JP2020518248A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020518248A5 JP2020518248A5 JP2019560083A JP2019560083A JP2020518248A5 JP 2020518248 A5 JP2020518248 A5 JP 2020518248A5 JP 2019560083 A JP2019560083 A JP 2019560083A JP 2019560083 A JP2019560083 A JP 2019560083A JP 2020518248 A5 JP2020518248 A5 JP 2020518248A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fragment
- antibody
- seq
- constant region
- amino acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
本明細書で説明されている態様によれば、本開示は、SEMA4Dに特異的に結合し、且つSEMA4Dの活性を中和する抗体またはその抗原結合断片の有効量を対象に投与することを含む、自己免疫疾患もしくは障害、炎症性疾患もしくは障害、がん、神経炎症性疾患もしくは障害、神経変性疾患もしくは障害、またはそれらの組み合わせの対象を治療する方法を提供する。特定の態様では、神経炎症性疾患または障害は多発性硬化症である。特定の態様では、神経変性疾患または障害は、脳卒中、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、ダウン症候群、運動失調、筋委縮性側索硬化症(ALS)、前頭側頭型認知症(FTD)、HIV関連の認知障害、CNSループス、軽度認知障害、またはそれらの組み合わせである。特定の態様では、自己免疫疾患または炎症性疾患は関節炎である。特定の態様では、自己免疫疾患または炎症性疾患は関節リウマチである。
[本発明1001]
重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)を含む、セマフォリン4D(SEMA4D)に特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片であって、
前記VHが、それぞれ配列番号2、配列番号3、及び配列番号4と同一、またはHCDRのうちの1つ、2つ、もしくは3つすべてにおける1つ、2つ、3つ、もしくは4つのアミノ酸置換を除いて同一のアミノ酸配列を含む相補性決定領域(HCDR)HCDR1、HCDR2、及びHCDR3を含み、且つ
前記VLが、それぞれ配列番号6、配列番号7、及び配列番号8と同一、またはLCDRのうちの1つ、2つ、もしくは3つすべてにおける1つ、2つ、3つ、もしくは4つのアミノ酸置換を除いて同一のアミノ酸配列を含む相補性決定領域(LCDR)LCDR1、LCDR2、及びLCDR3を含む、
前記抗体またはその抗原結合断片。
[本発明1002]
前記HCDR1、HCDR2、及びHCDR3が、それぞれ配列番号2、配列番号3、及び配列番号4と同一のアミノ酸配列を含み、且つ前記LCDR1、LCDR2、及びLCDR3が、それぞれ配列番号6、配列番号7、及び配列番号8と同一のアミノ酸配列を含む、本発明1001の抗体またはその断片。
[本発明1003]
前記VHが、フレームワーク領域(HFW)HFW1、HFW2、HFW3、及びHFW4をさらに含み、且つ前記VLが、フレームワーク領域(LFW)LFW1、LFW2、LFW3、及びLFW4をさらに含む、本発明1001または1002の抗体またはその断片。
[本発明1004]
前記フレームワーク領域が、ヒト抗体に由来する、本発明1003の抗体またはその断片。
[本発明1005]
前記フレームワーク領域が、非ヒト抗体に由来する、本発明1003の抗体またはその断片。
[本発明1006]
前記VHが、配列番号1のアミノ酸配列を含む、本発明1001〜1004のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1007]
前記VLが、配列番号5のアミノ酸配列を含む、本発明1001〜1004のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1008]
前記VHが配列番号1のアミノ酸配列を含み、且つ前記VLが配列番号5のアミノ酸配列を含む、本発明1001〜1004のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1009]
重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)を含む、セマフォリン4D(SEMA4D)に特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片であって、
前記VHが、配列番号1と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含む、前記抗体またはその抗原結合断片。
[本発明1010]
前記VLが、配列番号5と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含む、本発明1009の抗体またはその断片。
[本発明1011]
重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)を含む、セマフォリン4D(SEMA4D)に特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片であって、
前記VLが、配列番号5と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含む、前記抗体またはその抗原結合断片。
[本発明1012]
前記VLが、配列番号5と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含む、本発明1011の抗体またはその断片。
[本発明1013]
重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)を含む、セマフォリン4D(SEMA4D)に特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片であって、
前記VHが、配列番号1と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含み、且つ
前記VLが、配列番号5と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含む、前記抗体またはその抗原結合断片。
[本発明1014]
前記VHが配列番号1のアミノ酸配列を含み、且つ前記VLが配列番号5のアミノ酸配列を含む、本発明1013の抗体またはその断片。
[本発明1015]
前記VHのC末端に融合されている重鎖定常領域またはその断片をさらに含む、本発明1001〜1014のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1016]
前記重鎖定常領域またはその断片が、ヒト重鎖定常領域である、本発明1015の抗体またはその断片。
