JP2020519072A - 5gにおける同期信号 - Google Patents

5gにおける同期信号 Download PDF

Info

Publication number
JP2020519072A
JP2020519072A JP2019557398A JP2019557398A JP2020519072A JP 2020519072 A JP2020519072 A JP 2020519072A JP 2019557398 A JP2019557398 A JP 2019557398A JP 2019557398 A JP2019557398 A JP 2019557398A JP 2020519072 A JP2020519072 A JP 2020519072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
frequency
resources
synchronization signal
pss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019557398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7113029B2 (ja
Inventor
ウエイ・シュイション
モールスレイ・ティモシー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JP2020519072A publication Critical patent/JP2020519072A/ja
Priority to JP2021128160A priority Critical patent/JP7205582B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7113029B2 publication Critical patent/JP7113029B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/001Synchronization between nodes
    • H04W56/0015Synchronization between nodes one node acting as a reference for the others
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/001Synchronization between nodes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J11/00Orthogonal multiplex systems, e.g. using WALSH codes
    • H04J11/0069Cell search, i.e. determining cell identity [cell-ID]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0003Two-dimensional division
    • H04L5/0005Time-frequency
    • H04L5/0007Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0048Allocation of pilot signals, i.e. of signals known to the receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/30Resource management for broadcast services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0053Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals

Abstract

端末が同期したいセルが周波数領域において周波数スパンを有している5G無線通信システムでのセル探索及び同期化方法は、セルにおいて使用されるチャネルラスタを決定するシステムのためのニューメロロジーを周波数スパンに応じてセットすること(S100)と、PSS/SSS/PBCHを送信するために周波数スパンにわたって分布する複数の可能なリソースを、チャネルラスタを用いて定義すること(S102)と、PSS、SSS及びPBCHのいくつのインスタンスが現在の期間に必要とされるかを決定すること(S104)と、このようにして決定されたPSS、SSS及びPBCHのインスタンスの数を送信すること(S106)と、端末がセルと接続するためにPSS/SSS/PBCHの1以上のインスタンスを検出することとを有する。PSS/SSS/PBCHの複数の送信は、端末がより容易にそれらの信号を検出することを可能にし、RRMのための基準信号としてのPSS又はSSSの使用を促進する。異なる数のPSS/SSS/PBCHがそれらの間の各々のマッピングとともに送信されてよく、送信数は時間とともに変化し得る。

