JP2020520207A - ミリ波通信用のパッチアンテナ - Google Patents

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Abstract

アンテナは、ミリ波周波数範囲内に少なくとも1つの共振周波数を有する。アンテナは、第1の平面内に配置されたグラウンドプレーンを含み、グラウンドプレーンは、アンテナが給電線によってRF信号を給電される第1の開口部を有し、第1の平面に平行な第2の平面内に配置されたメインパッチを含み、第1の平面と第2の平面は離隔されてグラウンドプレーンとメインパッチとの間に第1のキャビティを形成し、メインパッチは、第2の開口部を有する。

Description

本発明の技術は一般に、電子デバイス用のアンテナに関し、特にミリ波周波数をサポートするアンテナに関する。
3Gおよび4Gなどの通信規格は、現在広く利用されている。5G通信をサポートするインフラストラクチャーが間もなく配備されると予想されている。5Gを活用するために、携帯電話などの携帯電子デバイスは、適切な通信構成要素で構成される必要がある。これらの構成要素には、10GHz〜100GHzのミリ(mm)波の範囲に延びる、1つ以上の共振周波数を有するアンテナが含まれている。多くの国で、利用可能な5Gミリ波周波数は、28GHzおよび39GHzであると考えられている。このスペクトルは、周波数において連続的ではない。したがって、携帯デバイスが1ミリ波周波数以上での動作をサポートした場合、アンテナは、複数帯域のアンテナ(マルチバンドアンテナまたはマルチモードアンテナと呼ばれることもある)である必要がある。
また、波長が非常に小さいため、アレイ内で複数のアンテナを使用することで、性能を向上することができる。アレイアンテナは、正しいフェージング下で、潜在的なアンテナゲインをもたらすが、課題も加わる。フェージングにより、アンテナ放射は、基地局に向けられることもあるビームに絞られる。アレイのアンテナ素子は、幅広のパターン、良好な偏波、低結合、および低接地電流を有するべきである。計画されている28GHzおよび39GHz周波数でのデュアルバンドアンテナに対して、これらの特性達成は課題となる。狭帯域の給電線が通常、共振ミリ波周波数において望ましくない放射を有することが、この理由の1つである。
本開示は、1つ以上の5Gミリ波動作周波数によってワイヤレス通信をサポートするための帯域特性を有するスロット結合パッチアンテナについて記載する。このアンテナは、アレイに実装されると給電線の放射を大幅に除去し、相互結合を抑制する。アンテナは、パッチおよびスロット構成を備えた多層構造である。約28GHzなどの第1の共振周波数において、アンテナは小型かつ良好な帯域幅を有し得る。無給電パッチを追加することで、約39GHzなどの別の共鳴周波数を設定することができる。複数のアンテナをアレイに配置することができる。アンテナ(またはアンテナのアレイ)は、たとえば、携帯端末(たとえば携帯電話)、小型基地局、またはモノのインターネット(Internet of Things:IoT)デバイスで使用されてもよい。
本開示の様態によれば、パッチアンテナは、ミリ波周波数範囲内で少なくとも1つの共振周波数を有し、第1の平面内に配置され、前記アンテナが給電線によって無線周波数(Radio Frequency:RF)信号を給電される第1の開口部を有するグラウンドプレーンと、前記第1の平面に平行な第2の平面内に配置され、第2の開口部を有するメインパッチと、を備え、ここで、前記第1および第2の平面は前記グラウンドプレーンと前記メインパッチの間に第1のアンテナキャビティを形成するために離隔される。
アンテナの実施形態によれば、第1のアンテナキャビティは、エアギャップである。
アンテナの実施形態によれば、開口部の幾何中心は、同軸に整列している。
アンテナの実施形態によれば、グラウンドプレーンは第1の基板上に配置され、メインパッチは第2の基板上に配置される。
アンテナの実施形態によれば、第1および第2の基板は、多層プリント回路基板の層である。
アンテナの実施形態によれば、キャビティは、多層プリント回路基板の一部を除去することによって形成される。
アンテナの実施形態によれば、アンテナはさらに、第1および第2の平面に平行な第3の平面内に配置された無給電パッチを含み、第3の平面は第2の平面から離隔され、メインパッチと第1のアンテナキャビティとは反対側のメインパッチ側にある無給電パッチとの間に第2のアンテナキャビティを形成し、無給電パッチは、ミリ波周波数範囲内の第2の共振周波数をアンテナに加える。
