JP2020522688A - 液体の精密な分割量を分注する方法および装置 - Google Patents

液体の精密な分割量を分注する方法および装置 Download PDF

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Abstract

流体のリザーバから複数の分割量の流体を吸引および分注するためのピペットコントローラ。ピペットコントローラは、ピペットをピペットコントローラに動作可能に接続するように適合されたピペットホルダと、ピペットホルダに空気圧式に接続された圧力タンクと、圧力タンクに空気圧式に接続され、空気を圧力タンクの中に注入し、正の空気圧を圧力タンクの内側に生成するように構成されたポンプと、圧力タンクとピペットホルダとの間の空気流を制御する分割量弁と、電子制御とを含み得る。電子制御は、分割量弁を開閉し得る。

Description

(関連出願の引用)
本願は、米国特許出願第15/879,003号(2018年1月24日出願)および米国仮出願第62/513,030号(2017年5月31日出願)に対する優先権を主張し、上記出願の全内容は、それらの全体において参照により本明細書に引用される。
(発明の分野)
本特許出願は、概して、複数の分割量の流体を流体のリザーバから精密に分注すること、または分割量の流体を該リザーバの中に精密に吸引することを行うための方法および装置に関する。リザーバ内の流体は、代替的に、手動で吸引され、装置によって分注され得る。分割量の体積は、容易に変動させられることができる。本発明は、ある量の流体を血清学用ピペットの中に吸引し、次いで、精密な分割量の流体を分注するための実験室実践における特定の用途を有する。
血清学用ピペットは、例えば、薬物開発、環境試験、および診断試験を実施する実験室において、液体測定および分注のために広く使用されている。これらのピペットは、ガラスまたはプラスチック製ストローとして説明され得、これらのピペットは、例えば、それらの上に印刷された目盛を伴う約30cmの長さであり得る。従来、液体は、口またはゴム球によって、吸入力を上部端部に加えることによって、これらのピペットの中に引き込まれていた。液体は、目盛線まで吸引することによって測定され、次いで、吸入力を除去することによって分注される。現在の実践は、多くの場合、Drummond Scientific Pipette−AidまたはBrandTech Scientific acu−jet ProPipette Controller等のピペットコントローラを採用し、それは、小型バッテリ給電式空気ポンプとトリガ式空気圧弁とを使用して、血清学用ピペットの内側の圧力を操作し、液体を引き上げ、排出する。
頻繁に、サンプルの複数の分割量が、分析プロセスのために分注されなければならない。これを行うために、ユーザは、最初に、要求される体積より若干多く吸引し、次いで、流体のメニスカスが血清学用ピペット上の目盛線と位置が合うまで、サンプルをゆっくりと分注する。これは、開始体積である。ユーザは、この読み取り値に注意し、次いで、メニスカスが開始体積と所望の分注体積との間の差異に対応する目盛線まで降下するまで、流体を分注しなければならない。別の分割量が、要求される場合、ユーザは、再び、以前の読み取り値と所望の体積との間の差異に対応する目盛線まで分注する。この方法論は、多くの問題を有する。それは、メニスカスが各分注のために慎重に読み取られなければならないので、時間がかかる。これは、ピペットコントローラをしっかりと保持しながら、メニスカスを読み取り、同時に、正しい試験容器の中に分注することを要求する。これは、複数回、繰り返されなければならないとき、時間がかかり、かつ疲労をもたらすプロセスである。
上で説明される方法に関し、複数の誤差源もある。すなわち、メニスカスは、正確な読み取り値を取得するために、2回、読み取られなければならず、ユーザは、1回目の読み取り値を2回目の読み取り値から減算しなければならない。これは、1mlのような共通体積が必要とされるとき、容易であるが、例えば、1.3mlの反復的分注のために困難である。2つのより大きい数の間の差異を求めることに関連付けられた誤差もある。例えば、25ml血清学用ピペットを0.25mlまたは1%の正確度まで読み取ることができるとする。しかしながら、1mlの25分割量を分注しようと試みる場合、この0.25ml誤差は、2つの読み取り値が要求されるので、0.5mlの潜在的誤差に変換される。これは、50%の誤差であり、それは、大部分の分析のために容認不可能である。
複数の分割量の流体を分注する以前の方法は、煩雑かつ柔軟性を欠く方法に依拠していた。例えば、米国特許第4,406,170号(特許文献1)は、分割量を注射器から分注可能なデバイスを説明する。デバイスは、非常に正確であり得る。しかしながら、注射器の使用を要求し、それは、血清学用ピペットよりはるかに高価であり、デバイスの中に装填することがはるかに困難であり、体積の範囲を容易に可能にせず、かつより長い長さを要求する容器の中に到達することができない。
米国特許第4,821,586号(特許文献2)に説明されるもの等のピストン動作式空気変位ピペットは、複数の分割量を分注することが可能である。しかしながら、方法は、吸引されるための体積と等しいピストン変位を要求する。血清学用ピペットは、多くの場合、50mlを吸引するために使用される。方法は、この大きさの体積を吸引するために、非常に大きく、非実践的サイズのピストンを要求する。加えて、正確に分注可能な体積の範囲は、液体サンプルとピストンとの間に含まれる空気、すなわち、「死容積」により、限定される。死容積が増加するにつれて、正確度も減少する。方法は、したがって、実験室で使用される通常体積を正確に分注するために、いくつかのサイズのピペットを要求する。
米国特許第7,396,512号(特許文献3)は、空気が血清学用ピペットの中に流動する時間を制御し、分注される体積を制御することによって、上記の難点を克服しようと試みる。弁の両側への圧力が、監視される。この設計は、いくつかの基本的な欠点を有する。1つの欠点は、血清学用ピペットからの背圧が、例えば、血清学用ピペットの先端が容器壁によって部分的に閉塞されることによって増加させられる場合、または、先端が流体中に浸漬される場合、分注される体積が、減少させられるであろうことである。流動は、分注される液体の粘度にも依存する。別の難点は、送達される体積が、デバイスに取り付けられる血清学用ピペットのサイズに依存することである。これは、ユーザが、デバイスに使用されているピペットのサイズを知らせなければならないことを意味する。大部分の実験室では、血清学用ピペットは、使い捨てであり、定期的に、多くの場合、異なる体積容量と交換される。デバイスは、ユーザが、正確な結果を取得するために、血清学用ピペットの体積および製造業者を打ち込むことを要求する。これは、時間がかかり、非実践的負担をユーザに課す。
したがって、要求されるものは、単に、ボタンを押すことによって、流体を血清学用ピペットの中に吸引し、次いで、一連の分割量を迅速かつ正確に分注し得るピペットコントローラである。加えて、分割量の体積は、容易に設定されることができ、分注される体積は、ピペットコントローラに搭載される血清学用ピペットのサイズ、サンプルの粘度、またはサンプルが分注される量に依存しない。
米国特許第4,406,170号明細書 米国特許第4,821,586号明細書 米国特許第7,396,512号明細書
ある実施形態によると、ピペットコントローラが、開示され、ピペットコントローラは、ピペットをピペットコントローラに動作可能に接続するように適合されたピペットホルダと、ピペットホルダに空気圧式に接続された圧力タンクと、圧力タンクに空気圧式に接続され、空気を圧力タンクの中に注入し、正の空気圧を圧力タンクの内側に生成するように構成されたポンプと、圧力タンクとピペットホルダとの間の空気流を制御する分割量弁と、電子制御とを備え、電子制御は、分割量弁を開閉する。