[本発明1017]
前記重鎖定常領域またはその断片が、ヒトIgG4定常領域である、本発明1016の抗体またはその断片。
[本発明1018]
前記重鎖定常領域またはその断片が、非ヒト重鎖定常領域である、本発明1015の抗体またはその断片。
[本発明1019]
前記重鎖定常領域またはその断片が、マウスIgG1定常領域である、本発明1018の抗体またはその断片。
[本発明1020]
前記VLのC末端に融合されている軽鎖定常領域またはその断片をさらに含む、本発明1001〜1019のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1021]
前記軽鎖定常領域またはその断片が、ヒト軽鎖定常領域である、本発明1020の抗体またはその断片。
[本発明1022]
前記軽鎖定常領域またはその断片が、ヒトラムダ軽鎖定常領域である、本発明1021の抗体またはその断片。
[本発明1023]
前記軽鎖定常領域またはその断片が、非ヒト軽鎖定常領域である、本発明1020の抗体またはその断片。
[本発明1024]
前記軽鎖定常領域またはその断片が、マウスラムダ軽鎖定常領域である、本発明1023の抗体またはその断片。
[本発明1025]
Fab断片、Fab’断片、F(ab’) 2 断片、Fd断片、単鎖Fv断片(scFv)、またはジスルフィド結合Fv断片(sdFv)である、本発明1001〜1024のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1026]
多重特異性である、本発明1001〜1025のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1027]
ヒトSEMA4D、マウスSEMA4D、ラットSEMA4D、または非ヒト霊長類SEMA4Dに特異的に結合することができる、本発明1001〜1026のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1028]
前記非ヒト霊長類SEMA4Dが、カニクイザルSEMA4DまたはマーモセットSEMA4Dである、本発明1027の抗体またはその断片。
[本発明1029]
前記抗体またはその断片が、500nM以下、100nM以下、50.0nM以下、40.0nM以下、30.0nM以下、20.0nM以下、10.0nM以下、9.0nM以下、8.0nM以下、7.0nM以下、6.0nM以下、5.0nM以下、4.0nM以下、3.0nM以下、2.0nM以下、1.0nM以下、0.50nM以下、0.10nM以下、0.050nM以下、0.01nM以下、0.005nM以下、または0.001nM以下の解離定数KDを特徴とする親和性でSEMA4Dに特異的に結合し、前記SEMA4Dが、ヒトSEMA4D、マウスSEMA4D、カニクイザルSEMA4D、マーモセットSEMA4D、またはそれらの組み合わせである、本発明1027または1028の抗体またはその断片。
[本発明1030]
SEMA4DのSEMA4D受容体への結合を阻害することができる、本発明1001〜1029のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1031]
前記SEMA4D受容体が、プレキシン−B1、プレキシン−B2、CD72、またはそれらの組み合わせである、本発明1030の抗体またはその断片。
[本発明1032]
ヒト対象への投与時に抗抗体免疫応答を最少限にしか引き起こさないかまたは引き起こさない、本発明1001〜1031のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1033]
前記抗体またはその断片に融合またはコンジュゲートされている異種部分をさらに含む、本発明1001〜1032のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1034]
前記異種部分が、ポリペプチド、細胞傷害剤、治療剤、プロドラッグ、脂質、糖質、核酸、検出可能な標識、ポリマー、またはそれらの組み合わせを含む、本発明1033の抗体またはその断片。
[本発明1035]
前記ポリペプチドが、結合分子、酵素、サイトカイン、リンホカイン、ホルモンペプチド、またはそれらの組み合わせを含む、本発明1034の抗体またはその断片。
[本発明1036]
前記細胞傷害剤が、放射性核種、生物毒素、酵素活性がある毒素、またはそれらの組み合わせを含む、本発明1034の抗体またはその断片。
[本発明1037]
前記検出可能な標識が、酵素、蛍光標識、化学発光標識、生物発光標識、放射性標識、またはそれらの組み合わせを含む、本発明1034の抗体またはその断片。
[本発明1038]
本発明1001〜1037のいずれかの抗体またはその断片と、キャリアとを含む、組成物。
[本発明1039]
本発明1001〜1037のいずれかの抗体もしくはその断片またはそのサブユニットをコードする1つまたは複数の核酸配列を含む、単離されたポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1040]
前記抗体またはその断片のVHをコードする核酸配列を含む、本発明1039のポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1041]
前記抗体またはその断片のVLをコードする核酸配列を含む、本発明1039のポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1042]
前記抗体またはその断片のVHをコードする核酸配列と、前記抗体またはその断片のVLをコードする核酸配列とを含む、本発明1039のポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1043]
前記VHをコードする核酸配列と前記VLをコードする核酸配列とが同一のベクター上に位置する、本発明1042のポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1044]
本発明1043のベクター。
[本発明1045]
前記VHをコードする核酸配列と前記VLをコードする核酸配列とが別々のベクター上に位置する、本発明1042のポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1046]
本発明1045のベクター。
[本発明1047]
前記抗体またはその断片の発現を可能にする遺伝因子をさらに含む、本発明1044または1046のベクター。
[本発明1048]
本発明1039〜1043もしくは1045のいずれかのポリヌクレオチドもしくはポリヌクレオチドの組み合わせを含むか、または本発明1044もしくは1046のベクターを含む、宿主細胞。
[本発明1049]
本発明1001〜1037のいずれかの抗体またはその断片を製造する方法であって、
本発明1048の宿主細胞を培養することと、前記抗体またはその断片を回収することとを含む、前記方法。
[本発明1050]
ヒト対象においてSEMA4Dを中和する方法であって、本発明1001〜1037のいずれかの抗体もしくはその断片または本発明1038の組成物を前記ヒト対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1051]
