以下、別途に定義されない用語または略語は、3GPP TS 36シリーズまたはTS 38シリーズで定義されることができる。
図1は、無線通信システムを例示する。これはE−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)、またはLTE(Long Term Evolution)/LTE−Aシステムとも呼ばれる。
E−UTRANは、端末10(User Equipment、UE)にコントロールプレーン(control plane)とユーザプレーン(user plane)を提供する基地局20(Base Station、BS)とを含む。端末10は、固定されるか、または移動性を有することができ、MS(Mobile station)、UT(User Terminal)、SS(Subscriber Station)、MT(mobile terminal)、無線機器(Wireless Device)等、他の用語で呼ばれることができる。基地局20は、端末10と通信する固定された支点(fixed station)をいい、eNB(evolved-NodeB)、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)等、他の用語で呼ばれることができる。
基地局20は、X2インターフェースを介して互いに接続されることができる。基地局20は、S1インターフェースを介してEPC(Evolved Packet Core)30、さらに詳細には、S1-MMEを介してMME(Mobility Management Entity)とS1-Uを介してS−GW(Serving Gateway)と接続される。
EPC30は、MME、S−GW及びP−GW(Packet Data Network−Gateway)から構成される。MMEは、端末の接続情報または端末の能力に関する情報を有しており、このような情報は、端末の移動性管理に主に使用される。S−GWは、E−UTRANを終端点として有するゲートウェイであり、P−GWは、PDNを終端点として有するゲートウェイである。
端末とネットワークとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の層は、通信システムにおいて広く知られた開放型システム間相互接続(Open System Interconnection;OSI)基準モデルの下位3個層に基づいてL1(第1層)、L2(第2層)、L3(第3層)に区分されることができるが、この中で第1層に属する物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を利用した情報送信サービス(Information Transfer Service)を提供し、第3層に位置するRRC(Radio Resource Control)層は、端末とネットワークとの間に無線資源を制御する役割を行う。このために、RRC層は、端末と基地局との間のRRCメッセージを交換する。
図2は、ユーザプレーン(user plane)に対する無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示したブロック図である。図3は、コントロールプレーン(control plane)に対する無線プロトコル構造を示したブロック図である。ユーザプレーンは、ユーザデータ送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)で、コントロールプレーンは、制御信号送信のためのプロトコルスタックである。
図2及び図3を参照すると、物理層(PHY(physical)layer)は、物理チャネル(physical Channel)を利用して上位層に情報送信サービス(information transfer service)を提供する。物理層は、上位層であるMAC(Medium Access Control)層とは送信チャネル(transport channel)を介して接続されている。送信チャネルを介してMAC層と物理層との間にデータが移動する。送信チャネルは、無線インターフェースを介してデータがどのようにどんな特徴で送信されるかによって分類される。
互いに異なる物理層の間、即ち、送信機と受信機の物理層の間は、物理チャネルを介してデータが移動する。前記物理チャネルは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で変調されることができ、時間と周波数を無線資源として活用する。
MAC層の機能は、論理チャネルと送信チャネルとの間のマッピング及び論理チャネルに属するMAC SDU(service data unit)の送信チャネル上へ物理チャネルに提供される送信ブロック(transport block)への多重化/逆多重化を含む。MAC層は、論理チャネルを介してRLC(Radio Link Control)層にサービスを提供する。
RLC層の機能は、RLC SDUの接続(concatenation)、分割(segmentation)及び再結合(reassembly)を含む。無線ベアラ(Radio Bearer;RB)が要求する多様なQoS(Quality of Service)を保障するために、RLC層は、透明モード(Transparent Mode、TM)、非確認モード(Unacknowledged Mode、UM)及び確認モード(Acknowledged Mode、AM)の3通りの動作モードを提供する。AM RLCは、ARQ(automatic repeat request)を介してエラー訂正を提供する。
RRC(Radio Resource Control)層は、コントロールプレーンにおいてのみ定義される。RRC層は、無線ベアラの設定(configuration)、再設定(re−configuration)及び解除(release)と関連して、論理チャネル、送信チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために、第1層(PHY層)及び第2層(MAC層、RLC層、PDCP層)により提供される論理的経路を意味する。
ユーザプレーンでのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層の機能は、ユーザデータの伝達、ヘッダ圧縮(header compression)及び暗号化(ciphering)を含む。コントロールプレーンでのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層の機能は、コントロールプレーンデータの伝達及び暗号化/整合性保護(integrity protection)を含む。
RBが設定されるということは、特定サービスを提供するために無線プロトコル層及びチャネルの特性を規定し、各々の具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。RBは、またSRB(Signaling RB)とDRB(Data RB)の2通りに分けられることができる。SRBは、コントロールプレーンにおいてRRCメッセージを送信する通路として使用され、DRBは、ユーザプレーンにおいてユーザデータを送信する通路として使用される。
端末のRRC層とE−UTRANのRRC層との間にRRC接続(RRC Connection)が確立されると、端末は、RRC接続(RRC connected)状態にあるようになり、そうでない場合、RRCアイドル(RRC idle)状態にあるようになる。
ネットワークにおいて端末にデータを送信するダウンリンク送信チャネルには、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)とその以外にユーザトラフィックまたは制御メッセージを送信するダウンリンクSCH(Shared Channel)がある。ダウンリンクマルチキャストまたはブロードキャストサービスのトラフィックまたは制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信されることもでき、または別のダウンリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信されることもできる。一方、端末においてネットワークにデータを送信するアップリンク送信チャネルには、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)とそれ以外にユーザトラフィックまたは制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared Channel)がある。
送信チャネル上位にあり、送信チャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)には、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
