JP2020522997A - 誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための方法および装置 - Google Patents

誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッド(100)を製造するための方法に関する。方法は、連続的なサセプタプロファイル(20)がロッド形成プロセスの中心軸(80)に沿ってロッド形成プロセスに入り、かつロッド形成プロセスを経るように、連続的なサセプタプロファイルを連続的なロッド形成プロセスに供給する工程と、エアロゾル形成基体を含む連続的な基体ウェブ(30)がサセプタプロファイルに対して横方向でロッド形成プロセスに入るように、エアロゾル形成基体を含む連続的な基体ウェブを連続的なロッド形成プロセスに供給する工程と、基体ウェブおよびサセプタプロファイルがロッド形成プロセスを経るようにする工程であって、これによって中心軸と実質的に同軸でサセプタプロファイルの周りに基体ウェブをロッド形状へと集合させる、工程と、を含む。本発明は、誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッド(100)を製造するための装置(1)にさらに関する。装置は、エアロゾル形成基体を含む連続的な基体ウェブ(30)を連続的なサセプタの周りにロッド形状へと集合するために、エアロゾル形成基体を含む連続的な基体ウェブ(30)を連続的なサセプタの周りにロッド形状へと集合するために構成されたロッド形成装置(10)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、エアロゾル発生システムで使用する誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための方法および装置に関する。
エアロゾル形成基体の誘導加熱に基づくエアロゾル発生システムは、先行技術から一般的に公知である。これらのシステムは、熱を発生する渦電流またはヒステリシス損失のうちの少なくとも一つをサセプタ内に誘起する交流電磁場を発生するための誘導源を備える。結果としてサセプタは、加熱に伴い吸入可能なエアロゾルを形成する能力を有するエアロゾル形成基体の熱的近接にある。特に、サセプタはロッド状のエアロゾル形成物品の一体型部品であってもよい。物品は、加熱されるエアロゾル形成基体を備え、また誘導源を含むエアロゾル発生装置との相互作用のために構成されている。しかしながら、エアロゾル形成ロッドの基体内のサセプタの正確な位置付けは、基体の適切な加熱、それ故に適切なエアロゾル形成のために極めて重要であるため、特に注意が必要である。
従って、正確に位置付けられたサセプタを含む誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための信頼できる方法および装置を有することが望ましいことになる。
本発明によると、誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための方法が提供されている。方法は、サセプタの連続的なプロファイルがロッド形成プロセスの中心軸に沿ってロッド形成プロセスに入り、かつロッド形成プロセスを経るように、サセプタの連続的なプロファイルを連続的なロッド形成プロセスに供給する工程を含む。方法は、基体ウェブがサセプタプロファイルに対して横方向でロッド形成プロセスに入るように、エアロゾル形成基体を含む連続的な基体ウェブを連続的なロッド形成プロセスに供給する工程をさらに含む。方法は、基体ウェブおよびサセプタプロファイルがロッド形成プロセスを経るようにする工程をさらに含む。これによって、基体ウェブは、ロッド形成軸の中心軸と同軸でサセプタプロファイルの周りにロッド形状へと集合される。
ロッド形成プロセスの中心軸に沿ってロッド形成プロセスに入り、かつロッド形成プロセスを経るように、サセプタプロファイルを連続的なロッド形成プロセスに供給することは有利なことに、エアロゾル発生ロッド内のその所望の最終位置で、すなわちエアロゾル発生ロッドの中心軸と同軸でまたは軸上に、サセプタが正確に事前に位置付けられるようにする。特に、サセプタプロファイルは、連続的なロッド形成プロセスの上流にある中心軸に沿って事前に位置付けられている。サセプタプロファイルは、基体ウェブの上流で、または基体ウェブと接触する前に、中心軸に沿って事前に位置付けられていることが好ましい。特に、サセプタプロファイルは、ロッド形成プロセスの上流端で、ロッド形成プロセスの中心軸に沿ってロッド形成プロセスに入る。中心軸上の事前の位置付けに起因して、サセプタプロファイルは、ロッド形成プロセスのための物理的中心を画定し、基体ウェブは同軸でその物理的中心の周りに集合される。その結果、ロッド形成プロセスの中心軸は、ロッド形成プロセスからもたらされる最終的なエアロゾル発生ロッドの中心軸を画定することが好ましい。有利なことに、これは、包囲する基体内のサセプタの正確な中心位置に関してロッド形成プロセスを信頼できる、かつ再現可能なものにする。サセプタの正確な軸上の位置は、エアロゾル発生ロッド内の均質な、特に対称の、かつ再現可能な熱分布に関して特に好ましい。それ故に、ロッドの中央部分内で発生した熱は、サセプタプロファイルの周辺部に集合されたエアロゾル形成基体を均一に加熱するように、サセプタプロファイルの周辺部へと対称的に散逸してもよい。
サセプタプロファイルが軸上でロッド形成プロセスに入る一方で、基体ウェブは、サセプタプロファイルに対して横方向でロッド形成プロセスに入るように供給されている。本明細書で使用される「サセプタプロファイルに対して横方向でロッド形成プロセスに入る」という表現は、「サセプタプロファイルと並行してロッド形成プロセスに入る」、特に「サセプタプロファイルと並行して、中心軸に対して0度〜50度の角度で、特に0度〜30度の角度で、好ましくは0度〜20度の角度でロッド形成プロセスに入る」ことを含んでもよい。その結果、基体ウェブは、軸上ではロッド形成プロセスに入らないが、中心軸に関して軸から離れて入る。特定の実施例によると、基体ウェブは、ロッド形成プロセスに側面からサセプタプロファイルに向かって入ってもよく、すなわち中心軸に対して0度より大きい角度で入ってもよい。あるいは、基体ウェブは、サセプタプロファイルに対して平行に、すなわち中心軸に対して0度の角度でロッド形成プロセスに入ってもよい。
いずれの場合においても、基体ウェブをサセプタプロファイルに対して横方向でロッド形成プロセスに入らせることは有利なことに、サセプタプロファイルをエアロゾル形成基体で包囲する前に、サセプタプロファイルの邪魔されない位置付けを可能にする。有利なことに、これはサセプタが中心軸からずれることを防止し、かつロッド形成プロセスに入る際にサセプタのその所定の位置からの相違がほとんどないまたは本質的にないことを確実にする。加えて、サセプタプロファイルに対して横方向でロッド形成プロセスに入るエアロゾル形成基体を有することはまた、基体ウェブを同軸でサセプタの周りに集合することを容易にするために好都合である。
本発明によると、サセプタプロファイルをロッド形成プロセスに軸上で供給することと、基体ウェブをそれに横方向に供給することとは、連続的なサセプタプロファイルを側面から連続的な、特に部分的に集合された基体ウェブに挿入することよりも好ましいことが特に認識されてきた。
