JP2020527257A - 液晶パネルの充電率を求める方法 - Google Patents

液晶パネルの充電率を求める方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】本発明は液晶パネルの充電率を求める方法を提供するものである。まず、液晶パネルのV-T曲線を測定し、当該V-T曲線のピーク(D1)に対応する電圧はデータ信号電圧(Vdata)である。次に、液晶パネルの高負荷画像及び低負荷画像をそれぞれ同一のグレースケールに従って点灯させ、高負荷画像の実際の表示輝度及び低負荷画像の実際の表示輝度を測定して記録する。そして、高負荷画像の実際の表示輝度と低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算する。さらに、このような比の値を比率として、前記ピーク(D1)に対してこのような比率を呈する測定点(D2)を前記V-T曲線上に記し、当該測定点(D2)に対応する電圧を特定し、当該電圧は即ちピクセル電圧のピーク値(Vpixel)となる。最後に、前記ピクセル電圧のピーク値(Vpixel)とデータ信号電圧(Vdata)との比を計算することで、液晶パネルの充電率が得られる。本発明の方法は、精度がより高く、従来の方法を用いて得られた充電率シミュレーション結果の精度を検証するのにも適用され得る。
【選択図】図4

Description

本発明はディスプレイ技術の分野に関するものであり、特に液晶パネルの充電率を求める方法に関するものである。
液晶ディスプレイパネル(Liquid Crystal Display、LCD)、略して液晶パネルは、薄型、省電力、無放射等の様々な利点を有し、液晶テレビ、スマートフォン、デジタルカメラ、タブレットPC、PCモニター又はノートブックPCのモニター等に広く適用されており、パネルディスプレイの分野において主要な地位を得ている。
液晶パネルの動作原理として、薄膜トランジスタアレイ基板(Thin Film Transistor Array Substrate、TFT Array Substrate)と、カラーフィルタ(Color Filter、CF)基板との間に液晶分子を注ぎ、2枚の基板に駆動電圧を印加することで、液晶分子の回転方向を制御し、バックライトモジュールからの光を屈折させて画像を生成する。
図1を参照されたい。液晶パネルのアクティブエリアAA内には、複数のアレイ状に配置されたピクセルPが設けられており、各ピクセルPはさらに、縦方向に順次配列された、赤サブピクセルRと、緑サブピクセルGと、青サブピクセルBとを含む。各サブピクセルには1つの薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、TFT)Tが電気的に接続されており、薄膜トランジスタTのゲート電極は横方向に延びる走査線100に接続されており、ソース電極は縦方向に延びるデータ線200に接続されており、ドレイン電極はピクセル電極PXに接続されている。1つのピクセルPは通常、1本のデータ線200及び3本の走査線100と対応しており、これは業界でTrigate構造と称される。走査線100上にゲート走査信号Gateを印加することで、当該走査線100に電気的に接続された全ての薄膜トランジスタTはオンとなる。これにより、データ線200上に印加されたデータ信号Dataは対応するサブピクセルに書き込まれ、液晶の透過率を制御することで、色彩及び輝度を制御できるという効果が得られる。
充電率(Charging Ratio)は液晶パネルにおける重要な指標の1つであり、充電率の大小は直接液晶パネルの輝度、透過率、画質等の表示性能に影響を与える。図2を参照されたい。充電率CRatioの計算に用いる公式は以下の通りである。
Ratio=(Vpixel/Vdata)×100%
ここで、Vdataは、ゲート走査信号Gateの有効期間内におけるデータ信号Dataの電圧を示し、Vpixelは、サブピクセルの充電後における対応するピクセル電圧のピーク値を示す。
通常、図2に示すように、ゲート走査信号Gateの有効期間はデータ信号Dataの有効期間と等しく、事前充電プロセスが存在しないため、液晶パネルの充電率は比較的低くなる。充電率を上げるためには、図3に示すように、ゲート走査信号Gateの有効期間がデータ信号Dataの有効期間よりも長くなるよう設定することができ、この場合、事前充電(Precharge)プロセスが存在し、液晶パネルの充電率は上がることとなる。
従来における液晶パネルの充電率を求める方法のプロセスは以下の通りである。
