たとえば、ショートPUCCHフォーマット305またはロングPUCCHフォーマット310のいずれかとして、PUCCHフォーマットを識別し得る。基地局105−bはまた、PUCCHフォーマットを、たとえば、しきい値量(たとえば、UCIデータの1ビットまたは2ビット)を上回り得るかまたは上回り得ない特定の量のUCIデータを含むものとして識別し得る。基地局105−bはまた、後続のPUCCH送信685に含まれるべきUCIデータのタイプ、たとえば、後続のPUCCH送信685がACK/NACKデータ、SRデータ、CQIデータ、UCIの別のタイプ、またはそれらの組合せを含むかどうかを識別することによって、PUCCHフォーマットを識別し得る。
[0114]ブロック615で、UE115−bは、基地局105−bへの後続のPUCCH送信685のためのPUCCHフォーマットを識別し得る。UE115−bは、たとえば、ショートPUCCHフォーマット305またはロングPUCCHフォーマット310のいずれかとして、PUCCHフォーマットを識別し得る。UE115−bはまた、PUCCHフォーマットを、たとえば、しきい値量(たとえば、UCIデータの1ビットまたは2ビット)を上回り得るかまたは上回り得ない特定の量のUCIデータを含むものとして識別し得る。UE115−bはまた、後続のPUCCH送信685に含まれるべきUCIデータのタイプ、たとえば、後続のPUCCH送信685がACK/NACKデータ、SRデータ、CQIデータ、UCIの別のタイプ、またはそれらの組合せを含むかどうかを識別することによって、PUCCHフォーマットを識別し得る。UE115−bは、ブロック610で基地局105−bが識別するのと同じPUCCHフォーマットをブロック615で識別し得る。
[0115]ブロック620で、基地局105−bは、UE115−bによる後続のPUCCH送信685のためのPUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいて、PUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。たとえば、PUCCHフォーマットがロングPUCCHフォーマット310である、および/またはしきい値量を上回るUCIデータの量を含む場合、基地局105−bは、明示的PUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。別の例として、PUCCHフォーマットがショートPUCCHフォーマット305である、および/またはしきい値量以下の量のUCIデータを含む場合、基地局105−bは、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。さらに別の例として、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的であるか明示的であるかは、後続のPUCCH送信に含まれるべきUCIデータのタイプに依存し得る。たとえば、基地局105−bは、ACK/NACKのみのPUCCH送信のための暗黙的PUCCHリソースマッピングルールと、任意の非ACK/NACKデータ(たとえば、SRまたはCQIデータ)を含むPUCCH送信のための明示的PUCCHリソースマッピングルールとを識別し得る。別の例として、基地局105−bは、ACK/NACKのみのPUCCH送信、ならびにACK/NACKデータおよびSRデータの同時送信のための暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを識別し得るが、後続のPUCCH送信685がSRデータを含むことになる場合に使用される異なるリソースプールまたはセットをもつ。
[0116]ブロック625で、UE115−bは、UE115−bによる後続のPUCCH送信685のためのPUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいて、PUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。たとえば、PUCCHフォーマットがロングPUCCHフォーマット310である、および/またはしきい値量を上回るUCIデータの量を含む場合、UE115−bは、明示的PUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。別の例として、PUCCHフォーマットがショートPUCCHフォーマット305である、および/またはしきい値量(たとえば、1ビットまたは2ビット)未満のUCIデータの量を含む場合、UE115−bは、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。さらに別の例として、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的であるか明示的であるかを識別することは、後続のPUCCH送信に含まれるべきUCIデータのタイプに依存し得る。たとえば、UE115−bは、ACK/NACKのみのPUCCH送信のための暗黙的PUCCHリソースマッピングルールと、任意の非ACK/NACKデータ(たとえば、SRまたはCQIデータ)を含むPUCCH送信のための明示的PUCCHリソースマッピングルールとを識別し得る。別の例として、UE115−bは、ACK/NACKのみのPUCCH送信、ならびにACK/NACKデータおよびSRデータの同時送信のための暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを識別し得るが、後続のPUCCH送信685がSRデータを含む場合に使用される異なるリソースプールまたはセットをもつ。UE115−bは、基地局105−bがブロック620で識別するのと同じPUCCHリソースマッピングルールをブロック625で識別し得る。
[0117]ブロック630で、基地局105−bは、ブロック620で識別されたPUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、後続のPUCCH送信685のために使用すべきUE115−bのためのアップリンク送信リソースを決定し得る。UE115−bによって使用されるべきアップリンク送信リソースは、スロットとしても知られ得る、1つまたは複数のTTI210内の1つまたは複数のシンボルおよびRBを含み得る。たとえば、基地局105−bは、UE115−bが後続のPUCCH送信685のためにシンボルの特定の範囲、特定のRB、特定のサイクリックシフト、または特定の直交カバーコードを使用すべきであると決定し得る。UE115−bによって使用されるべき1つまたは複数の送信リソースは、送信リソース410として定義され、所定のPUCCHリソース405に対応するものとしてインデックス付けされ得る。PUCCH送信のためにUE115−bによって使用されるべきTTI210内のシンボルの範囲は、あらかじめ定義されないことがあり、したがって、PUCCHリソース405の一部として定義され、たとえば、開始シンボルインデックスおよび終了シンボルインデックス、開始シンボルインデックスおよびシンボルカウント、または終了シンボルインデックスおよびシンボルカウントによって表され得る。一例として、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、基地局105−bは、UE115−bによる現在のまたは前のPUCCH送信のために使用されたPUCCHリソース405のインデックスを何らかの整数量(場合によっては0)だけ増分または減分することによって、UE115−bによって使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。別の例として、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、基地局105−bは、UE115−bへの現在のまたは前のダウンリンク送信のために基地局105−bによって使用されるリソースに基づいて、UE115−bによって使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。さらに別の例として、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、UE115−bは、基地局105−bとUE115−bの両方に知られているマッピングルールまたは式に基づいて、後続のPUCCH送信685のためにどのアップリンク送信リソースを使用すべきかを識別し得る。
[0118]ブロック640で、基地局105−bは、TTIマッピングルールを識別し得る。基地局105−bは、たとえば、ブロック620で識別されたPUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、TTIマッピングルールを識別し得る。たとえば、PUCCHリソースマッピングルールが明示的である場合、基地局105−bは、明示的TTIマッピングルールを識別し得る。別の例として、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的である場合、基地局105−bは、暗黙的TTIマッピングルールを識別し得る。基地局105−bはまた、明示的PUCCHリソースマッピングルールを識別した後に暗黙的TTIマッピングルールを識別し得るか、または暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを識別した後に明示的TTIマッピングルールを識別し得る。
[0119]ブロック645で、UE115−bは、TTIマッピングルールを識別し得る。UE115−bは、たとえば、ブロック625でUE115−bによって識別されたPUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、TTIマッピングルールを識別し得る。たとえば、PUCCHリソースマッピングルールが明示的である場合、UE115−bは、明示的TTIマッピングルールを識別し得る。別の例として、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的である場合、UE115−bは、暗黙的TTIマッピングルールを識別し得る。UE115−bはまた、明示的PUCCHリソースマッピングルールを識別した後に暗黙的TTIマッピングルールを識別し得るか、または暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを識別した後に明示的TTIマッピングルールを識別し得る。UE115−bは、基地局105−bがブロック640で識別するのと同じTTIマッピングルールをブロック645で識別し得る。
[0120]ブロック650で、基地局105−bは、ブロック640で識別されたTTIマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、UE115−bがブロック630で決定された送信リソースのために使用すべき1つまたは複数のTTI210を決定し得る。いくつかのケースでは、基地局105−bは、UE115−bが単一のTTI210内で複数のPUCCHリソース405を使用すべきであると決定し得る。同じ場合または他の場合には、基地局105−bは、UE115−bが複数のTTI210内で1つまたは複数のPUCCHリソース405を使用すべきであると決定し得る。一例として、暗黙的TTIマッピングルールを使用するとき、基地局105−bは、UE115−bが前のまたは現在のPUCCH送信において使用したTTIに対するオフセットの所定のパターンに従って、UE115−bによって使用されるべきTTIを決定し得る。別の例として、暗黙的TTIマッピングルールを使用するとき、基地局105−bは、すぐに来るTTIに対するオフセットの所定のパターンに従って、UE115−bによって使用されるべきTTIを決定し得る。
[0121]UE115−bは、基地局105−bがブロック610、620、630、640、および650に関連する方法ステップを実行するときに対していつでも、ブロック615、625、および645に関連する方法ステップを実行し得る。
