JP2020518331A - 崩壊可能プランジャを含むシリンジ - Google Patents

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Abstract

一般的態様において、シリンジはシリンジのプランジャ部材に加えられる力に基づいて流体の分注を停止する。幾つかの態様において、シリンジのプランジャ部材は上部分、下部分、及び接触部分を含む。上部分及び下部分は接触部分と接触し、下部分の長さは上部分の長さより大きいか、それと等しい。接触部分により、上部分は、接触部分内の応力が臨界応力を超えたことに応答して、下部分とは独立して移動できる。接触部分内の応力は、上部分に加えられた第一の力と下部分に加えられた第一の力と反対の第二の力に基づく。

Description

以下の説明はシリンジに関する。
シリンジは、プランジャ部材とバレル部材を含んでいてもよい。シリンジは、シリンジのバレル部材内に貯蔵された流体を分注するために使用されてもよい。流体は、シリンジのプランジャ部材に圧力を加えることによって分注されてもよい。典型的なシリンジにおいて、流体はプランジャ部材に加えられる力の量に関係なく分注されてもよい。
全体的な態様において、シリンジは、流体の分注をシリンジのプランジャ部材に加えられる力に基づいて停止する。
幾つかの態様において、シリンジはバレル部材とプランジャ部材を含む。バレル部材は、内部チャンバを画定し、プランジャ部材はバレル部材内にフィットする大きさであり、接触部分、上部分、及び下部分を含む。上部分は、第一の端と、第一の端とは反対の第二の端を含む。上部分の第一の端は動作中、バレル部材と同軸の第一の力を受けるようになされ、上部分の第二の端は接触部分と接触している。下部分は、第一の端と、第一の端とは反対の第二の端を含み、上部分の長さより長い、又はそれと等しい長さを有する。下部分の第一の端は接触部分と接触し、下部分の第二の端は内部チャンバを第一の内部容積部分と第二の内部容積部分に分割する。接触部分により、上部分は、接触部分内の応力が臨界応力を超えたことに応答して下部分とは独立して移動できる。接触部分内の応力は、上部分の第一の端に加えられる第一の力と第一の力とは反対の第二の力に基づいており、第二の力は、内部チャンバの第二の内部容積部分内の流体により下部分の第二の端に加えられる。
幾つかの態様において、シリンジプランジャは接触部分、第一の部分、及び第二の部分を含む。第一の部分は、第一の端と、第一の端とは反対の第二の端を含み、第一の部分の第二の端は接触部分と接触している。第二の部分は第一の端と、第一の端とは反対の第二の端を含み、第一の部分の長さより長い、又はそれと等しい長さを有する。第二の部分の第一の端は接触部分と接触している。接触部分により、第一の部分は接触部分内の応力が臨界応力を超えたことに応答して第二の部分とは独立して移動できる。接触部分内の応力は、第一の部分の第一の端に加えられる第一の力と、第二の部分の第二の端に加えられる第一の力とは反対の第二の力に基づく。
幾つかの態様において、シリンジの動作方法は、プランジャ部分の上部分において第一の力を受けるステップを含む。上部分はプランジャ部材の接触部分と接触し、第一の力はシリンジのバレル部材と同軸である。方法はまた、接触部分と接触し、バレル部材内に配置される、プランジャ部材の下部分で第二の力を受けるステップを含む。第二の力は第一の力とは反対であり、第一の力に応答してバレル部材内の流体により生成される。方法は、接触部分内の応力が臨界応力を超えたことに応答して上部分が下部分とは独立して移動できるようにするステップをさらに含む。接触部分内の応力は、第一の力と第二の力により生成される。
1つ又は複数の実施例の詳細は、添付の図面及び以下の説明文の中に示されている。その他の特徴、目的、及び利点は、説明文と図面から、及び特許請求の範囲から明らかとなるであろう。
例示的な実施形態の、それぞれ斜視図と側面図を示す略図である。 プランジャ部材の接触部分に機械的破綻が生じた後の、図1A−1Bの例示的シリンジの、それぞれ斜視図と側面図を示す略図である。 シリンジ内で使用される例示的なプランジャ部材の側面図を示す略図である。 プランジャ部材のための例示的な接触部分の構成の斜視図を示す略図である。 シリンジの例示的な動作工程を示すフロー図である。