前記ヒト対象が、自己免疫疾患もしくは障害、炎症性疾患もしくは障害、がん、神経炎症性疾患もしくは障害、神経変性疾患もしくは障害、またはそれらの組み合わせについて治療を必要とする、本発明1050の方法。
[本発明1052]
前記神経炎症性疾患または障害が、多発性硬化症である、本発明1051の方法。
[本発明1053]
前記神経変性疾患または障害が、脳卒中、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、ダウン症候群、運動失調、筋委縮性側索硬化症(ALS)、前頭側頭型認知症(FTD)、HIV関連の認知障害、CNSループス、軽度認知障害、またはそれらの組み合わせである、本発明1051の方法。
[本発明1054]
前記自己免疫疾患または前記炎症性疾患が関節炎である、本発明1051の方法。
[本発明1055]
前記自己免疫疾患または前記炎症性疾患が関節リウマチである、本発明1054の方法。
[本発明1001]
重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)を含む、セマフォリン4D(SEMA4D)に特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片であって、
前記VHが、それぞれ配列番号2、配列番号3、及び配列番号4と同一、またはHCDRのうちの1つ、2つ、もしくは3つすべてにおける1つ、2つ、3つ、もしくは4つのアミノ酸置換を除いて同一のアミノ酸配列を含む相補性決定領域(HCDR)HCDR1、HCDR2、及びHCDR3を含み、且つ
前記VLが、それぞれ配列番号6、配列番号7、及び配列番号8と同一、またはLCDRのうちの1つ、2つ、もしくは3つすべてにおける1つ、2つ、3つ、もしくは4つのアミノ酸置換を除いて同一のアミノ酸配列を含む相補性決定領域(LCDR)LCDR1、LCDR2、及びLCDR3を含む、
前記抗体またはその抗原結合断片。
[本発明1002]
前記HCDR1、HCDR2、及びHCDR3が、それぞれ配列番号2、配列番号3、及び配列番号4と同一のアミノ酸配列を含み、且つ前記LCDR1、LCDR2、及びLCDR3が、それぞれ配列番号6、配列番号7、及び配列番号8と同一のアミノ酸配列を含む、本発明1001の抗体またはその断片。
[本発明1003]
前記VHが、フレームワーク領域(HFW)HFW1、HFW2、HFW3、及びHFW4をさらに含み、且つ前記VLが、フレームワーク領域(LFW)LFW1、LFW2、LFW3、及びLFW4をさらに含む、本発明1001または1002の抗体またはその断片。
[本発明1004]
前記フレームワーク領域が、ヒト抗体に由来する、本発明1003の抗体またはその断片。
[本発明1005]
前記フレームワーク領域が、非ヒト抗体に由来する、本発明1003の抗体またはその断片。
[本発明1006]
前記VHが、配列番号1のアミノ酸配列を含む、本発明1001〜1004のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1007]
前記VLが、配列番号5のアミノ酸配列を含む、本発明1001〜1004のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1008]
前記VHが配列番号1のアミノ酸配列を含み、且つ前記VLが配列番号5のアミノ酸配列を含む、本発明1001〜1004のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1009]
重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)を含む、セマフォリン4D(SEMA4D)に特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片であって、
前記VHが、配列番号1と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含む、前記抗体またはその抗原結合断片。
[本発明1010]
前記VLが、配列番号5と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含む、本発明1009の抗体またはその断片。
[本発明1011]
重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)を含む、セマフォリン4D(SEMA4D)に特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片であって、
前記VLが、配列番号5と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含む、前記抗体またはその抗原結合断片。
[本発明1012]
前記VLが、配列番号5と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含む、本発明1011の抗体またはその断片。
[本発明1013]
重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)を含む、セマフォリン4D(SEMA4D)に特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片であって、
前記VHが、配列番号1と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含み、且つ
前記VLが、配列番号5と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含む、前記抗体またはその抗原結合断片。
[本発明1014]
前記VHが配列番号1のアミノ酸配列を含み、且つ前記VLが配列番号5のアミノ酸配列を含む、本発明1013の抗体またはその断片。
[本発明1015]
前記VHのC末端に融合されている重鎖定常領域またはその断片をさらに含む、本発明1001〜1014のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1016]
前記重鎖定常領域またはその断片が、ヒト重鎖定常領域である、本発明1015の抗体またはその断片。
[本発明1017]
前記重鎖定常領域またはその断片が、ヒトIgG4定常領域である、本発明1016の抗体またはその断片。
[本発明1018]
前記重鎖定常領域またはその断片が、非ヒト重鎖定常領域である、本発明1015の抗体またはその断片。
[本発明1019]
前記重鎖定常領域またはその断片が、マウスIgG1定常領域である、本発明1018の抗体またはその断片。
[本発明1020]
前記VLのC末端に融合されている軽鎖定常領域またはその断片をさらに含む、本発明1001〜1019のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1021]
前記軽鎖定常領域またはその断片が、ヒト軽鎖定常領域である、本発明1020の抗体またはその断片。
[本発明1022]
前記軽鎖定常領域またはその断片が、ヒトラムダ軽鎖定常領域である、本発明1021の抗体またはその断片。
[本発明1023]
前記軽鎖定常領域またはその断片が、非ヒト軽鎖定常領域である、本発明1020の抗体またはその断片。
[本発明1024]