アンテナの実施形態によれば、アンテナの第1の共振周波数は約28GHzであり、第2の共振周波数は約39GHzである。
アンテナの実施形態によれば、メインパッチおよび無給電パッチの幾何中心は、同軸に整列している。
アンテナの実施形態によれば、メインパッチ、無給電パッチおよび開口部の幾何中心は、同軸に整列している。
アンテナの実施形態によれば、開口部は約2.7mmの長さを有し、第1のアンテナキャビティの高さは約0.3mmであり、第2のアンテナキャビティの高さは約0.1mmであり、メインパッチの長さは約3.4mm〜約3.6mmであり、メインパッチの幅は約3.4mm〜約3.6mmであり、無給電パッチの長さは約0.6mm〜約0.9mmであり、メインパッチの幅は約0.7mm〜約1.0mmである。
本開示の他の様態によれば、電子デバイスは、アンテナおよびアンテナに作動的に結合した通信回路を含み、通信回路は、別のデバイスとのワイヤレス通信の一環として放射するためにアンテナに給電される無線周波数信号を生成するように構成される。
計画されている多層構成は、ミリ波帯域で動作する際、ユーザーデバイスの筐体(ハウジング)で観測された表面波を抑制しながらも、ワイヤレス通信に対し十分な帯域幅を提供する。計画されているアンテナ構成は小型であり、ミリ波帯域で動作するユーザー端末に容易に統合することができる。無給電パッチが存在し、メインパッチ上の開口部を介して給電される実施形態では、アンテナのフットプリントを増加させることなく、パッチアンテナがデュアルバンド放射を提供するように、上方の共振周波数が励起される。
図1は、本開示によるアンテナを含む電子デバイスの概略図である。 図2は、本開示によるアンテナの表示である。 図3は、図2の線3−−3に沿ったアンテナの断面図である。 図4Aは、アンテナ用の第1の基板の平面図である。 図4Bは、アンテナ用の第2の基板の平面図である。 図5は、アンテナの動作特性のプロットである。 図6A及び6Bは、第1および第2の共振モードでアンテナが共振する間の、それぞれの電界を示す図2のアンテナの側面図である。 図6A及び6Bは、第1および第2の共振モードでアンテナが共振する間の、それぞれの電界を示す図2のアンテナの側面図である。 図7A及び7Bは、第1および第2の共振周波数でそれぞれ放射する図2のアンテナの放射パターンである。 図7A及び7Bは、第1および第2の共振周波数でそれぞれ放射する図2のアンテナの放射パターンである。 図8は、本開示によるアンテナの別の実施形態を示す。 図9は、図8のアンテナの動作特性のプロットである。 図10は、図8のアンテナの動作特性のプロットだが、アンテナのメインパッチ素子に開口部がないものである。 図11A及び11Bは、図2のアンテナの動作特性のプロットであり、アンテナのメインパッチ素子の特性変化による影響を示す。 図11A及び11Bは、図2のアンテナの動作特性のプロットであり、アンテナのメインパッチ素子の特性変化による影響を示す。 図12A及び12Bは、図2のアンテナの動作特性のプロットであり、アンテナの無給電パッチ素子の特性変化による影響を示す。 図12A及び12Bは、図2のアンテナの動作特性のプロットであり、アンテナの無給電パッチ素子の特性変化による影響を示す。 図13は、図2のアンテナに一致したアンテナを有するアンテナアレイを示す。
実施形態は、図面を参照して記載されるが、ここで、全体を通じて同様の要素を参照するために同様の参照番号が使用される。図面は、必ずしも縮尺通りではないことが理解されるだろう。1つの実施形態に関して記載および/または図示されている特徴は、1つまたは複数の他の実施形態において、および/または他の実施形態の特徴と組み合わされて、または他の実施形態の特徴の代わりに、同じ方法または類似した方法で使用してもよい。
ミリ波周波数で使用され得るアンテナ構造の様々な実施形態を、添付の図とともに以下で説明する。図は1つのアンテナを示すが、アンテナのアレイは、ビームシェーピングまたはビームスイーピングアプリケーションに使用してもよい。
(マルチモードアンテナ構造)