物理チャネル(Physical Channel)は、時間領域で複数のOFDMシンボルと周波数領域で複数の副搬送波(Sub-carrier)とから構成される。一つのサブフレーム(Sub-frame)は、時間領域で複数のOFDMシンボル(Symbol)から構成される。資源ブロックは、資源割り当て単位であって、複数のOFDMシンボルと複数の副搬送波(sub-carrier)から構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)即ち、L1/L2制御チャネルのために該当サブフレームの特定OFDMシンボル(例えば、第1番目のOFDMシンボル)の特定副搬送波を利用することができる。TTI(Transmission Time Interval)は、サブフレーム送信の単位時間である。
以下、新しい無線接続技術(new radio access technology;newRAT)に対して説明する。前記新しい無線接続技術は、NR(new radio)と略称することもできる。
より多くの通信機器がより大きい通信容量を要求するにつれて、既存の無線接続技術(radio access technology;RAT)に比べて向上したモバイルブロードバンド(mobile broadband)通信に対する必要性が台頭されている。また、多数の機器及びモノを連結していつでもどこでも多様なサービスを提供するマッシブMTC(massive Machine Type Communications)も次世代通信で考慮される主要案件のうち一つである。それだけでなく、信頼度(reliability)及び遅延(latency)に敏感なサービス/端末を考慮した通信システムデザインが論議されている。このように拡張されたモバイルブロードバンドコミュニケーション(enhanced mobile broadband communication)、massive MTC、URLLC(Ultra−Reliable and Low Latency Communication)などを考慮した次世代無線接続技術の導入が論議されており、本発明では該当技術(technology)を便宜上new RATまたはNRと呼ぶ。
図4は、NRが適用される次世代無線接続ネットワーク(New Generation Radio Access Network:NG−RAN)のシステム構造を例示する。
図4を参照すると、NG−RANは、端末にユーザ平面及び制御平面プロトコル終端(termination)を提供するgNB及び/またはeNBを含むことができる。図4では、gNBのみを含む場合を例示する。gNB及びeNBは、相互間にXnインターフェースを介して連結されている。gNB及びeNBは、5世代コアネットワーク(5G Core Network:5GC)とNGインターフェースを介して連結されている。より具体的に、AMF(access and mobility management function)とはNG−Cインターフェースを介して連結され、UPF(user plane function)とはNG−Uインターフェースを介して連結される。
図5は、NG−RANと5GCとの間の機能的分割を例示する。
図5を参照すると、gNBは、インターセル間の無線リソース管理(Inter Cell RRM)、無線ベアラ管理(RB control)、接続移動性制御(Connection Mobility Control)、無線許容制御(Radio Admission Control)、測定設定及び提供(Measurement configuration&Provision)、動的リソース割当(dynamic resource allocation)などの機能を提供することができる。AMFは、NASセキュリティ、アイドル状態移動性処理などの機能を提供することができる。UPFは、移動性アンカリング(Mobility Anchoring)、PDU処理などの機能を提供することができる。SMF(Session Management Function)は、端末IPアドレス割当、PDUセッション制御などの機能を提供することができる。
図6は、S−TTIとL−TTIの一例を概略的に示す。
図6によると、S−TTIが事前に設定(/シグナリング)された基本リソースユニットに定義された場合、L−TTIは、(事前に設定(/シグナリング))されたK個のS−TTI(基本リソースユニット)が結合された形態に解釈されることができる。
図7は、S−TTIとL−TTIの他の例を概略的に示す。
図7によると、L−TTIが事前に設定(/シグナリング)された基本リソースユニットに定義された場合、S−TTIは、L−TTI(基本リソースユニット)が(事前に設定(/シグナリング))されたK個に分割された形態(例えば、一種のMINI−BASIC RESOURCE UNIT)に解釈されることができる。
前記図面の例とは違って、S−TTIも複数の(事前に設定(/シグナリング)された)基本リソースユニットが結合された形態を有することもできる。
図8は、S−TTIとL−TTIの他の例を概略的に示す。
図8によると、例えば、S−TTI構成#Aのように、1番目のS−TTIは3個のOFDMシンボル(OFDM symbol;OS)の長さを有し、2番目のS−TTIは2個のOFDMシンボルの長さを有し、3番目のS−TTIは2個のOFDMシンボルの長さを有し、4番目のS−TTIは2個のOFDMシンボルの長さを有し、5番目のS−TTIは2個のOFDMシンボルの長さを有し、6番目のS−TTIは3個のOFDMシンボルの長さを有することができる。
または、例えば、S−TTI構成#Bのように、1番目のS−TTIは7個のOFDMシンボルの長さを有し、2番目のS−TTIは7個のOFDMシンボルの長さを有することもできる。
以上、S−TTIとL−TTIの関係に対する多様な例を図示した。しかし、前記説明した多様なS−TTIとL−TTIの例示は、説明の便宜のための一例示に過ぎず、S−TTIとL−TTIの形態は、前記開示された形態に制限されるものではない。
以下、本発明に対して説明する。
前記説明したように、端末は、S−TTIベースの無線通信を実行することができる。このとき、端末がS−TTIベースの無線通信を実行する場合、S−TIIベースのCSI(channel state information)を導出するために、どのような方法を提供するかに対して議論が必要である。
したがって、一例として、下記提案方式は、(既存(例えば、“1MS”)に比べて)相対的に短いTRANSMISSION TIME INTERVAL(S−TTI)ベースの通信が実行される時、(S−TTI)チャネル状態情報(CSI)(導出)(例えば、DESIRED SIGNAL/INTERFERENCE MEASURMENT等)関連参照リソース(CSI REFERENCE RESOURCE)を効率的に決定/(指定)する方法を提示する。
以下、説明する用語に対する略語を整理すると、下記の通りである。
−L−TTI:既存(LEGACY)1MS長さ(または、S−TTIより多いシンボル個数)ベースの動作を意味する。
−L−TTI TX/RX:L−TTIベースのチャネル/シグナル送信/受信を意味する。
−S−TTI:L−TTIより少ないシンボル個数ベースの動作を意味する。
−S−TTI TX/RX:S−TTIベースのチャネル/シグナル送信/受信を意味する。
−S−PDCCH/PDSCH、S−PUCCH/PUSCH:S−TTIベースのPDCCH/PDSCH、PUCCH/PUSCHを各々意味する。
−L−PDCCH/PDSCH、L−PUCCH/PUSCH:L−TTIベースのPDCCH/PDSCH、PUCCH/PUSCHを各々意味する。
本発明において、下記のような事項が考慮されることができる。
−S−TTI能力端末であるとしても、CSIプロセシング(/測定)能力は、既存(L−TTI)端末と同じ場合もある(例えば、S−TTI能力端末の具現複雑度増加防止)。
本発明において“S−TTI CAPABLE UE”は、“SHORTENED PROCESSING UE”に拡張解釈されることもできる。
−S−TTI(GROUP)別に受信干渉強度(/パターン)が異なる場合もある。
例)このとき、S−TTI SPECIFIC DESIRED SIGNAL/INTERFERENCE MEASURMENTに基づいて、CSI導出(/計算)及び報告を実行することが、性能側面で、有利な場合もある。
−本発明において、“測定”ワーディングは、(CSI導出/計算のための)DESIRED SIGNAL MEASURMENT(及び/またはINTERFERENCE MEASURMENT)に(限定的に)解釈されることもできる。
例)“DESIRED SIGNAL”ワーディングは、事前に設定(/シグナリング)されたCSI−RS(または、CRSまたはDM−RS)に(限定的に)解釈されることもできる。
例)“INTERFERENCE MEASURMENT”ワーディングは、事前に設定(/シグナリング)されたリソース(/参照シグナル)(例えば、IMR、CSI−RS/CRS/DM−RS)に基づいて(限定的に)実行されることもできる。
−本発明において、“CSI”ワーディングは、PERIODIC CSI(及び/またはAPERIODIC CSI)(測定/報告)に(限定的に)解釈されることもできる。
−本発明において、特定参照信号を指示するワーディングは、他の種類の参照信号(例えば、CSI−RSまたはCRSまたはDM−RS)に拡張解釈されることもできる。
−本発明において、“S−TTI”(または、“L−TTI”)ワーディングは、“L−TTI”(または、“S−TTI”)に拡張解釈されることもできる。