前記軽鎖定常領域またはその断片が、マウスラムダ軽鎖定常領域である、本発明1023の抗体またはその断片。
[本発明1025]
Fab断片、Fab’断片、F(ab’) 2 断片、Fd断片、単鎖Fv断片(scFv)、またはジスルフィド結合Fv断片(sdFv)である、本発明1001〜1024のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1026]
多重特異性である、本発明1001〜1025のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1027]
ヒトSEMA4D、マウスSEMA4D、ラットSEMA4D、または非ヒト霊長類SEMA4Dに特異的に結合することができる、本発明1001〜1026のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1028]
前記非ヒト霊長類SEMA4Dが、カニクイザルSEMA4DまたはマーモセットSEMA4Dである、本発明1027の抗体またはその断片。
[本発明1029]
前記抗体またはその断片が、500nM以下、100nM以下、50.0nM以下、40.0nM以下、30.0nM以下、20.0nM以下、10.0nM以下、9.0nM以下、8.0nM以下、7.0nM以下、6.0nM以下、5.0nM以下、4.0nM以下、3.0nM以下、2.0nM以下、1.0nM以下、0.50nM以下、0.10nM以下、0.050nM以下、0.01nM以下、0.005nM以下、または0.001nM以下の解離定数KDを特徴とする親和性でSEMA4Dに特異的に結合し、前記SEMA4Dが、ヒトSEMA4D、マウスSEMA4D、カニクイザルSEMA4D、マーモセットSEMA4D、またはそれらの組み合わせである、本発明1027または1028の抗体またはその断片。
[本発明1030]
SEMA4DのSEMA4D受容体への結合を阻害することができる、本発明1001〜1029のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1031]
前記SEMA4D受容体が、プレキシン−B1、プレキシン−B2、CD72、またはそれらの組み合わせである、本発明1030の抗体またはその断片。
[本発明1032]
ヒト対象への投与時に抗抗体免疫応答を最少限にしか引き起こさないかまたは引き起こさない、本発明1001〜1031のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1033]
前記抗体またはその断片に融合またはコンジュゲートされている異種部分をさらに含む、本発明1001〜1032のいずれかの抗体またはその断片。
[本発明1034]
前記異種部分が、ポリペプチド、細胞傷害剤、治療剤、プロドラッグ、脂質、糖質、核酸、検出可能な標識、ポリマー、またはそれらの組み合わせを含む、本発明1033の抗体またはその断片。
[本発明1035]
前記ポリペプチドが、結合分子、酵素、サイトカイン、リンホカイン、ホルモンペプチド、またはそれらの組み合わせを含む、本発明1034の抗体またはその断片。
[本発明1036]
前記細胞傷害剤が、放射性核種、生物毒素、酵素活性がある毒素、またはそれらの組み合わせを含む、本発明1034の抗体またはその断片。
[本発明1037]
前記検出可能な標識が、酵素、蛍光標識、化学発光標識、生物発光標識、放射性標識、またはそれらの組み合わせを含む、本発明1034の抗体またはその断片。
[本発明1038]
本発明1001〜1037のいずれかの抗体またはその断片と、キャリアとを含む、組成物。
[本発明1039]
本発明1001〜1037のいずれかの抗体もしくはその断片またはそのサブユニットをコードする1つまたは複数の核酸配列を含む、単離されたポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1040]
前記抗体またはその断片のVHをコードする核酸配列を含む、本発明1039のポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1041]
前記抗体またはその断片のVLをコードする核酸配列を含む、本発明1039のポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1042]
前記抗体またはその断片のVHをコードする核酸配列と、前記抗体またはその断片のVLをコードする核酸配列とを含む、本発明1039のポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1043]
前記VHをコードする核酸配列と前記VLをコードする核酸配列とが同一のベクター上に位置する、本発明1042のポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1044]
本発明1043のベクター。
[本発明1045]
前記VHをコードする核酸配列と前記VLをコードする核酸配列とが別々のベクター上に位置する、本発明1042のポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
[本発明1046]
本発明1045のベクター。
[本発明1047]
前記抗体またはその断片の発現を可能にする遺伝因子をさらに含む、本発明1044または1046のベクター。
[本発明1048]
本発明1039〜1043もしくは1045のいずれかのポリヌクレオチドもしくはポリヌクレオチドの組み合わせを含むか、または本発明1044もしくは1046のベクターを含む、宿主細胞。
[本発明1049]
本発明1001〜1037のいずれかの抗体またはその断片を製造する方法であって、
本発明1048の宿主細胞を培養することと、前記抗体またはその断片を回収することとを含む、前記方法。
[本発明1050]
ヒト対象においてSEMA4Dを中和する方法であって、本発明1001〜1037のいずれかの抗体もしくはその断片または本発明1038の組成物を前記ヒト対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1051]
前記ヒト対象が、自己免疫疾患もしくは障害、炎症性疾患もしくは障害、がん、神経炎症性疾患もしくは障害、神経変性疾患もしくは障害、またはそれらの組み合わせについて治療を必要とする、本発明1050の方法。
[本発明1052]
前記神経炎症性疾患または障害が、多発性硬化症である、本発明1051の方法。
[本発明1053]
前記神経変性疾患または障害が、脳卒中、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、ダウン症候群、運動失調、筋委縮性側索硬化症(ALS)、前頭側頭型認知症(FTD)、HIV関連の認知障害、CNSループス、軽度認知障害、またはそれらの組み合わせである、本発明1051の方法。
[本発明1054]
前記自己免疫疾患または前記炎症性疾患が関節炎である、本発明1051の方法。
[本発明1055]
前記自己免疫疾患または前記炎症性疾患が関節リウマチである、本発明1054の方法。
Claims (27)
- 重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)を含む、セマフォリン4D(SEMA4D)に特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片であって、