Description

本発明は、端末が無線ネットワーク内でセルへ接続する無線通信方法に関係がある。本発明は更に、その方法で使用される無線通信システム、端末、基地局及びコンピュータプログラムに関係がある。
特に、しかしそれに限らず、本発明は、端末が“5G”無線通信システムにおいてセルと同期するのを支援する技術に関係がある。
端末(ユーザ装置若しくはUE、サブスライバ、又は移動局とも称される。)が端末の通信範囲内の基地局(BS)と通信する無線通信システムは、広く知られている。
所与のキャリア周波数で、1つ以上の基地局によってサービスを提供される異なる地理的領域は、一般にセルと呼ばれ、通常は、隣接するセル及び/又は重なり合ったセルと多かれ少なかれシームレスに広い地理的領域をカバーするネットワークを形成するために、多数のBSが適切な地理的位置に設けられる。(本明細書中、語「システム」及び「ネットワーク」は同義的に使用される。)夫々のBSは1つ以上のセルをサポートすることができ、夫々のセルにおいて、BSは、利用可能な帯域幅、すなわち、周波数及び時間リソースを、自身がサービスを提供するユーザ装置のための個々のリソース割り当てに分割する。リソース割り当ての基本的な分割は、(周波数領域における)サブキャリア間隔(subcarrier spacing)及び(時間領域における)シンボル存続期間(symbol duration)である。サブキャリア及びシンボルは、リソースブロック(Resource Blocks)(BS)にグループ分けされるリソース要素(Resource Elements)(RE)を形成する。サブキャリアは、キャリア周波数に対して配置され、シンボルは、フレームタイミングに対して配置される。このようにして、セルにおいて送信されBSによってスケジューリングされる信号は、周波数領域における位置と時間領域における位置とによって特徴付けられ得る特定のリソースを占有する。端末は、同時にいくつかのセルの範囲内にあることができる(すなわち、同時にいくつかのセルからの信号を検出すること及び/又は同時にいくつかのセルと通信することができる)が、最も簡単な場合では、それは、1つの“サービング”セルと通信する。
LTE又はLTE−Aとしても知られている現在の“4G”システムでは、端末は、セルへ接続するためにセル探索及び同期化を実行する必要がある。このために、夫々のセルは、プライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal)及びセカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal)(PSS/SSS)と呼ばれる同期信号をブロードキャストする。キャリア周波数で送信されるそれらの信号は、セルに対するタイミング基準を確立し、セルを識別するための物理レイヤセル識別子(physical layer cell identity)及び物理レイヤセル識別子グループ(physical layer cell identity group)を運ぶ。より詳細には、PSSは、時間領域におけるサブフレーム、スロット及びスロット同期化を達成するために、且つ、セルのとり得る物理レイヤセル識別子(PCI)を絞り込むために、使用される。PCIは、3つのセルIDを夫々が含む168個のグループに分けられ、プライマリ同期信号は、グループ内のPCIのポジションに対するポインタを提供するが、グループ自体を識別しない。SSSは、無線フレーム同期化を達成するために使用され(PSSはフレーム内で2回全く同じように送信されるということで、PSS単独ではこのために不十分である。)、PCIグループを識別するので、PCIは、PSSからのポインタと組み合わされる場合に推定可能である。
LTEシステムでは、周波数領域において、システムオペレータに割り当てられた少なくとも1つの周波数帯域内で送信が行われる。所与のセルを供給するために使用される周波数の範囲(以下「周波数スパン」と称される。)は、一般に、割り当てられた周波数帯域内のそれらのサブセットである。時間領域において、送信は、「サブフレーム」に細分される「フレーム」において編成される。LTEで使用される1つのフレーム構造では、10msフレームは、夫々1ms存続期間の10個のサブフレームに分割される。LTEでは、PSS及びSSSの夫々は、フレームごとに2回、すなわち、5ms周期で(結果として、いくつかのサブフレームにおいてのみ)送信される。例えば、PSS及びSSSは両方とも、フレームごとの第1及び第6のサブフレームで送信される。LTEは、エアインターフェイスのためにOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を用いる。5GシステムもOFDM及びその変形を用いることになると期待される。所与の周波数帯域のためのサブキャリア間隔、シンボル存続期間、巡回プレフィックス、及び他のパラメータの特定の値に関するOFDM設定は、「ニューメロロジー」と呼ばれる。
LTE仕様において、端末は、セルと同期又は非同期と見なされ得る。上述されたように、PSS及びSSSを成功裏に復号することは、ダウンリンクサブフレームタイミングセルのセルIDを含む同期情報を端末が取得することを可能にする。すなわち、端末は、セルと“同期”する。同期状態では、端末は、セルによってブロードキャストされる物理ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast CHannel)(PBCH)に含まれるマスタ情報ブロック(Master Information Block)(MIB)を含むシステム情報を復号することができる。それから、端末は、セルからダウンリンク上でユーザデータ(パケット)を受信し始めること、及び/又は、通常は、いくつかの更なるプロトコルステップの後に、セルを用いてアップリンク上でユーザデータを送信することができる。
端末は、通常は、自身と所与のセルとの間の無線通信チャネルの特性を、そのセルへ適切なフィードバックを供給するために、測定する必要がある。端末によるチャネルの測定を助けるよう、基準信号がセルによって送信される。端末が基準信号に対して測定を行い、測定をBSに報告するプロセスは、無線リソースマネージメント(Radio Resource Management)(RRM)の部分である。
今日、インターネット又は他のモバイルポイントへのモバイルアクセスは、ビジネス及び個人生活の両方にとってなくてはならないものになりつつあり、ソーシャルネットワーキング、クラウドに基づくサービス及びビッグデータ解析などの新たな応用の人気により、現在の無線システムに対して大きな課題がある。モノのインターネット(Internet of Things)などの来るべきサービス及び超高信頼(ultra-reliable)のミッションクリティカル接続とともに、LTE/LTE−Aの後を継ぐ、「5G」又は「NR」(New Radio)として知られている次世代システムが、それら全ての厳しい要件を満足するために必要とされる。次世代モバイルネットワーク、5Gは、そのエコシステムとともに、LTE/LTE−Aの欠点を解消するために2020年までに展開されることを目標とされている。
満足されるべき同時要件には、著しく増加したトラフィック、多数の更なるデバイス、低減されたレイテンシ、マシン・ツー・マシン(Machine-to-Machine)(M2M)デバイスのための低電力且つ低コストの解決法、並びに増大したピーク及び保証されたデータレートがある。5Gの意図は、それらの応用の全ての要件を満足することであり、理想的には、5Gは、少なくとも次の特徴を提供することができる:
・より高いデータレート、より高い容量、及びより高いスペクトル効率に加えて、超高信頼の接続
・レイテンシの著しい低減とともに、統合されたユーザエクスペリエンス
・有意に異なったクオリティ・オブ・サービス(Quality of Service)(QoS)要件を有する用途へのスケーラビリティ/適合性
・全てのスペクトル及び帯域にアクセスし、異なるスペクトル共有スキームをサポートする。
トラフィックプロファイルの視点から、5Gは、有意に異なった特性を持った少なくとも3つのプロファイル、すなわち:
(i)高モビリティトラフィックを伴った高スループット;
(ii)低エネルギ消費及び長寿命センサに基づきサービス;並びに
(iii)極めて低いレイテンシ及び高信頼性サービス
をサポートすることになる。
産業視点から、5Gは、従来の音声及びデータサービスを提供するだけでなく、自動車、農業、都市管理、ヘルスケア、エネルギ、公共輸送、などのような他の産業にも拡張及び浸透することになり、それら全てが、かつて経験したことがない大規模なエコシステムをもたらすことになる。
そのような洗練された複雑なシステムを設計する技術的課題は途方もなく、ネットワーク側及び無線インターフェイスの両方で著しい躍進が必要とされることになる。無線インターフェイスの物理レイヤに関して、上記の5G要件をサポートするために、新しい技術が導入されるだろう。3GPPにおける研究の1つの重要な目的(例えば、3GPP discussion document RP-160671, New SID Proposal: Study on New Radio Access Technology, NTT DOCOMO)は、重要な5G要件を満足するための、波形設計、基本ニューメロロジー、及びフレーム構造などの基本的な物理レイヤ設計、チャネル符号化スキーム、などを詳しく調べることである。
本発明に特に関係があることは、システムが入手することができる利用可能な周波数スペクトルの影響である。周波数スペクトルは、複数の周波数帯域の組み合わせであってよい。長い間、トラフィック需要を満足するために、よりずっと多いスペクトルが利用可能であることが期待されている。現在まで、モバイル通信のためのスペクトルは、6GHzを下回る周波数に焦点を当ててきた。2020年から2030年の期間に、6GHz、10GHz又はそれ以上の100GHzまでの高い周波数での更なるスペクトルが考えられることになるだろう。同時に、より広い周波数帯域が、これらの極めて高い周波数で利用可能になるだろう。より詳細な情報は表1で与えられている(出典:Ofcom,“Spectrum above 6GHz for future mobile communications”,2015年2月)。
Figure 2020519072
実際的な5Gシステムは、通常は、異なるオペレータに割り当てられた使用帯域のサブレンジを用いることになり、各サブレンジは、システム帯域幅又は周波数スパンと呼ばれる。5Gシステムで使用される端末(UE)は、それらが1よりも多い周波数スパンを用いて通信することを可能にするよう複数のレシーバチェーン(RF回路の組)を装備され得る。夫々のシステム帯域幅/周波数スパンは、中心周波数(「スペクトル位置」とも称される。)と関連付けられる。例えば、1オペレータは、中心周波数2GHzである1.9GHzから2.1GHzまでの200MHz帯域幅を有する帯域を割り当てられてよい。この場合に、「スペクトル位置」は2GHzである。他方で、オペレータが5.9GHzから6.1GHzまでの200MHz帯域幅を有する帯域を有している場合には、スペクトル位置は6GHzである。LTEでは、システム帯域幅/周波数スパンの中心周波数がキャリア周波数であると通常は見なされるが、これは必ずしも5Gシステムで当てはまらない。