以下、S−TIIベースのCSI(channel state information)を導出するための方法に対して、より具体的な例示を説明する。
(規則#A)特定(S−TTI)時点のCSI報告関連CSI REFERENCE RESOURCEタイミングは、S−TTI単位でカウンティングされるが(例えば、4S−TTI以前)、もし、(実質的な)測定をL−TTI単位で実行すべき場合、(1)S−TTI単位でカウンティングされた時点以前に最も近いL−TTIを(最終)CSI REFERENCE RESOURCE(及び/または測定リソース)と見なすようにし、または(2)S−TTI単位でカウンティングされた時点が含まれているL−TTIをCSI REFERENCE RESOURCEと見なし、また、(最終)測定は、該当L−TTI上でS−TTI単位でカウンティングされた時点以前の測定リソースのみを利用(または、該当L−TTI上の全体測定リソースを利用)するようにすることもできる。
(規則#A)に対する理解の便宜のために、前記内容を図面を介して説明すると、下記の通りである。
図9は、本発明の一実施例に係る、CSIレファレンスリソース決定方法に対する流れ図である。
図9によると、端末は、特定S−TTI時点のCSI報告関連CSIレファレンスリソースを決定することができる(S910)。前記端末は、レガシーTTI(legacy transmission time interval;L−TTI)に比べて相対的に短いTTI(short transmission time interval;S−TTI)をサポートする端末である。併せて、このときの端末は、S−TTIだけでなく、L−TTIもサポートすることができる。
このとき、例えば、端末は、前記CSIレファレンスリソースを決定する時、CSIレファレンスリソースタイミングをS−TTI単位でカウンティングし、実質的測定は、L−TTI単位で決定できる。それによって、S−TTI内にある(従来の)(一部)参照信号(例えば、CSI−RS、CRS)のみを利用して測定を実行する場合、CSI導出のためのサンプルが少なくなる問題点が解決されることができる。
端末がCSIレファレンスリソースタイミングをS−TTI単位でカウンティングし、実質的測定は、L−TTI単位で決定する具体的な例示を、図面を介して説明すると、下記の通りである。
図10は、端末がCSIレファレンスリソースタイミングをS−TTI単位でカウンティングし、実質的測定は、L−TTI単位で決定する例示を概略的に説明したものである。
ここで、図10(a)は、S−TTI単位でカウンティングされた時点以前に最も近いL−TTIを(最終)CSI REFERENCE RESOURCE(及び/または測定リソース)と見なすようにする例示であり、図10(b)は、S−TTI単位でカウンティングされた時点が含まれているL−TTIをCSI REFERENCE RESOURCEと見なし、また、(最終)測定は、該当L−TTI上でS−TTI単位でカウンティングされた時点以前の測定リソースのみを利用(または、該当L−TTI上の全体測定リソースを利用)する例示に該当する。
例えば、図10(a)のように、S−TTI単位でカウンティングされた時点がL−TTI#1上にある場合、S−TTI単位でカウンティングされた時点以前に最も近いL−TTIであるL−TTI#0を最終CSIレファレンスリソースと見なすことができる。
このとき、図10(a)の例示のように、CSIレファレンスリソースを定める場合、端末がCSI導出のためのサンプルの個数を増やすことができるという利点がある。
また、例えば、図10(b)のように、S−TTI単位でカウンティングされた時点がL−TTI#1上にある場合、S−TTI単位でカウンティングされた時点が含まれているL−TTIであるL−TTI#1を最終CSIレファレンスリソースと見なし、L−TTI#1上でS−TTI単位でカウンティングされた時点以前の測定リソースのみを利用することもできる。
このとき、図10(b)の例示のように、CSIレファレンスリソースを定める場合、端末がCSI導出をする時、(図10(a)の場合に比べて)最新サンプルを利用することができるという利点がある。
再び、図9を参照すると、端末は、決定された前記CSIレファレンスリソースに基づいて、特定S−TTI時点のCSI報告を実行することができる(S920)。ここで、端末が決定された前記CSIレファレンスリソースに基づいて、特定S−TTI時点のCSI報告を実行する具体的な例示は、後述する。
例)他の一例として、特定(S−TTI)時点のCSI報告関連CSI REFERENCE RESOURCEタイミングがL−TTI(または、MS)単位でカウンティングされるが(例えば、4MS以前)、もし、(実質的な)測定をS−TTI単位で実行すべき場合、(1)L−TTI(または、MS)単位でカウンティングされた時点以前に最も近いS−TTIを(最終)CSI REFERENCE RESOURCE(及び/または測定リソース)と見なすようにし、または(B)L−TTI(または、MS)単位でカウンティングされた時点が含まれているS−TTIをCSI REFERENCE RESOURCEと見なし、また、(最終)測定は、該当S−TTI上でL−TTI(または、MS)単位でカウンティングされた時点以前の測定リソースのみを利用(または、該当S−TTI上の全体測定リソースを利用)するようにすることもできる。
例)他の一例として、特定(S−TTI)時点のCSI報告関連CSI REFERENCE RESOURCEタイミングがL−TTI(または、MS)単位でカウンティングされるが(例えば、4MS以前)、もし、(実質的な)測定をL−TTI単位で実行すべき場合、(1)L−TTI(または、MS)単位でカウンティングされた時点以前に最も近いL−TTIを(最終)CSI REFERENCE RESOURCE(及び/または測定リソース)と見なすようにし、または(B)L−TTI(または、MS)単位でカウンティングされた時点が含まれているL−TTIをCSI REFERENCE RESOURCEと見なし、また、(最終)測定は、該当L−TTI上でL−TTI(または、MS)単位でカウンティングされた時点以前の測定リソースのみを利用(または、該当L−TTI上の全体測定リソースを利用)するようにすることもできる。
本発明において、端末が前記CSIレファレンスリソースを決定する時、CSIレファレンスリソースタイミングをS−TTI単位でカウンティングし、実質的測定もS−TTI単位で決定することを排除するものではない。
以下、端末がS−TTI GRANULARITYベースのCSI REFERENCE RESOURCE/CSI REFERENCE RESOURCE DETERMINATION TIMELINEに沿う例を説明する。
(規則#B)特定(S−TTI)時点のCSI報告が、(1)S−TTI PDCCH上で(または、S−TTI DCIを介して)トリガリングされ、または(2)S−TTI(CSI)タイプを指示するCSI報告トリガリングDCIによりトリガリングされ、または(3)S−TTI PUSCH(/PUCCH)を介して送信され、または(4)S−TTI関連(CSI)情報を要求するもの(例えば、S−TTI(SET)−SPECIFIC CSI報告動作)である場合、CSI REFERENCE RESOURCE(及び/または測定リソース及び/または報告)がS−TTI(タイプ)に(限定的に)設定(/シグナリング)されることができる。
例)前記CSI REFERENCE RESOURCE(及び/または測定リソース)に指定(/選択)されるS−TTIは、(1)CSI報告がトリガリングされたS−TTI PDCCH長さ、または(2)CSI報告トリガリングDCI上で指示されたS−TTI長さ、または(3)CSI報告タイプ(/フォーマット/TTI長さ)と(事前に連動されたS−TTI長さと)同じ(または、事前に設定(/シグナリング)された臨界差値以下の)ものに制限されることもできる。
例)前記CSI報告関連CSI REFERENCE RESOURCEタイミングは、S−TTI単位(または、L−TTI単位)に(限定的に)カウンティングされるように設定(/シグナリング)されることもできる。
(規則#B)に対する理解の便宜のために、前記内容を図面を介して説明すると、下記の通りである。
図11は、本発明の他の実施例に係る、CSIレファレンスリソース決定方法に対する流れ図である。
図11によると、端末は、前記CSI報告関連CSIレファレンスリソースを選択することができる(S1110)。前記端末は、レガシーTTI(legacy transmission time interval;L−TTI)に比べて相対的に短いTTI(short transmission time interval;S−TTI)をサポートする端末である。併せて、このときの端末は、S−TTIだけでなく、L−TTIもサポートすることができる。
ここで、前記端末は、前記S−TTI単位で前記CSIレファレンスリソースを選択することができる。即ち、端末は、S−TTI GRANULARITYベースのCSI REFERENCE RESOURCE/CSI REFERENCE RESOURCE DETERMINATION TIMELINEに沿うことができる。