図1を参照すると、開示されたアンテナの例示的な環境が示されている。例示的環境とは、携帯無線電話、より一般的には、携帯電話またはスマートフォンと呼ばれる携帯無線電話として構成された電子デバイス10である。電子デバイス10は、ユーザー端末またはUEと呼ばれることがある。電子デバイス10は、移動無線電話、タブレットコンピューティングデバイス、コンピューター、ゲーミングデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、メディアプレーヤー、基地局またはアクセスポイントなどであるが、これらに限定されない。例示的な電子デバイス10のさらなる詳細について、以下に説明する。
示されているように、電子デバイス10は、ワイヤレス通信をサポートするアンテナ12を含む。図2をさらに参照すると、アンテナ12の実施形態は、やや概略的な形態で示されている。図3は、図2内の線3−−3に沿ったアンテナ12の断面を示しており、アンテナ12の示された部分において動作する構造的特徴のすべてを示す。図2は、参照用の座標系を含む。本開示内の方向の記述は、座標系に対してなされており、空間におけるアンテナ12のいずれの方向とも関連しない。図4Aおよび4Bはそれぞれ、アンテナ12の第1の基板14およびアンテナの第2の基板16の平面図である。図4Aおよび4Bでは、基板14、16の上部の導電層は実線で示されており、基板14、16の底部の導電層は破線で示されている。基板14、16は、たとえば、個々のプリント回路基板(Printed Circuit Board:PCB)であってもよく、または多層PCBの層であってもよい。
図2から図4Bを参照すると、アンテナ12は開口給電される(たとえば、アンテナにRFエネルギーを給電する線は、アンテナの放射部分にエネルギーを送信するための開口部を有する導電面によって、残りのアンテナ部分から遮蔽される)。このために、アンテナ12は、第1の基板14の上面20に配置されたグラウンドプレーン18を含む。第1の開口部22(スロットとも呼ばれる)は、グラウンドプレーン18内で形成され、x軸方向に長手方向軸を有する。給電線24は、第1の基板14の下面26に配置される。給電線24は、たとえば、y軸方向に長手方向軸を有する50オーム(Ω)の両端開放型マイクロストリップラインである。給電線24は、接続点28(図2の三角形のアイテムによって図式的に表される)からスタブ30の末端部まで延びている。スタブ30(または開口部22を通り越してy軸方向に延びる給電線24の1部)は、4分の1波長の電気長を有する。給電線24は、接続点28でRF信号を供給する構成要素に接続される。RF信号を供給する構成要素は、電力増幅器の出力、または、同調回路もしくはインピーダンス整合回路の出力であってもよい。RF信号を供給する構成要素は、第1の基板14を含むPCBの別の層にまたは別個の基板上に位置してもよい。
メインパッチ32は、第2の基板16の下面34に配置される。グラウンドプレーン18およびメインパッチ32がz軸方向に互いに離隔されるように、第2の基板16は第1の基板14に対して位置付けられる。グラウンドプレーン18とメインパッチ32との例示的な間隔、およびその他のアンテナパラメーターは、以下のセクションで提供される。その結果、アンテナキャビティ36は、メインパッチ32とグラウンドプレーン18との間に存在する。好ましい実施形態では、アンテナキャビティ36は空気で充填され、エアギャップと呼ばれることもある。別の実施形態では、アンテナキャビティ36は空気ではなく誘電体材料で充填される。
第1および第2の基板14、16が多層PCBの一部である一実施形態では、アンテナキャビティ36は多層PCBの一部を除去することによって形成される多層PCBにおける物理的なキャビティでもある。たとえば、第1基板14と第2の基板16との間に挟まれた第3の基板(図示せず)の一部は、ドリリング、マシニング、またはエッチングなどのプロセスによって除去することができる。この場合、第3の基板の残り部分は、第2の基板16に機械的なサポートを提供する。第2の基板16が第1の基板14とは別の構成要素である別の実施形態では、スペーサーまたは他の保持部材を使用して、第2の基板16は第1の基板に対する相対位置で維持されてもよい。