新しいシステムはまた、位相ノイズに対してロバストであるよう設計されるべきである。位相ノイズは、周波数帯域が高いほど大きくなる。この問題に対する1つの解決法は、サブキャリア間隔を含むOFDM設定をスケーリングすることであり、このようにして、様々な周波数帯域を最適に利用するようニューメロロジーの組を定義する。そのようなニューメロロジーの組の例が、以下、表2で示されている。
Figure 2020519072
表2の最後の列で、列「6GHzまで」は、既存のLTEニューメロロジーに対応する。このスキームにおいて、夫々のニューメロロジーは、その特定のサブキャリア間隔及び対応するOFDMシンボル存続期間を有している。ベースラインサブキャリア間隔及び他の可能なサブキャリア間隔として使用されるLTEで用いられるような15kHzサブキャリア間隔は、15kHz値の倍数として取得され得る。ついでに言えば、列「40GHz」で、Lは、よりずっと広いサブキャリア間隔の可能性を認める整数である。しかし、上記は単に一例であり、多くの変形例が可能である。
無線通信システムにおける周波数スパン及びチャネルサイズを考えるときに、「チャネルラスタ」(「キャリアラスタ」又は「周波数ラスタ」とも呼ばれる。)の概念が重要である。一般に、「ラスタ」は、任意の信号又はチャネルのとり得る位置に適用されるステップサイズである。GSM(登録商標)、UMTS及びLTEなどのシステムの場合に、チャネルラスタは、キャリア中心周波数が位置することができる、通常は等しく間隔をあけられた周波数領域における位置の組を意味する。上記のセル探索及び同期化プロシージャは、同期信号がキャリア中心周波数で送信されるとの仮定の下で、同期信号が送信されるキャリア周波数を検出するよう端末レシーバが周波数範囲を走査することを伴う。よって、チャネルラスタ内の2つの連続する位置の間の距離は、端末がキャリア周波数を探そうとするときに、ステップサイズと見なされ得る。
しかし、多くの従前のシステムとは異なり、5Gでは、同期信号がキャリアの中心周波数に位置することが必ずしも当てはまらない。より一般的には、チャネルラスタは、キャリアが端末によって見つけられ得る周波数スパン内で周波数領域における位置の組として定義され得るが、そのような位置はキャリア中心周波数であってもなくてもよい。更に、「キャリア周波数」の現在の理解は、5G/NRにおいて直接適用可能でないことがあるので、「周波数スパン」のような代替の用語が好ましい場合がある。
将来の5G使用のための極めて高い周波数、より広い帯域幅及び複数のニューメロロジーの導入により、5G物理設計はLTE設計と比べて著しく異なることになる。結果として、5Gに適した初期セル探索及び同期化プロシージャを発明し、同期信号及びブロードキャスト信号の設計のための適切なメカニズムを提供する必要がある。
本発明の第1の態様によれば、周波数領域において周波数スパンを有する少なくとも1つのセルを供給する無線通信システムでのセル探索及び同期化方法であって、
前記セルの1つについて、同期信号を送信するために前記周波数スパン内及び定義された時間フレーム内で複数のリソースを定義し、各リソースは、前記周波数領域における位置及び時間領域における位置によって特徴付けられる、ことと、
前記複数のリソースのうちの1つ以上において前記同期信号を送信することと
を有する方法が提供される。
上記の「同期信号」は、プライマリ同期信号であってよく、且つ/あるいは、それは、セカンダリ同期信号であってもよい。両方のタイプの同期信号が5G無線通信システムで用いられることが期待される。よって、望ましくは、前記同期信号は、前記セルと同期するために前記無線通信システム内の端末によって使用されるプライマリ同期信号の1以上のインスタンス及びセカンダリ同期信号の1以上のインスタンスを含む。
前記同期信号を送信することは、前記複数のリソースのうちのいくつを前記定義された時間フレームにおいてプライマリ同期信号を送信するために用いるべきかを決定することを含んでよく、これによって、前記プライマリ同期信号の1インスタンスを送信するために夫々用いられるリソースの数は、時間フレームごとに変化し得る。
望ましくは、既に述べられているセカンダリ同期信号が、前記周波数スパン内及び前記定義された時間フレーム内で1つ以上のリソースにおいて送信され、前記セカンダリ同期信号の1つ以上は、前記セルに関する更なる情報を得るために前記端末によって使用され、当該方法は、プライマリ同期信号が送信されるリソースとセカンダリ同期信号が送信される少なくとも1つのリソースとの間に所定の関係があるようにセカンダリ同期信号の送信のための可能なリソースを定義することを更に有する。
まさに言及されている所定の関係は、M及びNが1以上の整数であって、MがN以上又はMがN以下であるとして、前記セカンダリ同期信号のN回の送信に対する前記プライマリ同期信号のM回の送信のマッピングを含んでよい。
プライマリ同期信号と同等に、前記セカンダリ同期信号を送信することは、前記可能なリソースのうちのいくつを前記定義された時間フレームにおいて前記セカンダリ同期信号を送信するために用いるべきかを決定することを含んでよく、これによって、前記セカンダリ同期信号のインスタンス数は、時間フレームごとに変化し得る。
当該方法は、前記周波数スパン内で1つ以上のリソースにおいてブロードキャストチャネルを送信することを更に有してよく、当該方法は、前記セカンダリ同期信号が送信されるリソースと前記ブロードキャストチャネルが送信される少なくとも1つのリソースとの間に所定の関係があるように前記ブロードキャストチャネルのための可能なリソースを定義することを更に有する。
ここで、所定の関係は、N及びPが1以上の整数であって、NがP以上又はNがP以下であるとして、前記定義された時間フレーム内での前記セカンダリ同期信号のN回の送信と前記ブロードキャストチャネルのP回の送信との間のマッピングを提供することを含んでよい。
代替的に、当該方法は、前記周波数スパン内で1つ以上のリソースにおいてブロードキャストチャネルを送信することを更に有してよく、当該方法は、プライマリ同期信号が送信されるリソースと前記ブロードキャストチャネルが送信される少なくとも1つのリソースとの間に所定の関係があるように前記ブロードキャストチャネルのための可能なリソースを定義することを更に有する。すなわち、所定の関係は、セカンダリ同期信号とブロードキャスト信号との間よりむしろ、プライマリ同期信号とブロードキャスト信号との間にあることができる。
いずれの場合にも、前記ブロードキャストチャネルを送信することは、前記ブロードキャストチャネルのための前記可能なリソースのうちのいくつを前記定義された時間フレームにおいて用いるべきかを決定することを含んでよく、これによって、前記ブロードキャストチャネルの送信のために使用されるリソースの数は、時間フレームごとに変化し得る。
前記ブロードキャストチャネルは、前記周波数スパン内で複数のリソースにおいて送信されてよく、該複数のリソースの夫々において、同じコンテンツが送信されてよい。
前記送信することは、前記プライマリ同期信号、前記セカンダリ同期信号、及び前記ブロードキャストチャネルのうちの少なくとも1つの複数のインスタンスを供給してよい。
先に定義されたいずれの方法でも、前記無線通信システムは少なくとも1つのチャネルラスタを有し、前記周波数スパン内で前記周波数領域の位置の全てを定義するために同じチャネルラスタが使用されてよい。
先に定義されたいずれの方法でも、前記同期信号を送信するために定義された前記リソースは、望ましくは、前記セルによって使用される前記周波数スパンの略全体にわたって分布する。
先に定義されたいずれの方法でも、前記定義することは、望ましくは、前記セルの前記周波数スパンに適用可能なニューメロロジーに基づく。
本発明の第2の態様によれば、少なくとも1つのセルを制御する基地局を有し、前記セルが周波数領域において周波数スパンを有する無線通信システムであって、
前記基地局は、
前記セルについて、同期信号を送信するために前記周波数スパン内及び定義された時間フレーム内で複数のリソースを定義し、各リソースは、前記周波数領域における位置及び時間領域における位置によって特徴付けられ、
前記複数のリソースのうちの1つ以上において前記同期信号が送信されるようにする
よう構成される、無線通信システムが提供される。
本発明の第3の態様によれば、無線通信システムで使用される基地局であって、周波数領域において周波数スパンを有する少なくとも1つのセルを制御する前記基地局において、
前記セルについて、同期信号を送信するために前記周波数スパン内及び定義された時間フレーム内で複数のリソースを定義し、各リソースは、前記周波数領域における位置及び時間領域における位置によって特徴付けられ、
前記複数のリソースのうちの1つ以上において前記同期信号が送信されるようにする
よう構成される基地局が提供される。
本発明の第4の態様によれば、周波数領域において周波数スパンを有する少なくとも1つのセルを供給する無線通信システムで使用される端末であって、
同期信号の起こり得る受信のために、前記セルについて、前記周波数スパン内及び定義された時間フレーム内で複数の周波数領域位置を定義し、
前記周波数スパン内の前記複数の決定された周波数領域位置のうちの1つ以上にある1つ以上のリソースにおいて前記セルによって送信される同期信号を検出することによってセル探索を実行する
よう構成される端末が提供される。
上記のシステム、基地局及び端末は、本発明の方法に関して先に定義された特徴のいずれも用いてよい。
更なる態様は、トランシーバを装備したコンピュータデバイスによって実行されるときに、先に定義された基地局又は端末を提供するコンピュータ可読命令を含むコンピュータプログラムを提供する。そのような命令は、コンピュータ可読媒体に記憶されてよい。
上記から明らかなように、実施形態における特徴は、以下を含む。
通信システムにおけるセル探索及び同期化プロシージャのために設計される方法であって、
・周波数領域における夫々の可能な個別的PSS送信リソース位置がチャネルラスタによって示されるところの、動作帯域幅内の1よりも多いリソースでのPSS送信と、
・周波数領域における夫々の可能な個別的SSS送信リソース位置がチャネルラスタによって示されるところの、動作帯域幅内の1よりも多いリソースでのSSS送信と、
・周波数領域における夫々の可能な個別的PBCH送信リソース位置がチャネルラスタによって示されるところの、動作帯域幅内の1よりも多いリソースでのPBCH送信と
を有し、
・少なくとも1つのPSSと少なくとも1つのSSSとの周波数領域位置間に所定の関係があり、
少なくとも1つのPSS又はSSSと少なくとも1つのPBCHとの周波数領域位置間に所定の関係がある、
前記方法。
1よりも多いリソースでの上記のPSS及び/又はSSS送信は、特定の期間に制限されてよい。
実施形態における望ましい特徴には、
・複数のPBCHが同じ情報を含むこと、
・送信されるPSSの数が時間とともに変化し得ること、
・送信されるSSSの数が時間とともに変化し得ること、
・送信されるPBCHの数が時間とともに変化し得ること、
・同じチャネルラスタがPSS、SSS及びPBCHのために使用されること、
・動作帯域幅がセルによって使用される帯域幅に対応すること
がある。
一般に、別に明らかな意図がない限り、本発明の一態様に関して記載される特徴は、いずれかの他の態様との任意の組み合わせにおいて、たとえそのような組み合わせが本明細書中で明示的に言及又は記載されていないとしても、同様に適用され得る。