例えば、前記CSI報告がS−TTI PDCCH(physical downlink control channel)上でトリガリングされた場合、前記S−TTI単位で前記CSIレファレンスリソースが選択されることができる。または、例えば、前記CSI報告がS−TTI関連CSI報告トリガリングDCIによりトリガリングされた場合、前記S−TTI単位で前記CSIレファレンスリソースが選択されることができる。または、例えば、前記CSI報告がS−TTI PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)またはPUCCH(Physical Uplink Control Channel)を介して送信される場合、前記S−TTI単位で前記CSIレファレンスリソースが選択されることができる。または、例えば、前記CSI報告関連CSIレファレンスリソースタイミングは、S−TTI単位でカウンティングされることができる。
整理すると、S−TTI動作時、CSI報告がトリガリングされる場合、S−TTI単位のCSI REFERENCE RESOURCEが使われるだけでなく、CSI REFERENCE RESOURCE DETERMINATION TIMELINE(N_CQI_REF)もS−TTI単位でカウンティングされることができる。ここで、サービングセルに対するCSIレファレンスリソースに対する内容をより具体的に説明すると、下記の通りである。
時間ドメインで、非BL(Bandwidth−reduced Low−complexity)/CE(Coverage Enhanced)端末に対して、送信モード1−9またはサービングセルに対して単一設定されたCSIプロセスを有する送信モード10が設定された場合、CSIレファレンスリソースは、単一ダウンリンクスロット/サブスロットまたはスペシャルスロット/サブスロットN−N_CQI_REFに定義されることができる。ここで、Nは、(S−TTIベースの)CSI報告が実行されるスロット/サブスロットインデックスを意味する。このとき、前のスロット/サブスロットは、前記説明したS−TTIを意味する。
ここで、非周期的なCSIリポーティングに対して、一例として、端末は、上位レイヤパラメータであるcsi−SubframePatternConfig−r12が設定されない場合、FDDサービングセルまたはTDDサービングセルに対して、N_CQI_REFは、アップリンクDCIフォーマットで対応されるCSI要求と同じ有効ダウンリンクスロット/サブスロットまたはスペシャルサブフレーム内の有効スロットでのレファレンスリソースに従うことができる。
端末がS−TTI GRANULARITYベースのCSI REFERENCE RESOURCE/CSI REFERENCE RESOURCE DETERMINATION TIMELINEに沿う場合、端末がCSI導出をする時、S−TTI別干渉変化が考慮された最新サンプルを利用することができるという利点がある。
以後、端末は、決定された前記CSIレファレンスリソースに基づいて、特定時点のCSI報告を実行することができる(S1120)。ここで、端末が、決定された前記CSIレファレンスリソースに基づいて、特定S−TTI時点のCSI報告を実行する具体的な例示は、後述する。
別途に図示していないが、図11の実施例は、前述した(または、後述する)実施例と結合(または、分離)されることもできる。
例えば、図11による端末は、図13による実施例と結合されることもできる。一例として、図11による端末は、S−TTIベースの通信が実行されるかどうかによって、事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドを決定し、前記S−TTIベースの通信が実行される場合、前記事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドは、レガシーPDCCH領域が含まれているS−TTIとレガシーPDCCH領域が含まれていないS−TTIとの間に同じく決定できる。以後、端末は、決定された前記事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドに基づいて、前記CQIを送信することができる。
例えば、図11による端末は、図15による実施例とも結合されることができる。一例として、図11による端末は、DCI(downlink control information)を受信し、前記DCIによりトリガリングされたCSIをレポートし、前記CSIは、前記DCIを受信したサブフレームに対する送信モードに基づいてレポートされることができる。
(規則#C)特定(S−TTI)時点のCSI報告関連CSI REFERENCE RESOURCE(及び/または測定リソース)がS−TTI(タイプ)(または、L−TTI(タイプ))である場合、事前に設定(/シグナリング)された下記(一部)S−TTI(または、リソース領域)は除外し、(最終)決定/測定を実行するようにすることができる。
一例として、規則#Cによると、下記のようにCSI REFERENCE RESOURCEとして意味がないS−TTI(または、リソース領域)は除外し、CSI報告関連CSI REFERENCE RESOURCEを効率的に決定/測定できる。
例)L−PDCCH領域に含まれている(または、事前に設定(/シグナリング)された臨界比率以上に含まれている)S−TTI
例)L−PDCCH領域
例)L−PDCCHが含まれているS−TTIが、CSI REFERENCE RESOURCE(候補)から除外されるか(または、(最終)測定動作に使われるか)どうかは、CFI値によって(または、S−TTIを構成するシンボル個数によって)異なるように決定されることもできる。
一例として、“CFI=1/3”の場合、一つのL−TTI(DL)SFを構成する6個のS−TTIは、各々、“3/2/2/2/2/3”個のシンボル(OFDM SYMBOL(OS))で構成されることができる。ここで、“CFI=1”の場合には1番目のS−TTI(3OS)がCSI REFERENCE RESOURCE(候補)として含まれ、それに対し、“CFI=3”の場合には除外されるように設定されることができる。また、“CFI=2”の場合、一つのL−TTI(DL)SFを構成する6個のS−TTIは、各々、“2/3/2/2/2/3”個のシンボルで構成されることができ、このとき、1番目のS−TTI(2OS)は、CSI REFERENCE RESOURCE(候補)から(常に)除外されるように設定されることができる。
一例として、一つのL−TTI(DL)SFを構成する2個のS−TTIが各々“7/7”個のシンボルで構成された場合、1番目のS−TTI(7OS)は、CSI REFERENCE RESOURCE(候補)として(常に)含まれるように設定されることができる。
例)事前に設定(/シグナリング)された参照信号(例えば、CSI−RS(または、CRSまたはDM−RS))または干渉測定リソース(例えば、IMR)が含まれていないS−TTI(または、リソース領域(例えば、シンボル))(例えば、このような場合、該当参照信号または干渉測定リソースが含まれているS−TTI(または、リソース領域)のみがCSI REFERENCE RESOURCE(候補)と見なされる(または、(最終)測定に利用される)と解釈されることもできる)
例)事前に設定(/シグナリング)された閾値より小さいシンボル個数で構成されたS−TTI(または、S−TTI CONTROL CHANNEL RB SETが、(S−TTI上の全体リソース対比)占める比率が事前に設定(/シグナリング)された閾値より大きいS−TTI)
(規則#D)(S−TTI)端末は、ネットワーク(または、基地局)から、(A)S−TTI CSI報告(/生成/計算)関連(最小)プロセシングタイム(例えば、S−TTI CSI報告時点とCSI REFERENCE RESOURCE時点間の(最小)間隔)と(B)S−TTI制御情報(例えば、DL GRANT)受信時点と該当制御情報/データ(例えば、S−PDSCH)デコーディング及び(データ)A/N情報生成/送信時点間の(最小)間隔(または、S−TTI制御情報(例えば、UL GRANT)受信時点と該当制御情報デコーディング及びデータ(例えば、S−PUSCH)情報生成/送信時点間の(最小)間隔)が独立的に(または、異なるようにまたは同じく)設定(/シグナリング)されることもできる。ここで、一例として、該当規則は、事前に設定(/シグナリング)された特定TM(例えば、TM10)ベースの通信が実行される時にのみ限定的に適用され、または事前に設定(/シグナリング)された閾値より多い(CSI PROCESS)個数(/ビット)のCSIを(同時に)報告する時にのみ限定的に適用されることもできる。
例)端末は、(サービング)基地局に、事前に定義されたシグナリングを介して、前記(最小)時間間隔(/プロセシングタイム)関連自体のCAPABILITY情報を報告することもできる。
例)前記S−TTI CSI報告(/生成/計算)関連(最小)プロセシングタイムは、(A)CSI REFERENCE RESOURCEに指定されたS−TTIを構成するOS個数、または(B)S−TTI CSI導出(/計算)時、L−TTI上に設定(/シグナリング)された(全体)参照信号(PORT)(または、IMR)リソースの利用可否(または、(CSI REFERENCE RESOURCEに指定された)S−TTI上に設定(/シグナリング)された(一部)参照信号(PORT)(または、IMR)リソース利用可否)などによって異なるように設定(/シグナリング)されることもできる。