基体ウェブは、サセプタプロファイルの両側の上でロッド形成プロセスに供給されてもよい。ロッド形成プロセスに入る時、基体ウェブはサセプタプロファイルの下方に配置されていることが好ましい。特に、基体ウェブは、集合される前に、または部分的に集合される前に、実質的に水平に配置されてもよい。その結果、基体ウェブ、すなわち基体ウェブの大きい側面、または平坦な側面は、水平平面と実質的に同一平面上にある。有利なことに、サセプタプロファイルの下方に配置された基体ウェブを有することは、両方がロッド形成プロセスを経る際に、基体ウェブがサセプタプロファイルを支持することを可能にする。これは結果として、中心軸に沿ってサセプタプロファイルの安定した位置を保つことを容易にする。
ロッド形成プロセスの中心軸は、直線の軸であることが好ましい。別の方法として、中心軸の少なくともセクションは湾曲していてもよい。
本明細書で使用される「連続的なサセプタプロファイル」という用語は、エンドレスサセプタプロファイルまたは最小長の(例えば、少なくとも1メートルの、特に少なくとも2メートルの、好ましくは少なくとも5メートルの)サセプタプロファイルを指す。
本発明による方法は、本発明による、および本明細書に記載の誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための装置を使用することによって実施されうることが好ましい。
本明細書で使用される「サセプタ」という用語は、交流電磁場内で誘導加熱する能力を有する材料を含む要素を指す。これは、サセプタ材料の電気的特性および磁性に依存して、サセプタ内で誘導されるヒステリシス損失または渦電流のうちの少なくとも一つの結果でありうる。ヒステリシス損失は、交流電磁場の影響下で切り替えられる材料内の磁区に起因して、強磁性またはフェリ磁性のサセプタ内で生じる。渦電流は、サセプタが導電性である場合に誘起される場合がある。導電性の強磁性サセプタまたは導電性フェリ磁性サセプタの場合において、渦電流およびヒステリシス損失の両方に起因して熱を発生させることができる。
サセプタプロファイルは、エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生させるのに十分な温度に誘導加熱することができる任意の材料から形成されてもよい。好ましいサセプタプロファイルは金属または炭素を含む。好ましいサセプタプロファイルは強磁性材料、例えば強磁性合金、フェライト鉄、または強磁性鋼、またはステンレス鋼を含んでよく、またはこれらから成ってよい。別の適切なサセプタプロファイルはアルミニウムであってもよく、またはアルミニウムを含んでもよい。好ましいサセプタプロファイルは摂氏250度を超える温度まで加熱されてもよい。サセプタプロファイルはまた、非金属コアの上に配置された金属層を有する非金属コア(例えば、セラミックコアの表面上に形成された金属のトラック)も含んでもよい。別の実施例によると、サセプタプロファイルは、サセプタプロファイルを封入する保護外部層、例えば保護セラミック層または保護ガラス層を有してもよい。サセプタは、サセプタ材料のコアの上に形成される、ガラス、セラミック、または不活性金属によって形成された保護被覆を備えてもよい。
サセプタプロファイルはマルチマテリアルサセプタであってもよい。特に、サセプタプロファイルは、第一のサセプタ材料および第二のサセプタ材料を含んでもよい。第一のサセプタ材料は、熱損失に関して、またそれ故に加熱効率に関して最適化されていることが好ましい。例えば、第一のサセプタ材料はアルミニウムであってもよく、またはステンレス鋼などの鉄材料であってよい。対照的に、第二のサセプタ材料は温度マーカーとして使用されることが好ましい。このために、第二のサセプタ材料は、サセプタ組立品の所定の加熱温度に対応するキュリー温度を有するように選ばれる。そのキュリー温度にて、第二のサセプタの磁性は強磁性から常磁性に変化し、その電気抵抗の一時的な変化が伴う。それ故に、誘導源によって吸収された電流の対応する変化を監視することによって、第二のサセプタ材料がそのキュリー温度に達した時に、およびそれ故に、所定の加熱温度に達した時に、その変化を検知することができる。第二のサセプタ材料はエアロゾル形成基体の発火点より低いキュリー温度を有し、これは摂氏500度より低いことが好ましい。第二のサセプタ材料に適切な材料は、ニッケルおよびある特定のニッケル合金を含んでもよい。
サセプタプロファイルは、フィラメント、ロッド、またはシート、特に帯であってもよい。サセプタプロファイルは一定の断面を有してもよい。サセプタプロファイルは、楕円形または長円形または円形または正方形または長方形または三角形または多角形の断面、例えばローマ文字「T」、「X」、「U」、「C」または「I」(セリフを有するまたは有しない)の形態を有する断面のようなものを有してもよい。円形断面の場合において、サセプタプロファイルは約1ミリメートル〜約5ミリメートルの幅または直径を有することが好ましい。サセプタプロファイルがシートまたは帯の形態を有する場合、シートまたは帯は長方形の形状を有することが好ましい。この場合において、サセプタプロファイルは、厚さ寸法よりも大きい(例えば、厚さ寸法の二倍の)幅寸法を有することが好ましい。有利なことに、シート様のサセプタプロファイルは、好ましくは約2ミリメートル〜約8ミリメートルの幅を有し、より好ましくは約3ミリメートル〜約5ミリメートルの幅を有し、また好ましくは約0.03ミリメートル〜約0.15ミリメートルの厚さを有し、より好ましくは約0.05ミリメートル〜約0.09ミリメートルの厚さを有する。
本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、エアロゾルを形成するために、加熱に伴い揮発性化合物を放出することが可能なエアロゾル形成材料から形成されるか、またはそれを含む基体を意味する。エアロゾル形成基体は、エアロゾル形成揮発性化合物を放出するために、燃焼ではなく加熱されることが意図される。エアロゾル形成基体は、エアロゾル形成たばこ基体、すなわちたばこ含有基体であることが好ましい。エアロゾル形成基体は、加熱に伴い基体から放出される揮発性たばこ風味化合物を含有してもよい。エアロゾル形成基体はブレンドされたたばこカットフィラーを含んでもよく、もしくはそれから成っていてもよく、または均質化したたばこ材料を含んでもよい。均質化したたばこ材料は、粒子状のたばこを凝集することによって形成されてもよい。エアロゾル形成基体は、非たばこ材料、例えばたばこ以外の均質化した植物系材料を追加的に含んでもよい。
エアロゾル形成基体は、たばこウェブ、好ましくは捲縮したウェブを備えてもよいことが好ましい。たばこウェブは、たばこ材料、繊維粒子、結合剤材料、およびエアロゾル形成体を含んでもよい。たばこシートはキャストリーフであることが好ましい。キャストリーフは、たばこ粒子、繊維粒子、エアロゾル形成体、結合剤、および例えば風味も含むスラリーから形成されている再構成たばこの一形態である。たばこ粒子は、所望のシート厚さおよびキャスティングギャップに依存して、30マイクロメートル〜250マイクロメートル程度の粒子、好ましくは30マイクロメートル〜80マイクロメートル程度の粒子、または100マイクロメートル〜250マイクロメートル程度の粒子を有するたばこダストの形態のものであってもよい。キャスティングギャップは、シートの厚さに影響を与える。繊維粒子は、たばこ葉柄材料、茎またはその他のたばこ植物材料、および例えば木材繊維などのその他のセルロース系繊維、好ましくは木材繊維を含んでもよい。繊維粒子は、低含有率、例えば2パーセント〜15パーセントの含有率に対して十分な引張強さをキャストリーフに生成するという所望に基づいて選択されてもよい。別の方法として、植物繊維などの繊維を上述の繊維粒子とともに、または代わりに使用してもよく、これには大麻および竹が含まれる。キャストリーフを形成するスラリーに含まれるエアロゾル形成体、または他のエアロゾル形成たばこ基体に使用されるエアロゾル形成体は、一つ以上の特性に基づいて選ばれてもよい。機能的には、エアロゾル形成体は、そのエアロゾル形成体の特定の揮発温度を超えて加熱された時、そのエアロゾル形成体を揮発させて、かつニコチンもしくは風味剤またはその両方をエアロゾルの状態で運ぶことを可能にする機構を提供する。異なるエアロゾル形成体は典型的に、異なる温度で気化する。エアロゾル形成体は、使用時に安定したエアロゾルの形成を容易にする、任意の適切な周知の化合物または化合物の混合物であってもよい。安定したエアロゾルは、エアロゾル形成基体を加熱するための動作温度での熱分解に対して実質的に耐性がある。エアロゾル形成体は、例えば室温または室温近くで安定性を保つが、より高い温度、例えば摂氏40度〜摂氏450度で揮発することができるその能力に基づいて選ばれてもよい。