別の実施形態によると、ピペットコントローラが、開示され、ピペットコントローラは、ピペットをピペットコントローラに動作可能に接続するように適合されたピペットホルダと、ピペットホルダに空気圧式に接続された真空タンクと、真空タンクの内側の空気圧を測定する真空タンク圧力センサと、真空タンクに空気圧式に接続され、空気を真空タンクから排気し、負の空気圧を真空タンクの内側に生成するように構成されたポンプと、真空タンクとピペットホルダとの間の空気流を制御する分割量弁と、分割量体積を選択するように動作可能な分割量体積制御と、電子制御とを備え、電子制御は、分割量弁を開閉する。
別の実施形態によると、ピペットコントローラを使用して流体をピペットから送達する方法が、開示され、方法は、分注されるべき分割量体積を選択することと、ピペットに動作可能に接続された圧力タンクの内側の空気圧および周囲空気圧を決定することと、圧力タンク内の所定の正の空気圧まで、ポンプを使用して、空気を圧力タンクの中に注入することと、ピペットを流体の中に設置することと、流体をピペットの中に吸引することと、ピペットの中に挿入すべき空気の量を決定し、選択された分割量体積と等しい流体の体積を分注することと、分割量体積と等しい流体の体積を分注するためのピペットの中に挿入すべき空気の量が圧力タンクからから除去されたときの圧力タンクの内側の空気圧における減少を計算することと、分割量弁を開放し、空気が圧力タンクからピペットに流動することを可能にすることであって、空気流は、流体をピペットから分注する、ことと、圧力タンクの内側の空気圧における変化を決定することと、タンクの内側の空気圧における減少が空気圧における計算された減少と等しくなると、分割量弁を閉鎖することとを含む。
別の実施形態によると、ピペットコントローラが、開示され、ピペットコントローラは、ピペットをピペットコントローラに動作可能に接続するように適合されたピペットホルダと、ピペットホルダに空気圧式に接続された圧力タンクと、圧力タンクの内側の空気圧を測定する圧力タンク圧力センサと、圧力タンクに空気圧式に接続され、空気を圧力タンクの中に注入し、正の空気圧を圧力タンクの内側に維持するように構成されたポンプと、ピペットホルダに空気圧式に接続された真空タンクと、真空タンクの内側の空気圧を測定する真空タンク圧力センサと、真空タンクに空気圧式に接続され、空気を真空タンクから排気し、負圧を真空タンクの内側に維持するように構成されたポンプと、ピペットホルダから真空タンクへの空気流を制御する吸引弁と、圧力タンクからピペットホルダへの空気流を制御する分注弁と、ピペットホルダにおける圧力を測定する圧力センサであって、そのような圧力は、ピペットにおける圧力と実質的に同一である、圧力センサと、圧力センサとインターフェースをとり、少なくとも吸引弁、分注弁、およびポンプを制御可能な電子コントローラと、電子コントローラと通信し、吸引または分注されるべき体積を通信するユーザインターフェースとを備えている。
流体を血清学用ピペット等の容器の中に吸引し、一連の等しい体積分割量を分注し得る方法および装置が、開示される。実施形態によると、装置は、真空タンクと、圧力タンクとを含み、それらは、それぞれ、空気ポンプによって、加圧および排気される。圧力タンクおよび真空タンクにおける圧力は、圧力センサによって測定され、マイクロプロセッサによって、既知の値に制御される。
実施形態によると、装置は、ピストルのように構成されたハンドヘルドデバイスであって、それは、ゴムシールを採用し、血清学用ピペットに搭載される。ある実施形態によると、手動吸引、手動分注、分割量分注、および分割量体積のための制御が、提供される。圧力変換器が、圧力タンク、真空タンク、血清学用ピペット、および大気中の圧力を測定する。所望の分割量体積を分注するために、血清学用ピペットの中に注入される必要がある空気の量を計算し、この空気の体積が圧力タンクから解放されるときに生じるであろう圧力タンクにおける圧力降下をさらに計算する、式が、開示される。マイクロプロセッサは、空気を圧力タンクから血清学用ピペットの中に導入する弁を開放し、圧力タンクにおける圧力が計算された量だけ降下すると、弁を閉鎖し得る。
ある実施形態によると、血清学用ピペットの中に注入される空気の量は、各分注前の血清学用ピペット、圧力タンク、および大気中の測定された圧力に基づく。これは、分注されるべき流体の精密な分割量を可能にし、そのような分割量は、血清学用ピペット内の流体の総体積、流体の粘度、および血清学用ピペットの体積容量から実質的に独立する。実施形態によると、センサが、装置の向きを検出し、この向きに応じて、補正係数を注入される空気体積に適用し得る。実施形態によると、装置は、手動吸引および分注制御を有してもよく、それらは、真空または圧力を、それぞれ、弁を通して血清学用ピペットに加え得る。真空および圧力は、マイクロプロセッサによって制御されるので、手動吸引および分注の微調整が、得られる。
前述および他の特徴ならびに利点は、付随の図面(同様の参照番号は、概して、同じ、機能的に類似する、および/または構造的に類似する要素を示す)に図示されるような以下の種々の例示的実施形態のより具体的説明から明白となるであろう。
図1Aは、ピペットコントローラの実施形態の側面斜視図である。
図1Bは、ピペットコントローラの実施形態の切断図である。
図2Aは、ピペットコントローラのある実施形態内の空気流の機能図である。
図2Bは、ピペットコントローラのある実施形態内の空気流の機能図である。
図3Aおよび3Bは、分割量分注モードの実施形態のフローチャートである。 図3Aおよび3Bは、分割量分注モードの実施形態のフローチャートである。
図4は、ピペットコントローラの実施形態の電子制御のブロック図である。
図5は、血清学用ピペット圧力の概略図である。
図6は、ある角度における血清学用ピペットの概略図である。
図7は、異なるサイズの血清学用ピペットを使用した分注体積結果を示す。
図8は、1mLの25分割量の再現性および正確度結果を示す。
図9は、種々の角度で保持される血清学用ピペットを用いた分注体積結果の比較を示す。
図10は、ピペットコントローラの代替実施形態の機能図を示す。
本発明の種々の実施形態が、下で詳細に議論される。具体的実施形態が、議論されるが、これが例証目的のためのみに行われるものであることを理解されたい。当業者は、他の構成要素および構成も、本発明の精神および範囲から逸脱することなく使用されることができることを認識するであろう。
用語「ピペット」および「ピペットコントローラ」は、本発明の実施形態を説明するために使用され得るが、当業者は、流体を吸引する他のデバイスも、本発明の精神および範囲から逸脱することなく使用され得ることを認識するであろう。
図1Aおよび1Bは、ピペットコントローラ34の実施形態を図示する。ピペットコントローラ34は、吸引アクチュエータボタン15を押すことによって、流体を血清学用ピペット1(図1)の中に吸引し得る。実施形態によると、弁16の開放度は、吸引アクチュエータボタン15に加えられる圧力の程度によって制御され得る。実施形態によると、流体は、分注アクチュエータボタン13を押すことによって、血清学用ピペット1から分注され得る。例えば、吸引アクチュエータボタン15の部分的押しは、吸引アクチュエータボタン15の完全押しと比較して、低減させられた吸引速度をもたらし得る。実施形態によると、分注速度は、分注アクチュエータボタン13への圧力の程度によって制御され得る。例えば、分注アクチュエータボタン13の部分的押しは、分注アクチュエータボタン13の完全押しと比較して、低減させられた流体分注速度をもたらし得る。実施形態によると、分割量アクチュエータボタン17は、精密な分割量の流体を血清学用ピペット1から分注することを可能にする。分割量アクチュエータボタン17の各押しは、分割量体積制御25によって設定され得る等しい流体の体積を血清学用ピペット1から放出することができる。