本明細書に記載されているものの幾つかの態様において、シリンジは、プランジャ部材のある部分内に誘起された応力が臨界応力を超えたときに、流体の分注を停止する。例えば、シリンジは、プランジャ部材に加えられる力と反対の力(例えば、バレル部材の内部の流体により生成される力)との差が閾値を超えたときに、プランジャ部材の第一の部分(例えば、オペレータと相互作用する部分)が第二の部分(例えば、シリンジのバレル部材の内部の流体と接触する部分)とは独立して移動できるようにしてもよい。幾つかの態様において、例えば、シリンジのプランジャ部材はプランジャ部材の上及び下部分と接触する接触部分を含む。接触部分は、接触部分内の応力(反対の力により生成される)が臨界応力を超えたときに、プランジャ部材の上部分がプランジャ部材の下部分とは独立して移動できるように構成される。
例えば、幾つかの実施例において、プランジャ部材の上及び下部分間の接触部分は、オペレータが流体をバレル部材から分注するためにプランジャ部材の上部分に力を加えたときに、応力(例えば、緊張又は圧縮)を受けてもよい。力が上部分に加えられると、少なくとも一部に流体の粘性によって反対の力がプランジャ部材の下部分に加えられ、接触部分内に応力を誘起する。この応力が臨界応力(例えば、接触部分の降伏強さ)を超えると、接触部分は機械的に破綻する(例えば、切れ、裂け、破れ、又は破裂する)かもしれない。このことが発生すると、接触部分によってプランジャ部材の上部分が下部分とは独立して移動でき、それによって上部分に加えられた力が下部分に伝えられず、シリンジのバレル部材内部の流体がそれ以上分注されない。例えば、幾つかの例において、接触部分が機械的に破綻すると、プランジャ部材の上部分の端がシリンジのバレル部材の中へと延びてもよい。下部分の長さは、上部分の長さより長くてもよく、それによって上部分は、接触部分が機械的に破綻した後に下部分に力を伝えない。
本明細書に記載されているものの態様は、特定の利点を提供してもよい。幾つかの態様において、例えば、シリンジは流体を分注するために必要な力が大きくなりすぎたときに、流体の分注を阻止してもよい。例えば、シリンジは、手術中にポリマ接着剤がシリンジのバレル部材の内部で硬化する眼科手術で使用されてもよい。ポリマが実質的に硬化すると、手術中にポリマ材料をさらに分注することは安全でないかもしれない。本開示によるシリンジは、いったん特定の臨界点まで硬化した後のポリマの分注を阻止するかもしれず、これは、材料をさらに分注するために必要な力によって臨界応力(ポリマ材料の特性、例えばポリマ材料が処置中にさらに分注することが安全でなくなるような粘性に基づいて特定されてよい)を超える応力がプランジャ部材内に生じるからである。
図1A〜1Bは、例示的なシリンジ100の、それぞれ斜視図と側面図を示す略図である。シリンジ100は、バレル部材102とプランジャ部材104を含む。バレル部材102は、内部チャンバ106と、第一の端のバレルフランジ130と、第一の端とは反対の第二の端の出口132と、を画定する。プランジャ部材104(プランジャフランジ122を除く)は、バレル部材102の中(例えば、内部チャンバ106の中)にフィットする大きさである。図1A〜1Bの例示的な図面に示すように、プランジャ部材104が少なくとも部分的に内部チャンバ106内に配置されると、内部チャンバ106は第一の内部容積部分108と第二の内部容積部分110に分割される。幾つかの例において、第二の内部容積部分110は分注される流体で満たされてよい。例えば、ポリマ材料(例えば、(混合されると)硬化する、固体部分(例えばポリエチレングリコール(PEG))と液体部分(例えばPEGアミンと水)を含む2部式ポリマ系)は、眼科手術中に分注されるために第二の内部容積部分110の中に設置されてよく、又は他の種類の流体が第二の内部容積部分110の中に設置されてもよい。バレル部材102とプランジャ部材104の各々は、何れの適当な材料で構成されてもよく、これは例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ガラス、又はその他の種類の材料である。幾つかの例において、バレル部材102の部分(例えば、内部チャンバ106の壁)は、シリコン潤滑剤でコーティングされる。