エアロゾル形成体はまた、基体がたばこ由来の産物、特にたばこ粒子を含む産物から成っている時に、エアロゾル形成基体内に所望の量の水分を維持するのに役立つ、湿潤剤タイプの特性も有してもよい。特に、一部のエアロゾル形成体は湿潤剤として機能する吸湿性材料であり、すなわち湿潤剤を含有するたばこ基体を湿った状態に保つのに役立つ材料である。
一つ以上のエアロゾル形成体を組み合わせて、その組み合わせたエアロゾル形成体の一つ以上の特性を利用してもよい。例えば、有効成分を運ぶトリアセチンの能力とグリセリンの湿潤剤特性とを利用するために、トリアセチンをグリセリンおよび水と組み合わせてもよい。
エアロゾル形成体はポリオール、グリコールエーテル、ポリオールエステル、エステル、および脂肪酸から選択されてよく、また以下の化合物、すなわちグリセリン、エリスリトール、1,3−ブチレングリコール、テトラエチレングリコール、トリエチレングリコール、クエン酸トリエチル、プロピレンカーボネート、ラウリン酸エチル、トリアセチン、メソ−エリスリトール、ジアセチン混合物、ジエチルスベリン酸塩、クエン酸トリエチル、安息香酸ベンジル、フェニル酢酸ベンジル、バニリン酸エチル、トリブチリン、酢酸ラウリル、ラウリン酸、ミリスチン酸、およびプロピレングリコールのうちの一つ以上を含んでよい。
エアロゾル形成基体は、その他の添加物および成分(風味剤など)を含んでもよい。エアロゾル形成基体はニコチンおよび少なくとも一つのエアロゾル形成体を含むことが好ましい。エアロゾル形成基体と熱的近接の状態にある、または熱的もしくは物理的に接触しているサセプタは、効率的な加熱を可能にする。
本発明による捲縮したたばこシート(例えば、キャストリーフ)は、約0.05ミリメートル〜約0.5ミリメートルの範囲の厚さを有してもよく、好ましくは約0.08ミリメートル〜約0.2ミリメートルの範囲の厚さを有してもよく、最も好ましくは約0.1ミリメートル〜約0.15ミリメートルの範囲の厚さを有してもよい。
誘導加熱可能なたばこロッドは円形または楕円形もしくは長円形の断面を有することが好ましい。しかしながら、たばこロッドは、正方形または長方形または三角形または多角形の断面も有してもよい。
サセプタプロファイルは寸法的に安定であることが好ましい。このため、サセプタプロファイルの形状および材料は、十分な寸法安定性を確実にするように選ばれてもよい。有利なことに、これは、本来の所望の加熱サセプタプロファイルがロッド形成プロセスの全体を通して保たれることを保証し、これは結果として製品性能の変動性を低減する。その結果、サセプタプロファイルの周りに基体ウェブを集合させる工程は、ロッド形成プロセスを経た後、サセプタプロファイルが実質的に変形されないままであるように実施される。これは、変形力が除去された時にサセプタプロファイルがその意図された形状に戻るように、サセプタプロファイルのあらゆる変形が弾性のままであることが好ましいことを意味する。
有利なことに、サセプタプロファイルは長軸方向に、特に少なくとも連続的なロッド形成プロセスのセクションに沿って案内される。その結果、サセプタプロファイルは、連続的なロッド形成プロセスの長さの少なくとも25パーセントに沿って、特に少なくとも50パーセントに沿って、好ましくは少なくとも75パーセントに沿って、より好ましくは少なくとも90パーセントに沿って、または100パーセントに沿って長軸方向に案内されてもよい。連続的なロッド形成プロセスの長さは、連続的なロッド形成プロセスを通るプロセス経路の経路長さに対応する。サセプタプロファイルは、ロッド形成プロセスの上流端から下流に長軸方向に案内されることが好ましい。同様に、サセプタプロファイルは、少なくとも連続的なロッド形成プロセスの上流セクションに沿って長軸方向に案内されることが好ましい。従って、サセプタプロファイルがロッド形成プロセスを経る工程は、少なくともロッド形成プロセスの上流セクションに沿ってサセプタプロファイルを長軸方向に案内することを含む。有利なことに、少なくとも連続的なロッド形成プロセスのセクションに沿って長軸方向に案内することは、包囲するエアロゾル形成基体に十分に包埋される前に、サセプタプロファイルが中心軸からずれることを防止する。加えて、これはまた、ロッド形成プロセスを経る際にサセプタプロファイルを寸法的に安定した状態に保つ観点からも好都合である。
サセプタプロファイルはまた、ロッド形成プロセスの上流に長軸方向に案内されてもよい。ロッド形成プロセスの上流に長軸方向に案内することは、ロッド形成プロセスに入る際にサセプタのその所定の位置からの相違がほとんどないまたは実質的にないことを確実にする。
サセプタプロファイルの案内は、長軸方向のガイド、例えば管状のガイドを提供することによって達成されてもよい。サセプタプロファイルは、ロッド形成プロセスの上流セクションの下流端では、または上流セクションのさらに下流では案内されないことが好ましい。
長軸方向のガイドは、案内プロファイル、特にサセプタプロファイルを長軸方向に案内する長軸方向の案内プロファイルを備えてもよい。案内プロファイルの断面、例えば管状ガイドの内側断面プロファイルは、サセプタプロファイルの断面、すなわち外側断面に対応することが好ましい。その結果、長軸方向の案内プロファイルの断面は、楕円形、長円形、円形、正方形、長方形、三角形、または多角形であってもよい。有利なことに、対応する断面を有することは、サセプタプロファイルの位置、特にサセプタプロファイルの回転位置を維持することを容易にする。従って、長軸方向のガイドは、ひねりまたはねじりに対してサセプタプロファイルを保護する回転係止として特に機能する場合がある。
本明細書で使用される「連続的なロッド形成プロセスの上流セクション」という用語は、基体ウェブがサセプタプロファイルの周りに少なくとも部分的に集合されるか、または完全に集合されるが、最終的なロッド形状をまだ達成していないロッド形成プロセスの第一の段階を指す。特に、基体ウェブは、連続的なロッド形成プロセスの上流セクションまたは第一の段階を経ると、ゆるい配置で少なくとも部分的に集合される。この文脈において「ゆるい」とは、基体ウェブが、その時点ではまだ最終的な集合へと至っていない、より凝縮した形態を有することを表す。少なくとも部分的に集合された基体ウェブは、任意の形態または形状、特にロッド形状であってもよいが、ロッド形成プロセスを完全に経た後の最終的なロッド形状でのものより低い密度(またはより大きい直径)を有する。基体ウェブは、連続的なロッド形成プロセスの上流セクションまたは第一の段階を経ると、少なくとも部分的にサセプタプロファイルを包囲する程度に少なくとも集合されていることが好ましい。それ故に、部分的に包囲する基体材料は有利なことに、サセプタプロファイルの所定の位置を保つためのサセプタの支持包埋を提供する。