第2の開口部38(スロットとも呼ばれる)は、メインパッチ32内で形成され、x軸方向に長手方向軸を有する。したがって、第1の開口部22および第2の開口部38は、互いに平行である。一実施形態では、第1の開口部22の幾何中心は、第2の開口部38の幾何中心の上方に(z軸方向に)整列している。したがって、開口部22、38は、共通の中心軸を有し、z軸方向において同軸に整列していると見なすことができる(たとえば、開口部22、38の幾何中心は、同一x軸およびy軸の値を有するが、z軸の値は異なる)。この関係により、アンテナ12の放射効率が一層高くなる。第1の開口部22とz軸方向の給電線24との交点もまた、開口部22、28の幾何中心と同軸に整列している。
第2の開口部38は、開口部38のない類似メインパッチの表面電流の電気長と対比して、メインパッチ32の表面電流の電気長を拡大する。メインパッチ32の表面電流の電気長は、第2の開口部38の物理長の増加に伴い増加する(x軸方向で測定された長さ)。その結果、アンテナ12の共振周波数および帯域幅は、第2の開口部38の物理長の増加に伴い減少する。開口部22、38の幅は共振周波数にほとんど影響を及ぼさないため、各開口22、38の幅は、それぞれの長さと比較して小さい(y軸方向で測定された幅)。一実施形態では、第2の開口部38の幅は、第2の開口部38の長さの約10分の1であるが、第2の開口部38の長さ半分までの幅が可能である。
デュアルバンド放射を達成するための第2の共振モードを追加するために、無給電パッチ40を第2の基板16の上面42に追加してもよい。理解されるように、無給電パッチは、RF信号で駆動されない素子である。一実施形態では、無給電パッチはアンテナ12の他の素子に電気的に接続されないが、パッシブ共振器として機能し、第2の共振モードを確立する。電気的に、第2のアンテナキャビティ43は、メインパッチ32と無給電パッチ40との間に存在する。第2のキャビティは、第2の基板16の材料、異なる誘電体材料、または空気で充填してもよい。1つ以上の追加の無給電パッチを無給電パッチ上に垂直に追加して、対応する共振モードをさらに追加してもよい。
給電線24、グラウンドプレーン18、メインパッチ32、および無給電パッチ40は、銅などの適切な導電性材料または複数の材料から作製してもよい。一実施形態では、給電線24、グラウンドプレーン18、メインパッチ32、および無給電パッチ40はそれぞれ、互いに平行なそれぞれの平面内にある。一実施形態では、パッチ32、40が共通の中心軸を有するように、メインパッチ32の幾何中心および無給電パッチ40の幾何中心は、互いに(z軸方向に)上方に整列している。パッチ32の同軸整列は、開口部22、38の幾何中心と共通の同軸整列である。
(実施例)
例示的な実施形態では、アンテナ12は、28GHzおよび39GHzの共振周波数を有するように構成されてもよい。これは、図5に示されたアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットに反映される。
これらの特性を達成するために、開口部22、38の長さは約2.7ミリメートル(mm)でもよく、開口部22、38の幅は、約0.1mm〜約0.3mmの範囲でもよく、アンテナキャビティ36の高さ(たとえば、メインパッチ32とグラウンドプレーン18との間隔)は、約0.3mm(z軸方向に測定された高さ)でもよく、基板14、16の高さは、約0.1mmでもよく、基板14、16は、3.38の誘電率を有してもよく、メインパッチ32の長さは、約3.4mm〜約3.6の範囲でもよく、メインパッチ32の幅は、約3.4mm〜約3.6の範囲でもよく、無給電パッチ40の長さは、約0.6mm〜約0.9の範囲でもよく、メインパッチ32の幅は、約0.7mm〜約1.0の範囲でもよい。第2の基板16は、メインパッチ32と無給電パッチ40とを離隔しているため、第2のキャビティ43の高さは、第2の基板16の高さと同じでもよい。一実施形態では、基板14、16は米国アリゾナ州チャンドラーのロジャーズ社から入手可能な誘電体材料RO4003から作製される。
前述のパラメーターは、所望の共振周波数を得るためおよびインピーダンス整合を向上するために調整することができる。行われ得る例示的な調整は、以下のパラメトリックスタディに記載される。