図2Aおよび2Bは、装置のある実施形態における、空気流の機能図を図示する。血清学用ピペット1は、円錐シール2に除去可能かつ空気圧式に接続され、円錐シール2は、次に、空気管3を介して、マニホールド35に接続される。実施形態によると、円錐シール2は、カバー41を含み得る。マニホールド35における圧力は、血清学用ピペット1内の空気カラムにおける圧力と本質的に同一であり得、圧力センサ4によって測定され得る。図2Aおよび2Bは、空気流および機械的構成要素の概略である。電気機械的構成要素は、配線を有し得ることに留意されたい。しかしながら、圧力センサ4、5、6、7と、電気作動弁11、12と、向きセンサ37と、マイクロプロセッサ31との間の電気接続は、この略図上では、分類のために示されない。図4は、ピペットコントローラの実施形態のマイクロプロセッサ31が、図2Aおよび2Bに示される、ピペットコントローラの他の構成要素に接続される方法を示す。圧力タンク8は、逆止弁40および空気管23を通してポンプ10によって加圧され得、空気管23は、ポンプ10のポンプ出口29に接続される。圧力タンク8における圧力は、圧力センサ5によって測定され得る。ポンプ10へのポンプ入口30は、空気管24および逆止弁39を介して真空タンク9に取り付けられ得るか、または、弁11空気管27および空気通気口28を通して大気に通じるように取り付けられ得る。いくつかの実施形態では、空気管は、「T」接続または3方向合流点において、一緒に接合され得る。例えば、空気管33が空気管20に接合するある実施形態によると、3つの経路が、空気圧式に接合され得る。ある実施形態によると、3方向合流点が、それらの各々が空気管に接続される3つのニップルを有するプラスチック継手(「T」のように成形される)によって形成され得る。
ある実施形態によると、真空タンク9における圧力は、圧力センサ6によって測定され得る。3方向弁11は、ポンプ10のポンプ入口30またはポンプ出口29のいずれかに、空気管27を通して空気通気口28を接続する。3方向弁11は、電気的に動作させられ、マイクロプロセッサ31によって制御され得る。吸引アクチュエータボタン15および分注アクチュエータボタン13は、それぞれ、吸引弁16および分注弁14を制御する。ある実施形態によると、分注弁14および吸引弁16は、通常、閉鎖され、それぞれ、分注アクチュエータボタン13および吸引アクチュエータボタン15を押すことによって開放される。分注弁14および吸引弁16の開放は、それぞれ、ユーザによってアクチュエータボタン13および15に加えられる圧力の量に伴って変動させられ得る。圧力タンク8は、空気管21を介してマニホールド35にも空気圧式に接続され得、空気管21は、空気管32に、分割量有効弁18を通し、流動制限器38を通し、分割量弁12を通し、空気管20に接続される空気管33を介して、マニホールド35に接続される。
圧力タンク8は、空気管20、分注弁14、および空気管21を通して、マニホールド35に接続され得る。真空タンク9は、空気管20、吸引弁16、および空気管22を通して、マニホールド35に接続され得る。
大気圧は、圧力センサ37によって監視され得る。センサ26は、分割量体積制御25の位置を測定し、この位置をマイクロコンピュータ31に通信し得る。スイッチ19は、分割量アクチュエータボタンが押されているときを検出し得、スイッチ閉鎖が、マイクロプロセッサ31に送信され得る。
実施形態によると、ピペットコントローラ34の2つの動作モードが存在する:下で説明される手動吸引/分注、および分割量分注。
(手動吸引および分注モード)
ある実施形態によると、手動吸引および分注モードでは、流体は、吸引アクチュエータボタン15および分注アクチュエータボタン13に圧力をかけることによって、それぞれ、血清学用ピペット1から吸引および分注され得る。ポンプ10は、マイクロプロセッサ31によって制御され得、ポンプ10は、圧力タンク8および真空タンク9が既知の圧力(例えば、それぞれ、3psiおよび−3psi)に設定されるように、動作させられ得る。図4は、ピペットコントローラの実施形態のマイクロプロセッサ31が、図2Aおよび2Bに示される、ピペットコントローラの他の構成要素に接続されることを示す。ある実施形態によると、圧力タンク8および真空タンク9のための既知の圧力範囲は、例えば、10psiおよび−10psiであり得る。圧力タンク8が、加圧されているとき、3方向弁11は、マイクロプロセッサ31制御のもと、空気管27を通して空気通気口28をポンプ入口30に接続し得る。これは、大気からの空気がポンプ10によって圧力タンク8の中に圧送されることを可能にする。逆止弁39は、周囲空気が真空タンク9に進入することを防止する。マイクロプロセッサ31は、所望の圧力が達成されると、ポンプを停止するであろう。マイクロプロセッサは、パルス幅変調等の手段によってポンプに加えられる電力を変調することによって、加圧率も変動させ得る。実施形態によると、電源は、バッテリまたはUSBポートであり得る。真空タンク9は、類似方法で排気されるが、3方向弁11は、空気通気口28をポンプ10のポンプ出口29に接続し、3方向弁11は、真空タンク9から排気される空気のための経路を提供する。逆止弁40は、この動作モードでは、加圧された空気が圧力タンク8から漏出することを防止する。
ある実施形態によると、吸引アクチュエータボタン15が、押されると、真空タンク9からの真空は、吸引弁16を通して、マニホールド35に、マニホールド35から血清学用ピペット1に加えられる。血清学用ピペット1の先端が、流体中に浸漬されている場合、流体は、それによって、血清学用ピペット1の中に吸い込まれる。吸引弁16を通した空気の量は、吸引アクチュエータボタン15への圧力によって調整され得る。真空タンク9から加えられる真空は、吸引弁16が開放される瞬間またはほぼ瞬間において加えられ、圧力が比較的に一定であるので、吸引率に対する平滑制御が、達成されることができる。これは、ユーザに大きな利点であり、他のピペットコントローラにおいて使用される方法より優れている。他のピペットコントローラは、ボタンが押されるときのみポンプがオンになり、吸引するために必要とされる真空を生成するために時間がかかるので、吸引アクチュエータボタンが押された時間から流体の吸引が開始するまで、顕著な遅延を有する。
ある実施形態によると、流体を血清学用ピペット1から手動で分注するために、分注アクチュエータボタン13が、押され得、それは、分注弁14を通して圧力タンク8を血清学用ピペット1へのマニホールド35に接続する。圧力タンク8における一定圧力および分注弁14の動作は、分注率の優れた制御を提供する。マイクロプロセッサ31は、圧力センサ5および6を介して、圧力タンク8および真空タンク9における圧力を継続的に監視し、要求されるとき、ポンプ10および3方向弁11を動作させ、所望の圧力に戻す。別の実施形態では、手動吸引および分注は、それぞれ、流体を吸引または分注するために、ポンプ10の入口または出口をマニホールド35に選択的に接続することによって遂行されることができる。
(分割量分注モード)
ある実施形態によると、分割量分注モードでは、精密な分割量の流体が、分割量アクチュエータボタン17の押しの度に、血清学用ピペット1から分注される。例えば、20mlの流体が、最初に、要求される総流体レベルが血清学用ピペット1において観察されるまで、吸引アクチュエータボタン15を押すことによって、血清学用ピペット1の中に吸引され得る。所望の分割量体積が、分割量体積制御25を使用して設定される。次いで、分割量アクチュエータボタン17の各押し下げ時、所望の分割量体積が、分注される。この例では、1ml分割量が、所望される場合、1mlの20分割量が、血清学用ピペット1から分注されることができる。
分割量分注モードを使用するために、ユーザは、分割量体積制御25を使用して、所望の分割量体積を設定し得る。ある実施形態によると、分割量体積制御25は、インジケータを事前に設定された体積マーキングと位置合わせするためにユーザによって回転させられるダイヤルであり得る。実施形態によると、位置センサ26は、ホール効果センサ、例えば、AMSAS5601であり得る。分割量体積制御25に貼り付けられた磁石が、位置センサ26によって感知される。位置センサ26は、分割量体積制御25の角度を読み取り、ユーザによって所望される分割量体積を関連させるためにマイクロプロセッサ31と通信する。任意の他のタイプの回転式位置センサ、電位差計、または任意の他の位置センサが、採用され得る。ある実施形態によると、分割量体積制御25は、所望の分割量体積を入力するためにユーザによって押されるキーパッドを含み得る。ある実施形態によると、分割量体積制御25は、選択された分割量体積を表示するアナログまたはデジタルディスプレイを含み得る。血清学用ピペット1は、所望の開始体積が血清学用ピペット1の中に吸引されるまで、吸引アクチュエータボタン15を押すことによって、所望の分割量体積を上回る体積を伴って吸引され得る。分割量を分注するために、分割量アクチュエータボタン17が、押され、分割量体積制御25によって設定された所望の分割量体積に対応する体積を伴う流体の分割量が、分注される。さらなる分割量は、流体の全てが血清学用ピペット1から分注されるまで、分割量アクチュエータボタン17を押すことによって、分注され得る。