前記VHが、それぞれ配列番号2、配列番号3、及び配列番号4と同一、またはHCDRのうちの1つ、2つ、もしくは3つすべてにおける1つ、2つ、3つ、もしくは4つのアミノ酸置換を除いて同一のアミノ酸配列を含む相補性決定領域(HCDR)HCDR1、HCDR2、及びHCDR3を含み、且つ
前記VLが、それぞれ配列番号6、配列番号7、及び配列番号8と同一、またはLCDRのうちの1つ、2つ、もしくは3つすべてにおける1つ、2つ、3つ、もしくは4つのアミノ酸置換を除いて同一のアミノ酸配列を含む相補性決定領域(LCDR)LCDR1、LCDR2、及びLCDR3を含む、
前記抗体またはその抗原結合断片。 - 前記HCDR1、HCDR2、及びHCDR3が、それぞれ配列番号2、配列番号3、及び配列番号4と同一のアミノ酸配列を含み、且つ前記LCDR1、LCDR2、及びLCDR3が、それぞれ配列番号6、配列番号7、及び配列番号8と同一のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の抗体またはその断片。
- 前記VHが、フレームワーク領域(HFW)HFW1、HFW2、HFW3、及びHFW4をさらに含み、且つ前記VLが、フレームワーク領域(LFW)LFW1、LFW2、LFW3、及びLFW4をさらに含む、請求項1または2に記載の抗体またはその断片。
- 前記フレームワーク領域が、ヒト抗体に由来する、請求項3に記載の抗体またはその断片。
- 前記フレームワーク領域が、非ヒト抗体に由来する、請求項3に記載の抗体またはその断片。
- 前記VHが、配列番号1のアミノ酸配列を含むか、または
前記VLが、配列番号5のアミノ酸配列を含むか、または
前記VHが、配列番号1のアミノ酸配列を含み、かつ前記VLが、配列番号5のアミノ酸配列を含む、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の抗体またはその断片。 - 重鎖可変領域(VH)及び軽鎖可変領域(VL)を含む、セマフォリン4D(SEMA4D)に特異的に結合する抗体またはその抗原結合断片であって、
前記VHが、配列番号1と少なくとも80%、85%、90%、95%、もしくは100%同一のアミノ酸配列を含むか、または
前記VLが、配列番号5と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含むか、または
前記VHが、配列番号1と少なくとも80%、85%、90%、95%、もしくは100%同一のアミノ酸配列を含み、かつ前記VLが、配列番号5と少なくとも80%、85%、90%、95%、または100%同一のアミノ酸配列を含む、
前記抗体またはその抗原結合断片。 - 前記VHのC末端に融合されている重鎖定常領域またはその断片をさらに含み、前記重鎖定常領域またはその断片が、ヒト重鎖定常領域または非ヒト重鎖定常領域である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の抗体またはその断片。
- 前記重鎖定常領域またはその断片が、ヒトIgG4定常領域である、請求項8に記載の抗体またはその断片。
- 前記重鎖定常領域またはその断片が、非ヒト重鎖定常領域である、請求項8に記載の抗体またはその断片。
- 前記VLのC末端に融合されている軽鎖定常領域またはその断片をさらに含み、前記軽鎖定常領域またはその断片が、ヒト軽鎖定常領域または非ヒト軽鎖定常領域である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の抗体またはその断片。
- 前記軽鎖定常領域またはその断片が、ヒトラムダ軽鎖定常領域である、請求項11に記載の抗体またはその断片。
- 前記軽鎖定常領域またはその断片が、マウスラムダ軽鎖定常領域である、請求項11に記載の抗体またはその断片。
- Fab断片、Fab’断片、F(ab’)2断片、Fd断片、単鎖Fv断片(scFv)、またはジスルフィド結合Fv断片(sdFv)である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の抗体またはその断片。
- 多重特異性である、請求項1〜14のいずれか一項に記載の抗体またはその断片。
- ヒトSEMA4D、マウスSEMA4D、ラットSEMA4D、または非ヒト霊長類SEMA4Dに特異的に結合することができる、請求項1〜15のいずれか一項に記載の抗体またはその断片。
- SEMA4DのSEMA4D受容体への結合を阻害することができる、請求項1〜16のいずれか一項に記載の抗体またはその断片。
- 前記SEMA4D受容体が、プレキシン−B1、プレキシン−B2、CD72、またはそれらの組み合わせである、請求項17に記載の抗体またはその断片。
- 請求項1〜18のいずれか一項に記載の抗体またはその断片と、キャリアとを含む、医薬組成物。
- 請求項1〜18のいずれか一項に記載の抗体もしくはその断片またはそのサブユニットをコードする1つまたは複数の核酸配列を含む、単離されたポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの組み合わせ。
- 請求項20に記載のポリヌクレオチドもしくはポリヌクレオチドの組み合わせを含むか、または請求項20に記載のポリヌクレオチドもしくはポリヌクレオチドの組み合わせを含むベクターを含む、宿主細胞。
- 請求項1〜18のいずれか一項に記載の抗体またはその断片を製造する方法であって、
請求項21に記載の宿主細胞を培養することと、前記抗体またはその断片を回収することとを含む、前記方法。 - 請求項1〜18のいずれか一項に記載の抗体を含む、ヒト対象においてSEMA4Dを中和するための医薬組成物であって、ヒト対象が、自己免疫疾患もしくは障害、炎症性疾患もしくは障害、がん、神経炎症性疾患もしくは障害、神経変性疾患もしくは障害、またはそれらの組み合わせについて治療を必要とする、前記医薬組成物。
- 前記神経炎症性疾患または障害が、多発性硬化症である、請求項23に記載の医薬組成物。
- 前記疾患または障害が、脳卒中、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、ダウン症候群、運動失調、筋委縮性側索硬化症(ALS)、前頭側頭型認知症(FTD)、HIV関連の認知障害、CNSループス、軽度認知障害、またはそれらの組み合わせである、請求項23に記載の医薬組成物。
- 前記自己免疫疾患または前記炎症性疾患が関節炎である、請求項23に記載の医薬組成物。
- 前記自己免疫疾患または前記炎症性疾患が関節リウマチである、請求項23に記載の医薬組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023039438A JP7460819B2 (ja) | 2017-05-05 | 2023-03-14 | ヒト抗セマフォリン4d抗体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201762501981P | 2017-05-05 | 2017-05-05 | |
US62/501,981 | 2017-05-05 | ||