第1の(下方の)共振モードでは、メインパッチ32とグラウンドプレーン18(たとえば、アンテナキャビティ36内)との間の下側アンテナキャビティ内の電界(E)は強力であり、メインパッチ32は下方の共振周波数における一次放射素子で、この例では約28GHzである。第2の(上方の)共振モードでは、メインパッチ32とグラウンドプレーン18(たとえば、アンテナキャビティ36内)との間の下側アンテナキャビティ内の電界(E)は、下方の共振モードよりも微弱である。しかし、メインパッチ32と無給電パッチ40との間の上側アンテナキャビティ43内の電界(E)は、下方の共振モードに対して増加し、その結果、メインパッチ32および無給電パッチ40の両方が上方の共振周波数で放射するハイブリッドモードになり、この例では約39GHzである。図6Aおよび6Bは、アンテナが下方のおよび上方の共振モードで共振する間の、電界をそれぞれ含むアンテナ12の代表的な側面図である。図7Aは、下方の共振モードで放射している間のアンテナ12の放射パターンである。図7Bは、上方の共振モードで放射している間のアンテナ12の放射パターンである。図7Aおよび7Bでは、y軸は垂直方向に延び、x軸およびy軸は示された平面を形成し、z軸は示された平面から法線方向に延びている。
(代替シングルモード実施形態)
図8に関して、アンテナの代替実施形態が示されている。図2の図と同様に、図8の図はやや概略的な形態である。アンテナ44は図2から図4Bのアンテナ12と同一の構成を有するが、第2の基板16の上面42上にある無給電パッチ40が省略されている。第2の基板16は、図8に示されていないが、メインパッチ32をサポートするために存在してもよい。アンテナ44は、約28GHzなどの単一の共振モードを有するように構成されてもよい。これは、図9に示されたアンテナ44の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットに反映される。
図10は、アンテナ44の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットであるが、メインパッチ32は、開口部38のない連続導電層である。図からわかるように、開口部38は、アンテナ44の共振周波数を低下させる。以前に言及したように、開口部38によって、アンテナ12の共振周波数が同様に低下する。
(マルチモードアンテナのパラメトリックスタディ)
アンテナ12、44のメインパッチ32のサイズを変えることで、アンテナ12、44の電気的特性を変化することができる。たとえば、図11Aは、y軸方向においてアンテナ12のメインパッチ32の寸法を変更した場合の影響を示す。参考までに、この寸法は、メインパッチ32の幅と呼ばれる。x軸に沿って延びる寸法は、メインパッチ32の長さと呼ばれる。メインパッチ32の長さは、図11Aに関連して実行された解析に対して、一定に保たれる。曲線46は、メインパッチ32の幅が3.6mmおよび長さが3.5mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。曲線48は、メインパッチ32の幅が3.5mmおよび長さが3.5mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。曲線50は、メインパッチ32の幅が3.4mmおよび長さが3.5mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。図示されているように、幅を変えることで、下方の共振周波数が変化する。
図11Bは、3.7mmの一定幅を維持したまま、長さ方向においてアンテナ12のメインパッチ32の寸法を変更した場合の影響を示す。曲線52は、メインパッチ32の長さが3.6mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。曲線54は、メインパッチ32の長さが3.5mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。曲線56は、メインパッチ32の長さが3.4mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。図示されているように、長さの変化は、下方の共振周波数に対してわずかしか影響しない。これらの変化は、下方の共振周波数の微調整において有用であり得る。また、メインパッチ32の長さの変化は、アンテナ12のインピーダンス整合に役立たせることができる。