[0122]基地局105−bは、次いで、UE115−bによって受信される信号660を送信し得る。信号660は、ブロック630で基地局105−bによって決定されたアップリンク送信リソースを表し得る。信号660はまた、ブロック650で基地局105−bによって決定されたTTIを表し得る。簡略化のために1つの信号660が例示されるが、代替として、基地局105−bは、ブロック630で基地局105−bによって決定されたアップリンク送信リソースと、ブロック650で基地局105−bによって決定されたTTIとを通信するために、2つの別個の信号を送り得る。
[0123]ブロック620で、基地局105−bが明示的PUCCHリソースマッピングルールを識別した場合、信号660は、ブロック630で基地局105−bによって決定されたアップリンク送信リソースの明示的インジケーションを含み得る。ブロック630で基地局105−bによって決定されたアップリンク送信リソースの明示的インジケーションは、各々がPUCCHリソース405に対応する1つまたは複数のインデックス値を含み得る。ブロック620で、基地局105−bが暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを識別した場合、その後、信号660は、ブロック630で基地局105−bによって決定されたアップリンク送信リソースの明示的インジケーションを含み得ない。そのため、むしろ、UE115−bは、ブロック620で基地局105−bによって、およびブロック625でUE115−bによって識別された同じ暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを適用することによって、ブロック630で基地局105−bによって決定された送信リソースを独立して導出し得る。
[0124]ブロック640で、基地局105−bが明示的TTIマッピングルールを識別した場合、信号660は、ブロック630で基地局105−bによって決定されたアップリンク送信リソースの明示的インジケーションを含み得る。ブロック630で基地局105−bによって決定されたアップリンク送信リソースの明示的インジケーションは、各々が特定のTTI210に対応する1つまたは複数のインデックス値を含み得る。ブロック630で基地局105−bによって決定されたアップリンク送信リソースの明示的インジケーションはまた、各々が現在のまたは前のTTI210に対するオフセットに対応する1つまたは複数のインデックス値を含み得る。ブロック640で、基地局105−bが暗黙的TTIマッピングルールを識別した場合、その後、信号660は、ブロック630で基地局105−bによって決定されたアップリンク送信リソースの明示的インジケーションを含み得ず、むしろ、UE115−bは、ブロック640で基地局105−bによって識別され、ブロック645でUE115−bによって識別された同じ暗黙的TTIマッピングルールを適用することによって、ブロック640で基地局105−bによって決定されたTTIマッピングルールを独立して導出し得る。
[0125]ブロック665で、UE115−bは、ブロック625で識別されたPUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、後続のPUCCH送信685のために使用すべきUE115−bのためのアップリンク送信リソースを決定し得る。上記で説明したように、UE115−bによって使用されるべきアップリンク送信リソースは、1つまたは複数のTTI210内に1つまたは複数のシンボルおよびRBを含み得る。たとえば、UE115−bは、UE115−bが後続のPUCCH送信685のためにシンボルの特定の範囲、特定のRB、特定のサイクリックシフト、または特定の直交カバーコードを使用すべきであると決定し得る。UE115−bによって使用されるべき1つまたは複数の送信リソースは、送信リソース410として定義され、所定のPUCCHリソース405に対応するものとしてインデックス付けされ得る。PUCCH送信のためにUE115−bによって使用されるべきTTI210内のシンボルの範囲は、あらかじめ定義されないことがあり、したがって、PUCCHリソース405の一部として定義され、たとえば、開始シンボルインデックスおよび終了シンボルインデックス、開始シンボルインデックスおよびシンボルカウント、または終了シンボルインデックスおよびシンボルカウントによって表され得る。例として、明示的PUCCHリソースマッピングルールまたは明示的TTIマッピングルールを使用するとき、UE115−bは、信号660中に含まれるTTIおよびアップリンク送信リソースの1つまたは複数の明示的インジケーションを識別することによって、後続のPUCCH送信685のために使用されるべきアップリンク送信リソースおよびTTIを決定し得る。別の例として、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、UE115−bは、UE115−bによる現在のまたは前のPUCCH送信のために使用されたPUCCHリソース405のインデックスを何らかの整数量(場合によっては0)だけ増分または減分することによって、後続のPUCCH送信685のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。さらに別の例として、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、UE115−bは、UE115−bへの現在のまたは前のダウンリンク送信のために基地局105−bによって使用されるリソースに基づいて、UE115−bによって使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得、たとえば、UE115−bは、信号660のために基地局105−bによって使用されるリソースに基づいて、後続のPUCCH送信685のためにUE115−bによって使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。さらに別の例として、暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを使用するとき、UE115−bは、基地局105−bとUE115−bとの両方に知られているマッピングルールまたは式に基づいて、後続のPUCCH送信685のためにどのアップリンク送信リソースを使用すべきかを識別し得る。
[0126]ブロック675で、UE115−bは、ブロック645で識別されたTTIマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、UE115−bがブロック665で決定された送信リソースを使用すべき1つまたは複数のTTI210を決定し得る。いくつかのケースでは、UE115−bは、UE115−bが単一のTTI210内で複数のPUCCHリソース405を使用すべきであると決定し得る。同じケースまたは他のケースでは、UE115−bは、UE115−bが複数のTTI210内で1つまたは複数のPUCCHリソース405を使用すべきであると決定し得る。一例として、暗黙的TTIマッピングルールを使用するとき、UE115−bは、UE115−bが前のまたは現在のPUCCH送信のために使用したTTIに対するオフセットの所定のパターンに従って、UE115−bによって使用されるべきTTIを決定し得る。別の例として、暗黙的TTIマッピングルールを使用するとき、UE115−bは、すぐに来るTTIに対するオフセットの所定のパターンに従って、UE115−bによって使用されるべきTTIを決定し得る。
[0127]一例では、基地局105−bは、UE115−bに送信される信号660の送信の前のある時間で、後続のPUCCH送信のために使用すべきアップリンク送信リソースの準静的(たとえば、RRCシグナリングを介してシグナリングされる)構成またはプールを有し得、信号660は、アップリンク送信を送るUE115−bへの許可を含み得、UE115−bは、信号660中に含まれる暗黙的インジケーションに少なくとも部分的に基づいて(たとえば、信号660のために使用される1つまたは複数のダウンリンク送信リソース、信号660のために使用される1つまたは複数のTTI、またはブロック615で識別されたPUCCHフォーマット、場合によっては、後続のPUCCH送信685中に含まれるべきCUIの量またはタイプに部分的に基づいて)、後続のPUCCH送信685のために使用すべきアップリンク送信リソースおよびTTIを決定し得る。別の例では、UE115−bは、信号660の送信の前のある時間で、基地局105−bにSRを送信し、信号660は、アップリンク送信を送るUE115−bへの許可を含み得る、UE115−bによって前に送信されたSRへの応答を含み得、UE115−bは、信号660中に含まれる暗黙的インジケーションに少なくとも部分的に基づいて(たとえば、信号660のために使用される1つまたは複数のダウンリンク送信リソース、信号660のために使用される1つまたは複数のTTI、またはブロック615で識別されたPUCCHフォーマット、場合によっては、後続のPUCCH送信685中に含まれるべきCUIの量またはタイプに部分的に基づいて)、後続のPUCCH送信685のために使用すべきアップリンク送信リソースおよびTTIを決定し得る。所与のTTI内のどのアップリンク送信リソースを後続のPUCCH送信685のために使用すべきかを決定した後、UE115−bは、UE115−bがすべての対応するUCIを基地局105−bに送信するまで、(本明細書で説明されるようなリソースホッピングまたはTTIオフセットパターンを用いてまたは用いずに)後続のTTI内で決定されたアップリンク送信リソースを使用し得る。
[0128]UE115−bがブロック625で暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを識別するとき、UE115−bはまた、信号660を受信する前にブロック665に関連付けられた方法ステップを実行し得る。同様に、UE115−bがブロック645で暗黙的PUCCHリソースマッピングルールを識別するとき、UE115−bはまた、信号660を受信する前にブロック675に関連付けられた方法ステップを実行し得る。
[0129]UE115−bは、次いで、ブロック630、650、665、および675で決定された送信リソースおよびTTIを使用して、基地局105−bにPUCCH送信685を送信し得る。一例では、基地局105−bは、PUCCH送信685が送信されたアップリンク送信リソースとTTIとに少なくとも部分的に基づいて、PUCCH送信685をUE115−bによって送信されたものとして識別し得る。
[0130]図7は、本開示の態様による、ユーザ機器(UE)へのNR物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース定義およびマピングをサポートするワイヤレスデバイス705のブロック図700を示す。ワイヤレスデバイス705は、本明細書で説明されたような基地局105の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス705は、受信機710、基地局通信マネージャ715、および送信機720を含み得る。ワイヤレスデバイス705はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信状態にあり得る。
[0131]受信機710は、様々な情報チャネルに関連付けられた制御情報、ユーザデータ、またはパケット(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびにユーザ機器へのマッピングならびにアップリンク制御チャネルリソース定義に関する情報、等)のような情報を受信し得る。情報は、デバイス705の他の構成要素に渡され得る。受信機710は、図9を参照しながら説明したトランシーバ935の態様の一例であり得る。受信機710は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
[0132]基地局通信マネージャ715は、図9を参照して説明される基地局通信マネージャ915の態様の一例であり得る。