図3Aおよび3Bは、下でさらに説明される、分割量分注モードのフローチャートを図示する。
ある実施形態によると、分割量アクチュエータボタン17が、押されると、分割量検出スイッチ19が、作動させられ、それは、マイクロプロセッサ31にある分割量が所望されることを通信する。マイクロプロセッサは、位置センサ26の値を読み取り、それは、マイクロプロセッサに体積分割量体積制御25によって示されるような分割されるべき流体の体積を知らせる。マイクロプロセッサ31は、圧力センサ4、5、および7を読み取り、それらは、それぞれ、マニホールド35、圧力タンク8、および大気中の圧力を提供する。ある実施形態によると、圧力センサ7は、随意であり得、大気圧は、手動入力またはインターネットを通した圧力読み取り値の取得等の代替手段によって決定され得る。ある実施形態では、測定された全ての圧力は、絶対圧力であるが、しかしながら、大気圧センサに対する相対的圧力も、使用され得る。圧力センサ4、5、6、および7は、温度も測定し、温度および圧力における変化に起因した補正を提供し得る。実施形態によると、マイクロプロセッサ31は、向きセンサ37を使用して、ピペット向きを決定し得る。マイクロプロセッサ31は、次いで、圧力タンク8における圧力が分割されるべき所望の流体の体積に対応する値だけ降下するまで、分割量弁12を開放するであろう。この圧力降下を算出するアルゴリズムは、下で説明される。分割量弁12が開放しているときに圧力タンク8から解放された空気は、空気管21を通して、空気管32の中に、分割量有効弁18、流動制限器38、分割量弁12、空気管33、空気管20を通して、マニホールド35の中に、それから、空気管3を通して、円錐シール2におよび血清学用ピペット1の中に伝送される。ある実施形態によると、分割量弁12は、圧力センサ5が圧力タンク8における圧力の変化が下で説明される式29または31からの計算された圧力変化と等しいことを検出すると、閉鎖される。ポンプ10は、次いで、圧力タンク8を再加圧し得る。このプロセスは、各分割量のために繰り返され得る。他のタイプの圧力容器が、圧力タンク8の代わりにされ得る。
分割量有効弁18も、分割量アクチュエータボタン17が押されると、それによって作動させられる。分割量有効弁18は、分割量弁12が閉鎖されると、空気が、分割量弁12を通して、マニホールド35の中に漏出すること(例えば、弁の経年劣化の場合)を防止する。分割量有効弁18は、ソレノイド弁であり得るか、または、分割量弁12が漏れない場合、排除されることができる。流動制限器38は、血清学用ピペットへの空気の制御された解放を提供する。流動制限器38の制限量は、血清学用ピペットへの空気の制御された解放を提供する。流動制限器38の制限量は、デバイスの吸引または分注率を増加または減少させるために変動させられ得る。これは、例えば、流動制限器のオリフィスサイズを変動させることによって遂行され得る。実施形態によると、分割量弁12のタイミングは、分割量弁12が閉鎖するためにかかる時間を補償するために、圧力タンク8における圧力が所望のレベルまで降下する正確な時間より幾分早く閉鎖するように調節され得る。
(図4のブロック図の説明)
ピペットコントローラ34の実施形態のための制御システムが、説明される。例えば、ATmega328p(Microchip Technology(Chandler,Arizona))であり得るマイクロプロセッサ31が、センサ、ポンプ、およびソレノイド弁を制御する。圧力センサ4、5、6、および7は、例えば、BMP280(Bosch Sensortec(Reutlingen/Kusterdingen,Germany))等のセンサであり得、それらは、絶対圧力および温度を測定し、I2CまたはSPI等の標準的インターフェースを使用して、マイクロプロセッサ31とインターフェースがとられ得る。I2Cバスは、要求される電気接続の数を低減させる。実施形態によると、ピペットコントローラ34は、向きセンサを含み得る。向きセンサ37は、例えば、LIS2DHTR(STMicroelectronics(Geneva,Switzerland))等であり得、それは、向きおよび加速情報を提供し、I2CまたはSPI等の標準的インターフェースを使用して、マイクロプロセッサとインターフェースがとられ得る。ある実施形態によると、向きセンサ37および位置センサ26の両方は、I2Cバスを介して接続され得る。ある実施形態によると、ポンプ10、3方向弁11、および分割量弁12は、マイクロプロセッサによって制御され得る。実施形態によると、分割量弁12は、ソレノイド弁であり得る。モータの速度および弁の動作は、パルス幅変調等の方法によって制御され得る。ある実施形態によると、分割量アクチュエータボタン17が、押されると、分割量検出スイッチ19が、作動させられ、それは、マイクロプロセッサ31にある分割量が所望されていることを通信する。
(空気のボーラスが注入されるときに分注される流体の体積の偏差)
Boyleの法則PV=nRTは、既知の圧力Pおよび温度Tにおける既知の体積Vのコンテナが既知の数の空気分子nを保持するであろうことを教示する。この体積における圧力が、既知の量だけ低減させられる場合、既知の数の空気分子が、解放されるであろう。実施形態によると、この原理は、既知の数の空気分子を血清学用ピペットの中に注入するために使用される。血清学用ピペットの中に注入されるべき空気の量と所望の分割量体積との間の関係は、以下にように導出される。
ここで使用される用語の定義のために図5を参照されたい。Vは、ピペットの総体積を指す。Aは、ピペットの断面の面積を指す。Pは、初期圧力を指す。Vは、初期体積を指す。Pは、注入される圧力を指す。Vは、注入される体積を指す。Pは、最終圧力を指す。Vは、最終体積を指す。Hは、流体カラムの初期高さを指す。Hは、流体カラムの最終高さを指す。Patmは、大気圧を指す。
Tが、一定であると仮定すると、n数の空気分子を注入することは、既知の体積を既知の圧力で注入することに相当する。
ピペットの総体積は、一定のままである。
ピペット内の空気の最終量は、初期量+注入量と等しい。再び、Tは、一定であると仮定する。
ピペットにおける圧力は、大気圧から水柱の重量を差し引いたものに落ち着く。
に対して式(2)を解く。
式(4)および(5)からのPおよびPを式(3)に代入する。
式(6)からのVを式(7)に代入する。
各項を乗算し、ゼロに対して解き、hを括り出す。
式(11)からの係数を二次方程式に代入し、hの値を求める(累乗根が減算されるルートは、実際の解答を与える唯一のものである)。
分注された水の体積VAQは、水柱高さ×ピペット断面積の変化と等しい。
ΔPを分注前の(液体の表面の上方の)ノズル内のゲージ圧力として定義する。
およびhに対して式(4)および(5)を解き、式(14)に代入する。
に対して式(10)を解く。
式(15)および(16)を式(17)に代入する。
各項を乗算し、数回、簡約する。
に対して式(2)を解き、式(15)に代入する。
式(22)を式(21)に代入する。
各項を乗算し、簡約する。
所望の分注体積を括り出す。
を簡略化する。
に対して式(26)を解く。
が、圧力タンクの体積である場合、Pは、ピペット断面積(A)、体積(V)、およびノズルゲージ圧力(ΔP)からの開始についての仮定を所与として、水分密度および略等温条件の全体的に円筒形のピペットも仮定すると、液体のVAQを分注するために圧力タンク圧力内で要求される降下であろう。(Vは、コントローラ空気経路の内側の死容積を含むべきであり、したがって、VをV+Vdvで置換する。)