アンテナ12の他の寸法を変えることで、電気的特性がさらに変化する。たとえば、開口部38の長さ、無給電パッチ40の長さおよび無給電パッチ40の幅は、上方の共振周波数に対して最も大きな影響を与える寸法である。たとえば、図12Aは、無給電パッチ40の長さを0.9mmおよび開口部38の長さを2.1mmに一定に保ちながら、無給電パッチの幅を変化させた場合の影響を示す。曲線58は、無給電パッチ40の幅が1.0mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。曲線60は、無給電パッチ40の幅が0.9mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。曲線62は、無給電パッチ40の幅が0.8mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。曲線64は、無給電パッチ40の幅が0.7mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。
図12Bは、無給電パッチ40の幅を2.5mmおよび開口部38の長さを2.1mmに一定に保ちながら、無給電パッチの長さを変化させた場合の影響を示す。曲線66は、無給電パッチ40の長さが0.9mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。曲線68は、無給電パッチ40の長さが0.8mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。曲線62は、無給電パッチ40の長さが0.7mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。曲線64は、無給電パッチ40の長さが0.6mmのアンテナ12の周波数に対するS(1,1)パラメーターのプロットである。
理解されるように、メインパッチ32、開口部38および無給電パッチ40の寸法は協調的に変化し、所望の上方のおよび下方の共振周波数を得ることができる。
(マルチモードアンテナアレイ)
図13は、図2から図4Bに示されるアンテナ12にしたがってそれぞれ作製された複数のアンテナを含むアンテナアレイ74を示す。別の実施形態では、アンテナアレイ74は、図8に示されるアンテナ44にしたがってそれぞれ作製された複数のアンテナを有してもよい。図示した実施形態では、4つのアンテナ12a〜12dが存在する。アンテナアレイ74のアンテナ12は、共通の第1の基板14、共通の第2の基板16、共通のグラウンドプレーン18、またはそれぞれのメインパッチ32とグラウンドプレーン18との間のアンテナキャビティ36を形成する共通の物理的なキャビティを1つ以上共有してもよい。アンテナアレイ74の各アンテナ12には、RF信号がそれぞれ給電される。RF信号は、ビームスキャニングまたはビームスイーピングアプリケーション用に、得られた放射パターンを指向するまたはステアリングするための相対位相を有する。
(例示的な動作環境)
理解されるように、前述の開示は、ミリ波帯域における5G通信をサポートするために構成可能であるマルチバンドアンテナ構造について記載する。図1に戻ると、無線(ワイヤレス)通信用アンテナ12(またはアンテナ44)を使用する携帯電話としての例示的な実施形態における電子デバイス10の概略ブロック図が示されている。一実施形態では、アンテナ12は、セルラー電話ネットワークの基地局との通信をサポートするが、無線LAN通信などの別のワイヤレス通信をサポートするために使用されてもよい。他の種類の通信をサポートするために、追加のアンテナが存在してもよく、通信の種類は、無線LAN通信、Bluetooth通信、ボディエリアネットワーク(Body Area Network:BAN)通信、近距離無線通信(Near Field Communications:NFC)、および3Gおよび/または4G通信などであるが、これらに限定されるものではない。
電子デバイス10は、電子デバイス10全体の動作を担う制御回路76を含む。制御回路76は、オペレーティングシステム80および様々なアプリケーション82を実行するプロセッサー78を含む。オペレーティングシステム80、アプリケーション82、および記憶データ84(たとえば、オペレーティングシステム80、アプリケーション82、およびユーザーファイルに関連しているデータ)は、メモリー86に記憶される。オペレーティングシステム80およびアプリケーション82は、電子デバイス10の非一時的コンピューター可読媒体(たとえば、メモリ86)に記憶された実行可能な論理ルーチン(たとえば、コードの行、ソフトウェアプログラムなど)の形態で実施され、制御回路76によって実行される。