[0133]基地局通信マネージャ715および/またはその様々なサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいてインプリメントされ得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいてインプリメントされる場合、基地局通信マネージャ715および/またはその様々なサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本開示に説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせによって実行され得る。基地局通信マネージャ715および/またはその様々なサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、機能の一部分が1つまたは複数の物理的デバイスによって異なる物理的ロケーションにおいてインプリメントされるように分散されることを含め、様々な位置に物理的にロケートされ得る。いくつかの例では、基地局通信マネージャ715および/またはその様々なサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な態様したがった、別個のおよび異なるコンポーネントであり得る。他の例では、基地局通信マネージャ715および/またはその様々なサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な態様にしたがって、I/Oコンポーネント、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示に説明される1つまたは複数の他のコンポーネント、またはそれらの組み合わせを含むがそれらに限定されない、1つまたは複数の他のハードウェアコンポーネントと組み合わされ得る。
[0134]基地局通信マネージャ715は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別し、PUCCHフォーマットに基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別し、PUCCHリソースマッピングルールに基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。
[0135]送信機720は、デバイスの他のコンポーネントによって生成される信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機720は、トランシーバモジュール中で受信機710とコロケートされ得る。例えば、送信機720は、図9を参照して説明されるトランシーバ935の態様の例であり得る。送信機720は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
[0136]送信機720は、アップリンク送信リソースを表す信号を送信し、アップリンク送信リソースを表す信号中に、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースの明示的インジケーションを含め、送信時間間隔(TTI)を表す信号を送信し、TTIを表す信号中に、TTIの明示的インジケーションを含め得る。いくつかのケースでは、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースの明示的インジケーションは、アップリンク送信リソースを表すインデックスを含む。いくつかのケースでは、TTIの明示的インジケーションは、現在のPUCCH送信のために使用される現在のTTIに対するオフセットを表すインデックスを含む。
[0137]図8は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするワイヤレスデバイス805のブロック図800を示す。ワイヤレスデバイス805は、図7を参照して説明されたようなワイヤレスデバイス705または基地局105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス805は、受信機810、基地局通信マネージャ815、および送信機820を含み得る。ワイヤレスデバイス805はまた、プロセッサを含み得る。これらの要素の各々は、互いと(例えば、1つまたは複数のバスを介して)直接または間接的に通信し得る。
[0138]受信機810は、様々な情報チャネルに関連付けられた制御情報、ユーザデータ、またはパケット(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびにユーザ機器へのマッピングならびにアップリンク制御チャネルリソース定義に関する情報、等)のような情報を受信し得る。情報は、デバイス805の他の構成要素に渡され得る。受信機810は、図9を参照しながら説明したトランシーバ935の態様の一例であり得る。受信機810は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
[0139]基地局通信マネージャ815は、図9を参照して説明される基地局通信マネージャ915の態様の一例であり得る。
[0140]基地局通信マネージャ815はまた、PUCCHフォーマットマネージャ825と、PUCCHマッピングマネージャ830と、PUCCHリソースマネージャ835とを含み得る。
[0141]PUCCHフォーマットマネージャ825は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別し得る。いくつかのケースでは、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することは、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量またはタイプを識別することを含む。いくつかのケースでは、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することは、PUCCHフォーマットがショートPUCCHフォーマットであるか、またはロングPUCCHフォーマットであるかを決定することを含む。
[0142]PUCCHマッピングマネージャ830は、PUCCHフォーマットに基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。PUCCHマッピングマネージャ830はまた、PUCCHリソースマッピングルールに基づいてTTIマッピングルールを識別し得る。いくつかのケースでは、PUCCHフォーマットに基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することは、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)以下である場合、暗黙的リソースマッピングルールを識別し、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)を上回る場合、明示的リソースマッピングルールを識別することを含み得る。PUCCHフォーマットに基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することはまた、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データが1つまたは複数の特定のタイプのUCIのみを含む場合、暗黙的リソースマッピングルールを識別することを含み得る。いくつかのケースでは、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的であるか明示的であるかを識別することは、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量、および/またはセット中のアップリンク送信リソースの数に少なくとも部分的に基づき得る。それは、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含む。このケースでは、アップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)を上回り、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを有するPUCCHリソースのセット中のアップリンク送信リソースの量がアップリンク送信リソースのしきい値量(たとえば、8)以下である場合、明示的リソースマッピングルールが使用され得る。いくつかのケースでは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)以下であり、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを有するPUCCHリソースのセット中のアップリンク送信リソースの量がアップリンク送信リソースのしきい値の量(たとえば、8)以下である場合、明示的リソースマッピングルールが使用され得る。いくつかのケースでは、アップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)以下であり、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットに対応するセットに含まれるアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値量(たとえば、8)よりも大きい場合、暗黙的リソースマッピングルールが使用され得る。
[0143]いくつかのケースでは、PUCCHリソースマッピングルールに基づいてTTIマッピングルールを識別することは、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的PUCCHリソースマッピングルールである場合、暗黙的TTIマッピングルールを識別することと、PUCCHリソースマッピングルールが明示的PUCCHリソースマッピングルールである場合、明示的アップリンク送信時間間隔マッピングルールを識別することとを含む。PUCCHリソースマッピングルールに基づいてTTIマッピングルールを識別することはまた、PUCCHリソースマッピングルールが明示的である場合、暗黙的TTIマッピングルールを識別すること、またはPUCCHリソースマッピングルールが暗黙的である場合、明示的TTIマッピングルールを識別することを含み得る。暗黙的TTIマッピングルールは、現在のPUCCH送信のために使用される現在のTTIに対するオフセットを適用することを含み得る。
[0144]PUCCHリソースマネージャ835は、PUCCHリソースマッピングルールに基づいて、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し、アップリンク送信リソースが、TTIマッピングルールに基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきTTIを決定し得る。いくつかのケースでは、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースは、開始シンボル、アップリンク送信時間間隔内のシンボル範囲、1つまたは複数のリソースブロック、サイクリックシフト、または直交カバーコードのうちの1つまたは複数を含む。いくつかのケースでは、アップリンク送信リソースは、1つより多くのTTI内のリソースを含む。いくつかのケースでは、アップリンク送信リソースは、1つのTTI内の1つより多くのリソースのセットを含む。
[0145]送信機820は、デバイスの他のコンポーネントによって生成される信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機820は、トランシーバモジュール中で受信機810とコロケートされ得る。例えば、送信機820は、図9を参照して説明されるトランシーバ935の態様の例であり得る。送信機820は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