(規則#E)CSI REFERENCE RESOURCEに指定されたS−TTI(または、L−TTI)の場合、CQI INDEX導出時に仮定するオーバーヘッドが、下記(一部)規則によって、(L−TTIと異なるように)(ネットワークにより)設定(/シグナリング)されることもできる。
例)CONTROL SIGNALINGにより占有される(FIRST)OS個数
一例として、該当OS個数は、(A)S−TTIを構成するシンボル個数、または(B)S−TTI上に設定されたCONTROL CHANNEL RB SETのタイプ(組み合わせ)(例えば、CRS/DM−RSデコーディングベースのCONTROL CHANNEL RB SET)、または(C)(S−TTI内で)CONTROL CHANNEL RB SETが占めるシンボル個数別に異なるように(または、同じく)設定(/シグナリング)されることもできる。
一例として、該当OS個数は、L−PDCCHが含まれているS−TTIとそうでないS−TTIとの間に同じく(または、異なるように)設定(/シグナリング)されることもできる。即ち、CQI INDEX導出時に仮定する事前に定義された制御チャネル(例えば、L−PDCCH)関連オーバーヘッドが、L−PDCCHが含まれているS−TTIとそうでないS−TTIとの間に同じく(または、異なるように)設定(/シグナリング)されることができる。
(規則#E)に対する理解の便宜のために、前記内容を図面を介して説明すると、下記の通りである。
まず、L−TTI状況で、CQI INDEX導出時に仮定するオーバーヘッドの例示を図面を介して説明する。
図12は、L−TTI状況で、CQI INDEX導出時に仮定するオーバーヘッドを決定する方法の例示を概略的に示す。
図12の例示によると、L−TTIは、総14個のOSで構成され、端末がL−TTIに基づくCQIインデックスを導出する時、レガシーPDCCH(即ち、L−PDCCH)(または、制御シグナリング(CONTROL SIGNALING))により占有されたOFDMシンボルが(実際PCFICHにより指示されたL−PDCCH OFDMシンボル個数にかかわらず)常に3個と仮定してこれを除外する。即ち、端末がL−TTIに基づくCQIインデックスを導出する時、L−TTIの前端に位置する3個のOFDMシンボルは、(制御シグナリング(または、L−PDCCH)オーバーヘッドに)常に除外されると仮定される。図12の例示によると、端末は、OS#0、OS#1、OS#2を制御シグナリング(または、L−PDCCH)オーバーヘッドと仮定及び除外した後、L−TTIに基づくCQIインデックスを導出する。
以下、S−TTI状況で、CQI INDEX導出時に仮定するオーバーヘッドを決定する方法に対して、図面を介して説明する。
図13は、本発明の一実施例に係る、S−TTI状況で、CQI INDEX導出時に仮定するオーバーヘッドを決定する方法の流れ図である。
図13によると、端末は、S−TTIベースの通信が実行されるかどうかによって、(CQI INDEX導出時に仮定する)事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドを決定することができる(S1310)。このとき、前記S−TTIベースの通信が実行される場合、前記事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドは、レガシーPDCCH領域が含まれているS−TTIとレガシーPDCCH領域が含まれていないS−TTIとの間に同じく決定されることができる。前記端末は、レガシーTTI(legacy transmission time interval;L−TTI)に比べて相対的に短いTTI(short transmission time interval;S−TTI)をサポートする端末である。併せて、このときの端末は、S−TTIだけでなく、L−TTIもサポートすることができる。
ここで、例えば、前記事前に定義された制御チャネルはPDCCHである。また、例えば、前記L−TTIは、複数のS−TTIを含むことができる。また、例えば、前記L−TTIは、1msである。
また、例えば、前記S−TTIベースの通信が実行される場合、前記事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドは、前記レガシーPDCCH領域が含まれているS−TTIベースのレファレンスリソースと前記レガシーPDCCH領域が含まれていないS−TTIベースのレファレンスリソースとの間に同じく決定されることができる。
即ち、特定S−TTIがレガシーPDCCH領域を含んでいるかどうかにかかわらず、全てのS−TTIに対して、(事前に設定された)固定された制御チャネル(例えば、レガシーPDCCH)関連オーバーヘッドが仮定されることができ、これに対する例示は、下記のような例示を含むことができる。
図14は、特定S−TTIがレガシーPDCCH領域を含んでいるかどうかにかかわらず、全てのS−TTIに対して、(事前に設定された)固定された制御チャネル(例えば、レガシーPDCCH)関連オーバーヘッドが仮定される例示を概略的に示す。
図14(a)は、一つのL−TTIが二つのスロットを含む(即ち、S−TTIがスロット単位である)ものを示し、図14(b)は、一つのL−TTIが6個のサブスロット(即ち、S−TTIがサブスロット単位である)を含むものを示す。
一例として、アップリンクDCIフォーマット7−0A/7−0B上のCSI要求フィールドがレポートをトリガするようにセッティングされ、端末がスロットベースの(S−TTI)アップリンク送信に設定された場合、端末は、S−TTIに基づくCQIインデックス導出のために、S−TTIレファレンスリソース上で利用可能なRE個数を、既存L−TTIレファレンスリソース上の利用可能なRE個数の半分と仮定する。ここで、DCIフォーマット7−0A/7−0Bは、S−TTI用DCIフォーマットであるため、アップリンクDCIフォーマット7−0A/7−0B上のCSI要求フィールドがレポートをトリガするようにセッティングされるということは、S−TTIベースのCSI報告がトリガリングされた場合を意味する。
即ち、SLOT単位のS−TTIが設定された場合、既存1MS SFベースのCSI REFERENCE RESOURCE上で仮定されるPDCCH OVERHEAD ASSUMPTIONの1/2が(実際SLOT TTIがPDCCH領域を含んでいるかにかかわらず)全てのSLOT S−TTI CSI REFERENCE RESOURCE上で同じく仮定されることを意味する。
前記内容を図14(a)の例示を介して説明すると、端末は、スロットベースのS−TTI通信を実行する場合、レガシーPDCCH領域を含んでいる図14(a)のSlot#0またはレガシーPDCCH領域を含んでいない図14(a)のSlot#1にかかわらず、(事前に設定された)同じ量のレガシーPDCCH関連オーバーヘッドを仮定した後、S−TTIベースのCQIインデックスを導出する。
他の例として、アップリンクDCIフォーマット7−0A/7−0B上のCSI要求フィールドがレポートをトリガするようにセッティングされ、端末がサブスロットベースの(S−TTI)アップリンク送信に設定された場合、端末は、S−TTIに基づくCQIインデックス導出のために、S−TTIレファレンスリソース上で利用可能なRE個数を、既存L−TTIレファレンスリソース上の利用可能なRE個数の1/6と仮定する。
即ち、SUB−SLOT単位のS−TTIが設定された場合、既存1MS SFベースのCSI REFERENCE RESOURCE上で仮定されるPDCCH OVERHEAD ASSUMPTIONの1/6が(実際SUB−SLOT TTIがPDCCH領域を含んでいるかにかかわらず)全てのSUB−SLOT S−TTI CSI REFERENCE RESOURCE上で同じく仮定されることを意味する。
前記内容を図14(b)の例示を介して説明すると、端末は、サブスロットベースのS−TTI通信を実行する場合、レガシーPDCCH領域を含んでいる図14(b)のSubslot#0またはレガシーPDCCH領域を含んでいない図14(b)のSubslot#1、Subslot#2、Subslot#3、Subslot#4、Subslot#5にかかわらず、(事前に設定された)同じ量のレガシーPDCCH関連オーバーヘッドを仮定した後、S−TTIベースのCQIインデックスを導出する。
再び、図13を参照すると、端末は、以後、決定された前記事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドに基づいて、前記CQIを送信することができる(S1320)。
例えば、端末は、アップリンクサブフレームnで送信されるCQIインデックスを事前に定義された規則によって導出することができる。例えば、該当CQIインデックスは、以下の表1及び表2でのCQIインデックスのうち事前に定義された条件を満たすCQIインデックスのうち最も高いCQIインデックスを意味し、該当条件は、(CQIインデックスに対応する変調方式及び送信ブロックサイズ、CSIレファレンスリソース上で利用可能なリソース量などを考慮し)単一PDSCH送信ブロックが0.1(10%)を超過しない送信ブロック誤謬確率で受信されることを意味する。