ロッド形成プロセスは、サセプタプロファイルの周りに同軸で基体ウェブを最終ロッド形状へと集合させる工程を完了するための第二の段階または下流セクションをさらに備えてもよい。その結果、サセプタプロファイルはまた、少なくとも部分的に連続的なロッド形成プロセスの第二の段階または下流セクションに沿って長軸方向にも案内されうる。
一般に、方法は、サセプタプロファイルの周りに基体ウェブをロッド形状へと集合させる前に、基体ウェブを基体ウェブの搬送方向に対して横断方向で部分的に集合させる工程を含んでもよい。本明細書で使用される「基体ウェブの搬送方向」という用語は、ロッド形成プロセスに供給される時、またはロッド形成プロセスを経る時の、基体ウェブのそれぞれの搬送方向を指す。上述の通り、基体ウェブを部分的に集合させることは、基体ウェブが連続的なロッド形成プロセスの上流セクションまたは第一の段階を経ることによって実施されてもよい。別の方法としてまたは追加的に、基体ウェブを部分的に集合させることは、実際のロッド形成プロセスの上流で実施されてもよい。サセプタプロファイルは、基体ウェブのあらゆる集合の上流で中心軸に沿って既に事前に位置付けられていることが好ましい。
方法のさらなる態様によると、方法は、基体ウェブを連続的なロッド形成プロセスに供給する前に、基体ウェブを捲縮する工程を含んでもよい。特に、基体ウェブは長軸方向に捲縮されてもよい。すなわち、基体ウェブには、連続的なシートの長軸方向軸に沿って、すなわち基体ウェブの搬送方向に沿って長軸方向の折り曲げ構造が提供されてもよい。長軸方向の折り曲げ構造は、基体にジグザグまたは波様の断面を提供することが好ましい。有利なことに、基体ウェブを捲縮することは、基体ウェブを、最終的なロッド形状へと長軸方向軸に対して横断方向に集合させる工程を容易にする。特に、長軸方向の折り曲げ構造は、サセプタの周りのエアロゾル形成基体の適切な折り曲げを支援する。これは、再現可能な仕様を有するエアロゾル形成ロッドを製造するために有利であることを証明する。
連続的なサセプタプロファイルは連続的なサセプタシートであることが好ましい。連続的なサセプタシートはボビン上に提供されてもよい。本明細書で使用される「連続的なサセプタシート」という用語は、楕円形の断面または平坦な断面、特に長方形の断面を有する連続的なサセプタプロファイルを指す。すなわち、連続的なサセプタシートは、断面厚さ延長より大きい断面幅を有する。幅延長は、厚さ延長よりも10〜250倍、特に50〜150倍、好ましくは60〜120倍大きいことが好ましい。例えば、連続的なサセプタシートは、2ミリメートル〜6ミリメートルの幅延長、特に3ミリメートル〜5ミリメートルの幅延長、および20マイクロメートル〜70マイクロメートルの厚さ延長、特に25マイクロメートル〜60マイクロメートルの厚さ延長を有してもよい。
サセプタシートの幅延長は、最終製品におけるサセプタの幅延長に対応することが好ましい。サセプタシートは有利なことに、サセプタシートの楕円形の断面または平坦な断面がサセプタ容積と熱放出サセプタ表面との間の有利な比率を生み出すので、極めて十分な方法で熱を提供する。特に、熱はエアロゾル形成ロッドの直径全体にわたって、および全長に沿って提供されうる。
サセプタが連続的なシートとして提供される場合において、連続的なサセプタシートは、実質的に水平に、または実質的に垂直に配置された連続的なサセプタシートの大きい側面または平坦な側面を有するロッド形成プロセスに入るように供給されてもよい。
さらに、サセプタプロファイルが連続的なシートである場合において、連続的なサセプタシートは、基体ウェブを集合させる、または部分的に集合させる前に、基体ウェブと実質的に直交していることが好ましい。すなわち、サセプタシートの平坦な側面は、基体ウェブを集合させる、または部分的に集合させる前に、基体ウェブの平坦な側面に対して実質的に直交している。本明細書で使用される「平坦な側面」という用語は、シートまたはウェブの厚さ延長に垂直なシートまたはウェブの表面を指す。基体ウェブに対するサセプタシートのこの配向は有利なことに、連続的な基体ウェブをサセプタシートの周りに集合すること、特に折り曲げることを容易にする。これは、基体ウェブが連続的なサセプタシートの周りに、すなわちロッド形成プロセスの中心軸に沿って下流方向に見られるように、サセプタシートの左の平坦な側面および右の平坦な側面の周りに集合される単一のウェブである場合に特に当てはまる。ロッド形成プロセスに入る時、連続的なサセプタシートの平坦な側面は実質的に垂直に配置されていること、および基体ウェブの平坦な側面は(集合される前または部分的に集合される前に)、実質的に水平に、特に連続的なサセプタシートの下方に配置されていることが好ましい。
本明細書で使用される「実質的に垂直」、「実質的に水平」および「実質的に直交」という用語はまた、それぞれの垂直配向、水平配向、および直交配向から最大20度の逸脱を含む。
単一の基体ウェブの代わりに、基体ウェブは、サセプタプロファイルの周りに集合される複数の連続的なサブウェブ、特に少なくとも二つの分離した連続的なサブウェブを備えてもよい。この場合において、エアロゾル形成基体は、少なくとも二つの分離した連続的なサブウェブを含む。二つの連続的なサブウェブは、サセプタプロファイルに対して横方向でロッド形成プロセスに入るように、連続的なロッド形成プロセスに供給されている。
サセプタが連続的なシートとして提供される場合において、二つの連続的なサブウェブは、連続的なサセプタシートの対向する側で供給されていることが好ましい。特に、連続的なサセプタシートのそれぞれの平坦な側面は、サブウェブを集合させる前、または部分的に集合させる前に、二つの連続的なサブウェブの各々のそれぞれの平坦な側面に面する。すなわち、サセプタシートは、サブウェブを集合させる前、または部分的に集合させる前に、サブウェブと実質的に同一平面上にある。有利なことに、サセプタシートの周りへの基体のサブウェブの対称的な供給は、サセプタの所定の位置を安定化し、これが結果として製品性能の変動性を低減する。基体のサブウェブおよびサセプタシートのそれぞれの平坦な側面は、サブウェブを集合させる前、または部分的に集合させる前に、実質的に水平に配置されていることが好ましい。当然のことながら、基体のサブウェブおよびサセプタシートのそれぞれの平坦な側面は別の方法として、サブウェブを集合させる前、または部分的に集合させる前に、実質的に垂直に配置されてもよい。
少なくとも二つの分離したサブウェブは、本発明による方法の出発材料であってもよい。特に、少なくとも二つの分離したサブウェブは各々、別個のボビン上に提供されてもよい。二つ以上のボビンが利用される場合、ボビンは同一のエアロゾル発生材料を収容してもよい。別の方法として、ボビンは、例えば組成物、風味、きめ、またはこれらの組み合わせのうちの一つが相互に異なっていてもよいエアロゾル発生材料を収容してもよい。
別の方法として、本発明による方法は、連続的なサブウェブを連続的なロッド形成プロセスに供給する前に、単一の基体ウェブを少なくとも二つ、特に二つのサブウェブへと長さ方向に切断する工程および分離する工程を含んでもよい。