PCT/US2018/031263 WO2018204895A1 (en) | 2017-05-05 | 2018-05-04 | Human anti-semaphorin 4d antibody |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023039438A Division JP7460819B2 (ja) | 2017-05-05 | 2023-03-14 | ヒト抗セマフォリン4d抗体 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020518248A JP2020518248A (ja) | 2020-06-25 |
JP2020518248A5 true JP2020518248A5 (ja) | 2021-05-13 |
JP7246320B2 JP7246320B2 (ja) | 2023-03-27 |
Family
ID=64016767
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019560083A Active JP7246320B2 (ja) | 2017-05-05 | 2018-05-04 | ヒト抗セマフォリン4d抗体 |
JP2023039438A Active JP7460819B2 (ja) | 2017-05-05 | 2023-03-14 | ヒト抗セマフォリン4d抗体 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023039438A Active JP7460819B2 (ja) | 2017-05-05 | 2023-03-14 | ヒト抗セマフォリン4d抗体 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11427634B2 (ja) |
EP (1) | EP3618865A4 (ja) |
JP (2) | JP7246320B2 (ja) |
KR (1) | KR20200004324A (ja) |
CN (1) | CN110636858B (ja) |
AU (1) | AU2018261947A1 (ja) |
BR (1) | BR112019023138A2 (ja) |
CA (1) | CA3061963A1 (ja) |
MX (2) | MX2019013110A (ja) |
SG (1) | SG11201909466RA (ja) |
WO (1) | WO2018204895A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9708601B2 (en) | 2012-04-26 | 2017-07-18 | Vaccinex, Inc. | Fusion proteins to facilitate selection of cells infected with specific immunoglobulin gene recombinant vaccinia virus |
JP7072521B2 (ja) | 2016-04-22 | 2022-05-20 | バクシネックス インコーポレーティッド | ポックスウイルス細胞外エンベロープビリオン上での膜内在性タンパク質の提示 |
CN109563143A (zh) | 2016-08-02 | 2019-04-02 | 瓦西尼斯公司 | 在牛痘病毒/真核细胞中产生多核苷酸文库的改良方法 |
US20210032322A1 (en) | 2019-08-01 | 2021-02-04 | Vaccinex, Inc. | Combined inhibition of semaphorin-4d and tgf-beta and compositions therefor |
AU2021297152A1 (en) | 2020-06-25 | 2023-02-02 | The Sydney Children's Hospitals Network | Use of semaphorin-4D binding molecules for the treatment of Rett syndrome |
AU2021465518A1 (en) | 2021-09-27 | 2024-05-02 | Vaccinex, Inc. | Predictive outcome profiling for use of an anti-semaphorin-4d binding molecule to treat neurodegenerative disorders |
WO2023154906A1 (en) | 2022-02-13 | 2023-08-17 | Vaccinex, Inc. | Combination therapy with semaphorin-4d blockade and htt-lowering agent for treatment of huntington's disease |
Family Cites Families (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NZ201918A (en) | 1981-09-18 | 1987-04-30 | Genentech Inc | N-terminal methionyl analogues of bovine growth hormone |
US4741900A (en) | 1982-11-16 | 1988-05-03 | Cytogen Corporation | Antibody-metal ion complexes |
US4683195A (en) | 1986-01-30 | 1987-07-28 | Cetus Corporation | Process for amplifying, detecting, and/or-cloning nucleic acid sequences |
GB2183662B (en) | 1985-04-01 | 1989-01-25 | Celltech Ltd | Transformed myeloma cell-line and a process for the expression of a gene coding for a eukaryotic polypeptide employing same |
GB8601597D0 (en) | 1986-01-23 | 1986-02-26 | Wilson R H | Nucleotide sequences |
US4873192A (en) | 1987-02-17 | 1989-10-10 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Process for site specific mutagenesis without phenotypic selection |
US5892019A (en) | 1987-07-15 | 1999-04-06 | The United States Of America, As Represented By The Department Of Health And Human Services | Production of a single-gene-encoded immunoglobulin |