本明細書中で、語「スパン」は、無線通信システムで用いられる周波数の範囲を表すために使用される。スパンのサイズ又は幅(100MHzなどのように、スパンの開始周波数から終了周波数の間の差として定義され得る。)と、電磁スペクトル内のその位置(2GHz又は28GHzなどのような中心周波数)とは、区別され得る。実施形態において、1よりも多い周波数スペクトルが同時に、場合により電磁スペクトルの異なる部分で、利用可能であり、それらは、幅が同じであっても又は異なってもよい。
先に使用された語「セル」は、広く解釈されるべきであり、例えば、セルの部分、ビーム、又は送信ポイント若しくはアクセスポイントの通信範囲を含んでもよい。上述されたように、セルは、通常は基地局によって供給される。夫々のセルは、セルによって使用される無線周波数の範囲である各々の周波数スパンと関連付けられている。基地局は、5Gシステム内の他の局から信号を送信及び受信するのに適した如何なる形もとってよい。これは、いわゆる「gNB」を含み、送信/受信ポイントにわたって制御又は監督機能を有し得る。
先に言及された「端末」は、ユーザ装置(UE)、加入者局(SS)、若しくは移動局(MS)、又は何らかの他の適切な固定位置若しくは移動可能な形をとってよい。本発明を目に見えるようにするために、端末を携帯電話機として想像することが都合がよいことがある(多くの場合に、端末の少なくともいくつかは携帯電話機を有するだろう。)が、これから如何なる限定も課されるべきではない。
単なる一例として、添付の図面が参照される。
異なるラスタ値が如何にして無線通信システムにおいて異なる帯域幅に対して使用され得るかを示す。 本発明を用いるプロシージャ内のステップを概説する。 1つの特定の周波数範囲にわたる複数のPSS送信を特徴とする本発明の一実施形態を説明する。 複数のPSS、SSS及びPBCHを与える実施形態を説明する。 異なるUEが異なるサポートされる帯域幅を有するところの実施形態を説明する。 2つのレシーバチェーンを使用して広い帯域幅を有するUEを説明する。 PSS/SSS/PBCHとともにデータの伝送を説明する。 単一のPBCHを供給にマッピングされる複数のPSS及びSSSを与える実施形態を説明する。 単一のSSS及びPBCHへマッピングされる複数のPSSを与える実施形態を説明する。 本発明が適用され得る端末の略ブロック図である。 本発明が適用され得る基地局の略ブロック図である。
端末がオンされるか又は完全に接続を失うときに、それは、通常は、セルへ接続/再接続しようとする。この段階で、その端末は、可能なサービングセル及び局所通信システムのごく限られた情報しか有さない可能性があり、任意の可能なサービングセルのタイミング/周波数特性及び識別情報を得るために、セル探索/同期化プロシージャや、基本物理レイヤプロシージャに依存することになる。手近にこの情報によれば、その端末は、他の重要なシステム情報を更に利用し、(例えば、ランダムアクセスプロシージャによって)サービングセルへのその最初のアクセスを終了することができる。次の表は、セル探索/同期化プロシージャの設計中に考慮されるべき主な因子のリストを提供する。
Figure 2020519072
Figure 2020519072
これらのパラメータは、5Gのための同期化プロシージャの間に連帯的に考慮される。例えば、二段階の同期化プロシージャを考えると、その場合の1つの解決法は、現在のLTE同期化プロシージャで見られるように、PSS及びSSSの両方をブロードキャストすることである。5Gのための上記のスペクトル割り当てを考えると、LTEのスペクトル利用状況と比較して、LTE同期化プロシージャを再利用すべきか、それとも5Gシステムのための新しい同期化プロシージャを設計すべきかを決定するときに、次の項目が考慮されるべきである。
最初に、上述されたように、5Gの帯域幅は、LTEの20MHz伝送帯域幅の設計目標と比較して、よりずっと大きくなる。何らかの事前情報の助けを借りなければ、受信器は、チャネルラスタ上の全ての可能なキャリア周波数をチェックしなければならない可能性がある。一般に、(2、3のキャリアをサポートする)所与の周波数スパンにおける可能な周波数ラスタ位置の数は、ラスタ値で除された、とり得るキャリアの数を乗じられた伝送帯域幅に比例する。LTEにおける5つのキャリアの場合に、この数は、およそ5×200/0.1=1000となり得る。100MHzのある倍数の5G/NRにおける全帯域幅を仮定すれば、この数は、よりずっと高くなり(例えば、10個のキャリアを仮定すれば、10×100/0.1=10000)、全帯域幅を探索するときの実施複雑性及びチューニング時間は、100kHzチャネルラスタを使用するLTEと比較して著しく増大することになる。その上、NR/5Gの導入は、同期シーケンスを探索されるべき可能な周波数スパンの数を増大させる可能性が高い。
第2に、5G/NRのキャリア周波数は、LTEキャリア周波数と比較して、よりずっと高くなる。そのような高いキャリア周波数を使用する場合に、経路損失は増大し、セルのサイズを制限/低減することになる。セルが小さいほど、セルごとのユーザも少なくなり、そして、より大きい帯域幅によれば、(例えば、異なる周波数の使用によって)同期信号を適応させるために周波数領域においてより多くのリソースを使用することが可能である。これは、異なるセルからの同期信号間の干渉を低減することを可能にする。
第3に、(キャリア又はCCの形での)異なる帯域幅が、端末に利用可能であることができる。例えば、4G/LTEで見られるような典型的な帯域幅10MHzを有するキャリアは、現在定義されているラスタ値100kHzを使用すると期待され、一方、極めて大きい帯域幅を有する5G/NRキャリアは、比較的に少数のとり得るキャリア位置を保つよう、大きいラスタ値を有することができる。端末(以降、UEと称される。)は、例えば、次のような、種々の方法で適切なラスタを決定してよい:
・特定の周波数スパン(又は周波数スパンの部分)について推定されるラスタの予備的知識、例えば、仕様において定義されるか、又は(例えば、SIMカードに)事前に記憶されている。
・適用されるラスタを示すシグナリング(異なる周波数のキャリアを介する。)
・ブラインド検出:粗いラスタにより最初の探索を行い、これが失敗すると、細かいラスタによりその後の探索を行う。
図1に示されるように、大きいラスタチャネル値及び従来の小さいチャネルラスタ値の両方が同時に5Gキャリアのために用いられ得ることも可能である。
図1において、横軸は周波数軸であり、縦軸は、特定の周波数で送信される信号を表す。図の上部分は、固定100KHzインターバルでの比較的に細かいラスタ位置51を有する4Gキャリア(バンドB1)のためのラスタパターン50を示す。5Gキャリア(バンドB2)のためのラスタパターンは100で示され、実線矢印101によって示される粗いラスタに加えて、(破線矢印102によって示されるように)粗い位置の周りに、細かいラスタを有するいくつかの追加の可能なキャリア位置から成る。すなわち、2つのラスタ間隔が、同じ周波数スパン内で同時に用いられてよい。これは、検索すべき異なる可能な周波数が多すぎることなしに、いくらかの微調整を可能にする。
LTEにおけるシステム情報設計は、情報の重要性、情報の順序(論理的に情報Aは情報Bを取得する前に取得されるべきである。)及び対応する伝送オーバヘッドを連帯的に考慮することによって、階層化されたシステム(tiered system)と見なされ得る。LTEでは、何らかの極めて重要な情報がマスタ情報ブロック(MIB)に含まれ、PSS及びSSSも位置するシステム帯域幅の真ん中にある6つのRB(リソースブロック)を用いてBS(LTEではeNBと称される。)によってPBCH(LTE物理ブロードキャストチャネル)を通じてブロードキャストされる。LTEでは、システム帯域幅は、1.4MHzから20MHzまでの範囲で2、3の可能な設定しか有さないが、端末は、全ての可能な設計、すなわち、システムによって展開される任意の特定の設定をサポートすべきである。システム帯域幅の真ん中でPBCH、PSS及びSSSをブロードキャストすることによって、端末は常に、システム帯域幅が何であろうと、同期信号及びMIBを見つけることができる。すなわち、同期信号及びMIBの検出は帯域幅に依存しない。同期信号及びMIB設計は、それらの間の次の関係を暗示する。システム帯域幅内で、PSSが存在する唯一無二の周波数領域が存在し、1つのPSSは周波数領域内の同じ位置で1つのSSS信号を伴う。周波数領域におけるMIBの位置は、PSSによって示されるシステム帯域幅の真ん中にある6つのRBによって境界される。
5G/NRシステムは、LTEのそれらと比較して、多種多様な特性を有している。例えば、上述されたように、莫大な量のスペクトルがNRシステム帯域幅(又は相当物)のために割り当てられ、特定の端末によってサポートされる帯域幅は対応するシステム帯域幅よりも小さくなる。
5G/NRでのセル検出のために信号を供給することに加えて、PSS/SSSはまた、PBCHの復調のための基準信号としても働き、且つ/あるいは、無線リソースマネージメント(RRM)で使用される測定のための基準信号としても働き得る。基準信号受信電力(Reference Signal Received Power)(RSRP)又は基準信号受信品質(Reference Signal Received Quality)(RSRQ)などのRRM測定はUEによって行われ、そして、セル選択のための根拠として使用され、且つ/あるいは、新しいセルへの適切なハンドオーバを可能にするようネットワークへ報告されてよい。
これらの新しい課題を考えると、NRのための同期信号及びMIB送信の新たな設計を有することが望ましい。ここで対処される具体的な課題は、以下を同時にサポートするためのPSS/SSSの設計である:
・帯域幅能力が限られているUEによるセル検出及び識別
・広帯域動作が可能なUEによる広帯域幅にわたるRRM測定。これは、帯域幅能力が夫々限られている複数のレシーバチェーンの並列動作によって広帯域能力が提供されるUEを含む。
実施形態の原理は、図2のフローチャートで説明される。1つのセルは、端末とのそのアップリンク通信及びダウンリンク通信の両方のために1つの周波数スパンを用いると仮定される。更に、端末は、特定の周波数スパンでオペレータによって提供されるセルと同期したいと望んでいると仮定される。デフォルトのニューメロロジーは、例えば、先に表2で示されたように、周波数スパンに関連する。ステップS100で、セルによって使用されるチャネルラスタ値がニューメロロジーによって決定される。上述されたように、チャネルラスタは、信号又はチャネル(又はより正確には、そのキャリア波)が位置することができる周波数領域における位置の組であり、用語「チャネルラスタ値」は、それらの周波数位置の間のステップサイズ又は間隔を表す。
ステップS102で、PSS/SSS/PBCHのための可能なリソースが定義される。例えば、それらは、チャネルラスタ値によって定義される周波数スパンにわたる全てのラスタ位置を含んでよい。利用可能なラスタ位置のサブセットが使用される場合に、それらは、望ましくは、測定を容易にするために周波数スパン全体にわたって分布すべきである(以下参照。)。そのような位置は、通常は、システム実施の部分として前もって定義されるが、時々変更され、セルを提供する送信/受信ポイント(Transmission/Reception Point)(TRP)を制御する、いわゆるgNB(next generation NodeB)のような基地局又は相当物へより高レベルのシグナリングによって指示されてよい。