方法のさらなる態様によると、方法は、ラッパーをロッド形成プロセスに供給する工程と、ラッパーを基体ウェブの周りに巻く工程とを含んでもよい。ラッパーは、エアロゾル形成ロッドの形状を安定化するために役立つ場合がある。ラッパーはまた、基体とサセプタプロファイルの意図しない分離を防止するために役立つ場合がある。例えば、ラッパーは、紙ラッパー、特に紙巻たばこ用紙で作製された紙ラッパーであってもよい。別の方法として、ラッパーは、例えば金属、プラスチック、またはセルロース材料で作製された箔であってもよい。ラッパーは、気化したエアロゾル形成基体が物品から放出されることを可能にするように、流体透過性である、または少なくとも局所的に流体透過性であるように作製されていることが好ましい。ラッパーは多孔性であってもよい。さらに、ラッパーは、加熱に伴い活性化されて、ラッパーから放出される少なくとも一つの揮発性物質を含んでもよい。例えば、ラッパーは風味付け揮発性物質で含浸されてもよい。ラッパーをロッド形成プロセスに供給し、ラッパーを基体ウェブの周りに巻く工程は、連続的なロッド形成プロセスの上流セクションまたは第一の段階の下流で実施されることが好ましい。
ロッド形成プロセスの下流で、方法は連続的な誘導加熱可能なエアロゾル発生ロッドを提供する。連続的なロッドは円形または楕円形もしくは長円の外側断面を有することが好ましい。しかしながら、連続的なロッドは、長方形または正方形または三角形または多角形の断面も有してもよい。
方法のなおさらなる態様によると、方法は連続的なロッドを誘導加熱可能なロッドセグメントへと切断する工程を含む。ロッドセグメントは等しい長さであることが好ましい。セグメントの長さは、こうした誘導加熱可能なロッドセグメントを使用して製造される消耗品の喫煙物品または誘導加熱可能な喫煙物品に依存して多様でありうる。連続的なロッドの向きを変えることなく切断を実施することが好ましい。垂直方向に切断を実施することが好ましい。切断中にサセプタの変形が生じないように、サセプタプロファイルは連続的なロッド内に位置付けられていて、配向されていることが好ましい。
エアロゾル形成ロッドまたはロッドセグメントは、誘導加熱可能なエアロゾル発生物品を形成するために使用されてもよい。本明細書で使用される「エアロゾル発生物品」という用語は、エアロゾル発生装置で使用されるエアロゾル形成基体を含む物品を指す。エアロゾル発生物品は、消耗品、特に単回使用後に捨てられる消耗品であってもよい。エアロゾル発生物品はたばこ物品であってもよい。特に、物品は、従来の紙巻たばこに似たロッド状の物品であってもよい。エアロゾル形成ロッド(ロッドセグメント)とは別に、エアロゾル発生物品は支持要素、エアロゾル冷却要素、フィルター要素、およびマウスピース要素のうちの少なくとも一つをさらに備えてもよい。これらの要素のうちの任意の一つまたは任意の組み合わせは、エアロゾル形成ロッドセグメントに連続的に配置されてもよい。これらの要素は、エアロゾル形成ロッドセグメントと同一の外側断面を有してもよい。特に、エアロゾル形成ロッドセグメントおよび上記要素のうちの任意の一つまたは任意の組み合わせは、連続的に配置され、かつ外側ラッパーによって囲まれて、ロッド状の物品を形成してもよい。
本発明によると、誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための装置も提供されている。装置は、本発明による、および本明細書に記載の方法を実施するために構成されていることが好ましい。ロッド形成装置の中心軸は、直線の軸であることが好ましい。
本発明による装置は、連続サセプタプロファイルの周りにロッド形成装置の中心軸と同軸で、エアロゾル形成基体を含む基体ウェブをロッド形状へと集合させるために構成されたロッド形成装置を備える。ロッド形成装置は、基体ウェブとサセプタプロファイルの両方が一緒にロッド形成装置を通過する際に、サセプタの周りに基体の集合が生じるように構成されている。
本発明による装置は、ロッド形成装置の中心軸に沿ってロッド形成装置に入り、かつロッド形成装置を通るように、サセプタプロファイルをロッド形成装置に供給するために構成されたサセプタ供給源をさらに備える。特に、サセプタ供給源は、ロッド形成装置の中心軸に沿ってロッド形成装置の上流端でロッド形成装置に入るように、サセプタプロファイルをロッド形成装置に供給するように構成されている。
装置は、サセプタプロファイルに対して横方向でロッド形成装置に入るように、基体ウェブをロッド形成装置に供給するように構成された基体供給源をさらに備える。
サセプタプロファイルをロッド形成装置の中心軸に沿ってロッド形成装置に供給するために、装置は長軸方向のガイドを備えることが好ましい。長軸方向のガイドはサセプタ供給源の一部であってもよい。長軸方向のガイドの少なくとも一部分は、ロッド形成装置に入る前に中心軸に沿ってサセプタプロファイルを事前に位置付けるように、ロッド形成装置の上流に配置されていることが好ましい。
長軸方向のガイドは、例えば両端が開いている管またはスリーブなどの案内管を備えてもよい。別の方法として、長軸方向のガイドは、溝の中のサセプタプロファイルを案内するための長軸方向の溝を有するロッド様の道筋を備えてもよい。
長軸方向のガイドは、少なくともロッド形成装置のセクションに沿ってサセプタプロファイルを案内するために機能することが好ましい。その結果、長軸方向のガイドは、ロッド形成装置の長さの少なくとも25パーセントに沿って、特に少なくとも50パーセントに沿って、好ましくは少なくとも75パーセントに沿って、より好ましくは少なくとも90パーセントに沿って、または100パーセントに沿って、サセプタプロファイルを案内するように構成されてもよい。このために、長軸方向のガイドは、ロッド形成装置の長さの少なくとも25パーセントに沿って、特に少なくとも50パーセントに沿って、好ましくは少なくとも75パーセントに沿って、より好ましくは少なくとも90パーセントに沿って、または100パーセントに沿って延びてもよい。長軸方向のガイドは、少なくともロッド形成装置の上流セクションに沿ってサセプタプロファイルを案内するために機能することが好ましい。このために、長軸方向のガイドは、少なくともロッド形成装置の上流セクションへと下流に延びてもよい。長軸方向のガイドは、ロッド形成装置の上流セクション全体を通して延びることが好ましい。有利なことに、長軸方向のガイドの下流端は、ロッド形成装置の上流端の下流端に、またはロッド形成装置の上流セクションの下流端のさらに下流に位置付けられている。
長軸方向のガイドの上流端は、ロッド形成装置の上流端の上流に位置付けられていることが好ましい。これは、サセプタプロファイルが、ロッド形成装置(すなわち、ロッド形成装置の上流)に入る前に、エアロゾル発生ロッド内のその所望の最終的な軸上の位置に正確に事前に位置付けられることを確実にする。
ロッド形成装置は、その長軸方向軸に対して横断方向に基体ウェブを集合させるように構成された少なくとも一つの漏斗を備えてもよい。漏斗の中心軸は、ロッド形成装置の中心軸と同軸である。
これは、ロッド形成装置の第一の段階、または漏斗を備えるロッド形成装置の上流セクションであることが好ましい。その結果、長軸方向のガイドは、漏斗の中心軸に沿って同軸で、ロッド形成装置の第一の段階の漏斗の中へと下流に延びてもよい。
ロッド形成装置の第一の段階、またはロッド形成装置の上流セクション、特にロッド形成装置の第一の段階または上流セクションの漏斗は、基体ウェブをサセプタプロファイルの周りに少なくとも部分的に集合させるか、または完全に集合させるが、まだ最終的なロッド形状へと集合されないように構成されていることが好ましい。特に、基体ウェブは、ロッド形成装置の上流セクションまたは第一の段階を経ると、少なくとも部分的に集合された基体のゆるい配置になる場合がある。少なくとも部分的に集合された基体は、任意の形態または形状、特にロッド形状のものになる場合があるが、ロッド形成プロセスを完全に経た後の最終的なロッド形状のものより低い密度(またはより大きい直径)を有する。基体ウェブは、ロッド形成装置の上流セクションまたは第一の段階を経ると、少なくとも部分的にサセプタプロファイルを包囲するように少なくとも集合されていることが好ましい。有利なことに、これはサセプタプロファイルの所定の位置を保つために、基体材料によるサセプタの支持包埋を提供する場合がある。