例示的なシリンジ100のプランジャ部材104は、上部分112と、下部分114と、上部分112と下部分114の各々と接触するようになされた接触部分116と、を含む。図1Aにおいて示される例(また、図3A〜3Bにも示し、さらに後述するように)では、接触部分116は下部分114と一体化されている。幾つかの実施例において、接触部分116は上部分112と一体化される(例えば、図3C〜3Dに示し、さらに後述する)。幾つかの実施例において、上部分112、下部分114、及び接触部分116は個別であり、相互に一体化されない(例えば、図3E〜3Fに示し、さらに後述する)。接触部分116は、上及び下部分112、114と同じ材料(例えば、ポリプロピレン)で構成されてよく、又は他の何れの適当な材料(例えば、ポリエチレン、硬質ゴム、又は他の材料)で構成されてよい。
示される例において、上部分112は第一の端にプランジャフランジ122を含む。プランジャフランジ122は、シリンジ100の動作中に力を受けるようになされている。上部分112の(第一の端とは反対の)第二の端は接触部分116と接触している。通常の動作中、上部分112の第一の端は、バレル部材102及びプランジャ部材104と同軸又は実質的に同軸の力を受けてもよく、それによってプランジャ部材104は内部チャンバ106の中へとさらに移動し、第二の内部容積部分110の中の流体をバレル部材102の出口132から分注する。図の例において、下部分114の第一の端は接触部分116と一体化され、下部分114の(第一の端とは反対の)第二の端は、内部チャンバ106を第一の内部容積部分108と第二の内部容積部分110に分割するシール118を含む。シール118は、何れの適当な材料であってもよく、これは例えば、ラテックスフリーエラストマ、ポリエチレン、ポリプロピレン、又は他の種類の材料である。シール118は、第一の内部容積部分108と第二の内部容積部分110との間の流体の流れを阻止しうる。
幾つかの実施例において、接触部分116は臨界応力で機械的に破綻する(例えば、切れ、割れ、裂け、又は破裂する)ように設計される。臨界応力は、シリンジの用途(例えば、どの材料が分注のためにシリンジ内に設置されるか、シリンジを構成する材料等)に基づく所定の量の応力であってよい。例えば、接触部分116は、シリンジ内の流体(例えば、シリンジ内で硬化し、時間の経過と共に粘性を増すポリマ)の粘性に基づく臨界応力で機械的に破綻するように設計された膜であってもよい。図1Aに示す例において、接触部分116は中実膜(例えば、図4Aにも示し、さらに後述するとおり)である。幾つかの例において、臨界応力は1〜1000ニュートン(N)の間、例えば10ニュートン(N)、50ニュートン(N)、100ニュートン(N)、又は500ニュートン(N)である。幾つかの実施例において、接触部分116は細孔を含む(例えば、図4Bに示し、さらに後述するとおり)。幾つかの実施例において、接触部分116は、上部分と下部分との間に連結された接続部材を含む(例えば、図4Cに示し、さらに後述するとおり)。接触部分116はその他の方法で実装されてもよい。
接触部分116は、上部分112に加えられる特定の力を受けたときに破綻するように設計されてよい(接触部分116内に誘起される応力は、上部分112に加えられる力に基づく)。例えば、幾つかの実施例において、接触部部分116は構成材料の降伏強さに基づく特定の厚さで設計される。例えば、接触部分116がWESTLAKE PLASTICS PROPYLUXと称する、約5310ポンド毎インチ(psi)の引張降伏強さを有するポリプロピレンからなり、接触部分116が細孔を含む場合(図4Bに示す接触部分と同様)、接触部分116は、約0.335ミリメートル(mm)の厚さで、接触部分116が、上部分112で約10ニュートン(N)の力を受けると機械的に破綻するように設計されてよい。同じ例を用いて、接触部分116は約1.05ミリメートル(mm)の厚さを有し、接触部分116が、上部分112で約100ニュートン(N)の力を受けると機械的に破綻するように設計されてもよい。