または、例えば、端末は、CQIインデックス1が前記条件を満たさない場合、CQIインデックス0をアップリンクサブフレームnで送信できる。
このとき、各々の表に対する説明は、下記の通りである。
前記のように、(S−TTIに基づく)CQI INDEX導出時に仮定する制御チャネル関連オーバーヘッドが、L−PDCCHが含まれているS−TTIとそうでないS−TTIとの間に同じく設定される場合、次のような効果がある。一例として、(S−TTIに基づく)CQI INDEX導出時に仮定する制御チャネル関連オーバーヘッドが、L−PDCCHが含まれているS−TTIとそうでないS−TTIとの間に異なるように設定される場合、例えば、レガシーPDCCH領域が含まれる1番目のS−TTIは、低いCQI値が決定されるようになり、レガシーPDCCH領域が含まれていない2番目のS−TTIは、高いCQI値が決定されるとのように、CQI値の計算が複雑になることができる。それに対し、(S−TTIに基づく)CQI INDEX導出時に仮定する制御チャネル関連オーバーヘッドが、L−PDCCHが含まれているS−TTIとそうでないS−TTIとの間に同じく設定される場合、CQI値の計算が単純化されることができる。即ち、(S−TTIに基づく)CQI INDEX導出時に仮定する制御チャネル関連オーバーヘッドが、L−PDCCHが含まれているS−TTIとそうでないS−TTIとの間に同じく設定される場合、端末具現が簡単化されることができる。
別途に図示していないが、図13の実施例は、前述した(または、後述する)実施例と結合(または、分離)されることもできる。
例えば、図13による端末は、図11による実施例と結合されることもできる。一例として、図13による端末は、前記CSI報告関連CSIレファレンスリソースを選択し、前記端末は、前記S−TTI単位で前記CSIレファレンスリソースを選択し、前記CSIレファレンスリソースに基づいて前記CSI報告を実行することができる。
例えば、図13による端末は、図15による実施例とも結合されることができる。一例として、図13による端末は、DCI(downlink control information)を受信し、前記DCIによりトリガリングされたCSIをレポートし、前記CSIは、前記DCIを受信したサブフレームに対する送信モードに基づいてレポートされることができる。
一例として、該当OS個数は、S−TTI内で、CONTROL CHANNEL RB SETが占めるシンボル個数と同じであると見なされる(/シグナリングされる)こともできる。
一例として、該当OS個数は、単純化のために、一つのL−TTI(DL)SFを構成する(L−PDCCHが含まれているS−TTIを除外した)S−TTI上に設定されたCONTROL CHANNEL RB SETが占めるシンボル個数のうち、最大値(または、最小値)と見なされる(/シグナリングされる)こともできる。
例)(L−PDCCHが含まれていない)S−TTIの場合、CONTROL CHANNEL RB SETが占める(時間/周波数)リソース領域のみが、(CQI INDEX導出時に考慮する)オーバーヘッドに指定されることができる。
一例として、L−PDCCHが含まれているS−TTIの場合、既存(LEGACY)L−TTIと同じ(CONTROL SIGNALING)(FIRST)OS個数(または、S−TTIベースの通信を実行する端末に追加的に設定(/シグナリング)されたOS個数)がオーバーヘッドに指定されることもできる。
例)事前に設定(/シグナリング)された種類(/大きさ)の(A)参照信号(例えば、CRS、CSI−RS、DM−RS)、または(B)干渉測定リソース(例えば、IMR)がオーバーヘッドに指定されることもできる。
一例として、参照信号(または、干渉測定リソース)オーバーヘッド考慮可否(または、量)は、(A)S−TTIを構成するシンボル個数、または(B)L−PDCCHが含まれている(または、含まれていない)S−TTI、または(C)S−TTI上に設定されたCONTROL CHANNEL RB SETのタイプ(組み合わせ)、または(D)(S−TTI内で)CONTROL CHANNEL RB SETが占めるシンボル個数などによって、異なるように(または、同じく)設定(/シグナリング)されることもできる。
一例として、全てのS−TTIに参照信号(または、干渉測定リソース)が存在しない場合もあるため、参照信号(または、干渉測定リソース)オーバーヘッドは、S−TTI上に実際に存在(/送信)する時のみが((該当)S−TTI上に含まれる参照信号(または、干渉測定リソース)PORTIONのみをまたは(該当用途で)事前に設定(/シグナリング)されたPORT個数(または、RANK)の参照信号(/干渉測定リソース)を)(限定的に)考慮されるように定義(または、S−TTI上での存在(/送信)可否にかかわらず考慮されるように定義)されることもできる。
例)任意のS−TTI上の参照信号オーバーヘッド(例えば、CRS)は、該当S−TTIが属するL−TTIを構成するS−TTI別(含まれている)参照信号オーバーヘッド(PORTION)のうち、最大値(または、最小値または事前に設定(/シグナリング)された(PORT個数に該当する)特定値)と仮定されることもできる。
一例として、CSI−RSオーバーヘッドが考慮される場合、(L−TTI上に設定(/シグナリング)された(全体)CSI−RS PORT(S)のうち)S−TTIのために設定(/シグナリング)された(一部個数の)CSI−RS PORT(S)(例えば、S−TTIチャネル測定用途)と連動されたリソース(例えば、RE)のみを仮定(及び/またはL−TTI上の(全体)CSI−RS PORT(S)と連動されたリソースを仮定)(または、該当用途で事前に設定(/シグナリング)されたPORT個数のCSI−RSリソースを仮定)するようにすることもできる。ここで、一例として、(同時(または、共に)トリガリングされた)L−TTI CSI報告とS−TTI CSI報告関連CSI REFERENCE RESOURCE(S)が(一部または全て)重なる場合(例えば、L−TTI CSI/S−TTI CSIの報告時点は重ならない)またはL−TTI CSI報告とS−TTI CSI報告が(共に)設定された場合、(例外的に)S−TTI関連CSI−RSオーバーヘッドは、S−TTIのために設定(/シグナリング)された(一部個数の)CSI−RS PORT(S)と連動されたリソースのみを仮定(及び/またはL−TTI上の(全体)CSI−RS PORT(S)と連動されたリソースを仮定)(例えば、L−TTIとS−TTIとの間に重なるCSI−RSリソース(/オーバーヘッド)は、重複カウンティングしない)(または、該当用途で事前に設定(/シグナリング)されたPORT個数のCSI−RSリソースを仮定)するようにすることもできる。
一例として、DM−RSオーバーヘッドが考慮される場合、(最も)最近S−TTI CSI(及び/またはL−TTI CSI)で報告したRANKと同じPORT個数のDM−RSリソース(例えば、RE)(または、該当用途で事前に設定(/シグナリング)されたPORT個数(または、RANK)のDM−RSリソース)と仮定するようにすることもできる(例えば、該当規則は、S−TTIのために設定(/シグナリング)されたCSI−RS PORT個数が2個以上である時にのみ限定的に適用されることができる)。ここで、一例として、(同時(または、共に)トリガリングされた)L−TTI CSI報告とS−TTI CSI報告関連CSI REFERENCE RESOURCE(S)が(一部または全て)重なる場合(例えば、L−TTI CSI/S−TTI CSIの報告時点は重ならない)またはL−TTI CSI報告とS−TTI CSI報告が(共に)設定された場合、(例外的に)S−TTI関連DM−RSオーバーヘッドは、(最も)最近S−TTI CSI(及び/またはL−TTI CSI)で報告したRANKと同じPORT個数のDM−RSリソースを仮定(例えば、L−TTIとS−TTIとの間に重なるDM−RSリソース(/オーバーヘッド)は、重複カウンティングしない)(または、該当用途で事前に設定(/シグナリング)されたPORT個数(または、RANK)のDM−RSリソースを仮定)するようにすることもできる。
一例として、ネットワーク(または、基地局)は、L−TTI CSI報告とS−TTI CSI報告関連CSI REFERENCE RESOURCE(S)が(一部または全て)重ならないように(例えば、L−TTI CSI/S−TTI CSIの報告時点は重ならない)、L−TTI/S−TTI CSI報告トリガリング(/動作)を運営することができる(即ち、このような規則が適用される場合、端末は、L−TTI CSI報告とS−TTI CSI報告関連CSI REFERENCE RESOURCE(S)が(一部または全て)重なることを期待しない)。