ロッド形成装置はまた、少なくとも一つの半漏斗を備えてもよい。これは、ロッド形成装置の第二の段階、または半漏斗を備えるロッド形成装置の下流セクションであることが好ましい。ロッド形成装置の第二の段階またはロッド形成装置の下流セクションは、ロッド形成装置の第一の段階の下流に、またはロッド形成装置の上流セクションの下流にそれぞれある。半漏斗は、漏斗の長軸方向軸に沿って開いたままであるロッド形成凹状表面を備えることが好ましい。凹状表面は、C字形状またはU字形状断面を有することが好ましい。例えば、半漏斗は「全」漏斗の半分である。
漏斗および半漏斗は、下流へと次第に減少する内側断面を有するように構成されてもよく、それ故に基体ウェブをサセプタプロファイルの周りに次第に集合させ、圧縮させる。
有利なことに、漏斗および半漏斗の各々は、基体ウェブと接触するために低摩擦表面材料、例えばプラスチック表面または研磨金属表面を備える。これは、材料の弱化のリスク、または基体ウェブの破裂のリスクさえも低減する。さらに、より低い摩擦はまた、漏斗および半漏斗をそれぞれ通過する際の基体ウェブの振動を低減する。
ロッド形成装置の第二の段階または下流セクションは、典型的にはガニチュールテープと呼ばれるコンベヤーベルトをさらに備えてもよく、これは最終的なロッド形状を形成するために少なくとも一つの半漏斗と相互作用することが好ましい。このために、ガニチュールテープは、第二の段階または下流セクションに沿って、次第にU字形状の断面形状を取ってもよい。ガニチュールテープは、中心軸の下方に配置されていることが好ましく、一方で少なくとも一つの半漏斗は、中心軸の上方に、それ故にガニチュールテープの上方に配置されている。
動作時に、半漏斗と組み合わせたU字形状のガニチュールテープは、基体ウェブを最終的なロッド形状へとサセプタプロファイルの周りに同軸で集合する。
ガニチュールテープはラッパーをさらに支持する場合がある。ラッパーは、ラッパー供給源によって第二の段階の上流端へと、またはロッド形成装置の下流セクションへと供給されてもよい。ラッパー供給源は例えば、ラッパーボビンを含んでもよい。ラッパーは、中心軸に面するガニチュールテープの表面上に支持されていることが好ましい。それ故に、動作時に、基体ウェブが最終的なロッド形状へとサセプタプロファイルの周りに次第に集合されるにつれて、ラッパーは基体ウェブの周りに自動的に巻かれる。ラッパー供給源はまた、ラッパーを基体の周りに保つために、ラッパーの少なくとも一部分に接着剤も添加してもよい。
ロッド形成装置はその下流端で、基体ウェブがサセプタプロファイルの周りに完全に集合され、かつ好ましくはラッパーによって完全に囲まれている、最終的なロッド形状を有する連続的なエアロゾル形成ロッドを提供する。
ロッド形成装置の下流で、装置は連続的なロッドを誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドセグメントへと切断するための切断装置をさらに備えてもよい。
装置は、基体ウェブを縦方向に複数の連続的なサブウェブ、特に二つの連続的なサブウェブへと切断するためのストリップカッターをさらに備えてもよい。ストリップカッターは、ロッド形成装置の上流に配置されている。
本発明による装置のさらなる特徴および利点は、方法に関して説明されているので、繰り返さない。
原則として、本発明による方法および装置はまた、サセプタプロファイル以外の任意の要素をエアロゾル形成ロッド、例えばカプセル、吸着剤、または糸の中へと定置するためにも使用されうる。
本発明を、添付図面を参照しながら、例証としてのみであるがさらに説明する。
図1は、本発明による装置の例示的な実施形態を概略的に図示する。 図2は、本発明による方法および装置を使用することによって製造されたエアロゾル形成ロッドの第一の実施形態の概略断面図である。 図3は、本発明による方法および装置を使用することによって製造されたエアロゾル形成ロッドの第二の実施形態の概略断面図である。
図1は、本発明による装置1の例示的な実施形態を概略的に図示する。装置1は、サセプタプロファイル20を中心に備えるエアロゾル形成ロッド100を製造するために構成されていて、その中心の周りにはエアロゾル形成基体を含む基体ウェブ30が同軸で集合されている。図1に示す装置1は、本発明による、および本明細書に記載の方法を実施するために特に構成されている。
装置1の主な構成要素は、基体ウェブ30をサセプタプロファイル20の周りにロッド形成装置10の中心軸80と同軸で集合させるために構成されたロッド形成装置10であり、それ故に最終的なロッド形状をもたらす。ロッド形成プロセスは連続的なプロセスである。すなわち、基体ウェブ30およびサセプタプロファイル20は、連続材料としてロッド形成装置10に入り、かつこれを通る。その結果、基体ウェブ30およびサセプタプロファイル20が一緒にロッド形成装置10を通過する際に、サセプタプロファイル20の周りの基体ウェブ30の集合が生じる。中心軸80はまた、ロッド形成装置10を通る搬送ラインを画定する。
ロッド形成装置10の上流で、装置1は基体ウェブ30をロッド形成装置10に供給するための基体供給源35を備える。本実施形態において、基体ウェブ30は下方から、例えばボビン(上向きを指す矢印によって示されている)から提供されていて、水平方向に配向された偏向ローラー36によってロッド形成装置10の上流端13(入口)に向かって偏向されている。基体ウェブ30は、連続的なたばこウェブ、例えばキャストリーフであることが好ましい。基体ウェブ30は、実質的に平坦な材料としてロッド形成装置10に入る。特に、基体ウェブ30は、中心軸80の下方でロッド形成装置10に入るように供給されている。図1から分かる通り、ウェブ30の平坦な側面は、ロッド形成装置10に入る時に実質的に水平に配置されている。
装置1は、ロッド形成装置10に向かって下流に連続的なサセプタプロファイル20を供給するためのサセプタ供給源21をさらに備える。本実施形態において、サセプタプロファイル20は、強磁性ステンレス鋼で作製された連続的な帯などの、長方形の断面を有するサセプタ材料の連続的なシート20である。サセプタプロファイル20は、例えばロッド形成装置10を通る搬送ラインに対して横方向に配置された、水平に配向されたボビン上に提供されてもよい(中心軸80に向かって指し示す矢印によって示されている)。ボビンはサセプタ供給源21の一部である。サセプタプロファイル20は、ボビンから巻き出され、ロッド形成装置10の上流の中心軸80に向かって側面から供給されている。