GB8717430D0 (en) | 1987-07-23 | 1987-08-26 | Celltech Ltd | Recombinant dna product |
ATE120454T1 (de) | 1988-06-14 | 1995-04-15 | Cetus Oncology Corp | Kupplungsmittel und sterisch gehinderte, mit disulfid gebundene konjugate daraus. |
US5530101A (en) | 1988-12-28 | 1996-06-25 | Protein Design Labs, Inc. | Humanized immunoglobulins |
US5116964A (en) | 1989-02-23 | 1992-05-26 | Genentech, Inc. | Hybrid immunoglobulins |
US5225538A (en) | 1989-02-23 | 1993-07-06 | Genentech, Inc. | Lymphocyte homing receptor/immunoglobulin fusion proteins |
IE63847B1 (en) | 1989-05-05 | 1995-06-14 | Res Dev Foundation | A novel antibody delivery system for biological response modifiers |
SG48759A1 (en) | 1990-01-12 | 2002-07-23 | Abgenix Inc | Generation of xenogenic antibodies |
US5314995A (en) | 1990-01-22 | 1994-05-24 | Oncogen | Therapeutic interleukin-2-antibody based fusion proteins |
AU654811B2 (en) | 1990-03-20 | 1994-11-24 | Trustees Of Columbia University In The City Of New York, The | Chimeric antibodies with receptor binding ligands in place of their constant region |
JPH09506761A (ja) | 1990-11-09 | 1997-07-08 | ステファン ディー.ギリーズ | サイトカインの免疫複合体 |
FR2686087A1 (fr) | 1992-01-13 | 1993-07-16 | Inst Nat Sante Rech Med | Nouvel antigene lymphocytaire, anticorps correspondant et leurs applications. |
US6737056B1 (en) | 1999-01-15 | 2004-05-18 | Genentech, Inc. | Polypeptide variants with altered effector function |
US20020102208A1 (en) | 1999-03-01 | 2002-08-01 | Paul Chinn | Radiolabeling kit and binding assay |
EP1340088B1 (en) | 2000-11-17 | 2007-01-17 | University Of Rochester | In vitro methods of producing and identifying immunoglobulin molecules in eukaryotic cells |
US7319139B2 (en) | 2001-01-29 | 2008-01-15 | Biogen Idec, Inc. | TAG-72 specific CH2 domain deleted antibodies |
US20040132101A1 (en) | 2002-09-27 | 2004-07-08 | Xencor | Optimized Fc variants and methods for their generation |
EP1442749A1 (en) | 2003-01-31 | 2004-08-04 | Institut National De La Sante Et De La Recherche Medicale (Inserm) | Use of anti-CD100 antibodies for the treatment and the diagnosis of inflammatory disorder affecting the central nervous system |
CN103030696B (zh) | 2006-05-30 | 2016-09-28 | 健泰科生物技术公司 | 抗体和免疫偶联物及其用途 |
EP2046834B9 (en) | 2006-08-11 | 2013-04-10 | Ono Pharmaceutical Co., Ltd. | Monoclonal antibodies against stromal derived factor-1 (sdf-1) |
DE602008004296D1 (de) | 2007-02-14 | 2011-02-17 | Vaccinex Inc | Humanisierte anti-cd100-antikörper |
FI20075278A0 (fi) * | 2007-04-20 | 2007-04-20 | Biotie Therapies Corp | Uudet täysin ihmisperäiset anti-VAP-1 monoklonaaliset vasta-aineet |
US20110022149A1 (en) | 2007-06-04 | 2011-01-27 | Cox Brian J | Methods and devices for treatment of vascular defects |
US8192738B2 (en) | 2008-09-19 | 2012-06-05 | Medimmune, Llc | Targeted antibodies directed to DLL4 |
NZ596136A (en) | 2009-05-08 | 2013-12-20 | Vaccinex Inc | Anti-cd100 antibodies and methods for using the same |
ES2640567T3 (es) * | 2011-05-13 | 2017-11-03 | National University Corporation Tokyo Medical And Dental University | Promotor de la osteogénesis |
CA2851805C (en) | 2011-10-11 | 2021-12-28 | Vaccinex, Inc. | Use of semaphorin-4d binding molecules for modulation of blood brain barrier permeability |