(規則#O)(S−TTIチャネル(例えば、S−PUSCH)を介した(非周期的)(S−TTI)CSI報告関連)CSI REFERENCE RESOURCEがL−TTI単位(例えば、1MS)で設定された場合、CQI INDEX導出関連DM−RSオーバーヘッドを、該当(L−TTI)CSI REFERENCE RESOURCEを構成する(A)S−TTI別DM−RSオーバーヘッドの全体和と仮定するようにし、または(B)事前に定義されたS−TTI個数(/位置)のDM−RSオーバーヘッド和のみと仮定するようにし、または(C)L−TTI(CSI報告関連)関連DM−RSオーバーヘッドと仮定するようにすることができる。ここで、一例として、S−TTI別DM−RSオーバーヘッド(または、L−TTI DM−RSオーバーヘッド)は、(A)(最も)最近S−TTI CSI(または、L−TTI CSI)で報告したRANKと同じPORT個数のDM−RSリソース(例えば、RE)と仮定するようにし、または該当用途で事前に設定(/シグナリング)された(S−TTIまたはL−TTI)PORT個数(または、RANK)のDM−RSリソースと仮定するようにすることもできる。
また、一例として、下記提案方式は、(L−TTIだけでなく)S−TTIベースの通信が(同時に)設定(/シグナリング)された端末に、事前に定義されたSF TYPE(または、SF SET)別に、S−TTI関連TMが独立的に(または、異なるように)設定(/シグナリング)される場合、効率的な(非周期的)(S−TTI)CSI報告/トリガリング方法を提示する。ここで、一例として、該当SF TYPE(または、SF SET)は、“MBSFN SF TYPE(MBSFN_SF)”と“NON−MBSFN SF TYPE(NMBSFN_SF)”に区分されることができる。具体的な一例として、(A)NMBSFN_SF上では(データ送信に使用することができるリソース(例えば、RE)対比)(相対的に)高いDM−RSオーバーヘッドを考慮してCRSベースのデコーディングが実行されるTM(例えば、TM4)が設定(/シグナリング)されることができ、それに対し、(B)MBSFN_SF上では(LEGACY PDSCH領域に)CRS送信がないことを考慮(例えば、データ送信に使用することができるリソース対比DM−RSオーバーヘッドが相対的に低くなる)し、DM−RSベースのデコーディングが実行されるTM(例えば、TM9/10)が設定(/シグナリング)されることもできる。ここで、一例として、L−TTI関連TMは、S−TTIのものと独立的に(または、異なるように)設定(/シグナリング)されることもできる。
(規則#K)(非周期的)(S−TTI)CSIトリガリングDCI(例えば、S−PDCCH)上に、どのような(S−TTI)TM(または、SF TYPE)関連報告をトリガリングするかに対する指示子(フィールド)が定義されることができる。ここで、一例として、該当指示子(フィールド)は、“1ビット”に定義(例えば、該当指示子が“1”である場合は、MBSFN_SF(TM)関連(S−TTI)CSI報告トリガリングを意味し、“0”である場合は、NMBSFN_SF(TM)関連(S−TTI)CSI報告を意味する)されることもできる。
(規則#L)(非周期的)(S−TTI)CSIトリガリングDCI(例えば、S−PDCCH)が受信されるS−TTIが、どのようなSF TYPEに属するかによって(または、(非周期的)(S−TTI)CSI報告がどのようなSF TYPEに属するS−TTIチャネル(例えば、S−PUSCH/PUCCH)を介して実行されるかによって)、端末をして、どのような(S−TTI)TM(または、SF TYPE)関連報告がトリガリングされたかを暗黙的に把握せしめることもできる。ここで、一例として、該当(S−TTI)CSIトリガリングDCIがMBSFN_SF上のS−TTIで受信された場合(または、(S−TTI)CSI報告がMBSFN_SF上のS−TTIチャネルを介して実行される場合)には、MBSFN_SF(TM)関連(S−TTI)CSI報告がトリガリングされたと仮定(/解釈)し、それに対し、NMBSFN_SF上のS−TTIで受信された場合(または、(S−TTI)CSI報告がNMBSFN_SF上のS−TTIチャネルを介して実行される場合)には、NMBSFN_SF(TM)関連(S−TTI)CSI報告がトリガリングされたと仮定(/解釈)するようにすることもできる。
理解の便宜のために、(規則#L)の例をより具体的に説明すると、下記の通りである。
従来はMBSFN SFまたはNON−MBSFNSFにかかわらず、COMMON TMベースのデータ通信及びCSI報告が設定された。
それによって、従来はMBSFNサブフレームでない場合にも、MBSFNサブフレーム上の通信のために、DM−RSベースのデコーディングが実行されるTM(例えば、TM9/10)が設定(/シグナリング)されることができた。
S−TTIの場合、TTIを構成するシンボル個数が減少され、DM−RSが占めるOVERHEAD比重が増加するようになる問題点が発生できる。
前記のような問題点を解決するために、S−TTIベースの通信が設定された場合、MBSFN SFとNON−MBSFN SFとの間に異なるTM設定が許容された。以下、該当状況下で、基地局と端末との間に、“S−TTI関連非周期的CSI報告トリガリング”がどのようなTMをターゲットとするかを明確にするために、“S−TTI関連非周期的CSI報告トリガリングDCI”が受信されるS−TTIが、どのようなSFタイプ(例えば、MBSFN SF、NON−MBSFN SF)に属するかによって、該当SFタイプと連動されたTM関連(S−TTI)CSI情報を報告するように定義する方法を提供する。
図15は、本発明の一実施例に係る、決定された送信モードに基づいてCSI報告を実行する方法の流れ図である。
図15によると、端末は、DCI(downlink control information)を受信することができる(S1510)。前記端末は、レガシーTTI(legacy transmission time interval;L−TTI)に比べて相対的に短いTTI(short transmission time interval;S−TTI)をサポートする端末である。併せて、このときの端末は、S−TTIだけでなく、L−TTIもサポートすることができる。
ここで、端末が受信するDCIは、(非周期的)(S−TTI)CSI報告トリガリングDCI(例えば、S−PDCCH)である。
以後、端末は、前記DCIによりトリガリングされたCSIをレポートすることができる(S1520)。このとき、前記CSIは、前記DCIを受信したサブフレームに対する送信モードに基づいてレポートされることができる。
ここで、例えば、前記CSIは、前記DCIを受信したS−TTIが属する前記サブフレームに対する送信モードに基づいてレポートされることができる。または、例えば、前記サブフレームのタイプは、MBSFN(Multicast Broadcase Single Frequency Network)サブフレームタイプまたはNMBSFN(non−MBSFN)サブフレームタイプのうち一つである。または、例えば、前記サブフレームのタイプが前記MBSFNサブフレームタイプである場合と、前記サブフレームのタイプが前記NMBSFNサブフレームタイプである場合は、互いに異なる送信モードが設定されることができる。
より具体的に、アップリンクDCIフォーマット7−0A/7−0B上のCSI要求フィールドがレポートをトリガするようにセッティングされると、報告されるCSIは、該当DCIフォーマットが受信されたサブフレームに対して、上位レイヤにより設定された送信モードに従うことができる。即ち、報告されるCSIは、前記CSI報告トリガリングDCIが受信されるS−TTIが属するサブフレームタイプの送信モードに従うことができる。ここで、DCIフォーマット7−0A/7−0Bは、S−TTI用DCIフォーマットであるため、アップリンクDCIフォーマット7−0A/7−0B上のCSI要求フィールドがレポートをトリガするようにセッティングされるということは、S−TTIベースのCSI報告がトリガリングされた場合を意味する。
ここで、CSI報告と、送信モードの相関関係に対する例を図面を介して説明すると、下記の通りである。
図16は、CSI報告と、送信モードの相関関係に対する例を概略的に示す。
図16によると、端末は、L−TTI#0上の特定S−TTIで、S−TTI CSI報告トリガリングDCIを受信することができる。ここで、端末により送信されるCSI報告は、前記L−TTI#0に対して設定された送信モードに従うことができる。
即ち、前記L−TTI#0のサブフレームタイプがMBSFNサブフレームタイプである場合、CSI報告は、MBSFNサブフレームタイプによる、送信モードに従うことができる。例えば、前記L−TTI#0のサブフレームタイプがMBSFNである場合、CSI報告は、TM9またはTM10に従うことができる。
または、前記L−TTI#0のサブフレームタイプがMBSFNサブフレームタイプでない場合(即ち、NMBSFNサブフレームタイプである場合)、CSI報告は、NMBSFNサブフレームタイプによる送信モードに従うことができる。例えば、前記L−TTI#0のサブフレームタイプがNMBSFNである場合、CSI報告は、TM4に従うこともできる。
送信モードに対する例示は、以下の表3の通りである。
別途に図示していないが、図15の実施例は、前述した(または、後述する)実施例と結合(または、分離)されることもできる。例えば、図15による端末は、図11による実施例と結合されることもできる。一例として、図15による端末は、前記CSI報告関連CSIレファレンスリソースを選択し、前記端末は、前記S−TTI単位で前記CSIレファレンスリソースを選択し、前記CSIレファレンスリソースに基づいて前記CSI報告を実行することができる。