ピクセルのレイアウト(Layout)を特定し;
ピクセルを構成する各フィルム層の厚さ及び導電率、誘電率等の電気的パラメーターを特定し;
関連する抵抗、コンデンサ等の電気的パラメーターを抽出し;
サブピクセル内の薄膜トランジスタの特性に基づいて、薄膜トランジスタのパラメーター表(Model Card)を構築し;
液晶パネルの駆動方式に基づいて、シミュレーション(Spice)モデルを構築し;
ピクセル電圧をシミュレートして求め、充電率を計算する。
上述の従来における液晶パネルの充電率を求める方法には明らかな欠点があり、求められる充電率はシミュレーションの結果でしかなく、精度を保証できず、実験による検証も不可能であった。
本発明の目的は液晶パネルの充電率を求める方法を提供することであり、当該方法は、精度がより高く、従来の方法を用いて得られた充電率シミュレーション結果の精度を検証するのにも適用され得る。
上述の目的を達成するために、本発明は液晶パネルの充電率を求める方法を提供し、当該方法は、
液晶パネルを提供するステップS1と、
前記液晶パネルのV-T曲線を測定し、前記V-T曲線のピークに対応する電圧はデータ信号電圧であるステップS2と、
前記液晶パネルの高負荷画像及び低負荷画像をそれぞれ同一のグレースケールに従って点灯させ、前記高負荷画像の実際の表示輝度及び前記低負荷画像の実際の表示輝度を測定して記録するステップS3と、
前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算するステップS4と、
この前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比の値を比率として、前記ピークに対してこのような比率を呈する測定点を前記V-T曲線上に記し、前記測定点に対応する電圧を特定し、前記電圧は即ちピクセル電圧のピーク値であるステップS5と、
前記ピクセル電圧のピーク値及び前記データ信号電圧に基づいて前記液晶パネルの充電率を以下の式で計算するステップS6と、を含んでおり、
Ratio=(Vpixel/Vdata)×100%
上記式中、CRatioは前記液晶パネルの充電率を示し、Vdataは前記データ信号電圧を示し、Vpixelは前記ピクセル電圧のピーク値を示す。
前記低負荷画像は全白色画像である。
前記高負荷画像は、単色画像である純赤色画像と、単色画像である純緑色画像と、単色画像である純青色画像とを含む。
前記ステップS3において、前記低負荷画像の点灯は、前記単色画像である純赤色画像の点灯、前記単色画像である純緑色画像の点灯、及び前記単色画像である純青色画像の点灯を順に行なうことによって実現する。
前記ステップS4において、前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算するのに用いられる公式は、
LvRatio=(Lv+Lv+Lv)/ Lv
であり、LvRatioは前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比を示し、Lvは前記単色画像である純赤色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは前記単色画像である純緑色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは前記単色画像である純青色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは前記全白色画像の実際の表示輝度を示す。
前記ステップS3における前記同一のグレースケールはグレースケール255である。
前記全白色画像、前記単色画像である純赤色画像、前記単色画像である純緑色画像、及び前記単色画像である純青色画像の各々につき、事前充電プロセスが存在する。
本発明は液晶パネルの充電率を求める方法をさらに提供し、当該方法は、
液晶パネルを提供するステップS1と、
前記液晶パネルのV-T曲線を測定し、前記V-T曲線のピークに対応する電圧はデータ信号電圧であるステップS2と、
前記液晶パネルの高負荷画像及び低負荷画像をそれぞれ同一のグレースケールに従って点灯させ、前記高負荷画像の実際の表示輝度及び前記低負荷画像の実際の表示輝度を測定して記録するステップS3と、
前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算するステップS4と、