ステップS104は、セル(基地局)レベルで行われ、可能なリソースのうちのいくつをPSS/SSS/PBCHの実際の送信のために使用すべきか、換言すれば、PSS、SSS及びPBCHの夫々のいくつのインスタンスが必要とされるかを決定することを伴う。すなわち、所定の期間(例えば、フレーム)内の送信の数が決定され、この決定において考慮されるべき因子は、干渉を引き起こす可能性がある隣接セルの存在、端末の数及び範囲、などを含め、配置シナリオに関係がある。インスタンスの数に加えて、実際の位置も決定される。周波数順に配置されるリストとしての周波数領域内の可能なリソースに関して、M個のPSSが必要とされる場合には、例えば、最初のM個の位置が選択されてよい。実際には、周波数領域内の2つ又は3つのインスタンスで十分である。gNBがインスタンスを加えたい場合には、それは単純にリスト内の次に利用可能なリソースを使用してよい。PSS、SSS及びPBCHの夫々のインスタンスの各々の数は、後述されるように異なってよい。最低でも、オペレータは、ただ、少なくとも1つのPSS/SSS/PBCHが周波数スパン全体内で送信されることを確かにしさえすればよい。
次いで、ステップS106で、セルは、多数のインスタンスにおいて、先に決定されたリソースでPSS/SSS/PBCHを送信する。ステップS108で、端末は、序文で説明されたPSS/SSSの既知の使用に対応する方法において、チャネルラスタ値に対応する位置で同期シーケンスを探すことによって走査を実行する。端末は、探すべき同期信号及びチャネルラスタ値により前もって構成されてよい。PSS/SSS/PBCH送信のうちの1つ以上を検出することによって、端末はセルと同期状態になる。次いで、フローはステップS104に戻って、プロセスがフレーム又は複数のフレームなどの次の期間に繰り返されることを可能にする。このようにして、gNBは、その後の時間フレームにおいて、場合により、必要とされる送信の数の新たな決定に従う異なる数のインスタンスにおいて、再びPSS/SSS/PBCHを送信し、他の端末がセルと同期することを可能にする。
PSS/SSS/PBCHなどの信号は、必ずしも時間領域内の同じ位置で(すなわち、必ずしも同時に)送信されず、使用されるリソースは、スロット、サブフレーム又は無線フレームなどの適切な時間フレーム内で自由自在な又は前もって決定された時間領域位置を有してよい点に留意されたい。
これより、多くの特徴をLTEと共有すると考えられる5G/NRシステムに基づく実施形態を参照して、実施形態が説明される。
以下の実施形態は、セルのシステム帯域幅(LTEにおけるシステム帯域幅の概念はNRでの使用のために変更され得るので、ここでは「周波数スパン」とも呼ばれる。)内での複数のPSSの送信を伴う。
第1の実施形態は、周波数領域内の複数の位置でのセルのPSS送信を有する。
PSS送信は、必ずしも周波数領域において一様に間隔をあけられない。PSSの可能な周波数領域位置は、周波数スパン(システム帯域幅)若しくはスペクトル位置又は両方に依存し得る値を有するチャネルラスタによって示される。1つの周波数スパン内で複数のチャネルラスタ値を有することが可能であってよく、また、周波数領域におけるそれらのPSS位置は、異なるステップ値を有するチャネルラスタによって示されることも可能である。ついでに言えば、複数のチャネルラスタ値が1つのセルによって使用されてよく、UEがその最初の探索中に(より大きいチャネルラスタを用いて)クイック探索を実行し、次いで絞り込み探索(最初の探索を通じて得られた情報に基づいてもよい。)を実行することを可能にする。これは、複雑性を減らし且つ最初の探索プロセスを加速することができる。
簡単のために、複数の可能なPSS位置は、特定の周波数範囲/スパン内で一様なステップ値を有するチャネルラスタに従うことができる。1つの例が図3に表されている。図3において、複数のPSSが、周波数範囲内の1つの特定のチャネルラスタによって示される位置111で送信される。上向きの矢印は、個の例では使用されていない第3及び第5の可能な位置112とともにPSSの可能な位置を示す。
図4は、時間及び周波数領域における各々のPSSのためのリソース割り当てを用いて同じ考えを示しており、PSSは、位置111の夫々で送信され、可能な位置112は、この例では選択されない。この第1の実施形態では、各PSSに対応するSSS及びPBCHのインスタンスも同じ周波数で送信され、よって、同数のPSS/SSS/PBCHが送信される。この及び他の図で、夫々PSS、SSS及びPBCHを表す斜線付き長方形は図式的であり、夫々の信号又はチャネルを送信するのに必要とされるリソースのサイズを必ずしも表さない点が留意されるべきである。なお、全てのPSS/SSSが同量の時間/周波数リソースを有する場合には、それはUEのブラインド検出負担を大いに減らすことになる。同様に、PSS/SSS/PBCHの間に示されるギャップは、それらの信号の間の如何なる時間領域オフセットのサイズも必ずしも表さない。そのような時間オフセットはまた、ゼロであることができる(例えば、PSS/SSS/PBCHの1つ以上は同時に送信され得る。)。この場合に、信号の1つ以上は、同じリソースを共有しても、あるいは、異なった周波数領域ラスタ位置で、又はラスタ位置から所定の周波数オフセットを有して、送信されてもよい。
異なるPSS/SSS/PBCHインスタンスが、図5に示されるように、異なる帯域幅能力を有するUEによって受信され得る。LTEの場合とは異なり、5G/NRでは、端末は、全ての利用可能なシステム帯域幅をサポートするよう求められない。
例えば、121で示されるような広帯域能力を有するUE1は、両方の周波数領域位置111で送信されたPSS/SSS/PBCHの複数のインスタンスを同時に受信することができ、一方、123によって示されるより狭い受信能力を有しているUE3は、一度に1つのインスタンスしか受信することができない。UE2は、PSS/SSS/PBCHが存在せず未選択位置112しかない周波数範囲122で動作することが示されている。UE2は、実際に送信されたPSS/SSS/PBCHのいずれかのインスタンスを受信するために、位置111の一方又は他方へチューニングし直される必要がある。
NRにおける1つの可能な特徴は、図6に示されるように、狭い帯域幅を有する2つ以上のレシーバチェーンを使用することによってUEが広い帯域幅で動作することを可能にすることである。広い帯域幅は124で示されており、UEが周波数領域位置111にあるPSS/SSS/PBCHの両方のインスタンスを検出することを可能にする。図示されるように、広い帯域幅は、隣接する狭い帯域幅にある対のレシーバチェーンによって提供される。そのような動作モードは、例えば、2つのレシーバチェーンが異なる位相及び/又は振幅特性を有している場合に、一方のレシーバチェーンから他方のレシーバチェーンへの移行の領域において伝送経路内の不連続を生じさせる可能性がある。如何なる位相又は振幅の差も追跡することは、夫々のレシーバチェーンによってカバーされる周波数範囲における適切な基準信号の送信によって容易になる。PSS/SSSは、このための基準信号となることができる。
より詳細に、複数のPSS及び/又はSSS及び/又はPBCH送信の利点には、以下がある。
(i)セル探索期間の短縮
2つのシナリオが提案される。第1のシナリオは、端末が、最初のアクセスプロセスの間にどこで同期信号を見つけるべきかに関して、何らかの事前構成されたセル探索情報を有していることである。このシナリオの下で、セル探索時間短縮に対する利得は制限される。第2のシナリオは、端末が、適切な事前構成されたセル探索情報を有さないか又は情報自体を有さないことである。このシナリオの下で、セル探索時間は、複数のPSSを導入することによって著しく短縮され得る。例えば、端末が特定の周波数範囲をこの周波数範囲の一端から他端まで探索する場合に、周波数範囲全体にわたって複数のPSSを有することは、特に、PSSがこの周波数範囲の上限及び下限の近くで送信されるときに、探索時間を著しく短縮し得る。
(ii)周波数ダイバーシティ
動作帯域幅にわたる異なる領域での複数のPSS/SSS/PBCH送信は、周波数ダイバーシティ利得(1つ又は他の周波数でPSS/SSS/PBCHを受信する機会を改善すること)を可能にする。これは、PSS/SSSに基づく正確なセル識別の可能性及びPBCHの受信の信頼性を改善することができる。しかし、UEは、理想的には、異なる送信の周波数領域位置を知る必要がある。
(iii)異なる能力を有しているUEのサポートの改善
NRでは、端末は、動作帯域幅全体をサポートしなくてもよい。しかし、NR仕様がシステム帯域幅内の特定の周波数範囲を使用するよう端末に求める可能性は低い。よって、図5のUE3などの、帯域幅能力が限られている端末は、スペクトルの1よりも多い部分を選択し、依然としてPSS/SSS/PBCHを受信し得る。端末は、PSS(又はSSS及びPBCH)がこの周波数範囲で送信されない周波数範囲を使用することがある(例えば、図5のUE2)。この端末は、(通常は、その元の周波数へ再びチューニングし直す前に)同期信号又はPBCHを検出するために、他の周波数領域に頻繁にチューニングし直す必要があり得る。RFの再チューニングは、端末に送信/受信でギャップを生じさせ、従ってそのスループット性能を低下させる可能性がある。代替的に、端末のサポートする帯域幅は、PSS/SSS/PBCHが送信される周波数領域位置を常に含むことを確かにすることが可能である。しかし、これはシステム負荷を意味し、従って、セル間の関連する干渉は、PSS/SSS/PBCHが送信される位置の周りの周波数領域に集中する可能性がある。複数のPSS(PSS/SSS/PBCH)送信の導入によれば、上記の問題は緩和される。
図7は、図5に基づき、上記の点を説明する。長方形130、131及び132によって表されるように、PSS/SSSが送信されないリソースは、データを送信するために使用可能である。広い受信帯域幅121を有するUE1は、同時にいくつかのデータ及びPSS/SSSを受信することができ、UE2の限られた受信帯域幅122は、データ領域131にチューニングされているように示されており、それがPSS/SSSを得るためにチューニングし直される場合には、領域131で送信されるデータを取得しないことになり、他方で、すぐ近くのPSS/SSSの領域には、UE2にスケジューリングされた如何なるデータもない。よって、PSS/SSS/PBCHを取得するためにチューニングし直した後に元の周波数に戻すことが必要とされる。
(iv)RRM測定の改善
UEがネットワークに接続した後に、それは、測定を目的として引き続きPSS/SSSを検出し、基準信号としてPSS/SSSを扱ってよい。PSS/SSSがRRM測定のために使用される場合に、複数のPSS/SSSは、従来のPSS/SSSよりも広い帯域幅にわたってチャネル特性を反映する対応するRRM測定を行うことをUEに可能にする。
同じ利点は、RRM測定のために使用される他の信号(例えば、PBCHの復調基準信号(DeModulation Reference Signals,DMRS))に当てはまり得る。NRでは、主にPBCH検出のために使用される特別のDMRS信号が存在し得る。従って、PBCHが異なる周波数位置で送信される場合に、RRMのために使用される更なるPBCH DMRSが存在する。