本発明によると、エアロゾル形成ロッド100の断面内でのサセプタプロファイル20の正確な位置付けは、基体の適切な加熱のために、それ故に適切なエアロゾル形成のために極めて重要であることが認識されている。よって、正確な位置付けを確実にするために、サセプタプロファイル20は、中心軸80に沿ってロッド形成装置10に入り、かつこれを通過するように、ロッド形成装置10に供給されている。中心の位置付けに起因して、サセプタプロファイル20は、エアロゾル発生ロッド内のその所望の最終位置に、すなわちエアロゾル発生ロッド100の中心軸と同軸で、特に軸上に正確に定置される。中心の位置付けを達成するために、本実施形態によるサセプタ供給源21は、サセプタプロファイル20を中心軸80に向かって偏向するように配置および構成される垂直に配向されている偏向ローラー22を備える。それ故に、サセプタプロファイル20は、実質的に垂直に配置されたサセプタプロファイル20の平坦な側面を有する中心軸80に沿って位置付けられている。特に、サセプタプロファイル20は、ロッド形成装置10の中心軸80に関して軸上に位置付けられている。すなわち、サセプタプロファイル20の質量中心または幾何学的中心を通して延びるサセプタプロファイル20の長軸方向軸は、ロッド形成装置10の中心軸80と同軸である。特に、サセプタプロファイル20は、連続的なロッド形成装置の上流の軸上に、かつ基体ウェブ30と接触する前に、既に事前に位置付けられている。それ故に、事前に位置付けられたサセプタプロファイル20は、ロッド形成プロセスに対する物理的中心を画定し、その周りに基体ウェブ30が同軸で集合される。有利なことに、これは、包囲する基体内のサセプタの正確な中心位置に関してロッド形成プロセスを信頼できる、かつ再現可能なものにする。
上述の通り、基体ウェブ30は、ロッド形成装置10の中心軸80の下方でロッド形成装置10に入るように供給されている。すなわち、基体ウェブ30は、サセプタプロファイル20に対して横方向でロッド形成装置10に入る。特に、基体ウェブ30はサセプタプロファイル20と並行して、中心軸80に対して0度の角度で、すなわち平行でロッド形成装置10に入る。別の方法として、基体ウェブ30は、ロッド形成装置10に、下方からサセプタプロファイル20に向かって、すなわち中心軸80に対して0度を超える角度で、例えば5度の角度で入ってもよい。その場合、(集合される前の)基体ウェブ30の幅延長は、基体ウェブ30がその長さ延長に沿った角度で上向きに上昇するにもかかわらず、依然として水平に延びることが好ましい。
いずれの場合においても、サセプタプロファイル20に対して横方向でロッド形成装置10に入る基体ウェブ30を有することは有利なことに、ロッド形成装置10に入る際に、その所定の軸上の位置からのサセプタプロファイル20の相違がほとんどないまたは本質的にないことを確実にする。特に、サセプタプロファイル20の下方に実質的に水平に配置された基体ウェブ30と、実質的に垂直に配置されたサセプタプロファイル20とを有することは有利なことに、集合すること、特に基体ウェブ30をサセプタプロファイル20の左の平坦な側面および右の平坦な側面の周りに対称的に折り曲げることを容易にする。さらに、基体ウェブ30はサセプタプロファイル20の下方に配置されるため、基体ウェブ30は有利なことに、両方がロッド形成装置10を通過する際にサセプタプロファイル20を支持する。これはまた、中心軸80に沿ってサセプタプロファイル20の安定した位置を保つことを容易にする。
本実施形態において、ロッド形成装置10は、装置10の上流セクションを画定する第一の段階11と、装置10の下流セクションを画定する第二の段階12との二つの段階を備える。第一の段階11は、中心軸80と同軸で配置された錐台形状の漏斗71を備える。漏斗71の円形の内側断面プロファイルは、漏斗71の上流端13から下流端14に向かって連続的に減少する。漏斗71は、基体ウェブ30の搬送方向、または基体ウェブ30の長さの延長のそれぞれに対して、基体ウェブ30を横断方向で集合させる。基体ウェブ30は第一の段階11を経ると部分的に集合されるが、まだ最終的なロッド形状とは考えられない。
ロッド形成装置10を通過する際にサセプタプロファイル20が中心軸80からずれるのを防止するために、装置1は、サセプタプロファイル20を中心軸80に沿って案内するための長軸方向のガイド23をさらに備える。本実施形態において、長軸方向のガイドは、漏斗71全体を通して中心軸80と同軸で延長する案内管23である。
案内管23はまた、漏斗71の上流端13を越えて上流方向にも延びる。すなわち、案内管23の上流端24は、漏斗71の上流に位置付けられている。有利なことに、これは、ロッド形成装置10に入る前に、中心軸80に沿ったサセプタプロファイル20の正確な事前位置付けおよび案内を支援する。
有利なことに、案内管23は、サセプタプロファイル20が好ましくは少なくとも部分的に包囲され、それ故に部分的に集合された基体ウェブ30によって支持されている下流位置で終了する。本実施形態において、案内管23の下流端25は、第二の段階12の上流端15に隣接して位置付けられている。
ロッド形成装置の第二の段階12は、基体ウェブ30をサセプタプロファイル20の周りに、これと同軸で最終的なロッド形状へと集合する工程を完了するために構成されている。本実施形態において、第二の段階12は、C字形状の断面を有するロッド形成凹状表面を備える、中心軸80の上方に配置された半漏斗72を備える。C字形状の断面は、第二の段階12の上流端15から下流端16へと下流で、サイズが次第に減少する。第二の段階12は、コンベヤーベルト17(本実施形態ではガニチュールテープ17)をさらに備え、これは最終的なロッド形状を形成するために半漏斗72と相互作用する。このために、ガニチュールテープ17は、中心軸80の下方で第二の段階12に沿って下流に進むにつれて、次第にU字形状の断面形状を取る。動作時に、半漏斗72と組み合わせたU字形状のガニチュールテープ17は、サセプタプロファイル20の周りに同軸で部分的に事前に集合された基体ウェブ30を、最終的な円形状のロッド形状へと集合させる。
加えて、紙ラッパー51がラッパー供給源50から第二の段階12の上流端15へと供給されている。図1から分かる通り、ラッパー51は、中心軸80に面するガニチュールテープ17の上面上で支持されている。それ故に、動作時に、基体ウェブがサセプタプロファイル20の周りに次第に集合されるにつれて、ラッパー51は基体ウェブ30の周りに自動的に巻かれる。基体ウェブ30のロッド状の材料の周りに巻かれる際に、ラッパーの長軸方向の両方の縁を接続するために、ラッパー51の少なくとも一つの長軸方向の縁に接着剤が添加されることが好ましい。それ故に、ラッパー51は最終的なロッド形状を安定化するように機能する。接着剤を追加し、ラッパー51の長軸方向の端を接続するために、本実施形態によるロッド形成装置10は第二の段階12の下流に、折り曲げ圧縮装置18を備える。
全体的なロッド形成装置10の下流端19で、装置10は、基体ウェブ30がサセプタプロファイル20の周りに完全に集合され、かつラッパー51によって完全に包囲された最終的なロッド形状を有する連続的なエアロゾル形成ロッド100を提供する。
ロッド形成装置10の下流で装置1は、連続的なロッド100を誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドセグメント101へと切断するための切断装置60をさらに備える。
図2は、図1に図示した通りの、および前述した通りの装置および方法を使用して製造された、連続的なエアロゾル形成ロッド100またはロッドセグメント101の断面図をそれぞれ示す。ロッド形状の円形断面は、約4ミリメートル〜約10ミリメートルの直径、特に約5ミリメートル〜約8ミリメートルの直径を有してもよい。サセプタプロファイル20の長方形の形状は、約2ミリメートル〜約8ミリメートルの幅延長を有し、特に約3ミリメートル〜約5ミリメートルの幅延長を有し、また約0.03ミリメートル〜約0.15ミリメートルの厚さ延長を有し、より好ましくは約0.05ミリメートル〜約0.09ミリメートルの厚さ延長を有することが好ましい。図2から分かる通り、サセプタプロファイル20は、ロッド形状の円形断面の中心81に関して実質的に対称的に位置付けられている。この位置は、エアロゾル発生ロッド内の均質な、特に対称の、かつ再現可能な熱分布に関して好ましい。それ故に、サセプタプロファイル20内で発生した熱は、サセプタプロファイル20の周辺部へと対称的に散逸し、周りに集合された基体ウェブ30のエアロゾル形成基体を均一に加熱することを可能にする。図2からさらに分かる通り、基体ウェブ30は、サセプタプロファイル20の左の平坦な側面および右の平坦な側面の周りに下方から実質的に対称的に集合される。これは、サセプタプロファイル20を中心軸80に沿って実質的に垂直に供給し、かつ基体ウェブ30を(単一のウェブとして)実質的に水平に中心軸80の下方に供給することに起因する。
図3を参照しながら、本発明による方法の修正を以下に説明する。基体ウェブ30を単一のウェブとして供給する代わりに、別の方法として、基体ウェブ30は二つのサブウェブ31、32として供給されてもよい。二つのサブウェブ31、32は、プロセス全体の出発材料であってもよい。例えば、各サブウェブ31、32は、別個のボビン上に提供されてもよい。別の方法として、単一の基体ウェブは出発材料であってもよく、これはロッド形成装置の上流で二つのサブウェブ31、32へと分割される。両方の場合において、二つのサブウェブ31、32はロッド形成装置に別個に供給されていることが好ましい。特に、二つのサブウェブ31、32は、サセプタプロファイルの反対側でサセプタプロファイル20に対して横方向で装置に入るように、ロッド形成装置に供給されている。すなわち、サセプタプロファイル20は、二つのサブウェブ31、32の間に挟まれている。
平坦なサセプタプロファイル20の場合、サブウェブ31、32をサセプタプロファイル20の周りに集合させる前にサセプタプロファイルがサブウェブ31、32と実質的に同一平面上となるように、二つのサブウェブ31、32およびサセプタプロファイル20はロッド形成装置に供給されていることが好ましい。有利なことに、これはサセプタシート20の平坦な側面の両方の周りに基体材料が実質的に対称的に集合されるのを確実にすることを容易にする。
二つのサブウェブ31、32およびサセプタプロファイル20は、実質的に水平の配置でロッド形成装置に供給されていることがなおより好ましい。有利なことに、これは下方のサブウェブ31がサセプタプロファイル20を支持することを可能にし、結果としてこれは、中心軸80に沿ったサセプタプロファイル20の安定した位置を保つために有利であることを証明する。図3は、適宜に製造されたエアロゾル形成ロッド100またはロッドセグメント101の断面図をそれぞれ示す。

Claims (15)

  1. 誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための方法であって、
    連続的なサセプタプロファイルがロッド形成プロセスの中心軸に沿って前記ロッド形成プロセスに入り、かつ前記ロッド形成プロセスを経るように、連続的なサセプタプロファイルを前記連続的なロッド形成プロセスに供給する工程と、
    エアロゾル形成基体を含む基体ウェブが前記サセプタプロファイルに対して横方向で前記ロッド形成プロセスに入るように、エアロゾル形成基体を含む基体ウェブを前記連続的なロッド形成プロセスに供給する工程と、
    前記基体ウェブおよび前記サセプタプロファイルが前記ロッド形成プロセスを経るようにする工程であって、これによって前記中心軸と実質的に同軸で前記サセプタプロファイルの周りに前記基体ウェブをロッド形状へと集合させる工程と、を含む、方法。
  2. 前記サセプタプロファイルが寸法的に安定である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記サセプタプロファイルが前記ロッド形成プロセスを経るようにする前記工程が、前記サセプタプロファイルを少なくとも前記ロッド形成プロセスの上流セクションに沿って長軸方向に案内することを含む、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記サセプタプロファイルの周りに前記基体ウェブをロッド形状へと集合させる前に、前記基体ウェブの搬送方向に対して、横断方向に前記基体を部分的に集合させる工程をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. ラッパーを前記ロッド形成プロセスに供給する工程と、前記基体ウェブの周りに前記連続的なラッパーを巻く工程と、をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記サセプタプロファイルがサセプタシートであり、かつ前記基体ウェブを集合または部分的に集合させる前に、前記サセプタシートが前記基体ウェブと実質的に直交する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記基体ウェブが、少なくとも二つの分離したサブウェブを含み、前記二つのサブウェブが、前記サセプタプロファイルの反対側で前記サセプタプロファイルに対して横方向で前記ロッド形成プロセスに入るように、前記ロッド形成プロセスに供給される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記二つの連続的なサブウェブを前記ロッド形成プロセスに供給する前に、前記基体ウェブを縦方向に前記のエアロゾル形成基体の前記二つのサブウェブへと切断する工程と分離する工程と、をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記サセプタプロファイルがサセプタシートであり、かつ前記サセプタシートが、前記サブウェブを集合または部分的に集合させる前に、前記サブウェブと実質的に同一平面上にある、請求項7または8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための装置であって、
    ロッド形成装置であって、基体ウェブおよび連続的なサセプタプロファイルが前記ロッド形成装置を通過するにつれて、前記ロッド形成装置の中心軸と同軸で前記サセプタプロファイルの周りに、エアロゾル形成基体を含む連続的な前記基体ウェブをロッド形状へと集合するために構成されたロッド形成装置と、
    前記サセプタプロファイルが前記ロッド形成装置の前記中心軸に沿って前記ロッド形成装置に入り、かつ前記ロッド形成装置を通るように、前記サセプタプロファイルを前記ロッド形成装置に供給するために構成されたサセプタ供給源と、
    前記基体ウェブが前記サセプタプロファイルに対して横方向で前記ロッド形成装置に入るように、前記基体ウェブを前記ロッド形成装置に供給するために構成された基体供給源と、を備える、装置。
  11. 前記中心軸に沿って前記サセプタプロファイルを案内するための長軸方向のガイドをさらに備える、請求項10に記載の装置。
  12. 前記長軸方向のガイドが、少なくとも前記ロッド形成装置の上流セクションの中へと下流に延びる、請求項11に記載の装置。
  13. 前記長軸方向のガイドの上流端が前記ロッド形成装置の上流端の上流に位置付けられている、請求項11または12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記長軸方向のガイドが案内管を含む、請求項11〜13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記ロッド形成装置が、前記中心軸と同軸で少なくとも一つの漏斗を含む、請求項10〜14のいずれか一項に記載の装置。
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