[0146]図9は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするデバイス905を含むシステム900の図を示す。デバイス905は、たとえば、図7および図8を参照しながら上で説明したように、ワイヤレスデバイス705、ワイヤレスデバイス805、または基地局105の構成要素の一例であり得るか、またはそれらを含み得る。デバイス905は、基地局通信マネージャ915、プロセッサ920、メモリ925、ソフトウェア930、トランシーバ935、アンテナ940、ネットワーク通信マネージャ945、および局間通信マネージャ950を含む、通信を送信および受信するためのコンポーネントを含む双方向音声およびデータ通信のためのコンポーネントを含み得る。これらのコンポーネントは、1つまたは複数のバス(例えば、バス910)を介して電子通信状態にあり得る。デバイス905は、1つまたは複数のUE115とワイヤレスに通信し得る。
[0147]プロセッサ920は、インテリジェントハードウェアデバイス(例えば、汎用プロセッサ、DSP、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックコンポーネント、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはこれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかのケースでは、プロセッサ920は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。他のケースでは、メモリコントローラは、プロセッサ920に一体化され得る。プロセッサ920は、様々な機能(たとえば、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートする機能またはタスク)を実行するために、メモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
[0148]メモリ925は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ925は、実行されると、プロセッサに、ここに説明された様々な機能を実行することを行わせる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア930を記憶し得る。いくつかのケースでは、メモリ925は、中でもとりわけ、周辺コンポーネントまたはデバイスとの相互作用のような基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得る基本入出力システム(BIOS)を包含し得る。
[0149]ソフトウェア930は、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするためのコードを含む、本開示の態様をインプリメントするためのコードを含み得る。ソフトウェア930は、システムメモリまたは他のメモリのような非一時的コンピュータ可読媒体中に記憶され得る。いくつかのケースでは、ソフトウェア930は、プロセッサによって直接実行可能ではないことがあり得るが、(例えば、コンパイルおよび実行されたときに)コンピュータに、本明細書に説明された機能を実行することを行わせ得る。
[0150]トランシーバ935は、上記で説明されたように、1つまたは複数のアンテナ、ワイヤードまたはワイヤレスリンクを介して双方向に通信し得る。例えば、トランシーバ935は、ワイヤレストランシーバを表し、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ935はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、アンテナから受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。
[0151]いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイスは、単一のアンテナ940を含み得る。しかしながら、いくつかのケースでは、デバイス905は、1つよりも多くのアンテナ940を有し得、それらは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る。
[0152]ネットワーク通信マネージャ945は、(例えば、1つまたは複数のワイヤードバックホールリンクを介して)コアネットワークとの通信を管理し得る。例えば、ネットワーク通信マネージャ945は、1つまたは複数のUE115のようなクライアントデバイスのためのデータ通信の転送を管理し得る。
[0153]局間通信マネージャ950は、他の基地局105との通信を管理し得、および他の基地局105と連携してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。例えば、局間通信マネージャ950は、ビームフォーミングまたはジョイント送信のような様々な干渉緩和技法のために、UE115への送信のためのスケジューリングを調整し得る。いくつかの例では、局間通信マネージャ950は、基地局105間の通信を提供するために、ロングタームエボリューション(LTE)/LTE−Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを提供し得る。
[0154]図10は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするワイヤレスデバイス1005のブロック図1000を示す。ワイヤレスデバイス1005は、本願明細書で説明されたようなUE115の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス1005は、受信機1010、UE通信マネージャ1015、および送信機1020を含み得る。ワイヤレスデバイス1005はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、(例えば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信状態にあり得る。
[0155]受信機1010は、様々な情報チャネルに関連付けられた制御情報、ユーザデータ、またはパケット(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびにユーザ機器へのマッピングならびにアップリンク制御チャネルリソース定義に関する情報、等)のような情報を受信し得る。情報は、デバイスの他のコンポーネントに渡され得る。受信機1010は、図12を参照しながら説明したトランシーバ1235の態様の一例であり得る。受信機1010は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
[0156]受信機1010は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを表す信号を受信し、アップリンク送信リソースを表す信号内で、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースの明示的インジケーションを受信し、TTIの明示的インジケーションを受信し得る。いくつかのケースでは、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースの明示的インジケーションは、アップリンク送信リソースを表すインデックスを含む。いくつかのケースでは、TTIの明示的インジケーションは、現在のPUCCH送信のために使用される現在のTTIに対するオフセットを表すインデックスを含む。
[0157]UE通信マネージャ1015は、図12を参照しながら説明したUE通信マネージャ1215の態様の一例であり得る。
[0158]UE通信マネージャ1015および/またはその様々なサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいてインプリメントされ得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいてインプリメントされる場合、UE通信マネージャ1015および/またはその様々なサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本開示に説明される機能を遂行するように設計されたそれらの任意の組み合わせによって実行され得る。UE通信マネージャ1015および/またはその様々なサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、機能の一部分が1つまたは複数の物理的デバイスによって異なる物理的ロケーションにおいてインプリメントされるように分散されることを含め、様々な位置に物理的にロケートされ得る。いくつかの例では、UE通信マネージャ1015および/またはその様々なサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な態様したがった、別個のおよび異なるコンポーネントであり得る。他の例では、通信マネージャ1015またはその様々なサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な態様に従って、それに限定されるものではないが、I/Oコンポーネント、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明される1つまたは複数の他のコンポーネント、またはこれらの組合せを含む、1つまたは複数の他のハードウェアコンポーネントと組み合わされ得る。
[0159]UE通信マネージャ1015は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別し、PUCCHフォーマットに基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別し、PUCCHリソースマッピングルールに基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。
[0160]送信機1020は、デバイスの他のコンポーネントによって生成される信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機1020は、トランシーバモジュール中で受信機1010とコロケートされ得る。例えば、送信機1020は、図12を参照して説明されるトランシーバ1235の態様の例であり得る。送信機1020は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
[0161]送信機1020は、アップリンク送信リソースを介して後続のPUCCH送信を送信し、TTI内に後続のPUCCH送信を送信し得る。
[0162]図11は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするワイヤレスデバイス1105のブロック図1100を示す。ワイヤレスデバイス1105は、図10を参照して説明されたワイヤレスデバイス1005またはUE115の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス1105は、受信機1110、UE通信マネージャ1115、および送信機1120を含み得る。ワイヤレスデバイス1105はまた、プロセッサを含み得る。これらの要素の各々は、互いと(例えば、1つまたは複数のバスを介して)直接または間接的に通信し得る。
[0163]受信機1110は、様々な情報チャネルに関連付けられた制御情報、ユーザデータ、またはパケット(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびにユーザ機器へのマッピングならびにアップリンク制御チャネルリソース定義に関する情報、等)のような情報を受信し得る。情報は、デバイスの他のコンポーネントに渡され得る。受信機1110は、図12を参照しながら説明したトランシーバ1235の態様の一例であり得る。受信機1110は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
[0164]UE通信マネージャ1115は、図12を参照しながら説明したUE通信マネージャ1215の態様の一例であり得る。
[0165]UE通信マネージャ1115はまた、PUCCHフォーマットマネージャ1125と、PUCCHマッピングマネージャ1130と、PUCCHリソースマネージャ1135とを含み得る。