第1の実施形態の1つの変形例で、夫々のPBCHは同じ情報を含むが、各々のPBCHが異なる情報を運ぶことを可能にする異なるスクランブリングコードなどの、PBCHの他の特性は異なってもよい。
よって、第1の実施形態の更なる変形例では、夫々のPBCHは、異なる情報、例えば、同じ周波数スパンにおける更なるPSS/SSS/PBCHの位置の存在のリスト又は他の指示、を含んでもよい(簡単のために、位置のリストは、送信するPBCH自体のそれを含み得る。)。
第1の実施形態に基づく他の実施形態では、PSS及び/又はSSS及び/又はPBCHの間の関係(マッピング)は、(LTEで見られるような)一対一のマッピングフォーマットに制限されず、多対一又は一対多のマッピングなどの更なる柔軟性を可能にする。
複数のPSS送信によれば、我々は、PSSとSSSとの間のマッピングを更に拡張することができる。一般に、特定の周波数範囲/スパンにわたるPSSとSSSとの間のマッピングは、M個のPSSがN個のSSSにマッピングされることであることができる。ここで、M≧1且つN≧1であり、Mは、≧N又は≦Nのいずれか一方であることができる。マッピング関係は、周波数分割多重化(Frequency-Division Multiplexing,FDM)、時分割多重化(Time-Division Multiplexing,TDM)、又はFDM及びTDMの両方によって同時に適用可能である。同様に、SSSとPBCHとの間のマッピングが考案され得る。
第1の実施形態に基づく第2の実施形態では、我々は、図8に示されるように、1つのSSSが夫々のPSSに対応するが、複数のSSSが1つのPBCHへマッピングされる場合を検討する。この場合に、我々は、PSS/SSS/PBCHの全てが送信される位置111aと、PSS/SSS(なお、PBCHはない。)が送信される位置111b及び111cとを区別することができる。これは、第1の実施形態と比べて、PBCH送信によって使用されるオーバヘッドが少なく、他のセルへの干渉も少ないが、PSS/SSSに基づくRRMが広い帯域幅にわたって依然として行われ得るという利点がある。セル探索中に、UEは、対応するPBCHなしでPSS/SSSの存在を識別することができる。次いで、UEは、PBCHがその他の周波数に位置していると推測することができる。
第2の実施形態の変形例では、PBCHは、対応するPSS及び/又はSSS送信を有さない周波数に(ラスタに)位置してもよい。これは、図8の未使用位置112の1つであることができるが、その必要はない(すなわち、PBCHを供給は、矢印によって示されている以外のラスタにあってもよい。)。
第2の実施形態に基づく第3の実施形態は、図9に示されるように、複数のPSSが1つのSSS及び1つのPBCHへマッピングされる場合を考える。この場合に、PSS/SSS/PBCHの全てが周波数位置111aで送信され、一方、位置111b及び111cの夫々ではPSSしか送信されない。これは、第2の実施形態と比べて、SSSの送信に使用されるリソースがより少ないということで、オーバヘッドを更に低減する。しかし、SSSがこの例では1つの位置でしか送信されないということで、広帯域RRM測定は、SSSよりもむしろPSS(又はその他の信号)に依存する必要がある。よって、PSSに基づく測定は、広い周波数範囲で実際の無線状態を反映する可能性が高くなる。
第1の実施形態に基づく第4の実施形態では、任意の時点で、セルが検出可能であるために、少なくとも常に1つのPSS/SSS/PBCHが送信されるべきであるという条件で、PSS/SSS/PBCHのいずれかの送信(インスタンス)の数が時間とともに変化し得る。この柔軟性により、gNBは、同期信号オーバヘッド(及び対応する、他のセルへの干渉)とシステム性能との間のトレードオフを改善することができる。例えば、セル探索によるセル取得が高優先でなく、広帯域幅能力を有するセルによってサービスを提供されるUEがない場合には、単一のPSS/SSS/PBCHで十分である。図2に関して上述されたように、構成は、フレームの倍数などの所定の期間ごとに変更されてよい。
第4の実施形態の変形例では、PSS、SSS及びPBCHの間のマッピングも時間とともに変更されてよく、例えば、第1、第2及び第3の実施形態の間で切り替わる。
図10は、本発明が適用され得る端末10の例を表すブロック図である。端末10は、上記の無線通信システムで使用され得る如何なるタイプのデバイスも含んでよく、セルラー(若しくはセル)フォン(スマートフォンを含む。)、移動体通信機能を備えたパーソナルデジタルアシスタント(PDA)、移動体通信部を備えたラップトップ若しくはコンピュータシステム、及び/又は無線で通信するよう動作可能なあらゆるデバイスを含んでよい。端末10は、少なくとも1つのアンテナ802へ接続された少なくとも1つのトランスミッタ/レシーバユニット804(夫々、上記の1つのレシーバチェーンを提供する。)(一緒に通信ユニットを定義する。)と、記憶媒体808の形をとるメモリへのアクセスを有するコントローラ806とを含む。コントローラ806は、例えば、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又はセル探索及び同期化のためにPSS/SSS/PBCHを検出することを含め、上記の様々な機能を実行するようプログラム若しくは別なふうに構成された他の論理回路であってよい。例えば、上記の様々な機能は、記憶媒体808に記憶されておりコントローラ806によって実行されるコンピュータプログラムの形で具現されてよい。送信/受信ユニット804は、コントローラ806の制御下で、上述されたように、セルから同期信号を受信し、その後にPBCHを受信するよう構成される。記憶媒体808は、そのように取得された同期情報を記憶する。
図11は、1つ以上のセルに関与する基地局(例えば、gNB)20の例を表すブロック図である。基地局は、少なくとも1つのアンテナ902へ接続された少なくとも1つのトランスミッタ/レシーバユニット904(一緒に通信ユニットを定義する。)と、コントローラ906とを含む。コントローラ906は、例えば、マイクロプロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、又は図2に関して上述されたように、いくつのPSS/SSS/PBCHがどの位置で送信されるかを決定することを含め、上記の様々な機能を実行するようプログラム若しくは別なふうに構成された他の論理回路であってよい。例えば、上記の様々な機能は、記憶媒体908に記憶されておりコントローラ906によって実行されるコンピュータプログラムの形で具現されてよい。送信/受信ユニット904は、コントローラ906の制御下で、同期信号、PBCHなどをブロードキャストすることに関与する。
要約すると、本発明の実施形態は、端末が同期したいセルが周波数領域において周波数スパンを有している5G(NR)システムのためのPSS/SSS/PBCH送信に焦点を当てる。方法は、周波数帯域及び周波数スパンなどの因子に応じてシステムのためのニューメロロジーをセットし、セルで使用されるチャネルラスタを更に決定することと、該チャネルラスタを用いて、PSS/SSS/PBCHを送信するために周波数スパンにわたって分布する複数の可能な位置を定義することと、PSS、SSS及びPBCHのいくつのインスタンスが現在の期間に必要とされるかを決定することと、PSS、SSS及びPBCHのそのようにして決定された数のインスタンスを送信することと、セルと接続するためにPSS/SSS/PBCHの1つ以上のインスタンスを端末が検出することとを有する。PSS/SSS/PBCHの複数の送信は、端末がそれらの信号をより容易に検出することを可能にするとともに、RRMのための基準サインとしてのPSS又はSSSの使用を助ける。異なる数のPSS/SSS/PBCHが、それらの間の各々のマッピングにより送信されてよく、送信の数は時間とともに変化してよい。重なり合った帯域幅にわたる複数のPSS/SSS/PBCH送信が提供される。その上、PSSとSSSとの間やSSSとPBCHとの間の様々な可能なマッピングが提案され、これらは時間とともに変化してよい。
本発明の適用範囲内で、様々な変更が可能である。
上記の、PSSとSSSとの間の“マッピング”に関し、図は、SSSよりも多くPSSが存在する場合を示す。逆も可能であり、すなわち、PSSの方がSSSよりも少なくてもよい。よって、上記の実施形態は、セルのシステム帯域幅内での複数のPSSの送信を伴うが、これは必ずしも本発明に必須ではない。
マッピングは、必ずしも同じ周波数位置でPSS/SSS/PBCHの全てを送信することを要しない。述べられたように、マッピングはFDMを含んでもよく、従って、図8に関して、例えば、PBCHは、PSS/SSSとは異なる周波数位置で送信されてもよい。
5Gのためのいくつかの提案において、セルは、デジタルビームフォーミングにより送信/受信ポイントから供給される複数のビームのうちの1つである“ビーム”によって供給される。本発明は時間/周波数領域に焦点を当て、ビームは空間領域にあるので、本発明は、そのような複数のビームにも適用可能である。単純な拡張は、上記の実施形態のうちのいずれかで時間/周波数領域において行われた測定を、夫々の空間領域(ビーム)に適用することである。上述されたPSS/SSS/PBCHのブロードキャストは、掃引ビーム(swept beams)を含むそのようなビームのいずれか1つ以上でそれらを送信することを含む。従って、用語「セル」は、広く解釈されるべきであり、セルの部分、ビーム、並びにアクセスポイント、送信ポイント及び他のネットワークノードのカバレッジエリアを含む。
本発明は、FDD及びTDDシステムに、並びにTDD/FDDの複合実施(すなわち、同じFDD/TDDタイプのセルに限られない。)に同様に適用可能である。「端末」への特許請求の範囲中の言及は、あらゆる種類のユーザ装置、加入者局、移動端末などをカバーするよう意図され、LTEのUEに限られない。
上述された本発明の態様又は実施のいずれにおいても、様々な特徴は、ハードウェアにおいて、あるいは、1つ以上のプロセッサで実行されるソフトウェアモジュールとして、実装されてよい。
本発明はまた、本明細書で記載される方法のいずれかを実行するコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品、及び本明細書で記載される方法のいずれかを実行するプログラムが記憶されているコンピュータ可読媒体を提供する。
本発明を具現するコンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体に記憶されても、あるいは、それは、例えば、インターネットのウェブサイトから供給されるダウンロード可能なデータ信号などの信号の形をとっても、あるいは、それは何らかの他の形態であってもよい。
様々な変更及び/又は改良が、本発明の適用範囲から逸脱することなしに、まさに記載されている特定の実施形態に対して行われてよいことは、明らかに理解されるべきである。
複数のPSS/SSS/PBCH送信を可能にすることによって、本発明の実施形態は、オーバヘッド及び他のセルへの干渉に対する制御の可能性とともに、PSS検出のための周波数ダイバーシティ利得を提供し、最初のアクセスの間の探索時間を短縮し、RRM測定を改善することができる。