(血清学用ピペットの向きに対する補正:)
実施形態による、図6を参照すると、血清学用ピペット1の向きが、向きセンサ37を使用して決定され得る。ピペットが垂直の代わりに、ある角度θで保持される場合、式(29)内の体積項は、体積が向きから独立しているので、同一のままであろうが、しかしながら、A項は、影響される。なぜなら、空気圧がここで影響を及ぼすピペット内の水の面積が、ピペットが垂直に保持されるときに存在するもとの円形ではなく、より大きい卵形であるからである。
項の変化を解く1つの方法は、水の体積がθから独立するという事実を利用することである。
垂直であるときのピペットの面積と、垂直であるときの水柱の高さとの積は、角度付けられたときのピペットの面積と、角度付けられたときの水柱の高さとの積と等しい。配置のジオメトリを所与として、角度付けられたきの水柱の高さは、cos(θ)×垂直水柱の高さであり、したがって、角度付けられたピペットの面積に対して解くことは、(30)をもたらす。
角度を考慮するピペットの面積のこの定義を(29)に代入すると、以下が提供される。
上記の導出に基づいて、マイクロプロセッサ31は、この式を使用して、所望の分割量体積VAQを達成するために要求される圧力降下Pを算出する。ピペットコントローラ内の死容積Vdvは、血清学用ピペット体積Vに対して小さく、分割量体積VAQも、通常、Vに対して小さいことに留意されたい。したがって、項(V+Vdv+VAQ)/Aは、Vp/Apとほぼ等しい。これは、血清学用ピペットの長さであり、大部分の血清学用ピペットは、ほぼ同一長さであるので、この項は、比較的に一定であり、一次影響に対して無視されることができる。代替として、−V、Vdv、およびAは、キーパッドまたは他のデータ入力方法を介して入力され得る。
(結果)
方法を使用した装置の実施形態は、分割量を分注することにおいて優れた再現性および正確度を達成する。1つの試験では、5つの異なるサイズの血清学用ピペットが、装置に取り付けられ、1ml分割量が、分注された。2ml血清学用ピペットを用いた平均送達(図7)は、50ml血清学用ピペットを用いた送達の2%以内であった。血清学用ピペットのサイズに対するユーザ調節が、これらの結果を取得するために使用されなかった。1ml分割量の10回の分注の精度は、0.6%〜1.71%に及んだ。
図8では、本発明の実施形態を使用した25ml血清学用ピペットから251mlを分注することからの結果が、示される。これらのデータに対する変動の係数は、0.84%であり、それは、従来のピペットコントローラを使用して手動で分注することによって取得され得るものより実質的に良好である。
ピペットユーザは、正確な結果を取得するために、ピペットを垂直に保持するように指示される。しかしながら、それは、垂直から実質的に外れるある角度でピペット採取を要求する細胞培養フラスコ等の容器の中に分注する要件に起因して、常時、実践的であるわけではない。図9では、血清学用ピペットが垂直から種々の角度で保持されるときの本発明の実施形態を使用した1ml分割量の正確度が、示される。データの第1列は、ピペットが保持される角度を示す(「0」度は、垂直、法線向きである)。第2列は、式(29)が採用されるときの分注された体積の正確度を示し、第3列は、式(32)の補償が適用されるときの改良された性能を示す。図9は、例えば、装置が60度角度で保持されるとき、分注体積の1.32%の誤差が、測定されることを示す。式(32)の補償が採用されると、この誤差は、0.20%まで低減する。
(代替実施形態)
図10は、本発明の代替実施形態を示す。本実施形態では、圧力容器102および真空容器103は、可変流動制限器105と、それぞれのソレノイド制御される弁107および106とを介して、血清学用ピペット101に空気圧式に接続される。ポンプ112は、弁113がポンプ112のポンプ入口123を大気に接続するとき、逆止弁110を通して、圧力容器102を加圧し得る。実施形態によると、弁113は、3方向弁であり得る。ポンプ112は、3方向弁が大気に開放される弁113および通気口115を介してポンプ出口122を大気に接続するとき、逆止弁111を通して、真空容器103から排気し得る。逆止弁110は、真空容器が排気されるとき、圧力容器102が減圧されることを防止し、逆止弁111は、圧力容器102が加圧されているとき、真空容器103が加圧されることを防止する。
ある実施形態によると、圧力センサ104、108、109、114は、それぞれ、血清学用ピペット101、圧力容器102、真空容器103、および大気中の圧力を測定する。分割量制御116、手動吸引制御117、および手動分注制御118は、作動させられると、電気出力を提供し、この出力は、加えられる圧力に比例し得る。ある実施形態によると、この電気出力は、可変抵抗器、デジタルエンコーダ、または他の手段によって取得され得る。この電気出力は、マイクロプロセッサ121に伝送され得る。
ある実施形態によると、ディスプレイ119およびキーパッド120が、吸引または分注されるべき体積、吸引速度、大気圧、または他の情報を入力するために採用され得る。マイクロプロセッサ121は、弁106および107の開閉、弁113およびポンプ112の動作、ならびに圧力センサ104、108、109、114の測定を制御し得る。マイクロプロセッサ121は、可変流動制限器105における制限の程度を制御し得る。
吸引信号が、例えば、手動吸引制御117を押すことによって提供されると、マイクロプロセッサ121は、弁106を開放し、それは、真空容器103からの真空を可変流動制限器105を通して血清学用ピペット101に加える。マイクロプロセッサは、可変流動制限器105の制限、真空容器103における真空、または両方を変動させることによって、吸引率を変動させ得る。この流動制限は、変位の程度または手動吸引制御117への圧力に関連し得る。同様に、流体は、弁107を開放することによって、圧力容器102からの圧力を印加することによって、血清学用ピペットから分注され得る。分注流率も、可変流動制限器105、圧力容器102における圧力、または両方の制御によって、変動させられ得る。
流体の測定された量は、上で説明されるような類似様式で血清学用ピペット101から分注され得る。本実施形態では、分注されるべき所望される体積は、キーパッド120を介して入力され得る。マイクロプロセッサ121は、式(29)または(32)を使用して、分注されるべき所望の流体の体積に対応する、圧力容器102の圧力変化を決定する。マイクロプロセッサ121は、圧力センサ104、108、および114を読み取ることによって、それぞれ、血清学用ピペット101、圧力容器102、および大気中の圧力を測定する。マイクロプロセッサ121は、次いで、弁107を開放し、圧力センサ108を監視することによって、圧力容器102における圧力の変化を測定する。圧力センサ108によって測定された圧力降下が、所望の分注体積に対応する式(29)または(32)によって計算される値に到達すると、マイクロプロセッサ121は、弁107を閉鎖する。血清学用ピペットの向きは、向きセンサ124を使用して、式(32)を使用して圧力変化を算出することによって、決定され得る。分注の開始は、分割量制御116または手動分注制御118もしくはキーパッド120等の任意の他の制御によって開始されることができる。流体分注は、単一分注または複数の分割量であり得る。分注率は、可変流動制限器105内の制限の程度、圧力容器102における圧力、または両方を変動させることによって制御され得る。
流体の測定された量は、本実施形態では、真空容器103を使用した類似方法を使用することによって、吸引され得る。この事例では、所望の吸引体積に対応する、真空容器103の圧力変化は、式(29)または(32)を使用して計算される。マイクロプロセッサ121は、圧力センサ104、109、および114を使用することによって、それぞれ、血清学用ピペット101、真空容器103、および大気中の圧力を測定し、次いで、弁106を開放する。マイクロプロセッサ121は、圧力センサ109を監視し、真空容器103の圧力変化が式(29)または(32)を使用して算出された値と等しくなると、弁106を閉鎖する。血清学用ピペット101の向きは、向きセンサ124を読み取り、式(32)を使用して圧力変化を算出することによって、決定され得る。吸引率は、可変流動制限器105内の制限の程度、真空容器103における圧力、または両方を変動させることによって制御され得る。