US9090709B2 (en) * | 2012-03-28 | 2015-07-28 | Vaccinex, Inc. | Anti-SEMA4D antibodies and epitopes |
US9708601B2 (en) * | 2012-04-26 | 2017-07-18 | Vaccinex, Inc. | Fusion proteins to facilitate selection of cells infected with specific immunoglobulin gene recombinant vaccinia virus |
US10494440B2 (en) * | 2012-05-11 | 2019-12-03 | Vaccinex, Inc. | Use of semaphorin-4D binding molecules to promote neurogenesis following stroke |
SG11201510505VA (en) | 2013-06-25 | 2016-01-28 | Vaccinex Inc | Use of semaphorin-4d inhibitory molecules in combination with an immune modulating therapy to inhibit tumor growth and metastases |
NZ630881A (en) | 2013-10-10 | 2016-03-31 | Vaccinex Inc | Use of semaphorin-4d binding molecules for treatment of atherosclerosis |
NZ630892A (en) | 2013-10-21 | 2016-03-31 | Vaccinex Inc | Use of semaphorin-4d binding molecules for treating neurodegenerative disorders |
CN104127862A (zh) * | 2014-08-14 | 2014-11-05 | 武汉大学 | Semaphorin 4D在预防及治疗骨代谢性疾病中的应用 |
JP6944747B2 (ja) * | 2014-12-15 | 2021-10-06 | モルフォシス・アーゲー | Il−17cに対する抗体 |
-
2018
- 2018-05-04 AU AU2018261947A patent/AU2018261947A1/en active Pending
- 2018-05-04 MX MX2019013110A patent/MX2019013110A/es unknown
- 2018-05-04 EP EP18793831.1A patent/EP3618865A4/en active Pending
- 2018-05-04 SG SG11201909466R patent/SG11201909466RA/en unknown
- 2018-05-04 WO PCT/US2018/031263 patent/WO2018204895A1/en active Application Filing
- 2018-05-04 CA CA3061963A patent/CA3061963A1/en active Pending
- 2018-05-04 BR BR112019023138-2A patent/BR112019023138A2/pt unknown
- 2018-05-04 US US16/611,209 patent/US11427634B2/en active Active
- 2018-05-04 CN CN201880029632.7A patent/CN110636858B/zh active Active
- 2018-05-04 KR KR1020197034009A patent/KR20200004324A/ko active IP Right Grant
- 2018-05-04 JP JP2019560083A patent/JP7246320B2/ja active Active
-
2019
- 2019-11-04 MX MX2023003519A patent/MX2023003519A/es unknown
-
2023
- 2023-03-14 JP JP2023039438A patent/JP7460819B2/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2020518248A5 (ja) | ||
US20240141053A1 (en) | Antibodies against tl1a and uses thereof | |
AU2011282476B2 (en) | Anti-IL-23 heterodimer specific antibodies | |
JP2011509245A5 (ja) | ||
JP7202185B2 (ja) | 抗cd3抗体及び該抗体を含む分子 | |
JP2018532766A5 (ja) | ||
RU2009128064A (ru) | Антитела к cd44 | |
US11472880B2 (en) | Humanized antibodies for CD3 | |
JP2020534830A5 (ja) | ||
JP2009523154A5 (ja) | ||
AU2014248636B2 (en) | Humanized anti-N2 antibodies | |
EP3581245A1 (en) | Antibodies to tau and uses thereof | |
WO2015191934A2 (en) | Blood-brain barrier (bbb) penetrating dual specific binding proteins for treating brain and neurological diseases | |
JP2005528914A5 (ja) | ||
RU2020130795A (ru) | Нейтрализующие антитела к env вич-1 и их применение | |
JP2019516392A5 (ja) | ||
CN109721656B (zh) | 靶向rankl的治疗性抗体 | |
JP2020515277A5 (ja) | ||
RU2014123030A (ru) | Антагонистические антитела против человеческого рецептора гормона роста и способы их применения | |
JPWO2019186276A5 (ja) | ||
CN115151567A (zh) | 治疗性Fc组合物的化学诱导结合和解离以及T细胞接合器与人血清白蛋白的化学诱导二聚化 | |
JP2019509714A5 (ja) | ||
RU2019131732A (ru) | Антитела человека против семафорина 4d | |
RU2022118930A (ru) | Антитела человека против семафорина-4d | |
JP2019518473A5 (ja) |