Claims (18)

  1. 周波数領域において周波数スパンを有する少なくとも1つのセルを供給する無線通信システムでのセル探索及び同期化方法であって、
    前記セルの1つについて、同期信号を送信するために前記周波数スパン内及び定義された時間フレーム内で複数のリソースを定義し、各リソースは、前記周波数領域における位置及び時間領域における位置によって特徴付けられる、ことと、
    前記複数のリソースのうちの1つ以上において前記同期信号を送信することと
    を有する方法。
  2. 前記同期信号は、前記セルと同期するために前記無線通信システム内の端末によって使用されるプライマリ同期信号の1以上のインスタンス及びセカンダリ同期信号の1以上のインスタンスを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記同期信号を送信することは、前記複数のリソースのうちのいくつを前記時間フレームにおいてプライマリ同期信号を送信するために用いるべきかを決定することを含み、これによって、前記プライマリ同期信号の1インスタンスを送信するために夫々用いられるリソースの数は、時間フレームごとに変化し得る、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記周波数スパン内及び前記定義された時間フレーム内で1つ以上のリソースにおいてセカンダリ同期信号を送信することを更に有し、
    前記セカンダリ同期信号の1つ以上は、前記セルに関する更なる情報を得るために前記端末によって使用され、
    当該方法は、プライマリ同期信号が送信されるリソースとセカンダリ同期信号が送信される少なくとも1つのリソースとの間に所定の関係があるようにセカンダリ同期信号の送信のための可能なリソースを定義することを更に有する、
    請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記可能なリソースを定義することは、M及びNが1以上の整数であって、MがN以上又はMがN以下であるとして、前記セカンダリ同期信号のN回の送信に対する前記プライマリ同期信号のM回の送信のマッピングを提供することを含む、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記セカンダリ同期信号を送信することは、前記可能なリソースのうちのいくつを前記時間フレームにおいて前記セカンダリ同期信号を送信するために用いるべきかを決定することを含み、これによって、前記セカンダリ同期信号のインスタンス数は、時間フレームごとに変化し得る、
    請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記周波数スパン内で1つ以上のリソースにおいてブロードキャストチャネルを送信することを更に有し、
    当該方法は、前記セカンダリ同期信号が送信されるリソースと前記ブロードキャストチャネルが送信される少なくとも1つのリソースとの間に所定の関係があるように前記ブロードキャストチャネルのための可能なリソースを定義することを更に有する、
    請求項4乃至6のうちいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ブロードキャストチャネルのための可能なリソースを定義することは、N及びPが1以上の整数であって、NがP以上又はNがP以下であるとして、前記セカンダリ同期信号のN回の送信と前記ブロードキャストチャネルのP回の送信との間のマッピングを提供することを含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記周波数スパン内で1つ以上のリソースにおいてブロードキャストチャネルを送信することを更に有し、
    当該方法は、プライマリ同期信号が送信されるリソースと前記ブロードキャストチャネルが送信される少なくとも1つのリソースとの間に所定の関係があるように前記ブロードキャストチャネルのための可能なリソースを定義することを更に有する、
    請求項4乃至6のうちいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ブロードキャストチャネルを送信することは、前記ブロードキャストチャネルのための前記可能なリソースのうちのいくつを前記時間フレームにおいて用いるべきかを決定することを含み、これによって、前記ブロードキャストチャネルの送信のために使用されるリソースの数は、時間フレームごとに変化し得る、
    請求項7乃至9のうちいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記ブロードキャストチャネルは、前記周波数スパン内で複数のリソースにおいて送信され、該複数のリソースの夫々において、同じコンテンツが送信される、
    請求項7乃至10のうちいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記送信することは、
    前記プライマリ同期信号、
    前記セカンダリ同期信号、及び
    前記ブロードキャストチャネル
    のうちの少なくとも1つの複数のインスタンスを供給する、
    請求項7乃至11のうちいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記無線通信システムは少なくとも1つのチャネルラスタを有し、
    前記周波数スパン内で前記周波数領域の位置の全てを定義するために同じチャネルラスタが使用される、
    請求項1乃至12のうちいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記リソースは、前記セルによって使用される前記周波数スパンの略全体にわたって分布する、
    請求項1乃至13のうちいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記定義することは、前記セルの前記周波数スパンに適用可能なニューメロロジーに基づく、
    請求項1乃至14のうちいずれか一項に記載の方法。
  16. 少なくとも1つのセルを制御する基地局を有し、前記セルが周波数領域において周波数スパンを有する無線通信システムであって、
    前記基地局は、
    前記セルについて、同期信号を送信するために前記周波数スパン内及び定義された時間フレーム内で複数のリソースを定義し、各リソースは、前記周波数領域における位置及び時間領域における位置によって特徴付けられ、
    前記複数のリソースのうちの1つ以上において前記同期信号が送信されるようにする
    よう構成される、無線通信システム。
  17. 無線通信システムで使用される基地局であって、周波数領域において周波数スパンを有する少なくとも1つのセルを制御する前記基地局において、
    前記セルについて、同期信号を送信するために前記周波数スパン内及び定義された時間フレーム内で複数のリソースを定義し、各リソースは、前記周波数領域における位置及び時間領域における位置によって特徴付けられ、
    前記複数のリソースのうちの1つ以上において前記同期信号が送信されるようにする
    よう構成される基地局。
  18. 周波数領域において周波数スパンを有する少なくとも1つのセルを供給する無線通信システムで使用される端末であって、
    同期信号の起こり得る受信のために、前記セルについて、前記周波数スパン内及び定義された時間フレーム内で複数の周波数領域位置を定義し、
    前記周波数スパン内の前記複数の決定された周波数領域位置のうちの1つ以上にある1つ以上のリソースにおいて前記セルによって送信される同期信号を検出することによってセル探索を実行する
    よう構成される端末。
JP2019557398A 2017-05-02 2018-03-20 5gにおける同期信号 Active JP7113029B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021128160A JP7205582B2 (ja) 2017-05-02 2021-08-04 5gにおける同期信号