図2A〜2Bは、プランジャ部材104の接触部分116における機械的破綻の後の図1A〜1Bの例示的なシリンジ100の、それぞれ斜視図と側面図を示す略図である。図の例において、接触部分116により、上部分112は、例えばオペレータによりプランジャフランジ122に加えられる力及び第二の内部容積部分110内の粘性の高い液体によりシール118に加えられる反対の力による、接触部分内の応力が臨界応力を超えたときに、下部分114とは独立して移動できる。このことが発生すると、接触部分116は図2A〜2Bに示すように機械的に破綻し、上部分112は下部分114に力を加えることなく、内部チャンバ106の中へと延びる。図の例において、これによって上部分112は、図2A〜2Bの重複領域134により示されるように、下部分114の一部と重複する。図の例において、下部分114は上部分112より長い。したがって、接触部分116が機械的に破綻した後、上部分112は、下部分114を移動させて、出口132からさらに流体を分注させることができない。
図の例において、上部分112は管状部分120とプランジャフランジ122を含む。下部分114は、接触部分116とシール118との間の円筒部分124を含み、円筒部分124の直径は管状部分120の内径より小さい。しかしながら、幾つかの実施例において、(例えば、図3B、3D、及び3Fに示すように)下部分114は概して管状であり、上部分112はその第一及び第二の端間に円筒部分を含み、円筒部分の直径は下部分114の内径より小さい。このような構成により、上部分112は、接触部分116が破綻した後、内部チャンバ106の中へと延びることができるかもしれない(例えば、上部分112の第二の端は下部分の第一の端を越えて延びる)。図の例において、下部分114の長さは上部分112の長さより大きく、それによって上部分112の第二の端は、接触部分116が機械的破綻した後にシール118に力を加えることができない(これは、プランジャフランジ122が、上部分112の第二の端がシール118と接触するより前にバレルフランジ130と接触するからである)。
図の例において、上部分112は開口126を画定する。開口126は、接触部分116内の機械的破綻の後に第一の内部容積部分108と上部分112の外側との間に流体が流れるように構成される。さらに、図の例では、下部分114はまた、接触部分116内の機械的破綻の後に、第一の内部容積部分108と開口126との間で流体が流れるように構成された開口128も画定する。したがって、上部分112が、接触部分116内の機械的破綻の後に第一の内部容積部分108の中へと延びると、第一の内部容積部分108内の空気はシリンジ100から押し出されてもよく、これによって下部分116に圧力が加えられる(これは、第二の内部容器部分110内の流体が出口132からさらに分注されるようにし得る)のが阻止される。
図3A〜3Fは、シリンジで使用するための例示的なプランジャ部材302の側面図を示す略図である。例示的なプランジャ部材302の各々は、上部分304と、下部分306と、接触部分308と、を含み、本明細書に記載されるシリンジで使用されてよい。例えば、例示的プランジャ部材302の何れも、図1A〜1B及び2A〜2Bのシリンジ100のプランジャ部材104の代わりに使用されてよい。図の例において、各上部分304の長さは対応する下部分306の長さより短い。