この前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比の値を比率として、前記ピークに対してこのような比率を呈する測定点を前記V-T曲線上に記し、前記測定点に対応する電圧を特定し、前記電圧は即ちピクセル電圧のピーク値であるステップS5と、
前記ピクセル電圧のピーク値及び前記データ信号電圧に基づいて前記液晶パネルの充電率を以下の式で計算するステップS6と、を含んでおり、
Ratio=(Vpixel/Vdata)×100%
上記式中、CRatioは前記液晶パネルの充電率を示し、Vdataは前記データ信号電圧を示し、Vpixelは前記ピクセル電圧のピーク値を示し、
前記低負荷画像は全白色画像であり、
前記高負荷画像は、単色画像である純赤色画像と、単色画像である純緑色画像と、単色画像である純青色画像とを含み、
前記ステップS3において、前記低負荷画像の点灯は、前記単色画像である純赤色画像の点灯、前記単色画像である純緑色画像の点灯、及び前記単色画像である純青色画像の点灯を順に行なうことによって実現し、
前記全白色画像、前記単色画像である純赤色画像、前記単色画像である純緑色画像、及び前記単色画像である純青色画像の各々につき、事前充電プロセスが存在する。
本発明の有益な効果は以下の通りである。本発明の提供する液晶パネルの充電率を求める方法では、実際に測定を行なう方法によって液晶パネルの充電率を求める。まず、液晶パネルのV-T曲線を測定するが、ここで当該V-T曲線のピークに対応する電圧はデータ信号電圧である。次に、液晶パネルの高負荷画像及び低負荷画像をそれぞれ同一のグレースケールに従って点灯させ、高負荷画像の実際の表示輝度及び低負荷画像の実際の表示輝度を測定して記録する。そして、高負荷画像の実際の表示輝度と低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算する。さらに、この前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比の値を比率として、前記ピークに対してこのような比率を呈する測定点を前記V-T曲線上に記し、当該測定点に対応する電圧を特定し、当該電圧は即ちピクセル電圧のピーク値となる。最後に、前記ピクセル電圧のピーク値とデータ信号電圧との比を計算することで、液晶パネルの充電率が得られる。本発明の方法は、精度がより高く、従来の方法を用いて得られた充電率シミュレーション結果の精度を検証するのにも適用され得る。
本発明の特徴及び技術内容に対するさらなる理解のために、以下における発明の詳細な説明及び添付の図面を参照されたい。添付の図面は単に説明に供するためのものにすぎず、本発明を限定するためのものではない。
添付の図面において、
従来におけるTrigate構造を用いた液晶パネル内のアクティブエリアの構成を示す図である。 図1に示す液晶パネルにおいて、事前充電プロセスが存在しない場合のタイムシーケンス図である。 図1に示す液晶パネルにおいて、事前充電プロセスが存在する場合のタイムシーケンス図である。 本発明における液晶パネルの充電率を求める方法のフローチャートである。 本発明における液晶パネルの充電率を求める方法で用いるV-T曲線を示す図である。 本発明における液晶パネルの充電率を求める方法において、全白色画像の点灯を示す図である。 図6と対応したタイムシーケンス図である。 本発明における液晶パネルの充電率を求める方法において、単色画像である純緑色画像の点灯を示す図である。 図8と対応したタイムシーケンス図である。 本発明における液晶パネルの充電率を求める方法の原理を説明する図である。
本発明で採用されている技術手段及びその効果についてより詳細に記述するために、以下において、本発明の好ましい実施形態と添付の図面とを組み合わせて詳述する。
図4を参照されたい。本発明は液晶パネルの充電率を求める方法を提供し、当該方法は以下のステップを含む。
ステップS1、液晶パネルを提供する。
前記液晶パネルは即ち、現存する、図1に示すような、Trigate構造を採用した液晶パネルである。当該液晶パネルのアクティブエリアAA内には、複数のアレイ状に配置されたピクセルPが設けられており、各ピクセルPはさらに、縦方向に順次配列された、赤サブピクセルRと、緑サブピクセルGと、青サブピクセルBとを含む。各サブピクセルには1つの薄膜トランジスタTが電気的に接続されており、薄膜トランジスタTのゲート電極は横方向に延びる走査線100に接続されており、ソース電極は縦方向に延びるデータ線200に接続されており、ドレイン電極はピクセル電極PXに接続されている。1つのピクセルPは、1本のデータ線200及び3本の走査線100と対応している。走査線100上にゲート走査信号Gateを印加することで、当該走査線100に電気的に接続された全ての薄膜トランジスタTはオンとなる。これにより、データ線200上に印加されたデータ信号Dataは対応するサブピクセルに書き込まれ、液晶の透過率を制御することで、色彩及び輝度を制御できるという効果が得られる。
ステップS2、図5に示すように、液晶パネルの透過率と電圧の変化との関係を示す曲線を測定する。当該曲線は業界でV-T曲線と称される(Vは電圧を表し、Tは透過率を表す)。
当該V-T曲線のピークD1に対応する電圧は即ち、データ信号電圧Vdataである。
ステップS3、図6及び図8を参照されたい。液晶パネルの高負荷画像及び低負荷画像をそれぞれ同一のグレースケールに従って点灯させ、高負荷画像の実際の表示輝度及び低負荷画像の実際の表示輝度を測定して記録する。
具体的には、前記同一のグレースケールは、好ましくはグレースケール255である。
前記低負荷画像は全白色画像であり、即ち、赤サブピクセルR、緑サブピクセルG及び青サブピクセルBはいずれもグレースケール255で点灯する。図6及び図7を参照して、液晶パネルの低負荷画像の点灯につき、事前充電プロセスが存在し、且つ事前充電の電圧は比較的高く、最終的なピクセル電圧のピーク値Vpixelはデータ信号電圧Vdataに達することができる。
前記高負荷画像は、単色画像である純赤色画像と、単色画像である純緑色画像と、単色画像である純青色画像とを含む。当該ステップS3において、低負荷画像の点灯は、単色画像である純赤色画像の点灯、即ち、グレースケール255での赤サブピクセルRの点灯;単色画像である純緑色画像の点灯、即ち、グレースケール255での緑サブピクセルGの点灯;及び単色画像である純青色画像の点灯、即ち、グレースケール255での青サブピクセルBの点灯を順に行なうことによって実現する。図8及び図9を参照して、液晶パネルの高負荷画像(例えば、単色画像である純緑色画像)を点灯させる場合も、事前充電プロセスが存在するが、事前充電の電圧は比較的低く、最終的なピクセル電圧のピーク値Vpixelはデータ信号電圧Vdataよりも低くなる。
ステップS4、高負荷画像の実際の表示輝度と低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算する。
具体的には、当該ステップS4において、高負荷画像の実際の表示輝度と低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算するのに用いられる公式は以下の通りである。
LvRatio=(Lv+Lv+Lv)/ Lv
ここで、LvRatioは、高負荷画像の実際の表示輝度と低負荷画像の実際の表示輝度との比を示し、Lvは単色画像である純赤色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは単色画像である純緑色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは単色画像である純青色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは全白色画像の実際の表示輝度を示す。
ステップS5、図5を参照されたい。前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比の値を比率として、前記ピークD1に対してこのような比率を呈する測定点D2を前記V-T曲線上に記し、当該測定点D2に対応する電圧を特定し、当該電圧は即ちピクセル電圧のピーク値Vpixelとなる。
ステップS6、前記ピクセル電圧のピーク値Vpixel及びデータ信号電圧Vdataに基づいて液晶パネルの充電率を計算する。
Ratio=(Vpixel/Vdata)×100%
ここで、CRatioは液晶パネルの充電率を示し、Vdataはデータ信号電圧を示し、Vpixelはピクセル電圧のピーク値を示す。
図10及び図5を参照して、本発明における液晶パネルの充電率を求める方法の原理は以下の通りである。
高負荷画像(例えば、単色画像である純緑色画像)は十分に充電されないため、そのグレースケール255での実際の表示輝度は、全白色画像のグレースケール255での実際の表示輝度には及ばない。例えば、単色画像である純緑色画像のグレースケール255での実際の表示輝度は、全白色画像のグレースケール255での実際の表示輝度の91%にすぎず、即ち、単色画像である純緑色画像のグレースケール255での実際の表示輝度は、全白色画像のグレースケール232での実際の表示輝度と等しい。輝度が等しいということは、ピクセル電圧のピーク値Vpixelが等しいということと対応しており、輝度はまた透過率にも対応している。これにより、前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比の値を比率として、前記ピークD1に対してこのような比率を呈する測定点D2を前記V-T曲線上に記し、当該測定点D2に対応する電圧を特定することで、ピクセル電圧のピーク値Vpixelが得られ、さらに、前記ピクセル電圧のピーク値Vpixelとデータ信号電圧Vdataとの比を計算することで、液晶パネルの充電率CRatioが得られる。この方法は、実際の測定により液晶パネルの充電率を求めるため、精度がより高く、従来の方法を用いて得られた充電率シミュレーション結果の精度を検証するのにも適用され得る。
以上のように、本発明における液晶パネルの充電率を求める方法では、実際に測定を行なう方法によって液晶パネルの充電率を求める。まず、液晶パネルのV-T曲線を測定するが、ここで当該V-T曲線のピークに対応する電圧はデータ信号電圧である。次に、液晶パネルの高負荷画像及び低負荷画像をそれぞれ同一のグレースケールに従って点灯させ、高負荷画像の実際の表示輝度及び低負荷画像の実際の表示輝度を測定して記録する。そして、高負荷画像の実際の表示輝度と低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算する。さらに、この前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比の値を比率として、前記ピークに対してこのような比率を呈する測定点を前記V-T曲線上に記し、当該測定点に対応する電圧を特定し、当該電圧は即ちピクセル電圧のピーク値となる。最後に、前記ピクセル電圧のピーク値とデータ信号電圧との比を計算することで、液晶パネルの充電率が得られる。本発明の方法は、精度がより高く、従来の方法を用いて得られた充電率シミュレーション結果の精度を検証するのにも適用され得る。
このように、本分野の通常の技術者は、本発明の技術案及び技術的思想に基づいて、その他各種の対応する改変及び変形を施すことができ、これら改変及び変形はいずれも本発明の特許請求の範囲で保護を求める範囲に属する。

Claims (10)

  1. 液晶パネルを提供するステップS1と、
    前記液晶パネルのV-T曲線を測定し、前記V-T曲線のピークに対応する電圧はデータ信号電圧であるステップS2と、
    前記液晶パネルの高負荷画像及び低負荷画像をそれぞれ同一のグレースケールに従って点灯させ、前記高負荷画像の実際の表示輝度及び前記低負荷画像の実際の表示輝度を測定して記録するステップS3と、
    前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算するステップS4と、
    この前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比の値を比率として、前記ピークに対してこのような比率を呈する測定点を前記V-T曲線上に記し、前記測定点に対応する電圧を特定し、前記電圧はピクセル電圧のピーク値であるステップS5と、
    前記ピクセル電圧のピーク値及び前記データ信号電圧に基づいて前記液晶パネルの充電率を以下の式で計算するステップS6と、を含む液晶パネルの充電率を求める方法であって、
    Ratio=(Vpixel/Vdata)×100%
    上記式中、CRatioは前記液晶パネルの充電率を示し、Vdataは前記データ信号電圧を示し、Vpixelは前記ピクセル電圧のピーク値を示すことを特徴とする液晶パネルの充電率を求める方法。
  2. 前記低負荷画像は全白色画像であることを特徴とする請求項1に記載の液晶パネルの充電率を求める方法。
  3. 前記高負荷画像は、単色画像である純赤色画像と、単色画像である純緑色画像と、単色画像である純青色画像とを含むことを特徴とする請求項2に記載の液晶パネルの充電率を求める方法。
  4. 前記ステップS3において、前記低負荷画像の点灯は、前記単色画像である純赤色画像の点灯、前記単色画像である純緑色画像の点灯、及び前記単色画像である純青色画像の点灯を順に行なうことによって実現することを特徴とする請求項3に記載の液晶パネルの充電率を求める方法。
  5. 前記ステップS4において、前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算するのに用いられる公式は、
    LvRatio=(Lv+Lv+Lv)/ Lv
    であり、LvRatioは前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比を示し、Lvは前記単色画像である純赤色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは前記単色画像である純緑色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは前記単色画像である純青色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは前記全白色画像の実際の表示輝度を示すことを特徴とする請求項4に記載の液晶パネルの充電率を求める方法。
  6. 前記ステップS3における前記同一のグレースケールはグレースケール255であることを特徴とする請求項4に記載の液晶パネルの充電率を求める方法。
  7. 前記全白色画像、前記単色画像である純赤色画像、前記単色画像である純緑色画像、及び前記単色画像である純青色画像の各々につき、事前充電プロセスが存在することを特徴とする請求項3に記載の液晶パネルの充電率を求める方法。
  8. 液晶パネルを提供するステップS1と、
    前記液晶パネルのV-T曲線を測定し、前記V-T曲線のピークに対応する電圧はデータ信号電圧であるステップS2と、
    前記液晶パネルの高負荷画像及び低負荷画像をそれぞれ同一のグレースケールに従って点灯させ、前記高負荷画像の実際の表示輝度及び前記低負荷画像の実際の表示輝度を測定して記録するステップS3と、
    前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算するステップS4と、
    この前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比の値を比率として、前記ピークに対してこのような比率を呈する測定点を前記V-T曲線上に記し、前記測定点に対応する電圧を特定し、前記電圧はピクセル電圧のピーク値であるステップS5と、
    前記ピクセル電圧のピーク値及び前記データ信号電圧に基づいて前記液晶パネルの充電率を以下の式で計算するステップS6と、を含む液晶パネルの充電率を求める方法であって、
    Ratio=(Vpixel/Vdata)×100%
    上記式中、CRatioは前記液晶パネルの充電率を示し、Vdataは前記データ信号電圧を示し、Vpixelは前記ピクセル電圧のピーク値を示し、
    前記低負荷画像は全白色画像であり、
    前記高負荷画像は、単色画像である純赤色画像と、単色画像である純緑色画像と、単色画像である純青色画像とを含み、
    前記ステップS3において、前記低負荷画像の点灯は、前記単色画像である純赤色画像の点灯、前記単色画像である純緑色画像の点灯、及び前記単色画像である純青色画像の点灯を順に行なうことによって実現し、
    前記全白色画像、前記単色画像である純赤色画像、前記単色画像である純緑色画像、及び前記単色画像である純青色画像の各々につき、事前充電プロセスが存在することを特徴とする液晶パネルの充電率を求める方法。
  9. 前記ステップS4において、前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比を計算するのに用いられる公式は、
    LvRatio=(Lv+Lv+Lv)/ Lv
    であり、LvRatioは前記高負荷画像の実際の表示輝度と前記低負荷画像の実際の表示輝度との比を示し、Lvは前記単色画像である純赤色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは前記単色画像である純緑色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは前記単色画像である純青色画像の実際の表示輝度を示し、Lvは前記全白色画像の実際の表示輝度を示すことを特徴とする請求項8に記載の液晶パネルの充電率を求める方法。
  10. 前記ステップS3における前記同一のグレースケールはグレースケール255であることを特徴とする請求項8に記載の液晶パネルの充電率を求める方法。
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