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17169137.1A EP3399809A1 (en) 2017-05-02 2017-05-02 Synchronization signals in 5g
EP17169137.1 2017-05-02
PCT/EP2018/057079 WO2018202355A1 (en) 2017-05-02 2018-03-20 Synchronization signals in 5g

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021128160A Division JP7205582B2 (ja) 2017-05-02 2021-08-04 5gにおける同期信号

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020519072A true JP2020519072A (ja) 2020-06-25
JP7113029B2 JP7113029B2 (ja) 2022-08-04

Family

ID=58671423

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019557398A Active JP7113029B2 (ja) 2017-05-02 2018-03-20 5gにおける同期信号
JP2021128160A Active JP7205582B2 (ja) 2017-05-02 2021-08-04 5gにおける同期信号

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021128160A Active JP7205582B2 (ja) 2017-05-02 2021-08-04 5gにおける同期信号

Country Status (4)

Country Link
US (2) US11477742B2 (ja)
EP (1) EP3399809A1 (ja)
JP (2) JP7113029B2 (ja)
WO (1) WO2018202355A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11229052B2 (en) * 2017-03-28 2022-01-18 Intel Corporation Processes and methods to enable downlink data transmission over wide bandwidth for the cell edge station
US10868626B2 (en) * 2018-02-21 2020-12-15 Mediatek Inc. Synchronization signal block raster shift in mobile communications
CN109347594B (zh) * 2018-11-20 2020-05-29 南京迅测科技有限公司 基于信号分析仪平台实现5g信号小区搜索的方法
CN109587784B (zh) * 2018-12-27 2020-04-14 广州供电局有限公司 时钟同步通信系统及其时间同步方法
US11528657B1 (en) * 2021-06-18 2022-12-13 Nokia Technologies Oy Intelligent reflecting surface configuration
CN115696552B (zh) * 2022-10-25 2023-04-14 上海山源电子科技股份有限公司 5g同步信号处理方法及装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010016221A1 (ja) * 2008-08-04 2010-02-11 パナソニック株式会社 基地局、端末、バンド割り当て方法、及び、下りデータ通信方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2809554B1 (fr) * 2000-05-23 2002-08-16 Mitsubishi Electric Telecom Eu Procede de synchronisation d'au moins une station mobile dans un reseau de telecommunication mobile ayant une structure de canal de synchronisation modifiee
DE10326336B4 (de) * 2003-06-11 2006-06-29 Infineon Technologies Ag Vorrichtung und Verfahren zum zeitlichen Steuern der Verarbeitung eines Funksignals in einer Mobilstation
JP4440831B2 (ja) * 2005-06-14 2010-03-24 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 基地局装置、送信方法及び通信システム
US7706352B2 (en) * 2005-11-01 2010-04-27 Nokia Corporation Multicarrier pilot structure for reliable frame detection
KR101259100B1 (ko) * 2005-11-04 2013-04-26 엘지전자 주식회사 Ofdm 또는 ofdma 무선 이동통신 시스템에서의초기 동기를 위한 신호 전송 방법, 초기 동기 획득 방법 및이동통신용 단말
KR100827064B1 (ko) * 2006-01-18 2008-05-02 삼성전자주식회사 Ofdm 기반 셀룰러 무선통신시스템의 동기 신호 송신 방법 및 장치
US8649401B2 (en) * 2007-05-01 2014-02-11 Qualcomm Incorporated Generation and detection of synchronization signal in a wireless communication system
KR101101601B1 (ko) * 2007-10-25 2012-01-02 후지쯔 가부시끼가이샤 송신 방법, 무선 기지국 및 이동국
WO2011043411A1 (ja) * 2009-10-07 2011-04-14 住友電気工業株式会社 基地局装置
JP5735127B2 (ja) * 2011-11-03 2015-06-17 京セラ株式会社 通信制御方法、基地局、及びユーザ端末
US9681404B2 (en) * 2012-07-05 2017-06-13 Lg Electronics Inc. Method and user equipment for synchronizing component carriers used in carrier aggregation
WO2014069951A1 (ko) * 2012-11-04 2014-05-08 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 동기 신호를 송수신하는 방법 및 이를 위한 장치
US9917616B2 (en) * 2013-01-17 2018-03-13 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Synchronization signal design for wireless devices in a long range extension mode
CN105075158B (zh) * 2013-03-20 2018-02-13 Lg 电子株式会社 在无线通信系统中使用设备对设备通信发送和接收信号的方法及其设备
WO2014193010A1 (ko) * 2013-05-31 2014-12-04 엘지전자 주식회사 무선 접속 시스템에서 인접 셀의 간섭을 제거하기 위한 제어 정보를 수신하는 방법 및 장치
US10348541B2 (en) * 2013-11-27 2019-07-09 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Sending and detecting synchronization signals and an associated information message
PL3462648T3 (pl) * 2013-11-27 2020-11-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Węzeł sieciowy, urządzenie bezprzewodowe, sposoby w nich, odpowiednio, do przesyłania i wykrywania sygnału synchronizacyjnego i powiązanej informacji
KR101871877B1 (ko) * 2014-05-04 2018-06-27 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 동기화 신호 송신 및 수신 방법, 장치, 및 기기
US20160044710A1 (en) * 2014-08-07 2016-02-11 Electronics And Telecommunications Research Institute Transmission/reception method of base station, d2d communication method, and apparatus supporting the d2d communication method
KR102341299B1 (ko) * 2015-02-11 2021-12-21 삼성전자주식회사 셀 탐색 및 주파수 옵셋 추정 방법 및 장치
EP3272156A1 (en) * 2015-03-17 2018-01-24 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Synchronization in wireless communications networks
US10165536B2 (en) * 2015-06-19 2018-12-25 Qualcomm Incorporated System scanning and acquisition
US10206189B2 (en) * 2015-07-27 2019-02-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Narrowband LTE cell search
GB2555790A (en) 2016-11-08 2018-05-16 Fujitsu Ltd Cell search and synchronization in 5G

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010016221A1 (ja) * 2008-08-04 2010-02-11 パナソニック株式会社 基地局、端末、バンド割り当て方法、及び、下りデータ通信方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ERICSSON: "NR synchronization signal bandwidth and multiplexing[online]", 3GPP TSG RAN WG1 ADHOC_NR_AH_1701 R1-1700292, JPN6020045103, 20 January 2017 (2017-01-20), ISSN: 0004500389 *
NTT DOCOMO, INC.: "Consideration on wider BW operation for NR[online]", 3GPP TSG RAN WG1 #87 R1-1612710, JPN6020045102, 18 November 2016 (2016-11-18), ISSN: 0004500388 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP7205582B2 (ja) 2023-01-17
EP3399809A1 (en) 2018-11-07
US11477742B2 (en) 2022-10-18
JP2021184629A (ja) 2021-12-02
JP7113029B2 (ja) 2022-08-04
US20200053674A1 (en) 2020-02-13
WO2018202355A1 (en) 2018-11-08
US11800468B2 (en) 2023-10-24
US20230007605A1 (en) 2023-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11729703B2 (en) Communication system for communicating minimum system information
US10708850B2 (en) Wireless communications over unlicensed radio frequency spectrum
US11343784B2 (en) Synchronization and broadcast signal design for 5G
JP7205582B2 (ja) 5gにおける同期信号
EP3451571B1 (en) Method for transmitting discovery signals and method for receiving discovery signals
JP6863459B2 (ja) 5gにおけるセル探索及び同期
JP7072564B2 (ja) 同期信号のためのサブキャリア間隔選択
CN117939657A (zh) 无线通信系统中rmsi coreset配置的方法和装置
CN106664171B (zh) 用于管理小区参考符号的传输的网络节点和方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210511

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210804

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20211130

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220208

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220513

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220531

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20220614

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20220712

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20220712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7113029

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150