混合は、実験室において一般に使用される手技であり、多くの場合、標準的ピペットコントローラを使用して、流体を交互に吸引および分注することによって実施される。混合の程度は、流体吸引および分注の体積および速度によって影響される。これは、手動で行われるとき、正確に制御することが困難であり、1日複数回行われるとき、疲労をもたらす。図10の実施形態では、弁106および107は、混合するために、交互に開閉され、流体を吸引し、次いで、分注し得る。吸引および分注された流体の体積は、上で説明される方法を使用することによって、正確に制御されることができ、流体吸引および分注率は、可変流動制限器105および/または圧力容器102ならびに真空容器103における圧力を変動させることによって制御されることができる。サンプルは、したがって、高度に制御および反復可能様式で混合されることができる。混合機能は、分割量制御116、キーパッド120、または類似手段によって開始され得、混合の程度は、マイクロプロセッサ121の中にプログラムされることができる。複数の混合プロトコルが、容易な読み出しのために、マイクロプロセッサ121内に記憶されることができる。
(追加の実施形態)
当業者は、本発明の範囲が、ピペットコントローラに限定されず、構成要素および構成は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、追加の用途において使用され得ることを認識するであろう。ある実施形態によると、構成要素および構成は、例えば、ボトルキャップディスペンサにおいて使用され得る。他の実施形態では、構成および方法は、ロボットピペット採取システムにおいて使用され得る。以前のロボットピペット採取システムは、5:1を上回る体積の範囲を吸引および分注するために、ピペット容量および/またはピペット先端のサイズを変化させるその要件によって限定されていた。しかしながら、本明細書に説明される構成要素および方法を使用した装置の実施形態は、体積の約100:1範囲にわたって、ピペットのサイズを調節する必要なく、分割量を分注することにおいて優れた再現性および正確度を達成するであろう。ある実施形態によると、本明細書に説明される構成要素および方法は、遠隔制御される体積調節および分割のために使用され得る。当業者は、本明細書に開示される構成要素および構成が、流体の迅速、正確、および/または反復分注を要求する、他の用途において使用され得ることをさらに認識するであろう。
本発明の種々の実施形態が、上で説明されたが、それらは、限定ではなく、一例としてのみ提示されていることを理解されたい。したがって、本発明の範疇および範囲は、上で説明される実施形態のいずれかいよって限定されるべきではなく、代わりに、以下の請求項およびその均等物に従ってのみ定義されるべきである。
ある実施形態によると、血清学用ピペットの中に注入される空気の量は、各分注前の血清学用ピペット、圧力タンク、および大気中の測定された圧力に基づく。これは、分注されるべき流体の精密な分割量を可能にし、そのような分割量は、血清学用ピペット内の流体の総体積、流体の粘度、および血清学用ピペットの体積容量から実質的に独立する。実施形態によると、センサが、装置の向きを検出し、この向きに応じて、補正係数を注入される空気体積に適用し得る。実施形態によると、装置は、手動吸引および分注制御を有してもよく、それらは、真空または圧力を、それぞれ、弁を通して血清学用ピペットに加え得る。真空および圧力は、マイクロプロセッサによって制御されるので、手動吸引および分注の微調整が、得られる。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
ピペットコントローラであって、前記ピペットコントローラは、
ピペットを前記ピペットコントローラに動作可能に接続するように適合されたピペットホルダと、
前記ピペットホルダに空気圧式に接続された圧力タンクと、
前記圧力タンクに空気圧式に接続され、空気を前記圧力タンクの中に注入し、正の空気圧を前記圧力タンクの内側に生成するように構成されたポンプと、
前記圧力タンクと前記ピペットホルダとの間の空気流を制御する分割量弁と、
電子制御と
を備え、
前記電子制御は、前記分割量弁を開閉する、ピペットコントローラ。
(項目2)
前記圧力タンクの内側の空気圧を測定する圧力タンク圧力センサをさらに備え、
前記電子制御は、ある分割量の流体を分注することを開始するために前記分割量弁を開放し、前記圧力タンク圧力センサによって測定された空気圧が所定の空気圧まで変化すると、前記分割量弁を閉鎖し、前記所定の空気圧は、ある分割量体積と等しい流体の体積を分注するために前記圧力タンクから前記ピペットホルダに輸送される空気の量に対応する、項目1に記載のピペットコントローラ。
(項目3)
前記分割量体積を選択するように動作可能な分割量体積制御をさらに備えている、項目2に記載のピペットコントローラ。
(項目4)
前記ピペットホルダの内側の空気圧を決定するピペット圧力センサをさらに備えている、項目2に記載のピペットコントローラ。
(項目5)
大気圧を測定するための大気圧センサをさらに備えている、項目2に記載のピペットコントローラ。
(項目6)
流動制限器をさらに備え、
前記流動制限器は、前記圧力タンクと前記ピペットホルダとの間の前記空気流を可変的に修正する、項目2に記載のピペットコントローラ。
(項目7)
前記ピペットホルダに接続されたピペットの垂直に対する角度を測定する向きセンサをさらに備え、
前記ピペットコントローラは、前記ピペットの前記角度に基づいて、前記圧力タンクから前記ピペットホルダに輸送される前記空気の量を補正し、前記分割量体積と等しい前記流体の体積を分注する、項目2に記載のピペットコントローラ。
(項目8)
前記ピペットホルダに空気圧式に接続された真空タンクと、
前記真空タンクの内側の空気圧を測定する真空タンク圧力センサと、
前記ピペットホルダと前記真空タンクとの間の空気流を制御する吸引弁と、
吸引制御と
をさらに備え、
前記ポンプは、前記真空タンクに空気圧式に接続され、空気を前記真空タンクから排気し、負の空気圧を前記真空タンクの内側に生成するように構成され、前記吸引弁は、前記吸引制御に係合すると、開放し、前記吸引弁は、前記吸引制御から係合解除すると、閉鎖する、項目1に記載のピペットコントローラ。
(項目9)
ピペットコントローラであって、前記ピペットコントローラは、
ピペットを前記ピペットコントローラに動作可能に接続するように適合されたピペットホルダと、
前記ピペットホルダに空気圧式に接続された真空タンクと、
前記真空タンクの内側の空気圧を測定する真空タンク圧力センサと、
前記真空タンクに空気圧式に接続され、空気を前記真空タンクから排気し、負の空気圧を前記真空タンクの内側に生成するように構成されたポンプと、
前記真空タンクと前記ピペットホルダとの間の空気流を制御する分割量弁と、
前記分割量体積を選択するように動作可能な分割量体積制御と、
電子制御と
を備え、
前記電子制御は、前記分割量弁を開閉する、ピペットコントローラ。
(項目10)
前記電子制御は、流体吸引を開始するために前記分割量弁を開放し、前記真空タンクの空気圧が所定の空気圧まで変化すると、前記分割量弁を閉鎖し、前記所定の空気圧は、ある分割量体積と等しい流体の体積を吸引するために前記ピペットホルダから前記真空タンクに輸送される空気の量に対応する、項目9に記載のピペットコントローラ。
(項目11)
前記ピペットホルダの内側の空気圧を決定するピペット圧力センサをさらに備えている、項目9に記載のピペットコントローラ。
(項目12)
大気圧を測定するための大気圧センサをさらに備えている、項目9に記載のピペットコントローラ。
(項目13)
流動制限器をさらに備え、
前記流動制限器は、前記ピペットホルダと前記真空タンクとの間の空気流を可変的に修正する、項目9に記載のピペットコントローラ。
(項目14)