制御回路76のプロセッサー78は、中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)、マイクロコントローラー、またはマイクロプロセッサーであってもよい。プロセッサー78は、電子デバイス10の動作を実行するために、制御回路76内のメモリー(図示せず)および/またはメモリー86など別個のメモリーに記憶されたコードを実行する。メモリー86は、たとえば、バッファー、フラッシュメモリー、ハードドライブ、リムーバブルメディア、揮発性メモリー、不揮発性メモリー、ランダムアクセスメモリー(Random Access Memory:RAM)、または他の適切なデバイスのうちの1つ以上であってもよい。典型的な構成では、メモリー86は、長期データ保存用の不揮発性メモリーおよび制御回路76のシステムメモリーとして機能する揮発性メモリーを含む。メモリー86は、データバスを通じて制御回路76とデータを交換し得る。付随する制御線およびメモリー86と制御回路76との間のアドレスバスも存在し得る。メモリー86は、非一時的なコンピューター可読媒体と考えられる。
示されるように、電子デバイス10は、電子デバイス10が様々なワイヤレス通信接続を確立することを可能にする通信回路を含む。例示的な実施形態では、通信回路は無線回路88を含む。無線回路88は、1つ以上の無線周波数トランシーバーを含み、アンテナ12および電子デバイス10のその他のアンテナに作動的に接続される。電子デバイス10が、2つ以上の規格またはプロトコル、2つ以上の無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)、および/または2つ以上の無線周波数帯域によって通信できるマルチモードデバイスである場合、無線回路88は、1つまたは2つ以上の無線トランシーバー、チューナー、インピーダンス整合回路、ならびにサポートされる様々な周波数帯域および無線アクセス技術に必要な他の構成要素を表す。無線回路88によってサポートされる例示的なネットワークアクセス技術は、セルラー回路交換ネットワーク技術およびパケット交換ネットワーク技術を含む。無線回路88はさらに、Bluetoothインターフェースおよび/またはボディエリアネットワーク(BAN)などによる、別の電子デバイスと直接ローカル無線通信するために使用される任意の無線トランシーバーおよびアンテナを示す。
電子デバイス10は、ユーザーに情報を表示するためのディスプレイ90をさらに含む。ビデオデータをディスプレイ90の駆動に使用されるビデオ信号に変換するビデオ回路92を通じて、ディスプレイ90は制御回路76に結合されてもよい。ビデオ回路92は、任意の適切なバッファー、デコーダー、ビデオデータプロセッサーなどを含んでもよい。
電子デバイス10は、電子デバイス10の動作を制御するためのユーザー入力を受信するための1つ以上のユーザー入力94を含んでもよい。例示的なユーザー入力94としては、タッチスクリーン機能のためにディスプレイ90に重なるまたはその一部であるタッチ入力96、および1つ以上のボタン98が挙げられるが、これらに限定されない。他の種類のデータ入力には、1つ以上のモーションセンサー100など(たとえば、ジャイロセンサー、加速度センサーなど)が存在してもよい。
電子デバイス10は、オーディオ信号を処理するための音声回路102をさらに含んでもよい。音声回路102には、電子デバイス10で実行される音声動作(たとえば、通話を行う、音声を出力する、音声をキャプチャするなど)を可能にするスピーカー104およびマイクロフォン106が結合されている。音声回路102は、任意の適切なバッファー、エンコーダー、デコーダー、増幅器などを含んでもよい。
電子デバイス10は、充電式バッテリー110を含む電源ユニット108をさらに含んでもよい。電源ユニット108は、電子デバイス10が外部電源に接続されていない場合、バッテリー110から電子デバイス10の様々な構成要素に動作電力を供給する。
電子デバイス10はまた、他の様々な構成要素を含んでもよい。たとえば、電子デバイス10は、ケーブルを介して別のデバイス(たとえばコンピューター)もしくはアクセサリーに作動的に接続するための、または外部電源から電力を受信するための電気コネクターの形態で、1つ以上の入出力(Input/Output:I/O)コネクター(図示せず)を含んでもよい。