[0166]PUCCHフォーマットマネージャ1125は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別し得、それは、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することが、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量またはタイプを識別することを含むことを含み得る。後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを識別することはまた、PUCCHフォーマットがショートPUCCHフォーマットであるかロングPUCCHフォーマットであるかを決定することを含み得る。
[0167]PUCCHマッピングマネージャ1130は、PUCCHフォーマットに基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別し得、また、PUCCHリソースマッピングルールに基づいてTTIマッピングルールを識別し得る。いくつかのケースでは、PUCCHフォーマットに基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することは、後続のPUCCH送信中に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量を下回る場合、暗黙的リソースマッピングルールを識別することを含む。PUCCHフォーマットに基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することはまた、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)を上回る場合、明示的リソースマッピングルールを識別することを含み得る。PUCCHフォーマットに基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することはまた、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データが1つまたは複数の特定のタイプのUCIのみを含む場合、暗黙的リソースマッピングルールを識別することを含み得る。いくつかのケースでは、PUCCHフォーマットに基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することは、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)以下である場合、暗黙的リソースマッピングルールを識別することを含み得る。PUCCHフォーマットに基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別することはまた、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データが1つまたは複数の特定のタイプのUCIのみを含む場合、暗黙的リソースマッピングルールを識別することを含み得る。いくつかのケースでは、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的であるか明示的であるかを識別することは、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量、および/またはセット中のアップリンク送信リソースの数に少なくとも部分的に基づき得る。それは、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含む。このケースでは、アップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)を上回り、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを有するPUCCHリソースのセット中のアップリンク送信リソースの量がアップリンク送信リソースのしきい値量(たとえば、8)以下である場合、明示的リソースマッピングルールが使用され得る。いくつかのケースでは、アップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)以下であり、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを有するPUCCHリソースのセット中のアップリンク送信リソースの量がアップリンク送信リソースのしきい値数(たとえば、8)以下である場合、明示的リソースマッピングルールが使用され得る。いくつかのケースでは、アップリンク制御データの量がしきい値量(たとえば、2ビットUCIペイロード)以下であり、後続のPUCCH送信のために使用されるべきPUCCHフォーマットを有するPUCCHリソースのセット中のアップリンク送信リソースの量がアップリンク送信リソースのしきい値量(たとえば、8)より大きい場合、暗黙的リソースマッピングルールが使用され得る。
[0168]いくつかのケースでは、PUCCHリソースマッピングルールに基づいてTTIマッピングルールを識別することは、PUCCHリソースマッピングルールが暗黙的PUCCHリソースマッピングルールである場合、暗黙的TTIマッピングルールを識別することを含み得る。PUCCHリソースマッピングルールに基づいてTTIマッピングルールを識別することはまた、PUCCHリソースマッピングルールが明示的である場合、暗黙的TTIマッピングルールを識別すること、またはPUCCHリソースマッピングルールが暗黙的である場合、明示的TTIマッピングルールを識別することを含み得る。暗黙的TTIマッピングルールは、現在のPUCCH送信のために使用される現在のTTIに対するオフセットを適用することを含み得る。PUCCHリソースマッピングルールに基づいてTTIマッピングルールを識別することはまた、PUCCHリソースマッピングルールが明示的PUCCHリソースマッピングルールである場合、明示的TTIマッピングルールを識別することを含み得る。
[0169]PUCCHリソースマネージャ1135は、PUCCHリソースマッピングルールに基づいて、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し、アップリンク送信リソースが、TTIマッピングルールに基づいて後続のPUCCH送信のために使用されるべきTTIを決定し得る。いくつかのケースでは、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースは、開始シンボル、アップリンク送信時間間隔内のシンボル範囲、1つまたは複数のリソースブロック、サイクリックシフト、または直交カバーコードのうちの1つまたは複数を含む。いくつかのケースでは、アップリンク送信リソースは、1つより多くのTTI内のリソースを含む。いくつかのケースでは、アップリンク送信リソースは、1つのTTI内の1つより多くのリソースのセットを含む。
[0170]送信機1120は、デバイスの他のコンポーネントによって生成される信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機1120は、トランシーバモジュール中で受信機1110とコロケートされ得る。例えば、送信機1120は、図12を参照して説明されるトランシーバ1235の態様の例であり得る。送信機1120は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
[0171]図12は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするデバイス1205を含むシステム1200の図を示す。デバイス1205は、たとえば、図1を参照しながら上記で説明したUE115のコンポーネントの一例であり得るか、またはそれを含み得る。デバイス1205は、通信マネージャ1215、プロセッサ1220、メモリ1225、ソフトウェア1230、トランシーバ1235、アンテナ1240、およびI/Oコントローラ1245を含む、通信を送信および受信するためのコンポーネントを含む双方向音声およびデータ通信のためのコンポーネントを含み得る。これらのコンポーネントは、1つまたは複数のバス(例えば、バス1210)を介して電子通信状態にあり得る。デバイス1205は、1つまたは複数の基地局105とワイヤレスに通信し得る。
[0172]プロセッサ1220は、インテリジェントハードウェアデバイス(例えば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックコンポーネント、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせ)を含み得る。いくつかのケースでは、プロセッサ1220は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。他のケースでは、メモリコントローラは、プロセッサ1220に一体化され得る。プロセッサ1220は、様々な機能(たとえば、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートする機能またはタスク)を実行するために、メモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
[0173]メモリ1225は、RAMおよびROMを含み得る。メモリ1225は、実行されると、プロセッサに、ここに説明された様々な機能を実行することを行わせる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア1230を記憶し得る。いくつかのケースでは、メモリ1225は、中でもとりわけ、周辺コンポーネントまたはデバイスとの対話のような基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得るBIOSを包含し得る。
[0174]ソフトウェア1230は、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義をサポートするためのコードを含む、本開示の態様をインプリメントするためのコードを含み得る。ソフトウェア1230は、システムメモリまたは他のメモリのような非一時的コンピュータ可読媒体中に記憶され得る。いくつかのケースでは、ソフトウェア1230は、プロセッサによって直接実行可能ではないことがあり得るが、(例えば、コンパイルおよび実行されたときに)コンピュータに、本明細書に説明された機能を実行することを行わせ得る。
[0175]トランシーバ1235は、上記で説明されたように、1つまたは複数のアンテナ、ワイヤードまたはワイヤレスリンクを介して双方向に通信し得る。例えば、トランシーバ1235は、ワイヤレストランシーバを表し、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ1235はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、アンテナから受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。
[0176]いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイス1205は、単一のアンテナ1240を含み得る。しかしながら、いくつかのケースでは、デバイスは、1つよりも多くのアンテナ1240を有し得、それらは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る。