前記ピペットホルダに接続されたピペットの垂直に対する角度を測定する向きセンサをさらに備え、
前記ピペットコントローラは、前記ピペットの前記角度に基づいて、前記圧力タンクから前記ピペットホルダに輸送される空気の量を補正し、前記分割量体積と等しい前記流体の体積を分注する、項目9に記載のピペットコントローラ。
(項目15)
ピペットコントローラを使用して流体をピペットから送達する方法であって、前記方法は、
分注されるべき分割量体積を選択することと、
前記ピペットに動作可能に接続された圧力タンクの内側の空気圧および周囲空気圧を決定することと、
ポンプを使用して、前記圧力タンク内の所定の正の空気圧まで、空気を前記圧力タンクの中に注入することと、
前記ピペットを流体の中に設置することと、
前記流体を前記ピペットの中に吸引することと、
前記選択された分割量体積と等しい流体の体積を分注するために前記ピペットの中に挿入すべき空気の量を決定することと、
前記分割量体積と等しい前記流体の体積を分注するために前記ピペットの中に挿入すべき前記空気の量が前記圧力タンクからから除去されたときの前記圧力タンクの内側の空気圧における減少を計算することと、
分割量弁を開放し、空気が前記圧力タンクから前記ピペットに流動することを可能にすることであって、前記空気流は、前記流体を前記ピペットから分注する、ことと、
前記圧力タンクの内側の空気圧における変化を決定することと、
前記タンクの内側の前記空気圧における減少が前記空気圧における計算された減少と等しいとき、前記分割量弁を閉鎖することと
を含む、方法。
(項目16)
ピペットをピペットコントローラに接続することをさらに含み、前記ピペットは、前記圧力タンクに空気圧式に接続する、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記ピペットの内側の空気圧を決定することをさらに含む、項目15に記載の方法。
(項目18)
向きセンサを使用して、前記ピペットの垂直に対する角度を決定することと、
前記ピペットの前記角度に基づいて、前記圧力タンクから前記ピペットへの空気流の量を補正し、前記分割量体積と等しい前記流体の体積を分注することと
をさらに含む、項目15に記載の方法。
(項目19)
前記圧力タンクから前記ピペットへの前記空気流を制限することをさらに含む、項目15に記載の方法。
(項目20)
ピペットコントローラであって、前記ピペットコントローラは、
ピペットを前記ピペットコントローラに動作可能に接続するように適合されたピペットホルダと、
前記ピペットホルダに空気圧式に接続された圧力タンクと、
前記圧力タンクの内側の空気圧を測定する圧力タンク圧力センサと、
前記圧力タンクに空気圧式に接続され、空気を前記圧力タンクの中に注入し、正の空気圧を前記圧力タンクの内側に維持するように構成されたポンプと、
前記ピペットホルダに空気圧式に接続された真空タンクと、
前記真空タンクの内側の空気圧を測定する真空タンク圧力センサと、
前記真空タンクに空気圧式に接続され、空気を前記真空タンクから排気し、負圧を前記真空タンクの内側に維持するように構成されたポンプと、
前記ピペットホルダから前記真空タンクへの空気流を制御する吸引弁と、
前記圧力タンクから前記ピペットホルダへの空気流を制御する分注弁と、
前記ピペットホルダにおける圧力を測定する圧力センサであって、そのような圧力は、前記ピペットにおける圧力と実質的に同一である、圧力センサと、
前記圧力センサとインターフェースをとり、少なくとも前記吸引弁、分注弁、およびポンプを制御可能な電子コントローラと、
前記電子コントローラと通信し、吸引または分注されるべき体積を通信するユーザインターフェースと
を備えている、ピペットコントローラ。
(項目21)
前記電子コントローラは、前記分注弁開放し、その後、前記圧力タンク圧力センサによって測定された空気圧が所定の空気圧変化まで変化すると、それを閉鎖し、前記所定の空気圧変化は、所望の分注体積と等しい流体の体積を分注するために前記圧力タンクから前記ピペットホルダに輸送される空気の量に対応する、項目20に記載のピペットコントローラ。
(項目22)
前記電子制御は、前記吸引弁開放し、その後、前記真空タンク圧力センサによって測定された空気圧が、所望の吸引体積と等しい流体の体積を吸引するために前記ピペットホルダから前記真空タンクに輸送される空気の量に対応して変化すると、それを閉鎖する、項目20に記載のピペットコントローラ。
(項目23)
流動制限器をさらに備えている、項目20に記載のピペットコントローラ。
(項目24)
流動制限器制御をさらに備え、
前記流動制限器は、前記ピペットホルダと前記真空または圧力タンクとの間の空気流を修正し、前記流動制限器制御は、そのような制限を変動させる、項目23に記載のピペットコントローラ。
(項目25)
前記ピペットホルダに接続されたピペットの垂直に対する角度を測定する向きセンサをさらに備え、
前記ピペットコントローラは、前記ピペットの前記角度に基づいて、前記圧力または真空タンクと前記ピペットホルダとの間で交換される空気の量を補正し、所望の体積と等しい前記流体の体積を分注または吸引する、項目20に記載のピペットコントローラ。
(項目26)
電子制御をさらに備え、前記電子制御は、前記吸引および分注弁を交互に開閉し、前記ピペットホルダを正および負圧に空気圧式に交互に接続することにより、前記ピペットからの流体の交互吸引および分注をもたらすことが可能である、項目20に記載のピペットコントローラ。
(項目27)
電子コントローラをさらに備え、前記電子コントローラは、ある量の流体をピペットの中に吸引し、次いで、前記流体の精密な測定された連続的な分割量を分注可能である、項目20に記載のピペットコントローラ。

Claims (27)

  1. ピペットコントローラであって、前記ピペットコントローラは、
    ピペットを前記ピペットコントローラに動作可能に接続するように適合されたピペットホルダと、
    前記ピペットホルダに空気圧式に接続された圧力タンクと、
    前記圧力タンクに空気圧式に接続され、空気を前記圧力タンクの中に注入し、正の空気圧を前記圧力タンクの内側に生成するように構成されたポンプと、
    前記圧力タンクと前記ピペットホルダとの間の空気流を制御する分割量弁と、
    電子制御と
    を備え、
    前記電子制御は、前記分割量弁を開閉する、ピペットコントローラ。
  2. 前記圧力タンクの内側の空気圧を測定する圧力タンク圧力センサをさらに備え、
    前記電子制御は、ある分割量の流体を分注することを開始するために前記分割量弁を開放し、前記圧力タンク圧力センサによって測定された空気圧が所定の空気圧まで変化すると、前記分割量弁を閉鎖し、前記所定の空気圧は、ある分割量体積と等しい流体の体積を分注するために前記圧力タンクから前記ピペットホルダに輸送される空気の量に対応する、請求項1に記載のピペットコントローラ。
  3. 前記分割量体積を選択するように動作可能な分割量体積制御をさらに備えている、請求項2に記載のピペットコントローラ。
  4. 前記ピペットホルダの内側の空気圧を決定するピペット圧力センサをさらに備えている、請求項2に記載のピペットコントローラ。
  5. 大気圧を測定するための大気圧センサをさらに備えている、請求項2に記載のピペットコントローラ。
  6. 流動制限器をさらに備え、
    前記流動制限器は、前記圧力タンクと前記ピペットホルダとの間の前記空気流を可変的に修正する、請求項2に記載のピペットコントローラ。
  7. 前記ピペットホルダに接続されたピペットの垂直に対する角度を測定する向きセンサをさらに備え、
    前記ピペットコントローラは、前記ピペットの前記角度に基づいて、前記圧力タンクから前記ピペットホルダに輸送される前記空気の量を補正し、前記分割量体積と等しい前記流体の体積を分注する、請求項2に記載のピペットコントローラ。
  8. 前記ピペットホルダに空気圧式に接続された真空タンクと、
    前記真空タンクの内側の空気圧を測定する真空タンク圧力センサと、
    前記ピペットホルダと前記真空タンクとの間の空気流を制御する吸引弁と、
    吸引制御と
    をさらに備え、
    前記ポンプは、前記真空タンクに空気圧式に接続され、空気を前記真空タンクから排気し、負の空気圧を前記真空タンクの内側に生成するように構成され、前記吸引弁は、前記吸引制御に係合すると、開放し、前記吸引弁は、前記吸引制御から係合解除すると、閉鎖する、請求項1に記載のピペットコントローラ。
  9. ピペットコントローラであって、前記ピペットコントローラは、
    ピペットを前記ピペットコントローラに動作可能に接続するように適合されたピペットホルダと、
    前記ピペットホルダに空気圧式に接続された真空タンクと、
    前記真空タンクの内側の空気圧を測定する真空タンク圧力センサと、
    前記真空タンクに空気圧式に接続され、空気を前記真空タンクから排気し、負の空気圧を前記真空タンクの内側に生成するように構成されたポンプと、
    前記真空タンクと前記ピペットホルダとの間の空気流を制御する分割量弁と、
    前記分割量体積を選択するように動作可能な分割量体積制御と、
    電子制御と
    を備え、
    前記電子制御は、前記分割量弁を開閉する、ピペットコントローラ。
  10. 前記電子制御は、流体吸引を開始するために前記分割量弁を開放し、前記真空タンクの空気圧が所定の空気圧まで変化すると、前記分割量弁を閉鎖し、前記所定の空気圧は、ある分割量体積と等しい流体の体積を吸引するために前記ピペットホルダから前記真空タンクに輸送される空気の量に対応する、請求項9に記載のピペットコントローラ。
  11. 前記ピペットホルダの内側の空気圧を決定するピペット圧力センサをさらに備えている、請求項9に記載のピペットコントローラ。
  12. 大気圧を測定するための大気圧センサをさらに備えている、請求項9に記載のピペットコントローラ。
  13. 流動制限器をさらに備え、
    前記流動制限器は、前記ピペットホルダと前記真空タンクとの間の空気流を可変的に修正する、請求項9に記載のピペットコントローラ。
  14. 前記ピペットホルダに接続されたピペットの垂直に対する角度を測定する向きセンサをさらに備え、
    前記ピペットコントローラは、前記ピペットの前記角度に基づいて、前記圧力タンクから前記ピペットホルダに輸送される空気の量を補正し、前記分割量体積と等しい前記流体の体積を分注する、請求項9に記載のピペットコントローラ。
  15. ピペットコントローラを使用して流体をピペットから送達する方法であって、前記方法は、
    分注されるべき分割量体積を選択することと、
    前記ピペットに動作可能に接続された圧力タンクの内側の空気圧および周囲空気圧を決定することと、
    ポンプを使用して、前記圧力タンク内の所定の正の空気圧まで、空気を前記圧力タンクの中に注入することと、
    前記ピペットを流体の中に設置することと、
    前記流体を前記ピペットの中に吸引することと、
    前記選択された分割量体積と等しい流体の体積を分注するために前記ピペットの中に挿入すべき空気の量を決定することと、
    前記分割量体積と等しい前記流体の体積を分注するために前記ピペットの中に挿入すべき前記空気の量が前記圧力タンクからから除去されたときの前記圧力タンクの内側の空気圧における減少を計算することと、
    分割量弁を開放し、空気が前記圧力タンクから前記ピペットに流動することを可能にすることであって、前記空気流は、前記流体を前記ピペットから分注する、ことと、
    前記圧力タンクの内側の空気圧における変化を決定することと、
    前記タンクの内側の前記空気圧における減少が前記空気圧における計算された減少と等しいとき、前記分割量弁を閉鎖することと
    を含む、方法。
  16. ピペットをピペットコントローラに接続することをさらに含み、前記ピペットは、前記圧力タンクに空気圧式に接続する、請求項15に記載の方法。
  17. 前記ピペットの内側の空気圧を決定することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  18. 向きセンサを使用して、前記ピペットの垂直に対する角度を決定することと、
    前記ピペットの前記角度に基づいて、前記圧力タンクから前記ピペットへの空気流の量を補正し、前記分割量体積と等しい前記流体の体積を分注することと
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記圧力タンクから前記ピペットへの前記空気流を制限することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  20. ピペットコントローラであって、前記ピペットコントローラは、
    ピペットを前記ピペットコントローラに動作可能に接続するように適合されたピペットホルダと、
    前記ピペットホルダに空気圧式に接続された圧力タンクと、
    前記圧力タンクの内側の空気圧を測定する圧力タンク圧力センサと、
    前記圧力タンクに空気圧式に接続され、空気を前記圧力タンクの中に注入し、正の空気圧を前記圧力タンクの内側に維持するように構成されたポンプと、
    前記ピペットホルダに空気圧式に接続された真空タンクと、
    前記真空タンクの内側の空気圧を測定する真空タンク圧力センサと、
    前記真空タンクに空気圧式に接続され、空気を前記真空タンクから排気し、負圧を前記真空タンクの内側に維持するように構成されたポンプと、
    前記ピペットホルダから前記真空タンクへの空気流を制御する吸引弁と、
    前記圧力タンクから前記ピペットホルダへの空気流を制御する分注弁と、
    前記ピペットホルダにおける圧力を測定する圧力センサであって、そのような圧力は、前記ピペットにおける圧力と実質的に同一である、圧力センサと、
    前記圧力センサとインターフェースをとり、少なくとも前記吸引弁、分注弁、およびポンプを制御可能な電子コントローラと、
    前記電子コントローラと通信し、吸引または分注されるべき体積を通信するユーザインターフェースと
    を備えている、ピペットコントローラ。
  21. 前記電子コントローラは、前記分注弁開放し、その後、前記圧力タンク圧力センサによって測定された空気圧が所定の空気圧変化まで変化すると、それを閉鎖し、前記所定の空気圧変化は、所望の分注体積と等しい流体の体積を分注するために前記圧力タンクから前記ピペットホルダに輸送される空気の量に対応する、請求項20に記載のピペットコントローラ。
  22. 前記電子制御は、前記吸引弁開放し、その後、前記真空タンク圧力センサによって測定された空気圧が、所望の吸引体積と等しい流体の体積を吸引するために前記ピペットホルダから前記真空タンクに輸送される空気の量に対応して変化すると、それを閉鎖する、請求項20に記載のピペットコントローラ。
  23. 流動制限器をさらに備えている、請求項20に記載のピペットコントローラ。
  24. 流動制限器制御をさらに備え、
    前記流動制限器は、前記ピペットホルダと前記真空または圧力タンクとの間の空気流を修正し、前記流動制限器制御は、そのような制限を変動させる、請求項23に記載のピペットコントローラ。
  25. 前記ピペットホルダに接続されたピペットの垂直に対する角度を測定する向きセンサをさらに備え、
    前記ピペットコントローラは、前記ピペットの前記角度に基づいて、前記圧力または真空タンクと前記ピペットホルダとの間で交換される空気の量を補正し、所望の体積と等しい前記流体の体積を分注または吸引する、請求項20に記載のピペットコントローラ。
  26. 電子制御をさらに備え、前記電子制御は、前記吸引および分注弁を交互に開閉し、前記ピペットホルダを正および負圧に空気圧式に交互に接続することにより、前記ピペットからの流体の交互吸引および分注をもたらすことが可能である、請求項20に記載のピペットコントローラ。
  27. 電子コントローラをさらに備え、前記電子コントローラは、ある量の流体をピペットの中に吸引し、次いで、前記流体の精密な測定された連続的な分割量を分注可能である、請求項20に記載のピペットコントローラ。
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