図3Aの例示的なプランジャ部材302Aは、フランジ310Aを有する上部分304Aと、円筒部分314を有する下部分306Aと、下部分306Aと一体の接触部分308Aと、を含む。図の例において、管状部分312Aの内径は円筒部分314Aの直径より大きい。通常の動作中、力はフランジ310Aに加えられてもよく、力は上部分304Aから下部分306Aへと接触部分308Aを通じて伝えられてもよい。接触部分308Aは、フランジ310Aに力が加えられたことに応答して応力を受けてもよい(例えば、フランジ310Aに加えられる力と、例えばシリンジ内の粘性の高い流体により下部分306Aに加えられる反対の力との力の差により生成される)。接触部分308A内の応力が臨界応力を超えると、接触部分308Aは機械的に破綻し(例えば、切れ、割れ、裂け、又は破裂し)、管状部分312Aは円筒部分314Aを越えて延びることができ、それによってフランジ310Aに加えられた力が下部分306Aに伝えられるのを阻止する。
図3Bの例示的なプランジャ部材302Bは、フランジ310Bと円筒部分312Bを有する上部分304Bと、管状部分314Bを有する下部分306Bと、下部分306Bと一体の接触部分308Bと、を含む。図の例において、管状部分314Bの内径は円筒部分312Bの直径より大きい。通常の動作中、力はフランジ310Bに加えられてもよく、力は上部分304Bから下部分306Bへと接触部分308Bを通じて伝えられてもよい。接触部分308Bは、フランジ310Bに力が加えられたことに応答して応力を受けてもよい(例えば、フランジ310Bに加えられる力と、例えばシリンジ内の粘性の高い流体により下部分306Bに加えられる反対の力との力の差により生成される)。接触部分308B内の応力が臨界応力を超えると、接触部分308Bは機械的に破綻し(例えば、切れ、割れ、裂け、又は破裂し)、円筒部分312Bは管状部分314Bの内径の中へと延びることができ、それによってフランジ310Bに加えられた力が下部分306Bに伝えられるのを阻止する。
図3Cの例示的なプランジャ部材302Cは、フランジ310Cと管状部分312Cを有する上部分304Cと、円筒部分314Cを有する下部分306Cと、上部分304Cと一体の接触部分308Cと、を含む。図の例において、管状部分312Cの内径は円筒部分314Cの直径より大きい。通常の動作中、力はフランジ310Cに加えられてもよく、力は上部分304Cから下部分306Cへと接触部分308Cを通じて伝えられてもよい。接触部分308Cは、フランジ310Cに力が加えられたことに応答して応力を受けてもよい(例えば、フランジ310Cに加えられる力と、例えばシリンジ内の粘性の高い流体により下部分306Cに加えられる反対の力との力の差により生成される)。接触部分308C内の応力が臨界応力を超えると、接触部分308Cは機械的に破綻し(例えば、切れ、割れ、裂け、又は破裂し)、管状部分312Cは円筒部分314Cを越えて延びることができ、それによってフランジ310Cに加えられた力が下部分306Cに伝えられるのを阻止する。
図3Dの例示的なプランジャ部材302Dは、フランジ310Dと円筒部分312Dを有する上部分304Dと、管状部分314Dを有する下部分306Dと、上部分304Dと一体の接触部分308Dと、を含む。図の例において、管状部分314Dの内径は円筒部分312Dの直径より大きい。通常の動作中、力はフランジ310Dに加えられてもよく、力は上部分304Dから下部分306Dへと接触部分308Dを通じて伝えられてもよい。接触部分308Dは、フランジ310Dに力が加えられたことに応答して応力を受けてもよい(例えば、フランジ310Dに加えられる力と、例えばシリンジ内の粘性の高い流体により下部分306Dに加えられる反対の力との力の差により生成される)。接触部分308D内の応力が臨界応力を超えると、接触部分308Dは機械的に破綻し(例えば、切れ、割れ、裂け、又は破裂し)、円筒部分312Dは管状部分314Dの内径の中へと延びることができ、それによってフランジ310Dに加えられた力が下部分306Dに伝えられるのを阻止する。
図3Eの例示的なプランジャ部材302Eは、フランジ310Eと管状部分312Eを有する上部分304Eと、円筒部分314Eを有する下部分306Eと、上部分304E及び下部分306Eとは別の接触部分308Eと、を含む。図の例において、管状部分312Eの内径は円筒部分314Eの直径より大きい。通常の動作中、力はフランジ310Eに加えられてもよく、力は上部分304Eから下部分306Eへと接触部分308Eを通じて伝えられてもよい。接触部分308Eは、フランジ310Eに力が加えられたことに応答して応力を受けてもよい(例えば、フランジ310Dに加えられる力と、例えばシリンジ内の粘性の高い流体により下部分306Dに加えられる反対の力との力の差により生成される)。接触部分308E内の応力が臨界応力を超えると、接触部分308Eは機械的に破綻し(例えば、切れ、割れ、裂け、又は破裂し)、管状部分314Eは円筒部分314Eを越えて延びることができ、それによってフランジ310Eに加えられた力が下部分306Eに伝えられるのを阻止する。