例えば、図15による端末は、図13による実施例とも結合されることができる。一例として、図15による端末は、S−TTIベースの通信が実行されるかどうかによって、事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドを決定し、前記S−TTIベースの通信が実行される場合、前記事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドは、レガシーPDCCH領域が含まれているS−TTIとレガシーPDCCH領域が含まれていないS−TTIとの間に同じく決定し、決定された前記事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドに基づいて、CQIを送信することができる。
(規則#M)SF TYPE(または、SF SET)別TM(及び/またはL−TTI関連TM)のうち、事前に(非周期的)(S−TTI)CSI報告関連代表TMが設定(/シグナリング)され、端末をして、(非周期的)(S−TTI)CSIトリガリングDCI(例えば、S−PDCCH)が受信される場合、該当代表TMに対するCSI情報報告を(常に)実行せしめることができる。ここで、一例として、代表TMは、MBSFN_SFTM(または、NMBSFN_SF TMまたはL−TTI関連TM)に設定(/シグナリング)されることもできる。また、一例として、前記説明した(一部)規則(例えば、規則#K/L/M)上で、(非周期的)(S−TTI)CSI報告関連“CSI REFERENCE RESOURCE DETERMINATION TIMELINE”は、該当CSI情報がどのようなTMに関連するかによって、(異なるようにまたは独立的に)決定されることができる。
(規則#N)基地局は、端末から、同時に何個の(S−TTI及び/またはL−TTI)(DL及び/またはUL)TMサポートが可能かに対するCAPABILITY情報の報告を受けた後、これに基づいてSF TYPE(または、SF SET)別異なる(DL及び/またはUL)S−TTI関連TM設定可否(及び/またはS−TTI/L−TTI間の異なるTM設定可否及び/または特定SF TYPE(または、SF SET)のS−TTI関連TMとL−TTI関連TMとの間の一致可否)を最終的に判断するようにすることもできる。ここで、一例として、もし、端末が2個のDL TMを同時にサポート可能であると報告した場合、基地局は、MBSFN_SF/NMBSFN_SFのS−TTI関連DL TMを同じく設定(/シグナリング)し、L−TTI関連DL TMを異なるように設定(/シグナリング)(または、NMBSFN_SF(または、MBSFN_SF)のS−TTI関連TMとL−TTI関連DL TMとを同じく設定(/シグナリング)し、MBSFN_SF(または、NMBSFN_SF)のS−TTI関連DL TMを異なるように設定(/シグナリング))することができる。他の一例として、もし、端末が3個のDL TMを同時にサポート可能であると報告した場合、基地局は、MBSFN_SF/NMBSFN_SFのS−TTI関連DL TMを異なるように設定(/シグナリング)するだけでなく、L−TTI関連DL TMも(S−TTI関連TMと)異なるように設定(/シグナリング)することができる。
また、一例として、下記提案方式は、(L−TTIだけでなく)S−TTIベースの通信が(同時に)設定(/シグナリング)された端末(S−UE)に、EMIMO(例えば、3D−MIMO、FD−MIMO)動作を効率的に設定/運営する方法を提示する。
(規則#P)基地局は、S−UEに、S−TTI(通信)とL−TTI(通信)との間にEMIMO動作を独立的に(または、異なるように)設定(/シグナリング)することができる。
(規則#Q)一例として、S−TTIは、L−TTIに比べて時間軸の(制御チャネル関連)リソース量が相対的に減ったため、S−PDCCHのペイロードが小さい場合(周波数軸のリソース使用量を増加させることなく)信頼性が効率的に保障されることができる。したがって、S−TTI(通信)のためにEMIMOが設定(/シグナリング)された場合、S−PDCCH上の“(非周期的)CSI REQUESTフィールドサイズ”が(過度に)増えること(例えば、S−PDCCH受信性能減少誘発)を防止するために、“ACTIVATED APERIODIC CSI−RS RESOURCE個数”を事前に設定(/シグナリング)された(最大)値(L_VAL)に制限することができる。ここで、一例として、S−PDCCH上の“(非周期的)CSI REQUESTフィールドサイズ”を“3ビット”に維持するために、L_VAL値を“1”に制限することができる。
前記説明した提案方式に対する一例も本発明の具現方法のうち一つとして含まれることができるため、一種の提案方式と見なされることは明白な事実である。また、前記説明した提案方式は、独立的に具現されることもできるが、一部提案方式の組み合わせ(または、併合)形態で具現されることもできる。一例として、本発明では説明の便宜のために3GPP LTEシステムに基づいて提案方式を説明したが、提案方式が適用されるシステムの範囲は、3GPP LTEシステム外に他のシステムにも拡張可能である。一例として、本発明の提案方式は、S−TTIベースの通信動作が設定(/シグナリング)された場合にのみ限定的に適用されることもできる。一例として、本発明の提案方式は、事前に設定(/シグナリング)されたTM(例えば、TM9(または、TM10))の場合(及び/またはPMI/RI報告が設定された場合及び/または非周期的CSI報告の場合)にのみ限定的に適用されることもできる。本発明の提案方式は、特定OS個数(例えば、2/3OSまたは7OS)のS−TTIが設定(/シグナリング)された場合にのみ限定的に適用されることもできる。一例として、本発明の提案方式は、APERIODIC CSI報告(または、PERIODIC CSI報告)動作にのみ限定的に適用されることもできる。本発明の提案方式は、NON−MBSFN SF(または、MBSFN SF)(上のS−TTI(または、L−TTI))にのみ限定的に適用されることもできる。本発明の提案方式は、(TM10ベースの)一つのCSI PROCESS(または、複数個のCSI PROCESS)が設定(/シグナリング)された場合にのみ限定的に適用されることもできる。
図17は、本発明の実施例が具現される通信装置を示すブロック図である。
図17を参照すると、基地局100は、プロセッサ(processor)110、メモリ(memory)120及びトランシーバ(transceiver)130を含む。プロセッサ110は、提案された機能、過程及び/または方法を具現する。メモリ120は、プロセッサ110と連結され、プロセッサ110を駆動するための多様な情報を格納する。トランシーバ130は、プロセッサ110と連結され、無線信号を送信及び/または受信する。
端末200は、プロセッサ210、メモリ220及びRF部230を含む。プロセッサ210は、提案された機能、過程及び/または方法を具現する。メモリ220は、プロセッサ210と連結され、プロセッサ210を駆動するための多様な情報を格納する。トランシーバ230は、プロセッサ210と連結され、無線信号を送信及び/または受信する。端末200は、他の端末に前述した方法によってD2D動作を実行することができる。
プロセッサ110、210は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置及び/またはベースバンド信号及び無線信号を相互変換する変換器を含むことができる。メモリ120、220は、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。トランシーバ130、230は、無線信号を送信及び/または受信する一つ以上のアンテナを含むことができる。実施例がソフトウェアで具現される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリ120、220に格納され、プロセッサ110、210により実行されることができる。メモリ120、220は、プロセッサ110、210の内部または外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサ110、210と連結されることができる。
図18は、プロセッサに含まれる装置の一例を示すブロック図である。
図18によると、プロセッサは、機能的な側面でオーバーヘッド決定部1810、CQI送信部1820で構成されることができる。ここで、前記プロセッサは、図18のプロセッサ210である。
ここで、オーバーヘッド決定部1810は、S−TTIベースの通信が実行されるかどうかによって、事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドを決定する機能を有することができる。また、ここで、CQI決定部1820は、決定された前記事前に定義された制御チャネル関連オーバーヘッドに基づいて、前記CQIを送信する機能を有することができる。
前記記載したプロセッサに含まれる装置に対する説明は、一つの例示に過ぎず、プロセッサは、他の機能的な要素乃至装置をさらに含むことができる。また、前記記載した各機能的な装置が実行する動作に対する具体的な例は、前述の通りであるため、これに対する重複する説明は、省略する。