[0177]I/Oコントローラ1245は、デバイス1205のための入力および出力信号を管理し得る。I/Oコントローラ1245はまた、デバイス1205に一体化されていない周辺機器を管理し得る。いくつかのケースでは、I/Oコントローラ1245は、外部周辺機器への物理的接続またはポートを表し得る。いくつかのケースでは、I/Oコントローラ1245は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS−DOS(登録商標)、MS−WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の知られているオペレーティングシステムなどのオペレーティングシステムを利用し得る。他のケースでは、I/Oコントローラ1245は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または同様のデバイスを表わす、またはこれらとインタラクトし得る。いくつかのケースでは、I/Oコントローラ1245は、プロセッサの一部としてインプリメントされ得る。いくつかのケースでは、ユーザは、I/Oコントローラ1245を介してまたはI/Oコントローラ1245によって制御されるハードウェアコンポーネントを介してデバイス1205とインタラクトし得る。
[0178]図13は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、ここに説明されたような基地局105またはそのコンポーネントによってインプリメントされ得る。たとえば、方法1300の動作は、図7〜図9を参照しながら説明したように、基地局通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下に説明される機能を遂行するために、デバイスの機能的な要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ソースデバイス105は、特殊用途ハードウェアを使用して、以下に説明される機能の態様を遂行し得る。
[0179]ブロック1305で、基地局105は、後続のPUCCH送信のために使用されるべき物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマットを識別し得る。ブロック1305の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1305の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHフォーマットマネージャによって実行され得る。
[0180]ブロック1310で、基地局105は、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。ブロック1310の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1310の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHマッピングマネージャによって実行され得る。
[0181]ブロック1315で、基地局105は、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。ブロック1315の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1315の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHリソースマネージャによって実行され得る。
[0182]ブロック1320で、基地局105は、アップリンク送信リソースを表す信号を送信し得る。ブロック1320の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1320の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、送信機によって実行され得る。
[0183]図14は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、ここに説明されたような基地局105またはそのコンポーネントによってインプリメントされ得る。たとえば、方法1400の動作は、図7〜図9を参照しながら説明したように、基地局通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下に説明される機能を実行するために、デバイスの機能的な要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ソースデバイス105は、特殊用途ハードウェアを使用して、以下に説明される機能の態様を遂行し得る。
[0184]ブロック1405で、基地局105は、後続のPUCCH送信のために使用されるべき物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマットを識別し得る。ブロック1405の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1405の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHフォーマットマネージャによって実行され得る。
[0185]ブロック1410で、基地局105は、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。ブロック1410の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1410の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHマッピングマネージャによって実行され得る。
[0186]ブロック1415で、基地局105は、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。ブロック1415の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1415の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHリソースマネージャによって実行され得る。
[0187]ブロック1420で、基地局105は、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて送信時間間隔(TTI)マッピングルールを識別し得る。ブロック1420の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1420の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHマッピングマネージャによって実行され得る。
[0188]ブロック1425で、基地局105は、TTIマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信リソースが後続のPUCCH送信のために使用されるべきであるTTIを決定し得る。ブロック1425の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1425の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHリソースマネージャによって実行され得る。
[0189]ブロック1430で、基地局105は、アップリンク送信リソースを表す信号を送信し得る。ブロック1430の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1430の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、送信機によって実行され得る。
[0190]ブロック1435で、基地局105は、TTIを表す信号を送信し得る。ブロック1435の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1435の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、送信機によって実行され得る。いくつかのケースでは、基地局105は、アップリンク送信リソースとTTIの両方を表す単一の信号を送信し得る。
[0191]図15は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法1500を示すフローチャートを示す。方法1500の動作は、本明細書で説明されたように、UE115またはそのコンポーネントによってインプリメントされ得る。たとえば、方法1500の動作は、図10〜図12を参照しながら説明したように、UE通信マネージャ1015、1115、および1215によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するために、デバイスの機能的な要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
[0192]ブロック1505で、UE115は、後続のPUCCH送信のために使用されるべき物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマットを識別し得る。ブロック1505の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1505の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、PUCCHフォーマットマネージャによって実行され得る。
[0193]ブロック1510で、UE115は、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。ブロック1510の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1510の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、PUCCHマッピングマネージャによって実行され得る。
[0194]ブロック1515で、UE115は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを表す信号を受信し得る。ブロック1515の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1515の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、受信機によって実行され得る。
[0195]ブロック1520で、UE115は、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。ブロック1520の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1520の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、PUCCHリソースマネージャによって実行され得る。
[0196]ブロック1525で、UE115は、アップリンク送信リソースを介して後続のPUCCH送信を送信し得る。ブロック1525の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1525の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、送信機によって実行され得る。
[0197]図16は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法1600を示すフローチャートを示す。方法1600の動作は、本明細書で説明されたように、UE115またはそのコンポーネントによってインプリメントされ得る。たとえば、方法1600の動作は、図10〜図12を参照しながら説明したように、UE通信マネージャ1015、1115、および1215によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するために、デバイスの機能的な要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
[0198]ブロック1605で、UE115は、後続のPUCCH送信のために使用されるべき物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマットを識別し得る。ブロック1605の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1605の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、PUCCHフォーマットマネージャによって実行され得る。