図3Fの例示的なプランジャ部材302Fは、フランジ310Fと円筒部分312Fを有する上部分304Fと、管状部分314Fを有する下部分306Fと、上部分304F及び下部分306Fとは別の接触部分308Fと、を含む。図の例において、管状部分314Fの内径は円筒部分312Fの直径より大きい。通常の動作中、力はフランジ310Fに加えられてもよく、力は上部分304Fから下部分306Fへと接触部分308Fを通じて伝えられてもよい。接触部分308Fは、フランジ310Fに力が加えられたことに応答して応力を受けてもよい(例えば、フランジ310Fに加えられる力と、例えばシリンジ内の粘性の高い流体により下部分306Fに加えられる反対の力との力の差により生成される)。接触部分308F内の応力が臨界応力を超えると、接触部分308Fは機械的に破綻し(例えば、切れ、割れ、裂け、又は破裂し)、円筒部分312Fは管状部分314Fの内径の中へと延びることができ、それによってフランジ310Fに加えられた力が下部分306Fに伝えられるのを阻止する。
図4A〜4Cは、プランジャ部材402の例示的な接触部分の構成の斜視図を示す略図である。各プランジャ部材402の各々は、上部分404と、下部分406と、接触部分308と、を含み、本明細書に記載のシリンジの中で使用されてよい。例えば、例示的なプランジャ部材402の何れも、図1A〜1B及び2A〜2Bのシリンジ100のプランジャ部材104の代わりに使用されてよい。
図4Aの例示的なプランジャ部材402Aは、管状上部分404Aと、円筒下部分406Aと、下部分406Aと一体の接触部分408Aと、を含む。図の例において、上部分404Aの内径は下部分406Aの直径より大きく、接触部分408Aは中実膜である。膜は、所定の臨界応力より大きい応力を受けると機械的に破綻するように構成されてよい。幾つかの例において、膜は構成材料の降伏強さに基づく特定の厚さで設計される。
図4Bの例示的なプランジャ部材402Bは、管状上部分404Bと、円筒下部分406Bと、上部分404Bと一体の接触部分408Bと、を含む。図の例において、上部分404Bの内径は下部分406Bの直径より大きく、接触部分408Aは細孔410を有する膜である。接触部分408Bの細孔410は、例えば所定の臨界応力より大きい応力(例えば、10ニュートン(N)を超える応力)を受けると機械的に破綻するように構成されてよい。
図4Cの例示的なプランジャ部材402Cは、管状上部分404Cと、円筒下部分406Cと、上部分404Cと下部分406Cとの間に連結された複数の接続部材412を含む接触部分408Cと、を含む。図の例において、上部分404Cの内径は下部分406Cの直径より大きい。接続部材412は、所定の臨界応力より大きい応力を受けると機械的に破綻するように構成されてよい。例えば、接続部材412は円筒形であってよく、構成材料の降伏強さに基づく特定の直径で設計されてよい。接続部材412は、例えば10ニュートン(N)を超える応力を受けると機械的に破綻するように構成されてよい。
図5は、シリンジの例示的な動作工程500を示すフロー図である。工程500は、本開示によるシリンジを動作させるために使用されてよい。例えば、工程500は、図1A〜1B及び2A〜2Bのシリンジ100又は、臨界応力を超える応力を受けると機械的に破綻するよう構成される接触部分を含む他の種類のシリンジを動作させるために使用されてよい。
502で、シリンジプランジャの上部分は第一の力を受ける。第一の力は、オペレータによってシリンジプランジャのフランジに、又はシリンジプランジャの他の部分に加えられてよい。シリンジプランジャの上部分は、シリンジプランジャの下部分に接触部分を介して連結されてよい。第一の力は、シリンジのプランジャ及びバレルと同軸又は実質的に同軸であってよい。例えば、図1A〜1Bの例示的シリンジ100を参照すると、第一の力はオペレータによってプランジャフランジ122にバレル部材102に向かう方向に(図1B及び2Bを参照すると下向きの方向に)加えられてもよく、プランジャ部材104及びバレル部材102と同軸であってもよい。
504で、シリンジプランジャの下部分はシリンジのバレル内の流体から第二の力を受ける。第二の力は、第一の力に応答し、502で受けた第一の力と反対であってもよい。第二の力は、流体の粘性、シリンジのバレルの出口における流体内の圧力により生成される力、シリンジのプランジャとバレルとの間の摩擦、又はその組合せによってもよい。例えば、図1A〜1Bの例示的なシリンジ100を再び参照すると、第二の力はバレル部材102の第二の内部容積部分110内の流体によりシール118に(図1B及び2Bを参照すると上向きの方向に)加えられてもよく、プランジャ部材104及びバレル部材102と同軸であってもよい。
506で、シリンジプランジャの接触部分内で応力が誘起される。応力は、接触部分に生じる緊張、圧縮、又はその他の種類の応力であってもよく、502で受けた第一の力及び504で受けた第二の力により生成されてもよい。例えば、再び図1A〜1Bの例示的なシリンジ100を参照すると、第一及び第二の力はプランジャ部材104の接触部分116に作用して、接触部分116内に緊張を生じさせてもよい。しかしながら、幾つかの実施例では、第一及び第二の力は接触部分116内に圧縮又はその他の種類の応力を生じさせてもよい。接触部分内の応力はまた、シリンジ内部で作用するその他の内力によっても生じうる。
506で受けた応力が臨界応力より大きくない場合、工程は508に進み、そこで、同軸方向の第一及び第二の力の合力がシリンジ内の流体に伝えられ(例えば、流体がシリンジから分注され)る。再び図1A〜1Bの例示的なシリンジ100を参照すると、上部分112は力(第一及び第二の力の合力)を下部分114に接触部分116を通じて伝えてもよく、それが今度はこの力をシリンジ100の第二の内部容積部分110内の流体に力を伝えて、流体が出口132から分注されるようにする。
しかしながら、506で受けた応力が臨界応力より大きいと、工程は510に進み、そこでプランジャ部材の上部分はプランジャ部材の下部分とは独立して移動できる。例えば、幾つかの実施例において、上部分の端は、下部分の端を越えて延びることができてもよい(例えば、図2A〜2Bに示すとおり)。上部分は、シリンジプランジャの接触部分における機械的破綻により下部分とは独立して移動できてもよい。例えば、図2A〜2Bの例示的なシリンジ100を参照すると、接触部分116は、その中で誘起された応力が臨界応力より大きいことに応答して壊れてもよく、したがって、上部分112の下端は下部分114の上端を越えて、内部チャンバ106の第一の内部容積部分108の中へと延びることができてもよい。このことが発生すると、上部分112に加えられた力は下部分114に伝えられないかもしれず、それによって第二の内部容積部分110内の何れの流体も出口132から分注されない。
本明細書には多くの詳細が含まれているが、これらは特許請求されうる範囲に対する限定としてではなく、具体的な例に特定の特徴の説明として解釈されるべきである。本明細書において、別の実施例に関して説明された特定の特徴は、組み合わせることもできる。反対に、1つの実施例に関して説明された各種の特徴は、複数の実施形態において、又は何れの適当な部分的組合せで別々にも実装することもできる。
複数の実施形態を説明した。しかしながら、様々な変更を加えることが可能であると理解されたい。したがって、その他の実施形態は下記の特許請求の範囲内に含められる。

Claims (15)

  1. 内部チャンバを画定するバレル部材と
    前記バレル部材内にフィットする大きさのプランジャ部材であって、
    接触部分と、
    第一の端と、前記第一の端とは反対の第二の端とを含む上部分であって、前記上部分の前記第一の端は動作中、前記バレル部材と同軸の第一の力を受けるようになされ、前記上部分の前記第二の端は前記接触部分と接触している、上部分と、
    第一の端と、前記第一の端とは反対の第二の端とを含む下部分であって、前記上部分の長さより長い、又はそれと等しい長さを有し、前記下部分の前記第一の端は前記接触部分と接触し、前記下部分の前記第二の端は前記バレル部材の前記内部チャンバを第一の内部容積部分と第二の内部容積部分とに分割する、下部分と、
    を含むプランジャ部材と、
    を含むシリンジにおいて、
    前記接触部分により、前記上部分は、前記接触部分内の応力が臨界応力を超えたことに応答して前記下部分とは独立して移動でき、前記接触部分内の前記応力は、前記上部分の前記第一の端に加えられる前記第一の力と前記第一の力とは反対の第二の力とに基づいており、前記第二の力は、前記内部チャンバの前記第二の内部容積部分内の流体により前記下部分の前記第二の端に加えられる、シリンジ。
  2. 前記接触部分により、前記上部分は、前記接触部分内の応力が前記臨界応力を超えたことに応答して前記下部分に力を加えずに前記第一の内部容積部分の中へと延びることができる、請求項1に記載のシリンジ。
  3. 前記上部分は、前記第一の端と前記第二の端との間の管状部分を含み、前記下部分は前記第一の端と前記第二の端との間の円筒部分を含み、前記下部分の前記円筒部分の直径は、前記上部分の前記管状部分の内径より小さい、請求項1に記載のシリンジ。
  4. 前記下部分は第一の端と第二の端との間の管状部分を含み、前記上部分は前記第一の端と前記第二の端との間の円筒部分を含み、前記上部分の前記円筒部分の直径は前記下部分の前記管状部分の内径より小さい、請求項1に記載のシリンジ。
  5. 前記接触部分は、前記応力が前記臨界応力を超えたときに機械的に破損するように構成される、請求項1に記載のシリンジ。
  6. 前記臨界応力は、前記接触部分の降伏強さに基づく、請求項5に記載のシリンジ。
  7. 前記臨界応力は10〜100ニュートンである、請求項1に記載のシリンジ。
  8. 前記上部分、下部分、及び接触部分は相互に一体であるか、
    前記接触部分は前記上部分と一体であるか、又は
    前記接触部分は前記下部分と一体である、請求項1に記載のシリンジ。
  9. 前記接触部分は細孔を含む、請求項1に記載のシリンジ。
  10. 前記接触部分は、前記上部分と前記下部分との間に連結された複数の接続部材を含む、請求項1に記載のシリンジ。
  11. 前記上部分は、前記第一の内部容積部分と前記上部分の外側との間で流体が流れるように構成された開口を画定する、請求項1に記載のシリンジ。
  12. 前記上部分は第一の開口を画定し、前記下部分は前記第一の内部容積部分と前記上部分の前記開口との間で流体が流れるように構成された第二の開口を画定する、請求項1に記載のシリンジ。
  13. 接触部分と、
    第一の端と、前記第一の端とは反対の第二の端とを含む第一の部分であって、前記第一の部分の前記第二の端は前記接触部分と接触する、第一の部分と、
    第一の端と、前記第一の端とは反対の第二の端とを含む第二の部分であって、前記第一の部分の長さより長い、又はそれと等しい長さを有し、前記第二の部分の前記第一の端は前記接触部分と接触する、第二の部分と、
    を含むシリンジプランジャにおいて、
    前記接触部分により、前記第一の部分は、前記接触部分内の応力が臨界応力を超えたことに応答して前記第二の部分とは独立して移動することができ、前記接触部分内の前記応力は前記第一の部分の前記第一の端に加えられる第一の力と、前記第二の部分の前記第二の端に加えられる前記第一の力とは反対の第二の力とに基づくシリンジプランジャ。
  14. 前記接触部分は、前記応力が前記臨界応力を超えると機械的に破損するように構成される、請求項13に記載のプランジャ。
  15. 前記臨界応力は、前記接触部分の降伏強さに基づく、請求項14に記載のプランジャ。
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