別の例示的な構成要素は、電子デバイス10を振動させるように構成された振動子112である。別の例示的な構成要素は、写真もしくはビデオ撮影用またはテレビ電話用の1つ以上のカメラ114であってもよい。別の例として、全地球測位システム(Global Positioning System:GPS)受信機などの位置データ受信機116は、電子デバイス10の位置決定を助けるために存在してもよい。電子デバイス10は、加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module:SIM)カード120を受けるSIMカードスロット118を含んでもよい。スロット118は、電子デバイス10とSIMカード120との間の作動的な接続を確立するための任意の適切なコネクターおよびインターフェースハードウェアを含む。
いくつかの実施形態が示され、記載されているが、本明細書を読み、理解すると、当業者は添付の特許請求の範囲に含まれる均等物および変更を思い付くことを理解されよう。

Claims (12)

  1. ミリ波周波数範囲内に少なくとも1つの共振周波数を有するパッチアンテナ(12)であって、前記パッチアンテナ(12)は、
    第1の平面内に配置され、前記アンテナが給電線(24)によって無線周波数(Radio Frequency:RF)信号を給電される第1の開口部(22)を有するグラウンドプレーン(18)と、
    前記第1の平面に平行な第2の平面内に配置され、第2の開口部(38)を有するメインパッチ(32)と、を備え、ここで、前記第1および第2の平面は前記グラウンドプレーンと前記メインパッチの間に第1のアンテナキャビティ(36)を形成するために離隔され、
    パッチアンテナ(12)。
  2. 前記第1のアンテナキャビティはエアギャップである、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記開口部の幾何中心は同軸に整列している、上記請求項のいずれか1項に記載のアンテナ。
  4. 前記グラウンドプレーンは第1の基板(14)上に配置され、前記メインパッチは第2の基板(16)上に配置される、上記請求項のいずれか1項に記載のアンテナ。
  5. 前記第1および第2の基板は、多層プリント回路基板の層である、請求項4に記載のアンテナ。
  6. 前記キャビティは、前記多層プリント回路基板の一部を除去することによって形成される、請求項5に記載のアンテナ。
  7. 前記第1および第2の平面に平行な第3の平面内に配置された無給電パッチ(40)であって、前記第3の平面は、前記メインパッチと前記第1のアンテナキャビティの反対側の前記メインパッチ側にある前記無給電パッチとの間の第2のアンテナキャビティ(43)を形成するために前記第2の平面から離隔され、前記無給電パッチは、前記ミリ波周波数範囲内の第2の共振周波数を前記アンテナに追加する、無給電パッチ(40)と、
    をさらに備える、上記請求項のいずれか1項に記載のアンテナ。
  8. 前記アンテナの第1の共振周波数は約28GHzであり、前記第2の共振周波数は約39GHzである、請求項7に記載のアンテナ。
  9. 前記メインパッチおよび前記無給電パッチの前記幾何中心は、同軸に整列している、請求項7から8のいずれか1項に記載のアンテナ。
  10. 前記メインパッチ、前記無給電パッチおよび前記開口部の前記幾何中心は、同軸に整列している、請求項9に記載のアンテナ。
  11. 前記開口部は、約2.7mmの長さを有し、
    前記第1のアンテナキャビティの高さは、約0.3mmであり、
    前記第2のアンテナキャビティの高さは、約0.1mmであり、
    前記メインパッチの長さは、約3.4mm〜約3.6mmであり、
    前記メインパッチの幅は、約3.4mm〜約3.6mmであり、
    前記無給電パッチの長さは、約0.6mm〜約0.9mmであり、
    前記メインパッチの幅は、約0.7mm〜約1.0mmである、
    請求項7から10のいずれか1項に記載のアンテナ。
  12. 上記請求項のいずれか1項に記載の前記アンテナと、
    前記アンテナに作動的に結合した通信回路と、を備え、前記通信回路は、別のデバイスとのワイヤレス通信の一環として放射するための前記アンテナに給電される前記無線周波数信号を生成するように構成される、
    電子デバイス。
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