[0199]ブロック1610で、UE115は、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。ブロック1610の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1610の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、PUCCHマッピングマネージャによって実行され得る。
[0200]ブロック1615で、UE115は、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて送信時間間隔(TTI)マッピングルールを識別し得る。ブロック1615の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1615の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、PUCCHマッピングマネージャによって実行され得る。
[0201]ブロック1620で、UE115は、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを表す信号を受信し得る。ブロック1620の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1620の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、受信機によって実行され得る。いくつかのケースでは、UE115は、アップリンク送信リソースとTTIの両方を表す単一の信号を受信し得る。UE115はまた、一方がアップリンク送信リソースを表し、他方がTTIを表す、別個の信号を受信し得る。
[0202]ブロック1625で、UE115は、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。ブロック1625の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1625の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、PUCCHリソースマネージャによって実行され得る。
[0203]ブロック1630で、UE115は、TTIマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信リソースが後続のPUCCH送信のために使用されるべきであるTTIを決定し得る。ブロック1630の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1630の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、PUCCHリソースマネージャによって実行され得る。
[0204]ブロック1635で、UE115は、アップリンク送信リソースを介して後続のPUCCH送信を送信し得る。ブロック1635の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1635の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、送信機によって実行され得る。
[0205]ブロック1640で、UE115は、TTI内で後続のPUCCH送信を送信し得る。ブロック1640の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1640の動作の態様は、図10〜図12を参照しながら説明したように、送信機によって実行され得る。UE115は、ブロック1635および1640の動作を同時に達成するように、ブロック1635および1640の動作を組み合わせ得る。
[0206]図17は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、ここに説明されたような基地局105またはそのコンポーネントによってインプリメントされ得る。たとえば、方法1300の動作は、図7〜図9を参照しながら説明したように、基地局通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下に説明される機能を実行するために、デバイスの機能的な要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ソースデバイス105は、特殊用途ハードウェアを使用して、以下に説明される機能の態様を遂行し得る。
[0207]ブロック1705で、基地局105は、後続のPUCCH送信のために使用されるべき物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマットを識別し得る。ブロック1705の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1705の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHフォーマットマネージャによって実行され得る。
[0208]ブロック1710で、基地局105は、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。基地局105は、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量以下である場合、暗黙的リソースマッピングルールを識別し得る。ブロック1710の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1710の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHマッピングマネージャによって実行され得る。
[0209]ブロック1715で、基地局105は、しきい値量以下であるアップリンク制御データの量に少なくとも部分的に基づいてアップリンク送信リソースの第1のセットを識別し得、ここで、第1のセットは、しきい値量以下であるアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含む。ブロック1715の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1715の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHマッピングマネージャによって実行され得る。
[0210]ブロック1720で、基地局105は、第1のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数を識別し得る。ブロック1715の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1715の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHリソースマネージャによって実行され得る。
[0211]ブロック1725で、基地局は、第1のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値数を上回る場合、暗黙的リソースマッピングルールを識別し得る。ブロック1715の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1715の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHマッピングマネージャによって実行され得る。
[0212]ブロック1730で、基地局105は、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。ブロック1730の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1730の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHリソースマネージャによって実行され得る。
[0213]ブロック1735で、基地局105は、アップリンク送信リソースを表す信号を送信し得る。ブロック1735の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1735の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、送信機によって実行され得る。
[0214]図18は、本開示の態様による、ユーザ機器へのマッピングおよびアップリンク制御チャネルリソース定義のための方法1800を示すフローチャートを示す。方法1800の動作は、ここに説明されたような基地局105またはそのコンポーネントによってインプリメントされ得る。たとえば、方法1800の動作は、図7〜図9を参照しながら説明したように、基地局通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下に説明される機能を実行するために、デバイスの機能的な要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ソースデバイス105は、特殊用途ハードウェアを使用して、以下に説明される機能の態様を遂行し得る。
[0215]ブロック1805で、基地局105は、後続のPUCCH送信のために使用されるべき物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマットを識別し得る。ブロック1805の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1805の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHフォーマットマネージャによって実行され得る。
[0216]ブロック1810で、基地局105は、PUCCHフォーマットに少なくとも部分的に基づいてPUCCHリソースマッピングルールを識別し得る。基地局105は、後続のPUCCH送信に含まれるべきアップリンク制御データの量がしきい値量を上回る場合、明示的リソースマッピングルールを識別し得る。ブロック1810の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1810の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHマッピングマネージャによって実行され得る。
[0217]ブロック1815で、基地局105は、しきい値量を上回るアップリンク制御データの量に少なくとも部分的に基づいてアップリンク送信リソースの第2のセットを識別し得、ここで、第2のセットは、しきい値量を上回るアップリンク制御データの量に適合する、PUCCHフォーマットを有するアップリンク送信リソースを含む。ブロック1815の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1815の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHリソースマネージャによって実行され得る。
[0218]ブロック1820で、基地局105は、第2のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数を識別し得る。ブロック1820の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1820の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHリソースマネージャによって実行され得る。
[0219]ブロック1825で、基地局105は、第2のセット中に含まれるアップリンク送信リソースの数がアップリンク送信リソースのしきい値数以下である場合、明示的リソースマッピングルールを識別し得る。ブロック1825の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1825の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHマッピングによって実行され得る。
[0220]ブロック1830で、基地局105は、PUCCHリソースマッピングルールに少なくとも部分的に基づいて、後続のPUCCH送信のために使用されるべきアップリンク送信リソースを決定し得る。ブロック1830の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。ある特定の例では、ブロック1830の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、PUCCHリソースマネージャによって実行され得る。
[0221]ブロック1835で、基地局105は、アップリンク送信リソースを表す信号を送信し得る。ブロック1835の動作は、本明細書で説明された方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1835の動作の態様は、図7〜図9を参照しながら説明したように、送信機によって実行され得る。
[0222]上述された方法は、可能なインプリメンテーションを説明しており、動作およびステップは、再配列またはそうでない場合は修正され得、他のインプリメンテーションが可能であることに留意されたい。さらに、これら方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わされ得る。
[0223]本明細書で説明された技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、および他のシステムといった、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。CDMAシステムは、CDMA200、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)等のような無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリースは一般に、CDMA2000 1X、1X、等と呼ばれ得る。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD)、等と称される。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形物を含む。TDMAシステムは、移動体通信のための全世界システム(GSM(登録商標))のような無線技術をインプリメントし得る。
[0224]OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E − UTRA)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi − Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。LTEおよびLTE−Aは、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、NR、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP(登録商標))という名称の団体による文書中で説明されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織による文書において説明される。本明細書で説明されている技法は、上述されたシステムおよび無線技術と、ならびに他のシステムおよび無線技術にも使用され得る。LTEまたはNRシステムの態様が、例を目的として説明され得、LTEまたはNR用語が、説明の大部分において使用され得る一方で、本明細書で説明される技法は、LTEまたはNRアプリケーションを超えて適用可能である。
[0225]マクロセルは一般に、相対的に広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUE115による無制限のアクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して、より低電力の基地局105に関連付けられ得、スモールセルは、マクロセルと同じまたは異なる(たとえば、認可、無認可、等の)周波数帯域において動作し得る。スモールセルは、様々な例にしたがって、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、例えば、小さな地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUE115による無制限のアクセスを可能にし得る。フェムトセルもまた、小さな地理的エリア(例えば、家)をカバーし、フェムトセルとの関連付けを有するUE115(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)中のUE115、家の中にいるユーザのためのUE115、等)による制限されたアクセスを提供し得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれ得る。eNBは、1つまたは複数(例えば、2つ、3つ、4つ、等)のセルをサポートし、また、1つまたは複数のコンポーネントキャリアを使用する通信をサポートし得る。
[0226]本明細書に説明された1つまたは複数のワイヤレス通信システム100は、同期または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、複数の基地局105は、同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は、時間的にほぼアラインされ得る。非同期動作の場合、複数の基地局105は、異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は、時間的にアラインされない可能性がある。本明細書に説明された技法は、同期または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0227]本明細書に説明された情報および信号は、多様な異なる技術および技法のうちの任意のものを使用して表され得る。例えば、上記の説明全体を通じて参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせによって表され得る。
[0228]本明細書における開示に関連して説明されている様々な例示的なブロックおよびモジュールは、本明細書で説明されている機能を行うように設計された、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理回路、ディスクリートハードウエアコンポーネント、またはそれらのあらゆる組み合わせを用いて、インプリメントまたは実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代わりとして、該プロセッサは、いずれの従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでもあり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としてインプリメントされ得る。
[0229]本明細書に説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいてインプリメントされ得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令またはコードとして記憶または送信され得る。他の例およびインプリメンテーションは、本開示および添付の請求項の範囲内にある。例えば、ソフトウェアの性質に起因して、上述された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれのものの組合せを使用してもインプリメントされ得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションで実装されるように分散されることを含む、様々な場所に物理的に位置付けられ得る。
[0230]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体と非一時的コンピュータ記憶媒体との両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または特殊用途コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、あるいは汎用または専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を含み得る。また、任意の接続手段は、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光学ディスク(disc)、デジタル多目的ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ここでディスク(disk)は通常磁気的にデータを再生する一方で、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0231]請求項を含めて、本明細書で使用されるように、項目のリストにおいて使用される「または」(たとえば、「〜のうちの少なくとも1つ」あるいは「〜のうちの1つまたは複数」などのフレーズによって前置きされる項目のリスト)は、例えばA、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストが、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(たとえば、AおよびBおよびC)を意味するように、選言的なリスト(disjunctive list)を示す。また、本明細書で使用される場合、「〜に基づいて」という表現は、条件の閉集合への参照として解釈されないものとする。例えば、「条件Aに基づいて」と説明された例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく条件Aと条件Bの両方に基づき得る。換言すれば、本明細書で使用される場合、「〜に基づいて」という表現は、「〜に少なくとも部分的に基づいて」という表現と同様に解釈されるものとする。
[0232]添付された図面では、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、参照ラベルに、ハイフンと、類似のコンポーネントを区別する第2のラベルとを後続させることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書中で使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルまたは他の後続の参照ラベルに関係なく、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
[0233]添付された図面に関連して本明細書に記載された説明は、実例的な構成を説明しており、インプリメントされ得るまたは特許請求の範囲内にある全ての例を表してはいない。本明細書に使用される「例証的(exemplary)」という用語は、「好ましい」または「他の例より有利である」ということではなく、「例、事例、または例示としての役割を果たすこと」を意味する。詳細な説明は、説明された技法の理解を提供することを目的として特定の詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、周知の構造およびデバイスは、説明されている例のコンセプトを暖味にすることを回避するためにブロック図の形態で図示されている。
[0234]本明細書での説明は、当業者が本開示を製造または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明らかとなり、本明細書に定義された包括的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなしに他の変形に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられることとなる。